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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

福留ハム

FUKUTOME MEAT PACKERS, LTD.2291 · Standard · 食料品

九州を地盤とする食肉加工メーカー。ハム・ソーセージから枝肉まで一貫して扱う。

概要

福留ハムは、広島市に本店を置く食肉加工品メーカーである。1948年に中島治が広島市福島町で個人経営の福留ハム製造所を創業し、1958年に株式会社へ改組した。主力はハム・ソーセージなどの加工食品事業と食肉事業の二本柱で、2026年3月期の連結売上高は238億円、従業員数は325名。広島証券取引所への上場(1987年)を経て、現在は東京証券取引所スタンダード市場に上場する。

加工食品と食肉の二事業体制

福留ハムの事業は「加工食品事業」と「食肉事業」の二つに区分される。加工食品事業ではハム、プレスハム、ソーセージ、惣菜等を製造・販売する。2026年3月期の同事業売上高は103億26百万円で、前年同期比1.2%増加したが、原材料・物流コストの上昇によりセグメント損失13百万円を計上した。一方、食肉事業では生鮮食肉および包装加工製品を扱い、売上高134億30百万円(前期比6.9%減)、セグメント損失1億60百万円であった。食肉事業は輸入肉や国内豚肉相場の高騰と不安定な推移に影響され、収益性が低下している。

広島を中心とした西日本の事業基盤

本社は広島市に所在し、主力工場は広島工場(広島市安佐北区)と熊本工場である。かつては北九州市に小倉工場、千葉県松戸市に関東工場を有したが、関東工場は2002年に閉鎖、小倉工場も2025年12月末をもって生産を他工場に移管し閉鎖した。営業拠点は広島、岡山、九州など西日本に集中しており、2026年3月期の売上高の大半をこの地域が占める。子会社では佐賀県枝肉出荷株式会社が原料供給を担う。

売上高減少と赤字からの再建策

福留ハムの売上高は2013年3月期の278億円をピークに減少傾向にあり、2026年3月期は238億円と約40億円減少した。営業損益は2019年3月期以降赤字が常態化し、2025年3月期は営業損失6億円、当期純損失6億円に至った。これに対し、2025年10月にトリゼンフーズ株式会社および双日食料株式会社との業務提携を締結し、調達・製造・販売の連携による収益改善を目指す。また、基幹システム刷新や拠点集約などの再構築計画を策定している。

連結グループの構成と子会社の機能

連結グループは福留ハム株式会社と原料供給を目的とする2社の子会社で構成される。株式会社福留(広島市安佐北区)は原料仕入を担当し、佐賀県枝肉出荷株式会社は佐賀県神埼市に所在し枝肉の出荷処理を行う。過去には複数の子会社を吸収合併しており、2022年1月に佐賀福留を吸収、2020年1月に松戸福留を吸収するなどグループ再編を進めてきた。これにより経営資源の集中と効率化を図っている。

業界の中での役割は食肉加工・販売会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
238億円
営業利益
-8億円
営業利益率
-3.4%
純利益
3億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
食肉事業134億円56.5%
加工食品事業103億円43.5%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01食品小売・外食産業主力

ハム、ソーセージ、惣菜などの加工食品を製造し、スーパーや小売店、外食チェーンなどに販売。自社製造に加え、仕入商品も扱う。

主な製品・サービス3
ハム・プレスハム
豚肉などを原料とした加工肉製品。各種ハムを製造・販売。
ソーセージ
豚肉などを腸に詰めた加工肉製品。各種ソーセージを製造・販売。
惣菜
調理済みの総菜食品。工場で製造し、小売店などに販売。

02食肉卸・小売準主力

食肉および食肉包装加工製品を製造・仕入・販売。枝肉から加工まで一貫して扱い、小売店や業務用需要に対応する。

主な製品・サービス2
食肉
枝肉・部分肉などの食肉製品。
食肉包装加工製品
スライスやパックなどに加工した食肉製品。

製品と技術

無塩せき商品「MIRAI」で健康市場を開拓

2025年10月の業務提携に先立ち、福留ハムは健康志向に対応した無塩せき商品「MIRAI」を開発した。亜硝酸塩を使用しない製法が特徴で、生産重量と販売額ともに計画を上回る伸びを示している。同社は2026年3月期の有価証券報告書において「今後の収益の柱として期待できる」と評価し、増産のための設備投資を積極的に進めている。消費者の健康意識の高まりを追い風に、同社の加工食品事業の成長を牽引する製品と位置づけられる。

ハム・ソーセージを中心とした加工食品ライン

加工食品事業の主力はハム、プレスハム、ソーセージ、惣菜である。これらの製品はスーパーマーケットや業務用向けに「福留ハム」ブランドで販売されている。同社は得意先向けプライベートブランド商品の開発にも注力しており、売上利益の拡大を目指している。加工食品事業の売上高は2026年3月期に103億26百万円と、前年から微増したが、原材料高の影響でセグメント損失を計上している。

食肉事業:生鮮肉と包装加工

食肉事業では、生鮮食肉の仕入・販売と包装加工製品を扱う。子会社の佐賀県枝肉出荷株式会社が枝肉の出荷処理を行い、当社が最終加工・販売を担当する。2026年3月期の食肉事業売上高は134億30百万円と、加工食品事業を上回る規模だが、輸入肉や国産豚肉の価格変動に業績が左右される。同事業は2024年3月期以降セグメント損失が継続しており、納品価格の適正化や仕入条件の見直しによる採算改善が課題となっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

食料品のなかでの位置

食肉加工専業、販売不振で営業赤字

福留ハムは食肉加工品専業で、ニップンや日清製粉グループ本社のような総合食品・製粉大手と比較すると規模は小さい。同社はハム・ソーセージを中心に国内市場で販売するが、売上高は2024年3月期252億円から2026年3月期238億円へ減少傾向。営業利益は2025年3月期に-2.44%、翌期は-3.36%と赤字幅が拡大している。同業の昭和産業や鳥越製粉が製粉事業を核に安定収益をあげるなか、福留ハムは原料高騰や販売競争激化で採算が悪化。ニッチな食肉加工分野での差別化が急務。

強み

  • ハム・ソーセージなど食肉加工品に特化し、長年の製造技術と品質で一定のブランドを確立。
  • 量販店や業務用ルートを中心に全国へ販売網を構築している。
  • 大手に比べ組織がコンパクトで、ニーズに応じた商品開発が迅速に行える。
  • 食肉の調達・加工に関するノウハウを蓄積し、一定のコスト競争力を維持。

課題

  • 2024〜2026年で売上高が252→238億円と減少。市場縮小や競合激化が響く。
  • 2025年3月期営業利益率-2.44%、翌期-3.36%と赤字拡大。コスト削減が急務。
  • 食肉価格やエネルギー費の上昇が収益を圧迫し、価格転嫁が十分に進まない。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

食料品の時価総額近傍。太字が福留ハム

時価総額で並べると、掲載6社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12215第一屋製パン42億円9.1倍
22911旭松食品42億円18.1倍
32901ウェルディッシュ33億円6.9倍
42872セイヒョー31億円237.3倍
52926篠崎屋18億円27.2倍
62291福留ハム17億円5.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 37件

1948年創業から1958年の法人化

1948年3月、初代社長中島治が広島市福島町において食肉加工品の製造販売を個人経営で開始し、福留ハム製造所を創設した。1958年3月、この製造所を株式会社に改組し福留ハム株式会社を設立。本店を広島市福島町に置き、初代社長に中島治が就任。同時に食肉及び食肉加工品の製造販売を開始した。株式会社への組織変更により、資金調達と事業拡大の基盤を整え、中国地方での販路を広げる足がかりとした。

九州への生産拠点拡大と1960-70年代の成長

1962年3月、小倉市に小倉工場を新設し九州支社を開設。同年9月には株式額面変更のため福留食品工業に吸収合併された後、商号を福留ハムに戻す手続きを経た。1965年4月には広島県可部町に広島工場を新設。1973年1月に佐賀県、1977年10月に熊本県、1979年10月に宮崎県と、相次いで子会社を設立し、カット肉処理加工体制を九州各地に広げた。これにより西日本全域に生産能力を拡大した。

広島証券取引所上場と関東進出の1980年代

1982年から1983年にかけて北九州市と広島市に生鮮肉包装加工の子会社を設立。1986年には小売子会社福留商店を設立し、販売チャネルを多様化した。1987年1月に広島市西区草津港に本社ビルを新築移転し、同年9月に広島証券取引所に上場を果たす。1990年3月には大阪証券取引所市場第二部に上場。1992年12月には千葉県松戸市に関東初の子会社松戸福留を設立し、首都圏への進出を試みた。

関東工場閉鎖と2000年代のリストラクチャリング

2000年3月、東京証券取引所市場第二部への上場を機に首都圏での事業拡大を目指したが、2002年1月に関東工場を閉鎖。首都圏での生産拠点を失い、以降の関東での展開は販売主体となる。2003年11月には大阪証券取引所の上場を廃止。2005年には小倉フーズを吸収合併しグループ再編を進めた。2009年には広島フーズを福留ハムパックセンターに社名変更し、包装工程の効率化を図った。

売上高減少と赤字基調が続く2010年代

2010年代、福留ハムの売上高は減少基調が鮮明になった。2013年3月期の278億円をピークに、2020年3月期には256億円、2026年3月期には238億円と減少した。営業損益は2019年3月期に3億円の赤字に転落し、2020年3月期には14億円の当期純損失を計上するなど業績が悪化。原料高や競争激化に加え、人件費や物流費の上昇が収益を圧迫した。この間、2017年には岡山営業部、2019年には岡山昴工場を新設するなど、西日本での体制強化を図った。

トリゼンフーズ・双日食料との提携と事業再構築

2025年10月、福留ハムはトリゼンフーズ株式会社および双日食料株式会社と業務提携契約を締結した。3社で調達・製造・販売機能の相互活用によるクロスセルや共同商品開発を進める。同時に策定した事業再構築計画に基づき、小倉工場の閉鎖(2025年12月)、本社移転(2026年3月)、基幹システム刷新(2026年10月稼働予定)など固定費削減と業務効率化を実施中。新商品「MIRAI(無塩せき)」の増産投資も行い、収益力回復を目指す。

年表37件を開く

1940年代

  • 1948年3月初代取締役社長中島治が広島市福島町において食肉加工品の製造販売を目的として個人経営で福留ハム製造所を創設。

1950年代

  • 1958年3月創業福留ハム製造所を株式会社に改組し、福留ハム株式会社を設立。本店を広島市福島町に置き、初代社長に中島治就任。食肉及び食肉加工品の製造販売を開始。

1960年代

  • 1962年3月小倉市末広町に小倉工場新設。同所に九州支社開設。
  • 1962年9月M&A株式の額面変更のため、福留食品工業株式会社に吸収合併され、福留ハム株式会社に商号変更。
  • 1965年4月広島県安佐郡可部町に広島工場新設。

1970年代

  • 1973年1月佐賀県神埼郡神埼町にカット肉処理加工の子会社、㈱佐賀福留を設立。
  • 1977年10月熊本県鹿本郡植木町に熊本工場新設。
  • 1978年12月広島市可部町に本店を移転。広島市橋本町に本社事務所を開設。
  • 1979年10月宮崎県宮崎市にカット肉処理加工の子会社、㈱宮崎福留を設立。

1980年代

  • 1982年7月北九州市小倉北区に生鮮肉の包装加工の子会社、㈱小倉フーズを設立。
  • 1983年2月広島市安佐南区に生鮮肉の包装加工の子会社、㈱広島フーズを設立。
  • 1986年3月広島市西区に食肉及び食肉加工品の小売部門の子会社、㈱福留商店を設立。
  • 1987年1月広島市西区草津港に本社ビルを新築し、同所に本店及び本社事務所を移転。
  • 1987年9月上場広島証券取引所に上場。
  • 1988年11月広島市西区草津港に生鮮肉及び食肉加工品の包装専門工場(パックセンター)新設。

1990年代

  • 1990年3月上場大阪証券取引所市場第二部に上場。
  • 1991年4月M&A㈱広島フーズは、㈱小倉フーズを吸収合併し、広島・小倉フーズ㈱に改称し、広島市西区草津港に本社を移転。
  • 1991年5月広島市安佐北区に原料仕入担当の子会社、㈱福留を設立。(現 連結子会社)
  • 1992年12月千葉県松戸市にデリカ製品製造の子会社、松戸福留㈱を設立。
  • 1994年3月北九州市小倉北区に生鮮肉の包装加工の子会社、小倉フーズ㈱を設立。
  • 1996年7月M&A㈱佐賀福留が、㈱宮崎福留を吸収合併。
  • 1997年6月商号変更㈲福留商店を昴㈱に社名変更。広島市西区草津港に本社を移転。
  • 1999年6月熊本県菊池郡七城町に熊本新工場新設。

2000年代

  • 2000年3月上場東京証券取引所市場第二部に上場。(2000年3月1日付で東京証券取引所と広島証券取引所との合併によるもの)
  • 2002年1月関東工場を閉鎖。
  • 2003年11月上場大阪証券取引所市場第二部の上場廃止。
  • 2005年3月M&A小倉フーズ㈱を吸収合併。
  • 2006年6月M&A佐賀県枝肉出荷㈱の株式を取得し子会社化。(現 連結子会社)
  • 2009年2月㈱広島フーズは㈱福留ハムパックセンターに社名を変更。

2010年代

  • 2012年1月M&A㈱福留ハムパックセンター・昴㈱を吸収合併。
  • 2017年10月岡山県浅口市に岡山営業部を新設。
  • 2019年3月岡山県浅口市に岡山昴工場を新設。

2020年代

  • 2020年1月M&A松戸福留㈱を吸収合併。
  • 2022年1月M&A㈱佐賀福留を吸収合併。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行。
  • 2025年10月トリゼンフーズ㈱及び双日食料㈱との業務提携契約を締結。
  • 2026年3月広島市安佐北区三入に本店及び本社事務所を移転。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2027年3月期まで256億円
  • 連結営業利益2027年3月期まで1億60百万円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    新商品による利益拡大

    健康志向の「MIRAI(無塩せき商品)」を収益の柱に位置づけ、増産投資と営業強化で販売拡大を図る。

  2. 02

    既存事業の採算改善

    食肉事業の仕入条件・納品価格見直し、加工品事業の歩留まり改善・価格改定により粗利と採算を改善する。

  3. 03

    機能集約による固定費削減

    本社・研究開発センターの広島工場移転、小倉工場閉鎖、営業拠点サテライト化を完了し固定費を削減する。

  4. 04

    業務効率化と基幹システム刷新

    新基幹システムを2026年10月に稼働させ、生産・物流・販売管理やバックオフィス業務の効率化・省力化を図る。

  5. 05

    業務提携を通じた協業推進

    トリゼンフーズ・双日食料との提携でクロスセル、製造受託、共同開発を進め、販路拡大と新商品創出を実現する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で325人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は502万円で、9期前と比べて+6.0%平均年齢は45.0歳、平均勤続年数は19.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月413
2018年3月396
2019年3月47343.719.3386
2020年3月48144.019.3378
2021年3月47543.318.8369
2022年3月46443.318.1362
2023年3月46443.317.5361
2024年3月47444.318.6349
2025年3月48444.718.9351−171
2026年3月50245.019.0325−246

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率33.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)57.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
熊本工場 — 熊本県菊池市1,287百万円
加工食品 事業
広島工場 — 広島市安佐北区1,012百万円
加工食品 事業
岡山工場 — 岡山県浅口市905百万円
加工食品 事業
広島販売部 — 広島市西区212百万円
食肉事業
岡山販売部 — 岡山県浅口市183百万円
加工食品 事業・食肉事業
広島販売部 — 広島市西区74百万円
加工食品 事業・食肉事業
主な関係会社
  • 国内
    ㈱福留
    広島市安佐北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    佐賀県枝肉出荷㈱
    佐賀県鳥栖市 · 連結子会社
    議決権97.7%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は238億円営業利益-8億円前期と比べると減収で、売上が-3.3%。

売上高
-3.3%
238億円
営業利益
-8億円
純利益
3億円
営業利益率
-3.4%
前期比 -0.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高256億円238億円
営業利益2億円-8億円
純利益1億円3億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は58億円、営業利益は−2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−7.9%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q57−11
2024年1Q63−1−1.60
2024年2Q64−1−1.63
2024年3Q6900.00
2024年4Q56−1
2025年2Q123−4−3.3−3
2025年4Q123−2−1.6−3
2026年2Q118−4−3.4−2
2026年4Q120−4−3.35
2027年1Q58−2−3.4−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は278億円から238億円へ86%に減った。直近期の営業利益率は-3.4%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月27832
2014年3月28331
2015年3月28442
2016年3月28361
2017年3月26743
2018年3月26022
岡山県浅口市に岡山昴工場を新設。
2019年3月257−1−3
松戸福留㈱を吸収合併。
2020年3月256−5−14
2021年3月253−2−2
㈱佐賀福留を吸収合併。
2022年3月244−3−7
2023年3月249−3−12
2024年3月252−42
2025年3月246−6−6−2.4−6
2026年3月238−8−8−3.43

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高238億円のうち、営業利益として残るのは-8億円-3.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の1.3%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金85.3%203億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.1%43億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-3.4%-8億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
14.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比7.5pt
-3.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.9pt
1.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+7.3pt
14.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-5.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−8億円、投資CFが10億円で、差し引きのフリーCFは2億円この組み合わせは立て直し型にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上期末の手元現金は21億円で、売上の1.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月10−1−6934
2014年3月6−1−11528
2015年3月5−1−5427
2016年3月12−2−51032
2017年3月7−52236
2018年3月4−5−4−131
2019年3月0−1411−1427
2020年3月3−4−3−124
2021年3月3−31025
2022年3月2−2−3022
2023年3月0−33−321
2024年3月−29−4725
2025年3月−2−4−2−617
2026年3月−8102221

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は127億円。このうち返さなくてよい自己資本が25億円で、自己資本比率は19.6%(業種中央値56.8%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1765112529.2
2014年3月1685111730.2
2015年3月1706011035.1
2016年3月1665910735.4
2017年3月1716310836.6
2018年3月1766710938.2
2019年3月1785911933.2
2020年3月1554111426.7
2021年3月1594311627.4
2022年3月1453511023.9
2023年3月1372211516.2
2024年3月1362411217.5
2025年3月1251810714.7
2026年3月1272510219.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
22億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-26億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
10億円
在庫として抱えている分
負債合計
102億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
13
/ 100
安定性自己資本比率13 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

食料品 123社との比較

同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE123社中14位あたり、逆に低いのは営業利益率123社中122位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
14.6%/中央値 7.3%
P25 3.7%P75 11.4%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-3.4%/中央値 4.1%
P25 2.7%P75 7.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
19.6%/中央値 56.8%
P25 46.5%P75 67.3%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-3.3%/中央値 3.4%
P25 0.7%P75 6.3%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.0%/中央値 2.3%
P25 1.5%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥510で、1年前と比べて-53.6%過去52週の値幅のなかでは7%の位置にある。

¥510-0.2%1ヶ月-1.4%1年-53.6%時価総額17億円
過去52週の値幅
安値¥468高値¥1,102

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)5.4倍
PER (会社予想)12.2倍
PBR0.69倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1日で0.8%上昇し524円。25日線(506円)を上回り上昇トレンド。週足では上昇基調。52週安値(468円)から約12%上昇。ただし52週高値(1117円)からは53%下落。出来高は低調だが、底堅い動き。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは5.5倍と同業平均28.5倍を大きく下回り、PBRも0.70倍と同業平均1.64倍対比で低水準。ROEは14.6%と健全だが、直近業績は営業赤字継続で収益力の低下が懸念。配当利回り2.86%は平均2.22%を上回るが、利益減少により今後の維持は不透明。バリュエーション面は割安だが、業績悪化リスクを考慮する必要がある。

指標この会社業種平均
PER (実績)5.4倍28.6倍
PER (予想)12.2倍
PBR0.69倍1.63倍
ROE14.6%7.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績悪化が続く中小ハムメーカー。強気派は、低PBR(0.7倍)で割安感、ブランド価値やターンアラウンド可能性を指摘。弱気派は、減収・赤字基調が続き、原材料高や競争激化で収益改善のメドが立たないと懸念。特別利益に依存した利益構造の脆弱性も指摘。

プラスに働く材料7
  • 割安なバリュエーション

    PBR0.7倍、PER5.5倍と資産価値に比べ株価が低い。

  • ブランド価値と地盤

    中国地方での「福留ハム」ブランドは根強いファンがいる。

  • ターンアラウンドの可能性

    コスト削減や販売戦略の見直しで黒字化する余地。

  • 低PER5.5倍の割安感継続影響

    PER5.5倍は業界平均を大きく下回る割安水準

  • 純利益の黒字転換2026年Q3影響

    純利益が-6億円から3億円へ黒字化見通し

  • PBR0.7倍で解散価値割れ継続影響

    PBR0.7倍と1倍割れ、資産価値からの下支え

  • 配当利回り2.86%を維持継続影響

    業績低迷下でも配当維持、株主還元姿勢

マイナスに働く材料7
  • 業績悪化トレンド

    2025年3月期営業赤字、2026年3月期も赤字見通し。

  • 原材料高と競争激化

    食肉価格上昇や大手メーカーとの競争で収益が圧迫。

  • 特別利益依存の利益

    2026年3月期の純利益黒字は特別利益に依存。

  • 営業赤字の継続・拡大2026年Q3影響

    営業損失が6億円→8億円へ拡大、赤字継続

  • 売上高の減少トレンド継続影響

    売上高3期連続減収、252→246→238億円

  • 食肉価格高騰による原価率上昇継続影響

    原材料高が利益率を圧迫、営業赤字の要因

  • 小型株ゆえの流動性リスク継続影響

    時価総額18億円で売買高少なく、価格変動大

次の決算で確かめる点
売上高成長率
減収トレンドが続くかどうか。
営業損益
本業の改善状況を確認。
原材料コスト
収益性に直結する重要指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり0で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは0.00%。

年間配当
¥0
1株あたり
配当利回り
0.00%
いまの株価に対して
配当性向
24.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1519.4
2018年3月150.024.2
2019年3月150.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ4,982人。区分でいちばん多いのは個人・その他64.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が32.8%を占め、残る67.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他54.355.064.366.967.764.0
事業法人37.136.527.726.327.128.5
金融機関7.87.87.96.65.04.3
証券会社0.60.70.10.10.12.8
自己株式1.91.91.91.91.91.9
外国法人0.10.00.00.00.00.3
外国人個人0.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位11

順位株主持ち株比率 %
01株式会社福留興産22.06
02福栄会9.56
03福原治彦3.12
04福原康彦3.03
05株式会社フジ1.85
06株式会社広島銀行1.41
07株式会社伊予銀行1.35
08株式会社西日本シティ銀行1.35
09石橋 賢1.35
10株式会社SBI証券1.18
11日鉄物産株式会社0.82

有価証券報告書の大株主の状況から、上位11者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+821%、1株純資産は14期で+143%。直近期のROEは14.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月103073.529.331.3
2014年3月411,5212.740.939.6
2015年3月621,7893.735.321.0
2016年3月361,7542.055.7
2017年3月911,8735.023.719.4
2018年3月622,0123.237.724.2
2019年3月−961,771−5.1
2020年3月−4211,235−28.0
2021年3月−721,303−5.7
2022年3月−2151,034−18.4
2023年3月−358667−42.1
2024年3月457106.533.2
2025年3月−192553−30.4
2026年3月9574614.66.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額60百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
福原治彦代表取締役社長56106,804
酒井保取締役69700
古田幸信取締役611,700
中道淳之取締役591,700
髙曲新太郎取締役 常勤監査等委員612,000
池村和朗社外取締役 監査等委員73
近藤敏博社外取締役 監査等委員72

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)744446
取締役(社内)2884
社外取締役2884

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容346字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社(福留ハム株式会社)及び当社の原料供給を目的とする子会社2社により構成され、食肉及び食肉製品の加工及び販売を主たる業務としております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は次のとおりであります。 なお、次の2部門は「第5経理の状況 1連結財務諸表等 注記事項」に掲げるセグメントと同一の区分であります。 (加工食品事業) 当事業においては、ハム、プレスハム、ソーセージ、惣菜等を製造及び仕入・販売しております。 (食肉事業) 当事業においては、食肉及び食肉包装加工製品を製造及び仕入・販売しております。 [主な関係会社] (仕入) ㈱福留、佐賀県枝肉出荷㈱ 事業系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,575字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループの経営方針は「お客様第一」を経営理念として、「安心・安全・美味しさ・お役立ち」を追求し、ハム・ソーセージ等の分野において、高付加価値の製品を提供し顧客のニーズに応えることにより、社会に貢献することを基本方針としております。この社会的使命の達成に向けて努力し続けるとともに、事業の効率化、営業力の強化、競争力の強化や、収益力改善の取り組みを通して、企業価値の向上に努め、お客様により大きな喜びと感動をご提供できるよう取り組んでまいります。 (2) 経営環境、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 わが国経済は、景気の緩やかな回復が期待される状況にありますが、先行きは依然として不透明な状況が続いています。 当業界におきましては、引き続き、原材料価格の高騰、各種コストの上昇圧力が続くなか、競合他社との価格競 争の更なる激化も懸念され、先行きは依然として不透明かつ厳しい経営環境が続くことが予想されます。 このような厳しい経営環境の中で、当社グループは、当該状況を解消するために、経営戦略を徹底的に見直し、財務体質を強化、企業価値を向上させ成長していくために、2025年10月1日付で、トリゼンフーズ株式会社及び双日食料株式会社と業務提携を締結いたしました。現在、当事会社3社で、それぞれの企業価値向上を実現させるために、3社の調達、製造、流通、販売機能を活かしたクロスセル、新商品の開発、製造委託、共同営業、人材交流、等の幅広い分野で、業務提携委員会を設立し、3社間で具体的に取り組んでいます。 また、当社グループは、同時に「事業再構築計画」を策定し、今後の競争力強化と収益体質の再構築ならびに企業価値の向上を目指して、下記の7つの施策を計画的かつスピーディに取り組んでいます。 1.売上・利益に貢献する新商品(得意先向けPB商品を含む)による利益拡大 (本施策の進捗状況) 新商品「MIRAI(無塩せき商品)」については、健康志向の消費者に受け入れられ、生産重量・販売額ともに計画以上に大きく伸展しています。今後の当社の収益の柱として期待できる商品・状況であり、増産に向け、積極的に設備投資していく中、営業強化し販売拡大に努めていく方針です。 2.既存事業の採算改善 (本施策の進捗状況) 食肉事業においては、仕入条件と相場に応じた納品価格を見直し、卸売粗利は改善できています。また、加工品事業においては、各製造工程での歩留まり改善、アイテム削減ならびに原材料・労務費等のコスト上昇に応じた価格改定に努め、その採算改善効果は徐々に表れています。 3.機能集約(固定費削減) (本施策の進捗状況) 本社ならびに研究開発センターにおいては、2026年2月に広島工場へ移転・集約完了し、本物件不動産は2026年3月に売却済みです。併せて、小倉工場においても、2025年12月末をもって他工場に生産移管し、閉鎖いたしました。また、営業拠点においては、ルート営業5拠点のサテライト化が既に完了し、営業管理業務の効率化・省力化が図れています。 4.業務効率化(基幹システム刷新)~2026年10月稼働予定~ (本施策の進捗状況) 現在、プログラム開発が終了し、今後、稼働テスト実施のうえ、2026年10月からの稼働開始に向け、計画どおり順調に進捗しています。本新基幹システム導入後は、生産管理、物流管理、販売管理等の管理業務ならびにバックオフィス業務においては、大きく効率化・省力化が図れる見込みです。 5.人材活性化 (本施策の進捗状況) 上記の機能集約と業務効率化に伴い、基準人員を見直し、配置転換を進めた結果、総従業員数(パートタイム労働者・派遣社員含む)は大きく減少し、総人件費も計画どおり削減できています。一方、将来の成長に向けた新卒採用ならびに処遇改善(賃上げ)にも、積極的かつ計画どおり取り組んだ結果、安定的な人材確保と人的資本の活性化が図れています。 6.本業務提携を通じたクロスセル (本施策の進捗状況) 当事会社3社の営業・物流機能を相互に活用した販売拡大を目指して、双日食料株式会社及び株式会社ミートワンとは、東日本を中心とした販路拡大に取り組んでいます。また、トリゼンフーズ株式会社とは、西日本を中心とした双方の取引先に対するクロスセルに取り組んでいます。現在まで、業務提携委員会でそのPDCAを回し、そのクロスセル案件は徐々に具体化し、実績が出始めています。 7.本業務提携を通じた製造受託 (本施策の進捗状況) トリゼンフーズ株式会社及び双日食料株式会社と共同で、当社の製造設備を活用した外食・量販店向けの商品開発、製造及び販売の実現に向けて、現在、具体的に新商品の共同開発を進めています。また、その新商品については、3社でそれぞれの販路を活かした共同販売を強化し、商談が徐々に具体化・成約しています。 こうした取り組みの実現を通し、真の筋肉質体制になり、企業価値の向上に努めるとともに、お客様により大きな喜びと感動をご提供してまいります。また、中長期的な企業価値の向上を目指し、「SDGs」にも取り組んでまいります。サステナビリティに対する取り組みの注目度の高まりにより、消費者の意識や行動も変化しつつあるなか、商品開発等そのものに「Environment」環境と「Social」社会の要素を取り入れ「Governance」企業統治を強化した「昴ESG」と称した取り組みの実施を日々の事業活動において展開することで、選ばれ続ける企業となるよう努めてまいります。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、事業の成長性と収益性を重視し、売上高及び営業利益を経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標としております。2027年3月期の連結売上高は256億円、連結営業利益は1億60百万円の達成を目指しております。
事業等のリスク3,151字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 市況変動のリスク 当社グループが主に取り扱っている販売用食肉や、ハム・ソーセージ及び調理加工食品の原材料となる畜産物は、国内外から調達しております。ASF(アフリカ豚熱)、BSE、鳥インフルエンザ、口蹄疫、豚流行性下痢など家畜の疫病発生や輸入豚肉・輸入牛肉を対象としたセーフガード(緊急輸入制限措置)の発動などの輸入制限により仕入数量の制限や仕入価格の上昇が考えられます。また、原油価格の変動により、石油製品である容器類、包装材料の仕入価格が変動する可能性があります。これらの市場変動により、仕入価格や供給量に大きな変動が生じた場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 この対策として、市場ニーズに沿った商品やサービスの提供やオリジナルブランドを中心に相場に左右されにくい商品の取扱いの拡大を行ってまいります。また、新しい国内外の仕入産地の開発や原材料の調達ルートの分散化、代替原材料の検討などの対応策を進めております。 ② 減損会計適用の影響について 当社グループの事業所開設の際には、敷地を取得するケースと賃借で使用するケースがあり、事業用の設備、不動産等の様々な有形固定資産、無形固定資産を所有しております。固定資産の減損の兆候がある資産及び資産グループについて、当該資産又は資産グループの将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。当社グループが保有する固定資産について減損処理が必要となった場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 退職給付債務のリスク 当社グループは、退職給付費用及び債務を将来の退職給付債務算出に用いる割引率などの年金数理上の仮定に基づいて算出しておりますが、金利環境の変化等により実際の結果が仮定と異なる場合や仮定に変化があった場合には、退職給付費用及び計上される債務に大きな影響を及ぼす可能性があります。また、退職給付制度を改定した場合にも、追加的負担が発生する可能性があります。それにより当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 自然災害等のリスク 当社グループは、地震や台風等の大規模な自然災害により生産及び物流拠点や営業拠点の設備に甚大な損害を受ける可能性があります。さらに交通網の遮断・エネルギー供給の停止・通信の不通などにより、営業活動の混乱や生産の遅延・停止等を受け、事業活動に影響を与え、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 この対策として、「FRA(福留ハム・リスクマネジメント・アクション)委員会」を設置し、実際に自然災害が発生した場合には、直ちに対策本部を立ち上げ、対応する体制を整備しております。また、広島豪雨災害や熊本地震により被害を受けた広島工場と熊本工場の災害に対してのリスク分散のため、2019年5月岡山県に岡山昴工場を新設・稼働しております。 ⑤ 商品の安全性のリスク 当社グループの提供する商品において、異物の混入、表示不良品の流通、あるいは社会全般にわたる一般的な品質問題など、商品の品質に重大な瑕疵や不備、その他当社グループの想定範囲を超えた事象が発生した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 この対策として、当社グループは、「安全・安心」をモットーに商品づくりに取り組んでおります。外部認証(ISO、HACCP)の取得、トレーサビリティシステムやフードディフェンスの強化をはじめとして品質保証部門による厳しい品質保証体制を構築し、常に運用の向上・見直しを図りながら、危機意識の浸透による安心・安全な生産を行ってまいります。なお、食品安全マネジメントシステムに関する国際規格であるISO22000を2022年3月に製造工場である広島工場、熊本工場及び岡山昴工場で認証取得し、運用しております。 ⑥ 法的規制のリスク 当社グループの取扱い品目の大半は、「食品衛生法」「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律」「不当景品類及び不当表示防止法」を始めとした多くの法的規制を受けております。これら法的規制に大幅な改正や新設があった場合や、何らかの理由で関連法規等を遵守できず、法的規制等の適用を受けることになった場合などには新たな費用の発生、あるいは事業活動を制限されるなど、当社グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 この対策として、当社グループは、各種業界団体への加盟等により、必要な情報を的確に収集するとともに、総務人事部に法務担当を設置して、製品・商品の安全・安心の包括的な管理体制のみならず、全般的な法令遵守体制を強化し、関連法規の遵守に努めてまいります。 ⑦ 情報セキュリティ 当社グループの業務は、基幹システムを導入し、業務の運営を行っています。昨今頻発している豪雨や地震等の自然災害、大規模停電や不正アクセスなど不測の事態により情報の漏洩やシステム障害が発生した場合、当社グループの信用低下や業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 この対策として、VPN(バーチャル プライベート ネットワーク)を構築し、ネットワークのセキュリティを確保するとともに、コンピュータにセキュリティソフトやウイルス対策ソフトを導入し、セキュリティ強化を図っております。また、機密性の高い情報は、データセンターにおいて、より強固なセキュリティにより保管するよう対策を行っております。 ⑧ 継続企業の前提に関する重要事象等 当社グループは、当連結会計年度において、8期連続で営業損失を計上していること及び、4期連続となる営業活動によるキャッシュ・フローのマイナスになっていることから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。 しかしながら、当社グループは、当該状況を解消するために、2025年10月に「事業再構築計画」を策定し、今後の競争力強化と収益体質の再構築ならびに企業価値の向上に具体的に取り組んでいます。 以下の7つの改善施策に対して、現在、計画的かつスピーディに実行中であります。 1.売上・利益に貢献する新商品(得意先向けPB商品を含む)による利益拡大 2.既存事業の採算改善 3.機能集約(固定費削減) 4.業務効率化(基幹システム刷新)~2026年10月稼働予定~ 5.人材活性化 6.本業務提携を通じたクロスセル 7.本業務提携を通じた製造受託 なお、1から7の詳細等につきましては、7ページ「第2事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)経営環境、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」に記載のとおりであります。 また、現金及び預金、短期間に資金化可能な投資有価証券、取引金融機関との当座貸越契約の未実行残高等の資金余力を十分確保しております。今後も機動的に資金調達を行っていくことで、当面の間の運転資金及び投資資金が十分に賄える状況にあることから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。
経営成績の分析 (MD&A)5,563字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2025年4月1日~2026年3月31日)におけるわが国経済は、高市内閣誕生後、国内景気・国内経済は徐々に回復してまいりましたが、中東情勢緊迫化等の地政学的リスクに起因して原油・エネルギー価格が高騰したことから、資源高・原材料高だけでなく、労働コスト等の各種コスト上昇ならびに更なる物価上昇も含め、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。 当業界におきましても、原材料価格ならびに諸経費が高値で推移しているだけでなく、人件費高騰と人材確保難も加わり、企業収益を大きく圧迫いたしました。また、物価高のなか消費者の生活防衛意識も高まり、競合他社との価格競争も更に激化いたしました。 この環境下、当社グループは、2025年10月1日に締結した「業務提携」を含めた「(2026年3月期から2029年3月期の4カ年における)事業再構築計画」を策定・実行し、収益力強化と企業価値向上に努めてまいりましたが、想定以上に厳しい経営となりました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は、237億56百万円(前年同期は246億21百万円)となりました。利益につきましては、営業損失は7億94百万円(前年同期は営業損失6億21百万円)、経常損失は7億92百万円(前年同期は経常損失6億14百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は3億17百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失6億40百万円)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 加工食品事業 加工食品事業につきましては、新商品「MIRAI(無塩せき商品)」が順調に伸びたこともあり、売上高は前年同期を上回りました。一方、利益につきましては、原価低減・生産性向上に努めましたが、原材料価格並びに物流コスト・労働コスト等の上昇分を賄いきれず、前年同期を下回りました。 その結果、売上高は103億26百万円(前年同期は102億2百万円)、セグメント損失(営業損失)は13百万円(前年同期はセグメント利益(営業利益)1億28百万円)となりました。 食肉事業 食肉事業につきましては、物価高による消費者の低価格志向が高まるなか、輸入肉ならびに国内豚肉相場が高値かつ不安定で推移したこと、また国内牛肉の商品仕入が困難だったことから、売上高は前年同期を大きく下回りました。一方、利益につきましては、食肉仕入れコスト上昇を納品価格に適正に転嫁する努力を続けたものの、販売重量及び販売額が減少し、前年同期を下回りました。 その結果、売上高は134億30百万円(前年同期は144億18百万円)、セグメント損失(営業損失)は1億60百万円(前年同期はセグメント損失(営業損失)は1億55百万円)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果使用した資金は、7億63百万円(前連結会計年度は2億39百万円の資金使用)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益3億41百万円、減価償却費4億46百万円、投資有価証券売却益4億62百万円、固定資産売却益4億81百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果得られた資金は、9億53百万円(前連結会計年度は3億54百万円の資金使用)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出4億12百万円と有形固定資産の売却による収入9億11百万円、投資有価証券の売却による収入5億19百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果得られた資金は、1億64百万円(前連結会計年度は2億20百万円の資金使用)となりました。主な要因は、短期借入金の純増額4億円、長期借入れによる収入10億円、長期借入金の返済による支出11億87百万円によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前期比(%) 加工食品事業   7,527   2.4 食肉事業   4,329   △6.3 合計   11,857   △1.0 (注) 1  セグメント間取引については、相殺消去しております。 2  金額は、製造原価によっております。 b.受注実績 当社グループは、受注生産ではなく見込生産を行っております。 c.商品仕入実績 当連結会計年度における商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   商品仕入高(百万円)   前期比(%) 加工食品事業   607   △11.5 食肉事業   7,872   △5.7 合計   8,479   △6.2 (注) 金額は、仕入価格によっております。 d,販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前期比(%) 加工食品事業   10,326   1.2 食肉事業   13,430   △6.9 合計   23,756   △3.5 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 総販売実績の100分の10以上を占める相手先はありません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの連結会計年度の経営成績及び財政状態は、以下のとおりであります。 経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度における売上高は、237億56百万円(前年同期は246億21百万円)となりました。 売上高は、物価高による消費者の低価格志向が高まるなか、輸入肉ならびに国内豚肉相場が高値かつ不安定で推移したことや国内牛肉の商品仕入が困難だったことから減少いたしました。 (売上原価、販売費及び一般管理費) 当連結会計年度における売上原価は、原材料価格の高騰やエネルギーコストが上昇するものの、生産量の減少により、前連結会計年度に比べ7億81百万円減少の202億63百万円(前期比3.7%減)となりました。 販売費及び一般管理費は、物流コストの上昇や手数料の増加により、前連結会計年度に比べ88百万円増加の42億87百万円(前期比2.1%増)となりました。 (営業外損益) 当連結会計年度における営業外収益は、1億5百万円(前期比9.9%増)となりました。これは、受取配当金9百万円、補償収入11百万円の増加、その他11百万円の減少等によるものであります。 営業外費用は、1億3百万円(前期比17.2%増)となりました。これは、支払利息16百万円の増加等によるものであります。 (特別損益) 当連結会計年度における特別利益は、12億37百万円となりました。これは、固定資産売却益4億81百万円、投資有価証券売却益4億62百万円、役員退職慰労金免除益2億92百万円を計上したことによるものです。 特別損失は、1億3百万円となりました。これは、減損損失1億3百万円を計上したことによるものです。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、3億17百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失6億40百万円)となりました。 財政状態の分析 (資産の部) 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ1億63百万円増加の126億84百万円となりました。流動資産は、前連結会計年度末に比べ5億39百万円増加の60億83百万円となりました。主な要因は、現金及び預金3億53百万円と商品及び製品73百万円の増加によるものであります。固定資産は、前連結会計年度末に比べ3億75百万円減少の66億1百万円となりました。主な要因は、投資有価証券1億81百万円の増加や土地4億75百万円と建物及び構築物79百万円の減少によるものであります。 (負債の部) 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ4億78百万円減少の101億95百万円となりました。流動負債は、前連結会計年度末に比べ7億72百万円減少の72億68百万円となりました。主な要因は、支払手形及び買掛金2億28百万円、短期借入金2億86百万円及び未払金2億51百万円の減少によるものであります。固定負債は、前連結会計年度末に比べ2億94百万円増加の29億27百万円となりました。主な要因は、長期借入金4億98百万円の増加と退職給付に係る負債2億33百万円の減少によるものであります。 (純資産の部) 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ6億41百万円増加の24億89百万円となりました。主な要因は利益剰余金3億17百万円、その他有価証券評価差額金1億41百万円及び退職給付に係る調整累計額1億82百万円の増加によるものであります。以上の結果、自己資本比率は19.6%となりました。 セグメントごとの資産は、次のとおりであります。 加工食品事業 当連結会計年度におけるセグメント資産は、現金及び預金、有形固定資産等の減少により、前連結会計年度に比べ2億55百万円減少の53億円(前期比4.6%減)となりました。 食肉事業 当連結会計年度におけるセグメント資産は、売掛金及び棚卸資産の増加により、前連結会計年度に比べ95百万円増加の27億78百万円(前期比3.6%増)となりました。 主要な経営指標は、次のとおりであります。 主な経営指標   当連結会計年度(%)   前期比(%) 売上高経常利益率   △3.3   △0.8 自己資本比率   19.6   4.9 グループは、安定的かつ継続的な成長を重視し、売上高経常利益率、自己資本比率を重要な経営指標として位置付け、売上高経常利益率5%、自己資本比率50%を経営目標として、その向上に努めてまいります。 (売上高経常利益率) 当連結会計年度における売上高経常利益率は、厳しい経営環境により経常損失となり、売上高経常利益率△3.3%で前期に比べ0.8%減少いたしました。 (自己資本比率) 当連結会計年度における自己資本比率は、利益剰余金の増加により、19.6%となり、前期に比べ4.9%増加いたしました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの状況の分析 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品及び原材料の仕入のほか、製造費、販売費及び一般管理費等であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保し、収益構造を確立し、安定経営の基盤を強固にすることを基本方針としております。 短期運転資金は、自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。 (3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 (減損損失における将来キャッシュ・フロー) 減損損失を認識するかどうかの判定及び使用価値の算定において用いられる将来キャッシュ・フローは、事業計画の前提となった数値を、経営環境などの外部要因に関する情報や当社グループが用いている内部の情報(予算など)と整合的に修正し、資産グループの現在の使用状況や合理的な使用計画等を考慮し見積っております。当該見積りには、売上高に影響する販売単価及び数量、また経費見込金額等の仮定を用いております。また、損益の見積りのほか、将来キャッシュ・フローの期間、当該期間における再投資の見積り等、見積要素が複数存在します。 当該見積り及び仮定について、将来の不確実な経済条件の変動等により見直しが必要となった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において追加の減損損失(特別損失)が発生する可能性があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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