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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

カワセコンピュータサプライ

KAWASE COMPUTTER SUPPLIES CO., LTD.7851 · Standard · その他製品

帳票印刷からデータ印字・発送まで一貫提供するビジネスフォーム専業。帳票デザインから封入封緘までを自社内で完結するワンストップ体制が強み。

概要

カワセコンピュータサプライは、ビジネスフォーム事業と情報処理事業を主軸とする印刷・情報処理サービス企業である。東京都中央区銀座に本社を置き、従業員数102名。2026年3月期の売上高は約28億円、自己資本比率72.4%と財務基盤は安定している。創業以来培った印刷・印字技術とデジタル処理技術を融合し、顧客の情報発信を支援するクロスメディア企業への変革を目指している。

ビジネスフォームと情報処理の二本柱

当社の事業はビジネスフォーム事業と情報処理事業の二つから構成される。ビジネスフォーム事業では、帳票のデザインから製版、印刷、加工までを自社内で一貫生産する。情報処理事業では、システム開発によるデータ編集・加工、インクジェット高速プリンタやフルカラーオンデマンド機を用いたデータ印字・印刷のアウトソーシング受託、さらに製本加工、封入封緘・発送のメーリング業務、ソフトアプリケーション、クラウドビジネスを手掛ける。2025年度のセグメント別売上高はビジネスフォーム事業が1,562百万円、情報処理事業が1,234百万円であり、両事業はほぼ拮抗している。

首都圏集中型の営業体制とセキュリティ認証

市場は首都圏に集中しており、当社も首都圏での新規開拓と既存顧客深耕を強化している。情報セキュリティへの要求が高まる中、ISO9001(品質マネジメント)、ISMS(情報セキュリティマネジメント)、プライバシーマークの認証を取得し、セキュリティ体制の向上に努めている。完全セキュリティ下の一貫生産体制を強みとし、特に情報処理事業ではランサムウェア対策や個人情報保護教育を継続的に実施している。

堅実な財務体質と経営指標の達成

当社は株主資本比率70%以上、流動比率200%以上を目標としてきた。2025年度末の実績は自己資本比率72.4%、流動比率235.8%と目標を達成している。資産合計は3,435百万円、負債合計949百万円、純資産合計2,486百万円。営業活動によるキャッシュ・フローは243百万円の収入と堅調であり、現金及び現金同等物は1,126百万円を保有する。財務の安定性を重視し、長期的な企業存続を経営の基本方針としている。

従業員数と生産拠点の効率化

従業員数は102名と小規模ながら、生産工程の内製化と機械設備の最新化により効率を高めている。2025年度には最新型の機械設備を導入し、従来受注できなかった案件の獲得機会が増加した。生産面では後工程分野の内製や省力化による原価低減を推進し、安定的な生産基盤を構築している。情報センターではセキュリティ体制の強化と生産体制の最適化を図っている。

業界の中での役割は帳票・情報処理サービス業界における一貫受託プロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
28億円
営業利益
0億円
営業利益率
0.0%
純利益
1億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01ビジネスフォーム主力

帳票デザインから製版、印刷、加工までを自社で一貫生産。顧客の事務処理用帳票を設計・製造し、企業や公共機関に供給。

主な製品・サービス1
ビジネスフォーム(帳票)
企業の業務処理に用いる伝票・帳票類。デザインから印刷・加工までを一貫して提供する。

02情報処理準主力

システム開発によるデータ編集・加工を行い、インクジェット高速プリンタやフルカラーオンデマンド機で印字・印刷。さらに製本、封入封緘、発送といったメーリング業務やクラウドサービスまでを一括受託。

主な製品・サービス4
データ印字・印刷サービス
顧客から預かったデータを編集・加工し、高速プリンタやオンデマンド機で帳票やDMなどに印字・印刷するアウトソーシングサービス。
メーリング業務
印刷物の製本加工から封入封緘、発送までの一連の業務を代行する。
ソフトアプリケーション
業務用ソフトウェアの開発・提供。
クラウドサービス
データ保存や業務処理をクラウド上で提供するサービス。

製品と技術

ビジネスフォームの一貫生産体制

ビジネスフォーム事業では、帳票のデザインから製版、印刷、加工までの全工程を自社内で一貫して行う。これにより、品質管理と納期短縮を実現している。主力製品は伝票、請求書、明細書、各種申請書類など企業の業務プロセスに不可欠な帳票類である。最近では戸籍法などの法令改正に伴う特需にも対応し、安定した需要を獲得している。生産設備はオフセット印刷機や輪転機を保有し、多品種少量生産にも柔軟に対応する。

情報処理事業のデータ印字とアウトソーシング

情報処理事業では、顧客から預かったデータをシステム開発により編集・加工し、インクジェット高速プリンタやフルカラーオンデマンド機で出力する。これにより、可変データ印字や短期大量印刷のニーズに応える。主な顧客は金融機関、通信・通販関連企業、地方自治体などであり、BPO案件や定期案件の獲得に注力している。また、出力後の製本、封入封緘、発送までを一貫受託するメーリング業務も提供し、顧客の業務効率化に貢献する。

クロスメディアとクラウドビジネスへの展開

当社は紙媒体に加え、電子メディアやQRコード、AR技術を活用したクロスメディアサービスを展開している。顧客が発信したい情報の性質に応じて最適なメディアを選択し、効果的な情報伝達を支援する。また、ソフトアプリケーションの開発やクラウドビジネスにも取り組み、データの電子化・システム連携の需要に対応する。これらの新サービスは、既存の印刷・印字技術と組み合わせることで、顧客のコミュニケーション課題を総合的に解決する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

その他製品のなかでの位置

PCサプライ専業、超小型で低収益

カワセコンピュータサプライは、その他製品セクターでPC周辺機器や消耗品を販売する専門商社。売上高は約28億円と極小規模。競合の三井松島、イタミアート、テクセンドフォトマスク、浅香工業、ドリームベッドはいずれも異なる製品を扱い、直接の競合は少ない。直近営業利益率は3.57%と低く、2026年3月期は0%予想と収益悪化。PC市場の成熟化に加え、法人需要の一巡で厳しい局面。差別化が難しく、成長戦略が急務。

強み

  • PCサプライに特化した専門商社としてのノウハウ。
  • 法人取引中心の安定した顧客ベース。
  • 多品種のサプライ用品を取り扱う。
  • 固定費が低く、赤字リスクは小さい。

課題

  • PC市場の縮小でサプライ需要も減少傾向。
  • 営業利益率0%予想と採算が悪化。
  • 小規模で仕入れ交渉力が弱く粗利が低い。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

その他製品の時価総額近傍。太字がカワセコンピュータサプライ

時価総額で並べると、掲載6社のなかで4番目にあたる。

#企業時価総額PER
17837アールシーコア15億円
27865ピープル15億円
37815東京ボード工業13億円
47851カワセコンピュータサプライ10億円9.5倍
57901マツモト10億円6.2倍
67831ウイルコホールディングス10億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 0件

創業以来のビジネスフォーム技術の蓄積

当社は創業以来、ビジネスフォームを基盤とする印刷・印字技術を培ってきた。帳票デザインから製版、印刷、加工までの一貫生産体制を自社内で構築し、高品質なビジネスフォームの供給を強みとしてきた。創業から長年にわたり、この分野で技術とノウハウを蓄積し、顧客第一主義のもと得意先企業のニーズに応える製品・サービスを提供してきた。この伝統的なビジネスフォーム事業は、現在も売上高の過半数を占めている。

オンデマンド技術への対応と情報処理事業の拡大

デジタル化の進展に伴い、当社はオンデマンド・デジタル処理技術を融合させ、情報処理事業へと領域を拡大した。インクジェット高速プリンタやフルカラーオンデマンド機を導入し、データ印字・印刷のアウトソーシング受託を開始。さらに、出力後の製本加工、封入封緘、発送といったメーリング業務にも進出した。これにより、顧客に対して情報発信のトータルサービスを提供できる体制を整え、ビジネスフォーム事業と並ぶ第二の柱へと成長させた。

需要縮小と競争激化への適応(2010年代後半以降)

2010年代後半以降、ビジネスフォーム業界ではWEB化・電子化の進展により需要が縮小傾向となった。当社のビジネスフォーム事業売上高は2014年3月期の30億円から減少を続け、2025年3月期には約15億円となった。一方、情報処理事業も電子アイテムの台頭や通知物の電子化による送付量減少、公官庁の入札条件変更などの影響を受け、売上高は横ばいから微減で推移した。この厳しい環境下、当社は原材料価格高騰や光熱費高止まりへの価格改定、生産効率化で対応してきた。

クロスメディア企業への転換と最新設備投資

2020年代に入り、当社は「情報を届けたい人」に「情報を届けることをお手伝いする」コミュニケーション創造企業への進化を掲げた。紙・電子・デザインQR・ARなどを用いたクロスメディア戦略を推進し、情報処理事業への傾斜を強めた。2025年度には最新型機械設備を導入し、生産性向上と新規案件獲得を図った。また、ランサムウェア被害の増加に対応し、セキュリティ体制の強化と社員教育を継続。これらの取り組みにより、売上高は28億円台で安定し、営業利益も48百万円を計上するに至った。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 自己資本比率70%以上
  • 流動比率200%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    情報処理事業への傾斜とクロスメディア化

    紙・電子・QR/AR等を組み合わせたクロスメディア企業を目指し、お客様の情報発信手段を多様化する。情報処理に特化した営業体制と支援体制を構築し、首都圏での新規開拓と既存顧客深耕を強化する。

  2. 02

    ビジネスフォーム事業の収益改善

    縮小するビジネスフォーム需要に対応し、価格の適正化と生産の効率化を推進する。コスト削減と競争力維持を図る。

  3. 03

    情報処理事業の営業強化と受注拡大

    金融・通信・通販等の顧客向けに提案営業を強化し、受注拡大に努める。電子化や環境意識の高まりによる需要減少に対応する。

  4. 04

    生産効率化と情報セキュリティ強化

    完全セキュリティ下の一貫生産体制で後工程内製化と省力化を推進。最新設備導入により受注機会拡大と効率化を図る。ISO9001、ISMS、プライバシーマークの運用レベル向上と内部統制強化。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で102人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は442万円で、9期前と比べて+1.5%平均年齢は43.4歳、平均勤続年数は12.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月109
2018年3月99
2019年3月43540.210.798
2020年3月43840.311.1105
2021年3月40740.811.3113
2022年3月46042.912.9114
2023年3月42042.311.8105
2024年3月41442.712.998
2025年3月42742.812.799101
2026年3月44243.412.81020

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
情報センター — 千葉県佐倉市846百万円
ビジネスフォーム・情報処理
関西支社 — 大阪市中央区8百万円
ビジネスフォーム・情報処理
本社 — 東京都中央区2百万円
ビジネスフォーム・情報処理・その他
名古屋市他 計 <5ヵ所>2百万円
ビジネスフォーム・情報処理
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    プリンタ用紙(圧着ハガキ用紙2種類)の製造
    特許庁 · 2020-05-12
    458万円
  • 調達
    電波利用料納付用納入告知書(個別免許用、包括免許用、プリンタ用)
    総務省 · 2022-02-21
    425万円
  • 調達
    プリンタ用紙(圧着ハガキ用紙2種類)の製造
    特許庁 · 2019-04-12
    398万円
  • 調達
    令和3年度 「恩給年額のお知らせ」及び「年金恩給等支払通知書」発送等業務
    総務省 · 2021-05-24
    394万円
  • 調達
    令和4年度 「恩給年額のお知らせ」及び「年金恩給等支払通知書」発送等業務
    総務省 · 2022-05-26
    260万円
  • 補助金
    [第四回]令和2年度事業再構築補助金(交付申請等)
    中小企業庁
    8,000万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は28億円営業利益0億円前期と比べると増収減益で、売上が+0.0%、利益が-100.0%。

売上高
+0.0%
28億円
営業利益
-100.0%
0億円
純利益
+0.0%
1億円
営業利益率
0.0%
前期比 -3.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高27億円28億円
営業利益0億円0億円
純利益0億円1億円
1株あたり配当¥3

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は8億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+14.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q6−1
2024年1Q700.00
2024年2Q700.00
2024年3Q600.00
2024年4Q6−1
2025年2Q1417.11
2025年4Q1400.00
2026年2Q1417.11
2026年4Q14−1−7.10
2027年1Q800.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は32億円から28億円へ88%に減った。直近期の営業利益率は0.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月3200
2014年3月300−1
2015年3月3211
2016年3月3210
2017年3月3200
2018年3月3000
2019年3月28−1−1
2020年3月28−1−7
2021年3月2601
2022年3月2500
2023年3月250−1
2024年3月260−1
2025年3月28113.61
2026年3月28010.01

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高28億円のうち、営業利益として残るのは0億円0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の3.6%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.0%21億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金25.0%7億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
25.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比5.5pt
0.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.7pt
3.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.7pt
2.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが2億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは1億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は11億円で、売上の4.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月20−1219
2014年3月1−1−1018
2015年3月3−1−1219
2016年3月10−2119
2017年3月2−2−1018
2018年3月100119
2019年3月00−1018
2020年3月0−1−1−116
2021年3月201219
2022年3月1−1−1018
2023年3月0−20−215
2024年3月2−4−1−211
2025年3月10−1111
2026年3月2−1−1111

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は34億円。このうち返さなくてよい自己資本が25億円で、自己資本比率は72.4%(業種中央値59.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月46351177.7
2014年3月45341176.0
2015年3月45351077.5
2016年3月4334979.3
2017年3月4234879.7
2018年3月4233978.4
2019年3月4032878.8
2020年3月34241071.8
2021年3月36261070.7
2022年3月35251072.8
2023年3月37241364.2
2024年3月34231166.4
2025年3月34241069.8
2026年3月3425972.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳単体ベース
現金及び預金
11億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
6億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
0億円
在庫として抱えている分
負債合計
9億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
70
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

その他製品 104社との比較

同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率104社中25位あたり、逆に低いのは営業利益率104社中90位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
2.7%/中央値 7.4%
P25 4.0%P75 10.8%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.0%/中央値 5.5%
P25 2.1%P75 9.0%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
72.4%/中央値 59.3%
P25 46.8%P75 72.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
0.0%/中央値 2.6%
P25 -1.2%P75 8.3%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.6%/中央値 3.0%
P25 2.0%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥190で、1年前と比べて+2.7%過去52週の値幅のなかでは24%の位置にある。

¥190-3.1%1ヶ月1年+2.7%時価総額10億円
過去52週の値幅
安値¥156高値¥295

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.5倍
PER (会社予想)29.7倍
PBR0.36倍
配当利回り1.58%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は6月に161円から上昇を開始し、6月18日には176円を達成。その後も高止まりし、7月13日は176円と52週高値295円からは40%安、52週安値156円からは13%高の水準。出来高は6月12日に289,600株と急増した後は低調。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER8.8倍は同業平均18.2倍を大きく下回り割安。PBR0.33倍は平均1.37倍を大幅に下回り、解散価値の3分の1。ROE2.7%と低収益で無配、配当性向20.9%もあるが利益水準が低く伸び悩み。割安だが、低収益性がリスク。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.5倍18.4倍
PER (予想)29.7倍
PBR0.36倍1.38倍
ROE2.7%6.6%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

時価総額9億円、PER約8.8倍、PBR0.33倍と割安感がある一方、直近2期は営業赤字で、2025年3月期にようやく黒字転換の見通し。強気派は「低PBRによる割安株としての投資価値」「黒字化による業績回復」を期待するが、弱気派は「売上高28億円台での低成長」「競争激化による収益性の不安定さ」を指摘する。黒字定着とキャッシュフロー改善が焦点。

プラスに働く材料7
  • 低PBRでの割安感

    PBR0.33倍と解散価値以下。資産価値に比べて株価が低迷。

  • 黒字転換局面

    2025年3月期は営業利益率3.57%と黒字予想。業績回復途上。

  • 小規模ゆえの機動性

    資本効率改善や新製品投入への機動的な対応が可能。

  • PBR0.33倍、資産価値に着目継続影響

    純資産に対し大幅割安、資産売却等の可能性

  • 営業利益黒字転換の実績2025年3月期実績影響

    前期営業赤字から黒字化、利益率3.57%

  • 売上高増加基調継続影響

    売上高26→28→28億円、2期連続増収

  • 小規模ゆえの変革スピード不定影響

    従業員数少なく、意思決定速く新事業展開に期待

マイナスに働く材料7
  • 低成長・低収益性

    売上高は26→28億円と微増。営業利益率も3%程度。

  • 競争激化のリスク

    互換インク・トナー市場は価格競争が激しく、粗利圧迫。

  • 無配当の継続

    配当利回り0%。株主還元がなく、投資家の魅力に欠ける。

  • 営業利益ゼロ予想、収益性低下2026年3月期予想影響

    営業利益1→0億円、利益率0%に悪化

  • ROE2.7%と低収益体質継続影響

    ROE2.7%、資本効率の低さがバリュエーション圧迫

  • 無配当政策長期化の懸念継続影響

    配当利回り0%、株主還元が不十分

  • 時価総額9億円、流動性リスク継続影響

    売買高極小、大口売買で株価急変の可能性

次の決算で確かめる点
営業利益率
黒字化後の収益性の持続性を確認するため。
売上高成長率
低成長脱却の兆しがあるかを見極める。
自己資本比率
財務体質の健全性を把握するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり3で、前期から40.0%いまの株価に対する利回りは1.58%。

年間配当
¥3
1株あたり
配当利回り
1.58%
いまの株価に対して
配当性向
20.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2013年3月10
2014年3月100.0
2015年3月100.072.2
2016年3月100.0746.3
2017年3月100.0
2018年3月100.0709.2
2019年3月100.0
2021年3月3−70.015.1
2022年3月30.0332.7
2023年3月30.0
2024年3月30.0
2025年3月566.723.3
2026年3月3−40.020.9

配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥3

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ1,291人。区分でいちばん多いのは個人・その他66.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が25.8%を占め、残る74.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他65.265.665.364.166.666.7
事業法人21.120.322.023.023.322.8
自己株式8.38.38.310.19.09.1
証券会社4.75.93.75.26.25.6
金融機関6.96.16.03.42.73.0
外国法人2.02.03.04.21.11.7
外国人個人0.10.10.10.10.10.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01山田株式会社12.89
02山田 芳弘7.75
03川瀬 三郎3.53
04川瀬 啓輔3.24
05星光ビル管理株式会社3.18
06山田 眞沙子3.10
07山田 幸司2.98
08中島 隆2.91
09株式会社サイブリッジ2.58
10日本生命保険相互会社2.54

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-07-30
    濵田 栄太郎
    新規の大量保有報告
    5.14%
  • 2026-06-19
    株式会社SBI証券
    新規の大量保有報告
    5.14%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+3317%、1株純資産は14期で−28%。直近期のROEは2.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月07350.1485.7
2014年3月−13718−1.8
2015年3月147311.924.272.2
2016年3月17170.2202.2746.3
2017年3月−1709−0.2
2018年3月17000.2273.8709.2
2019年3月−17670−2.5
2020年3月−140517−23.6
2021年3月205413.813.015.1
2022年3月15380.2241.8332.7
2023年3月−29505−5.5
2024年3月−24493−4.8
2025年3月215094.311.023.3
2026年3月145302.714.620.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2026/3期の役員報酬は総額68百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
川瀬啓輔代表取締役社長167,000
吉村泰明常務取締役44,000
伊藤彰彦取締役
窪津薫取締役(監査等委員)
松木昭取締役(監査等委員)
荻野正和取締役(監査等委員)

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円退職慰労百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)33116164716
社外取締役312124
取締役(社内)19199

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容358字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社はビジネスフォーム事業及び情報処理事業を展開しております。 当社の事業内容及び各セグメントごとの当社における位置付けは、次のとおりであります。 (1)ビジネスフォーム事業 当社におきましては、帳票デザインから製版、印刷、加工に至るまでビジネスフォームの生産工程を自社内で一貫して行っております。 (2)情報処理事業 当社における情報処理事業はシステム開発によるデータ編集・加工から、インクジェット高速プリンタ及びフルカラーオンデマンド機によるデータ印字・印刷のアウトソーシング受託をしております。さらに、出力した印字・印刷物の製本加工並びに封入封緘と発送業務といったメーリング業務、ソフトアプリケーション、クラウドビジネスに取組んでおります。 当社の事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,201字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において、当社が判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は創業以来培ってきたビジネスフォームをベースとする印刷・印字技術とオンデマンド・デジタル処理技術などを融合した総合的な情報処理サービスを提供しております。 これらの技術をもとに、「顧客第一主義」を唱え、得意先企業に対して高品質の製品・サービスの提供、「one to one」を可能とするオンデマンドサービスの供給を展開しております。 これらを通して、得意先企業の顧客創造と拡大のお役に立ち、延いては費用対効果を高め利益創造に貢献していくことを旨としてきております。今後一層、顧客のニーズに応じた顧客に役立つ情報処理事業の整備拡大を目指してまいります。 (2)目標とする経営指標 当社は、企業の存続こそ株主並びに社会に対する責務であると認識し、企業の安定性の指標となる株主資本比率及び流動比率の向上に努めてまいりました。 具体的な目標数値は自己資本比率70%以上、流動比率200%以上としております。 当事業年度につきましては、自己資本比率72.4%、流動比率235.8%と、自己資本比率が目標値を2.4%、流動比率が目標値を35.8%上回る結果となり目標は達成しております。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当事業年度におけるわが国の経済は、一部に弱めの動きもあるものの緩やかに回復していると思われますが、中東情勢の緊迫化を受けての国際金融市場での不安定な動きや原油価格の大幅な上昇などが顕在化しております。 当社におきましては、新規案件の取り込み、お客様への価格改定活動等に注力しつつ、新たに導入した設備による生産性の向上を図り、利益確保に努めてまいります。翌事業年度の業績の見通しは、売上高2,650百万円、営業利益0百万円、経常利益20百万円、当期純利益30百万円を見込んでおりますが、相次ぐ原材料価格の高騰を価格改定としてお客様へお願いするには時間を要し、またそれを当社で全て吸収することは厳しい状況におかれております。原材料価格を含めあらゆる価格の安定化が見えないことから現時点において当社の翌々事業年度以降の事業活動を合理的に算定することが困難であると判断し、現時点における中長期計画の業績予想は見送らせて頂きます。 そのような状況の中、ビジネスフォーム業界におきましては、WEB化・電子化などにより需要の回復は厳しいものがあり、原材料をはじめとする資材や物流費、光熱費の価格高止まりなど、引き続き厳しい状況が続いております。 一方、情報処理も含めた市場動向も電子アイテムが加速的に台頭するものと考えられます。このようなことから当社は、一層情報処理事業に傾斜させた展開をとる所存です。今後、当社はビジョンとしている「情報を届けたい人」に「情報を届けることをお手伝いする」というコミュニケーション創造企業へ進化することを目指します。お客様が発信したい情報の性質によって「紙」「電子」「デザインQR・AR」などを用いて、手段が異なる情報発信を可能とする「クロスメディア」企業としてのポジションを築き、豊かな社会のコミュニケーション創りに貢献してまいります。 市場につきましても、首都圏集中傾向は継続するものと思われ、情報セキュリティに関してはより精度の高い情報管理体制の構築が強く求められております。こうした中、当社は次のような取組みを実施してまいります。 (ア)情報処理に傾斜した営業体制並びにその支援体制の構築 (イ)大都市圏とりわけ首都圏における新規開拓並びに既存顧客の深耕の強化 (ウ)情報センターでの情報セキュリティ体制並びに生産体制の強化 (エ)ビジョンを実現するための必要な投資 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ビジネスフォーム事業におきましては、ビジネスフォーム需要は継続して縮小し、情報処理分野及び周辺業務のニーズは増加するものの競争激化になると予想されます。競争要素として、価格・品質に加えて情報セキュリティ体制がますます強く要請されるものと考えます。 かかる環境の中、縮小するビジネスフォーム売上といえど過半数の売上を占めており、価格の適正化及び生産の効率化を推進する必要があります。 情報処理事業におきましては、全営業が金融関連を初め、通信・通販関連等の顧客に向け提案営業の強化を図り、積極的に受注拡大に努めております。しかしながら通知物の電子化への移行や、環境面に対する意識の向上などにより、印刷物の需要の不透明感等による送付量の減少、公官庁における入札参加資格条件変更等により売上高は減少傾向にあり、より一層の営業活動が必要と考えております。 生産面におきましては、完全セキュリティ下の一貫生産体制のもと後工程分野の内製、省力化による原価低減を更に推進してまいります。当期におきましては、最新型の機械設備導入を実施しました。新設備導入より今まで受注出来なかった案件の獲得機会が増えるなど、更なる効率化を見込んでおります。 また、既に認証を得ておりますISO9001やISMS認証及びプライバシーマークの運用レベルの向上を図るとともに、内部統制につきましても引続き強化してまいります。
事業等のリスク1,611字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)ビジネスフォーム事業について ビジネスフォーム市場は紙より電子媒体へのシフトの加速化により市場の拡大は困難であります。加えて、同業者間での価格競争は激化しており、厳しい事業環境は継続する見通しであります。 このような環境下、当社は短納期・多色・多品種・小ロット・高品質といった顧客のニーズを満たしながらも、作業効率の改善等価格競争力の向上に努めております。 しかし、依然として当社売上高に占めるビジネスフォーム売上高は55.9%と高い構成比を占めており、一層の市場縮小や価格競争激化が進んだ場合には、当社業績は影響を受ける可能性があります。 (2)原材料である原紙について 当社の製造費用の32.1%を材料費が占めており、そのうち原紙代は相次ぐ原紙の値上げもあり前事業年度より1.0%増加し、79.1%を占めるほどとなりました。当社事業にとって原紙は不可欠な存在であり、市況の変動や供給量の変動によっては、当社業績は影響を受ける可能性があります。 (3)個人情報の漏洩について 当社は情報処理事業を営んでおりますが、情報処理市場は企業のアウトソーシングニーズもあって市場を拡大しております。データ出力業務の受託に当たっては、当社は顧客より大量の個人情報の貸与を受けておりますが、これらの情報が漏洩する危険性が考えられます。 当社では、こうした危険性を踏まえ、生産拠点を集約し最新のセキュリティシステムを導入し、関係者以外の事業所への立ち入りを制限するとともに、プライバシーマークを取得して従業員にモラル教育を実施する等、個人情報漏洩防止の施策をとっております。また、情報センターでは情報セキュリティを強化する取組として、ISМS認証を取得しております。 しかしながら、こうした取組にも関わらず当該個人情報が漏洩した場合、当社は既存顧客の逸失、業務拡大の不能、損害賠償責任の発生等業績に多大な影響を受ける可能性があります。 (4)主要な販売先への依存割合 主要な販売先への依存割合が高くなり過ぎないよう、新規取引先開拓も含め、幅広く営業活動を行っておりますが、当事業年度における売上高上位10社が占める割合は35.8%であり、この上位10社との取引に急激な変化が生じた場合、当社業績に影響を受ける可能性があります。 (5)当社と当社筆頭株主の山田株式会社との関係について 当社の筆頭株主である山田株式会社は当事業年度末現在、当社株式の14.2%を所有しております。同社は当社の大株主上位第2位である山田芳弘氏及びその近親者が議決権の過半数を支配する会社であります。同社、山田芳弘氏及び山田芳弘氏近親者(以下「同社等」という。)は合計で当社株式の26.7%を所有しており、その保有する議決権の比率は29.4%であります。 これは、当社創業者である川瀬渉と山田芳弘氏の父親が伊勢藤紙工株式会社(現株式会社イセトー)の同僚であり、川瀬渉が当社を設立するに際し同氏より出資を受けたことによるものでありますが、現在、同社等は当社の経営に関与しておりません。 しかしながら、今後、同社等の当社経営に関する意向、同社等の当社株式の保有方針等によっては当社の経営方針、事業運営等に影響を受ける可能性があります。 (6)当社生産拠点が1ヶ所であることのリスク 当社の現有生産拠点は、「情報センター」1ヶ所であります。災害等不測の事態が発生した場合、当社業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,249字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当事業年度におけるわが国経済は、一部に弱めの動きもあるものの緩やかに回復していると思われますが、中東情勢の緊迫化を受けての国際金融市場での不安定な動きや原油価格の大幅な上昇などが顕在化しております。 ビジネスフォーム印刷業界におきましては、電子化・WEB化などに見られるデジタル化の進展、環境面に対する意識の向上などにより、印刷物の需要の不透明感が増しております。また、原材料をはじめとする資材価格の高騰や光熱費の高止まり、人件費の上昇圧力なども重なって厳しい環境が継続しております。 このような情勢の中で、営業部門におきましては、自社情報設備を最大限に活用した情報処理案件獲得に向けての地方自治体や外郭団体などへの営業活動の強化、BPO案件や定期案件の獲得を目指したシステムインテグレーターなどへの新規開拓活動、資材の高騰を踏まえた適正価格での販売に注力いたしました。 生産部門におきましては、安定的な生産基盤構築のため無駄な作業工数の削減、業務分散による設備の稼働率向上などに取り組んでまいりました。 その結果、売上高は2,797百万円(前期は2,831百万円)、経常利益75百万円(前期は109百万円)、当期純利益66百万円(前期は100百万円)となりました。 この結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ14百万円増加し、3,435百万円となりました。 当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ82百万円減少し、949百万円となりました。 当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ96百万円増加し、2,486百万円となりました。 b.経営成績 当事業年度の経営成績は、売上高2,797百万円(前期は2,831百万円)となりました。利益につきましては、営業利益48百万円(前期は79百万円の営業利益)、経常利益75百万円(前期は109百万円の経常利益)、当期純利益66百万円(前期は100百万円の当期純利益)となりました。 なお、当事業年度におけるセグメントの概況は、次のとおりです。 (ビジネスフォーム事業) 企業におけるデジタル化、クラウドサービスの進展により需要は減少基調が継続する中、戸籍法などの法令改正の特需の取り組み、経済活動の持ち直しの影響もあり売上高は前期と比べ26百万円減少し、1,562百万円(前期は1,589百万円)となりました。セグメント利益は、引き続き原材料等の高騰の影響や売上高の減少などにより、25百万円減少の155百万円(前期は180百万円)となりました。 (情報処理事業) 国内において、ランサムウェア被害が増加する中、セキュリティ体制のより強化を図ると共に、個人情報保護に対する社員教育にも継続的に取り組みました。このような状況の中、地方自治体を中心に新規案件獲得等に幅広く活動しましたが、売上高は前期と比べ7百万円減少し、1,234百万円(前期は1,242百万円)となりました。セグメント利益は、売上高が減少したものの、原価率が良い案件を獲得したこともあり25百万円増加し191百万円(前期は166百万円)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物は、営業活動により243百万円の収入、投資活動により81百万円の支出、財務活動により148百万円の支出となった結果、前事業年度末より14百万円増加し、1,126百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、243百万円の収入(前期は120百万円の収入)となりました。 主な収入と支出の内訳は、収入が「税引前当期純利益」76百万円、非現金支出費用の「減価償却費」107百万円、「売上債権の減少額」56百万円、「その他」に含まれる「未払金の増加額」43百万円となり、支出が「棚卸資産の増加額」4百万円、「仕入債務の減少額」2百万円、「未払消費税等の減少額」24百万円によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、81百万円の支出(前期は28百万円の支出)となりました。主な収入と支出の内訳は、収入が「保険積立金の払戻による収入」6百万円、「保険積立金の解約による収入」8百万円となり、支出が「有形固定資産の取得による支出」58百万円、「無形固定資産の取得による支出」9百万円、「保険積立金の積立による支出」29百万円によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、148百万円の支出(前期は129百万円の支出)となりました。支出の内訳は、「短期借入金の純減少額」10百万円、「長期借入金の返済による支出」12百万円、「自己株式の取得による支出」15百万円、「リース債務の返済による支出」86百万円、「配当金の支払額」23百万円によるものです。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当事業年度の生産実績をセグメント別に示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前期比(%) ビジネスフォーム事業   1,202,980   △0.7 情報処理事業   1,205,453   △0.6 合計   2,408,434   △0.7 (注)1 金額は販売価格によっております。 b.商品仕入実績 当事業年度の商品仕入実績をセグメント別に示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前期比(%) ビジネスフォーム事業   247,417   △10.5 情報処理事業   3,999   △2.9 合計   251,417   △10.4 c.受注実績 当事業年度の製品受注実績をセグメント別に示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高   受注残高 金額(千円)   前期比(%)   金額(千円)   前期比(%) ビジネスフォーム事業   1,220,565   2.4   153,963   40.0 情報処理事業   1,208,855   △0.1   3,437   8,492.7 合計   2,429,420   1.1   157,400   43.0 d.販売実績 当事業年度の販売実績をセグメント別に示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) ビジネスフォーム事業   1,562,851   △1.7 情報処理事業   1,234,235   △0.6 合計   2,797,086   △1.2 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 財務諸表等(1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 ② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態の分析 (資産の部) 当事業年度末における流動資産は前事業年度末と比べ35百万円減少し、1,600百万円となりました。これは主に「現金及び預金」が14百万円、「原材料及び貯蔵品」が6百万円、「仕掛品」が11百万円それぞれ増加し、「売掛金」が54百万円、「商品及び製品」が12百万円それぞれ減少したことによるものです。 固定資産は前事業年度末と比べ49百万円増加し、1,835百万円となりました。これは主に「投資有価証券」が71百万円、「保険積立金」が20百万円それぞれ増加し、「有形固定資産」で58百万円、「無形固定資産」で11百万円それぞれ設備投資をしたものの、減価償却費107百万円を計上したことによるものです。 (負債の部) 流動負債は前事業年度末と比べ34百万円減少し、678百万円となりました。これは主に「未払金」が43百万円、「未払費用」が2百万円それぞれ増加し、「短期借入金」が10百万円、「1年内返済予定の長期借入金」が12百万円、「リース債務」が28百万円、「未払消費税等」が24百万円、「賞与引当金」が4百万円それぞれ減少したことによるものです。 固定負債は前事業年度末と比べ48百万円減少し、270百万円となりました。これは主に「繰延税金負債」が20百万円増加し、「リース債務」が57百万円、「役員退職慰労引当金」が11百万円それぞれ減少したことによるものです。 (純資産の部) 純資産の部は前事業年度末と比べ96百万円増加し、2,486百万円となりました。これは主に「その他有価証券評価差額金」が52百万円増加し、当期純利益66百万円を計上して配当金を23百万円支払ったことによるものです。 b.経営成績の分析 (売上高) 当事業年度における売上高は、営業部門においては前事業年度に引き続き地方自治体等の新案件はもとより、未開拓の自治体や外郭団体への営業活動を強化し、BPО案件や定期案件の獲得に注力いたしました。また、戸籍法などの法令改正の特需などもありましたが、売上高は前事業年度に比べ34百万円減少し2,797百万円(前期は2,831百万円)となりました。セグメント別の売上高については、「(1)経営成績等の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 (売上総利益) 当事業年度における売上総利益は、原材料を含めた資材の高騰、賃金の値上げなど利益を圧迫する影響はありましたが、計画的な生産スケジュールなどに取り組み、外部に委託していた外注加工の内製化など自助努力が功を奏し、前事業年度に比べて3百万円減少し、732百万円となりました。 (営業利益) 販売費及び一般管理費は、給与の値上げ、人材確保に向けた採用活動、サイバーセキュリティ対策など社内外インフラの整備に取り組み、前事業年度に比べて27百万円増加し683百万円となりました。 この結果、前事業年度に比べ30百万円減少し、営業利益は48百万円(前期は79百万円の営業利益)となりました。 (経常利益) 営業外収益は、前事業年度に比べ5百万円減少し36百万円となりました。営業外費用は前事業年度に比べ2百万円減少し9百万円となりました。この結果、当事業年度においては75百万円の経常利益となり(前期は109百万円の経常利益)、前事業年度に比べ33百万円減少しました。 (当期純利益) 当期純利益は、前事業年度に比べ33百万円減少し66百万円の当期純利益(前期は100百万円の当期純利益)となりました。経常利益の減少のほか法人税、住民税及び事業税9百万円を計上したことによるものです。 c.キャッシュ・フローの分析 キャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 当社の経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりとなります。 当社の資本の財源及び資金の流動性につきましては、営業活動における資金需要は基本的に自己資金を財源としております。当事業年度末における現金及び現金同等物の期末残高は1,126百万円であり、営業活動に支障を来す事は無いと考えております。当事業年度では業績が好転し利益を計上したことにより純利益となりました。進行期以降もエネルギー価格・原材料価格の高騰による原価上昇局面や人材確保のための賃上げなど会社を取り巻く環境は厳しい状況にありますが、翌事業年度以降も設備投資による効果を最大限発揮させ、これらの課題を解決してまいります。当事業年度末における借入金は主に営業協力でありますが、今後、ファイナンス方法を含め、それぞれの目的に応じた方法により資金調達が行えるよう管理体制を整えてまいりたいと思います。当事業年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債残高は前事業年度に比べ109百万円減少し、497百万円となっております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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