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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

大和コンピューター

DAIWA COMPUTER CO., LTD.3816 · Standard · 情報・通信業

受託開発とSaaSサービスを両輪に、システム構築から運用まで一貫して手がける独立系IT企業。

概要

大和コンピューターは1977年創業の独立系ソフトウェア開発企業である。情報システムの設計・開発・保守を主力とし、SaaS型スクール管理システム「プラチナスクール」やスマート農業事業も手掛ける。大阪府高槻市に本社を置き、東京都港区に東京本社を設置する二本社制をとる。2025年7月期の連結売上高は32億円、従業員191名。東京証券取引所スタンダード市場に上場する。

ソフトウェア開発受託とSaaSサービスの二本柱

事業セグメントはソフトウェア開発関連事業とサービスインテグレーション事業の二つ。開発関連は顧客からの受託開発が中心で、製造・流通・サービス分野向けにシステムを提供する。サービスインテグレーションはSaaS型ソフトウェアの提供と関連コンサルティングを行う。2025年7月期のセグメント売上高は開発関連が23.97億円、サービスインテグレーションが5.80億円、その他(ハード販売・農業)が2.32億円。開発関連が全体の約75%を占める。

大阪・東京・沖縄に拠点を置く三極体制

本社は大阪府高槻市、東京本社は東京都港区。かつては大阪市北区に大阪本部を置いていたが2009年に閉鎖。沖縄にはアイ・アンド・コムの子会社があったが2015年に吸収合併。ベトナムの子会社は2006年設立後2009年に清算。連結子会社はフィット・コム(サービスインテグレーション)、ルーツ(農業)、浅小井農園(農業)の3社。従業員191名のうち大半が技術者。

CMMI成熟度レベル5を達成した品質管理体制

大和コンピューターはソフトウェア開発プロセスの国際標準であるCMMIにおいて、2019年にV2.0、2024年にV3.0の成熟度レベル5を達成した。これは最高位の評価であり、プロセスが定量的に管理され継続的改善が行われていることを示す。2003年からCMMIコンサルティング事業を開始し、自社の開発品質を外部に可視化する取り組みを続けている。

強固な財務基盤と株主還元方針

2025年7月期末の現金同等物は37.5億円、有利子負債は0.44億円と実質無借金。自己資本比率は86.0%。時価ベースの自己資本比率は70.9%。キャッシュフロー対有利子負債比率は0.2年、インタレストカバレッジレシオは2,300.6倍と財務は極めて健全。配当は業績連動で増額を基本方針とし、2025年7月期には73百万円の配当を支払った。

業界の中での役割はエンドユーザー企業向けにシステム開発とSaaS型サービスを提供するITサービスプロバイダー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
32億円
営業利益
6億円
営業利益率
18.8%
純利益
4億円
2025/7 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01情報システム構築(受託開発)主力

顧客から請け負った受託開発を中心に、システム/ソフトウェアの設計・開発・導入・保守を提供。また、開発プロセス改善やCMMI導入コンサルティングにより顧客の企業活動を支援する。

主な製品・サービス1
受託ソフトウェア開発
顧客の要求に応じた業務システムやソフトウェアを設計・開発・導入・保守するサービス。品質向上のためCMMIコンサルティングも提供。

02SaaS型ソフトウェアサービス主力

SaaS型ソフトウェアサービスの提供に加え、コンサルティングから設計・開発・導入・保守、ハードウェア販売/導入、サプライ供給までトータルサポート。子会社のフィット・コムが中心となって展開。

主な製品・サービス1
SaaS型ソフトウェアサービス
クラウド経由で利用するソフトウェアサービスを提供。導入後の保守やハードウェア販売も含めたワンストップ支援を行う。

03その他(システム販売・農業)副次

各メーカーのソフトウェアからハードウェアまで最適な構成で迅速に提供するシステム販売。また、静岡県袋井市と滋賀県近江八幡市で農作物の生産・加工・販売を行う農業事業も展開。

主な製品・サービス1
システム販売
各メーカーのソフトウェア・ハードウェアを取り扱い、顧客の要望に合わせた最適な構成で提供する。

製品と技術

SaaS型スクール管理システム「プラチナスクール」

2009年に提供を開始したクラウド型の学校向け管理システム。児童・生徒の出欠、成績、健康管理などを一元管理する。SaaSモデルで提供され、顧客のIT負担を軽減。サービスインテグレーション事業の中核製品であり、新規契約の伸びは鈍化しているが、継続的な機能改善を図っている。同製品はASPサービスの一部として、学校法人や教育機関に導入されている。

NFCを活用したマーケティングツール

NFC(近距離無線通信)技術を用いたマーケティング支援ツール。企業の販促活動において、NFCタグを通じて顧客情報を収集・分析する。このツールは新規顧客基盤拡大の起点として位置づけられ、ソリューション提案の一環として提供される。サービスインテグレーション事業のラインアップの一部であり、ハードウェア販売や導入支援も含む。

CMMIコンサルティング事業

2003年に開始したソフトウェア開発プロセス改善のコンサルティング。CMMIモデルに基づき、顧客企業の開発プロセスを診断・改善する。自社がCMMIレベル5を取得している実績を活かし、高品質な開発プロセス構築を支援する。この事業はソフトウェア開発関連事業に含まれ、受託開発と相乗効果を生んでいる。

スマート農業事業(i-農業)

ICTを活用した農業ソリューション。子会社ルーツと浅小井農園を通じて、静岡県袋井市と滋賀県近江八幡市で農作物の生産・加工・販売を行う。同時にセンサーや自動化技術を実証し、農業生産性向上を目指す。2025年7月期の農業関連売上はその他事業に含まれ、同事業全体で2.32億円。スマート農業は中期経営計画で重点投資領域と位置づけられている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

公共・医療向けシステムで安定、高収益の中堅IT

情報・通信業界に属する大和コンピューターは、官公庁・医療向けシステム開発を主力とする中堅IT企業。同業他社のソラコムやVRAIN Solutionはクラウド・AIなど先端分野に注力するが、当社は安定した公共案件を軸に堅実な成長を遂げている。2024/7期には営業利益率18.2%と非常に高収益を達成。売上高33億円と小規模ながら、専門性と高収益性が特徴。今期は横ばいも、高利益率を維持。

強み

  • 18%超の営業利益率は業界トップクラスで、収益力が極めて高い。
  • 官公庁や医療機関向けの安定需要に支えられ、景気変動の影響を受けにくい。
  • 長期的な取引関係により、継続的な受注が期待できる。
  • 特定分野に特化したシステム開発力で競合との差別化を図る。

課題

  • 売上高30億円台と小規模で、成長には新規顧客獲得が必要。
  • 公共・医療に偏重しており、予算削減等の影響を受けやすい。
  • IT人材の不足が成長制約となる可能性がある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字が大和コンピューター

時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。

#企業時価総額PER
1145AL is B46億円24.3倍
24476AI CROSS46億円13.4倍
34492ゼネテック46億円8.9倍
43816大和コンピューター45億円16.8倍
55129FIXER45億円
63712情報企画45億円13.9倍
73823THE WHY HOW DO COMPANY45億円
84334ユークス44億円19.1倍
93933チエル44億円6.3倍
103935エディア44億円9.7倍
114428シノプス44億円24.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 25件

1977年にソフトウェア開発会社として設立、東京へ進出

1977年6月、ソフトウェアの開発等を目的として株式会社大和コンピューターを設立。当初は大阪府高槻市を拠点に、受託ソフトウェア開発を開始した。1981年には東京出張所を品川区に開設し、首都圏へ進出。1988年に東京営業所へ改称、1991年に港区へ移転。1997年には高輪事務所を設置するなど、東京での事業基盤を拡大した。

東京本部への昇格と子会社設立によるグループ化

1998年、東京営業所を東京本部へ改称し、首都圏での体制を強化。2000年には大阪市北区に大阪本部を設置すると同時に、ソフトウェア開発子会社「アイ・アンド・コム」を大阪・東京・沖縄の3か所に設立。これによりグループ体制が整う。2006年にはベトナム・ホーチミン市に子会社i and com. Co., Ltd.を設立し、海外オフショア開発に進出。

ジャスダック上場とSaaS事業の開始

2006年9月、株式会社ジャスダック証券取引所に上場。2009年1月にはSaaS型スクール管理システム「プラチナスクール」の提供を開始し、サービスインテグレーション事業を本格化。同時期に大阪本部を閉鎖し、東京本部を中心とした体制へ移行。また、フィットネス・コミュニケーションズ株式会社を子会社化し、後にフィット・コムへ商号変更。ベトナム子会社は清算した。

子会社統合と農業事業への多角化

2007年にアイ・アンド・コムの大阪・東京法人を沖縄法人に合併、2015年には沖縄法人自身を当社が吸収合併し、子会社を整理。2017年、静岡県袋井市に農業子会社「ルーツ」を設立し、農作物の生産・加工・販売に参入。2018年には東京本部を東京本社に改称し、二本社制を正式化。2023年には浅小井農園株式会社を子会社化し、農業事業を拡大。

CMMIレベル5達成とスタンダード市場移行

2019年5月、CMMI V2.0成熟度レベル5を達成し、ソフトウェア開発プロセスの国際的な最高水準を認定。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、ジャスダック(スタンダード)からスタンダード市場に移行。2024年5月にはCMMI V3.0でも成熟度レベル5を再取得し、品質向上への継続的な取り組みを示した。

年表25件を開く

1970年代

  • 1977年6月ソフトウェアの開発等を目的として㈱大和コンピューターを設立

1980年代

  • 1981年6月東京都品川区に東京出張所開設
  • 1988年1月東京出張所を東京営業所へ改称

1990年代

  • 1991年7月東京都港区に東京営業所移転
  • 1997年6月東京都港区に東京営業所高輪事務所を設置
  • 1998年9月東京営業所を東京本部へ改称

2000年代

  • 2000年6月大阪市北区に大阪本部を設置
  • 2000年6月ソフトウェアの開発等を目的として大阪市北区にアイ・アンド・コム㈱(100%子会社)を設立
  • 2000年6月ソフトウェアの開発等を目的として東京都港区にアイ・アンド・コム㈱(100%子会社)を設立
  • 2000年9月東京本部新社屋完成(事務所移転)
  • 2000年12月ソフトウェアの開発等を目的として沖縄県那覇市にアイ・アンド・コム㈱(100%子会社)を設立
  • 2003年2月CMMI(注)コンサルティング事業開始
  • 2006年4月ソフトウェアの開発等を目的としてベトナムのホーチミン市にi and com. Co., Ltd.(100%子会社)を設立
  • 2006年9月上場㈱ジャスダック証券取引所に上場
  • 2007年5月M&Aアイ・アンド・コム㈱(大阪)及びアイ・アンド・コム㈱(東京)をアイ・アンド・コム㈱(沖縄)に合併
  • 2009年1月上場大阪市北区の大阪本部を閉鎖 ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場 SaaS型スクール管理システム「プラチナスクール」の提供開始 i and com. Co., Ltd.の清算結了 フィットネス・コミュニケーションズ㈱の子会社化

2010年代

  • 2012年8月商号変更子会社フィットネス・コミュニケーションズ㈱の商号を㈱フィット・コムに変更
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に上場
  • 2015年4月M&Aアイ・アンド・コム㈱(沖縄)を吸収合併
  • 2017年2月農作物の生産・加工・販売を目的として静岡県袋井市に㈱ルーツ(100%子会社)を設立
  • 2018年8月東京本部を東京本社に改称し、二本社制とする
  • 2019年5月CMMI V2.0 成熟度レベル5達成

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行
  • 2023年4月M&A浅小井農園㈱の子会社化
  • 2024年5月CMMI V3.0 成熟度レベル5達成

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/7期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    事業基盤の強化・再構築

    AIを活用したソフトウェア開発の生産性向上、プロジェクトマネージャー人員の増加、自社クラウドサービスやスマート農業への資本投下を強化する。

  2. 02

    ソリューション提案の推進

    パートナー企業との協業により高付加価値ソリューションを拡大し、DX需要に対応。NFC活用マーケティングツールで新規顧客基盤を拡大する。

  3. 03

    人的資本への積極投資

    社内教育制度の再整備、従業員エンゲージメント向上、スキル可視化と戦略的投資、快適なオフィス環境整備と働きがいのある職場づくりを進める。

  4. 04

    既存事業の深化と新規事業拡大

    ソフトウェア開発の安定収益基盤を維持しつつ、クラウドサービスとスマート農業を新たな収益柱として拡大。顧客との協業強化、エンジニア育成、AI活用で生産性向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で191人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は616万円で、9期前と比べて+9.1%平均年齢は42.6歳、平均勤続年数は19.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年7月165
2017年7月170
2018年7月175
2019年7月56539.616.3176
2020年7月57740.116.8178
2021年7月56240.417.0183
2022年7月57540.316.9190
2023年7月59240.917.5196
2024年7月60942.318.8187321
2025年7月61642.619.2191314

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年7月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)74.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
東京本社 — 東京都港区549百万円
ソフトウェア開発関連事業 サービスインテグレーション事業 その他 全社
本社 — 大阪府高槻市218百万円
ソフトウェア開発関連事業 サービスインテグレーション事業 その他 全社

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年7月期の売上高は32億円営業利益6億円前期と比べると減収増益で、売上が-3.0%、利益が+0.0%。

売上高
-3.0%
32億円
営業利益
+0.0%
6億円
純利益
+33.3%
4億円
営業利益率
18.8%
前期比 +0.6%pt

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は16億円、営業利益は1億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+0.0%、営業利益は−66.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q7114.31
2023年3Q8225.01
2023年4Q90
2024年1Q8225.01
2024年2Q8112.51
2024年3Q9222.21
2024年4Q8112.50
2025年2Q16318.82
2025年4Q16318.82
2026年2Q1616.31

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年7月期からの14期で、売上は19億円から32億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は18.8%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
子会社フィットネス・コミュニケーションズ㈱の商号を㈱フィット・コムに変更
2012年7月1921
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に上場
2013年7月2032
2014年7月2242
アイ・アンド・コム㈱(沖縄)を吸収合併
2015年7月2242
2016年7月2232
農作物の生産・加工・販売を目的として静岡県袋井市に㈱ルーツ(100%子会社)を設立
2017年7月2332
2018年7月2432
2019年7月2643
2020年7月2853
2021年7月2653
2022年7月2953
浅小井農園㈱の子会社化
2023年7月3053
2024年7月336618.23
2025年7月326618.84

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年7月期

売上高32億円のうち、営業利益として残るのは6億円18.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の12.5%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金65.6%21億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金15.6%5億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益18.8%6億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
34.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+10.4pt
18.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+5.9pt
12.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比5.1pt
8.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
19.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年7月期は営業CFが3億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは2億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は38億円で、売上の14.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年7月1−2−2−111
2013年7月3−1−1210
2014年7月30−2312
2015年7月30−1314
2016年7月20−1215
2017年7月20−1216
2018年7月40−1420
2019年7月20−1221
2020年7月5−10425
2021年7月40−1428
2022年7月30−1330
2023年7月3−1−1231
2024年7月61−1737
2025年7月3−1−1238

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年7月期の総資産は62億円。このうち返さなくてよい自己資本が54億円で、自己資本比率は86.0%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年7月33221167.6
2013年7月3324973.1
2014年7月3426875.4
2015年7月3728977.7
2016年7月3730781.5
2017年7月3932782.4
2018年7月4234882.4
2019年7月4536980.2
2020年7月4840881.9
2021年7月5243982.5
2022年7月5244884.0
2023年7月58481083.1
2024年7月61511083.3
2025年7月6254986.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年7月期の内訳
現金及び預金
40億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
45億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
9億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率605社中34位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中510位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.0%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
18.8%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
86.0%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-3.0%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.7%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月1日の終値

直近の終値は¥1,139で、1年前と比べて-7.0%過去52週の値幅のなかでは34%の位置にある。

¥1,139+0.0%1ヶ月+2.4%1年-7.0%時価総額45億円
過去52週の値幅
安値¥1,079高値¥1,257

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.8倍
PBR0.81倍
配当利回り1.67%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価1125円は25日移動平均線1119円を0.5%上回り、75日線1107円に対しても1.6%プラス。200日線1116円とはほぼ並んだ水準で、レンジ相場が継続。52週高値1265円からは11%下落、52週安値1079円からは4.3%上昇し、狭いレンジ内での動き。直近1カ月で1.7%上昇し、8月4日に1140円まで買われる場面があったが、その後は1125円前後で膠着。出来高は極端に低く、8月16日は売買ゼロ、8月17日も0株と閑散としている。RSIは53.93と中立圏で、方向感は乏しいが、需給は引き締まっている。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER16.56倍、PBR0.80倍でいずれも同業界平均(PER48.57倍、PBR2.92倍)を大きく下回っており、割安感が明確です。配当利回りは1.69%と平均2.64%を下回りますが、ROE8%に対してPBRが0.8倍と低い水準にあります。直近の売上高はやや減少したものの営業利益率は18%台と高水準を維持。割安である一方、配当利回りは平均より低く、株主還元の面では伸び悩みが見られます。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.8倍47.9倍
PBR0.81倍2.96倍
ROE8.0%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

IT業界ではエンジニア不足が続く一方、顧客企業のDX投資は堅調だが、競争激化により開発単価が上昇しにくい環境にある。強気派は、オフショア活用による開発コスト競争力と、幅広い業界顧客を持つ安定受注を評価する。弱気派は、プロジェクト単位の収益変動リスクや、新規技術領域への追随遅れを懸念する。決算では受注高や開発人員の稼働率、単価動向が焦点となる。

プラスに働く材料7
  • オフショア活用でコスト競争力

    海外開発拠点の活用により人件費を抑制し、価格競争に耐える体制を持つ。

  • 安定した既存顧客基盤

    幅広い業界に顧客を持ち、リピート受注と長期取引が収益の下支えとなる。

  • PBR1倍割れで割安感

    PBRが0.8倍と解散価値に近く、資産価値から見て下値リスクが限定的との見方。

  • PBR0.80倍と純資産割れ、ROE8%継続影響

    PBR0.80倍に対してROE8%。時価総額44億円、純資産約55億円で割安。

  • 営業利益6億円、営業マージン18.75%通年影響

    2025年7月期の営業利益6億円、マージン18.75%。高収益構造が継続。

  • 最終利益4億円と前期比増益決算発表後影響

    2025年7月期の純利益は4億円と前期の3億円から増加。EPS押し上げに寄与。

  • 配当利回り1.69%と安定還元次回株主総会影響

    配当利回り1.69%。PBR割れ配当利回りで下値を支える。

マイナスに働く材料7
  • 受託開発の需要変動

    顧客のIT投資が景気で左右され、大型案件の先送りが収益に直結する。

  • 人材獲得競争の激化

    優秀なエンジニアの確保が難しく、人件費高騰が利益を圧迫する要因。

  • 競合との価格競争

    同業他社が多く、技術差別化が難しく、価格交渉力が弱い。

  • 売上高が減収に転じる通年影響

    2025年7月期の売上高は32億円と前期の33億円から減少。成長鈍化が鮮明。

  • 予想PERが非開示で成長期待薄継続影響

    実績PER16.56倍に対し予想PERは開示なし。中期的な増益計画が見えにくい。

  • 外国持株比率1.52%と需給細い継続影響

    外国持株比率1.52%と低位。時価総額44億円の小型株で流動性が低い。

  • 株価1年で5.7%下落不定影響

    過去1年で株価は5.7%下落。軟調な需給が上値を抑えている。

次の決算で確かめる点
受注高
将来の売上高の先行指標であり、需要の動向を測れる。
開発要員の稼働率
生産性と収益性に直結し、売上原価の効率性を示す。
平均単価
競争環境下での価格動向を表し、売上総利益率に影響する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり19で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.67%。

年間配当
¥19
1株あたり
配当利回り
1.67%
いまの株価に対して
配当性向
18.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年7月1127.1
2017年7月1419.924.2
2018年7月144.523.6
2019年7月1610.021.8
2020年7月160.021.9
2021年7月161.122.5
2022年7月176.320.3
2023年7月185.921.2
2024年7月195.623.3
2025年7月190.018.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥19

株主

有価証券報告書より

2025年7月期末の株主数は延べ9,041人。区分でいちばん多いのは個人・その他53.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が43.8%を占め、残る56.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年7月%2021年7月%2022年7月%2023年7月%2024年7月%2025年7月%
個人・その他57.157.656.756.254.353.3
事業法人35.436.337.738.038.138.8
金融機関6.24.74.74.64.84.9
自己株式1.41.32.01.91.91.9
外国法人1.10.30.40.82.11.5
証券会社0.11.00.50.50.71.5
外国人個人0.00.10.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位11

順位株主持ち株比率 %
01㈲ジェネシス24.24
02中村 憲司17.87
03SCSK㈱7.76
04大和コンピューター社員持株会7.54
05光通信㈱2.95
06京都中央信用金庫2.43
07林正1.98
08テイネン㈱1.94
09中村 雅昭1.69
10中村 眞理子1.69
11中村 佳嗣1.69

有価証券報告書の大株主の状況から、上位11者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+159%、1株純資産は14期で+49%。直近期のROEは8.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年7月429324.68.526.1
2013年7月719218.010.118.0
2014年7月648997.49.618.7
2015年7月788969.123.315.0
2016年7月457636.017.027.1
2017年7月568217.014.624.2
2018年7月598786.914.323.6
2019年7月729378.013.621.8
2020年7月801,0208.215.121.9
2021年7月841,0928.012.422.5
2022年7月871,1397.811.420.3
2023年7月851,2347.211.121.2
2024年7月881,3166.912.623.3
2025年7月1081,3848.010.618.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/7期の役員報酬は総額76百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
中村憲司代表取締役 社長67705,870
鈴木義人取締役 専務執行役員6438,840
寺川英信取締役 執行役員 企画管理本部長5611,411
田代来取締役67
松宮民夫常勤監査役6717,023
阿部修二監査役77
谷川雅一監査役57
石川宗隆54

役員報酬の内訳2025/7

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4555514
社外取締役311114
監査役1101010

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/7期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容720字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社3社により構成されており、情報システムの構築・稼働までを事業領域とする「ソフトウェア開発関連事業」と、SaaS型ソフトウェアサービス等を事業領域とする「サービスインテグレーション事業」を主な事業としております。 従って、当社グループは、「ソフトウェア開発関連事業」及び「サービスインテグレーション事業」を報告セグメントとしております。 具体的な事業の内容は、以下のとおりであります。 (1)ソフトウェア開発関連事業 顧客より請け負った受託開発業務を中心に、システム/ソフトウェアの設計・開発・導入、保守などのサービスを提供すること、及びソフトウェア開発プロセスの改善・CMMI導入コンサルテーションを提供することで、顧客の企業活動をサポートしております。 (2)サービスインテグレーション事業 SaaS型によるソフトウェアサービスの提供、及び関連するシステム/ソフトウェアのコンサルティングから設計・開発・導入、保守、ハードウェア販売/導入、サプライ供給などにより、導入システムや企業活動をトータルにサポートしております。子会社である㈱フィット・コムは全てサービスインテグレーション事業であります。 (3)その他 システム販売としては、各メーカーのソフトウェアからハードウェアまで、最適な構成による迅速な顧客への提供を行っております。 また、農業に関する活動としては、静岡県袋井市及び滋賀県近江八幡市にて農作物の生産・加工・販売等を行っております。なお、子会社である㈱ルーツ及び浅小井農園㈱は全て農業に関する活動であります。 [事業系統図] 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,029字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 《理念》 当社グループの経営理念の根幹は、「和の魂」にあります。「和の魂」とは、お互いが持つ個の力を連携し、それを組織の力にしていく「和の精神」であります。「安心」、「安全」、「信頼」という絆作りを追求し、魅力ある会社を創造し、会社の発展と社会に貢献してまいります。魅力ある会社とは、「商品・サービスを買いたい」、「取引したい」、「勤めたい」、「投資したい」会社であります。 1)ミッション ① 「より良いソリューション・顧客満足度の高い製品・サービス」を提供します。 ② 世界に通用する「P(人・プロセス・プロダクト)」により社会に貢献します。 ③ 「ダイヤモンド経営」を実践します。 2)ビジョン ① 高付加価値を創造する企業を目指します。 ② 社員満足度の高い会社を目指します。 ③ 社会に認められる製品・サービスの開発・創出を目指します。 3)バリュー 品質・環境・技術のバランスを考え、本質を追求した事業を行います。 ① 「品質」:品質第一主義に徹した高品質なシステム開発を行い、お客様の信頼に応える事業活動を推進します。 ② 「環境」:環境への配慮とは何か、その本質を追求し、地球環境保全に配慮した事業活動を推進します。 ③ 「技術」:時代のニーズに合う最適・最先端の技術を取り入れ、さらに、新たなるチャレンジに踏み出すため「半歩先」の技術を習得する努力を続け、お客様が安心できるサービスの提供を目指し、事業活動を推進します。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、売上総利益及び営業利益を経営指標の一つとしており、適正な利益の確保と継続的な拡大を経営目標としております。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社は、2030年7月期を最終年度とする中期経営計画「DCX 2030」(Daiwa Computer Transformation 2030)を策定いたしました。本中期経営計画は、創業50周年を迎える2027年を一つの節目と捉え、第二創業期としての変革を推進する事を目的としております。 この「DCX 2030」を実現するべく、下記の3つの成長戦略の軸を設定し、中長期的な成長に向けて事業と人材への投資を積極的に実施いたします。 1)事業基盤の強化・再構築 ① AI(*1)利活用によるソフトウェア開発の生産性の向上。 ② ソフトウェア開発に関するプロジェクトマネージャー人員の増加。 ③ 自社クラウドサービスやスマート農業への資本投下を強化。 2)ソリューション提案の推進 ① パートナー企業と共に顧客課題解決に向けた高付加価値のソリューション提案を拡大。 企業のDX(*2)化やシステム刷新の需要継続・拡大へ更なる対応を可能にする体制構築。 ② NFC(*3)を活用したマーケティングツールを起点に、新規顧客基盤を拡大。 3)人的資本への積極投資 ① 高品質なサービスを開発できる社内教育制度の再整備。 ② 従業員エンゲージメントを高め、業績や労働生産性の向上。 ③ 従業員スキルの可視化。必要スキルへの戦略的投資。 ④ 快適なオフィス環境整備と働きがい溢れる職場づくり。 (4)会社の対処すべき課題 「DCX 2030」に基づき、当社は以下の課題に重点的に取り組み、持続的な成長と企業価値の向上を目指します。 1.既存事業の深化と重点注力事業の拡大 当社は、長年にわたりソフトウェア開発を中核事業として、製造・流通・サービス分野を中心に高品質なシステムを提供してまいりました。今後もこれらの分野において、顧客ニーズの高度化に対応し、安定的な収益基盤の維持・強化を図ってまいります。 一方で、クラウドサービス、スマート農業(i-農業®)(*4)などの事業領域においては、社会課題の解決と技術革新の両立を目指し、ソフトウェア開発に並ぶ収益の柱として拡大を進めてまいります。 1)ソフトウェア開発 ① 既存取引先との良好な関係をさらに深化させ、協業体制の強化を通じて事業の拡大を図ります。 ② 多様な案件に対応可能な高度な技術力を持つエンジニアの育成を推進します。 ③ 生産性向上を目的として、生成AIの利活用を積極的に進めます。 2)クラウドサービス ① 利用者に選ばれ、継続的に利用される価値あるサービスの提供を目標に、サービスの魅力向上と他社サービスとの差別化を追求します。 ② 認知度向上を目的に営業施策を再構築します。 ③ 安心、安全な利用環境の提供に向けて、サービス基盤の強化を進めます。 3)スマート農業 ① 農業の生産性、安定性、持続性の向上を目的とし、情報通信技術(ICT)を活用した製品・サービスの開発を推進します。 ② スマート農業事業の拡大に向けて、投資効果の高い設備投資を戦略的に実行します。 2.人的資本への投資 IT業界において競争力の源泉は人材であり、当社は高度な技術力と業界知識を持つ人材の育成に注力しております。次世代人材の育成、働き方改革、キャリア形成支援などを通じて、人的資本への投資を加速させ、組織力の向上を図ってまいります。 1)これまで新卒採用を中心にエンジニアの育成を進めてまいりましたが、今後は人材確保手段の多様化を図り、即戦力となる中途採用の強化に取り組みます。 2)人材育成のさらなる強化を目的として、積極的な教育・育成投資を実施します。 3)これらの人的資本への投資を実現するため、人事制度をはじめとする各種制度の改善を実施します。 3.AI関連事業への取り組み 1)生成AIを利活用できるエンジニアの育成を推進します。 2)自社サービスの魅力向上を目的に、AI機能を積極的に導入します。 3)生産性向上を図るため、生成AIの利活用を全社的に促進します。 4.RFID(*5)を用いたサービスの更なる展開 NFCを活用した当社のマーケティングサービスを起点に、新規顧客基盤の拡大を加速します。 (5)その他、会社の経営上重要な事項 該当事項はありません。 *1.AI(人工知能:Artificial Intelligence)  人間の知的行動を模倣する技術であり、学習、推論、判断を行う能力を持つコンピュータープログラムとして、近年、様々な分野で利活用されています。 *2.DX(デジタルトランスフォーメーション) 既存のビジネスから脱却して、IoTやAIなどのIT技術を活用することによって、新たな価値を創出すること。 *3.NFC(Near Field Communication) RFIDの一種で、近距離での無線通信を行う技術です。主にスマートフォンや交通系ICカードでの非接触決済に利用されています。 *4.スマート農業 ロボット技術や情報通信技術 (ICT)を活用して、省力化・精密化や高品質生産を実現する等を推進している新たな農業。 *5.RFID(Radio Frequency Identification) 微小な無線チップにより人やモノを識別・管理する仕組み。
事業等のリスク2,985字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社の事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を以下の通り記載しております。当社はこれらリスクの発生を認識した上で、その発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本書中の記載内容も併せて、慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものでありますが、以下の記載は当社株式への投資に関するリスクをすべて網羅するものではありません。 (1)事業環境等 日本の経済情勢は、国内での経済活動の活発化によって、景気は緩やかな回復が期待される状況が続きました。一方でエネルギー価格の高止まりや金融資本市場の変動、地政学的リスクの変動による影響、また米国新政権による経済・外交政策の世界経済に与える影響に加え、国内では物価上昇の継続に対する懸念がありました。これにより、個人消費の抑制や、海外における社会・経済活動の停滞による企業収益への影響が増し、景気減速懸念が高まる状況にあります。 情報サービス産業においては、企業のIT投資意欲は幅広い業種にわたり、新しい戦略的で厳選されたIT需要や働き方改革・人手不足への対応やデジタル化による自動化・効率化・省力化等システム投資への需要は堅調に推移しました。 このような状況の中、当社グループは引き続き新分野への受注活動にも注力しつつ、更なる採算性の重視、ISO9001(*1,2)、CMMI(*3)を基準としたプロセス改善による生産性・品質の向上及び高度化する技術に対応すべく技術者の教育に努めております。しかしながら、取り扱う技術や顧客ニーズの変化など当社を取り巻く事業環境が急激に変化した場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 *1.ISO  品質・環境等マネジメントシステムに関わる国際標準規格。 *2.ISO9001  1987年に制定され1994年、2000年に改訂された品質マネジメントシステムに関わる国際標準。 *3.CMMI  1999年、米国カーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が開発したソフトウェア開発プロセスの能力成熟度を評価・判定するモデル。 (2)受託開発案件について 当社グループが行う受託開発においては、次のような事態により経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ① 当社グループの想定を超える納期や検収時期の変更によりプロジェクトの収支が悪化したり、売上計上の遅延により当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 業務の請負に際しては、各工程毎に見積りを行いますが、案件が大型化することに伴い、すべてのコストを正確に見積ることの困難さが増し、そのため、実績額が見積り額を超えた場合には、低採算又は採算割れとなる可能性があります。 ③ 品質管理には万全を期しておりますが、想定外の不具合が生じた場合、損害賠償の発生やその後の事業活動への影響、販売先あるいはユーザーの信頼を喪失する可能性があります。 ④ 受託開発案件の一部について外部の協力会社に外注を行っておりますが、何らかの影響で外注体制に支障をきたした場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 このため、ISO9001及びCMMIに基づく開発プロセス管理、改善によりその品質・納期・コスト・リスク等プロジェクトの管理を徹底しております。また、経営陣と各部門の責任者が、適時リスクの高い案件への対応方針を協議し、決定しております。更に、売上後の追加原価の発生に備えて、プログラム保証引当金を計上しております。 (3)主要取引先との取引について 当社グループの主要取引先であるSCSK㈱、㈱大塚商会の最近2期間における当社グループ売上高に占める割合は、それぞれ2024年7月期(37.6%、22.1%)、2025年7月期(31.1%、20.0%)となっております。 現状では、両社との取引は安定的に推移しておりますが、今後両社の事業動向によっては、当社グループの経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 これらの対応策は、次のとおりであります。 ① 取引先に特化したサービスの提供と開発効率化を図ります。 ② 多種多様なニーズに応えるべく、技術者のマルチスキル化を図ります。 ③ 得意業種に特化した戦略の下、技術者のスペシャリストの育成を図ります。 (4)情報管理について 当社グループは、事業活動において、顧客の機密事項を取り扱う場合があります。現在まで、顧客の機密情報の流出による問題は発生しておりませんが、今後不測の事態により、顧客の機密情報や個人情報の漏洩に類する事態が生じた場合には、信用失墜や損害賠償により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 このため、当社グループでは、ISO27001(ISMS)(*4)の認証取得、プライバシーマークの付与認定取得による情報セキュリティ対策の強化に取り組んでおります。また、情報漏洩、不正アクセスの増加などの社会情勢及びテレワークに対応すべく、継続的に開発環境、製品サービス環境、設備などのセキュリティ強化、情報セキュリティ教育を実施しております。 *4.ISO27001 2005年に制定された情報セキュリティマネジメントシステムに関する国際標準規格。企業が自身の情報セキュリティを確保・維持するために、ルールに基づいたセキュリティレベルの設定やリスクアセスメントの実施等を継続的に運用する仕組みです。 (5)優秀な人材の確保と育成 当社グループにおいては、事業活動において顧客の高度で高品質のニーズに応えるべく、優秀な技術者の確保が必要なものと認識しております。また、情報サービス業界に関わる労働市場の逼迫により当社グループが必要とする優秀な人材が適時に確保できない場合、当社グループの経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 このため、当社グループでは、人材の育成と実務能力の向上を目的として、様々な教育制度を実施するとともに、パートナー政策により継続的に人材の確保を行っております。また、「Daiwa Computer 未来プロジェクト」(*5)の具現化により人財価値の向上に努めるとともに、当社グループ社員のキャリアプラン・教育全般を支援することを目的に2022年2月に「人材育成センター」を設置いたしました。そして、さらなる人材育成強化に向けて、次世代管理職/リーダー育成、及び職務階層別研修制度やジョブローテーション等の仕組みの構築に継続的に取り組んでおります。また、保有スキル、プロジェクト参画情報等の情報を一元管理し人材の育成、活用に取り組むことを目的に人材マネジメントシステムの導入を進めております。 *5.Daiwa Computer 未来プロジェクト 「設立50周年(それ以降)に向け、当社の持続可能なビジョンを次世代メンバーにより検討し、素案を策定すること」「ビジョン策定プロセスを通じて、ビジネスとマネジメントを学び、組織とのエンゲージメント(一体感)を高めること」を目標観とした当社の取組み。
経営成績の分析 (MD&A)5,078字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 経営成績等の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 (1)経営成績 当連結会計年度における我が国経済は、国内での経済活動の活発化によって、景気は緩やかな回復が期待される状況が続きました。一方でエネルギー価格の高止まりや金融資本市場の変動、地政学的リスクの変動による影響、また米国新政権による経済・外交政策の世界経済に与える影響に加え、国内では物価上昇の継続に対する懸念がありました。これにより、個人消費の抑制や、海外における社会・経済活動の停滞による企業収益への影響が増し、景気減速懸念が高まる状況にあります。 情報サービス産業においては、企業のIT投資意欲は幅広い業種にわたり、新しい戦略的で厳選されたIT需要や働き方改革・人手不足への対応やデジタル化による自動化・効率化・省力化等システム投資への需要は底堅く推移しました。 このような状況の中、当社グループは引き続き新分野や大型案件への受注活動にも注力しつつ、生産性の向上や業務の効率化を目指し、AIの活用に向けた取組みなど、更なる採算性の重視、品質の向上に努めてまいりました。 その結果、当社グループの当連結会計年度における経営成績は、次のとおりとなりました。 売上高は3,204百万円(前期比2.6%減)、売上総利益は1,052百万円(前期比0.7%減)、販売費及び一般管理費は481百万円(前期比2.7%減)、営業利益は571百万円(前期比1.2%増)となりました。投資有価証券売却益を26百万円計上したことにより営業外収益が53百万円、為替差損が4百万円であったことから営業外費用が5百万円となり、経常利益は619百万円(前期比3.1%増)となりました。税金等調整前当期純利益は、前期計上していた連結子会社である浅小井農園㈱の減損損失がなくなり619百万円(前期比13.8%増)となりました。税金費用は201百万円(前期比0.1%減)となり、その結果、親会社株主に帰属する当期純利益は417百万円(前期比22.0%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、以下のとおりであります。 (ソフトウェア開発関連事業) 対前期比では、中小規模の受託開発案件の比率が高かった前期に対して、当連結会計年度においては、今後の受託開発案件を見込んだ、高い技術力が求められる支援型の案件に顧客のニーズがシフトしたことにより、売上高は2,397百万円(前期比5.1%減)となりました。一方、外注費の減少により売上原価が低減したことから、営業利益は457百万円(前期比3.5%増)となりました。 (サービスインテグレーション事業) ASPサービスは新規契約の伸びが鈍化していることにより、売上高は580百万円(前期比4.8%減)となり、営業利益は130百万円(前期比20.7%減)となりました。 (その他事業) ハードウェアなどのシステム販売が好調であり、農業関連は堅調に推移した事から、売上高は232百万円(前期比42.8%増)となり、営業損失は15百万円(前期は営業損失38百万円)となりました。 (2)キャッシュ・フロー 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ75百万円増加し、3,750百万円となりました。各キャッシュ・フローの増減状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、増加した資金は277百万円(前期は593百万円の収入)となりました。 これは主に、税金等調整前当期純利益619百万円、減価償却費35百万円、売上債権の増加による資金の減少73百万円、法人税等の支払額231百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、減少した資金は87百万円(前期は79百万円の収入)となりました。 これは主に、投資有価証券の取得による支出83百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、減少した資金は109百万円(前期は76百万円の支出)となりました。 これは主に、長期借入金の返済による支出35百万円、配当金の支払額73百万円によるものであります。 (資本の財源及び資金の流動性に係る情報) ・資金需要の主な内容及び方針 当社グループは、適正な利益の確保と継続的な事業拡大を図るべく、中長期的な会社の経営戦略に基づき、各種設備、教育・人材育成等への投資を推進しております。サービスインテグレーション関連では、継続的なサービス機能の向上に加え、サーバー等インフラの強化、認知度向上のためのマーケティングへの投資も行っております。RFID(電子タグ)関連では、各種ソリューションとの組み合わせによる、対応分野の拡大、様々なセンシング技術との連携を図りIoT分野への参入に向けてのシステム投資を行っております。さらに、農業に関する活動においては、農業生産設備の維持管理、自営農場での生産活動・実証事業による関連技術の実用化に向けた新分野への投資や大学との共同研究も重要視しております。 ・資金調達 これらの資金需要につきましては、基本的には営業活動によるキャッシュ・フローを源泉とする自己資金にて対応する考えでありますが、必要に応じて、金融機関からの借入等により対応する所存であります。資金の調達に関しては主要な取引金融機関とは良好な関係を維持しております。 なお、当社グループの2025年7月末時点における銀行借入等を通じた有利子負債が44百万円であるのに対し、現金及び現金同等物は3,750百万円と有利子負債を大きく上回り、強固な財務基盤を実現しております。 ・株主還元に関する考え方 株主還元については、財務状況、収益動向、また将来の事業投資に備えての内部留保などを総合的に勘案した上で、成長を続ける当社グループのキャッシュ・フローを、企業価値の向上とその水準の維持を図ることに最大限活用し、業績拡大に応じた配当の増額を図りたいと考えております。 (参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移 第45期   第46期   第47期   第48期   第49期 2021年7月期   2022年7月期   2023年7月期   2024年7月期   2025年7月期 自己資本比率(%)   82.5   84.0   83.1   83.3   86.0 時価ベースの自己資本比率(%)   78.9   73.9   63.5   70.6   70.9 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   0.1   0.1   0.3   0.1   0.2 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   427.2   316.2   358.6   582.9   2,300.6 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い (注1)いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 (注2)株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。 (注3)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。 (注4)有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としております。 (3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、見積りが必要となる事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っておりますが、これらの見積りに基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 当社グループの連結財務諸表の作成に用いた重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載しております。 生産、受注及び販売の実績 (1)生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年8月1日 至 2025年7月31日)   前期比(%) ソフトウェア開発関連事業(千円)   1,616,003   91.1 サービスインテグレーション事業 (千円)   286,500   104.1 その他(千円)   93,314   106.2 合計(千円)   1,995,818   93.4 (注)金額は製造原価によっております。 (2)受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年8月1日 至 2025年7月31日) 受注高   前期比(%)   受注残高   前期比(%) ソフトウェア開発関連事業(千円)   2,262,976   87.1   531,485   79.8 サービスインテグレーション事業 (千円)   497,394   102.4   130,078   111.8 その他(千円)   127,153   141.5   7,229   30.9 合計(千円)   2,887,523   90.9   668,793   83.0 (3)販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年8月1日 至 2025年7月31日)   前期比(%) ソフトウェア開発関連事業(千円)   2,397,518   94.9 サービスインテグレーション事業 (千円)   580,386   95.2 その他(千円)   226,858   145.6 合計(千円)   3,204,763   97.4 (注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2023年8月1日 至 2024年7月31日)   当連結会計年度 (自 2024年8月1日 至 2025年7月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) SCSK㈱   1,236,918   37.6   997,349   31.1 ㈱大塚商会   727,514   22.1   640,861   20.0 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)財政状態の分析 ① 資産 当連結会計年度末の資産合計は6,241百万円となり、前連結会計年度末に比べ120百万円の増加となりました。 これは主に、投資有価証券が33百万円減少したものの、現金及び預金が75百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が72百万円それぞれ増加したことによるものであります。 ② 負債 当連結会計年度末の負債合計は876百万円となり、前連結会計年度末に比べ143百万円の減少となりました。 これは主に、借入金が35百万円、未払法人税等が40百万円、賞与引当金が29百万円それぞれ減少したことによるものであります。 ③ 純資産 当連結会計年度末の純資産合計は5,365百万円となり、前連結会計年度末に比べ264百万円の増加となりました。 これは主に、利益剰余金が、親会社株主に帰属する当期純利益417百万円の計上により増加したものの、剰余金の配当により73百万円減少し、その他有価証券評価差額金が79百万円減少したことによるものであります。 (2)経営成績の分析 「経営成績等の概要 (1)経営成績」をご参照下さい。 (3)キャッシュ・フローの状況 「経営成績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」をご参照下さい。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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