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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

高知銀行

THE BANK OF KOCHI,LTD8416 · Standard · 銀行業

高知県地盤の地方銀行。預金・貸出を軸に、リースやクレジットカード等の金融サービスを提供。

概要

高知銀行は、高知県を主たる営業基盤とする地方銀行である。1930年に高知無尽株式会社として創業、1989年に普通銀行へ転換し現商号となった。預金・貸出・為替などの銀行業務を中核に、リース、クレジットカード、地域商社などの子会社を通じて金融サービスを提供する。2026年3月期の連結経常収益は284億円、純利益は6億円、総資産は1兆1,566億円。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

預貸業務を軸とする収益構造

高知銀行の収益の中心は預金と貸出から生じる資金運用収支である。2026年3月期の資金運用収支は130億14百万円で、国内業務部門が122億42百万円、国際業務部門が7億72百万円を占める。貸出金残高は7,326億円、預金等残高は1兆107億円。預金利息や国債売却損の増加で資金調達費用が前年比で大きく増加したが、貸出金利息の増加でカバーした。役務取引等収支は12億35百万円と、コンサルティング業務の強化に取り組む。その他業務収支は△24億2百万円で、金利上昇に伴う評価損が響いている。

高知県を基盤とする地域密着型営業

営業基盤は高知県内が中心で、本店を高知市堺町に置く。県内に加えて大阪支店(1965年開設)、東京支店(1974年開設)を擁し、県外への資金調達・事業展開も行う。高知県経済は公共投資横ばい、生産に弱さも見られるが、設備投資は持ち直し、個人消費は堅調、雇用所得環境も改善している。同行はこうした地域経済の動向に密着し、事業者向けコンサルティングやマッチングを強化する。2022年12月には非連結子会社として株式会社地域商社こうちを設立し、地域産品のブランディングや販路開拓を支援する。

グループ子会社による多角化

高知銀行グループは連結子会社4社と非連結子会社で構成される。銀行本体に加え、オーシャンリース株式会社がリース業務(2026年3月期の経常収益63億27百万円)、株式会社高知カードがクレジットカード業務(同3億89百万円)を担う。また、株式会社高銀ビジネスは店舗警備・現金整理・物品販売などの銀行付随業務、こうぎん地域協働投資事業有限責任組合は投資業務を行う。2022年設立の地域商社こうちは非連結子会社で、地域商社業務として産品の企画開発・販路開拓を手掛ける。これらにより、金融サービスと地域密着型の非金融サービスを組み合わせている。

業界の中での役割は地域密着型の銀行グループにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
284億円
経常利益
14億円
利益率
4.9%
純利益
6億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01法人・個人主力

当行が預金業務、貸出業務、為替業務等を提供しております。地域に密着した営業活動を展開し、高知県内の個人・法人向けに金融サービスを提供しております。

主な製品・サービス3
預金
普通預金、定期預金などの預金商品。
貸出
事業性融資、住宅ローンなどの融資商品。
為替
送金、振込などの為替サービス。

02リース業界準主力

オーシャンリース株式会社がリース業務を行っております。動産・不動産のリースを通じて、企業の設備投資を支援しております。

主な製品・サービス1
リースサービス
各種設備・機器のリース。

03クレジットカード業界準主力

株式会社高知カードがクレジットカード業務と信用保証業務を行っております。個人向けにキャッシュレス決済サービスを提供しております。

主な製品・サービス2
クレジットカード
ショッピングやキャッシングが可能なカード。
信用保証
ローン契約の保証サービス。

04地域商社副次

株式会社地域商社こうちが地域産品のブランディング、企画開発・販路開拓支援等を行っております。地域の特産品を活用した商品開発や販路拡大を支援しております。

主な製品・サービス1
地域産品企画・販売
地域産品のブランディングと販路開拓支援。

製品と技術

預金・貸出・為替の銀行業務

高知銀行の中核業務は、預金の受け入れ、貸出、内国為替および外国為替である。預金は個人預金、法人預金、公金預金を幅広く扱い、2026年3月期の預金等残高は1兆107億円。貸出金残高は7,326億円で、運輸業・郵便業、個人、不動産業などへの融資が増加する一方、製造業や卸売業が減少した。外国為替業務は1976年に開始し、国際業務部門の資金運用収支は772百万円。2025年度は金利上昇を背景に貸出金利息が増加したが、預金利息の増加で資金利益は計画を下回った。

オーシャンリースによるリース業務

連結子会社オーシャンリース株式会社(1974年設立)がリース業務を展開する。2026年3月期のリース業務の経常収益は63億27百万円、経常費用60億80百万円でセグメント利益2億46百万円。資産は124億94百万円。主に企業向けの機械設備・車両等のリースを提供し、銀行本体の取引先とのクロスセルも行う。収益は前年比で増加しており、グループ収益の一角を占める。

高知カードと地域商社こうち

クレジットカード業務は、1979年に設立された株式会社高知ジェーシービーを前身とする株式会社高知カードが担う。2000年に高知カードへ商号変更。2026年3月期の経常収益は3億89百万円、セグメント利益13百万円。信用保証業務も行い、カード会員への融資保証を提供する。地域商社業務は2022年設立の非連結子会社・株式会社地域商社こうちが担当。地域産品のブランディングや企画開発、販路開拓を支援し、銀行の地域密着戦略を補完する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

銀行業のなかでの位置

地銀中堅、内需偏重で収益基盤脆弱

高知銀行は高知県を地盤とする第二地方銀行で、預貸率は高いが貸出金利回りが低位。同行の事業領域は四国圏に限定されており、いよぎんホールディングスやちゅうぎんフィナンシャルグループのような広域展開や規模の経済を享受できていない。近年はIFRS導入やデジタル化対応で収益改善を図るが、人口減少と低金利環境下で本業の利ザヤ縮小が続く。自己資本比率は健全性を保つものの、収益源が貸出金に偏重し、手数料収入や有価証券運用の拡大が課題。

強み

  • 高知県内に広範な店舗網を有し、地元企業・個人との強固なリレーションを構築
  • 預金に対する貸出比率が高く、資金効率が良い。地域資金需給を的確に捉える
  • 地元顧客からの安定的な預金を確保し、流動性リスクが低い
  • リスク資産に対する自己資本の比率が適正で、経営の安定性を確保

課題

  • 収益の大部分を貸出金利息に依存し、金利変動や貸出減少の影響を受けやすい
  • 地元の人口減少で資金需要が縮小し、貸出先の拡大に限界がある
  • 他行と比べDX投資が遅れており、非対面サービスの拡充が急務

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

銀行業の時価総額近傍。太字が高知銀行

時価総額で並べると、掲載7社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18349東北銀行158億円15.9倍
27161じもとホールディングス156億円6.5倍
38563大東銀行146億円8.7倍
48562福島銀行134億円18.2倍
58365富山銀行127億円11.8倍
68416高知銀行119億円24.6倍
77150島根銀行45億円31.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 26件

無尽会社から相互銀行へ(1930〜1951)

1930年1月、高知無尽株式会社として設立された。無尽会社は相互扶助の金融機関であり、地域の小口資金需要に応える役割を担った。1951年10月、相互銀行法の施行に伴い、株式会社高知相互銀行に商号変更。相互銀行は預金・貸出・為替の業務を営み、中小企業金融に特化した。この転換により、普通銀行に準じた業務が可能となり、営業基盤を拡大する準備が整った。

店舗網拡大とオンライン化(1960〜1975)

1960年10月、高知市堺町に現本社社屋が完成し本店を移転。1965年7月には大阪支店を開設し、県外への営業エリアを拡大した。1972年5月には高知市本町に事務センターを完成させ、事務処理能力を向上。1975年7月にはオンラインシステムを稼働開始し、預金・為替の即時処理が可能となった。同年10月には東京事務所を設置し、首都圏での情報収集・営業拠点とした。この時期に店舗網と情報基盤の骨格が形成された。

普通銀行転換と商号変更(1989年)

1989年2月、相互銀行から普通銀行に転換し、商号を株式会社高知銀行に変更。これにより、従来の相互銀行に比べて業務範囲が拡大し、為替・融資の多様化が進んだ。同年8月には株式会社高銀ファイナンスを設立し、リース・ファイナンス事業を強化。1990年代には海外コルレス業務(1986年開始)や外国為替業務(1976年開始)を本格化し、国際業務にも進出した。普通銀行への転換は、地域金融機関としての成長の転機となった。

上場と市場変更(2006〜2022)

2006年3月、東京証券取引所市場第二部に株式を上場。2013年11月には市場第一部に銘柄指定され、流動性と知名度が向上した。2022年4月、東証の市場区分見直しに伴い、スタンダード市場へ移行。上場後も預貸金の拡大を進めたが、低金利環境下で収益は伸び悩み、2021年3月期の純利益は9億円と低水準となった。公的資金の前倒し償還を行い、財務体質を強化した。

子会社再編と新事業(2003〜2022)

2000年代に入り、グループの再編が進められた。2003年4月、株式会社高銀ファイナンスを清算。2004年4月には株式会社高財社と株式会社高銀ビジネスが合併(存続会社は高銀ビジネス)、同年10月には株式会社高銀システムサービスと高銀ビジネスが合併し、グループの効率化を図った。2000年12月には高知ジェーシービーが高知カードに商号変更。2016年4月にはこうぎん地域協働投資事業有限責任組合を設立し、地域投資を開始。2022年12月には地域商社こうちを設立し、地域商社業務に参入した。

中期経営計画とDX推進(2024年〜)

2024年4月から3カ年の中期経営計画『地域とこうぎんの「みらい」 第Ⅰ期:展望の共有』を開始。基本方針として、地域の事業者の「人・事業・財」の調和と住民のウェルビーイング向上を掲げる。ソリューション提供・イノベーション推進室や資産運用センターを設置し、コンサルティング機能を強化。DX戦略として、スマートフォンアプリの機能拡充や無通帳口座の拡大、ATM網の再構築を進める。また、人事制度改革により専門人材の育成を図る。2025年度実績では、ウェルビーイング関連指標は順調だが、でんさい契約先数や渉外活動時間に改善余地がある。

年表26件を開く

1930年代

  • 1930年1月創業高知無尽株式会社設立

1950年代

  • 1951年10月商号変更株式会社高知相互銀行に商号変更

1960年代

  • 1960年10月高知市堺町に現本社社屋完成、本店移転
  • 1965年7月大阪支店開設

1970年代

  • 1972年5月高知市本町に事務センター完成
  • 1973年12月創業株式会社高財社設立
  • 1974年4月東京支店開設
  • 1974年10月創業オーシャンリース株式会社設立
  • 1975年7月オンライン稼働開始
  • 1975年10月東京事務所設置
  • 1976年3月外国為替業務開始
  • 1979年8月創業株式会社高銀ビジネス設立

1980年代

  • 1986年10月海外コルレス業務開始
  • 1987年8月創業株式会社高知ジェーシービー設立
  • 1989年2月商号変更普通銀行に転換し株式会社高知銀行に商号変更
  • 1989年8月創業株式会社高銀ファイナンス設立

1990年代

  • 1997年4月創業株式会社高銀システムサービス設立

2000年代

  • 2000年12月商号変更株式会社高知ジェーシービーは、株式会社高知カードに商号変更
  • 2003年4月株式会社高銀ファイナンス清算登記完了
  • 2004年4月M&A株式会社高財社と株式会社高銀ビジネスが合併(存続会社:株式会社高銀ビジネス)
  • 2004年10月M&A株式会社高銀システムサービスと株式会社高銀ビジネスが合併(存続会社:株式会社高銀ビジネス)
  • 2006年3月上場東京証券取引所市場第二部に上場

2010年代

  • 2013年11月東京証券取引所市場第一部に銘柄指定
  • 2016年4月創業こうぎん地域協働投資事業有限責任組合設立

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所スタンダード市場へ移行
  • 2022年12月創業株式会社地域商社こうち設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    ソリューション提供体制の強化

    イノベーション推進室にテーマ・業種別の専門担当者を置き、営業店と連携してコンサルティングやマッチング、セミナーを実施する。

  2. 02

    オーダーメイド型資産運用提案

    資産運用センターに専門担当者を配置し、法人・個人向けに事業計画やライフプランに基づく資産運用提案を実施する。

  3. 03

    DXによる顧客体験再設計と効率化

    店舗網の見直しや行員再配置で対面コンサルを強化。スマホアプリや無通帳口座の拡大、ATM網再構築、事務のデジタル化・効率化を進める。

  4. 04

    人的資本経営に基づく人事制度改革

    多様な専門スキルに対応できる組織のフラット化と人事制度改定により、行員の成長可能性を拡大する。

  5. 05

    金融市場運用・顧客サービス強化

    預貸金を含むALMを見直し、市場部門の運用領域を拡大してポートフォリオ最適化を促進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で724人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は577万円で、9期前と比べて+9.3%平均年齢は40.0歳、平均勤続年数は16.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2017年3月911
2018年3月890
2019年3月52840.617.7865
2020年3月52440.617.7835
2021年3月54140.817.8802
2022年3月54241.018.0770
2023年3月54141.017.8746
2024年3月57040.917.5726
2025年3月58940.717.1721
2026年3月57740.016.4724

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率29.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)70.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 4 / 海外 0、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
157億円
117億円
銀行業 — 高知県高知市4,737百万円
銀行業 — 高知県高知市 ほか2,136百万円
銀行業 — 高知県高知市1,343百万円
銀行業 — 愛媛県松山市435百万円
銀行業 — 高知県宿毛市368百万円
銀行業 — 高知県南国市313百万円
銀行業 — 愛媛県今治市268百万円
リース業 — 高知県高知市266百万円
ほか32件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社高銀ビジネス
    高知県 高知市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    こうぎん地域協働投資事業有限責任組合
    高知県 高知市 · 連結子会社
  • 国内
    オーシャンリース株式会社
    高知県 高知市 · 連結子会社
    議決権45.0%
  • 国内
    株式会社高知カード
    高知県 高知市 · 連結子会社
    議決権42.5%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    令和3年度地域雇用創造利子補給金(戦略産業雇用創造プロジェクト)
    厚生労働省 · 2021-07-05
    193万円
  • 補助金
    令和3年度地域雇用創造利子補給金(地域活性化雇用創造プロジェクト)
    厚生労働省 · 2021-07-28
    39万円
  • 補助金
    令和4年度地域雇用創造利子補給金(地域活性化雇用創造プロジェクト)
    厚生労働省 · 2022-07-26
    25万円
  • 補助金
    令和3年度地域雇用創造利子補給金(地域活性化雇用創造プロジェクト)
    厚生労働省 · 2021-07-28
    23万円
  • 補助金
    令和3年度地域雇用創造利子補給金(戦略産業雇用創造プロジェクト)
    厚生労働省 · 2021-07-05
    18万円
  • 補助金
    令和3年度地域雇用創造利子補給金(地域活性化雇用創造プロジェクト)
    厚生労働省 · 2021-07-28
    18万円
  • 補助金
    令和3年度地域雇用創造利子補給金(地域活性化雇用創造プロジェクト)
    厚生労働省 · 2021-07-28
    13万円
  • 補助金
    令和4年度地域雇用創造利子補給金(地域活性化雇用創造プロジェクト)
    厚生労働省 · 2022-07-26
    12万円
  • 補助金
    令和4年度地域雇用創造利子補給金(地域活性化雇用創造プロジェクト)
    厚生労働省 · 2022-07-26
    3万円
  • 補助金
    令和3年度地域雇用創造利子補給金(戦略産業雇用創造プロジェクト)
    厚生労働省 · 2021-07-05
    3万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は284億円経常利益14億円前期と比べると増収増益で、売上が+20.9%、利益が+16.7%。

売上高
+20.9%
284億円
経常利益
+16.7%
14億円
純利益
-33.3%
6億円
利益率
4.9%
前期比 -0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高284億円
純利益6億円6億円
1株あたり配当¥25¥25

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、経常収益は78億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+32.2%。

対象期間経常収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q631
2024年1Q592
2024年2Q556
2024年3Q599
2024年4Q57−4
2025年2Q12310
2025年4Q112−1
2026年2Q1362
2026年4Q1484
2027年1Q78−5

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、経常収益は263億円から284億円へ1.1倍に増えた。経常利益率は9.9%から4.9%になった。経常収益は2期連続で増加。

決算期経常収益億円経常利益億円経常利益率%純利益億円
2013年3月263269.921
2014年3月2553915.332
2015年3月2595320.539
こうぎん地域協働投資事業有限責任組合設立
2016年3月2513614.330
2017年3月2423213.222
2018年3月2363012.717
2019年3月232198.210
2020年3月2302611.314
2021年3月229167.09
株式会社地域商社こうち設立
2022年3月2212310.416
2023年3月2312611.316
2024年3月230208.713
2025年3月235125.19
2026年3月284144.96

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。

利益の構造

2026年3月期

経常収益284億円のうち、経常利益として残るのは14億円4.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は6億円、売上の2.1%にあたる。

経常収益を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金95.1%270億円
  • 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.9%14億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

経常利益率
4.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比12.4pt
2.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.7pt
1.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが229億円、投資CFが−189億円で、差し引きのフリーCFは40億円期末の手元現金は980億円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円現金残高億円
2013年3月6137−50290
2014年3月239−223−5302
2015年3月178−13−5462
2016年3月−10−20−5427
2017年3月269−74−5617
2018年3月192−41−5763
2019年3月−203103−4658
2020年3月182−30−4805
2021年3月805−5−41,601
2022年3月−34325−51,278
2023年3月−32061641,083
2024年3月−221−59−177626
2025年3月25963−4943
2026年3月229−189−3980

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1.2兆円。このうち返さなくてよい自己資本が495億円で、自己資本比率は4.0%(業種中央値4.9%より薄い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債兆円自己資本比率%
2013年3月0.975980.915.9
2014年3月1.016190.955.9
2015年3月1.056850.986.3
2016年3月1.067090.986.5
2017年3月1.097201.026.3
2018年3月1.117391.046.4
2019年3月1.107371.026.4
2020年3月1.126981.055.9
2021年3月1.247571.175.8
2022年3月1.217451.145.9
2023年3月1.197701.116.2
2024年3月1.146201.085.1
2025年3月1.155421.104.4
2026年3月1.164951.114.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
利益剰余金
308億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
1.1兆円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

銀行業 79社との比較

同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのは経常収益成長率79社中41位あたり、逆に低いのはROE79社中78位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
1.2%/中央値 5.9%
P25 4.8%P75 8.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
4.0%/中央値 4.9%
P25 3.9%P75 5.6%
経常収益成長率前期からの売上の伸び
20.9%/中央値 21.1%
P25 15.1%P75 26.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.1%/中央値 2.3%
P25 1.8%P75 2.7%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,161で、1年前と比べて+25.8%過去52週の値幅のなかでは51%の位置にある。

¥1,161-1.2%1ヶ月+3.4%1年+25.8%時価総額119億円
過去52週の値幅
安値¥820高値¥1,483

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)24.6倍
PER (会社予想)26.1倍
PBR0.26倍
配当利回り2.15%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月7日に1050円へ急落し、前日比-8.85%と大幅安。1カ月で-9.64%下落し、25日線1167.36円を-10%下回った。52週高値1483円からは約29%下落し、200日線1078.34円を下抜け。7月中旬から調整が続き、直近では100900株と出来高が急増。信用倍率はNULLで不明だが、需給悪化が鮮明で、RSI 36.23と中立圏を下回り、弱気シグナルが強まっている。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

高知銀行は、超低PBR(0.25倍)で株価は割安に見えるが、収益力が弱く成長性に乏しい。強気派は、地元シェアと安定預金基盤を評価し、金利上昇局面での貸出利ざや改善を期待。また、経営統合や再編の思惑も指摘。弱気派は、人口減少・低金利の逆風、不良債権リスク、ROE改善の難しさを挙げる。2026/3期には収益予想が減益であり、構造的な課題を示唆。

プラスに働く材料3
  • 割安株・再編期待

    PBR0.25倍と解散価値以下。再編時のプレミアム期待。

  • 金利上昇の恩恵

    日銀利上げで貸出金利が上昇すれば利ざや拡大。

  • 安定預金基盤

    高知県内で根強い顧客基盤、預金は堅調。

マイナスに働く材料3
  • 低収益・低成長

    ROE1.23%、自己資本利益率は極めて低い。

  • 人口減少の逆風

    高知県の人口減少で貸出需要が縮小傾向。

  • 不良債権リスク

    地域経済の低迷で貸倒引当金が増加する懸念。

次の決算で確かめる点
貸出金利回り
金利上昇の恩恵を測る。貸出利ざや改善の有無。
不良債権比率
地域企業の業績悪化が貸出資産に与える影響を把握。
ROE
株主資本利益率の改善がバリュエーションの鍵。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり25で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.15%。

年間配当
¥25
1株あたり
配当利回り
2.15%
いまの株価に対して
配当性向
65.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2513.2
2018年3月16−36.017.3
2019年3月2556.335.4
2020年3月250.023.6
2021年3月250.041.8
2022年3月250.018.8
2023年3月250.019.6
2024年3月250.024.8
2025年3月250.037.6
2026年3月250.065.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥25

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ5,399人。区分でいちばん多いのは事業法人44.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が50.6%を占め、残る49.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人29.130.130.533.238.844.2
個人・その他41.141.344.445.146.243.2
金融機関24.924.019.915.76.86.4
外国法人3.92.02.23.74.83.0
証券会社1.12.62.92.32.92.8
自己株式0.50.40.40.70.70.5
外国人個人0.00.00.00.00.50.4
政府・自治体0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01技研ホールディングス株式会社15.82
02高知銀行持株会4.30
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.65
04信和建設株式会社2.29
05株式会社ヨンキュウ2.03
06四国総合信用株式会社2.01
07株式会社技研製作所1.94
08DOSO株式会社1.32
09株式会社豊和銀行1.00
10損害保険ジャパン株式会社0.93

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+156%、1株純資産は14期で+818%。直近期のROEは1.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月184193.86.314.4
2014年3月294375.45.410.8
2015年3月375016.34.77.1
2016年3月285234.54.29.3
2017年3月1985,3233.26.613.2
2018年3月1545,5222.58.417.3
2019年3月775,4931.410.535.4
2020年3月1165,1062.05.523.6
2021年3月685,6761.312.441.8
2022年3月1405,5602.25.418.8
2023年3月1395,1302.24.919.6
2024年3月1125,1151.99.424.8
2025年3月734,3481.610.937.6
2026年3月473,8501.221.865.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額153百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
海治勝彦取締役会長 代表取締役666,000
河合祐子取締役頭取 代表取締役 営業本部長621,000
吉村卓浩常務取締役613,000
深見英治常務取締役622,000
寺川智文常務取締役602,000
石田惠美取締役59
衛藤公洋取締役64
松尾晋次取締役69
山田浩常勤監査役652,000
苅谷正人常勤監査役622,000
梅田昭彦監査役64

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円退職慰労百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)79197910715
社外取締役833334
監査役1131313

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容567字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当行及び当行の関係会社は、当行、当行の連結子会社4社及びその他非連結子会社で構成され、銀行業務を中心に、リース業務、クレジットカード業務などの金融サービス及び地域商社業務に係る事業を行っております。 当行及び当行の関係会社の事業に係わる位置づけは次のとおりであります。 [銀行業] 当行は本店ほか支店等において、預金業務、貸出業務、為替業務等を行っております。地域に密着した営業活動を展開しており、当行グループ(当行及び連結子会社)の中心となる業務であります。 また、連結子会社である株式会社高銀ビジネスにおいては店舗警備等業務、現金整理・物品販売等、銀行業務に付随した業務を行っております。連結子会社であるこうぎん地域協働投資事業有限責任組合は投資業務を行っております。 [リース業] 連結子会社であるオーシャンリース株式会社において、リース業務等を行っております。 [クレジットカード業] 連結子会社である株式会社高知カードにおいて、クレジットカード業務、信用保証業務を行っております。 [地域商社業務] 非連結子会社である株式会社地域商社こうちにおいて、地域産品のブランディング、企画開発・販路開拓支援等、地域商社業務を行っております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,333字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当行グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当行グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当行は、「熱意」「調和」「誠実」の経営理念のもと、2024年4月から3年間(2024年度~2026年度)を計画期間とする中期経営計画『地域とこうぎんの「みらい」 第Ⅰ期:展望の共有』をスタートさせております。中期経営計画の概要につきましては、以下のとおりであります。 地域とこうぎんの「みらい」 第Ⅰ期:展望の共有 わくわくする「みらい」へ ~地域と共に~ 当行は、2018年度から2026年度までの9年間を「こうぎん新創造」の計画期間とし、目指す姿「地域の価値向上に貢献する金融インフラ」を掲げて、中期経営計画第Ⅰ期「変革」、第Ⅱ期「進化」に取組んでまいりました。この間に、コロナ禍により社会・生活様式が様変わりし、金融政策が見直され、また、当行は公的資金を前倒しにて償還するなど、内外ともに環境や計画の前提条件が大きく変化しました。 こうした変化を受け、この度、中期経営計画のフェーズを刷新し、2024年度から2029年度を『地域とこうぎんの「みらい」』の計画期間とし、当初の3年間を第Ⅰ期「展望の共有」、次の3年間を第Ⅱ期「共に実現」との計画フェーズとして、ステークホルダーからの期待に応えるべく、経営スタイルの変革をより一層進めます。 (2)中期経営計画における基本方針と基本戦略 高知銀行を地域の「わくわく(=価値)」が集まる新世代ターミナルと見立て、地域の持続的な発展のために、地域の事業者さまの「人・事業・財」の調和と、地域で暮らす人々のウェルビーイングの向上を目指します。当行は「わくわく」を提供するための情報活用を充実させ、お客さま向けのサービスやコンサルティングを磨き上げていきます。 ソリューション提供・イノベーション推進室 ● 地域の事業者さまの商流をめぐる課題を解決するため、イノベーション推進室に特定のテーマ・業種ごとに専門担当者を置き、営業店の渉外担当者と連携を図りながらコンサルティング、マッチング、セミナー(行内外)などを実施。 資産運用センター ● お客さまの明るいみらいに向けた資産形成をサポートするため、資産運用センターに専門担当者を置き、法人・法人オーナー・個人の領域それぞれにつき、事業計画、ライフプランに基づくゴールを明らかにする、オーダーメイド型の資産運用提案を実施。 顧客体験再設計 × DX戦略① 内務適正配置、店舗網・渉外力、ミドルオフィスセンター ● 営業店における“face to face”のコンサルティングサービスを強化するために、店舗網の見直しや行員の再配置を行い、地域のみらいに向けた伴走型サービス提供を拡充。 顧客体験再設計 × DX戦略② 顧客DX、ATM ● 地域のお客さまの利便性向上のために、個人向けデジタルUIをBYOD*ファーストで設計。スマホアプリの機能や無通帳口座を拡大。他業態連携によりサービスを向上するとともに、ATM網の再構築を検討。 *Bring Your Own Device : お客さま自身の端末(スマートフォン、PC)で操作していただく ● 地域の事業者さまに当行ソリューションをご活用いただくため、事業者さま向けサービスをホームページに一覧化。 顧客体験再設計 × DX戦略③ 事務省力化、経費コントロール ● コンサルティング業務の充実を目的に、営業店の定型事務を削減し、現金、通帳、書類などの現物管理を中心とした事務オペレーションをデジタル化等により効率化。 BPR推進委員会と人事総務部が連携し、業務フローを抜本的に見直すことで経費管理を強化。また、機能・サービス内容を精査し、コストに見合った手数料体系を再構築。 人的資本経営に基づく人事制度改革 ● 地域のお客さまから厚い信頼を得られるバンカーへと成長するために人事制度を改定。さまざまな専門スキルを持つ人財に対応できるように組織をフラット化し、すべての行員の成長の可能性を拡大。 金融市場運用・顧客サービス強化 ● 金融市場環境が変化するなかで、預貸金を含めたALMを見直し。資金運用において市場部門が受け持つ領域を拡大し、運用ポートフォリオの最適化を促進。 (3)経営環境 2025年度(2025年4月1日から2026年3月31日)の日本経済は、アメリカの通商政策や中東情勢による影響がみられるなか、住宅建設は弱含んでおり、生産は横ばいの動きが継続したものの、個人消費は消費者マインドの改善もあって緩やかな持ち直しの動きがみられました。また、公共投資は底堅く推移し、設備投資は緩やかに持ち直しており、全体としては緩やかに回復しました。 当行の主要営業基盤である高知県の経済は、公共投資は横ばい圏内で推移し、生産は一部に弱さがみられたものの、設備投資は持ち直しの動きが継続しました。また、個人消費は堅調に推移し、雇用所得環境も改善しており、全体としては緩やかな持ち直しの動きとなりました。 〔 2025年度の実績 〕 当行では、中期経営計画における重要指標としてKPIおよびKGIを設定しております。2025年度の実績は以下のとおりであります。 KPIについては、ウェルビーイング関連指標を中心に概ね順調に推移したものの、でんさい契約先数や渉外活動時間等において改善の余地が認められました。 KGIについては、金利上昇を背景に貸出金および有価証券の運用収益は計画を上回りましたが、預金等の調達費用の増加により資金利益は計画を下回りました。また、コンサルティングを重視した営業活動の展開により役務取引等利益の拡大を図ったものの、計画は未達となりました。さらに、大口融資先の事業再生に伴う信用コストの増加により、当期純利益は計画を下回る結果となりました。 〔 2026年度計画 (KGI) の修正 〕 金利環境の変化に伴い収益構造が変化したことを踏まえ、収益拡大の主軸を平均残高の増加から利鞘(資金調達利回りと資金運用利回りの差)拡大へと見直したことによるものであります。 なお、現在、次期中期経営計画を策定中であり、2029年度の計画数値については、同計画の策定時に公表する予定であります。 (4)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題 地域においては、人口減少・少子高齢化の進行に加え、中東情勢の緊迫化に起因するエネルギー価格の上昇や、グローバルな不確実性の高まりの影響が顕在化しつつあります。また、インフレ率や金利の上昇、人手不足の常態化に加え、AI(人工知能)の活用進展による業務効率化の動きもみられます。 このような環境のもと、当行は経済動向を的確に把握し、地域経済および顧客への影響を踏まえた機動的な対応を図ってまいります。 2025年度の実績は、資金利益の伸び悩み、役務取引等利益の未達および信用コストの増加などが計画数値未達の主要因となっており、特に、金利環境の変化に対する収益構造の適応や、非金利収益の拡充、信用リスク管理の高度化が重要な課題であると認識しております。 これらを踏まえ、収益構造については金利環境の変化に対応し利鞘重視の運営への転換を図るとともに、機動的な資金運用・調達の高度化に取り組んでまいります。また、コンサルティング機能の強化による非金利収益の拡充および営業プロセスの見直しやDX・本部集中化による効率化を推進してまいります。 また、組織体制として、法人・個人それぞれの営業体制の再構築を進めるとともに、リスク統括機能の強化により適切なリスクテイクによる収益の拡大と、信用コストの抑制といった収益力の改善に取り組んでまいります。さらに、経営の透明性および監督機能の向上による経営基盤の安定化に努めるとともに、付加価値の高い金融サービスの提供を通じて地域社会の持続的発展に貢献してまいります。
事業等のリスク4,918字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、本有価証券報告書提出日現在において当行が判断したものであります。 当行及びグループ各社は、これらのリスク及び各社固有のリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存であります。 (特に重要なリスク) (1)信用リスクについて 当行は、個別債務者に対する厳正な与信審査・管理を行うことで個別債務者の信用リスクを管理するとともに、与信ポートフォリオ管理を行い信用リスクの分散にも留意しており、リスク管理部門はモニタリング結果を定期的にリスク管理委員会に報告しております。 また、円安の長期化や中東情勢等を起因とした原材料やエネルギーなどの価格高騰等による影響が、事業規模を問わず幅広い業種に出ることが予想されますが、当行は関係機関と緊密に連携し、取引先の資金繰り支援に全力を尽くすとともに、様々なソリューション提供を行うことで、取引先の事業を支援していきたいと考えています。 ① 不良債権について 貸出先の経営状況の変化や景気動向、とりわけ経営基盤としている高知県の景気動向によっては、当行の不良債権が増加する可能性があります。なお、当行は不良債権への対応を経営の主要課題と位置付け、その処理を進めておりますが、原材料価格の高騰の影響が深刻化した場合等で想定以上の処理費用が発生する可能性があります。 ② 貸倒引当金について 当行は、貸出先の状況、担保・保証の価値及び過去の貸倒実績率等に基づいて、貸倒引当金を計上しております。実際の貸倒れが貸倒引当金計上時点における見積り等と乖離し、貸倒引当金を超える可能性があるとともに、経済環境の悪化、担保価値の下落又はその他予期せぬ事由により設定した見積り等を変更せざるを得なくなり、貸倒引当金の積み増しが発生する可能性があります。 ③ 経営改善支援について 地域経済においては、雇用所得環境が改善し、個人消費の持ち直しが見られる一方で、円安等を起因とする原材料価格の高騰等の影響を受け困難な経営状況にある中小企業等の健全化に向け、当行は経営改善支援の取組を通じて、地域経済の活性化や発展に貢献していく必要があると認識しています。この認識のもと、経営改善支援を強化するため、必要に応じて外部専門家等とも連携し実現可能性の高い抜本的な経営改善計画の策定に向けたサポートを行うとともに、その計画を完遂することに重点を置いた支援活動を行っておりますが、経営改善・再建が奏功しない場合には、企業の倒産が新たに発生する可能性があります。 ④ 地元の経済状況について 当行は、本店を高知県におき、四国島内の他3県のほか、東京都、大阪府、岡山県で営業展開しておりますが、営業の主要な基盤は高知県であります。地元の高知県は、相対的に公共投資への依存度が他県に比べ高く、経済規模も小さいことから、日本経済はもとより、地元経済の悪化が当行の経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (2)市場リスクについて 当行は、下記の金利リスクや価格変動リスク等についてバリュー・アット・リスク(VaR)などによりリスク量を計量化し、リスク管理委員会で市場リスク量が自己資本の一定範囲に収まっていることを確認するとともに、市場リスクの適切なコントロールに努めております。 ① 金利リスクについて 資金運用手段である貸出金の貸出金利、債券投資等の利回り、資金調達手段である預金の金利は市場金利の動向の影響を受けております。これらの資金運用と資金調達との金額又は期間等のミスマッチが生じている状況において、予期せぬ金利変動が生じた場合、当行の経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ② 有価証券の価格変動リスクについて 当行は、資金の運用効率を高めるため、有価証券運用を重視しております。有価証券運用に当たっては年度毎に取締役会で方針を決定し、また運用ポジションの限度額やロスカットルールを半期毎に定め、厳格なリスク管理を行っております。これらの保有有価証券は、金利上昇等の市場の変動や発行体の信用状況の変化によって、価格が低下する可能性があります。また、大幅な価格下落が継続する場合には、保有有価証券に減損または評価損が発生し、当行の経営成績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (その他の重要なリスク) (1)流動性リスクについて 当行は、資金の大半を預金により調達しておりますが、予期せぬ預金の流出等によって、資金繰りに支障を来たし、あるいは通常よりも割高な金利での調達を余儀なくされることにより、損失を被る可能性があります。 流動性リスクの主管部である市場金融部においては資金繰り管理部門(キャッシュ・フロー管理)と流動性リスク管理部門(ALM管理)を分離することにより相互牽制機能を確保する体制としております。 (2)オペレーショナル・リスクについて 当行は、リスク顕現化の未然防止と発生時の影響を極小化することをオペレーショナル・リスク管理の基本方針としております。オペレーショナル・リスク統括管理部署の経営統括部、事務リスクの主管部の部店サポート部、システムリスクの主管部のITイノベーション部、法務リスクの主管部のコンプライアンス統括部、人的リスク・有形資産リスクの主管部の人事総務部が、リスクの状況についてモニタリングを行うとともに、業務運営部署を指導・監督しております。 ① 事務リスクについて 当行は、預金・為替・貸出などの銀行業務に加え、証券・保険などの業務も行っており、こうした業務毎に規程・事務取扱要領・マニュアル等を定め、事務の厳正化に努めておりますが、故意又は過失等による事務事故が発生し、損失を被る可能性があります。 ② システムリスクについて 当行は、コンピュータシステムの安全稼動に万全を期すとともに、外部からの不正アクセスや情報漏洩の防止等セキュリティ対策を講じておりますが、当行及び外部のコンピュータシステムに障害が発生した場合は、業務に制限が加わる可能性や当行の経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ③ 法務リスクについて 当行は、主に予防法務に重点を置き、弁護士等の専門家や部署間との連携を行いながら、リスクの極小化に努めておりますが、法令違反や不完全な契約締結といった法律上の問題を原因として、損失あるいはトラブル等が発生する可能性があります。 ④ 人的リスクについて 当行では、職員等に対する面談の実施や職員等の勤務時間、休暇取得状況などの確認を通じて、人事管理上のリスク発生の未然防止に努めております。 ⑤ 有形資産リスクについて 当行では、強盗や交通事故などによる被害に備えた訓練の実施、建物の耐震対策等の強化、必要なセキュリティ対策の導入など、適切な措置を講じることでリスクの管理と抑制に努めております。 ⑥ 風評リスクについて 当行は、「風評リスク発生時の緊急時対応計画(コンティンジェンシープランⅡ)」を制定し、風評リスク発生時に適切に対応策を講じるよう体制の整備を行っておりますが、銀行業界及び当行に対するネガティブな報道や悪質な風評が流布された場合には、その内容の正確性にかかわらず当行の業務運営に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3)自己資本比率について 当行は、海外営業拠点を有しておりませんので、単体及び連結自己資本比率を銀行法で定められている国内基準の4%以上に維持する必要があります。当行の自己資本比率が要求される水準を下回った場合には、金融庁長官から、業務の全部または一部の停止等を含む様々な命令を受けることになります。 十分な自己資本を確保するため、信用リスク、市場リスク、オペレーショナル・リスク等の各種リスク量と自己資本の相対比較、与信集中リスクや金利リスクが自己資本に与える影響度の分析、検討等を行っております。 (4)繰延税金資産について 当行は、税効果会計を適用し、繰延税金資産を計上しております。将来の課税所得見積額の変更等により、当行が繰延税金資産の一部または全部の回収が困難であると判断した場合、当行は繰延税金資産を取り崩すことになり、その結果、当行の経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (5)退職給付関係について 退職給付債務を計算する前提となる割引率等の基礎率の変更、退職給付水準の改定、ならびに年金資産の運用実績等の要因により、退職給付費用が増加する可能性があります。 (6)固定資産の減損会計について 2006年3月期から固定資産の減損に係る会計基準が適用されており、当行におきましても減損会計を適用しております。今後の事業年度においても、収益性の低下や地価の下落、使用範囲又は方法の変更等により、当行が所有する固定資産に減損損失が発生する可能性があり、それにより当行の経営成績は影響を受ける可能性があります。 (7)お客さま情報の管理について 当行は、業務の運営に際して、多数の個人情報をはじめとするお客さまの情報を取得し、利用しております。当行は、個人情報保護法に定められる個人情報取扱事業者として、当該法令に基づき個人情報の利用目的の公表又は通知、個人データの安全管理、本人からの保有個人データの開示請求、個人情報の苦情処理等の対応を行うなど、お客さま情報の管理体制を構築しておりますが、将来において、お客さま情報の漏洩等、法令に反した場合は、主務大臣からの勧告及び命令、罰則規定の適用を受けるほか、当行への損害賠償請求や信用の低下等により、経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (8)当行のビジネス戦略が奏功しないリスクについて 当行は、収益拡大を図るため、中小企業向け貸出及び個人向け貸出の増大や投資信託等の販売強化など、多様なビジネス戦略を実施しておりますが、様々な要因により想定した結果を得られない可能性があります。 (9)主要な事業の前提事項に関するリスクについて 当行は、銀行法第4条第1項の規定に基づき、銀行の免許を受け、銀行業を営んでおります。銀行業については、有効期間その他の期限は法令等で定められておりませんが、銀行法第26条及び同第27条にて、業務の停止等及び免許の取消等となる要件が定められており、これに該当した場合、業務の停止等及び免許の取消等が命じられます。 なお、現時点において、当行はこれらの事由に該当する事実はないと認識しております。しかしながら、将来、何らかの事由により免許の取消等があった場合には、当行の主要な事業活動に支障を来たすとともに、経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 また当行は、前記の銀行法をはじめとする各種規制及び法制度に基づいて業務を行っております。将来において、法令諸規則、会計制度及び税制等が変更された場合には、当行の業務運営や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (10)災害により損失を被るリスクについて 当行は、金融は経済活動を支える重要な社会インフラであると認識しており、災害等発生時における現金供給や資金決済などの金融機能を維持するため、業務継続計画(BCP)の策定、役職員の安否確認システムの導入、店舗等の耐震化、定期的な防災訓練の実施などの対策を講じております。 当行の主要な営業基盤である高知県を中心とした南海トラフ地震が発生した場合や台風などの自然災害の被害を受けた場合には、店舗の損壊等、被災による損害のほか、取引先の被災による信用リスクの上昇を通じて、当行の経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)15,027字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当行グループ(当行及び連結子会社)の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国の経済は、アメリカの通商政策や中東情勢による影響がみられるなか、住宅建設は弱含んでおり、生産は横ばいの動きが継続したものの、個人消費は消費者マインドの改善もあって緩やかに持ち直しの動きがみられました。また、公共投資は底堅く推移し、設備投資は緩やかに持ち直しており、全体としては緩やかに回復しました。 当行の主要営業基盤である高知県の経済は、公共投資は横ばい圏内で推移し、生産は一部に弱さがみられたものの、設備投資は持ち直しの動きが継続しました。また、個人消費は堅調に推移し、生産は一部に弱さがみられたものの、設備投資は持ち直しの動きが継続しました。また、個人消費は堅調に推移し、雇用所得環境も改善しており、全体としては緩やかな持ち直しの動きとなりました。 このような情勢のもと、当連結会計年度における経営成績は、次のとおりとなりました。 譲渡性預金を含めた預金等は、一般法人預金は増加しましたが、公金預金、個人預金、金融機関預金が減少ししたことから、前連結会計年度末比209億円減少(2.02%減少)して、当連結会計年度末残高は1兆107億円となりました。一方、貸出金は、運輸業・郵便業、個人、不動産業・物品賃貸業等が増加しましたが、製造業、卸売業・小売業、各種サービス業等が減少したことから、前連結会計年度末比129億円減少(1.73%減少)して、当連結会計年度末残高は7,326億円となりました。また、有価証券は、社債が減少しましたが、その他の証券、株式等が増加したことから、前連結会計年度末比133億円増加(4.70%増加)して、当連結会計年度末残高は2,972億円となりました。 この結果、連結ベースにおける総資産は、前連結会計年度末比31億円増加(0.26%増加)して、当連結会計年度末残高は1兆1,566億円、負債は前連結会計年度末比77億円増加(0.70%増加)して、当連結会計年度末残高は1兆1,071億円、純資産は前連結会計年度末比46億円減少(8.64%減少)して、当連結会計年度末残高は494億円となりました。 損益面では、連結経常収益は、株式等売却益や貸出金利息等の増加により、前連結会計年度比48億99百万円増加して283億79百万円となりました。一方、連結経常費用は、預金利息や国債等債券売却損等の増加により、前連結会計年度比47億43百万円増加して269億98百万円となりました。この結果、連結経常利益は、前連結会計年度比1億55百万円増加して13億80百万円となりました。 特別損益、法人税等及び非支配株主に帰属する当期純利益を加減後の親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度比2億64百万円減少して5億96百万円となりました。 なお、セグメント情報における業績については、銀行業務での経常収益は前連結会計年度比39億71百万円増加して218億11百万円、経常費用は前連結会計年度比39億15百万円増加して206億88百万円、セグメント損益は前連結会計年度比55百万円増加して11億23百万円の利益、セグメント資産は前連結会計年度比37億58百万円増加して1兆1,463億54百万円、セグメント負債は前連結会計年度比86億66百万円増加して1兆1,027億12百万円となりました。 リース業務での経常収益は前連結会計年度比8億91百万円増加して63億27百万円、経常費用は前連結会計年度比7億94百万円増加して60億80百万円、セグメント損益は前連結会計年度比97百万円増加して2億46百万円の利益、セグメント資産は前連結会計年度比3億95百万円増加して124億94百万円、セグメント負債は前連結会計年度比1億57百万円増加して75億51百万円となりました。 クレジットカード業務での経常収益は前連結会計年度比14百万円増加して3億89百万円、経常費用は前連結会計年度比12百万円増加して3億76百万円、セグメント損益は前連結会計年度比1百万円増加して13百万円の利益、セグメント資産は前連結会計年度比9百万円減少して33億5百万円、セグメント負債は前連結会計年度比5百万円増加して21億23百万円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末比36億43百万円増加して、期末残高は979億50百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 借用金の増加等により228億93百万円となりました。(前連結会計年度比 29億67百万円減少) (投資活動によるキャッシュ・フロー) 有価証券の運用等により△189億7百万円となりました。(前連結会計年度比 251億86百万円減少) (財務活動によるキャッシュ・フロー) 自己株式の取得等により△3億42百万円となりました。(前連結会計年度比 71百万円増加) ③ 国内・国際業務部門別収支 当連結会計年度における資金運用収支は、前連結会計年度比37百万円増加して130億14百万円となりました。これは国内業務部門で同1億57百万円減少して122億42百万円、国際業務部門で同1億95百万円増加して7億72百万円となったことによるものであります。 役務取引等収支は、前連結会計年度比9百万円減少して12億35百万円となりました。これは国内業務部門で同8百万円減少して12億25百万円となったこと等によるものであります。 その他業務収支は、前連結会計年度比10億52百万円減少して△24億2百万円となりました。これは国内業務部門で同14億50百万円減少して△21億39百万円、国際業務部門で同3億98百万円増加して△2億62百万円となったことによるものであります。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 資金運用収支   前連結会計年度   12,400   576   12,976 当連結会計年度   12,242   772   13,014 うち資金運用収益   前連結会計年度   13,107   630   24 13,713 当連結会計年度   14,846   947   127 15,666 うち資金調達費用   前連結会計年度   707   54   24 736 当連結会計年度   2,604   175   127 2,652 役務取引等収支   前連結会計年度   1,234   10   1,244 当連結会計年度   1,225   9   1,235 うち役務取引等収益   前連結会計年度   2,635   16   2,652 当連結会計年度   2,686   16   2,703 うち役務取引等費用   前連結会計年度   1,401   5   1,407 当連結会計年度   1,460   7   1,467 その他業務収支   前連結会計年度   △689   △660   △1,349 当連結会計年度   △2,139   △262   △2,402 うちその他業務収益   前連結会計年度   6,003   0   6,003 当連結会計年度   6,329   -   6,329 うちその他業務費用   前連結会計年度   6,692   660   7,353 当連結会計年度   8,468   262   8,731 (注)1.国内業務部門は、当行及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は国際業務部門に含めております。 2.連結会社間の取引に係る収益・費用につきましては、相殺消去のうえ記載しております。 3.資金運用収益及び資金調達費用の合計欄の上段の計数は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。 4.資金調達費用は、金銭の信託運用見合費用(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度2百万円)を控除して表示しております。 ④ 国内・国際業務部門別資金運用/調達の状況 当連結会計年度における資金運用勘定の平均残高は、前連結会計年度比248億67百万円増加して1兆1,298億27百万円となりました。内訳は、国内業務部門で同230億88百万円増加して1兆1,259億36百万円、国際業務部門で同101億71百万円増加して478億42百万円であります。 資金運用利回りは前連結会計年度比0.14ポイント上昇して1.38%となりました。 一方、資金調達勘定の平均残高は、前連結会計年度比205億90百万円増加して1兆1,007億91百万円となりました。内訳は、国内業務部門で同188億37百万円増加して1兆969億8百万円、国際業務部門で同101億46百万円増加して478億34百万円であります。 資金調達利回りは、前連結会計年度比0.18ポイント上昇して0.24%となりました。 この結果、国内・国際業務部門合計で、受取利息は前連結会計年度比19億53百万円増加して156億66百万円、支払利息は同19億15百万円増加して26億52百万円となりました。 イ.国内業務部門 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   (35,559)   (24)   1.18 1,102,848   13,107 当連結会計年度   (43,951)   (127)   1.31 1,125,936   14,846 うち貸出金   前連結会計年度   726,112   9,723   1.33 当連結会計年度   730,244   10,776   1.47 うち有価証券   前連結会計年度   279,939   3,228   1.15 当連結会計年度   281,382   3,554   1.26 うち預け金   前連結会計年度   61,237   130   0.21 当連結会計年度   70,358   388   0.55 資金調達勘定   前連結会計年度   1,078,072   707   0.06 当連結会計年度   1,096,908   2,604   0.23 うち預金   前連結会計年度   1,017,054   626   0.06 当連結会計年度   1,013,851   2,159   0.21 うち譲渡性預金   前連結会計年度   11,853   19   0.16 当連結会計年度   23,369   154   0.66 うちコールマネー及び売渡手形   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち債券貸借取引受入担保金   前連結会計年度   2   0   0.25 当連結会計年度   731   5   0.74 うち借用金   前連結会計年度   50,225   61   0.12 当連結会計年度   59,953   286   0.47 (注)1.「国内業務部門」とは、当行及び連結子会社の円建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は、国内業務部門から除いております。 2.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、当行以外の子会社については、主として月末毎の残高に基づく平均残高を利用しております。 3.( )内は国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。 4.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度1,529百万円、当連結会計年度1,500百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度1,069百万円、当連結会計年度1,003百万円)及び利息(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度2百万円)をそれぞれ控除して表示しております。 5.連結会社間の取引に係る債権・債務及び収益・費用につきましては、相殺消去のうえ記載しております。 ロ.国際業務部門 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   37,671   630   1.67 当連結会計年度   47,842   947   1.98 うち貸出金   前連結会計年度   4,219   140   3.33 当連結会計年度   6,521   166   2.55 うち有価証券   前連結会計年度   31,662   481   1.51 当連結会計年度   39,578   773   1.95 うち預け金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - 資金調達勘定   前連結会計年度   (35,559)   (24)   0.14 37,688   54 当連結会計年度   (43,951)   (127)   0.36 47,834   175 うち預金   前連結会計年度   2,024   23   1.18 当連結会計年度   3,753   43   1.15 うち譲渡性預金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うちコールマネー及び売渡手形   前連結会計年度   99   5   5.24 当連結会計年度   117   4   3.87 うち債券貸借取引受入担保金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち借用金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - (注)1.「国際業務部門」とは、当行及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は、国際業務部門に含めております。 2.国際業務部門の外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方法)により算出しております。 3.( )内は国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。 4.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度3百万円、当連結会計年度6百万円)を、控除して表示しております。 5.連結会社間の取引に係る債権・債務及び収益・費用につきましては、相殺消去のうえ記載しております。 ハ.合計 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   1,104,960   13,713   1.24 当連結会計年度   1,129,827   15,666   1.38 うち貸出金   前連結会計年度   730,332   9,863   1.35 当連結会計年度   736,766   10,942   1.48 うち有価証券   前連結会計年度   311,601   3,709   1.19 当連結会計年度   320,960   4,327   1.34 うち預け金   前連結会計年度   61,237   130   0.21 当連結会計年度   70,358   388   0.55 資金調達勘定   前連結会計年度   1,080,201   736   0.06 当連結会計年度   1,100,791   2,652   0.24 うち預金   前連結会計年度   1,019,079   650   0.06 当連結会計年度   1,017,604   2,203   0.21 うち譲渡性預金   前連結会計年度   11,853   19   0.16 当連結会計年度   23,369   154   0.66 うちコールマネー及び売渡手形   前連結会計年度   99   5   5.24 当連結会計年度   117   4   3.87 うち債券貸借取引受入担保金   前連結会計年度   2   0   0.25 当連結会計年度   731   5   0.74 うち借用金   前連結会計年度   50,225   61   0.12 当連結会計年度   59,953   286   0.47 (注)1.国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息は相殺して記載しております。 2.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度1,532百万円、当連結会計年度1,506百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度1,069百万円、当連結会計年度1,003百万円)及び利息(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度2百万円)をそれぞれ控除して表示しております。 3.連結会社間の取引に係る債権・債務及び収益・費用につきましては、相殺消去のうえ記載しております。 ⑤ 国内・国際業務部門別役務取引の状況 当連結会計年度における役務取引等収益は、前連結会計年度比51百万円増加して27億3百万円となりました。これは、国内業務部門で同51百万円増加して26億86百万円となったこと等によるものであります。 一方、役務取引等費用は、前連結会計年度比60百万円増加して14億67百万円となりました。これは国内業務部門で同59百万円増加して14億60百万円となったこと等によるものであります。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 役務取引等収益   前連結会計年度   2,635   16   2,652 当連結会計年度   2,686   16   2,703 うち預金・貸出業務   前連結会計年度   614   -   614 当連結会計年度   689   -   689 うち為替業務   前連結会計年度   510   16   526 当連結会計年度   512   16   529 うち証券関連業務   前連結会計年度   581   -   581 当連結会計年度   573   -   573 うち代理業務   前連結会計年度   25   -   25 当連結会計年度   28   -   28 うち保護預り・貸金庫業務   前連結会計年度   6   -   6 当連結会計年度   6   -   6 うち保証業務   前連結会計年度   22   0   23 当連結会計年度   20   0   20 役務取引等費用   前連結会計年度   1,401   5   1,407 当連結会計年度   1,460   7   1,467 うち為替業務   前連結会計年度   43   5   49 当連結会計年度   45   7   52 (注)1.国内業務部門は、当行及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は、国際業務部門に含めております。 2.連結会社間の取引に係る収益・費用につきましては、相殺消去のうえ記載しております。 ⑥ 国内・国際業務部門別預金残高の状況 ○ 預金の種類別残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 預金合計   前連結会計年度   996,044   2,692   998,737 当連結会計年度   972,769   4,957   977,726 うち流動性預金   前連結会計年度   581,782   -   581,782 当連結会計年度   575,474   -   575,474 うち定期性預金   前連結会計年度   412,362   -   412,362 当連結会計年度   395,599   -   395,599 うちその他   前連結会計年度   1,899   2,692   4,591 当連結会計年度   1,695   4,957   6,652 譲渡性預金   前連結会計年度   32,900   -   32,900 当連結会計年度   33,000   -   33,000 総合計   前連結会計年度   1,028,944   2,692   1,031,637 当連結会計年度   1,005,769   4,957   1,010,726 (注)1.国内業務部門は、当行及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は、国際業務部門に含めております。 2.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金 3.定期性預金=定期預金+定期積金 4.連結会社間の取引に係る債権・債務につきましては、相殺消去のうえ記載しております。 ⑦ 貸出金残高の状況 イ.業種別貸出状況(末残・構成比) 業種別   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 国内(除く特別国際金融取引勘定分)   745,537   100.00   732,635   100.00 製造業   60,410   8.10   54,183   7.40 農業、林業   3,063   0.41   2,736   0.37 漁業   6,353   0.85   5,378   0.73 鉱業、採石業、砂利採取業   552   0.08   459   0.06 建設業   39,117   5.25   39,369   5.37 電気・ガス・熱供給・水道業   28,121   3.77   28,827   3.94 情報通信業   9,116   1.22   7,552   1.03 運輸業、郵便業   26,222   3.52   30,406   4.15 卸売業、小売業   89,339   11.98   84,059   11.47 金融業、保険業   63,301   8.49   59,049   8.06 不動産業、物品賃貸業   114,203   15.32   116,400   15.89 各種サービス業   106,599   14.30   102,001   13.92 地方公共団体   80,271   10.77   79,310   10.83 その他   118,863   15.94   122,899   16.78 特別国際金融取引勘定分   -   -   -   - 政府等   -   -   -   - 金融機関   -   -   -   - その他   -   -   -   - 合計   745,537   ――   732,635   ―― (注)「国内」とは当行及び国内子会社であります。 ロ.外国政府等向け債権残高(国別) 該当ありません。 ⑧ 国内・国際業務部門別有価証券の状況 ○ 有価証券残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 国債   前連結会計年度   21,972   -   21,972 当連結会計年度   24,589   -   24,589 地方債   前連結会計年度   2,938   -   2,938 当連結会計年度   6,445   -   6,445 社債   前連結会計年度   185,370   -   185,370 当連結会計年度   164,098   -   164,098 株式   前連結会計年度   17,449   -   17,449 当連結会計年度   22,840   -   22,840 その他の証券   前連結会計年度   26,185   29,999   56,185 当連結会計年度   30,880   48,412   79,293 合計   前連結会計年度   253,915   29,999   283,915 当連結会計年度   248,854   48,412   297,267 (注)1.国内業務部門は、当行及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は、国際業務部門に含めております。 2.「その他の証券」には、外国債券を含んでおります。 (自己資本比率の状況) (参考) 自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。 なお、当行は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を採用しております。 連結自己資本比率(国内基準) (単位:億円、%) 2026年3月31日 1.連結自己資本比率(2/3)   9.06 2.連結における自己資本の額   576 3.リスク・アセットの額   6,362 4.連結総所要自己資本額   254 単体自己資本比率(国内基準) (単位:億円、%) 2026年3月31日 1.自己資本比率(2/3)   8.83 2.単体における自己資本の額   551 3.リスク・アセットの額   6,235 4.単体総所要自己資本額   249 (資産の査定) (参考) 資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。 1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権 破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。 2.危険債権 危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権で破産更生債権及びこれらに準ずる債権に該当しないものをいう。 3.要管理債権 要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。 4.正常債権 正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。 資産の査定の額 債権の区分   2025年3月31日   2026年3月31日 金額(億円)   金額(億円) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   33   38 危険債権   262   261 要管理債権   6   8 正常債権   7,345   7,196 (生産、受注及び販売等の状況) (参考) 当行グループは銀行業が主体であり、業務の特殊性から該当する情報はありません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当行グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、本有価証券報告書提出日現在において当行グループが判断したものであり、将来に関する事項は不確実性を内在、あるいはリスクを含んでいるため、将来生じる実際の結果と大きく異なる可能性もありますのでご留意ください。 ① 財政状態 イ.資産の部 ○貸出金 貸出金は、金融仲介機能を発揮して地域中小企業の資金繰り支援に真摯に取り組んでまいりましたが、前連結会計年度末比129億円減少(1.73%減少)して、期末残高は7,326億円となりました。 業種別では、運輸業・郵便業、個人、不動産業・物品賃貸業等の増加もありましたが、製造業、卸売業・小売業、各種サービス業、金融業・保険業等で減少しました。 ・金融再生法開示債権及びリスク管理債権の状況 地域企業に対する再建支援を行うとともに、経営破綻した先については、債権売却等による不良債権のオフバランス化を進めた結果、金融再生法開示債権及びリスク管理債権は、前連結会計年度末に比べ5億円増加して312億円となりました。 (単位:百万円) 前連結会計年度末(A)   当連結会計年度末(B)   増減(B)-(A) 破産更生債権及び これらに準ずる債権   3,557   3,955   398 危険債権   26,491   26,382   △109 要管理債権   627   882   255 三月以上延滞債権額   -   32   32 貸出条件緩和債権   627   850   223 小計   30,677   31,220   543 正常債権   744,508   728,947   △15,561 合計   775,185   760,167   △15,018 ○有価証券 有価証券は、長期安定的な収益の確保を目指す運用に努めた結果、前連結会計年度末に比べ、133億円増加(4.70%増加)して、期末残高は2,972億円となりました。 ロ.負債の部 ○預金 預金は、一般法人預金は増加しましたが、公金預金、個人預金、金融機関預金が減少した結果、前連結会計年度末に比べ210億円減少(2.10%減少)して、期末残高は9,777億円となりました。 ハ.純資産の部 当連結会計年度末は、その他有価証券評価差額金が51億円減少したこと等により、純資産の部の合計は前連結会計年度末に比べ46億円減少(8.64%減少)して、494億円となりました。内訳では、資本金は154億円、資本剰余金は102億円、利益剰余金は308億円、その他有価証券評価差額金は△136億円となっております。 ・連結自己資本比率(国内基準) 自己資本額は、前連結会計年度末に比べ2億円増加して576億円となりました。 また、リスク・アセットは同14億円減少して6,362億円となりました。 この結果、連結自己資本比率(国内基準)は、前連結会計年度末に比べ0.06ポイント上昇して9.06%となりました。 ② 経営成績 当連結会計年度の連結経常収益は、株式等売却益や貸出金利息の増加等を主因に前連結会計年度に比べ48億99百万円増加して283億79百万円となりました。一方、連結経常費用は、預金利息や国債等債券売却損の増加等を主因に、同47億43百万円増加して269億98百万円となりました。この結果、連結経常利益は、同1億55百万円増加して13億80百万円となりました。これに特別損益、法人税等及び非支配株主に帰属する当期純利益を加減後の親会社株主に帰属する当期純利益は同2億64百万円減少して5億96百万円となりました。 資金運用収支は、前連結会計年度に比べ預金利息が増加しましたが、貸出金利息や有価証券利息配当金が増加したこと等により、37百万円増加して130億14百万円となりました。 役務取引等収支は、その他預貸金関連手数料やその他受入手数料等の役務取引等収益が増加しましたが、その他の支払手数料等の役務取引等費用も増加したことにより、同9百万円減少して12億35百万円となりました。 その他業務収支は、国債等債券損益の減少等により、同10億52百万円減少して△24億2百万円となりました。 営業経費は、人件費や物件費の減少により、同91百万円減少して117億78百万円となりました。 その他経常収支は、貸倒引当金繰入額等の増加を主因にその他経常費用が同14億79百万円増加しましたが、株式等売却益の増加を主因にその他経常収益が同25億69百万円増加したことにより、同10億89百万円増加して13億13百万円となりました。 ③ セグメントごとの財政状態及び経営成績 セグメント情報における業績については、銀行業務での経常収益は株式等売却益や貸出金利息の増加等により、前連結会計年度比39億71百万円増加して218億11百万円、経常費用は預金利息や国債等債券売却損の増加等により、前連結会計年度比39億15百万円増加して206億88百万円となりました。この結果、セグメント損益は前連結会計年度比55百万円増加して11億23百万円の利益となりました。セグメント資産はその他の証券の増加等により、前連結会計年度比37億58百万円増加して1兆1,463億54百万円、セグメント負債は借入金の増加等により、前連結会計年度比86億66百万円増加して1兆1,027億12百万円となりました。 リース業務での経常収益は割賦収入の増加等により、前連結会計年度比8億91百万円増加して63億27百万円、経常費用は割賦原価の増加等により、前連結会計年度比7億94百万円増加して60億80百万円となりました。この結果、セグメント損益は前連結会計年度比97百万円増加して2億46百万円の利益となりました。セグメント資産はリース投資資産の増加等により、前連結会計年度比3億95百万円増加して124億94百万円、セグメント負債は未払法人税等の増加等により、前連結会計年度比1億57百万円増加して75億51百万円となりました。 クレジットカード業務での経常収益は手数料収入の増加等により、前連結会計年度比14百万円増加して3億89百万円、経常費用は営業経費の増加等により、前連結会計年度比12百万円増加して3億76百万円となりました。この結果、セグメント損益は前連結会計年度比1百万円増加して13百万円の利益となりました。セグメント資産は投資有価証券の減少等により、前連結会計年度比9百万円減少して33億5百万円、セグメント負債は未払金の増加等により、前連結会計年度比5百万円増加して21億23百万円となりました。 ④ 経営目標の達成状況(単体) 中期経営計画(2024年4月~2027年3月)の主要計数目標及び達成状況につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)経営環境」をご参照ください。 ⑤ 資本の財源及び資金の流動性 当行グループの中核事業は銀行業であることから、資金調達手段は主に預金であり、資金運用手段は主に貸出金、有価証券であります。当連結会計年度の現金及び現金同等物の期首残高は943億6百万円でありました。営業活動によるキャッシュ・フローは借用金や資金運用による収入の増加等により228億93百万円、投資活動によるキャッシュ・フローは有価証券の運用等により△189億7百万円、財務活動によるキャッシュ・フローは配当金の支払等により△3億42百万円となったことから、期中現金及び現金同等物は36億43百万円増加して、期末残高は979億50百万円となっております。 なお、資本的支出や株主還元等は、自己資金で対応する予定です。 ⑥ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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