マクロ市場全体2026年8月9日 (日)
日米が28年ぶり円買い協調介入、財務相も再介入を警告 155円の壁はなお厚い
日銀と米当局が円を買い支える異例の協調介入を実施。ヘッジファンドの円売り持ち高は半減したが、財務相は必要なら再介入する構え。焦点は9月の日銀会合に移る。

米連邦準備制度理事会(FRB)と米財務省が、日本の円買い介入に加わった。日米そろっての協調介入は28年ぶりという異例の対応で、円相場は1ドル155円の壁を巡る攻防が続いている。
何が起きた
2026年8月上旬、日銀と米連邦準備制度理事会(FRB)、米財務省が円を買い支える協調介入を行いました。日米がそろって円を買うのは28年ぶりの異例事態です。
円相場は1ドル155円前後で推移しており、財務相は必要に応じて再介入する考えを示しました。
市場では、円安を見込んで円を売っていたヘッジファンドの持ち高が、約半分に減ったと報じられています。投機的な円売りは一服していますが、円高が定着するかは見通せていません。
そもそも
- •為替介入は財務省の判断で日銀が円を買う仕組みです。米当局が加わるのは極めて珍しい対応です。
- •円安は輸入物価を押し上げ、家計や中小企業の負担になります。政府は行き過ぎた変動を抑える狙いです。
- •日銀は政策金利を1%に据え置いたばかりで、次の9月会合での追加利上げが注目されます。
- •ヘッジファンドの円売りは日米金利差を見込んだ取引で、金利差が縮まらない限り円安圧力は残ります。
数字で見る
- •28年ぶり — 日米による円買い協調介入が実施されたのは
- •1ドル155円 — 市場で意識された円相場の節目
- •半減 — ヘッジファンドの円売り持ち高が約半分に減った
なぜ重要か
- •介入の効果は投機のけん制にあり、実際に円売り持ち高は半減しました
- •円買いには巨額のドル売りが必要で、財務省の対応には限界があります
- •円安の根本には日米金利差があり、米利下げが進まない限り圧力は続きます
- •米当局が参加したのは、急激な円安が世界経済の不安定要因になるためです
円相場の主役は介入から日銀の利上げ判断へと移っています。9月の会合が次の山場です。
この先
- •9月の日銀会合で追加利上げが決まるか — 決まれば円高への流れが強まります
- •円が再び155円台まで下落するか — 財務相は再介入の構えを見せています
- •米国の雇用・物価統計 — 利下げ観測が強まれば円買い・ドル売りが進みます
3行まとめ
- •日米が28年ぶりに円買い介入
- •円売り持ち高は半減したが壁は厚い
- •焦点は9月の日銀会合に移る
出典 (一次情報)
2026年8月9日 (日) のほかのニュース
- KOKUSAIが通期上方修正、半導体装置の受注想定超 AI需要の底堅さ示す半導体製造装置大手のKOKUSAIが通期業績を上方修正。「受注が想定以上に強い」とし、AI関連投資の底堅さを示した。
- 中国7月CPIが予想下回る0.5%上昇、需要の弱さが鮮明に中国の7月消費者物価は前年比0.5%上昇と市場予想を下回りました。生産者物価は3.5%上昇と伸びが鈍化し、内需の冷え込みが続いています。
- ホルムズ海峡の混乱でジェット燃料逼迫、航空各社が確保に奔走中東ホルムズ海峡をめぐる緊張が長引き、世界の航空各社がジェット燃料の確保に追われています。原油高がインフレに波及するかが焦点です。
- 米バークシャー、15四半期ぶり株買い越し 4〜6月に3兆円バフェット氏率いる米バークシャーが15四半期ぶりに株の買い越しへ。4〜6月期の買い越し額は3兆円で、相場の資金流れに変化の兆しです。
本解説はAIが生成しています(編集方針)。出典リンクから一次情報を確認できます。特定銘柄の売買を推奨するものではありません。