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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

エターナルホスピタリティグループ

Eternal Hospitality Group Co.,Ltd.3193 · Prime · 小売業

焼鳥「鳥貴族」「やきとり大吉」を中核に国内外で約660店舗を展開する外食チェーン。均一価格と国産食材にこだわる。

概要

エターナルホスピタリティグループは、焼鳥専門店「鳥貴族」と「やきとり大吉」を国内外で展開する外食企業である。1986年に大阪で創業し、2025年7月期の連結売上高は約464億円、従業員数は1,030名。国内に1,141店舗、海外に17店舗を運営する。大阪市浪速区に本社を置き、東京証券取引所プライム市場に上場している。

全品均一価格と国産食材で差別化する鳥貴族

鳥貴族は「うまい!を、気がねなく!」をストアコンセプトに、全品均一価格で焼鳥を提供する国内主力ブランドである。国産鶏にこだわり、セントラルキッチンを持たず各店舗で串打ちを行うことで調理から提供までの時間を短縮する。タレは自社工場で丸鶏と生の果物・野菜を使用し一括生産し、全店で同一の味を実現する。2025年7月期の国内鳥貴族店舗数は661店舗で、うち直営は408店舗、カムレードチェーン(加盟店)は253店舗。カムレードは新規募集を行わず、理念を共有した限られたオーナーで構成され、相互に意見交換を行う点が一般的なフランチャイズと異なる。店舗は関西圏238店舗、関東圏319店舗、東海圏72店舗、その他32店舗と、三大都市圏を中心に全国展開している。

独立開業支援で全国に広がるやきとり大吉

やきとり大吉は1977年に創業したフランチャイズチェーンで、「生業商売に徹する」を理念に独立開業を支援する。2023年1月にダイキチシステム株式会社を子会社化し、2025年7月期の店舗数は477店舗に達する。北海道から沖縄まで全国で展開し、各店舗が地域に根差した店づくりを行う。鳥貴族のような均一価格ではなく、低価格帯でフランチャイズオーナーの裁量を活かした運営が特徴である。独立希望者のニーズに対応し、SNSによる情報発信を強化することで再成長を目指している。ダイキチシステムの取得により、グループ全体での焼鳥事業のノウハウ共有が進み、国内事業の基盤強化につながっている。

海外でブランドポートフォリオを構築する戦略

海外事業では米国、韓国、上海、台湾、香港の5地域に進出しており、2025年7月期の店舗数は17店舗である。鳥貴族ブランドの低価格・均一価格モデルを基本としつつ、現地ニーズに合わせて韓国では高価格帯ブランド「mozu」、米国では「zoku」と「HASU Japanese Izakaya & Grill」を展開する。上海では鳥貴族に加えやきとり大吉も出店している。2023年4月には米国子会社TORIKIZOKU USA INC.をカリフォルニア州に設立し、北米市場での基盤を構築。さらにベトナムをはじめ東南アジアへの展開準備も進めており、マルチロケーション・マルチブランド戦略により各国・地域での開発を推進する。

持株会社体制と財務基盤の強化

2021年2月に持株会社体制へ移行し、株式会社鳥貴族ホールディングスがグループ全体を統括する。主要子会社として国内事業を担う株式会社鳥貴族、フランチャイズのダイキチシステム株式会社、バーガー事業の株式会社TORIKI BURGER、そして海外各地の現地法人が存在する。セグメントは飲食事業の単一セグメントであり、本部が研究開発・購買・品質管理の横断的機能を担うことでグループシナジーを追求する。2025年7月期の連結自己資本比率は45.7%、営業利益31億円を計上。財務目標として自己資本比率40%以上、ROE20%以上を掲げ、安定的な利益創出を目指している。

業界の中での役割は外食チェーン運営企業(焼鳥専門)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
464億円
営業利益
31億円
営業利益率
6.7%
純利益
17億円
2025/7 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01一般消費者(国内飲食)主力

国内で「鳥貴族」と「やきとり大吉」の焼鳥専門店を展開。鳥貴族では全品均一価格・国産食材にこだわり、直営店とカムレード(加盟店)で運営。やきとり大吉は独立開業支援型のフランチャイズで全国展開。

主な製品・サービス2
鳥貴族(直営・カムレードチェーン)
全品均一価格の焼鳥専門店。国産鶏を使用し、セントラルキッチンを持たず各店で串打ち。タレは自社工場で一括生産。
やきとり大吉(フランチャイズ)
独立開業支援型の焼鳥専門店フランチャイズ。1977年創業で全国展開。

02一般消費者(海外飲食)準主力

米国、韓国、上海、台湾、香港などで「鳥貴族」ブランドや高価格帯ブランド「mozu」などを展開。現地ニーズに合わせたブランドポートフォリオで海外市場を開拓。

主な製品・サービス2
鳥貴族(海外)
米国、韓国、上海、台湾、香港等で展開する焼鳥専門店。現地法人が運営。
mozu(韓国)
韓国で展開する高価格帯の焼鳥ブランド。

製品と技術

全品均一価格を支える鳥貴族のオペレーション

鳥貴族の最大の特徴は全品均一価格である。これを実現するため、セントラルキッチンを持たず各店舗で串打ちを行い、調理工程を簡略化。タレは大阪市浪速区の自社工場で、丸鶏と生の果物・野菜を使用し一括生産し、全店に供給する。これにより味の均一性を保ちながら、コストを抑制する。食材は国産鶏に限定し、品質管理を徹底。商品開発は従業員が自信を持って提供できることを最優先し、お客様に感動を提供することを目指す。接客においてはクレドを策定し、全スタッフにスキルに応じた研修を実施している。

カムレードチェーン:理念共有型の独自フランチャイズモデル

鳥貴族の加盟店は「カムレード(同志)」と呼ばれ、一般的なフランチャイズとは異なる。新規加盟店の募集は行わず、経営理念に共感した限られたオーナーのみで構成される。本部と加盟店が相互に意見交換・提案を行い、全店の「味」「品質」「サービス」を向上させる。この仕組みにより、直営店と同水準の均質なサービスを提供しつつ、オーナーの自主性を尊重する。カムレードチェーンは2025年7月期に253店舗を数え、関西圏143店舗、関東圏90店舗、その他20店舗で構成される。

海外ブランドの多様化:鳥貴族からmozu、zokuまで

海外では鳥貴族ブランドに加え、現地市場に合わせた複数ブランドを展開する。韓国では「mozu」という高価格帯焼鳥店を出店し、米国では「zoku」と「HASU Japanese Izakaya & Grill」を運営する。上海では鳥貴族に加えやきとり大吉も出店。台湾と香港では鳥貴族ブランドを展開。各ブランドは現地の食材や嗜好に対応し、価格帯も異なる。本部の研究開発・購買機能を活用し、現地法人が運営する。このマルチブランド戦略により、リスク分散と市場開拓の両立を図る。

新業態TORIKI BURGERと小規模業態への挑戦

2021年に設立したTORIKI BURGERは、鳥貴族の焼鳥技術を応用したチキンバーガー専門店である。1号店は東京都品川区の大井町店。また、2020年には小規模業態「鳥貴族大倉家」を大阪市旭区に開業し、従来の鳥貴族よりコンパクトな店舗モデルをテストした。さらに、2025年には新社内独立制度「鳥貴族パートナーズ事業」を開始し、従業員が独立して店舗を運営する仕組みを導入。これらの新業態は、既存の焼鳥事業の枠を超えた成長の種として位置づけられている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

郊外焼肉・寿司、規模拡大中

エターナルホスピタリティグループは、郊外ロードサイド中心に焼肉「焼肉きんぐ」、寿司「すしきんぐ」などを展開する外食チェーン。同業には光フードサービス(から揚げ専門店)やトライアルホールディングス(ディスカウントストア)があり、業態は異なる。一方、競合の大手中華・焼肉チェーンより小規模だが、低価格・高回転のビジネスモデルで急成長中。直近の売上高は前期比25%増と拡大したが、営業利益率はやや低下しており、出店加速に伴うコスト増や競合激化への対応が課題。

強み

  • 大型駐車場と低家賃の郊外立地で、コスト競争力を発揮。
  • 食べ放題形式で客単価を抑え、高い席回転率を実現。
  • 焼肉、寿司、しゃぶしゃぶと複数ブランドを持ち、リスク分散。
  • 直近売上高が増加しており、成長意欲が高い。

課題

  • 出店投資や食材高騰で営業利益率が前期比で低下している。
  • 低価格帯ゆえの食材調達や衛生管理の徹底が課題。
  • 外食業界全体で人手不足が続き、人件費上昇が収益を圧迫。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

食品・飲料の時価総額近傍。太字がエターナルホスピタリティグループ

時価総額で並べると、掲載9社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12804ブルドックソース247億円9.8倍
29788ナック241億円13.3倍
32882イートアンドホールディングス231億円61.8倍
49850グルメ杵屋227億円100.7倍
52929ファーマフーズ175億円
63193エターナルホスピタリティグループ163億円16.0倍
72935ピックルスホールディングス156億円11.3倍
82884ヨシムラ・フード・ホールディングス151億円16.2倍
94331テイクアンドギヴ・ニーズ108億円4.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(食品・飲料)に従っています。

会社の歴史

沿革 42件

居酒屋から撤退し焼鳥一本に絞った創業期

1986年9月、大阪府東大阪市に株式会社イターナルサービスとして設立。1991年11月に加盟店1号店「鳥貴族長瀬店」をオープンした。当初は居酒屋も運営していたが、1995年7月に居酒屋業態から撤退し、「鳥貴族」単一業態に集中する決断を下す。これにより焼鳥専門店としての基盤を固め、均一価格・国産食材というコンセプトを磨き始めた。1997年9月に本社を大阪市東成区に移転し、店舗展開の準備を進めた。

関東進出と100号店達成で広域化を進めた2000年代

2002年に兵庫県1号店、2005年5月に関東圏1号店「鳥貴族中野北口店」を東京都中野区にオープンし、首都圏へ本格進出。同年8月には50号店を達成。2007年には京都・奈良に進出し、同年11月に100号店となる「鳥貴族平野加美東店」を出店。2009年4月には東海圏1号店を名古屋に出店し、三大都市圏での店舗網を拡大した。同年8月に商号を株式会社鳥貴族に変更。この時期、店舗数は急増し、焼鳥チェーンとしてのブランドを確立した。

上場を機に資本力を得て全国展開を加速

2014年7月、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。同年12月には400号店を達成。2015年7月に東証第二部へ市場変更、2016年4月には東証第一部銘柄に指定された。上場による資金調達を背景に、2016年に500号店、2017年に600号店と店舗数を拡大。同時に静岡、三重、和歌山、茨城など未出荷県への進出を進め、全国展開を本格化させた。2019年には茨城県1号店を出店し、着実に店舗網を広げた。

持株会社体制と新業態でグループ経営に移行

2021年2月、持株会社体制へ移行し、株式会社鳥貴族を株式会社鳥貴族ホールディングスに商号変更。事業会社として新設分割した株式会社鳥貴族が実店舗運営を継承した。同年5月には子会社TORIKI BURGERを設立し、8月に1号店「TORIKI BURGER大井町店」をオープン。焼鳥のノウハウを活かしたバーガー事業に進出した。2020年には小規模業態「鳥貴族大倉家」を大阪に開業し、新たな店舗モデルの検証を開始。グループの事業ポートフォリオを拡張した。

やきとり大吉の子会社化と海外拠点の急拡大

2023年1月、ダイキチシステム株式会社の株式を取得し、フランチャイズチェーン「やきとり大吉」をグループ傘下に収めた。同年2月から3月にかけて岡山、沖縄、広島に初出店し、国内の未出店県を着実に埋めていった。海外では2023年4月に米国子会社TORIKIZOKU USA INC.を設立し、北米市場への本格参入を開始。韓国では高価格帯ブランド「mozu」を展開するなど、海外事業のポートフォリオを多様化した。2025年7月期には海外店舗が17店舗に拡大した。

国内1,000店舗目標とグローバルビジョンの推進

2025年7月期末、国内グループ総店舗数は1,141店舗(鳥貴族661、やきとり大吉477、TORIKI BURGER等)に達した。鳥貴族は2030年までに全国1,000店舗体制を目標に掲げ、東西分割による機動的な意思決定や新社内独立制度(鳥貴族パートナーズ事業)を導入。海外では米国・韓国・上海・台湾・香港に加え、ベトナムなど東南アジアへの準備を進める。長期ビジョン「Global YAKITORI Family」のもと、焼鳥文化の世界普及を目指している。

年表42件を開く

1980年代

  • 1986年9月創業大阪府東大阪市に株式会社イターナルサービスを設立

1990年代

  • 1991年11月加盟店1号店「鳥貴族長瀬店」を大阪府東大阪市にオープン
  • 1995年7月居酒屋業態より撤退し、「鳥貴族」単一業態に集中
  • 1997年9月本社を大阪市東成区東中本に移転
  • 1998年6月10号店となる「鳥貴族千躰店」を大阪市住吉区にオープン

2000年代

  • 2002年7月兵庫県1号店「鳥貴族阪神深江店」を神戸市東灘区にオープン
  • 2003年9月大阪市中央区道頓堀に「鳥貴族道頓堀店」をオープン
  • 2004年8月本社を大阪市浪速区桜川に移転
  • 2005年5月関東圏1号店「鳥貴族中野北口店」を東京都中野区にオープン
  • 2005年8月50号店となる「鳥貴族ナンバ店」を大阪市中央区にオープン
  • 2007年5月京都府1号店「鳥貴族西大路店」を京都市南区にオープン
  • 2007年11月奈良県1号店「鳥貴族新大宮店」を奈良県奈良市にオープン
  • 2007年11月100号店となる「鳥貴族平野加美東店」を大阪市平野区にオープン
  • 2009年4月東海圏1号店「鳥貴族錦三袋町通り店」を名古屋市中区にオープン
  • 2009年8月商号変更商号を株式会社鳥貴族に変更

2010年代

  • 2010年10月神奈川県1号店「鳥貴族相模原店」を神奈川県相模原市にオープン
  • 2010年10月本社を大阪市浪速区桜川から大阪市浪速区立葉に移転し、同所に焼鳥タレ製造工場を開設
  • 2010年10月200号店となる「鳥貴族池袋サンシャイン通り店」を東京都豊島区にオープン
  • 2011年8月埼玉県1号店「鳥貴族川口店」を埼玉県川口市にオープン
  • 2012年5月滋賀県1号店「鳥貴族石山店」を滋賀県大津市にオープン
  • 2012年6月300号店となる「鳥貴族名駅東口店」を名古屋市中村区にオープン
  • 2014年7月上場東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
  • 2014年12月400号店となる「鳥貴族新宿区役所通り店」を東京都新宿区にオープン
  • 2015年7月東京証券取引所市場第二部に市場変更
  • 2016年4月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定
  • 2016年4月岐阜県1号店「鳥貴族岐阜羽島店」を岐阜県羽島市にオープン
  • 2016年7月500号店となる「鳥貴族目黒西口店」を東京都目黒区にオープン
  • 2017年3月静岡県1号店「鳥貴族浜松有楽街店」を静岡県浜松市にオープン
  • 2017年7月三重県1号店「鳥貴族四日市店」を三重県四日市市にオープン
  • 2017年11月600号店となる「鳥貴族府中北口店」を東京都府中市にオープン
  • 2018年7月和歌山県1号店「鳥貴族和歌山駅前店」を和歌山県和歌山市にオープン
  • 2019年4月茨城県1号店「鳥貴族取手店」を茨城県取手市にオープン

2020年代

  • 2020年6月大阪市旭区に小規模業態である「鳥貴族大倉家」をオープン
  • 2021年2月商号変更持株会社体制への移行に伴い、株式会社鳥貴族を「株式会社鳥貴族ホールディングス」に、株式会社鳥貴族分割準備会社を「株式会社鳥貴族」(現・連結子会社)に商号変更
  • 2021年5月100%子会社の株式会社TORIKI BURGER(現・連結子会社)を設立
  • 2021年8月TORIKI BURGER1号店となる「TORIKI BURGER大井町店」を東京都品川区にオープン
  • 2022年10月福岡県1号店「鳥貴族博多筑紫口店」をオープン
  • 2023年1月ダイキチシステム株式会社(現・連結子会社)の株式を取得
  • 2023年2月岡山県1号店「鳥貴族岡山本町店」を岡山市北区にオープン
  • 2023年2月沖縄県1号店「鳥貴族美栄橋店」を沖縄県那覇市にオープン
  • 2023年3月広島県1号店「鳥貴族広島えびす通り店」を広島市中区にオープン
  • 2023年4月100%子会社のTORIKIZOKU USA INC.(現・連結子会社)を米国カリフォルニア州に設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/7期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 店舗数2030年まで全国1,000店舗
  • 自己資本比率40%
  • ROE20%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    鳥貴族の全国1,000店舗展開

    2030年を目標に、直営と加盟店(カムレードチェーン)の両輪で「鳥貴族」を全国1,000店舗体制へ拡大。運営会社の東西分割による意思決定の迅速化と出店エリアの自由化で新規出店を加速する。

  2. 02

    海外でのマルチブランド戦略

    米国・アジアで「HASU」「zoku」「mozu」など焼鳥を軸とした複数ブランドを展開し、高価格帯から低価格帯まで各国のニーズに合わせた店舗開発を推進する。

  3. 03

    既存店売上高の維持向上

    クオリティ・サービス・クレンリネスの強化により顧客満足度を高める。「鳥貴族」はマーケティング・ブランディング強化、「やきとり大吉」はリブランディングと未出店エリアへの出店で再成長を図る。

  4. 04

    商品力向上とサプライチェーン最適化

    安全・良質な食材の安定調達のため産地との関係強化と物流体制を強化。チキンの研究・調理機器開発を通じて焼鳥の価値を高め、サプライチェーン全体の最適化に取り組む。

  5. 05

    人材の採用・教育強化

    企業理念に共感する人材を新卒・中途で積極採用。働きがい・働きやすさの向上や待遇改善、階層別研修プログラムの充実、特に「鳥貴族」店長向け教育を強化し店舗運営力を高める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,030人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は669万円で、9期前と比べて+46.2%平均年齢は40.0歳、平均勤続年数は9.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年7月601
2017年7月700
2018年7月827
2019年7月45832.44.1861
2020年7月46033.44.7854
2021年7月57339.18.8830
2022年7月58039.79.5851
2023年7月57039.58.8890
2024年7月60639.99.6920348
2025年7月66940.09.91,030301

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年7月期・提出会社(単体)
女性管理職比率9.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率33.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)67.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
鳥貴族360店舗2,438百万円
本社 — 大阪市373百万円

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年7月期の売上高は464億円営業利益31億円前期と比べると増収減益で、売上が+10.7%、利益が-3.1%。

売上高
+10.7%
464億円
営業利益
-3.1%
31億円
純利益
-19.0%
17億円
営業利益率
6.7%
前期比 -1.0%pt

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は254億円、営業利益は16億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+14.4%、営業利益は+23.1%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q8133.71
2023年3Q8955.63
2023年4Q922
2024年1Q9688.35
2024年2Q10498.76
2024年3Q109109.26
2024年4Q11054.54
2025年2Q222135.98
2025年4Q242187.49
2026年2Q254166.311

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年7月期からの14期で、売上は108億円から464億円へ4.3倍に増えた。直近期の営業利益率は6.7%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年7月10821
2013年7月12952
東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
2014年7月14684
2015年7月187116
2016年7月2451510
2017年7月2931410
2018年7月340167
2019年7月35811−3
2020年7月27510−8
持株会社体制への移行に伴い、株式会社鳥貴族を「株式会社鳥貴族ホールディングス」に、株式会社鳥貴族分割準備会社を「株式会社鳥貴族」(現・連結子会社)に商号変更
2021年7月156−3−5
2022年7月2032011
100%子会社のTORIKIZOKU USA INC.(現・連結子会社)を米国カリフォルニア州に設立
2023年7月334146
2024年7月41932337.621
2025年7月46431316.717

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年7月期

売上高464億円のうち、営業利益として残るのは31億円6.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は17億円、売上の3.7%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金31.5%146億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金61.9%287億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.7%31億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
68.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+3.0pt
6.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.2pt
3.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+10.0pt
18.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
15.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年7月期は営業CFが25億円、投資CFが−27億円で、差し引きのフリーCFは−2億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は75億円で、売上の1.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年7月7−117−417
2013年7月11−7−3418
2014年7月15−85729
2015年7月17−1315447
2016年7月24−25−10−136
2017年7月30−245647
2018年7月33−35−1−245
2019年7月22−13−11942
2020年7月−2−250−487
2021年7月−27−1−11−2848
2022年7月59−5−155487
2023年7月17−12−6587
2024年7月44−20−272484
2025年7月25−27−7−275

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年7月期の総資産は214億円。このうち返さなくてよい自己資本が98億円で、自己資本比率は45.7%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年7月5865210.4
2013年7月6285413.2
2014年7月77225528.1
2015年7月110466441.6
2016年7月125557044.4
2017年7月159639639.7
2018年7月1886911936.7
2019年7月1716510638.1
2020年7月2005714328.4
2021年7月1685211631.0
2022年7月1856312234.3
2023年7月1936912435.7
2024年7月2078712042.1
2025年7月2149811645.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年7月期の内訳
現金及び預金
74億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
71億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
2億円
在庫として抱えている分
負債合計
116億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
73
/ 100
安定性自己資本比率30 / 40
収益力営業利益率13 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE322社中40位あたり、逆に低いのは自己資本比率322社中170位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
18.6%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
6.7%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
45.7%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
10.7%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.6%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,403で、1年前と比べて-2.7%過去52週の値幅のなかでは18%の位置にある。

¥1,403-1.2%1ヶ月+1.7%1年-2.7%時価総額163億円
過去52週の値幅
安値¥1,290.5高値¥1,930

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.0倍
PBR2.99倍
配当利回り1.64%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月中旬から上昇基調で、8月13日に1501円をつけ、直近は1478円です。25日移動平均線1440円を約2.6%上回り、75日線1388円を上回る一方、200日線1543円は下回っており、中期的には調整局面から回復途上です。52週高値1930円からは約23%下落、安値1290円からは約14.5%上昇です。RSIは68.94とやや強いですが、出来高は8月29日に67万株と急増した後、落ち着いています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PER16.86倍は業界平均の40.2倍を大きく下回り、割安感が強い。PBR3.15倍は平均の3.06倍とほぼ同水準。ROE18.6%は高く資本効率が良い。配当利回り1.56%は平均12.58%を下回るが、増配余地がある。売上高は増加基調で営業利益も安定、収益性は良好。割安だが配当利回りはやや低く、総合的に割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.0倍39.6倍
PBR2.99倍2.44倍
ROE18.6%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は大型ホテルへの投資と既存事業の効率化が焦点。強気派は観光需要回復で稼働率が高水準を維持し、増収が続くとみる。弱気派は新規出店の費用負担や競争激化で利益率が低下するとみる。

プラスに働く材料6
  • 業績好調

    2024年7月期は売上・利益とも過去最高水準

  • 需要回復

    インバウンドと国内旅行の回復で稼働率が上昇

  • ブランド力

    「アパホテル」は知名度が高く集客に強み

  • 売上高464億円と過去最高の増収決算発表後影響

    売上高は419億円→464億円、前期比10.7%増

  • 営業利益31億円と高水準維持決算発表後影響

    営業利益は32億円→31億円とほぼ横ばい

  • 配当利回り1.56%を確保次回株主総会影響

    配当利回り1.56%、純利益17億円と配当余力

マイナスに働く材料7
  • 減益見通し

    2025年7月期は営業利益率が6.68%へ低下予想

  • 投資負担

    新規出店や改装で減価償却費が増加

  • 競争激化

    宿泊業界で競争が激しく価格競争リスク

  • 純利益17億円と前期比19%減益決算発表後影響

    純利益は21億円→17億円、減益率約19%

  • 営業利益率6.68%と前期から低下通年影響

    営業利益率は7.64%→6.68%に低下

  • 予想PER非開示で見通し不透明不定影響

    来期予想PERが開示されておらず、市場予想が定まらない

  • 株価は1年で5.2%下落と冴えない継続影響

    前年比-5.22%、センチメントは悪化

次の決算で確かめる点
客室稼働率
収益の基盤となる重要指標
平均客単価
価格設定力と需要を確認
営業利益率
費用削減と収益性の改善度を測る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり23で、前期から+58.6%いまの株価に対する利回りは1.64%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥23
1株あたり
配当利回り
1.64%
いまの株価に対して
配当性向
32.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年7月37.0
2017年7月433.39.6
2018年7月40.014.0
2019年7月40.0
2020年7月40.0
2022年7月2−50.022.4
2023年7月5150.0
2024年7月15190.032.6
2025年7月2358.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥23

株主

有価証券報告書より

2025年7月期末の株主数は延べ13,786人。区分でいちばん多いのは個人・その他63.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が30.2%を占め、残る69.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年7月%2021年7月%2022年7月%2023年7月%2024年7月%2025年7月%
個人・その他67.064.960.361.255.663.3
金融機関14.416.416.013.914.817.1
事業法人15.115.314.413.513.113.2
外国法人2.82.16.97.710.55.8
証券会社0.71.32.33.86.00.7
外国人個人0.00.10.00.00.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01大倉 忠司22.44
02株式会社大倉忠9.89
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)7.29
04日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)6.75
05サントリー株式会社2.24
06中西 卓己1.56
07株式会社関西みらい銀行1.55
08CACEIS BANK, LUXEMBOURG BRANCH / UCITS - FULL TAX (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.07
09UBS AG LONDON ASIA EQUITIES (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.92
10青木 繁則0.87

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1694%、1株純資産は14期で+989%。直近期のROEは18.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年7月87811.3
2013年7月2810530.1
2014年7月5221927.519.43.2
2015年7月5740317.443.25.9
2016年7月8647819.422.47.0
2017年7月8454716.330.99.6
2018年7月5759610.042.614.0
2019年7月−25563−4.3
2020年7月−66489−12.5
2021年7月−40451−8.5
2022年7月9854719.623.522.4
2023年7月535959.351.4
2024年7月18475427.320.932.6
2025年7月14984718.620.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2025/7期の役員報酬は総額234百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢
大倉忠司代表取締役 社長・CEO66
清宮俊之取締役・COO52
小吹雄一郎取締役・CFO50
道下聡取締役・CTO・CADO49
井川沙紀取締役45
長岡香江取締役53
原田雅彦常勤監査役72
荒木政俊常勤監査役50
石井義人監査役67
疋田実監査役69
阿部宗成52
田辺真由美47
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢
中竹竜二取締役53
武田真由美47

役員報酬の内訳2025/7

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5147116616433
監査役2373719
社外取締役533337

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/7期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,766字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、創業時から変わらない理念、「世の中を明るくしていく」という想いを定めた「うぬぼれ」のもと、日本が誇る焼鳥の文化・価値を世界に広めていくというビジョン「Global YAKITORI Family」を策定しております。焼鳥をYAKITORIに、YAKITORIを世界言語となることを目指し、チキンフードでの事業領域拡大を志向していく中でも、焼鳥を事業の軸として、国内のみならず世界の外食市場へ挑戦してまいります。 当社グループは、国内において焼鳥屋 鳥貴族、やきとり大吉を中心に店舗展開し、海外におきましては、米国、上海、韓国、台湾、香港への展開、さらにはベトナムをはじめ、東南アジアへの展開準備にも着手しており、韓国においては高価格帯のブランドとして「mozu」を出店、展開先のニーズに応じた出店を実現すべく高価格帯や中価格帯を含むブランドポートフォリオの構築にも取り組んでおります。引き続き、お客様、従業員とその家族、株主様、取引業者様、当社グループに関わる全ての方々に感謝し、企業活動を通じて奉仕し続けることで、社会から必要とされ愛される永遠の会社を目指してまいります。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しております。これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 (鶏肉を中心とした事業展開) 当社グループは、主要食材である鶏肉を中心にブランド数を絞り事業展開を行うことを基本方針としております。資本・人材・ノウハウ等や食材を絞り集中することにより、質の高い食材をより低価格で調達することができるとともに、何を売りたいかを明確にすることでお客様の支持を得られると考えております。さらに、当社が主導となり、研究開発や調達・購買、品質管理等の機能を事業横断的に発揮することにより、グループシナジーを高め競争優位性の追求をしてまいります。 事業区分は「飲食事業」の単一セグメントとなります。 (1)鳥貴族(国内)ブランドの特徴 「うまい!を、気がねなく!」をストアコンセプトとし、チキン・均一価格・国産にこだわり事業展開しております。 1.販売価格 均一価格にすることでお客様が商品を選ぶ楽しさを感じて頂きたいという想いから、全品均一価格による商品の提供を行っております。 2.商 品 鳥貴族の従業員が自信をもってお客様に提供することができる商品、お客様に感動して頂ける商品を提供することを最優先課題とし、商品開発を行っております。 また、調理からお客様へ提供するまでの時間を可能な限り短縮するため、セントラルキッチンを保有せず各店舗での串打ちを行っております。一方、全店変わらない味を提供するため、焼鳥のタレは自社工場にて、丸鶏・生の果物・野菜等を使用し一括生産しております。 3.接 客 「うまい!を、気がねなく!」というストアコンセプトを実現するための行動指針をクレドとしてまとめ、お客様の再来店につながる接客を提供できるよう、マニュアルを整備するだけではなく、全スタッフに対してスキル・ポジションに応じた様々な研修を実施し、サービスの向上を図っております。 4.“理念”の共有によるサービスの均質化 一般的なフランチャイズチェーンよりも強固なビジネスパートナーとしての関係性を確保することを目的として、新規に加盟店オーナーの募集は行っておらず、鳥貴族の経営理念に共感し鳥貴族とともに成長することに同意頂いた限られた加盟店オーナーをカムレード(同志)と称し、相互に意見の交換・提案を行っております。これにより全ての「鳥貴族」における「味」「品質」「サービス」の向上を図っております。 (注)カムレードチェーンは、新規に加盟店オーナーの募集を行っていない点、鳥貴族の経営理念に共感頂いた加盟店オーナーに限定している点、及び、意見の交換・提案を相互に行っている点が一般的なフランチャイズチェーンと異なっております。 「鳥貴族」の店舗数は以下のとおりであります。 関西圏   関東圏   東海圏   その他   合計 2021年7月期 現在   直営店舗数   91店舗   224店舗   68店舗   -   383店舗 加盟店舗数   146店舗   86店舗   -   -   232店舗 合計店舗数   237店舗   310店舗   68店舗   -   615店舗 2022年7月期 現在   直営店舗数   93店舗   225店舗   68店舗   -   386店舗 加盟店舗数   145店舗   86店舗   -   -   231店舗 合計店舗数   238店舗   311店舗   68店舗   -   617店舗 2023年7月期 現在   直営店舗数   93店舗   229店舗   69店舗   3店舗   394店舗 加盟店舗数   143店舗   84店舗   -   5店舗   232店舗 合計店舗数   236店舗   313店舗   69店舗   8店舗   626店舗 2024年7月期 現在   直営店舗数   93店舗   228店舗   71店舗   9店舗   401店舗 加盟店舗数   143店舗   86店舗   -   13店舗   242店舗 合計店舗数   236店舗   314店舗   71店舗   22店舗   643店舗 2025年7月期 現在   直営店舗数   95店舗   229店舗   72店舗   12店舗   408店舗 加盟店舗数   143店舗   90店舗   -   20店舗   253店舗 合計店舗数   238店舗   319店舗   72店舗   32店舗   661店舗 (2)やきとり大吉の特徴 1977年に設立し、「生業(なりわい)商売に徹する」を理念に独立開業の支援を行うことで、北海道から沖縄まで全国津々浦々に展開し、どの店舗も地域に根差した店づくりをおこなっております。 (3)海外事業の特徴 子会社である「TORIKIZOKU USA INC.」は米国における「鳥貴族」「HASU」「zoku」ブランドでの飲食店運営、「TORIKIZOKU KOREA INC.」は韓国における「鳥貴族」「mozu」ブランドでの飲食店運営、「Torikizoku Shanghai Co.,Ltd.」は上海における「鳥貴族」ブランドでの飲食店運営を行っております。 [事業系統図] これまで述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,535字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、資本・人材・ノウハウ等を集中投下し、業務オペレーションの均一化や経営の効率化に積極的に取り組む一方で、食材・調理の研究を通じた提供価値・品質の向上により付加価値を創出し、お客様に感動していただける店舗づくりを追求していくことで他社との差別化を図り、持続的な成長の実現と収益基盤強化を目指すことを基本方針としております。 (2)経営環境及び経営戦略等 当社グループの属する外食業界におきましては、少子高齢化に加え、お客様の嗜好の多様化、業種・業態を超えた企業間競争の激化など厳しい経営環境が続いておりました。 そのような中、当社グループは日本が誇る焼鳥の文化・価値を世界に広めていくというビジョン「Global YAKITORI Family」を掲げ、“焼鳥”を“YAKITORI”に、“YAKITORI”を世界言語にし、“焼鳥”を軸として世界の外食市場へ挑戦しております。そして、当社グループの収益基盤である日本市場においては、グループ再編に伴う選択と集中により、地域ごとに機動的かつ柔軟な経営を実現し、出店加速や店舗管理の効率化を推し進めていくことで、更なる成長を図ってまいります。現在、「鳥貴族」は関西圏、関東圏及び東海圏を中心に661店舗展開しており、2030年に全国1,000店舗体制に向けて、鳥貴族運営会社の東西分割による機動的な意思決定、直営店舗とカムレードチェーン加盟店舗の出店エリアの自由化により新規出店の加速化を進めてまいります。「やきとり大吉」は店舗数純増に向けて、独立希望者のニーズ対応とSNSによる情報発信を積極的に行ってまいります。また海外においては現在、米国、上海、韓国、台湾、香港への展開、更にはベトナムをはじめとした、東南アジアへの展開準備にも着手しております。展開先のニーズに応じた出店を実現すべく米国では「HASU」「zoku」、韓国では「mozu」というブランドを展開しており、高価格帯や中価格帯を含むブランドポートフォリオを構築し、マルチロケーション・マルチブランド戦略により各国・各地域の開発を推進してまいります。 (3)経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、既存店の売上高を維持向上することが重要であると考えており、既存店(新規開店した月を除き、12ヶ月以上経過した店舗)の売上高、客数、客単価の前年同月比を客観的な指標としております。また、財務の健全性、安定性を維持するための運転資金の確保と資金効率のバランスを勘案し、自己資本比率40%を財務上の指標とし、また収益の拡大・安定化をすすめることでROE20%以上の安定的な利益創出が実現できるように目指してまいります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当期は、当社グループの主力事業である国内の「鳥貴族」において、売上は前期比増収となったものの、営業利益は、人件費の増加や原材料価格、エネルギーコストなどの高騰を受けて、前期比減益の結果となりました。また、今後も厳しい経営環境が継続するものと想定されます。こうした状況を踏まえ、当社グループでは、当面の間は、日本国内においては、「鳥貴族」の全国展開及び「やきとり大吉」の再成長に取り組んでまいります。 海外においては、米国、韓国、上海、台湾、香港に、「鳥貴族」ブランドとして低価格かつ均一価格の焼鳥居酒屋を出店しております。さらに、「鳥貴族」以外のブランドとして、米国では「HASU」「zoku」という2ブランドの焼鳥店を、韓国では「mozu」という高価格帯ブランドの焼鳥店を展開しております。引き続き、米国及びアジア地域での店舗展開やパートナー開発に取り組んでまいります。 このように、当社グループは、展開先のニーズに応じた出店を実現すべく高価格帯や中価格帯を含むブランドポートフォリオの構築にも取り組んでおります。引き続き「Global YAKITORI Family」というビジョンのもと、日本が誇る焼鳥の文化・価値を世界に広めてまいります。 長期的には、当社グループは、資本・人材・ノウハウ等の集中投下及び業務オペレーションの均一化等、経営の効率化に積極的に取り組む一方で、安心・安全な食材の使用・商品に最適な調理方法の開発など、品質・味へ徹底的にこだわることにより付加価値を創出し、お客様に感動していただける店舗づくりを追求してまいります。他社との差別化を図り、引き続き持続的な成長の実現と収益基盤強化のため、以下の課題について重点的に取り組んでまいります。 ① 内部管理体制の強化 チェーンストアとしての多店舗展開におけるリスク管理、衛生管理のさらなる向上、コンプライアンス遵守体制の強化を重要事項とし、本部を中心に内部統制の改善を実施してまいります。また、財務報告に関連する内部統制の強化も重要課題と認識しており、必要に応じて人員の増強を図る方針であります。 ② 既存店売上高の維持向上 外食業界は成熟した市場となっており、個人消費支出における選別化、弁当・コンビニエンスストア等を代表とする業界を超えた顧客獲得競争の激化等により、厳しい経営環境となっております。 当社グループにおいては、既存店売上高を維持向上させるため、クオリティ(商品品質)・サービス(接客力)・クレンリネス(衛生管理)の強化を全従業員に周知徹底し、お客様満足度の向上に努めてまいります。「鳥貴族」につきましては、マーケティング・ブランディングを強化し、お客様の体験価値や好感度等の向上に取り組んでまいります。また、「やきとり大吉」につきましては、リブランディングや未出店エリアへの出店を行い、新規加盟者・顧客層を拡大させることで再成長を目指してまいります。 ③ 商品力の向上 食の安全に対するお客様の意識は一層高まりつつあります。当社グループでは、産地との良好な関係を構築・維持することで、今まで以上に安全かつ良質な食材の確保に取り組んでまいります。また、お客様のニーズの変化にも迅速に対応できる商品開発や人気メニューのさらなる付加価値向上に取り組んでまいります。チキンの美味しさ・機能性に関する研究や調理機器の実証、調理オペレーション開発などを通じて、チキンの可能性を深耕し、当社グループが提供する“YAKITORI”の価値を向上させてまいります。 ④ 食材の安定調達及びサプライチェーンの最適化 産地における人手不足や物流コストの上昇等により、調達・物流を取り巻く環境も厳しい状況にあります。当社グループでは、産地との良好な関係を構築・維持するとともに、調達・物流体制を強化することで、食材の安定調達に取り組んでまいります。当社グループが提供する“YAKITORI”をさらに広めるべく、また、持続的な成長に向けて、サプライチェーンの最適化にも取り組んでまいります。 ⑤ 新規出店・投資効果の維持向上及び新規事業の開発 新たな収益を確保するためには、投資効果のさらなる向上が重要課題であると考えております。「鳥貴族」につきましては、全国展開に向け、出店初期投資額の削減、並びに、店舗運営の効率化を行うとともに、マーケティング調査の強化により競争優位となりうる出店候補地において新規出店を行い、直営/TCCで全国1,000店舗体制を目指してまいります。 また、総菜業態をはじめとする新たな店舗フォーマットの開発やパートナーとの協業に取り組み、新たな収益源となる新規事業を開発してまいります。 ⑥ 人材の採用・教育強化 今後、当社グループの成長には、優秀な人材の確保が必要不可欠と考えております。当社グループの企業理念を理解し、賛同した人材の採用を最重要課題とし、中途採用だけでなく新卒採用にも積極的に取り組むとともに、従業員の働きがい・働きやすさの向上、継続的な待遇改善及び人事制度の改定にも取り組んでまいります。また、外食産業に限らない経験豊富な人材の招聘等により、変化する経営環境に対し柔軟に対応できる組織を目指します。 人材教育に関しては各役職・階層別に応じた研修プログラムを充実させ、特に当社グループの主力事業である「鳥貴族」の店長に対する教育プログラムを強化し、店舗運営力のさらなる向上に取り組んでまいります。
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会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、リスク要因となる可能性があると考えられる事項及びその他投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社グループの株式に関する投資判断は、本項及び本項以外の記載内容も併せて慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、特段の記載がない限り、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであり、不確実性を内包しているため実際の結果と異なる可能性があります。 (1)市場環境について 外食業界は成熟した市場となっており、個人消費支出における選別化、中食・コンビニエンスストア等を代表とする業界を超えた顧客獲得競争の激化等により、厳しい経営環境となっております。当社グループでは、メニューの改定等により既存店舗の売上高の確保を図ると同時に、直営店舗の新規出店による事業拡大を積極的に行ってまいりますが、外食産業における市場環境の悪化が進む場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2)店舗コンセプトについて 当社グループは現在、「鳥貴族」「やきとり大吉」を中心に店舗展開を行っております。主要食材を鶏肉に絞り専門店として特化することにより、資本・人材・ノウハウの集中投下と業務オペレーションの均一化を行うことにより、景気変動に左右されにくい収益性の維持に取り組んでまいりますが、これらの施策が必ずしも継続的に顧客に受け入れられる保証はなく、その場合には当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3)新規出店計画について 新規出店については、従来の不動産業者等からの外部情報に加え、取引先業者、取引先銀行からも幅広く情報を入手するように努めておりますが、当社グループのニーズに合致する物件が必ずしも確保されるとは限りません。また、仮に当社グループの計画に沿った物件を確保しても、計画した店舗収益を確保できない可能性があります。当社グループでは、新規出店の物件確保及び収益性の確保等に努めてまいりますが、新規出店が計画どおり遂行できない事態が発生した場合または計画した店舗収益を確保できない場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4)賃貸借による店舗展開について 当社グループの本社事務所及び直営店舗はそのほとんどが建物を賃借しており、賃貸借契約に対して保証金等を差し入れています。2025年7月31日現在の敷金及び差入保証金の残高は2,073,147千円となっており、総資産に占める比率は9.7%であります。 当社グループは新規に出店する際の与信管理を徹底しておりますが、賃貸人の財政状態が悪化した場合、差入保証金(敷金・保証金)の一部または全部が回収不能となることや賃借物件の継続的使用が困難となることが考えられます。その場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5)鳥貴族カムレードチェーン加盟店について ① カムレードチェーン加盟店の店舗展開について 「鳥貴族」では直営店の店舗展開のほか、カムレードチェーン加盟店による店舗展開の拡大を推進しております。当社グループはカムレードチェーン加盟店に対してサービスや衛生管理の指導を行う義務が生じ、その対価としてロイヤリティ収入等を収受しております。 外食産業全般の市場縮小やカムレードチェーン加盟に積極的な企業の業績悪化等により、カムレードチェーン加盟企業数が減少した場合、もしくはカムレードチェーン加盟企業の店舗が退店した場合には、ロイヤリティ収入等が減少し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② カムレードチェーン加盟店への店舗運営指導について 当社グループはカムレードチェーン加盟店に対してカムレード契約に基づき、ホールオペレーション、キッチンオペレーション及び衛生管理等の店舗運営に係る指導を実施しております。 しかし、カムレードチェーン加盟企業において当社グループの指導に従ったサービスの提供が行われない場合や衛生管理面の問題が生じた場合、当社グループブランドの価値が毀損し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6)商標権について 当社グループは商標権を取得し管理することで当社グループのブランドを保護する方針であります。 第三者が類似した商号等を使用し、当社グループのブランドの価値が毀損された場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7)商品表示について 外食産業においては、一部企業の産地偽装や賞味期限の改ざん等が発生するなど、食の安全性だけではなく、商品表示の適正性、信頼性等においても消費者の信用を失墜する事件が発生しております。当社グループは、適正な商品表示のため社内体制の整備・強化に全社一丸となって注力しておりますが、食材等の納入業者も含めて、万が一、表示内容に重大な誤りが発生した場合には、社会的信用の低下等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (8)出店後の環境変化について 当社グループは新規出店をする際には、商圏誘引人口、競合店調査、賃借条件等の立地調査を綿密に行った上で意思決定をしております。しかしながら、当社グループの出店後に交通アクセスが変化した場合や、同業他社等から新規参入があった場合には、当初の計画どおりに店舗収益が確保できず、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (9)人材採用及び教育について 当社グループが安定的な成長を達成していくためには、優秀な人材の確保が必要であります。当社グループの経営理念を理解し、賛同した人材確保を最重要課題として、既存店舗に勤務しているパートタイマー・アルバイトからの社員登用や、中途採用だけでなく、新卒採用にも積極的に取り組んでまいります。また人材教育に関しては、実践的な技術指導に加え、理念教育を重点的に行う事により当社グループの核となり得る人材を育成してまいります。しかしながら、当社グループ直営店及びカムレード加盟企業の出店の拡大に対する人材の確保及び教育が追いつかない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (10)従業員の処遇について ① 短時間労働者に対する社会保険加入義務化の適用基準拡大について 当社グループの日本国内での店舗運営において短時間労働者は不可欠なものとなっており、2025年7月31日現在で12,248名のパートタイマー及びアルバイトを雇用しております。そのうち社会保険加入義務のある対象者は少数でありますが、今後、短時間労働者の社会保険加入義務化の適用が拡大された場合には、保険料の増加、パートタイマー及びアルバイト就業希望者の減少等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② その他労働法の強化等について 現状、当社グループは法令等で定められた労働規制等については適正に遵守しておりますが、今後この規制基準等が強化・拡大された場合には、法定福利費の増加及び人員体制強化に伴う費用の増加等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (11)法的規制について 当社グループは、「鳥貴族」「やきとり大吉」のブランドを中心に事業を展開しておりますが、事業に関する法規制等は多岐にわたっております。当社グループでは、コンプライアンス委員会を組織し、コンプライアンス体制の強化に努めておりますが、万が一重大な不祥事やコンプライアンス上の問題が発生した場合や、既存の法規制等の改正または新たな法規制等の制定が行われた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループ事業に関わる法規制等のうち、特に影響が大きいと考えられるものは以下のとおりです。 ① 食品衛生法への対応について 当社グループは、食品衛生法(1947年法律第233号)の規定に基づき、管轄保健所を通じて飲食業の営業許可を取得し、各店舗では食品衛生管理者を管轄保健所に届け出ております。その上で、各店舗における衛生管理の強化に取り組んでおり、食中毒等の重大事故の未然防止に努めております。しかしながら、今後、食中毒等の事故が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 食品循環資源の再利用等の促進に関する法律(食品リサイクル法)について 2001年5月に施行された「食品循環資源の再利用等の促進に関する法律」(食品リサイクル法)により年間100トン以上の食品廃棄物を排出する外食業者(食品関連事業者)は、食品廃棄物の発生量の抑制、減量及び再生利用を通じて、食品残渣物の削減を義務付けられております。当社グループは食品残渣物を削減するための取り組みを鋭意実施しておりますが、今後法的規制が強化された場合には、その対応のために、設備投資等に関連する新たな費用が発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律 深夜0時以降も営業する店舗につきましては、深夜営業について「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」により規制を受けております。各店舗における届出等、当該法令に定める事項の厳守に努めておりますが、法令違反等が発生した場合には、一定期間の営業停止等が命ぜられ、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (12)鳥インフルエンザについて 当社グループは鶏肉の仕入ルートとして国内に複数の産地を確保しておりますが、同時多発的に鳥インフルエンザが発生した場合、鶏肉の確保が出来ず営業を休止せざるを得ない事態に至るおそれがあり、また、鳥インフルエンザの発生により鶏肉に対する風評被害が発生し消費者より敬遠される等の事態に陥った場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (13)材料価格の高騰について 近年発生した原油相場高騰に伴う穀物相場等の高騰にとどまらず、天候不順による野菜価格の高騰並びに政府によるセーフガード(緊急輸入制限措置)等の発動など需給関係の急激な変動による食材価格の高騰の可能性等、当社グループが購入している原材料には価格が高騰する可能性のあるものが含まれております。当社グループは安心かつ安全な原材料の調達に向けた調達ルートの多様化に引き続き取り組んでまいりますが、このような事象が発生し、原材料価格が高騰した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (14)有利子負債依存度について 当社グループは、総資産に占める有利子負債の割合が、2025年7月31日現在で15.4%に留まっており、今後の海外展開や新規出店等の事業投資に伴う資金調達についても引き続き経済情勢や金利動向、財務バランスを総合的に勘案し、有利子負債を適正な水準に維持し事業展開を行う予定です。しかし、有利子負債依存度が高い状態で金利が上昇した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (15)減損損失について 外的環境の著しい変化等により、店舗収益性が悪化し、事業計画において計画した店舗収益性と大きく乖離した場合、固定資産及びリース資産について減損損失を計上することとなり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (16)特定地域に対する依存度等について 当社グループの出店地域は、「鳥貴族」における直営店舗、カムレードチェーン加盟店及び「やきとり大吉」のフランチャイズ店舗は日本全国へ出店しておりますが、「鳥貴族」は主に関西圏、関東圏及び東海圏の3商圏に店舗が集中しており、特に関西圏においては、大阪府にタレ工場、本社機能を設置しております。 これらの地域で、地震等の自然災害が発生し、店舗設備及びタレ工場の損壊などによる営業の一時停止、道路網の寸断、交通制御装置の破損等による本社機能の停滞や事業の運営が困難となる可能性、あるいは同地域に特定した経済的ダメージが発生し消費者の消費環境が悪化した場合には一時的に来客数が著しく減少する可能性があります。また、自然災害等による店舗、タレ工場設備の損壊の程度によっては、大規模な修繕の必要性から、多額の費用が発生する可能性があり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (17)個人情報について 当社グループは、顧客満足度向上のために顧客情報を保有しており、「個人情報の保護に関する法律(個人情報保護法)」に定める「個人情報取扱事業者」に該当し、個人情報の取扱いに関して一定の義務を負っております。そのため当社グループでは、個人情報管理規程を策定し、社内の管理体制には万全を期しております。しかしながら、個人情報が外部へ漏洩するような事態が発生した場合には、当社グループの信用低下による売上の減少や損害賠償による費用の発生等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (18)配当政策について 当社グループは、将来の成長投資のため利益を配分するとともに、長期的な成長を通じ株主の皆様に対する株主還元を充実させていくことを重要な経営目標と認識したうえで、連結配当性向20%以上を目安に決定し、安定的・持続的な増配を原則とする累進配当を実施する方針であります。しかしながら、当社グループの業績が計画どおりに進展しない場合には、配当を実施できない可能性があります。 (19)感染症の拡大による影響について 当社グループは、感染症の拡大(パンデミック)が発生した場合に、来店客数の減少等が生じ、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (20)海外における事業展開について 当社グループは、海外における事業展開を中期的な成長戦略のひとつとしております。当社グループでは現地パートナー企業との良好な関係性を構築したうえで、関係部署が適宜連携し、経営環境の把握や、情報収集に努め適切な管理・サポートを行うことでリスクを低減しております。しかしながら、海外の事業展開には、各国の法令・制度、政治・経済・社会情勢、文化・宗教・商慣習の違いや為替レートの変動等をはじめとした様々なリスクが存在し、事前に想定できなかった問題の発生により投資回収が困難となった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,897字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 外食業界を取り巻く環境は、行動規制の緩和に伴う人流増加に加え、インバウンド需要の回復も追い風となり、外食需要は回復基調が続いております。しかし、原材料価格や光熱費、人件費の上昇、人財の供給不足の深刻化、継続的な物価上昇による消費者の節約志向が強まるなど、厳しい経営環境に直面しております。 当連結会計年度におきまして当社グループは、米国、韓国、上海、台湾、香港に新規出店致しました。 各国で「鳥貴族」ブランドとして低価格かつ均一価格の焼鳥居酒屋を出店するとともに、韓国では「mozu」という高価格帯ブランドを出店し、米国は「zoku」「HASU」という2ブランドの焼鳥店を出店しました。今後も当社の長期ビジョンであるGlobal YAKITORI Familyの実現に向け、意欲的に取り組んでまいります。 海外における店舗は以下のとおりです。 米国   TORIKIZOKU Torrance店 zoku HASU Japanese Izakaya & Grill 韓国   鳥貴族 弘大本店 鳥貴族 弘大入口駅店 鳥貴族 延南店 mozu 上海・蘇州   鳥貴族 五角場万達店 鳥貴族 華経龍湖店 鳥貴族 松江万達店 やきとり大吉 金虹橋店 やきとり大吉 蘇州店 台湾   鳥貴族 新光三越台北南西店 鳥貴族 ATT4FUN信義店 鳥貴族 大巨蛋店 鳥貴族 慶城店 香港   鳥貴族 TMT Plaza店 国内の「鳥貴族」の新規出店につきましては、熊本県初出店となる「鳥貴族 熊本下通店」、新潟県初出店となる「鳥貴族 新潟駅南店」、香川県初出店となる「鳥貴族 香川瓦町店」をはじめ、北海道では「鳥貴族 琴似店」「鳥貴族 麻生店」「鳥貴族 シンサツBLOCK店」の3店舗、広島県2号店となる「鳥貴族 広島袋町店」、福岡県では「鳥貴族 天神サザン通り店」「鳥貴族 西鉄二日市店」の2店舗、宮城県4号店となる「鳥貴族 仙台定禅寺通り店」及び既存エリアとを合わせ、計24店舗を出店いたしました。 既存エリアの新規出店は以下のとおりです。 関東エリア   市ヶ谷店 新浦安店 大門店 青葉台店 五井店 小田急多摩センター店 高島平店 東村山店 練馬店 東海エリア   一宮駅前店 栄住吉店 関西エリア   せんちゅうパル店 松井山手店 鈴蘭台店 また、新社内独立制度(鳥貴族パートナーズ事業)の店舗モデルの検証を完了し、新社内独立制度(鳥貴族パートナーズ事業)として、初の独立者を2名輩出し、愛知県に「鳥貴族 前田家」、大阪市に「鳥貴族 天神原家」を開業いたしました。 当連結会計年度末日の日本国内における店舗数は、「鳥貴族」の総店舗数が661店舗(純増18店舗)、その内直営店は408店舗(純増7店舗)となりました。ダイキチシステム株式会社が運営する「やきとり大吉」の店舗数は477店舗であり、当社グループの店舗数は1,141店舗、直営店は409店舗であります。また、海外における当社グループの店舗数は、「鳥貴族」12店舗、「やきとり大吉」2店舗、その他3店舗の計17店舗となりました。 以上の結果、当連結会計年度は、既存店売上が前期を上回り推移したこと及び新規出店による直営店店舗数の純増により、売上高は46,356,977千円(前年同期比10.6%増)となりました。一方、食材および飲料原価の高騰により売上原価が上昇したこと、海外進出に伴う開業準備費用、2024年8月から実施した1人当たり4.8%の賃金引上げや店舗スタッフの充足率の向上による人件費の増加、政府による電気・ガス料金に関する支援の打ち切りによる光熱費の高騰などの影響により販売費及び一般管理費が前期を上回った結果、営業利益は3,121,482千円(同3.9%減)となりました。経常利益は3,103,098千円(同4.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,720,820千円(同19.1%減)となりました。 また、当社グループは飲食事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 財政状態の状況は以下の通りであります。 (資産) 当連結会計年度末における資産合計は21,382,579千円となりました。 流動資産合計は10,468,378千円となり、前連結会計年度末と比較して278,889千円の減少となりました。これは主に新規出店に伴う設備投資の結果、現金及び預金が減少したこと等によるものであります。 固定資産合計は10,914,201千円となり、前連結会計年度末と比較して1,006,907千円の増加となりました。これは主に、「鳥貴族」の新規出店に伴い、建物、工具、器具及び備品が増加したこと等によるものであります。(負債) 当連結会計年度末における負債合計は11,607,679千円となりました。 流動負債合計は7,842,503千円となり、前連結会計年度末と比較して168,589千円の減少となりました。これは主に、未払法人税等が減少したこと等によるものであります。 固定負債合計は3,765,175千円となり、前連結会計年度末と比較して185,633千円の減少となりました。これは主に、長期借入金が減少したこと等によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は9,774,900千円となりました。前連結会計年度末と比較して1,082,241千円の増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益を計上したことにより利益剰余金が増加したこと等によるものであります。自己資本比率は45.7%となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末と比較して960,470千円の減少となり7,485,432千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは2,492,711千円の収入となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益3,029,016千円、減価償却費1,194,079千円及び法人税等の支払額1,512,004千円を計上したこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、2,694,090千円の支出となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出2,317,674千円を計上したこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、689,874千円の支出となりました。これは主に、長期借入れによる収入1,000,000千円を計上した一方、長期借入金の返済による支出1,120,223千円、配当金の支払額533,171千円を計上したこと等によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 (a)生産実績 当社グループは、焼鳥のタレを自社工場で生産しておりますが、金額的重要性が乏しいことから、記載を省略しております。 (b)仕入実績 当連結会計年度における仕入実績を示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年8月1日 至 2025年7月31日)   前年同期比(%) 飲食事業(千円)   16,771,411   114.3 合計(千円)   16,771,411   114.3 (注)当社グループの事業区分は「飲食事業」の単一セグメントであります。 (c)受注実績 当社グループは、一般消費者へ直接販売する飲食事業を行っておりますので、記載しておりません。 (d)販売実績 当連結会計年度における販売実績を示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年8月1日 至 2025年7月31日)   前年同期比(%) 飲食事業(千円)   46,356,977   110.6 合計(千円)   46,356,977   110.6 (注)当社グループの事業区分は「飲食事業」の単一セグメントであります。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 既存店の売上高、客数、客単価の前年同月比は以下のとおりであります。 (前年同月比 単位:%) 8月   9月   10月   11月   12月   1月   2月   3月   4月   5月   6月   7月   累計 売上高   112.1   109.9   108.2   108.0   100.9   103.4   101.0   99.3   105.3   111.0   105.8   110.1   106.1 客数   110.3   108.3   108.0   108.0   101.7   103.7   100.2   99.7   104.6   107.1   103.6   107.7   105.1 客単価   101.5   101.4   100.2   100.0   99.2   99.7   100.8   99.6   100.6   103.6   102.1   102.3   100.9 (a)財政状態の状況 当連結会計年度の財政状態の状況につきましては、「4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載したとおりであります。 (b)経営成績の状況 当連結会計年度の経営成績の状況につきましては、「4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載したとおりであります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (a)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載したとおりであります。 (b)資本の財源及び資金の流動性 ・資金需要 当社グループの資金需要は主に大きく分けて運転資金需要、設備資金需要があります。運転資金需要は食材仕入のほか、販売費及び一般管理費の営業費用であります。営業費用の主なものは、人件費、店舗賃借料及び店舗運営に係る費用(水道光熱費・修繕費等)であります。設備資金需要につきましては、飲食事業における新規出店や既存店舗の改装費用等であり店舗設備に係る設備投資であります。 ・財政政策 当社グループは、運転資金及び設備資金につきましては、まず営業キャッシュ・フローで獲得した資金を投入し、不足分について長期借入金による調達を実施しております。このうち、運転資金及び既存店舗の設備資金については内部資金を活用し、新規に出店する店舗設備等の設備資金については変動金利の長期借入金により調達しております。 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。短期運転資金は自己資金を基本としており、長期借入金による長期資金の調達については、事業計画に基づく資金需要、金利動向等の調達環境、既存有利子負債の償還時期等を考慮の上、調達規模、調達手段を適宜判断していくこととしております。 当連結会計年度末において、当社グループが締結しているコミットメントライン契約の合計は2,600,000千円であります(借入未実行残高2,600,000千円)。 なお、当連結会計年度末における有利子負債の残高は3,290,302千円であり、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は7,485,432千円となっております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たっては、決算日における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような経営者の見積り及び予測を必要としております。当該見積りに際しましては、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、見積り及び予測を行っております。 (繰延税金資産) 当社グループは、繰延税金資産について、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できることや、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。 (固定資産の減損) 当社グループは、固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定に当たっては慎重に検討しておりますが、将来キャッシュ・フローの見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、減損処理が必要となる可能性があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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