概要
株式会社スタートラインは、障害者の雇用支援と就労支援をワンストップで提供する企業である。2009年12月設立、東京都三鷹市に本社を置く。2026年3月期の売上高は56億円、従業員420名。主に大企業向けに、サテライトオフィスや屋内農園、コーヒー焙煎などの多様な業務を通じた障害者雇用のパッケージサービスを展開する。収益の約99%を障害者雇用支援サービス事業が占める。
障害者雇用支援に特化した二つの事業セグメント
当社は障害者雇用支援サービス事業と障害者福祉事業の二つのセグメントで構成される。2026年3月期の売上構成比は前者が99.3%、後者が0.7%と圧倒的に雇用支援サービスに集中している。障害者雇用支援サービスでは、企業向けにサテライトオフィス型(INCLU)、屋内農園型(IBUKI)、コーヒー焙煎型(BYSN)など複数のパッケージを用意し、障害者の採用から定着までを一貫して支援する。福祉事業では就労移行支援(FITIME)や就労継続支援B型(GOOD THE GOOD)を運営する。
ストック収益を中心とした安定的な収益構造
当社の収益モデルはストック型が中心である。2026年3月期のストック売上比率は64.4%に達する。主なサービスは月額のサービス利用料(サブスクリプション)で構成され、解約率は2.1%と低い。ワンタイムの売上には採用支援や初期研修、設備販売が含まれる。また、アップセル比率は35.6%、クロスセル比率は15.0%と、既存顧客からの拡大も進んでいる。このストック収益の積み上げにより、経営の安定基盤を確保している。
支援力の研究開発と資格保有スタッフ
当社の競争優位性の一つは「支援力」である。社内にCBSヒューマンサポート研究所を持ち、障害者支援の研究や学会発表を継続的に行っている。2026年3月末時点で200名以上の支援員が在籍し、その中には公認心理師、精神保健福祉士、社会福祉士などの有資格者が多数含まれる。支援員は各拠点で障害者のアセスメントや定着支援を実施し、顧客企業の人事担当者とも連携する。この支援力がサービスの品質を支えている。
売上高の急成長と収益性の改善
当社の売上高は2022年3月期の26億円から2026年3月期には56億円へと4年間で2倍以上に拡大した。営業利益も2026年3月期に5億円(前年同期比71%増)と大きく改善し、当期純利益は4億円に達した。成長の原動力は新規拠点の開設と既存顧客の拡大である。2026年3月期にはDiverse Villageなど複合拠点の開設も進めた。一方、財務面では新規出店に伴う借入金が増加し、負債合計は63億円と前期比29%増となっている。
業界の中での役割は障害者雇用支援サービス事業者。企業の障害者雇用における採用・定着・職域開発をトータルに支援する。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 障害者雇用 支援サービス事業 | 56億円 | 100.0% | 18億円 | 32.1% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01障害者雇用支援サービス主力
障害者雇用に課題を持つ企業向けに、当社拠点を活用した雇用支援サービスを提供する。コーヒー焙煎業務(BYSN)、植物栽培業務(IBUKI)、サテライトオフィス(INCLU)などのパッケージがあり、障害者の採用から定着までを支援する。ストック型の収益モデルが中心で、追加のコンサルティングや研修も提供する。
- BYSN
- コーヒー焙煎業務を通じて障害者の就労を支援するサービス。焙煎機や研修を提供し、企業はオリジナルブレンドコーヒーを社内活用できる。
- IBUKI
- 屋内農園での植物栽培業務を通じて障害者の就労を支援するサービス。ハーブや葉物野菜を栽培し、二次加工品を企業に提供する。
- INCLU
- 自社サテライトオフィスを利用した障害者雇用支援サービス。オフィスワーク業務を通じて、障害者の就労場所を提供する。
- INCLU ONE
- INCLUの少人数版で、障害者1名から利用可能。オフィスワーク業務を提供し、定着支援を行う。
- TASKI COFFEE
- 利用企業の拠点内でコーヒー製造を行うサービス。障害者を雇用し、コーヒー販売や社内利用を通じて支援する。
- 研修・コンサルティング
- 障害者雇用に関する研修やコンサルティング。特例子会社設立支援や定着支援なども行う。
02障害者福祉サービス準主力
行政と連携して障害者福祉サービスを提供する。就労移行支援(FITIME)や就労継続支援B型(GOOD THE GOOD)などがあり、障害者の就職支援や就労機会の提供を行う。
- FITIME
- 就労移行支援サービス。就職を目指す障害者向けに職業訓練を提供し、就職後の定着も支援する。
- GOOD THE GOOD
- 就労継続支援B型サービス。カフェ作業などを通じて障害者に就労機会を提供し、一般就労を目指す。
製品と技術
ロースタリー型障害者雇用支援サービス「BYSN」
BYSNは2022年4月に新潟県三条市で第1号拠点を開設した、コーヒー焙煎業務を軸とする障害者雇用支援サービス。専用のプロ仕様焙煎機を用いて高品質なコーヒー豆を生産し、顧客企業のオリジナルブレンドを開発する。障害者は生豆の選別から焙煎、パック詰めまで多岐にわたる工程を担当し、将来的にはコーヒーマイスター資格取得も支援する。収益は区画単位の月額利用料(サブスクリプション)が中心で、焙煎機は購入またはリースから選択できる。
屋内農園型障害者雇用支援サービス「IBUKI」
IBUKIは屋内農園における植物栽培業務を通じて障害者雇用を支援するサービス。第1号拠点は神戸市に開設され、植物の育成・収穫・出荷までを一貫して行う。障害者は栽培管理や収穫作業に従事し、自然と触れ合う環境で働くことができる。企業向けに区画単位でサービスを提供し、採用・訓練・定着支援をワンストップで行う。収益モデルはBYSNと同様にストック型で、物販売上も加わる。
サテライトオフィス型障害者雇用支援サービス「INCLU」
INCLUは当社の創業時から提供するサテライトオフィス型サービス。企業に代わって自社拠点で障害者にオフィスワークの就業環境を提供する。業務はデータ入力や書類整理など多様で、障害者は支援員のサポートを受けながら働く。1名から利用可能な「INCLU ONE」も用意し、小規模な雇用ニーズにも対応。2026年3月期現在、全国に複数の拠点を持ち、電話応対品質向上型の「RESQWO」など派生サービスも展開している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
人材サービス成長、利益率は改善傾向
人材派遣・紹介を手掛ける中堅企業。同業のジンジブやマテリアルグループと比較し規模は小さいが、売上は36億円から56億円へと順調に拡大。営業利益率も6.67%から8.93%へ改善。成長市場で、競合との差別化には専門分野への特化が重要。
強み
- 売上高が36億円から56億円へと年率約25%で成長
- 営業利益率が6.67%から8.93%へ改善し収益力アップ
- 人手不足に伴い人材サービス需要は安定して増加
- 売上拡大と同時に利益率を高める効率的運営
課題
- 同業他社に比べ売上規模が小さく、競争力不足の恐れ
- 営業人材やスタッフの確保が成長のボトルネックに
- 大手企業との競争が激しく、顧客獲得に苦戦
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がスタートライン
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2424ブラス | 34億円 | 10.4倍 |
| 2 | 4664アール・エス・シー | 33億円 | 21.8倍 |
| 3 | 6552GameWith | 32億円 | 120.3倍 |
| 4 | 9220エフビー介護サービス | 32億円 | 6.9倍 |
| 5 | 6054リブセンス | 32億円 | 266.7倍 |
| 6 | 477Aスタートライン | 31億円 | 5.0倍 |
| 7 | 6549ディーエムソリューションズ | 31億円 | 9.9倍 |
| 8 | 4341西菱電機 | 31億円 | 12.2倍 |
| 9 | 7057エヌ・シー・エヌ | 30億円 | 19.1倍 |
| 10 | 9767日建工学 | 30億円 | 10.4倍 |
| 11 | 9212Green Earth Institute | 30億円 | 43.1倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 1件
2009年12月の創業と初のサテライトオフィス開設
2009年12月、障害者雇用の通勤課題を解決するため、株式会社スタートラインを横浜市神奈川区に資本金15万円で設立。即座に「障害者向けサテライトオフィスサービス(現INCLU)」の第1号店となる八王子センターを東京都八王子市に開設した。創業時から、企業で働く障害者に自社拠点を提供するサテライト型の雇用支援を開始している。その後、本社を八王子市に移転し、資本金を3000万円に増資するなど、事業基盤を整えた。
研究機関の設置と許認可取得による事業基盤の整備
創業後、障害者支援の研究開発機関として「障がい者雇用研究室(現CBSヒューマンサポート研究所)」を発足。同時に労働者派遣事業許可(派13-305964)を取得し、人材派遣の枠組みでもサービスを提供可能にした。さらに有料職業紹介事業許可(13-ユ-306718)も取得し、採用支援の幅を広げた。これにより、障害者雇用における「採用」「派遣」「定着支援」をワンストップで行う体制が整った。
屋内農園型サービスIBUKIの開始と第二の柱の構築
サテライトオフィスに続く新たな支援の形として、屋内農園を活用した障害者雇用支援サービス「IBUKI」を開始。第1号店となるIBUKI YOKOHAMA FARMを神奈川県横浜市鶴見区に開設した。植物栽培業務を通じて、障害者の職域開発とスキルアップを図るサービスであり、コーヒー焙煎型BYSNなど後のサービス展開の礎となった。多様な業務パッケージの開発により、障害者の働き方の選択肢を拡大している。
受賞と本社移転、カスタマイズ研修サービスへの展開
一般社団法人日本テレワーク協会主催の「第18回テレワーク推進賞」において、障害者向けサテライトオフィスサービス(現INCLU)が優秀賞を受賞。これを機に、本社を東京都三鷹市へ移転した。また、「企業向けカスタマイズ研修サービス」を開始し、個別企業の課題に応じた研修・コンサルティング事業にも参入。これらの取り組みが、現在のワンストップトータルソリューションの基盤となっている。
年表1件を開く
2000年代
- 2009年12月創業障害者雇用における通勤の課題を解決すべく、株式会社スタートライン設立(資本金15万円 本店神奈川県横浜市神奈川区)サテライトオフィスを活用した障害者雇用支援サービスを開始し、「障害者向けサテライトオフィスサービス(現 INCLU)」の第1号店である八王子センターを東京都八王子市に開設 本店所在地を神奈川県横浜市神奈川区から、東京都八王子市へ移転 資本金を3,000万円に増資 研究開発機関として障がい者雇用研究室(現 CBSヒューマンサポート研究所)を発足 労働者派遣事業許可証(派13-305964)取得 屋内農園を活用した障害者雇用支援サービス「屋内農園型障害者雇用支援サービスIBUKI」を開始し、第1号店であるIBUKI YOKOHAMA FARMを神奈川県横浜市鶴見区に開設 有料職業紹介事業許可証(13-ユ-306718(本社・関西事業所))取得 一般社団法人日本テレワーク協会主催の「第18回テレワーク推進賞」において、「障害者向けサテライトオフィスサービス(現 INCLU)」が優秀賞を受賞 本店所在地を東京都八王子市から、東京都三鷹市へ移転「企業向けカスタマイズ研修サービス」を開
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
障害者雇用支援事業への集中投資
競争優位性である支援力と豊富なサービスラインナップを活かし、障害者雇用支援サービス事業に人材と資金を優先投資し、ストック売上の積み上げで経営基盤を固めた上で、新規事業開発を行う。
- 02
既存サービスの改善と拡充
BYSN、IBUKI、INCLU、INCLU ONEの各パッケージサービスを継続改善し、コンサル・研修サービスの付加価値向上を図る。また、TASKIシリーズのラインナップ拡充により障害者の職種選択肢を広げる。
- 03
障害者福祉事業の拡大
既存拠点で集客・運営手法を確立しノウハウを蓄積する。2026年3月期には、イスラエルShekulotov Groupと提携したリアルジョブトレーニングステーション「GOOD THE GOOD」を出店し、実践的な職業リハビリテーションを提供する。
- 04
非障害者領域への展開
当社の支援力を活かし、障害者手帳非保持者まで事業領域を拡大する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
拠点とグループ
設備と関係会社
- 調達363万円06-0042-0015令和6年度障害者職員の職場定着支援業務の請負について総務省 · 2024-02-22
- 調達333万円05-0042-0022「令和5年度障害者職員の職場定着支援業務の請負について」総務省 · 2023-03-03
- 調達164万円04-0042-0055令和4年度障害者職員の職場定着支援業務の請負について総務省 · 2022-05-30
- 調達162万円05-0042-0016令和5年度 障害者職員の採用選考の実施に係る支援業務の請負について総務省 · 2023-02-27
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は56億円、営業利益は5億円。前期と比べると増収増益で、売上が+24.4%、利益が+66.7%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 70億円 | 56億円 |
| 営業利益 | 6億円 | 5億円 |
| 純利益 | 3億円 | 4億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
業績の推移
有価証券報告書 5期分
2022年3月期からの5期で、売上は26億円から56億円へ2.2倍に増えた。直近期の営業利益率は8.9%。売上は4期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年3月 | 26 | — | −1 | — | −2 |
| 2023年3月 | 32 | — | 1 | — | 1 |
| 2024年3月 | 36 | — | 1 | — | 0 |
| 2025年3月 | 45 | 3 | 2 | 6.7 | 1 |
| 2026年3月 | 56 | 5 | 4 | 8.9 | 4 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高56億円のうち、営業利益として残るのは5億円で8.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の7.1%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金62.5%35億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金30.4%17億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.9%5億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 3期分
2026年3月期は営業CFが7億円、投資CFが−15億円で、差し引きのフリーCFは−8億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は23億円で、売上の4.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024年3月 | 4 | −4 | 7 | 0 | 12 |
| 2025年3月 | 5 | −9 | 4 | −4 | 12 |
| 2026年3月 | 7 | −15 | 19 | −8 | 23 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 5期分
2026年3月期の総資産は82億円。このうち返さなくてよい自己資本が19億円で、自己資本比率は22.9%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2022年3月 | 33 | 3 | 30 | 8.7 |
| 2023年3月 | 39 | 4 | 35 | 9.4 |
| 2024年3月 | 48 | 6 | 42 | 12.1 |
| 2025年3月 | 56 | 7 | 49 | 13.0 |
| 2026年3月 | 82 | 19 | 63 | 22.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで534社中37位あたり、逆に低いのは自己資本比率で534社中495位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥740で、1年前と比べて-31.8%。過去52週の値幅のなかでは35%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 5.0倍 |
| PER (会社予想) | 9.8倍 |
| PBR | 3.07倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は670円で、直近1か月で13.56%上昇し、25日移動平均線610円を約9.8%上回っています。52週高値1209円からは約44.6%下落した水準にあります。出来高は8月14日に66600株と急増し、上昇基調を確認できます。ただし、RSIは82.24と過熱感があり、短期的な調整に注意が必要です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)。
PERは4.56倍と業界平均の22.98倍を大幅に下回り、PBRも2.78倍で平均3.31倍を下回る。ROEは33.2%と非常に高く、収益性は優れている。売上高は3期連続で増加し、営業利益率も6.67%から8.93%へ改善傾向。業績拡大が続く中で株価が割安に放置されている可能性が高く、割高感はない。ただし、無配当であり、株主への現金還元は乏しい。成長性と収益性を考慮すると、現在の評価は割安と判断する。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 5.0倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 9.8倍 | — |
| PBR | 3.07倍 | 3.51倍 |
| ROE | 33.2% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
人材派遣業界は、労働力不足を背景に市場は拡大しているが、競争も激しい。強気派は、売上の急成長と利益率の改善(2025年3月期の営業利益率6.67%から2026年3月期の8.93%へ上昇)を評価し、需給逼迫で単価上昇が見込めるとみる。一方、弱気派は、売上拡大の裏で2024年3月期は営業赤字になっており、収益の不安定さや、派遣法規制の強化、人材確保コストの増加を懸念する。また、株価が1年で38%下落していることは、市場の警戒感が強いことを示す。
- 売上急成長
売上が45億円から56億円へ約24%増加し、業容が拡大している。
- 利益率改善
営業利益率が6.67%から8.93%へ上昇し、収益構造が改善。
- 労働需給が逼迫
日本全体の人手不足で、派遣需要は堅調に推移している。
- 2026年3月期は営業利益5億円と前期比67%増益通年影響中
売上高56億円、営業利益5億円で前期比2億円増益
- ROE33.2%・PBR2.78倍でPER4.56倍は割安継続影響弱
実績PER4.56倍、PBR2.78倍、ROE33.2%で収益力対比割安
- 売上高36→56億円と2期連続で約25%増収通年影響中
売上高は36億→45億→56億円、直近2期の増収率は25.0%・24.4%
- 営業利益率が6.67%→8.93%へ2.3ポイント改善通年影響弱
売上高56億円、営業利益5億円で営業利益率8.93%
- 業績の不安定さ
2024年3月期は営業赤字であり、利益の変動が大きい。
- 競争激化と価格低下
同業他社との競争で、派遣単価の低下圧力がある。
- 法規制リスク
派遣法の改正や規制強化で、事業モデルが制約される可能性。
- 次期予想PER8.9倍と実績PER4.56倍から悪化決算発表後影響中
実績PER4.56倍に対し予想PER8.9倍と約2倍に拡大
- 売上高56億円・営業利益5億円と小粒な規模通年影響中
営業利益5億円、売上高56億円で時価総額28億円
- 株価は1年で38.25%下落し下落トレンド継続影響弱
1年間の株価変動率が▲38.25%
- 無配当で株主還元がゼロ継続影響弱
配当利回り0%で株主への直接還元なし
- 売上高成長率
- 事業拡大の持続性を確認するため、売上の伸びを注視する。
- 営業利益率
- 収益性の改善が持続するかを見るため、利益率の推移が重要。
- 派遣稼働率
- スタッフの稼働状況が売上に直結するため、稼働率の変動を監視する。
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ1,435人。区分でいちばん多いのは個人・その他で42.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が41.1%を占め、残る58.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。比較できる過去の期がまだ揃っていないため、直近期の構成のみを載せています。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2026年3月% |
|---|---|
| 個人・その他 | 42.0 |
| 事業法人 | 40.8 |
| 証券会社 | 11.1 |
| 外国法人 | 5.7 |
| 金融機関 | 0.3 |
| 外国人個人 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社ストーン | 26.68 |
| 02 | 株式会社ウエスト | 10.36 |
| 03 | 西村 賢治 | 5.79 |
| 04 | 長谷川 新里 | 5.79 |
| 05 | 白木 孝一 | 5.79 |
| 06 | 佐々木 嶺一 | 4.73 |
| 07 | SMBC日興証券株式会社 | 3.22 |
| 08 | 池原 諒平 | 3.02 |
| 09 | 楽天証券株式会社共有口 | 2.83 |
| 10 | 株式会社SBI証券 | 2.42 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-21池原 諒平新規の大量保有報告5.60%-1.65pt
- 2026-08-21池原 諒平新規の大量保有報告4.58%-1.02pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 5期分
1株利益は5期で+115%、1株純資産は5期で−62%。直近期のROEは33.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% |
|---|---|---|---|
| 2022年3月 | −977 | 1,200 | — |
| 2023年3月 | 35 | 155 | 25.3 |
| 2024年3月 | 17 | 232 | 8.7 |
| 2025年3月 | 57 | 292 | 21.8 |
| 2026年3月 | 147 | 455 | 33.2 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額105百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 西村賢治 | 代表取締役 社長 | 57 | 667,000 |
| 長谷川新里 | 取締役 | 49 | 239,000 |
| 白木孝一 | 取締役 | 51 | 239,000 |
| 井上剛 | 取締役 | 54 | 67,000 |
| 石川敬啓 | 取締役 | 59 | 1,102,300 |
| 佐藤香織 | 社外取締役 | 53 | — |
| 稲津隆夫 | 常勤監査役(社外監査役) | 66 | — |
| 田口昌宏 | 社外監査役 | 54 | — |
| 濱永健太 | 社外監査役 | 45 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 88 | 88 | 18 |
| 社外取締役 | 4 | 17 | 17 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容29,711字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題5,719字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,797字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)3,952字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
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