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超!企業DB
日経平均64,214.48-111NYダウ53,686.11+624ドル円155.76-3NASDAQ26,584.06+366S&P 5007,747.71+81SOX 指数11,352.13+139/3終値

テイクアンドギヴ・ニーズ

TAKE AND GIVE. NEEDS Co., Ltd.4331 · Prime · サービス業

国内ウェディング事業を中核に、ホテル事業を第2の柱として成長を目指す。ハウスウェディングの先駆者。

概要

株式会社テイクアンドギヴ・ニーズは、婚礼・イベント事業を主力とするサービス企業である。1998年の創業以来、一軒家を完全貸切にするハウスウェディング「アニヴェルセル」などのブランドを展開。2025年3月期の売上高は477億円、営業利益41億円。東京都品川区に本社を置き、連結従業員数1,846人。直営結婚式場の運営に加え、ホテル「TRUNK(HOTEL)」、ブライダルローン、旅行事業などをグループで手がける。

一軒家貸切のハウスウェディングが事業の中核

同社の主力は、全国に直営する邸宅型結婚式場での挙式・披露宴の企画運営である。完全貸切制と一顧客一担当制を特徴とし、婚礼単価は市場平均より高い水準にある。2025年3月期の直営店取扱件数は9,853組、婚礼単価は4,017千円に達し、新型コロナ禍前を超える水準まで回復した。少子化による婚姻件数の減少が続く中、同社は件数依存ではなく単価向上で収益を支える構造を築いている。さらに、他社の婚礼部門の運営受託(コンサルティング)も拡大し、2025年3月期は2,271件を処理した。

ホテル事業を第2の柱に育てる長期戦略

同社は2016年に株式会社TRUNKを設立し、2017年に「TRUNK(HOTEL)」ブランドで国内初のブティックホテルを開業した。ホテル事業は第2の柱と位置付けられ、2025年3月期は2店舗(CAT STREET、YOYOGI PARK)を運営。平均客室単価82,717円、稼働率93.4%と高パフォーマンスを示す。中期計画では2027年札幌、2028年道玄坂・神戸の開業を掲げ、売上規模140億円を見込む。ただし、ブランド与件に合う物件が限られ開発が遅れており、新ブランド展開や出店スキーム多様化で体制を整えている。

グループ周辺サービスが婚礼需要を補完

同社は婚礼周辺サービスとして、金融・クレジット事業(子会社ライフエンジェル)と旅行事業(子会社アニバーサリートラベル)を展開する。ブライダルローンは挙式費用の資金調達手段を提供し、オーダーメイドハネムーンや海外ウェディングに伴う旅行の手配も行う。2025年3月期のその他事業売上高は13億74百万円で全体の2.9%を占める。なお、同社は2007年にグッドラック・コーポレーションを子会社化し海外・リゾートウェディングに参入したが、2020年に全株式を譲渡して撤退しており、現在は国内事業に集中している。

業界の中での役割は婚礼・ホスピタリティサービス事業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
357億円
営業利益
16億円
営業利益率
4.5%
純利益
-1億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01国内ウェディング事業主力

全国に直営の邸宅型式場を展開し、貸切による挙式・披露宴の企画・運営サービスを提供するハウスウェディング事業が主力。また、ホテルやレストラン等の他社婚礼部門の運営受託・コンサルティング事業、ドレスショップ運営等の周辺サービスも行う。

ハウスウェディング市場の先駆者

主な製品・サービス3
ハウスウェディング
直営の邸宅型会場での貸切挙式・披露宴の企画・運営サービス。
コンサルティング事業
ホテル・レストラン等の婚礼部門の運営受託及びコンサルティング。
ドレスショップ運営
ウェディングドレス等のレンタル・販売。

02ホテル事業準主力

「TRUNK(HOTEL)」ブランドで国内初のブティックホテルを出店・運営。第2の柱として位置付け、成長を目指す。

主な製品・サービス1
TRUNK(HOTEL)
国内初のブティックホテルブランド。個性的なデザインとサービスを提供。

03その他事業(金融・旅行)副次

婚礼関連の周辺サービスとして、ブライダルローンの提供(金融・クレジット事業)やオーダーメイドハネムーン・海外ウェディングの手配(旅行事業)を行う。

主な製品・サービス2
ブライダルローン
結婚式費用を対象としたローン商品。
ハネムーン・海外ウェディング手配
オーダーメイドのハネムーン旅行や海外挙式のプランニング・手配。

製品と技術

ハウスウェディング:一軒家完全貸切の婚礼プロデュース

同社の核事業は、直営邸宅型会場での挙式・披露宴のフルプロデュースである。一軒家を完全貸切にし、新郎新婦ごとに専任のプランナーが付く「一顧客一担当制」を採用。料理、装花、衣装、演出まで一貫して手配する。会場は「アニヴェルセル」などのブランドで全国展開しており、婚礼単価は400万円超と業界平均を上回る。2025年3月期の直営店取扱件数は9,853組。少子化で市場が縮小する中、高単価層に特化することで収益性を維持している。

コンサルティング事業:他社婚礼施設の運営受託

自社保有以外に、ホテルやレストラン等の他社運営施設の婚礼部門を運営受託するコンサルティング事業も手がける。この事業は設備投資を伴わないため、安定した収益源となっている。2025年3月期のコンサルティング取扱件数は2,271件で前年比250件増。同社のノウハウを活かし、少子化で苦戦する他社施設の婚礼収益改善を支援する。案件増加により、直営店の件数減少を補完する役割を果たしている。

ホテル「TRUNK(HOTEL)」:日本発のブティックホテル

同社が展開する「TRUNK(HOTEL)」は、国内初のブティックホテルブランドである。渋谷区に2店舗(CAT STREET、YOYOGI PARK)を運営し、高いデザイン性と独自サービスで差別化。2025年3月期の平均客室単価は82,717円、稼働率93.4%と高水準。ホテル事業は第2の柱として位置付けられ、2027年札幌、2028年道玄坂・神戸の開業を計画。長期的には婚礼事業と同規模の売上高を目指す。

ブライダルローンと旅行:婚礼周辺の金融・旅行サービス

子会社ライフエンジェルは結婚式費用を対象としたブライダルローンを提供し、同社の婚礼受注との連携により顧客の資金調達を支援する。子会社アニバーサリートラベルは、オーダーメイドのハネムーンや海外ウェディングに伴う旅行の企画・手配を行う。これらの周辺サービスは婚礼事業とのシナジー効果を生み、顧客の総予算を拡大する。2025年3月期のその他事業売上高は13億74百万円で全体の約2.9%を占める。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 国内ウェディング事業ハウスウェディング市場の先駆者

有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

結婚式事業で国内トップ、新領域も開拓

同社は結婚式関連サービスで国内最大手の一社であり、成約単価の高い婚礼事業を主力とする。近年は会員制交流サイト運営や飲食事業などにも進出し、事業ポートフォリオの多様化を図っている。同業のジンジブは若年層向けキャリア支援に特化し、イシンは結婚式場運営で一定のシェアを持つが、同社はブライダル分野でのブランド力と運営ノウハウで差別化している。一方で、売上高の大半が国内婚礼需要に依存しており、新型コロナのような外部要因に脆弱な構造となっている。当期業績は売上高477億円(2025年3月期)と過去最高を見込むが、利益率の改善が課題。

強み

  • 国内結婚式事業でトップクラスの認知度と実績を持ち、高単価成約を実現するブランド力を有する。
  • 婚礼以外に会員制交流サイト「AIsmiley」や飲食店運営など、複数の収益源を確保している。
  • 独自の演出やサービスによる付加価値で、平均成約単価を業界平均より高く維持している。
  • 長年の婚礼運営で培ったオペレーション効率化や顧客満足度向上のノウハウを持つ。

課題

  • 少子化や未婚率上昇により国内婚礼件数は減少傾向で、市場自体の縮小リスクがある。
  • 直近期の営業利益率は8.6%にとどまり、固定費の高さや競争激化でさらなる改善が必要。
  • 婚礼は感染症や経済不況の影響を大きく受けるため、事業の安定性に課題が残る。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

食品・飲料の時価総額近傍。太字がテイクアンドギヴ・ニーズ

時価総額で並べると、掲載6社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19850グルメ杵屋227億円101.0倍
22929ファーマフーズ175億円
33193エターナルホスピタリティグループ165億円16.1倍
42935ピックルスホールディングス155億円11.3倍
52884ヨシムラ・フード・ホールディングス150億円16.2倍
64331テイクアンドギヴ・ニーズ108億円4.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(食品・飲料)に従っています。

会社の歴史

沿革 28件

1998年創業、提携レストランからハウスウェディングを開始

1998年10月、テイクアンドギヴ・ニーズは設立された。当初は提携レストランを会場としてハウスウェディング事業を開始したが、2001年6月に直営店型へ移行。一軒家を完全貸切にする独自スタイルで差別化を図る。同年12月にはナスダック・ジャパン市場へ上場し、資本基盤を強化。2004年2月には東京証券取引所市場第二部へ株式上場、2006年3月には第一部に指定替えとなる。

周辺事業への多角化と海外進出(2005〜2007年)

2005年7月、金融・クレジット事業を担う子会社ライフエンジェルを設立。2006年2月には旅行事業のアニバーサリートラベルを設立し、婚礼周辺サービスを体系的に整えた。2007年1月にはグッドラック・コーポレーションを連結子会社化(73.8%)、海外・リゾートウェディングに本格参入。その後、台湾(2013年)、インドネシア(2014年)、香港(2017年)、タイ(2018年)、中国(2019年)に子会社を設立し、アジア地域での事業基盤を構築した。

ホテル事業への参入とブランド多様化(2016〜2019年)

2016年12月、同社は株式会社TRUNKを設立し、ホテル事業への本格参入を決定。2017年6月には香港子会社、同年9月にはドレス専門子会社Dressmoreを設立。2018年11月にはGENTLEを設立し、ホテル運営体制を強化した。2017年に開業した「TRUNK(HOTEL)」は、高いデザイン性と個性的なサービスでブティックホテル市場を開拓。2023年9月には2号店となるYOYOGI PARKを開業し、ホテル事業を第2の柱と位置付ける戦略を具体化した。

海外事業からの撤退と国内再集中(2020年)

2020年9月、同社は連結子会社であるグッドラック・コーポレーションの全株式を譲渡し、海外・リゾートウェディング事業から撤退した。これは収益性の低さや事業環境の変化を踏まえた判断である。同時期に新型コロナウイルス感染症が拡大し、2021年3月期の売上高は200億円(前期比68.6%減)、純損失162億円と深刻な打撃を受けた。同社はこの危機を機に事業構造を見直し、国内ウェディングとホテルへの集中を加速させた。

コロナ後の業績回復と新たな挑戦(2022〜2025年)

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場へ移行。同社は長期経営方針「EVOL2030」を掲げ、ホテル事業を成長ドライバーと位置付けた。コロナ禍からの回復により、2023年3月期の売上高は455億円、営業利益41億円。2025年3月期には売上高477億円まで回復した。2025年10月には香港のEGL Toursと業務提携しインバウンドウェディング事業を開始、直営店型カジュアルウェディング「UNWEDDING」も始動。2026年3月には直営店の屋号を「NEEDS by T&G WEDDING」に統一する方針を示した。

年表28件を開く

1990年代

  • 1998年10月創業当社設立 提携レストランにて、ハウスウェディング事業を開始

2000年代

  • 2001年6月直営店型ハウスウェディング事業を開始
  • 2001年12月上場ナスダック・ジャパン市場へ上場
  • 2004年2月上場東京証券取引所市場第二部へ株式上場
  • 2005年6月株式会社グッドラック・コーポレーション(現 アールイズ・ウエディング株式会社、以下同じ)へ出資参加
  • 2005年7月株式会社ライフエンジェル(連結子会社)を設立し、金融・クレジット事業を開始
  • 2006年2月株式会社アニバーサリートラベル(連結子会社)を設立し、旅行事業を開始
  • 2006年3月東京証券取引所市場第一部に指定替え
  • 2007年1月M&A株式会社グッドラック・コーポレーションを連結子会社化(73.8%)し、海外・リゾートウェディング事業を開始
  • 2007年4月株式会社グッドラック・コーポレーションへ追加出資(91.8%)

2010年代

  • 2011年2月ホテルの婚礼受託事業に参入
  • 2011年10月日本発世界基準のウェディングスタイルをプロデュースする「Haute Couture Design (オートクチュールデザイン)」を開始
  • 2012年12月M&A株式会社ブライズワードを連結子会社化(2013年3月末時点100%)
  • 2013年8月幸運股份有限公司(連結子会社)を設立
  • 2013年9月台湾サロンを開設し、アジアからのリゾートウェディング送客を本格化
  • 2014年10月ウェディング ドレスショップ「MIRROR MIRROR」の1号店を東京、表参道にオープン
  • 2014年12月PT. TAKE AND GIVE NEEDS INDONESIA(現 PT.GOODLUCK JAKARTA)(連結子会社)を設立
  • 2016年12月株式会社TRUNK(連結子会社)を設立 株式会社アンドカンパニー(連結子会社)を設立
  • 2017年6月GOODLUCK CORPORATION HONG KONG LIMITED(連結子会社)を設立
  • 2017年9月株式会社Dressmore(連結子会社)を設立
  • 2018年1月GOODLUCK CORPORATION(THAILAND) LTD.(連結子会社)を設立
  • 2018年4月M&A株式会社ブライズワードを吸収合併
  • 2018年11月株式会社GENTLE(連結子会社)を設立
  • 2019年4月興運婚礼服務(上海)有限公司(連結子会社)を設立

2020年代

  • 2020年9月株式会社グッドラック・コーポレーションの株式をすべて譲渡し、海外・リゾートウェディング事業から撤退
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
  • 2025年10月香港の大手旅行会社「EGL Tours Company Limited」と業務提携し、インバウンドウェディング事業を開始 直営店型カジュアルウェディング事業「UNWEDDING」を開始
  • 2026年3月直営店の屋号を「NEEDS by T&G WEDDING」ブランドへ統一

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2026年12月期まで47,840百万円
  • 営業利益2026年12月期まで1,240百万円
  • 直営店婚礼施行件数2026年12月期まで9,230件
  • 新規ホテル3棟の売上規模2027-2028年開業時まで140億円
  • ホテル開発パイプライン総額2035年までまで取扱高100億円超

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ブティックホテル市場の創出

    既存のウェディング事業に加え、ホテル事業を第2の柱と位置付け、日本におけるブティックホテル市場の創出を目指す。ブランドポートフォリオ拡張や出店スキーム多様化で安定的な開発を推進する。

  2. 02

    地域特性に応じた最適戦略への転換

    従来の全国一律型戦略から、各地域の人口動態・競争状況・顧客ニーズを精緻に分析し、地域特性に応じた最適戦略へ転換。婚礼ニーズ多様化に対応し未開拓分野へ進出する。

  3. 03

    店舗ポートフォリオの最適化

    各店舗の収益性及び将来性を精査し、リニューアルや戦略的な統廃合を含む店舗ポートフォリオの最適化を進め、強靭な収益基盤を構築する。

  4. 04

    広告投資の高度化と集客効率向上

    地域特性に応じた最適なメディアMIXを構築し、オウンドメディア活用による集客施策を強化。外部媒体依存度を適切に管理し、デジタルマーケティングの高度化で安定的な受注基盤を確立する。

  5. 05

    婚礼単価の持続的上昇

    顧客満足度向上と付加価値商品の開発を通じ、婚礼単価の持続的向上を図る。料飲、装花、衣装等の商品力強化と販売促進施策で利益率改善を両立する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,846人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は474万円で、9期前と比べて+8.2%平均年齢は32.4歳、平均勤続年数は7.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,196
2018年3月2,364
2019年3月43831.95.02,320
2020年3月44431.95.02,341
2021年3月43732.46.01,731
2022年3月43332.86.01,605
2023年3月45632.56.01,619
2024年3月47032.56.01,661
2025年12月46532.36.01,84687
2025年3月47432.47.01,725238

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率30.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率31.6%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)80.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 4 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
ニーズ青山 — 東京都港区8,543百万円
同上
TRUNK(HOTEL) — 東京都渋谷区3,905百万円
国内ウェディング事業
茅ヶ崎迎賓館 — 神奈川県茅ケ崎市1,783百万円
同上
アーフェリーク迎賓館小倉 — 福岡県北九州市1,565百万円
同上
アーククラブ迎賓館広島 — 広島県広島市1,244百万円
同上
ベイサイド迎賓館松山 — 愛媛県松山市1,001百万円
同上
ヒルサイドクラブ迎賓館札幌 — 北海道札幌市635百万円
国内ウェディング事業
アーセンティア迎賓館高崎 — 群馬県高崎市592百万円
同上
アルモニーヴィラ — 愛知県常滑市573百万円
同上
BAYSIDE GEIHINKAN VERANDA / Pie Holic — 神奈川県横浜市506百万円
同上
ほか3件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社GENTLE (注)2
    東京都品川区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社Dressmore
    東京都品川区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ライフエンジェル(注)2
    東京都品川区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アニバーサリートラベル(注)2
    東京都品川区
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は357億円営業利益16億円前期と比べると減収減益で、売上が-25.2%、利益が-61.0%。

売上高
-25.2%
357億円
営業利益
-61.0%
16億円
純利益
-102.9%
-1億円
営業利益率
4.5%
前期比 -4.1%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高490億円357億円
営業利益15億円16億円
純利益8億円-1億円
1株あたり配当¥40¥40

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は239億円、営業利益は6億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+10.1%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q1111210.88
2023年3Q1322418.216
2023年4Q97−17
2024年1Q11198.15
2024年2Q10654.72
2024年3Q1362619.115
2024年4Q117−4
2025年2Q21762.84
2025年4Q2603513.531
2026年2Q23962.58

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は528億円から357億円へ68%に減った。直近期の営業利益率は4.5%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
幸運股份有限公司(連結子会社)を設立
2013年3月5282511
PT. TAKE AND GIVE NEEDS INDONESIA(現 PT.GOODLUCK JAKARTA)(連結子会社)を設立
2014年3月6073314
2015年3月5932810
株式会社TRUNK(連結子会社)を設立 株式会社アンドカンパニー(連結子会社)を設立
2016年3月595142
GOODLUCK CORPORATION HONG KONG LIMITED(連結子会社)を設立
2017年3月602214
株式会社ブライズワードを吸収合併
2018年3月646259
興運婚礼服務(上海)有限公司(連結子会社)を設立
2019年3月6693923
2020年3月6373410
2021年3月200−117−162
2022年3月3951519
2023年3月4553241
2024年3月4703818
2025年3月47741368.635
2025年12月35716124.5−1

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高357億円のうち、営業利益として残るのは16億円4.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-1億円、売上の-0.3%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金32.2%115億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金63.0%225億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.5%16億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
67.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.1pt
4.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比5.3pt
-0.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比12.2pt
-0.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-0.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが12億円、投資CFが−30億円で、差し引きのフリーCFは−18億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は63億円で、売上の2.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月39−22−241739
2014年3月56−18−253853
2015年3月18−251−749
2016年3月37−555−1837
2017年3月41−5221−1147
2018年3月41−6724−2646
2019年3月64−25−203966
2020年3月43−7023−2761
2021年3月−97−31109−12842
2022年3月67−41063115
2023年3月35−4−2431122
2024年3月38−25−441391
2025年3月55−8−504788
2025年12月12−30−6−1863

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は519億円。このうち返さなくてよい自己資本が178億円で、自己資本比率は34.0%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月46518028538.2
2014年3月48319428939.6
2015年3月48120527642.2
2016年3月49320428941.0
2017年3月52220531738.9
2018年3月56021134937.3
2019年3月57123233940.2
2020年3月58223834440.6
2021年3月4867241414.9
2022年3月54011842221.9
2023年3月55215839428.5
2024年3月54417037431.2
2025年3月53218235034.1
2025年12月51917834134.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
66億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
65億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
341億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
62
/ 100
安定性自己資本比率23 / 40
収益力営業利益率9 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り534社中42位あたり、逆に低いのは売上成長率534社中526位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-0.4%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.5%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
34.0%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-25.2%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.4%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月3日の終値

直近の終値は¥740で、1年前と比べて-7.2%過去52週の値幅のなかでは41%の位置にある。

¥740+0.0%1ヶ月+9.0%1年-7.2%時価総額108億円
過去52週の値幅
安値¥644高値¥881

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)4.1倍
PER (会社予想)13.5倍
PBR0.60倍
配当利回り5.41%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月から8月にかけて横ばい推移が続いていましたが、8月14日に733円へ急伸し、1日で+7.48%の上昇となりました。1ヶ月では+8.11%の上昇で、25日移動平均線は680.72円で、株価はこれを約8%上回っています。52週高値は891円で、現在の株価はその約82%の水準です。出来高は8月14日に39万7000株と急増しました。RSIは78.5と過熱感があります。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERは3.8倍と大幅に業界平均(26.4倍)を下回り、PBRも0.55倍と業界平均(2.3倍)を大きく下回る。配当利回り6.1%と高水準だが、ROEがマイナスであり、収益性には課題がある。割安だが、直近の減益懸念も含め、割安の背景に注意が必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)4.1倍23.4倍
PER (予想)13.5倍
PBR0.60倍3.51倍
ROE-0.4%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

同社はブライダル業界の回復基調を享受するが、足元のFY25は減収減益を見込む。強気派はコロナ後の婚礼需要の本格回復と、高単価施策による利益率向上を期待する。弱気派は少子化による婚礼件数減少トレンドや、競合との価格競争、FY25の減益見通しを懸念する。PBR0.55倍と割安感がある一方、ROEはマイナス。

プラスに働く材料7
  • 婚礼需要の回復基調

    コロナ前水準への戻りが進み、客単価上昇も継続。

  • 資産価値・割安感

    PBR0.55倍、PER3.8倍とバリュエーションは低い。

  • 高配当利回り

    配当利回り6.1%は魅力的で下支え要因。

  • 業績回復による低PER修正2026年3月期影響

    FY2025/3営業利益41億円に対し時価総額98億円、PER2.4倍。正常化でPER10倍なら株価2倍。

  • 高配当利回り6.1%継続影響

    配当利回り6.1%は業界トップクラス。株主還元策が下支え。

  • PBR0.55倍の割安感継続影響

    PBR0.55倍と解散価値割れ。自己株式取得等で改善余地。

  • M&Aによる事業拡大不定影響

    結婚式関連サービスでM&A実績あり、新たな買収で成長加速の可能性。

マイナスに働く材料7
  • 少子化による婚礼件数減少

    長期的な結婚件数減少で市場縮小リスク。

  • FY25の業績減速

    FY25売上357億円(前年比-25%)、営業利益4.5%と低下。

  • ROEがマイナス

    ROE-0.4%で株主資本の効率が悪い。

  • 業績の季節変動リスク通年影響

    FY2025/12期は営業利益16億円と前期比60%減。繁忙期依存の収益構造。

  • 純損失転落のリスク2026年3月期影響

    FY2025/12期は純損失1億円。固定費負担で赤字拡大の懸念。

  • 少子高齢化による市場縮小長期影響

    結婚式市場は年率2~3%縮小。長期的な需要減が成長を抑制。

  • 株価流動性リスク継続影響

    時価総額98億円と小型株。出来高少なく、大口売りで急落しやすい。

次の決算で確かめる点
婚礼取扱組数
婚礼件数のトレンドを把握する基本指標。
1組あたり単価
高単価戦略による収益性向上を確認。
営業利益率
固定費の高い事業で収益性改善の鍵。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり40で、前期から+29.0%いまの株価に対する利回りは5.41%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥40
1株あたり
配当利回り
5.41%
いまの株価に対して
配当性向
18.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月15
2018年3月150.023.8
2019年3月150.012.0
2020年3月2033.324.1
2023年3月200.08.0
2024年3月200.039.2
2025年12月3155.0
2025年3月4029.018.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥40

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ4,990人。区分でいちばん多いのは個人・その他43.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が29.8%を占め、残る70.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2025年12月%
個人・その他41.738.642.637.740.343.7
外国法人21.126.117.827.223.817.9
事業法人17.018.018.416.017.316.1
金融機関14.613.411.614.715.613.8
証券会社5.53.99.74.32.98.4
外国人個人0.10.00.10.10.10.1
自己株式0.70.70.60.20.20.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01野尻佳孝16.83
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)9.12
03株式会社東京ウエルズ7.09
04TSUNAGU INVESTMENTS PTE.LTD.(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ)5.75
05株式会社SBI証券4.04
06株式会社ユニマットライフ3.75
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.31
08ウェルズ通商株式会社3.00
09NOMURA SINGAPORE LIMITED CUSTOMER SEGREGATED A/C FJ-1309 (常任代理人 野村證券株式会社)1.95
10THE BANK OF NEW YORK MELLON 140040(常任代理人 株式会社みずほ銀行)1.92

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-07-10
    ツナグ・インベストメンツ・ピーティーイー・エルティーディー(Tsunagu Investments Pte. Ltd.)
    新規の大量保有報告
    4.34%
    -1.02pt
  • 2026-07-01
    ツナグ・インベストメンツ・ピーティーイー・エルティーディー(Tsunagu Investments Pte. Ltd.)
    新規の大量保有報告
    5.36%
    -1.07pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−106%、1株純資産は14期で−11%。直近期のROEは-0.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月831,3616.317.610.7
2014年3月1061,4747.418.615.3
2015年3月781,5655.111.625.5
2016年3月181,5591.125.8156.5
2017年3月281,5661.834.8
2018年3月691,6154.317.323.8
2019年3月1761,77210.48.012.0
2020年3月771,8234.37.224.1
2021年3月−1,251558−105.1
2022年3月12967419.78.0
2023年3月30197529.84.58.0
2024年3月1141,02011.29.539.2
2025年3月2431,24320.23.718.3
2025年12月−51,207−0.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2025/12期の役員報酬は総額173百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
野尻佳孝代表取締役 会長542,460,950
岩瀬賢治代表取締役 社長5831,855
宮本隆志取締役 社長室長518,292
土渕友美取締役 事業開発部長504,653
秋山進取締役6217,469
佐々木公明取締役605,859
村木真紀取締役511,418
北野秀一監査役(常勤)65600
平田毅彦監査役(非常勤)7312,590
福田光博監査役(非常勤)7614,900
髙井章光監査役(非常勤)58
田村香代49
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢保有株数
若林達二取締役54710

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5142714930
社外取締役514143
監査役210105

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容4,073字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社(株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ)及び当社の連結子会社5社により構成され、国内ウェディング事業を中心に事業を展開しております。 当社グループの事業内容及び当該事業における当社と関係会社の位置付け等は以下のとおりであります。なお、当社グループは国内ウェディング事業の単一セグメントですが、投資者の理解を容易にする観点から、実態に即した事業区分ごとに記載しております。 (1)国内ウェディング事業 主にウェディング事業及びホテル事業を行っております。 ① ウェディング事業 事業区分   サービスの内容 ハウスウェディング事業   全国に直営の邸宅型式場を配し、貸切りによる挙式・披露宴の企画・運営サービスを提供 コンサルティング事業   ホテルやレストラン等、他社の婚礼部門の運営受託及びコンサルティング その他   ドレスショップやレストランの運営等、ウェディング関連サービスを提供 ② ホテル事業 「TRUNK(HOTEL)」ブランドで国内初となるブティックホテルを出店・運営しております。 (2)その他 主に婚礼に関連する周辺サービスを提供しております。 事業区分   サービスの内容 金融・クレジット事業   式・披露宴を実施する新郎新婦を資金面からサポートするブライダルローンの提供等 旅行事業   オーダーメイドのハネムーンや、海外ウェディングに伴う旅行等の提案・手配 (事業系統図) (注)  上記事業を展開する各企業は以下のとおりであります。 国内ウェディング事業:株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ(当社) 株式会社TRUNK 株式会社GENTLE 株式会社Dressmore その他:株式会社ライフエンジェル(金融・クレジット事業) 株式会社アニバーサリートラベル(旅行事業) 1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。なお、当社グループの経営環境については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況」をご参照ください。 (1)経営方針 当社グループは未曾有の世界的コロナパンデミックを乗り越え、改めて自分たちの存在意義、あるべき姿を再考し、2022年に「ホスピタリティ業界にイノベーションを起こし 日本を躍動させる」というPURPOSEを新たに制定いたしました。1998年の創業以来、当社グループは既存のウェディング業界にハウスウェディングという新しい価値を生み出し、市場を創出してきました。次は、ホテル業界にイノベーションを起こし、ブティックホテル市場という新たな市場の創出を目標に掲げております。ホテル事業を新たな成長領域として推進することで、日本の観光産業活性化に寄与し、持続的な企業価値の向上を目指しております。また、その過程において、気候変動や少子高齢化の進行など、企業を取り巻く社会状況が大きく変化する中で、永続的に社会に価値提供を続け、企業として成長を続けていくために、地球環境問題や社会課題への対応を経営や事業戦略に包括したサステナビリティ経営を目指しております。 <PURPOSE 社会に何をもたらすのか>   ホスピタリティ業界にイノベーションを起こし日本を躍動させる <MISSION 私たちの使命>   あそびごころとやさしさで、人の心を人生を豊かにする <VISION 私たちのあるべき姿>   日本を代表するホスピタリティ業界のリーディングカンパニーになる <VALUE 大切にする価値観>   Creativity/Challenge/Kindness (2)経営戦略 当社グループは、2022年に公表した長期経営方針において、既存のウェディング事業に加え、ホテル事業を第2の柱と位置付け、日本におけるブティックホテル市場の創出を目指す方針を掲げております。 しかしながら、当該方針公表以降、新型コロナウイルス感染症の影響を契機として、国内外の人流動向、消費行動、婚礼ニーズ、観光需要等、当社グループを取り巻く事業環境は大きく変化いたしました。当社は、こうした環境変化を的確に捉え、持続的な成長を実現するため、長期経営方針の方向性を維持しつつも、戦略の軌道修正を進めております。具体的な戦略内容につきましては、今期中に改めて開示する予定であります。 ウェディング事業を取り巻く環境は、少子高齢化の進行に伴う婚姻件数の減少に加え、競合環境の変化や地域ごとの市場特性の違いにより、地域間で市場環境の格差が拡大しております。このような状況を踏まえ、当社グループは、従来の全国一律型の戦略から、地域特性に応じた最適戦略へと転換を図ってまいります。具体的には、各地域の人口動態、競争状況、顧客ニーズを精緻に分析し、婚礼ニーズの多様化・変化を的確に捉えることで、従来型の婚礼モデルにとどまらない未開拓分野への進出を推進し、新市場の取り込みを通じて婚礼市場におけるシェア拡大を図るなど、高品質な婚礼と高い事業運営力を基盤に、収益性と成長性を両立したウェディング事業を推進する方針であります。 ホテル事業においては、「TRUNK」ブランドの世界観及びブランド与件に合致する物件が限定的であることから、当初想定していたペースでの開発が進まない状況にあります。この課題に対応するため、ブランドポートフォリオの拡張を通じて出店与件の幅を広げるとともに、出店スキームの多様化を図り、安定的なホテル開発の推進及び収益基盤の拡充を目指してまいります。 国内ウェディング事業の取り組み ・   店舗再編:戦略的な統廃合による事業効率の向上 ・   リニューアル投資:更なる成長が見込まれる店舗を中心とした売上拡大 ・   コンサルティング事業の推進:婚礼運営受託を通じた収益機会の拡大 ・   M&Aの推進:主要都市圏における店舗ネットワークの拡充 ・   市場環境の変化に応じた事業ポートフォリオの拡充: 多様化するニーズに対応したカジュアルウェディング及びインバウンドウェディングへの展開 ・   広告戦略の再構築:オウンドメディアを軸とした戦略的メディアMIXの推進・高度化 ホテル事業の取り組み ・   2027年12月期、2028年12月期開業予定の3ホテルは売上規模140億円を見込む ・   中長期的な成長を見据え、利用シーン、立地特性、ターゲット層を踏まえた新たなホテルブランド展開を検討 ・   引き続き国内外のホテル開発案件獲得に向けプロモーション活動を推進 ・   2035年までの開業を見据え、LOI締結済み及び契約確度の高い案件を複数確保。パイプラインの総額は取扱高100億円超の規模となる見通し (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 婚礼業界における当社グループを取り巻く事業環境は、少子高齢化の進行に伴う婚姻件数の中長期的減少に加え、結婚式の実施形態の多様化、挙式規模の縮小傾向、フォトウェディング等の簡略型サービスの拡大、価格志向の高まりなど、構造的な市場変化が進行しております。さらに、人材確保の難易度上昇、賃金水準の上昇、食材・エネルギー価格の高騰等によるコスト上昇圧力も継続しており、事業環境は依然として不透明な状況にあります。 このような経営環境のもと、当社グループは、2026年12月期において売上高47,840百万円、営業利益1,240百万円を計画しております。業界動向に反して当社の婚礼単価は継続的に上昇しており、広告投資の積極化を背景に受注動向も堅調に推移していることから、直営店の婚礼施行件数は通期で9,230件を見込んでおります。一方で、持続的な成長の実現に向けては、以下の事項を優先的に対処すべき課題と認識しております。 ① 店舗ポートフォリオの見直しと収益基盤の強化 地域ごとの市場環境格差が拡大する中、安定的に収益を確保できる強靭な店舗体制の構築が重要課題であります。当社は、各店舗の収益性及び将来性を精査し、リニューアルや戦略的な店舗の統廃合を含む店舗ポートフォリオの最適化を進めてまいります。 ② 広告投資の高度化と集客効率の向上 広告宣伝費は年々増加傾向にあり、投資効率の最大化が重要課題であります。当社は、地域特性に応じた最適なメディアMIXを構築するとともに、特に公式WEBサイト等のオウンドメディアを活用した集客施策を強化し、媒体構成の見直しを進めてまいります。外部媒体への依存度を適切に管理しつつ、デジタルマーケティングの高度化により、安定的かつ効率的な受注基盤を確立してまいります。 ③ 婚礼単価の持続的上昇 市場全体の件数減少リスクに対応するため、顧客満足度の向上及び付加価値商品の開発を通じ、婚礼単価の持続的な向上を図ることが重要であります。料飲、装花、衣装等の商品力強化及び効果的な販売促進施策の実行により、婚礼単価の持続的上昇と利益率の改善を両立させてまいります。 ④ ホテル開業準備の本格化 中長期成長戦略の柱であるホテル事業については、2027年札幌、2028年道玄坂及び神戸での開業を予定しております。2026年12月期においては、札幌ホテルの開業準備室を設置し、婚礼予約受付の開始、スタッフ採用及び教育体制の構築など、円滑な立ち上げに向けた体制整備を進めてまいります。 一方で、ホテル開発は多額の投資を伴うため、投資回収リスク、開業遅延リスク、需給環境変動リスク等を十分に精査し、資本効率及び財務健全性を維持しながら推進することが重要であります。当社は、出店スキームの多様化や資金調達手法の最適化を図り、財務規律を確保しつつ成長投資を実行してまいります。
経営方針・対処すべき課題1,808字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは未曾有の世界的コロナパンデミックを乗り越え、改めて自分たちの存在意義、あるべき姿を再考し、2022年に、「ホスピタリティ業界にイノベーションを起こし、日本を躍動させる」というPURPOSEを新たに制定いたしました。1998年の創業から、既存のウェディング業界にハウスウェディングという新しい価値を生み出し、市場を創出した当社グループが、次は、ホテル業界にイノベーションを起こし、ブティックホテル市場という新たな市場の創出を目標に掲げ、今後の日本の観光産業活性化に寄与すべく、ホテル事業を新たな成長領域として推進することで、持続的な企業価値の向上を目指しております。また、その過程において、気候変動や少子高齢化の進行など、企業を取り巻く社会状況が大きく変化する中で、永続的に社会に価値提供を続け、企業として成長を続けていくために、地球環境問題や社会課題への対応を経営や事業戦略に包括したサステナビリティ経営を目指しております。 (2)経営環境及び対処すべき課題への対応 当社グループを取り巻く経営環境につき、次の通り認識しております。 国内ウェディング市場におきましては、少子化による結婚適齢期人口の減少や晩婚化、若年層の結婚意欲の低下を背景に緩やかに減少していくものと予想しておりましたが、さらにコロナ禍の影響で、約60万組から49万組(過去12ヶ月の合計)と50万組を下回る水準へと急減いたしました。国内ウェディング市場における事業者数及び挙式会場数も、中小規模の事業者を中心に緩やかに減少し、今後も淘汰が進行するものと予測しております。当社グループは、一軒家完全貸切、一顧客一担当制といった独自性のある結婚式の提供スキームにより、市場平均よりも高い婚礼単価層に特化して、約10,000組の取扱件数を維持しながら、成長領域であるホテル事業に投資するための安定したCFを維持していこうと考えております。また、他社、主にハウスウェディングとは異なる顧客層をターゲットとするシティホテル等の婚礼部門の運営を受託することで、直接的な設備投資を伴わないコンサルティング機能による利益増に注力して参ります。 ホテル市場におきましては、訪日外国人旅行者数が大きく伸びており、観光庁の訪日外国人消費動向調査によりますと、訪日外国人旅行消費高がコロナ禍前を大幅に超過しており、マーケット全体の客室単価等も高騰し、見通しが明るい環境下にあります。当社グループは、日本にはまだ少ないブティックホテルという高いデザイン性と独自性の高いサービス提供を行う高単価なホテルを展開することで、既存のビジネスホテル等との差別化を図り、新しい市場創出を目指して参ります。 当連結会計年度におきましては、ウェディング事業は、厳しい環境下で施行件数は前年比で減少したものの、婚礼単価が大幅に上昇し、施行件数減少による売上減少分を補完することができました。また、インバウンド需要の拡大に伴い、ホテル事業は稼働率、平均客室単価共に伸長し、加えてTRUNK(HOTEL) YOYOGI PARKの開業により、4年連続の売上高は増収、営業利益、経常利益は減益となりました。引き続き、長期経営方針で掲げている「EVOL2030」の達成に向けて、取り組んでまいります。 (3)中長期的な経営戦略 当社グループは2022年に長期経営方針「EVOL2030」を発表しております。 2030年までにホテル出店を加速し、現在主力の国内ウェディング事業と同水準の売上高をホテル事業によって創出、売上高、営業利益共に2倍の水準まで成長させるというものです。 ウェディング事業においては、引き続き高品質な商品・サービスの提供を通じて婚礼単価を向上させ、また、事業者数の淘汰が進む中で、他社の結婚式場の運営受託を強化し、コロナ禍でコスト構造の合理化を進めた結果向上した利益率の維持を基本戦略とし、ホテル出店への投資資金を確保するための事業として取り組んでまいります。 ホテル事業においては、国内外を視野に入れて積極的に出店開発を行い、日本を代表するグローバルホテルブランドへの成長を目指してまいります。
事業等のリスク4,153字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を及ぼす可能性があると認識している主要なリスクは、以下のようなものがあります。 なお、当社グループの事業等に関するリスクについては、当連結会計年度末時点において当社が判断したものであり、これらに限られるものではありません。また、当社は下記リスクを回避し、また顕在化した時に適切な対応が行われるよう、社内体制の整備と強化に努めております。 (1)事業環境におけるリスク ①  少子化の影響について 当社は国内のウェディング事業を主軸に事業展開を進めております。 一方で総務省統計局の調査等により、国内では少子化が進み、結婚適齢期に当たる男女が減少傾向にあることが示唆されており、中長期的には挙式披露宴市場が縮小する可能性もあります。 当社は新しいサービスや店舗コンセプトを取り入れて新規需要を喚起するなどし、これら市場のリスクに対応しておりますが、市場の縮小が当社の想定を上回るペースで進んだ場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ②  婚礼様式のトレンドについて 当社は近年大きくシェアを拡大してきたハウスウェディング市場においてその牽引役を果たし、市場をリードしてまいりました。 当社は今後も社会情勢、生活様式、世代別のニーズや各種トレンドの変化に対して十分なマーケティングを行い、婚礼様式の最先端の把握に努めてまいりますが、ハウスウェディングに代わる新たな婚礼様式が台頭するなどした場合、変化への対応が遅れることにより、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ③  季節変動について 一般的に挙式披露宴は春(3月~5月)、秋(9月~11月)に多く行われる傾向があり、当社の各会場においても同様の季節変動の影響を受けております。 当社はこの季節変動を考慮した計画策定を行っておりますが、何らかの理由により繁忙期の婚礼受注を計画どおりに獲得できなかった場合は、各会場の業績が大きく影響を受け、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (2)事業運営上のリスク ①  事業にかかる各種法的規制について 当社グループが建設・運営する施設については、建築基準法、消防法及び下水道法等並びに建築構造や建築地域にかかる排水・騒音対策等の各種条例による規制を受けております。 また、当社グループ事業においては、貸金業法、割賦販売法、出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律、利息制限法、旅行業法、保険業法、特定商取引法、公衆浴場法、旅館業法、労働基準法等の規制を受けております。 当社は法令遵守の精神に基づき、これらの法的規制に則り事業を進めておりますが、万が一法的規制に抵触し、建築計画や事業計画に関して何らかの是正措置を命じられた場合には、新規出店や店舗のリニューアルなどを計画どおりに行うことができず、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ②  衛生管理について 当社グループは料飲商品を提供しているため、食品衛生法の規制対象となり、管轄保健所から営業許可を取得し、事業を行っております。 当社グループは料飲商品の安全性を特に重視し、食材の安定的な確保及び徹底した安全衛生管理に努めております。従業員への教育研修のほか、外部専門機関による衛生検査、検便検査、従業員への体調に関するヒアリング等を定期的に実施しており、普段から食品衛生管理体制の遵守を心がけております。しかしながら、万が一当社グループや当社グループ関連施設において食中毒等の衛生事故が発生した場合には、食品等の廃棄処分、営業許可の取り消し、営業の禁止等を命じられることがあります。この結果、金銭的な損失に加えて、当社グループの社会的信用の低下を招くことで、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ③  出店形態について 当社グループは、直営店を出店するに当たり、事業環境に応じた出店ができるよう、事業用借地権、リースバック方式、不動産流動化スキーム等を適宜活用しております。 当社グループは各店舗の収益性や条件を十分に考慮した上で各契約を行っておりますが、万が一当社が想定していた運営期間よりも短期で閉店せざるを得ない状況となった場合には違約金の支払いや固定資産の除却損などが発生し、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ④  地震その他の天災 当社グループの設備や挙式披露宴に影響を及ぼす大規模な自然災害により長期間にわたり業務を中断する等、想定以上の事態が発生し、保険等により填補できない場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ⑤  感染症その他の疫病 感染症その他の疫病のため経済活動・社会活動が制限される状況が続く場合には、長期間にわたり業務を中断する等、想定以上の事態が発生し、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ⑥  人材の確保・育成について 当社グループは、今後の事業展開において、人材の確保・育成が最も重要な課題の一つであると考えております。そのために当社グループは人材採用活動を積極的に行う一方で、目標管理とその成果が適切に評価に反映される人事制度や手厚い教育研修制度を確立する等、優秀な人材育成と確保のための体制作りに注力しております。しかし、今後の事業展開において、必要な人材が計画どおりに確保・育成できない場合には、各事業の業績拡大が計画どおりに進まず、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ⑦ 労務管理について 当社グループは、労働基準法などの関係法令を遵守し、労働時間や有給休暇の取得状況を管理するなど、適正な労働環境の整備に努めており、労働衛生にも十分な配慮をしております。 しかし、万が一当社グループにおいて、これらの法令に抵触するなど労務管理が不十分な事態が生じた場合には、社会的な信用の低下を招き必要な人材の確保に支障をきたすなど、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ⑧  個人情報の取扱いについて 当社グループは、事業活動のために必要なお客様や取引先の個人情報や機密情報を取得しております。これらの個人情報や機密情報の保護については、個人情報保護法に則るほか、社内規程に基づき管理体制を強化しておりますが、万が一予期せぬ事態により漏洩等の事故が発生した場合、当社グループの社会的信用の低下や損害賠償請求の発生等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ⑨ 店舗設備について 当社グループが運営する直営店舗では、建物および建物附属設備を自社で所有または賃借して運営しております。設備の安全性、機能性等には十分に留意し、経年劣化を考慮した修繕、リニューアル工事等を適宜行っておりますが、大規模な積雪や暴風雨など従来の規模を上回る天候の変動などにより設備が損壊して、挙式披露宴の施行に必要な安全性、機能性が確保できなくなった場合には、当社グループの社会的信用度の低下や損害賠償請求等の発生により、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (3)財務面等に関するリスク ①  敷金保証金について 当社グループが現在出店している直営店にはデベロッパー等からの賃借があり、出店時には敷金保証金の差し入れを行っております。当社グループは、新規に出店する際の与信管理を徹底するとともに、特定のデベロッパーに対し出店が集中しないように取り組んでおりますが、賃借先の倒産等の事由により、敷金保証金の全部又は一部が回収できなくなった場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ②  有利子負債について 当社グループは、金融機関から、自己所有物件の取得・改修や子会社への投融資等を目的とした資金調達を行っております。さらに、新型コロナウイルス感染症の影響による業績の悪化にともない金融機関からの借入を行った結果、有利子負債残高は大幅に増加しております。この借入金については、金融機関と合意した返済条件に従い返済を着実に返済を進めてまいります。 各金融機関からは引き続きご支援をいただいており当面の資金繰りに問題はないと判断しておりますが、今後の金融情勢の変動などにより金利が大幅に上昇した場合には、支払利息の増加など当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ③  減損会計について 当社グループは、「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しており、保有資産の将来キャッシュ・フロー等を算定し減損の測定等を実施しております。今後、保有資産から得られるキャッシュ・フローが悪化し、将来キャッシュ・フローが見込めない等の事象が生じた場合には減損損失が発生し、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ④  繰延税金資産について 当社グループは、「税効果会計に係る会計基準」を適用しており、繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産を計上するにあたっては、将来のタックスプランニングに基づき回収可能性を判断しておりますが、将来の課税所得が想定を下回り繰延税金資産の回収可能性の判断を見直す必要が生じた場合には、繰延税金資産を取り崩すなど、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ⑤  建築コストの上昇について 当社グループは、長期経営計画方針においてホテル事業を成長戦略の柱として位置付けております。今後ホテルの新規出店を進めるにあたり、当社グループの想定を上回る建築コストの上昇が生じた場合には、初期投資の負担増やランニングコストの上昇などにより、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,742字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2024年4月1日~2025年3月31日)におけるウェディングマーケットにおきましては、長らく減少していた婚姻件数が横這いに転じたものの、厚生労働省の2025年2月の人口動態統計速報値によりますと、49万組(過去12ヶ月の合計)と50万組を下回る水準であり、厳しい市場環境が続いております。このような環境の中、当社グループにおきましては、婚礼取扱件数は減少いたしましたが、婚礼単価が上昇し、件数の減少による売上高減少を一部補完いたしました。婚礼単価を向上させることができた要因は、高品質・高単価商品のラインアップを増加させたこと、販売促進を強化したことによるものです。 一方、ホテルマーケットにおきましては、訪日外国人旅行者数が大きく伸びており、観光庁の2024年訪日外国人消費動向調査によりますと、訪日外国人旅行消費高(確報)は8.1兆円、2023年比53.1%増となっており、マーケット全体の客室単価等も高騰しております。このような環境の中、当社グループにおきましても、稼働率や平均客室単価は前年を上回る好調な推移となりました。 これらの結果、売上高は476億68百万円(前年比1.4%増)、営業利益は41億4百万円(前年比2.5%減)、経常利益は35億86百万円(前年比4.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は35億47百万円(前年比93.7%増)となりました。尚、親会社株主に帰属する当期純利益は、今後の業績動向を踏まえ繰延税金資産の回収可能性について慎重に検討した結果、法人税等調整額が△7億7百万円計上され、大幅増益となっております。 事業別の状況は以下のとおりです。 国内ウェディング事業 (ウェディング) 直営店の取扱件数は、9,853組(前年比497組減)、婚礼単価は4,017千円(前年比93千円増)となりました。婚姻件数の減少というマクロの市況を受け、取扱件数は減少しておりますが、婚礼単価は、新型コロナ禍前を超過する水準まで上昇いたしました。また他社運営の施設、シティホテル等におけるウェディング部門の業務受託(コンサルティング)は増加し、取扱件数が2,271件(前年比+250件増)となり、増収を支えました。 (ホテル) インバウンド需要の拡大に伴い、当社グループの運営するホテルにおいても平均客室単価、客室稼働率ともに、前年を上回っております。TRUNK(HOTEL) CAT STREET(東京都渋谷区神宮前)、及び2023年9月に開業したTRUNK(HOTEL)YOYOGI PARK(東京都渋谷区富ヶ谷) は、2店舗の平均客室単価が82,717円(前年比10.6%増)、稼働率は93.4%(前年比6.6pt増)と、次の成長ドライバーとして、堅調に推移しております。 以上の結果、売上高462億94百万円(前年比0.9%増)、営業利益58億44百万円(前年比2.2%減)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが54億62百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが7億86百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが50億1百万円の支出となり、この結果、当連結会計年度の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)期末残高は、期首より3億25百万円減少し、88億9百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は54億62百万円(前年同期は38億12百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益を32億35百万円計上したこと、減価償却費を20億54百万円計上したこと、減損損失を8億20百万円計上したことなどによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は7億86百万円(前年同期は25億4百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出14億49百万円を計上したことや、固定資産の売却による収入9億6百万円を計上したことなどによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は50億1百万円(前年同期は43億92百万円の支出)となりました。これは主に、長期借入れによる収入34億70百万円を計上したこと、長期借入金の返済による支出60億49百万円を計上したこと、自己株式の取得による支出20億1百万円を計上したこと、配当金の支払による支出3億79百万円を計上したことなどによるものであります。 ③仕入、受注及び販売の状況 a.仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日)   前年同期比(%) 国内ウェディング事業(百万円)   9,008   102.4 合計(百万円)   9,008   102.4 (注) 1. セグメント間取引については、相殺消去しております。 2. その他は、仕入実績がないため、記載しておりません。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注組数 (組数)   前年同期比 (%)   受注組数残高 (組数)   前年同期比 (%) 国内ウェディング事業   9,390   93.3   6,079   92.9 合計   9,390   93.3   6,079   92.9 (注) 1.その他は、提供するサービスの性格上、受注状況の記載に馴染まないため、記載しておりません。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日)   前年同期比(%) 国内ウェディング事業(百万円)   46,294   100.9 報告セグメント計(百万円)   46,294   100.9 その他(百万円)   1,374   121.2 合計(百万円)   47,688   101.4 (注)  セグメント間取引については、相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におきましては、国内ウェディングにおいては、婚姻件数の回復に時間がかかっており、厳しい市場環境が続いております。一方、ホテルにおいては訪日外国人旅行者数の増加により、宿泊単価・稼働率ともに順調に推移しております。その他の金融事業、旅行事業も当初計画を上回る利益を計上しております。 以上の結果、売上高は476億68百万円(前年同期比1.4%増)、営業利益は41億4百万円(前年同期比2.5%減)、経常利益は35億86百万円(前年同期比4.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は35億47百万円(前年同期比93.7%増)となりました。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況  3.事業等のリスク」をご参照ください。 国内ウェディング事業における経営成績に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 当連結会計年度におきましては、新型コロナウイルス感染拡大の影響で落ち込んだ婚姻件数の回復が遅く、厳しい市場環境が続きました。当社グループにおきましても、取扱組数が前連結会計年度を下回りましたが、列席者数の増加などの影響により婚礼単価は上昇しております。一方、婚礼以外の宿泊やレストラン事業に関しましては、訪日外国人数の増加の影響により、堅調に回復しております。 当社グループでは婚姻件数の回復には暫く時間がかかると想定し、収益力強化のため、生産性の向上と費用の削減による収益力の強化に取り組みました。 以上の結果、売上高462億94百万円(前年同期比0.9%増)、営業利益58億44百万円(前年同期比2.2%減)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 運転資金としては、食材等の仕入れや人件費その他の販売費及び一般管理費に関する支出などがあります。また、継続的な成長を実現するため、既存店のリニューアルやホテル複合型施設の出店費用などが必要となります。 当連結会計年度においては、設備の修繕やリニューアルを積極的に行うなど、事業の継続及び成長に必要な投資を継続しつつ、新型コロナウィルス感染拡大にともなう業績悪化により増加した借入金の返済進めております。また、自己株式の取得による支出を行った結果、前連結会計年度とくらべ、財務活動によるキャッシュ・フローのマイナス額が大きくなっております。 今後におきましては、金利上昇が見込まれることから借入金残高の管理を徹底しつつ、必要な設備投資を継続してまいります。 現時点において金融機関との関係は良好であり、必要な運転資金及び設備投資資金の調達に問題はありません。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たり、決算日時点での報告数値に対して影響を与えるさまざまな会計上の見積りが必要となります。ただし、将来に関する事項には不確実性があるため、実際の結果は、これら見積りと異なる可能性があります。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」をご参照ください。 なお、新型コロナウイルス感染症拡大により減少した婚姻組数の回復を正確に予測することは困難であることから、売上が同感染症拡大前の水準に戻るには、もうしばらく時間がかかるものと仮定し、繰延税金資産の回収可能性や減損損失計上要否の判定を行っておりますが、その影響は不確定要素が多く、翌連結会計年度の当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④新型コロナウイルス感染症による影響について 新型コロナウイルス感染症拡大は、新たな行動制限などもなく業績への直接の影響は薄まりつつあります。しかしながら、国内における婚姻数・挙式数が同感染症拡大前の水準には戻っていないこともあり、受注件数は、従来の水準には届いておりません。 売上・利益の減少分は、内製化率の向上などによる収益力の向上、同業他社からのオペレーションチェンジによる運営会場数の増加や他社のホテルなどの結婚式場の運営受託などの増加などにより補っていく方針となっております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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