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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

秩父鉄道

9012 · Standard · 陸運業

埼玉県北西部と秩父地方を結ぶローカル私鉄。鉄道を軸に不動産、観光、商事、建設まで手掛ける地域密着型の総合企業集団。

概要

秩父鉄道は、埼玉県北部から秩父地域にかけて路線網を持つ地方鉄道会社である。熊谷~三峰口間75.4kmの秩父鉄道線を運営し、通勤・通学輸送のほか、SL「パレオエクスプレス」による観光輸送を展開する。グループ全体で鉄道・不動産・観光・卸売小売・バス・建設などの事業を手掛け、2026年3月期の連結営業収益は56億円、純利益は3.8億円。従業員数は377名(単体)。

全長75.4kmの秩父鉄道線を軸とする鉄道事業

秩父鉄道の基幹事業は、熊谷駅から三峰口駅までを結ぶ75.4kmの鉄道路線である。1922年の全線電化以降、通勤・通学の定期旅客と観光の定期外旅客の双方を輸送する。2025年度の年間旅客数は約729万人で、うち定期外が296万人と4割を占める。貨物輸送も手掛け、年間約139万トンのセメントや石灰石などを運ぶ。運輸収入合計は36.5億円で、グループ全体の営業収益の65%を占める。

SL運行や長瀞ラインくだりに象徴される観光事業

観光事業は、長瀞地域を中心に宝登山ロープウェイ、長瀞ラインくだり(遊船)、動物園、飲食・土産品販売などを展開する。1988年に蒸気機関車の運転を再開した「SLパレオエクスプレス」は観光輸送の目玉で、繁忙期には臨時列車を運行する。2025年度の観光事業収益は約6億円で、前年比21%増。2024年7月にオープンした「SUSABINOテラス」が収入増に寄与し、営業利益は1億円超に達した。

不動産賃貸とコンビニエンスストアで地域に根差す

不動産事業では、熊谷駅前などの賃貸ビルやショッピングセンター(秩鉄寄居ショッピングセンター)を運営し、賃貸収入が柱である。2025年度の不動産事業収益は3.4億円で、ビル入居率低下により減収となった。卸売・小売業は連結子会社の株式会社秩鉄商事が担い、コンビニエンスストアの運営などで6.6億円の収益を計上する。いずれも地域密着型の事業で、グループ全体の収益を下支えする。

子会社5社で構成するグループ経営

秩父鉄道グループは、当社と5社の連結子会社で構成される。子会社には、バス事業の秩父鉄道観光バス、建設・電気工事の株式会社秩父建設、卸売・小売の株式会社秩鉄商事などがある。また、非連結子会社として株式会社長瀞不動寺奉賛会と秩父観光株式会社がある。グループ各社は当社から施設の賃貸や業務委託を受ける一方、資材購入などで取引関係を持つ。2025年度には宝登興業を吸収合併し、事業再編を進めた。

業界の中での役割は地域交通インフラを担う鉄道事業者であり、沿線の生活・観光・物流を支える地域総合サービス事業者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
56億円
営業利益
5億円
営業利益率
8.9%
純利益
4億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01鉄道事業主力

当社が鉄道事業を担い、埼玉県北部から秩父地方に至る旅客鉄道を運行する。地域住民の通勤・通学・生活の足を提供するとともに、観光客の輸送も担う。沿線の観光資源と連携した輸送需要の創出が特徴。

主な製品・サービス1
鉄道旅客運送
秩父鉄道線における旅客輸送。通勤・通学輸送とともに、秩父夜祭や長瀞ライン下りなどの観光輸送を担う。

02不動産事業準主力

当社が賃貸・分譲・請負を行う。駅前や沿線の不動産を活用し、賃貸物件の提供や分譲住宅の販売、建設請負などにより、沿線の居住・商業環境の整備に寄与する。

主な製品・サービス1
不動産賃貸・分譲・請負
駅前の商業施設・事務所・住宅等の賃貸、分譲住宅の販売、建設工事の請負。沿線のまちづくりに貢献する。

03観光事業準主力

当社が遊船・索道・動物園・飲食・土産品販売を手掛ける。長瀞のライン下りや宝登山ロープウェイなど、秩父・長瀞の観光資源を活用した事業で、地域の観光振興に寄与する。

主な製品・サービス3
遊船事業
長瀞渓谷のライン下りなど、観光船を運航する。荒川の景勝地を活かした観光アトラクション。
索道事業
宝登山ロープウェイなど、山岳観光のための索道を運行する。山頂からの眺望と自然を楽しむ観光客に利用される。
動物園・飲食・土産品販売
秩父・長瀞エリアにおける動物園の運営、飲食店、土産物販売。観光客へのサービスを提供。

04卸売・小売業副次

子会社の秩鉄商事が卸売・小売を担う。沿線住民や関連事業への物品販売を行い、グループの安定収益源として機能する。

05その他事業その他

バス事業、建設・電気工事業、その他業(奉賛会、観光会社)を子会社が担う。鉄道以外の輸送手段を提供するとともに、建設工事や地域活動を通じて、沿線の生活基盤と地域コミュニティを支える。

主な製品・サービス2
バス事業
秩父鉄道観光バスによる路線バス・貸切バス運営。鉄道駅と観光地や住宅地を結ぶ。
建設・電気工事業
秩父建設による建設工事・電気工事。駅舎や沿線施設の整備・維持に貢献する。

製品と技術

鉄道輸送サービス:旅客と貨物の両輪

秩父鉄道線は、旅客と貨物の双方を扱う地方鉄道である。旅客部門では、通勤定期と観光客の定期外輸送が主体で、2025年度の旅客収入は約20.6億円(定期7億円、定期外13.6億円)。貨物部門では、セメントや石灰石などの原料を年間約139万トン輸送し、貨物収入は12.5億円。乗車効率は16.2%と低いが、貨物収入が収益を支える。電化区間は全線で、複線区間はない。

観光資源:SLパレオエクスプレスと宝登山ロープウェイ

1988年から運転を再開したSLパレオエクスプレスは、秩父鉄道の代表的観光商品である。蒸気機関車が熊谷~三峰口間を往復し、繁忙期には臨時列車も運行。一方、宝登山ロープウェイは長瀞駅近くの宝登山山頂へアクセスする索道で、山頂からは秩父の景観が楽しめる。2025年度には「SUSABINOテラス」を開設し、山頂の魅力向上を図った。これらの施設は観光事業収益の約6億円の大部分を占める。

長瀞ラインくだりとSUSABINOテラス

長瀞ラインくだりは、荒川の渓谷を船で下る遊船事業で、長瀞観光の核である。1939年に三峰索道を開業した秩父観光株式会社が運営していたが、現在は当社が直接手掛ける。2025年7月に「SUSABINOテラス」をオープンし、飲食・休憩スペースを新設。これにより観光客の滞在時間が延び、ロープウェイやラインくだりの収入増につながった。同事業の営業利益は前期比142%増の1億円超に改善した。

鉄道施設のメンテナンスと建設工事

グループの株式会社秩父建設が鉄道関連の建設・電気工事を請け負う。主な実績として、連動装置更新工事や列車集中制御装置更新工事、第4種踏切道の安全対策工事などがある。2025年度の建設・電気工事収入は3.9億円で、グループ内の修繕需要に対応する。また、自社の不動産ビルの管理や修繕も行い、安定した収益源となっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

陸運業のなかでの位置

ローカル私鉄、輸送量減少に直面

秩父鉄道は埼玉県秩父地方を地盤とする地方鉄道会社です。同業の東武鉄道や相鉄ホールディングスなど首都圏大手私鉄とは規模や事業構造が大きく異なり、輸送人員の減少や沿線人口の高齢化といった構造的な課題を抱えています。財務データが開示されておらず、業績の詳細は不明ですが、地方交通の維持が経営上の大きなテーマとなっています。

強み

  • 秩父地域唯一の鉄道として、観光・生活輸送に不可欠な存在。
  • 秩父の観光地と連携し、イベント列車などで需要創出を図っている。
  • 通勤・通学など生活路線として一定の需要が存在する。
  • 設備の効率化や業務委託などで固定費削減の可能性がある。

課題

  • 沿線人口の減少で利用者数が長期的に減少傾向にある。
  • 施設や車両の老朽化が進み、更新投資が経営の負担に。
  • 東武鉄道などと異なり、不動産等の関連事業が未発達。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

陸運業の時価総額近傍。太字が秩父鉄道

時価総額で並べると、掲載6社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19051センコン物流74億円39.6倍
29036東部ネットワーク72億円23.2倍
39060日本ロジテム57億円8.2倍
49087タカセ45億円26.7倍
59073京極運輸商事34億円20.4倍
69012秩父鉄道32億円8.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 48件

上武鉄道として創業した1899年

1899年11月、資本金90万円で上武鉄道株式会社を東京・日本橋に設立。1901年10月に熊谷~寄居間(18.9km)を開業した。当初は沿線の鉱産物や物資の輸送を目的とした。1903年には本社を寄居町に移転し、順次路線を延伸。1911年には熊谷町に本社を戻し、同年波久礼~金崎間が開通。1914年には長瀞(当時は藤谷淵)~秩父間が開業し、秩父地方への鉄道アクセスが確立した。

秩父鉄道への改称と路線延伸(1916~1930年)

1916年3月、社名を秩父鉄道株式会社に改称。同年9月には秩父~影森間(3.4km)を開業。1921年には北武鉄道の羽生~行田間(8.3km)を開業し、翌年には行田~熊谷間も開通。1922年9月に北武鉄道を合併し、路線網を拡大した。その後、1927年に資本金を1,200万円に増資。1930年3月には影森~三峰口間(9.3km)が開業し、現在の秩父鉄道線の原型が完成した。

電化と北武鉄道合併で輸送力増強(1922年)

1922年1月、熊谷~影森間の電化が完成。これにより輸送力が大幅に向上し、旅客・貨物ともに増加した。同年8月には行田~熊谷間が開業し、羽生方面と結ばれた。さらに9月には北武鉄道株式会社を吸収合併し、営業キロを伸ばした。電化は高崎線からの電力供給を受け、沿線の石灰石やセメント輸送の効率化に貢献した。この時期の設備投資は後の増資につながる。

戦後の増資と事業多角化(1950年代~1970年代)

1953年から1961年にかけて数次にわたり増資を実施し、資本金は3.8億円に達した。1955年には株式会社秩鉄商事を設立し、卸売・小売業に進出。1960年に宝登興業、1963年に秩父観光興業(観光事業)を設立。1967年に資本金5億円とし、1969年には熊倉高原センターを設立して観光事業を拡大。1970年からは不動産業にも参入し、グループの事業基盤を多角化した。

SL復活と観光事業の強化(1988年)

1988年3月、蒸気機関車の運転を再開。SL「パレオエクスプレス」は秩父鉄道の観光シンボルとなり、沿線の長瀞や秩父への集客に大きく貢献した。同年には三峰索道が開業(2004年廃止)するなど、観光施設への投資を継続。1993年には秩鉄寄居ショッピングセンターを開業し、不動産事業も拡大した。1990年代後半にはバス事業を分社化し、秩父鉄道観光バスを設立した。

グループ再編とICカード導入(2004~2018年)

2004年12月、株式をジャスダック証券取引所に上場(後に東京証券取引所スタンダード市場に移行)。同時に、子会社の秩父建設や秩鉄興業を吸収合併し、タクシー事業を秩鉄タクシーに統合。2009年には秩鉄商事が熊倉高原センターを吸収合併。2018年11月には三ヶ尻線の一部を廃止し、タクシー事業を譲渡。同年、交通系ICカードシステムを導入し、利便性を向上させた。

年表48件を開く

1890年代

  • 1899年11月創業上武鉄道株式会社を設立し、本社を東京市日本橋堀江町4丁目3番地におく(資本金90万円)

1900年代

  • 1901年10月熊谷=寄居間(18.9粁)開業
  • 1903年4月寄居=波久礼間(3.9粁)開業
  • 1903年6月本社を埼玉県大里郡寄居町大字寄居1093番地に移転

1910年代

  • 1911年7月本社を埼玉県大里郡熊谷町大字熊谷133番地に移転
  • 1911年9月波久礼=金崎間(8.8粁)開業
  • 1914年10月藤谷淵(現長瀞)=大宮(現秩父)間(12.5粁)開業
  • 1916年3月秩父鉄道株式会社と改称
  • 1917年9月秩父=影森間(3.4粁)開業

1920年代

  • 1921年4月羽生=行田間(8.3粁)開業(北武鉄道羽生線)
  • 1922年1月熊谷=影森間電化完成
  • 1922年5月資本金を5百万円に増資
  • 1922年8月行田=熊谷間(6.6粁)開業
  • 1922年9月M&A北武鉄道株式会社を合併
  • 1927年2月資本金を1千2百万円に増資
  • 1929年9月本社を埼玉県秩父郡秩父町大字大宮4352番地に移転

1930年代

  • 1930年3月影森=三峰口間(9.3粁)開業
  • 1932年1月本社を埼玉県大里郡熊谷町大字熊谷133番地に移転
  • 1936年4月M&A寄居自動車株式会社を買収、大型旅客自動車運送事業継承
  • 1939年5月創業三峰索道開業 秩父観光株式会社設立

1950年代

  • 1953年11月資本金を4千8百万円に増資
  • 1955年4月資本金を9千6百万円に増資
  • 1955年5月創業株式会社秩鉄商事設立
  • 1956年11月資本金を1億9千2百万円に増資
  • 1959年11月資本金を2億8千8百万円に増資

1960年代

  • 1960年3月創業宝登興業株式会社設立
  • 1961年5月資本金を3億8千4百万円に増資
  • 1963年4月創業秩父観光興業株式会社設立 日本証券業協会の店頭市場へ登録
  • 1967年2月資本金を5億円に増資
  • 1969年9月創業株式会社熊倉高原センター設立

1970年代

  • 1970年8月不動産業営業開始
  • 1972年10月創業秩鉄ハイヤー株式会社設立
  • 1975年1月創業株式会社秩父建設設立
  • 1978年9月創業秩鉄タクシー株式会社設立
  • 1979年10月三ヶ尻線(武川=熊谷貨物ターミナル間7.6粁)開業

1980年代

  • 1980年5月本社を熊谷市曙町一丁目1番地に移転
  • 1982年6月創業資本金を7億5千万円に増資 株式会社長瀞不動寺奉賛会設立
  • 1985年8月創業秩鉄興業株式会社設立
  • 1988年3月蒸気機関車運転再開
  • 1989年12月創業株式会社秩鉄かんぽサービス設立

1990年代

  • 1993年9月秩鉄寄居ショッピングセンター使用開始
  • 1996年11月創業秩父鉄道観光バス株式会社設立
  • 1997年4月旅客自動車運送事業を秩父鉄道観光バス株式会社へ譲渡
  • 1998年3月秩父鉄道熊谷ビル使用開始

2000年代

  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所〔現『東京証券取引所スタンダード市場』〕に株式を上場 三峰索道廃止 株式会社秩父建設、秩鉄興業株式会社を吸収合併 秩鉄ハイヤー株式会社、秩鉄タクシー株式会社を吸収合併『秩鉄タクシー株式会社』と商号変更
  • 2009年1月株式会社秩鉄かんぽサービス解散
  • 2009年4月M&A株式会社秩鉄商事、株式会社熊倉高原センターを吸収合併

2010年代

  • 2018年11月M&A秩鉄タクシー株式会社のタクシー事業を熊谷構内タクシー株式会社へ譲渡 秩鉄タクシー株式会社解散(2020年6月清算結了)三ヶ尻線の一部(三ヶ尻=熊谷貨物ターミナル間及び熊谷貨物ターミナル駅)廃止 交通系ICカードシステムの導入 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行 秩父鉄道観光バス株式会社が秩父観光興業株式会社を吸収合併 宝登興業株式会社を吸収合併

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    安全・安心の最優先

    公共交通機関として、輸送の安全と無事故無災害を最優先課題とし、計画的な設備投資や従業員教育などハード・ソフト両面の取り組みを強化する。特に第4種踏切道の安全対策として、関係者との協議を継続する。

  2. 02

    鉄道事業の利便性向上と地域交通再構築

    積極的な営業施策の継続と鉄道の利便性向上に取り組む。改正地域交通法の枠組みを活用し、関係自治体と連携・協調して持続可能性の高い地域公共交通への再構築を検討する。

  3. 03

    観光・不動産事業の強化

    宝登山山頂の魅力向上のための施設・環境整備など、長瀞への誘客促進を図る。不動産事業では駅前不動産を中心に地域発展と事業性の両面から有効活用を検討・実行する。

  4. 04

    人財への投資と魅力ある会社づくり

    専門知識や経験を有する人材の育成と就業環境の改善を進め、従業員にとって魅力ある会社づくりを行う。人財への投資を必要不可欠と位置づける。

  5. 05

    経営効率化と地域との信頼構築

    一層の経営効率化による安定した利益の計上と強固な経営基盤の構築を図り、株主や地域住民との信頼を積み重ね、企業価値向上に努める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で377人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は516万円で、9期前と比べて0.4%平均年齢は42.0歳、平均勤続年数は19.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月429
2018年3月428
2019年3月51842.021.1418
2020年3月51541.121.1425
2021年3月46742.122.0426
2022年3月43642.122.0419
2023年3月46442.021.0417
2024年3月48442.121.2409
2025年3月48641.120.139576
2026年3月51642.019.1377133

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
男性育休取得率75.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)59.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 4 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
小計146億円
小計144億円
鉄道事業115億円
鉄道事業115億円
不動産事業2,404百万円
不動産事業2,404百万円
消去又は全社570百万円
観光事業495百万円
観光事業495百万円
消去又は全社368百万円
ほか11件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社秩鉄商事
    埼玉県熊谷市
    議決権4.6%
  • 国内
    秩父鉄道観光バス株式会社 注3
    埼玉県熊谷市
    議決権20.0%
  • 国内
    株式会社秩父建設
    埼玉県秩父郡長瀞町
    議決権27.1%
  • 国内
    太平洋セメント株式会社
    東京都文京区
    議決権33.9%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業費補助金
    国土交通省 · 2020-12-15
    3億円
  • 補助金
    鉄道施設総合安全対策事業費補助
    国土交通省 · 2021-07-06
    1.3億円
  • 補助金
    鉄道施設総合安全対策事業費補助
    国土交通省 · 2020-05-28
    1.1億円
  • 補助金
    鉄道施設総合安全対策事業費補助
    国土交通省 · 2023-08-24
    9,000万円
  • 補助金
    鉄道施設総合安全対策事業費補助
    国土交通省 · 2022-09-14
    6,267万円
  • 補助金
    鉄道施設総合安全対策事業費補助
    国土交通省 · 2018-02-28
    5,000万円
  • 補助金
    鉄道施設総合安全対策事業費補助
    国土交通省 · 2018-06-29
    4,167万円
  • 補助金
    地域公共交通確保維持改善事業費補助金
    国土交通省 · 2022-09-20
    4,015万円
  • 補助金
    鉄道施設総合安全対策事業費補助
    国土交通省 · 2023-09-07
    3,333万円
  • 補助金
    令和5年度鉄道施設総合安全対策事業費補助
    国土交通省 · 2023-09-08
    2,667万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は56億円営業利益5億円前期と比べると増収増益で、売上が+5.7%、利益が+66.7%。

売上高
+5.7%
56億円
営業利益
+66.7%
5億円
純利益
+300.0%
4億円
営業利益率
8.9%
前期比 +3.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高57億円56億円
営業利益3億円5億円
純利益2億円4億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は14億円、営業利益は1億円。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2018年4Q540
2019年4Q520
2020年4Q54−3
2021年4Q39−1
2022年4Q441
2023年4Q47−47
2024年4Q49−2
2025年4Q5323.81
2026年4Q5623.62
2027年1Q1417.12

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は55億円から56億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は8.9%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月5511
2014年3月5611
2015年3月5522
2016年3月5511
2017年3月5325
秩鉄タクシー株式会社のタクシー事業を熊谷構内タクシー株式会社へ譲渡 秩鉄タクシー株式会社解散(2020年6月清算結了)三ヶ尻線の一部(三ヶ尻=熊谷貨物ターミナル間及び熊谷貨物ターミナル駅)廃止 交通系ICカードシステムの導入 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行 秩父鉄道観光バス株式会社が秩父観光興業株式会社を吸収合併 宝登興業株式会社を吸収合併
2018年3月5422
2019年3月5211
2020年3月542−2
2021年3月39−5−5
2022年3月44−20
2023年3月47−3−50
2024年3月4901
2025年3月53335.71
2026年3月56558.94

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高56億円のうち、営業利益として残るのは5億円8.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の7.1%にあたる。営業利益率は業種中央値7.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金67.9%38億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金23.2%13億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.9%5億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+1.7pt
8.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.0pt
7.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.1pt
7.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが3億円、投資CFが−5億円で、差し引きのフリーCFは−2億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は8億円で、売上の1.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月3−1029
2014年3月4−60−27
2015年3月7−3−249
2016年3月5−2−339
2017年3月5−4−218
2018年3月7−3−1412
2019年3月1−3−2−28
2020年3月4−5−1−16
2021年3月5−13413
2022年3月−7−810−157
2023年3月3−3008
2024年3月001010
2025年3月5−40111
2026年3月3−5−1−28

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は177億円。このうち返さなくてよい自己資本が55億円で、自己資本比率は31.2%(業種中央値40.1%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2359414139.9
2014年3月2379614140.4
2015年3月23610013642.4
2016年3月23010312744.6
2017年3月23610812845.6
2018年3月24111013145.3
2019年3月23311012347.3
2020年3月23410612845.2
2021年3月23410213243.4
2022年3月23710013742.3
2023年3月1705012029.6
2024年3月1654911629.9
2025年3月1695011929.6
2026年3月1775512231.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
8億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-23億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
0億円
在庫として抱えている分
負債合計
122億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
59
/ 100
安定性自己資本比率21 / 40
収益力営業利益率18 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

陸運業 56社との比較

同じ陸運業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率56社中22位あたり、逆に低いのは自己資本比率56社中48位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.3%/中央値 8.4%
P25 6.0%P75 10.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.9%/中央値 7.2%
P25 4.9%P75 10.9%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
31.2%/中央値 40.1%
P25 32.4%P75 54.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.7%/中央値 4.5%
P25 2.6%P75 7.5%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,111で、1年前と比べて+3.4%過去52週の値幅のなかでは39%の位置にある。

¥2,111-0.0%1ヶ月-0.1%1年+3.4%時価総額32億円
過去52週の値幅
安値¥2,021高値¥2,250

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)8.2倍
PER (会社予想)13.6倍
PBR0.55倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は2099円、前日比変わらず。25日線(2105円)をやや下回るが、75日線(2129円)からも乖離。52週高値(2250円)から約6.7%下値で、高値圏でのもみ合い。出来高は100株と極端に薄く、方向感が乏しい。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PERが8.14倍と業界平均23.44倍を大幅に下回り、PBRも0.56倍と1倍割れで割安感が強い。ROEは7.3%と一定の収益性を示すが、無配が続いており株主還元が課題。業績は営業利益が改善傾向にあるが、配当利回り0%が投資家選別要因となり得る。

指標この会社業種平均
PER (実績)8.2倍15.7倍
PER (予想)13.6倍
PBR0.55倍1.07倍
ROE7.3%8.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

秩父鉄道の投資論点は、観光需要の回復持続と人口減少による利用者減の綱引きである。強気派は、コロナ後の観光回復でSLパレオエクスプレスなどの観光需要が堅調で、増収効果が期待できると見る。また、2024年3月期以降は黒字化し、2026年3月期には純利益4億円と改善予想。弱気派は、沿線人口減少による通勤・通学客の減少が構造的な課題で、観光需要の変動が大きいため、安定した収益が見込みにくいと懸念。2023年3月期の50億円の最終赤字は特損要因かもしれないが、収益の脆さを示す。配当なしで株主還元も期待薄。

プラスに働く材料7
  • 観光需要の回復

    SLパレオエクスプレス乗車率回復、インバウンド需要増。

  • 黒字化の定着

    2024年3月期以降、純利益1億円超で安定。

  • 低PBRの割安感

    PBR 0.56倍、解散価値より低い。

  • 営業利益5億円、過去最高更新2026年3月期影響

    前期比67%増、鉄道事業改善顕著

  • 観光需要回復による乗客増加継続影響

    秩父地域の観光促進効果で輸送人員増

  • 不動産事業の収益貢献拡大通年影響

    沿線開発で収益多角化、安定収益源に

  • コスト削減効果の定着継続影響

    営業利益率改善、無配当からの復配期待

マイナスに働く材料7
  • 人口減少で利用者減

    埼玉県北部の人口減少で通勤客が減少トレンド。

  • 収益の不安定性

    観光需要は天候やイベントに左右されやすい。

  • 配当なし

    配当利回り0%で、株主還元が不十分。

  • 人口減少で利用者数減少トレンド長期影響

    地域の過疎化、収益基盤縮小が構造的課題

  • 設備投資負担の増加通年影響

    老朽化対策投資で利益圧迫、キャッシュフロー悪化

  • 燃料費高騰によるコスト増不定影響

    輸送コスト増で利益率悪化

  • 配当なしで株主還元魅力薄継続影響

    無配当、利回り投資家の関心低い

次の決算で確かめる点
鉄道運輸収入
観光・通勤需要の動向を直接反映。
SL乗車率
観光需要の重要指標。
沿線人口動向
通勤客の将来予測に重要。

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ1,253人。区分でいちばん多いのは事業法人52.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が55.3%を占め、残る44.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人52.252.252.052.152.152.1
個人・その他44.144.444.544.044.444.4
金融機関3.23.23.23.33.33.2
自己株式0.91.01.01.01.01.0
証券会社0.10.10.20.30.20.3
外国法人0.40.10.00.30.00.0
外国人個人0.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01太平洋セメント株式会社33.13
02有恒鉱業株式会社14.20
03二反田 静太郎3.40
04株式会社埼玉りそな銀行2.07
05山腰 玲子1.73
06中村 幸久1.60
07諸井 恒一1.07
08株式会社武蔵野銀行1.07
09柿原林業株式会社0.67
10東武鉄道株式会社0.67

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+4194%、1株純資産は14期で+490%。直近期のROEは7.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2013年3月66301.033.3
2014年3月46430.647.0
2015年3月116731.717.5
2016年3月96891.325.2
2017年3月337254.67.5
2018年3月1097,3711.025.1
2019年3月707,4110.937.0
2020年3月−1507,134−2.1
2021年3月−3586,852−5.1
2022年3月−326,747−0.5
2023年3月−3,3973,379−67.1
2024年3月623,3111.933.5
2025年3月783,3692.326.0
2026年3月2583,7177.38.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額39百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
牧野英伸代表取締役社長6410
坂本昌己取締役 常務執行役員 鉄道事業本部長 鉄道事業本部 鉄道企画室長6112
鷹啄泰則取締役 執行役員 観光事業本部長 人事部長6112
荒舩慎一取締役 執行役員 鉄道事業本部 運輸部長607
會田哲也取締役66
曽根原正宏取締役74
藤野孝男常勤監査役62
根岸俊介監査役735
正田孝之監査役645
中谷内茂樹監査役57
桶師修54
相澤伸彦常勤監査役66

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)424246
監査役2995
社外取締役5661

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容529字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社の企業集団は、当社・子会社5社で編成され、その営んでいる主要な事業内容は次のとおりであります。 (1)鉄道事業(1社) 事業内容   会社名 鉄道   当社 (2)不動産事業(1社) 事業内容   会社名 賃貸・分譲・請負   当社 (3)観光事業(1社) 事業内容   会社名 遊船・索道・動物園・ 飲食・土産品販売   当社 (4)卸売・小売業(1社) 事業内容   会社名 卸売・小売   株式会社秩鉄商事 ※1(A)(B)(C) (5)その他(4社) 事業内容   会社名 バス事業   秩父鉄道観光バス株式会社 ※1(A)(C) 建設・電気工事業   株式会社秩父建設 ※1(A)(C) その他業   株式会社長瀞不動寺奉賛会 ※2、 秩父観光株式会社 ※2 (注)1.※1は連結子会社、※2は非連結子会社であります。 2.上記部門の会社数には当社及びその他連結子会社が重複しております。 3.当社は(A)の会社に対して施設等の賃貸を行っております。 4.当社は(B)の会社より資材等の購入を行っております。 5.当社は(C)の会社に対して業務を委託しております。 当社グループの事業系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,580字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、鉄道事業、不動産事業、観光事業、卸売・小売業、その他の事業を営んでおり、経営理念として以下を掲げ、人々の豊かな生活と未来を築くことを目指します。 ① お客様に対し、安全でゆとりとやすらぎのある快適なサービスを提供する。 ② 沿線地域社会の発展と環境保全に貢献する。 ③ これらを実現するため経営資源の充実と経営基盤の強化に全力を傾注する。 その他、経営理念に基づく基本方針として「安全基本方針」「環境経営基本方針」「人材育成基本方針」を定めています。 (2) 目標とする経営指標 株主の皆様からお預かりしております株主資本は、有効に活用させていただいておりますが、現在全社一丸となって収益構造の改善と累積損失の解消に取り組んでいるところであり、目標とする経営指標などにつきましては、安定的に収益が確保できる体制が確立できた段階で設定したいと存じます。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 グループ全社が一丸となり、事業基盤の保持・強化を図りつつ、新たな事業構造の構築に向けた中長期的な戦略として、中期経営計画を策定し、具体的な対策を計画・推進してまいります。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、鉄道事業を柱として事業展開しており、公共交通機関としての「安全・安心・安定」を維持できる事業者であることが使命であり、輸送の安全、無事故無災害の達成を最優先課題に掲げております。この課題の達成に向け、安全面における計画的な設備投資や従業員への教育などハード・ソフト両面における取り組みを更に強化してまいります。第4種踏切道の安全対策につきましては、追加対策として簡易遮断機を通行量の多い歩行者専用の踏切道に設置いたしましたが、根本的な解決に向け、関係者との協議を継続してまいります。 当社グループを取り巻く事業環境につきましては、当社沿線における居住人口の減少のほか、物価の高騰、人件費や金利の上昇など、引き続き不透明な状況にあります。このような中、安定した経営基盤の構築に向け、組織改編や適正な運賃・料金への見直し、「人財」への投資など諸施策を進めてまいりましたが、今後も持続可能な成長を見据え、以下のとおり取り組んでまいります。 鉄道事業では、積極的な営業施策の継続とともに、鉄道の更なる利便性向上策に取り組んでまいります。また、いわゆる「改正地域交通法」により創設、拡充された枠組みを活用し、持続可能性の高い地域公共交通への再構築に向け、関係自治体と連携、協調し検討してまいります。 観光事業では、宝登山山頂の魅力向上のため、施設・環境整備を継続するなど、長瀞への誘客促進に努めてまいります。 不動産事業では、駅前の不動産を中心に、地域の発展と当社の事業性の両面から有効な活用方法を検討し実行してまいります。 加えて、これらの取り組みを実現するためには、「人財」への投資は必要不可欠であり、専門知識や経験を有する「人財」を育成するとともに、就業環境の改善を図り、従業員にとって魅力ある会社づくりを進めてまいります。 また、お客様サービスの向上、地域社会との連携などにより、株主の皆様や沿線の市町、住民の皆様に、当社グループに対する良き理解者となってもらえるよう努め、信頼を積み重ねてまいります。 今後も、一層の経営効率化による安定した利益の計上と強固な経営基盤の構築を図り、また、地域社会とともに発展することにより、企業価値向上に努めてまいります。
事業等のリスク977字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものです。 (1)法的規制について 当社グループは鉄道事業を中心に事業を展開しておりますが、鉄道事業法、道路運送法をはじめ法令・規則等の規制を受けており、これら法令の変更・強化によって、当社グループの業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (2)自然災害等のリスクについて 当社の路線は、羽生駅から三峰口駅までの本線と武川駅から三ヶ尻駅までの貨物線であり、当社グループの施設、設備も鉄道沿線に集中しているため、地震等の自然災害によって多大な損害を受ける可能性があります。 また、施設等の復旧までの間、列車の運休や遅延、その他による営業収益の減少と施設・設備の修復及び代替輸送のために、多額の費用を要することとなる可能性があります。 (3)依存度の高い取引先について 当社の主要株主である太平洋セメント株式会社のセメント原料等を輸送しており、その営業収益は、当社グループの全営業収益の22.1%を占めております。そのため、当社グループの業績は太平洋セメント株式会社の輸送方法の変更、輸送量の減少等によって影響を受ける可能性があります。 (4)金利の変動について 当社グループは鉄道事業を中心に継続的に設備投資を行っており、その資金は金融機関等からの借入により調達しておりますが、金利の変動によって、当社グループの業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (5)原油価格の変動について 鉄道事業、バス事業においては、その動力を原油に依存しており、電気やガソリン、軽油などの価格が大きく変動した場合には、当社グループの業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (6)テロの発生について 国際情勢の緊張状態が続いており、各国において公共交通機関等がターゲットになる危険性が指摘され、わが国も例外ではありません。当社グループの施設、車両において爆弾テロ等が発生した場合、多大な損害を受ける可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,950字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におきましては、観光需要が好調に推移したものの、物価の上昇や各種材料の長納期化など、注視が必要な状況が続きました。 このような中、当社グループでは、観光資源の再開発・魅力向上に取り組むとともに、沿線の市町や事業者、同業他社と連携した誘客活動を積極的に展開し、地域の活性化と収益の確保に努めました。また、組織運営の更なる効率化・最適化を図るべく、グループ会社の再編を実施するなど、持続可能な経営基盤の構築に向けた取り組みを推進いたしました。 この結果、当連結会計年度の営業収益は5,637百万円(前期比6.8%増)、営業利益は539百万円(同76.9%増)、経常利益は484百万円(同79.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は383百万円(同231.6%増)となりました。 セグメントごとの業績は、次のとおりです。 (鉄道事業) 鉄道事業におきましては、輸送の安全性向上を図るため、設備面では連動装置更新工事や列車集中制御装置更新工事、第4種踏切道の安全対策工事などを実施するとともに、異常時訓練や安全指導による従業員の意識向上に取り組みました。 旅客部門では、繁忙期における利便性の向上を図るため、臨時列車を運行したほか、行田市駅発のSL列車の運行や各種記念乗車券類の発売など、積極的な営業施策に取り組みました。これらに加え、前期に実施した旅客運賃改定の効果もあり、定期外旅客の人員及び収入は前期に比べ増加し、定期旅客の人員は前期に比べ減少したものの、収入は前期に比べ増加いたしました。 貨物部門では、輸送量が減少したものの、貨物運賃の改定を行ったことにより、貨物収入は前期に比べ増加いたしました。 営業費用は、修繕工事の一部が次期以降に変更となったことから修繕費は減少いたしましたが、人件費などが増加した影響により、前期に比べ増加いたしました。 この結果、営業収益は3,648百万円(前期比6.5%増)、営業利益は213百万円(前期は17百万円の営業利益)となりました。 (提出会社の鉄道事業営業成績) 種別   単位   当連結会計年度 自 2025年4月1日 至 2026年3月31日   対前期増減率(%) 営業日数   日   365   - 営業キロ   粁   75.4   - 客車走行キロ   粁   4,714,953.1   △10.2 貨車走行キロ   粁   2,966,270.6   △6.1 旅客人員   定期   人   4,329,480   △1.8 定期外   人   2,962,320   3.6 計   人   7,291,800   0.3 貨物屯数   屯   1,394,203   △5.1 旅客収入   定期   千円   707,584   7.6 定期外   千円   1,355,791   12.3 計   千円   2,063,375   10.7 貨物収入   千円   1,251,428   3.7 運輸雑収   千円   333,823   △6.0 運輸収入合計   千円   3,648,627   6.5 1日1キロ運輸収入   円   138   5.3 乗車効率   %   16.2   11.0 (注) 乗車効率の算出方法 輸送人員 × 実キロ = 延人キロ 延人キロ ÷ (客車走行キロ×客車平均定員)= 乗車効率 乗車効率とは客車走行車両定員に対する旅客輸送量を見るためのものであります。 (営業成績) 業種別   当連結会計年度 自 2025年4月1日 至 2026年3月31日 営業収益(千円)   対前期増減率(%) 鉄道   3,648,627   6.5 営業収益計   3,648,627   6.5 (注) セグメント間の取引については、相殺消去しておりません。 (不動産事業) 不動産事業におきましては、賃貸ビルの入居率低下などにより、賃貸収入は前期に比べ減少いたしました。 営業費用は、賃貸ビルの修繕工事実施などにより、前期に比べ増加いたしました。 この結果、営業収益は344百万円(前期比7.9%減)、営業利益は189百万円(同16.1%減)となりました。 (営業成績) 業種別   当連結会計年度 自 2025年4月1日 至 2026年3月31日 営業収益(千円)   対前期増減率(%) 土地建物販売   85   - 請負工事   17,348   7.0 不動産賃貸   318,805   △8.6 その他   8,306   △4.5 営業収益計   344,545   △7.9 (注) セグメント間の取引については、相殺消去しておりません。 (観光事業) 観光事業におきましては、長瀞地域が多くのメディアに取り上げられたほか、昨年7月にオープンした「SUSABINOテラス」の効果もあり、宝登山ロープウェイや長瀞ラインくだりなどの各施設の収入は前期に比べ増加いたしました。 この結果、営業収益は597百万円(前期比20.9%増)、営業利益は106百万円(同142.4%増)となりました。 なお、当社は、連結子会社である宝登興業株式会社と昨年10月1日をもって合併いたしました。 (営業成績) 業種別   当連結会計年度 自 2025年4月1日 至 2026年3月31日 営業収益(千円)   対前期増減率(%) 遊船・索道・動物園他   597,997   20.9 営業収益計   597,997   20.9 (注) セグメント間の取引については、相殺消去しておりません。 (卸売・小売業) 卸売・小売業におきましては、コンビニエンスストアの収入などが前期に比べ増加いたしました。 営業費用は、人件費などが前期に比べ増加いたしました。 この結果、営業収益は662百万円(前期比5.9%増)、営業利益は16百万円(同7.5%減)となりました。 (営業成績) 業種別   当連結会計年度 自 2025年4月1日 至 2026年3月31日 営業収益(千円)   対前期増減率(%) 卸売・小売   662,236   5.9 営業収益計   662,236   5.9 (注) セグメント間の取引については、相殺消去しておりません。 (その他) 建設・電気工事業におきましては、完成工事高が前期に比べ増加いたしました。バス事業におきましては、旅行業を終了したことなどにより、前期に比べ減収となりました。 この結果、営業収益は758百万円(前期比1.4%減)、営業利益は5百万円(同20.6%減)となりました。 (営業成績) 業種別   当連結会計年度 自 2025年4月1日 至 2026年3月31日 営業収益(千円)   対前期増減率(%) バス事業   346,167   △0.4 建設・電気工事業   389,740   1.6 旅行業   22,358   △41.6 営業収益計   758,266   △1.4 (注) セグメント間の取引については、相殺消去しておりません。 ②キャッシュ・フローの状況 現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は、前連結会計年度末に比べ286百万円減少し790百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により得られた資金は310百万円となりました。これは、税金等調整前当期純利益419百万円、減価償却費201百万円、売上債権の増加646百万円及び仕入債務の増加292百万円などによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により使用した資金は477百万円となりました。これは、工事負担金等受入による収入が294百万円となった一方で、固定資産取得による支出が782百万円となったことなどによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により使用した資金は119百万円となりました。これは、長期借入金の返済による支出1,576百万円となった一方で、長期借入れによる収入が1,430百万円となったことなどによるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 当社グループのサービスは、鉄道事業を中心として営業しており、生産規模及び受注規模を金額あるいは数量で示すことはしておりません。 このため生産、受注及び販売の状況については、「(1)経営成績等の状況の概要」における各事業のセグメント業績に関連付けて示しております。 なお、最近2連結会計年度の主な相手先別の営業収益及び当該営業収益の総営業収益に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 自 2024年4月1日 至 2025年3月31日   当連結会計年度 自 2025年4月1日 至 2026年3月31日 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 太平洋セメント株式会社   1,306,517   24.8   1,248,168   22.1 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、本文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度におきましては、観光需要が好調に推移したものの、物価の上昇や各種材料の長納期化など、注視が必要な状況が続きました。 このような中、当社グループでは、観光資源の再開発・魅力向上に取り組むとともに、沿線の市町や事業者、同業他社と連携した誘客活動を積極的に展開し、地域の活性化と収益の確保に努めました。また、組織運営の更なる効率化・最適化を図るべく、グループ会社の再編を実施するなど、持続可能な経営基盤の構築に向けた取り組みを推進いたしました。 この結果、当連結会計年度の営業収益は5,637百万円(前期比6.8%増)、営業利益は539百万円(同76.9%増)、経常利益は484百万円(同79.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は383百万円(同231.6%増)となりました。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、「3 事業等のリスク」に記載した事項が経営成績に重要な影響を与える可能性がありますが、その他に、当社グループは観光に関する事業が多く、また、地域も限定されているため、土曜日・日曜日・ゴールデンウィーク・夏休み等の天候不順が営業成績に重要な影響を与える要因になります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況については、「(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 当社グループは、運転資金、設備投資資金等の資金調達が必要な場合は、金融機関からの借入金によることを基本としております。 なお、翌連結会計年度における重要な設備投資の計画につきましては、「第3 設備の状況」に記載のとおりでありますが、現在のところ自己資金及び金融機関からの借入金以外の資金調達の計画はありません。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)(固定資産の減損)」に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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