概要
アイビー化粧品は、化粧品及び医薬部外品の製造販売を主事業とする企業である。主力チャネルは訪問販売であり、全国238社の販売会社を通じて製品を供給する。売上高は2026年3月期に約26億円、従業員数は100名。単一セグメントの事業構造で、スキンケア製品が売上の約7割を占める。
訪問販売に特化した事業構造
当社は化粧品業界において訪問販売チャネルに特化している。全国の販売会社(238社、令和8年3月末現在)と契約を結び、これらの販売会社を通じて消費者に製品を届ける。当社と販売会社の間には資本関係や人的関係はなく、企業理念と製品による信頼関係で結ばれている。販売会社には営業所、ビューティマネージャー(BM)、アイビーメイツ(IM)が所属し、当社は販売会社に対して「販社リファンド」や「経営指導料」などのキャッシュバックを提供することで販売動機を高めている。当社の売上高は販売会社への出荷金額であり、顧客への最終販売は販売会社が行う。
スキンケアを中核とする製品ライン
製品はスキンケア、メークアップ、ヘアケア、その他化粧品、美容補助商品、化粧雑貨品等に分類される。主力はスキンケアであり、2026年3月期の売上高1,899,406千円(全体の約72%)を占める。基幹スキンケアシリーズとして「アイビー プレステージ」「アイビーコスモスⅡ」「ベーシックプラス」「リ ホワイト」(全品医薬部外品)などがある。スペシャルケア製品として「レッドパワー セラム」「ホワイトパワー セラム」(医薬部外品)を強化製品に位置づけ、季節変動が大きい。メークアップは「チュリエ」シリーズで、ベースメークに強いことが特徴。美容補助商品には家庭用美容器「アイビー ビューティ パートナー」や電解水生成器「キレイオン」、健康食品などが含まれる。
収益変動が大きい売上と利益構造
当社の売上高は過去10年間で増減が激しい。2017年3月期に67億円のピークを記録した後、減少傾向が続き、2026年3月期は約26億円とピーク時の4割弱まで落ち込んだ。利益面では、2019年3月期に10億円の純損失を計上するなど赤字幅が大きい時期があった。2026年3月期は売上高26.4億円に対し営業利益1.95億円、当期純利益1.65億円と黒字を確保したが、売上高経常利益率は7.3%で、目標の15%には届いていない。自己資本比率は72.4%と高く、8期ぶりの復配を予定している。棚卸資産回転期間は約8.5カ月で、目標の6.0カ月を上回っており、在庫適正化が課題となっている。
238社の販売会社と直結した流通網
当社の販売網は全国238社の販売会社で構成され、各販売会社は営業所、BM、IMを擁する。BMは販売員、IMは会員であり、販売組織の階層構造を形成する。当社は販売会社向けに研修やイベントを開催し、販売組織の育成を支援する。販売会社は当社製品を消費者に直接販売する役割を担い、当社は原則として販売会社への出荷のみを計上する。この仕組みにより、当社の売上は販売会社の在庫変動や販売活動の影響を直接受ける。2026年3月期は営業所やBMの増設が低調で売上が減少した。
業界の中での役割は化粧品製造販売会社(訪問販売チャネル特化)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01訪問販売(化粧品・美容関連)主力
全国238社の販売会社と販売契約を結び、化粧品、医薬部外品、美容補助商品等を開発・製造・販売する。販売会社への販売支援活動やキャッシュバック(販社リファンド等)を通じて販売組織のモチベーションを高め、強固な信頼関係で結ばれている。主力はスキンケアで、基幹シリーズと美容液等のスペシャルケアに分かれる。
- アイビー プレステージ
- 高級感のある基幹スキンケアシリーズ。化粧水、乳液・クリームなどで構成される。
- アイビーコスモス Ⅱ
- 基幹スキンケアシリーズのひとつ。化粧水、乳液・クリームなどで構成される。
- ベーシックプラス
- 基幹スキンケアシリーズのひとつ。化粧水、乳液・クリームなどで構成される。
- リ ホワイト
- 全品医薬部外品の美白基幹スキンケアシリーズ。化粧水、乳液・クリームなどで構成される。
- アイビーアトラクティ
- 全品医薬部外品のクレンジング、洗顔料シリーズ。
- レッドパワー セラム
- 美容液(スペシャルケア)。強化製品として位置づけられ、季節により売上変動が大きい。
- ホワイトパワー セラム
- 医薬部外品の美容液(スペシャルケア)。強化製品として位置づけられ、季節により売上変動が大きい。
02メークアップ準主力
「チュリエ」シリーズを販売。ファンデーション、リップカラー、アイカラー、アイライナーなどで構成され、ベースメークに強い特徴がある。
- チュリエ
- ファンデーション、リップカラー、アイカラー、アイライナー等で構成されるメークアップシリーズ。年度ごとに新色を発売。
03ヘアケア副次
シャンプー、コンディショナー、トリートメントの「ヘアプライマリー」シリーズや、育毛剤、ヘアクリーム、ヘアカラーなどを販売。
- ヘアプライマリー
- シャンプー、コンディショナー、トリートメントから構成されるヘアケアシリーズ。
- 薬用スカルプケア ステムシグナル
- 医薬部外品の育毛剤。
04その他化粧品・美容補助商品副次
男性用化粧品「メンズワン」やハンドクリーム等のその他化粧品、美容補助商品として家庭用美容器や連続式電解水生成器、健康食品、化粧雑貨品等を販売。
- メンズワン
- 男性用化粧品。
- アイビー ビューティ パートナー
- 家庭用複合美容器。美容補助商品のひとつ。
- キレイオン
- 連続式電解水生成器。美容補助商品のひとつ。
製品と技術
基幹スキンケアシリーズとスペシャルケア
スキンケアは当社の最も重要な製品カテゴリーである。基幹シリーズとして「アイビー プレステージ」「アイビーコスモスⅡ」「ベーシックプラス」「リ ホワイト」(全品医薬部外品)があり、化粧水、乳液、クリームで構成される。クレンジング・洗顔シリーズには「アイビーアトラクティ」(全品医薬部外品)がある。ボディケアには「ガーランド」シリーズ(ボディシャンプー、浴用化粧料、保湿液)や「シールドサン」シリーズ(日やけ止め、全身化粧水)がある。一方、スペシャルケア製品として「レッドパワー セラム」「ホワイトパワー セラム」(医薬部外品)を強化製品に位置づけ、2026年3月期の出荷数はそれぞれ18,058セット、10,529セットと変動が大きい。
メークアップ「チュリエ」シリーズ
メークアップ製品は「チュリエ」シリーズが中心であり、ファンデーション、リップカラー、アイカラー、アイライナーなどをラインアップする。年度ごとに新色を発売し、特にファンデーションなどのベースメークに強みがある。2026年3月期には「チュリエ プレミアムセット」を新発売した。メークアップ部門の売上高は208,231千円(前期比1.2%増)と堅調に推移している。
ヘアケアと美容補助商品
ヘアケアは「ヘアプライマリー」シリーズ(シャンプー、コンディショナー、トリートメント)を主力とし、育毛剤「薬用スカルプケア ステムシグナル」(医薬部外品)やヘアクリーム、ヘアカラーなどを扱う。美容補助商品には家庭用複合美容器「アイビー ビューティ パートナー」や連続式電解水生成器「キレイオン」があり、健康食品や機能性表示食品も含まれる。2026年3月期のヘアケア売上高は143,337千円(同1.4%増)、美容補助商品は342,478千円(同11.8%減)と減少した。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
化学のなかでの位置
小規模だが収益性高い化粧品専門
当社は化学セクターの化粧品メーカーで、売上高30億円未満の小型株。2025/3期の営業利益率13.79%は収益性が高く、直近の減収見通しにもかかわらず7.69%の利益率を維持する。同業のコージンバイオや北の達人コーポレーションと比較して規模は小さいが、化粧品に特化したビジネスモデルが特徴。素材・化学品が主体の東洋紡やクラレとは異なるニッチポジション。
強み
- 2025/3期営業利益率13.79%と、小型化粧品メーカーとして高い収益性を実現。
- 化学品セクター内で化粧品に特化し、差別化されたビジネスモデルを構築。
- 売上高27~29億円の小規模ながら、安定した利益率を維持する経営基盤。
- 化粧品市場の需要を取り込み、新製品や販路拡大による成長の余地あり。
課題
- 売上高29億円と規模が小さく、経済規模の面で大手に対抗しづらい。
- 2026/3期に売上高26億円、営業利益率7.69%への低下予想。
- 研究開発やマーケティング投資が限られ、競合との差別化維持が困難。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
化学の時価総額近傍。太字がアイビー化粧品
時価総額で並べると、掲載9社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4616川上塗料 | 24億円 | 10.0倍 |
| 2 | 4920日本色材工業研究所 | 24億円 | 7.0倍 |
| 3 | 7928旭化学工業 | 24億円 | 25.8倍 |
| 4 | 4976東洋ドライルーブ | 21億円 | 10.4倍 |
| 5 | 4918アイビー化粧品 | 19億円 | 13.4倍 |
| 6 | 4361川口化学工業 | 19億円 | 5.2倍 |
| 7 | 4240クラスターテクノロジー | 18億円 | 14.2倍 |
| 8 | 4935リベルタ | 12億円 | — |
| 9 | 7886ヤマト モビリティ & Mfg. | 10億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 0件
創業から続く訪問販売モデル
当社は創業以来、人と人が直接出会いコミュニケーションを取りながら製品を届ける訪問販売を展開してきた。企業理念「愛と美と豊かさの実践と追求」に基づき、対面販売を軸とするビジネスモデルを維持している。具体的な創業年は開示されていないが、長年にわたり訪問販売チャネルに特化しており、販売会社との強固な信頼関係を構築してきた。
2017年度に売上高67億円のピーク
2017年3月期の売上高は67億円に達し、過去10年間で最高を記録した。これは訪問販売チャネルの拡大や製品強化が奏功した時期と考えられる。しかし、その後は市場環境の変化や競争激化により売上高は減少トレンドに転じた。
新型コロナウイルス感染症の影響と市場縮小
2020年以降、新型コロナウイルス感染症の流行が訪問販売活動に影響を与えた。人との接触が制限されたことで販売活動が変化し、離客が進んだ。当社の売上高は2020年3月期に38億円、2021年3月期に34億円と低迷し、2022年3月期以降も30億円前後で推移している。訪問販売市場全体が縮小傾向にある中、中高年齢層への依存が強まり、若年層の新規顧客獲得が課題となっている。
8期ぶりの復配と経営基盤の再構築
2026年3月期、自己資本比率が72.4%と復配の目安である50%を超えたことから、8期ぶりの配当実施を予定した。当社は「安定利益基盤の再構築」「実績連動型人事制度への移行」「在庫適正化」などを経営課題に掲げ、取締役会や経営会議で主導している。2026年3月期には大型新製品がなかったものの、ふきとり用化粧水「ピーリング ローション」や集中保湿パック「モイスト シート」、メーク製品「チュリエ プレミアムセット」を発売し需要喚起を図った。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 自己資本比率60.0%
- 売上高経常利益率15.0%
- 棚卸資産回転期間6.0ケ月
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
訪問販売の拡大と組織育成
販売組織を育成するための研修・イベントの開催、販売しやすい環境整備により、愛用者増客と販売組織増員を図る。
- 02
高品質・高機能製品の開発
エイジングケアを軸にしたノーマライジングのテーマのもと、高品質・高機能製品を開発し、自信と誇りを持てる製品を提供する。
- 03
特許技術の事業化
化粧品・医薬品分野の特許を活用し、医薬品会社へのライセンス提供など新たな収益源を創出する。
- 04
販売システム・教育体系・製品体系の抜本改定
今後5年間で販売システム、美容教育体系、製品体系を抜本的に改定し、過去に囚われない新しいビジネスモデルへ変化・成長させる。
- 05
DXとAIの活用推進
デジタル社会に対応するため、業務のDX推進やAI活用を進め、ビジネスモデルの変革を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で100人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は549万円で、9期前と比べて+21.3%。平均年齢は48.8歳、平均勤続年数は20.7年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 164 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 179 | — |
| 2019年3月 | 452 | 38.0 | 11.5 | 172 | — |
| 2020年3月 | 508 | 43.0 | 14.1 | 142 | — |
| 2021年3月 | 485 | 43.0 | 15.8 | 135 | — |
| 2022年3月 | 597 | 43.3 | 15.1 | 136 | — |
| 2023年3月 | 525 | 44.7 | 16.1 | 131 | — |
| 2024年3月 | 510 | 45.5 | 17.6 | 123 | — |
| 2025年3月 | 507 | 47.8 | 19.7 | 107 | 374 |
| 2026年3月 | 549 | 48.8 | 20.7 | 100 | 200 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 国内㈱アイプラティナ東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は26億円、営業利益は2億円。前期と比べると減収減益で、売上が-10.3%、利益が-50.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 28億円 | 26億円 |
| 営業利益 | 3億円 | 2億円 |
| 純利益 | 3億円 | 2億円 |
| 1株あたり配当 | ¥15 | ¥15 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は3億円、営業利益は−2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 12 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 3 | −2 | −66.7 | −3 |
| 2024年2Q | 12 | 4 | 33.3 | 5 |
| 2024年3Q | 2 | −3 | −150.0 | −3 |
| 2024年4Q | 10 | — | — | 3 |
| 2025年2Q | 14 | 2 | 14.3 | −2 |
| 2025年4Q | 15 | 2 | 13.3 | 2 |
| 2026年2Q | 14 | 2 | 14.3 | 2 |
| 2026年4Q | 12 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2027年1Q | 3 | −2 | −66.7 | −2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は47億円から26億円へ55%に減った。直近期の営業利益率は7.7%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 47 | — | 4 | — | 2 |
| 2014年3月 | 47 | — | 5 | — | 4 |
| 2015年3月 | 45 | — | 4 | — | 2 |
| 2016年3月 | 52 | — | 6 | — | 3 |
| 2017年3月 | 67 | — | 11 | — | 6 |
| 2018年3月 | 56 | — | 1 | — | −1 |
| 2019年3月 | 33 | — | −10 | — | −10 |
| 2020年3月 | 38 | — | 0 | — | 0 |
| 2021年3月 | 34 | — | 0 | — | 0 |
| 2022年3月 | 35 | — | 1 | — | 0 |
| 2023年3月 | 29 | — | 0 | — | −4 |
| 2024年3月 | 27 | — | 2 | — | 2 |
| 2025年3月 | 29 | 4 | 4 | 13.8 | 0 |
| 2026年3月 | 26 | 2 | 2 | 7.7 | 2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高26億円のうち、営業利益として残るのは2億円で7.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の7.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金30.8%8億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金61.5%16億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.7%2億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが5億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは4億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は10億円で、売上の4.6ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 3 | −1 | −3 | 2 | 15 |
| 2014年3月 | 1 | 0 | 0 | 1 | 15 |
| 2015年3月 | 4 | 0 | −7 | 4 | 13 |
| 2016年3月 | 4 | −1 | −4 | 3 | 12 |
| 2017年3月 | 8 | −3 | −5 | 5 | 12 |
| 2018年3月 | −21 | −1 | 12 | −22 | 2 |
| 2019年3月 | 5 | 1 | 1 | 6 | 9 |
| 2020年3月 | 0 | 0 | −9 | 0 | 0 |
| 2021年3月 | 4 | 3 | −7 | 7 | 1 |
| 2022年3月 | −1 | 1 | 1 | 0 | 1 |
| 2023年3月 | 3 | 0 | −1 | 3 | 2 |
| 2024年3月 | 5 | 0 | −5 | 5 | 2 |
| 2025年3月 | 4 | 0 | −1 | 4 | 6 |
| 2026年3月 | 5 | −1 | 1 | 4 | 10 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は36億円。このうち返さなくてよい自己資本が26億円で、自己資本比率は72.4%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 52 | 28 | 24 | 54.6 |
| 2014年3月 | 58 | 30 | 28 | 52.9 |
| 2015年3月 | 55 | 27 | 28 | 49.8 |
| 2016年3月 | 57 | 29 | 28 | 51.3 |
| 2017年3月 | 69 | 25 | 44 | 36.3 |
| 2018年3月 | 71 | 16 | 55 | 23.2 |
| 2019年3月 | 57 | 14 | 43 | 24.7 |
| 2020年3月 | 49 | 15 | 34 | 30.8 |
| 2021年3月 | 47 | 15 | 32 | 32.0 |
| 2022年3月 | 44 | 23 | 21 | 51.9 |
| 2023年3月 | 39 | 20 | 19 | 51.2 |
| 2024年3月 | 36 | 22 | 14 | 62.6 |
| 2025年3月 | 36 | 25 | 11 | 69.2 |
| 2026年3月 | 36 | 26 | 10 | 72.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
化学 203社との比較
同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで203社中8位あたり、逆に低いのは売上成長率で203社中194位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥300で、1年前と比べて-1.5%。過去52週の値幅のなかでは25%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 13.4倍 |
| PER (会社予想) | 8.7倍 |
| PBR | 0.70倍 |
| 配当利回り | 5.00% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は7月2日に351円と急騰後、徐々に下落し8月6日には309円となりました。1ヶ月で11.2%下落しましたが、25日線324円や75日線302円に挟まれて推移しています。RSIは39.1とやや弱く、出来高は7月2日に107万株と急増した後、減少傾向にあります。52週高値460円からは32.8%下落しており、やや下値模索の展開です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)。
PER 13.68倍は業界平均17.77倍を下回り、PBR 0.72倍は平均1.39倍の約半分。ROE 6.4%は低めだが、配当利回り11.4%は平均2.76%を大幅に上回り、株主還元が非常に厚い。直近の業績は減収減益傾向で、今後の成長には不安があるが、現状のバリュエーションは割安と判断。配当利回りの高さは経営リスクを反映している可能性もある。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 13.4倍 | 17.8倍 |
| PER (予想) | 8.7倍 | — |
| PBR | 0.70倍 | 1.41倍 |
| ROE | 6.4% | 7.4% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
小型株で配当利回りが高い反面、業績の不安定さが懸念材料。強気派は、既存顧客のリピート需要や、健康食品など新分野への展開で収益回復が見込めると主張。また、配当利回り11%超は株主還元の姿勢を示す。弱気派は、売上高の伸びがなく、利益率が大きく変動する事業リスクを指摘。2025年3月期の純利益ゼロはその表れで、減益・減配の可能性も投資判断を難しくしている。
- 高い配当利回り
予想配当利回り11.4%と非常に高く、株主への還元意識が強い
- 新規事業の可能性
健康食品事業などで美容と健康のシナジーを創出する余地
- ブランド力と顧客基盤
長年の通信販売・訪問販売で築いたロイヤル顧客がいる
- PBR0.72倍で純資産から約28%割安継続影響中
時価総額20億円に対し純資産27.9億円。解散価値が約8億円上。
- 2026年3月期の純利益が2億円へ回復2026年3月期影響中
前期0億円から2億円へ。特別損益やコスト削減の効果。
- 11.4%の配当利回りが株式の買い材料通年影響弱
配当利回りは市場平均の3倍超。減配がなければ買い支え。
- 株式需給が薄く、買い方針で急騰余地不定影響弱
時価総額20億円と小さく、少量の買いで株価が大きく動く。
- 業績の不安定さ
純利益が-4億→2億→0億と大きく変動し、予測が困難
- 売上高の停滞
売上高は29億→27億→29億と横ばいで、成長性に乏しい
- 市場競争の激化
大手化粧品メーカーとの競争やECシフトで訪問販売が減少
- 営業利益率が7.69%へ半減2026年3月期影響中
営業利益4億→2億円、売上減と費用増で収益性が大幅低下。
- 配当性向115%超で減配リスク通年影響中
純利益2億円に対し配当総額2.3億円。持続不可能。
- 売上高が26億円へ3億円減2026年3月期影響中
前期29億円から-10%。主要ブランドの販売不振。
- 流動性が低く売りで急落継続影響弱
時価総額20億円、売買代金が少なく、大口売りが価格に影響。
- 売上高
- 既存事業の需要動向を確認する基本指標
- 営業利益率
- 高収益が維持できるか、変動リスクを監視
- 健康食品売上
- 新規事業の成長が収益回復の鍵を握る
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり15円で、前期から−76.7%。いまの株価に対する利回りは5.00%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 225 | — | 129.1 |
| 2018年3月 | 150 | −33.3 | 996.9 |
| 2026年3月 | 35 | −76.7 | 66.8 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥15
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ3,813人。区分でいちばん多いのは個人・その他で70.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が21.5%を占め、残る78.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 70.3 | 66.2 | 68.2 | 67.4 | 68.2 | 70.8 |
| 事業法人 | 21.8 | 20.7 | 21.6 | 20.7 | 19.4 | 19.6 |
| 証券会社 | 3.1 | 6.5 | 4.4 | 6.3 | 7.8 | 3.3 |
| 外国法人 | 1.5 | 3.8 | 2.1 | 1.9 | 1.6 | 2.4 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.3 | 0.6 | 1.1 | 1.1 | 2.1 |
| 金融機関 | 3.2 | 2.5 | 3.1 | 2.6 | 1.9 | 1.8 |
| 自己株式 | 19.4 | 2.9 | 2.6 | 0.8 | 0.8 | 0.7 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社白銀社 | 18.12 |
| 02 | 株式会社ブリーズ | 3.59 |
| 03 | アイビー化粧品取引先持株会 | 2.59 |
| 04 | 安藤 英基 | 2.29 |
| 05 | 白銀 恵美子 | 2.03 |
| 06 | 安藤 英雄 | 1.93 |
| 07 | 白銀 浩二 | 1.86 |
| 08 | アイビー共栄会 | 1.82 |
| 09 | 上田八木短資株式会社 | 1.75 |
| 10 | 山崎和也 | 1.44 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-24ロング コリドー アセット マネジメント リミテッド(Long Corridor Asset Management Limited)新規の大量保有報告17.83%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+131%、1株純資産は14期で+100%。直近期のROEは6.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 10 | 131 | 7.4 | 21.8 | 102.6 |
| 2014年3月 | 20 | 141 | 14.9 | 7.9 | 26.3 |
| 2015年3月 | 11 | 139 | 8.1 | 20.4 | 87.0 |
| 2016年3月 | 18 | 146 | 12.4 | 24.9 | 84.7 |
| 2017年3月 | 154 | 655 | 22.4 | 58.6 | 129.1 |
| 2018年3月 | −23 | 428 | −4.2 | — | 996.9 |
| 2019年3月 | −271 | 103 | −65.2 | — | — |
| 2020年3月 | 4 | 130 | 3.2 | 174.8 | — |
| 2021年3月 | −14 | 131 | −1.5 | — | — |
| 2022年3月 | 2 | 261 | 2.1 | 230.0 | — |
| 2023年3月 | −85 | 202 | −18.1 | — | — |
| 2024年3月 | 26 | 247 | 7.6 | 17.2 | — |
| 2025年3月 | 2 | 259 | 1.8 | 102.9 | — |
| 2026年3月 | 22 | 261 | 6.4 | 14.8 | 66.8 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額187百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 白銀恵美子 | 取締役会長 | — | 1,301 |
| 白銀浩二 | 取締役社長(代表取締役) | — | 1,192 |
| 中山聖仁 | 常務取締役 経営管理部 部長 | — | 93 |
| 江川和憲 | 常務取締役 経営企画室 室長 | — | 18 |
| 白銀佳寿子 | 常務取締役 | — | 66 |
| 野本優 | 取締役 | — | 98 |
| 緒方孝則 | 社外取締役(常勤監査等委員) | — | 146 |
| 中山圭史 | 社外取締役(監査等委員) | — | 93 |
| 和田司 | 社外取締役(監査等委員) | — | 93 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 176 | 176 | 29 |
| 社外取締役 | 3 | 11 | 11 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,580字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,217字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,649字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)10,211字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第51期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-23
- 半期報告書半期報告書-第51期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第50期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-30
- 半期報告書半期報告書-第50期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第49期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第49期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第49期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第49期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第48期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-30
- 四半期報告書四半期報告書-第48期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第48期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第48期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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