概要
極東貿易は1947年に三井物産の機械部門から独立して創業した総合商社である。機械・金属・化学品・食品など幅広い分野を扱い、特に産業機械やプラント輸出に強みを持つ。2025年3月期の連結売上高は530億円、営業利益率は3.77%、従業員数は659名。国内に加え米国、ドイツ、中国、インド、メキシコなどに拠点を有し、中堅規模ながら独自の専門性を維持している。近年はM&Aにより製造機能を持つ子会社をグループに加え、商社とものづくりの両輪で事業を展開する。
産業設備・素材・部品の三部門で稼ぐ収益構造
極東貿易の連結売上高は産業設備関連、産業素材関連、機械部品関連の三つの報告セグメントで構成される。2026年3月期の実績では、売上高645億円のうち産業設備関連が164億円(25.5%)、産業素材関連が280億円(43.4%)、機械部品関連が201億円(31.1%)を占めた。部門ごとに収益性は異なり、産業設備の営業利益率は約7.2%、産業素材は約2.2%、機械部品は約3.9%である。産業素材部門は2024年に買収した株式会社三幸商会の通期寄与により前年から大幅に拡大した。一方、機械部品部門は中国・アセアンの自動車市場停滞や北米の住宅設備市場減速の影響で減益となった。この三部門のバランスが、プラント輸出から日用消費財まで幅広い需要を取り込む同社の事業基盤を支えている。
国内外に張り巡らせた18カ国・地域の拠点
極東貿易は創業間もない1956年に米国に現地法人を設立して以来、欧州、アジア、北米、中南米へと拠点網を拡大してきた。現在、連結子会社27社と関連会社10社を擁し、主な海外拠点として米国(KBK Inc.)、ドイツ(KBK Europe GmbH)、中国(極東貿易(上海)有限公司)、インド(Kyokuto Boeki India Private Limited)、メキシコ(Kyokuto Boeki Kaisha Mexico S.A. de C.V.)、ベトナム(ETO SOLUTIONS VIETNAM CO.,LTD.)がある。国内では札幌、大阪、名古屋、福岡に支店を設置し、東京本社と合わせて全国的な営業網を形成している。1994年開設の台北支店は2024年に現地子会社へ統合され、台湾市場への対応力を強化した。これらの拠点は海外メーカーとの取引橋渡しや現地顧客への技術サービスを担い、商社機能の根幹をなす。
M&Aで拡大したものづくり商社への変貌
極東貿易は1970年に日本システム工業を設立したのを皮切りに、商社機能に製造機能を融合させる路線を歩んできた。2011年以降、M&Aが加速し、株式会社ゼットアールシー・ジャパン(2011年)、サンコースプリング株式会社(2011年)、ファーレ株式会社(2012年)、オートマックス株式会社(2013年)、ヱトー株式会社(2015年)、プラント・メンテナンス株式会社(2018年)、株式会社TWD Japan(2022年)、株式会社三幸商会(2024年)、株式会社ウエルストン(2024年)などをグループに加えた。これらの子会社は特殊スプリング、精密ファスナー、樹脂加工、船舶補修部品、洋上風力発電関連など専門分野を持ち、単なる仲介ではなく「ものづくり」の力を持つ企業集団へと変貌した。2025年4月にはファーレ株式会社を吸収合併し、グループ内の統合を進めている。
業界の中での役割は総合商社型専門商社(産業設備・素材・機械部品の販売仲介・技術サービス)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 産業素材 関連部門 | 280億円 | 43.3% | 6億円 | 2.1% |
| 機械部品 関連部門 | 201億円 | 31.1% | 8億円 | 4.0% |
| 産業設備 関連部門 | 165億円 | 25.5% | 12億円 | 7.3% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01産業設備関連主力
工場プラントや生産設備など、産業向けの設備機器の販売・仲介・技術サービスを提供。国内外のメーカーを顧客とし、設備投資需要に対応。
- 産業設備機器
- 工場プラント、生産ライン設備など、製造業向けの設備機器一式。
02産業素材関連主力
金属、化学、樹脂などの産業用素材を国内外のメーカーに販売。加工・流通を含むバリューチェーンを提供。
- 産業用素材
- 金属材料、化学原料、樹脂など、製造業に必要な各種素材。
03機械部品関連準主力
工作機械、産業機械向けの機械部品・工具・周辺機器の販売。メンテナンスや技術サポートも併せて提供。
- 機械部品・工具
- 工作機械や産業機械に使用される精密部品、切削工具、周辺機器等。
製品と技術
産業設備:プラント重電から防災計測まで
産業設備関連部門は、工場プラントや生産設備向けの機器販売・技術サービスを手がける。主力製品には海外プラント向け重電機器があり、長年にわたる納入実績を持つ。地震振動計測機器事業では、官公庁向け地震計の大型案件や鉄道分野の保守点検案件を獲得し、防災・減災需要を取り込んでいる。資源・計測器関連では、航空宇宙・防衛機器が底堅く、海洋資源探査用物理探査システムの更新・性能向上案件も受注した。また欧州において、リチウムイオン電池を用いた屋外モビリティ向けの大口案件が収益に貢献した。これらの製品は主にKBK Inc.やKBK Europe GmbHを通じて供給される。
産業素材:プラスチック・塗料・接着剤の供給網
産業素材関連部門は、金属材料、化学原料、樹脂など産業用素材の販売と加工・流通を担う。2024年に買収した三幸商会により、汎用プラスチック(ポリエチレン、ポリプロピレンなど)やエンジニアリングプラスチック(ポリアミド、ポリカーボネートなど)の取扱いが拡大した。自動車向け部品・材料は北米向けを中心に好調を維持する。生活・環境関連では、航空機内装用接着剤が旺盛な需要に支えられ、構造物向け防錆塗料はデータセンターや大型物流施設の免震装置向け受注が伸びた。ヱトー株式会社のベトナム現地法人が、地域の製造業向けにこれらの素材を供給する。
機械部品:精密ファスナー・スプリング・船舶部品
機械部品関連部門は、工作機械や産業機械に用いる精密ファスナー(ねじ類)、特殊スプリング、船舶補修部品などを提供する。精密ファスナーはオートマックス株式会社が製造し、自動車や産業機械向けに供給するが、中国・アセアン市場の停滞や北米住宅設備市場の減速の影響を受けた。特殊スプリングはサンコースプリング株式会社が手がけ、価格是正などの構造改革により収益性が改善した。船舶補修部品は株式会社ウエルストンが担うが、需要低調が続く。一方、株式会社TWD Japanは洋上風力発電関連の部品・エンジニアリングを提供し、成長分野として期待される。これらの部品は高い精度とカスタマイズ性が特徴である。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
卸売業のなかでの位置
半導体・電子部品商社、急拡大中
同社は卸売業に属し、半導体・電子部品や産業機器を扱う専門商社。2025年3月期売上高530億円、営業利益率3.77%で、2026年3月期は売上高645億円(前期比22%増)、営業利益率4.03%と急拡大が見込まれる。同業のリョーサン菱洋ホールディングスや高千穂交易と競合する。半導体需要の回復や電子部品の旺盛な需要を追い風に成長しているが、利益率は依然低水準。
強み
- 2026年3月期売上高645億円と前期比22%増、拡大基調。
- グローバルな半導体需要回復で、電子部品商社として追い風。
- 半導体から産業機器まで幅広く、顧客基盤が広い。
- 営業利益率3.8%→4.0%と微増、収益性向上の兆し。
課題
- 営業利益率4%未満と卸売業として低く、価格競争にさらされる。
- 半導体市況の急変が業績に直結するため、安定性に欠ける。
- 成長に伴い在庫保有量が増加、陳腐化や値下がりの懸念。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
商社・卸売の時価総額近傍。太字が極東貿易
時価総額で並べると、掲載10社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 8007高島 | 276億円 | 22.3倍 |
| 2 | 6089ウィルグループ | 271億円 | 11.6倍 |
| 3 | 3388明治電機工業 | 271億円 | 9.5倍 |
| 4 | 2933紀文食品 | 256億円 | 23.2倍 |
| 5 | 8091ニチモウ | 219億円 | 9.4倍 |
| 6 | 8093極東貿易 | 217億円 | 11.8倍 |
| 7 | 3154メディアスホールディングス | 178億円 | 18.9倍 |
| 8 | 8142トーホー | 157億円 | 10.0倍 |
| 9 | 7466SPK | 151億円 | 10.8倍 |
| 10 | 2884ヨシムラ・フード・ホールディングス | 151億円 | 16.2倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(商社・卸売)に従っています。
会社の歴史
沿革 34件
三井物産解体から独立した1947年の創業
1947年7月、連合軍総司令部覚書により三井物産株式会社の解散が命じられた。これを受け、同社の機械部門営業各課および貿易部門関係者の一部が独立し、1947年11月27日に極東貿易株式会社(資本金500万円、本店東京都千代田区丸の内2丁目)を設立した。機械専門の商社として事業を開始し、翌1948年1月には札幌支店、1949年1月には大阪支店を設置するなど、国内の営業基盤を整えた。1951年には名古屋・福岡の各支店も開設し、全国展開の礎を築いた。
戦後復興期の海外拠点開設(1956-1965)
1956年4月、米国に現地法人「Far East Mercantile Corp.」(現KBK Inc.)を設立し、海外直接拠点を初めて持った。1958年10月にはドイツに「Far East Mercantile GmbH」(現KBK Europe GmbH)を設立し、欧州での事業基盤を強化した。1964年10月にはロンドン支店を開設(後に2003年閉鎖)。1965年10月、本店を現在の東京都千代田区大手町2丁目に移転した。これらの海外拠点は、戦後の復興需要を取り込むとともに、欧米の先進技術や機械を日本に導入する役割を果たした。
子会社設立と東証上場(1970-1987)
1970年9月、のちに連結子会社となる「日本システム工業株式会社」を設立し、自社内にシステムエンジニアリング機能を持たせた。1987年3月、東京証券取引所市場第2部に株式を上場し、資本市場からの資金調達が可能となった。この間、商社としての取扱分野を機械から金属・化学品・食品へと拡大し、総合商社への脱皮を図った。上場により信頼性が高まり、その後20年以上にわたる成長の基盤が整った。
アジア進出と東証一部指定(1994-2000)
1994年9月、台北支店を設置し、台湾市場への本格参入を果たした。1997年5月には上海に現地法人「極東貿易(上海)有限公司」を設立し、中国大陸でのビジネスを本格化させた。2000年3月、東京証券取引所市場第1部銘柄に指定され、株式の流動性と信用力が向上した。この時期、アジア経済の成長を取り込み、売上高は拡大基調を続けた。2003年12月にはロンドン支店を廃止し、既存のKBK Europe GmbHに統合することで、欧州事業の効率化を図った。
積極的なM&Aによるグループ拡大(2011-2015)
2011年1月に株式会社ゼットアールシー・ジャパン、同年11月にサンコースプリング株式会社の全株式を取得し、それぞれ連結子会社化した。2012年11月にはファーレ株式会社、2013年4月にはオートマックス株式会社を買収し、機械部品・精密加工の製造能力を高めた。2015年にはヱトー株式会社の株式59.5%を取得し、同年9月に完全子会社化。また2015年4月にはメキシコに現地法人を設立し、北米市場の開拓を進めた。これらのM&Aにより、グループの売上高は2016年3月期に662億円と過去最高を記録した。
新領域への投資と中期計画(2018-2022)
2018年4月、プラント・メンテナンス株式会社を連結子会社化し、設備保全事業を強化した。2020年3月、インド子会社の商号を「Kyokuto Boeki India Private Limited」に変更した。2022年1月には株式会社TWD Japanを設立(出資比率70%、後に完全子会社化)し、洋上風力発電分野に参入した。2022年4月、東京証券取引所の市場区分再編に伴いプライム市場に移行。同年開始した中期経営計画「KBKプラスワン2025」では、経常利益目標19億円、ROE5.4%を掲げ、新分野への投資と株主還元を推進した。
さらなる買収と組織再編(2023-2025)
2023年12月、ヱトー株式会社がベトナムに現地法人を設立し、ASEAN地域でのプレゼンスを拡大した。2024年4月、台北支店を現地子会社に統合し「衛藤極貿實業股份有限公司」に商号変更。同年10月、株式会社三幸商会を買収し、汎用プラスチック・エンジニアリングプラスチック事業をグループに加えた。同年11月には株式会社ウエルストンおよびG&P TECH JAPAN株式会社を、さらにTWD Japanの残り株式を取得し完全子会社化した。2025年4月、ファーレ株式会社を吸収合併し、グループ内の重複を解消した。これにより、防災・防衛・エネルギー・モビリティ・半導体の5分野に経営資源を集中する体制が整った。
年表34件を開く
1940年代
- 1947年7月連合軍総司令部覚書により、三井物産株式会社は解散を命ぜられたため、同社機械部門営業各課並びに貿易部門関係者の一部が同社より独立し創設
- 1947年11月創業極東貿易株式会社(資本金500万円、本店 東京都千代田区丸の内2丁目2番地)の商号をもって1947年11月27日に設立し、機械専門の商社として事業を開始
- 1948年1月札幌支店を設置
- 1949年1月大阪支店を設置
1950年代
- 1951年1月名古屋、福岡の各支店を設置
- 1956年4月米国に現地法人「Far East Mercantile Corp.」(現・連結子会社「KBK Inc.」)を設立
- 1958年10月ドイツに現地法人「Far East Mercantile GmbH」(現・連結子会社「KBK Europe GmbH」)を設立
1960年代
- 1964年10月ロンドン支店を設置
- 1965年10月本店を、現在地(東京都千代田区大手町2丁目2番1号)に移転
1970年代
- 1970年9月「日本システム工業株式会社」(現・連結子会社)を設立
1980年代
- 1987年3月上場東京証券取引所市場第2部へ株式上場
1990年代
- 1994年9月台北支店を設置
- 1997年5月上海に現地法人「極東貿易(上海)有限公司」(現・連結子会社)を設立
2000年代
- 2000年3月東京証券取引所市場第1部銘柄に指定
- 2003年12月M&Aロンドン支店を廃止、「KBK Europe GmbH」に統合
- 2008年4月インドに現地法人「Kyokuto Trading(India)Private Limited」(現・連結子会社「Kyokuto Boeki India Private Limited」)を設立
- 2009年4月「KBKスチールプロダクツ株式会社」(現・連結子会社)を設立
2010年代
- 2011年1月M&A「株式会社ゼットアールシー・ジャパン」(現・連結子会社)の全株式を取得し子会社化
- 2011年11月M&A「サンコースプリング株式会社」(現・連結子会社)の全株式を取得し子会社化
- 2012年11月M&A「ファーレ株式会社」の全株式を取得し子会社化
- 2013年4月M&A「オートマックス株式会社」(現・連結子会社)の全株式を取得し子会社化
- 2015年4月メキシコに現地法人「Kyokuto Boeki Kaisha Mexico S.A. de C.V.」(現・連結子会社)を設立
- 2015年5月M&A「ヱトー株式会社」(現・連結子会社)の株式(59.5%)を取得し子会社化
- 2015年9月M&A「ヱトー株式会社」の株式追加取得並びに「ヱトー株式会社」による自己株式取得により完全子会社化
- 2018年4月M&A「プラント・メンテナンス株式会社」(現・連結子会社)の全株式を取得し子会社化
2020年代
- 2020年3月子会社の「Kyokuto Trading(India) Private Limited」の商号を「Kyokuto Boeki India Private Limited」と改称。
- 2022年1月「株式会社TWD Japan」(現・連結子会社)を設立(設立時出資比率70%)
- 2022年4月東京証券取引所市場第一部からプライム市場に移行
- 2023年12月「ヱトー株式会社」がベトナムに現地法人「ETO SOLUTIONS VIETNAM CO.,LTD.」(現・連結子会社)を設立
- 2024年4月M&A台北支店を、「衛藤實業股份有限公司」(現・連結子会社)に統合し、商号を「衛藤極貿實業股份有限公司」に変更
- 2024年10月M&A「株式会社三幸商会」(現・連結子会社)の全株式を取得し子会社化
- 2024年11月M&A「ヱトー株式会社」が「株式会社ウエルストン」(現・連結子会社)並びに「G&P TECH JAPAN株式会社」(現・連結子会社)の全株式を取得し子会社化
- 2024年11月M&A「株式会社TWD Japan」の株式を追加取得し、完全子会社化
- 2025年4月M&A連結子会社「ファーレ株式会社」を吸収合併
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結営業利益2029年3月期まで35億円
- ROE2029年3月期まで8%以上
- ROIC2029年3月期まで7%以上
- M&A等投資枠2029年3月期まで3カ年で50億円以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
事業ポートフォリオの最適化
ROICを軸とした事業評価を全社に浸透させ、低収益事業の構造改革や資産圧縮を進め、創出した経営資源を防災、防衛、エネルギー、モビリティ、半導体の5つの重点領域へ集中投下し、売上高の伸長と資本効率の向上を両立させる。
- 02
戦略的M&Aの推進とPMI強化
非連続な成長を実現するため、3ヵ年で50億円以上の投資枠を活用し、重点領域を補完・拡張する戦略的M&Aを継続するとともに、PMIプロセスを標準化しグループシナジーの早期最大化を図る。
- 03
グローバル成長エリアへの集中投資
地政学リスクに対応し、成長著しい東南アジア・インドや堅調な需要が見込まれる米州へ経営資源を集中させ、現地優良パートナーとの協業や現地人材登用(ローカリゼーション)を推進し、各地域に根ざした強固な収益基盤を確立する。
- 04
人材・組織の強化とダイバーシティ推進
次世代リーダーの計画的な育成や多様な人材が能力を発揮できる人事・評価制度を構築し、ワークライフバランスの推進や女性管理職登用拡大により従業員エンゲージメントを高め、「自律型プロ集団」を形成する。
- 05
DXによる業務改革とインテリジェンス経営
全社基幹システムの刷新やデータ活用基盤の整備により業務プロセスを徹底的に効率化し、データに基づく迅速な意思決定を実現する。これにより顧客ニーズへ柔軟かつ迅速に対応できる強靭な組織体制を構築する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で659人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は869万円で、9期前と比べて+20.3%。平均年齢は45.0歳、平均勤続年数は18.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 629 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 634 | — |
| 2019年3月 | 722 | 44.0 | 19.0 | 662 | — |
| 2020年3月 | 745 | 44.0 | 20.0 | 652 | — |
| 2021年3月 | 762 | 45.0 | 20.0 | 633 | — |
| 2022年3月 | 767 | 45.0 | 21.0 | 595 | — |
| 2023年3月 | 773 | 46.0 | 21.0 | 602 | — |
| 2024年3月 | 770 | 46.0 | 21.0 | 589 | — |
| 2025年3月 | 775 | 45.0 | 20.0 | 648 | 309 |
| 2026年3月 | 869 | 45.0 | 18.0 | 659 | 395 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社27社(国内 16 / 海外 11、うち連結子会社 12) を有報から抽出しています。
- 国内オートマックス株式会社東京都板橋区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内プラント・メンテナンス 株式会社東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内日本システム工業株式会社東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社TWD Japan東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外KBK EUROPE GmbHドイツ デュッセルドルフ · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Kyokuto Boeki India Private Limitedインド チェンナイ · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社 ゼットアールシー・ジャパン東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内KBKスチールプロダクツ 株式会社神奈川県平塚市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内KBK Incアメリカ合衆国 インディアナ州 インディアナポリス市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内極東貿易(上海)有限公司中華人民共和国 上海市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Kyokuto Boeki Kaisha Mexico, S.A. de C.V.メキシコ シラオ · 連結子会社議決権100.0%
- 国内サンコースプリング株式会社神奈川県横浜市 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社15社を開く
- ヱトー株式会社(注)2,3神奈川県横浜市100%
- ETO PRECISION(MALAYSIA) SDN.BHD.マレーシア セランゴール100%
- ETO KBK PRECISION OF TAIWAN CO., LTD.台湾 台北100%
- SIAM ETO CO., LTD.タイ バンコク100%
- ETO(HONG KONG) CO., LTD.香港100%
- ETO(SHANGHAI) INTERNATIONAL CO., LTD.中華人民共和国 上海市100%
- ETO INTERNATIONAL TRADE (DALIANFTZ) CO., LTD.中華人民共和国 大連市100%
- ETO SOLUTIONS VIETNAM CO., LTD.ベトナム ハノイ100%
- 株式会社ウエルストン東京都世田谷区100%
- G&P TECH JAPAN株式会社東京都品川区100%
- 株式会社三幸商会(注)2,3名古屋市千種区100%
- 三幸貿易(香港)有限公司香港100%
- 三幸貿易(上海)有限公司中華人民共和国 上海市100%
- Sanko Trading(Vietnam)Co.,Ltd.ベトナム ハノイ100%
- Sanko Trading Thai Commerce Co.,Ltd.タイ バンコク100%
- 調達400万円音響通信装置一式買入海上保安庁 · 2019-11-14
- 調達310万円令和5年度 横浜技調桟橋動態観測機器点検整備国土交通省 · 2023-07-31
- 調達305万円レーザー距離計他購入国土交通省 · 2021-12-23
- 調達295万円東京港大井ふ頭桟橋動態観測機器修理業務国土交通省 · 2015-09-03
- 調達279万円レーザー距離計外購入国土交通省 · 2020-12-15
- 調達270万円【東北地整 湯沢】レーザー距離計ほか購入国土交通省 · 2019-10-04
- 調達270万円【福島】レーザー距離計外購入国土交通省 · 2019-12-12
- 調達126万円再公告 熱硬化性CFRPプリプレグ防衛省 · 2025-01-20
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は645億円、営業利益は26億円。前期と比べると増収増益で、売上が+21.7%、利益が+30.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 660億円 | 645億円 |
| 営業利益 | 23億円 | 26億円 |
| 純利益 | 25億円 | 18億円 |
| 1株あたり配当 | ¥74 | ¥74 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は155億円、営業利益は4億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+53.5%、営業利益は+300.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 119 | — | — | 4 |
| 2024年1Q | 101 | 1 | 1.0 | 2 |
| 2024年2Q | 101 | 2 | 2.0 | 3 |
| 2024年3Q | 107 | 3 | 2.8 | 2 |
| 2024年4Q | 128 | — | — | 5 |
| 2025年2Q | 213 | 8 | 3.8 | 8 |
| 2025年4Q | 317 | 12 | 3.8 | 29 |
| 2026年2Q | 318 | 13 | 4.1 | 9 |
| 2026年4Q | 327 | 13 | 4.0 | 9 |
| 2027年1Q | 155 | 4 | 2.6 | 6 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は416億円から645億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は4.0%。売上は4期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 「オートマックス株式会社」(現・連結子会社)の全株式を取得し子会社化 | |||||
| 2013年3月 | 416 | — | 5 | — | 2 |
| 2014年3月 | 478 | — | 11 | — | 11 |
| 「ヱトー株式会社」(現・連結子会社)の株式(59.5%)を取得し子会社化 | |||||
| 2015年3月 | 490 | — | 9 | — | 8 |
| 2016年3月 | 662 | — | 14 | — | 22 |
| 2017年3月 | 596 | — | 16 | — | 11 |
| 「プラント・メンテナンス株式会社」(現・連結子会社)の全株式を取得し子会社化 | |||||
| 2018年3月 | 621 | — | 15 | — | 15 |
| 2019年3月 | 680 | — | 20 | — | 13 |
| 2020年3月 | 604 | — | 8 | — | 2 |
| 2021年3月 | 574 | — | 7 | — | 3 |
| 「株式会社TWD Japan」(現・連結子会社)を設立(設立時出資比率70%) | |||||
| 2022年3月 | 397 | — | 13 | — | 8 |
| 「ヱトー株式会社」がベトナムに現地法人「ETO SOLUTIONS VIETNAM CO.,LTD.」(現・連結子会社)を設立 | |||||
| 2023年3月 | 427 | — | 15 | — | 10 |
| 台北支店を、「衛藤實業股份有限公司」(現・連結子会社)に統合し、商号を「衛藤極貿實業股份有限公司」に変更 | |||||
| 2024年3月 | 437 | — | 15 | — | 12 |
| 連結子会社「ファーレ株式会社」を吸収合併 | |||||
| 2025年3月 | 530 | 20 | 25 | 3.8 | 37 |
| 2026年3月 | 645 | 26 | 28 | 4.0 | 18 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高645億円のうち、営業利益として残るのは26億円で4.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は18億円、売上の2.8%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金81.6%526億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.4%93億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.0%26億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが51億円、投資CFが4億円で、差し引きのフリーCFは55億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は98億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | −10 | 4 | 2 | −6 | 31 |
| 2014年3月 | 15 | −3 | −14 | 12 | 30 |
| 2015年3月 | 18 | −3 | −5 | 15 | 40 |
| 2016年3月 | 17 | 9 | 0 | 26 | 66 |
| 2017年3月 | 20 | 1 | −17 | 21 | 70 |
| 2018年3月 | 11 | 4 | −10 | 15 | 76 |
| 2019年3月 | 21 | 1 | −21 | 22 | 76 |
| 2020年3月 | 9 | −8 | −1 | 1 | 79 |
| 2021年3月 | 6 | 0 | −14 | 6 | 73 |
| 2022年3月 | −5 | 10 | −6 | 5 | 75 |
| 2023年3月 | 16 | 0 | −17 | 16 | 78 |
| 2024年3月 | −10 | 4 | −5 | −6 | 71 |
| 2025年3月 | −8 | 2 | 11 | −6 | 84 |
| 2026年3月 | 51 | 4 | −43 | 55 | 98 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は595億円。このうち返さなくてよい自己資本が318億円で、自己資本比率は53.5%(業種中央値50.6%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 319 | 119 | 200 | 37.3 |
| 2014年3月 | 350 | 137 | 213 | 39.1 |
| 2015年3月 | 376 | 155 | 221 | 41.3 |
| 2016年3月 | 490 | 203 | 287 | 40.2 |
| 2017年3月 | 492 | 217 | 275 | 42.8 |
| 2018年3月 | 521 | 233 | 288 | 44.4 |
| 2019年3月 | 543 | 233 | 310 | 42.8 |
| 2020年3月 | 479 | 221 | 258 | 46.2 |
| 2021年3月 | 518 | 223 | 295 | 43.0 |
| 2022年3月 | 455 | 226 | 229 | 49.7 |
| 2023年3月 | 445 | 236 | 209 | 52.9 |
| 2024年3月 | 496 | 257 | 239 | 51.7 |
| 2025年3月 | 580 | 294 | 287 | 50.6 |
| 2026年3月 | 595 | 318 | 277 | 53.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
卸売業 284社との比較
同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で284社中19位あたり、逆に低いのはROEで284社中204位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,786で、1年前と比べて+7.7%。過去52週の値幅のなかでは20%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 11.8倍 |
| PER (会社予想) | 8.8倍 |
| PBR | 0.65倍 |
| 配当利回り | 4.14% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月に入り上昇基調を強め、8月14日には1854円と1カ月で5.88%上昇しました。25日移動平均線(1780円)を4.2%上回り、75日線も上回っていますが、200日線(1835円)はほぼ同水準です。52週高値2227円に対しては約16.8%下回っており、上値にはまだ距離があります。出来高は7月31日に8.7万株と急増し、その後も5万株前後で推移しています。RSIは76.9と買われすぎ圏にあり、短期的な過熱感が警戒されます。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)。
PERが12.22倍と業界平均の18.16倍を下回り、PBRも0.67倍と1倍を切っています。配当利回りは3.99%と業界平均の2.92%を上回り、株主還元は手厚いです。ROEは6%と低くはないものの、直近の利益は減少しており、将来予想PERは9.1倍とさらに低く、成長への期待は限定的です。割安ではあるが収益の安定性に懸念があります。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 11.8倍 | 17.9倍 |
| PER (予想) | 8.8倍 | — |
| PBR | 0.65倍 | 1.24倍 |
| ROE | 6.0% | 8.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
極東貿易の投資論点は、成長の持続性と収益性の改善が焦点。強気派は売上高の大幅拡大(2025年3月期に前年比+21%超)や営業利益率の上昇を評価し、産業機械需要の増加や新興国向けプラント輸出が追い風とみる。一方、弱気派は純利益の変動が大きく(2025年3月期37億円→2026年3月期18億円予想)、為替や市況変動の影響を受けやすいこと、営業利益率が大手商社に比べて低いことを懸念する。また、PBR0.67倍と割安に見えるが、ROE6%と資本効率が高いとは言えず、成長鈍化リスクを指摘する声もある。
- 売上高の急拡大
2025年3月期売上高530億円、前年比21%増。需要拡大を反映。
- 営業利益率の改善
営業利益率は2025年3月期3.77%、前年から上昇基調。
- 割安なバリュエーション
PBR0.67倍、予想PER12.2倍。株主還元も利回り4%超。
- 売上高645億円と前期比21.7%増加決算発表後影響中
売上高は530億円から645億円に拡大、増収が寄与。
- 営業利益26億円と前期比30%増加決算発表後影響中
営業利益は20億円から26億円に増加、利益率も4.03%に改善。
- 予想PER9.1倍は実績12.22倍から大幅改善決算発表後影響中
予想PER9.1倍は実績PER12.22倍を下回り、来期の増益期待が高い。
- 配当利回り3.99%の株主還元継続影響弱
配当利回り3.99%、利回り志向の資金を呼び込む。
- 純利益の急減予想
2026年3月期純利益18億円と前年半減予想。収益の不安定さ。
- 低い資本効率
ROE6%と低く、成長性に疑問。PBR割安は正当化されない可能性。
- 市況変動の影響
商社は市況や為替の影響を受けやすく、業績変動リスク。
- 純利益は前期比半減の18億円決算発表後影響中
純利益は37億円から18億円に半減、最終損益が悪化。
- 営業利益率4.03%と低い収益力継続影響弱
営業利益率4.03%、売上高に比して収益力が低い。
- ROE6%と資本効率の低さ継続影響弱
ROE6%、PBR0.67倍と割安だが資本効率が課題。
- 株価は1年で15.25%上昇し過熱感継続影響弱
株価上昇率15.25%、短期的な上昇ピッチが速い。
- 営業利益率
- 収益性の改善が続くか確認。3.77%から4%超えが焦点。
- 純利益の推移
- 2026年予想の大幅減益が実績でどうなるか。
- 海外売上比率
- 海外展開の進捗と成長の持続性を測る指標。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり74円で、前期から+5.7%。いまの株価に対する利回りは4.14%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 18 | — | 35.5 |
| 2018年3月 | 25 | 42.9 | 39.5 |
| 2019年3月 | 28 | 10.0 | 27.6 |
| 2020年3月 | 30 | 9.1 | 74.2 |
| 2021年3月 | 30 | 0.0 | 83.6 |
| 2022年3月 | 65 | 116.7 | 427.1 |
| 2023年3月 | 82 | 25.4 | 113.1 |
| 2024年3月 | 94 | 14.7 | 84.1 |
| 2025年3月 | 70 | −25.1 | 96.3 |
| 2026年3月 | 74 | 5.7 | 23.9 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥74
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ16,739人。区分でいちばん多いのは個人・その他で58.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が33.1%を占め、残る66.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 41.7 | 46.0 | 55.5 | 58.7 | 59.8 | 58.4 |
| 金融機関 | 24.4 | 22.9 | 26.9 | 25.4 | 27.7 | 24.8 |
| 事業法人 | 8.6 | 8.3 | 8.6 | 8.6 | 8.3 | 8.3 |
| 外国法人 | 24.3 | 19.0 | 6.7 | 5.1 | 2.1 | 4.5 |
| 証券会社 | 1.1 | 3.7 | 2.2 | 2.1 | 2.0 | 3.8 |
| 自己株式 | 5.4 | 5.3 | 5.2 | 5.1 | 2.0 | 1.0 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.2 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 10.99 |
| 02 | みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 IHI口 | 4.86 |
| 03 | 株式会社三菱UFJ銀行 | 3.30 |
| 04 | 株式会社ニレコ | 2.49 |
| 05 | 極東貿易取引先持株会 | 2.33 |
| 06 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 2.11 |
| 07 | 株式会社三井住友銀行 | 1.65 |
| 08 | 藤倉化成株式会社 | 1.57 |
| 09 | 大和証券株式会社 | 1.15 |
| 10 | 極東貿易従業員持株会 | 1.14 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+1865%、1株純資産は14期で+496%。直近期のROEは6.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 8 | 444 | 1.8 | 33.4 | — |
| 2014年3月 | 42 | 512 | 8.7 | 5.2 | 4.9 |
| 2015年3月 | 29 | 580 | 5.2 | 7.8 | 16.8 |
| 2016年3月 | 74 | 610 | 12.5 | 3.1 | 40.3 |
| 2017年3月 | 33 | 651 | 5.2 | 7.1 | 35.5 |
| 2018年3月 | 228 | 3,638 | 6.6 | 10.5 | 39.5 |
| 2019年3月 | 200 | 3,649 | 5.5 | 8.0 | 27.6 |
| 2020年3月 | 35 | 3,610 | 1.0 | 36.7 | 74.2 |
| 2021年3月 | 45 | 3,622 | 1.3 | 33.0 | 83.6 |
| 2022年3月 | 64 | 1,839 | 3.5 | 17.3 | 427.1 |
| 2023年3月 | 83 | 1,912 | 4.4 | 18.2 | 113.1 |
| 2024年3月 | 94 | 2,084 | 4.7 | 21.9 | 84.1 |
| 2025年3月 | 302 | 2,402 | 13.5 | 5.2 | 96.3 |
| 2026年3月 | 152 | 2,644 | 6.0 | 12.2 | 23.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額144百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 佐久間慎治 | 代表取締役社長 社長執行役員 営業統括本部長 | 63 | 293 |
| 八田忠道 | 取締役 常務執行役員 コーポレート統括本部長 コーポレート部門長 | 60 | 47 |
| 岡田義也 | 取締役 | 69 | 509 |
| 藤野隆 | 取締役 | 70 | 30 |
| 前田英彦 | 取締役 常勤監査等委員 | 66 | 77 |
| 貝塚光啓 | 取締役 監査等委員 | 56 | — |
| 日高真理子 | 取締役 監査等委員 | 65 | — |
| 岡田晃一 | 取締役 常務執行役員 機械部品部門長 | 57 | 11 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 72 | 18 | 106 | 27 |
| 社外取締役 | 3 | 21 | — | 21 | 7 |
| 取締役(社内) | 1 | 17 | — | 17 | 17 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容352字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,659字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,093字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,940字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第106期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-22
- 半期報告書半期報告書-第106期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第105期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-24
- 半期報告書半期報告書-第105期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第104期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-19
- 四半期報告書四半期報告書-第104期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第104期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第104期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第103期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-22
- 四半期報告書四半期報告書-第103期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第103期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第103期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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