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超!企業DB
日経平均64,167.87-158NYダウ53,061.95+295ドル円158.81+0NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+51毎時更新

ピックルスホールディングス

PICKLES HOLDINGS CO.,LTD.2935 · Prime · 食料品

浅漬・惣菜製造販売の専門企業。業務用・家庭用向けに浅漬を中心とした製品を全国展開。

概要

ピックルスホールディングスは、2022年9月にピックルスコーポレーションの単独株式移転で設立された純粋持株会社である。浅漬・惣菜の製造販売を主業とし、連結子会社14社と関連会社3社を統括する。2026年2月期の連結売上高は409億円、営業利益21億円。従業員数411名。東京証券取引所プライム市場上場。

浅漬・惣菜を柱とする単一事業

当社グループは、浅漬、キムチ、惣菜の製造販売を単一セグメントで行う。連結子会社14社及び関連会社3社で構成され、持株会社が統括する。主力製品は「ご飯がススムキムチ」シリーズで、リンゴの甘みと魚介の旨みが特長。原料の白菜や胡瓜は国産にこだわる。2026年2月期の売上高409億円のうち、浅漬・キムチが約9割を占める。全国の量販店やコンビニエンスストア向けに販売。西日本エリアでのシェア拡大を重点課題とする。

収益構造と業績推移

2023年2月期から2026年2月期の連結売上高は411億円、430億円、415億円、409億円と横ばいで推移。営業利益は2026年2月期に21億円と前期比63%増加し、親会社株主に帰属する当期純利益は14億円と44%増加した。増益の要因は、原料野菜の仕入価格安定、製品価格改定の浸透、値引き適正化による。減収は節約志向とアイテム数集約による。中期経営計画では2029年2月期に売上高440億円、営業利益20.68億円を目標とする。

グループ企業と地域別生産体制

子会社には、ピックルスコーポレーション(生産・販売中核)、同社の北海道・東北・関東・西日本・関西など地域別法人、農業事業のピックルスファーム、外食・小売の株式会社OH、農産物加工のベジパルなどがある。生産拠点は全国に分散し、2024年12月に茨城工場を新設。西日本では佐賀工場、京都工場、広島工場の供給力を強化し、地域別の販売網と連携する。また、株式会社手柄食品もグループに含む。

経営方針とサステナビリティへの取り組み

経営理念は「おいしくて安全、安心な商品を消費者にお届けし、同時に地球環境に配慮した企業経営」。食品安全規格JFS-Bと環境管理ISO14001を取得。サステナビリティ委員会を設置し、SDGs活動を推進。健康経営にも注力し、2025年には当社とピックルスコーポレーションが健康経営優良法人(大規模法人部門)に初認定された。子ども食堂での食育活動や、さつまいも収穫体験など地域社会との連携も行う。

業界の中での役割は浅漬・惣菜メーカー(食品製造・販売)。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
409億円
営業利益
21億円
営業利益率
5.1%
純利益
14億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01食品(浅漬・惣菜)主力

浅漬・惣菜等の製造、販売及び漬物等の販売を主たる業務とする。連結子会社14社及び関連会社3社により構成され、単一セグメントで事業を展開。

主な製品・サービス3
浅漬
短時間で漬け込んだ漬物。各種野菜を使用し、業務用・家庭用向けに製造販売。
惣菜
浅漬以外の調理済み食品やおかず類。
漬物
浅漬以外の伝統的な漬物製品。

製品と技術

浅漬製品の特徴と製造技術

浅漬は、野菜を短時間で漬け込む製法により、素材の食感と風味を活かした製品。白菜、胡瓜、大根、人参など旬の野菜を使用し、業務用・家庭用向けに展開。ピックルスコーポレーションは国産原料にこだわり、契約栽培を拡大している。代表的な製品に「液切りいらずおしんこ白菜」があり、手軽にサラダ感覚で食べられる。浅漬は主力カテゴリーであり、季節ごとに限定商品も発売している。

「ご飯がススムキムチ」ブランドと製品展開

「ご飯がススムキムチ」は、リンゴの甘みと魚介の旨みが特長のキムチブランド。白菜キムチ、カクテキ、オイキムチなどラインナップを揃える。2025年7月には埼玉西武ライオンズ戦のゲームスポンサーとしてキャンペーンを実施。20g増量キャンペーンを年3回全国展開した。また、「3種のキムチ」や「ご飯がススム聖護院かぶの千枚キムチ」などバリエーション製品も販売。同ブランドはグループの看板製品として認知度向上に寄与している。

惣菜製品と新領域への挑戦

惣菜部門では、ナムルやサラダなど野菜を主材とした調理済み食品を展開。株式会社フードレーベルが燻製商品「両名屋 本燻し 匠の一本」を発売するなど、加工技術を活かした製品開発を行う。また、株式会社ピックルスコーポレーションは冷凍食品を開発し、業務用中心に販売を開始。株式会社OHでは外食・小売事業「OH!!!~発酵、健康、食の魔法!!!~」を運営し、キムチづくり体験など食育活動も実施している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

食料品のなかでの位置

漬物大手、収益改善進むも需要低迷

ピックルスホールディングスは漬物・惣菜業界で国内有数の地位を占める。売上高は2025年2月期415億円と、同業他社(ニップンなど)とは異なる食料品セグメントだが、規模感では中堅。営業利益率は3.13%から5.13%へ改善傾向にある。しかし、既存事業の市場は成熟しており、同業他社との競合が激しい。惣菜需要の拡大や海外展開が成長の鍵となる。

強み

  • 「ピックルス」ブランドで漬物・惣菜のトップシェアを確保。
  • 漬物から惣菜まで幅広く展開し、消費者のニーズに対応。
  • 全国に工場を持ち、物流網を活かした効率的な供給を実現。
  • 営業利益率が5%超に向上し、収益基盤が強化されつつある。

課題

  • 漬物需要は減少傾向にあり、既存市場での成長は限定的。
  • 野菜価格高騰などが収益を圧迫し、価格転嫁が課題。
  • 同業他社との競争激化でシェア維持に努力が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

食品・飲料の時価総額近傍。太字がピックルスホールディングス

時価総額で並べると、掲載8社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19788ナック241億円13.3倍
22882イートアンドホールディングス231億円61.8倍
39850グルメ杵屋227億円100.7倍
42929ファーマフーズ175億円
53193エターナルホスピタリティグループ163億円16.0倍
62935ピックルスホールディングス156億円11.3倍
72884ヨシムラ・フード・ホールディングス151億円16.2倍
84331テイクアンドギヴ・ニーズ108億円4.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(食品・飲料)に従っています。

会社の歴史

沿革 4件

単独株式移転による持株会社設立とプライム市場上場

2022年9月、ピックルスコーポレーションが単独株式移転によりピックルスホールディングスを設立した。同日、東京証券取引所プライム市場に上場。この再編により、グループ全体の経営管理と事業の戦略的な統括を目指した。持株会社体制への移行は、子会社の独立性を保ちつつ、グループシナジーを最大化する意図があった。上場後もピックルスコーポレーションは中核事業会社として機能している。

農産物加工子会社ベジパルの設立

2023年9月、農産物の加工及び販売を目的として株式会社ベジパルを設立した(連結子会社)。ベジパルは、グループの農業事業であるピックルスファームで生産されたさつまいもを活用した商品開発や輸出事業を担う。これにより、一次生産から加工・販売までの垂直統合を強化し、新たな収益源の創出を図った。ベジパルは「コエド芋パーク」などのイベントにも出展し、認知度向上に努めている。

子会社の吸収合併による業務効率化

2024年12月、ピックルスコーポレーションが子会社のピックルスコーポレーション札幌を吸収合併した。これは業務の効率化が目的で、北海道エリアの管理機能を統合し、コスト削減と意思決定の迅速化を図った。合併後も生産・販売体制は維持され、グループ全体のオペレーション最適化の一環と位置づけられる。

茨城工場新設による製造能力拡充

2024年12月、茨城県結城郡八千代町にピックルスコーポレーションの茨城工場を新設した。この工場は「ご飯がススムキムチ」シリーズの製造拠点として稼働し、供給力強化と生産効率向上を目的とする。新工場の稼働により、中部・関東エリアへの製品供給が安定化し、グループ全体の生産キャパシティが拡大した。投資額や具体的な生産量は非開示だが、中期計画の達成に貢献する拠点と位置づけられる。

年表4件を開く

2020年代

  • 2022年9月創業株式会社ピックルスコーポレーションが単独株式移転により当社を設立し、当社は東京証券取引所プライム市場に株式上場
  • 2023年9月農産物の加工及び販売を行うために、株式会社ベジパル(現・連結子会社)を設立
  • 2024年12月M&A業務の効率化を図るために、株式会社ピックルスコーポレーションが株式会社ピックルスコーポレーション札幌を吸収合併
  • 2024年12月生産の効率化を図るために、茨城県結城郡八千代町に株式会社ピックルスコーポレーションの茨城工場を新設

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2029年2月期まで44,000百万円
  • 連結営業利益2029年2月期まで2,068百万円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    製品開発強化

    個食、中食、健康志向などの多様なニーズに対応した浅漬、キムチ、惣菜の新製品開発やリニューアルを進める。「ご飯がススムキムチ」ブランドの強化や新領域への拡張、ミニカップシリーズなどマルチブランド化に取り組む。

  2. 02

    販売エリア・販売先拡大

    西日本エリア(近畿、中国・四国、九州)のシェア拡大のため、佐賀・京都・広島工場の供給力を強化。ドラッグストアや量販店の新たな売場への販売、業務用製品による外食向け販売拡大を推進する。

  3. 03

    新規事業への取り組み

    子会社を通じた外食・小売事業、農業事業、さつまいも加工品の開発・輸出、冷凍食品の開発など、既存事業領域を超えた新規事業に取り組み、収益拡大を図る。

  4. 04

    コスト見直しと生産体制最適化

    原料野菜の契約栽培拡大、省力化機械導入、不採算製品削減、アイテム集約によるコスト削減。茨城工場での効率生産や2交替制から日勤制への移行により固定費削減と労働環境改善を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 4期分

グループ全体で411人が働いている。

決算期連結従業員数一人当たり営業利益万円
2023年2月462
2024年2月439
2025年2月414314
2026年2月411511

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社15(国内 15 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
茨城工場 — 茨城県結城郡八千代町4,782百万円
所沢工場 — 埼玉県入間郡三芳町2,490百万円
物流センター — 埼玉県入間郡三芳町1,623百万円
大宮ファクトリー — 埼玉県北足立郡伊奈町1,108百万円
佐賀工場 — 佐賀県三養基郡みやき町813百万円
千葉工場 — 千葉県八街市769百万円
京都工場 — 京都府乙訓郡大山崎町731百万円
OH!!!~発酵、健康、食の魔法!!!~ — 埼玉県飯能市663百万円
手柄食品 — 兵庫県姫路市599百万円
宮城ファクトリー — 宮城県加美郡加美町488百万円
ほか9件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社ピックルスコーポレーション(注)2、3
    埼玉県 所沢市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ピックルスコーポレーション関西(注)2、4
    京都府 乙訓郡 大山崎町
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ピックルスコーポレーション西日本(注)2
    佐賀県 三養基郡 みやき町
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社八幡屋(注)2
    埼玉県 所沢市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社フードレーベル(注)2
    埼玉県 所沢市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社フードレーベルセールス(注)2
    埼玉県 所沢市
    議決権100.0%
  • 国内
    東都食品株式会社(注)2
    茨城県 常総市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社手柄食品(注)2
    兵庫県 姫路市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社OH(注)2
    埼玉県 飯能市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ピックルスファーム(注)2
    埼玉県 所沢市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ベジパル(注)2
    埼玉県 所沢市
    議決権60.0%
  • 国内
    その他3社(注)6
残りのグループ会社3社を開く
  • 株式会社デイリー開発福島福島県 伊達郡 桑折町35%
  • 株式会社セキグチデイリー群馬県 館林市35%
  • 株式会社アリシアフーズ長野県 塩尻市35%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は409億円営業利益21億円前期と比べると減収増益で、売上が-1.4%、利益が+61.5%。

売上高
-1.4%
409億円
営業利益
+61.5%
21億円
純利益
+40.0%
14億円
営業利益率
5.1%
前期比 +2.0%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高410億円409億円
営業利益18億円21億円
純利益12億円14億円
1株あたり配当¥29¥29

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は105億円、営業利益は7億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は−2.8%、営業利益は+40.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q11587.05
2024年2Q11654.34
2024年3Q10222.01
2024年4Q972
2025年1Q10854.64
2025年2Q10965.54
2025年4Q19821.02
2026年2Q223167.211
2026年4Q18652.73
2027年1Q10576.75

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 4期分

2023年2月期からの4期で、売上は411億円から409億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は5.1%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
農産物の加工及び販売を行うために、株式会社ベジパル(現・連結子会社)を設立
2023年2月4111711
業務の効率化を図るために、株式会社ピックルスコーポレーションが株式会社ピックルスコーポレーション札幌を吸収合併
2024年2月4301812
2025年2月41513133.110
2026年2月40921215.114

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高409億円のうち、営業利益として残るのは21億円5.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は14億円、売上の3.4%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金78.2%320億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.6%68億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.1%21億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
21.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.0pt
5.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.2pt
3.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.0pt
7.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 4期分

2026年2月期は営業CFが42億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは38億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は62億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2023年2月17−9−9859
2024年2月27−901878
2025年2月8−4711−3950
2026年2月42−4−253862

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 4期分

2026年2月期の総資産は302億円。このうち返さなくてよい自己資本が201億円で、自己資本比率は65.1%(業種中央値56.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2023年2月2631748965.1
2024年2月2771839464.6
2025年2月30218911461.0
2026年2月30220110265.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
62億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
168億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
4億円
在庫として抱えている分
負債合計
102億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
80
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

食料品 123社との比較

同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率123社中39位あたり、逆に低いのは売上成長率123社中109位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.3%/中央値 7.3%
P25 3.7%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.1%/中央値 4.1%
P25 2.7%P75 7.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
65.1%/中央値 56.8%
P25 46.5%P75 67.3%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-1.4%/中央値 3.4%
P25 0.7%P75 6.3%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.4%/中央値 2.3%
P25 1.5%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,214で、1年前と比べて+24.8%過去52週の値幅のなかでは56%の位置にある。

¥1,214+0.2%1ヶ月+10.4%1年+24.8%時価総額156億円
過去52週の値幅
安値¥988高値¥1,394

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.3倍
PER (会社予想)12.3倍
PBR0.75倍
配当利回り2.39%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1172円で、直近の値動きは8月17日に1178円まで上昇しましたが、8月18日には1172円と小幅に反落しています。移動平均線は25日線が1156.12円、75日線が1123.39円で、株価はこれらの線を上回っており、短中期のトレンドは上向きです。しかし、200日線は1178.34円と株価はこれをわずかに下回っており、長期トレンドはやや弱気です。52週高値1394円からは約15.9%下落し、52週安値981円からは約19.5%上昇しています。RSIは51.35と中立圏にあり、方向感は乏しいです。出来高は8月18日に18800株とやや減少しています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERは10.93倍と業界平均28.51倍を大きく下回り、PBRも0.7278倍と1倍未満の水準です。配当利回りは2.47%と業界平均2.24%を上回り、ROEは7.3%と低めですが、予想PERも11.9倍と割安感があります。ただし、直近の売上高は減少傾向で、利益の伸びは限定的です。割安ではあるものの、収益性の低さから配当の持続性には注意が必要です。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.3倍28.6倍
PER (予想)12.3倍
PBR0.75倍1.63倍
ROE7.3%7.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高は横ばいながら、2026年2月期に営業利益率が5.13%と前期から改善し、収益性向上が焦点。強気派は、非加熱製法による高付加価値商品や、健康食品としての認知度向上で価格競争に巻き込まれず、利益率が改善するとみる。一方、弱気派は、市場自体が微減しており、単価上昇にも限界があり、原材料や物流コストの増加で利益がさらに圧迫される可能性を指摘する。配当利回りは安定しているが、成長性は乏しいとの見方も。

プラスに働く材料7
  • 収益性の改善

    2026年2月期の営業利益率は5.13%と前期より改善し、構造改革の成果が出ている。

  • 健康訴求の強み

    「発酵」をキーワードに健康志向の消費者を取り込み、単価が向上している。

  • 安定配当

    配当利回り2.46%と安定しており、株主還元の姿勢が明確。

  • 営業利益13億→21億円と1.6倍、利益率5.13%に改善通年影響

    営業利益は21億円と前期比+8億円、売上高409億円で利益率5.13%は前期の3.13%から2ポイント上昇

  • 純利益が10億→14億円と4割増、EPS拡大通年影響

    純利益14億円は前期比+4億円、1株利益の増加で株価評価に好影響

  • PBR0.73倍と1倍割れ、資本効率改善で再評価余地継続影響

    PBR0.73倍は純資産の約27%割安、ROE7.3%の改善で1倍回復が期待

  • 配当利回り2.46%と安定的な株主還元継続影響

    配当利回り2.46%は現在の株価水準で確保され、下値を支える需給要因

マイナスに働く材料7
  • 市場の成熟

    国内の漬物市場は総需要が減り、販売数量の拡大が見込みにくい。

  • 原価率の上昇

    原材料の白菜や塩の価格上昇、物流費の高騰が利益率の下押し要因。

  • 成長の限界

    売上高が400億円前後で頭打ちし、新規の成長ドライバーが不足している。

  • 売上高が430→415→409億円と3期連続減収通年影響

    2年間で売上高が21億円減少、市場縮小の中での減収が続く

  • 来期予想PER12倍は実績10.99倍から悪化、減益示唆決算発表後影響

    予想PER12倍は現状の10.99倍を上回り、来期利益が今期を下回る市場予想を反映

  • ROE7.3%と低収益性、資本効率に課題継続影響

    ROE7.3%は資本コスト水準に届かず、株主価値の向上が鈍い

  • 外国人持株比率6.08%と低く、需給が国内頼み継続影響

    外国人保有6.08%は低位で、機関投資家の継続的な買いが期待しにくい

次の決算で確かめる点
営業利益率
価格転嫁やコスト削減の効果を確認するため。
売上高原単位
量と単価の変動を分離し、需給動向を把握するため。
新商品の販売比率
付加価値商品の投入効果と成長性を確認するため。
原材料価格
コスト変動が利益率に与える影響を測るため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり29で、前期から+11.5%いまの株価に対する利回りは2.39%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥29
1株あたり
配当利回り
2.39%
いまの株価に対して
配当性向
61.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2024年2月2435.4
2025年2月268.361.9
2026年2月2911.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥29

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ20,596人。区分でいちばん多いのは個人・その他52.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が39.6%を占め、残る60.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他42.742.346.152.7
事業法人26.726.426.225.1
金融機関16.517.617.614.6
外国法人12.211.48.06.0
自己株式2.13.33.32.6
証券会社1.82.12.11.6
外国人個人0.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01東海漬物株式会社15.19
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.15
03荻野 芳隆3.76
04ピックルスホールディングス取引先持株会2.92
05株式会社埼玉りそな銀行2.85
06株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.61
07株式会社セブン-イレブン・ジャパン2.18
08STATE STREET BANK AND TRUST CLIENT OMNIBUS ACCOUNT OM02 505002(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.85
09BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.80
10株式会社武蔵野銀行(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)1.56

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近16
  • 2026-08-21
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    5.01%
    -1.05pt
  • 2026-06-18
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    7.99%
    -1.05pt
  • 2026-06-18
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    7.19%
    -0.80pt
  • 2026-06-18
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    7.19%
  • 2026-06-18
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    6.05%
    -1.14pt
  • 2026-06-18
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    8.04%
    +1.35pt
  • 2026-06-18
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    9.04%
    +1.00pt
  • 2026-06-18
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    5.20%
    -0.16pt
  • 2026-06-18
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    5.43%
    +0.23pt
  • 2026-06-18
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    5.38%
    -0.05pt
  • 2026-06-18
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    5.37%
    -0.01pt
  • 2026-06-18
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    5.37%
  • 2026-06-18
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    4.61%
    -0.76pt
  • 2026-06-08
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    6.69%
  • 2026-06-08
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    5.36%
  • 2026-05-22
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    新規の大量保有報告
    6.05%
    -1.14pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 4期分

1株利益は4期で+25%、1株純資産は4期で+15%。直近期のROEは7.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2023年2月891,3626.813.257.1
2024年2月941,4386.712.635.4
2025年2月771,4825.312.561.9
2026年2月1111,5697.311.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/2期の役員報酬は総額248百万円。

氏名役職年齢保有株数
宮本雅弘代表取締役会長6475,000
影山直司代表取締役社長66127,000
三品徹専務取締役 経理財務部長6416,000
宮腰建一郎取締役6222,000
萩野賴子取締役844,000
田中德兵衞取締役74
西渉常勤監査役70
村木徹監査役68
神﨑幸雄監査役82
小高正裕監査役65
尾中真二取締役 経営戦略部長542,000
粟井邦彦監査役58

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円ストックオプション百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)511748494921543
社外取締役626264
監査役1777

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容381字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社は、2022年9月1日に単独株式移転により株式会社ピックルスコーポレーションの持株会社(完全親会社)として設立され、子会社等の経営管理及びそれに付帯関連する業務を行っております。 当社グループは、当社、子会社14社及び関連会社3社により構成されており、浅漬・惣菜等の製造、販売及び漬物等の販売を主たる業務としております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することになります。 また、当社グループの事業は単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 当社グループにおける当社と関係会社の当該事業に係る位置づけを事業系統図で示すと次のとおりであります。 [事業系統図]
経営方針・対処すべき課題3,345字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社は「おいしくて安全、安心な商品を消費者にお届けし、同時に地球環境に配慮した企業経営を目指します」を経営理念とし、 ① 安全でおいしい製品を作るための品質管理 ② 地球環境に配慮した企業経営 ③ 従業員のモラルアップと安全・健康を第一とした職場づくり を経営方針としております。 この方針に則り、食品安全の規格であるJFS-B及び環境管理の国際規格であるISO14001を取得し、それぞれの規格に基づいた適切な管理を行っております。また、人事制度、教育制度等の充実や健康経営に力を注いでおります。更に、サステナビリティ委員会を設置し、SDGsへの取り組みを行っております。 今後ともこの方針を基に企業活動を行うことで、安全・安心な食品の提供という、食品会社の基本姿勢を貫き、消費者からの信頼獲得と社会への貢献を果たしてまいります。 (2)経営環境 当社グループの主力製品は、浅漬、キムチ及び惣菜であります。安全・安心でおいしい商品を提供し、消費者の健康的な生活の実現に貢献することで、社会とともに持続的な成長を目指します。 浅漬は、野菜の旬の時期に合わせた製品を販売しています。キムチは、リンゴの甘みと魚介の旨みが特長の「ご飯がススムキムチ」などの製品を販売しております。安全・安心な食品の提供を重視し、浅漬・キムチの主要原料の白菜、胡瓜等は国産を使用しております。食の多様化によるコメの消費量の減少や少子高齢化等により、1990年代をピークに漬物市場全体は縮小傾向にあります。更に、巣ごもり消費による一時的な需要の増加はありましたが、食料品やエネルギー価格の高騰による消費者の節約志向の影響を受けております。 惣菜は、ナムルやサラダなど、野菜を主材とした製品を販売しております。近年は、消費者が節約志向を強めて外食を控え、惣菜を買って家庭内で食事をする中食の傾向が強まっているほか、高齢者・単身者世帯や共働き世帯の増加により食事のスタイルが変化しており、惣菜の需要は今後も拡大が見込まれています。 このような状況のもと、当社グループは、「全国を網羅した生産・物流体制」、「食の安全・安心への取り組み」、「独自性の高い開発提案力」及び「販売先のニーズに対応するベンダー機能」などの強みを活かし、コンビニエンスストアや全国の量販店に製品を販売しております。 (3)経営戦略等 当社グループは、中長期的な取り組みとして次の諸施策を推進してまいります。 ① 製品開発強化 製品開発強化については、個食、中食や健康志向等の多様化するニーズに対応した浅漬、キムチ、惣菜の新製品開発やリニューアルを行います。更に、「ご飯がススムキムチ」ブランドのブラッシュアップや新たな商品領域へのブランド拡張、浅漬売場向けミニカップシリーズなどのマルチブランド化を進めるなど、様々な製品開発に取り組みます。 ② 販売エリア拡大 販売エリア拡大については、株式会社ピックルスコーポレーション西日本の佐賀工場、株式会社ピックルスコーポレーション関西の京都工場及び広島工場並びに株式会社手柄食品の供給力を強化して、近畿地区、中国・四国地区、九州地区など、シェア拡大余地が比較的大きい西日本エリアにおける販売を強化します。 ③ 販売先拡大 販売先拡大については、近年、食料品の販売を強化しているドラッグストア、量販店の豆腐売場や納豆売場などの新たな売場などに注力します。更に、業務用製品の開発により外食向けの販売拡大に取り組みます。 ④ 新規事業への取り組み 新規事業については、株式会社OHによる外食・小売事業、株式会社ピックルスファームによる農業事業、株式会社ベジパルによる株式会社ピックルスファームで生産したさつまいもを活用した商品の開発や商品の輸出などに取り組みます。更に、新しい分野の商品として冷凍食品の開発など、事業の更なる拡大に取り組んでまいります。 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、継続的な成長を実現するため、連結売上高、連結営業利益を経営指標に設定しております。 中期経営計画の最終年度である2029年2月期は連結売上高44,000百万円、連結営業利益2,068百万円を目標としております。その目標を実現するため、「収益性の向上」、「資本効率を意識した経営」、「新商品・新領域への挑戦」を重点戦略とした、中長期戦略に取り組んでまいります。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 食品業界は、少子高齢化の影響などから市場規模は大きな成長が見込めないなか、原材料・エネルギー価格の高騰などが続き、厳しい経営環境が継続しております。加えて、消費者の安全・安心への関心は高い状況が続くと考えられ、品質管理の取り組み強化が求められております。 このような状況のもと、当社グループは以下のことに取り組んでまいります。 ① 全国の製造・販売拠点の活用による売上拡大 全国に製品を供給できる漬物メーカーとして、当社グループの力を最大限に活用した営業、広告宣伝活動等により、消費者向け製品の拡販に加え、業務用製品の積極的な提案を行い、新規取引先の開拓と既存得意先の深耕を図ります。株式会社ピックルスコーポレーションの茨城工場を「ご飯がススムキムチ」シリーズの製造拠点として活用し、供給力の強化及び売上の拡大に取り組んでまいります。 ② 製品開発の強化 高付加価値を訴求した製品及びキムチ・浅漬などの既存製品以外にも、新たなカテゴリーの製品や、新たなマーケットで販売できる製品の開発に取り組み、売上拡大及びブランド力の向上につなげてまいります。 ③ コストの見直し 原料野菜の契約栽培の拡大、省力化機械の導入、不採算製品の削減及びアイテム数の集約などを含めた生産体制の見直し等によるコスト削減を進めてまいります。株式会社ピックルスコーポレーションの茨城工場において効率的な製造を行うことにより、収益改善を図ります。また、一部工場で導入している2交替制を日勤体制へ移行を進めることで、固定費の削減と労働環境の改善を行います。その他、当社の取り組みにより対応しきれないコストの増加については、「ご飯がススムキムチ」シリーズを含め、製品規格の見直しや製品価格の値上げを行います。 ④ 食の安全・安心の追求 お客様に安心して食べていただける製品づくりを行うため、食品安全の規格であるJFS-Bを活用し、各事業所における品質管理レベルの向上を図るとともに、意図的な異物混入等を防ぐため、フードディフェンスの取り組みを強化してまいります。 ⑤ 新規事業の確立 外食事業、小売事業及び農業事業などの新規事業に取り組み、事業領域を拡大させることで収益拡大につなげてまいります。株式会社ベジパルでは、干し芋などのさつまいもを使用した加工製品を開発し販売してまいります。その他にも、業務用や量販店向けの冷凍食品の拡販に取り組んでまいります。 ⑥ 経営基盤の強化 将来にわたって成長力、収益力のある企業体質を確立するために、優秀な人材の採用・育成が不可欠と考えております。そのため、目標管理制度、教育プログラムを活用するとともに、福利厚生制度や人事制度などの充実、健康経営推進に向けた取り組みに努めてまいります。健康経営については、当社及び株式会社ピックルスコーポレーションが健康経営優良法人2025(大規模法人部門)を取得しております。今後も、食生活改善、運動機会の増進・習慣定着などに継続して取り組み、従業員とその家族の健康と幸福を追求してまいります。また、企業の持続的発展には、ESG(環境・社会・ガバナンス)やSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みが不可欠と考えており、事業を通じてサステナブルな社会の実現に貢献してまいります。
事業等のリスク4,557字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。また、当社グループとして、必ずしも事業上のリスクとは考えていない事項についても、投資判断上で、あるいは当社グループの事業活動を理解する上で重要と考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から記載しております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの経営成績等に与える定量的な影響については、合理的に予見することが困難であると考えており、記載しておりません。当社グループは、これらのリスクが顕在化する可能性を認識し、発生の抑制及び回避に努めております。また、リスクが顕在化した場合には、経営及び事業リスクの最小化に取り組んでまいります。 (1) 原材料の調達及び価格の変動について 当社グループは、主要製品の原材料である白菜、胡瓜等の国産野菜を、主に契約栽培による調達や、産地の分散を図る等、年間を通じた数量及び価格の安定に取り組んでおります。 しかしながら、原材料産地における猛暑、多雨、日照不足といった異常気象等の影響により、国産野菜の生育不良や生育遅れが発生した場合には、必要な量の確保が困難になることによる販売機会の損失、仕入価格の高騰や歩留まりの悪化による製造コスト増加の可能性があります。当社グループでは、生産性の向上等による製造コストの削減や、工場周辺を中心とした産地の分散化、国産野菜の調達可能量を考慮して可能な範囲で製品構成の調整を図る等による販売方法の見直し等により対策を行っておりますが、これらの対策で増加した製造コストを吸収できない場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 特に近年は地球温暖化等の影響により異常気象の発生頻度が増加し、また発生時の規模も拡大しており、国産野菜の生育状況に長期間かつ広域に渡り影響を及ぼす可能性が高くなりつつあります。国産野菜の仕入価格が高止まりする等、製造コストの増加が長期化した場合には、利益率の低下が長期間に渡ることや、営業損失等に陥る可能性があること等から、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 食品の安全性の問題について 当社グループは、食品安全の規格であるJFS-Bの活用やフードディフェンス等の取り組みにより、食品の安全性確保に努めております。 しかしながら、調達した原材料や製造工程において想定外の問題が発生した場合や、当社グループでは対応できないような食の安全を脅かす社会全般にわたる問題が発生し当社グループが直接関係なくとも風評等により企業イメージやブランドイメージ等が低下する事態をもたらした場合には、消費者の購買意欲の低下等から当社グループ製品の売上減少につながり、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 法的規制等の影響について 当社グループは、食品衛生法、製造物責任法、廃棄物処理法、水質汚濁防止法、不正競争防止法等の様々な法令の適用を受けており、これらの法令に対する遵守体制の構築に取り組んでおります。 しかしながら、現存する法的規制の強化や新たな規制がなされた場合には事業活動が制限される可能性や新たな設備投資等のコスト負担が必要となる可能性があり、また、法令違反を含むコンプライアンス上の問題が生じた場合にはその対応のための費用がかかることで利益率が低下することにより、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 設備投資について 当社グループは、市場動向や販売先の動向等を十分に検討した上で、全国への製品の供給体制を強化するため、新工場の設立や既存工場の生産設備の更新等を実施しております。 しかしながら、必要な設備投資が計画通りに進まない場合又は想定しているような生産数量の規模拡大を図れない場合には、販売機会の損失や、減価償却費の負担による利益率の低下等が生じ、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 固定資産の減損について 当社グループは、多くの固定資産を保有しております。固定資産の取得にあたっては、その目的や意義について十分に検討した上で、決定しております。 しかしながら、工場等の収益性や保有資産の市場価格が著しく低下したことにより回収が見込めなくなった場合には、減損損失の計上を余儀なくされることにより、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 新規事業について 当社グループは、成長戦略のひとつとして、既存事業以外の分野における新規事業を検討・実施しており、これにより企業価値の向上と成長の加速を目指しております。 新規事業の実施に当たっては、事前に十分な調査及び検討を行っておりますが、事業環境の変化等、想定外の事態が発生し、計画どおりに業績が推移しない等により、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 企業買収について 当社グループは、成長戦略のひとつとして、既存事業及び関連事業分野における企業買収を検討・実施しており、これにより企業価値の向上と成長の加速を目指しております。 企業買収の実施に当たっては、事前に十分な調査及び検討を行っておりますが、企業買収後における事業環境の変化等、想定外の事態が発生し、計画どおりに業績が推移しないことなどにより、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (8) のれんについて 当社グループは、企業買収に伴い発生したのれんを計上しております。当該のれんにつきましては、それぞれの事業価値及び事業統合によるシナジー効果が発揮された場合に得られる将来の収益力を適切に反映したものと考えております。 企業買収の実施に当たっては、事前に十分な調査及び検討を行っておりますが、事業環境や競合状況の変化等により期待する成果が得られない場合には、減損損失の計上を余儀なくされることにより、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 特定の得意先等への高い依存度について 当社グループの株式会社セブン-イレブン・ジャパンへの売上高の全体に対する割合は高いものとなっております。当社グループは、当該取引先との安定的な取引を確保できるように努めてまいります。 しかしながら、当該取引先の経営施策や取引方針等の変更によっては、売上に影響が生じ、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 なお、株式会社セブン-イレブン・ジャパンとの取引の詳細につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③生産、受注及び販売の実績」に記載のとおりであります。 (10)海外への生産委託について 当社グループは、一部製品について韓国等の海外の企業に対して生産委託を行い、日本国内で販売しております。これらの国の情勢や委託先の製造技術や供給能力等について十分な調査を行い、信頼できる委託先を選定するよう努めております。 しかしながら、不測の景気変動や政治的問題、食品の安全性に関する問題等が発生した場合や、新型コロナウイルス感染症等の感染症が流行した場合には、委託先の生産停止や、遅延等による販売機会の損失や、製造・物流コストの上昇による利益率の低下につながることにより、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (11)競合会社について 食品業界においては、様々な競合会社が存在し、また、異業種からの新規参入等の潜在的な競合リスクも存在します。そのため、当社グループでは、全国ネットワークを活用した営業活動や、積極的な商品開発等に取り組み、競合会社との差別化を図っております。 しかしながら、商品開発やコスト削減等において競合会社への対応が遅れた場合には、売上に影響が生じ、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (12)地震・台風等の自然災害について 当社グループは、日本全国に工場等の事業拠点を有しており、有事に備えて事業継続計画(BCP)を策定しております。 しかしながら、大規模な地震・台風等の自然災害の発生により事業拠点または近隣の社会インフラが甚大な被害を受けた場合や、感染症が流行した場合には、仕入先からの調達の遅延・停止、当社グループの工場における生産の遅延・停止、販売先の休業・営業時間変更や消費者行動の変化等による販売機会の損失等が生じ、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (13)情報システムについて 当社グループは、システムにより管理している生産・販売・会計・人事等の重要な情報の漏えいや改ざん等を防止するため、情報管理体制の徹底やシステム障害等に対する対策を講じております。 しかしながら、地震等の自然災害、長期間にわたる停電やコンピューターウイルスの感染等、想定を超える事象によりシステム障害等が発生した場合には、生産の停止等による販売機会の損失等が生じ、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (14)業績の季節変動について 当社グループは、主要製品の販売動向や原材料の仕入価格等の影響により、相対的に第1四半期連結会計期間及び第2四半期連結会計期間に利益が偏重する傾向があります。四半期連結会計期間毎の売上高及び営業損益は次のとおりであります。 前連結会計年度(2025年2月期) 第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期 売上高   (百万円)   10,812   10,881   10,084   9,739 構成比   (%)   26.0   26.2   24.3   23.5 営業利益   (百万円)   504   612   194   △32 構成比   (%)   39.4   47.9   15.2   △2.5 当連結会計年度(2026年2月期) 第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期 売上高   (百万円)   11,038   11,283   9,500   9,102 構成比   (%)   27.0   27.6   23.2   22.2 営業利益   (百万円)   619   950   253   262 構成比   (%)   29.7   45.6   12.1   12.6 (注) 構成比は連結会計年度の売上高及び営業利益それぞれの合計を100%とした百分比であります。
経営成績の分析 (MD&A)6,551字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)  経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。 ①  財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら、断続的な物価上昇や物流費・人件費の高騰に加え、米国の関税政策の影響による景気下振れリスクも懸念され、先行き不透明な状況が続いております。 食品業界におきましては、インバウンド需要の拡大により外食需要は堅調に推移しているものの、食料品価格やエネルギー価格の高騰に伴う消費者の節約志向が強まり、内食需要は減少するなど厳しい事業環境にあります。漬物等の「ご飯のお供」の関連製品についても、米価高騰の影響を受け、引き続き厳しい状況が続いております。 このような状況のなか、当社グループは、北海道から九州まで全国に展開している製造・販売のネットワークを活用し、新規得意先や新しい販路の開拓及び既存得意先の拡販に取り組みました。 販売面では、「ご飯がススムキムチ」シリーズを始め、浅漬製品や惣菜製品の製品価格の改定などを行いました。また、日頃のご愛顧に感謝し、計3回にわたり「ご飯がススムキムチ」シリーズ3品の20g増量キャンペーンを全国展開で実施し、商品の販売促進を行いました。その他にも、2025年7月17日、埼玉西武ライオンズ対北海道日本ハムファイターズ戦のゲームスポンサーとして「ご飯がススム ピックルスデー」を開催し、「ご飯がススムキムチ」及び当社グループの認知度向上に取り組みました。さらに、公式ファンコミュニティサイト「ピックルス食堂」では、商品情報の発信やコミュニティサイト内でのキャンペーンなどを実施し、消費者とのダイレクトコミュニケーションを図り、顧客ロイヤリティの向上に努めました。 製品開発面では、「ご飯がススムキムチ」を含む人気のキムチを盛り合わせた「3種のキムチ」や、液切り不要で、さっぱりサラダ感覚で食べられる「液切りいらずおしんこ白菜」、株式会社フードレーベルにおいて、リンゴチップでじっくり燻製し、豊かな香りとうま味をぎゅっと閉じ込めた「両名屋 本燻し 匠の一本」などを発売しました。その他にも、期間・エリア限定商品として、株式会社ピックルスコーポレーション関西において、千枚漬をヒントに開発した「ご飯がススム聖護院かぶの千枚キムチ」など、季節に合わせた商品を発売しました。 新規事業では、外食事業及び小売事業を行う「OH!!!~発酵、健康、食の魔法!!!~」(所在地:埼玉県飯能市)では、2025年10月に5周年を迎え「OH!!!創業祭」を開催しました。株式会社ベジパルは、「第4回コエド芋パーク」において、さつまいも商品を販売し認知度向上を図りました。さらに、株式会社ピックルスコーポレーションにおいて冷凍食品を開発し、業務用の商品を中心として拡販に取り組んでおります。 サステナビリティへの取り組みとして、当社及び株式会社ピックルスコーポレーションが、健康経営優良法人認定制度により、優良な健康経営を実践している企業として「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)」に認定されました。当社グループの本認定は今回が初めてとなります。今後も、健康経営に関する取り組みを継続してまいります。また、2025年12月に子ども食堂を利用する方々を招待し、株式会社ピックルスファームでのさつまいも収穫や「OH!!!~発酵、健康、食の魔法!!!~」でのキムチづくりなどの体験型企画を通じた食育活動を実施しました。 売上高は、上期にコンビニエンスストアが実施したキャンペーンなどにより販売が好調に推移したものの、物価上昇による消費者の節約志向の影響や、生産性向上のためアイテム数の集約を進めたことなどにより減収となりました。 利益については、当初の予想より原料野菜の仕入価格が安定したこと、ご飯がススムキムチなどの製品価格改定や値引きなどの販売条件の適正化が予定どおり進んだこと及び原材料費、労務費、物流費等が抑制できたことにより、増益となりました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 イ  財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ38百万円減少し、30,204百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,207百万円減少し、10,150百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,169百万円増加し、20,053百万円となりました。 ロ  経営成績 当連結会計年度における売上高は40,923百万円(前期比1.4%減)、営業利益は2,085百万円(同63.0%増)、経常利益は2,148百万円(同59.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,384百万円(同44.4%増)となりました。 ②  キャッシュ・フローの状況 主要項目   前連結会計年度 (自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)   前年同期比 営業活動によるキャッシュ・フロー(百万円)   831   4,196   3,365 投資活動によるキャッシュ・フロー(百万円)   △4,693   △428   4,265 財務活動によるキャッシュ・フロー(百万円)   1,082   △2,527   △3,610 現金及び現金同等物の増減額(百万円)   △2,780   1,240   4,020 現金及び現金同等物の期末残高(百万円)   4,974   6,214   1,240 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ1,240百万円増加し、当連結会計年度末には、6,214百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金の増加は4,196百万円(前期は831百万円の増加)となりました。収入の主な要因は税金等調整前当期純利益2,091百万円、減価償却費1,141百万円であり、支出の主な要因は売上債権の増減額467百万円、法人税等の支払額284百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金の減少は428百万円(前期は4,693百万円の減少)となりました。支出の主な要因は有形固定資産の取得による支出391百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金の減少は2,527百万円(前期は1,082百万円の増加)となりました。収入の主な要因は長期借入れによる収入500百万円であり、支出の主な要因は長期借入金の返済による支出1,567百万円、短期借入金の純増減額600百万円及び割賦債務の返済による支出490百万円によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 当社グループの事業は単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 イ  生産実績 当連結会計年度の生産実績を事業の種類別に示すと、次のとおりであります。 事業の種類   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)   前年同期比(%) 浅漬・その他(百万円)   28,912   101.0 (注) 金額は販売価格によっております。 ロ  商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績を事業の種類別に示すと、次のとおりであります。 事業の種類   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)   前年同期比(%) 漬物・その他(百万円)   12,068   94.1 (注) 金額は販売価格によっております。 ハ  受注実績 当社グループは受注当日または翌日に製造・出荷を行っておりますので、受注高及び受注残高の記載は省略しております。 ニ  販売実績 当連結会計年度の販売実績を事業の種類別に示すと、次のとおりであります。 事業の種類   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)   前年同期比(%) 製品 浅漬・その他(百万円)   28,923   101.0 商品 漬物・その他(百万円)   12,000   93.1 合計(百万円)   40,923   98.6 (注) 最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 株式会社セブン-イレブン・ジャパン   6,637   16.0   6,999   17.1 (2)  経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 イ  財政状態 (流動資産) 当連結会計年度末の流動資産の残高は11,579百万円(前期比690百万円増加)となりました。主な増減の要因は現金及び預金の増加1,240百万円、受取手形及び売掛金の増加467百万円、流動資産のその他の減少1,018百万円によるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末の固定資産の残高は18,625百万円(同728百万円減少)となりました。主な増減の要因は投資有価証券の増加145百万円、建物及び構築物の減少484百万円、機械装置及び運搬具の減少256百万円によるものであります。よって、当連結会計年度末の資産合計は30,204百万円(同38百万円減少)となりました。 (流動負債) 当連結会計年度末の流動負債の残高は6,608百万円(同1,410百万円減少)となりました。主な増減の要因は未払法人税等の増加441百万円、短期借入金の減少600百万円、1年内返済予定の長期借入金の減少1,227百万円によるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末の固定負債の残高は3,542百万円(同203百万円増加)となりました。主な増減の要因は長期借入金の増加159百万円によるものであります。よって、当連結会計年度末の負債合計は10,150百万円(同1,207百万円減少)となりました。 (純資産合計) 当連結会計年度末の純資産合計は20,053百万円(同1,169百万円増加)となりました。主な増減の要因は利益剰余金の増加1,022百万円によるものであります。 ロ  経営成績 売上高は、上期にコンビニエンスストアが実施したキャンペーンなどにより販売が好調に推移したものの、物価上昇による消費者の節約志向の影響や、生産性向上のためアイテム数の集約を進めたことなどにより減収となりました。この結果、当連結会計年度における売上高は、40,923百万円(前期比1.4%減)となりました。 利益については、当初の予想より原料野菜の仕入価格が安定したこと、ご飯がススムキムチなどの製品価格改定や値引きなどの販売条件の適正化が予定どおり進んだこと及び原材料費、労務費、物流費等が抑制できたことなどの影響により、営業利益は、2,085百万円(同63.0%増)となりました。営業外収益は97百万円であり、主なものとしては受取賃貸料23百万円であります。営業外費用は34百万円であり、主なものとしては支払利息22百万円及び賃貸費用11百万円であります。よって、経常利益は2,148百万円(同59.7%増)となりました。特別利益として補助金収入5百万円、特別損失として固定資産処分損3百万円及び減損損失59百万円を計上しております。以上の結果、税金等調整前当期純利益は2,091百万円(同60.2%増)となり、法人税、住民税及び事業税等を差し引いた親会社株主に帰属する当期純利益は1,384百万円(同44.4%増)となりました。 ハ  経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループでは、さらなる事業規模の拡大が必要であると考えており、そのため、連結売上高、連結営業利益を経営指標として設定しております。具体的には2029年2月期に連結売上高44,000百万円、連結営業利益2,068百万円を目標としております。なお、2027年2月期においては、連結売上高41,000百万円、連結営業利益1,820百万円となっており、目標達成に向けて、業績の向上に取り組んでまいります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析並びに資本の財源及び資金の流動性 キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「(1)  経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 資本の財源及び資金の流動性については、以下のとおりであります。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入のほか、製造費、販売費及び一般管理費の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は、3,218百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は6,214百万円となっております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 連結財務諸表の作成においては、過去の実績やその時点で合理的と考えられる情報に基づき、会計上の見積りを行っておりますが、見積りには不確実性が伴い実際の結果は異なる場合があります。この連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりです。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 イ  繰延税金資産 当社グループは、繰延税金資産について、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できることや、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。 ロ  固定資産の減損 固定資産の減損については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 (重要な会計上の見積り) 1.固定資産の減損」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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