
同じ上方修正でも、翌日急騰する会社と無反応な会社に分かれる。違いは発表前に市場がどこまで予想していたかと、売買の厚み。小型株実例で「織り込み」の壁を解く。

8月16日、テルモ株が一時12.6%上昇。理由は「関税の影響による業績見通しの上方修正」。普通なら悪材料のはずの関税が、なぜ株価を跳ねさせたのか。数字より「修正理由の質」と「市場予想との差分」を読む習慣が身につく一編。

8月14日にアシックスが通期予想の上方修正と年間配当の増額を発表。翌日の株式市場で株価は10%超急伸し、上場来高値を更新しました。同じ会社が過去1年で何度も上方修正してきたのに、なぜ今回の増配はこれほど強く効いたのか。市場の期待との差と、株主還元が経営の自信を示すシグナルになる仕組みを解きます。

シチズン時計が通期業績予想を上方修正。時計メーカーとして知られる同社ですが、開示の中身を見ると利益を押し上げているのは工作機械や電子部品かもしれません。名前に騙されずに多角化企業の決算を読むコツを解説します。

コムチュアが8月14日に発表した「減損損失の計上」。現金が出ていかないのに業績予想が下がり、個人投資家を混乱させがちなこの会計処理。減損は過去の投資の通信簿であり、将来の稼ぐ力の変化を知らせる信号です。仕組みと株への影響を、身近なたとえで読み解きます。

上方修正の「質」を分解すると、単価上昇と為替が効いている。数量だけ見ると別の景色が見えてくる。8月14日の最高値更新の裏にあった、本当の成長要因を考える。

DICが経常利益を52%も上方修正し、9期ぶりの最高益まで発表したのに、株価はほとんど動かなかった。誰もが口にする「織り込み済み」という言葉。でも、それだけで片付けるのはちょっと危険だ。実は、同じ上方修正でも株が急騰するケースとしないケースがある。その境目は、あなたが思っている場所にはない。

円安になれば輸出企業は儲かる——あなたがそう信じているなら、8月7日のシャープの下方修正は不可解に見えたはずだ。なぜ円安が足を引っ張るのか。同じ日に上方修正したINPEXとの比較を通じて、企業の「為替感応度」を見極める新たなリテラシーを紹介する。
7月31日、村田製作所やデンソーなど100社超が一斉に業績予想を修正。ほとんどが「上方修正」でした。でも、週明けに全部買われるわけではありません。むしろ、発表後にガクッと下がる銘柄が続出する。なぜか? それは「上方修正」という言葉に、二つの顔があるからです。
7月28日、ICやアバールなど、複数企業が一斉に「投資有価証券売却益」を発表。なぜ同じ日に集中? この利益、見かけの増益に惑わされず、本質を見抜くための思考法を解説します。
今日、日経平均が2566円安という歴史的な急落を記録した。その最中、なぜか日本取引所グループ(JPX)が業績と配当の上方修正を発表。暴落は普通、悪いニュースのはず。でも取引所のビジネスモデルを知れば、この逆説がすっきり腑に落ちる。
大塚HDが通期最終利益を一転24%増益に上方修正。このニュース、どこまで喜んでいいのか。増益率の数字は鮮度が命。為替の追い風や一過性の利益が紛れ込んでいないか、決算の「質」を分解しながら、本当に持続可能な利益成長なのかを探る。
太平洋セメが工場売却で利益を上乗せ。一見良い話だけれど、本業で稼いだわけではない。「特別利益」のマジックに騙されないための、損益計算書の読み解き方。
パラカが業績上方修正と増配を発表。良いニュースのはずなのに、株価は下落。この矛盾を読み解けば、決算や開示に振り回されない「数字の嗅覚」が身につく。
減益予想と同時に増配を発表したC&R社。普通に考えれば矛盾ですが、実は配当は会計上の利益よりキャッシュフローで決まります。このニュースを入り口に、高配当銘柄の真の見極め方を解説します。

今日午前、アサヒが通期決算を発表。売上も利益も伸びているのに、株価はほぼ動かず。これは市場がとっくに情報を価格に「織り込み済み」だった証拠。ビールと天候の関係を糸口に、決算発表の前に何が起きているのかを解説します。
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