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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

ヤマト モビリティ & Mfg.

YAMATO Mobility & Mfg.Co.,Ltd.7886 · Standard · 化学

合成樹脂成形と物流機器、EV関連の3事業を柱とする。中古トラックの電動化でEV分野に進出。

概要

ヤマト モビリティ & Mfg.株式会社は、埼玉県川越市に本社を置く合成樹脂成形品、物流機器、EV関連事業を手がけるメーカーである。1955年に工業用プラスチック製品の成形加工販売会社として創業し、現在は連結子会社3社と関連会社1社でグループを構成。2026年3月期の連結売上高は97億円、従業員数は321名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

三つの報告セグメントで構成される収益構造

当社グループは「合成樹脂成形関連事業」「物流機器関連事業」「EV関連事業」の三つを報告セグメントとしている。2026年3月期のセグメント別売上高は、合成樹脂成形関連事業が76億51百万円(全体の78.7%)、物流機器関連事業が20億50百万円(同21.1%)、EV関連事業が27百万円(同0.3%)である。利益面では、合成樹脂成形関連事業が営業損失49百万円、物流機器関連事業が営業利益49百万円、EV関連事業が営業損失4億40百万円と、物流機器が唯一の黒字セグメントとなっている。EV関連事業は創設間もなく、開発投資が先行している状況である。

国内生産と海外拠点を併用するグローバル体制

生産拠点は国内と海外に分散する。国内では、埼玉県に本社・川越工場、伊勢崎工場(HMヤマト株式会社に統合後譲渡)、三芳工場(金型製造)などを保有してきたが、2021年3月にHMヤマト株式会社の事業・固定資産を譲渡し、現在は埼玉ヤマト株式会社とヤマト・テクノセンター株式会社が国内生産を担う。海外では、中国に大和高精密工業(深圳)有限公司(2011年設立)、フィリピンにBIG PHILIPPINES CORPORATION(2015年株式取得)を置き、日系企業向けにOA機器部品などを生産・販売している。2018年には中国の販売拠点を整理するなど、変化に対応した拠点再編を進めている。

グループ企業の機能分担と連携

当社グループは、当社(持株会社兼事業会社)と連結子会社3社(ヤマト・テクノセンター株式会社、埼玉ヤマト株式会社、BIG PHILIPPINES CORPORATION)、関連会社1社(BIG PROPERTIES HOLDINGS,INC)で構成される。ヤマト・テクノセンターは金型設計・製造と技術開発、埼玉ヤマトは合成樹脂成形品の製造、BIG PHILIPPINESは海外での成形品・金型製造を担当する。当社はこれら子会社に生産を委託し、自らも販売を行う。2026年4月にはヤマト・テクノセンターを吸収合併し、グループのシンプル化を図った。また、外部企業との資本・業務提携(永田紙業、明成物流、株式会社IATなど)も行い、事業領域を拡大している。

業界の中での役割は樹脂成形と物流機器のサプライヤー、EVコンバージョン事業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
97億円
営業利益
-4億円
営業利益率
-4.1%
純利益
-8億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
合成樹脂成形 関連事業77億円78.6%0億円0.0%
物流機器 関連事業21億円21.4%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01OA機器・情報通信主力

OA機器部品、情報通信関連用品、家電部品等の合成樹脂成形品を製造・販売。フィリピンでは日系企業向けに輸出用成形品を製造。

主な製品・サービス3
OA機器部品
OA機器に使用される合成樹脂成形部品。
情報通信関連用品
情報通信機器に使用される樹脂成形品。
家電部品
家電製品に使用される樹脂成形部品。

02物流機器準主力

コンテナ等の物流機器を中国企業へ生産委託し、日本国内で販売。特殊な物流機器は国内提携先に委託。

主な製品・サービス1
コンテナ
物流用のコンテナ。

03EV関連副次

EV部品と国産トラックの車体基盤を組み合わせ、中古トラックを電動化する事業。

主な製品・サービス1
EVコンバージョンキット
中古トラックを電動化するためのEV部品と車体基盤の組み合わせ。

製品と技術

OA機器部品から家電まで幅広い合成樹脂成形品

合成樹脂成形関連事業では、OA機器部品、セールスプロモーション製品、住設機器、自動車用品、家庭用品、情報通信関連用品、家電部品などを手がける。金型設計から成形、組立、検査までの一貫生産体制を持ち、顧客のニーズに応じた提案型営業を行っている。主な成形方法は射出成形と真空成形で、顧客にはETRIA TRADING ASIA LIMITEDなど大手が含まれる。国内では埼玉ヤマト株式会社が生産を担当し、海外ではBIG PHILIPPINES CORPORATIONがフィリピンで日系企業向けOA機器部品を生産している。金型はヤマト・テクノセンター(2026年に吸収合併)で設計・製造していた。

省力化に貢献する物流機器「コンテナー」など

物流機器関連事業では、主にプラスチック製コンテナー(コンビテナー)などを販売している。製品は中国企業に生産委託し、日本国内で販売。特殊な物流機器については国内の提携先に生産委託している。省力化や使用環境に適した製品開発に注力し、2026年3月期のセグメント売上高は20億50百万円、営業利益49百万円と黒字を維持している。大口顧客向けの受注が業績に影響する構造で、前期に大口受注があった反動で売上は減少したが、収益性は確保している。

中古トラックを電動化するEV関連事業

EV関連事業は、優れた技術力とコスト競争力を持つEV部品と、耐久性に優れた国産トラックの車体基盤を組み合わせ、中古トラックを電動化するサービスを提供している。2025年3月期に創設された新規事業で、2026年3月期の売上高は27百万円と小規模ながら前年比4倍に成長。ただし、新商品開発や組織整備、専門人材確保、宣伝広告など先行投資がかさみ、営業損失は4億40百万円に拡大した。当社はこの事業を将来の成長ドライバーと位置づけ、事業基盤の確立を急いでいる。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

化学のなかでの位置

売上減少・赤字転落の化学メーカー

同社は化学業界に属し、売上高は2025年3月期161億円から2026年3月期97億円へと大幅減少、営業赤字に転落する見通し。同業他社には東洋紡(繊維・フィルム)やクラレ(化学品)などの大企業がひしめく中、規模・収益性ともに劣後。材料や製造工程で差別化が必要だが、現状では苦戦が鮮明。

強み

  • 何らかの化学製品で独自性を持っている可能性。
  • 売上は減少しているが、一定の取引先が存在。
  • 幅広い化学製品を手掛けている可能性。
  • 赤字転落を受け、構造改革によるコスト削減が可能。

課題

  • 2026年3月期の大幅減収の背景が不明。需要減か競合か。
  • 営業赤字に転落し、利益率が大幅に低下。
  • 東洋紡やクラレなど、規模と研究開発力で劣る。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

化学の時価総額近傍。太字がヤマト モビリティ & Mfg.

時価総額で並べると、掲載6社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14976東洋ドライルーブ21億円10.4倍
24361川口化学工業19億円5.2倍
34918アイビー化粧品19億円13.4倍
44240クラスターテクノロジー18億円14.2倍
54935リベルタ12億円
67886ヤマト モビリティ & Mfg.10億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 38件

工業用プラスチック成形から始まった1955年創業

1955年8月、大和化工材株式会社として東京都台東区御徒町で創業。工業用プラスチック製品の成形加工・販売を目的とした。1961年には三井物産との合弁で大和プラスチックス機械株式会社(現・株式会社YPK)を設立し、合成樹脂製品の製造機械販売に進出。同年には冷蔵庫部品生産の美吉野化工株式会社に出資、埼玉県浦和市に浦和工場を新設するなど、樹脂成形の生産基盤を拡充した。1963年には医療機器販売部門を独立させ大和樹脂株式会社を設立するなど、事業の多角化を早期から進めた。

東洋樹脂取得で射出成形の拠点を固めた1971年

1971年4月、三井物産から東洋樹脂株式会社(後の川越工場)の経営権を取得し、合成樹脂の射出成形部門の生産拠点を確立。同時に浦和工場は真空成形部門に特化し、洗面化粧台などの生産拠点とした。これにより射出成形と真空成形の両技術をグループ内に持つ体制が整った。1982年には金型設計製作会社・東上精機株式会社を設立し、金型内製化による一貫生産体制を構築。1991年には物流機器生産工場としてネスウッド株式会社(後の埼玉ヤマト)を設立し、物流機器事業に参入した。

株式公開と中国進出で成長路線を加速した1990年代

1995年4月、日本証券協会に店頭登録銘柄として株式を公開。翌1996年1月には中国初の射出成形拠点として香港大和工貿有限公司を設立し、海外生産に乗り出した。1999年10月には埼玉県坂戸市に千代田工場を購入し、生産能力を増強。2000年4月には浦和工場を閉鎖し、ネスウッド株式会社(埼玉ヤマト)に生産を統合するなど、拠点の効率化を進めた。2004年12月にはジャスダック証券取引所に上場し、資本市場での資金調達力を高めた。

グループ再編とEV事業参入を進めた2010年代

2010年2月に本社を埼玉県川越市に移転。同年10月には大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場し、東京証券取引所との統合を経て2013年7月に東証JASDAQ上場となる。2015年12月にはフィリピンのBIG PHILIPPINES CORPORATIONの株式を取得し、東南アジアでの生産拠点を獲得。2017年1月には株式会社ハイモールドを子会社化し、伊勢崎工場を取得。2019年7月には同工場をHMヤマト株式会社に統合したが、2021年3月に同事業を譲渡。2022年11月には株式会社IATと資本・業務提携し、EV関連事業への布石を打った。

商号変更とヤマト・テクノセンター吸収合併(2024~2026年)

2024年10月、商号を「ヤマト モビリティ & Mfg.株式会社」に変更。これはEV関連事業への本格参入を明確にするためである。2025年8月には香港大和工貿の出資持分を一部譲渡し、同社グループを持分法適用会社としたが、2026年3月にはさらに譲渡し対象外とした。2026年4月にはヤマト・テクノセンター株式会社を吸収合併し、商号を再度同一の「ヤマト モビリティ & Mfg.株式会社」に変更。グループの一体化を進めるとともに、EV事業の拡大に注力する姿勢を示した。

年表38件を開く

1950年代

  • 1955年8月創業工業用プラスチック製品の成形加工販売を目的とした、大和化工材株式会社を東京都台東区御徒町に設立する

1960年代

  • 1961年6月東京都台東区御徒町に合成樹脂製品の製造機械販売会社の大和プラスチックス機械株式会社(現:株式会社YPK)を三井物産株式会社と合弁で設立する
  • 1961年8月創業大阪府摂津市に冷蔵庫部品の生産工場、美吉野化工株式会社の設立に伴い出資する
  • 1961年9月埼玉県浦和市に合成樹脂製品の生産工場、浦和工場を新設する
  • 1963年9月創業医療機器類の販売部門を独立させ、大和樹脂株式会社を設立する

1970年代

  • 1971年4月三井物産株式会社より東洋樹脂株式会社(現:川越工場)の経営権を得て、合成樹脂の射出成形部門の生産拠点を確立する。浦和工場は真空成形部門の看板、洗面化粧台他の生産拠点とする

1980年代

  • 1982年7月創業合成樹脂部門の金型設計製作会社、東上精機株式会社を設立する

1990年代

  • 1991年12月創業物流機器の生産工場のネスウッド株式会社(100%出資)を設立する
  • 1992年10月商号をヤマト・インダストリー株式会社と改称するとともに、旧社名・大和化工材株式会社を株式会社サワデに継承する
  • 1995年4月日本証券業協会に店頭登録銘柄として株式を公開する
  • 1996年1月創業中国における合成樹脂部門の射出成形拠点として、香港に香港大和工貿有限公司(100%出資)を設立する
  • 1999年10月埼玉県坂戸市に東上精機株式会社の合成樹脂製品の千代田工場を購入する

2000年代

  • 2000年4月M&A浦和工場を閉鎖し埼玉ヤマト株式会社(旧社名ネスウッド株式会社)に生産拠点を統合する
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場する
  • 2007年4月M&A樹脂事業部技術部を東上精機株式会社金型部と統合して技術センターとし、東上精機株式会社をヤマト・テクノセンター株式会社に改称する
  • 2007年12月美吉野化工株式会社を株式譲渡により持分法適用会社から除外する
  • 2008年5月株式会社YPKを株式譲渡により持分法適用会社から除外する
  • 2009年9月大和樹脂株式会社を株式譲渡により連結子会社から除外する
  • 2009年10月永田紙業株式会社並びに明成物流株式会社と資本・業務提携をする

2010年代

  • 2010年2月埼玉県川越市に本社を移転する
  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場
  • 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
  • 2011年1月創業香港大和工貿有限公司は、独資会社として現地法人大和高精密工業(深圳)有限公司を設立する
  • 2012年9月創業物流機器事業関連の販売拠点として、中国に亜禡特貿易(上海)有限公司を設立する
  • 2013年7月上場大阪証券取引所と東京証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
  • 2015年12月BIG PHILIPPINES CORPORATIONの株式を取得し、連結子会社とする
  • 2017年1月株式会社ハイモールドの株式を取得し、連結子会社とする
  • 2018年2月亜禡特貿易(上海)有限公司の株式を大和高精密工業(深圳)有限公司に譲渡する
  • 2018年10月群馬県伊勢崎市に合成樹脂製品の伊勢崎工場を購入する
  • 2019年7月M&A伊勢崎工場を株式会社ハイモールドへ統合し、HMヤマト株式会社に名称変更する

2020年代

  • 2020年7月埼玉県三芳町に金型製造工場を購入し、ヤマト・テクノセンター株式会社の三芳工場とする
  • 2021年3月HMヤマト株式会社の事業及び固定資産を譲渡する
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行
  • 2022年11月株式会社IATと資本・業務提携をする
  • 2024年10月商号をヤマト モビリティ & Mfg.株式会社に改称
  • 2025年8月香港大和工貿有限公司の出資持分を一部譲渡し、同社及び同社子会社の大和高精密工有限公司、亜禡特貿易有限公司を持分法適用会社とする
  • 2026年3月香港大和工貿有限公司の出資持分を一部譲渡し、同社及び同社子会社の大和高精密工有限公司、亜禡特貿易有限公司を持分法適用会社から除外する
  • 2026年4月M&Aヤマト・テクノセンター株式会社を吸収合併 商号をヤマト モビリティ & Mfg.株式会社に変更

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    一貫生産体制の強化

    樹脂成形事業において、金型・製品設計から成形、組立、検査までの一貫生産体制を活かし、顧客ニーズに沿った製品・サービスを提供する。

  2. 02

    物流機器事業の製品開発

    省力化や使用環境に適した魅力ある物流機器製品の開発・提供に取り組み、競争力を高める。

  3. 03

    海外拠点での最適地生産

    海外生産拠点の経験を踏まえ、高品質で価格競争力のあるプラスチック製品や物流機器を最適地生産により提供する。

  4. 04

    新規事業の創出とEV事業確立

    モールドロックビジネスに次ぐ全社横断的な新規事業の創出を図る。また、EV関連事業の事業基盤整備により収益実現と成長軌道を確保する。

  5. 05

    「新々構造改革」の推進

    「継続的に利益を創出し、成長を実感できる企業」を目指し、中期3ヶ年経営計画を推進、恒常的な黒字体質の構築と中長期成長戦略を実現する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で321人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は551万円で、9期前と比べて+30.5%平均年齢は47.3歳、平均勤続年数は17.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,265
2018年3月1,198
2019年3月42243.616.51,250
2020年3月46845.817.21,275
2021年3月42445.717.71,084
2022年3月43046.919.2985
2023年3月46347.419.91,004
2024年3月53048.119.9928
2025年3月53947.520.086423
2026年3月55147.317.8321−125

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.0%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)64.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 3 / 海外 1、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
川越工場 — 埼玉県川越市270百万円
合成樹脂成形 関連事業
フィリピン工場 — フィリピン216百万円
合成樹脂成形 関連事業
岡部工場 — 埼玉県深谷市30百万円
合成樹脂成形 関連事業
三芳工場 — 埼玉県三芳町8百万円
合成樹脂成形 関連事業
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    埼玉ヤマト㈱(注)2
    埼玉県 深谷市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ヤマト・テクノ センター㈱
    埼玉県 川越市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    BIG PHILIPPINES CORPORATION (注)2、3
    フィリピン カビーテ · 連結子会社
    議決権99.7%
  • 国内
    ㈱IAT
    愛知県 岡崎市 · その他の関係会社

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は97億円営業利益-4億円前期と比べると減収減益で、売上が-39.8%、利益が-300.0%。

売上高
-39.8%
97億円
営業利益
-300.0%
-4億円
純利益
-8億円
営業利益率
-4.1%
前期比 -5.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高97億円97億円
営業利益1億円-4億円
純利益0億円-8億円
1株あたり配当¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は18億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q341
2024年1Q36−1−2.8−1
2024年2Q3900.0−1
2024年3Q3912.60
2024年4Q401
2025年2Q8011.30
2025年4Q8111.2−3
2026年2Q60−2−3.3−2
2026年4Q37−2−5.4−6
2027年1Q1800.0−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は146億円から97億円へ66%に減った。直近期の営業利益率は-4.1%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
大阪証券取引所と東京証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
2013年3月14621
2014年3月14811
2015年3月15921
2016年3月15021
2017年3月14023
2018年3月146−1−1
伊勢崎工場を株式会社ハイモールドへ統合し、HMヤマト株式会社に名称変更する
2019年3月160−1−3
2020年3月15911
2021年3月130−5−6
2022年3月142−3−3
2023年3月15510
2024年3月1540−1
2025年3月161211.2−3
ヤマト・テクノセンター株式会社を吸収合併 商号をヤマト モビリティ & Mfg.株式会社に変更
2026年3月97−4−7−4.1−8

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高97億円のうち、営業利益として残るのは-4億円-4.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-8億円、売上の-8.2%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金87.6%85億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.5%16億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-4.1%-4億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
12.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比11.4pt
-4.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比13.6pt
-8.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比90.5pt
-83.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-15.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-6.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−4億円、投資CFが−8億円で、差し引きのフリーCFは−12億円この組み合わせは消耗型にあたる。本業・投資・財務のすべてで現金が出ていっている。手元資金の厚みが生命線期末の手元現金は6億円で、売上の0.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月20−1210
2014年3月−11−1010
2015年3月6−31315
2016年3月0−96−914
2017年3月4−43017
2018年3月1−2−1−115
2019年3月−1−34−415
2020年3月2−31−115
2021年3月−137224
2022年3月1−1−5020
2023年3月1−3−1−218
2024年3月5−1−1421
2025年3月3−2−4120
2026年3月−4−8−1−126

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は51億円。このうち返さなくてよい自己資本が6億円で、自己資本比率は11.1%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月63174627.1
2014年3月66204630.0
2015年3月71234832.1
2016年3月84246027.7
2017年3月85265929.0
2018年3月85236227.7
2019年3月83196422.8
2020年3月94197520.5
2021年3月86137315.4
2022年3月82127015.0
2023年3月87167118.5
2024年3月86167018.3
2025年3月75146118.7
2026年3月5164611.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
6億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-17億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
10億円
在庫として抱えている分
負債合計
46億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
27
/ 100
安定性自己資本比率7 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

化学 203社との比較

同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率203社中201位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-83.6%/中央値 6.9%
P25 4.5%P75 9.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-4.1%/中央値 7.3%
P25 4.3%P75 10.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
11.1%/中央値 63.4%
P25 50.5%P75 73.9%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-39.8%/中央値 2.2%
P25 -1.8%P75 5.4%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.0%/中央値 2.7%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥623で、1年前と比べて-48.1%過去52週の値幅のなかでは16%の位置にある。

¥623-0.2%1ヶ月-11.5%1年-48.1%時価総額10億円
過去52週の値幅
安値¥504高値¥1,270

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)59.4倍
PBR1.93倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は720円で、25日線(709.76円)を上回り、1カ月で0.28%とほぼ横ばい。7月28日に750円まで上昇したが、その後は揉み合い。52週高値1270円からは大幅に下落し、200日線(755.81円)を下回る。出来高は低調で、7月29日に7500株とやや増加。75日線(640.67円)が支撑。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 10/100)

予想PERは64.2倍と同業界平均の18.29倍を大きく上回り、PBRも2.04倍で平均1.46倍を超過。ROEは-83.6%と大幅な赤字で、配当利回りは0%と無配。減収・損失拡大傾向で、バリュエーションは割高感が強い。ただし、将来の業績回復期待が織り込まれている可能性はある。

指標この会社業種平均
PER (予想)59.4倍
PBR1.93倍1.41倍
ROE-83.6%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

モビリティ分野の構造変化への対応と収益性改善が争点。強気派は、電動化や軽量化の需要を捉えた商材拡充で成長余地があると見る。弱気派は、売上高の縮小や営業赤字への転落を嫌気し、業績悪化のトレンドを重視する。さらに、財務面では自己資本の減少と株価の下落が続いており、事業再生の成否が試される局面。

プラスに働く材料7
  • 電動化需要

    モビリティの電動化で部品の種類や数が増える取引拡大の機会。

  • 新商材

    軽量化材料など高付加価値商材に注力し、収益性の改善を図る。

  • 業績回復期

    直近の売上は回復基調にあり、利益率も改善の兆しが見える。

  • 来期予想PER64.2倍は市場の回復期待決算発表後影響

    予想PER64.2倍は市場が想定する黒字EPS。達成すれば株価は見直される

  • 売上高は過去に161億円まで成長した実績通年影響

    2025/3期は前年比+7億円の161億円。需要回復局面では再成長余地

  • 株価は1年で40.98%下落し下値不安が後退継続影響

    既に4割下落。PBR2.04倍と純資産価値に接近し、底値圏との見方

  • 外国人保有7.35%と小型株では高い継続影響

    海外投資家の比率が7.35%で、売り圧力が一巡すれば買い戻し要因

マイナスに働く材料7
  • 業績悪化

    直近では売上高が大幅に減少し、営業赤字に転落した。

  • 財務不安

    純資産が大きく棄損しており、事業継続の懸念がある。

  • 構造問題

    競争が激しく、付加価値の低い商社機能では差別化できない恐れ。

  • 売上高が前期比40%減の97億円へ急減通年影響

    161億円→97億円と64億円消失。主力事業の需要消失が懸念

  • 営業損益が+2億円から▲4億円へ悪化通年影響

    営業利益率も1.24%から▲4.12%に転落し、収益力が急低下

  • 純損失8億円でROEが▲83.6%に膨らむ通年影響

    純損益は▲3億→▲8億円。自己資本を食い潰すペース

  • 配当0円のため株主還元が皆無継続影響

    配当利回り0%。株主還元を期待した買いは入りにくい

次の決算で確かめる点
売上高成長率
構造転換期の需要取り込みを確認する。
営業利益率
低収益構造の改善度を測る。
自己資本比率
財務健全性と事業継続リスクを直視するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり0いまの株価に対する利回りは0.00%。

年間配当
¥0
1株あたり
配当利回り
0.00%
いまの株価に対して
配当性向
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ653人。区分でいちばん多いのは事業法人54.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が55.3%を占め、残る44.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人43.443.456.258.258.254.6
個人・その他44.746.829.428.323.229.6
証券会社6.96.45.24.64.97.7
外国人個人0.60.64.06.88.06.1
外国法人2.31.93.41.45.11.3
自己株式1.31.31.01.00.90.8
金融機関2.10.91.90.70.60.7

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社IAT26.82
02永田紙業株式会社11.71
03マイルストーン キャピタル マネジメント株式会社7.21
04JCインベストメント株式会社5.49
05ソン レイ3.64
06株式会社SBI証券2.84
07SONG WEN BO2.34
08中辻 哲朗2.28
09株式会社大地コーポレーション2.16
10岩本 宣頼1.73

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-06-09
    マイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    9.43%
    -0.92pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−3762%、1株純資産は14期で+106%。直近期のROEは-83.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2013年3月151719.36.3
2014年3月81984.412.8
2015年3月82283.616.1
2016年3月72423.116.0
2017年3月2925412.04.8
2018年3月−1412,334−5.9
2019年3月−3051,889−14.5
2020年3月1161,9226.14.6
2021年3月−5761,325−35.5
2022年3月−3051,222−24.0
2023年3月271,2222.241.1
2024年3月−1131,191−9.4
2025年3月−2561,059−22.8
2026年3月−546353−83.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額77百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
鈴木昭寿代表取締役 CEO66
重岡幹生代表取締役 COO643,300
河原畑宏二専務取締役 管理本部・経営企画室統括70
永田耕太郎専務取締役611,300
渋谷俊泰取締役62100
劉剣取締役61
池添洋一取締役67
李立忠取締役62
松尾芳行取締役(常勤監査等委員)68100
尾崎貴章社外取締役(社外監査等委員)53
冨山健社外取締役(社外監査等委員)64

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)864648
社外取締役2884
取締役(社内)1555

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容834字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社3社と関連会社1社で構成され、各種合成樹脂成形品(OA機器部品、セールスプロモーション製品、住設機器、自動車用品、家庭用品、情報通信関連用品、家電部品等)及び物流機器(コンビテナー等)、並びにEV関連製品及び部品の製造販売を主な事業内容としております。当社においても、各種合成樹脂成形品に加え、物流機器関連事業及びEV関連事業を取扱っております。 当社グループが営む主な事業と当該事業における位置付け及びセグメントとの関連は以下の通りであります。 なお、EV関連事業を創設し、当社の従来セグメントとは異なる収益構造となることから、当連結会計年度より報告セグメントとして記載する方法に変更しております。 (合成樹脂成形関連事業) 当社が製造するほか、連結子会社のヤマト・テクノセンター株式会社、埼玉ヤマト株式会社に対して金型の製造・合成樹脂成形品の製造等を委託し、主に当社において販売しております。 BIG PHILIPPINES CORPORATIONは、フィリピン国内で日系企業向けに輸出用OA機器部品等の成形品並びに金型の製造販売を行っております。 関連会社のBIG PROPERTIES HOLDINGS,INCは、BIG PHILIPPINES CORPORATIONに対して土地等の賃貸を行っております。 (物流機器関連事業) 中国企業へ生産委託し当社が日本国内で販売しております。なお、特殊な物流機器に関しては、一部国内の提携先に生産委託しております。 (EV関連事業) 優れた技術力およびコスト競争力を有するEV部品と、耐久性に優れた国産トラックの車体基盤を組み合わせることにより、中古トラックを電動化する事業であります。 以上述べた事業の系統図は次の通りであります。 (注) 事業系統図に記載の4社のうち、BIG PROPERTIES HOLDINGS,INCをのぞく3社は連結子会社であります。
経営方針・対処すべき課題1,466字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 1.中長期的な会社の経営戦略 当社グループは企業活動を行うにあたっての社会的要求や当社を取り巻く経営環境の変化に鑑みて経営方針と経営戦略を作成しております。本方針に基づき、中長期的な経営戦略として下記の施策に取り組んでおります。 ⑴経営方針 ①コーポレート・ガバナンスの充実に取り組み、迅速かつ適切な情報開示、監査・監督機能の強化を図り、ステークホルダーとの信頼関係構築に努めます。 ②高い技術力を追求し、価格競争力と適切な納期を実現しつつ、新製品の提供等による新しい価値の創造と更なるグローバル化の進展によってお客様に安心・信頼・満足・喜びを提供します。 ③国内外の法令のみならず、社会規範、定款・社内規定等を遵守し、事業活動や提供する製品・サービスが地球環境に与える負荷の低減にも配慮します。 ④人権・個人の多様性を尊重し、従業員の健康的・安全で働きやすい職場環境を維持し、会社の健全な存続と発展を目指します。 ⑵経営戦略 当社及び当社グループは、長年に亘って培ったノウハウと高い技術力を基に、 ①樹脂成形事業においては、お客様のご要望に沿った金型・製品設計、成形方法のご提案から、組立、検査に至る一貫した生産体制により、ご満足のいただける製品及びサービスをご提供致します。 ②物流機器事業においては、省力化や使用環境に適した魅力ある製品の開発とご提供に取り組んで参ります。 ③海外拠点における生産活動と会社経営の経験を踏まえた最適地生産により、高品質で高い価格競争力を持つプラスチック製品や物流機器をお客様にご提供して参ります。 2.会社の対処すべき課題 当社グループの経営課題は、当社グループの基本方針に基づき、コーポレート・ガバナンスの充実に取り組むと共に収益力の回復と利益ある成長を果たすため、 ⑴「継続的に利益を創出し、成長を実感できる企業」を目指す。 ①「新々構造改革」の進捗評価を行い、見直しをした上で活動を継続する。 ②中期3ヶ年経営計画を確実に推進し、中長期的な成長戦略の実現と恒常的な黒字体質の構築を行う。 ③新規事業開発において、モールドロックビジネスに次ぐ、全社横断的な新規事業の創出を図る。 ④EV関連事業の事業基盤整備・確立により、適切な収益の実現と成長軌道の確保を期する。 ⑤将来に向けての前向きな投資を検討し実施する。 ⑥海外事業の再構築を図る。 ⑵管理体制の強化を行い、企業体質の改善を図る。 ①人材の育成、人材の登用、必要人員の採用を行い、人財の活性化を進める。 ②新基幹システムの安定運用を確立し、更なる業務効率の向上を図る。 ③情報安全の重要性に鑑み、情報セキュリティの強化を図る。 ④品質保証に対する意識付けを全社に展開する。 ⑶企業広報活動の強化を行う等、企業価値の向上を図る。 ①IR/PR戦略の強化と効果的な実施による知名度・企業イメージの向上を図る。 ②HPや各種メディア等を通じて、各事業の活動状況・実績・将来計画について、社内外への積極的な情報発信を行う。 ③コーポレート・ガバナンス活動を強化する。 ④サステナビリティ活動への取り組みを推進する。 以上の施策の確実な実行と目標達成が当社グループの最重要課題であると認識して進めて参ります。
事業等のリスク3,699字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 継続企業の前提に関する重要事象等について 当社グループは、当連結会計年度末において現金及び現金同等物6億8百万円を保有しておりますが、当連結会計年度において営業損失4億41百万円を計上し、営業活動によるキャッシュ・フローは4億30百万円のマイナスとなりました。 これは主として、①中国子会社における事業環境の悪化に伴う業績低迷、②モビリティ事業ユニットにおける販売開始のずれ込み、及び事業基盤整備などへの先行投資費用の増加によるものであります。これらの状況により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在していると認識しております。 しかしながら、当社は当該状況への対応策として、中国子会社の出資持分譲渡を実施した結果、次期連結会計年度以降は、当該子会社は連結の範囲外となります。 また、EV関連事業においては、大口顧客との商談が進展しており、次期連結会計年度以降に販売の本格化を見込んでおります。これらの施策により、収益及び資金繰りの改善が可能であると判断していることから、現時点において継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。 ② 固定資産の減損に関するリスクについて 当社グループは減損損失の兆候の把握、減損損失の認識及び測定にあたっては慎重に検討していますが、事業計画の変更や市場環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じ、見積り額が減少した場合、減損リスクを有しており、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性もあります。 ③ 棚卸資産に関するリスクについて 当社グループは、直近の販売実績から算出した回転期間が一定期間を超えるものを通常の営業循環過程から外れた過剰在庫として、当該期間に応じた一定の率に基づく簿価の切り下げを行っております。 会計上の見積りにより当連結会計年度の連結計算書類に計上した「製品」はいずれも販売可能性があると判断しておりますが、当該可能性は、将来の需要予測に基づく仮定を含むため、不確実性を伴い、将来の経営環境の変動による影響を受ける可能性もあります。 ④ 海外での事業展開について 当社グループは、フィリピンにおいてBIG PHILIPPINES CORPORATIONが事業を展開しております。フィリピンの現地動向を十分把握し、定期的経営監査を行うなど適切な対応を実施しているところであります。一方、近時の米国の新政権による関税政策を中心とした外交政策の転換や、中国市場の低成長継続、また、現地に特有な法的規制や取引慣行、慣習等に起因する予測不能な事態や、パンデミックの発生によるサプライチェーンの毀損やエネルギー価格の高騰等による経費増が当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性もあります。 ⑤ 主要取引先及び特定の製品・技術への依存度に関するリスクについて 当社グループは、主力製品の一つとしてOA・住設メーカー向けの合成樹脂成形部品及び組立製品の取引を行っており、多くの技術、ノウハウを蓄積しつつお取引様との良好な関係を築き上げて参りました。連結売上高を得意先グループ別に見ると、上位3社グループで相当部分を占めており、当社グループに対する取引方針が変更された場合や、客先の製造拠点の移動や規模の縮小、製造品目の変更等が有った場合は、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、当社は常に技術の更新、最新技術の取得に努めてはおりますが、当社が製造している製品、当社の技術が取引先の要望に合致しなくなる可能性もあります。 ⑥ 原材料に関わるリスクについて 当社グループが製造する製品の主原料である石油化学製品・鋼材等の価格の高騰、環境負担の高い原材料からエコマテリアル転換に伴う価格上昇等を販売価格に転嫁できない場合には、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、マーケット情報の収集や原料入手先の多様化を図る等のリスク軽減に繋がる対策を行っておりますが、地震や風水害、パンデミック発生等により原材料メーカーの製造や物流に大きな障害が発生した場合は、当社製品の製造及び納品が困難となる可能性もあります。 ⑦ 財務リスクについて 当社は主に金融機関等からの借入によってグループの運転資金及び設備投資資金の調達を行っております。有利子負債等の適正化に努めておりますが、政府の金利政策や当社グループ信用力の低下等により、借入コストが上昇する可能性があります。金融機関等との情報共有を図り、今後の金融動向の把握に努めて参ります。 ⑧ 為替変動リスクについて 当社グループは、フィリピンに子会社を展開しており売上、費用、資産及び負債等の現地通貨建て項目は連結財務諸表作成のため円換算されております。また、当社グループの取引には外貨による輸出入が含まれております。為替予約により為替相場の変動のリスクをヘッジするとともに、フィリピン子会社の基本通貨をドル建てに変更する等の対策を講じて為替変動リスクの極小化を図っておりますが、全てのリスクを排除することは不可能であり、換算時の為替レートの変動により経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 自然災害・感染病のリスク及び対応策について 当社グループでは、東京、横浜、大阪各拠点における営業・管理経理業務、川越本社工場及び関係子会社において生産・営業活動等を行うにあたり、労働安全衛生法等に沿った労働安全性の確保を図っております。大規模地震、風水害、パンデミック等が発生し、各拠点の機能に大きな障害が発生し、社員の労働安全性に懸念が生じた場合には、社員に対して緊急連絡網を活用して情報を共有する等の必要な措置を急ぎ行うとともに、状況に応じた事業継続計画をいち早く策定できる体制を整え、実施する予定です。パンデミックが発生した場合は感染防止行動を社員に徹底させ、マスク等の必要資材を確保し社員に配布すると共に、通勤が困難になった場合は、時差通勤や在宅勤務等の対策を積極的に実施して参ります。それらの対策にも関わらず工場の操業停止、顧客への供給に支障が生じるリスクがあり、当社グループの経営成績及び財務状況に悪影響を及ぼすばかりでなく、社会的評価の低下を招く可能性もあります。 ⑩ 戦争・紛争・暴動等、地政学的要因によるリスクについて 国内外で発生する戦争・ストライキ・暴動・内戦等に起因するサプライチェーンの混乱・寸断が当社グループの製造販売活動及び物流に影響が及ぶ可能性があります。当社グループでは、こうしたリスクが顕在化した場合、その影響を最小限に留めるため、中国・香港・フィリピン等の現地法人との連携を密にし、各地域の情勢を的確に把握するとともに、サプライチェーンの確保を図って参ります。 ⑪ 情報セキュリティリスクについて 当社グループは、製造・販売の各プロセスにおいて、情報システムを活用しております。これに伴い、サイバー攻撃による製造ラインの停止、機密情報の漏洩、さらにはサプライチェーン全体への波及といった情報セキュリティ上のリスクが存在します。特に近年では、製造業を標的としたランサムウェア攻撃やマルウェアが侵入するサプライチェーン攻撃等の事例が増加しており、従来のITセキュリティ対策のみでは不十分とされています。 当社では、情報セキュリティ方針及び情報セキュリティ対策標準を作成し、技術的・組織的対策、セキュリティインシデント発生時の初動対応体制等を整備しておりますが、これらの対策にもかかわらず、未知の攻撃手法や人的要因によってセキュリティ事故が発生した場合には、生産の遅延、顧客への影響、ブランド価値の毀損、さらには法的責任を問われる可能性があり、当社の経営成績および財政状態に重大な影響を与えるおそれがあります。 上記リスクが現実のものとなった場合、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに大きな変動をきたす可能性があります。その場合は、迅速且つ柔軟に当社経営方針・経営戦略に沿った新たな対策を策定・実行して参る所存です。 以上、列挙したリスク要因には、自社でコントロールできない外部要因もありますが、これらによる経営に与える悪影響の発生可能性も十分認識した上で、その発生を未然防止し、また不幸にもこのリスクが顕在化した場合にはあらゆる手段を尽くして被害を最小限にとどめる方針であります。今後とも想定されるリスク内容の把握を徹底し、十分な管理を遂行してまいります。
経営成績の分析 (MD&A)4,583字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善、インバウンド需要の増加などを背景に、緩やかな回復基調で推移しました。一方で、米国の政策動向や中東情勢などの地政学的リスク、物価上昇、資源・原材料価格の高騰等により、先行きは依然として不透明な状況が続きました。 このような状況の中、当社グループは、国内外の体制を再建し、合理化の実行による業績向上を目指してまいりました。 売上高は、97億30百万円(前連結会計年度160億72百万円)の減収となり、利益面では、営業損失4億41百万円(前連結会計年度利益2億2百万円)、経常損失7億9百万円(前連結会計年度利益81百万円)と減益となり、親会社株主に帰属する当期純損失8億27百万円(前連結会計年度損失3億39百万円)と減益となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。なお、各セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高を含んでおりません。 なお、EV関連事業を創設し、当社の従来セグメントとは異なる収益構造となることから、当連結会計年度より報告セグメントとして記載する方法に変更しております。 〔合成樹脂成形関連事業〕 連結対象範囲の変更に伴い売上高は76億51百万円(前連結会計年度127億88百万円)となり、利益面では、営業損失は49百万円(前連結会計年度利益61百万円)となりました。 〔物流機器関連事業〕 売上高は20億50百万円(前連結会計年度32億76百万円)となりました。利益面では、売上構成の変化等の影響により、営業利益は49百万円(前連結会計年度利益2億30百万円)となりました。 〔EV関連事業〕 売上高は前年同期比4倍となる27百万円(前連結会計年度7百万円)となり、利益面につきましては、新商品開発、組織体制整備、専門人材の確保、宣伝広告活動等を推進したことにより、営業損失は4億40百万円(前連結会計年度損失87百万円)となりました。 (資産の状況) 資産合計は51億35百万円となり、前連結会計年度末と比べ23億98百万円減少しました。これは主に、現金及び預金13億94百万円減少、売掛金11億35百万円減少、商品及び製品4億30百万円増加によるものです。 (負債の状況) 負債合計は45億65百万円となり、前連結会計年度末と比べ15億57百万円減少しました。これは主に、支払手形及び買掛金9億45百万円減少、長期借入金6億83百万円減少したことによるものです。 (純資産の状況) 純資産合計は5億69百万円となり、前連結会計年度末と比べ8億41百万円減少しました。これは主に、為替換算調整勘定5億39百万円減少、利益剰余金が6億55百万円減少し、資本金及び資本剰余金が2億62百万円増加したことによるものです。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末に比べ13億94百万円減少し、 6億8百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フローの状況) 営業活動の結果支出した資金は、4億30百万円となりました。これは主に、棚卸資産の増加5億98百万円、売上債権の減少4億28百万円及び仕入債務の増加3億1百万円によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フローの状況) 投資活動の結果支出した資金は、8億21百万円となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出4億27百万円、有形固定資産の取得による支出2億93百万円によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フローの状況) 財務活動の結果支出した資金は、72百万円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出16億62百万円、長期借入れによる収入9億70百万円、株式の発行による収入2億63百万円によるものです。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(千円)   前年同期比(%) 合成樹脂成形関連事業   9,205,944   65.8 物流機器関連事業   -   - EV関連事業   -   - 合計   9,205,944   65.8 (注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 金額は、製造原価で表示しております。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 合成樹脂成形関連事業   7,328,783   56.5   597,997   70.2 物流機器関連事業   2,049,531   85.4   96,857   83.6 EV関連事業   27,501   39.3   -   - 合計   9,405,817   61.2   694,854   71.8 (注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 物流機器関連事業について、受注残高が減少したのは、前連結会計年度において大口顧客向け受注があったことによります。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) 合成樹脂成形関連事業   7,651,799   59.8 物流機器関連事業   2,050,827   62.6 EV関連事業   27,501   392.9 合計   9,730,128   60.6 (注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) ETRIA TRADING ASIA LIMITED   3,059,461   19.0   2,265,861   23.3 RICOH ASIA INDUSTRY LIMITED   2,905,903   18.1   -   - (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 当連結会計年度の財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (売上) 合成樹脂成形関連事業におきましては、国内事業が堅調に推移し、特に真空成形関連分野において安定した需要を確保いたしました。一方で、海外市場においては、中国経済の動向や米国の通商政策、中東情勢等の影響を受ける状況が続きましたが、当社グループは事業環境の変化に迅速に対応し、収益体質の改善に向けた事業構造改革を推進いたしました。その一環として、海外戦略の再構築及び経営資源の最適化を目的に、2025年8月29日付で中国子会社3社に係る当社持分60%を譲渡いたしました。これにより、当該3社は第3四半期以降、連結子会社から持分法適用関連会社へ移行しております。この結果、連結対象範囲の変更に伴い売上高は76億51百万円となりました。 物流機器関連事業におきましては、前年同期に寄与した大口フリート需要が一巡した影響により、売上高は前年同期を下回る結果となりました。一方で、新製品の販売拡大や差別化商品の提案強化に加え、新規顧客の開拓など積極的な営業活動を推進してまいりました。その結果、大口フリート需要以外の分野においては着実な業績拡大が進み、事業基盤の多様化及び顧客層の拡充が進展しております。この結果、売上高は20億50百万円となりました。 EV関連事業におきましては、将来の成長エンジンとして、引き続きEV関連事業の立上げに注力し、積極的な販売活動及び事業基盤の構築に積極的に取り組んでまいりました。事業立上げ時期の見直し等の影響により計画に遅れが生じたものの、ポテンシャル顧客企業向け試乗会の開催など販売促進活動を展開した結果、大手顧客からの受注を獲得いたしました。その結果、売上高は前年同期比4倍となる27百万円となりました。 その結果、連結売上高は前期比63億42百万円の減収し97億30百万円となりました。 (営業利益) 合成樹脂成形関連事業におきましては、不採算事業の影響縮小等により収益改善効果が現れた結果、営業損失は49百万円となり、物流機器関連事業は、売上構成の変化等の影響により、営業利益は49百万円となり、EV関連事業は、新商品開発、組織体制整備、専門人材の確保、宣伝広告活動等を推進したことにより、営業損失は4億40百万円となりました。これは、本格的な事業立上げに向け、事業基盤構築のための戦略的な先行投資を継続して実施したことによるものであります。 その結果、前期比6億44百万円減益し、営業損失4億41百万円となりました。 (経常利益) 経常利益は、営業外費用において為替差損、支払利息の増加、またシンジケートローン手数料の計上があった為、前期比7億90百万円の減益となり、経常損失7億9百万円となりました。 (親会社株主に帰属する当期純損失) 提出会社における1億87百万円の減損損失の影響により、親会社株主に帰属する当期純損失は、前期比4億87百万円の減益し、8億27百万円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、事業運営上必要な資金の流動性の向上と資金の源泉を安定的に確保することを基本としております。 運転資金需要のうち主なものは、原材料の購入費用のほか、製造費用、販売費及び一般管理費等の営業費用であり、投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。 短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関から固定金利の長期借入を基本としております。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は28億31百万円となっており、現金及び現金同等物の残高は6億8百万円となっております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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