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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値
2026年8月18日 火曜日38 · 06:48発行
超!エブリデイ新聞

米株3日続落、円159円台。東京は半導体が支え

原油高と米利上げ観測でNYダウは272ドル安。一方で半導体株は底堅く、SOX指数は1.6%高。日経平均は前日比506円高の6万9220円と、米株安に動じなかった。けさの東京市場は、半導体がどこまで支えるかが焦点です。

昨夜のNY市場は、原油高が圧迫しました。米イラン交渉が停滞し、原油先物は上昇。ガソリン価格の上昇がインフレ再燃を招くとの見方から、長期金利は2007年以来の水準に達しました。その結果、NYダウは272ドル安と続落したものの、半導体株はしっかり。SOX指数は1.6%高でした。

一方の東京市場は、前日に日経平均が506円高。米株安の影響は限定的で、半導体関連が下支えしました。きょうは、日本時間の午後に米小売企業の決算が相次ぎます。原油高で消費が冷えていないか、数字が物語る一日になりそうです。

相場06:48時点 · 前営業日終値との比較
日経平均
69,220.25
+506.45(+0.74%)
NYダウ
53,459.78
-272.63(-0.51%)
ドル円
159.37
+0.06(+0.04%)
NASDAQ
26,644.91
-84.25(-0.32%)
S&P 500
7,745.06
-40.70(-0.52%)
SOX 指数
12,621.01
+203.96(+1.64%)
日本の経済

東証上場企業の4〜6月期、純利益73.5%増

東証上場企業の4〜6月期の純利益が前年同期比で73.5%増え、2年ぶりの増益となりました。自動車や半導体関連がけん引しました。円安が輸出企業の収益を押し上げた面もあります。

企業の懐は温かい。しかし、円安の追い風は今後弱まる可能性があります。為替の影響を除いた実力を見極める必要があります。

長期金利2.93%、29年10カ月ぶりの高水準

国内の長期金利が上昇し、2.93%と29年10カ月ぶりの高水準をつけました。日銀が年内にも追加利上げに踏み切るとの観測が強まっています。

住宅ローンの金利にも影響が出始めています。預金金利は上がりますが、借り手には逆風です。家計への影響を注視したいところです。

セブン&アイ、割当先への新株交付が完了

セブン&アイ・ホールディングスは、第三者割当による自己株式の処分の払い込みが完了したと発表しました。資本提携の一環で、希薄化を抑える狙いがあります。

巨大企業の資金調達手法も多様化しています。株主への影響を最小限にしながら、提携を進める動きが増えています。

日本精蝋が急伸32%超、材料は何か

前日の東京市場で日本精蝋が32.5%高と急伸しました。中小型株に資金が向かう中、材料に関心が集まりました。同社は特殊なワックスを製造しています。

小型株の急騰は、個人投資家の物色が活発なサインです。相場全体に余裕があるときの現象で、過熱感の目安になります。

世界の経済

原油高、イラン交渉停滞で再燃

米国とイランの核交渉の停滞で、原油価格が上昇しました。トランプ政権はイランとの合意延長を否定。原油先物は上昇し、ガソリン価格にも波及しています。

エネルギー価格が上がると、企業のコストが増え、家計も圧迫されます。インフレの再燃リスクが株式市場の重荷です。

NYダウ続落も、半導体は強い

昨夜のNY市場でNYダウは272ドル安と3日続落しました。原油高と金利上昇が嫌気されました。一方、半導体セクターは堅調でSOX指数は1.6%高でした。

市場の関心は、ハイテク企業の成長性に向いています。金利上昇に弱い面はあるものの、業績期待が勝っている局面です。

30年物米国債利回り、2007年以来の高さ

米30年物国債の利回りが、2007年以来の高水準に達しました。原油高と国債の増発懸念が背景にあります。長期金利の上昇は、住宅ローンや企業の借り入れコストを押し上げます。

金利上昇の流れは、株式市場への逆風として意識されます。とくにハイテク株の割高感が意識されやすくなります。

フィリピン、出稼ぎから半導体へ

フィリピン経済が変わりつつあります。従来の出稼ぎ労働に代わり、半導体産業が成長の柱になりつつあります。AIブームで半導体需要が拡大し、製造拠点としての投資が増えています。

世界の半導体サプライチェーンが拡大しています。東南アジアへの分散投資が進む中、新たな成長国が生まれています。

コラム

半導体がつなぐ世界の温度差

米株は3日続落した。NYダウは272ドル安。原油高と米利上げ観測が重しになった。ところが半導体株は強い。SOX指数は1.6%高。けさの東京も日経平均は506円高の6万9220円で、米株安をものともしなかった。市場の中心は、はっきり半導体にある。

この流れは先週から続いている。半導体株が戻り買われ、SOX指数が2.5%上昇したのが10日。週末15日には、半導体材料の住友ベークライトが最高値圏に達した。今週に入っても、日経平均の上昇を支えたのは半導体だった。一方で原油高が続き、米長期金利は30年物が2007年以来の高さをつけた。

半導体と原油、この二つの相場が世界を分断している。半導体はAI需要を背景に、企業の成長期待を担う。原油はイラン交渉の停滞で上昇し、インフレ再燃の種になる。米国では原油高が利上げ観測を強め、株価の重しになる。だが日本では半導体の力が勝り、株高を支える。同じ半導体でも、米SOX指数は1.6%高だったが、東京の半導体関連はさらに強い。

フィリピン経済の変化を示すニュースもあった。出稼ぎ労働から半導体産業への転換。世界の半導体サプライチェーンが東南アジアへ広がる中、新たな成長国が生まれている。半導体の熱は、単なる株価の話題ではない。産業の地図が書き換わりつつある。

半導体の強さは、どこまで続くのか。米国の金利上昇はハイテク株の割高感をあぶり出すが、業績期待が上回っている。原油高が長期化すれば、コスト増が半導体企業の利益を削る懸念も出る。だが、AI需要が続く限り、半導体の引力は衰えないとみる。読者の生活にも、半導体の影は忍び寄る。家電から車まで、値段にAIの気配が混ざり始めた。

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発行 超!企業DB · この号は06:48に発行しました。数値は発行時点のものです。内容は情報提供を目的としており、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。