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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

イトーヨーギョー

ITO YOGYO CO., LTD.5287 · Standard · ガラス・土石製品

道路・上下水道向けコンクリート二次製品の専門メーカー。管渠とマンホールの一体製品で地下水道インフラを支える。

概要

イトーヨーギョーはコンクリート二次製品の製造・販売を主力とする企業である。1950年に兵庫県明石市で建築資材販売会社として創業し、現在は神戸市に本社を置く。東京証券取引所スタンダード市場と名古屋証券取引所メイン市場に上場し、従業員数124名。2026年3月期の売上高は39億円。事業はコンクリート関連、建築設備機器関連、不動産関連の3セグメントで構成され、バイコン製法による環境配慮型コンクリート製品や無電柱化製品、油水分離装置などを手掛ける。

コンクリート・建築設備・不動産の3事業構成

当社はコンクリート関連事業、建築設備機器関連事業、不動産関連事業の3セグメントで構成される。2026年3月期の売上高はコンクリート関連事業が22億97百万円(全体の58.4%)、建築設備機器関連事業が15億18百万円(38.6%)、不動産関連事業が1億17百万円(3.0%)である。コンクリート関連事業では道路関連製品(ライン導水ブロックシリーズなど)、バイコンパイプ、バイコンマンホール、ゴムジョイント、環境関連製品(ヒュームセプター)を製造販売する。建築設備機器関連事業では空調設備を中心とする建築設備関連機器の販売・施工・メンテナンスを行う。不動産関連事業は自社所有の賃貸用マンション等の賃貸を手掛ける。同事業は安定的な収益源となっている。

公共事業に依存する収益構造と民間開拓の取り組み

当社の売上高は公共事業の動向に大きく影響される。2026年3月期の売上高は39億33百万円と前年比15.6%増加したが、営業利益は3億36百万円(同66.9%増)、当期純利益は3億20百万円(同8.1%減)と振れた。公共事業向けが主体であるが、民間企業向けの環境対策製品(ヒュームセプター)や空調設備工事の受注拡大にも注力している。国土交通省の「防災・減災、国土強靱化」「無電柱化の推進」といった政策に対応した製品開発を進め、道路老朽化対策や浸水対策などの需要を取り込む。収益の下期偏重構造の改善を課題として掲げている。

兵庫県と岡山県に生産拠点、大阪・神戸に営業機能

生産拠点は兵庫県の加西工場と岡山県の岡山工場の2か所であり、いずれも1990年に日本下水道協会のバイコンマンホール認定工場となった。本社機能は2000年に大阪市北区中津に移転し、その後2017年に神戸営業所と建築設備部を神戸市中央区中山手通に集約した。現在の登記上の本店は神戸市中央区であるが、実際の業務は大阪市北区と神戸市中央区で行われている。営業面では直販・見積受付サイト「ITOストア」を2011年に開設し、全国への販売チャネルを構築している。従業員数は124名と小規模ながら、技術開発から生産、販売まで一貫して行う体制をとる。

業界の中での役割は上下水道・道路インフラ向けコンクリート二次製品メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
39億円
営業利益
3億円
営業利益率
7.7%
純利益
3億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
コンクリート 関連事業23億円59.0%2億円8.7%
建築設備機器 関連事業15億円38.5%1億円6.7%
不動産 関連事業1億円2.6%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01上下水道・道路インフラ主力

道路や上下水道のインフラ整備向けに、コンクリート二次製品(道路関連製品、バイコンパイプ等の管渠製品、バイコンマンホール等)を製造・販売し、関連するゴムジョイント等も供給している。環境関連製品も民間企業へ販売する。

主な製品・サービス4
道路関連製品
道路舗装や側溝などに使用されるコンクリート二次製品。
バイコンパイプ
ボックスカルバートの一種で、高い強度と施工性を兼ね備えた水路・排水路用の製品。
バイコンマンホール
マンホール用のコンクリート二次製品。パイプと一体で使用され、効率的な施工を可能とする。
ゴムジョイント
コンクリート製品の継ぎ目に使用されるゴム製の可撓継手。地震や不等沈下による応力を吸収する。

02建築設備(空調)準主力

空調設備を中心とする建築設備関連機器の販売・施工・メンテナンスを行っている。建設現場や施設管理の需要に対応する。

03不動産賃貸副次

自社所有の不動産(賃貸用マンション等)を賃貸している。

製品と技術

バイコン製法による低炭素型コンクリート製品

当社の基幹技術は1967年にデンマークから導入したバイコン成型機による振動加圧成型製法(バイコン製法)である。この製法は少ないセメント量で高強度のコンクリート二次製品を製造でき、従来の遠心成型などに比べCO2排出量を削減できる。国土交通省の「低炭素型コンクリート試行工事」の基準を満たす製品も開発済みであり、主力製品であるライン導水ブロックシリーズ、バイコンパイプ、バイコンマンホールの低炭素型への移行を推進している。ライン導水ブロック-F型は2005年に建設技術展で注目技術賞を受賞した。加西工場と岡山工場で生産され、日本下水道協会の認定工場として品質管理体制を有する。

環境対策製品ヒュームセプターと油水分離技術

ヒュームセプターは、道路や工場の排水に含まれる油分や汚泥を分離する油水分離ますであり、2005年に国内販売権を取得した。NEXCO設計要領に準拠し、高速道路、国道、都道府県道、工場、商業施設に広く採用されている。省スペースで施工が簡易、油の再流出が無い点が評価され、2009年には建設技術展で注目技術賞を受賞した。近年はマイクロプラスチック対策としてMP2フィルターを開発し、環境省のシンポジウムでも紹介された。また、クーリングタワー循環水処理装置「ドルフィンウォーターケア」、ソーラー縁石システム、レインガーデンシステムなどの環境関連製品の開発も進めている。

無電柱化を支えるD.D.BOX・S.D.BOX

D.D.BOXは2013年4月に販売を開始した2階建て管路収納側溝であり、電線類を地中に収容する無電柱化製品の主力である。国土交通省の無電柱化推進計画に対応し、市街地の緊急輸送道路や通学路での需要が見込まれる。同様のコンセプトを持つS.D.BOXもラインナップに加え、管路収納と排水機能を一体化した製品として、道路空間の有効活用に貢献する。これらの製品は、道路老朽化対策や防災・減災の観点からも注目されている。当社は無電柱化関連で特許を取得し、建設技術審査証明(下水道技術第1407号)を取得したブーツウェッジタイプのマンホールも開発している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

ガラス・土石製品のなかでの位置

ガラス・土石で売上拡大、営業利益率7.7%

当社はガラス・土石製品セクターに属し、売上高は2024/3期の31億円から2026/3期に39億円と増加傾向である。営業利益率も直近で7.69%と改善している。同業他社にはAGCや日本板硝子など大手が存在し、売上規模では大きく劣るが、セメントやコンクリート関連のニッチ市場で独自の地位を築いている可能性がある。住友大阪セメントは売上高約2200億円と大規模で、当社は小規模ながらも成長を見せており、効率的な運営で収益を伸ばしている。今後は大手との競争を避け、地方や特殊用途に強みを発揮する戦略が考えられる。

強み

  • 売上高が31億→39億と年々増加し、成長軌道にある。
  • 営業利益率が5.88%から7.69%へ上昇し、効率化が進んでいる。
  • AGCや住友大阪セメントと比べ規模は小さいが、特定分野で強みを持つ。
  • 増収増益で財政状態が良好と推測される。

課題

  • 大手に比べ売上規模が小さく、価格競争力で劣る可能性がある。
  • ニッチ市場が中心で、拡大余地が限定的かもしれない。
  • 大手が同分野に参入すれば、競争が激化するリスクがある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

ガラス・土石製品の時価総額近傍。太字がイトーヨーギョー

時価総額で並べると、掲載8社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15368日本インシュレーション88億円7.4倍
25216倉元製作所74億円
35355日本坩堝47億円10.4倍
45279日本興業37億円6.1倍
55271トーヨーアサノ33億円
65287イトーヨーギョー31億円8.0倍
75341ASAHI EITOホールディングス10億円
85380新東10億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

建築資材販売からコンクリート製品メーカーへの転換(1950-1966)

1950年12月、創業者の伊藤剛次が兵庫県明石市に建築資材の販売を目的とした株式会社伊藤商店を設立した。1953年5月に伊藤窯業建材株式会社へ商号変更し、窯業分野へ進出。1958年7月には高圧工業株式会社を吸収合併し、事業基盤を拡大した。1962年4月に高圧コンクリート工業株式会社へ資本参加、1964年6月にはエコー電研工業株式会社(後の恒菱、現建築設備部)に資本参加するなど、コンクリート製品と建築設備の両分野への布石を打った。1966年4月、社名を現在の株式会社イトーヨーギョーに統一し、コンクリート二次製品専業メーカーとしての道を歩み始めた。

バイコン成型機導入で製造技術を確立(1967-1990)

1967年9月、デンマークからバイコン成型機を導入し、バイコン製品(振動加圧成型によるコンクリート製品)の製造・販売を開始した。この技術が後の主力製法となる。1969年12月に伊藤窯業株式会社へ資本参加、1971年6月には冷熱部門を恒菱株式会社に営業譲渡し、事業の選択と集中を進めた。同年8月には恒菱を子会社化し、建築設備分野をグループ内に取り込んだ。1987年7月には輸入商品及び関連技術の全国販売を開始し、取扱品目を拡大。1990年4月、加西工場と岡山工場が日本下水道協会のバイコンマンホール認定工場となり、公的規格に対応した品質を証明した。

合併による事業統合と上場(1995-1999)

1995年4月、高圧コンクリート工業株式会社を吸収合併し、コンクリート製品の製造能力を強化した。1996年3月に伊藤窯業株式会社を子会社化、翌1997年4月には同社を吸収合併し、グループの一体化を進めた。これらの吸収合併により、バイコンパイプ・マンホールの生産ラインと営業網が統合された。1999年1月、大阪証券取引所市場第二部に株式を上場し、資金調達手段を拡大した。上場後は経営の透明性を高め、成長のための基盤を整えた。2000年12月には本社機能を大阪市北区中津に移転し、首都圏や関西圏へのアクセスを改善した。

道路分野と環境対策への進出(2001-2005)

2001年12月、従来の下水道関連製品に加え、道路分野へのコンクリート二次製品の販売を開始した。2005年7月、建設技術展2005近畿にてライン導水ブロック-F型(水路内蔵型歩道境界ブロック)が「注目技術賞」を受賞し、道路製品の認知度を高めた。同年12月にはヒュームセプター(ノンポイント汚染対策用油水分離装置)の国内販売権を取得し、環境製品分野に参入。これは高速道路や工場、商業施設からの排水処理需要を捉えたもので、後の環境関連事業の柱となる。2008年11月にはツイン側溝(排水性舗装対応埋没管渠型側溝)が同じく注目技術賞を受賞し、製品ラインナップを拡充した。

グループ再編と新製品ラッシュ(2007-2013)

2007年1月、子会社の恒菱株式会社(建築設備部)を吸収合併し、建築設備機器関連事業を完全統合した。2008年4月には畑中浩が代表取締役社長に就任。同年11月にツイン側溝、2009年12月にヒュームセプターが相次いで建設技術展で注目技術賞を受賞し、技術力が評価された。2012年4月には開発営業部を設置し、海外商材の国内民間企業向け販売など新事業チャンネルを開拓。同年にはドルフィンウォーターケア(クーリングタワー循環水処理装置)の販売を開始。2013年4月にはD.D.BOX(2階建て管路収納側溝)を発売し、無電柱化製品群を強化。同年7月、東京証券取引所市場第二部に上場した。

東証スタンダード移行と名古屋上場(2022-2024)

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第二部からスタンダード市場へ移行した。2024年4月、畑中雄介が代表取締役社長に就任し、2代目の体制へ。同年6月には名古屋証券取引所メイン市場に上場し、中部地区の投資家への訴求を図った。2020年12月に創業70周年を迎えており、2021年10月には建設技術展2021近畿でペダループ(自転車関連製品)が注目技術賞を受賞するなど、新製品開発も継続している。中期ビジョンには「自ら需要をつくれる企業」を掲げ、公共事業依存からの脱却と持続可能な収益モデルの構築を進めている。

年表39件を開く

1950年代

  • 1950年12月創業創業者 故 伊藤 剛次が兵庫県明石市に建築資材の販売を目的として、株式会社伊藤商店を設立。
  • 1953年5月商号変更伊藤窯業建材株式会社に商号変更。
  • 1958年7月M&A高圧工業株式会社を吸収合併。

1960年代

  • 1962年4月高圧コンクリート工業株式会社に資本参加。
  • 1964年6月エコー電研工業株式会社(旧 恒菱株式会社(現 建築設備部))に資本参加。
  • 1966年4月商号変更株式会社イトーヨーギョーに商号変更。
  • 1967年9月バイコン成型機をデンマークより導入し、バイコン製品の製造・販売を開始。
  • 1969年12月伊藤窯業株式会社に資本参加。

1970年代

  • 1971年6月冷熱部門を恒菱株式会社(現 建築設備部)に営業譲渡。
  • 1971年8月M&A恒菱株式会社(現 建築設備部)を子会社化。

1980年代

  • 1987年7月輸入商品及び関連技術の全国への販売を開始。

1990年代

  • 1990年4月加西工場、岡山工場が社団法人日本下水道協会のバイコンマンホール認定工場となる。
  • 1995年4月M&A高圧コンクリート工業株式会社を吸収合併。
  • 1996年3月M&A伊藤窯業株式会社を子会社化。
  • 1997年4月M&A伊藤窯業株式会社を吸収合併。
  • 1999年1月上場大阪証券取引所市場第二部に上場。

2000年代

  • 2000年12月大阪市北区中津に本社機能を移転。
  • 2001年12月道路分野へのコンクリート二次製品の販売を開始。
  • 2005年7月建設技術展2005近畿にて、ライン導水ブロック-F型(水路内蔵型歩道境界ブロック)が「注目技術賞」を受賞。
  • 2005年12月ヒュームセプター(ノンポイント汚染対策)の国内販売権を取得。
  • 2007年1月M&A子会社の恒菱株式会社(現 建築設備部)を吸収合併。
  • 2008年4月畑中 浩が代表取締役社長に就任。
  • 2008年11月建設技術展2008近畿にて、ツイン側溝(排水性舗装対応 埋没管渠型側溝)が「注目技術賞」を受賞。
  • 2009年4月保有不動産を有効活用するため大阪市北区中津に不動産管理室(現 人事総務室)を設置。
  • 2009年12月建設技術展2009近畿にて、ヒュームセプター(ノンポイント汚染対策)が「注目技術賞」を受賞。

2010年代

  • 2011年4月直販/見積受付サイトITOストアを開設。
  • 2012年4月海外商材の国内民間企業向け販売などの新事業チャンネルとして大阪市北区中津に開発営業部を設置。
  • 2012年4月ドルフィンウォーターケア(クーリングタワー循環水処理装置)の販売を開始。
  • 2013年4月商号変更投資家層の拡大及び株式流動性の向上を図るため、単元株式数を1,000株から100株に変更。
  • 2013年4月D.D.BOX(2階建て管路収納側溝)の販売を開始。
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 2015年3月ブーツウェッジタイプが建設技術審査証明事業下水道技術第1407号を取得。
  • 2015年4月一般社団法人日本経済団体連合会に入会。
  • 2017年4月神戸営業所、建築設備部(神戸)を神戸市中央区中山手通に移転。

2020年代

  • 2020年12月創業創業70周年を迎える。
  • 2021年10月建設技術展2021近畿にて、ペダループが「注目技術賞」を受賞。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行。
  • 2024年4月畑中 雄介が代表取締役社長に就任。
  • 2024年6月上場名古屋証券取引所メイン市場に上場。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    高付加価値製品の開発・販売強化

    他社にない独創的な製商品の創造と提供を通じ、売上規模は小さくとも利益率の高い「小さくて強い会社」を目指す。知的財産権を活用した製品開発や異業種連携による新ネットワーク構築を推進する。

  2. 02

    公共事業焦点分野への集中と技術開発

    国土交通省の「選択と集中」を踏まえ、交通事故対策、道路構造物の長寿命化、無電柱化、治水対策、維持管理等に焦点を絞り技術開発を強化する。

  3. 03

    民間市場開拓による収益構造改善

    新たな事業チャンネルを構築し、環境関連の民間設備投資を開拓。下期偏重の収益構造を改善するため、公共事業以外への販売を積極化する。

  4. 04

    働きやすい就業環境づくり

    人材確保難に対応するため、有給休暇取得率や産前産後休暇・育児休業の取得率向上を進め、働きやすい環境整備に取り組む。

  5. 05

    持続可能な収益モデルの確立

    中期ビジョン「自ら需要をつくれる企業」に向け、「持続可能な収益モデル」を早期に確立し、既存製品の進化と新製品開発を通じて更なる価値を創出する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で124人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は540万円で、9期前と比べて+22.1%平均年齢は42.9歳、平均勤続年数は12.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月124
2018年3月133
2019年3月44243.210.8124
2020年3月46143.110.7132
2021年3月48143.111.0138
2022年3月49843.111.8134
2023年3月48343.712.4127
2024年3月51143.711.8125
2025年3月50443.911.9125160
2026年3月54042.912.5124242

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
賃貸施設 — 兵庫県西宮市他1,687百万円
不動産 関連事業
大阪支店他 — 大阪市北区他527百万円
コンクリート 関連事業
加西工場 — 兵庫県加西市401百万円
コンクリート 関連事業
その他 — 神戸市灘区20百万円
コンクリート 関連事業
建築設備部 — 神戸市中央区他1百万円
建築設備機器 関連事業
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    神戸地簡裁庁舎機械設備改修工事
    最高裁判所 · 2017-03-14
    4,340万円
  • 調達
    門真税務署空調設備改修工事
    国税庁 · 2020-09-10
    1,850万円
  • 調達
    大阪地裁執行部等庁舎機械設備改修工事
    最高裁判所 · 2022-06-20
    1,780万円
  • 調達
    近畿財務局理財部次長室ほか3件空調機更新工事
    財務省 · 2018-06-25
    425万円
  • 調達
    近畿財務局空調機新設及び更新工事
    財務省 · 2017-11-27
    290万円
  • 調達
    六甲砂防事務所空調設備点検業務
    国土交通省 · 2019-04-01
    250万円
  • 調達
    六甲砂防事務所空調設備点検業務
    国土交通省 · 2021-04-07
    240万円
  • 調達
    六甲砂防事務所空調設備点検業務
    国土交通省 · 2025-04-01
    225万円
  • 調達
    六甲砂防事務所空調設備点検業務
    国土交通省 · 2026-04-13
    215万円
  • 調達
    六甲砂防事務所空調設備点検業務
    国土交通省 · 2018-04-02
    178万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は39億円営業利益3億円前期と比べると増収増益で、売上が+14.7%、利益が+50.0%。

売上高
+14.7%
39億円
営業利益
+50.0%
3億円
純利益
+0.0%
3億円
営業利益率
7.7%
前期比 +1.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高40億円39億円
営業利益3億円3億円
純利益2億円3億円
1株あたり配当¥20¥20

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は7億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+40.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q110
2024年1Q5−1−20.00
2024年2Q700.00
2024年3Q7114.30
2024年4Q121
2025年2Q1600.02
2025年4Q18211.11
2026年2Q1616.31
2026年4Q2328.72
2027年1Q700.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は24億円から39億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は7.7%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場。
2013年3月2400
2014年3月2611
2015年3月2400
2016年3月2300
2017年3月261−2
2018年3月2702
2019年3月291−3
創業70周年を迎える。
2020年3月3211
2021年3月3111
2022年3月2913
2023年3月3521
名古屋証券取引所メイン市場に上場。
2024年3月3111
2025年3月34225.93
2026年3月39337.73

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高39億円のうち、営業利益として残るのは3億円7.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の7.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.0%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金66.7%26億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金25.6%10億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.7%3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
33.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.3pt
7.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.9pt
7.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.0pt
8.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが4億円、投資CFが4億円で、差し引きのフリーCFは8億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は9億円で、売上の2.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月20027
2014年3月0−10−17
2015年3月0−10−15
2016年3月20027
2017年3月0−32−35
2018年3月21−138
2019年3月−1−1−2−25
2020年3月1−57−48
2021年3月2−53−38
2022年3月−11−206
2023年3月4−3219
2024年3月−2−11−37
2025年3月51−568
2026年3月44−789

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は56億円。このうち返さなくてよい自己資本が40億円で、自己資本比率は70.6%(業種中央値64.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月3931879.3
2014年3月41311077.4
2015年3月4032879.4
2016年3月4032878.5
2017年3月41301171.8
2018年3月42311174.1
2019年3月42281466.1
2020年3月49292059.0
2021年3月55302554.2
2022年3月56322456.9
2023年3月59332656.3
2024年3月61342755.6
2025年3月59372263.1
2026年3月56401770.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳単体ベース
現金及び預金
9億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
34億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
4億円
在庫として抱えている分
負債合計
17億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
75
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率15 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

ガラス・土石製品 49社との比較

同じガラス・土石製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率49社中6位あたり、逆に低いのは配当利回り49社中32位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.3%/中央値 7.3%
P25 5.5%P75 9.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.7%/中央値 8.0%
P25 6.1%P75 12.2%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
70.6%/中央値 64.4%
P25 50.0%P75 73.1%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
14.7%/中央値 4.1%
P25 -0.8%P75 8.9%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.3%/中央値 3.0%
P25 2.1%P75 3.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥865で、1年前と比べて-10.9%過去52週の値幅のなかでは6%の位置にある。

¥865-2.0%1ヶ月+4.6%1年-10.9%時価総額31億円
過去52週の値幅
安値¥787高値¥2,063

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)8.0倍
PER (会社予想)12.7倍
PBR0.84倍
配当利回り2.31%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月14日に893円と前日比9.4%高。1ヶ月で9.7%上昇し、25日移動平均線(826円)を8.1%上回る。年初来ではほぼ横ばいだが、52週高値2063円からは57%下落。8月14日の出来高は17万7900株と急増し、買いが集中。RSIは67.6で、上昇トレンドはまだ続く可能性があるが、25日線からのかい離が拡大しつつある。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)

PERが7.73倍と、同業界平均の18.03倍を大幅に下回り、PBRも0.82倍と1倍未満で割安感が強い。ROEは8.3%と相応で、配当利回り2.62%は平均の2.93%をやや下回るが許容範囲。売上・利益は増加傾向で、営業利益率も改善しており、業績は順調。一方、配当性向20.2%は低く、配当の伸び代はあるが現状は控えめ。総合的に見て割安と判断。将来予想PERは示されていないが、実績PERが低い点も考慮。割安だが配当は現状維持の可能性。

指標この会社業種平均
PER (実績)8.0倍15.7倍
PER (予想)12.7倍
PBR0.84倍1.34倍
ROE8.3%4.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、小規模なガラス・土石製品メーカーとして、地域需要やニッチ市場で収益を安定させることにある。強気派は、底堅い建設需要や地域密着型の営業で安定収益を上げられると見る。弱気派は、競争が激しく、規模の不利から業績が伸び悩むと懸念する。また、詳細な事業情報が乏しく、投資判断が難しいことも争点。

プラスに働く材料7
  • 安定した需要

    建設需要が底堅く、基本的な建材の需要が維持される。

  • 地域密着

    地域に根差した営業で顧客との関係を築いている。

  • 低い評価

    PBRが1倍未満で、資産価値を下回る水準にある。

  • 26年3月期は売上高39億円へ14.7%増収予想決算発表後影響

    売上高が34億円から39億円へ5億円増加し、営業利益も2億円から3億円へ増益

  • PBR0.82倍と1倍割れの割安修正余地継続影響

    PER7.73倍・PBR0.82倍に対しROE8.3%と収益力があり、再評価の余地がある

  • 配当利回り2.62%が下値を支える継続影響

    配当利回り2.62%は小型株のインカム需要を喚起し、株価の下支えとなる

  • 営業利益率が5.88%から7.69%へ改善2026年下期影響

    営業利益率は2億円/34億円の5.88%から3億円/39億円の7.69%へ1.81ポイント上昇

マイナスに働く材料7
  • 競争の激化

    大手や他社との競争で価格競争に巻き込まれる。

  • 規模の不利

    小規模でスケールメリットを活かせず、コストが高い。

  • 情報不足

    事業内容の開示が少なく、分析が難しい。

  • 純利益3億円と2期連続横ばい決算発表後影響

    純利益は2025年3月期・2026年3月期とも3億円で、増益の勢いを欠く

  • 時価総額30億円の超小型株で流動性低い継続影響

    時価総額30億円と小さく、まとまった売りが出ると株価が乱高下しやすい

  • 予想PER非開示で先行き評価が困難決算発表後影響

    予想PER欄が空欄で、来期以降の成長予想を市場が検証しづらい

  • 株価は1年で0.89%下落とモメンタム弱い通年影響

    前年比-0.89%とほぼ横ばいで、上昇トレンドに乗りにくい状況

次の決算で確かめる点
売上高成長率
事業の拡大状況と需要の動向を確認。
営業利益率
収益性が改善しているかを示す。
自己資本比率
財務の健全性とリスク耐性を測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり20で、前期から+10.0%いまの株価に対する利回りは2.31%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥20
1株あたり
配当利回り
2.31%
いまの株価に対して
配当性向
20.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月8
2018年3月80.011.2
2019年3月80.0
2020年3月1250.027.8
2021年3月10−16.734.5
2022年3月100.09.4
2023年3月1550.033.6
2024年3月150.043.4
2025年3月2033.316.9
2026年3月2210.020.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥20

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ4,244人。区分でいちばん多いのは個人・その他87.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が9.0%を占め、残る91.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他88.885.084.381.983.987.4
自己株式16.317.717.617.617.617.3
金融機関8.08.17.97.87.87.4
証券会社1.61.91.82.05.82.8
事業法人1.24.75.65.41.21.6
外国法人0.40.40.32.81.10.5
外国人個人0.00.00.00.00.10.3

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01畑中千弘16.82
02畑中浩太郎10.37
03畑中雄介10.09
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)6.75
05畑中浩1.77
06勝見憲一郎1.23
07畑中真0.90
08野村證券株式会社0.84
09外池榮一郎0.84
10楽天証券株式会社共有口0.84

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-04-27
    畑中 雄介
    新規の大量保有報告
    11.21%
    +1.54pt
  • 2026-04-24
    畑中 雄介
    変更報告
    9.67%
    +1.54pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+904%、1株純資産は14期で+30%。直近期のROEは8.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月111,0381.044.464.6
2014年3月201,0541.924.959.3
2015年3月121,0621.180.060.1
2016年3月61,0580.6115.197.3
2017年3月−66991−6.4
2018年3月711,0547.016.111.2
2019年3月−105935−10.6
2020年3月439674.520.827.8
2021年3月299903.037.534.5
2022年3月1061,08910.36.79.4
2023年3月451,1214.013.933.6
2024年3月351,1513.016.643.4
2025年3月1191,2579.95.316.9
2026年3月1091,3528.310.820.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額95百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢
畑中雄介代表取締役社長 兼 開発本部長 兼 技術開発部長 兼 管理本部長37
髙岡薫生常務取締役 開発本部副本部長 兼 生産技術部長57
畑中浩太郎取締役 管理本部副本部長39
伊藤量哉取締役執行役員 コンクリート営業 本部長 兼 コンクリート営業部長54
佐藤勝也取締役執行役員 建築設備本部長57
岡博取締役78
吉田史取締役49
辰田淳取締役57
田湯武志監査役(常勤)60
喜多秀樹監査役64
畑山直久監査役48

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)96812809
監査役37083
社外取締役3552
社外監査役2221

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容363字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社は、コンクリート二次製品の製造・販売、及びこれらに関連するゴムジョイント等の商品の販売、並びに環境を中心とした製商品の民間企業への販売と、空調設備を中心とする建築設備関連機器の販売・施工・メンテナンス、賃貸用マンション等の賃貸を行っております。 当社の事業内容及び当該事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 なお、セグメントと同一の区分であります。 区 分   主 要 製 ・ 商 品 等 コンクリート関連事業   道路関連製品、バイコンパイプ、バイコンマンホール、 ゴムジョイント、環境関連製品等 建築設備機器関連事業   空調設備を中心とする建築設備関連機器の販売・施工、 メンテナンス 不動産関連事業   自社所有の不動産賃貸 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,821字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものです。 (1) 会社の経営の基本方針 当社は、「高品質」「高価値」を旨に、他社にない製商品の創造と提供を通して、価値としての利益を還元し、お客様に貢献することを基本方針として、独創性に満ちた、売上規模は小さくとも利益率の高い、「小さくて強い会社」を目指しております。 (2) 経営環境 ① 企業構造 当社は、省エネルギーかつ環境にやさしいバイコン製法によるコンクリート製品の製造を基本として、開発→生産→販売→顧客という基本サイクルを効率よく回転させ、国の「安全・安心なまちづくり」や「環境にやさしい国づくり」という基本路線にマッチした市場の求める顧客満足度の高い製品を開発・製造・販売いたしております。 ② 市場環境 当社は、公共事業だけでなく、新たな事業チャンネルの構築によって、さらに民間企業への積極的参入を展開しておりますが、依然として公共投資の動向には大きく影響を受けます。 ③ 顧客動向 当社の売上に占める割合の高い公共事業に関しては、構造改革の進行や経済環境により、今後も、不透明かつ大幅な増加は見込めない状況にあります。当社は従来にはない高付加価値製品・商品の販売により収益の確保に努めているものの、このまま市場の縮小が続いた場合、当社の業績は悪影響を受ける可能性があります。 ④ その他 当社の売上に占める割合の高い公共事業への販売強化の取組においては、国土交通省の進める「選択と集中」を視野に入れ、「交通事故対策」「道路構造物の長寿命化」や「無電柱化の推進」そして、日本特有の課題である「予防的な治水対策、浸水対策」並びに「維持管理」等に焦点をしぼり、技術開発を強化しております。 また、民間需要に対する販売強化策として新たな事業チャンネルを構築し、環境を中心とした民間設備投資の開拓にも注力しております。 今後も全社が価値観を共有し、中期ビジョン「自ら需要をつくれる企業」の実現に向かい、一歩ずつ着実に成長できるよう努力する所存であります。 (3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 1.当社の経営方針 官民各顧客に対し当社の強みである付加価値の高い既存製商品の独自性・優位性を高める周知活動の徹底強化、知的財産権を活用した製商品開発、異業種連携による新たなネットワークの構築、当社が保有する資産の更なる有効活用、それらを推進するための各種投資等を積極的に行ってまいります。 このような方針の下、当社が参入すべき分野は、次のとおりであります。 ① インフラ老朽化対策の推進(道路の老朽化対策) ② 無電柱化の推進(通学路・緊急輸送道路) ③ 生活道路・通学路の安全対策(自転車・歩行者中心の空間づくり) ④ 自転車の利用環境の整備(自転車道・自転車専用通行帯) ⑤ 頻発する局地的な豪雨(ゲリラ豪雨への対応) ⑥ 道路における再生可能エネルギーの活用や道路照明の省エネ化、高度化 ⑦ インフラ等を活用した太陽光発電等の地域再エネの導入、利用の拡大 2.人材確保 人材確保難への対応として、働きやすい就業環境の実現が必要であると考えております。この実現のため、有給休暇取得率の向上や産前産後休暇・育児休業等の取得率の向上を進めるとともに、それを実現するための環境整備に努めてまいります。 3.その他 当社は、中期ビジョンである「自ら需要をつくれる企業」に向けた実践を進めるため、次期経営方針として前事業年度の主スローガンに引き続き、「Beyond innovation ―革新のその先へ―」という社内スローガンを掲げております。引き続き、公共事業だけでなく民間市場にも積極的に参入することで下期偏重となっている収益構造の改善を図ってまいります。また、永続企業に必要となる「持続可能な収益モデル」の早期確立、そして次のステップとして「新たなビジネスモデルのステージ」を描き、既存製品の進化だけではなく、常に新たな製品の開発と販売に挑戦することで更なる価値を生み出していくことに注力してまいります。 今後も、「魅力ある企業」として輝き、ステークホルダーの皆様から信頼いただけるよう、さらに努力を重ねてまいります。 今後ともなお一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
事業等のリスク989字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものです。 なお、将来に関する事項につきましては、不確実性を有しており、将来生じる結果と異なる可能性がありますので、記載しております事項に対する判断は、以下記載事項及び本項目以外の記載内容も合わせて慎重に行われる必要があります。 (1) 主要なリスク 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 当社は、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針であります。 財政状態及び経営成績の変動に係る事項 ① 当社は、公共事業だけでなく、新たな事業チャンネルの構築によって、さらに民間企業への積極的参入を展開してまいりますが、依然として公共投資の動向には大きく影響を受けます。公共事業に関しては、構造改革の進行や経済環境により、今後も、不透明かつ大幅な増加は見込めない状況にあります。当社は従来にはない高付加価値製品・商品の販売により収益の確保に努めているものの、このまま市場の縮小が続いた場合、当社の業績は悪影響を受ける可能性があります。当該リスクへの対応については、さらなる民間企業への積極的参入及び高付加価値製品・商品の開発等に努めております。 ② 当社の取扱い商品については海外メーカーからの外貨建て輸入商品があり、仕入に係る買掛金債務について為替リスクを有しております。当該リスクへの対応については、為替レートの管理や専任部署の設置、社内ルールの徹底等に努めております。 ③ 当社のコンクリート製品の原料である国内セメント価格は、原油価格の変動による影響を受けます。厳しい市場環境では、この変動相当額を必ずしも売価に転嫁しきれない場合があり、このような場合には、当社の業績は悪影響を受ける可能性があります。当該リスクへの対応については、専任部署の設置、社内ルールの徹底等に努めております。 (2) 重要事象等 提出会社が将来にわたって事業活動を継続するとの前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況その他提出会社の経営に重要な影響を及ぼす事象はありません。
経営成績の分析 (MD&A)8,110字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 財政状態及び経営成績の状況 当事業年度におけるわが国の経済情勢は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果が緩やかな回復を支えることが期待されるものの、中東情勢の影響を注視する必要があります。また、金融資本市場の変動の影響や米国の通商政策をめぐる動向などに十分注意する必要があるといった状況となっております。 当社の関連する業界におきましては、国土交通省の令和8年度道路関係予算概要において掲げられているとおり、「防災・減災、国土強靱化」「予防保全型メンテナンスへの本格転換」「人流・物流を支えるネットワーク・拠点の整備」「2050年カーボンニュートラルの実現に向けた道路の脱炭素化の推進」「道路システムのデジタルトランスフォーメーション」「道路空間の安全・安心や賑わいの創出」に重点的に取り組み、近年の災害の激甚化・頻発化を踏まえて、災害時に「被災する道路」から「救援する強靭道路」として強靭で信頼性の高い国土幹線道路ネットワークを構築するとともに、急速に進展するインフラ老朽化を克服し、良好なインフラを次世代につなぐことで、誰もが安全に安心して暮らせる社会を目指して、道路整備を計画的に進めていく方針としております。 このような状況のなかで、当社では当事業年度においては「Beyond innovation ―革新のその先へ―」という原点に立ち返った社内スローガンを経営方針として掲げ、事業を推進してまいりました。 コンクリート関連事業の製品に関しましては、少ないセメント量で高強度製品が製造できる「バイコン製法」で製造を行っており、他製法に比べてCO2排出量を削減できることを従前より謳っております。さらに国土交通省の「低炭素型コンクリート試行工事」の要求を満たす基準にセメント使用量を削減した製品の開発を完了しており、主力製品・品種ラインナップの低炭素型への移行を推進しております。今後の販売に向けてPRを強化して参ります。 当社無電柱化製品におきましては、国土交通省が新たに「無電柱化」の加速に向け、新たな目標を策定し、市街地の緊急輸送道路で2030年度までに工事の完了を目指す区間を、2026年度から5年間の次期推進計画に盛り込む予定となっており、「D.D.BOX」「S.D.BOX」等の採用増加に期待が出来る状況となっております。 環境対策製品におきましては、NEXCO設計要領に準拠した油水分離ます「ヒュームセプター」が、環境対策・ノンポイント汚染対策として高速道路、国道、都道府県道等の交通量の多い道路や工場、商業施設等に幅広く採用されており、省スペースでの施工が可能な点、施工が簡易的である点、油の再流出が無い点等のメリットから、採用実績は増えており、引き続き非常に高い評価を戴いております。 また、G20サミットや締約国会議においても取り上げられております「マイクロプラスチック対策」や「温室効果ガス削減」、「気候変動対策」といった問題に対する具体的ソリューションとして、現在、「ヒュームセプターMP2フィルター」「ソーラー縁石システム」「レインガーデンシステム」といった環境関連製品の開発も進めております。 これらの製商品におきましては、当社製品のPR活動強化のため、2025年4月と9月に大阪関西万博連携事業イベント「PARKJAM EXPO未来の公園展」、7月に大阪・関西万博の大阪市建設局主催の「発見!体験!ミライOSAKA」、9月に幕張メッセで開催された「脱炭素経営EXPO」、大阪御堂筋で開催された「みちの未来体験EXPO第3弾With御堂筋」、環境省主催の「令和7年度プラスチック汚染とその対策に関するシンポジウム」に出展し、様々な方々に関心をもっていただきました。 建築設備機器関連事業におきましては、公共工事への入札だけではなく、民間工事への積極的な営業活動を進めてまいりました。 また、省エネルギー課題に対して、民間事業者の資金とノウハウを活用し、照明や空調等の設備を改修することで削減された光熱水費によって、工事費や維持管理費を賄うESCO事業についても、継続的に情報収集や営業活動を行っております。 不動産関連事業におきましては、経営資源の有効活用を目的として、遊休不動産の積極的な課題解決に取り組んでまいりました。 また、営業活動以外でも、サステナビリティ及びCSR活動の一環として、寄付型自動販売機による寄付支援、また、国土交通省主催の「ボランティア・サポート・プログラム」等にも参加し、営業活動や技術開発だけでなく、環境問題を意識したSDGsへの活動についても積極的に取り組んでまいりました。 その結果、当事業年度の売上高は39億33百万円(前事業年度比15.6%増)、営業利益は3億36百万円(同66.9%増)、経常利益は3億34百万円(同68.9%増)、当期純利益は3億20百万円(同8.1%減)となりました。 当事業年度におけるセグメントの業績は次のとおりであります。 ①コンクリート関連事業 コンクリート関連事業の売上高は22億97百万円(前事業年度比13.6%増)、セグメント利益は2億13百万円(同208.1%増)となりました。 当社の主力製品の中で「ライン導水ブロックシリーズ」を中心とした道路製品が堅調に推移したことや、環境対策製品である「ヒュームセプター」が高速道路関連事業や民間施設の環境対策として、好調に推移したことから、同事業の売上高、セグメント利益ともに前年同期を上回る結果となりました。 ②建築設備機器関連事業 建築設備機器関連事業の売上高は15億18百万円(前事業年度比20.2%増)、セグメント利益は1億22百万円(同7.3%増)となりました。 中・大型の公共事業案件を中心に堅調に受注したこと、また、民間工事へ積極的な営業を展開し、受注拡大につながったことなどにより、同事業の売上高、セグメント利益ともに前年同期を上回る結果となりました。 ③不動産関連事業 不動産関連事業の売上高は1億17百万円(前事業年度比0.9%増)、セグメント利益は41百万円(同7.4%増)となりました。 同事業の売上高、セグメント利益ともにほぼ当初の計画通りに推移致しました。 セグメント情報の詳細は(セグメント情報等)をご覧ください。 当事業年度における財政状態の概況は次のとおりであります。 資産、負債及び純資産の状況 (資産) 当事業年度末の流動資産は27億33百万円となり、前事業年度末に比べ1億98百万円増加しました。 電子記録債権の増加1億62百万円、現金及び預金の増加1億14百万円、受取手形の減少88百万円、売掛金の増加53百万円、完成工事未収入金の減少45百万円、商品及び製品の減少25百万円が主な理由であります。 当事業年度末の固定資産は29億15百万円となり、前事業年度末に比べ4億8百万円減少しました。 有形固定資産の減少3億31百万円、保険積立金の減少などによる投資その他の資産その他の減少68百万円、繰延税金資産の減少64百万円、投資有価証券の増加46百万円、長期前払費用の増加8百万円が主な理由であります。 この結果、総資産は56億49百万円となり、前事業年度末に比べ2億9百万円減少しました。 (負債) 当事業年度末の流動負債は11億11百万円となり、前事業年度末に比べ4億6百万円減少しました。 短期借入金の減少6億円、工事未払金の増加2億42百万円、未払法人税等の減少1億22百万円、買掛金の増加44百万円が主な理由であります。 当事業年度末の固定負債は5億47百万円となり、前事業年度末に比べ96百万円減少しました。 役員退職慰労引当金の減少60百万円、長期借入金の減少47百万円、退職給付引当金の増加6百万円が主な理由であります。 この結果、負債合計は16億59百万円となり、前事業年度末に比べ5億3百万円減少しました。 (純資産) 当事業年度末の純資産は39億90百万円となり、前事業年度末に比べ2億93百万円増加しました。 繰越利益剰余金の増加2億62百万円、その他有価証券評価差額金の増加31百万円が主な理由であります。 (2) キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物は、前事業年度末に比べ1億14百万円増加し、9億44百万円となりました。 当事業年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減理由は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は、3億94百万円(前年同期5億24百万円の資金獲得)となりました。 収入の主な内訳は、税引前当期純利益4億26百万円、仕入債務の増加2億99百万円、減価償却費87百万円、賞与引当金の増加26百万円、棚卸資産の減少15百万円、支出の主な内訳は、法人税等の支払額1億85百万円、固定資産売却益1億22百万円、売上債権の増加80百万円、役員退職慰労引当金の減少60百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果獲得した資金は、4億41百万円(前年同期96百万円の資金獲得)となりました。 収入の主な内訳は、有形固定資産の売却による収入4億60百万円、保険積立金の払戻による収入62百万円、支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出73百万円、保険積立金の積立による支出4百万円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、7億21百万円(前年同期4億65百万円の資金使用)となりました。 支出の内訳は、短期借入金の減少額6億円、配当金の支払額による支出63百万円、長期借入金の返済による支出56百万円であります。 (3) 生産、受注及び販売の実績 ① 生産実績 当事業年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(千円)   前期比(%) コンクリート関連事業   996,104   107.2 建築設備機器関連事業   1,328,911   124.5 不動産関連事業   -   - 合計   2,325,015   116.4 (注)金額は販売価格により記載しております。 ② 受注実績 当事業年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前期比(%)   受注残高(千円)   前期比(%) コンクリート関連事業   -   -   -   - 建築設備機器関連事業   1,589,312   188.1   497,229   210.4 不動産関連事業   -   -   -   - 合計   1,589,312   188.1   497,229   210.4 (注)金額は販売価格により記載しております。 ③ 販売実績 当事業年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前期比(%) コンクリート関連事業   2,297,996   113.6 建築設備機器関連事業   1,518,357   120.2 不動産関連事業   117,527   100.9 合計   3,933,881   115.6 (注)1.金額は販売価格により記載しております。 2.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであ ります。 相手先   前事業年度   当事業年度 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 神戸都市振興サービス株式会社   -   -   458,644   11.7 当社の売上高は、季節変動があり、事業年度の上半期と下半期との間に著しい相違があります。 (4) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものです。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。特に以下の重要な会計方針が、当社の判断と見積りに重要な影響を及ぼすと考えております。 イ 貸倒引当金 貸倒引当金については、債権の貸倒れによる損失に備えるために、一般債権は貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権は個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。従って、取引先の財務状況が悪化し、その回収可能性が低下した場合、追加引当が必要となる可能性があります。 ロ 棚卸資産 棚卸資産については、市場状況及び生産経過年数に基づく収益性の低下の見積り額について、棚卸資産評価損の計上を行っております。実際の市場状況等が当社の見積りより悪化した場合、追加の評価減が必要となる可能性があります。 ハ 繰延税金資産 当社は、繰延税金資産について、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できることや、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。 ニ 固定資産の減損処理 当社は、固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。この回収可能価額の算定には、将来キャッシュ・フローを直近の実績や事業計画等の意思決定に基づいて合理的に見積りを行うほか、不動産等の時価のある資産については必要に応じ鑑定等の外部評価に基づく適正な価額を用い、帳簿価額の回収可否について判定を行っております。また当社は管理会計上、コンクリート関連事業、建築設備機器関連事業、不動産関連事業の各収益不動産物件を単位として資産をグルーピングし、損益状況の把握を行っております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定に当たっては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、減損処理が必要となる可能性があります。 ホ 工事売上高の計上及び工事原価総額の見積り 当社は、工事売上高の計上について、一定の期間にわたり充足される履行義務は、金額的重要性が乏しい工事契約を除き、履行義務の充足に係る進捗率を見積り、当該進捗率に基づき一定の期間にわたり収益を認識しております。履行義務の充足に係る進捗率の見積りの方法として発生原価に基づくインプット法、すなわち、工事原価総額に対する発生した工事原価の割合により計算しております。 工事原価総額は、契約ごとの実行予算として見積ります。実行予算の策定にあたっては、個々の工事における作業内容及び工数を見積りますが、これには工事に対する専門的な知識と施工経験を有する工事現場責任者による一定の仮定と判断を伴います。また、その後の工事期間において、顧客との合意による作業内容の変更や想定外の事象の発生により、工期の延長や追加的な工数が生じることがあります。この場合、工事契約の変更等に関する情報を収集し、追加的に生じる作業内容及びそれに対応する工数の見積りを再度実施することにより実行予算を適時・適切に見直すことが必要となります。これらの見積りには一定の不確実性が伴うため、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 当事業年度の経営成績の分析 当事業年度の売上高は39億33百万円(前事業年度比15.6%増)となりました。損益面につきましては、営業利益は3億36百万円(同66.9%増)、経常利益は3億34百万円(同68.9%増)、当期純利益は3億20百万円(同8.1%減)となりました。 当事業年度の業績等の概況は「(1)財政状態及び経営成績の状況」にセグメント別に記載しております。 ③ 資本の財源及び資金の流動性についての分析 イ 主要な資金需要及び財源 当社の主要な資金需要は、製品製造及び建築設備工事のための材料費、労務費、経費、販売費及び一般管理費等の営業費用ならびに設備新設、改修等に係る投資であります。 これらの資金需要につきましては、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金のほか、銀行借入による資金調達にて対応していくこととしております。 ロ 資金の流動性 当社の当事業年度末における現金及び現金同等物は、9億44百万円であり、流動比率も245.9%であることから財務の健全性は保たれており、次期の設備投資においても自己資金で賄う予定であります。 なお、当社は、当事業年度末においても、自己資本比率は70.6%と依然として高く、財務体質は極めて健全であります。 ④ 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 当社は、主に成長性、収益性の指標として売上高及び営業利益を重視しております。また、株主資本の効率的活用による株主利益重視の観点から、ROE(自己資本当期純利益率)を重要経営指標とする基本方針を堅持しております。 当事業年度の売上高は39億33百万円となり、当初計画である36億円を上回る結果となりました。営業利益は3億36百万円となり、当初計画である2億20百万円を上回る結果となりました。 当事業年度の業績等の概況は「(1) 財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 当事業年度末におけるROEは8.3%となっております。ROEにつきましては具体的な数値目標は定めておりませんが、今後は、必要な成長投資を強化し、収益を確保することや資本効率を高めること等によりROEの向上に努めてまいります。 ⑤ キャッシュ・フローの状況に関する分析 キャッシュ・フローの状況に関する分析は、「(2) キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 キャッシュ・フロー関連指標の推移は次のとおりであります。 第73期 2022年3月期   第74期 2023年3月期   第75期 2024年3月期   第76期 2025年3月期   第77期 2026年3月期 自己資本比率   56.9   56.3   55.6   63.1   70.6 時価ベースの自己資本比率   37.4   31.1   27.7   31.4   61.7 キャッシュ・フロー対有利子 負債比率   -   327.2   -   187.9   83.5 インタレスト・カバレッジ・ レシオ   -   73.5   -   62.2   46.9 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い ※ 株式時価総額は期末株価終値×期末発行済株式総数(自己株式控除後)により計算しております。 ※ キャッシュ・フローはキャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを利用しております。 有利子負債は、貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。 また、利払いについてはキャッシュ・フロー計算書の支払利息を利用しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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