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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

SPK

SPK CORPORATION7466 · Prime · 卸売業

自動車部品・産業機械部品の専門商社。国内販売と輸出入を手掛け、海外80カ国超に展開。

概要

SPK株式会社は1917年に大阪自動車株式会社として創業した自動車部品専門商社である。国内19拠点を通じた自動車部品・用品の卸売、世界80カ国余への輸出、建設機械・農業機械向け組付部品、カスタマイズドパーツの4事業を柱とする。2026年3月期の連結売上高は752億46百万円、営業利益35億87百万円。東証プライム市場に上場し、国内・海外に20社の連結子会社を有する。

全国700社の部品商に2万点の在庫を届ける国内営業

国内営業本部は、自動車部品・用品メーカーが生産する部品と欧米からの輸入部品を、全国19拠点の事業所を通じて地域部品卸商やカー用品ショップに販売する。札幌から沖縄まで全国をカバーし、在庫点数は2万点を超える。主要商品はPB商品、バッテリー、足回り商品、ワイパー、エアコンフィルターなどで、取引先は約700社の自動車部品商。輸入車部品は大阪・東京の外車業務部が即時対応する体制を取る。2026年3月期の売上高は320億76百万円で、前期比4.6%増。車齢長期化による補修部品需要の底堅さが収益を支える。

80カ国250社以上の顧客を持つ海外輸出

海外営業本部は、国内自動車部品メーカーが生産する部品を、現地輸入商を通じて世界80カ国余へ販売する。海外現地法人8社が販売情報を提供し、三国間貿易も拡大中。シンガポール、マレーシア、タイ、中国、オランダ、米国に法人を置き、UAEとインドネシアには支店・駐在員事務所を設置。2026年3月期の売上高は279億79百万円で前期比10.4%増。地政学的リスクの影響はあるが、日系自動車の世界保有台数に支えられ需要は堅調に推移する。

建機・農機メーカー向け組付部品を供給する工機

工機営業本部は、国内外メーカーが生産する部品を建設機械、農業機械、フォークリフト等のメーカーに組付部品として販売する。多機能ディスプレイ等の電装部品、統合スイッチ・ダイヤル等の機構部品、各種ランプ・フィルターまで幅広い商品群を備える。パートナーサプライヤーと協力し、顧客ニーズに合わせた新製品の提案・開発も行う。2026年3月期の売上高は79億88百万円で前期比0.7%減。北米・欧州市場でのフォークリフト部品販売が低迷したが、緩やかな需要回復を見込む。

カスタマイズパーツから完成車販売へ広がるCUSPA

CUSPA営業本部は、カスタマイズドパーツを中心に、カーメーカータイアップ事業、オリジナルブランド事業、二輪事業、e-Sports事業を展開する。2024年に株式会社ブリッツをグループ化し、自社ブランド商材の価格改定やシミュレーター関連ビジネスを強化。2026年3月には104年ぶりとなる完成車両の販売を開始した。2026年3月期の売上高は72億2百万円で前期比54.4%増。原材料費高騰や円安の影響を受けつつも、積極的な商品開発で事業拡大を図る。

業界の中での役割は自動車部品・産業機械部品の専門商社(卸売)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
752億円
営業利益
36億円
営業利益率
4.8%
純利益
27億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
国内営業本部321億円42.6%15億円4.7%
海外営業本部280億円37.2%10億円3.6%
工機営業本部80億円10.6%6億円7.5%
CUSPA営業本部72億円9.6%4億円5.6%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01自動車部品・用品販売(国内)主力

国内自動車部品・用品メーカーが生産する部品・用品及び欧米からの輸入部品を、全国19拠点の事業所を通じて地域部品卸商・カー用品ショップ等に販売。

主な製品・サービス1
国内自動車部品・用品
国産・輸入の自動車部品・用品の卸売。

02自動車部品輸出(海外)主力

国内自動車部品メーカーが生産する部品を、現地輸入商を通じて世界80カ国余へ販売。海外現地法人8社が販売情報提供、三国間貿易も拡大。

主な製品・サービス1
自動車部品輸出
国内メーカー製部品の海外販売、三国間貿易。

03産業機械車輌部品販売(工機)準主力

国内外メーカーの部品を建機・農機・フォークリフト等のメーカーへ組付部品として販売。

主な製品・サービス1
産業機械車輌部品
建設機械、農業機械、フォークリフト等向けの組付部品。

04カスタマイズドパーツ・関連事業(CUSPA)副次

カスタマイズドパーツをメインに販売。カーメーカータイアップ事業、オリジナルブランド事業、二輪事業、e-Sports事業等を展開。

主な製品・サービス2
カスタマイズドパーツ
自動車・二輪車向けカスタムパーツの販売。
オリジナルブランド商品
自社ブランドの自動車関連用品。

製品と技術

国産・輸入車を網羅する2万点の補修部品

国内営業本部が取り扱う自動車部品は、国産車から輸入車までメーカー・モデルを問わず、補修部品・用品の全般的な品揃えを特徴とする。主力商品はPB商品、バッテリー、足回り商品(ショックアブソーバー、ブレーキパッドなど)、ワイパー、エアコンフィルター。輸入車部品については、大阪・東京の外車業務部が専門に対応し、即時供給体制を整える。在庫点数は2万点を超え、全国19拠点のネットワークで翌日配送を可能にしている。

世界80カ国への輸出と三国間貿易

海外営業本部は、日本製の高品質な自動車補修部品を世界各国の輸入商に供給する。主力市場はアジア、中南米、中近東、アフリカなどで、中古車輸出とともに現地生産される日系自動車の補修需要を取り込む。三国間貿易では、シンガポールやマレーシアの現地法人が第三国向けの取引を拡大しており、為替リスクや物流コストの最適化に貢献する。2026年3月期の売上高は279億79百万円。

建設機械・農業機械向け組付部品

工機営業本部は、大手建機・農機・フォークリフトメーカーに対し、組付部品をOEM供給する。具体的な製品は、多機能ディスプレイ(液晶パネル、タッチパネル)、統合スイッチ・ダイヤル、各種ランプ類、エアフィルター、オイルフィルターなど。サプライヤー企業と協力し、顧客の要求に合わせた新製品の提案・開発も行う。2026年3月期の売上高は79億88百万円で、北米・欧州市場の影響で減収となったが、需要回復を見込む。

カスタマイズドパーツとオリジナルブランド

CUSPA営業本部は、自動車のカスタマイズパーツを中核に事業を展開する。自社ブランド(オリジナルブランド)商品の開発・販売のほか、カーメーカーとのタイアップによるコラボレーションパーツ、二輪車向けパーツも手がける。2024年にグループ化した株式会社ブリッツは、マフラーやサスペンションなどドレスアップパーツで知られ、商品ラインアップを強化。また、e-Sports事業として車両シミュレーターの販売やイベント運営も行い、2026年3月には104年ぶりとなる完成車両の販売を開始した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

中堅電子部品商社、成長軌道に

SPKは電子部品やデバイスを扱う専門商社で、2025年3月期の売上高687億円と堅調に推移。同業のリョーサン菱洋ホールディングスや高千穂交易と競合するが、SPKは車載・産業機器向けに強み。近年は売上高が増加傾向で、2026年3月期は752億円を見込む。営業利益率は4.8%と安定しており、中規模ながら収益性を維持。電子部品商社業界では、大手に比べ規模は小さいが、成長性と利益率で差別化を図っている。

強み

  • 売上高が2024年3月期633億円から2026年3月期752億円へと安定成長。
  • 営業利益率4.8%前後を維持し、同業他社と比べても健闘。
  • 自動車や産業機器向け電子部品に強み、安定需要を確保。
  • 長年の電子部品商社としてのノウハウと顧客基盤を活用。

課題

  • リョーサン菱洋など大手に比べ規模が小さく、スケールメリット劣る。
  • 電子部品需給の変動で売上・利益が影響を受けやすい。
  • 特定業界向け比率が高く、需要減が直撃する恐れ。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

商社・卸売の時価総額近傍。太字がSPK

時価総額で並べると、掲載7社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12933紀文食品256億円23.2倍
28091ニチモウ219億円9.4倍
38093極東貿易217億円11.8倍
43154メディアスホールディングス178億円18.9倍
58142トーホー157億円10.0倍
67466SPK151億円10.8倍
72884ヨシムラ・フード・ホールディングス151億円16.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(商社・卸売)に従っています。

会社の歴史

沿革 46件

大阪自動車の設立と戦時下の合併・再編(1917-1949)

1917年、大阪市東区に大阪自動車株式会社として創業。1939年10月、戦時態勢の要請により原田式織機株式会社と合併し、商号を大同機械工業株式会社に変更。1941年6月には東京出張所を開設した。1945年9月、戦後直後に商号を大同興業株式会社に変更。1949年10月には織機部門を営業譲渡し、自動車事業に特化。1950年4月、商号を大同自動車興業株式会社に変更した。この間、創業時の自動車販売から、戦時中の機械工業、戦後の自動車部品専門商社への転換を遂げた。

全国営業所網の整備と海外進出(1957-1980)

1957年3月に福岡出張所を開設したのを皮切りに、1964年に本社移転、同年札幌出張所、1966年に名古屋、1969年に広島、1970年に仙台、1971年にネトー自動車の営業譲受、1973年に富山・高松、1974年に宇都宮、1975年に沖縄、1979年に米子と、全国に営業所を次々と開設した。1980年3月にはシンガポールに海外初の法人・大同オートモティブプロダクツ(PTE)リミテッドを設立。同年10月には大阪工機部を開設し、産業機械部品事業にも本格参入した。

外車部品センター開設とSPKへの社名変更(1990-1992)

1990年4月、外車部品センターを開設し、輸入車部品の取り扱いを本格化。同年5月にはオランダに大同オーバーシーズB.V.を設立し、欧州拠点を確保。1991年4月には子会社の米子大同自興株式会社を吸収合併。1992年4月、商号をSPK株式会社に変更した。SPKの社名は、創業以来の「大同」から、国際的なブランドとしての新たなスタートを切る象徴となった。

店頭登録から東証第一部へ、子会社取得の加速(1995-2003)

1995年10月、日本証券業協会に株式を店頭登録。翌1996年10月にはカスタマイズドパーツ事業部(CUSPA)を開設。1997年8月にはマレーシア法人を設立。2000年8月、東京証券取引所市場第二部に上場。3年後の2003年3月には市場第一部に指定された。同年4月、株式会社丸安商会(現・連結子会社)の全株式を取得し、M&Aによる事業拡大を本格化させた。

中国・米国拠点設立と相次ぐ子会社買収(2005-2024)

2005年5月にタイ法人、2007年11月に中国法人(広州)を設立。2014年2月には谷川油化興業株式会社、2015年1月に米国法人SPK Vehicle Parts Corp.、2016年4月に米国Nippon Trans Pacific Corp.を取得。2020年8月には米国統括会社SPK USA Holdings Inc.を設立し、同年10月にはNortheast Imported Parts & Accessories, Inc.を買収。2021年7月にカービューティープロ、12月にデルオートをグループ化。2023年6月に北光社、2024年11月にブリッツの全株式を取得した。2022年4月にプライム市場へ移行、2023年10月には新社屋へ本社移転。104年ぶりの完成車両販売にも乗り出した。

年表46件を開く

1910年代

  • 1917年創業大阪市東区(現、大阪市中央区)に大阪自動車株式会社を設立。

1930年代

  • 1939年10月M&A戦時態勢の要請により、原田式織機株式会社と合併、商号を大同機械工業株式会社に変更。

1940年代

  • 1941年6月東京出張所を開設。(現、東京営業所)
  • 1945年9月商号変更商号を大同興業株式会社に変更。
  • 1949年10月織機部門を営業譲渡。

1950年代

  • 1950年4月商号変更商号を大同自動車興業株式会社に変更。
  • 1957年3月福岡出張所を開設。(現、福岡営業所)

1960年代

  • 1964年1月新社屋完成により、本社を移転。(旧、本社)
  • 1964年5月札幌出張所を開設。(現、札幌営業所)
  • 1966年12月名古屋出張所を開設。(現、名古屋営業所)
  • 1969年6月広島出張所を開設。(現、広島営業所)

1970年代

  • 1970年8月仙台出張所を開設。(現、仙台営業所)
  • 1971年2月ネトー自動車株式会社の営業の全部を譲受。
  • 1973年3月富山営業所を開設。
  • 1973年10月高松営業所を開設。
  • 1974年11月宇都宮営業所を開設。
  • 1975年7月沖縄営業所を開設。
  • 1979年9月米子営業所を開設。

1980年代

  • 1980年3月シンガポール法人、大同オートモティブプロダクツ(PTE)リミテッドを設立。(現、SPK Singapore Pte. Ltd.(現・連結子会社))
  • 1980年9月鹿児島営業所を開設。
  • 1980年10月大阪工機部を開設。
  • 1986年5月東京工機部を開設。

1990年代

  • 1990年4月外車部品センターを開設。
  • 1990年5月創業オランダ法人、大同オーバーシーズB.V.を設立。(現、SPK Europe B.V.)
  • 1991年4月M&A米子大同自興株式会社を吸収合併。
  • 1992年4月商号変更商号をSPK株式会社に変更。
  • 1995年10月日本証券業協会に株式を店頭登録。
  • 1996年10月CUSTOMIZED PARTS DIV.を開設。(略称 CUSPA)
  • 1997年8月創業マレーシア法人、SPK Vehicle Products Sdn. Bhd.を設立。

2000年代

  • 2000年8月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 2003年3月東京証券取引所市場第一部に指定。
  • 2003年4月株式会社丸安商会(現・連結子会社)の全株式を取得。
  • 2005年5月タイ法人、SPK Motorparts Co.,Ltd.(現・連結子会社)を設立。
  • 2007年11月創業中国法人、SPK Guangzhou Co., Ltd.(広州)を設立。

2010年代

  • 2014年2月谷川油化興業株式会社(現・連結子会社)の全株式を取得。
  • 2015年1月アメリカ法人、SPK Vehicle Parts Corp.(現・連結子会社)を設立。
  • 2016年4月アメリカ法人、Nippon Trans Pacific Corp.(現・連結子会社)の全株式を取得。
  • 2016年5月埼玉営業所を開設。

2020年代

  • 2020年8月アメリカ統括会社、SPK USA Holdings Inc.(現・連結子会社)を設立。
  • 2020年10月アメリカ法人、Northeast Imported Parts & Accessories, Inc.(現・連結子会社)の全株式を取得。
  • 2021年7月株式会社カービューティープロ(現・連結子会社)の全株式を取得。
  • 2021年12月株式会社デルオート(現・連結子会社)の全株式を取得。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2023年6月株式会社北光社(現・連結子会社)の全株式を取得。
  • 2023年10月新社屋完成により本社移転。
  • 2024年11月株式会社ブリッツ(現・連結子会社)の全株式を取得。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高営業利益率(連結)4.8%(当期実績、維持)
  • ROE(自己資本利益率)10%(水準維持・向上)

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    持続可能な収益力の維持・伸長

    最重要経営指標を売上高営業利益率(連結)とし、自動車業界の変革(EV化/CASE)に対応するため、人材育成や新ビジネスモデル・商品の開発、販路開拓に取り組む。

  2. 02

    積極的な株主還元の実施

    「理念経営」を実践し、業績に連動した積極的な株主還元を実施する。次期は実質29期連続増配を予定。

  3. 03

    経営基盤の強化とサステナブル経営

    中期経営計画「UPGRADE SPK!」で経営基盤を強化。人的資本・ESG経営に重点を置き、資本コストを意識した経営と譲渡制限付株式報酬制度を導入し、中長期の企業価値向上を図る。

  4. 04

    各事業本部の課題対応と成長戦略

    国内営業本部では自社ブランド拡充や物流改革、海外営業本部ではグローバルネットワークを活用したサプライチェーンの柔軟な見直し、工機営業本部では新商材開拓、CUSPA営業本部ではグループ連携やブランディング強化を推進。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で646人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は719万円で、9期前と比べて+30.7%平均年齢は42.2歳、平均勤続年数は12.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月335
2018年3月334
2019年3月55041.214.6363
2020年3月59241.414.7371
2021年3月57541.614.9389
2022年3月60542.214.6429
2023年3月60642.614.4456
2024年3月67142.513.9566
2025年3月69542.312.8638517
2026年3月71942.212.5646557

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率10.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率60.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)65.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社13(国内 10 / 海外 3、うち連結子会社 12) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社・鶴見工場(横浜市鶴見区)金沢工場(横浜市金沢区)大阪工場 — 大阪府泉大津市1,721百万円
国内 営業本部
本社 大阪工機部 GML工機部 — 大阪市福島区995百万円
全社(共通)国内営業本部 海外営業本部 工機営業本部
名古屋営業所 — 名古屋市熱田区727百万円
国内営業本部
本社 — シンガポール381百万円
海外営業本部
近畿営業所 — 大阪市北区375百万円
国内営業本部
本社(東京都西東京市)名古屋ロジスティクスセンター — 愛知県みよし市344百万円
CUSPA 営業本部
東京営業所 カスタマイズド パーツ部 東京工機部 — 東京都品川区320百万円
国内営業本部 CUSPA営業本部 工機営業本部
本社・厚木工場(神奈川県厚木市)世田谷工場 — 東京都世田谷区312百万円
工機 営業本部
本社 — 東京都世田谷区211百万円
CUSPA 営業本部
本社・論田営業所(徳島県徳島市)脇町営業所(徳島県美馬市)池田営業所 — 徳島県三好市189百万円
国内 営業本部
ほか5件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱丸安商会
    大阪市福島区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    谷川油化興業㈱
    横浜市鶴見区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    SPK Singapore Pte. Ltd. (注)2
    シンガポール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    SPK Vehicle Parts Corp.
    U.S.A. · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Nippon Trans Pacific Corp.
    U.S.A. · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    SPK USA Holdings Inc. (注)2
    U.S.A. · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Northeast Imported Parts & Accessories, Inc. (注)2
    U.S.A. · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱カービューティープロ
    東京都世田谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱デルオート
    神奈川県厚木市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    SPK Motorparts Co.,Ltd. (注)2
    タイ · 連結子会社
    議決権80.0%
  • 国内
    ㈱北光社
    徳島県徳島市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ブリッツ
    東京都西東京市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社1社を開く
  • Baleros Internacionales S.A. de C.V. (注)4メキシコ20%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は752億円営業利益36億円前期と比べると増収増益で、売上が+9.5%、利益が+9.1%。

売上高
+9.5%
752億円
営業利益
+9.1%
36億円
純利益
+8.0%
27億円
営業利益率
4.8%
前期比 -0.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高800億円752億円
営業利益37億円36億円
純利益27億円27億円
1株あたり配当¥41¥41

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は196億円、営業利益は10億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+30.7%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1436
2024年1Q150106.77
2024年2Q15985.06
2024年3Q16895.47
2024年4Q1564
2025年2Q334164.812
2025年4Q353174.813
2026年2Q365184.913
2026年4Q387184.714
2027年1Q196105.17

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は330億円から752億円へ2.3倍に増えた。直近期の営業利益率は4.8%。売上は5期、純利益は5期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月330149
2014年3月3521513
アメリカ法人、SPK Vehicle Parts Corp.(現・連結子会社)を設立。
2015年3月3831710
埼玉営業所を開設。
2016年3月3931711
2017年3月3791712
2018年3月4251913
2019年3月4291914
アメリカ統括会社、SPK USA Holdings Inc.(現・連結子会社)を設立。
2020年3月4391916
2021年3月4192014
2022年3月4772316
2023年3月5472921
2024年3月6333424
2025年3月68733364.825
2026年3月75236394.827

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高752億円のうち、営業利益として残るのは36億円4.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は27億円、売上の3.6%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金80.9%608億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.4%108億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.8%36億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
19.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.6pt
4.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.2pt
3.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.5pt
9.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが26億円、投資CFが−8億円で、差し引きのフリーCFは18億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は95億円で、売上の1.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月10−2−6828
2014年3月12−3328
2015年3月722938
2016年3月11−4−3742
2017年3月13−5−4846
2018年3月4−132−940
2019年3月11−1−31049
2020年3月112−81354
2021年3月23−841573
2022年3月5−6−12−160
2023年3月8−94−165
2024年3月18−182069
2025年3月12−2925−1778
2026年3月26−8−11895

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は478億円。このうち返さなくてよい自己資本が293億円で、自己資本比率は61.0%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1671165169.8
2014年3月1861266067.8
2015年3月2001336766.4
2016年3月2031386568.1
2017年3月2121476569.2
2018年3月2371578066.3
2019年3月2511678466.7
2020年3月2581797969.3
2021年3月2791899067.7
2022年3月3002029867.4
2023年3月34422212264.5
2024年3月38624614063.4
2025年3月44227117161.0
2026年3月47829318561.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
96億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
262億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
126億円
在庫として抱えている分
負債合計
185億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
80
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率284社中73位あたり、逆に低いのは配当利回り284社中159位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.6%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.8%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
61.0%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
9.5%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.9%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,441で、1年前と比べて+25.8%過去52週の値幅のなかでは85%の位置にある。

¥1,441-3.4%1ヶ月+8.4%1年+25.8%時価総額151億円
過去52週の値幅
安値¥1,110高値¥1,500

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.8倍
PER (会社予想)10.7倍
PBR0.99倍
配当利回り2.85%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1346円(前日比-1.25%)と小幅下落。週足では上昇基調が続き、25日線を+2.9%上回る。52週高値1398円に接近しており、出来高は直近で24900株とやや低調。RSIは63.6と中立圏。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERが10.1倍と業界平均17.4倍を大きく下回り、割安。PBRは0.93倍と1倍割れで、解散価値以下。ROEは9.6%と業界平均並みで、収益性は悪くない。配当利回りは2.68%と業界平均2.48%を上回る。業績は増収増益基調で、割安ながら配当も安定しており、総合的に割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.8倍17.9倍
PER (予想)10.7倍
PBR0.99倍1.24倍
ROE9.6%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

自動車生産の回復と収益力改善が焦点。2026年3月期は増収増益予想も、営業利益率は横ばい。強気派は販売数量増とコスト管理で利益成長持続可能とみる。弱気派は競争激化で販管費比率が高止まり、利益率の改善が進まないと懸念。PBR0.93倍と割安感はある。

プラスに働く材料7
  • 増収基調

    2026年3月期売上752億円予想

  • 自動車生産回復

    グローバル生産台数増加見込み

  • 高い配当利回り

    2.68%と安定配当

  • 安定増益基調2026年3月期影響

    営業利益36億円(前期比+9%)、3期連続増益

  • 低PER10倍の割安修正継続影響

    PER10倍は同業比割安、業績安定でバリュエーション改善

  • 配当利回り2.68%の下支え継続影響

    安定配当継続で配当目的投資家の買い支え

  • 時価総額141億円の買収対象魅力不定影響

    小型株でM&Aターゲットとなる可能性、プレミアム期待

マイナスに働く材料7
  • 利益率低迷

    営業利益率4.8%前後で頭打ち

  • 競合激化

    メーカー直販拡大のリスク

  • 業績依存度

    自動車業界の動向に大きく左右

  • 卸売業の低収益性継続影響

    営業利益率4.8%と低く、競争激化で更なる低下リスク

  • 売上高成長率の鈍化2026年3月期影響

    売上高成長率9%から5%に減速、市場成熟化で頭打ち

  • 原材料価格変動リスク継続影響

    仕入価格上昇で粗利圧縮、利益率低下

  • 株価の低流動性継続影響

    時価総額141億円と小型、大口取引で株価変動大

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益改善の進捗確認
在庫回転率
在庫管理効率と需要動向
自動車向け売上比率
主力市場の動向把握

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり41で、前期から+21.7%いまの株価に対する利回りは2.85%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥41
1株あたり
配当利回り
2.85%
いまの株価に対して
配当性向
32.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1632.4
2018年3月163.232.3
2019年3月173.128.7
2020年3月187.529.7
2021年3月192.822.8
2022年3月208.135.1
2023年3月2210.035.3
2024年3月2513.634.3
2025年3月3020.026.5
2026年3月3721.732.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥41

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ12,931人。区分でいちばん多いのは個人・その他58.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が32.3%を占め、残る67.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他43.042.843.044.543.958.3
金融機関21.521.219.019.718.716.2
事業法人20.321.321.822.227.816.1
外国法人13.213.514.210.67.88.0
自己株式3.93.93.93.93.53.4
証券会社2.01.22.03.01.71.3
外国人個人0.00.00.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)9.16
02UH Partners 2 投資事業有限責任組合7.17
03光通信KK投資事業有限責任組合6.24
04SPK社員持株会4.75
05株式会社UH Partners 34.67
06株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.96
07渡部 和子2.90
08日本生命保険相互会社2.23
09BNYM RE BNYMLB RE GPP CLIENT MONEY AND ASSETS AC (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.82
10ミヤコ自動車工業株式会社1.36

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−19%、1株純資産は14期で−35%。直近期のROEは9.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1652,2287.610.140.3
2014年3月2482,43310.77.543.3
2015年3月2012,5988.011.024.3
2016年3月1111,3738.39.134.9
2017年3月1181,4638.310.732.4
2018年3月1271,5658.411.432.3
2019年3月1421,6668.88.528.7
2020年3月1551,7819.08.129.7
2021年3月1381,8827.59.422.8
2022年3月811,0078.38.335.1
2023年3月1031,1049.78.435.3
2024年3月1191,21910.38.734.3
2025年3月1241,3359.78.426.5
2026年3月1331,4459.69.532.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額177百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
沖恭一郎代表取締役社長 グループCEO・CIO6653,000
木村彰良取締役副社長 執行役員・COO 営業部門 グループ統括6417,000
上田耕司取締役 常務執行役員・CLO 事業会社担当6317,000
小河昌史取締役 常務執行役員・CFO コーポレート 統括本部長571,000
西島康二取締役772,000
清水敏夫取締役(常勤監査等委員)713,000
赤崎雄作取締役(監査等委員)43
藤原友江取締役(監査等委員)48
山本創627,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)51391315331
社外取締役315155
取締役(社内)1999

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容637字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社の企業集団は、当社及び子会社20社で構成され、自動車部品と産業機械車輌部品の国内販売及び輸出入を主な事業内容としております。 なお、次の4部門は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1)国内営業本部 国内自動車部品・用品メーカーが生産する部品・用品及び欧米からの輸入部品を全国19拠点の事業所を通じて、全国に存在している地域部品卸商・カー用品ショップ等へ販売しております。 (2)海外営業本部 主に国内自動車部品メーカーが生産する部品を、現地の輸入商を通じて、世界80ヶ国余へ販売しております。子会社として海外現地法人8社を有し、販売情報の提供を受けております。また、海外現地法人による三国間貿易も徐々に拡大しております。 (3)工機営業本部 国内外のメーカーが生産する部品を建機・農機・フォークリフト等のメーカーへ、組付部品として販売しております。 (4)CUSPA営業本部  カスタマイズドパーツをメインに販売、カーメーカータイアップ事業、オリジナルブランド事業、二輪事業、e-Sports事業等をしております。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」の「1.報告セグメントの概要」をご参照ください。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題4,591字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 1.経営理念 誠実(Sincerity)に生き 情熱(Passion)を持って仕事をし 親切(Kindness)な対応ができる 企業人の集団 2.経営方針 (1)持続可能な収益力の維持、伸長 ①最重要経営指標は売上高営業利益率(連結)としており、当期は4.8%となりました。 ②自動車業界の変革の波(EV化/CASE)に対して、SPKの経営理念の下、しっかりと対応できる人材の育成と新しいビジネスモデルや商品の開発、販路の深掘りにチャレンジしてまいります。 (2)積極的な株主還元の実施 ①ステークホルダーへの感謝の気持ちを念頭に、「理念経営」を実践して、業績に連動した積極的な株主還元を実施します。 ②当期(2025年度)末配当は40円配当となり、通期では73円配当になります。 過去の実績は以下のとおりです。 年 度   03   04   05   06   07   08   09   10   11   12   13   14   15   16   17   18   19   20   21   22   23   24   25 配当(円)   32   34   37   40   43   47   49   51   53   55   57   59   61   63   65   67   72   37   40   44   50   60   73 当社は、2020年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合をもって株式分割を実施しております。2019年度末以前の配当については当該株式分割前の実際の配当金の額を記載しております。 当社は、2026年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合をもって株式分割を実施しております。2025年度の配当については当該株式分割前の実際の配当金の額を記載しております。 ③次期(2026年度)の配当は株式分割考慮後で中間3円50銭、期末1円増配し、通期で4円50銭増配の41円の配当を予定しております。これが実現しますと実質29期連続の増配となります。 (3)経営の深化 ①将来のさらなる成長を目指し、中期経営計画「UPGRADE SPK!」では、経営基盤の強化を主眼とし、経営資源の適切な配分を意識した取り組みを進めております。 ②人的資本・ESG経営に重点的に取り組み、サステナブル経営を実践しております。 ③資本コストの最小化を意識した経営を推進しております。 ④中長期的な企業価値向上のインセンティブとなる譲渡制限付株式報酬制度を導入しております。 3.経営環境 当連結会計年度における当社グループを取り巻く経済環境は、主要国における金融政策・通商政策の動向に加え、地政学的リスクの高まりとそれに関連するサプライチェーンへの多大なる影響などを背景に、先行きの不透明感が高まっております。このような事業環境のもと、当社グループは2030年までにモビリティビジネスのグローバル商社を目指す「VISION2030」の2nd Cycle(2024年~2026年)3か年中期経営計画の2年目に取り組みました。 (1)国内営業本部 全国700社の自動車部品商を通じ、メーカー・モデルを問わずあらゆる国産車・輸入車を対象に、2万点を超える部品の在庫品揃えをもって補修部品・用品を供給しております。札幌から沖縄まで全国19箇所の営業拠点を配置し、また、輸入車部品に関しては大阪・東京の外車業務部を軸に、お客様の要望には即時に応えられる体制を整えています。日々変貌するアフターマーケットの環境に適応し、市場に新たな付加価値をもたらすために、商品企画部門を国内営業部に統合し商品開発に積極的に取り組んでいます。 自動車保有台数の維持と車齢の長期化による安定した補修部品の需要は底堅く、主要顧客への販売は堅調に推移しております。 (2)海外営業本部 世界の日系自動車市場に向けて自動車補修部品の輸出を行っております。日本から大量に輸出される中古車や現地生産された日系自動車は、適切なメンテナンスにより世界中で長年使われます。創業以来培ってきた自動車整備・補修部品販売のノウハウを生かし、80ヵ国・250社以上の顧客に高品質な製品・サービスを提供しています。また、シンガポール・マレーシア・タイ・中国・オランダ・米国に現地法人、UAE・インドネシアに支店と駐在員事務所を構え、より地域に密着したサポートや商品開発を積極的に推進し、多様な市場ニーズへの対応を実現しています。 地政学的な問題は、短期的には販売に影響を与える可能性はありますが、世界中に広がる日系自動車保有台数規模に支えらえて、補修部品需要は今後も堅調に推移すると見込まれます。 (3)工機営業本部 建設車輌をはじめ農業車輌やフォークリフト等の産業車輌を生産する大手メーカー様向けに生産材・部品を供給しています。多機能ディスプレイ等電装部品、統合スイッチ・ダイヤル等機構部品から各種ランプ・フィルターまで幅広い商品群を備えるとともに、パートナーである各サプライヤー企業と協力して、お客様のニーズに合わせた新製品の提案・開発を推進しております。 顧客である大手建産農機メーカー様の生産状況によって販売は影響を受けます。当連結会計年度では北米・欧州市場での部品販売が低迷しましたが、今後は緩やかな需要回復を見込んでおります。お客様のグローバル展開に歩調を合わせ、提案営業を強化してまいります。 (4)CUSPA営業本部 カスタマイズドパーツ、モータースポーツ関連の商品を中心に、主に日本国内で自動車メーカー、カスタマイズブランドメーカー、自動車用品卸商、自動車用品量販店、カーディーラー、専門店等へナショナルブランド品、自社ブランド品と幅広く製品を供給しています。2024年11月にカスタム部品開発・販売メーカーである株式会社ブリッツを子会社化したことに続き、当連結会計年度においては、104年ぶりにカスタム完成車販売を開始しました。成熟した国内市場で車齢の長期化が進む中、自動車ユーザーの趣向多様化に支えられた底堅いカスタムニーズは存在しており、こういったニーズを捉えて製品開発を推進し、拡販につなげてまいります。また、北米やアジアにおいても日系自動車のカスタム需要は存在しており、今後はグループ子会社とも連携した海外市場展開も視野にいれてまいります。 4.優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、2021-2023年度中期経営計画(1st Cycle)で、売上、利益ともに2020年度比1.5倍の成長を達成し、2nd Cycle(2024年~2026年)中期経営計画では初年度に続き2年目も当初計画を超過する業績となりました。急激な成長に合わせ、組織体制や人材育成のアップグレードに取り組んでおります。国内外の変化の激しい市場環境にも機動的に対応し、顧客ニーズを的確に捉えつつ経営基盤の強化を図りながら、引き続き増収増益を目指します。 自動車業界は電動化の進展や利用形態の変化など100年に1度の大変革期と言われております。国内営業本部の自動車アフター補修部品事業では、車検制度にも支えられた消耗部品の安定した交換需要が見込めますが、顧客ニーズを捉えた自社ブランド品の拡充やサプライチェーンの見直しを常に行っております。国内のサプライヤーに加え、独自に海外からの調達に長年取り組みソースを多様化してきたことは、中東紛争のような有事における安定調達リスクの軽減にも寄与しています。また拠点エリアの再編や物流改革に取り組んでおり、システム改修による業務効率化も進めています。国内市場は成熟化していますが、安定した事業基盤をさらに強化し、生産性の向上に取り組みながらさらなる成長を目指します。 海外営業本部では、補修部品需要が拡大し続ける海外市場で、円安も追い風となった旺盛な受注に支えられて販売は好調に推移しました。足元では、2026年2月末に発生したアメリカ・イスラエルによるイラン攻撃という大きな環境変化により悪影響が懸念されますが、そのような状況の中でも、当社のグローバルなネットワークを駆使することで、サプライチェーンを柔軟に見直しながらリスクの軽減を図ります。世界中で常に補修部品が必要とされており、ライフラインを止めないよう部品供給を継続するために、各国の取引先とコミュニケーションを密に連携しながら迅速な対応をしてまいります。海外市場の成長力は継続すると思われ、需要増を取りこぼすことなく国際情勢を注視しながら、さらなる商権の強化に取り組んでまいります。 工機営業本部では、建設機械・農業機械向け販売は回復傾向となっているものの、北米・欧州・国内向けフォークリフト部品販売は未だ回復しない状況にあります。当社の販売は、景気動向や顧客での生産状況に影響を受けますが、現地法人の人員体制見直しなど、短期的に当社にて取りうる必要な対策を講じてまいります。また、新しい商材やサプライヤーの開拓を通じた、建産農機メーカー向け部品販売という既存事業の維持・拡大をすることに加え、新たな事業領域の開拓にも取り組んでおり、今後加速してまいります。 CUSPA営業本部では、円安の進行により輸入仕入コストが上昇し、あわせて原材料価格や物流費の高騰も重なったことで、販売活動に多大な影響を受けました。こうした厳しい環境の中で、自社ブランド商材の価格改定や送料体系の見直しを行い、開発費・広告宣伝費等の投資についても選択と集中を実施しました。新たにグループ化した株式会社ブリッツとの連携強化に取り組み、また104年ぶりに完成車販売を開始しました。自動車メーカーとの協業も強化しながら、多様化する自動車ユーザーの趣向を捉えた商品開発を推進すること、グループ会社含めたブランディング戦略の強化や他営業本部との連携によるマーケティング力・販売力強化を通じて、今後も事業成長を目指してまいります。 経営全般においては、業績の伸長により強固な経営基盤を確保し、財務内容の一層の充実を図りながら、人的資本経営強化や事業成長に向けた投資を実行していくこと、並びに株主に対する利益還元を安定的に継続していくことを重要課題と認識しております。そのためにキャッシュフロー改善を重点施策として、当社グループ全体で推進してまいります。 5.経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループにおいて重要と位置付ける経営指標は、売上高営業利益率です。当連結会計年度の売上高営業利益率は4.8%と前期と同様の水準を維持しました。引き続き、当該指標の水準が維持されるよう取り組んでまいります。 また、今後は資本効率を重視すべく、ROE(自己資本利益率)を重要指標とし、現在の10%の水準を維持、向上してまいります。
事業等のリスク4,153字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下の通りであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断しております。 (方針及び体制) 当社グループは、リスクを適切に管理することは、企業価値を継続的に高め、社会的責任を果たすために、極めて重要な経営課題であると認識しております。従来、経営者や各事業責任者が、事業運営の中でリスク感度を高くし、リスクが高まれば、即時対応を行う体制をとっております。 また、持続的に予防的な対応を図り、全社的なリスク認識を共有するため、コーポレート統括本部内の法務部により、各本部と連携しながら当社が直面しうるリスクの抽出や対応状況等に合わせてリスクヒートマップを更新しております。重要課題に対応すべく、社内規程の新設・改訂、売買取引基本契約書や物流業務委託契約書等をはじめとするひな型の整備の他、定期的なコンプライアンス研修を行う等、全社横断的なリスク管理の推進や組織のさらなる強化を図っており、今後も継続する計画としています。 (主要リスクの概要) 1.政治・経済情勢 当社グループは、世界80か国以上に事業展開しており、世界経済や海外の特定地域の固有の経済動向、特に、日本車保有台数の多いアジア、中南米等の開発途上国に幅広く展開していることから、当該国の政治並びに経済情勢の変化や為替変動の影響を受けます。 また、自動車業界の大変革期における市場環境の激変や自動車に対する意識変容等による影響が及ぶ可能性があります。 当連結会計年度における当社グループを取り巻く経済環境については、主要国における金融政策・通商政策の動向に加え、地政学的リスクの高まりとそれに関連するサプライチェーンへの多大なる影響などを背景に、先行きの不透明感が高まっており、不測の事態が起きるリスクがあります。 上記のように政治・経済情勢は国内外を問わず常に移り変わり、リスクは常にあるものと認識しております。 当社では、グローバルなネットワークを構築しており、サプライチェーン、グループ会社等と連携して環境の変化に対応する仕組みを取っております。さらに、逐次、情報が経営者や各事業責任者に入るため、各種会議体で、適宜対応について、議論、検討できる体制となっており迅速に対策を講じてまいります。 2.マーケットの環境変化 自動車部品業界においては、環境規制や電動化、自動運転技術の進展による大きなマーケット環境の変化に加え、人的資本への投資拡充、物流費、原材料費の高騰や円安による輸入価格の上昇などの各種コスト増も生じており、当社グループの業績へ影響を与える可能性があります。国内の自動車保有台数の減少や自動車の電動化による補修部品の需要減少も予測されますが、現状、国内の自動車保有台数は直近の10年間で約200万台増加しており、自動車保有台数の維持と車齢の長期化による安定した補修部品の需要があり、早期の悪影響はないものとみております。しかしながら、上記マーケット環境の変化に伴う将来のリスクを軽減すべく、物流改革、システム改修による業務効率化を進め安定した事業基盤をさらに強化して生産性の向上に取り組むことで付加価値の高い商品や市場ニーズに合った新規商材の開発を行い、新規事業領域の開拓を引き続き行ってまいります。 また、完成車メーカーの海外現地生産台数増加によって、当社の輸出の減少が懸念されるものの、海外事業等の市場の成長力の見込まれる部分については補修部品市場の底堅い需要を取りこぼすことなく国際情勢を注視しながら商権の強化を行い、客先とのコミュニケーションを密にし、状況に応じて迅速な対策を講じてまいります。また、当社グループの海外現地法人の調達・供給網を活用し、機会を捉えてまいります。 3.法令・規制、コンプライアンスに関するリスク 当社グループは、事業の性質上、関連する法令・規制が多岐にわたり、会社法、税法、外為法を含む貿易関連諸法、個人情報保護法、不正競争防止法、独占禁止法、金商法、取適法、物流効率化法、労働法、贈賄防止に関する法令、暴力団排除条例、海外事業に係る当該国の各種法令・規制等があります。また、国内外の行政・司法・規制当局等による法令の制定・改廃、社会・経済・環境・安全に向けた各種規制の変更の可能性もあり、早期に関係法令の改正情報を入手する必要があります。 当社グループでは、リスクの重要度に合わせた対策を行うことで法令順守を図っております。具体的には、法務支援サービスや反社チェックツールを活用して改正対応や法令違反防止策(中小受託法・取適法対応のためのヒアリングやひな型整備、内部通報制度の見直し、物流業者との契約内容見直し・法令遵守状況の調査等)を講じ、コンプライアンス意識を持つ風土醸成のために顧問弁護士に当社専用のコンプライアンス研修の全社員受講(今年度3回実施全社100%受講)等の対策を講じてまいりました。 上記対策を継続的に実施しながらコンプライアンスリスクに対する監視を続け、状況に合わせて回避、軽減、転嫁、受容の対応を考えてまいります。 4.海外での販売活動 当社グループは、海外での販売活動においては、各拠点での危機事象の発生や、テロ行為、金融危機によるカントリーリスク及び新興国からの廉価商品との競争激化により、当社グループの事業展開や経営成績に影響が及ぶ可能性があります。また、主要国における金融政策・通商政策の動向に加え、地政学的リスクの継続などによって先行き不透明な状況であり、リスクが顕在化した場合、債権回収や事業遂行の遅延・不能等により損失が発生しかねず、将来の当社グループの財政状態や業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。引き続き当社グループのグローバルなネットワークや情報共有・議論の行いやすい社内体制を駆使し、各国における情報収集を定期的に行ってリスクへの迅速な対応を図ります。 5.取引先の減産による影響 工機営業本部では、建設車輌をはじめ、フォークリフト、トラクター等の産業車輌を生産する大手メーカー向けに組付け用の部品・部材を供給しており、これら建設車輌・産業車輌メーカーが減産に転じた際には当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 上記影響を軽減するため、当社グループは既存事業の維持・拡大に加え、新たな事業領域の開拓を加速し、顧客の課題解決に資する提案型営業を強化してまいります。また、組織力・業務プロセスの高度化を通じ効率性と競争力を一層高め「働く乗り物」社会へ貢献してまいります。 6.のれんの減損 当社は、企業買収に伴い発生したのれんを連結貸借対照表に計上しております。当該のれんについては将来の収益力を適切に反映しているものと判断しておりますが、事業環境の変化等により収益性が低下した場合に、当該のれんについて減損損失を計上し、当社グループの事業展開や経営成績に影響が及ぶ可能性があります。 当社では、減損を未然に防ぐため、買収前はより緻密なデューデリジェンスを行い、企業価値を見極め、潜在的リスクに対する対応を模索しております。また、買収後はPMIを体系化し、デューデリジェンス残課題やシナジーの最大化を推進するためプロセスの明確化を図り、実行中です。 今後とものれんについては、少なくとも年に一度、あるいは減損の兆候が認められる場合はより頻繁に確認を実施し、対応してまいります。 7.危機事象発生によるリスク 当社グループは、全国19か所、海外にも8か国に拠点を有し、これらの地域における戦争・紛争、地震や津波等の自然災害、停電、感染症、テロ、その他事業を中断すべき危機的な事象が生じた場合、当社グループの社員や各拠点の設備・システムへの被害による事業拠点の休業、サプライチェーンの寸断や顧客及び取引先の事業停止・休業などの事業活動の制限が生じ、当社グループの財政状態及び経営成績に大きな影響をもたらす可能性があります。 これらの危機事象発生に備え、感染症対策規程やBCPの見直し、防災バッグを完備し、避難経路の掲示する等従業員の安全確保を最優先にリスクを軽減させる策を講じております。また、上記の通り、幅広く拠点を展開しているため、拠点間のバックアップ体制を整え、リスク回避、軽減に努めます。 8.情報システム・セキュリティに関するリスク 当社グループには小規模な海外拠点も存在し、外部からの予期せぬ不正アクセス、コンピューターウイルス侵入等による機密情報・個人情報の漏洩、トラブルによるシステム停止等のリスクは常にありうるものと考えており、被害の規模によっては、将来の当社グループの財政状態や業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 情報システム・セキュリティ管理については当社が遵守すべき情報システムの導入、総合的な管理及び運用の取扱いに関する社内規程に基づいた実効的な運用を行うため、情報セキュリティ研修を行い、規程に合わせた管理体制の構築のためのガイドライン策定や、啓もう活動による社員への周知をしております。また、個人情報に関しては個人情報保護規程を軸にプライバシーポリシーの改訂や秘密情報管理体制の見直し等、情報の適切な取扱いを継続するための施策を講じております。 9.その他のリスク 上記以外にも事業活動を進めていく上において、様々なリスクが当社グループの事業展開や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 当社は、こうしたリスクに対して適切な対応を選択すべく、リスク管理体制の強化に取り組んでおります。適宜取締役会その他経営会議へ連絡・報告を行う体制をとっており、当社を取り巻くリスクを定期的に見直し、都度ヒートマップを更新しております。今後も、発生時の影響を最小限に抑えるための対策をより強化すべく、制度構築を進めております。
経営成績の分析 (MD&A)6,114字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績」という。)の状況は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)を取り巻く経済環境は、主要国における金融政策・通商政策の動向に加え、地政学的リスクの高まりとそれに関連するサプライチェーンへの多大なる影響などを背景に、先行きの不透明感が高まっております。 このような事業環境のもと、当社グループは2030年までにモビリティビジネスのグローバル商社を目指す「VISION2030」の2nd Cycle(2024年~2026年)3か年中期経営計画の2年目に取り組みました。北米及び欧州市場での需要調整の影響を受けている工機事業は引き続き厳しい状況となりましたが、市場保有車両台数に支えられ安定した需要が見込める主力の自動車アフターマーケット補修部品関連は、国内・海外ともに堅調に推移し、前年同期比で増収となりました。また、前連結会計年度に実施した大型買収案件が寄与したCUSPA事業も大幅な増収となりました。一方で、人的資本への投資拡充や物流費など各種コストの高止まりにより、販売費及び一般管理費は前年同期比13.5%増加しました。 その結果、当社グループ(当社及び連結子会社)の当連結会計年度の経営成績は売上高752億46百万円(前期比9.5%増)、営業利益35億87百万円(同8.4%増)、経常利益38億89百万円(同9.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益26億92百万円(同7.8%増)となりました。 セグメントの業績は、次のとおりであります。なお、当連結会計年度より、「国内営業本部」に含まれていた「㈱デルオート」について、事業環境の変化に伴い管掌部門を移管したことにより「工機営業本部」に変更しております。セグメントの前年同期比較については、前連結会計年度の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。 (国内営業本部) 国内営業本部は、自動車保有台数の維持と車齢の長期化による安定した補修部品の需要があり、主要顧客への販売が堅調に推移しました。商品別ではPB商品、バッテリー、足回り商品、ワイパー、エアコンフィルターなどの主力商品の販売が好調に推移し、前年を上回る業績となりました。国内連結グループ会社の業績は、国内外の顧客において一部苦戦があり減少しましたが、全体としては堅調に推移しました。 その結果、売上高は320億76百万円となり、前年同期比4.6%の増収となりました。依然続く様々なコスト増や地政学的リスクの高まりによる業績への影響が懸念されますが、物流改革、システム改修による業務効率化を進め、取引先やグループ会社との連携を強化し、環境の変化に対応できるようバリューチェーンの最適化構築に取り組んでまいります。 (海外営業本部) 海外営業本部は、2026年2月末に発生したアメリカ・イスラエルによるイラン攻撃という大きな環境変化により、3月に予定していた中近東地域向けの輸出が伸びず第4四半期は苦戦を強いられました。しかしながら、第3四半期までの売上が堅調に推移していたことにより、通期としては大きな落ち込みを回避することができました。また、アメリカの関税政策による混乱で北米補修部品市場は非常に厳しい1年ではありましたが、新規商材の拡販に努めた結果、現地法人を含め前年実績を上回ることができました。地政学的な問題が頻発する中にあっても、補修部品市場の底堅い需要や円安環境に支えられ、アジア・中南米地域では順調に売上を拡大することができました。 その結果、売上高は279億79百万円となり前年同期比10.4%の増収となりました。なお、イラン情勢は原油高を引き起こしており、世界的に補修部品市場への影響が懸念されます。引き続き、取引先とのコミュニケーションを密にし、状況に応じて迅速な対策を講じてまいります。 (工機営業本部) 工機営業本部は、建機・農機・産業車両メーカー向け組付部品販売を展開しております。第4四半期は、建設機械・農業機械向け販売は順調に推移したものの、北米・欧州・国内向けフォークリフト部品販売は回復せず、通期売上としては前年を下回る結果となり業界によって明暗が分かれる状況となりました。 その結果、売上高は79億88百万円となり、前年同期比0.7%の減収となりました。今後については、イラン情勢影響が限定的との前提において、北米・欧州市場の需要は緩やかに回復傾向に向かうものと見込んでおります。当社は既存事業の維持・拡大に加え、新たな事業領域の開拓を加速し、顧客の課題解決に資する提案型営業を強化してまいります。また、組織力・業務プロセスの高度化を通じ効率性と競争力を一層高め「働く乗り物」社会へ貢献してまいります。 (CUSPA営業本部) CUSPA営業本部は、原材料費の高騰や円安による輸入価格の上昇など、厳しい外的要因の影響を受けてきましたが、自社ブランド商材の価格改定や送料体系の見直しを行うことに加え、新たにグループ化した株式会社ブリッツとの連携強化に取り組みました。また開発費・広告宣伝費等の投資についても選択と集中を図り、新たなカーメーカーとの協業、シミュレーター関連ビジネスを強化しました。 その結果、売上高は72億2百万円となり、前年同期比54.4%の増収となりました。今後も地政学リスクが継続する中、原材料価格や為替変動含む市況変化を注視しながら営業活動を継続するとともに、2026年3月に発表した104年ぶりの完成車両販売や積極的な商品開発を推進し、さらなる事業拡大に向けてチャレンジを続けてまいります。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は期首に比べ17億21百万円増加(前連結会計年度は9億4百万円増加)し、当連結会計年度末には94億78百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、獲得した資金は25億56百万円(前連結会計年度は11億92百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益38億99百万円及び、売上債権の減少5億85百万円による資金の獲得と、棚卸資産の増加13億93百万円、仕入債務の減少3億90百万円、及び法人税等の支払額12億68百万円による支出によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、支出した資金は7億78百万円(前連結会計年度は28億88百万円の支出)となりました。これは主に、投資有価証券の取得による支出3億49百万円、有形固定資産の取得による支出2億28百万円、及び無形固定資産の取得による支出2億73百万円によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、支出した資金は88百万円(前連結会計年度は24億90百万円の獲得)となりました。これは主に、短期借入金の増加32億70百万円、長期借入金の返済による支出24億51百万円、及び配当金の支払額6億56百万円によるものです。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績・受注実績 該当事項はありません。 b.商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 国内営業本部(百万円)   25,455   103.8 海外営業本部(百万円)   25,269   118.4 工機営業本部(百万円)   6,366   94.9 CUSPA営業本部(百万円)   5,165   147.1 合計(百万円)   62,257   111.0 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 国内営業本部(百万円)   32,076   104.6 海外営業本部(百万円)   27,979   110.4 工機営業本部(百万円)   7,988   99.3 CUSPA営業本部(百万円)   7,202   154.4 合計(百万円)   75,246   109.5 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 1)財政状態 流動資産は375億27百万円となり、前連結会計年度末と比較して32億30百万円の増加となりました。これは主に現金及び預金の増加17億21百万円、及び棚卸資産の増加15億27百万円によるものです。固定資産は102億70百万円となり、前連結会計年度末と比較して3億93百万円の増加となりました。 この結果、総資産は477億97百万円となり、前連結会計年度末と比較して36億24百万円の増加となりました。 流動負債は149億86百万円となり、前連結会計年度末と比較して35億9百万円の増加となりました。これは主に、短期借入金の増加33億9百万円によるものです。固定負債は34億78百万円となり、前連結会計年度末と比較して21億55百万円の減少となりました。これは主に長期借入金の減少23億21百万円によるものです。 この結果、負債合計は184億64百万円となり、前連結会計年度末と比較して13億54百万円の増加となりました。 純資産の部は293億32百万円となり、前連結会計年度末と比較して22億70百万円の増加となりました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益26億92百万円、及び剰余金の配当6億56百万円によるものです。この結果、自己資本比率は61.0%(前連結会計年度末は61.0%)となりました。 2)経営成績 売上高は、前連結会計年度に比べて65億26百万円増加(9.5%増)し、752億46百万円となりました。 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載している要因により、国内営業本部は14億8百万円増加(4.6%増)、海外営業本部は26億36百万円増加(10.4%増)、工機営業本部は58百万円減少(0.7%減)、CUSPA営業本部は25億38百万円増加(54.4%増)となりました。 営業利益は、前連結会計年度に比べて2億76百万円増加(8.4%増)し、35億87百万円となりました。売上高販管費率は前期比0.5ポイント増加し14.4%となりましたが、売上総利益率が前期比0.5ポイント増加し19.2%となったため、売上高営業利益率は前期と同様の4.8%となりました。 経常利益は、前連結会計年度に比べて3億20百万円増加(9.0%増)し、38億89百万円となりました。 特別損益は、10百万円の利益(前連結会計年度は80百万円の利益)となりました。 法人税等(法人税等調整額を含む)は、前連結会計年度に比べて48百万円増加(4.3%増)し、11億93百万円となりました。 その結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べて1億94百万円増加(7.8%増)して26億92百万円となり、自己資本当期純利益率(ROE)は9.6%となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 キャッシュ・フローの概況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの運転資金は内部資金の活用を基本としておりますが、設備資金を中心とする事業の維持拡大のための資金として金融機関からの借入による調達も行っております。また、事業環境等の不測の変化に備え、流動性の確保のために金融機関には十分な借入枠を有しております。 当連結会計年度のキャッシュ・フローの概況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ③経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度の経営成績は売上高752億46百万円(前連結会計年度比9.5%増)、営業利益35億87百万円(同8.4%増)と増収増益となりました。売上については海外営業本部やCUSPA営業本部が大きく牽引しました。また、利益面につきましては経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益とも増益となりました。しかしながら自動車補修部品市場は、車輌のIT化・自動運転化・HV/EV化による大きな変革が訪れつつあり、引き続き当社グループは進取の気性を持って柔軟に対応していくことができる人材の育成に注力してまいります。 ④経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループにおいて重要と位置付ける経営指標は、売上高営業利益率であり、当連結会計年度は4.8%(前年同期と同じ)でした。引き続き、これらの指標が改善されるよう取り組んでまいります。 ⑤セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 ⑥重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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