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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

ニチモウ

NICHIMO CO.,LTD.8091 · Prime · 卸売業

水産商社からスタートし、食品・海洋資材・機械・資材・健康食品・物流へ事業多角化。鮮魚・魚卵・すりみの加工・輸入販売が主力。

概要

ニチモウは1919年創業の水産物中心の総合商社である。2025年3月期の連結売上高は1339億円、従業員1036人。マグロやサケなどの鮮凍魚から魚卵、すり身まで幅広く扱い、国内水産物卸でトップクラスのシェアを持つ。漁網・ロープ製造や食品加工機械、包装資材など水産業のサプライチェーン全体をカバーする。1962年に東証二部上場、現在は東証プライム市場に上場。本社は東京都品川区。

売上高の約64%を占める食品事業

食品事業は鮮凍魚、魚卵、すり身を中心に扱う。子会社ニチモウフーズやはねうお食品が加工を担当し、海外からの輸入も行う。2025年3月期の同事業売上高は898億円、セグメント利益16.6億円。カニや北方凍魚の販売が好調だが、原料高や製造コスト上昇が利益を圧迫する。業務用・外食向けに強固な販路を持ち、インバウンド需要を取り込む。すり身部門は南米生産の遅れで低迷した。

漁網製造と養殖資材で水産業を支える海洋事業

海洋事業は漁網・ロープの製造・販売が中核。子会社北海道ニチモウ、西日本ニチモウ、ノールイースタントロールシステムズ(米国)が製造を担う。2025年3月期の売上高は245億円、セグメント利益10.7億円。まき網用漁具や陸上ネットの販売が堅調で、養殖用生簀や関連機材も伸長。海外では米国子会社が漁網市場で存在感を持つ。船舶機器や航海計器も扱い、造船需要を取り込む。

食品加工機械から健康食品まで広がる事業領域

機械事業は子会社ビブンやソーエーが製造するすり身製造機やかまぼこ製造機を販売。2025年3月期売上134億円、利益14.3億円。海外販売も展開する。資材事業は合成樹脂や包装資材、農畜資材を扱い、92億円の売上。バイオティックス事業は発酵大豆製品の健康食品をニチモウバイオティックスが製造販売、2.9億円。物流事業はグループ内物流を担う。

国内外20社超のグループで水産バリューチェーンを構築

連結子会社はニチモウフーズ、北海道ニチモウ、ノールイースタントロールシステムズなど約20社。持分法適用会社には日本サン石油(石油製品販売)、日本測器、日本船燈がある。中期経営計画「第140期Breaking Through Toward 2028」では、2028年3月期に売上高1550億円、営業利益43億円、ROE10%以上を目標に掲げる。食品・海洋・機械・資材の4事業連携を強みとする。

業界の中での役割は水産・海洋関連商社(食品・資材・機械の専門商社)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,398億円
営業利益
28億円
営業利益率
2.0%
純利益
22億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01食品(水産加工品)主力

鮮凍魚、魚卵、すり身等の水産物の加工・輸入・販売。子会社による加工品、海外からの輸入品を当社及び子会社で販売。

主な製品・サービス3
鮮凍魚
生鮮及び冷凍の魚介類。
魚卵
いくら、たらこ、すじこ等の魚卵製品。
すり身
かまぼこ等の原料となる魚肉すり身。

02海洋(漁業資材・船舶機器)主力

漁網・ロープ類の製造、漁具の仕立・修理、養殖用資材、船舶機器等の販売。子会社が製造を担当し、当社及び子会社で販売。

主な製品・サービス3
漁網・ロープ
各種漁網、ロープ、結束材等の製造・販売。
船舶機器
航海計器、船灯、係留具等の船舶用機器の販売。
養殖用資材
生簀、網、餌等の養殖関連資材。

03機械(食品加工機械)準主力

子会社及び取引先で製造した食品加工機械(魚肉練り製品製造機、冷凍食品製造機等)を販売。

主な製品・サービス1
食品加工機械
すり身製造機、かまぼこ製造機、冷凍食品製造ライン等の食品加工機械。

04資材(合成樹脂・包装・農畜資材)準主力

合成樹脂、包装資材、農畜資材の販売。

主な製品・サービス3
合成樹脂
工業用プラスチック原料、成形品等。
包装資材
食品包装用フィルム、袋、容器等。
農畜資材
農業用資材、飼料等。

05バイオティックス(健康食品)副次

発酵大豆製品(納豆菌発酵物等)を子会社で製造し、健康食品と共に販売。

主な製品・サービス2
発酵大豆製品
納豆菌発酵物等を原料とする健康食品。
健康食品
サプリメント等の健康関連商品。

06物流副次

連結子会社において物流・運送サービスを提供。

主な製品・サービス1
物流サービス
輸送、保管、配送等の物流サービス。

07その他(人材派遣・不動産・石油製品販売)その他

人材派遣業、不動産業(日網興産)、石油製品販売(日本サン石油)。

製品と技術

鮮凍魚と魚卵—水産物卸の中核製品群

鮮凍魚ではマグロ、サケ、ホッケ、カニなどを扱い、業務用・外食向けに販売。北方凍魚は中国向け輸出が好調。魚卵ではたらこ、いくら、すじこが主力で、量販店向けに販売する。加工は子会社ニチモウフーズが担当。2025年3月期、鮮凍水産物部門はカニや北方凍魚の増収により売上を伸ばしたが、原料高で利益は横ばいだった。

漁網・ロープ—海洋事業の基盤製品

まき網や曳網などの漁網、ロープ・結束材を製造販売。子会社ノールイースタントロールシステムズ(米国)が陸上ネットなども手掛ける。養殖用生簀や網、餌などの養殖資材も扱う。近年は環境対応としてバイオ漁網やリサイクルネットを開発。2025年3月期の海洋事業売上は245億円で、まき網用資材や養殖機材が伸長した。

食品加工機械—すり身から冷凍食品まで対応

子会社ビブンとソーエーが製造するすり身製造機、かまぼこ製造機、冷凍食品製造ラインを販売。国内の設備投資需要に加え、米国やアジア向け輸出も行う。2025年3月期の機械事業売上は134億円。前年の大型案件反動で減少したが、海外販売は円安を追い風に堅調だった。

発酵大豆健康食品—バイオティックス事業の看板製品

納豆菌発酵物を原料とする健康食品をニチモウバイオティックスが製造。医療関係者向けや通信販売で販売する。2025年3月期の同事業売上は2.89億円と小規模だが、健康志向の高まりを背景に展開。発酵大豆製品は独自技術であり、水産以外の分野での成長を狙う。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

水産物卸で国内強み、低収益率

ニチモウは水産物・加工食品を主力とする専門商社。卸売業界内では特定業界に特化したミドルプレイヤーであり、同業のリョーサン菱洋ホールディングス(電機)やオルバヘルスケアホールディングス(ヘルスケア)のような専門性は持つが、規模は中程度。2025/3期の売上高1,339億円に対し営業利益率は2.24%と低く、収益性が課題。水産物は国内需要に依存するため、人口減少で市場縮小のリスクがある。一方、高千穂交易のようなIT商社とは異なる事業基盤で差別化。

強み

  • 水産物卸で長年の経験とネットワークを持ち、業界内で一定の地位を確立。
  • 2024~26年度の売上高が1,278→1,398億円と緩やかながら成長傾向。
  • 水産加工品など付加価値商品を扱い、総合食品商社としての幅を持つ。
  • 国内の水産加工業者や流通業者との取引を長年にわたり継続。

課題

  • 営業利益率が2%台と低く、コスト構造や付加価値向上が急務。
  • 人口減少で水産物需要が減少傾向にあり、成長余地が限定的。
  • 海外展開が限定的で、内需依存から脱却できていない。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

商社・卸売の時価総額近傍。太字がニチモウ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18070東京産業284億円10.3倍
28007高島276億円22.3倍
36089ウィルグループ271億円11.6倍
43388明治電機工業271億円9.5倍
52933紀文食品256億円23.2倍
68091ニチモウ219億円9.4倍
78093極東貿易217億円11.8倍
83154メディアスホールディングス178億円18.9倍
98142トーホー157億円10.0倍
107466SPK151億円10.8倍
112884ヨシムラ・フード・ホールディングス151億円16.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(商社・卸売)に従っています。

会社の歴史

沿革 23件

高津商会として創業し漁網船具会社に成長した1919〜1940年

1919年8月、株式会社高津商会として設立。翌1920年6月に日本漁網船具株式会社へ社名変更し、漁網や船具の製造販売を本格化する。1921年1月には新地工場が完成。1940年4月、本社を東京市麹町区丸の内の丸の内ビルに移転し、首都での営業基盤を固めた。創業期から漁業資材分野で地歩を築いた。

戦後に石油事業へ進出し多角化した1949〜1958年

1949年4月、石油元売業者の指定を受け、燃料事業に参入。1957年1月、事業目的に石油化学製品や石炭の販売を追加。1958年6月には日本特殊製綱の株式過半を取得し、製綱事業を傘下に収める。同年11月、東亜燃料工業などと共同で日網石油精製を設立し、石油精製にも進出。水産資材から石油へ事業領域を広げた。

上場を機に石油部門を分離し社名をニチモウに変更した1962〜1972年

1962年5月、東京証券取引所市場第二部に株式上場。1967年4月には第一部銘柄に指定される。1972年2月、石油部門を分離してキグナス石油を設立(50%出資)し、同時に商号をニチモウ株式会社に変更。これにより、水産・機械・資材に経営資源を集中する体制へ転換した。同年には事業目的を大幅に拡充し、食品や不動産など多角化を図った。

1970〜80年代に子会社を設立し製造機能を分離

1977年8月、加工食品子会社のはねうお(現ニチモウフーズ)を設立。同年11月には下関小月工場が完成した。1980年2月、事業目的に食品加工機械の製造販売を追加。1985年2月には餌料や養殖事業を追加。1994年7月、下関工場を閉鎖し、ニチモウプロダクツに営業譲渡。製造機能を子会社に移管し、商社機能に特化し始めた。

1990年代に米国漁網メーカーを買収し海外展開を加速

1995年6月、米国シアトルにニチモウアメリカを設立。同年、米国最大の漁網メーカーであるノールイースタントロールシステムズを買収し、子会社化した。1997年3月、ニチモウアメリカとノールイースタントロールシステムズを合併し、現法人に商号変更。これにより北米市場での漁網製造基盤を獲得し、グローバルサプライチェーンを構築した。

2000年代以降は中期計画で水産総合商社への再編を推進

2010年代は売上高1000億円前後で推移し、2019年3月期には27億円の当期純損失を計上するなど収益が変動した。2025年3月期には売上高1339億円、営業利益30億円まで回復。2025年策定の「第140期中期経営計画」では、2028年3月期に売上高1550億円、営業利益43億円を目標とし、養殖や環境対応製品など次世代水産業への投資を加速している。

年表23件を開く

1910年代

  • 1919年8月㈱高津商会を設立。

1920年代

  • 1920年6月日本漁網船具㈱に社名を変更。
  • 1921年1月新地工場完成。

1940年代

  • 1940年4月本社を東京市(東京市麹町区丸の内、丸の内ビル)に移転。
  • 1949年4月石油元売業者の指定を受く。

1950年代

  • 1957年1月商号変更事業目的のうち石油類の販売を石油の精製、加工及び販売に変更、石油化学製品の製造、加工及び販売、石炭その他燃料の販売を追加。
  • 1958年6月日本特殊製綱㈱(1938年7年設立)株式の過半を取得する。(当社56.9%出資)
  • 1958年11月日網石油精製㈱を設立(当社30%、東亜燃料工業㈱(現東燃ゼネラル石油㈱)50%、日本水産㈱20%の出資)。(1995年3月全株式を東燃ゼネラル石油㈱に売却)

1960年代

  • 1962年1月事業目的に肥料、合成樹脂、食品、農薬、医薬品、化学工業薬品の販売を追加。
  • 1962年5月上場東京証券取引所市場第二部に株式上場。
  • 1966年8月本社を東京都千代田区大手町に移転。
  • 1967年1月事業目的に火薬品の販売を追加。
  • 1967年4月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。
  • 1967年12月森製綱㈱を設立。(当社50%、日本特殊製綱㈱50%出資)

1970年代

  • 1972年2月石油部門を分離、キグナス石油㈱を設立。(当社50%、東燃ゼネラル石油㈱50%の出資)ニチモウ㈱に社名を変更。
  • 1973年1月商号変更事業目的に船舶用品の販売、空気調整装置、公害防止装置、医療機器、救命器具の販売及び整備、木製品、紙製品、繊維製品、食品(魚介類、食肉類、乳製品を含む)、酒類、酒精、飲料(酒精含有飲料を含む)、毒物、劇物、医療部外品、高圧ガスの加工及び販売、建築、土木の設計及び請負、倉庫業及び冷凍、冷蔵業、不動産の売買、賃貸借及び管理業、動産の賃貸業及びその仲介業、事業目的に掲げる問屋業及び代理業、損害保険代理業、自動車損害賠償保障法に基づく保険代理業及び生命保険代理業を追加。石油の精製、石油化学製品の製造、加工及び販売を石油、石油化学製品の加工及び販売に変更、無線通信機の販売及び修理を電子機器の販売及び整備に変更。鉄材その他一般金物の販売を鉄鋼、非鉄金属、建築資材の加工及び販売に変更、石炭その他燃料の販売を燃料の加工及び販売に変更。
  • 1977年8月㈱はねうお(現ニチモウフーズ㈱)を設立。(当社100%出資、連結子会社)
  • 1977年11月下関小月工場完成。(下関工場)

1980年代

  • 1980年2月事業目的に漁業用機械並びに食品加工機械の製造及び販売を追加。
  • 1985年2月事業目的に餌料、海洋レジャー用品の加工及び販売、魚介類の増殖及び養殖に関する事業を追加。

1990年代

  • 1994年7月下関工場を閉鎖し、㈱ニチモウプロダクツ(1994年4月設立当社100%出資)に営業を譲渡。
  • 1995年6月M&AニチモウアメリカINC.を米国シアトル市に設立し、米国最大の漁網メーカーであるノールイースタントロールシステムズINC.を買収、ニチモウアメリカINC.の子会社とした。
  • 1997年3月M&AニチモウアメリカINC.が子会社ノールイースタントロールシステムズINC.と合併し、現ノールイースタントロールシステムズINC.(当社100%出資、連結子会社)に商号変更した。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2028年3月期まで1,550億円
  • 連結営業利益2028年3月期まで43億円
  • 連結経常利益2028年3月期まで45億円
  • ROE2028年3月期まで10%以上
  • ROIC2028年3月期まで4.5%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    水産物バリューチェーンの拡大

    食品事業において、原料調達から製造・販売までの一貫体制を整備し、徹底した品質管理のもと販売力と加工能力を強化することで、水産物バリューチェーンの量的拡大を推進する。

  2. 02

    次世代水産業への支援強化

    海洋事業において、バイオ漁網やリサイクルネット、養殖などの持続可能で次世代型の水産業へのサポートサービスを強化する。

  3. 03

    水産サプライチェーンからのサービス拡大

    機械・資材事業において、水産業のサプライチェーンから発展した領域へサービスを拡大し、海外への食品加工機器提供や食品包装販売を加速する。

  4. 04

    リスク管理とガバナンス体制の整備

    リスク管理や法令遵守を徹底するとともに、コーポレート・ガバナンス体制の整備や財務体質の改善を図り、安定的な企業運営を維持する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,036人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は842万円で、9期前と比べて+18.1%平均年齢は41.0歳、平均勤続年数は16.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,136
2018年3月1,152
2019年3月71342.017.1933
2020年3月73142.017.1979
2021年3月72342.017.1979
2022年3月74842.017.1980
2023年3月75342.017.1998
2024年3月76241.117.01,043
2025年3月85141.016.11,050286
2026年3月84241.016.01,036270

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率2.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)64.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社22(国内 22 / 海外 0、うち連結子会社 16) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社・工場 — 北海道紋別市2,773百万円
食品事業
本社・ベインブリッジ工場 — アメリカ合衆国 ワシントン州ベインブリッジ市1,152百万円
海洋事業
本社 — 東京都品川区954百万円
海洋・食品・資材・機械・その他 全社共通
本社・工場 — 山口県下関市633百万円
海洋事業
本社・工場 — 福岡県大野城市525百万円
食品事業
本社・工場 — 広島県福山市353百万円
機械事業
仙台支店 — 宮城県 仙台市青葉区281百万円
海洋事業 食品事業
森工場 — 北海道茅部郡森町175百万円
海洋事業
清末工場 — 山口県下関市154百万円
海洋事業
本社・工場 — 福岡県宗像市144百万円
食品事業
ほか3件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    北海道ニチモウ㈱(注)6
    北海道函館市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    西日本ニチモウ㈱(注)4、6
    山口県下関市 · 連結子会社
    議決権99.9%
  • 国内
    ㈱ニチモウワンマン(注)4、6
    山口県下関市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ニチモウマリカルチャー(注)6
    福岡県福岡市 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ニチモウフーズ㈱(注)6、7
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    はねうお食品㈱(注)4、6
    山口県下関市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ヤマイチ水産(注)6
    北海道紋別市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    マルキユー食品㈱(注)6
    福岡県大野城市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱小樽フーズ(注)4
    北海道小樽市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ちかえフーズ(注)6
    福岡県宗像市 · 連結子会社
    議決権80.0%
  • 国内
    オホーツクニチモウ㈱(注)4、6
    北海道紋別市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ビブン(注)6
    広島県福山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社10社を開く
  • ㈱ソーエー(注)5石川県能美市100%
  • ニチモウバイオティックス㈱(注)6東京都港区100%
  • ニチモウロジスティクス㈱(注)4、6福岡県福岡市 博多区90%
  • 日網興産㈱東京都品川区100%
  • ノールイースタントロールシステムズINC. (注)3アメリカ合衆国 ワシントン州 ベインブリッジ市100%
  • ニチモウインターナショナルINC. (注)6アメリカ合衆国 ワシントン州 ベルビュー市100%
  • 日本サン石油㈱東京都千代田区45%
  • 日本測器㈱兵庫県神戸市 中央区38%
  • 日本船燈㈱埼玉県春日部市45%
  • フィッシュファームみらい(同) (注)6福岡県豊前市39%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,398億円営業利益28億円前期と比べると増収減益で、売上が+4.4%、利益が-6.7%。

売上高
+4.4%
1,398億円
営業利益
-6.7%
28億円
純利益
-18.5%
22億円
営業利益率
2.0%
前期比 -0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,450億円1,398億円
営業利益32億円28億円
純利益26億円22億円
1株あたり配当¥100¥100

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は378億円、営業利益は8億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+20.4%、営業利益は+14.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q2551
2024年1Q31472.27
2024年2Q29951.74
2024年3Q401123.010
2024年4Q2642
2025年2Q616121.911
2025年4Q723182.516
2026年2Q670162.413
2026年4Q728121.69
2027年1Q37882.17

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は999億円から1,398億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は2.0%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月99987
2014年3月1,036−1−2
2015年3月1,08752
2016年3月1,092146
2017年3月1,140159
2018年3月1,186116
2019年3月1,28823−27
2020年3月1,1792324
2021年3月1,1332415
2022年3月1,1553628
2023年3月1,2683224
2024年3月1,2782623
2025年3月1,33930362.227
2026年3月1,39828302.022

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,398億円のうち、営業利益として残るのは28億円2.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は22億円、売上の1.6%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金91.1%1,274億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金6.9%96億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.0%28億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
8.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.2pt
2.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.9pt
1.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.3pt
6.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−12億円、投資CFが−10億円で、差し引きのフリーCFは−22億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は64億円で、売上の0.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月116101756
2014年3月−22−1317−3532
2015年3月2−811−639
2016年3月7−83−140
2017年3月49−7−344247
2018年3月−6−924−1556
2019年3月39−8−333154
2020年3月17−9−9853
2021年3月64−13−115193
2022年3月−55−2442−7956
2023年3月9−1316−469
2024年3月6613−737977
2025年3月−13−2012−3355
2026年3月−12−1030−2264

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は905億円。このうち返さなくてよい自己資本が343億円で、自己資本比率は37.8%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月57814143723.5
2014年3月58012445621.1
2015年3月61914147822.4
2016年3月61912149819.5
2017年3月61114546623.6
2018年3月68714554220.9
2019年3月65114850322.6
2020年3月62215546724.8
2021年3月65217347926.4
2022年3月74920154826.6
2023年3月78624154530.6
2024年3月81128352834.9
2025年3月83130252936.4
2026年3月90534356337.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
69億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
212億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
307億円
在庫として抱えている分
負債合計
563億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
39
/ 100
安定性自己資本比率25 / 40
収益力営業利益率4 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り284社中62位あたり、逆に低いのは自己資本比率284社中221位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.8%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.0%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
37.8%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.4%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.1%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,436で、1年前と比べて-3.9%過去52週の値幅のなかでは54%の位置にある。

¥2,436-0.9%1ヶ月+3.2%1年-3.9%時価総額219億円
過去52週の値幅
安値¥2,092高値¥2,730

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.4倍
PER (会社予想)7.9倍
PBR0.59倍
配当利回り4.11%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は2406円で、25日移動平均線2344.48円を上回る。1ヶ月で3.57%上昇し、52週高値2730円には依然乖離があるものの、75日線や200日線を上回る強いトレンド。出来高は8月10日に38100株と急増する場面があり、需給の厚みが増している。RSIは65.09とやや過熱感も見られる。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER9.24倍は業界平均18.16倍を大きく下回り、PBR0.59倍も平均1.25倍の半分以下で、割安感が強い。配当利回り4.16%は平均2.92%を上回り、株主還元も厚い。ROE6.8%は低めだが、直近の売上高増収と経常利益率2%台を踏まえれば、収益性改善の余地がある。割安だが、ROEの低さや営業利益率の低水準が続けばバリュエーションの正当化は難しい。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.4倍17.9倍
PER (予想)7.9倍
PBR0.59倍1.24倍
ROE6.8%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

水産需要は堅調で、資源高と円安が収益に与える影響が焦点。強気派は海外需要拡大と養殖事業の成長を評価し、弱気派は資源制約による仕入高騰と販売価格への転嫁遅れを懸念。26/3期は増収も営業利益率は横ばい見込み。資源管理の強化と高付加価値化ができるかが論点。

プラスに働く材料7
  • 海外需要

    世界的な水産物需要拡大で輸出・海外販売が伸長。

  • 養殖投資

    養殖事業の拡大で安定的な供給源を確保。

  • 販売網

    外食・中食向けの強固な販路が底堅い需要を支える。

  • 予想PER7.8倍、純利益28億円へ回復決算発表後影響

    実績PER9.24倍に対し予想PER7.8倍。純利益は22億円から28億円規模への増益期待

  • 売上高は3期連続増加通年影響

    売上高1278→1339→1398億円。増収基調が続き底堅さを支える

  • 配当利回り4.16%と高水準継続影響

    配当利回り4.16%。純利益22億円に対する配当性向は約41%と安定

  • PBR0.59倍と1倍割れ修正不定影響

    PBR0.5903倍。ROE6.8%でも自己資本が時価の1.7倍ある資産株としての魅力

マイナスに働く材料7
  • 資源高

    漁獲量減少で仕入価格が上昇し、利益を圧迫。

  • 転嫁困難

    競争が激しく、販売価格へ転嫁しきれない。

  • 海外依存

    為替変動や現地リスクで収益が不安定化。

  • 2026/3期は純利益18%減通年影響

    営業利益30→28億円、純利益27→22億円(▲18.5%)。減益で業績モメンタムが後退

  • 営業利益率2%と薄利多売継続影響

    売上高1398億円に対し営業利益28億円、利益率2.0%。仕入れ価格変動で増減幅が大きい

  • 増収効果が利益に結びつかず通年影響

    売上高は前期比+4.4%だが営業利益は▲2.4%。原価高で収益性が悪化している

  • 外国所有5.93%と低い継続影響

    外国所有比率5.93%は低水準。海外資金の流入による需給改善が期待しにくい

次の決算で確かめる点
営業利益率
仕入高騰時の収益性維持を確認。
海外売上比率
成長戦略の進捗尺度。
マグロ取扱量
主力商品の市況動向を反映。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり100で、前期から+3.1%いまの株価に対する利回りは4.11%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥100
1株あたり
配当利回り
4.11%
いまの株価に対して
配当性向
74.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2518.4
2018年3月250.0
2019年3月250.0
2020年3月50100.022.1
2021年3月25−50.082.7
2022年3月50100.022.5
2023年3月8060.033.5
2024年3月9012.566.5
2025年3月977.857.8
2026年3月1003.174.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥100

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ9,028人。区分でいちばん多いのは個人・その他59.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が32.8%を占め、残る67.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他47.646.444.953.258.859.2
事業法人15.816.217.918.119.721.2
金融機関27.428.822.617.713.111.6
外国法人5.56.48.27.26.15.8
自己株式9.19.25.35.05.04.8
証券会社3.72.36.33.62.22.0
外国人個人0.00.00.00.10.20.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01朝日生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)7.22
02中村 格彰7.12
03株式会社渡辺冷食6.05
04株式会社ニッスイ2.66
05ニチモウ取引先持株会2.34
06みずほ信託銀行株式会社退職給付信託みずほ銀行口再信託受託者株式会社日本カストディ銀行2.23
07竹村 渉2.01
08株式会社極洋1.88
09株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.45
10DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.28

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-04-13
    株式会社渡辺冷食
    新規の大量保有報告
    6.58%
    +1.36pt
  • 2026-04-13
    株式会社渡辺冷食
    変更報告
    6.58%
    +1.36pt
  • 2026-04-13
    株式会社渡辺冷食
    新規の大量保有報告
    6.58%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1115%、1株純資産は14期で+922%。直近期のROEは6.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月213995.59.231.3
2014年3月−6359
2015年3月74081.828.632.6
2016年3月173544.510.2
2017年3月2694,2346.96.718.4
2018年3月1774,2254.210.1
2019年3月−7904,310
2020年3月3452,24315.72.422.1
2021年3月2172,5109.14.982.7
2022年3月4032,91614.83.622.5
2023年3月3413,07911.14.633.5
2024年3月2833,4009.08.566.5
2025年3月3203,6269.16.057.8
2026年3月2604,0766.89.674.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額237百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
松本和明代表取締役 会長729,800
青木信也代表取締役 社長執行役員644,600
土田祥之取締役 常務執行役員 食品事業部門管掌658,300
諏訪部俊彦取締役 常務執行役員 海洋・機械・資材事業部門管掌663,700
福井豊取締役 執行役員 大阪支店長607,200
小島章伸取締役 執行役員 管理部門担当591,300
山本敏夫取締役(常勤監査等委員)685,900
菊池達也取締役(監査等委員)6711,200
平田淳取締役(監査等委員)713,600
明石仁成取締役(監査等委員)661,100
吉江由美子取締役(監査等委員)61900
中山一郎取締役(監査等委員)69
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
野村勉取締役(監査等委員)67

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)8145411720526
社外取締役419195
取締役(社内)1131313

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容661字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループが営んでいる主な事業内容は、以下の通りですが、セグメントは同じ区分としております。 食品事業   鮮凍魚・魚卵・すり身を中心に取り扱っておりますが子会社による加工、海外子会社よりの輸入を行い、当社及び子会社において販売しております。 ニチモウフーズ㈱ はねうお食品㈱ 他 海洋事業   子会社が漁網・ロープ類の製造、漁具の仕立・修理を行い、他の漁業資材・養殖用資材・船舶機器と共に当社及び子会社において販売しております。 北海道ニチモウ㈱ 西日本ニチモウ㈱ ㈱ニチモウワンマン ㈱ニチモウマリカルチャー 日本測器㈱ 日本船燈㈱ ノールイースタントロールシステムズINC.他 機械事業   子会社並びに主要な取引先で製造を行った食品加工機械等を、当社及び子会社で販売しております。 ㈱ビブン ㈱ソーエー 資材事業   合成樹脂、包装資材及び農畜資材を当社で販売しております。 バイオティックス事業   発酵大豆製品を子会社で製造し、健康食品と共に販売しております。 ニチモウバイオティックス㈱ 物流事業   物流及び運送サービスを行っております。 ニチモウロジスティクス㈱ その他   日網興産㈱は人材派遣業及び不動産業を営んでおります。 日本サン石油㈱は石油製品の販売を行っております。 (注) 1 ※は連結子会社です。 2 ★は関連会社です。 3 無印は非連結子会社です。 4 関連会社のうち、日本サン石油㈱、日本測器㈱、日本船燈㈱、フィッシュファームみらい(同)は持分法適用会社です。
経営方針・対処すべき課題1,905字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営の基本方針 当社グループは、創業以来「会社は社会の公器であることの精神に立ち業界をリードする技術とサービスをもって広く社会の発展に貢献する。」ことを経営理念としてきております。今日の当社グループは顧客のニーズに応え得る提案営業力(サービス)と商品開発(技術)をもって「健康な生活づくり」に、主として「食」の分野で貢献することを目指しております。 為替変動リスクや市場の動向などの環境の変化にも柔軟に対応し、より一層の高収益体質への転換を図るため、当社グループ全事業部門での黒字化に向けた事業の選択と集中を推し進めていくことと考えております。 具体的には、3ヵ年経営計画「第140期中期経営計画(Breaking Through Toward 2028)」 の初年度として、「水産業のサプライチェーンから発展したプラットフォーマー」としての機能の拡大に取り組んでおります。 食品事業におきましては、引き続き利益体質の再構築を行うとともに、原料調達から製造・販売までの一貫した体制を整備し、徹底した品質管理のもと販売力と加工能力を強化していくことで、水産物バリューチェーンの量的拡大を推し進めてまいります。海洋事業におきましては、バイオ漁網やリサイクルネット、養殖などの、持続可能で次世代型の水産業へのサポートサービスを強化してまいります。機械・資材の各事業におきましては、水産業のサプライチェーンからより発展した領域へのサービス拡大を推し進めてまいります。その他、リスク管理や法令遵守を徹底するとともに、コーポレート・ガバナンス体制の整備や財務体質の改善を図ってまいります。 (2) 目標とする経営指標. 当社グループは、3カ年経営計画「第140期中期経営計画(Breaking Through Toward 2028)」を作成し2028年3月期の最終年における数値目標を、連結売上高1,550億円、連結営業利益43億円、連結経常利益45億円、ROE10%以上、ROIC4.5%以上、D/Eレシオ1.0倍以内としております。 そのための主な各セグメントの施策は、食品事業では、“安心・安全・価値の高い商品作り”を通じて、水産物の需要を促進してまいります。海洋事業では“環境変動に応じた次世代水産業(新しい養殖・漁業)の構築”し、水産業の拡大を支援してまいります。機械事業では、“世界の食のニーズを叶える”ために、需要増が見込まれる海外へ食品加工機器を提供し、食品製造の生産性を向上させてまいります。資材事業では、“資材を通して人々の暮らしと環境に貢献する”ことを目指し、食品包装を通じて販売を加速させてまいります。また、4つの事業が相互に連携し、水産物のサプライチェーンをサポートすることが、当社最大の特徴であり、他社に真似のできない強みとして、磨きをかけ、目標達成に向けて邁進してまいります。 (3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題といたしましては、積極財政や経済対策の進展により、景気は緩やかな回復が続いていくことが想定されておりますが、中東情勢をはじめとする世界的な地政学リスクの一段の高まりが、エネルギーの供給や原料自体の供給、さらには製造コストにどのような影響を及ぼすか、注視しなければならない状況にあります。 このような環境下ではありますが、当社グループは3ヵ年経営計画「第140期中期経営計画(Breaking Through Toward 2028)」の目標達成に向けて、安定的な企業運営・成長を持続していくべく、“浜から食卓までを網羅し、挑戦の歩みを未来へ”を 当社グループのパーパス(存在意義)として掲げ、水産業界で巻き起こる『パラダイムシフト』に対して、100年以上の時代の変化にも柔軟に対応してきた「挑戦の歴史」と、そのなかで培ってきた「経験」をもとに、「技術とサービス」を提供し続けてまいります。 具体的には、コアビジネスである水産業のソリューションパートナーとして注力するとともに、「養殖、環境・資源保護分野、食品機械」などの新しい柱を構築しつつ、成長領域への積極的な事業投資を交えながら、バランスのとれた収益構造へ事業ポートフォリオを再構築することで、“個の力を組織の力へ”と繋げ、「ベストソリューション」を追求し、未来へ新たな価値を創造する企業を目指してまいります。
事業等のリスク2,142字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 食品原料調達におけるリスク 当社グループの全売上高のおよそ6割前後を食品事業が占めておりますが、その中の主要商材は、その調達や販売において世界的な漁獲規制や漁獲量の変動及び水産物市況等の影響を受けております。従って、予期せぬ原料価格の高騰や漁獲量の変動等により、食品事業の主要商材の調達や販売が困難になった場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響が生じる可能性があります。 (2) 為替レートの変動によるリスク 当社グループで取り扱う食品事業の主要商材は、その原料の大部分を海外から買付けており、為替レートの変動による影響を受けております。そのため、円建て決済や為替予約等のリスクヘッジを行い、為替レートの変動による当社グループの業績への影響を可能な限り軽減しております。しかしながら予期せぬ為替レートの急激な変動が生じた場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響が生じる可能性があります。 (3) 食品の安全性におけるリスク 当社グループで取り扱う食品事業の主要商材は、その安全性を最重要課題として位置付け、グループ工場や国内外の提携工場へのHACCPの導入や徹底した品質保証体制の確保と実践に努めております。しかしながら予期せぬ品質事故等による原料等の大規模な回収や製造物責任賠償等が生じた場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響が生じる可能性があります。 (4) 自然災害の発生によるリスク 当社グループで取り扱う食品事業の主要商材は、国内はもとより、北米、南米、ロシア及び東南アジア等の海外のさまざまな地域から供給されております。従って、予期せぬ自然災害がそれらの地域において発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響が生じる可能性があります。 (5) 海外事業におけるリスク 当社グループでは、食品事業における主要商材の安定的な確保を目的として、海外における投資や事業展開を進めておりますが、現地の経済環境の変化、法規制等(各国政府の許認可等も含みます。)の変更、政治的・社会的混乱などが発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響が生じる可能性があります。 (6) 取引先の信用リスク 当社グループは、十分な信用調査の上多くの取引先と取引を行っておりますが、取引先の業績の悪化や突発的なM&A、あるいは自然災害や事故、さらには、法令違反などの企業不祥事等が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響が生じる可能性があります。 (7) 法的規制等に関するリスク 当社グループの事業活動の遂行は、国内及び海外の法規制等の影響を受けつつ事業活動を遂行しております。従って、予期せぬ法規制等の変更があった場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響が生じる可能性があります。 (8) 長期貸付金の回収に関するリスク 長期貸付金は、貸付先の信用リスクに晒されております。貸付先との取引を継続して行っており、貸付先の概況把握に努めることでリスクの軽減を行っておりますが、貸付先の財務状況が悪化した場合には、これらの貸付金の回収が困難となり、当社グループの業績及び財政状態に影響が生じる可能性があります。 (9) 重大な感染症等に関するリスク 新型コロナウイルス感染症のような大規模な感染症等の発生により事業を運営する人材が不足し、生産または販売体制に支障が生じた場合は、当社グループの業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (10) 繰延税金資産の回収可能性に関するリスク 当社グループでは、将来減算一時差異および税務上の繰越欠損金に対して、将来の課税所得を合理的に見積もった上で回収可能性を判断し、繰延税金資産を計上しております。将来の課税所得については、経営環境の変化等を踏まえ適宜見直しを行っておりますが、結果として繰延税金資産の全額または一部に回収可能性がないと判断し、繰延税金資産の取崩しが必要となった場合、当社グループ業績及び財政状態に影響が生じる可能性があります。 (11) 国際情勢の緊迫化および地政学的リスクについて 当社グループはグローバルに事業を展開しており、世界各地の政治・経済情勢の影響を受けます。現在、ロシア・ウクライナ情勢や中東地域をはじめとする国際情勢の緊迫化、米中対立の激化など、地政学的リスクが不透明性を増しています。 これらの予測困難な国際情勢の悪化、紛争の発生、またはそれに伴う主要国による経済制裁の発動等は、原油・原材料価格の高騰、サプライチェーンの分断による部品調達の遅延、物流の混乱、為替相場の急激な変動などを引き起こし、当社グループの生産・販売活動、および業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,787字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 (経営成績) 当連結会計年度におけるわが国の経済は、個人消費で物価上昇の影響等から消費者マインドの下押しリスクが見られながらも、雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな回復基調が続きました。一方で、長期化する国際情勢の不安定さから、先行きについては見通しが立てづらい状況が続いております。 このような経済環境のなか、当社グループの事業基盤であります水産、水産加工・流通、食品の各分野におきましても、インバウンド需要の定着が見られた一方で、外部環境の不確実性も影響し、消費の二極化が顕著となったことに加え、製造コストの高止まりや不安定な原料相場、近年の海水温上昇による漁獲量への影響など、極めて厳しい環境下で推移いたしました。 こうした情勢のもとで、当社グループは、3ヵ年経営計画「第140期中期経営計画(Breaking Through Toward 2028)」の初年度として、「浜から食卓までを網羅し、挑戦の歩みを未来へ」をパーパスとして掲げ、長年の経験で得た技術とサービスをもって未来へ新たな価値を創造する企業を目指し、営業展開を推し進めてまいりました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は1,397億79百万円と前連結会計年度比58億78百万円の増加となりました。営業損益は27億58百万円の利益となり前連結会計年度比2億43百万円の減少となりました。経常損益は30億18百万円の利益となり前連結会計年度比5億83百万円の減少となりました。 特別損益におきましては、特別利益として2億62百万円を計上し、特別損失として3億1百万円を計上いたしました結果、親会社株主に帰属する当期純損益は21億80百万円の利益となり前連結会計年度比4億86百万円の減少となりました。 セグメント別の概況は次のとおりであります。 <食品事業> すり身部門では、国内での市況低迷に加え、南米すり身の生産も計画通り進まず、売上、営業利益ともに大きく減少いたしました。鮮凍水産物部門では、カニは、インバウンド需要により好調な業務用・外食向け販売や通信販売が堅調に推移し、売上は増加いたしましたが、原料相場の高騰に加え、製造コストの上昇により、営業利益は前年同期並みとなりました。北方凍魚におきましては、世界的な需要拡大の機を逃さず、赤魚・ホッケの中国向け販売に注力してまいりました結果、売上、営業利益ともに大きく増加いたしました。助子は量販店向け販売で苦戦し、売上は減少いたしましたが、生産効率の見直しを進め、利益確保に努めました結果、営業利益は前年同期並みとなりました。加工食品部門では、サケ・マスを中心に寿司種など業務用製品の販売が堅調に推移し、売上は増加いたしましたが、原料価格高騰による製造コスト高の影響で、営業利益は減少いたしました。 これらの結果、売上高は898億48百万円となり前連結会計年度比57億45百万円の増加となりました。セグメント損益は16億60百万円の利益となり前連結会計年度比2億93百万円の減少となりました。 <海洋事業> 漁網・漁具資材部門では、まき網用漁具資材を中心に各種漁具資材の販売が堅調で、海外における陸上ネットの販売も順調に推移した結果、売上、営業利益ともに増加いたしました。船舶・機械部門におきましても、一部の造船需要により、船舶用機器類の販売が伸長したことで、売上、営業利益ともに増加いたしました。加えて、養殖部門におきましても、天然魚の漁獲不振に起因する養殖魚需要の高まりを受け、養殖用生簀や関連機資材を中心に販売が堅調に推移した結果、売上、営業利益ともに増加いたしました。 これらの結果、売上高は245億55百万円となり前連結会計年度比21億77百万円の増加となりました。セグメント損益は10億72百万円の利益となり前連結会計年度比3億17百万円の増加となりました。 <機械事業> 機械事業におきまして、国内では、インバウンド需要の取込みや生産効率の最適化に向けた設備投資案件を、幅広く積み重ねてまいりましたが、前連結会計年度の大型案件による反動減や計画の延期などが影響し、売上、営業利益ともに減少いたしました。また、海外におきましても、前連結会計年度ほどの大型案件の獲得には至らず、売上は減少いたしましたが、円安基調を背景に、米国およびアジア圏などへの拡販に努めてまいりました結果、営業利益は前年同期並みとなりました。 これらの結果、売上高は134億9百万円となり前連結会計年度比22億8百万円の減少となりました。セグメント損益は14億26百万円の利益となり前連結会計年度比29百万円の減少となりました。 <資材事業> 資材事業におきまして、化成品部門では、主力の印刷用フィルム・包装資材の販売が堅調に推移し、売上は増加いたしましたが、一部商材で製造コストの上昇や米国による政策動向の影響を受け、営業利益は減少いたしました。農畜資材につきましては、猛暑などの気候変動への対策に向けた農業用資材の拡販により、売上、営業利益ともに増加いたしました。 これらの結果、売上高は92億71百万円となり前連結会計年度比2億28百万円の増加となりました。セグメント損益は3億79百万円の利益となり前連結会計年度比3百万円の減少となりました。 <バイオティックス事業> バイオティックス事業では、医療関係者向け販売および通信販売に引き続き注力いたしましたが、通販や薬局向けOEM商品の販売が振るわず、売上高は2億89百万円となり前連結会計年度比4百万円の減少となりました。セグメント損益は11百万円の利益となり前連結会計年度比5百万円の減少となりました。 <物流事業> 物流事業では、引き続き事業の選択と集中を推し進めておりますが、慢性的な労働コストならびに物流コストの上昇分を吸収しきれず、売上高は22億94百万円となり前連結会計年度比58百万円の減少となりました。セグメント損益は14百万円の利益となり前連結会計年度比93百万円の減少となりました。 <その他> その他の事業といたしまして、不動産の賃貸、人材派遣業などを行っており、売上高は1億9百万円となり前連結会計年度比1百万円の減少となりました。セグメント損益は85百万円の利益となり前連結会計年度比4百万円の減少となりました。 (財政状態) 資 産 当連結会計年度における資産の部は905億22百万円となり、前連結会計年度比74億23百万円の増加となりました。これは、主として、商品及び製品36億89百万円、投資有価証券34億86百万円の増加などによるものであります。 負 債 負債の部は562億54百万円となり、前連結会計年度比33億85百万円の増加となりました。これは、主として、支払手形及び買掛金15億95百万円の減少、短期借入金の75億62百万円の増加などによるものであります。 純資産 純資産の部は342億67百万円となり、前連結会計年度比40億37百万円の増加となりました。これは、利益剰余金の増加13億6百万円、その他有価証券評価差額金21億96百万円の増加などによるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物は、64億15百万円(前連結会計年度比16.3%の増)となりました。 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益29億79百万円、売上債権の減少額10億36百万円、棚卸資産の増加36億52百万円、仕入債務の減少15億90百万円などにより11億62百万円のマイナスとなりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、有形及び無形固定資産の取得による支出14億57百万円などにより、10億5百万円のマイナスとなりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の純増額75億35百万円、長期借入による収入17億円、長期借入金の返済による支出45億6百万円などにより、30億31百万円のプラスとなりました。 ③生産、受注及び販売の実績 a.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   前連結会計年度(自 2024年4月1日  至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(百万円)   金額(百万円)   前年同期比(%) 食品事業   84,102   89,848   6.8 海洋事業   22,377   24,555   9.7 機械事業   15,618   13,409   △14.1 資材事業   9,043   9,271   2.5 バイオティックス事業   293   289   △1.5 物流事業   2,352   2,294   △2.4 その他   110   109   △1.5 合計   133,900   139,779   4.3 (注) セグメント間取引については、相殺処理しております。 b.仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   前連結会計年度(自 2024年4月1日  至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(百万円)   金額(百万円)   前年同期比(%) 食品事業   74,619   81,133   8.7 海洋事業   15,271   17,865   16.9 機械事業   9,683   7,803   △19.4 資材事業   8,798   8,544   △2.8 バイオティックス事業   75   93   24.2 その他   36   64   75.7 合計   108,485   115,505   6.4 (注) セグメント間取引については、相殺処理しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 3ヵ年経営計画「第140期中期経営計画(Breaking Through Toward 2028)」 の初年度として、「水産業のサプライチェーンから発展したプラットフォーマー」としての機能の拡大に取り組みつつ当社グループならではの強みを生かしたきめ細かな営業活動に努めてまいりました。 経営成績等の分析 a.財政状態の分析 財政状態の分析につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 b.経営成績の分析 当連結会計年度の経営成績は、売上高につきましては、1,397億79百万円(前連結会計年度比4.3%増)となりました。損益につきましては、営業損益は27億58百万円の利益(前連結会計年度比8.1%減)、経常損益は30億18百万円の利益(前連結会計年度比16.2%減)、親会社株主に帰属する当期純損益は21億80百万円の利益(前連結会計年度比18.2%減)となりました。 (売上高及び営業利益) 「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 (営業外損益) 営業外損益は、当連結会計年度は2億59百万円の利益(前連結会計年度は5億98百万円の利益)となりました。これは主に、営業外収益として受取配当金2億58百万円及び持分法による投資利益3億61百万円の計上があるものの、営業外費用として支払利息4億87百万円などの計上があったことによるものであります。 (特別損益) 特別損益は、当連結会計年度は38百万円の損失(前連結会計年度は1億11百万円の損失)となりました。これは主に、特別利益として固定資産売却益1億30百万円の計上があるものの、特別損失として減損損失1億26百万円などの計上があたことによるものであります。 (親会社株主に帰属する当期純損益) 親会社株主に帰属する当期純損益は、当連結会計年度は21億80百万円の利益(前連結会計年度は26億66百万円の利益)となりました。 c.キャッシュ・フローの分析 キャッシュ・フローの分析につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりです。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品及び原料の仕入のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であり、事業上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。必要な資金については、銀行借入またはコミットメントラインの利用によって流動性を保持しております。当連結会計年度においては水産物の相場変動に備えた対応及び新規案件取組の為の在庫確保を進める中で金利動向を勘案し短期借入金を中心に調達を実行しました。結果として当連結会計年度の有利子負債残高は352億50百万円となり、前連結会計年度末比39億91百万円増加いたしました。 資金の源泉として当連結会計年度末のコミットメントライン未実行額80億円を確保している他にも各金融機関と個別に当座貸越契約を締結しており、資金の流動性は十分に保持されております。また、今後見込まれる大規模投融資の長期的な資金については設備投資・事業投資計画に基づき、市場金利動向や既存長期借入金等の返済時期を総合的に勘案し、社債および長期借入金を個別に調達することによって流動性を保持してまいります。一方で事業活動に十分な流動性の確保を目的として当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は64億15百万円となっております。 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、3ヵ年経営計画「第140期中期経営計画(Breaking Through Toward 2028)」の初年度として、「浜から食卓までを網羅し、挑戦の歩みを未来へ」をパーパスとして掲げ、長年の経験で得た技術とサービスをもって未来へ新たな価値を創造する企業を目指し、営業展開を推し進めてまいりました。各事業部門においても目標達成のための施策遂行に注力し、食品事業では中東情勢の緊迫化・ウクライナ情勢の長期化や為替を含めた原材料価格の急激な変動などのリスクを注視しつつ、鮮凍水産物部門(カニ、ホタテ、北方凍魚)を中心に採算重視の販売に努めてまいりましたがすり身部門で大きく苦戦することとなりました。海洋事業では既存事業領域の見直しと合わせ、新規事業にあたり部門を横断した営業活動を推進し、機械事業および資材事業では更なる営業基盤の強化や顧客の開拓に努めてまいりました。最終的に当連結会計年度の売上高は1,397億円、営業利益27億58百万円、経常利益30億18百万円、ROE6.8%と前年比増収減益となり、各利益目標とROE目標10%以上には届くことができませんでした。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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