概要
島根銀行は1915年に松江相互貯金として創業した地域銀行である。島根県松江市に本店を置き、預金・貸出・為替を中核業務とする。2025年3月期の経常収益は103億円、従業員316名。2019年からSBIホールディングスと資本業務提携を行い、グループ連携を強化している。
預金残高5,252億円、貸出金3,897億円の地域金融
島根銀行の主力業務は預金と貸出である。2025年3月期末の預金は5,252億円、貸出金は3,897億円。個人預金はスマートフォン支店の残高増加で伸びたが、法人預金が減り全体では前期比16億円減少した。貸出は地公体向けや中小企業向けが増加し、全体で15億円増加した。有価証券は国債・地方債を中心に1,308億円で、総資産は5,631億円。資金利益は5,896百万円と連結粗利益の大半を占める。
SBIグループとの連携で経営基盤を強化
2019年9月、島根銀行はSBIホールディングスおよびSBIアセットマネジメントと資本業務提携契約を締結した。これに伴い、SBIマネープラザとの共同店舗「島根銀行SBIマネープラザ」を2019年12月に開設。2020年5月には投資信託・債券の取扱い事業をSBI証券に譲渡し、住信SBIネット銀行の住宅ローン媒介業務も開始した。2022年度以降は海外金利急騰で有価証券評価損が拡大したが、SBIグループと連携しポートフォリオ再構築を進めている。
連結子会社と関連会社によるグループ経営
島根銀行グループは銀行本体に加え、連結子会社2社と持分法適用関連会社1社で構成される。連結子会社の松江リースは事業向けリース業務を展開し、2024年度に設立されたしまぎん地域事業投資は有価証券の取得・売却を行う。持分法適用関連会社のしまぎんユーシーカードはクレジットカード業務を手掛ける。また、しまぎんまちづくりファンド(持分法非適用)はまちづくり事業への投資を行う。
自己資本比率7.38%と中期経営計画の目標
2025年3月期の連結自己資本比率(バーゼルⅢ国内基準)は7.38%で前期比0.48ポイント低下した。経常利益は4億17百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は3億70百万円。中期経営計画「ふるさと山陰活性化プロジェクト!」(2025年4月~2028年3月)では、コア業務純益22億円、当期純利益6億円、自己資本比率7.5%程度を数値目標に掲げる。本業収益の向上と有価証券評価損の解消を目指す。
業界の中での役割は地域金融機関(地方銀行)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01地域(島根県)の個人・法人顧客主力
島根県に本店を置き、支店20カ店・出張所13カ店を通じて、預金業務、貸出業務、有価証券投資業務、内国為替業務などの銀行サービスを提供。地域の個人・法人顧客を主要な顧客とし、地域経済の金融インフラとしての役割を担っています。
- 預金業務
- 個人・法人からの預金を受け入れる業務。
- 貸出業務
- 個人・法人向け融資。地域企業や個人の資金需要に応じます。
- 有価証券投資業務
- 有価証券への投資を通じた資産運用業務。
- 内国為替業務
- 国内の送金・決済サービス。
02事業法人(リース需要)準主力
連結子会社の松江リース株式会社を通じて、事業向け金融サービスの一環としてリース業務を展開。設備投資や資金調達の手段として、地域の事業法人にリースを提供しています。
- リース業務
- 事業者が使用する設備・機器等のリース提供。
03個人顧客(クレジットカード)副次
持分法適用関連会社のしまぎんユーシーカード株式会社が、個人リテール戦略の一環としてクレジットカード業務を展開。個人顧客向けに決済サービスを提供しています。
- クレジットカード業務
- 個人向けクレジットカードの発行・決済サービス。
04地域まちづくり事業その他
持分法非適用関連会社のしまぎんまちづくりファンド有限責任事業組合を通じて、まちづくり事業への投資業務を展開。地域活性化に資する事業への資金供給を行っています。
製品と技術
預金・貸出の中核業務とスマートフォン支店
島根銀行の預金業務は、個人向けには普通預金・定期預金、法人向けには当座預金・通知預金などを提供する。2025年3月期の預金残高は5,252億円で、スマートフォン支店の預金増加が個人預金を押し上げた。貸出業務では、住宅ローンや事業性融資に加え、地公体向け貸出も手掛ける。貸出金残高は3,897億円。2020年から住信SBIネット銀行の住宅ローン媒介も行い、商品バリエーションを拡充している。
松江リースによるリース事業
連結子会社の松江リース株式会社は、企業向けに機械設備・車両などのリース業務を展開する。1981年4月に設立され、2002年3月に島根銀行が株式を追加取得して連結子会社化した。2025年3月期のリース業セグメントの経常収益は25億12百万円、セグメント利益は52百万円。銀行本体の融資と組み合わせた総合的な事業支援サービスを提供している。
投資信託・保険販売とクレジットカード業務
島根銀行は2000年10月に投資信託販売を開始し、2002年には損害保険・生命保険の販売を始めた。2020年5月に投資信託・債券の取扱いをSBI証券に譲渡したが、その後もSBIグループとの連携で商品提供を継続している。関連会社のしまぎんユーシーカード(1997年設立)は、個人向けクレジットカード業務を手掛け、リテール戦略の一環として機能している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
銀行業のなかでの位置
売上103億円の地方銀行、大手に対し小規模
売上103億円と地域銀行としては小規模。同業他社(いよぎん、しずおかFG、ちゅうぎんFGなど)は持ち株会社で売上数千億円規模と推定され、圧倒的な規模差がある。楽天銀行や京都FGも規模が大きい。島根銀行は島根県地盤で、地元密着型だが、収益性は開示されていない。
強み
- 島根県を地盤に顧客との強固な関係。
- 売上92億→103億→122億と増加中。
- 赤字ではなく、堅実な経営。
- 地域に特化した融資やサービス。
課題
- 大手地銀やメガバンクに比べ資金調達力で劣る。
- 島根県の人口減少で貸出先や預金が減少リスク。
- 営業利益率非開示で収益性が不明だが、低めと推測。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
銀行業の時価総額近傍。太字が島根銀行
時価総額で並べると、掲載6社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7161じもとホールディングス | 156億円 | 6.5倍 |
| 2 | 8563大東銀行 | 146億円 | 8.7倍 |
| 3 | 8562福島銀行 | 134億円 | 18.2倍 |
| 4 | 8365富山銀行 | 127億円 | 11.8倍 |
| 5 | 8416高知銀行 | 119億円 | 24.6倍 |
| 6 | 7150島根銀行 | 45億円 | 31.0倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 45件
1915年創業、相互無尽から相互銀行へ
1915年5月、松江相互貯金株式会社として設立された。同年10月には松江相互無尽株式会社に商号変更し、無尽(頼母子講)業務を開始。1951年10月の相互銀行法施行に伴い、株式会社松江相互銀行に商号変更した。同時に本店を松江市東茶町から東本町へ移転。この間、地域の庶民金融機関として預金と融資の基盤を築いた。
普通銀行転換と島根銀行への改称(1989年)
1989年8月、相互銀行から普通銀行への転換が認可され、商号を株式会社島根銀行に変更した。これに伴い、子会社のまつぎんビジネスサービスをしまぎんビジネスサービスに、まつぎん中小企業経営研究所をしまぎん中小企業経営研究所に改称。同年10月には外国為替業務を開始し、業務範囲を拡大した。1991年1月には新勘定系オンラインシステムが稼動し、情報化を推進した。
システム化と業務多角化の進展(1978~2000年)
1978年10月に全店為替オンラインを開始し、1979年2月には全国銀行データ通信システムに加盟。1980年7月に融資オンラインが全店完了、1982年6月に総合オンライン化が完成した。1983年には長期国債・中期国債の窓口販売を開始。1994年4月に社債受託業務の認可、2000年10月に投資信託販売を開始した。2002年には損害保険・生命保険の販売にも乗り出し、非金利収入の拡大を図った。
東京証券取引所上場と市場第一部指定(2011~2012年)
2011年3月、島根銀行は東京証券取引所市場第二部に上場した。上場からわずか1年後の2012年3月には市場第一部銘柄に指定され、知名度と信用力を高めた。2017年2月には本店を現在地(松江市朝日町)へ移転。2022年4月の市場区分見直しにより、第一部からスタンダード市場へ移行した。上場後もATM提携先の拡大など利便性向上に努めた。
SBIグループとの資本業務提携(2019年)
2019年9月、島根銀行はSBIホールディングスおよびSBIアセットマネジメントと資本業務提携契約を締結した。同年12月には共同店舗「島根銀行SBIマネープラザ」を開設。2020年1月に住信SBIネット銀行の住宅ローン媒介業務、5月にSBI証券への投資信託・債券事業譲渡を実施した。一方、2019年4月には外国為替業務を終了し、業務の選択と集中を進めた。
新システム稼働と子会社設立(2025年)
2025年4月、島根銀行は100%出資の子会社「株式会社しまぎん地域事業投資」を設立し、地元企業の事業承継支援などを強化。同年7月には新勘定系オンラインシステム(次世代バンキングシステム)を稼働させた。これは日本アイ・ビー・エムとのアウトソーシング契約(2004年)以来の大規模なシステム刷新であり、業務効率化とデジタル対応の基盤を整えた。
年表45件を開く
1910年代
- 1915年5月創業松江相互貯金株式会社設立
- 1915年10月商号変更松江相互無尽株式会社に商号変更
1950年代
- 1951年10月商号変更株式会社松江相互銀行に商号変更
- 1951年10月松江市東茶町より本店を松江市東本町へ移転
1970年代
- 1978年10月全店為替オンラインをスタート
- 1979年2月全国銀行データ通信システムに加盟
1980年代
- 1980年7月融資オンラインが全店完了
- 1981年4月松江リース株式会社(現・連結子会社)を設立
- 1981年11月全国相互銀行CD(現金自動支払機)の全国ネットサービスを開始
- 1982年6月総合オンライン化が完成
- 1983年1月長期国債等の窓口販売業務の認可
- 1983年2月住宅金融公庫事務オンライン化が完成
- 1983年9月中期国債の窓口販売業務の認可
- 1985年5月まつぎん中小企業経営研究所を設置
- 1986年2月創業全額出資によるまつぎんビジネスサービス株式会社を設立
- 1987年5月ディーリング業務の認可
- 1989年8月商号変更普通銀行への転換、株式会社島根銀行に商号変更
- 1989年8月商号変更まつぎんビジネスサービス株式会社をしまぎんビジネスサービス株式会社に商号変更
- 1989年8月まつぎん中小企業経営研究所をしまぎん中小企業経営研究所に名称変更
- 1989年10月外国為替業務取扱開始
1990年代
- 1991年1月新勘定系オンラインシステム稼動
- 1994年4月社債の受託業務の認可
- 1997年10月創業しまぎんユーシーカード株式会社(現・持分法適用関連会社)を設立
- 1998年7月しまぎん中小企業経営研究所の業務を他部署に引継ぎ廃止
- 1999年3月郵貯(現・株式会社ゆうちょ銀行)とのATMの提携
2000年代
- 2000年10月投資信託販売業務の開始
- 2002年3月M&A松江リース株式会社の株式を追加取得し、同社を連結子会社化
- 2002年4月損害保険販売業務の開始
- 2002年10月生命保険販売業務の開始
- 2004年7月日本アイ・ビー・エム株式会社とシステムのアウトソーシング契約締結
- 2005年10月M&Aしまぎんビジネスサービス株式会社を吸収合併
2010年代
- 2011年3月上場東京証券取引所市場第二部に上場
- 2012年3月東京証券取引所市場第一部銘柄指定
- 2013年11月株式会社イーネット及び株式会社セブン銀行とのATMの提携
- 2015年5月創業創業100周年
- 2017年2月松江市東本町より本店を現在地へ移転
- 2019年2月株式会社ローソン銀行とのATMの提携
- 2019年4月外国為替業務取扱終了
- 2019年9月SBIホールディングス株式会社及びSBI地域銀行価値創造ファンドの委託会社であるSBIアセットマネジメント株式会社との資本業務提携契約の締結
- 2019年12月SBIマネープラザ株式会社との共同店舗「島根銀行SBIマネープラザ」の運営開始
2020年代
- 2020年1月住信SBIネット銀行株式会社の住宅ローン等の媒介業務開始
- 2020年5月株式会社SBI証券に投資信託・債券の取扱いに係る事業を譲渡
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からスタンダード市場へ移行
- 2025年4月株式会社しまぎん地域事業投資(現・連結子会社)を設立
- 2025年7月新勘定系オンラインシステム(次世代バンキングシステム)稼働
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- コア業務純益2028年3月まで22億円
- 当期純利益2028年3月まで6億円
- 自己資本比率2028年3月まで7.5%程度
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
中期経営計画「ふるさと山陰活性化プロジェクト」の推進
2025年4月~2028年3月の中期経営計画に基づき、地域に根差したリージョナルバンクとして、財務の健全化を継続しつつお客さまとの共通価値の創造を目指す。対面営業の質を高め、従業員の働きがい向上でローカルエンゲージメントを高める。
- 02
SBIグループとの連携強化と収益向上
SBIグループと連携し、高格付海外債券中心のポートフォリオへの入れ替えや有価証券評価損の解消を進める。2025年4月に投資専門子会社を設立し、地域企業の事業承継等の課題解決支援体制を強化する。
- 03
有価証券ポートフォリオの再構築とリスク管理強化
金利動向を注視しながら、損失実現による評価損改善とポートフォリオの再構築を進め、収益性向上を図る。SBIグループとの連携によりリスク管理を強化する。
- 04
SDGsへの対応とサステナビリティ経営
サステナビリティ委員会を中心に、気候変動・人権尊重・多様性・地域貢献などの取組みを推進。顧客との対面営業とデジタルシフトを融合した「次世代Face To Face」を実践し地域課題解決に貢献する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で316人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は499万円で、9期前と比べて+11.3%。平均年齢は39.0歳、平均勤続年数は16.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 |
|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 374 |
| 2018年3月 | — | — | — | 371 |
| 2019年3月 | 448 | 38.1 | 15.4 | 362 |
| 2020年3月 | 439 | 38.8 | 16.0 | 339 |
| 2021年3月 | 449 | 39.6 | 16.9 | 307 |
| 2022年3月 | 463 | 39.2 | 16.5 | 309 |
| 2023年3月 | 452 | 38.5 | 15.6 | 325 |
| 2024年3月 | 465 | 38.7 | 15.8 | 316 |
| 2025年3月 | 467 | 38.2 | 15.4 | 319 |
| 2026年3月 | 499 | 39.0 | 16.0 | 316 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社5社(国内 5 / 海外 0) を有報から抽出しています。
- 国内松江リース株式会社島根県松江市朝日町議決権98.8%
- 国内株式会社しまぎん地域事業投資島根県松江市朝日町議決権100.0%
- 国内しまぎんユーシーカード株式会社島根県松江市朝日町議決権35.3%
- 国内SBIホールディングス株式会社東京都港区六本木議決権20.9%
- 国内SBI地銀ホールディングス株式会社東京都港区六本木議決権20.9%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は122億円、経常利益は4億円。前期と比べると増収減益で、売上が+18.4%、利益が-55.6%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 122億円 | 122億円 |
| 純利益 | 3億円 | 4億円 |
| 1株あたり配当 | ¥10 | ¥10 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、経常収益は30億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+42.9%。
| 対象期間 | 経常収益億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 21 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 21 | — | — | 1 |
| 2024年2Q | 23 | — | — | 2 |
| 2024年3Q | 22 | — | — | 2 |
| 2024年4Q | 26 | — | — | −1 |
| 2025年2Q | 52 | — | — | 5 |
| 2025年4Q | 51 | — | — | 1 |
| 2026年2Q | 54 | — | — | 3 |
| 2026年4Q | 68 | — | — | 1 |
| 2027年1Q | 30 | — | — | −8 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、経常収益は107億円から122億円へ1.1倍に増えた。経常利益率は13.1%から3.3%になった。経常収益は3期連続で増加。
| 決算期 | 経常収益億円 | 経常利益億円 | 経常利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 107 | 14 | 13.1 | 7 |
| 2014年3月 | 107 | 17 | 15.9 | 8 |
| 創業100周年 | ||||
| 2015年3月 | 97 | 13 | 13.4 | 6 |
| 2016年3月 | 98 | 12 | 12.2 | 7 |
| 2017年3月 | 102 | 17 | 16.7 | 10 |
| 2018年3月 | 105 | 18 | 17.1 | 6 |
| 2019年3月 | 86 | 5 | 5.8 | 4 |
| 2020年3月 | 98 | −19 | −19.4 | −23 |
| 2021年3月 | 82 | 4 | 4.9 | 4 |
| 2022年3月 | 82 | 3 | 3.7 | 3 |
| 2023年3月 | 81 | 4 | 4.9 | 4 |
| 2024年3月 | 92 | 5 | 5.4 | 4 |
| 株式会社しまぎん地域事業投資(現・連結子会社)を設立 | ||||
| 2025年3月 | 103 | 9 | 8.7 | 6 |
| 2026年3月 | 122 | 4 | 3.3 | 4 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。
利益の構造
2026年3月期
経常収益122億円のうち、経常利益として残るのは4億円で3.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の3.3%にあたる。
- 費用事業を回すためにかかったお金96.7%118億円
- 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.3%4億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが−42億円、投資CFが−165億円で、差し引きのフリーCFは−207億円。期末の手元現金は252億円。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 64 | 4 | 7 | 114 |
| 2014年3月 | 90 | −3 | −3 | 198 |
| 2015年3月 | 78 | −21 | −3 | 252 |
| 2016年3月 | 110 | 7 | −3 | 367 |
| 2017年3月 | 10 | −35 | −3 | 339 |
| 2018年3月 | −73 | 110 | −28 | 349 |
| 2019年3月 | −160 | 27 | −2 | 213 |
| 2020年3月 | 316 | −227 | 24 | 327 |
| 2021年3月 | 521 | −97 | 0 | 750 |
| 2022年3月 | −190 | −95 | −1 | 464 |
| 2023年3月 | −276 | 30 | 58 | 277 |
| 2024年3月 | 65 | −8 | −2 | 332 |
| 2025年3月 | 185 | −54 | −2 | 461 |
| 2026年3月 | −42 | −165 | −2 | 252 |
金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は5,632億円。このうち返さなくてよい自己資本が124億円で、自己資本比率は2.2%(業種中央値4.9%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 3,789 | 175 | 3,614 | 4.6 |
| 2014年3月 | 3,941 | 175 | 3,766 | 4.4 |
| 2015年3月 | 4,065 | 208 | 3,857 | 5.1 |
| 2016年3月 | 4,263 | 204 | 4,059 | 4.8 |
| 2017年3月 | 4,231 | 201 | 4,030 | 4.8 |
| 2018年3月 | 4,126 | 186 | 3,940 | 4.5 |
| 2019年3月 | 4,163 | 176 | 3,987 | 4.2 |
| 2020年3月 | 4,416 | 143 | 4,273 | 3.2 |
| 2021年3月 | 5,290 | 178 | 5,112 | 3.4 |
| 2022年3月 | 5,231 | 140 | 5,091 | 2.7 |
| 2023年3月 | 5,038 | 170 | 4,868 | 3.4 |
| 2024年3月 | 5,342 | 187 | 5,155 | 3.5 |
| 2025年3月 | 5,688 | 149 | 5,538 | 2.6 |
| 2026年3月 | 5,632 | 124 | 5,508 | 2.2 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
銀行業 79社との比較
同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのは経常収益成長率で79社中51位あたり、逆に低いのはROEで79社中75位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥530で、1年前と比べて+7.7%。過去52週の値幅のなかでは27%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 31.0倍 |
| PER (会社予想) | 29.2倍 |
| PBR | 0.40倍 |
| 配当利回り | 1.89% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
1ヶ月で10.8%上昇し、8月17日には534円と前日比5.12%高。25日線(487円)と75日線(488円)を上回り、短期トレンドは上昇。52週高値720円からは26%低い水準にあるが、8月中旬にかけて出来高が増加し、買いが強まっています。RSI63.3と中立やや強気。200日線(518円)も上回り、中長期でも改善しています。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
地域銀行として利ざや拡大が課題。強気派は地元経済との連携と安定した預金基盤を評価し、増収トレンドを好感。一方、弱気派は低金利環境で利ざやが縮小し、人口減少地域での成長余地に疑問。PBR0.32倍と低評価だが、ROE2.72%と低いため割安是正には時間がかかる。配当利回りは2%台とまずまず。
- 安定した収益基盤
経常収益が81億→103億→122億と増加基調。
- PBR0.32倍の割安感
自己資本の3分の1以下の時価総額で、割安感がある。
- 配当利回り2.07%
業績が安定すれば配当維持・増額の可能性がある。
- 低ROEで資本効率悪い
ROE2.72%と資本コストを下回る可能性。
- 人口減少で貸出先限定的
島根県は人口減少が進み、融資需要の拡大は期待しにくい。
- 低金利環境続く
日銀の利上げがあっても、利ざや改善は緩やか。
- 預貸率
- 資金運用効率を示し、利ざやの動向を把握する。
- 経常収益成長率
- 地域経済との連動性と収益拡大の持続性を確認。
- 不良債権比率
- 地域企業の倒産リスクが業績に与える影響を測る。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり10円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは1.89%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 50 | — | 29.2 |
| 2018年3月 | 50 | 0.0 | 45.2 |
| 2019年3月 | 20 | −60.0 | 34.3 |
| 2020年3月 | 20 | 0.0 | — |
| 2021年3月 | 5 | −75.0 | 13.0 |
| 2022年3月 | 10 | 100.0 | 30.0 |
| 2023年3月 | 10 | 0.0 | 21.9 |
| 2024年3月 | 10 | 0.0 | 21.6 |
| 2025年3月 | 10 | 0.0 | 14.5 |
| 2026年3月 | 10 | 0.0 | 24.6 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥10
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ5,031人。区分でいちばん多いのは個人・その他で47.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が49.1%を占め、残る50.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 31.7 | 32.6 | 37.4 | 42.1 | 47.2 | 47.5 |
| 事業法人 | 34.5 | 34.2 | 34.2 | 32.5 | 33.0 | 33.1 |
| 金融機関 | 31.1 | 31.2 | 26.0 | 23.0 | 17.3 | 16.0 |
| 外国法人 | 1.4 | 0.7 | 1.1 | 0.9 | 0.8 | 1.9 |
| 証券会社 | 1.4 | 1.2 | 1.3 | 1.4 | 1.6 | 1.5 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 |
| 自己株式 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | SBI地銀ホールディングス株式会社 | 50.00 |
| 02 | 中国総合信用株式会社 | 15.64 |
| 03 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 12.98 |
| 04 | 株式会社西京銀行 | 5.94 |
| 05 | 株式会社シノケングループ | 5.94 |
| 06 | 島根銀行職員持株会 | 4.54 |
| 07 | 株式会社トマト銀行 | 3.56 |
| 08 | 松江土建株式会社 | 2.61 |
| 09 | 山陰ケーブルビジョン株式会社 | 2.38 |
| 10 | 八幡東栄エステート株式会社 | 2.38 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-03SBI地銀ホールディングス株式会社新規の大量保有報告16.02%-11.38pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−76%、1株純資産は14期で−79%。直近期のROEは2.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 131 | 3,144 | 4.6 | 10.0 | 39.9 |
| 2014年3月 | 137 | 3,149 | 4.3 | 9.6 | 36.4 |
| 2015年3月 | 117 | 3,741 | 3.4 | 13.0 | 49.5 |
| 2016年3月 | 125 | 3,663 | 3.4 | 9.4 | 43.0 |
| 2017年3月 | 185 | 3,619 | 5.1 | 7.5 | 29.2 |
| 2018年3月 | 114 | 3,343 | 3.3 | 12.1 | 45.2 |
| 2019年3月 | 66 | 3,185 | 2.0 | 12.0 | 34.3 |
| 2020年3月 | −351 | 1,596 | −14.3 | — | — |
| 2021年3月 | 42 | 2,029 | 2.2 | 17.6 | 13.0 |
| 2022年3月 | 34 | 1,573 | 1.9 | 15.6 | 30.0 |
| 2023年3月 | 46 | 1,208 | 2.7 | 10.8 | 21.9 |
| 2024年3月 | 37 | 1,409 | 2.4 | 15.2 | 21.6 |
| 2025年3月 | 60 | 964 | 3.6 | 8.1 | 14.5 |
| 2026年3月 | 31 | 651 | 2.7 | 16.4 | 24.6 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
17名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は17名。2026/3期の役員報酬は総額87百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 鈴木良夫 | 取締役会長 代表取締役 | 72 | 3,171 |
| 長岡一彦 | 取締役頭取 代表取締役 | 59 | 1,606 |
| 野津一人 | 取締役常務執行役員 管理本部長 | 59 | 3,309 |
| 名越昇 | 取締役 | 76 | 1,521 |
| 浅枝芳隆 | 取締役 | 70 | 6,563 |
| 木村紀義 | 取締役 | 57 | — |
| 片寄直樹 | 常勤監査役 | 62 | 4,106 |
| 周藤智之 | 監査役 | 54 | 1,521 |
| 多々納道子 | 監査役 | 77 | 3,142 |
| 市川亨 | 監査役 | 69 | 1,306 |
| 原賢 | 執行役員 | — | — |
| 豊島泉 | 執行役員 | — | — |
残りの役員5名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 木下博文 | 執行役員 | — |
| 佐野克巳 | 執行役員 | — |
| 森脇誠 | 執行役員 | — |
| 大山浩 | 専務取締役 | 61 |
| 岡﨑真由子 | 監査役 | 45 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 41 | 18 | 0 | 61 | 20 |
| 監査役 | 2 | 15 | — | 2 | 15 | 8 |
| 社外取締役 | 2 | 6 | — | 1 | 6 | 3 |
| 社外監査役 | 2 | 5 | — | 0 | 5 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容695字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,784字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク7,433字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)9,857字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
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- 半期報告書半期報告書-第176期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-25
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- 有価証券報告書有価証券報告書-第173期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-26
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