概要
大東銀行は、福島県郡山市に本店を置く第二地方銀行である。1942年に郡山無尽・会津勧業無尽・磐城無尽の3社が合併して大東無尽として発足し、1951年に相互銀行、1989年に普通銀行へ転換した。2026年3月期の経常収益は155億円、預金残高8,310億円、貸出金残高6,990億円、従業員数413名。東京証券取引所スタンダード市場に上場し、クレジットカード・リース・信用保証の子会社を持つ地域金融グループである。
銀行業務を中核とする三つの事業セグメント
大東銀行グループは、銀行業務、リース業務、その他(クレジットカード・信用保証)の三つの報告セグメントで構成される。2026年3月期の経常収益のうち銀行業務が141億77百万円と約91%を占め、リース業務が10億76百万円、その他が3億4百万円である。銀行業務では、本店と56店舗の支店網を通じて預金・貸出・有価証券投資・内国為替・投資信託・保険商品の窓販を提供。リース業務は連結子会社の大東リースがファイナンス・リース等を手掛け、その他では大東クレジットサービスがクレジットカード与信・決済代行を、大東信用保証(現・大東リースに合併)が住宅ローン等の信用保証を担う。
福島県に依存する営業基盤と預貸金動向
大東銀行の主たる営業基盤は福島県である。同行の有価証券報告書は、地域経済について設備投資に緩やかな回復がある一方、個人消費や住宅投資に弱さが残ると指摘する。2026年3月期の預金(譲渡性預金含む)は前年比266億円増の8,310億円、貸出金は同328億円増の6,990億円。個人預金と法人預金、事業者向け貸出・個人向け貸出の増加が寄与した。預り資産は1,392億円と前年比84億円増加したが、有価証券は同96億円減の1,202億円となった。地域密着型の営業を掲げ、資金運用収益の拡大を図っている。
収益構造と自己資本比率目標を持つ中期計画
大東銀行は2023年4月から第6次中期経営計画(3カ年)を推進し、2026年4月から第7次中期経営計画を開始した。第6次計画ではROE3.5%以上、単体当期純利益12億円以上を掲げ、2025年度実績はROE5.64%、純利益16.4億円と目標を達成。第7次計画では最終年度にROE5.0%以上、純利益16億円以上、実勢コア業務純益35億円以上、連結自己資本比率11%程度を目標とする。経常収益は2026年3月期に155億円と前年比22億円増加し、経常利益24億円、親会社株主帰属当期純利益16億円と拡大している。
連結子会社2社による補完事業
大東銀行の連結子会社は、大東クレジットサービス(旧大東ミリオンカードと大東カードが合併)と大東リース(旧大東信用保証と大東リースが合併)の2社である。いずれも非上場で、銀行業務を補完する役割を担う。大東クレジットサービスはクレジットカード業務と信用保証業務を行い、大東リースはファイナンス・リースを提供する。2026年3月期のセグメント業績では、リース業務の経常利益は47百万円(前年比6百万円減益)、その他(カード・保証)は24百万円(同6百万円増益)。グループ全体で金融サービスの多様性を確保している。
業界の中での役割は地域密着型の銀行および金融サービス提供会社。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01銀行業務(地域金融)主力
本店・支店合わせて56店舗で、預金、貸出、有価証券投資、内国為替、投信・保険の窓口販売などを展開。地域密着型の営業を強みとし、個人・法人向け金融サービスを提供している。
- 預金・貸出サービス
- 地域の個人・法人向けに預金や融資を提供する銀行の基幹業務。多様な預金商品と事業性融資を組み合わせ、地域経済を支える。
- 投資信託・保険窓口販売
- 証券投資信託や保険商品を窓口で販売し、顧客の資産形成・保障ニーズに応える。
02リース準主力
ファイナンス・リース等のリース業務を展開し、企業の設備投資や車両・機器の調達を支援する。
- ファイナンスリース
- 設備や車両などを顧客に代わって取得し、長期賃貸するリース取引。企業の資金負担を軽減する。
03その他金融(クレジット・保証)副次
住宅ローン等の信用保証業務、クレジットカード事業(与信・決済代行)を展開。銀行業務を補完し、グループの収益基盤を多角化している。
- 信用保証業務
- 住宅ローン等の債務を保証するサービス。顧客の借入を支援し、金融機関の与信リスクを軽減する。
- クレジットカード事業
- カード発行・与信・決済代行を行う。消費者のキャッシュレス決済ニーズに応える。
製品と技術
貸出金利回り1.38%の融資業務と中小企業支援
大東銀行の主力商品は貸出金であり、2026年3月期平均残高は6,770億円、平均利回りは1.38%である。事業者向け貸出と個人向け貸出(住宅ローン等)が増加傾向にある。同行は法人コンサルティングの一環として、資金繰り支援に加え、事業承継・M&A支援、経営改善支援などの付加価値提案を強化している。住宅ローンでは商品性の多様化を図り、顧客ニーズに応じた提案を行っている。貸出金利息の増加が資金運用収益を押し上げ、2026年3月期の資金運用収支は93.6億円(前年比6.5億円増)となった。
預金・投資信託・保険の預り資産運用サービス
個人・法人向けに預金商品(定期預金等)、投資信託、保険商品の窓口販売を提供する。2026年3月期の預り資産残高は1,392億円。投資信託ラインナップの見直しや定期預金商品の改定を実施し、顧客の資産形成支援に取り組む。また、国債等の窓販(1983年開始)やディーリング(1987年開始)、証券仲介業務(2005年開始)も手掛ける。保険販売は2001年に開始し、多様なリスクに応じた商品を取り扱う。これらの手数料収入は役務取引等収益として計上され、2026年3月期は25.6億円(前年比1.7億円増)である。
クレジットカード・信用保証で消費と住宅ローンを支える
連結子会社の大東クレジットサービスがクレジットカード業務と信用保証業務を担う。クレジットカードは消費活動に対する与信と決済代行を提供。信用保証は主に住宅ローン利用者向けで、大東銀行が貸出を行った際に保証を付与する仕組み。2026年3月期のその他セグメント経常収益は3.04億円、経常利益は0.24億円と小規模だが、グループの金融サービスの一翼を担う。なお、信用保証会社は2006年に大東リース(本体)に合併されたが、業務自体は継続している。
共同アウトソーシングシステム「NEXTBASE」への移行
2016年5月、大東銀行は基幹系システムを、地域金融機関向け共同アウトソーシングサービス「NEXTBASE」へ移行した。これにより、複数の金融機関でシステムを共有し、開発・運用コストの削減とシステムの安定稼働を実現している。以前は2009年1月に稼働した新勘定系システムを使用していたが、より効率的な共同プラットフォームへ切り替えた。このシステム移行は、同行の経営効率化とデジタル対応の基盤となっている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
同業の企業
銀行業の時価総額近傍。太字が大東銀行
時価総額で並べると、掲載10社のなかで6番目にあたる。
会社の歴史
沿革 24件
三つの無尽会社が合併して大東無尽を設立した1942年
1942年8月、郡山無尽株式会社、会津勧業無尽株式会社、磐城無尽株式会社の3社が合併し、大東無尽株式会社が設立された。これが大東銀行の起源である。当時は無尽会社(相互金融機関)として、福島県内の地域金融を担う組織として発足した。戦時統合の流れの中で、県内の無尽会社を一本化する形での設立だったと推定される。この合併により、郡山・会津・いわきの各エリアに営業基盤を持つことになった。
相互銀行法の制定に伴い商号変更した1951年
1951年10月、相互銀行法の制定により、大東無尽は株式会社大東相互銀行に商号を変更した。相互銀行は中小企業金融の専門機関として位置づけられ、預金と貸出の範囲が拡大された。この時期、1967年には本店を新築、1975年には事務センターを新設し、業務基盤を整備。1976年4月にはオンラインシステムを導入し、1980年2月には第2次オンラインシステムを稼働させるなど、情報化への投資を進めた。相互銀行時代の約40年間で、福島県内の地域金融機関としての地位を固めた。
普通銀行へ転換し大東銀行となった1989年
1989年2月、大東相互銀行は普通銀行へ転換し、商号を株式会社大東銀行に改めた。これにより、従来の相互銀行業務に加えて、より幅広い金融サービス(為替・証券・保険など)を提供できる体制となった。同年11月にはクレジットカード業務の子会社として大東ミリオンカードと大東カードを設立。1990年3月には信用保証業務の大東信用保証、1991年1月にはリース業務の大東リースを相次いで設立し、グループ化を進めた。1991年5月には第3次オンラインシステムを稼働させ、業務の効率化を図った。
東証二部上場と第一部指定で市場での信用を獲得した1992〜96年
1992年12月、大東銀行は東京証券取引所市場第二部に上場した。これにより、資金調達手段の多様化と株主への還元が可能となった。その後、1996年9月には東京証券取引所市場第一部銘柄に指定され、時価総額と流動性が向上した。この間、1998年12月に投資信託窓口販売、2001年4月に保険商品販売を開始し、個人向け金融サービスの拡充を継続。2002年1月には大東ミリオンカードを大東クレジットサービスに商号変更するなど、グループ再編の準備を進めた。
グループ再編と新勘定系システムへの移行を進めた2000年代
2005年2月、大東クレジットサービスと大東カードが合併し、大東クレジットサービスに一本化。2006年4月には大東信用保証を存続会社、大東リースを消滅会社とする合併を行い、株式会社大東リース(現連結子会社)が発足した。これにより、グループは銀行・リース・クレジット&保証の三本柱に整理された。2009年1月には新勘定系システムを稼働し、2016年5月には基幹系システムを地域金融機関向け共同アウトソーシングサービス「NEXTBASE」へ移行した。システム共同化により、運用コストの削減と耐障害性の向上を図った。
東証市場区分見直しでスタンダード市場に移行した2022年
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、大東銀行は従来の市場第一部からスタンダード市場へ移行した。これは上場全企業に適用された再編であり、同社の規模や流動性がプライム市場の基準に達しなかったことによる。移行後も、福島県内での地域金融業務に注力し、第6次中期経営計画を策定。2026年3月期には単体当期純利益16.4億円を達成し、2026年4月からは第7次計画をスタートさせている。
年表24件を開く
1940年代
- 1942年8月M&A郡山無尽㈱・会津勧業無尽㈱・磐城無尽㈱の3社が合併して、大東無尽㈱を設立
1950年代
- 1951年10月商号変更相互銀行法の制定に伴い、㈱大東相互銀行に商号変更
1960年代
- 1967年2月本店新築落成
1970年代
- 1975年9月事務センター新築
- 1976年4月オンラインシステム導入
1980年代
- 1980年2月第2次オンラインシステム稼動
- 1983年4月国債等募集業務(国債窓販)開始
- 1987年6月国債等売買業務(ディーリング)開始
- 1989年2月商号変更普通銀行へ転換して㈱大東銀行に商号変更
- 1989年11月クレジットカード業務に係る事業会社として、㈱大東ミリオンカード並びに㈱大東カードを設立
1990年代
- 1990年3月信用保証業務に係る事業会社として、大東信用保証㈱を設立
- 1991年1月リース業務に係る事業会社として、㈱大東リースを設立
- 1991年5月第3次オンラインシステム稼動
- 1992年12月上場東京証券取引所市場第二部に上場
- 1996年9月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定
- 1998年12月投資信託窓口販売業務取扱開始
2000年代
- 2001年4月保険商品販売業務取扱開始
- 2002年1月商号変更㈱大東ミリオンカードを㈱大東クレジットサービスに商号変更
- 2005年2月M&A㈱大東クレジットサービスと㈱大東カードが合併し、㈱大東クレジットサービスとなる(現・連結子会社)
- 2005年12月証券仲介業務取扱開始
- 2006年4月M&A大東信用保証㈱を存続会社、㈱大東リースを消滅会社として合併し、株式会社大東リースとなる(現・連結子会社)
- 2009年1月新勘定系システム稼動
2010年代
- 2016年5月基幹系システムを地域金融機関向け共同アウトソーシングサービス「NEXTBASE」へ移行
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。
- ROE(当期純利益ベース)2029年3月期まで5.0%以上
- 当期純利益(単体)2029年3月期まで16億円以上
- 実勢コア業務純益2029年3月期まで35億円以上
- 自己資本比率(連結)2029年3月期まで11%程度
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
法人コンサルティングの強化
資金繰り支援に加え、事業承継・M&Aなどの付加価値提案や経営改善支援を実施し、お客さまの実態に即した支援に取り組む。
- 02
資産形成支援の充実
個人顧客に対し、定期預金や投資信託のラインナップ見直し、住宅ローンの商品性多様化により、最適な資産形成提案を強化する。
- 03
人財活躍促進と健康経営
若手登用、女性活躍、育児支援、ワークライフバランス拡充などで多様な人財の活躍を促進。健康経営優良法人認定を取得。
- 04
サステナビリティ経営の推進
地域経済・社会、ダイバーシティ、金融サービス、環境保全を重点テーマにESG経営を展開し、地域の発展と企業価値向上を両立する。
- 05
顧客基盤強化と事業者支援の質的向上
第7次中期経営計画の主要テーマとして、顧客基盤の強化・拡大、事業者支援の質的向上、人財基盤・デジタル活用の強化を推進する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で413人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は571万円で、9期前と比べて+23.4%。平均年齢は40.1歳、平均勤続年数は17.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 |
|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 583 |
| 2018年3月 | — | — | — | 550 |
| 2019年3月 | 462 | 39.3 | 16.8 | 524 |
| 2020年3月 | 458 | 39.9 | 17.3 | 506 |
| 2021年3月 | 459 | 39.6 | 16.9 | 496 |
| 2022年3月 | 493 | 39.4 | 16.8 | 473 |
| 2023年3月 | 499 | 39.4 | 16.7 | 445 |
| 2024年3月 | 513 | 40.0 | 17.3 | 428 |
| 2025年3月 | 533 | 40.6 | 17.8 | 419 |
| 2026年3月 | 571 | 40.1 | 17.3 | 413 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社2社(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社 大東クレジット サービス福島県郡山市 · 連結子会社議決権43.8%
- 国内株式会社 大東リース福島県郡山市 · 連結子会社議決権85.3%
- 補助金343万円復興特区利子補給金復興庁 · 2020-03-09
- 補助金310万円復興特区利子補給金復興庁 · 2020-09-14
- 補助金229万円復興特区利子補給金復興庁 · 2021-03-23
- 補助金181万円復興特区利子補給金復興庁 · 2021-09-21
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は155億円、経常利益は25億円。前期と比べると増収増益で、売上が+17.4%、利益が+25.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | — | 155億円 |
| 純利益 | 16億円 | 17億円 |
| 1株あたり配当 | ¥40 | ¥40 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、経常収益は46億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+39.4%。
| 対象期間 | 経常収益億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 31 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 33 | — | — | 5 |
| 2024年2Q | 33 | — | — | 4 |
| 2024年3Q | 33 | — | — | 2 |
| 2024年4Q | 37 | — | — | 2 |
| 2025年2Q | 65 | — | — | 9 |
| 2025年4Q | 67 | — | — | 4 |
| 2026年2Q | 76 | — | — | 10 |
| 2026年4Q | 79 | — | — | 7 |
| 2027年1Q | 46 | — | — | 7 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、経常収益は152億円から155億円へほぼ横ばい。経常利益率は21.1%から16.1%になった。
| 決算期 | 経常収益億円 | 経常利益億円 | 経常利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 152 | 32 | 21.1 | 21 |
| 2014年3月 | 138 | 31 | 22.5 | 25 |
| 2015年3月 | 143 | 31 | 21.7 | 23 |
| 2016年3月 | 148 | 32 | 21.6 | 26 |
| 2017年3月 | 139 | 20 | 14.4 | 15 |
| 2018年3月 | 136 | 17 | 12.5 | 13 |
| 2019年3月 | 126 | 9 | 7.1 | 12 |
| 2020年3月 | 125 | 15 | 12.0 | 11 |
| 2021年3月 | 131 | 16 | 12.2 | 10 |
| 2022年3月 | 129 | 22 | 17.1 | 12 |
| 2023年3月 | 130 | 20 | 15.4 | 13 |
| 2024年3月 | 136 | 19 | 14.0 | 13 |
| 2025年3月 | 132 | 20 | 15.2 | 13 |
| 2026年3月 | 155 | 25 | 16.1 | 17 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。
利益の構造
2026年3月期
経常収益155億円のうち、経常利益として残るのは25億円で16.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は17億円、売上の11.0%にあたる。
- 費用事業を回すためにかかったお金83.9%130億円
- 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益16.1%25億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが−53億円、投資CFが47億円で、差し引きのフリーCFは−6億円。期末の手元現金は341億円。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 76 | −364 | −2 | 260 |
| 2014年3月 | 290 | −37 | −23 | 490 |
| 2015年3月 | 84 | 103 | −3 | 674 |
| 2016年3月 | −119 | −35 | −24 | 495 |
| 2017年3月 | −33 | 85 | −4 | 544 |
| 2018年3月 | −155 | −41 | −4 | 345 |
| 2019年3月 | −211 | 241 | −4 | 371 |
| 2020年3月 | −23 | 139 | −4 | 483 |
| 2021年3月 | 1,134 | 21 | −4 | 1,635 |
| 2022年3月 | −339 | 46 | −4 | 1,338 |
| 2023年3月 | −928 | 314 | −4 | 720 |
| 2024年3月 | −91 | 94 | −4 | 719 |
| 2025年3月 | −312 | −53 | −4 | 350 |
| 2026年3月 | −53 | 47 | −4 | 341 |
金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は8,710億円。このうち返さなくてよい自己資本が300億円で、自己資本比率は3.3%(業種中央値4.9%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 7,536 | 310 | 7,226 | 4.0 |
| 2014年3月 | 7,802 | 335 | 7,467 | 4.2 |
| 2015年3月 | 7,992 | 380 | 7,612 | 4.7 |
| 2016年3月 | 8,029 | 404 | 7,625 | 4.9 |
| 2017年3月 | 7,910 | 392 | 7,518 | 4.8 |
| 2018年3月 | 8,004 | 395 | 7,609 | 4.8 |
| 2019年3月 | 7,898 | 414 | 7,484 | 5.1 |
| 2020年3月 | 7,907 | 391 | 7,516 | 4.8 |
| 2021年3月 | 9,635 | 408 | 9,227 | 4.1 |
| 2022年3月 | 9,701 | 396 | 9,305 | 4.0 |
| 2023年3月 | 8,950 | 368 | 8,582 | 4.0 |
| 2024年3月 | 8,769 | 385 | 8,384 | 4.3 |
| 2025年3月 | 8,511 | 327 | 8,183 | 3.7 |
| 2026年3月 | 8,710 | 300 | 8,409 | 3.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
銀行業 79社との比較
同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで79社中1位あたり、逆に低いのは自己資本比率で79社中70位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,149で、1年前と比べて+47.8%。過去52週の値幅のなかでは88%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 8.7倍 |
| PER (会社予想) | 9.1倍 |
| PBR | 0.52倍 |
| 配当利回り | 3.48% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価989円、前日比-3.32%と急落。週足は上昇基調だったが、本日大きく反落。25日線972円を+1.7%上回るが、75日線980円との差は縮小。52週高値1204円からは17.9%下落。出来高は9.5万株と平均の2倍で、利益確定売りが優勢。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 90/100)。
PER7.5倍は同業平均15.3倍を大きく下回り、PBR0.43倍も平均0.91倍を下回る。配当利回り3.91%は平均2.13%を上回り高い。ROE5.51%に対してPBRは1倍未満であり、銀行業では常態的だが、同業比でも割安で収益性も安定している。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 8.7倍 | 17.5倍 |
| PER (予想) | 9.1倍 | — |
| PBR | 0.52倍 | 1.01倍 |
| ROE | 5.5% | 6.1% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり40円で、前期から+25.0%。いまの株価に対する利回りは3.48%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 30 | — | 27.6 |
| 2018年3月 | 30 | 0.0 | 29.9 |
| 2019年3月 | 30 | 0.0 | 31.9 |
| 2020年3月 | 30 | 0.0 | 37.4 |
| 2021年3月 | 30 | 0.0 | 40.2 |
| 2022年3月 | 30 | 0.0 | 32.9 |
| 2023年3月 | 30 | 0.0 | 31.2 |
| 2024年3月 | 30 | 0.0 | 31.3 |
| 2025年3月 | 32 | 6.7 | 31.4 |
| 2026年3月 | 40 | 25.0 | 30.8 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥40
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ7,986人。区分でいちばん多いのは個人・その他で43.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.2%を占め、残る53.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 29.5 | 29.6 | 33.1 | 35.6 | 46.4 | 43.8 |
| 金融機関 | 24.0 | 26.4 | 22.3 | 19.9 | 12.6 | 32.1 |
| 事業法人 | 34.0 | 38.3 | 37.0 | 35.4 | 33.9 | 14.2 |
| 外国法人 | 6.4 | 4.7 | 4.6 | 5.4 | 5.0 | 7.7 |
| 証券会社 | 6.1 | 1.1 | 3.1 | 3.4 | 1.9 | 2.0 |
| 自己株式 | 0.2 | 0.2 | 0.3 | 0.1 | 0.4 | 0.2 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 0.3 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社東邦銀行 | 19.51 |
| 02 | 大東銀行行員持株会 | 4.31 |
| 03 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 2.72 |
| 04 | 日本証券金融株式会社 | 1.83 |
| 05 | THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.32 |
| 06 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 1.28 |
| 07 | さわやか商事株式会社 | 1.26 |
| 08 | 損害保険ジャパン株式会社 | 1.20 |
| 09 | 野村信託銀行株式会社(投信口) | 1.16 |
| 10 | バリューアップ2号ファンド投資事業有限責任組合 | 1.06 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+703%、1株純資産は14期で+861%。直近期のROEは5.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 17 | 239 | 7.4 | 5.6 | 9.6 |
| 2014年3月 | 20 | 259 | 7.9 | 5.7 | 10.5 |
| 2015年3月 | 18 | 294 | 6.5 | 9.1 | 14.3 |
| 2016年3月 | 20 | 312 | 6.7 | 8.7 | 15.3 |
| 2017年3月 | 115 | 3,029 | 3.8 | 14.6 | 27.6 |
| 2018年3月 | 102 | 3,056 | 3.4 | 12.2 | 29.9 |
| 2019年3月 | 98 | 3,201 | 3.1 | 6.5 | 31.9 |
| 2020年3月 | 84 | 3,020 | 2.7 | 6.8 | 37.4 |
| 2021年3月 | 78 | 3,150 | 2.5 | 9.0 | 40.2 |
| 2022年3月 | 95 | 3,060 | 3.0 | 7.2 | 32.9 |
| 2023年3月 | 101 | 2,836 | 3.4 | 6.3 | 31.2 |
| 2024年3月 | 99 | 2,967 | 3.4 | 7.8 | 31.3 |
| 2025年3月 | 105 | 2,516 | 3.8 | 6.8 | 31.4 |
| 2026年3月 | 133 | 2,300 | 5.5 | 7.3 | 30.8 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
12名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額158百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 鈴木孝雄 | 取締役会長兼社長 代表取締役 | 72 | 364 |
| 岡安廣 | 専務取締役 代表取締役 | 70 | 240 |
| 鈴木輔 | 常務取締役 営業開発部長 | 51 | 115 |
| 大八木孝之 | 常務取締役 | 65 | 148 |
| 畑中敦志 | 取締役 | 56 | 117 |
| 渡辺宏和 | 取締役 監査等委員 | 65 | 65 |
| 瓜生利典 | 取締役 監査等委員 | 68 | 10 |
| 松本順丈 | 取締役 監査等委員 | 64 | — |
| 金成孝典 | 取締役 監査等委員 | 66 | — |
| 菅波香織 | 取締役 監査等委員 | 50 | — |
| 菊田浩宗 | 取締役 人事総務部長 | 53 | 32 |
| 田久保敦子 | 取締役 監査等委員 | 60 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 97 | 19 | 11 | 129 | 22 |
| 社外取締役 | 4 | 16 | — | — | 16 | 4 |
| 取締役(社内) | 1 | 13 | — | 0 | 13 | 13 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容503字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,424字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,980字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)17,255字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第121期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-23
- 半期報告書半期報告書-第121期(2025/04/01-2025/09/30)2025-11-21
- 有価証券報告書有価証券報告書-第120期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-18
- 半期報告書半期報告書-第120期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-22
- 有価証券報告書有価証券報告書-第119期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-21
- 四半期報告書四半期報告書-第119期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第119期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-22
- 四半期報告書四半期報告書-第119期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第118期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-23
- 四半期報告書四半期報告書-第118期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第118期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-18
- 四半期報告書四半期報告書-第118期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-05
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