本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

日本ロジテム

JAPAN LOGISTIC SYSTEMS CORP.9060 · Standard · 陸運業

物流総合企業。貨物運送、倉庫・センター運営、不動産賃貸を国内外で展開。

概要

日本ロジテムは、1944年創業の物流企業で、トラック運送・倉庫・流通加工・国際物流を手掛ける。従業員約3,718名、2026年3月期の営業収益は713億円。東京都品川区に本社を置き、国内21社の子会社と海外6カ国に拠点を持つ。収益の柱は貨物自動車運送事業(全体の37.7%)、アセット事業(27.6%)、センター事業(25.2%)である。

四つの事業セグメントの構成

日本ロジテムは貨物自動車運送事業、センター事業、アセット事業、その他事業の四セグメントで構成される。貨物自動車運送事業は自社および協力会社のトラックで貨物を運び、営業収益の37.7%を占める。センター事業は倉庫内の荷役や流通加工、受注代行などを提供し、25.2%を占める。アセット事業は倉庫保管と不動産賃貸で27.6%、その他事業は引越しや通関、人材派遣などで9.4%を占める。各セグメントは国内子会社や海外現地法人が分担して遂行する。

国内ネットワークと拠点戦略

国内では埼玉県ふじみ野市に当社最大級の拠点「ふじみ野支店」を新設し、東日本エリアの物流能力を強化した。既存拠点では倉庫稼働率が改善し、料金改定の浸透により収益性が向上している。貨物自動車運送事業では協力会社も活用した輸送網を構築し、センター事業では新たな物流センター業務の受託が好調に推移した。拠点の新設・統廃合により最適化を進め、強固な営業基盤の形成を目指す。

アジアを中心とした海外展開

海外事業は台湾、香港、タイ、ベトナム、ミャンマーに広がる。中核はベトナムで、1994年設立のLOGITEM VIETNAM CORP.が貨物運送・旅客運送・倉庫などを手掛ける。台湾の千日股份有限公司は輸出入貨物取扱や倉庫事業、香港のLOGITEM HONG KONGは国際物流を担う。近年はベトナムでコールドチェーン事業を強化するため、CLK COLD STORAGEの持分を追加取得した。海外収益は全体の約1割を占める。

収益と財務の長期推移

連結営業収益は2013年3月期の363億円から増加を続け、2026年3月期には713億円に達した。営業利益は2025年3月期12億円から2026年3月期14億円へ拡大し、親会社株主に帰属する当期純利益は6.8億円となった。自己資本利益率(ROE)は中期経営計画で2028年度までに8%以上を目標とする。資産は513億円、負債は360億円で、自己資本比率は30%前後と推測される。

業界の中での役割は総合物流サービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
713億円
営業利益
14億円
営業利益率
2.0%
純利益
7億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01貨物運送主力

自社および協力会社のトラックを使用した貨物運送サービスを提供。国内・海外で展開。

主な製品・サービス1
貨物運送サービス
トラックによる貨物の運送サービス。

02物流センター主力

倉庫での荷役、流通加工(組立、梱包等)、事務代行(受注代行、在庫管理等)を提供。

主な製品・サービス2
流通加工
倉庫での組立、裁断、梱包等の加工サービス。
事務代行
受注代行、在庫管理等の業務代行サービス。

03倉庫・不動産賃貸準主力

倉庫での保管、倉庫・配送センターなどの不動産賃貸借を行う。

主な製品・サービス2
倉庫保管
顧客から寄託された貨物の保管サービス。
不動産賃貸
倉庫や配送センターなどの不動産賃貸。

04その他物流関連副次

引越、施工、輸出入貨物取扱、通関、港湾運送、労働者派遣等、物流に付随する事業を展開。

製品と技術

貨物自動車運送事業のサービス

一般貨物自動車運送を中核に、鉄道コンテナ集配や積合貨物運送も提供する。自社のトラックに加え、協力会社の車両も活用して広域な輸送網を構築している。2018年にはふじみ野支店などの大型拠点を新設し、輸送能力を拡大した。料金改定や低採算路線の見直しにより収益性を改善し、2026年3月期のセグメント営業収益は269億円に達した。安全面ではドライバー教育と事故原因分析を徹底し、重大事故ゼロを目指す。

センター事業における流通加工と代行

顧客の倉庫や自社施設内で、入出庫荷役に加え、組立・裁断・梱包などの流通加工を行う。受注代行や在庫管理などの事務代行サービスも提供し、EC物流分野への対応を強化している。2026年3月期のセンター事業営業収益は179億円で、前年比14.3%増加した。人件費上昇の影響で利益は減益となったが、新規受託案件の増加と作業量拡大が収益を押し上げた。特に物流センター業務の受託が好調で、本格的な3PL事業への成長が期待される。

アセット事業と国際物流の複合サービス

アセット事業では自社保有倉庫での保管と不動産賃貸を提供し、2026年3月期の営業収益は197億円、セグメント利益は13億円に増加した。国際物流では台湾、香港、タイ、ベトナムの現地法人が輸出入貨物取扱、通関、港湾運送を担当する。ベトナムではコールドチェーン事業にも進出し、CLK COLD STORAGEへの出資を通じて低温物流を強化した。その他事業には引越し、施工、人材派遣などが含まれ、グループ全体で多様な物流ニーズに応える体制を整えている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

陸運業のなかでの位置

陸運で独立系、利益率低め

日本ロジテムは、陸運業界で独立系の物流企業として、同じ陸運業のSBSホールディングスや東武鉄道などと比べ規模は中程度。売上高は2024年3月期の630億円から2026年3月期には713億円と増収であるが、営業利益率は2%前後と低い。収益性が低い要因として、競争やコスト増が挙げられる。しかし、特定顧客との関係や物流ネットワークの強みを持つ。課題は収益改善と効率化であり、同業他社との差別化を進める必要がある。

強み

  • 3期連続で売上高が増加し、市場での地位を維持。
  • 全国的な輸送網を持ち、効率的な物流サービスを提供。
  • 特定の主要顧客との強固な関係で、安定した受注を得る。
  • 独立系として、顧客ニーズに合わせた柔軟なサービス展開可能。

課題

  • 営業利益率は2%未満で、コスト削減や価格交渉力強化が必要。
  • 大手鉄道会社や物流企業との競争で、利益を圧迫される。
  • ドライバー不足や燃料費高騰が収益の重荷となっている。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

陸運業の時価総額近傍。太字が日本ロジテム

時価総額で並べると、掲載9社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19082大和自動車交通111億円42.2倍
29063岡山県貨物運送91億円3.1倍
39017新潟交通77億円6.6倍
49051センコン物流74億円39.6倍
59036東部ネットワーク72億円23.2倍
69060日本ロジテム57億円8.2倍
79087タカセ45億円26.7倍
89073京極運輸商事34億円20.4倍
99012秩父鉄道32億円8.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 29件

大崎運送として創業した1944年

1944年10月、東京都品川区東大崎三丁目において大崎運送株式会社を設立した。資本金1,600千円で普通貨物自動車運送事業の免許を受け営業を開始した。翌年10月には本店を荏原区荏原一丁目(現在の登記上の本店所在地)へ移転した。戦時中の創業であり、当初は小規模な運送業者として出発したが、戦後の復興需要に乗じて事業基盤を固めた。

戦後の再編と事業拡大期(1948~1962年)

1948年の道路運送法施行により一般貸切貨物自動車運送事業の免許事業者となり、1951年の同法改正で一般区域貨物自動車運送事業の免許も取得した。1956年には港区新橋に本社事務所を開設し、業務の効率化を図った。1962年には三幸ターミナル倉庫株式会社を設立して倉庫業に参入し、運送だけでなく保管業務へ事業領域を広げた。

中京圏進出と倉庫・整備事業の拡充(1966~1973年)

1966年、愛知県小牧市のセントラル陸運合資会社(後の大崎運送合資会社)の持分を取得し、中京圏への進出を果たした。1970年には自動車運送取扱事業の登録を受け、1972年には通運事業者指定を受けて鉄道コンテナ集配業務を開始した。1973年には江東区の自動車整備工場が民間車検場として認可され、さらに積合貨物事業と倉庫業の許可を取得し、全方位の物流サービスを整えた。

商号変更とグループ再編(1980~1990年)

1980年、大崎運送合資会社を吸収合併し、中京圏の事業を一本化した。1983年には阪神貨物自動車株式会社(現阪神ロジテム)に資本参加し、関西エリアを強化した。1987年にオオサキサービス(現ロジテムエージェンシー)とオオサキインターナショナル(現ロジテムインターナショナル)を設立し、国際貨物取扱と付帯サービスを拡充した。1989年12月、商号を大崎運送株式会社から日本ロジテム株式会社に変更し、企業ブランドを一新した。1990年には三幸ターミナル倉庫を吸収合併した。

アジアへの海外展開(1988~1998年)

1988年、台湾に千日股份有限公司を設立し、輸出入貨物取扱と商品販売を開始した。1992年には香港にLOGITEM HONG KONG、タイにLOGITEM (THAILAND)を設立し、東南アジアの物流ネットワークを構築した。1994年、ベトナムでLOGITEM VIETNAM CORP.を設立し、貨物運送と旅客運送に参入した。同年、日本証券業協会に株式を店頭登録し、資金調達力を高めた。1998年には子会社の合併によりロジテムインターナショナルを再編し、国際物流体制を強化した。

株式公開後の安定成長(1994~2026年)

1994年の店頭登録後、財務基盤を強化しつつ事業拡大を続けた。営業収益は2013年3月期の363億円から2026年3月期には713億円へ倍増し、営業利益も12億円から14億円へ増加した。2024年には埼玉県ふじみ野市に最大級の拠点を開設し、首都圏の物流能力を増強した。2026年3月期には全セグメントで増収となり、親会社株主に帰属する当期純利益は6.8億円と過去最高を更新した。中期経営計画「Be More LOGITEM」のもと、収益構造の改革とROE8%以上を目標に掲げている。

年表29件を開く

1940年代

  • 1944年10月創業東京都品川区東大崎三丁目309番地において、大崎運送株式会社(資本金1,600千円)を設立し、普通貨物自動車運送事業の免許を受け営業開始
  • 1945年10月M&A本店を東京都荏原区荏原一丁目291番地(現在の登記上の本店所在地、ただし区の統合および住居表示の変更により、現在は東京都品川区荏原一丁目19番17号)へ移転
  • 1948年1月道路運送法の施行により一般貸切貨物自動車運送事業の免許(現一般貨物自動車運送事業の許可)事業者となる

1950年代

  • 1951年7月道路運送法の改正により一般区域貨物自動車運送事業の免許(現一般貨物自動車運送事業の許可)事業者となる
  • 1956年10月東京都港区芝新橋(住居表示の変更により、現在は東京都港区新橋)に本社事務所を開設

1960年代

  • 1962年9月創業三幸ターミナル倉庫株式会社を関係会社として設立し、倉庫業の許可を受け業務開始
  • 1966年9月商号変更愛知県小牧市のセントラル陸運合資会社(1969年9月大崎運送合資会社に商号変更)の持分を取得、中京圏進出の基礎をつくる

1970年代

  • 1970年12月自動車運送取扱事業の登録(現第一種貨物利用運送事業の登録)を受け業務開始
  • 1972年5月通運事業法第15条「貨物自動車運送事業者の特則」に基づき通運事業者としての指定(現第二種貨物利用運送事業の許可)を受け、1973年4月より鉄道コンテナ集配業務を開始
  • 1973年5月東京都江東区の自動車整備工場が民間車検場として認可され業務開始
  • 1973年6月積合貨物事業の許可を受け業務開始
  • 1973年9月倉庫業の許可を受け業務開始

1980年代

  • 1980年9月M&A大崎運送合資会社を吸収合併
  • 1983年12月兵庫県西宮市の阪神貨物自動車株式会社(現阪神ロジテム株式会社)に資本参加、当社の関係会社とする
  • 1987年4月創業事務用什器類の出張組立業務等の充実を目的として、オオサキサービス株式会社(現ロジテムエージェンシー株式会社)を設立
  • 1987年7月創業国際貨物取扱業務の充実を目的として、株式会社オオサキインターナショナル(現ロジテムインターナショナル株式会社)を設立
  • 1988年9月台湾における輸出入貨物取扱業および輸出入商品販売業等を目的として、株式会社オオサキインターナショナル(現ロジテムインターナショナル株式会社)と得意先との合弁により、千日股份有限公司を設立
  • 1988年12月創業オーエムオートサービス株式会社(ロジテムオートサービス株式会社に商号変更)を設立し、自動車分解整備事業および指定自動車整備事業を移管
  • 1989年12月商号変更商号を大崎運送株式会社から日本ロジテム株式会社に変更

1990年代

  • 1990年10月M&A三幸ターミナル倉庫株式会社を吸収合併
  • 1990年12月貨物自動車運送事業法ならびに貨物運送取扱事業法(現貨物利用運送事業法)の施行により、一般貨物自動車運送事業の許可事業者ならびに貨物運送取扱事業の許可および登録事業者(現第一種貨物利用運送事業の登録事業者)となる
  • 1992年6月創業香港における輸出入貨物取扱業等を目的として、ロジテムインターナショナル株式会社の全額出資により、LOGITEM HONG KONG CO.,LTD.を設立
  • 1992年11月創業タイにおける輸出入貨物取扱業等を目的として、ロジテムインターナショナル株式会社ほかの出資により、LOGITEM (THAILAND) CO.,LTD.を設立
  • 1993年4月一般労働者派遣事業許可を取得
  • 1993年5月国際貨物取扱業務の拡充を目的として、東京都台東区の株式会社コウナン(現ロジテムインターナショナル株式会社)の株式を取得、当社の関係会社とする
  • 1994年4月ベトナムにおける旅客自動車運送事業および貨物自動車運送事業等を目的として、ロジテムインターナショナル株式会社とベトナム国家投資協力委員会との合弁により、LOGITEM VIETNAM CORP.を設立
  • 1994年7月日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 1994年9月LOGITEM VIETNAM CORP.を旅客自動車運送事業と貨物自動車運送事業に分離し、LOGITEM VIETNAM CORP.NO.1とLOGITEM VIETNAM CORP.NO.2とに分社化
  • 1998年4月M&A国際貨物取扱業務の運営組織の強化等を目的として、株式会社コウナンがロジテムインターナショナル株式会社を合併し、商号をロジテムインターナショナル株式会社とする

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • ROE2028年度まで8%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    収益性を重視した事業活動の強化

    料金改定や収益構造の見直しによる低採算部門の改善、使用資産の効率的活用、間接費用を含めたコスト適正化、投資効率検証による収益確保と投資リスク低減に取り組む。

  2. 02

    持続可能な物流サービスの構築

    需要に応じた拠点の最適化、物流DXによる高効率な現場づくり、次世代物流管理システム導入による競争力強化、安全・品質の追求を通じて強固な輸送体制を構築する。

  3. 03

    3PL事業の安定成長

    収益の柱となり得る得意先の獲得、EC物流分野の強化、得意先の課題解決につながる提案力向上、既存得意先の潜在需要開発による取引の深化を推進する。

  4. 04

    人財力の強化

    求める人物像の明確化と採用手法見直しによる採用力強化、マネジメント力・施策実行力を持つ人財の育成、多様な人財が活躍できる職場環境と柔軟な人事制度の整備、エンゲージメント向上を図る。

  5. 05

    強固な経営基盤の整備

    コンプライアンス最優先の企業文化醸成、ガバナンス体制の強化、環境変化に対応したグループ経営体制の検討、リスク管理の高度化、サステナブル経営の推進、新リース会計基準対応を行う。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で3,718人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は538万円で、9期前と比べて+6.1%平均年齢は43.0歳、平均勤続年数は14.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月3,858
2018年3月3,778
2019年3月50742.015.03,659
2020年3月50842.014.03,724
2021年3月49442.014.03,754
2022年3月49642.013.03,733
2023年3月49542.013.03,737
2024年3月50342.013.03,709
2025年3月51842.014.03,71932
2026年3月53843.014.03,71838

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
男性育休取得率41.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)62.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社26(国内 16 / 海外 10) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
LOGITEM VIETNAM CORP. 本社他(ベトナム社会主義共和国ハノイ市)(注)12,044百万円
貨物自動車運送事業 センター事業 アセット事業 その他事業 全社(共通)
その他 31事業所(注)1,21,857百万円
貨物自動車運送事業 センター事業 アセット事業 その他事業
ふじみ野営業所(埼玉県ふじみ野市)(注)11,682百万円
センター事業 アセット事業 その他事業
その他 10物件(注)1,21,570百万円
アセット事業
LOGITEM(THAILAND) CO.,LTD. 本社他(タイ王国バンコク都)(注)11,547百万円
貨物自動車運送事業 センター事業 アセット事業 その他事業 全社(共通)
静岡営業所 — 静岡県焼津市1,388百万円
貨物自動車運送事業 センター事業 アセット事業 その他事業
阪神ロジテム㈱ 本社他(兵庫県西宮市)(注)1,21,382百万円
貨物自動車運送事業 センター事業 アセット事業 その他事業 全社(共通)
三幸営業所(東京都大田区) (注)1,21,264百万円
貨物自動車運送事業 センター事業 アセット事業 その他事業
名古屋営業所 — 名古屋市港区1,236百万円
貨物自動車運送事業 センター事業 アセット事業 その他事業
厚木センター(神奈川県厚木市)(注)1,21,018百万円
貨物自動車運送事業 センター事業 アセット事業 その他事業
ほか9件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    阪神ロジテム㈱
    兵庫県西宮市
    議決権100.0%
  • 国内
    ロジテムエージェンシー㈱
    東京都港区
    議決権100.0%
  • 国内
    ロジテムインターナショナル㈱
    東京都大田区
    議決権100.0%
  • 国内
    ロジテムトランスポート㈱
    千葉県千葉市中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ロジテム軽貨便
    東京都大田区
    議決権100.0%
  • 国内
    ロジテムエンジニアリング㈱
    東京都江東区
    議決権100.0%
  • 国内
    阪神ロジサポート㈱
    兵庫県西宮市
    議決権100.0%
  • 国内
    千日股份有限公司
    中華民国新北市
    議決権100.0%
  • 海外
    LOGITEM HONG KONG CO.,LTD.
    中華人民共和国 香港特別行政区九龍湾
    議決権100.0%
  • 海外
    LOGITEM (THAILAND) CO.,LTD.
    タイ王国バンコク都
    議決権100.0%
  • 海外
    LOGITEM TRADING (THAILAND) CO.,LTD.
    タイ王国バンコク都
    議決権49.0%
  • 海外
    LOGITEM VIETNAM HOLDING & INVESTMENT COMPANY LIMITED
    ベトナム社会主義共和国 ハノイ市
    議決権100.0%
残りのグループ会社14社を開く
  • LOGITEM VIETNAM CORP.ベトナム社会主義共和国 ハノイ市100%
  • LOGITEM VIETNAM TRADING CO.,LTD.ベトナム社会主義共和国 ホーチミン市100%
  • L&K TRADING CO.,LTD.ベトナム社会主義共和国 ハノイ市100%
  • LOGITEM VIETNAM NORTH SERVICE CO.,LTD.ベトナム社会主義共和国 ハノイ市100%
  • LOGITEM VIETNAM SOUTH SERVICE CO.,LTD.ベトナム社会主義共和国 ホーチミン市100%
  • 洛基泰姆(上海)物流有限公司中華人民共和国 上海市外高橋保税区100%
  • LOGITEM LAOS GLKP CO.,LTD.ラオス人民民主共和国 サバナケット県55%
  • LOGITEM MYANMAR CO.,LTD.ミャンマー連邦共和国 ヤンゴン市65%
  • LOGITEM (CAMBODIA) CO.,LTD.カンボジア王国 プノンペン市100%
  • ロジスメイト㈱東京都港区50%
  • 福岡ロジテム㈱福岡県糟屋郡宇美町50%
  • CLK COLD STORAGE CO.,LTD.ベトナム社会主義共和国 ビンズン省50%
  • ㈱日清製粉グループ本社東京都 千代田区26%
  • 日清製粉㈱東京都 千代田区21%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は713億円営業利益14億円前期と比べると増収増益で、売上が+8.0%、利益が+16.7%。

売上高
+8.0%
713億円
営業利益
+16.7%
14億円
純利益
+40.0%
7億円
営業利益率
2.0%
前期比 +0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高750億円713億円
営業利益13億円14億円
純利益7億円7億円
1株あたり配当¥80¥80

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は183億円、営業利益は3億円。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2018年4Q4560
2019年4Q4940
2020年4Q5282
2021年4Q5401
2022年4Q5812
2023年4Q6251
2024年4Q6302
2025年4Q66091.43
2026年4Q71350.71
2027年1Q18331.62

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は363億円から713億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は2.0%。売上は13期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月36342
2014年3月38531
2015年3月3971−2
2016年3月43220
2017年3月43415
2018年3月45622
2019年3月49441
2020年3月528126
2021年3月54095
2022年3月581106
2023年3月625105
2024年3月630105
2025年3月66012121.85
2026年3月71314152.07

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高713億円のうち、営業利益として残るのは14億円2.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は7億円、売上の1.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金92.8%662億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金5.2%37億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.0%14億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比5.3pt
2.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比5.1pt
1.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.1pt
4.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが59億円、投資CFが−40億円で、差し引きのフリーCFは19億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は46億円で、売上の0.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月14−7−5717
2014年3月17−7−81021
2015年3月24−2−182227
2016年3月13−182−523
2017年3月176−182327
2018年3月13−101332
2019年3月14−11−6328
2020年3月26−11−121531
2021年3月13−2510−1228
2022年3月22−14−4832
2023年3月20−287−831
2024年3月33−20−111334
2025年3月25−13−91238
2026年3月59−40−101946

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は513億円。このうち返さなくてよい自己資本が166億円で、自己資本比率は32.2%(業種中央値40.1%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月29310319034.4
2014年3月36510925629.0
2015年3月36811325529.7
2016年3月37610926727.9
2017年3月37111225929.2
2018年3月38111226928.9
2019年3月38110927228.3
2020年3月38211227029.0
2021年3月42211830427.8
2022年3月44212831428.9
2023年3月46313732629.5
2024年3月47914933031.1
2025年3月48815633231.8
2026年3月51316634732.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
53億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
78億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
1億円
在庫として抱えている分
負債合計
347億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
55
/ 100
安定性自己資本比率21 / 40
収益力営業利益率4 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

陸運業 56社との比較

同じ陸運業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率56社中14位あたり、逆に低いのは営業利益率56社中54位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.3%/中央値 8.4%
P25 6.0%P75 10.4%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
2.0%/中央値 7.2%
P25 4.9%P75 10.9%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
32.2%/中央値 40.1%
P25 32.4%P75 54.0%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
8.0%/中央値 4.5%
P25 2.6%P75 7.5%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.9%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥4,140で、1年前と比べて-10.6%過去52週の値幅のなかでは7%の位置にある。

¥4,140+0.1%1ヶ月-2.2%1年-10.6%時価総額57億円
過去52週の値幅
安値¥4,060高値¥5,200

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)8.2倍
PER (会社予想)8.0倍
PBR0.34倍
配当利回り1.93%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月15日に4460円まで上昇しましたが、7月16日に4180円へ急落し、以降は4200円前後で推移しています。8月12日には4200円で、25日移動平均線(4254.4円)を下回っています。75日線(4272.33円)も下回り、中期的な下落トレンドにあります。52週高値(5200円)からは約19%下落し、年初来は-12.72%です。RSIは53.33と中立圏ですが、出来高は薄く、方向感が出にくい状況です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PERは8.31倍と業界平均の15.58倍を大幅に下回り、予想PERも8.1倍と割安です。PBRは0.3438倍と平均の1.07倍を大きく下回り、資産価値に比べ株価が極めて低位です。ROEは4.3%と低水準ですが、配当利回りは1.9%と平均の2.33%を下回り、配当性向16.9%と低めです。売上高は増加傾向にあるものの営業利益率は1.96%と低く、収益力の改善が鍵です。割安ながら利益水準の低さがリスクです。

指標この会社業種平均
PER (実績)8.2倍15.7倍
PER (予想)8.0倍
PBR0.34倍1.07倍
ROE4.3%8.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

物流業界は、EC市場の拡大や企業の物流効率化ニーズを背景に需要は堅調だが、人手不足や燃料費高騰がコスト圧迫要因。強気派は、重量物輸送というニッチ分野での専門性や、安定した売上基盤を評価し、ROE改善による株主還元の増加を期待する。弱気派は、競争激化による運賃低下や、人手不足による人件費増が利益率を圧迫すると懸念する。また、業績は堅調だが、株価は下落しており、成長性への疑問も弱気派の根拠だ。

プラスに働く材料7
  • 重量物輸送で差別化

    機械設備やプラント関連の輸送は専門性が高く、参入障壁がある

  • 株価は低PBRで割安

    PBR 0.34倍と解散価値以下の水準で、株主還元余地がある

  • 安定収益基盤

    売上高は700億円規模で推移し、産業インフラとして需要が安定

  • 売上高の3期連続拡大通年影響

    売上高630→660→713億円と増加、物流需要が底堅い

  • 営業利益率の改善継続影響

    営業利益率1.82%→1.96%と改善、売上拡大で固定費吸収が進む

  • PBR0.3438倍の資産価値継続影響

    時価総額58億円に対し純資産約169億円、PBR0.34倍は下値支援

  • 増益基調と低PER決算発表後影響

    純利益5→5→7億円と増加、PER8.31倍は割安感

マイナスに働く材料7
  • 利益率の低さ

    営業利益率は2%未満で、原価高騰に弱い体質

  • 人手不足の懸念

    物流業界全体でドライバー不足が深刻化し、人件費増が利益を圧迫

  • 競争激化

    物流業界は参入障壁が低く、価格競争になりやすい

  • 営業利益率2%未満の薄利構造継続影響

    売上713億円に対し営業利益14億円、コスト上昇で容易に赤字化

  • 燃料費・人件費の高騰金融政策次第影響

    営業利益率1.96%のため、燃料費・人件費高騰が収益を直撃

  • ROE4.3%の低さ継続影響

    ROE4.3%はPBR0.3438倍の改善を妨げる

  • 外国人保有0.57%の低流動性継続影響

    外国法人持ち株比率0.57%と極めて低く、売り注文で株価が乱高下

次の決算で確かめる点
営業利益率
コスト管理の効率性を示し、収益性改善の度合いを測るため
重量物輸送の受注状況
高付加価値サービスの需要動向を把握するため
従業員一人当たり売上高
人手不足時代における生産性の指標となるため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり80で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.93%。

年間配当
¥80
1株あたり
配当利回り
1.93%
いまの株価に対して
配当性向
16.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月8020.0
2018年3月800.096.7
2019年3月800.0
2020年3月800.029.2
2021年3月800.044.4
2022年3月800.026.5
2023年3月800.0113.5
2024年3月800.053.3
2025年3月800.062.5
2026年3月800.016.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥80

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ1,873人。区分でいちばん多いのは事業法人57.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が59.8%を占め、残る40.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人57.357.357.257.257.257.2
個人・その他37.137.337.838.638.838.2
金融機関4.24.24.23.23.02.6
自己株式1.11.11.12.12.12.1
証券会社1.10.90.50.70.61.5
外国法人0.30.30.30.30.40.5
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日清製粉株式会社20.33
02一般社団法人富士桜の会17.58
03有限会社ジェイエフ企画11.85
04株式会社日清製粉グループ本社5.00
05日本ロジテム従業員持株会2.63
06黒岩 千代1.86
07藤間 孝泰0.91
08中西 弘毅0.89
09株式会社商工組合中央金庫0.80
10株式会社三菱UFJ銀行0.72

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+3253%、1株純資産は14期で+1554%。直近期のROEは4.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月157392.117.0201.2
2014年3月587,7320.849.1
2015年3月−1467,988
2016年3月337,6810.492.6
2017年3月3397,9274.39.020.0
2018年3月1418,0551.822.196.7
2019年3月587,8870.751.9
2020年3月4478,1005.68.229.2
2021年3月3328,5704.011.744.4
2022年3月4629,3255.27.126.5
2023年3月3839,9944.08.8113.5
2024年3月36610,9773.510.753.3
2025年3月34111,4743.011.262.5
2026年3月50612,2184.38.316.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/3期の役員報酬は総額195百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
中西弘毅代表取締役会長70123
中西伸次郎代表取締役社長4432
飯野毅常務取締役 常務執行役員(品質管理本部長)67
佐々木利昌常務取締役 常務執行役員(営業本部長)6111
上田毅取締役 上席執行役員(CSR本部長)6422
萩尾太取締役 上席執行役員(総合企画本部長兼管理本部副本部長)622
都築守美取締役 上席執行役員(国際本部長兼国際事業部長)614
廣田康夫取締役 上席執行役員(営業本部副本部長)614
小山内雅紀取締役 上席執行役員(管理本部長)617
田子敏也取締役60
鈴木泰久常勤監査役694
黒河内明子監査役65
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢
奈良平博史監査役67
小髙聡監査役67

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)91442517019
社外取締役5250255

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,233字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社および当社の関係会社。以下同じ。)は、当社、連結子会社21社、持分法適用関連会社3社およびその他の関係会社2社によって構成されております。 主要な事業内容および各会社の当該事業に関わる位置づけならびにセグメントとの関連は、次のとおりであります。 詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。 (1)貨物自動車運送事業 顧客の委託を受け、自社および協力会社のトラック等を使用して貨物の運送サービスを提供する事業であり、当社のほか国内では阪神ロジテム株式会社、ロジテムトランスポート株式会社などが遂行し、海外ではロジテムベトナムコーポレーション(LOGITEM VIETNAM CORP.)などが遂行しております。 (2)センター事業 顧客より寄託を受けた貨物の倉庫における入出庫等の荷役を行うほか、自社および顧客の倉庫・配送センター内における流通加工(組立、裁断、梱包等)および事務代行(受注代行、在庫管理等)などの業務を提供する事業であり、当社のほか国内では阪神ロジテム株式会社などが遂行し、海外では千日股份有限公司、ロジテムベトナムコーポレーション(LOGITEM VIETNAM CORP.)などが遂行しております。 (3)アセット事業 顧客より寄託を受けた貨物の倉庫における保管を行うほか、倉庫配送センターなどの不動産賃貸借を行う事業であり、当社のほか国内では阪神ロジテム株式会社、ロジテムインターナショナル株式会社などが遂行し、海外では千日股份有限公司、ロジテムベトナムコーポレーション(LOGITEM VIETNAM CORP.)などが遂行しております。 (4)その他事業 上記3事業に付随する事業(引越移転事業、施工関連事業、輸出入貨物取扱事業、通関事業、港湾運送事業、労働者派遣事業等)として、当社のほか国内ではロジテムエージェンシー株式会社、ロジテムエンジニアリング株式会社、ロジテムインターナショナル株式会社などが遂行し、海外では千日股份有限公司などが遂行しております。 その他に当社グループでは、物品販売業、総合リース業を行い、海外のロジテムベトナムノースサービス(LOGITEM VIETNAM NORTH SERVICE CO.,LTD.)、ロジテムベトナムサウスサービス(LOGITEM VIETNAM SOUTH SERVICE CO.,LTD.)およびロジテムミャンマー(LOGITEM MYANMAR CO.,LTD.)は旅客自動車運送事業等を、またロジテムベトナムホールディングス(LOGITEM VIETNAM HOLDING & INVESTMENT COMPANY LIMITED)はベトナムにおける子会社の事業活動の支配管理、リース、投融資等を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,665字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、 「物流の未来を見つめ、物流に関わるすべての事業の創造に挑戦します」 「お客様の期待に応えて信頼を築き、豊かな社会の創造に貢献します」 「社員の創意を活かし、仕事の喜びと心ゆたかな生活の創造を目指します」 を基本理念としております。 この理念に基づき、当社グループの総力を結集して品質の高い物流サービスを提供し、株主の皆様をはじめとするすべてのステークホルダーの期待に応えて、企業価値を高める努力を続けてまいります。あわせて、コンプライアンスの徹底とコーポレート・ガバナンスの強化により経営品質を高め、社会の発展に貢献してまいります。 2026年度を初年度とする3ヶ年の中期経営計画(以下、「中期経営計画2028」)におきましては、「Be More LOGITEM. Do More LOGITEM.」を基本方針としております。先行きに不透明感が強まる経営環境下において、理念に根ざした“ロジテムらしさ”をもっと発揮して変化に対応することにより、持続的な成長を目指してまいります。この実現に向け、「適切な利益を安定確保できる収益構造の確立」「外部環境変化への対応」「コンプライアンス遵守・マネジメントならびにガバナンスの強化」を重点課題に位置付け、強固な基盤づくりに取り組むことにより、企業水準を高めてまいります。 (2)経営戦略等 当社グループは、上記(1)の方針に基づき、「収益性を重視した事業活動の強化」「持続可能な物流サービスの構築」「3PL事業の安定成長」「人財力の強化」「強固な経営基盤の整備」を基本戦略として、重点課題への取り組みを進めております。 ① 収益力の向上 ・料金改定や収益構造の見直し等による低採算部門の改善 ・使用資産の効率的かつ安定的な活用の推進 ・間接費用を含めたコスト適正化の実現 ・投資効率の検証強化による収益確保の精度向上および投資リスクの低減 ② 強固な物流サービスの構築 ・得意先ニーズに応え続けられる強固な輸送体制の構築 ・物流DXの活用による高効率な現場づくりの推進 ・需要に応じた拠点の新設や統廃合等による営業拠点の最適化 ・次世代物流管理システムの導入による競争力の強化 ・物流サービスに関する安全および品質の追求 ③ 3PL事業の安定成長 ・収益の柱となり得る得意先の獲得を志向した営業活動の推進 ・ノウハウを活かしたEC物流分野の強化 ・得意先の課題解決につながる物流構築力および提案力の向上 ・既存得意先の潜在需要開発による取引の深化 ④ 人財力の強化 ・求める人物像の明確化、採用手法の見直しによる人財採用力の強化 ・マネジメント力、施策実行力を持つ人財の育成 ・多様な人財が活躍できる職場環境および柔軟な人事制度の整備 ・エンゲージメントが高く一体感ある組織づくりの推進 ⑤ 強固な経営基盤の整備 ・コンプライアンス最優先の企業文化の醸成および仕組みの構築 ・けん制機能やルールの実効性検証や強化によるガバナンス体制の整備 ・環境変化に対応した最適なグループ経営体制の検討 ・複雑化、多様化するリスクに関する適切な管理および対応 ・サステナブル経営の推進による社会的価値の向上 ・新リース会計基準の適用による財務影響を踏まえた対応 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、外部環境の変化に対応しながら、持続的な成長と企業価値の向上を図るため、資本コストを上回る収益性を確保する経営を推進しております。この方針のもと、資本効率を測る指標として「ROE」を経営目標に採用しております。 現行の「中期経営計画2028」につきましては、最終年度となる2028年度までにROE8%以上の達成を目指しております。 (4)経営環境および優先的に対処すべき課題 今後の経済の見通しにつきましては、賃上げの継続や政府による物価高対策等の効果により、景気は緩やかな回復基調を維持することが見込まれます。一方で、混迷する中東情勢の影響が懸念されるほか、個人消費の先行きや不安定な為替相場の動向など、依然として不透明な状況が続くものと想定しております。 当社グループが属する物流業界におきましては、物価高などを背景に荷動きが鈍化する一方で、燃料価格の変動等によるコスト上昇圧力が一段と強まっており、厳しい収益環境が続く見通しであります。加えて、「2024年問題」を契機とした改正物流関連法の施行を受け、荷主企業にもサプライチェーン全体の最適化や効率化に向けた対応が強く求められるなど、業界は大きな転換期を迎えております。 以上の状況を踏まえ、当社グループは新たに策定した中期経営計画において「適切な利益を安定確保できる収益構造の確立」「外部環境変化への対応」「コンプライアンス遵守・マネジメントならびにガバナンスの強化」を重点課題に位置付け、各施策を推進してまいります。 国内におきましては、既存大型拠点の安定稼働に加え、新拠点の円滑な立ち上げと拠点網の最適化に注力し、強固な営業基盤を構築してまいります。また、事業環境の変化に応じた適正な料金の収受に継続して取り組むとともに、3PL事業の提案力の強化と物流DXによる業務効率化を推進し、収益力の強化を図ります。あわせて、法改正に適切に対応し、得意先ニーズを満たす持続可能な輸送体制を確保してまいります。 海外におきましては、各進出地の地域特性や情勢に即した営業戦略を実行し、既存事業を一層強化してまいります。中核を担うベトナムにおきましては、長年にわたり培った物流および旅客運送等の多様な事業展開を強みに営業活動を推進し、競争優位性の確保とアジア地域における物流ネットワークの拡充に取り組んでまいります。同時に、現地人財の育成を通じて組織力の強化を図り、更なる成長を目指してまいります。 これらの施策に加えて、安全・品質の追求、コンプライアンスおよびガバナンスの強化、人財育成の推進等により経営基盤を盤石なものとし、事業活動を通じてサステナビリティに関する重要項目(マテリアリティ)に取り組むことで、社会課題の解決に貢献してまいります。
事業等のリスク4,038字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)特定得意先との営業契約について 当社グループが営業契約を締結している得意先の中で、営業収益に占める割合が10%を超える大口得意先グループがあります。その契約期間は1年間で、双方より申し出のない場合は1年間の自動延長となっております。当社グループは、得意先の期待に応えるため品質の高い物流サービスを提供し、強固な信頼関係の構築および維持に努めておりますが、予期せぬ事象等により契約解消となった場合は、当社の業績等に多大な影響を及ぼす可能性があります。 (2)法的規制等について 当社グループは、貨物自動車運送事業、センター事業、アセット事業を主要な事業としております。これらの事業を営むにあたっては、貨物自動車運送事業法や倉庫業法などの許認可をはじめ、安全や環境に関する各種法的規制を受けております。そのため、各種法令の改正や新たな法令の制定があった場合には、それらに対応するための費用負担が生ずる可能性があります。また、当社グループは、法令順守に努めておりますが、何らかの事由により各種法令に違反した事実が認められた場合には、事業の停止や許可の取り消しなどの罰則を受ける場合があります。したがって、これらの事象が発生した際には当社グループの経営成績および財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (3)重大事故について 当社グループは、法令順守と安全最優先を原則とした安全方針を掲げ、安全研修の強化、事故撲滅運動の実施、事故防止対策などに取り組んでおりますが、万一重大な交通事故または労災事故を発生させ、得意先の信頼および社会的信用の低下、事業許可取消し等の行政処分、被害者からの損害賠償請求等を受けた場合には、当社グループの経営成績および財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (4)異常気象や自然災害等について 当社グループは、大地震や風水害などの天災地変による大規模災害の発生に備え、事業継続計画書(BCP)を策定し、事業の中断を早期に復旧させるための方針、体制、手順を定めるなどの対策を講じております。しかしながら、事業活動の停止や社会インフラの深刻な損壊・機能低下など、想定を超える事態が発生した場合には、当社グループの財政状態および経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (5)人財の確保・育成について 当社グループは、労働集約型事業の比重が高く、質の高い人財の確保や適正な人員配置が事業運営上の重要課題であります。こうしたなか、少子高齢化に伴う労働力人口の減少等、経営環境の変化が加速しており、中長期的な人手不足への対応が急務となっております。当社グループでは、積極的な採用活動を進めつつ、教育研修制度の拡充によるリーダー層の育成に注力するとともに、物流DXの活用による高効率な現場づくりや、「働きがい」と「働きやすさ」を両立する環境整備を推進しております。これらを通じて、エンゲージメントの高い組織構築を図り、持続的な成長を実現するための人財基盤の強化に努めております。しかしながら、人財の確保・育成が計画どおりに進まない場合や、人財獲得競争の激化によりコストが大幅に増加した場合には、当社グループの業績および財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (6)外部委託について 当社グループの貨物自動車運送事業は、運送の一部を外部の協力会社等に委託しております。また、センター事業においても、物流3PL事業者として倉庫内作業を外部の協力会社に委託する場合があります。当社グループは、これらの協力会社等との連携を強化し強固な信頼関係の構築に努めておりますが、需給状況や時季により委託費が上昇した場合には、当社グループの経営成績および財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (7)施設等の稼働率について 当社グループのアセット事業は、倉庫保管および不動産賃貸を中心に展開しております。その施設、設備につきましては自社保有または賃借にて営業しており、これらの費用は固定費となっております。当社グループは、営業活動を推進し一定水準の稼働率維持に努めておりますが、景気変動、得意先の荷動き動向により稼働率が低下した場合には、当社グループの経営成績および財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (8)エネルギーコストの動向について 当社グループは、貨物自動車運送事業をはじめとする物流全般の事業活動を展開しており、燃料価格や電気料金などのエネルギーコストが事業運営において重要な要素となっております。そのため、燃料価格や電気料金の上昇により、運送費用や施設運営費用が増加する可能性があります。当社グループは、輸送におけるエコドライブの推進や、倉庫や施設における省エネ設備の導入など、自助努力による物流の効率化・最適化に努めており、併せて、得意先に対して料金改定交渉を行うなど、エネルギーコストの変動に伴う影響の低減に努めております。しかしながら、その費用増加分を運賃やその他料金に転嫁できない場合には、当社グループの経営成績および財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (9)為替レートの変動について 当社グループの海外の所在地別売上高比率は、2025年3月期13.6%、2026年3月期12.2%であります。換算時の為替レートにより、現地通貨における価値が変わらないとしても、円換算後の価値に影響を及ぼす可能性があります。 (10)与信リスクについて 当社グループは債権管理委員会を定期的に開催し、売上債権の回収状況の把握や適正な与信限度額の設定を行っておりますが、今後の社会情勢、景気の動向ならびに企業収益状況の変化等により、売上債権回収が悪化した場合には、当社グループの経営成績および財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (11)カントリーリスクについて 当社グループが事業活動を行う主要な市場である日本、ベトナム、タイ、ラオス、ミャンマー、カンボジア、および中華圏の政情不安、治安の悪化、経済環境等の動向につきましては、グループ各社との月次会議等により情報を収集し状況把握に努めております。しかしながら、不測の事態が発生し社会・経済環境が急激に変化した場合には、当社グループの経営成績および財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (12)減損会計について 当社グループは、所有する土地や建物、リース資産等を事業用不動産・倉庫設備として使用しておりますが、土地の時価下落や、事業環境の変化による収益性の低下に伴い、固定資産の減損に係る会計基準および適用指針を適用し減損処理を行った場合には、当社グループの経営成績および財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (13)株価の下落について 当社グループは、中長期的な経済合理性や得意先との総合的な関係の維持・強化の観点から、事業の円滑な推進を図るため必要と判断する日本企業の株式を保有しております。保有の意義が薄れたと考えられる株式については、できる限り速やかに処分・縮減をしていく方針でありますが、これらの株式が日本経済の停滞等によって急激に下落し、保有株式の評価損が発生した場合には、当社グループの経営成績および財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (14)金利の上昇について 当社グループは、主に金融機関からの借入により資金を調達しております。キャッシュ・フローの改善や収益性の向上に取り組み、有利子負債の圧縮に努めておりますが、今後金利が大幅に上昇した場合には、当社グループの経営成績および財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (15)新リース会計基準の適用について 当社グループは、アセット事業において一定規模の物流不動産をオペレーティングリース取引により賃借し、事業を展開しております。新リース会計基準の適用により使用権資産およびリース負債が著しく増加した場合には、当社グループの経営成績および財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (16)情報セキュリティについて 当社グループは、事業運営において得意先関連情報や機密情報などの重要な情報を取り扱っております。これらの情報を保護するため、ペネトレーションテストの実施によるシステムの脆弱性対策や、従業員への継続的な標的型攻撃訓練など、情報セキュリティ体制の強化に努めております。 しかしながら、高度化するサイバー攻撃や不正アクセス、情報漏洩、システム障害などの予期せぬ事象が発生した場合には、当社グループの事業運営に重大な支障をきたす可能性があります。また、それに伴う社会的信用の失墜等により、当社グループの経営成績および財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (17)環境・気候変動について 当社グループは物流事業を主たる事業として展開するなかで、事業運営に必要な設備や車両を新設・更新する際には、気候変動対策や汚染対策などの環境規制等に対応した設備等の導入に努めております。しかしながら、環境規制が今後急激に強化された場合には、更なるエネルギー効率の向上に向けた一層の投資が必要となるリスクが考えられます。また、環境対応が不十分であると認識された場合、社会的信用の低下や得意先からの評価に影響を及ぼす懸念があります。これらの要因により、当社グループの経営成績および財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,755字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社および持分法適用関連会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、堅調な企業業績を背景に雇用・所得環境の改善が進み、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、継続的な物価上昇による消費者マインドの低下に加え、各国の関税政策や地政学リスクの高まりに伴う影響が懸念されるなど、先行き不透明な状況が続きました。 当社グループが属する物流業界におきましては、国内貨物の荷動きが全般的に伸び悩む一方で、人件費をはじめとした各種コストの上昇が収益を圧迫するなど、厳しい経営環境となりました。また、物流関連法の改正による規制対応や業界再編の動きが活発化するなか、深刻な労働力不足への対応や構造的な問題の改善に向けた取り組みが加速いたしました。 このような状況のもと、当社グループは、中期経営計画(2023年度から2025年度まで)の基本方針である「環境変化に適応した強固な体制づくり」「適切な利益を安定確保できる収益構造の確立」「社会課題解決への貢献」に取り組んでまいりました。 国内におきましては、得意先との取引深耕や料金交渉に継続して取り組むとともに、得意先ニーズの変化に応じた拠点展開を進め、既存事業の強化を図りました。あわせて、収益基盤の拡充を目指し、新規得意先の獲得に向けた積極的な営業活動を推進いたしました。さらに、埼玉県ふじみ野市に新設した当社最大級の拠点「ふじみ野営業所」(現ふじみ野支店)の円滑な立ち上げに注力いたしました。 海外におきましては、国際情勢や経済状況を踏まえ、拠点統廃合等の実施により営業体制を見直したほか、各進出地における国内需要の着実な取り込みを推進し、収益の安定化を図りました。また、政策等の影響を受けインドシナ半島地域内の国際陸上輸送貨物が停滞する状況に柔軟に対応しながら、輸送需要の新規開拓に努めました。さらに、ベトナムにおけるコールドチェーン事業の強化を目的として、持分法適用関連会社「CLK COLD STORAGE CO.,LTD.」の出資持分を追加取得いたしました。 安全・品質におきましては、重大事故ゼロを目指し、社内従業員および協力会社への安全教育を実施するとともに、事故惹起原因に着目した運転手の再教育制度を導入いたしました。また、倉庫のリスクアセスメントの定着を図り、動画マニュアルを活用した多言語対応の教育を推進いたしました。これらの活動により、当連結会計年度の後半におきましては、交通事故および労災事故ともに発生件数低減の成果をあげました。 これらの取り組みにより、営業収益につきましては、前連結会計年度に受託した業務が好調に推移しセンター事業が拡大したこと、アセット事業において、新たな保管貨物の獲得や得意先の在庫量増加により、既存拠点の倉庫稼働率が改善したこと、さらに新設拠点が稼働を始めたことなどから、増収となりました。利益面につきましては、営業収益の拡大に伴う利益の上積みに加え、料金改定の浸透により収益性が改善したことなどから、増益となりました。 その結果、当連結会計年度の営業収益は713億17百万円(前連結会計年度比8.1%増)、営業利益は14億37百万円(同16.9%増)、経常利益は14億62百万円(同26.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は6億84百万円(同48.5%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 貨物自動車運送事業 得意先の輸送需要に応え取引が拡大したことに加え、新規輸送案件の獲得により貨物輸送量が増加したこと、運送コストの上昇に対して料金改定による収益改善効果があったことなどから、増収増益となりました。 その結果、営業収益は、269億11百万円(前連結会計年度比3.6%増)、セグメント利益は、19億76百万円(同1.0%増)となりました。 当事業の営業収益は、当社グループ営業収益全体の37.7%を占めております。 センター事業 営業収益につきましては、前連結会計年度に受託した物流センター業務が好調に推移したほか、得意先の事業拡大に伴い入出荷作業量が増加したことなどから、増収となりました。一方、セグメント利益につきましては、人件費単価の上昇に加え、新設拠点の立ち上げに際し、オペレーションの早期安定化を図るため作業人員を増強したことなどから、減益となりました。 その結果、営業収益は、179億92百万円(前連結会計年度比14.3%増)、セグメント利益は、8億72百万円(同9.5%減)となりました。 当事業の営業収益は、当社グループ営業収益全体の25.2%を占めております。 アセット事業 新たな保管貨物の獲得や得意先の在庫量増加により、既存拠点の倉庫稼働率が改善したことに加え、前連結会計年度に開設した拠点および新設拠点の稼働開始に伴い貨物保管量が増加したことなどから、増収増益となりました。 その結果、営業収益は、197億15百万円(前連結会計年度比12.7%増)、セグメント利益は、13億30百万円(同47.9%増)となりました。 当事業の営業収益は、当社グループ営業収益全体の27.6%を占めております。 その他事業 構内作業請負事業や人材派遣事業は収益が増加したものの、輸出入関連事業において、国際貨物の取扱件数が減少したこと、大口のスポット取引があった前連結会計年度に比べて物品販売事業が縮小したことなどから、減収減益となりました。 その結果、営業収益は、66億97百万円(前連結会計年度比1.4%減)、セグメント利益は、9億13百万円(同8.3%減)となりました。 当事業の営業収益は、当社グループ営業収益全体の9.4%を占めております。 財政状態の概況は、次のとおりであります。 (資産) 当連結会計年度末の流動資産は、前連結会計年度末に比べ、現金及び預金が8億8百万円増加したものの、受取手形、営業未収入金及び契約資産が7億53百万円減少、前払費用が1億58百万円減少、その他が73百万円減少したこと等により、158億42百万円(前連結会計年度末比1億99百万円減)となりました。固定資産は、建設仮勘定が6億88百万円減少したものの、機械装置及び運搬具が6億55百万円増加、土地が7億57百万円増加、投資有価証券が7億99百万円増加、退職給付に係る資産が10億16百万円増加したこと等により、354億69百万円(前連結会計年度末比26億83百万円増)となりました。これらにより、総資産は513億12百万円(前連結会計年度末比24億84百万円増)となりました。 (負債) 流動負債は、未払費用が10億78百万円増加したものの、短期借入金が12億99百万円減少、1年内返済予定の長期借入金が4億89百万円減少したこと等により、180億20百万円(前連結会計年度末比3億50百万円減少)となりました。固定負債は、リース債務が5億17百万円減少したものの、長期借入金が22億66百万円増加した等により166億74百万円(前連結会計年度末比18億13百万円増)となりました。これらにより、負債合計は346億95百万円(前連結会計年度末比14億63百万円増)となりました。 (純資産) 純資産は、利益剰余金が5億76百万円増加、退職給付に係る調整累計額が5億86百万円増加したこと等により、166億16百万円(前連結会計年度末比10億21百万円増)となり、自己資本比率は32.2%となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて8億28百万円増加し、当連結会計年度末は46億35百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、59億2百万円(前連結会計年度は25億34百万円の資金の獲得)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益が12億81百万円、減価償却費が25億18百万円、その他が12億53百万円あったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、39億95百万円(前連結会計年度は13億41百万円の資金の減少)となりました。これは主に固定資産の取得による支出が33億46百万円あったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、9億71百万円(前連結会計年度は8億92百万円の資金の減少)となりました。これは主に長期借入れによる収入が62億96百万円あったものの、短期借入金の純減額が13億10百万円、長期借入金の返済による支出が45億85百万円、リース債務の返済による支出が10億59百万円あったことによるものであります。 ③輸送・保管能力・販売実績の状況 a.貨物自動車運送事業 輸送能力 2026年3月31日現在 区分   保有台数(台)   前年同期比(%)   積載トン数(t)   前年同期比(%) 普通車   359   100.0   3,009.5   101.9 小型車   414   106.7   494.5   106.7 特殊車   157   99.4   2,272.3   98.8 軽貨物   42   95.5   14.7   95.5 合計   972   102.4   5,791.1   101.0 b.アセット事業 保管能力 2026年3月31日現在 セグメントの名称   所有倉庫   借用倉庫   合計 棟数(棟)   面積(㎡)   棟数(棟)   面積(㎡)   棟数(棟)   面積(㎡)   前年同期比 (%) アセット事業   28   129,775   97   1,162,994   125   1,292,770   105.0 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自  2025年4月1日 至  2026年3月31日)   前年同期比(%) 貨物自動車運送事業(千円)   26,911,408   103.6 センター事業(千円)   17,992,405   114.3 アセット事業(千円)   19,715,687   112.7 報告セグメント計(千円)   64,619,500   109.1 その他事業(千円)   6,697,998   98.6 合計(千円)   71,317,499   108.1 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自  2024年4月1日 至  2025年3月31日)   当連結会計年度 (自  2025年4月1日 至  2026年3月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) アマゾンジャパン合同会社   14,116,291   21.4   17,605,410   24.7 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①当連結会計年度の経営成績の状況に関する認識および分析・検討内容 当連結会計年度の経営成績につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 また、当連結会計年度が最終年度となった「中期経営計画2025」(2023年度から2025年度まで)におきましては、「収益力の向上」「強固な物流サービスの構築」「サステナビリティの推進」「人財力の強化」「グループ経営基盤の強化」を重点施策に定め、数値目標として営業収益710億円、営業利益18億円、営業利益率2.5%の達成を目指してまいりました。 当計画に関する取組成果および数値目標の達成状況は以下のとおりであります。 (収益力の向上) 事業環境が変化する中で安定した物流サービスを提供するため、適切な収益の確保に 取り組みました。具体的には、得意先との料金交渉を継続的に行い、収益構造の改善を図りました。また、「横浜港北センター」および「大阪茨木営業所」にて低温物流事業を開始したほか、「海老名南営業所」の開設に続き、当社最大級の拠点となる「ふじみ野支店」を開設するなど、3PL事業の強化に取り組みました。海外におきましては、事業環境の変化に応じて拠点を集約するなど、収支改善に取り組みました。また、ベトナムにおいて教育関連事業を開始し、事業領域の拡大を図りました。さらに、台湾では化粧品製造の品質・安全性に関する国際規格である化粧品GMP認証を取得するなど、物流サービスの強化に向けた施策を実施いたしました。 (強固な物流サービスの構築) 人手不足や2024年問題等の課題を踏まえ、物流ニーズに応え続ける強固な体制づくりを進めました。出資先であるハコベル株式会社との協業により、「運送手配サービス」・「配車計画」を始めとした物流DXを活用し輸送体制を強化いたしました。また、物流現場の効率化に向けて先端技術を活用した自動化・省人化設備の導入を推進するとともに、次世代物流システムの導入を検討いたしました。安全面につきましては、リスクアセスメント活動や協力会社も含めた安全対策の推進により、現場力の強化を図りました。 (サステナビリティの推進) 基本理念に基づき、事業活動を通じて持続可能な社会の実現に貢献する取り組みを推進いたしました。具体的には、環境・社会・ガバナンスの観点からマテリアリティを特定し、サステナビリティ推進体制を構築したほか、各種リスクに関する対応協議、国内外での社会貢献活動などを実施いたしました。あわせて、これらの取り組み状況をサステナビリティレポートにまとめ、公表いたしました。 (人財力の強化) あらゆる活動の根幹であり競争力の源泉となる人財力の強化に取り組みました。具体的には、多様なテーマの研修を実施し人財育成を推進するとともに、従業員満足度調査の結果に基づいた施策の実行によりエンゲージメントの向上を図りました。また、特定技能制度を活用して外国人財を受け入れるなど、多様な人財の確保に向けた取り組みを進めました。 (グループ経営基盤の強化) 環境変化に適応していくため、強固かつ健全なグループ体制づくりに取り組みました。具体的には、経営効率を高めるため基幹システムを刷新いたしました。また、持分法適用関連会社の出資持分を追加取得したほか、子会社の資本関係の整理を行うなど、グループガバナンスの強化に取り組みました。あわせて、政策保有株式の縮減により資本効率の改善に努めました。さらに2027年度より適用予定の新リース会計基準への対応に着手いたしました。 これらの取り組みにより、中期経営計画2025の最終年度は、当計画開始の前年度(2022年度)と比較して、営業収益は14.2%増加の713億17百万円、営業利益は38.0%増加の14億37百万円となりました。 その結果、数値目標に対する営業収益の達成率は100.4%となり計画どおりに着地したものの、営業利益は79.8%にとどまり未達となりました。営業利益率についても0.5ポイントの未達となり、収益性の向上に課題を残す結果となりました。 新たに開始した2026年度を初年度とする中期経営計画におきましては、この課題克服に向けて、適切な利益を安定確保できる収益構造の確立に取り組むものとしております。各施策を着実に実行し、持続的な成長を目指してまいります。 ②資本の財源および資金の流動性 a.キャッシュ・フロー 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 b.契約債務 2026年3月31日現在の契約債務の概要は以下のとおりであります。 年度別要支払額(千円) 契約債務   合計   1年以内   1年超3年以内   3年超5年以内   5年超 短期借入金   4,521,395   4,521,395   -   -   - 社債   500,000   200,000   300,000   -   - 長期借入金   13,773,669   3,728,263   5,792,339   2,790,830   1,462,235 リース債務   4,099,837   1,137,572   1,721,001   771,749   469,514 上記の表において、連結貸借対照表の1年内返済予定の長期借入金は、長期借入金に含めております。 c.財務政策 当社グループは、運転資金につきましては、内部資金の活用および金融機関からの短期借入金により調達しております。また、設備資金につきましては、内部資金の活用および金融機関からの長期借入金を基本としておりますが、金利動向や市場環境などを考慮しつつ、必要な場合には社債などにより資金調達も行っております。2026年3月31日現在、長期借入金の残高は13,773,669千円、社債の残高は500,000千円であります。 ③重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益および費用の報告額に影響を及ぼす見積りおよび仮定を用いておりますが、これらの見積りおよび仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積りおよび仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4.会計方針に関する事項」および「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。