概要
UEXは、ステンレス鋼を中心とする金属材料の卸売を主力とする企業である。子会社8社を通じて金属加工製品の製造・販売、機械装置のエンジニアリングも手掛ける。2026年3月期の連結売上高は約503億円、従業員数は518名。東京都品川区に本社を置く。
三つの事業セグメントで構成される収益構造
当社は「ステンレス鋼その他金属材料の販売事業」「ステンレス鋼その他金属加工製品の製造・販売事業」「機械装置の製造・販売及びエンジニアリング事業」の三つで構成される。2026年3月期の連結売上高497億円のうち、金属材料販売が約95%を占める。営業利益は13億円の見通しであり、金属材料販売の利益率変動が全体業績を左右する。
子会社が担う加工・エンジニアリングと物流
グループは8社の連結子会社から成る。金属加工では株式会社大崎製作所がステンレス製ウェザーカバーをOEM生産し、上海威克斯不銹鋼有限公司が中国でステンレス鋼管を製造・販売していた(2025年6月に解散決議)。エンジニアリングは上野エンジニアリング株式会社が食品・化学向け装置を手掛ける。物流はステンレス急送株式会社が配送を担う。
軟調な市況と在庫調整が続く流通事業
ステンレス鋼業界はニッケル価格の弱含みを受け市況が軟調。2026年3月期の金属材料販売数量は前期比8.4%減少し、販売価格も1.3%低下した。在庫リスクが高まる中、在庫販売と高付加価値商品(加工品・チタン)の拡販に注力するが、売上総利益率の低下が収益を圧迫している。
業界の中での役割は金属材料の流通・加工・装置設計を担う素材供給型商社。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| ステンレス鋼 その他金属材 料の販売事業 | 474億円 | 95.2% | 12億円 | 2.5% |
| ステンレス鋼 その他金属加 工製品の製造・販売事業 | 13億円 | 2.6% | 0億円 | 0.0% |
| 機械装置の製 造・販売及び エンジニアリ ング事業 | 11億円 | 2.2% | 1億円 | 9.1% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01金属材料販売(ステンレス鋼など)主力
ステンレス鋼板、鋼管、条鋼など多品種の金属材料を切断加工して販売。子会社が特殊鋼、管材、半導体装置用ステンレス鋼管を扱い、鋳造・鍛造品や機械加工部品の加工販売も行う。
- ステンレス鋼板
- 薄板から厚板まで多様な板状ステンレス鋼材。切断加工にも対応。
- ステンレス鋼管
- 配管用や構造用などの鋼管類。半導体装置向けの高品質なものも供給。
- 条鋼
- 棒鋼、形鋼など長尺の鋼材。
- 特殊鋼・ステンレス鋳造品・鍛造品
- 特殊鋼やステンレスを材料とした鋳造・鍛造部品。機械加工も施す。
- 機械加工部品
- 鋳造・鍛造品に切削などの精密加工を施した部品。
02金属加工製品(ウェザーカバー等)準主力
ステンレス鋼製ウェザーカバーのOEM生産を行う。中国ではステンレス鋼管や加工製品の製造販売も手がけてきたが、業績低迷により清算を決定。
- ステンレス鋼製ウェザーカバー
- 建物の雨よけ・換気用カバー。OEM供給。
03機械装置・エンジニアリング準主力
食品や化学向けの一般産業用装置の設計・製作。自社調達の材料を活用し、顧客の要望に応じた装置を提供。
- 食品・化学向け産業用装置
- 食品加工・化学プラント用の各種装置。設計から製作まで一貫対応。
製品と技術
幅広い品種を扱うステンレス鋼材料販売
主力事業はステンレス鋼板、鋼管、条鋼など多品種の金属材料の切断販売である。UEX単体に加え、令和特殊鋼株式会社や株式会社UEX管材が販売を担う。半導体装置向けの高精度ステンレス鋼管は日進ステンレス株式会社が専門に扱う。加工品としてチタン製品も取り扱い、高付加価値商品の拡販に注力する。
ウェザーカバーOEMと中国生産の終了
金属加工製品事業では、株式会社大崎製作所が建築向けステンレス製ウェザーカバーをOEM生産する。上海威克斯不銹鋼有限公司は中国国内でステンレス鋼管及び加工製品を製造・販売していたが、業績低迷により2025年に解散を決定した。国内建築分野の需要低調が同事業の売上を圧迫している。
食品・化学向け一般産業用装置のエンジニアリング
上野エンジニアリング株式会社は、UEXから仕入れた材料を用いて、食品や化学工場向けの一般産業用装置を設計・製作する。2026年3月期は大口物件の売上計上により売上高が前期比18.6%増加、営業利益も94.1%増加した。設計能力と現場管理体制の強化が今後の課題とされる。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
卸売業のなかでの位置
電子部品商社、減収減益局面
電子部品や産業機器の卸売業を手掛ける専門商社。同業にはリョーサン菱洋ホールディングスや高千穂交易などが存在。売上高は500億円程度で、営業利益率は3%台から2%台へ低下傾向。業界内では中堅規模だが、収益性が低く、競合との差別化が課題。直近3期で減収減益が続き、2026/3期も減収予想。電子部品市況の変動に影響されやすいビジネスモデルで、付加価値向上が急務。
強み
- 電子部品から産業機器まで幅広く扱い、顧客ニーズに対応可能。
- 主要顧客との長期的な関係を構築し、安定した受注基盤を持つ。
- 在庫管理のノウハウがあり、過剰在庫リスクを低減している。
- 長い事業歴と安定した財務体質で、景気変動への耐性がある。
課題
- 営業利益率が3%未満と低く、価格競争にさらされている。
- 売上高が減少傾向にあり、市場環境の悪化が懸念。
- 競合との差別化が難しく、付加価値創出が急務。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
卸売業の時価総額近傍。太字がUEX
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7460ヤギ | 155億円 | 11.5倍 |
| 2 | 7505扶桑電通 | 153億円 | 7.5倍 |
| 3 | 2700木徳神糧 | 152億円 | 5.7倍 |
| 4 | 7466SPK | 151億円 | 10.8倍 |
| 5 | 7487小津産業 | 151億円 | 24.7倍 |
| 6 | 9888UEX | 150億円 | 20.7倍 |
| 7 | 3140BRUNO | 150億円 | 17.8倍 |
| 8 | 8045横浜丸魚 | 148億円 | 20.7倍 |
| 9 | 3417大木ヘルスケアホールディングス | 146億円 | 10.6倍 |
| 10 | 7115アルファパーチェス | 145億円 | 14.2倍 |
| 11 | 3374内外テック | 144億円 | 14.6倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 0件
昭和30年にステンレス鋼流通商社として創業
当社は1955年(昭和30年)に創業した。以来、ステンレス鋼の流通を通じて日本の産業発展に寄与することを目的とし、販売先と仕入先のニーズを調整する商社機能を発展させてきた。現在の企業理念は「日本一のステンレス・チタン商社として、世のため人のために役立ちたい」である。
子会社の獲得と事業多角化の歩み
創業後、ステンレス鋼販売に加え、特殊鋼・鋳造品・鍛造品を扱う株式会社ナカタニ、半導体装置用鋼管を販売する日進ステンレス株式会社、加工品をOEM生産する株式会社大崎製作所などをグループに加えた。また、物流子会社としてステンレス急送株式会社を設立し、食品・化学向け装置を手掛ける上野エンジニアリング株式会社も傘下に置いた。
中国現地法人の設立と令和7年の解散決議
上海威克斯不銹鋼有限公司を中国に設立し、現地でのステンレス鋼管製造・販売を担っていた。しかし、事業環境の変化により業績が低迷。経営資源の効率的活用のため、2025年6月(令和7年)に同社の解散および清算を決議した。この清算費用が2026年3月期の金属加工事業の営業損失要因となった。
配送センター建て替えと業績の変動
2026年3月期にはUEX東京配送センターの建て替えに伴う費用が特別損失として計上された。また、連結業績は2013年3月期の売上高368億円から増加傾向にあったが、2021年3月期に494億円まで減少し、その後回復・停滞している。2026年3月期の営業利益は前期比26.7%減の13億円と軟調である。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 営業利益絶対額数値目標あり(具体的数値は記載なし)
- 営業利益率数値目標あり(具体的数値は記載なし)
- ROE中長期的な目標あり(具体的数値は記載なし)
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
高付加価値加工品販売の強化
従来の問屋機能に依存せず、高い付加価値が期待できる加工品販売の強化を図り、顧客ニーズに立脚したステンレスの用途開発提案営業を推進する。
- 02
成長分野への横断的取り組み
半導体・脱炭素・国土強靭化などの国家戦略関連分野へ社内横断的に取り組み、成長市場でシェア拡大を目指す。
- 03
機械設備の更新投資と設計・管理体制強化
加工・エンジニアリング事業において競争力維持・拡大のため機械設備の更新投資を積極化し、設計能力や現場工事の管理体制を強化する。
- 04
業務効率化と働き方改革の推進
事業継続対策を兼ねた働き方改革に取り組むことで業務の効率化を図る。
- 05
コーポレートガバナンス強化とコンプライアンス徹底
企業集団相互の連携を強化し、効率的販売活動に注力するとともに、コーポレート・ガバナンスの強化とコンプライアンスの徹底により経営の透明性を確保する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で518人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は695万円で、9期前と比べて−3.3%。平均年齢は44.2歳、平均勤続年数は16.8年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 390 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 392 | — |
| 2019年3月 | 719 | 42.5 | 16.8 | 395 | — |
| 2020年3月 | 688 | 43.0 | 16.7 | 519 | — |
| 2021年3月 | 644 | 42.9 | 16.7 | 510 | — |
| 2022年3月 | 641 | 43.4 | 17.3 | 509 | — |
| 2023年3月 | 755 | 43.9 | 17.3 | 519 | — |
| 2024年3月 | 752 | 43.8 | 17.1 | 520 | — |
| 2025年3月 | 721 | 43.7 | 16.4 | 519 | 347 |
| 2026年3月 | 695 | 44.2 | 16.8 | 518 | 251 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社8社(国内 8 / 海外 0、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社UEX管材神奈川県 伊勢原市 · 連結子会社議決権90.0%
- 国内日進ステンレス株式会社神奈川県 川崎市川崎区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内令和特殊鋼株式会社(注)2.4東京都中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社ナカタニ(注)4.5埼玉県 さいたま市浦和区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ステンレス急送株式会社東京都江東区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社大崎製作所福島県 いわき市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内上海威克斯不銹鋼 有限公司(注)2.6中華人民共和国 上海市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内上野エンジニアリング 株式会社東京都品川区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は497億円、営業利益は13億円。前期と比べると減収減益で、売上が-1.2%、利益が-27.8%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 565億円 | 497億円 |
| 営業利益 | 24億円 | 13億円 |
| 純利益 | 30億円 | 7億円 |
| 1株あたり配当 | — | ¥22 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は142億円、営業利益は6億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+6.0%、営業利益は−14.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 133 | — | — | 6 |
| 2024年1Q | 134 | 7 | 5.2 | 6 |
| 2024年2Q | 131 | 6 | 4.6 | 3 |
| 2024年3Q | 134 | 6 | 4.5 | 3 |
| 2024年4Q | 122 | — | — | 1 |
| 2025年2Q | 251 | 8 | 3.2 | 5 |
| 2025年4Q | 252 | 10 | 4.0 | 4 |
| 2026年2Q | 244 | 6 | 2.5 | 3 |
| 2026年4Q | 253 | 7 | 2.8 | 4 |
| 2027年1Q | 142 | 6 | 4.2 | 19 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は368億円から497億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は2.6%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 368 | — | −1 | — | −2 |
| 2014年3月 | 384 | — | 4 | — | 3 |
| 2015年3月 | 411 | — | 7 | — | 7 |
| 2016年3月 | 417 | — | 6 | — | 2 |
| 2017年3月 | 403 | — | 8 | — | 5 |
| 2018年3月 | 474 | — | 16 | — | 11 |
| 2019年3月 | 495 | — | 16 | — | 11 |
| 2020年3月 | 564 | — | 11 | — | 7 |
| 2021年3月 | 494 | — | 5 | — | 2 |
| 2022年3月 | 455 | — | 23 | — | 14 |
| 2023年3月 | 538 | — | 44 | — | 28 |
| 2024年3月 | 521 | — | 23 | — | 13 |
| 2025年3月 | 503 | 18 | 17 | 3.6 | 9 |
| 2026年3月 | 497 | 13 | 13 | 2.6 | 7 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高497億円のうち、営業利益として残るのは13億円で2.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は7億円、売上の1.4%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金81.5%405億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金15.9%79億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.6%13億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが10億円、投資CFが−12億円で、差し引きのフリーCFは−2億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は71億円で、売上の1.7ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 10 | −6 | −3 | 4 | 22 |
| 2014年3月 | 2 | −5 | 1 | −3 | 20 |
| 2015年3月 | 9 | −2 | −7 | 7 | 21 |
| 2016年3月 | 6 | −4 | −2 | 2 | 20 |
| 2017年3月 | 11 | −1 | −2 | 10 | 28 |
| 2018年3月 | 20 | −3 | −18 | 17 | 27 |
| 2019年3月 | 12 | −2 | −3 | 10 | 34 |
| 2020年3月 | 0 | −28 | 41 | −28 | 47 |
| 2021年3月 | 12 | −4 | −5 | 8 | 50 |
| 2022年3月 | 19 | −4 | −11 | 15 | 54 |
| 2023年3月 | 13 | −5 | −5 | 8 | 58 |
| 2024年3月 | 10 | −6 | 0 | 4 | 64 |
| 2025年3月 | −12 | −5 | 20 | −17 | 67 |
| 2026年3月 | 10 | −12 | 5 | −2 | 71 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は521億円。このうち返さなくてよい自己資本が190億円で、自己資本比率は36.4%(業種中央値50.6%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 293 | 86 | 207 | 29.3 |
| 2014年3月 | 299 | 88 | 211 | 29.3 |
| 2015年3月 | 309 | 99 | 210 | 31.9 |
| 2016年3月 | 305 | 92 | 213 | 30.1 |
| 2017年3月 | 318 | 105 | 213 | 32.8 |
| 2018年3月 | 358 | 116 | 242 | 32.3 |
| 2019年3月 | 352 | 121 | 231 | 34.2 |
| 2020年3月 | 422 | 127 | 295 | 28.9 |
| 2021年3月 | 394 | 128 | 266 | 31.1 |
| 2022年3月 | 457 | 144 | 313 | 30.3 |
| 2023年3月 | 509 | 171 | 338 | 32.3 |
| 2024年3月 | 520 | 181 | 339 | 33.4 |
| 2025年3月 | 519 | 175 | 344 | 33.7 |
| 2026年3月 | 521 | 190 | 331 | 36.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
卸売業 284社との比較
同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで284社中154位あたり、逆に低いのはROEで284社中239位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,249で、1年前と比べて+55.0%。過去52週の値幅のなかでは87%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 20.7倍 |
| PER (会社予想) | 4.4倍 |
| PBR | 0.70倍 |
| 配当利回り | 1.76% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1日で+9.16%と急伸し、終値1227円は52週高値1239円に接近。25日線(1034.16円)を上回り、75日線(932.24円)も大きく上回る。1か月では+24.19%と上昇基調が強い。出来高は8/7に463100株と急増したが、8/10は222400株と減少。RSIは79.9と買われすぎ圏。52週安値693円からは+77%の水準。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)。
PER 16.7倍は業界平均17.5倍を下回り、PBR 0.6倍は平均1.2倍を下回る。配当利回り2.2%は平均2.7%をやや下回るが、配当性向84.8%は高め。ROE 3.7%は低く、2026/3期は減益予想。割安だが収益力と成長性に懸念。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 20.7倍 | 17.9倍 |
| PER (予想) | 4.4倍 | — |
| PBR | 0.70倍 | 1.24倍 |
| ROE | 3.7% | 8.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
半導体市況の変動に業績が連動する。強気派は半導体市場の回復とPER16倍台の割安感を指摘するが、弱気派は減収減益傾向と競争激化を懸念。
- 半導体需要回復期待
2024年以降、半導体市況回復で装置投資増加の可能性。
- 割安なバリュエーション
PER16.7倍、PBR0.59倍と業績悪化を織り込み割安感。
- 高配当利回り
配当利回り2.2%と安定、株主還元に積極的。
- コスト削減効果で利益改善期待通年影響中
営業利益18→13億円減少の反動、下げ止まり
- 高配当利回りの安定継続影響弱
配当利回り2.2%、減配リスクあるが継続なら魅力的
- 新規取引先開拓の進展不定影響弱
卸売業で新規開拓が売上下支え
- PBR0.59倍の割安感継続影響弱
PBR0.59倍、解散価値割れで株価下支え
- 収益悪化トレンド
売上高538→497億円、純利益28→7億円と減収減益が続く。
- 営業利益率の低下
3.58%→2.62%と利益率が低下、コスト増が響く。
- 市場競争の激化
半導体商社は競合多く、価格競争や取引条件悪化のリスク。
- 減収減益傾向継続2026年3月期影響強
売上高503→497億円、営業利益18→13億円と悪化
- 業界需要減退リスク不定影響中
卸売業は顧客業界の影響受けやすく需要減で減収
- ROE3.7%と資本効率低い継続影響中
ROE3.7%は資本コスト下回る可能性、株主価値毀損
- 外国人保有1.9%と需給脆弱継続影響弱
外国人保有1.9%、大口売りで下落リスク
- 売上高成長率
- 半導体市況の回復度合いを示す。
- 営業利益率
- 収益性の改善・悪化を確認。
- 在庫評価損
- 半導体不況時の在庫リスクを把握。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり22円で、前期から−45.0%。いまの株価に対する利回りは1.76%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 13 | — | 35.3 |
| 2018年3月 | 31 | 138.5 | 36.7 |
| 2019年3月 | 33 | 6.5 | 38.2 |
| 2020年3月 | 26 | −21.2 | 33.3 |
| 2021年3月 | 7 | −73.1 | 52.4 |
| 2022年3月 | 40 | 471.4 | 47.8 |
| 2023年3月 | 100 | 150.0 | 47.4 |
| 2024年3月 | 55 | −45.0 | 53.6 |
| 2025年3月 | 40 | −27.3 | 55.0 |
| 2026年3月 | 22 | −45.0 | 84.8 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥22
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ6,757人。区分でいちばん多いのは個人・その他で65.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が30.4%を占め、残る69.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 57.7 | 57.0 | 55.2 | 63.4 | 66.0 | 65.6 |
| 事業法人 | 28.9 | 25.2 | 25.9 | 25.4 | 23.0 | 25.4 |
| 自己株式 | 8.2 | 8.2 | 8.2 | 8.2 | 8.2 | 8.2 |
| 金融機関 | 6.2 | 5.5 | 5.5 | 5.5 | 5.7 | 5.0 |
| 証券会社 | 2.3 | 5.3 | 5.5 | 0.9 | 3.9 | 2.1 |
| 外国法人 | 4.7 | 6.7 | 7.5 | 4.5 | 1.4 | 1.8 |
| 外国人個人 | 0.2 | 0.2 | 0.3 | 0.2 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 住友商事株式会社 | 6.00 |
| 02 | 日本製鉄株式会社 | 5.80 |
| 03 | 三井物産スチール株式会社 | 3.07 |
| 04 | 小沼滋紀 | 2.85 |
| 05 | 岸本則之 | 2.78 |
| 06 | 大同特殊鋼株式会社 | 2.63 |
| 07 | 第一生命保険株式会社(常任代理人株式会社日本カストディ銀行) | 2.23 |
| 08 | 株式会社みずほ銀行(常任代理人株式会社日本カストディ銀行) | 1.96 |
| 09 | NSステンレス株式会社 | 1.30 |
| 10 | 上田八木短資株式会社 | 1.27 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-05-19住友商事株式会社新規の大量保有報告0.00%-6.00pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+435%、1株純資産は14期で+121%。直近期のROEは3.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | −18 | 779 | −2.3 | — | — |
| 2014年3月 | 29 | 793 | 3.7 | 9.3 | 22.1 |
| 2015年3月 | 62 | 895 | 7.4 | 5.5 | 40.2 |
| 2016年3月 | 20 | 833 | 2.3 | 13.8 | 61.6 |
| 2017年3月 | 42 | 947 | 4.7 | 8.1 | 35.3 |
| 2018年3月 | 100 | 1,047 | 10.0 | 7.3 | 36.7 |
| 2019年3月 | 101 | 1,094 | 9.5 | 6.3 | 38.2 |
| 2020年3月 | 63 | 1,108 | 5.7 | 5.6 | 33.3 |
| 2021年3月 | 20 | 1,114 | 1.8 | 23.4 | 52.4 |
| 2022年3月 | 127 | 1,255 | 10.7 | 5.2 | 47.8 |
| 2023年3月 | 257 | 1,493 | 18.7 | 4.9 | 47.4 |
| 2024年3月 | 118 | 1,576 | 7.7 | 10.0 | 53.6 |
| 2025年3月 | 84 | 1,586 | 5.3 | 9.4 | 55.0 |
| 2026年3月 | 60 | 1,721 | 3.7 | 11.8 | 84.8 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
18名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は18名。2026/3期の役員報酬は総額162百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 岸本則之 | 取締役 会長 | — | 334,000 |
| 秀髙雅紀 | 代表取締役 社長 | — | 51,000 |
| 合瀨雄介 | 取締役 | — | 22,000 |
| 伊藤哲夫 | 取締役 | — | — |
| 小佐井優 | 取締役 | — | — |
| 新倉陽子 | 取締役 | — | — |
| 森強志 | 常勤監査役 | — | 1,000 |
| 寺井亨 | 常勤監査役 | — | — |
| 小川亮太郎 | 監査役 | — | — |
| 西一紀 | 常務執行役員 | — | — |
| 島田明佳 | 執行役員 | — | — |
| 山本敏哉 | 執行役員 | — | — |
残りの役員6名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 庄司一朗 | 執行役員 | — |
| 丹羽成彦 | 執行役員 | — |
| 原島浩樹 | 執行役員 | — |
| 番塲義信 | 執行役員 | — |
| 仲隆文 | 執行役員 | — |
| 榎章 | 執行役員 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 9 | 104 | 113 | 38 |
| 社外取締役 | 5 | — | 39 | 39 | 8 |
| 監査役 | 1 | — | 10 | 10 | 10 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容841字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,648字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,390字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,536字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第72期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-19
- 半期報告書半期報告書-第72期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第71期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-20
- 半期報告書半期報告書-第71期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第70期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-20
- 四半期報告書四半期報告書-第70期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第70期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第70期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第69期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-20
- 四半期報告書四半期報告書-第69期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第69期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第69期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-09
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