概要
ピックルスホールディングスは、2022年9月にピックルスコーポレーションの単独株式移転で設立された純粋持株会社である。浅漬・惣菜の製造販売を主業とし、連結子会社14社と関連会社3社を統括する。2026年2月期の連結売上高は409億円、営業利益21億円。従業員数411名。東京証券取引所プライム市場上場。
浅漬・惣菜を柱とする単一事業
当社グループは、浅漬、キムチ、惣菜の製造販売を単一セグメントで行う。連結子会社14社及び関連会社3社で構成され、持株会社が統括する。主力製品は「ご飯がススムキムチ」シリーズで、リンゴの甘みと魚介の旨みが特長。原料の白菜や胡瓜は国産にこだわる。2026年2月期の売上高409億円のうち、浅漬・キムチが約9割を占める。全国の量販店やコンビニエンスストア向けに販売。西日本エリアでのシェア拡大を重点課題とする。
収益構造と業績推移
2023年2月期から2026年2月期の連結売上高は411億円、430億円、415億円、409億円と横ばいで推移。営業利益は2026年2月期に21億円と前期比63%増加し、親会社株主に帰属する当期純利益は14億円と44%増加した。増益の要因は、原料野菜の仕入価格安定、製品価格改定の浸透、値引き適正化による。減収は節約志向とアイテム数集約による。中期経営計画では2029年2月期に売上高440億円、営業利益20.68億円を目標とする。
グループ企業と地域別生産体制
子会社には、ピックルスコーポレーション(生産・販売中核)、同社の北海道・東北・関東・西日本・関西など地域別法人、農業事業のピックルスファーム、外食・小売の株式会社OH、農産物加工のベジパルなどがある。生産拠点は全国に分散し、2024年12月に茨城工場を新設。西日本では佐賀工場、京都工場、広島工場の供給力を強化し、地域別の販売網と連携する。また、株式会社手柄食品もグループに含む。
経営方針とサステナビリティへの取り組み
経営理念は「おいしくて安全、安心な商品を消費者にお届けし、同時に地球環境に配慮した企業経営」。食品安全規格JFS-Bと環境管理ISO14001を取得。サステナビリティ委員会を設置し、SDGs活動を推進。健康経営にも注力し、2025年には当社とピックルスコーポレーションが健康経営優良法人(大規模法人部門)に初認定された。子ども食堂での食育活動や、さつまいも収穫体験など地域社会との連携も行う。
業界の中での役割は浅漬・惣菜メーカー(食品製造・販売)。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01食品(浅漬・惣菜)主力
浅漬・惣菜等の製造、販売及び漬物等の販売を主たる業務とする。連結子会社14社及び関連会社3社により構成され、単一セグメントで事業を展開。
- 浅漬
- 短時間で漬け込んだ漬物。各種野菜を使用し、業務用・家庭用向けに製造販売。
- 惣菜
- 浅漬以外の調理済み食品やおかず類。
- 漬物
- 浅漬以外の伝統的な漬物製品。
製品と技術
浅漬製品の特徴と製造技術
浅漬は、野菜を短時間で漬け込む製法により、素材の食感と風味を活かした製品。白菜、胡瓜、大根、人参など旬の野菜を使用し、業務用・家庭用向けに展開。ピックルスコーポレーションは国産原料にこだわり、契約栽培を拡大している。代表的な製品に「液切りいらずおしんこ白菜」があり、手軽にサラダ感覚で食べられる。浅漬は主力カテゴリーであり、季節ごとに限定商品も発売している。
「ご飯がススムキムチ」ブランドと製品展開
「ご飯がススムキムチ」は、リンゴの甘みと魚介の旨みが特長のキムチブランド。白菜キムチ、カクテキ、オイキムチなどラインナップを揃える。2025年7月には埼玉西武ライオンズ戦のゲームスポンサーとしてキャンペーンを実施。20g増量キャンペーンを年3回全国展開した。また、「3種のキムチ」や「ご飯がススム聖護院かぶの千枚キムチ」などバリエーション製品も販売。同ブランドはグループの看板製品として認知度向上に寄与している。
惣菜製品と新領域への挑戦
惣菜部門では、ナムルやサラダなど野菜を主材とした調理済み食品を展開。株式会社フードレーベルが燻製商品「両名屋 本燻し 匠の一本」を発売するなど、加工技術を活かした製品開発を行う。また、株式会社ピックルスコーポレーションは冷凍食品を開発し、業務用中心に販売を開始。株式会社OHでは外食・小売事業「OH!!!~発酵、健康、食の魔法!!!~」を運営し、キムチづくり体験など食育活動も実施している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
食料品のなかでの位置
漬物大手、収益改善進むも需要低迷
ピックルスホールディングスは漬物・惣菜業界で国内有数の地位を占める。売上高は2025年2月期415億円と、同業他社(ニップンなど)とは異なる食料品セグメントだが、規模感では中堅。営業利益率は3.13%から5.13%へ改善傾向にある。しかし、既存事業の市場は成熟しており、同業他社との競合が激しい。惣菜需要の拡大や海外展開が成長の鍵となる。
強み
- 「ピックルス」ブランドで漬物・惣菜のトップシェアを確保。
- 漬物から惣菜まで幅広く展開し、消費者のニーズに対応。
- 全国に工場を持ち、物流網を活かした効率的な供給を実現。
- 営業利益率が5%超に向上し、収益基盤が強化されつつある。
課題
- 漬物需要は減少傾向にあり、既存市場での成長は限定的。
- 野菜価格高騰などが収益を圧迫し、価格転嫁が課題。
- 同業他社との競争激化でシェア維持に努力が必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
食品・飲料の時価総額近傍。太字がピックルスホールディングス
時価総額で並べると、掲載8社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9788ナック | 241億円 | 13.3倍 |
| 2 | 2882イートアンドホールディングス | 231億円 | 61.8倍 |
| 3 | 9850グルメ杵屋 | 227億円 | 100.7倍 |
| 4 | 2929ファーマフーズ | 175億円 | — |
| 5 | 3193エターナルホスピタリティグループ | 163億円 | 16.0倍 |
| 6 | 2935ピックルスホールディングス | 156億円 | 11.3倍 |
| 7 | 2884ヨシムラ・フード・ホールディングス | 151億円 | 16.2倍 |
| 8 | 4331テイクアンドギヴ・ニーズ | 108億円 | 4.1倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(食品・飲料)に従っています。
会社の歴史
沿革 4件
単独株式移転による持株会社設立とプライム市場上場
2022年9月、ピックルスコーポレーションが単独株式移転によりピックルスホールディングスを設立した。同日、東京証券取引所プライム市場に上場。この再編により、グループ全体の経営管理と事業の戦略的な統括を目指した。持株会社体制への移行は、子会社の独立性を保ちつつ、グループシナジーを最大化する意図があった。上場後もピックルスコーポレーションは中核事業会社として機能している。
農産物加工子会社ベジパルの設立
2023年9月、農産物の加工及び販売を目的として株式会社ベジパルを設立した(連結子会社)。ベジパルは、グループの農業事業であるピックルスファームで生産されたさつまいもを活用した商品開発や輸出事業を担う。これにより、一次生産から加工・販売までの垂直統合を強化し、新たな収益源の創出を図った。ベジパルは「コエド芋パーク」などのイベントにも出展し、認知度向上に努めている。
子会社の吸収合併による業務効率化
2024年12月、ピックルスコーポレーションが子会社のピックルスコーポレーション札幌を吸収合併した。これは業務の効率化が目的で、北海道エリアの管理機能を統合し、コスト削減と意思決定の迅速化を図った。合併後も生産・販売体制は維持され、グループ全体のオペレーション最適化の一環と位置づけられる。
茨城工場新設による製造能力拡充
2024年12月、茨城県結城郡八千代町にピックルスコーポレーションの茨城工場を新設した。この工場は「ご飯がススムキムチ」シリーズの製造拠点として稼働し、供給力強化と生産効率向上を目的とする。新工場の稼働により、中部・関東エリアへの製品供給が安定化し、グループ全体の生産キャパシティが拡大した。投資額や具体的な生産量は非開示だが、中期計画の達成に貢献する拠点と位置づけられる。
年表4件を開く
2020年代
- 2022年9月創業株式会社ピックルスコーポレーションが単独株式移転により当社を設立し、当社は東京証券取引所プライム市場に株式上場
- 2023年9月農産物の加工及び販売を行うために、株式会社ベジパル(現・連結子会社)を設立
- 2024年12月M&A業務の効率化を図るために、株式会社ピックルスコーポレーションが株式会社ピックルスコーポレーション札幌を吸収合併
- 2024年12月生産の効率化を図るために、茨城県結城郡八千代町に株式会社ピックルスコーポレーションの茨城工場を新設
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/2期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結売上高2029年2月期まで44,000百万円
- 連結営業利益2029年2月期まで2,068百万円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
製品開発強化
個食、中食、健康志向などの多様なニーズに対応した浅漬、キムチ、惣菜の新製品開発やリニューアルを進める。「ご飯がススムキムチ」ブランドの強化や新領域への拡張、ミニカップシリーズなどマルチブランド化に取り組む。
- 02
販売エリア・販売先拡大
西日本エリア(近畿、中国・四国、九州)のシェア拡大のため、佐賀・京都・広島工場の供給力を強化。ドラッグストアや量販店の新たな売場への販売、業務用製品による外食向け販売拡大を推進する。
- 03
新規事業への取り組み
子会社を通じた外食・小売事業、農業事業、さつまいも加工品の開発・輸出、冷凍食品の開発など、既存事業領域を超えた新規事業に取り組み、収益拡大を図る。
- 04
コスト見直しと生産体制最適化
原料野菜の契約栽培拡大、省力化機械導入、不採算製品削減、アイテム集約によるコスト削減。茨城工場での効率生産や2交替制から日勤制への移行により固定費削減と労働環境改善を進める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 4期分
グループ全体で411人が働いている。
| 決算期 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|
| 2023年2月 | 462 | — |
| 2024年2月 | 439 | — |
| 2025年2月 | 414 | 314 |
| 2026年2月 | 411 | 511 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社15社(国内 15 / 海外 0) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社ピックルスコーポレーション(注)2、3埼玉県 所沢市議決権100.0%
- 国内株式会社ピックルスコーポレーション関西(注)2、4京都府 乙訓郡 大山崎町議決権100.0%
- 国内株式会社ピックルスコーポレーション西日本(注)2佐賀県 三養基郡 みやき町議決権100.0%
- 国内株式会社八幡屋(注)2埼玉県 所沢市議決権100.0%
- 国内株式会社フードレーベル(注)2埼玉県 所沢市議決権100.0%
- 国内株式会社フードレーベルセールス(注)2埼玉県 所沢市議決権100.0%
- 国内東都食品株式会社(注)2茨城県 常総市議決権100.0%
- 国内株式会社手柄食品(注)2兵庫県 姫路市議決権100.0%
- 国内株式会社OH(注)2埼玉県 飯能市議決権100.0%
- 国内株式会社ピックルスファーム(注)2埼玉県 所沢市議決権100.0%
- 国内株式会社ベジパル(注)2埼玉県 所沢市議決権60.0%
- 国内その他3社(注)6-
残りのグループ会社3社を開く
- 株式会社デイリー開発福島福島県 伊達郡 桑折町35%
- 株式会社セキグチデイリー群馬県 館林市35%
- 株式会社アリシアフーズ長野県 塩尻市35%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年2月期の売上高は409億円、営業利益は21億円。前期と比べると減収増益で、売上が-1.4%、利益が+61.5%。
会社が出している今期の予想2027年2月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 410億円 | 409億円 |
| 営業利益 | 18億円 | 21億円 |
| 純利益 | 12億円 | 14億円 |
| 1株あたり配当 | ¥29 | ¥29 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は105億円、営業利益は7億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は−2.8%、営業利益は+40.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1Q | 115 | 8 | 7.0 | 5 |
| 2024年2Q | 116 | 5 | 4.3 | 4 |
| 2024年3Q | 102 | 2 | 2.0 | 1 |
| 2024年4Q | 97 | — | — | 2 |
| 2025年1Q | 108 | 5 | 4.6 | 4 |
| 2025年2Q | 109 | 6 | 5.5 | 4 |
| 2025年4Q | 198 | 2 | 1.0 | 2 |
| 2026年2Q | 223 | 16 | 7.2 | 11 |
| 2026年4Q | 186 | 5 | 2.7 | 3 |
| 2027年1Q | 105 | 7 | 6.7 | 5 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 4期分
2023年2月期からの4期で、売上は411億円から409億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は5.1%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 農産物の加工及び販売を行うために、株式会社ベジパル(現・連結子会社)を設立 | |||||
| 2023年2月 | 411 | — | 17 | — | 11 |
| 業務の効率化を図るために、株式会社ピックルスコーポレーションが株式会社ピックルスコーポレーション札幌を吸収合併 | |||||
| 2024年2月 | 430 | — | 18 | — | 12 |
| 2025年2月 | 415 | 13 | 13 | 3.1 | 10 |
| 2026年2月 | 409 | 21 | 21 | 5.1 | 14 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年2月期
売上高409億円のうち、営業利益として残るのは21億円で5.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は14億円、売上の3.4%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金78.2%320億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.6%68億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.1%21億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 4期分
2026年2月期は営業CFが42億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは38億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は62億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年2月 | 17 | −9 | −9 | 8 | 59 |
| 2024年2月 | 27 | −9 | 0 | 18 | 78 |
| 2025年2月 | 8 | −47 | 11 | −39 | 50 |
| 2026年2月 | 42 | −4 | −25 | 38 | 62 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 4期分
2026年2月期の総資産は302億円。このうち返さなくてよい自己資本が201億円で、自己資本比率は65.1%(業種中央値56.8%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2023年2月 | 263 | 174 | 89 | 65.1 |
| 2024年2月 | 277 | 183 | 94 | 64.6 |
| 2025年2月 | 302 | 189 | 114 | 61.0 |
| 2026年2月 | 302 | 201 | 102 | 65.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
食料品 123社との比較
同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で123社中39位あたり、逆に低いのは売上成長率で123社中109位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,214で、1年前と比べて+24.8%。過去52週の値幅のなかでは56%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 11.3倍 |
| PER (会社予想) | 12.3倍 |
| PBR | 0.75倍 |
| 配当利回り | 2.39% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は1172円で、直近の値動きは8月17日に1178円まで上昇しましたが、8月18日には1172円と小幅に反落しています。移動平均線は25日線が1156.12円、75日線が1123.39円で、株価はこれらの線を上回っており、短中期のトレンドは上向きです。しかし、200日線は1178.34円と株価はこれをわずかに下回っており、長期トレンドはやや弱気です。52週高値1394円からは約15.9%下落し、52週安値981円からは約19.5%上昇しています。RSIは51.35と中立圏にあり、方向感は乏しいです。出来高は8月18日に18800株とやや減少しています。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PERは10.93倍と業界平均28.51倍を大きく下回り、PBRも0.7278倍と1倍未満の水準です。配当利回りは2.47%と業界平均2.24%を上回り、ROEは7.3%と低めですが、予想PERも11.9倍と割安感があります。ただし、直近の売上高は減少傾向で、利益の伸びは限定的です。割安ではあるものの、収益性の低さから配当の持続性には注意が必要です。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 11.3倍 | 28.6倍 |
| PER (予想) | 12.3倍 | — |
| PBR | 0.75倍 | 1.63倍 |
| ROE | 7.3% | 7.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上高は横ばいながら、2026年2月期に営業利益率が5.13%と前期から改善し、収益性向上が焦点。強気派は、非加熱製法による高付加価値商品や、健康食品としての認知度向上で価格競争に巻き込まれず、利益率が改善するとみる。一方、弱気派は、市場自体が微減しており、単価上昇にも限界があり、原材料や物流コストの増加で利益がさらに圧迫される可能性を指摘する。配当利回りは安定しているが、成長性は乏しいとの見方も。
- 収益性の改善
2026年2月期の営業利益率は5.13%と前期より改善し、構造改革の成果が出ている。
- 健康訴求の強み
「発酵」をキーワードに健康志向の消費者を取り込み、単価が向上している。
- 安定配当
配当利回り2.46%と安定しており、株主還元の姿勢が明確。
- 営業利益13億→21億円と1.6倍、利益率5.13%に改善通年影響中
営業利益は21億円と前期比+8億円、売上高409億円で利益率5.13%は前期の3.13%から2ポイント上昇
- 純利益が10億→14億円と4割増、EPS拡大通年影響中
純利益14億円は前期比+4億円、1株利益の増加で株価評価に好影響
- PBR0.73倍と1倍割れ、資本効率改善で再評価余地継続影響中
PBR0.73倍は純資産の約27%割安、ROE7.3%の改善で1倍回復が期待
- 配当利回り2.46%と安定的な株主還元継続影響弱
配当利回り2.46%は現在の株価水準で確保され、下値を支える需給要因
- 市場の成熟
国内の漬物市場は総需要が減り、販売数量の拡大が見込みにくい。
- 原価率の上昇
原材料の白菜や塩の価格上昇、物流費の高騰が利益率の下押し要因。
- 成長の限界
売上高が400億円前後で頭打ちし、新規の成長ドライバーが不足している。
- 売上高が430→415→409億円と3期連続減収通年影響中
2年間で売上高が21億円減少、市場縮小の中での減収が続く
- 来期予想PER12倍は実績10.99倍から悪化、減益示唆決算発表後影響中
予想PER12倍は現状の10.99倍を上回り、来期利益が今期を下回る市場予想を反映
- ROE7.3%と低収益性、資本効率に課題継続影響弱
ROE7.3%は資本コスト水準に届かず、株主価値の向上が鈍い
- 外国人持株比率6.08%と低く、需給が国内頼み継続影響弱
外国人保有6.08%は低位で、機関投資家の継続的な買いが期待しにくい
- 営業利益率
- 価格転嫁やコスト削減の効果を確認するため。
- 売上高原単位
- 量と単価の変動を分離し、需給動向を把握するため。
- 新商品の販売比率
- 付加価値商品の投入効果と成長性を確認するため。
- 原材料価格
- コスト変動が利益率に与える影響を測るため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり29円で、前期から+11.5%。いまの株価に対する利回りは2.39%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2024年2月 | 24 | — | 35.4 |
| 2025年2月 | 26 | 8.3 | 61.9 |
| 2026年2月 | 29 | 11.5 | — |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥29
株主
有価証券報告書より
2026年2月期末の株主数は延べ20,596人。区分でいちばん多いのは個人・その他で52.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が39.6%を占め、残る60.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2023年2月% | 2024年2月% | 2025年2月% | 2026年2月% |
|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 42.7 | 42.3 | 46.1 | 52.7 |
| 事業法人 | 26.7 | 26.4 | 26.2 | 25.1 |
| 金融機関 | 16.5 | 17.6 | 17.6 | 14.6 |
| 外国法人 | 12.2 | 11.4 | 8.0 | 6.0 |
| 自己株式 | 2.1 | 3.3 | 3.3 | 2.6 |
| 証券会社 | 1.8 | 2.1 | 2.1 | 1.6 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 東海漬物株式会社 | 15.19 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 7.15 |
| 03 | 荻野 芳隆 | 3.76 |
| 04 | ピックルスホールディングス取引先持株会 | 2.92 |
| 05 | 株式会社埼玉りそな銀行 | 2.85 |
| 06 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 2.61 |
| 07 | 株式会社セブン-イレブン・ジャパン | 2.18 |
| 08 | STATE STREET BANK AND TRUST CLIENT OMNIBUS ACCOUNT OM02 505002(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.85 |
| 09 | BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.80 |
| 10 | 株式会社武蔵野銀行(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社) | 1.56 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-21フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)新規の大量保有報告5.01%-1.05pt
- 2026-06-18エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)変更報告7.99%-1.05pt
- 2026-06-18エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)変更報告7.19%-0.80pt
- 2026-06-18エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)変更報告7.19%
- 2026-06-18エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)変更報告6.05%-1.14pt
- 2026-06-18エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)変更報告8.04%+1.35pt
- 2026-06-18エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)変更報告9.04%+1.00pt
- 2026-06-18フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)新規の大量保有報告5.20%-0.16pt
- 2026-06-18フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)新規の大量保有報告5.43%+0.23pt
- 2026-06-18フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)新規の大量保有報告5.38%-0.05pt
- 2026-06-18フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)新規の大量保有報告5.37%-0.01pt
- 2026-06-18フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)新規の大量保有報告5.37%
- 2026-06-18フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)新規の大量保有報告4.61%-0.76pt
- 2026-06-08エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)変更報告6.69%
- 2026-06-08フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)新規の大量保有報告5.36%
- 2026-05-22エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)新規の大量保有報告6.05%-1.14pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 4期分
1株利益は4期で+25%、1株純資産は4期で+15%。直近期のROEは7.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年2月 | 89 | 1,362 | 6.8 | 13.2 | 57.1 |
| 2024年2月 | 94 | 1,438 | 6.7 | 12.6 | 35.4 |
| 2025年2月 | 77 | 1,482 | 5.3 | 12.5 | 61.9 |
| 2026年2月 | 111 | 1,569 | 7.3 | 11.2 | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
12名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/2期の役員報酬は総額248百万円。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 宮本雅弘 | 代表取締役会長 | 64 | 75,000 |
| 影山直司 | 代表取締役社長 | 66 | 127,000 |
| 三品徹 | 専務取締役 経理財務部長 | 64 | 16,000 |
| 宮腰建一郎 | 取締役 | 62 | 22,000 |
| 萩野賴子 | 取締役 | 84 | 4,000 |
| 田中德兵衞 | 取締役 | 74 | — |
| 西渉 | 常勤監査役 | 70 | — |
| 村木徹 | 監査役 | 68 | — |
| 神﨑幸雄 | 監査役 | 82 | — |
| 小高正裕 | 監査役 | 65 | — |
| 尾中真二 | 取締役 経営戦略部長 | 54 | 2,000 |
| 粟井邦彦 | 監査役 | 58 | — |
役員報酬の内訳2026/2期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | ストックオプション百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 117 | 48 | 49 | 49 | 215 | 43 |
| 社外取締役 | 6 | 26 | — | — | — | 26 | 4 |
| 監査役 | 1 | 7 | — | — | — | 7 | 7 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/2期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容381字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,345字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,557字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,551字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第4期(2025/03/01-2026/02/28)2026-05-27
- 半期報告書半期報告書-第4期(2025/03/01-2026/02/28)2025-10-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第3期(2024/03/01-2025/02/28)2025-05-28
- 半期報告書半期報告書-第3期(2024/03/01-2025/02/28)2024-10-15
- 四半期報告書四半期報告書-第3期第1四半期(2024/03/01-2024/05/31)2024-07-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第2期(2023/03/01-2024/02/29)2024-05-30
- 四半期報告書四半期報告書-第2期第3四半期(2023/09/01-2023/11/30)2024-01-12
- 四半期報告書四半期報告書-第2期第2四半期(2023/06/01-2023/08/31)2023-10-13
- 四半期報告書四半期報告書-第2期第1四半期(2023/03/01-2023/05/31)2023-07-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第1期(2022/03/01-2023/02/28)2023-05-30
- 四半期報告書四半期報告書-第1期第3四半期(2022/09/01-2022/11/30)2023-01-13
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