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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

ASAHI EITOホールディングス

ASAHI EITO HOLDINGS CO.,LTD.5341 · Standard · ガラス・土石製品

住まいと暮らしを支える総合住宅関連企業。衛生陶器・洗面機器に加え、太陽光発電や不動産も展開。

概要

1950年に衛生陶器メーカーとして創業。2009年に衛陶工場を閉鎖後、M&Aや新規事業展開により、太陽光発電システム販売やリフォーム事業など住まいと暮らし全般を扱うホールディングスへ変貌した。東証スタンダード市場上場(コード5341)、連結売上高43億円(2025年11月期)、従業員146名。

住まい事業・暮らし事業・投資事業の三本柱

当社グループは「住まい事業」「暮らし事業」「投資事業」の三つのセグメントで構成される。住まい事業は衛生陶器・洗面化粧台・附属器具の販売及び建築仕上塗材の販売を担い、売上高26億7千万円(2025年11月期)と全体の約62%を占める。暮らし事業は太陽光発電システムと蓄電池の施工販売が中心で、売上高16億6千万円、営業利益2,200万円を計上した。投資事業はグループ内のM&Aや不動産賃貸を扱い、売上高600万円、営業利益358万円と黒字である。全体では営業損失2億7千万円となり、住まい事業の赤字が響く。

売上回復も赤字続く収益構造

2012年11月期の売上高32億円から2015年以降減少傾向に入り、2021年11月期には18億円まで落ち込んだ。これは2009年の衛陶工場閉鎖や事業環境変化による。その後、M&Aによる事業多様化や太陽光施工販売の拡大で収入は回復し、2025年11月期には43億円と過去10年で最高を記録した。しかし、原材料高騰や新規事業立ち上げ費用により、2023年以降は営業損失が続く。2025年11月期の営業損失は2億7千万円、親会社株主帰属当期純損失は3億4千万円。

持株会社体制とグループ企業

2012年に持株会社体制へ移行し、ASAHI EITOホールディングス株式会社がグループ全体を統括する。主要子会社には、衛生陶器販売を担うアサヒ衛陶株式会社、ベトナムの生産拠点VINA ASAHI CO.,LTD.、建材の山本窯業化工株式会社のほか、太陽光関連のアサヒノーブルガス(旧アサヒホームテクノ)、施設管理のアサヒエレベーション、不動産のフラグシップスなどがある。グループ全体で146名の従業員を抱え、大阪市中央区に本社を置く。

事業多角化と財務課題への対応

当社グループは「住宅設備メーカーから住まいと暮らし創造企業グループへ」を基本方針に掲げる。2024年10月にリフォーム・リノベーション事業を開始し、ホームセンターでの太陽光・蓄電池の催事営業を本格化した。住環境以外では希ガス事業にも着手している。しかし収益性改善は途上で、2025年12月には第三者割当による新株式及び新株予約権の発行を決議し、財務基盤の安定化を図る方針である。

業界の中での役割は住宅設備機器メーカーとして、衛生陶器・洗面機器を供給。また、エネルギー事業も展開。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
43億円
営業利益
-3億円
営業利益率
-7.0%
純利益
-3億円
2025/11 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01住まい事業主力

衛生機器(衛生陶器、水洗便器セットなど)と洗面機器(洗面化粧台、化粧鏡など)を製造・販売する。また、建築仕上塗材の販売も行う。住宅設備の総合サプライヤーとして、新築・リフォーム市場に製品を提供する。

主な製品・サービス4
衛生陶器
便器や洗面ボウルなど陶器製の衛生器具。水回りに必須の設備。
水洗便器セット
便器とロータンク、便座などで構成されるセット商品。
洗面化粧台
洗面ボウル、鏡、キャビネットが一体となった洗面設備。
建築仕上塗材
建築物の内外装に使用される仕上げ用塗材。意匠性と耐久性を提供する。

02暮らし事業準主力

太陽光発電システムや蓄電池システムの施工販売、施設管理、不動産販売を行う。住まいのエネルギー自給と快適な暮らしを支援する。

主な製品・サービス2
太陽光発電システム
住宅向け太陽光パネルと周辺機器を施工・販売。再生可能エネルギーによる発電を実現。
蓄電池システム
太陽光で発電した電力を蓄え、夜間や停電時に使用できるシステム。

03投資事業副次

M&Aや不動産賃貸を行う。グループ全体の成長を支える。

製品と技術

衛生陶器・洗面化粧台を軸とした住まい事業

住まい事業の主力製品は衛生陶器(水洗便器・洗面器)と洗面化粧台、附属器具である。かつては自社工場で製造していたが、2009年の工場閉鎖後はベトナム子会社VINA ASAHIでの生産や外部調達に切り替えた。建築仕上塗材は子会社山本窯業化工が扱い、外壁や内装用の塗材を販売している。これらの製品は主に住宅設備販売店や工務店へ供給される。

太陽光発電と蓄電池の施工・販売事業

暮らし事業の中核は太陽光発電システムと家庭用蓄電池の販売および施工である。2024年よりホームセンターでの催事営業を本格化し、契約件数が増加している。グループ会社のアサヒノーブルガス(旧アサヒホームテクノ)が施工を担当する。2025年11月期の暮らし事業売上は16億6千万円と前期比13.6%増加した。

新規事業:リフォーム・リノベーションと希ガス

2024年10月に開始したリフォーム・リノベーション事業は、グループ各社の強みを活かして住宅改修工事を一括請負する。また、住環境以外では希ガス(アルゴン、ヘリウム等)の販売事業にも参入し、産業用ガス市場への進出を試みている。これら新規事業は立ち上げ段階で売上貢献は限定的だが、今後の成長の柱として期待されている。

グループ全体の品質管理と技術力

2001年11月にISO9001認証を取得し品質管理体制を構築。衛生陶器分野では長期の製造経験から水回り製品の機能性とデザイン性に強みを持つ。近年は太陽光発電システムの施工技術やリフォーム工事のノウハウを蓄積している。ただし、現在は製造拠点をベトナムに移しており、国内での生産技術は限定的である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

ガラス・土石製品のなかでの位置

耐火物大手だが赤字体質からの脱却急務

耐火物メーカー。売上高40億円だが営業損失3億円(営業損失率7.5%)。競合のAGC(5201)や日本板硝子(5202)はガラス事業で規模が大きく、日東紡績(3110)は高機能素材で粗利が高い。当社は収益構造が脆弱。来期も赤字予想で、抜本的な事業構造改革が必要。

強み

  • 長年の耐火物製造実績と顧客との取引関係。
  • 多品種対応が可能。顧客ニーズに柔軟に対応。
  • 過去比で売上は増加傾向。需要自体は存在。
  • 競合減少による需要取り込みの可能性。

課題

  • 24/11期、25/11期とも営業赤字。抜本策が必要。
  • 原価率高く、売上規模に見合う利益が出ていない。
  • AGCなど大手上場企業に対しリソースで劣る。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

ガラス・土石製品の時価総額近傍。太字がASAHI EITOホールディングス

時価総額で並べると、掲載7社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15216倉元製作所74億円
25355日本坩堝47億円10.4倍
35279日本興業37億円6.1倍
45271トーヨーアサノ33億円
55287イトーヨーギョー31億円8.0倍
65341ASAHI EITOホールディングス10億円
75380新東10億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 19件

衛生陶器メーカーとして創業した1950年

1950年12月、大阪市住吉区で丹司製陶所を継承し、資本金700万円で丹司製陶株式会社を設立。衛生陶器の製造を開始した。1964年1月には社名をアサヒ衛陶株式会社に変更し、同年5月に東京営業所を開設。1965年2月には大阪府南河内郡(現堺市美原区)に美原工場を建設し、生産体制を拡充した。

大阪証券取引所上場と製品多様化

1967年11月、大阪証券取引所第二部に株式を上場。1968年6月から附属器具の製造を開始し、1972年6月には洗面化粧台の製造に乗り出した。衛生陶器に加え洗面機器など周辺製品へと事業領域を広げ、1981年5月には本社を美原工場内に移転し大阪営業所を併設した。

物流拠点の整備と全国展開

1993年3月に香川県に香川物流倉庫(現香川事業所)を開設し物流機能を強化。1997年11月には栃木県に栃木物流センターを開設した。九州地区では1994年7月に営業拠点を佐賀県鳥栖市に移転し九州営業所とした。2005年には市町村合併により本社所在地が堺市に変更された。

衛陶工場閉鎖とベトナム生産子会社設立

2009年11月、長年主力だった美原工場(衛陶工場)を閉鎖し国内生産から撤退。2011年7月にはベトナム社会主義共和国ホーチミン市に子会社VINA ASAHI CO.,LTD.を設立し海外生産を開始した。同年12月に開設した北関東営業所は翌年閉鎖するなど拠点の統廃合も進めた。

持株会社移行と新たな事業領域への進出

2012年12月、本社を堺市から大阪市中央区に移転するとともに生産・物流機能を香川事業所に集約。同時にアサヒ衛陶からASAHI EITOホールディングスへ社名変更し、新設分割により持株会社体制へ移行した。この年、友キ貿易(アサヒニノス)や日本ライフエレベーション(アサヒエレベーション)などを相次ぎ子会社化し事業多角化を加速した。

M&Aによるグループ拡大と新規事業の開始

2012年以降もM&Aを継続し、フラグシップス、山本窯業化工などを子会社化。チャミ・コーポレーションは非子会社化するなど選別も行った。2024年10月にはリフォーム・リノベーション事業を立ち上げ、ホームセンターでの太陽光・蓄電池催事営業を本格化。住環境以外の希ガス事業も開始し、事業ポートフォリオの拡大を図っている。

年表19件を開く

1950年代

  • 1950年12月創業大阪市住吉区において衛生陶器の製造を行っていた丹司製陶所を継承して、資本金7百万円をもって丹司製陶株式会社を設立

1960年代

  • 1964年1月商号変更アサヒ衛陶株式会社に社名変更
  • 1964年5月東京都北区に東京営業所(現:東京支店)を開設
  • 1965年2月大阪府南河内郡(現:堺市美原区)に美原工場(旧衛陶工場)を建設
  • 1967年6月福岡市博多区に福岡出張所(旧福岡営業所)を開設
  • 1967年11月上場大阪証券取引所(市場第二部)へ株式を上場
  • 1968年6月附属器具の製造開始

1970年代

  • 1972年6月洗面化粧台の製造開始

1980年代

  • 1981年5月大阪府南河内郡(現:堺市美原区)に本社[大阪営業所(現:大阪支店)を併設]を移転

1990年代

  • 1993年3月香川県大川郡(現:香川県東かがわ市)に香川物流倉庫(現:香川事業所)を開設
  • 1994年7月九州地区の営業拠点を福岡市博多区から佐賀県鳥栖市に移転し、九州営業所(現:九州支店)を開設
  • 1997年11月栃木県芳賀郡に栃木物流センター(旧北関東営業所)を開設

2000年代

  • 2001年11月ISO9001認証取得
  • 2001年12月東京特需部に東京支店を併設
  • 2002年12月M&A東京特需部を東京支店に統合
  • 2005年2月M&A市町村合併により本社所在地が大阪府南河内郡より大阪府堺市(現:堺市美原区)に住所表示変更
  • 2009年11月衛陶工場の閉鎖

2010年代

  • 2011年7月ベトナム社会主義共和国ホーチミン市に子会社(VINA ASAHI.,CO.LTD.)設立
  • 2012年12月上場栃木県芳賀郡に北関東営業所を開設 市場統合により東京証券取引所第二部上場に移行 北関東営業所の閉鎖 本社所在地を堺市美原区から大阪市中央区に移転するとともに、生産・物流機能を香川物流センター(現:香川事業所)に集約 広島市安佐南区に中四国営業所を開設 福岡市南区に子会社(株式会社アサヒホームテクノ(現:株式会社アサヒノーブルガス))設立 友キ貿易株式会社に出資、子会社化(翌4月に社名をアサヒニノス株式会社と変更)東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所スタンダード市場へ移行 株式会社チャミ・コーポレーションに出資、子会社化 日本ライフエレベーション株式会社を株式交付により子会社化(同年7月に社名をアサヒエレベーション株式会社と変更) ASAHI EITOホールディングス株式会社に社名変更 アサヒ衛陶株式会社を新設分割し、持株会社へ移行 フラグシップス株式会社を株式交付により子会社化 山本窯業化工株式会社の全株式を取得、子会社化 株式会社チャミ・コーポレーションを株式譲渡により非子会社化 株式会社アサヒピュアケミを設立、支配力基準により子会社 化 フラグシップス株式会社の全

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/11期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    事業多様化戦略の推進

    衛生陶器事業を基幹としつつ、企業買収や新規事業を通じて事業の多様化を積極的に推進する。グループ企業の強みを活かした事業シナジーの創出にも重点を置き、事業拡大を目指す。

  2. 02

    リフォーム・リノベーション事業の開始

    2024年10月より「ホールディングス事業開発グループ」と「催事営業グループ」を創設し、グループ各社の協力のもとリフォーム・リノベーション事業を開始した。

  3. 03

    太陽光・蓄電池設備の催事営業

    ホームセンター等で太陽光・蓄電池設備の催事営業を本格化し、契約件数が増加している。また、住環境設備以外では希ガス事業も開始し、販路拡大に取り組む。

  4. 04

    事業体制のスリム化による収益改善

    販売及び生産拠点の集約など、事業体制のスリム化を進めることで収益改善を図る。

  5. 05

    財務基盤の安定化

    第三者割当による新株式及び新株予約権の発行を決議し、資金調達を実施することで、事業成長と安定した収益基盤の構築を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で146人が働いている。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年11月88
2017年11月88
2018年11月81
2019年11月42943.410.849
2020年11月43645.012.246
2021年11月41646.311.852
2022年11月38548.111.862
2023年11月120
2024年11月143−210
2025年11月146−205

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社7(国内 6 / 海外 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
住まい 事業 — 本社ほか(大阪府吹田市ほか)258百万円
香川事業所※ — 香川県東かがわ市198百万円
同上
同上 — 本社(大阪府枚方市)86百万円
投資不動産 — 栃木県芳賀郡益子町59百万円
同上
東京支店※ — 東京都北区58百万円
同上
暮らし 事業 — 本社(福岡市中央区)14百万円
本社※ — 大阪市中央区1百万円
投資事業
主な関係会社
  • 海外
    VINA ASAHI Co.,LTD. (注)5
    ベトナム社会主義共和国 ホーチミン市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 アサヒノーブルガス(注)6
    大阪市中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    アサヒニノス株式会社(注)7
    大阪市中央区
    議決権51.8%
  • 国内
    山本窯業化工株式会社(注)11
    大阪府吹田市
    議決権100.0%
  • 国内
    アサヒエレベーション 株式会社(注)8.12
    福岡市中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    フラグシップス株式会社
    大阪府枚方市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アサヒピュアケミ(注)3.4.9
    東京都北区
    議決権34.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年11月期の売上高は43億円営業利益-3億円前期と比べると増収で、売上が+7.5%。

売上高
+7.5%
43億円
営業利益
-3億円
純利益
-3億円
営業利益率
-7.0%
前期比 +0.5%pt

会社が出している今期の予想2026年11月期

項目会社予想前期実績
売上高42億円43億円
営業利益-1億円-3億円
純利益-2億円-3億円

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は21億円、営業利益は−1億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−4.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q700.0−1
2023年2Q9−2−22.2−2
2023年3Q9−3−33.3−2
2023年4Q10−1
2024年1Q1000.00
2024年2Q10−1−10.0−1
2024年4Q20−2−10.0−3
2025年2Q22−1−4.5−1
2025年4Q21−2−9.5−2
2026年2Q21−1−4.8−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年11月期からの14期で、売上は32億円から43億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は-7.0%。売上は4期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
栃木県芳賀郡に北関東営業所を開設 市場統合により東京証券取引所第二部上場に移行 北関東営業所の閉鎖 本社所在地を堺市美原区から大阪市中央区に移転するとともに、生産・物流機能を香川物流センター(現:香川事業所)に集約 広島市安佐南区に中四国営業所を開設 福岡市南区に子会社(株式会社アサヒホームテクノ(現:株式会社アサヒノーブルガス))設立 友キ貿易株式会社に出資、子会社化(翌4月に社名をアサヒニノス株式会社と変更)東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所スタンダード市場へ移行 株式会社チャミ・コーポレーションに出資、子会社化 日本ライフエレベーション株式会社を株式交付により子会社化(同年7月に社名をアサヒエレベーション株式会社と変更) ASAHI EITOホールディングス株式会社に社名変更 アサヒ衛陶株式会社を新設分割し、持株会社へ移行 フラグシップス株式会社を株式交付により子会社化 山本窯業化工株式会社の全株式を取得、子会社化 株式会社チャミ・コーポレーションを株式譲渡により非子会社化 株式会社アサヒピュアケミを設立、支配力基準により子会社 化 フラグシップス株式会社の全
2012年11月3222
2013年11月3311
2014年11月3200
2015年11月28−1−1
2016年11月28−3−3
2017年11月31−1−1
2018年11月29−2−4
2019年11月24−3−4
2020年11月2000
2021年11月1800
2022年11月23−2−2
2023年11月35−5−6
2024年11月40−3−3−7.5−4
2025年11月43−3−3−7.0−3

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年11月期

売上高43億円のうち、営業利益として残るのは-3億円-7.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-3億円、売上の-7.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.0%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金69.8%30億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金37.2%16億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-7.0%-3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
30.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比15.0pt
-7.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比13.8pt
-7.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比44.1pt
-36.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-11.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-10.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年11月期は営業CFが−1億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは−2億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は5億円で、売上の1.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年11月2−1−115
2013年11月10−115
2014年11月00005
2015年11月−102−16
2016年11月−2−12−35
2017年11月0−1−1−13
2018年11月−102−15
2019年11月−200−23
2020年11月10518
2021年11月00209
2022年11月−5−10−63
2023年11月−11004
2024年11月−202−25
2025年11月−1−12−25

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年11月期の総資産は26億円。このうち返さなくてよい自己資本が10億円で、自己資本比率は35.2%(業種中央値64.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年11月2114766.0
2013年11月2215770.8
2014年11月2215769.4
2015年11月2214861.4
2016年11月22111148.1
2017年11月21101146.5
2018年11月2071337.3
2019年11月1651133.4
2020年11月20101049.4
2021年11月21111055.5
2022年11月2112957.3
2023年11月28121635.1
2024年11月26111537.0
2025年11月26101535.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年11月期の内訳
現金及び預金
5億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-27億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
4億円
在庫として抱えている分
負債合計
15億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
23
/ 100
安定性自己資本比率23 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

ガラス・土石製品 49社との比較

同じガラス・土石製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率49社中18位あたり、逆に低いのはROE49社中48位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-36.8%/中央値 7.3%
P25 5.5%P75 9.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-7.0%/中央値 8.0%
P25 6.1%P75 12.2%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
35.2%/中央値 64.4%
P25 50.0%P75 73.1%
売上成長率前期からの売上の伸び
7.5%/中央値 4.1%
P25 -0.8%P75 8.9%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 3.0%
P25 2.1%P75 3.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥146で、1年前と比べて-61.0%過去52週の値幅のなかでは3%の位置にある。

¥146-0.7%1ヶ月-0.7%1年-61.0%時価総額10億円
過去52週の値幅
安値¥135高値¥462

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PBR0.84倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は154円で、直近1か月で18.09%下落し、25日移動平均線156.6円を約1.7%下回っています。52週高値462円からは約66.7%下落した水準です。出来高は8月14日に4万5100株と減少傾向で、売り一巡感がありますが、RSIは46.67と中立圏で、反発の兆しは限定的です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 30/100)

PBR 0.88倍と割安に見えますが、ROEが-36.8%と大幅な赤字経営であり、業績は3期連続の営業赤字です。同業界平均PBR 1.40倍、PER 18.64倍と比較しても、収益力の劣悪さを考慮するとPBRの低さは割安ではなく、資産価値の毀損を反映したものです。配当やPERなど他の指標も得られず、財務リスクが高いと判断します。割高とは言い難いが、収益性の悪化により実質的な価値は低いです。

指標この会社業種平均
PBR0.84倍1.34倍
ROE-36.8%4.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は赤字が続いており、特に営業赤字の解消と財務体質の改善が最大の争点です。強気派は、収益の上振れ局面にあり、赤字幅縮小や採算改善が進む可能性を指摘します。一方、弱気派は、建設需要の減少基調や固定費の重さを挙げ、赤字継続と株価の下値不安を懸念します。株価は年初比で5割近く下落しており、再生シナリオが信じられるかが焦点です。

プラスに働く材料7
  • 赤字幅の縮小傾向

    純損失が5億から3億へと減少し、改善の方向性が見られます。

  • 販売価格の見直し

    原材料高を反映した価格改定が浸透しつつあり、採算改善に寄与します。

  • 建設投資の底堅さ

    補修・改修需要などでは一定の需要があり、下支えになると期待されます。

  • 売上高が3期連続で増加し43億円通年影響

    売上高は35→40→43億円と増加。小幅ながら増収基調が赤字縮小を支える。

  • 純損失が6億円から3億円へ半減通年影響

    純損益は▲6億円(2023/11期)→▲4億円(2024/11期)→▲3億円(2025/11期)と赤字幅が縮小。

  • PBR0.88倍と解散価値割れ不定影響

    PBRは0.88倍で、時価総額10億円が純資産を下回る株価水準。資本効率改善の思惑につながる。

  • 外国人保有26.3%と高水準継続影響

    外国人持ち株比率26.3%は小型株では高く、経営への外圧が株主価値向上を促す。

マイナスに働く材料7
  • 営業赤字の継続

    営業利益率がマイナスで、本業での収益力が弱い状態です。

  • 需要環境の悪化

    新設住宅着工の減少が続いており、主力製品の需要が伸び悩みます。

  • 財務リスク

    自己資本比率が低下しており、将来の減損や資金繰り懸念があります。

  • 営業損失3億円が2期連続で継続通年影響

    営業利益は▲3億円で、時価総額10億円の約3割に相当する赤字。収益改善なしには資本毀損が続く。

  • ROEが-36.8%と資本を大きく毀損通年影響

    ROEは▲36.8%で、年間で純資産の約4割を失う水準。投資家が資本棄損リスクを意識する。

  • 株価は1年で53.47%下落継続影響

    下落率53.47%は時価総額10億円の流動性低下を招き、下げ止まりのシグナルを欠く。

  • 配当利回り非開示で無配の可能性継続影響

    配当利回りにデータがなく、赤字期の無配が続けば株主還元策が材料にならない。

次の決算で確かめる点
営業損益の推移
赤字解消の進捗は投資判断の最重要指標であり、損益分岐点への距離を確認します。
住宅着工統計
主力市場の需要動向を表す指標で、売上に直結します。
価格改定の浸透度
値上げが実需に転嫁できているかで収益改善の実力を測れます。

株主

有価証券報告書より

2025年11月期末の株主数は延べ2,239人。区分でいちばん多いのは個人・その他58.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が9.1%を占め、残る90.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年11月%2021年11月%2022年11月%2023年11月%2024年11月%2025年11月%
個人・その他66.264.658.871.060.358.1
外国法人6.67.79.58.723.325.8
事業法人5.716.218.46.57.59.1
証券会社13.67.78.012.37.46.4
外国人個人0.10.20.10.10.90.5
自己株式0.10.10.10.10.00.0
金融機関7.83.55.21.40.70.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01GLOBAL SEMICONDUCTOR SPECIAL GAS LIMITED (常任代理人 翁 道逵)14.55
02瀬戸口 正章5.62
03楽天証券株式会社共有口3.18
04PHILLIP SECURITIES(HONG KONG)LIMITED (常任代理人 フィリップ証券株式会社)2.81
05株式会社ワブ2.65
06SCBHK AC-CHINA GALAXY INTERNATIONAL SECURITIES (HONG KONG)CO., LIMITED-CLIENT ACCOUNT (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)2.17
07星野 和也2.07
08上田八木短資株式会社1.91
09金井 和彦1.86
10江田 尚之1.76

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近12
  • 2026-07-24
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    29.82%
    -0.86pt
  • 2026-07-13
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    30.68%
    -1.04pt
  • 2026-06-26
    瀬戸口 正章
    新規の大量保有報告
    4.44%
    -1.18pt
  • 2026-06-08
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    31.72%
    +2.34pt
  • 2026-06-04
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    29.38%
    -3.31pt
  • 2026-05-19
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    32.69%
    -0.71pt
  • 2026-05-15
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    33.40%
    -1.23pt
  • 2026-05-13
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    34.63%
  • 2026-05-12
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    34.63%
    -1.90pt
  • 2026-04-30
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    36.53%
    -1.59pt
  • 2026-04-13
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    38.12%
    -2.99pt
  • 2026-04-10
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    41.11%
    -2.84pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−524%、1株純資産は14期で+47%。直近期のROEは-36.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2012年11月149415.54.3
2013年11月81037.811.0
2014年11月241,0622.331.5
2015年11月−94950−9.4
2016年11月−204748−24.0
2017年11月−59688−8.2
2018年11月−257475−43.6
2019年11月−220298−58.5
2020年11月83502.3124.3
2021年11月−14360−4.0
2022年11月−49322−14.0
2023年11月−154217−57.6
2024年11月−75169−39.0
2025年11月−57139−36.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/11期の役員報酬は総額49百万円。

氏名役職年齢保有株数
星野和也取締役会長兼 社長グループCEO (代表取締役)45435,600
上野泰志取締役589,799
成田豊取締役4422,600
田中威之取締役46100,000
紀斌昆取締役62
棟朝英美取締役(監査等委員)66
味谷祐介取締役(監査等委員)44
花房裕志取締役(監査等委員)42

役員報酬の内訳2025/11

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)641417
社外取締役4882

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/11期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容640字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、衛生機器(衛生陶器、附属器具、水洗便器セット、その他関連機器)・洗面機器(洗面化粧台、化粧鏡、天板、その他関連機器)の製造、仕入、販売及び建築仕上塗材の販売並びに太陽光発電及び蓄電池システムの施工販売等の事業を行っております。 当社グループの事業に係わる位置付け及びセグメントとの関連は次のとおりであり、以下に示す区分はセグメントの区分と同一であります。 セグメントの名称   主な事業内容   関係会社等 住まい事業   衛生機器・洗面機器の販売 及び建築仕上塗材の販売   アサヒ衛陶株式会社 VINA ASAHI CO.,LTD. 山本窯業化工株式会社 暮らし事業   太陽光発電及び蓄電池システムの 施工販売 施設管理並びに不動産販売   株式会社アサヒノーブルガス(注) アサヒニノス株式会社 アサヒエレベーション株式会社 フラグシップス株式会社 株式会社アサヒピュアケミ 投資事業   M&A及び不動産賃貸   ASAHI EITOホールディングス株式会社 (注) 株式会社アサヒホームテクノは、2025年11月4日付で株式会社アサヒノーブルガスに商号変更しております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 事業系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,292字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、より幅広く、より多くの方々に、より良い「住まいと暮らし」を提供することの出来るよう企業活動を行ってまいります。 (2)経営戦略 当社グループは、『住宅設備メーカー企業から「住まいと暮らし」創造企業グループへ』を基本経営方針として住宅設備機器製造事業から派生する事業を事業多様化戦略により展開し、より幅広く、より多くの方々に、より良い「住まいと暮らし」を提供することの出来る企業体へと転換を図っております。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、売上高経常利益率を重視し事業運営にあたっております。 (4)経営環境並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用及び所得環境の改善を背景とした個人消費の持ち直しが見られ、景気は緩やかな回復基調で推移しているものの、一方で米国の通商政策による景気の下振れリスク、物価上昇の継続が依然として個人消費に影響を及ぼし、先行きの不透明な状況が継続しております。 当社グループにおきましては、世界的な情勢不安、大幅な円安による原材料価格高騰の影響を受ける等、国内外の事業ともに十分な収益力及び財務体質の改善に至っていない状況にあります。 この対処すべき課題に対して、当社グループは、下記に記載の対応策を実施することにより、収益性及び財務体質の改善を図って参ります。 ①今後の事業戦略について 当社グループは、基幹事業である衛生陶器事業に加えて、新たな事業を展開する事業多様化戦略の下で収益拡大を目指して参りました。その方針の下で、企業買収を通じた新たな事業展開も開始しております。今後も事業多様化戦略を積極的に推進するとともに、グループ企業それぞれの強みを活かした事業シナジーの創出にも重点を置き、事業拡大に努めて参ります。その一環として「ホールディングス事業開発グループ」、「催事営業グループ」を創設し、各グループ企業の協力体制の元、2024年10月から「リフォーム・リノベーション事業」を開始しました。 また、当連結会計年度よりホームセンター等における太陽光・蓄電池設備の催事営業を本格的に開始し、徐々に契約件数も増加しております。住環境設備以外では新たに希ガス事業も開始し、販路拡大を目指して取り組んでおります。 引き続き、販売及び生産拠点の集約など事業体制のスリム化を進めることで収益改善を図って参ります。 ②財務基盤の安定化 事業成長と安定した収益基盤構築のために、当社は2025年11月21日開催の取締役会において、2025年12月8日を割当日とする第三者割当による新株式及び新株予約権の発行を決議し、新株式発行による資金調達を実施するとともに、新株予約権の行使による資金調達を行う予定です。
事業等のリスク2,296字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経済情勢 当住宅関連業界は、新設住宅着工戸数及びリフォーム工事件数の増減に大きく影響を受けます。市場や同業他社との競合の状況により価格競争の激化が更に進み、売上高等の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)為替変動 当社グループは中国、韓国、台湾、タイ、ベトナムより商品を直接または商社を通じて調達しています。また、海外販売の拡大が見込まれるため、為替相場の大きな変動が生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。為替予約や取引先との交渉等により為替変動の影響を軽減させるように努めておりますが、急激な為替変動が生じた場合などは、その影響を軽減できない可能性があります。 (3)製造物責任 当社グループは品質管理に最大の重点を置き製品を製造していますが、製品の欠陥が発生しないという保証はありません。製造物責任賠償については保険に加入していますが、製造物責任賠償につながるような製品の欠陥は多額のコストや評価に重大な影響を与え、それにより当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)固定資産の減損 地価の動向及び対象となる固定資産の収益状況により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)海外調達 当社グループは中国、韓国、台湾、タイ、ベトナムより商品を直接または商社を通じて調達しています。これらの国々の政治情勢や政策、また調達先の経営方針、経営環境などの変化により影響を受けることがあります。それにより当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)自然災害 地震・台風・大雨などの自然災害の発生した場合、当社グループの拠点に大きな被害が発生する恐れや、販売先及び仕入先が被害を受けることにより販売面や調達面に悪影響が発生する恐れなどが考えられるため、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)コンプライアンス 当社グループの役職員等による重大な不正・違法行為や不祥事等が発生した場合は、社会的信用の失墜等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)情報セキュリティ 当社グループは、業務運営や情報資産の保護のために、インターネットや各種ネットワークを利用しておりますが、サイバー攻撃やコンピュータウイルスのリスクに晒されております。従業員教育の実施およびIT技術動向の変化に応じたセキュリティソフトの導入・更新、サイバー保険への加入など対応策を実施しておりますが、サイバー攻撃を受けた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)継続企業の前提に関する重要事象等について 当社グループは、『住宅設備メーカー企業から「住まいと暮らし」創造企業グループへ』を基本経営方針として住宅設備機器製造事業から派生する事業を事業多様化戦略により展開し、より幅広く、より多くの方々に、より良い「住まいと暮らし」を提供することの出来る企業体へと転換を図っております。 しかしながら、当連結会計年度においても世界的な情勢不安、大幅な円安による原材料価格高騰の影響を受ける等、国内外の事業ともに十分な収益力及び財務体質の改善に至っていない状況にあります。 これらの状況により、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。このような状況を早期に解消すべく、下記に記載の対応策を実施することにより、収益性及び財務体質の改善を図って参ります。 ・今後の事業戦略について 当社グループは、基幹事業である衛生陶器事業に加えて、新たな事業を展開する事業多様化戦略の下で収益拡大を目指して参りました。その方針の下で、企業買収を通じた新たな事業展開も開始しております。今後も事業多様化戦略を積極的に推進するとともに、グループ企業それぞれの強みを活かした事業シナジーの創出にも重点を置き、事業拡大に努めて参ります。その一環として「ホールディングス事業開発グループ」、「催事営業グループ」を創設し、各グループ企業の協力体制の元、2024年10月から「リフォーム・リノベーション事業」を開始しました。 また、当連結会計年度よりホームセンター等における太陽光・蓄電池設備の催事営業を本格的に開始し、徐々に契約件数も増加しております。住環境設備以外では新たに希ガス事業も開始し、販路拡大を目指して取り組んでおります。 引き続き、販売及び生産拠点の集約など事業体制のスリム化を進めることで収益改善を図って参ります。 ・財務基盤の安定化 事業成長と安定した収益基盤構築のために、当社は2025年11月21日開催の取締役会において、2025年12月8日を割当日とする第三者割当による新株式及び新株予約権の発行を決議し、新株式発行による資金調達を実施するとともに、新株予約権の行使による資金調達を行う予定です。 しかしながら、これらの対応策は進捗の途上であって、今後の事業の進捗状況によっては、今後の資金繰りに重要な影響を及ぼす可能性があり、また新株予約権による資金調達についても計画通りの行使が確約されているものではないことから、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。
経営成績の分析 (MD&A)7,966字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用及び所得環境の改善を背景とした個人消費の持ち直しが見られ、景気は緩やかな回復基調で推移しているものの、一方で米国の通商政策による景気の下振れリスク、物価上昇の継続が依然として個人消費に影響を及ぼし、先行きの不透明な状況が継続しております。 このような経済環境の中、当社グループは、引き続き『住宅設備メーカー企業から「住まいと暮らし」創造企業グループへ』を基本経営方針として住宅設備機器製造事業から派生する事業を事業多様化戦略により展開し、より幅広く、より多くの方々に、より良い「住まいと暮らし」を提供することの出来る企業体へと転換を図っております。 その方針の下で、企業買収を通じた新たな事業展開も開始しております。今後も事業多様化戦略を積極的に推進するとともに、グループ企業それぞれの強みを活かした事業シナジーの創出にも重点を置き、事業拡大に努めて参ります。その一環として「ホールディングス事業開発グループ」を創設し、各グループ企業の協力体制の元、2024年10月から「リフォーム・リノベーション事業」を開始しました。 また、ホームセンター等における太陽光・蓄電池設備の催事営業を本格的に開始し、徐々に契約件数も増加しております。住環境設備以外では新たに希ガス事業も開始し、販路拡大を目指して取り組んでおります。 コスト面におきましても削減を図るべく、販売及び生産拠点の集約など事業体制のスリム化を進めており、収益改善に取り組んでおります。 a.財政状態 当連結会計年度末の総資産は2,573百万円となり、前連結会計年度末に比べて21百万円の増加となりました。その主な要因は、受取手形及び売掛金が109百万円、現金及び預金が60百万円それぞれ増加した一方、販売用不動産が90百万円、前渡金が28百万円、のれんが28百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。 当連結会計年度末の負債は1,531百万円となり、前連結会計年度末に比べて67百万円の増加となりました。その主な要因は、支払手形及び買掛金が119百万円、未払金が35百万円それぞれ増加した一方、長期借入金(1年内返済予定含む)が54百万円、未払消費税等が12百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。 当連結会計年度末の純資産は1,041百万円となり、前連結会計年度末に比べて45百万円減少となりました。その主な要因は、資本金が167百万円、資本剰余金が129百万円それぞれ増加した一方、利益剰余金が340百万円減少したこと等によるものであります。 b.経営成績 売上高については、当連結会計年度より本格的に開始したホームセンター等における太陽光・蓄電池設備の催事営業の受注実績が堅調に推移したことに加え、2024年10月から開始したリフォーム・リノベーション事業の売上が当初の予想を下回りながらも寄与した結果、前期と比較して369百万円増加いたしました。しかしながら、利益面においては、原材料価格の高騰や円安の影響による売上原価の上昇を受けたことに加え、事業拡大に伴う費用の増加及び新規事業立ち上げに関連した費用が発生したことを主要因として販売費及び一般管理費が増加したため、収益を回復するまでに至りませんでした。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は4,336百万円(前期比9.3%増加)、営業損失は272百万円(前期は320百万円の営業損失)、経常損失は286百万円(前期は318百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純損失は340百万円(前期は374百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。 セグメントごとの経営成績は、以下のとおりであります。 (売上高の内訳)           (単位:千円、%) 前連結会計年度   当連結会計年度   対前期増減額   対前期増減率 (自 2023年12月1日  至 2024年11月30日)   (自 2024年12月1日  至 2025年11月30日) 住まい事業   2,500,831   2,670,638   169,806   6.8 暮らし事業   1,460,779   1,660,077   199,297   13.6 投資事業   6,192   6,192   -   - 小計   3,967,802   4,336,907   369,104   9.3 その他・調整額   -   -   -   - 合計   3,967,802   4,336,907   369,104   9.3 (営業利益又は営業損失(△)の内訳)       (単位:千円、%) 前連結会計年度   当連結会計年度   対前期増減額   対前期増減率 (自 2023年12月1日  至 2024年11月30日)   (自 2024年12月1日  至 2025年11月30日) 住まい事業   △349,809   △315,737   34,072   - 暮らし事業   20,378   22,619   2,240   11.0 投資事業   249   3,586   3,336   - 小計   △329,181   △289,531   39,649   - その他・調整額   8,575   17,225   8,650   100.9 合計   △320,605   △272,305   48,299   - ① 住まい事業 住まい事業では、衛生機器・洗面機器の販売及び建築仕上塗材の販売を行っております。売上高は2,670百万円(前期比6.8%増加)、営業損失は315百万円(前期は349百万円の営業損失)となりました。 ② 暮らし事業 暮らし事業では、太陽光発電及び蓄電池システムの施工販売、施設管理並びに不動産販売を行っております。売上高は1,660百万円(前期比13.6%増加)、営業利益は22百万円(前期比11.0%増加)となりました。 ③ 投資事業 投資事業では、M&A及び不動産賃貸を行っております。売上高は6百万円(前期比増減なし)、営業利益は3百万円(前期比3百万円増加)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は、492百万円(前連結会計年度は464百万円)となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金の減少は100百万円(前連結会計年度は165百万円の減少)となりました。これは主に税金等調整前当期純損失を291百万円、のれん償却額を28百万円それぞれ計上したこと、売上債権が84百万円増加したこと及び販売用不動産が90百万円、前渡金が28百万円それぞれ減少したこと並びに仕入債務が119百万円、未払金が40百万円それぞれ増加したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金の減少は81百万円(前連結会計年度は18百万円の増加)となりました。これは主に投資有価証券の売却による収入48百万円、有形固定資産の取得による支出50百万円及び投資有価証券の取得による支出37百万円が発生したこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金の増加は201百万円(前連結会計年度は227百万円の増加)となりました。これは主に新株予約権の行使による株式の発行による収入253百万円、長期借入れによる収入70百万円及び長期借入金の返済による支出124百万円が発生したこと等によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年12月1日 至 2025年11月30日)   前期比(%) 住まい事業(千円)   1,455,962   △0.9 暮らし事業(千円)   1,115,637   29.8 投資事業(千円)   -   - 合計(千円)   2,571,599   10.4 (注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.上記の金額には、外注製品受入高が含まれております。 b.仕入実績 当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年12月1日 至 2025年11月30日)   前期比(%) 住まい事業(千円)   979,892   42.4 暮らし事業(千円)   186,838   △7.4 投資事業(千円)   -   - 合計(千円)   1,166,731   31.1 (注)金額は仕入価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 c.受注実績 当社グループは大部分が見込み生産を行っているため、受注の状況については記載を省略しております。 d.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年12月1日 至 2025年11月30日)   前期比(%) 住まい事業(千円)   2,670,638   6.8 暮らし事業(千円)   1,660,077   13.6 投資事業(千円)   6,192   - 合計(千円)   4,336,907   9.3 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2023年12月1日 至 2024年11月30日)   当連結会計年度 (自 2024年12月1日 至 2025年11月30日) 金額(千円)    割合(%)    金額(千円)    割合(%) 日本ライフサポート株式会社   729,867   18.4   504,255   11.6 (注)最近2連結会計年度の主な相手先別販売実績のうち、当該販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満の相手先につきましては、記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務緒表の作成に当たりましては、決算日における資産・負債の報告数値、報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積りを継続して評価を行っております。なお、見積り及び判断・評価については、過去実績や状況に応じて合理的と考えられる要因等に基づいておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 1)財政状態 (資産合計) 当連結会計年度末における資産合計は、2,573百万円(前連結会計年度末は2,551百万円)となり、21百万円増加となりました。 流動資産 当連結会計年度末における流動資産の残高は、1,737百万円(前連結会計年度末は1,719百万円)となり、18百万円増加となりました。主な要因は、現金及び預金が60百万円、受取手形及び売掛金が109百万円それぞれ増加し、販売用不動産が90百万円、前渡金が28百万円それぞれ減少したことによるものであります。 固定資産 当連結会計年度末における固定資産の残高は、835百万円(前連結会計年度末は832百万円)となり、3百万円の増加となりました。主な要因は、建物が23百万円、工具、器具及び備品が9百万円それぞれ増加し、のれんが28百万円減少したことによるものであります。 (負債合計) 当連結会計年度末における負債合計は、1,531百万円(前連結会計年度末は1,464百万円)となり、67百万円増加となりました。 流動負債 当連結会計年度末における流動負債の残高は、728百万円(前連結会計年度末は632百万円)となり、95百万円増加となりました。主な要因は、支払手形及び買掛金が119百万円、未払金が35百万円それぞれ増加し、1年内返済予定の長期借入金が18百万円、未払消費税等が12百万円それぞれ減少したことによるものであります。 固定負債 当連結会計年度末における固定負債の残高は、803百万円(前連結会計年度末は831百万円)となり、28百万円の減少となりました。主な要因は、長期借入金が35百万円減少したことによるものであります。 (純資産合計) 当連結会計年度末における純資産の残高は、1,041百万円(前連結会計年度末は1,087百万円)となり、45百万円の減少となりました。主な要因は、資本金が167百万円、資本剰余金が129百万円それぞれ増加し、利益剰余金が340百万円減少したことによるものであります。 2)経営成績 売上高 当連結会計年度における売上高は、4,336百万円(前連結会計年度は3,967百万円)となり、369百万円の増加となりました。当連結会計年度より本格的に開始したホームセンター等における太陽光・蓄電池設備の催事営業の受注実績が堅調に推移したことに加え、2024年10月から開始したリフォーム・リノベーション事業の売上が当初の予想を下回りながらも寄与したことによるものであります。 売上原価、販売費及び一般管理費 当連結会計年度における売上原価は、2,998百万円(前連結会計年度は2,739百万円)となり、259百万円の増加となりました。売上高に対する売上原価の比率は69.2%(前連結会計年度は69.0%)となり、0.1ポイントの増加となりました。また、販売費及び一般管理費は、1,610百万円(前連結会計年度は1,548百万円)となり、61百万円の増加となりました。主な要因としては、事業拡大に伴う費用の増加及び新規事業立ち上げに関連した費用が発生したこと等が挙げられます。 上述の結果、営業損失は272百万円(前連結会計年度は320百万円の営業損失)となりました。 営業外損益 当連結会計年度における営業外収益は、21百万円(前連結会計年度は34百万円)となり、12百万円の減少となりました。主な要因は、投資有価証券売却益を10百万円計上したことにより増加し、有価証券売却益が5百万円、保険解約返戻金が3百万円、物品売却益が6百万円それぞれ減少したことによるものであります。 当連結会計年度における営業外費用は、36百万円(前連結会計年度は31百万円)となり、4百万円の増加となりました。主な要因は、支払利息が2百万円、資金調達費用が8百万円それぞれ増加し、為替差損が8百万円減少したことによるものであります。 上述の結果、経常損失は286百万円(前連結会計年度は318百万円の経常損失)となりました。 特別損益 当連結会計年度における特別利益は、計上なしであります。一方、前連結会計年度の特別利益は、新株予約権戻入益37百万円及び役員退職慰労引当金戻入額1百万円でありました。 当連結会計年度における特別損失は、4百万円(前連結会計年度は64百万円)となり、60百万円の減少となりました。主な要因は、固定資産除却損が14百万円、減損損失が41百万円減少したことによるものであります。 上述の結果、税金等調整前当期純損失は、291百万円(前連結会計年度は343百万円の税金等調整前当期純損失)となりました。 親会社株主に帰属する当期純損益 当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純損失は、340百万円(前連結会計年度は374百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。また、当連結会計年度における1株当たり当期純損失は57.39円(前連結会計年度は74.55円の1株当たり当期純損失)となりました。 b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループは、住宅設備機器製造事業から派生する事業を事業多様化戦略により展開を図っているところであります。売上高は前連結会計年度と比較して増加しているものの、原材料価格の高騰や円安によるコスト上昇、事業拡大に伴う費用の増加及び新規事業立ち上げに関連した費用が発生したこと等に伴う販売費及び一般管理費の増加により、収益の回復が遅れており、親会社株主に帰属する当期純損失を計上しております。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は4,336百万円(前期比9.3%増加)、営業損失は272百万円(前期は320百万円の営業損失)、経常損失は286百万円(前期は318百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純損失は340百万円(前期は374百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因としては、経済情勢・為替変動・製造物責任・固定資産の減損・海外調達・自然災害等が挙げられます。詳細については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」を参照願います。 c.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性 当社グループにおける資金需要としては、日常の商品の販売・仕入活動及び経費の支払に係る運転資金需要及び新商品の開発に係る金型投資や生産性向上のための投資などの設備資金需要が挙げられます。 当社グループは、事業活動の維持拡大に必要な資金を安定的に確保するために、内部資金の活用及び金融機関からの借入に加え、新株予約権の発行及び行使並びに第三者割当増資による資金調達を行っております。 当連結会計年度末時点における借入金残高は686百万円、当連結会計年度の新株予約権の行使による収入は253百万円であります。 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」を参照ください。 d.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、売上高経常利益率を重要な指標と位置付けております。当連結会計年度における売上高経常利益率は△6.6%(前連結会計年度は△8.0%)となっており、引き続き当該数値の改善に取り組んでまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。