M&A個別企業2026年8月22日 (土)
カカクコムにTOB開始予定、時価総額7千億円超のネット大手が買収対象に
カカクコムがBCPE Blitz Caymanによる公開買付けの開始予定を開示。LINEヤフーも経過開示を出し、非公開化の可能性が焦点です。

カカクコムが、海外の買収主体による公開買付け(TOB)の開始予定を明らかにしました。時価総額7,334億円のネットサービス大手が、株式市場から姿を消す可能性が出てきたのです。価格比較サイト「価格.com」を運営する会社が、買収の舞台に立つことになります。
何が起きた
カカクコムは8月21日、BCPE Blitz Cayman, L.P.によるTOBの開始予定について、経過を開示しました。同じ日にLINEヤフーも関連する経過開示を出しています。
TOBが成立すれば、カカクコムの株主は保有株を現金に換えることができます。買付価格や開始時期はまだ明らかになっていません。
上場を廃止する非公開化の手続きに進むかどうかが、今後の焦点です。
そもそも
- •カカクコムは価格比較サイト「価格.com」やレストラン検索「食べログ」を運営するネット企業です。
- •LINEヤフーは検索サービス「Yahoo! JAPAN」などを手がけ、カカクコムと資本・業務提携の関係にあります。
- •TOBは、株主から株式を買い集めて会社を買収する手法です。
- •買い付けが成功すると、会社は上場を廃止できます。
- •日本のネット企業は、海外の投資家から見て割安と評価されることがあります。
数字で見る
- •7,334億円 — カカクコムの時価総額。買収対象となる企業の規模です。
- •36,184億円 — LINEヤフーの時価総額。関連会社として経過開示を出しています。
なぜ重要か
- •時価総額7千億円超のネット大手が、海外の買収主体の対象になるのは異例です。
- •非公開化されれば、短期的な決算よりも中長期の事業再編が優先されます。
- •日本のネット企業を大型買収する動きが広がるきっかけになる可能性があります。
- •LINEヤフーとの提携関係が、買収後にどう変わるかが焦点です。
買収主体の狙い次第で、ネット業界の再編が一気に進む可能性があります。今後の正式発表で、買収の全体像が見えてきそうです。
この先
- •買付価格と買付期間の正式発表があるかが最初の確認点です。
- •カカクコム取締役会が賛成を推奨するかどうかも注目です。
- •LINEヤフーが保有する株式をどう扱うか、追加開示が出るかを確認します。
3行まとめ
- •カカクコムに海外の買収主体からTOB開始予定
- •時価総額7,334億円、非公開化の可能性
- •買収後の事業再編が焦点に
出典 (一次情報)
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