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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

東海汽船

Tokai Kisen Co., Ltd.9173 · Standard · 海運業

東京諸島と本土を結ぶ海運を中核に、島内の観光・物流・生活インフラまで手がける複合輸送企業。

概要

東海汽船は、東京の竹芝桟橋を拠点に伊豆諸島や小笠原諸島へ旅客・貨物の定期航路を運航する海運会社である。1889年に東京湾汽船会社として創業し、1942年に現商号へ変更。2025年12月期の連結売上高は約143億円、従業員は377名。離島航路の公共的使命とリゾート航路としての性格を併せ持ち、グループ全体で海運、商事料飲、ホテル、旅客自動車運送の4事業を展開する。

4事業で構成するグループの収益構造

東海汽船グループは、当社と連結子会社11社、関連会社1社で構成される。事業は海運関連、商事料飲、ホテル、旅客自動車運送の4セグメントに分かれる。2025年12月期の連結売上高142億8800万円のうち、海運関連事業が125億5900万円(構成比約88%)を占め、次いで商事料飲事業13億700万円、ホテル事業3億4500万円、旅客自動車運送事業2億9200万円である。営業利益は海運関連で8億7500万円、商事料飲で1億1600万円、ホテルで1400万円、旅客自動車運送で1900万円。全体の営業利益は5億2300万円で、純利益は3億6800万円である。なお、離島航路整備法の対象となる不採算航路を抱えるため、公共性を考慮した経営を求められている。

公共性と収益性の間に立つ航路の実態

同社の主航路である東京―伊豆諸島間は、離島住民の生活を支える「生活航路」であると同時に、観光客向けの「リゾート航路」の両面を持つ。貨物航路も生活物資の安定輸送が使命である。しかし、島しょ地域の人口減少や観光需要の回復遅れにより、旅客数はコロナ禍前の水準に戻っていない。2025年12月期の乗船客数は64万6000人(前期74万1000人)で、貨物取扱量は28万4000トン(前期28万9000トン)と微減。一方で、人件費・燃料費・修繕費の上昇が続き、2025年には船員法に基づく是正命令と安全命令を受けるなど、コスト増と規制対応が経営の重荷となっている。

グループ全体で島の暮らしを支える垂直統合

東京諸島という閉じた経済圏で事業を展開するため、同社グループは海運だけでなく、島内の移動手段や宿泊、物資供給までを手掛ける。大島旅客自動車株式会社が島内バスを運行し、東汽観光株式会社が大島温泉ホテルを運営する。商事料飲事業では、船内の料飲販売に加え、島への生活必需品・建設資材の供給、特産品のEC販売も行う。小笠原海運株式会社(2021年に連結子会社化、出資比率51%)は東京―父島航路を運航する。これらグループ企業が連携することで、旅客・貨物の流れを相互に補完しあう体制を取っている。

業界の中での役割は離島航路の旅客・貨物輸送インフラ事業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
143億円
営業利益
5億円
営業利益率
3.5%
純利益
4億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
海運 関連事業125億円87.4%9億円7.2%
商事 料飲事業12億円8.4%1億円8.3%
ホテル 事業3億円2.1%0億円0.0%
旅客自動車 運送事業3億円2.1%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01海運主力

東京と東京諸島(伊豆諸島・小笠原諸島)を結ぶ旅客・貨物の定期航路と、東京湾内周遊事業を運営。子会社には貨物輸送や船内サービス、海運代理店、船舶修理なども含む。

主な製品・サービス3
定期旅客航路
東京と伊豆諸島・小笠原諸島を結ぶ旅客船・ジェットフォイル運航。
定期貨物航路
東京と諸島を結ぶ貨物船運航。
東京湾周遊
東京湾内のクルーズ等の周遊事業。

02商事料飲準主力

船内・待合所での料飲販売・食堂運営に加え、東京諸島での生活必需品や建設資材の供給、特産品・オリジナルグッズ販売などの商事活動を行う。

主な製品・サービス2
船内・待合所での料飲販売
旅客船やターミナルでの飲食物・売店販売。
離島向け物資供給
島内の生活必需品・建設資材の供給。

03ホテル副次

子会社の東汽観光が大島でホテル業を営む。

主な製品・サービス1
ホテル運営
大島における宿泊施設運営。

04旅客自動車運送副次

子会社の大島旅客自動車が大島島内でバス運行、東海自動車サービスが自動車整備を営む。

主な製品・サービス2
島内バス運行
大島島内の路線バス運行。
自動車整備
大島での自動車点検・整備。

製品と技術

ジェットフォイル「セブンアイランド」による高速旅客輸送

東海汽船の高速路線の主力は、ボーイング社製ジェットフォイル「セブンアイランド」シリーズである。2025年時点で3隻が運用されている。最高速度は約43ノット(時速約80キロ)で、東京竹芝桟橋から大島港まで約1時間45分、神津島まで約2時間20分と、在来船に比べ大幅に時間を短縮する。2002年の導入以来、通勤・観光の双方で需要を喚起し、2013年には4隻体制で輸送力増強を図った。2025年8月に初代「愛」が引退し、3隻体制となったが、船体・機関の整備は子会社の東海技術サービス株式会社が担い、高い稼働率を維持している。

貨客船「さるびあ丸」「橘丸」が支える生活航路

2025年現在、主力の貨客船は3代目「さるびあ丸」(2020年就航)と「橘丸」(2014年就航)の2隻である。両船は旅客定員に加え、貨物スペースを備え、島への生活物資や建設資材を輸送する。さるびあ丸は総トン数約6,700トン、全長約131メートルで、夜行便を含む運航に対応する。橘丸は総トン数約4,500トンで、主に昼行便に使用される。2025年12月期の貨物取扱量は全島で28万4000トン。冷凍・冷蔵コンテナを活用した品質向上にも取り組み、災害時には復旧支援物資の緊急輸送も行う。

東京湾内の遊覧・納涼船とクルージング事業

同社は定期航路のほか、東京湾内の周遊事業も手掛ける。「東京湾納涼船」は夏季限定の遊覧航路で、船内で飲食を楽しむ「さるBEER」形式で営業している。2025年は停泊営業に変更した影響で乗船客数が6万9000人減少した。過去にはレストランクルーズ船「ヴァンテアン」を運航していたが、2020年に子会社を解散・清算して撤退した。現在も横浜―東京の夜景クルーズや行先当日告知の「ミステリーきっぷ」など企画商品を開発し、収益の多様化を図っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

海運業のなかでの位置

離島航路で地域独占、需要縮小に直面

同社は海運業の中でも旅客・貨物航路を運営し、東京から伊豆諸島を結ぶ航路で事実上の独占的地位を持つ。売上高は2024年12月期に146億円と前期比約11%増加したが、2025年12月期は143億円と微減が見込まれる。営業利益率は4.1%から3.5%へ低下しており、燃料費高騰や需要の伸び悩みが原因である。同業他社である日本郵船や商船三井は外航コンテナ船やタンカーを主力とする大手であり、同社は内航の離島輸送というニッチ市場で独自のポジションを築いている。このため、大手との競合は少ないが、人口減少や観光需要の変動が業績に直結する。また、船舶の維持費用や人件費が固定費として重くのしかかる。

強み

  • 伊豆諸島への航路をほぼ独占し、競争が少ない安定した収益基盤を持つ。
  • 2024年12月期の売上高は146億円と内航海運では中規模ながら一定の規模を確保。
  • 旅客輸送に加え、貨物輸送も担うことで収益の安定性を高めている。
  • 長年の運航実績により、地域住民や観光客からの信頼が厚い。

課題

  • 島嶼部の人口減少や観光客の変動により、輸送需要が縮小傾向にある。
  • 燃料費の上昇が利益率を圧迫し、2025年12月期の営業利益率は3.5%に低下。
  • 老朽化した船舶の更新に多額の投資が必要で、財務負担が重い。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

海運業の時価総額近傍。太字が東海汽船

時価総額で並べると、掲載6社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19308乾汽船556億円64.3倍
29115明海グループ375億円8.2倍
39171栗林商船192億円5.0倍
49130共栄タンカー119億円28.8倍
59127玉井商船66億円8.5倍
69173東海汽船62億円21.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 45件

小型貨物船の船主が集まり東京湾汽船会社を設立した1889年

1889年11月、東京から三崎、横須賀、木更津、館山方面に小型貨物船を運航していた数名の船主が、所有船舶を持ち寄り、資本金25万円の有限責任東京湾汽船会社を設立した。本社は京橋区新船松町将監河岸(霊岸島)に置かれ、同方面の定期航路を開始した。これが東海汽船の起源である。翌1890年12月、商法の公布に伴い株式会社に改組し、商号を東京湾汽船株式会社に変更。その後、東京から伊豆・外房方面、さらに磐城・三陸・北海道方面へ航路を拡大し、伊豆諸島航路にも進出した。

命令航路の開始と商号変更を経た戦時期の1942年

1907年5月、東京府知事との契約により、東京と伊豆諸島を結ぶ命令航路を開始した。これは公共性の高い航路としての位置づけを強める転機となった。1936年10月には本社を芝区芝浦8号地(現港区芝浦)へ移転。1942年8月、商号を東海汽船株式会社に変更した。戦後の1948年3月に本社を中央区月島へ移転し、1949年5月には東京証券取引所に株式を上場した。同年7月には大島開発株式会社を吸収合併し、大島で旅客自動車運送事業を開始。以後、東京湾内の周遊航路や海水浴航路も展開する。

高速化と輸送力増強を実現したジェットフォイル導入

1992年12月、老朽船舶の代替として貨客船「さるびあ丸」を就航。1997年から1998年にかけて、東海マリンサービス、東海自動車サービス、東汽商事などの子会社を相次いで設立し、グループ体制を強化した。2002年4月、高速船ジェットフォイル3隻(セブンアイランド「愛」「虹」「夢」)を導入し、東京―大島―神津島航路の所要時間を大幅に短縮した。その後も2013年に4隻目「セブンアイランド『友』」、2015年に「セブンアイランド『大漁』」、2020年には「セブンアイランド『結』」を就航。2025年8月に初代「愛」が引退し、3隻体制へ移行した。

貨客船の代替と小笠原海運の連結子会社化で航路網を強化

2014年6月に貨客船「橘丸」を就航。2020年6月には3代目「さるびあ丸」が就航し、東京―伊豆諸島航路の輸送力を維持した。同月、子会社の東京ヴァンテアンクルーズ株式会社を解散し、クルージングレストラン船事業から撤退。2021年6月には株式追加取得により、日本郵船との折半出資で設立した小笠原海運株式会社(1969年設立)を連結子会社化(出資比率51%)。これにより東京―父島航路をグループに取り込み、伊豆諸島に加えて小笠原諸島までの航路網を拡充した。

法令順守と収益改善を迫られた2020年代

2020年代に入り、同社は厳しい経営環境に直面する。2020年12月期は売上高90億円、純損失3億円と業績が悪化。2021年12月期も純損失1億円を計上した。2025年4月には国土交通省関東運輸局から船員法に基づく是正命令と海上運送法に基づく安全命令を受け、安全マネジメント体制の強化を余儀なくされた。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しにより、市場第二部からスタンダード市場へ移行。2023年4月には子会社の東汽商事株式会社を吸収合併し、グループ再編を進めている。

年表45件を開く

1880年代

  • 1889年11月創業東京より三崎、横須賀、木更津、館山方面にそれぞれ小型貨物船を運航していた数名の船主が所有船舶を持ち寄り、資本金25万円の有限責任東京湾汽船会社を設立し、京橋区新船松町将監河岸(霊岸島)に本社を置いて、同方面の定期航路を開始

1890年代

  • 1890年12月商号変更商法の公布に伴ない、株式会社に改組、商号を東京湾汽船株式会社に変更 その後、東京より伊豆及び外房航路から更に磐城、三陸、北海道方面に定期航路を開始すると共に伊豆諸島航路にも進出

1900年代

  • 1907年5月東京府知事と契約を結び、東京と伊豆諸島を結ぶ命令航路を開始

1930年代

  • 1936年10月芝区芝浦8号地(現 港区芝浦)に本社を移転

1940年代

  • 1942年8月商号変更商号を東海汽船株式会社に変更
  • 1948年3月中央区月島に本社を移転
  • 1949年5月上場東京証券取引所に株式を上場
  • 1949年7月M&A大島開発株式会社を吸収合併し、大島にて旅客自動車運送事業を開始

1950年代

  • 1950年7月東京湾内周遊(納涼船)航路及び館山、勝山の海水浴航路を開始
  • 1953年7月東京港竹芝桟橋待合所竣工 東京発各航路の発着所となる
  • 1954年6月創業東海造機株式会社を設立(当社全額出資)
  • 1954年9月中央区銀座に本社を移転
  • 1956年2月商号変更会社決算期間を1月~12月の年1回に変更

1960年代

  • 1963年12月M&A房総観光株式会社を吸収合併
  • 1964年9月創業東汽観光株式会社を設立し、大島温泉ホテルを経営(当社全額出資)
  • 1969年7月東京~新島、式根島、神津島季節直行便航路を開始
  • 1969年9月創業日本郵船株式会社との折半出資により、小笠原諸島航路の経営を目的として小笠原海運株式会社を設立(当社50%出資 1972年より東京~父島間定期航路開始)

1970年代

  • 1972年4月港区海岸(竹芝)に本社を移転
  • 1974年7月熱海~新島、熱海~神津島季節航路を開始

1980年代

  • 1981年3月創業伊豆七島海運株式会社を設立(当社35%出資)
  • 1988年12月創業東京ヴァンテアンクルーズ株式会社を設立(当社全額出資)
  • 1989年10月創業東京湾クルージングレストラン船「ヴァンテアン」就航(創立100周年記念事業)

1990年代

  • 1992年12月貨客船「さるびあ丸」就航 老朽船舶の代替により、安定した輸送体制の確保をめざす
  • 1993年4月創業伊東港運株式会社を設立(当社全額出資)
  • 1997年9月創業東海マリンサービス株式会社を設立(当社全額出資)
  • 1998年10月創業東海自動車サービス株式会社を設立(当社全額出資)
  • 1998年12月創業東汽商事株式会社を設立(当社全額出資)

2000年代

  • 2002年4月高速船ジェットフォイル3隻(セブンアイランド「愛」「虹」「夢」)就航。東京~大島~神津島航路の所要時間が大幅に短縮
  • 2003年2月創業大島旅客自動車株式会社を設立(当社全額出資)
  • 2005年1月創業大島マリンサービス株式会社を設立(当社全額出資)
  • 2006年1月創業八丈マリンサービス株式会社を設立(当社全額出資)
  • 2006年2月館山~大島~下田季節航路を開始

2010年代

  • 2011年3月創業東海シップサービス株式会社を設立(当社全額出資)
  • 2013年4月高速船ジェットフォイル(セブンアイランド「友」)就航 4隻体制として、輸送力の増強を図る
  • 2014年6月貨客船「橘丸」就航
  • 2015年1月高速船ジェットフォイル(セブンアイランド「大漁」)就航
  • 2016年1月稲取~大島季節航路を再開

2020年代

  • 2020年6月貨客船3代目「さるびあ丸」就航
  • 2020年6月東京ヴァンテアンクルーズ株式会社の解散
  • 2020年7月高速船ジェットフォイル(セブンアイランド「結」)就航
  • 2020年12月東京ヴァンテアンクルーズ株式会社の清算結了
  • 2021年6月M&A株式追加取得により小笠原海運株式会社を連結子会社化(当社51%出資)
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場へ移行
  • 2023年4月M&A東汽商事株式会社を吸収合併
  • 2025年8月高速船ジェットフォイル(セブンアイランド「愛」)引退 3隻体制へ移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    安全運航と法令遵守の徹底

    事故の未然防止と安定運航の確保のため、運航管理体制・教育訓練の充実を図る。法令遵守体制を強化し、顧客・地域社会・株主からの信頼回復と向上を最優先課題とする。

  2. 02

    収益基盤の強化とコスト管理

    コストの弾力化・固定費圧縮により収入変動に左右されないローコスト経営体質を構築する。燃料費上昇等をカバーする収益確保に努め、各事業での業務委託化・運営効率化も進める。

  3. 03

    新たな需要創造と事業拡大

    自然環境型観光・体験型商品の開発、企画乗船券の拡充、ECサイト事業の本格展開、自動販売機ビジネスの拡大など、既存営業方法に捉われない柔軟な発想で営業活動を強化する。

  4. 04

    グループ連携強化による総合力向上

    海運、商事料飲、ホテル、旅客自動車運送の各事業間の連携を強め、安全運航と良質なサービスを提供する総合力の高い社会貢献企業を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で377人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は875万円で、9期前と比べて+8.4%平均年齢は42.5歳、平均勤続年数は15.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月338
2017年12月342
2018年12月342
2019年12月80741.014.5345
2020年12月78041.014.6312
2021年12月75742.016.3369
2022年12月77742.115.5359
2023年12月81242.816.2365
2024年12月83143.216.4365164
2025年12月87542.515.7377133

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社11(国内 11 / 海外 0、うち連結子会社 11) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 東京都港区8,314百万円
海運関連事業 商事料飲事業 全社
芝浦 — 東京都港区1,898百万円
海運関連事業
大島温泉ホテル — 東京都大島町1,069百万円
ホテル事業
その他 — 東京都 大島町他347百万円
海運関連事業 商事料飲事業 全社
芝浦 — 東京都港区185百万円
海運関連事業
大島 — 東京都大島町175百万円
旅客自動車 運送事業
大島 — 東京都大島町55百万円
ホテル事業
竹芝 — 東京都港区28百万円
海運関連事業 商事料飲事業
八丈島 — 東京都八丈町15百万円
海運関連事業
竹芝 — 東京都港区11百万円
海運関連事業
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    東汽観光㈱
    東京都大島町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    東海技術サービス㈱
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    東海マリンサービス㈱
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    東海自動車サービス㈱
    東京都大島町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    大島旅客自動車㈱
    東京都大島町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    大島マリンサービス㈱
    東京都大島町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    八丈マリンサービス㈱
    東京都八丈町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    伊東港運㈱
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    東海シップサービス㈱
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    伊豆七島海運㈱
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権53.9%
  • 国内
    小笠原海運㈱
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権51.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    平成31年度貨物輸送事業者と荷主の連携等による運輸部門省エネルギー化推進事業費補助金(内航船の運航効率化実証事業)
    資源エネルギー庁 · 2019-04-12
    4.1億円
  • 補助金
    令和2年度貨物輸送事業者と荷主の連携等による運輸部門省エネルギー化推進事業費補助金(内航船の運航効率化実証事業)
    資源エネルギー庁 · 2020-04-01
    2.7億円
  • 補助金
    令和2年度貨物輸送事業者と荷主の連携等による運輸部門省エネルギー化推進事業費補助金(内航船の運航効率化実証事業)
    資源エネルギー庁 · 2020-04-01
    2.6億円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は143億円営業利益5億円前期と比べると減収減益で、売上が-2.1%、利益が-16.7%。

売上高
-2.1%
143億円
営業利益
-16.7%
5億円
純利益
+33.3%
4億円
営業利益率
3.5%
前期比 -0.6%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高148億円143億円
営業利益3億円5億円
純利益2億円4億円
1株あたり配当¥10

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は68億円、営業利益は−8億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+3.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q30−2−6.7−2
2023年2Q31−6−19.4−4
2023年3Q40410.03
2023年4Q31−3
2024年1Q31−2−6.5−1
2024年2Q35−4−11.4−3
2024年4Q801215.07
2025年2Q66−6−9.1−4
2025年4Q771114.38
2026年2Q68−8−11.8−5

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は115億円から143億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は3.5%。純利益は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月115106
2013年12月11742
2014年12月11974
2015年12月11332
2016年12月11254
2017年12月11464
2018年12月11521
2019年12月11100
2020年12月90−3−3
株式追加取得により小笠原海運株式会社を連結子会社化(当社51%出資)
2021年12月1082−1
2022年12月13932
東汽商事株式会社を吸収合併
2023年12月132−6−6
2024年12月146664.13
2025年12月143543.54

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高143億円のうち、営業利益として残るのは5億円3.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の2.8%にあたる。営業利益率は業種中央値7.0%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金86.0%123億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金10.5%15億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.5%5億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
14.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.5pt
3.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比5.9pt
2.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.4pt
7.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが7億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは5億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は35億円で、売上の2.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月11−1810−724
2013年12月6−4435−3820
2014年12月9−1912−1023
2015年12月15−6−11920
2016年12月9−4−9516
2017年12月12−11−1116
2018年12月3−1816−1517
2019年12月6−4131−3513
2020年12月−7−2133−2818
2021年12月1515−133035
2022年12月21−5−71645
2023年12月4−1−7340
2024年12月22−6−91648
2025年12月7−2−17535

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は207億円。このうち返さなくてよい自己資本が69億円で、自己資本比率は25.4%(業種中央値47.5%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月91385340.2
2013年12月132409229.3
2014年12月1484410428.1
2015年12月139479232.5
2016年12月134498535.7
2017年12月144539135.8
2018年12月1595310632.9
2019年12月2015314826.0
2020年12月2144816622.3
2021年12月2396117819.8
2022年12月2376317420.6
2023年12月2255916619.5
2024年12月2256416121.2
2025年12月2076913825.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
39億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
31億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
1億円
在庫として抱えている分
負債合計
138億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
54
/ 100
安定性自己資本比率17 / 40
収益力営業利益率7 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

海運業 11社との比較

同じ海運業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率11社中5位あたり、逆に低いのは自己資本比率11社中10位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.3%/中央値 7.7%
P25 7.2%P75 9.5%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
3.5%/中央値 7.0%
P25 5.9%P75 8.6%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
25.4%/中央値 47.5%
P25 37.5%P75 61.1%
売上成長率前期からの売上の伸び
-2.0%/中央値 -2.8%
P25 -6.7%P75 1.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.3%/中央値 2.9%
P25 2.1%P75 3.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,819で、1年前と比べて-9.7%過去52週の値幅のなかでは13%の位置にある。

¥2,819+0.0%1ヶ月+1.0%1年-9.7%時価総額62億円
過去52週の値幅
安値¥2,740高値¥3,350

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)21.6倍
PER (会社予想)38.7倍
PBR1.32倍
配当利回り0.35%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月7日終値は2827円で、25日線(2898円)を2.4%下回る。7月31日に2797円へ急落し、52週安値2740円に接近した。その後は2800円台で下げ渋るが、200日線(3087円)を大きく下回り、上値は重い。RSIは32.1と売られ過ぎ圏に近く、反発の可能性も。一方、1カ月では-3.68%と下落基調が続く。週足では下降トレンドが継続しており、安値圏での底値確認が焦点。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERが16.86倍で業界平均の16.19倍とほぼ同水準、PBRは1.2倍と平均の0.85倍を上回るが許容範囲。ROEは7.3%と平均的水準で、収益性は安定。ただし配当利回りが0.35%と極めて低く、平均の2.4%を大きく下回る。業績は赤字からの回復途上で、利益は小幅に推移しており、株価は業績をほぼ織り込んだ水準とみられる。配当の弱さが評価を下げる要因。

指標この会社業種平均
PER (実績)21.6倍18.2倍
PER (予想)38.7倍
PBR1.32倍0.94倍
ROE7.3%7.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

当社の投資論点は、新型コロナウイルス禍からの観光需要回復が持続するか、また島嶼部物流の需要が安定するかである。強気派は、観光客の増加や島民の生活インフラとしての安定受注を評価し、収益の改善基調を強調する。弱気派は、燃料費の高止まりや船の維持コストなど固定費の重さから、利益率の低さが続く可能性を指摘する。

プラスに働く材料7
  • 観光需要の回復

    2024年12月期は営業黒字に転換(営業利益率4.11%)し、観光客増加が寄与。

  • 安定した島嶼部インフラ

    伊豆諸島への生活物資輸送は、天候に左右されやすいが公的な役割も担い、需要は安定的。

  • 事業の多角化

    観光船や貨物輸送の併用により、収益源を多様化している。

  • 2025/12期は純利益4億円と2期連続黒字通年影響

    純利益は2023/12期の▲6億円から3億円、4億円と回復、黒字定着。

  • 営業利益率3.5%の改善余地決算発表後影響

    売上高143億円、営業利益5億円。1ポイント改善で約1.4億円の増益効果。

  • PBR1.2倍は割安なバリュエーション不定影響

    PBR1.2倍、ROE7.3%。海運市況の改善で割安修正が期待。

  • 売上高143億円と事業規模は維持継続影響

    売上高は132億円→146億円→143億円と高水準。観光需要が支える。

マイナスに働く材料7
  • 固定費の重さ

    船舶の維持費や燃料費、人件費などの固定費が高く、利益率は低水準(4%未満)。

  • 天候依存の高い需要

    欠航が発生すると売上に直接響くため、天候リスクが収益の不安定要因。

  • 人口減少の影響

    島嶼部の人口減少により、長期的な旅客・貨物需要の縮小が懸念される。

  • 2025/12期は減収で営業利益5億円通年影響

    売上高143億円は前期比約2%減。営業利益率3.5%は低水準。

  • 燃油費の上昇で黒字が維持できない継続影響

    営業利益5億円と薄く、燃料費高騰で赤字転落リスク。

  • PER16.86倍は増益率に比べ割高不定影響

    純利益4億円に対しPER16.86倍。成長鈍化を織り込むと上値が重い。

  • 自然災害・航路運航停止リスク不定影響

    台風や事故で航路が止まれば売上高143億円が落ち込む。過去赤字実績もある。

次の決算で確かめる点
旅客数
観光需要の回復度合いを直接反映し、売上高に直結する。
貨物取扱量
島嶼部物流の安定性を測る指標。
運航率
天候による欠航の頻度を示し、収益の安定性の判断材料。
燃料費単価
海運業の主要コストであり、利益率に大きく影響する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり10で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは0.35%。

年間配当
¥10
1株あたり
配当利回り
0.35%
いまの株価に対して
配当性向
6.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月2017.1
2017年12月200.013.0
2018年12月200.030.1
2024年12月10−50.023.4
2025年12月100.06.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥10

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ6,803人。区分でいちばん多いのは個人・その他50.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が47.8%を占め、残る52.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他47.848.149.349.550.150.3
事業法人42.041.440.540.440.038.1
金融機関8.18.18.18.18.19.0
証券会社1.00.40.30.30.71.6
政府・自治体0.70.70.70.70.70.7
自己株式0.20.20.20.20.20.2
外国法人0.41.21.10.90.30.2
外国人個人0.10.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01藤田観光株式会社18.00
02DOWAホールディングス株式会社6.82
03東京汽船株式会社3.41
04株式会社みずほ銀行2.36
05株式会社日本カストディ銀行(三井住友信託銀行再信託分・京浜急行電鉄株式会社退職給付信託口)2.32
06東海汽船従業員持株会1.95
07株式会社恵興1.64
08みずほ信託銀行株式会社1.59
09内海造船株式会社1.50
10株式会社アイ・エス・ビー1.36

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+508%、1株純資産は14期で+1341%。直近期のROEは7.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月2816718.05.79.3
2013年12月941,7595.519.310.9
2014年12月1891,89210.410.713.0
2015年12月1132,0575.717.820.1
2016年12月1612,1747.612.417.1
2017年12月1792,3507.912.313.0
2018年12月682,3802.933.830.1
2019年12月112,3760.5220.4839.3
2020年12月−1502,175
2021年12月−362,149
2022年12月822,2233.828.9
2023年12月−2652,001
2024年12月1342,1746.421.023.4
2025年12月1682,4047.319.36.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/12期の役員報酬は総額103百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢
山﨑潤一代表取締役社長 営業本部長
倉﨑嘉典常務取締役 執行役員 管理本部長
竹崎啓介取締役執行役員 企画本部長
若林英一取締役
櫻井和秀取締役
沼井秀男取締役
武市玲子取締役
藤間修常勤監査役
野﨑浩之常勤監査役
宇田川秀人監査役

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4848421
社外取締役612122
監査役1777

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容655字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社11社および関連会社1社で構成され、その事業は、海運関連事業、商事料飲事業、ホテル事業および旅客自動車運送事業であります。 各事業を構成している当社および主要な関係会社において営んでいる事業の内容は次のとおりであります。 海運関連事業……………   当社は、東京諸島と本土間を結ぶ旅客・貨物の定期航路事業および東京湾内周遊の事業を行っております。伊豆七島海運㈱は、東京諸島と本土間を結ぶ貨物の運送事業を行っております。東海シップサービス㈱は、船内サービス業を行っております。東海マリンサービス㈱・大島マリンサービス㈱・八丈マリンサービス㈱および伊東港運㈱は、海運代理店業を行っております。東海技術サービス㈱は、ジェットフォイルの船体、機関の整備を中心とした船舶修理業を営んでおります。小笠原海運㈱は、東京より小笠原(父島)を結ぶ旅客・貨物の定期航路の事業を行っております。 商事料飲事業……………   当社は、船内および船客待合所内での料飲販売・食堂の経営、東京諸島での生活必需品・建設資材の供給、島の特産品やオリジナルグッズの販売を目的とした商事活動を営んでおります。 ホテル事業………………   東汽観光㈱は、大島においてホテル業を営んでおります。 旅客自動車運送事業……   大島旅客自動車㈱は、大島島内でのバスの運行を行っております。 東海自動車サービス㈱は、大島において自動車整備業を営んでおります。 以上の企業集団の概要図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,058字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループの主な事業である東京諸島と本土間を結ぶ旅客定期航路は、公共的性格を有する離島・生活航路としての側面と快適性を提供するリゾート航路としての側面を有しており、また、貨物航路も、離島の生活物資を安全、確実に輸送する責務を有し、当社グループは、これらの使命を果たすことを通して地域社会に貢献することを経営の基本方針といたしております。 さらに、当社グループは海運関連事業を基軸として、商事料飲事業、ホテル事業および旅客自動車運送事業を展開しておりますが、今後ともグループ間の連携をより一層強め、「安全運航」と「良質のサービスの提供」を行う総合力の高い社会貢献企業を目指してまいります。 (2) 中長期的なグループ経営戦略及び目標とする経営指標 当社グループは、長期的な戦略として、「コストの弾力化、固定費の圧縮等により、収入の変動に左右されないローコストの経営体質を作る」との方針のもとに、収入増加策として、閑散期対策に取り組み、船舶の定期的な代替、船隊再編や燃料油価格の上昇などをカバーできるような収益確保に努めてまいります。 この先、環境の変化にしなやかに対応すべく、新たな商品開発、島と全国を繋ぐ物流・商流の活性化と振興、島への誘客を展望したECサイト事業の本格展開など、既存の営業方法に捉われない柔軟な発想で営業活動を強化してまいります。 中期的な事業の活性化策としては、毎年スローガンを掲げて全社一丸で取り組んでおり、2026年は「Building Trust2026」をスローガンとして、安全運航の徹底と法令遵守体制の強化を基盤に、お客様・地域社会・株主の皆様からの信頼の回復と向上を最優先課題として企業価値の向上に努めてまいります。 当社グループの航路は、公共的性格を有する離島・生活航路としての側面があり、また、これらの航路の中には、不採算航路でありながら公共性の観点から航路維持を図らざるを得ない航路(離島航路整備法の対象航路)もあり、一般的な経営指標の向上のみに専念するのは適切ではないと考えております。 (3) 会社の対処すべき課題 当社グループを取り巻く事業環境は、東京諸島の人口減少や観光需要の回復の遅れに加え、人件費・燃料費・修繕費等の各種コスト上昇、人材確保の難しさ、気象海象リスクの増大など、依然として厳しい状況が続いております。このような状況下においても、離島航路という公共的使命を担う企業として、安全・安心な輸送サービスを安定的に提供し続けることが当社グループの最重要課題であると認識しております。 2026年のスローガン「Building Trust2026」のもと、安全の徹底と収益基盤の強化を両立させ、持続可能な経営体制の構築に取り組んでまいります。 海運関連事業におきましては、安全運航体制の一層の強化を最優先に、運航管理体制・教育訓練の充実により、事故の未然防止と安定運航の確保に努めてまいります。旅客部門では、自然環境型観光や体験型商品の開発、企画乗船券の拡充等により需要喚起を図るとともに、ダイヤ編成や船隊再編の最適化により収益力の向上を進めてまいります。貨物部門では、生活関連物資の安定輸送を基本としつつ、工事関連輸送の積極的な受注、冷凍・冷蔵コンテナの活用や貨物システムの高度化による輸送品質および業務効率の向上に取り組み、安定収益の確保を図ってまいります。 商事料飲事業におきましては、旅客・貨物輸送量に左右されにくい事業構造の確立を目指し、自動販売機ビジネスの拡大、ECサイト事業の強化、物販事業やコンテナ販売等の新規分野への展開を推進することで、海運事業に続く「第三の収益の柱」としての成長を図ってまいります。また、業務委託化や運営効率化により固定費の圧縮を進め、収益体質の強化に努めてまいります。 ホテル事業におきましては、島の自然資源や温泉、食材といった地域の魅力を活かした商品開発と旅客部門との連携により集客力の向上を図るとともに、労働生産性の向上やコスト管理の徹底により収益性の改善に取り組んでまいります。あわせて、施設の整備やサービス品質の向上を通じて顧客満足度のさらなる向上に努めてまいります。 旅客自動車運送事業におきましては、安全運行を基本としたサービスの提供を徹底するとともに、貸切バス需要の取り込みや観光施策との連携強化により収益拡大を図り、安定的な事業運営に努めてまいります。また、燃料費や人件費等のコスト上昇に対応し、持続可能な輸送体制を維持するため、2026年1月に乗合バスの運賃改定を実施し、収益基盤の強化とサービス品質の維持・向上に取り組んでまいります。 以上のとおり、各部門に亘って業績向上を図るため、一層の努力をいたす所存であります。
事業等のリスク1,325字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年3月26日)現在において判断したものであります。 (1) 利益の下期偏重について 当社グループは、当社、子会社11社および関連会社1社で構成され、東京諸島と本土を結ぶ旅客・貨物の定期航路を主な事業内容としております。 旅客部門では、乗船客が夏季の多客期に集中するため、利益が下期に偏る傾向にあります。 (2) 離島航路整備法対象航路の存在 当社グループの各航路は、公共的性格を有する離島・生活航路としての側面があり、また、これらの航路の中には、不採算航路でありながら公共性の観点から航路維持を図らざるを得ない航路もあります。 (3) 燃料油価格の変動 船舶燃料油価格の上昇は、当社グループにとって大きな負担となります。このため、燃料油価格の大幅な上昇による損失を軽減すべく、旅客運賃および貨物運賃とは別にそれぞれ燃料油価格変動調整金を設定し、2004年12月より実施しております。また、2020年1月から全世界的に大気環境改善のため船舶燃料油の硫黄分濃度規制(SOx規制)が実施されたため、同年2月より燃料油価格変動調整金を環境規制に対応したものに見直しを行いました。 (4) 気象海象状況 台風や低気圧の影響により、就航率が悪化することがあります。 (5) 地震・噴火災害の多発地帯 就航航路および使用港湾は、地震・噴火の多発地帯にあり、災害の発生時、定期航路を維持できないこともあります。 (6) 感染症の流行等 新型インフルエンザ等の感染症が大規模に流行した場合、当社グループの乗船客数が減少し、従業員が感染することにより、事業運営に支障を来す可能性があります。 (7) 固定資産の減損損失 当社グループが保有する固定資産について、収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなる可能性があります。その結果、減損損失を認識するに至った場合には、当社グループの財政状態・経営成績に悪影響を与える可能性があります。また、当社グループは有価証券の評価基準及び評価方法として、その他有価証券のうち市場価格のない株式等以外のものについては決算期末日の市場価格等に基づく時価法を採用しています。その結果、株式市況の変動による時価の下落が当社グループの財政状態・経営成績に悪影響を与える可能性があります。 (8) 繰延税金資産の取崩し 当社グループは、将来の課税所得の見積りに基づいて、繰延税金資産の回収可能性を評価しています。収益力の低下により充分な課税所得が将来確保されないとの判断に至った場合、繰延税金資産を取り崩して税金費用を計上することとなり、当社グループの財政状態・経営成績に悪影響を与える可能性があります。 (9) その他 船舶の安全運航を阻害する要因として、テロ等の犯罪や大型海洋生物との接触などがあります。当社としては、日頃より定期的に関係官公署とも連携の上、訓練を重ね、事故の未然防止に努めております。
経営成績の分析 (MD&A)5,500字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態および経営成績の状況 (a) 経営成績 当連結会計年度におけるわが国の経済は、企業収益や個人消費の持ち直しが継続し、雇用・所得環境の改善を背景として景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、米国の政策動向や中東情勢等の地政学的リスク、原油価格の変動、物価上昇、為替相場の変動など先行き不透明な要因も多く、依然として注意を要する経営環境が続いております。 当社グループの主たる事業基盤である東京諸島におきましては、観光需要は回復傾向にあるものの、都心部と比較すると回復のスピードは緩やかであり、旅客輸送数は依然としてコロナ禍以前の水準には及ばない状況が続いております。貨物輸送量につきましても、島しょ地域における人口減少の影響により漸減傾向で推移しており、事業環境は引き続き厳しい状況にあります。 そのような中、主力の伊豆諸島航路においては一昨年に実施した運賃改定の効果が通期で寄与し、収益の下支えとなりました。また、2025年4月1日付で国土交通省関東運輸局より、船員法に基づく「是正命令」および海上運送法に基づく「輸送の安全確保に関する命令」を受けたことから、当社は5月1日付で改善報告書を提出するとともに、2025年のスローガン「Safety First2025」のもと、法令遵守および安全マネジメント体制の強化に全社を挙げて取り組んでまいりました。 この結果、当連結会計年度の業績につきましては、売上高は142億8千8百万円(前期146億4百万円)、営業利益は5億2千3百万円(前期5億8千2百万円)、経常利益は4億4千5百万円(前期5億5千3百万円)となりましたが、高速船ジェットフォイルの主機ガスタービン処分に伴う特別利益として、特別修繕引当金取崩額を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は3億6千8百万円(前期2億9千3百万円)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。 《海運関連事業》 海運関連事業におきましては、安全運航の徹底を最優先課題としつつ、更なる需要の回復に向けた営業施策を積極的に展開しました。 主力の伊豆諸島航路における旅客部門では、大島最大のイベント「椿まつり」に合わせた個人向け商品の販売強化に加え、横浜~東京の夜景クルーズや行先当日告知の「ミステリーきっぷ」などの企画商品の造成、自然環境型観光をテーマとしたツアーの営業強化を図り、集客の拡大に努めました。しかしながら、夏季最盛期においてジェット船の減船や船員の労働時間管理の適正化に伴う減便運航を実施したほか、東京湾納涼船についても停泊営業「さるBEER」形式での実施となったことから利用者数が減少し、その結果、納涼船乗船客数6万9千人の減少等の影響もあり、乗船客数は64万6千人(前期74万1千人)と大幅な減少となりました。 貨物部門は、引き続きお客様の利便性と集荷効率の引き上げを図り、集荷に遺漏がないように取り組み、国等の補助金を得て製作した冷凍・冷蔵コンテナを最大限活用し、貨物輸送の品質向上に努めました。また、10月に発生した台風により甚大な被害を受けた八丈島、青ヶ島へは災害発生後、東京都、八丈町、青ヶ島村と連携して速やかに復旧支援物資の輸送に努めました。しかしながら、生活関連品目はほぼ横ばいで推移したものの、工事関連品目が減少し、貨物取扱量は全島で28万4千トン(前期28万9千トン)と微減となりました。 費用面では、効率の良い船隊運用や減便により、船舶燃料費、船舶修繕費を中心に費用の改善が見られました。 この結果、当事業の売上高は125億5千9百万円(前期129億3千3百万円)、営業利益は8億7千5百万円(前期9億5千2百万円)となりました。 《商事料飲事業》 商事料飲事業におきましては、旅客数・貨物輸送量に左右されにくい安定的な事業構造を構築し、第三の収益の柱となるべく、新規事業への参入や既存事業の販売価格見直し等に取り組みました。商事部門においては、セメント等の取扱いが好調に推移し、また料飲部門では、船内自動販売機やレストラン収入が底堅く推移したことで、東京湾納涼船の停泊営業への営業形態変更に伴う減収をカバーしました。 この結果、当事業の売上高は13億7百万円(前期12億8千6百万円)、営業利益は1億1千6百万円(前期1億1千2百万円)となりました。 《ホテル事業》 大島温泉ホテル事業は、三原山や富士山を望む眺望、源泉掛け流し温泉、島の食材を活かした料理など「島ならではの魅力」を前面に打ち出した営業活動を展開しました。平日の需要取り込みを目的とした柔軟な料金設定や商品プランの造成、旅客部門との連携による送客強化を進めた結果、宿泊稼働率および客室単価は改善しました。また、11月に開催されたデフリンピックによる貸切営業も売上向上に寄与しました。費用面では、食材費や人件費の適正管理、業務効率化によるコスト削減に努め、収益性の向上を図りました。 この結果、当事業の売上高は3億4千5百万円(前期3億1千9百万円)、営業利益は1千4百万円(前期1千万円)となりました。 《旅客自動車運送事業》 旅客自動車運送事業の中心となる大島島内におけるバス部門は、お客様に安心してご利用いただくため、「安全運行」と「良質のサービスの提供」を基本理念とした安全方針に基づき、全社一丸となって安全運行に取り組んでおり、貸切バスにおいては、日本バス協会の安全性評価制度における三ッ星を維持するなど長期優良事業者として認定を受けております。 大島の最大イベント「椿まつり」において、貸切バスの利用が前年をやや下回りましたが、旅客部門と連携した観光ツアーの造成や団体利用の拡大に取り組むとともに、11月に開催されたデフリンピックにより貸切バスの売上が増加しました。 この結果、当事業の売上高は2億9千2百万円(前期2億8千2百万円)、営業利益は1千9百万円(前期1千4百万円)となりました。なお、定期路線バスにおいては大島町から継続的な支援を受けております。 (b) 財政状態 当連結会計年度末の総資産は207億4千4百万円となり、前連結会計年度末に比べ17億6千2百万円減少しました。その主な要因は、受取手形、営業未収金及び契約資産が2億7千万円、投資有価証券が2億2千3百万円増加した一方で、現金及び預金が12億2千1百万円、船舶の減価償却などにより有形固定資産が9億6千9百万円減少したことによるものです。 負債は138億1千9百万円となり、前連結会計年度末に比べ23億2千8百万円減少しました。その主な要因は、借入金が16億2千5百万円、営業未払金が2億9千9百万円、未払法人税等が1億5千4百万円、特別修繕引当金が2億2千3百万円減少したことによるものです。 純資産は69億2千4百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億6千5百万円増加しました。その主な要因は、利益剰余金が3億4千6百万円、その他有価証券評価差額金が1億5千8百万円、非支配株主持分が6千1百万円増加したことによるものです。 ② キャッシュ・フローの状況 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、6億8千5百万円のキャッシュ・イン(前期22億3千1百万円のキャッシュ・イン)となりました。その主な要因は、資金増加項目である税金等調整前当期純利益6億1百万円、減価償却費12億1千5百万円が、資金減少項目である仕入債務の減少額3億3千3百万円、売上債権の増加額2億7千万円、法人税等の支払額又は還付額2億4千2百万円を上回ったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、2億4千9百万円のキャッシュ・アウト(前期5億5千6百万円のキャッシュ・アウト)となりました。その主な要因は、有形固定資産の取得による支出3億7百万円、無形固定資産の取得による支出5千9百万円が、補助金の受入による収入1億2千5百万円を上回ったことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、16億5千7百万円のキャッシュ・アウト(前期9億2千6百万円のキャッシュ・アウト)となりました。その主な要因は、借入金の返済によるものです。 以上の結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物残高は、前連結会計年度末に比べ12億2千1百万円減少し、35億4千6百万円となりました。 ③ 生産、受注及び販売の状況 当社グループは、海運関連事業を主な内容としており、商事料飲事業、ホテル事業、旅客自動車運送事業を展開しております。従って、生産、受注を行っておらず、セグメントごとに生産規模及び受注規模を金額で示すことはしておりません。 (a) セグメントの売上高 セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) 海運関連事業   12,559,784   △2.9 商事料飲事業   1,307,829   1.6 ホテル事業   345,783   8.2 旅客自動車運送事業   292,532   3.6 計   14,505,930   △2.1 調整額   △217,461   - 合計   14,288,469   △2.2 (注) 上記金額には消費税等は含まれておりません。 (b) 当社(東海汽船㈱)の営業実績(参考) 提出会社の部門別営業実績は、下記のとおりであります。 部門別   前事業年度(自 2024年1月1日至 2024年12月31日)   当事業年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日) 年間(千円)   構成比(%)   年間(千円)   構成比(%) 海運業収益   9,232,747   87.8   9,009,846   87.3 商事収益   1,286,831   12.2   1,307,829   12.7 合計   10,519,579   100.0   10,317,676   100.0 (注) 1 海運業収益は運賃収益(旅客・貨物)、その他海運業収益の合計であります。 2 上記金額には消費税等は含まれておりません。 (c) 当社(東海汽船㈱)の主要航路及び就航状況(参考) 提出会社の航路および就航船舶・就航状況は、下記のとおりであります。 航路   区間   就航船舶 (2025年1~12月)   就航状況 (2025年1~12月) 東京~大島・神津島   東京-(横浜)-大島- 利島-新島-式根島-神津島   貨客船   さるびあ丸   通年運航 東京-(久里浜)-大島- 利島-新島-式根島-神津島   高速船   ジェットフォイル   通年運航 東京~八丈島   東京-三宅島-御蔵島-八丈島   貨客船   橘丸さるびあ丸   通年運航 熱海~大島   熱海-(伊東)-大島   高速船   ジェットフォイル   通年運航 稲取~大島   稲取-大島   高速船   ジェットフォイル   季節運航 東京~館山~大島   東京-館山-大島   高速船   ジェットフォイル   季節運航 臨時・不定期   東京-伊豆諸島-国内沿岸各地   ―   ―   ― (注)就航船舶「ジェットフォイル」はセブンアイランド「友」「大漁」「結」の3隻であります。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 経営成績等の分析 「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 ③ 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの資金需要のうち主なものは、運転資金および設備投資であり、資金需要を満たすための資金は、原則として、営業活動によるキャッシュ・フローを財源としますが、巨額の資金需要に対応する場合等は、円滑な事業活動に必要なレベルの流動性の確保及び財務の健全性・安定性を維持するため、銀行等から借入等を行う方針です。資金調達を行う際は、期間や国内外の市場金利動向等、また自己資本比率、DEレシオ(負債資本倍率)やROEといった財務指標への影響度等を総合的に勘案しながら、最適な調達を実施します。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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