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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

日本興業

NIHON KOGYO CO., LTD.5279 · Standard · ガラス・土石製品

公共土木から住宅エクステリアまで。コンクリート二次製品を軸に「まちの景観」を支えるメーカー。

概要

日本興業は、香川県さぬき市に本社を置くコンクリート二次製品メーカーである。1956年に空洞コンクリートブロックの製造販売で創業し、現在は土木資材・景観資材・エクステリアの3事業を全国展開する。2026年3月期の連結売上高は163億円、営業利益7.9億円、従業員数は431人。東京証券取引所スタンダード市場に上場し、積水樹脂との企業提携関係を持つ。

公共土木から住宅までカバーする3事業

日本興業の事業は、土木資材、景観資材、エクステリアの3セグメントで構成される。土木資材事業は売上高全体の約7割を占め、ボックスカルバートやヒューム管、L型擁壁など公共工事向け製品を主力とする。景観資材事業は約2割強で、コンクリート舗装材や擬木・擬石などのパブリックスペース向け製品を扱う。エクステリア事業は約1割弱で、住宅向けの積みブロックや立水栓などのガーデン製品が中心である。2026年3月期のセグメント売上高は、土木資材が117億7800万円、景観資材が35億3800万円、エクステリアが10億400万円。営業利益では土木資材が7億6800万円と収益の大部分を稼ぐ一方、景観資材は3000万円、エクステリアは800万円の損失となった。

子会社3社と連携したグループ経営

当社グループは日本興業と3つの連結子会社で構成される。ニッコーエクステリア株式会社はエクステリア製品の販売を担い、当社製品の一部を全国に販売するほか、取扱い商品の一部を当社に供給する。株式会社サンキャリーは当社製品の運送手配・出荷業務に加え、型枠製作や鉄筋加工品の製造販売を行う。2023年に株式を取得し2024年に完全子会社化した葉月工業株式会社は、鹿児島県に拠点を持ち法面保護工事業を営む。これにより九州地区での事業展開が本格化した。また、積水樹脂との間には企業提携基本契約があり、合成樹脂と金属の複合製品などを相互に供給している。

全国に広がる生産・販売ネットワーク

日本興業は香川県さぬき市の志度工場をはじめ、茨城県北茨城市の北関東工場、岡山県久米郡の柵原工場、香川県高松市の高松工場、兵庫県姫路市の兵庫工場、茨城県笠間市の茨城工場など複数の生産拠点を持つ。販売拠点も岡山、姫路、大阪、徳島、東京、福岡など全国各地に配置している。関東地区では1993年開設の岩槻配送センターや北関東営業所を軸に販売拡大を進める。2015年には東播商事を吸収合併して兵庫工場を新設し、エヌアイシー株式会社を吸収合併して北関東営業所を設けるなど、地域密着型の体制を強化してきた。

中期経営計画で描く2033年への道筋

2025年4月、日本興業は中期経営計画「Nikko Revolution Towards 2033」を策定した。基本方針を「美しく豊かな環境づくりを通じてサステナビリティ実現に貢献する日本興業グループ」と定め、4つの基本戦略を掲げる。グループ成長戦略では、プレキャストコンクリートのメリットを訴求し、特注対応力と高付加価値製品の開発拡販でシェア拡大を狙う。サステナビリティ取組強化戦略では、2040年までのカーボンニュートラル実現を目標に、低炭素コンクリート「Necoコンクリート®」や自己治癒コンクリート「バジリスク」などの製品開発を推進する。人的資本活性化戦略では教育研修の充実と健康経営に取り組み、経営基盤強化戦略ではROE向上や株主還元(目標配当性向35%、総還元性向50%)を掲げる。

業界の中での役割は土木・景観・エクステリア向けコンクリート製品メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
163億円
営業利益
8億円
営業利益率
4.9%
純利益
6億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
土木資材事業118億円72.4%8億円6.8%
景観資材事業35億円21.5%0億円0.0%
エクステリア事業10億円6.1%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01公共土木(道路・上下水道・農業)主力

公共事業向けにボックスカルバート、ヒューム管、重圧管、L型擁壁などの水路用・道路用・農林用・下水道用製品を製造・販売する。子会社で法面保護工事も手掛ける。

主な製品・サービス4
ボックスカルバート
道路や水路の横断部などに設置される箱型のコンクリート構造物。
ヒューム管
遠心力コンクリート管。下水道や排水路などに用いられる。
重圧管
高い内圧に耐える設計のコンクリート管。圧力のかかる箇所に使用される。
L型擁壁
L字型のコンクリート擁壁。道路脇や宅地造成などで土留めに用いられる。

02パブリックスペース(景観資材)準主力

公園や街路などパブリックスペース向けのコンクリート舗装材、擬木、擬石などを製造・販売している。景観性と耐久性を両立した製品を提供する。

主な製品・サービス3
コンクリート舗装材
歩道や広場などに使用されるコンクリート製の舗装ブロック。デザイン性に優れる。
擬木
本物の木のように見えるコンクリート製の景観部材。腐食しにくくメンテナンス性が高い。
擬石
自然石のように見えるコンクリート製の景観部材。

03民間住宅(エクステリア)準主力

民間住宅向けにガーデン製品、積みブロックなどのエクステリア製品を製造・販売する。子会社のニッコーエクステリアが全国に販売している。

主な製品・サービス2
ガーデン製品
庭園やエクステリアを構成するコンクリート製品。
積みブロック
土留めや花壇の縁石などに使用されるコンクリートブロック。

製品と技術

公共インフラを支える土木資材製品群

土木資材事業の主力製品は、ボックスカルバート(暗渠)、ヒューム管、L型擁壁、電線共同溝、情報BOXなど多岐にわたる。これらは道路・河川・下水道などの公共工事で使用され、プレキャスト化による現場の省力化・工期短縮に貢献する。特に港湾向け製品として、2026年3月期には「RC走行路版」や「コンテナマット」が業績を牽引。高速道路の橋脚に用いる高耐久埋設型枠「SEEDフォーム」も拡販された。同セグメントの売上高は117億7800万円で前期比14.4%増、営業利益は7億6800万円(同58.2%増)と大きく伸びた。

街並みを彩る景観資材の品揃え

景観資材事業は、パブリックスペースの美観と機能性を両立する製品を提供する。代表的な「ペイブロック」はバリアフリー対応のコンクリート舗装材で、歩道や駅前広場に採用される。他に擬石を用いた階段ブロックやファニチュア(街具)、擬木などがあり、特注対応でデザイン性の高い製品を供給する。2026年3月期は都市部の大型物件で特注平板や擬石製品が好調だったが、主力のバリアフリーペイブの売上減少によりセグメント売上高は35億3800万円(前期比0.4%減)と微減。設備更新コストが重なり利益は3000万円(同71.2%減)となった。

ガーデンライフを提案するエクステリア事業

エクステリア事業では、住宅向けの積みブロック(カラーブロック)、立水栓、ガーデン製品を展開する。2026年3月期には立水栓で新製品を投入し、SNSや展示会でのプロモーションを強化。販売子会社ニッコーエクステリアの特販部も寄与し、売上高は10億400万円(前期比11.5%増)と増収を確保した。しかし価格競争の影響を受けてセグメント損失800万円(前期は300万円の利益)に転落。同事業は収益性向上が課題である。

脱炭素と防災に貢献する環境配慮型技術

日本興業はサステナビリティ対応として、低炭素型コンクリート「Necoコンクリート®」や自己治癒コンクリート「バジリスク」を開発・販売する。NecoコンクリートはCO2排出量を削減し、環境負荷低減に寄与。バジリスクはひび割れを自己修復し構造物の長寿命化を図る。また東京都の「雨水しみこみプロジェクト」に参画し、グリーンインフラ施設のモデル整備事業を通じて雨水流出抑制に取り組む。これらの技術は2040年カーボンニュートラル目標の達成に向けた柱と位置づけられている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

ガラス・土石製品のなかでの位置

ガラス・土石業界の中堅、収益改善中

ガラス・土石製品業界に属し、売上高は140~160億円程度とAGCや日本板硝子などの大手に比べ小規模。業界大手は建築・自動車向けガラスでグローバル展開するが、当社は特殊な土石製品や建材に特化している可能性がある。ライバルの日東紡績や神島化学工業もニッチ市場で競合する。2025/3期の営業利益率4.08%から2026/3期に4.91%へ改善見込みで、収益力は緩やかに向上している。

強み

  • 営業利益率が2025/3の4.08%から2026/3に4.91%へ上昇し、収益性が改善している。
  • 売上高が137億→147億→163億円と増加傾向にあり、事業拡大が進んでいる。
  • 大手が参入しにくい特殊なガラス・土石製品で競争優位を持つ可能性。
  • 建設・土木向けなど需要が底堅く、景気変動の影響が比較的小さい。

課題

  • 大手に比べ売上・利益規模が小さく、研究開発や設備投資で劣る。
  • 日東紡績など同規模の競合との差別化が難しく、価格競争に陥るリスク。
  • 営業利益率5%未満と低く、原材料費高騰などでさらに圧迫される可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

ガラス・土石製品の時価総額近傍。太字が日本興業

時価総額で並べると、掲載10社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15268旭コンクリート工業119億円26.0倍
25391エーアンドエーマテリアル116億円6.6倍
35368日本インシュレーション88億円7.4倍
45216倉元製作所74億円
55355日本坩堝47億円10.4倍
65279日本興業37億円6.1倍
75271トーヨーアサノ33億円
85287イトーヨーギョー31億円8.0倍
95341ASAHI EITOホールディングス10億円
105380新東10億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 32件

空洞ブロック製造から始まった1956年の創業

日本興業の前身は、1956年8月に香川県木田郡牟礼村(現高松市)で設立された香川ブロック工業株式会社である。設立当初は空洞コンクリートブロックの製造販売を手がけ、地域の建設需要に応えた。4年後の1960年にはヒューム管の製造販売を開始し、製品ラインを拡大。1963年には総社工場を新設し、岡山営業所を開設するなど、四国から中国地方へ販路を広げた。

社名変更と他社譲受で体制を固めた1969〜1972年

1969年4月、社名を日本興業株式会社に変更する。同時に岡山県の株式会社三和ブロック工業所を営業譲受し、柵原工場を新設した。1972年には本店を香川県高松市に移転し、志度工場を新設。同年、積みブロック(カラーブロック)やボックスカルバートの製造販売を開始し、製品の多様化を進めた。この時期に現在の事業基盤が形成された。

M&Aによる工場拡充と新製品投入の1980年代

1980年代に入ると、日本興業は積極的なM&Aで生産能力を拡大する。1981年に中山工業徳島事業所を譲受し徳島工場を、1982年に日興コンクリートを譲受し西播工場を、1984年に富士プレコンを譲受し高松工場をそれぞれ新設した。1988年には北関東工場(茨城県)を新設し、コンクリート舗装材「ペイブロック」の製造販売を開始。関東市場への本格進出と新製品開発を同時に進めた。

株式公開と積水樹脂との提携で飛躍した1990年代

1992年、エクステリア事業の中核となる株式会社サンマスター(現ニッコーエクステリア)を設立。1993年2月には日本証券業協会の承認を得て店頭売買銘柄として登録され、資金調達力を高めた。1997年4月には積水樹脂株式会社と企業提携基本契約を締結し、合成樹脂製品の相互供給など協業関係を構築。これにより製品バリエーションが拡充された。

上場市場の変遷と合併による再編(2004〜2015年)

2004年6月、本店を現在の香川県さぬき市に移転。同時に日本証券業協会への店頭登録を取り消し、ジャスダック証券取引所に上場した。2010年には大阪証券取引所JASDAQを経て東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。2015年は大きな再編の年で、東播商事を吸収合併して兵庫工場を新設、エヌアイシー株式会社を吸収合併して北関東営業所を開設。さらに株式会社新茨中の事業の一部を譲受し茨城工場を新設した。

新たな成長軸として九州進出(2023〜2024年)

2023年1月、日本興業は鹿児島県の葉月工業株式会社の株式80%を取得し連結子会社化。法面保護工事業を手がける同社を通じて九州地区での本格展開を開始した。2024年2月には残りの株式を追加取得し完全子会社化。これにより日本興業グループは四国・中国・関東に加え九州にも拠点を持ち、全国的な事業ネットワークを完成させた。

年表32件を開く

1950年代

  • 1956年8月創業香川県木田郡牟礼村(現 高松市)大字大町124番地に香川ブロック工業株式会社を設立、空洞コンクリートブロックの製造販売を開始。

1960年代

  • 1960年5月ヒューム管の製造販売を開始。
  • 1963年4月総社工場新設及び岡山営業所開設。
  • 1965年11月姫路営業所開設。
  • 神戸営業所開設。
  • 1966年9月大阪営業所開設。
  • 徳島営業所開設。
  • 1969年4月商号変更社名を「日本興業株式会社」に商号変更。株式会社三和ブロック工業所(岡山県久米郡美咲町)を営業譲受し、柵原工場を新設。

1970年代

  • 1972年11月香川県高松市上福岡町721番地2に本店移転。
  • 志度工場新設及び高松営業所開設。積みブロック(カラーブロック)及びボックスカルバートの製造販売を開始。

1980年代

  • 1980年10月岩槻配送センター開設。
  • 1981年3月中山工業株式会社(香川県高松市)徳島事業所を営業譲受し、徳島工場を新設。
  • 1982年9月日興コンクリート有限会社(兵庫県姫路市)を営業譲受し、西播工場を新設。
  • 1984年10月富士プレコン株式会社(香川県木田郡三木町)を営業譲受し、高松工場を新設。
  • 1985年3月福岡センター開設。
  • 東京事務所開設。
  • 1988年8月北関東工場(茨城県北茨城市)新設。コンクリート舗装材(ペイブロック)の製造販売を開始。

1990年代

  • 1992年9月株式会社サンマスター(現 ニッコーエクステリア株式会社、連結子会社)を設立。
  • 1993年2月日本証券業協会の承認を得て店頭売買銘柄として登録。
  • 1997年4月積水樹脂株式会社と企業提携基本契約締結。

2000年代

  • 2001年2月株式会社サンクリートの工場を譲受し、長尾工場を新設。
  • 2002年1月株式会社サンキャリー(連結子会社)の株式を追加取得。
  • 株式会社サンズの本店を志度工場内(香川県さぬき市)に移転。
  • 2004年6月本店を香川県さぬき市志度4614番地13に移転。
  • 上場日本証券業協会への店頭登録を取り消し、ジャスダック証券取引所に上場。
  • 2006年8月西播工場(兵庫県姫路市)休止。
  • 東播商事株式会社の株式を100%取得(2008年4月より連結子会社)。
  • 2008年4月M&A株式会社サンズをニッコーエクステリア株式会社に商号変更。当社のエクステリア事業の販売部門を統合。

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場。大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。株式会社サンキャリー(連結子会社)がサンウェルド株式会社(香川県さぬき市)の資産を譲受し、鉄工部を新設。
  • 2015年10月M&A株式会社新茨中(茨城県笠間市)と合弁の販売会社エヌアイシー株式会社(東京都港区)を設立。東播商事株式会社を吸収合併し、兵庫工場を新設。エヌアイシー株式会社を吸収合併し、北関東営業所を新設。株式会社新茨中の事業を一部譲受の上、茨城工場を新設。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。

2020年代

  • 2023年1月M&A葉月工業株式会社(鹿児島県鹿児島市)の株式を80%取得、連結子会社化。
  • 2024年2月M&A葉月工業株式会社の株式を追加取得、完全子会社化。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 目標配当性向35%
  • 目標総還元性向50%
  • カーボンニュートラル達成2040年まで2040年までに実現

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    グループ成長戦略

    プレキャストコンクリートのメリットを訴求し、地域の需要に応じた提案を推進。オリジナルカスタマイズ技術による高付加価値製品・工法の開発と拡販、関東・九州など地域戦略の拡大によりシェアと収益拡大を目指す。

  2. 02

    サステナビリティ取組強化戦略

    ESG経営を加速し、脱炭素製品の開発・生産・販売、再生可能エネルギー採用、ブルーカーボンへの取組みを推進。2040年までのカーボンニュートラル実現に向けて取り組む。

  3. 03

    人的資本活性化戦略

    社員一人ひとりの成長と組織の成長を結びつけエンゲージメントを向上。教育・研修の充実や健康経営の強化を通じてグループ全体のウェルビーイングを実現する。

  4. 04

    経営基盤強化戦略

    資本コストと株価を意識した経営を実現するため、株主還元の充実、IR拡充、ガバナンス強化を図り、ROEおよびPBRの向上に努める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で431人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は553万円で、9期前と比べて+24.5%平均年齢は43.9歳、平均勤続年数は11.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月334
2018年3月333
2019年3月44445.115.2336
2020年3月46945.115.0336
2021年3月45644.713.9345
2022年3月46543.812.5328
2023年3月45843.711.4384
2024年3月49543.411.3400
2025年3月50543.711.5411146
2026年3月55343.911.6431186

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率7.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)82.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 4 / 海外 0、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
志度工場 — 香川県さぬき市1,454百万円
景観資材事業 及び エクステリア事業
兵庫工場 — 兵庫県加東市983百万円
同上
北関東工場 — 茨城県北茨城市774百万円
土木資材事業 及び 景観資材事業
長尾工場 — 香川県さぬき市588百万円
土木資材事業 及び 景観資材事業
茨城工場 — 茨城県笠間市554百万円
同上
高松工場 — 香川県木田郡三木町476百万円
土木資材事業
関東営業所 ほか8営業所330百万円
土木資材事業 景観資材事業 及び 全社共通
柵原工場 — 岡山県久米郡美咲町304百万円
同上
徳島工場(阿波) — 徳島県阿波市273百万円
同上
徳島工場(市場) — 徳島県阿波市186百万円
同上
ほか5件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ニッコーエクステリア㈱
    香川県 さぬき市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱サンキャリー
    香川県 さぬき市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    葉月工業㈱
    鹿児島県 鹿児島市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    積水樹脂㈱(注)
    大阪市北区 · その他の関係会社
    議決権0.6%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は163億円営業利益8億円前期と比べると増収増益で、売上が+10.9%、利益が+33.3%。

売上高
+10.9%
163億円
営業利益
+33.3%
8億円
純利益
+50.0%
6億円
営業利益率
4.9%
前期比 +0.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高153億円163億円
営業利益7億円8億円
純利益4億円6億円
1株あたり配当¥45¥45

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は31億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+6.9%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q341
2024年1Q2900.00
2024年2Q3013.30
2024年3Q3400.01
2024年4Q442
2025年2Q57−1−1.8−1
2025年4Q9077.85
2026年2Q6911.41
2026年4Q9477.45
2027年1Q3100.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は121億円から163億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は4.9%。売上は3期、純利益は3期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月12121
2014年3月12732
株式会社新茨中(茨城県笠間市)と合弁の販売会社エヌアイシー株式会社(東京都港区)を設立。東播商事株式会社を吸収合併し、兵庫工場を新設。エヌアイシー株式会社を吸収合併し、北関東営業所を新設。株式会社新茨中の事業を一部譲受の上、茨城工場を新設。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。
2015年3月12832
2016年3月13831
2017年3月13631
2018年3月12331
2019年3月12031
2020年3月12663
2021年3月12253
2022年3月11843
葉月工業株式会社(鹿児島県鹿児島市)の株式を80%取得、連結子会社化。
2023年3月11332
葉月工業株式会社の株式を追加取得、完全子会社化。
2024年3月13753
2025年3月147664.14
2026年3月163884.96

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高163億円のうち、営業利益として残るのは8億円4.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は6億円、売上の3.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.0%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.9%127億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金17.2%28億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.9%8億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
22.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.1pt
4.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.1pt
3.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.3pt
7.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが3億円、投資CFが−8億円で、差し引きのフリーCFは−5億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は14億円で、売上の1.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月9−1−789
2014年3月4−2−229
2015年3月6−1−459
2016年3月11−1−81011
2017年3月20−2211
2018年3月4−2−2211
2019年3月6−1−5511
2020年3月86−141412
2021年3月10−5−4513
2022年3月7−3−4414
2023年3月2−76−514
2024年3月13−4−8915
2025年3月7−3−3415
2026年3月3−84−514

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は172億円。このうち返さなくてよい自己資本が86億円で、自己資本比率は50.1%(業種中央値64.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月157589937.2
2014年3月1626010237.1
2015年3月158639539.6
2016年3月156629439.7
2017年3月155639240.5
2018年3月149658443.4
2019年3月147658243.8
2020年3月136676948.8
2021年3月140707050.0
2022年3月138726652.0
2023年3月152757748.0
2024年3月156777949.0
2025年3月162798348.8
2026年3月172868650.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
14億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
41億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
15億円
在庫として抱えている分
負債合計
86億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
73
/ 100
安定性自己資本比率33 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

ガラス・土石製品 49社との比較

同じガラス・土石製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率49社中12位あたり、逆に低いのは営業利益率49社中40位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.0%/中央値 7.3%
P25 5.5%P75 9.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
4.9%/中央値 8.0%
P25 6.1%P75 12.2%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
50.1%/中央値 64.4%
P25 50.0%P75 73.1%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
10.9%/中央値 4.1%
P25 -0.8%P75 8.9%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.7%/中央値 3.0%
P25 2.1%P75 3.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,210で、1年前と比べて-5.0%過去52週の値幅のなかでは24%の位置にある。

¥1,210-0.9%1ヶ月+1.1%1年-5.0%時価総額37億円
過去52週の値幅
安値¥1,089高値¥1,599

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)6.1倍
PER (会社予想)8.6倍
PBR0.41倍
配当利回り3.72%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月は-1.5%とほぼ横ばい。7月8日に1245円の戻り高値を付けた後、7月28日に1164円まで下落し、現在は1190円。25日線(1209円)をわずかに下回り、75日線(1195円)も下回っている。200日線(1261円)に対しては6%下で、中長期トレンドは弱い。52週高値1599円からは26%安、安値1089円からは9%高。出来高は7月28日・29日に1万株超と増加し、底値圏での売買が活発化。RSIは40.8。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER6.0倍は業界平均17.2倍を大幅に下回り極めて割安。PBR0.41倍も平均1.41倍を大きく下回り、ROE7%に対して株価純資産倍率が過小評価。配当利回り3.75%は平均2.94%を上回り高水準。配当性向28.4%で増配余地あり。業績増収基調ながら市場の認識が低く、割安だが流動性リスクに注意。

指標この会社業種平均
PER (実績)6.1倍15.7倍
PER (予想)8.6倍
PBR0.41倍1.34倍
ROE7.0%4.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

建設市場のうち、特に既存構造物のメンテナンス需要の拡大が期待される。強気派は、社会インフラの老朽化対策による補修・補強材の需要増と、周辺事業への拡大を評価する。一方、弱気派は、市場の限界や競争激化、売上規模が小さいことによる成長の頭打ちを懸念する。業績は増収基調で、収益性も改善傾向にあるが、絶対的な利益額は小さく、成長の持続性が問われる。

プラスに働く材料7
  • インフラ老朽化対策

    道路や橋梁などの老朽化が進み、補修需要は堅調と見られる。

  • 増収基調

    売上高は過去3期連続で増加し、営業利益率も改善している。

  • 割安感

    PBRは0.4倍と低く、配当利回りも3.78%と高い。

  • 営業利益8億円で前期比33%増益2026年3月期影響

    2026年3月期の営業利益は8億円(前期6億円)で+33%。営業利益率も4.91%に上昇し収益改善が続く。

  • PBR0.41倍と純資産は時価総額の2.5倍継続影響

    PBR0.41倍は純資産が時価総額の約2.5倍(88.9億円/36億円)あることを示し、資産価値に比べ割安。

  • 配当利回り3.78%が下値支える通年影響

    配当利回り3.78%と高く、株主還元姿勢が評価される。安定配当が株価の下値を支える。

  • 売上高が2桁増の163億円に拡大2026年3月期影響

    売上高は前期147億円から163億円と10.9%増。2桁成長で業績モメンタムが続く。

マイナスに働く材料7
  • 市場規模の限界

    国内の補修材市場は成熟しており、大幅な成長は見込みにくい。

  • 競争激化

    同業他社や新規参入が増え、競争環境が厳しくなる可能性がある。

  • 収益の絶対額が小さい

    売上高は163億円と小さく、利益額も少ないため、業績変動の影響を受けやすい。

  • 予想PER8.5倍は来期減益を示唆決算発表後影響

    実績PER5.99倍に対し予想PER8.5倍は、市場が来期純利益約4.2億円(36億円/8.5)と減益を予想している。

  • 営業利益率4.91%と低収益で稼ぐ力が弱い継続影響

    営業利益率は4.91%(前期4.08%)と改善も依然低水準。売上163億円規模でも営業利益は8億円にとどまる。

  • 時価総額36億円の超小型株で流動性が乏しい継続影響

    時価総額36億円と小さく、まとまった売買で株価が動きやすい。機関投資家の参入障壁となる。

  • 株価は1年で5.7%下落し上値が重い不定影響

    1年間で株価が5.7%下落。市場全体に比べて低迷し、投資家センチメントが悪化。

次の決算で確かめる点
売上高
市場拡大の有無を確認する。
営業利益率
競争やコスト要因による収益性の変化を測る。
受注状況や市場動向
建設業界の需要を反映する指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり45で、前期から+37.5%いまの株価に対する利回りは3.72%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥45
1株あたり
配当利回り
3.72%
いまの株価に対して
配当性向
28.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2077.3
2018年3月200.039.3
2019年3月200.053.0
2020年3月2525.027.7
2021年3月250.014.5
2022年3月250.024.4
2023年3月250.028.1
2024年3月3020.035.7
2025年3月4033.333.0
2026年3月5537.528.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥45

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ1,864人。区分でいちばん多いのは個人・その他51.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.2%を占め、残る53.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他52.951.551.452.352.751.4
事業法人36.037.637.336.736.037.3
金融機関9.48.99.08.98.98.8
自己株式5.55.55.55.55.24.8
証券会社1.21.61.81.51.81.6
外国法人0.50.40.60.60.60.8
外国人個人0.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01積水樹脂株式会社22.52
02ニッコー共栄会8.45
03ニッコー持株会4.63
04UBE三菱セメント株式会社3.62
05株式会社伊予銀行(常任代理人)株式会社日本カストディ銀行2.55
06アサノ産業株式会社2.35
07中山盛雄2.19
08株式会社香川銀行1.70
09株式会社商工組合中央金庫1.40
10住友生命保険相互会社(常任代理人)株式会社日本カストディ銀行1.34

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+3370%、1株純資産は14期で+638%。直近期のROEは7.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月64001.422.759.5
2014年3月572,0622.815.144.8
2015年3月592,1502.815.535.4
2016年3月322,1331.522.786.7
2017年3月352,1661.625.477.3
2018年3月512,2272.317.939.3
2019年3月422,2201.914.753.0
2020年3月942,2974.16.627.7
2021年3月1132,4234.86.814.5
2022年3月942,4733.97.424.4
2023年3月692,5232.710.528.1
2024年3月1022,6463.98.835.7
2025年3月1362,7255.16.233.0
2026年3月1982,9577.06.228.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額102百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
多田綾夫代表取締役会長7619,000
山口芳美代表取締役社長 社長執行役員6910,000
杉山直取締役76
菊池友幸取締役59
乗松伴成取締役 常務執行役員 事業本部長665,000
久保淳取締役 執行役員 管理部門管掌657,000
一條岳取締役 執行役員 市場開拓部長 近畿・中部支店長 営業推進部長692,000
山田雅宏取締役 執行役員 エクステリア事業部長 開発部門管掌623,000
金子弘朗取締役 執行役員 東日本支店長 営業推進部長612,000
川人秀昭常勤監査役673,000
佐々木克嘉監査役59
谷真澄監査役72
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
三浦真紀取締役68

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)7482988612
監査役1999
社外取締役3772

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容699字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社の企業集団は当社および子会社3社で構成され、コンクリート二次製品の製造・販売ならびにこれらに付帯する輸送、工事請負などの事業活動を行っております。 当社グループの事業内容および当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは、次のとおりであります。 なお、次の3事業は、第5「経理の状況」1「連結財務諸表等」(1)連結財務諸表 注記事項 に掲げるセグメントの区分と同一であります。 土木資材事業………   公共事業向けのボックスカルバート、ヒューム管、重圧管、L型擁壁ほか水路用・道路用・農林用・下水道用製品などであり、当社が製造・販売しております。また、子会社の葉月工業株式会社は、主に法面保護工事業を行っております。 景観資材事業………   パブリックスペース向けのコンクリート舗装材、擬木、擬石などであり、当社が製造・販売しております。 エクステリア事業…   民間住宅向けのガーデン製品、積みブロックなどであり、当社が製造・販売しております。また、子会社のニッコーエクステリア株式会社は当社製品の一部を全国に販売しており、当社は同社の取扱い商品の一部を仕入れております。 子会社の株式会社サンキャリーは当社製品の運送手配および出荷業務を行っております。また、同社は、当社グループの製品製造に係る型枠製作および鉄筋加工品の製造・販売も行っております。 当社はその他の関係会社である積水樹脂株式会社と企業提携基本契約を締結しており、同社から合成樹脂と金属の複合製品などを仕入れ、当社製品を同社へ販売しております。 以上の企業集団等について系統図を示すと以下のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,505字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社はプレキャストコンクリート製品の製造・販売を通じて「美しく豊かな環境づくりに貢献する」を経営理念としており、「最高の品質を追究します」「最高のサービスを提供します」「創意と工夫で挑戦します」をモットーに、都市環境、住環境、ならびに自然環境に寄与する優れた独自製品を社会に送り出してまいります。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、「Nikko Revolution Towards 2033」にて定めましたとおり、株価・資本コストを意識した経営を早期に実現すべく、ROE(自己資本利益率)ならびにPBR(株価純資産倍率)の向上に注力してまいります。 また、株主還元にも注力し、成長投資や財務の健全性は維持しつつも目標配当性向35%、目標総還元性向50%を設定し、安定的かつ継続的な配当を図ってまいります。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、「グループ成長戦略」、「サステナビリティ取組強化戦略」、「人的資本活性化戦略」、そしてこれらの戦略を推し進めるための「経営基盤強化戦略」の4つを基本戦略とした中期経営計画「Nikko Revolution Towards 2033」を2025年4月に発表いたしました。 具体的には、プレキャストコンクリートのメリットをユーザーに訴求しながら地域の需要や特性に応じた提案を推し進めるとともに、当社オリジナルのカスタマイズ技術を駆使した高付加価値の製品・工法の開発と拡販に注力し、シェアおよび収益の拡大を目指してまいります。また、関東地区における販売拡大や、連結子会社の葉月工業株式会社を起点とした九州地区での事業展開など、エリア戦略を着実に遂行しながら成長戦略を強力に推し進めてまいります。 サステナビリティへの取組みについては、「サステナビリティ推進委員会」を中心にESG経営の実現に向けた取り組みを加速化し、特にE(環境)については、脱炭素製品の開発・生産・販売を始め、再生可能エネルギーの採用やブルーカーボンへの取組み等を推し進め、2040年までのカーボンニュートラル実現に向けて鋭意取組んでまいります。 また、当社は人的資本の活性化がグループ全体の持続的成長に不可欠であると認識しており、社員一人ひとりの成長を組織の成長と結びつけることでエンゲージメントの向上を推し進めるべく、教育・研修の充実や健康経営への取組み強化等を通じて、グループ全体のウェルビーイングの実現を目指してまいります。 一方、東京証券取引所より要請の「資本コストと株価を意識した経営の実現に向けた対応」についても重要な経営課題のひとつと位置づけ、資本政策の基本方針に基づき株主還元の充実を進める一方、IRの拡充とガバナンス強化を図ることで、ROE(自己資本利益率)およびPBR(株価純資産倍率)の向上に努めてまいります。 以上のような施策を推し進めることで、中期経営計画の基本方針である「美しく豊かな環境づくりを通じてサステナビリティ実現に貢献する日本興業グループ」の実現に挑戦してまいります。 (4)経営環境 当社グループが主要事業とするプレキャストコンクリート製品の製造・販売について、相次ぐ自然災害や社会資本の老朽化、人手不足などを背景に、国の進める「国土強靭化」を始め、「防災・減災」「流域治水」「安全・安心」「維持・補修」や建設現場での生産性向上が中長期的な課題とされるなかで、現場の省力化や生産性向上に向け、今後もその重要性が増すと見込まれます。一方、持続する原材料価格やエネルギーコストの高騰に起因する工事発注の遅延や需要の減退などが懸念されます。 当社グループは、同業他社の多くが地域や事業を限定し展開するなかで、土木資材事業、景観資材事業、エクステリア事業の3事業を全国展開することで、それぞれの事業の強みを活かした幅広い品揃えと豊富なソリューションにより事業を展開しております。また、役所や建設コンサルタントなどへの提案営業を軸とした特注対応力も強みのひとつと考えております。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、国の進める「国土強靭化」を始め、「防災・減災」、「流域治水」、「維持・補修」などの重点テーマや建設現場の生産性向上へのソリューションとして、プレキャスト化のメリットをユーザーに訴求しながら地域の需要や特性に応じた提案を推し進め、シェアおよび収益の拡大を目指してまいります。また、当社オリジナルのカスタマイズ技術を駆使した高付加価値の製品・工法の開発と拡販に注力するとともに、3次元データ等のデジタル技術を駆使した製品モデルの提案による難易度の高い特注物件への対応力強化や、グリーンインフラ、カーボンニュートラルといったサステナビリティに貢献する素材や製品の開発を通じて、多様化・高度化するユーザーのニーズに的確に応えてまいります。 さらに、東日本地区における土木資材製品の一層の拡販を推し進めるとともに、連結子会社化した葉月工業株式会社との連携により九州地区における本格的な事業展開を図るなど、当社グループの持続的成長に向けた地域戦略の推進により、収益の確保に努めてまいります。 一方、今後も予想されるセメント、骨材や鉄筋などの原材料価格やエネルギーコストの高騰への対策として、生産部門を始めとするあらゆる部門で管理強化と効率化によるコスト低減を図るとともに、販売価格の適正化を推し進めることで、利益の創出を図ってまいります。また、老朽化した生産設備による問題を防ぐため、生産状況をふまえながら適切かつ計画的に設備更新を実施してまいります。 当社グループは、上記の事業活動を通じて、より一層の収益性の向上と財務体質の強化を推し進めてまいります。
事業等のリスク2,547字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)目下、顕在化しているリスク 原材料価格やエネルギーコスト、配送コストの想定外の高騰 当社グループの製品の主要原材料は砂・砂利、セメントや鋼材などであり、製造工程においてボイラー用途に重油を使用しております。また、施工現場までの製品供給は、重量物が主体であるため、運送会社に手配の上、大型車両による配送を行っております。これら原材料価格やエネルギーコスト、配送コストが想定以上に上昇した場合、当社グループの利益を始めとする経営成績や財政状態に大きな影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、原材料等の価格高騰の業績への影響を抑制すべく、生産部門を始めあらゆる部門での管理強化と効率性の向上に努めるとともに、販売価格の適正化を推し進めております。また、当社製品の配送手配を担当する株式会社サンキャリーを中心に、配送効率の向上に努めております。 (2)過去に顕在化したことがあり、将来においても発生の可能性のあるリスク ①公共投資の動向 当社グループの土木資材事業ならびに景観資材事業は、それぞれ売上の大部分を公共事業に供する製品の販売により獲得していることから、公共事業において発注減少や進捗遅延が発生する場合は、当社グループの売上を始めとする経営成績や財政状態に大きな影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、公共事業の動向による影響を軽減すべく、民間商業施設や学校法人などの民間需要の開拓、受注獲得に注力しております。また、公共工事においても、「防災・減災」や「維持・補修」などの重点テーマに対応した製品・工法の提案や新製品・新工法の開発により、受注の獲得を進めております。 ②気候変動等に伴う大規模自然災害 当社グループは、全国に営業拠点を構えており、生産拠点も西日本を中心に設置しております。今後、地震や台風災害などの自然災害が発生した場合は、災害の影響の程度や範囲により、当社の営業活動や生産活動が正常に行えないことが想定され、当社グループの売上を始めとする経営成績や財政状態に大きな影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、全社的なBCP(事業継続計画)の構築・運用を通じて、まずは従業員及びその家族の人命を第一とした支援活動を行うとともに、地域の同業他社とも連携しながら、被災を免れた生産拠点での代替生産・配送などを進め、継続的な事業活動を通じたインフラの復旧活動を推進いたします。 ③感染症の感染拡大による影響 新型コロナウイルス感染症のような感染症が拡大した場合、当社グループにおいては、民間の建築外構工事における縮減などに伴い、当社製品の売上減少を余儀なくされ、売上を始めとする経営成績や財政状態に大きな影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、緊急対策本部を組織し、テレワークや時差出勤の推進、集合形式の会議や研修、出張等の自粛などの安全対策の全社的な実施により、顧客とのコミュニケーションを維持しつつ感染防止に努めます。 (3)将来において発生の可能性のあるリスク ①原材料・エネルギーの供給不足・停止 当社グループが主に製造するプレキャストコンクリート製品は、製造工程においてボイラー用途に重油を使用しております。また、施工現場までの製品供給は、重量物が主体であるため、運送会社に手配の上、大型車両による配送を行っております。国際情勢の悪化等に伴い原油の供給不足が長期化した場合には、当社製品の製造・出荷の停止や配送不能の事態が生じることで、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ②知的財産権 当社グループは、開発された技術・製品を保護するために特許などの知的財産権の確立を進めるほか、製品の製造・販売に先立ち第三者が保有する知的財産権を十分調査し、権利を侵害しないよう努めております。しかし、予期しない事情により当社グループと第三者との間で知的財産権に関する紛争が発生し、当社グループに不利な判断がなされた場合には、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③製造物責任 当社グループは、製品の開発や生産にあたっては安全性・品質に十分に配慮しておりますが、製品の予期しない欠陥によって製品の回収や損害賠償につながる可能性があります。保険に加入し賠償に備えているものの、保険による填補ができない事態が発生した場合には、当社グループの経営成績および財政状態のみならず、社会的評価にも影響を及ぼす可能性があります。 ④産業事故災害 当社グループは、事業活動全般において無事故、無災害に努めておりますが、当社グループの工場において、万が一産業事故災害が発生した場合、自社の保有資産に対しては保険に加入し備えているものの、社会的信用の失墜、生産活動の停止による機会損失などにより、当社グループの経営成績および財政状態のみならず、社会的評価にも影響を及ぼす可能性があります。 ⑤人材確保 当社グループは、安定的な事業運営を行うべく、計画的な人材の確保に努めておりますが、当社グループの想定する人員体制を必要な時期に確保できない場合は、当社グループの事業活動に支障をきたすこととなり、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥情報セキュリティ 当社グループは、基幹業務システムを構築の上、各事業拠点を情報ネットワークで接続し事業活動を行っており、セキュリティ対策や社員教育を実施しているものの、サイバー攻撃などによる情報漏洩やネットワーク障害などによる業務の遅延・停滞などの発生により、当社グループの事業活動に支障をきたすこととなり、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,446字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況 当連結会計年度における当社グループ(当社および連結子会社)の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度のわが国経済は、雇用や所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調を維持しているものの、原材料価格の高止まりに加え、米中の通商政策や中東情勢の悪化などによる影響が懸念されるなど、先行きは依然として不透明な状況で推移いたしました。 当社グループ(当社および子会社)の需要先である建設業界では、公共事業については、「国土強靭化」や「防災・減災」「維持・補修」などの重点施策への予算配分を背景に堅調に推移しました。一方、民間建設投資については、住宅市場における2025年の新設住宅着工戸数が3年連続で減少し過去最低の水準となったものの、企業の設備投資意欲の回復を背景として非住宅分野を中心に好調に推移しました。 このような状況のもと、当社グループ(当社および子会社)は、2025年4月に中長期経営計画(Nikko Revolution Towards 2033)を策定し、「美しく豊かな環境作りを通じてサステナビリティ実現に貢献する日本興業グループ」を基本方針に掲げております。本計画では「グループ成長戦略」「サステナビリティ取組強化戦略」「人的資本活性化戦略」そして「経営基盤強化戦略」の4つの戦略を柱とし、持続的成長による企業価値の向上に向け各種施策に取り組んでおります。第1フェーズの初年度に当たる当期の具体的な取組みとして、販売部門においては、役所や建設コンサルタントに向けて営業担当と営業推進担当が一丸となり、開発・設計・生産部門の関連部署の支援のもと、当社プレキャストコンクリート製品の提案を推し進めてまいりました。また、開発・設計部門の支援による3次元データ等のデジタル技術を駆使しながら、高付加価値製品の拡販や難易度の高い特注物件の受注に注力するとともに、原材料価格の高騰に対処すべく、販売価格の適正化にも取り組んでまいりました。一方、生産部門においては、製造現場の労働環境の改善により生産性や安全性の向上を図るとともに、品質改善に向けて管理体制の見直しや設備投資を積極的に進めてまいりました。さらに、協力会社との連携強化により物流の合理化に取組むなど、グループ一丸となって収益の確保に努めてまいりました。加えて、社会的課題への取組みとして、低炭素型コンクリート「Necoコンクリート®」や自己治癒コンクリート「バジリスク」などの脱炭素製品の拡充に努めるとともに、豪雨災害に備え雨水を「しみこませる」まちづくりを進めるべく東京都が推進する「雨水しみこみプロジェクト」に参画し、官民共同で雨水流出抑制に資するグリーンインフラ施設のモデル整備事業等を通じて、流域治水への取組みを着実に推進してまいりました。 当連結会計年度の経営成績は、土木資材事業において、兵庫県における港湾向け製品の拡販が増収に大きく寄与したことで、売上高は163億21百万円(前期比10.7%増)となりました。 利益面については、増収に加え、高付加価値製品の拡販効果や原材料価格高騰分の販売価格への転嫁を着実に推進したことが奏功し、営業利益は7億90百万円(前期比33.0%増)、経常利益は8億22百万円(前期比28.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は5億77百万円(前期比46.8%増)となりました。 セグメント別の状況は、次のとおりであります。 土木資材事業 国や地方の推進する「国土強靭化」を始め「防災・減災」「維持・補修」「流域治水」などの重点施策に対応するオリジナル製品の拡販や、建設現場の省力化・効率化に向けたプレキャスト化の提案を積極的に推し進めた結果、L型擁壁や電線共同溝、情報BOXが堅調に推移したほか、港湾関連製品の「RC走行路版」や「コンテナマット」、高速道路の橋脚に用いられる高耐久埋設型枠「SEEDフォーム」の実績が業績に大きく寄与したことで、当セグメントの売上高は117億78百万円(前期比14.4%増)、当セグメント利益は7億68百万円(前期比58.2%増)となりました。 景観資材事業 豊富な製品ラインナップと当社の特注対応力を活かした製品の提案を積極的に推し進めたことで、都市部の大型物件において特注平板や擬石階段ブロック、擬石ファニチュアなどが好調に推移したものの、主力のバリアフリーペイブを始めとする舗装材の売上が減少したことで、当セグメントの連結売上高は35億38百万円(前期比0.4%減)、品質向上に向けた生産設備の修繕・更新を推し進めたことで、当セグメント利益は30百万円(前期比71.2%減)となりました。 エクステリア事業 主力の立水栓において新製品を投入したことに加え、各種展示会やSNSによる積極的な製品PRを実施したことで売上を確保したほか、販売子会社であるニッコーエクステリア株式会社の特販部における売上も大きく貢献したことで、当セグメントの売上高は10億4百万円(前期比11.5%増)となったものの、価格競争を余儀なくされたことで、当セグメント損失は8百万円(前期は3百万円の利益)となりました。 なお、当連結会計年度における財政状態は、次のとおりであります。 (a)流動資産 当連結会計年度末における流動資産の残高は、90億25百万円(前連結会計年度末は87億68百万円)となり、2億56百万円増加いたしました。増加の主なものは、電子記録債権の増加(前期比8億80百万円増)などによるものであります。 (b)固定資産 当連結会計年度末における固定資産の残高は、81億79百万円(前連結会計年度末は74億40百万円)となり、7億39百万円増加いたしました。増加の主なものは、機械装置及び運搬具の増加(前期比3億52百万円増)などによるものであります。 (c)流動負債 当連結会計年度末における流動負債の残高は、71億66百万円(前連結会計年度末は70億88百万円)となり、78百万円増加いたしました。増加の主なものは、短期借入金の増加(前期比5億39百万円増)などによるものであります。 (d)固定負債 当連結会計年度末における固定負債の残高は、14億15百万円(前連結会計年度末は12億7百万円)となり、2億7百万円増加いたしました。増加の主なものは、長期借入金の増加(前期比1億45百万円増)などによるものであります。 (e)純資産 当連結会計年度末における純資産の残高は、86億23百万円(前連結会計年度末は79億13百万円)となり、7億9百万円増加いたしました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ45百万円減少し、14億21百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 売上債権の増加や仕入債務の減少などにより、当連結会計年度において営業活動によって得たキャッシュ・フローは、前年と比較し3億24百万円減少し、3億40百万円となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動に使用したキャッシュ・フローは、前年と比較して4億42百万円増加し、7億53百万円となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動で得たキャッシュ・フローは、短期借入金や長期借入金の増加により、前年と比較して7億9百万円増加し、3億67百万円となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績 (a)生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 土木資材事業(千円)   3,735,147   106.21 景観資材事業(千円)   1,702,466   102.68 エクステリア事業(千円)   264,405   97.80 合計(千円)   5,702,018   104.72 (注)金額は、製造原価によっております。 (b)商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 土木資材事業(千円)   3,225,790   103.55 景観資材事業(千円)   627,808   105.77 エクステリア事業(千円)   392,516   124.04 合計(千円)   4,246,115   105.49 (注)1 金額は、仕入価格によっております。 2 上記に対応する商品売上実績は、4,818,234千円であります。 (c)受注実績 当社グループは見込み生産を行っているため、該当事項はありません。 (d)販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 土木資材事業(千円)   11,778,460   114.44 景観資材事業(千円)   3,538,384   99.58 エクステリア事業(千円)   1,004,205   111.53 合計(千円)   16,321,050   110.68 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 また、当連結会計年度の販売実績の契約形態の別内訳は、次のとおりであります。 内 訳   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   構成比(%) 製品売上(千円)   9,377,193   57.46 商品売上(千円)   4,818,234   29.52 工事売上(千円)   2,125,621   13.02 合計(千円)   16,321,050   100.00 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり当社が採用している会計方針等につきましては、第5[経理の状況]1[連結財務諸表等]の[注記事項]4.会計方針に関する事項に記載のとおりであります。 連結財務諸表の作成に当たっては、会計上の見積りを行う必要があり、貸倒引当金や賞与引当金、役員賞与引当金の計上、固定資産の減損に係る回収可能価額の算定、繰延税金資産の回収可能性の判断等につきましては、過去の実績や状況に応じ合理的であると考えられるさまざまな要因に基づき、継続して評価を行い、資産や負債、収益・費用の数値に反映しております。なお、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果は異なる可能性があります。 当社グループは、今後も入手可能な情報を基に見積りに係る検証・評価を行い、適切に連結財務諸表に反映させてまいります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (a)当社グループの当連結会計年度の経営成績等 当社グループの当連結会計年度の経営成績等については、(1)経営成績等の状況 ①財政状態及び経営成績の状況に記載のとおりであります。 (b)当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因 当社グループの連結売上高の大半を占める土木資材事業および景観資材事業において、主に公共事業に供される製品の販売を行っていることから、公共事業の発注減少や進捗遅延により当社グループの経営成績および財政状態が大きな影響を受ける可能性があります。 また、原材料価格やエネルギーコスト、輸送コストの想定外の高騰により、その影響を生産効率化やコスト削減、販売価格への転嫁などの諸対策でカバーできない場合、当社グループの経営成績および財政状態が大きな影響を受ける可能性があります。 (c)当社グループの資本の財源および資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、工場における原材料仕入などの製造費用ならびに販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、主に、事業拡大に向けたM&Aや既存生産設備の更新、土木資材事業に係る型枠製作、製品開発投資などによるものであります。 当社グループは、短期運転資金については自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、自己資金及び金融機関からの長期借入を基本としております。 なお、当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 (d)経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、財務体質の強化のための従来から引き続きフリー・キャッシュ・フローの増大を重視しております。また、2025年4月公開の「Nikko Revolution Towards 2033」においては、企業価値の指標としてPBR(株価純資産倍率)1倍以上、資本効率の指標としてROE(自己資本利益率)8.0%以上を目指しております。 当連結会計年度に獲得したフリー・キャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ7億67百万円減少し、4億12百万円のマイナスとなりました。これは主に、営業活動によって得たキャッシュ・フローが前年に比べ3億24百万円減少するとともに有形固定資産の取得による支出などにより投資活動に使用したキャッシュ・フローが4億42百万円増加したことによるものであります。 また、当連結会計年度のROAは4.9%(前年同期比0.9ポイントの改善)、ROEは7.0%(前年同期比1.9ポイントの改善)となりました。ROAおよびROEの改善の要因は、主に土木資材事業の増収や高付加価値製品の拡販効果に加え、販売価格の適正化の進捗などによるものであります。 (e)経営成績等の状況に関する分析を踏まえた検討内容 当社グループは、「美しく豊かな環境作りを通じてサステナビリティ実現に貢献する日本興業グループ」を基本方針に掲げ、収益力の向上と成果の適正配分の両立を目指す「グループ成長戦略」、サステナビリティへの取組みを加速化させるための「サステナビリティ取組強化戦略」、ウェルビーイングの推進を目指す「人的資本活性化戦略」、そしてこれらの戦略を推し進めるための「経営基盤強化戦略」、以上4つの戦略に基づき、持続的成長による企業価値の向上を目指してまいります。 具体的には、国や地方の進める重点施策や建設現場の生産性向上へのソリューションとして、プレキャスト化のメリットをユーザーに訴求しながら地域の需要や特性に応じた提案を推し進めるとともに、当社オリジナルのカスタマイズ技術を駆使した高付加価値の製品・工法の開発と拡販に注力し、シェアおよび収益の拡大を図ってまいります。また、港湾を始め、空港や防衛施設に向けた製品・素材開発を推し進めるなど、新規事業領域の拡大を図っていくとともに、需要ボリュームの大きい関東地区でのさらなる事業拡大や、連結子会社の葉月工業株式会社を起点とした九州地区での事業展開など、エリア戦略も着実に遂行しながら成長戦略を強力に推し進めてまいります。加えて、生産部門においては、老朽化した生産設備の更新を早急に進め、生産効率の向上によるコスト低減を図るとともに、あらゆる部門が、原材料価格高騰分の販売価格への適正な転嫁や物流合理化、管理強化と生産性向上に取組むことで、利益の創出を図ってまいります。 サステナビリティへの取組みについては、「サステナビリティ推進委員会」が中心となり、ESG経営の実現に向けた取組みを加速化させてまいります。特に、E(環境)については、昨年上市した低炭素型コンクリート「Necoコンクリート®」を始めとする脱炭素型製品の開発・生産・販売を始め、再生可能エネルギーの採用やブルーカーボンへの取組み等を推し進め、2040年までのカーボンニュートラル実現に向けて鋭意取組んでまいります。 また、当社は人的資本の活性化がグループ全体の持続的成長に不可欠であると認識しており、社員一人ひとりの成長を組織の成長と結びつけることでエンゲージメントの向上を推し進めるべく、教育・研修の充実や健康経営への取組み強化等を通じて、グループ全体のウェルビーイングの実現を目指してまいります。 一方、東京証券取引所より要請の「資本コストと株価を意識した経営の実現に向けた対応」についても重要な経営課題のひとつと位置づけ、2025年4月公開の中長期経営計画における成長戦略に基づき持続的に収益性を高めていくとともに、資本政策の基本方針に基づき株主還元の充実を進める一方、IRの拡充とガバナンス強化を図ることで、ROE(自己資本利益率)およびPBR(株価純資産倍率)の向上に努めてまいります。また、企業提携基本契約を締結中の積水樹脂株式会社との関係も、経営の独立性は維持しつつも、お互いの事業上の強みを活かしながらパートナーシップの強化を図り、企業グループ全体の成長に寄与してまいります。 以上のような施策を当社グループが一丸となって取組むことで、持続的成長を実現し企業価値向上を図りながら、経営理念である「美しく豊かな環境づくり」の実現に向けて鋭意挑戦してまいります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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