海外海外2026年7月29日 (水)
韓国KOSPIが7%急落、半導体売りが連鎖 日本市場にも波及
韓国総合株価指数(KOSPI)が29日に7%超下落、2020年以来の大幅安。SKハイニックスなど半導体株が急落し、AI投資過熱懸念が再燃。日本の半導体株にも売りが広がり、日経平均は930円安。
南隣の韓国株式市場が29日、2020年以来最大の7%超下落を記録しました。半導体メモリー大手のSKハイニックスが10%を超える急落となるなど、AI関連株に売りが殺到。この衝撃は東京市場にも波及し、日経平均は930円安と続落しました。背景には、AI投資への過熱感の後退と中東リスクの高まりがあります。
何が起きた
29日の韓国株式市場で、総合株価指数(KOSPI)は前日比7%超下落して終了しました。終値としては2020年3月以来の大幅な下げ幅です。
半導体セクターが特に弱く、SKハイニックスが約10%安、サムスン電子も4%超下落しました。AI向け半導体需要の先行き不透明感が売りを加速させました。
韓国市場の急落は日本市場に波及し、日経平均は930円安の6万1434円で引けました。東京エレクトロンやアドバンテストなどの半導体関連銘柄が売られました。
そもそも
- •韓国KOSPIは半導体銘柄の時価総額比率が約3割と非常に高い
- •SKハイニックスはNVIDIA向けHBM(高帯域メモリ )で急成長してきた
- •直近のNVIDIA決算でAI投資回収への懐疑論が浮上し、世界半導体株が調整
- •中東のイラン情勢緊迫で原油価格が上昇し、インフレ懸念も重なった
- •29日夜には米FOMC(連邦公開市場委員会)の結果公表を控え、警戒感が強かった
数字で見る
- •7%超 — 韓国KOSPIの29日下落率。2020年3月以来の大幅安
- •約10% — SKハイニックスの株価下落率
- •930円 — 日経平均の下落幅。半導体株が日経平均を約880円押し下げ
なぜ重要か
- •韓国は「半導体バロメーター」。AI需要の先行指標として世界の投資家が注目
- •直近のNVIDIA急落でAIバブル警戒が強まり、高PERの半導体株が真っ先に売られた
- •原油高が進むと金融引き締め長期化懸念が強く、成長株の評価が下がる構造がある
- •日本市場は韓国と似た産業構造を持つため、連鎖売りが起こりやすい
今回の韓国株急落は、AI一辺倒だった投資テーマの転換点となる可能性があります。半導体の「スーパーサイクル」論に陰りが見え始め、市場は次の成長領域を探し始めています。
この先
- •FOMCで利下げ期待がどう変化するか – タカ派的結果なら半導体売り継続のリスク
- •SKハイニックスやサムスン電子の株価が戻るか – テクニカルサポートを下回ると追加下落
- •日本半導体銘柄(東京エレクトロン、アドバンテスト)の翌営業日の反応を注視
3行まとめ
- •韓国KOSPIが7%超急落、半導体株が主導
- •AI投資過熱懸念と中東リスクが背景
- •日本市場も日経平均930円安と連鎖下落
出典 (一次情報)
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