概要
カワセコンピュータサプライは、ビジネスフォーム事業と情報処理事業を主軸とする印刷・情報処理サービス企業である。東京都中央区銀座に本社を置き、従業員数102名。2026年3月期の売上高は約28億円、自己資本比率72.4%と財務基盤は安定している。創業以来培った印刷・印字技術とデジタル処理技術を融合し、顧客の情報発信を支援するクロスメディア企業への変革を目指している。
ビジネスフォームと情報処理の二本柱
当社の事業はビジネスフォーム事業と情報処理事業の二つから構成される。ビジネスフォーム事業では、帳票のデザインから製版、印刷、加工までを自社内で一貫生産する。情報処理事業では、システム開発によるデータ編集・加工、インクジェット高速プリンタやフルカラーオンデマンド機を用いたデータ印字・印刷のアウトソーシング受託、さらに製本加工、封入封緘・発送のメーリング業務、ソフトアプリケーション、クラウドビジネスを手掛ける。2025年度のセグメント別売上高はビジネスフォーム事業が1,562百万円、情報処理事業が1,234百万円であり、両事業はほぼ拮抗している。
首都圏集中型の営業体制とセキュリティ認証
市場は首都圏に集中しており、当社も首都圏での新規開拓と既存顧客深耕を強化している。情報セキュリティへの要求が高まる中、ISO9001(品質マネジメント)、ISMS(情報セキュリティマネジメント)、プライバシーマークの認証を取得し、セキュリティ体制の向上に努めている。完全セキュリティ下の一貫生産体制を強みとし、特に情報処理事業ではランサムウェア対策や個人情報保護教育を継続的に実施している。
堅実な財務体質と経営指標の達成
当社は株主資本比率70%以上、流動比率200%以上を目標としてきた。2025年度末の実績は自己資本比率72.4%、流動比率235.8%と目標を達成している。資産合計は3,435百万円、負債合計949百万円、純資産合計2,486百万円。営業活動によるキャッシュ・フローは243百万円の収入と堅調であり、現金及び現金同等物は1,126百万円を保有する。財務の安定性を重視し、長期的な企業存続を経営の基本方針としている。
従業員数と生産拠点の効率化
従業員数は102名と小規模ながら、生産工程の内製化と機械設備の最新化により効率を高めている。2025年度には最新型の機械設備を導入し、従来受注できなかった案件の獲得機会が増加した。生産面では後工程分野の内製や省力化による原価低減を推進し、安定的な生産基盤を構築している。情報センターではセキュリティ体制の強化と生産体制の最適化を図っている。
業界の中での役割は帳票・情報処理サービス業界における一貫受託プロバイダーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01ビジネスフォーム主力
帳票デザインから製版、印刷、加工までを自社で一貫生産。顧客の事務処理用帳票を設計・製造し、企業や公共機関に供給。
- ビジネスフォーム(帳票)
- 企業の業務処理に用いる伝票・帳票類。デザインから印刷・加工までを一貫して提供する。
02情報処理準主力
システム開発によるデータ編集・加工を行い、インクジェット高速プリンタやフルカラーオンデマンド機で印字・印刷。さらに製本、封入封緘、発送といったメーリング業務やクラウドサービスまでを一括受託。
- データ印字・印刷サービス
- 顧客から預かったデータを編集・加工し、高速プリンタやオンデマンド機で帳票やDMなどに印字・印刷するアウトソーシングサービス。
- メーリング業務
- 印刷物の製本加工から封入封緘、発送までの一連の業務を代行する。
- ソフトアプリケーション
- 業務用ソフトウェアの開発・提供。
- クラウドサービス
- データ保存や業務処理をクラウド上で提供するサービス。
製品と技術
ビジネスフォームの一貫生産体制
ビジネスフォーム事業では、帳票のデザインから製版、印刷、加工までの全工程を自社内で一貫して行う。これにより、品質管理と納期短縮を実現している。主力製品は伝票、請求書、明細書、各種申請書類など企業の業務プロセスに不可欠な帳票類である。最近では戸籍法などの法令改正に伴う特需にも対応し、安定した需要を獲得している。生産設備はオフセット印刷機や輪転機を保有し、多品種少量生産にも柔軟に対応する。
情報処理事業のデータ印字とアウトソーシング
情報処理事業では、顧客から預かったデータをシステム開発により編集・加工し、インクジェット高速プリンタやフルカラーオンデマンド機で出力する。これにより、可変データ印字や短期大量印刷のニーズに応える。主な顧客は金融機関、通信・通販関連企業、地方自治体などであり、BPO案件や定期案件の獲得に注力している。また、出力後の製本、封入封緘、発送までを一貫受託するメーリング業務も提供し、顧客の業務効率化に貢献する。
クロスメディアとクラウドビジネスへの展開
当社は紙媒体に加え、電子メディアやQRコード、AR技術を活用したクロスメディアサービスを展開している。顧客が発信したい情報の性質に応じて最適なメディアを選択し、効果的な情報伝達を支援する。また、ソフトアプリケーションの開発やクラウドビジネスにも取り組み、データの電子化・システム連携の需要に対応する。これらの新サービスは、既存の印刷・印字技術と組み合わせることで、顧客のコミュニケーション課題を総合的に解決する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
その他製品のなかでの位置
PCサプライ専業、超小型で低収益
カワセコンピュータサプライは、その他製品セクターでPC周辺機器や消耗品を販売する専門商社。売上高は約28億円と極小規模。競合の三井松島、イタミアート、テクセンドフォトマスク、浅香工業、ドリームベッドはいずれも異なる製品を扱い、直接の競合は少ない。直近営業利益率は3.57%と低く、2026年3月期は0%予想と収益悪化。PC市場の成熟化に加え、法人需要の一巡で厳しい局面。差別化が難しく、成長戦略が急務。
強み
- PCサプライに特化した専門商社としてのノウハウ。
- 法人取引中心の安定した顧客ベース。
- 多品種のサプライ用品を取り扱う。
- 固定費が低く、赤字リスクは小さい。
課題
- PC市場の縮小でサプライ需要も減少傾向。
- 営業利益率0%予想と採算が悪化。
- 小規模で仕入れ交渉力が弱く粗利が低い。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
その他製品の時価総額近傍。太字がカワセコンピュータサプライ
時価総額で並べると、掲載6社のなかで4番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7837アールシーコア | 15億円 | — |
| 2 | 7865ピープル | 15億円 | — |
| 3 | 7815東京ボード工業 | 13億円 | — |
| 4 | 7851カワセコンピュータサプライ | 10億円 | 9.5倍 |
| 5 | 7901マツモト | 10億円 | 6.2倍 |
| 6 | 7831ウイルコホールディングス | 10億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 0件
創業以来のビジネスフォーム技術の蓄積
当社は創業以来、ビジネスフォームを基盤とする印刷・印字技術を培ってきた。帳票デザインから製版、印刷、加工までの一貫生産体制を自社内で構築し、高品質なビジネスフォームの供給を強みとしてきた。創業から長年にわたり、この分野で技術とノウハウを蓄積し、顧客第一主義のもと得意先企業のニーズに応える製品・サービスを提供してきた。この伝統的なビジネスフォーム事業は、現在も売上高の過半数を占めている。
オンデマンド技術への対応と情報処理事業の拡大
デジタル化の進展に伴い、当社はオンデマンド・デジタル処理技術を融合させ、情報処理事業へと領域を拡大した。インクジェット高速プリンタやフルカラーオンデマンド機を導入し、データ印字・印刷のアウトソーシング受託を開始。さらに、出力後の製本加工、封入封緘、発送といったメーリング業務にも進出した。これにより、顧客に対して情報発信のトータルサービスを提供できる体制を整え、ビジネスフォーム事業と並ぶ第二の柱へと成長させた。
需要縮小と競争激化への適応(2010年代後半以降)
2010年代後半以降、ビジネスフォーム業界ではWEB化・電子化の進展により需要が縮小傾向となった。当社のビジネスフォーム事業売上高は2014年3月期の30億円から減少を続け、2025年3月期には約15億円となった。一方、情報処理事業も電子アイテムの台頭や通知物の電子化による送付量減少、公官庁の入札条件変更などの影響を受け、売上高は横ばいから微減で推移した。この厳しい環境下、当社は原材料価格高騰や光熱費高止まりへの価格改定、生産効率化で対応してきた。
クロスメディア企業への転換と最新設備投資
2020年代に入り、当社は「情報を届けたい人」に「情報を届けることをお手伝いする」コミュニケーション創造企業への進化を掲げた。紙・電子・デザインQR・ARなどを用いたクロスメディア戦略を推進し、情報処理事業への傾斜を強めた。2025年度には最新型機械設備を導入し、生産性向上と新規案件獲得を図った。また、ランサムウェア被害の増加に対応し、セキュリティ体制の強化と社員教育を継続。これらの取り組みにより、売上高は28億円台で安定し、営業利益も48百万円を計上するに至った。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 自己資本比率70%以上
- 流動比率200%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
情報処理事業への傾斜とクロスメディア化
紙・電子・QR/AR等を組み合わせたクロスメディア企業を目指し、お客様の情報発信手段を多様化する。情報処理に特化した営業体制と支援体制を構築し、首都圏での新規開拓と既存顧客深耕を強化する。
- 02
ビジネスフォーム事業の収益改善
縮小するビジネスフォーム需要に対応し、価格の適正化と生産の効率化を推進する。コスト削減と競争力維持を図る。
- 03
情報処理事業の営業強化と受注拡大
金融・通信・通販等の顧客向けに提案営業を強化し、受注拡大に努める。電子化や環境意識の高まりによる需要減少に対応する。
- 04
生産効率化と情報セキュリティ強化
完全セキュリティ下の一貫生産体制で後工程内製化と省力化を推進。最新設備導入により受注機会拡大と効率化を図る。ISO9001、ISMS、プライバシーマークの運用レベル向上と内部統制強化。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で102人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は442万円で、9期前と比べて+1.5%。平均年齢は43.4歳、平均勤続年数は12.8年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 109 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 99 | — |
| 2019年3月 | 435 | 40.2 | 10.7 | 98 | — |
| 2020年3月 | 438 | 40.3 | 11.1 | 105 | — |
| 2021年3月 | 407 | 40.8 | 11.3 | 113 | — |
| 2022年3月 | 460 | 42.9 | 12.9 | 114 | — |
| 2023年3月 | 420 | 42.3 | 11.8 | 105 | — |
| 2024年3月 | 414 | 42.7 | 12.9 | 98 | — |
| 2025年3月 | 427 | 42.8 | 12.7 | 99 | 101 |
| 2026年3月 | 442 | 43.4 | 12.8 | 102 | 0 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
- 調達458万円プリンタ用紙(圧着ハガキ用紙2種類)の製造特許庁 · 2020-05-12
- 調達425万円電波利用料納付用納入告知書(個別免許用、包括免許用、プリンタ用)総務省 · 2022-02-21
- 調達398万円プリンタ用紙(圧着ハガキ用紙2種類)の製造特許庁 · 2019-04-12
- 調達394万円令和3年度 「恩給年額のお知らせ」及び「年金恩給等支払通知書」発送等業務総務省 · 2021-05-24
- 調達260万円令和4年度 「恩給年額のお知らせ」及び「年金恩給等支払通知書」発送等業務総務省 · 2022-05-26
- 補助金8,000万円[第四回]令和2年度事業再構築補助金(交付申請等)中小企業庁
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は28億円、営業利益は0億円。前期と比べると増収減益で、売上が+0.0%、利益が-100.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 27億円 | 28億円 |
| 営業利益 | 0億円 | 0億円 |
| 純利益 | 0億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | — | ¥3 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は8億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+14.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 6 | — | — | −1 |
| 2024年1Q | 7 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 7 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年3Q | 6 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 6 | — | — | −1 |
| 2025年2Q | 14 | 1 | 7.1 | 1 |
| 2025年4Q | 14 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年2Q | 14 | 1 | 7.1 | 1 |
| 2026年4Q | 14 | −1 | −7.1 | 0 |
| 2027年1Q | 8 | 0 | 0.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は32億円から28億円へ88%に減った。直近期の営業利益率は0.0%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 32 | — | 0 | — | 0 |
| 2014年3月 | 30 | — | 0 | — | −1 |
| 2015年3月 | 32 | — | 1 | — | 1 |
| 2016年3月 | 32 | — | 1 | — | 0 |
| 2017年3月 | 32 | — | 0 | — | 0 |
| 2018年3月 | 30 | — | 0 | — | 0 |
| 2019年3月 | 28 | — | −1 | — | −1 |
| 2020年3月 | 28 | — | −1 | — | −7 |
| 2021年3月 | 26 | — | 0 | — | 1 |
| 2022年3月 | 25 | — | 0 | — | 0 |
| 2023年3月 | 25 | — | 0 | — | −1 |
| 2024年3月 | 26 | — | 0 | — | −1 |
| 2025年3月 | 28 | 1 | 1 | 3.6 | 1 |
| 2026年3月 | 28 | 0 | 1 | 0.0 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高28億円のうち、営業利益として残るのは0億円で0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の3.6%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.0%21億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金25.0%7億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが2億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは1億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は11億円で、売上の4.7ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 2 | 0 | −1 | 2 | 19 |
| 2014年3月 | 1 | −1 | −1 | 0 | 18 |
| 2015年3月 | 3 | −1 | −1 | 2 | 19 |
| 2016年3月 | 1 | 0 | −2 | 1 | 19 |
| 2017年3月 | 2 | −2 | −1 | 0 | 18 |
| 2018年3月 | 1 | 0 | 0 | 1 | 19 |
| 2019年3月 | 0 | 0 | −1 | 0 | 18 |
| 2020年3月 | 0 | −1 | −1 | −1 | 16 |
| 2021年3月 | 2 | 0 | 1 | 2 | 19 |
| 2022年3月 | 1 | −1 | −1 | 0 | 18 |
| 2023年3月 | 0 | −2 | 0 | −2 | 15 |
| 2024年3月 | 2 | −4 | −1 | −2 | 11 |
| 2025年3月 | 1 | 0 | −1 | 1 | 11 |
| 2026年3月 | 2 | −1 | −1 | 1 | 11 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は34億円。このうち返さなくてよい自己資本が25億円で、自己資本比率は72.4%(業種中央値59.3%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 46 | 35 | 11 | 77.7 |
| 2014年3月 | 45 | 34 | 11 | 76.0 |
| 2015年3月 | 45 | 35 | 10 | 77.5 |
| 2016年3月 | 43 | 34 | 9 | 79.3 |
| 2017年3月 | 42 | 34 | 8 | 79.7 |
| 2018年3月 | 42 | 33 | 9 | 78.4 |
| 2019年3月 | 40 | 32 | 8 | 78.8 |
| 2020年3月 | 34 | 24 | 10 | 71.8 |
| 2021年3月 | 36 | 26 | 10 | 70.7 |
| 2022年3月 | 35 | 25 | 10 | 72.8 |
| 2023年3月 | 37 | 24 | 13 | 64.2 |
| 2024年3月 | 34 | 23 | 11 | 66.4 |
| 2025年3月 | 34 | 24 | 10 | 69.8 |
| 2026年3月 | 34 | 25 | 9 | 72.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
その他製品 104社との比較
同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で104社中25位あたり、逆に低いのは営業利益率で104社中90位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥190で、1年前と比べて+2.7%。過去52週の値幅のなかでは24%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 9.5倍 |
| PER (会社予想) | 29.7倍 |
| PBR | 0.36倍 |
| 配当利回り | 1.58% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は6月に161円から上昇を開始し、6月18日には176円を達成。その後も高止まりし、7月13日は176円と52週高値295円からは40%安、52週安値156円からは13%高の水準。出来高は6月12日に289,600株と急増した後は低調。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PER8.8倍は同業平均18.2倍を大きく下回り割安。PBR0.33倍は平均1.37倍を大幅に下回り、解散価値の3分の1。ROE2.7%と低収益で無配、配当性向20.9%もあるが利益水準が低く伸び悩み。割安だが、低収益性がリスク。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 9.5倍 | 18.4倍 |
| PER (予想) | 29.7倍 | — |
| PBR | 0.36倍 | 1.38倍 |
| ROE | 2.7% | 6.6% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
時価総額9億円、PER約8.8倍、PBR0.33倍と割安感がある一方、直近2期は営業赤字で、2025年3月期にようやく黒字転換の見通し。強気派は「低PBRによる割安株としての投資価値」「黒字化による業績回復」を期待するが、弱気派は「売上高28億円台での低成長」「競争激化による収益性の不安定さ」を指摘する。黒字定着とキャッシュフロー改善が焦点。
- 低PBRでの割安感
PBR0.33倍と解散価値以下。資産価値に比べて株価が低迷。
- 黒字転換局面
2025年3月期は営業利益率3.57%と黒字予想。業績回復途上。
- 小規模ゆえの機動性
資本効率改善や新製品投入への機動的な対応が可能。
- PBR0.33倍、資産価値に着目継続影響中
純資産に対し大幅割安、資産売却等の可能性
- 営業利益黒字転換の実績2025年3月期実績影響中
前期営業赤字から黒字化、利益率3.57%
- 売上高増加基調継続影響弱
売上高26→28→28億円、2期連続増収
- 小規模ゆえの変革スピード不定影響弱
従業員数少なく、意思決定速く新事業展開に期待
- 低成長・低収益性
売上高は26→28億円と微増。営業利益率も3%程度。
- 競争激化のリスク
互換インク・トナー市場は価格競争が激しく、粗利圧迫。
- 無配当の継続
配当利回り0%。株主還元がなく、投資家の魅力に欠ける。
- 営業利益ゼロ予想、収益性低下2026年3月期予想影響強
営業利益1→0億円、利益率0%に悪化
- ROE2.7%と低収益体質継続影響中
ROE2.7%、資本効率の低さがバリュエーション圧迫
- 無配当政策長期化の懸念継続影響中
配当利回り0%、株主還元が不十分
- 時価総額9億円、流動性リスク継続影響弱
売買高極小、大口売買で株価急変の可能性
- 営業利益率
- 黒字化後の収益性の持続性を確認するため。
- 売上高成長率
- 低成長脱却の兆しがあるかを見極める。
- 自己資本比率
- 財務体質の健全性を把握するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり3円で、前期から−40.0%。いまの株価に対する利回りは1.58%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 10 | — | — |
| 2014年3月 | 10 | 0.0 | — |
| 2015年3月 | 10 | 0.0 | 72.2 |
| 2016年3月 | 10 | 0.0 | 746.3 |
| 2017年3月 | 10 | 0.0 | — |
| 2018年3月 | 10 | 0.0 | 709.2 |
| 2019年3月 | 10 | 0.0 | — |
| 2021年3月 | 3 | −70.0 | 15.1 |
| 2022年3月 | 3 | 0.0 | 332.7 |
| 2023年3月 | 3 | 0.0 | — |
| 2024年3月 | 3 | 0.0 | — |
| 2025年3月 | 5 | 66.7 | 23.3 |
| 2026年3月 | 3 | −40.0 | 20.9 |
配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥3
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ1,291人。区分でいちばん多いのは個人・その他で66.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が25.8%を占め、残る74.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 65.2 | 65.6 | 65.3 | 64.1 | 66.6 | 66.7 |
| 事業法人 | 21.1 | 20.3 | 22.0 | 23.0 | 23.3 | 22.8 |
| 自己株式 | 8.3 | 8.3 | 8.3 | 10.1 | 9.0 | 9.1 |
| 証券会社 | 4.7 | 5.9 | 3.7 | 5.2 | 6.2 | 5.6 |
| 金融機関 | 6.9 | 6.1 | 6.0 | 3.4 | 2.7 | 3.0 |
| 外国法人 | 2.0 | 2.0 | 3.0 | 4.2 | 1.1 | 1.7 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.2 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 山田株式会社 | 12.89 |
| 02 | 山田 芳弘 | 7.75 |
| 03 | 川瀬 三郎 | 3.53 |
| 04 | 川瀬 啓輔 | 3.24 |
| 05 | 星光ビル管理株式会社 | 3.18 |
| 06 | 山田 眞沙子 | 3.10 |
| 07 | 山田 幸司 | 2.98 |
| 08 | 中島 隆 | 2.91 |
| 09 | 株式会社サイブリッジ | 2.58 |
| 10 | 日本生命保険相互会社 | 2.54 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-30濵田 栄太郎新規の大量保有報告5.14%
- 2026-06-19株式会社SBI証券新規の大量保有報告5.14%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+3317%、1株純資産は14期で−28%。直近期のROEは2.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 0 | 735 | 0.1 | 485.7 | — |
| 2014年3月 | −13 | 718 | −1.8 | — | — |
| 2015年3月 | 14 | 731 | 1.9 | 24.2 | 72.2 |
| 2016年3月 | 1 | 717 | 0.2 | 202.2 | 746.3 |
| 2017年3月 | −1 | 709 | −0.2 | — | — |
| 2018年3月 | 1 | 700 | 0.2 | 273.8 | 709.2 |
| 2019年3月 | −17 | 670 | −2.5 | — | — |
| 2020年3月 | −140 | 517 | −23.6 | — | — |
| 2021年3月 | 20 | 541 | 3.8 | 13.0 | 15.1 |
| 2022年3月 | 1 | 538 | 0.2 | 241.8 | 332.7 |
| 2023年3月 | −29 | 505 | −5.5 | — | — |
| 2024年3月 | −24 | 493 | −4.8 | — | — |
| 2025年3月 | 21 | 509 | 4.3 | 11.0 | 23.3 |
| 2026年3月 | 14 | 530 | 2.7 | 14.6 | 20.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
6名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は6名。2026/3期の役員報酬は総額68百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 川瀬啓輔 | 代表取締役社長 | — | 167,000 |
| 吉村泰明 | 常務取締役 | — | 44,000 |
| 伊藤彰彦 | 取締役 | — | — |
| 窪津薫 | 取締役(監査等委員) | — | — |
| 松木昭 | 取締役(監査等委員) | — | — |
| 荻野正和 | 取締役(監査等委員) | — | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 株式報酬百万円 | 退職慰労百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 31 | 16 | — | 16 | 47 | 16 |
| 社外取締役 | 3 | 12 | — | — | — | 12 | 4 |
| 取締役(社内) | 1 | 9 | — | 1 | — | 9 | 9 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容358字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,201字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,611字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,249字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第71期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-26
- 半期報告書半期報告書-第71期(2025/04/01-2025/09/30)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第70期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-30
- 半期報告書半期報告書-第70期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第69期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第69期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第69期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第69期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第68期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第68期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第68期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第68期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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