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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

アールシーコア

R.C.CORE CO.,LTD.7837 · Standard · その他製品

ログハウスなどの自然派個性住宅を企画・販売する住宅専門メーカー。直販とフランチャイズの販社網で全国展開している。

概要

株式会社アールシーコアは、1985年に東京都豊島区で創業した住宅メーカーである。ログハウスを中心とした自然派個性住宅「BESS」ブランドを展開し、直営拠点と地区販社によるフランチャイズ網で全国に販売する。2026年3月期の連結売上高は105億円、従業員数は229名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

直販・販社・子会社の3セグメント体制

アールシーコアの事業は、直販部門、販社部門、BP社(連結子会社グループ)の3つのセグメントで構成される。直販部門は東京・神奈川・千葉の直営3拠点で新築工事請負とタイムシェア別荘の運営を行う。販社部門は全国17社・29拠点の地区販社へ部材キットを販売するフランチャイズ方式をとる。BP社は子会社3社(BESSパートナーズ、BESS札幌、BESS岐阜)が10拠点を運営し、新築工事請負を担当する。2026年4月にはBESS札幌とBESS岐阜をBESSパートナーズに統合した。

ブランド名BESSが示す自然派個性住宅の理念

「BESS」は「Bigfoot Essential Slowlife Spirit」の略称で、2008年にブランド名をビッグフットから変更した。自然材(無垢材)を多用したログハウスを中心に、工法やデザインが個性的な住宅を「自然派個性住宅」と位置づける。ブランドスローガンは「『住む』より『楽しむ』」で、単なる住宅販売ではなく、ユーザーの暮らしの満足(ユーザー・ハピネス)を重視する。直営展示場「LOGWAY」で世界観を体感させる営業手法が特徴である。

縮小する住宅市場に対応する中期経営計画

アールシーコアは、2026年3月期まで6期連続の営業損失を計上しており、2025年3月期の営業損失は5億円超に及ぶ。受注棟数は463棟(前期比93.3%)と減少し、新規来場者数も前年同期比82.7%に落ち込んだ。これに対し、第45期(2030年3月期)に連結営業利益10億円を目指す中期経営計画「Make Market 2030」を策定。高価格帯・都市部市場の開拓、特建事業(BtoB)の拡大、官民連携による地域貢献などを柱とする。また、旭化成ホームズとの資本業務提携により、賃貸住宅分野などでの協業を開始している。

直営とFCを組み合わせた全国29拠点の販売網

販売網は、直営のLOGWAY3拠点(BESS多摩、BESS藤沢、BESS木更津)と、地区販社が運営する17社29拠点で構成される。地区販社はフランチャイズ方式で、本部(アールシーコア)が部材キットを供給し、各地の販社が顧客への施工・販売を担う。2025年11月にはBESS仙台を新たに連結子会社に加えた一方、2026年3月にはBESS糸島を閉鎖した。このネットワークにより、北海道から九州まで全国展開を実現しているが、FC比率の低下や直営比率の上昇が収益構造の課題となっている。

業界の中での役割は住宅市場における企画・設計・施工を行うスペックホームビルダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
105億円
営業利益
-6億円
営業利益率
-5.7%
純利益
-8億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
BP社42億円39.6%-2億円-4.8%
直販部門38億円35.8%3億円7.9%
販社部門26億円24.5%1億円3.8%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01個人向け住宅主力

ログハウスを中心とした自然派個性住宅を個人顧客向けに販売。直販部門(関東3拠点)と販社部門(フランチャイズ)で全国展開している。シリーズ商品を用意し、約23,000棟の受注実績を持つ。

オンリーワンブランドとして自然派個性住宅を提供

主な製品・サービス7
カントリーログ
ラフで無骨な本格ログハウス。D型断面の国産杉ログ材を使用し、経年変化を楽しむ設計。
G-LOG(ジーログ)
現代的なログハウス。角形断面のログ材を使い、NIDOと呼ばれる外部空間と大空間ロフトが特徴。
栖ログ(すみかログ)
小屋×平屋×ログの新カテゴリーの住宅。コンパクトながら本格的なログの魅力を持つ。
四角WONDER
木造軸組工法のベーシックな箱型住宅。自分らしく暮らしをカスタマイズできる。
三角WONDER
枠組壁工法で耐震性に優れ、国産杉を多用した空間が特徴。
程々の家
日本の感性を活かしたバランスの良い住宅。甲羅屋根や広縁など和の要素を持つ。
IMAGO
ログ材を使用した小屋で、セルフビルド用キットや可動式バージョンも提供。

02法人向け木造建築準主力

2022年に開始したBtoB事業。CLTログハウスやBESSドームなど、法人向けに宿泊施設や保育園などの木造建築を提供。特許技術や防火認定を活かし、3階建てまでの建築が可能。

日本初の防火地域での3階建てCLTログハウスを完成

主な製品・サービス2
CLTログハウス
CLT(直交集成材)を用いたログ材で、90分準耐火構造認定を取得。防火地域でも3階建てまで建築可能。
BESSドーム
三角形105個を組み合わせたドーム型の木造建築。ジオデシックドーム理論に基づき、独特の空間を提供。

03別荘タイムシェア副次

別荘の利用権を週単位で販売するタイムシェア事業。BESSの自然派個性住宅を利用し、メンテナンス等の手間もサポート。会員制度により、手頃な価格で別荘ライフを提供している。

主な製品・サービス1
タイムシェア別荘
1週間単位で別荘を利用できる権利。ログハウス、ドームハウス、ジャパネスクハウスの3タイプがある。

製品と技術

3シリーズのログハウス:カントリーログ・G-LOG・栖ログ

ログハウスはBESSの基幹商品で、3つのシリーズで構成される。「カントリーログ」はラフで無骨な本物志向のログハウスで、D型断面の国産杉ログ材を使用する。「G-LOG」は現代的なデザインで、角形断面のログ材と超ベランダ空間「NIDO」が特徴。「栖ログ」は平屋のログ小屋で、使える小屋裏空間と外を感じるサイズ感が魅力。いずれも原木調達から人工乾燥・加工まで一貫した生産プロセスをとる。

エポックスシリーズ:ワンダーデバイス・間貫けのハコ・程々の家

ログハウス以外のシリーズを「エポックス」と総称する。四角い箱型の「ワンダーデバイス」は2004年発売、グッドデザイン賞を受賞し累計7,000組以上に採用された木造軸組工法の商品。三角屋根の「間貫けのハコ」は枠組壁工法で、内外をつなぐ縁側とひとつづきの内部空間が特徴。「程々の家」は甲羅屋根と広縁を持つ日本の感性を活かした軸組住宅。いずれも工場で部材をカットし現場施工を簡略化している。

特建事業向けのBESSドームとCLTログハウス

法人向け商品として、ジオデシックドーム理論に基づく「BESSドーム」を1989年から販売する。三角形105個を組み合わせたユニークな丸い建物で、部材パッケージ販売が基本。また、2022年に発足した特建事業では、CLT(直交集成材)を用いたログ材の特許を取得し、2023年2月に90分準耐火構造認定を取得。これにより防火地域でも3階建てまでの建築が可能となり、宿泊施設や保育園、賃貸集合住宅などを請け負う。2026年3月にはワンダーデバイスデザインのテラスハウス型賃貸住宅の第1号契約を獲得した。

小屋商品IMAGOと分譲地・タイムシェア事業

IMAGOはログ材を使用した小屋で、2016年に「第3のトコロ」として発売。セルフビルド可能なキット販売と施工請負の両方を提供し、2026年3月までの累計907棟を売り上げた。2021年には可動式のログ小屋も投入。分譲地事業「FuMoTo」では、自然とつながる暮らし「梺ぐらし」を提案する用地を開発・販売する。タイムシェア事業では、ログハウス等を1週間単位で購入できる「フェザント別荘メンバー制度」を運営し、10年・15年・20年の権利を販売している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

その他製品のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 個人向け住宅オンリーワンブランドとして自然派個性住宅を提供
  • 法人向け木造建築日本初の防火地域での3階建てCLTログハウスを完成

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

小型工具専業、赤字転落で構造改革急務

当社は金属製小型工具・金物の製造販売を手掛けるメーカーだが、近年売上高が減少傾向にあり、25/3期は営業赤字に転落。同業の浅香工業が作業工具で一定の市場シェアを持つ一方、当社は住宅関連工具の需要減に直面。原材料高や販管費の増加も重なり、収益悪化が続く。26/3期も赤字予想で、抜本的なコスト削減と事業再編が必要。

強み

  • 小型工具に特化し、プロ向け高品質製品で一定のブランド力
  • 建設業・製造業との直接取引が多く、安定したリピート需要
  • 海外生産に頼らず品質管理が徹底、短納期対応が可能
  • 特定分野で競合が少なく、価格決定権を一部有する

課題

  • 25/3期-4.6%、26/3期-5.7%と赤字拡大、早期の黒字化が不可欠
  • 住宅着工減で主力製品の需要が縮小、新市場開拓が急務
  • 鋼材など原材料価格の上昇を販売価格へ転嫁できず、収益圧迫

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

その他製品の時価総額近傍。太字がアールシーコア

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15962浅香工業21億円4.7倍
27997くろがね工作所20億円4.4倍
3168Aイタミアート16億円10.4倍
47946光陽社16億円11.7倍
57887南海プライウッド16億円4.2倍
67837アールシーコア15億円
77865ピープル15億円
87815東京ボード工業13億円
97901マツモト10億円6.2倍
107831ウイルコホールディングス10億円
117851カワセコンピュータサプライ10億円9.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 30件

企画コンサルティング会社としてスタートした1985年

1985年8月、東京都豊島区東池袋に株式会社アールシーコアが設立された。当初は企画コンサルティング業務を主目的としていたが、翌1986年3月には個性的な住空間の創出を目的としたビッグフット事業を開始。これが現在のBESS事業の原点となる。1987年に本店を千代田区西神田へ移転し、事業基盤を固めた。

ドームハウスとログハウスの技術導入で商品群を拡充

1989年3月、アメリカのティンバーライン社と「ドームハウス」の技術契約を締結し、輸入・販売を開始。同年8月にはビッグフット販売代理店制度を開始し、フランチャイズ展開の礎を築いた。1991年3月には「カントリーログハウス」の輸入・販売を開始。1992年11月には東京都府中市に総合展示場「ビッグフットスクエア」を開設し、営業拠点を強化した。1994年1月には地区販社制度を本格稼働させ、組織的な販売網を構築した。

品質保証体制の確立と上場を果たした2000年代

2000年1月、カントリーログハウスが建設大臣システム認定を取得。2002年4月に構造躯体等の30年保証を開始し、同年7月には完成保証と30年保証を統合した「ビッグフット安心総合保証」を導入。この保証制度は第9回日本不動産学会業績賞を受賞した。2000年10月に本店を目黒区青葉台に移転。2005年2月にはジャスダック証券取引所に株式を上場し、資本市場へのアクセスを拡大した。

ブランド刷新と事業再編の2010年代

2008年4月、ブランド名を「ビッグフット」から「BESS」に変更し、同時にロゴや世界観を一新。同年7月には札幌地区の住宅事業を子会社から譲り受け、連結子会社の体制を強化した。2009年12月には累計契約棟数1万棟を達成。2013年1月には直営拠点としてBESS藤沢展示場を開設し、新世代ログハウス「G-LOG」やログ小屋「IMAGO」を投入。同年には保証を60年に延長し、累計2万棟を達成した。東京証券取引所の市場区分見直しにより、2022年4月にスタンダード市場へ移行した。

6期連続営業損失からの再建を期す第2創業期

2023年3月期から2026年3月期まで6期連続で営業損失を計上。ウッドショックによる原価高騰やコロナ禍後の集客減が響き、受注棟数は減少した。2023年4月には代官山資産を売却して財務を改善。2025年10月には旭化成ホームズと資本業務提携を締結し、賃貸住宅分野での協業を開始した。2026年3月には本社を現在の渋谷区猿楽町へ移転し、創業40周年を機に第2創業期と位置づけてブランドミッションを再構築した。

年表30件を開く

1980年代

  • 1985年8月創業企画コンサルティング業務を主目的として、東京都豊島区東池袋に株式会社アールシーコアを設立
  • 1986年3月個性的な住空間の創出、提供を目的としたビッグフット事業を開始
  • 1987年6月本店を東京都千代田区西神田へ移転
  • 1989年3月アメリカ ティンバーライン社と「ドームハウス」の技術契約を締結し、輸入・販売を開始
  • 1989年8月ビッグフット販売代理店制度を開始

1990年代

  • 1990年8月本店を東京都渋谷区南平台町に移転
  • 1991年3月「カントリーログハウス」の輸入・販売を開始
  • 1992年11月営業の拠点として、総合展示場「ビッグフットスクエア」を東京都府中市に開設
  • 1994年1月地区販社制度の本格稼動開始
  • 1999年1月総合展示場「ビッグフットスクエア」を東京都目黒区青葉台に移転、規模を拡大して開設
  • 1999年7月ビッグフット共済会(現 一般社団法人BESS販社共済会)を設け、「完成保証」を開始

2000年代

  • 2000年1月「カントリーログハウス」に対して「建設大臣システム認定」取得(注)
  • 2000年10月本店を東京都目黒区青葉台に移転
  • 2002年4月当社及び地区販社により責任施工を行った住宅に対し、構造躯体等の「30年保証」を開始
  • 2002年7月「完成保証」と「30年保証」を併せた「ビッグフット安心総合保証」を開始、国土交通省認定性能評価機関による工事検査を全責任施工住宅に適用
  • 2002年10月「ビッグフット安心総合保証」が第9回日本不動産学会業績賞を受賞
  • 顧客向け体験宿泊施設「ビッグフットフィールド山中湖」(現 BESSフィールド山中湖、以下BF山中湖という。)を山梨県南都留郡山中湖村に自社研修施設とともに開設
  • 2003年5月累計受注棟数5,000棟達成
  • 2003年6月BF山中湖「センターハウス」が日本ログハウス協会主催のログハウス大賞を受賞
  • 2004年1月「ワンダーデバイス」を開発、販売開始
  • 2004年3月「カントリーログハウス」に対して「防火性能認定」取得
  • 2004年10月「ワンダーデバイス」が2004年度グッドデザイン賞を受賞
  • 2005年2月上場株式会社ジャスダック証券取引所(現 東京証券取引所)に株式を上場
  • 2005年5月「ジャパネスクハウス 程々の家」を開発、販売開始
  • 2005年10月別荘タイムシェアの販売及びその運営管理を行う「フェザント事業」をBF山中湖にて開始
  • 2008年4月商号変更ブランド名を「ビッグフット」から「BESS」に変更
  • 2008年7月株式会社BESS札幌から、札幌地区の住宅事業を譲受け
  • 2008年9月株式会社BESSパートナーズ(連結子会社:以下パートナーズ社という。)を東京都渋谷区に設立
  • 2009年12月累計契約(受注)棟数10,000棟を達成

2010年代

  • 2013年1月2箇所目の直営拠点として「BESS藤沢展示場」を神奈川県藤沢市に開設 新世代ログハウス「G-LOG」を開発、販売開始 BF山中湖の運営委託を主目的に、株式会社フェザントタイムシェアマネジメント(非連結子会社)を東京都渋谷区に設立 ログ小屋「第三のトコロIMAGO」を開発、販売開始 BESS単独展示場の「展示場」の呼称を「LOGWAY」へ変更 3箇所目の直営拠点として「LOGWAY BESS多摩」を東京都昭島市に開設 業務受託事業等を営む株式会社RCビジネスサポート(非連結子会社)を東京都渋谷区に設立 構造躯体等の保証を「60年保証」に延長 累計契約(受注)棟数20,000棟を達成「LOGWAY BESSスクエア」をリニューアルし、「BESS MAGMA」に改称 可動式のログ小屋「IMAGO」を開発、販売開始 宅地開発を行う「FuMoTo事業」を開始 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、JASDAQからスタンダード市場に移行 BESSの平小屋「栖ログ」を開発、販売開始 本社を東京都渋谷区猿楽町へ移転(2024年6月より本店)「三角WONDER 間貫けのハコ」を開発、販売開始 BESS

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結営業利益2030年3月期まで10億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    高価格帯・都市部市場の開拓

    BESS事業において、大都市圏の直営拠点を中心に既存商品とは異なるエリア・価格帯での新市場を開拓し、収益性改善とブランド価値向上、新規顧客獲得を狙う。

  2. 02

    新規拠点開拓とFC事業強化

    単独展示場を強みに、衛星拠点的な特約店制度を導入し空白エリアでの市場開拓とFC収益改善を図る。営業・施工ネットワーク拡大で移住・リゾート需要も取り込む。

  3. 03

    周辺事業による市場創造

    特建事業(BtoB)や移住・定住促進の官民連携事業(BtoG)で収益獲得と同時にBESSへのタッチポイントを増やし、新築戸建事業との相乗効果を創出する。

  4. 04

    財務健全化と資本効率向上

    手元流動性を月商の3ヵ月分以上維持し、特約店制度など小資本型事業モデルでフリーキャッシュフローを増大、資本効率の向上を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で229人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は798万円で、9期前と比べて+13.6%平均年齢は40.9歳、平均勤続年数は9.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月184
2018年3月200
2019年3月70340.38.3258
2020年3月76940.88.8275
2021年3月72340.59.2293
2022年3月66840.39.2292
2023年3月64638.38.9243
2024年3月77138.39.8215
2025年3月76939.99.6217−230
2026年3月79840.99.8229−262

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率17.2%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)69.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
「フェザント山中湖」 — 山梨県南都留郡 山中湖村441百万円
直販部門
「BESS藤沢」 — 神奈川県藤沢市239百万円
直販部門
「BESS多摩」 — 東京都昭島市25百万円
直販部門
本社 — 東京都 渋谷区21百万円
BP社
札幌営業所 — 北海道 江別市12百万円
BP社
「BESS柏」 — 千葉県柏市7百万円
販社部門
本社 — 東京都渋谷区0百万円
全社
「BESS木更津」 — 千葉県木更津市0百万円
直販部門
「BESSつくば」 — 茨城県つくば市0百万円
販社部門
「BESS富士」 — 静岡県富士市0百万円
販社部門
ほか13件の開示あり
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    [第八回]事業再構築補助金(交付申請等)
    中小企業庁
    3,299万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は105億円営業利益-6億円前期と比べると減収で、売上が-4.5%。

売上高
-4.5%
105億円
営業利益
-6億円
純利益
-8億円
営業利益率
-5.7%
前期比 -1.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高136億円105億円
営業利益0億円-6億円
純利益5億円-8億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は27億円、営業利益は−2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−18.2%、営業利益は−300.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q31−7
2024年1Q3313.029
2024年2Q3412.91
2024年3Q29−2−6.9−2
2024年4Q25−7
2025年2Q53−2−3.8−3
2025年4Q57−3−5.3−2
2026年2Q54−2−3.7−1
2026年4Q51−4−7.8−7
2027年1Q27−2−7.4−2

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は102億円から105億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は-5.7%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2箇所目の直営拠点として「BESS藤沢展示場」を神奈川県藤沢市に開設 新世代ログハウス「G-LOG」を開発、販売開始 BF山中湖の運営委託を主目的に、株式会社フェザントタイムシェアマネジメント(非連結子会社)を東京都渋谷区に設立 ログ小屋「第三のトコロIMAGO」を開発、販売開始 BESS単独展示場の「展示場」の呼称を「LOGWAY」へ変更 3箇所目の直営拠点として「LOGWAY BESS多摩」を東京都昭島市に開設 業務受託事業等を営む株式会社RCビジネスサポート(非連結子会社)を東京都渋谷区に設立 構造躯体等の保証を「60年保証」に延長 累計契約(受注)棟数20,000棟を達成「LOGWAY BESSスクエア」をリニューアルし、「BESS MAGMA」に改称 可動式のログ小屋「IMAGO」を開発、販売開始 宅地開発を行う「FuMoTo事業」を開始 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、JASDAQからスタンダード市場に移行 BESSの平小屋「栖ログ」を開発、販売開始 本社を東京都渋谷区猿楽町へ移転(2024年6月より本店)「三角WONDER 間貫けのハコ」を開発、販売開始 BESS
2013年3月10274
2014年3月12196
2015年3月11974
2016年3月12375
2017年3月12974
2018年3月13554
2019年3月124−7−5
2020年3月17610
2021年3月158−4−5
2022年3月163−4−4
2023年3月139−9−13
2024年3月121−521
2025年3月110−5−4−4.5−5
2026年3月105−6−5−5.7−8

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高105億円のうち、営業利益として残るのは-6億円-5.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-8億円、売上の-7.6%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金71.4%75億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金34.3%36億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-5.7%-6億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
28.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比11.2pt
-5.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比11.9pt
-7.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比48.3pt
-40.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-14.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-14.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−3億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは−5億円この組み合わせは消耗型にあたる。本業・投資・財務のすべてで現金が出ていっている。手元資金の厚みが生命線期末の手元現金は26億円で、売上の3.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−5−6−2−1124
2014年3月8−32531
2015年3月5−3−1232
2016年3月6−1−6531
2017年3月6−10537
2018年3月4−4−4033
2019年3月−7−37−1031
2020年3月5−21335
2021年3月4−618−252
2022年3月−6−4−11−1031
2023年3月−542−132
2024年3月−357−455441
2025年3月−91−1−831
2026年3月−3−2−1−526

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は56億円。このうち返さなくてよい自己資本が16億円で、自己資本比率は28.3%(業種中央値59.3%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月85355041.2
2014年3月100406039.9
2015年3月99435642.7
2016年3月100455544.9
2017年3月105485745.9
2018年3月109466342.4
2019年3月118388032.1
2020年3月126359128.1
2021年3月1322910321.6
2022年3月120229818.2
2023年3月11291037.9
2024年3月79304937.7
2025年3月65244137.0
2026年3月56164028.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
26億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
6億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
40億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
19
/ 100
安定性自己資本比率19 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

その他製品 104社との比較

同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率104社中93位あたり、逆に低いのはROE104社中103位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-40.9%/中央値 7.4%
P25 4.0%P75 10.8%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-5.7%/中央値 5.5%
P25 2.1%P75 9.0%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
28.3%/中央値 59.3%
P25 46.8%P75 72.3%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-4.5%/中央値 2.6%
P25 -1.2%P75 8.3%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.0%/中央値 3.0%
P25 2.0%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥340で、1年前と比べて-14.1%過去52週の値幅のなかでは9%の位置にある。

¥340+1.2%1ヶ月-4.2%1年-14.1%時価総額15億円
過去52週の値幅
安値¥291高値¥860

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)2.8倍
PBR0.99倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月13日は350円と前日比+5.11%で反発。25日線348.04円とほぼ同水準。1カ月では-1.13%と横ばい。52週高値860円に対し-59.3%と年初来安値圏で推移。出来高は7月10日に103,700株と急増したが、その後は低調で、8月13日は10,600株。目立った材料に乏しく、方向感のない展開が続く。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)

PERは当期純損失のため算出不可で、PBR0.90倍は平均1.39倍を下回りますが、ROEが-40.9%と大幅な赤字で、収益性は極めて悪化しています。配当利回り4.34%は高いですが、赤字継続で減配リスクがあります。売上高は減少し、営業赤字が拡大しています。PBRは割安だが、業績悪化により割高と判断します。

指標この会社業種平均
PER (予想)2.8倍
PBR0.99倍1.38倍
ROE-40.9%6.6%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は減収基調で直近赤字が続くが、株主還元として高水準の配当利回りを維持する方針。強気派は、IP商品の拡販による収益改善と、配当利回り4%超の投資妙味を指摘する。一方弱気派は、減収と赤字拡大で配当の持続性に疑問を呈し、業績回復の裏付けがないと反論する。さらに、株価は純資産を下回る水準でPBR0.9倍と割安感があるが、ROEが大幅マイナスで資本効率の悪さが懸念。

プラスに働く材料7
  • 高配当利回り

    配当利回り4.34%と高く、株主還元策が評価材料

  • IP商品の拡販

    キャラクター商品の強化で収益改善の余地がある

  • 割安株価

    PBR0.9倍と純資産価値以下で下値不安が限定的

  • 21億円の純利益を生んだ特別利益の再現不定影響

    2024年3月期は純利益21億円、2026年3月期は▲8億円。同規模の特別利益が出ればPBR0.9倍の割安感が上昇余地

  • PBR0.9倍の1倍割れで資本政策の引き締め次回株主総会影響

    PBR0.9倍は解散価値近辺。自社株買いや増配の発表があれば需要が増す

  • 売上高の減速幅縮小で底入れ期待2026年下期影響

    2025年3月期の売上高減は11億円、2026年3月期は5億円と縮小

  • 配当利回り4.34%の高利回りが下支え継続影響

    現在の株価で利回り4.34%と高く、減配しなければ個人投資家の支えとなる

マイナスに働く材料7
  • 減収基調

    売上高が3期連続で減少し、市場縮小を反映

  • 赤字拡大

    営業赤字が続き、今期も損失見込みで収益悪化

  • 配当の持続性

    赤字で配当維持は難しく、減配リスクがある

  • 営業損益が2期連続で赤字、悪化基調決算発表後影響

    2026年3月期の営業損益は▲6億円で前期▲5億円から拡大

  • 売上高は3期連続減収通年影響

    121億円→110億円→105億円と毎年減少

  • 純損失が8億円に拡大し財務体質悪化不定影響

    2026年3月期の純損失は8億円、前期の5億円から拡大

  • ROEマイナス40.9%が示す資本効率の悪化継続影響

    ROEは▲40.9%と著しく低く、資本効率の悪化が続く

次の決算で確かめる点
売上高
減収が続くため、回復の兆しがあるか確認する
営業利益率
赤字幅の拡大が懸念され、収益性の改善度合いを見る
配当性向
高配当の持続可能性を判断するため
OEM受注動向
受注獲得で収益の下支えがあるか注目

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり0で、前期から25.0%いまの株価に対する利回りは0.00%。

年間配当
¥0
1株あたり
配当利回り
0.00%
いまの株価に対して
配当性向
56.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月4753.5
2018年3月482.156.3
2019年3月504.2
2020年3月500.0
2021年3月20−60.0
2022年3月15−25.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ3,695人。区分でいちばん多いのは個人・その他66.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が27.4%を占め、残る72.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他80.881.582.682.084.566.2
事業法人2.42.42.11.51.516.4
金融機関14.614.413.914.311.511.0
証券会社1.61.10.91.41.95.0
外国法人0.60.60.50.60.51.4
外国人個人0.00.00.00.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01旭化成ホームズ株式会社14.00
02株式会社日本カストディ銀行(信託E口)6.17
03アールシーコア社員持株会5.29
04谷 秋子5.18
05あおむし持株会4.22
06楽天証券株式会社共有口2.69
07日本マスタートラスト信託銀行株式会社(役員報酬BIP信託口・76096口)2.58
08日本生命保険相互会社2.20
09石井 陽子2.19
10安田 秀子2.13

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−306%、1株純資産は14期で−55%。直近期のROEは-40.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月9684912.110.127.8
2014年3月13792215.47.930.0
2015年3月9696510.210.632.2
2016年3月1151,00611.78.642.7
2017年3月861,0748.212.553.5
2018年3月851,0957.714.456.3
2019年3月−129901−12.9
2020年3月68410.6141.5
2021年3月−127683−16.7
2022年3月−104520−17.3
2023年3月−317208−87.1
2024年3月502725110.20.9
2025年3月−130582−19.8
2026年3月−197385−40.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額108百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢
壽松木康晴代表取締役社長61
谷秋子取締役 マーケティング本部長補佐69
浦﨑真人取締役63
加藤晴久取締役 商品開発部長57
後藤昇雄監査等委員である 取締役 監査等委員長(常勤)65
北原規稚子監査等委員である 取締役47
吉田倫子監査等委員である 取締役44
山下泰子62

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4848421
社外取締役524245

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容8,362字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社(株式会社アールシーコア)及び子会社5社(連結子会社3社(株式会社BESSパートナーズ、株式会社BESS札幌、株式会社BESS岐阜)、及び非連結子会社2社)で構成されており、住宅事業であるBESSを主事業として、住宅及び非住宅の建築工事請負、住宅等部材の販売、不動産の仲介、タイムシェア事業及びこれらに関連する事業活動を行っております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次の通りであります。 日本国内においては当社がログハウスをはじめとする自然派個性住宅(BESS企画型住宅)モデルの企画、開発、設計を行っております。 また、国内販売については、顧客(エンドユーザー)向けには、当社が東京・神奈川・千葉圏にて3拠点、連結子会社3社が全国10拠点を担当し、BESS単独の住宅展示場(以下「LOGWAY」(ログウェイ))を拠点としてログハウス等の新築工事請負を行っております。また、国内各地の地区販社向けには、当社がログハウス等の部材キット(注)の販売を行っております。 (注) 当社では、住宅を完成させるために必要な主要な資材一式を「部材キット」と称しており、加工済のシェル(ログ材等、建物の構造躯体をなすもの)を始め、屋根・天井・床・屋内間仕切壁等の部材、窓・ドア等の建具類、断熱材、設備機器、木材保護塗料などから構成されます。 報告セグメントにおける事業内容等は次の通りであります。なお、次の3区分は「第5 経理の状況」中、「1(1)連結財務諸表  注記事項」の(セグメント情報等)に記載の報告セグメントの区分と同一であります。 直販部門・・・東京都・昭島市の「BESS多摩」及び神奈川県・藤沢市の「BESS藤沢」、千葉県・木更津市の「BESS木更津」の直営3拠点で、東京・神奈川・千葉圏の顧客向けにログハウス等の新築工事請負を行っております。 また、非住宅の工事請負、宅地及び分譲住宅の仲介・販売、当社所有の山中湖タイムシェア別荘(フェザント山中湖)の販売・運営管理、ログハウスや一般住宅等のメンテナンス・リフォーム工事の請負、及びその他の住宅関連事業を行っております。 販社部門・・・日本国内におけるBESS販社(以下、地区販社という。)の営業拠点(当連結会計年度末現在で29拠点(連結子会社の10拠点含む。))へ向けてログハウス等の部材キット販売等を行っております。 BP社・・・・BESS熊谷、BESSつくば、BESS富士、BESS浜松、BESS東愛知、BESS糸島、BESS熊本に2025年11月よりBESS仙台が加わり、株式会社BESS札幌が運営するBESS札幌、株式会社BESS岐阜が運営するBESS岐阜を含めた合計10拠点にてログハウス等の新築工事請負等を行っております。 なお、BESS糸島につきましては、2026年3月に閉鎖いたしました。また、2026年4月には株式会社BESS札幌と株式会社BESS岐阜を株式会社BESSパートナーズに統合いたしました。 (注)「BESS」とは、「Bigfoot Essential Slowlife Spirit」の略称。 ビッグフット(Bigfoot)時代から変わらない、自然体の、本質的で飾らない(Essential)スローライフ(Slowlife)を楽しむ心意気(Spirit)を当社は大切にしており、その思いを込めたブランド名です。 「BP社」とは、連結子会社3社グループ(株式会社BESSパートナーズ、株式会社BESS札幌、株式会社BESS岐阜)の呼称です。 (1)主要商品 ① 住宅 住宅事業では、主に新築商品を取り扱っています。ログハウスに代表される自然材(無垢材)を多用しており、当社グループでは、「自然派個性住宅」と位置付けております。「自然派」とは自然材に対するこだわりを、「個性」とは工法、デザイン、テイスト(住宅の持つ雰囲気、風情)が個性的であることを表しております。空間を構成する素材として自然材、特に木材に着目し、積極的に利用しております。樹木が人間生活に様々な効果を及ぼすことは広く知られておりますが、当社グループが商品に込めるぬくもりやリラックスを具現化する上でも木材は最適の素材であり、商品群における大きな特徴になっております。 新築商品では、コンセプトを基に商品を分類し、その分類を「シリーズ」と称しております。デザインは外形的な違いにも表れますが、デザインによるシリーズの個性と設計に込める暮らし方の違いを明確にしております。2026年3月現在、ログハウス3シリーズ、エポックス(ログハウス以外のシリーズ総称:画期的な新時代を作っていくの意)3シリーズで構成されており、それぞれの特徴は次ページの表の通りであります。 ② 非住宅(BtoB事業) 当社は、2022年にBtoB事業として、BESSをベースとした木造建築を提供する特建事業を発足させ、法人向け木造建築を請負契約により、宿泊施設や保育園等の建物を提供しています。また、CLT(直交集成材)を用いたログ材の特許、及び「CLTログハウス」商標を取得(※)しており、木材現わしのログハウスは、従来は防火地域では2階までしか建築ができませんでしたが、2023年2月にCLTを用いたログ材の「90分準耐火構造認定」を取得し、構造評定を確認申請時に取得する事により、「個人住宅/共同住宅/中層ビル/商業施設」として、3階建てまでの建築が可能となりました。 また、1989年3月より販売をしております「BESSドーム」は、BtoB事業用(法人向け)商品として販売しております。 ※特許・商標 :CLTを用いたログ材の特許(特許7169690)/ CLTログハウスの商標(登録6202021) <商品シリーズとその特徴> シリーズ (略称)   位置づけ・暮らし イメージ   デザイン特徴   構造・部材特徴 ログハウス   カントリーログ (C)     ラフで無骨 本物志向のログハウス    本物に拘り、手を掛けつくる過程と、経年による味わいを楽しむ暮らし。   ・本物感、ラフ感、素材感に拘る「ディープカントリー」。 ・長折れ屋根と深みのあるカラーリングが特徴。 ・階段、手すり、幕板等の骨太感。   ・D型断面に成形したログを使用。外壁は曲面、内壁はフラット。 ・国産杉のログ材。 ・原木の調達から人工乾燥(注1)、加工まで一貫した生産プロセス。 G-LOG (ジーログ) (G)   心馳せが活きる 現代のログハウス    日本人の感性をそそぎ、暮らしに自然をとりこむ。外とつながるNIDOを楽しむ暮らし。     ・きりりとした佇まい。 ・外なのにまるで部屋のような超ベランダ空間「NIDO」と、連続してつながる大空間ロフト。 ・日本を感じさせるカラーリング。   ・角形断面に成型したログを使用。 ・国産杉のログ材。 ・原木の調達から人工乾燥(注1)、加工まで一貫した生産プロセス。 栖ログ (すみかログ) (S)   小さくても本格ログ BESSの平小屋   「小屋×平屋×ログ」の新カテゴリー。余計はいらない、自由で賢い、身軽な暮らし。   ・使える小屋裏空間をもつ平屋のログ。 ・室内どこにいても外を感じる小屋サイズが特徴。 ・空中廊下、小屋裏、梯子、潜望窓といったわくわくする仕掛け。     ・角形断面に成型したログを使用。 ・国産杉のログ材。 ・原木の調達から人工乾燥(注1)、加工まで一貫した生産プロセス。 エポックス   四角WONDER ワンダーデバイス (W)   自分流で暮らしを おもしろくする装置   「主役はあなた」。ベーシックなハコだから、自分らしく暮らしがつくっていける。     ・木に囲まれた大空間。 ・3つのフェイスデザイン。 ・デザイン、プラン、仕様をセレクトできる幅の広さが特徴。 ・暮らしをさらに面白くするデバイスの数々。     ・接合部に金物を使用した木造軸組工法。 ・構造部材を工場でカットし、接合部に金物を先付けすることで現場施工を簡略化。 三角WONDER 間貫けのハコ (まぬけのハコ) (M)   間と貫けを大事にした 情緒が生まれるハコ    家の中がひとつづきの空間。縁側から床座へ、人と人が自然につながる暮らし。   ・7寸勾配屋根のシンプルで愛嬌あるイエガタ。 ・内と外をつなぐ縁側と間とヌケのあるひとつづきの内部空間。 ・外装材はスレートとなみ鋼板の2タイプ ・内部は丸ごと国産杉に囲まれた柔らかい空間。   ・六面体構造で耐震性に優れた枠組壁工法。 ・耐力壁を予め工場でパネル化して納品することで現場施工を簡略化。 ・壁、床、天井等、主要な仕上げ材に国産材を使用。 程々の家 (Y)     造りすぎず、飾りすぎず 日本の感性が生きる家    偏りすぎることのない、絶妙なるバランス感覚。日本の豊かな感性が息づく暮らし。   ・低く構えた「甲羅屋根」。 ・人を迎え入れる軒下の「広縁」。 ・家の顔、額縁玄関。 ・力強い登り梁の広がる吹抜~ロフト。   ・接合部に金物を使用した木造軸組工法。 ・構造部材を工場でカットし、接合部に金物を先付けすることで現場組上げを簡略化。 BESSドーム (D) 法人向け商品   遊びごころの象徴 ユニークな丸い建物    360°広がる創造空間。固定概念から解放されて、どう使いこなすか。   ・三角形105個を組み合わせた、ユニークなドーム型。 ・丸い外観から、驚くほど開放的な室内空間。   ・「ジオデシックドーム理論(注2)」に基づく建築。 ・BESSオリジナルの木造ドーム構法(注3)。 ・部材パッケージ販売が基本。 (注)1 乾燥炉に原木を入れ、人工的に木材を乾燥させること。木材は繊維飽和状態(木に含まれる自由水が完全になくなった状態)から更に乾燥させると構造的強度が向上するという特性を持つ。乾燥によって建築材料としての性能が増すことに加え、経年変化(歪みや収縮等)を抑えることができる。 2 R.バックミンスター・フラー博士(米)が完成させた理論。「最強の構造体である三角形から球体構造を作り上げる」というもので、合理性・効率性を追求した理想の建物を生み出すことを目指した建築理論。 3 フレーム(ドーム型の骨組みとなる木材)とコネクター(フレーム同士を接合する金属部品、特許取得済)でドームの構造部分を構築。構造評定を取得し、抜群の構造強度を実現。 ③ IMAGO IMAGOとは住宅用途よりも小さな空間の小屋を当社の住宅の特徴であるログを使用して組み立てた商品です。2016年8月にログ小屋商品である「第3のトコロ」IMAGOを発売して以来、住宅事業とは異なる暮らしの要望に応えてきました。顧客が建築できるセルフビルドが可能なキットでの販売に加えて全国のLOGWAY拠点での施工請負も行っております。2026年3月までの累計売上棟数は907棟となりました。 2021年10月には、ログ小屋を車体に載せた「可動式のログ小屋」IMAGOを発表し、これまでの固定式ログ小屋から可動式ログ小屋へと、自由に様々な場所に設置でき楽しめる商品を発売しました。コロナ禍によりプライベートな空間で過ごす時間が増え、ワークスペースを含めた自宅環境の見直しや自然豊かな環境への移住や移動の関心が高まっており、そのような中、固定式・可動式IMAGOで自然材を多用した新たな空間を提案しています。 ④ 分譲地 自然や外とつながる、おおらかな暮らし「梺(ふもと)ぐらし」を楽しめる用地を開発し、「FuMoTo事業」として販売しています。利便性を追求する地方の都市化とは一線を画した、暮らしの環境づくりのための取り組みで、そのコミュニティが自然と地元に受け入れられ、地方の活発化につながることを目指します。 ⑤ タイムシェア 別荘タイムシェアの販売及び運営管理を行う事業として、タイムシェア事業を直販部門において展開しております。「フェザント別荘メンバー制度」は、BESSの自然派個性住宅を希望の1週間単位で購入することにより、手頃な価格で別荘ライフを楽しめる新しい別荘所有のシステムで、10年、15年、20年の3タイプの商品を販売しております。 <商品の特徴> 建物ラインナップ   利用できる期間   権利形態   シーズンランク ログハウス4タイプ、 ドームハウス、 ジャパネスクハウス で展開。   金曜日から翌金曜日の7泊8日(年末年始のみ日にち固定)+「別荘レンタル制度」によりその他の期間も有料で利用可能。   施設利用権 (10年、15年、20年)   年間50週に対して、休日の連続性等から4段階のシーズンランクを設定。シーズンランクと建物により初期費用が変動。 (2)事業の特徴 ① BESS・住宅事業 イ ブランド価値の創造 当社グループは、ブランド名称「BESS」を使用し事業展開を行っており、ブランドの認知度・イメージの向上を図ることで、「オンリー・ワン」ブランドとしてユーザーに支持されることを目指しております。BESSブランドは、『「住む」より「楽しむ」』というスローガンの下「こころを遊ばせる暮らしを求めるユーザー」に対して、その道具としての家「自然派個性住宅」を提供するビジネスであり、それをマーケットに啓蒙する広報宣伝活動、LOGWAYを展開してBESSに関心を持つ人に対して「BESS」ブランドの持つ世界観〔コンセプト〕並びに商品そのものを伝える演出、各種販促物でのイメージ表現、及び接客スタッフによる対応等を特に重視しております。 ロ 営業展開 当社は、LOGWAYを拠点として直接ユーザーに営業活動を展開する「直販部門」と、地区販社を通じてユーザーに商品を提供する「販社部門」により全国展開を行っております。 地区販社はそれぞれ独自にLOGWAYを開設し、そのLOGWAYを拠点として営業活動を行っております。2026年3月末現在、地区販社として全国で17社(連結子会社3社を含む。)、拠点は29拠点(連結子会社3社の10拠点を含む。)を擁しております。この制度はフランチャイズシステムの形態を採っているため、本部(当社)にとっては小資本による効率的な全国展開、加盟店(地区販社)側にとってはブランド力の活用、本部指導による支援等により、新規事業への取り組みを容易にすることができます。 ハ 単独展示場の存在 LOGWAYは、建物の規模、種類、配置、インテリア・エクステリアを含めた全体演出により、訪れる人の感性に訴えることに主眼を置いております。自然材の長所はもちろん、一般に短所と目されることの多い経年収縮による割れや隙間等についても、実際にユーザーご自身の目で確認をしていただくという意図もあります。また、地区販社に対しても、フランチャイズ契約に通常含まれる入会時の加盟料や保証金等の負担を敢えて求めず、その代わりに自社単独でのLOGWAY開設を新規販社契約締結の条件としております。 ニ 顧客管理 当社グループは、LOGWAYへの来場又は資料請求等のお問合せをいただいた方を「ストック顧客」と称し、情報管理を行っております。BESSの顧客の中には、LOGWAYに来場される時には、住宅の購入を検討されていなかった方もおられるため、ストック顧客に対して定期的に情報発信を行うとともに、ストック顧客からの接触について履歴管理を行っております。このような活動を通じて当社グループの理念・方針である「潜在マーケットの顕在化」を推進しています。 ホ LOGWAY戦略 当社グループは、すでにBESSでの暮らしを楽しんでいるユーザーの方に「LOGWAYコーチャー」(登録数・約2,000組)としてBESSの暮らしを来場者に伝えるイベント等に参画していただいております。また、ストック顧客のうち、建設時期は未定でも、いつかはBESSの家で暮らしたいという意思表明された方を対象とする、会費制BESSファンクラブ「LOGWAYクラブ」を運営しております。LOGWAYクラブ会員には、よりLOGWAYを満喫してもらえるプログラムやBESSの暮らし実現のために様々な会員サポートを用意しています。 ヘ 商品の標準化 当社グループは、商品設計において標準化を推進しております。商品カタログにおいて「モデルプラン」と称する標準モデルを設定していますが、これは単にカタログに記載するためだけの見本ではなく、実際にユーザーに選んでいただくためのラインナップとして位置付けております。これまでの約23,000棟の契約(受注)実績を背景に、用途や使い勝手等を練り上げてきたプランであり、ユーザーの多様な暮らし方に対応できるよう改良を重ねてきたものであります。「モデルプラン」による商品の標準化により、販売、生産及び物流における効率の向上等に寄与しております。 ト 独立した研究開発部門 当社グループは、研究開発を行う商品開発部を擁しており、不断の研究開発活動を通じ、その事業領域の拡大を推進しており、BESSとしての「個性」を強く発揮させるため、デザイン(外観デザイン、空間特徴、各仕上げ仕様)の強化に力を入れております。当社グループの主力商品であるログハウスは、その内外に木材の露出が多くなるため、一般的なプレハブ住宅に比べ、建築基準法及び防火規制等、法的制約が厳しくなっております。このため、ログハウス以外のエポックス(四角WONDER、三角WONDER、程々の家及びBESSドーム)の開発にも注力しております。 商品開発の活動は、設計等の自由度向上、建物の機能向上及び建設可能地域の拡大へとつながり、併せて「自然派個性住宅」にマッチした外構等関連商品の開発も進めており、ユーザーの「こころを遊ばせる暮らし」への価値創造に貢献しております。 ② 特建(BtoB)事業 法人に対し、木造建築を提供する特建事業は、2022年6月にCLT(直交集成材)ログハウスの特許を取得し、さらに2023年2月にはCLTログハウスに係る「90分準耐火構造認定」取得しております。これにより、2023年12月には、日本初となる防火地域での3階建てCLTログハウスを竣工しました。本事業においては、CLTログハウスだけでなく、BESSの従来モデルをベースとした宿泊施設の建設やキャンプ場におけるIMAGOの設置などの実績があり、法人向けの木造建築を幅広く扱う事業となります。脱炭素など環境意識の高まりや政府による「木造建築の促進」など背景に、低層ビル、商業施設、保育園、共同住宅、大型の個人住宅などを対象に営業活動を進めていきます。 ③ BESS・タイムシェア事業 タイムシェア事業は、「こころを遊ばせる暮らしを求めるユーザー」に対して、別荘ライフを手軽に楽しめる「別荘タイムシェアの販売及びその運営管理」を提供するビジネスであります。従来と一線を画すシェア別荘システムにより、新しい「別荘マーケット」を創造しております。これまで別荘所有には「土地、建物価格の高さ」、「手間(メンテナンス)の多さ」、「休暇はあれど、取り難い環境」などの問題がありましたが、このシステムでは1棟所有ではなく1週間単位の利用権であり、手間がかかるメンテナンスも、「メンテナンス・リフォームプログラム」により対応していることから快適な別荘ライフを手軽にお楽しみいただけるシステムであります。建物は、本格的なログハウスをはじめとするBESSの自然派個性住宅を用いたタイムシェア型戸建別荘です。 販売形態は、利用権方式による「メンバー制度」。会員サービスの一環として、希望時期に合わせたフレキシブルな利用を可能とした「交換利用券制度」も導入しております。 (3)事業系統図 当社グループにおける事業の系統図は、次の通りであります。 ※BP社とは、株式会社BESSパートナーズ(2026年4月には株式会社BESS札幌と株式会社BESS岐阜を株式会社BESSパートナーズに統合いたしました。)、株式会社BESS札幌、株式会社BESS岐阜の3社グループの呼称です。 ※上記以外に非連結子会社が2社あります。
経営方針・対処すべき課題2,613字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下の通りであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社は、経営理念を「我々は信用を第一とし、情報の具現化によって、相互の利益を追求する」と定め、自らの意思で情報を具体的なビジネスへと形にし、今までにないマーケットを創出することを目指しています。 当社グループが運営するBESS事業においては、『「住む」より「楽しむ」』をブランドスローガンに、ログハウスなど自然材をふんだんに使った個性的な木の家の提供を通じて、「ユーザー・ハピネス」の実現を目指します。家がモノとして完成した際の満足=カスタマー・サティスファクションよりも、ユーザーが暮らしてからの満足=“楽しい暮らし”を大切にし、日本人の暮らし文化の「明日」を創っていきます。 (2)経営環境 当連結会計年度のわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の回復等を背景に、緩やかな持ち直し基調が継続した一方で、米国の通商政策による影響や中東情勢をはじめとする国際情勢の不安定感の高まり、原材料価格やエネルギー価格の変動、為替相場の不安定な推移等により、先行きは依然として不透明な状況が続いております。 国内の住宅市場においては、建築資材価格や物流コストの上昇等による住宅価格の高騰及び住宅ローン金利の動向等を背景に、新築住宅需要は総じて慎重な状況で推移しました。加えて、人口減少・世帯構成の変化による中長期的な市場縮小懸念もあり、今後も弱含みで推移していくものと思われ、マーケティング、商品及び営業における一層の対策並びに対応力が求められる状況にあります。 (3)中長期的な会社の経営戦略と優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、6期連続営業損失となった結果を厳粛に受け止め、既存の新築戸建事業の立て直し及び新規事業の成長による収益性向上と早期黒字化を実現するため、新たな中期経営4ヵ年計画を策定し、「Make Market 2030」をスローガンに、第45期(2030年3月期)に連結営業利益10億円を目指すことといたしました。 コロナ禍による集客減、ウッドショックによる原価高騰が、契約棟数減少・利益率低下を招き、FC展開で拡大してきた拠点数が減少しました。その結果、FC比率が低下し、固定費を抱える直営比率が高まり、収益構造が大きく変わりました。この収益構造の変化に正面から向き合い、同時に将来の人口減少・住宅市場の縮小を見据えて、今というタイミングで、新中期経営計画を始動することとしました。 これまで当社が貫いてきたマーケティングにおける原点である「Make Market」の姿勢で、「既存事業の立て直し」と「新規事業の育成」の相乗効果により収益体質を高めることで、多少の環境変化があっても揺らがないレジリエントな企業を目指します。 ①事業戦略 イ 高価格帯・都市部市場の開拓 独自の暮らし提案を強みとするBESS事業において、大都市圏の直営拠点を中心に、既存商品とは異なるエリア及び価格帯での新たなマーケットを開拓する事で、既存事業における収益性の改善とともに、既存商品を含むブランド価値向上や新規顧客獲得などの波及効果を狙います。 ロ 新規拠点開拓 BESS事業では単独展示場(LOGWAY)での世界観表現と暮らし体感が強みであり、全国に展開する既存拠点を活かし、そこに紐づく衛星拠点のような特約店制度の仕組みを導入することで、空白エリアでの新規市場開拓とFC事業収益改善を図り、既存事業の強化につなげます。また、営業・施工ネットワークを拡大することで、移住・リゾート等の需要の受け皿も広げていきます。 ハ 周辺事業の市場創造 第2の主力事業であるリゾート施設や保育施設等といった非住宅建築の提供を行う特建事業(BtoB事業)や新築戸建事業の枠を超えた移住・定住の促進、交流・関係人口の拡大、居住環境整備、山村暮らしの価値観醸成などを官民連携で推進するBtoGの事業など、各事業収益の獲得に加え、BESSへのタッチポイントを増やすことで、新たなBESSファンづくりの仕組みに発展させて、新築戸建事業への相乗効果を狙います。 加えて、旭化成ホームズ株式会社と2025年10月14日に資本業務提携契約を締結して以降、両社の商品や顧客基盤等の特徴を活かした事業連携や住空間や暮らしに関する共同研究、技術領域における相互補完・共同開発による新たな市場価値の創出を目指し、両社で協議を行ってまいりました。その中で、賃貸住宅分野においては旭化成不動産レジデンス株式会社と賃貸集合住宅の事業連携について協議を進め、2026年5月より協働プロジェクトを開始いたしました。 ②財務戦略 イ 財務の健全化 当社は、2023年3月期の連結会計年度において、複数の金融機関との間で締結したシンジケーション方式による金銭消費貸借契約における一定の財務制限条項に抵触しておりましたが、代官山資産の売却(2023年4月)により得た資金を金融機関への借入返済に充当したうえで、一定の水準の手元資金を確保しており、財務面では安定した状況となっております。今後につきましては、木材市況等の経営環境や事業の行方を注視しながら、引き続き、金融機関との関係性を保持しつつ、手元流動性資金の残高維持(月商の3ヵ月分以上)に努めてまいります。 ロ 資本効率の向上 当社は、地区販社とのパートナーシップ(フランチャイズシステム)を基盤に、従前の単独展示場を営業拠点とする地区販社制度に加え、初期投資を抑えて出店する事ができる特約店制度の仕組みを新たに導入することで、空白エリアでの新規市場開拓とFC事業収益改善を図り、本部(当社)の投資を抑えながら売上成長を可能にする収益構造を目指しております。これにより、事業成長局面でも最小限の設備投資・在庫でフリーキャッシュフローを増大させるビジネスモデルを再構築してまいります。引き続き経営環境の変化に対して機動的かつ柔軟に対応しつつ、販社の営業拠点等による小資本型事業のメリットを最大限に活かしてさらなる資本効率の向上を目指します。
事業等のリスク4,928字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあると考えております。ただし、これらは当社グループに関する全てのリスクを網羅したものではなく、記載された事項以外の予見しがたいリスクも存在します。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 1.外部環境に起因するリスク (1)経済環境、金利動向、住宅関連税制等 当社グループの主たる顧客は一般個人であることから、雇用情勢、地価の推移、金利の動向、住宅関連税制の変更、自然災害ならびに疫病の発生・蔓延等による個人消費低下の影響を受ける可能性があります。 (2)自然災害の発生 地震や台風などの自然災害の発生により、当社の施工物件、LOGWAY設備等への直接的な被害のほか、建設材料・資材の調達先企業における被害により部資材の調達等への支障が生じた場合など、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (3)原材料、資材等の調達 調達先において、異常気象による被害、社会不安(テロ、戦争、伝染病等)により調達が困難になった場合や、当社の主要構造部材である木材ほか建設資材等の急激な価格高騰や為替相場の変動などの局面等で仕入価格が上昇した場合は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (4)輸入取引に関するリスク 当社グループは、住宅部材の一部を欧州から直接輸入しているため、これに伴い以下のようなリスクが存在しています。 ① 為替変動リスク 欧州から部資材を直接買い付けする際に、ユーロ建て決済(年間約60万ユーロ)を行っており、為替変動による業績への影響の可能性があります。期中の為替変動に伴う業績への影響は比較的軽微ですが、対ユーロの円安傾向が長期化する場合や、期末の急激な為替変動が生じた場合などには、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ② 海上輸送に伴うリスク 欧州からの部資材の輸送を、主に海上輸送に依存しているため、テロや地域紛争、国際関係の悪化による治安、情勢不安などによる運航リスク、原油価格の高騰などによる輸送コストの上昇、コンテナ需給の逼迫による輸送遅延などのリスクがあり、これらの事象が発生した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (5)法的規制等 当社グループが行う事業は、日本国内において建築基準法、住宅品質確保促進法、建築物省エネ法その他多数の法令により、規制を受けており、その改正動向に対し適時に対応するよう努めてまいりますが、これらの規制の改廃や新たな法的規制が設けられる場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ① 建築基準法 当社グループの商品には、外壁に天然木を使用しているために、各地域の防火規制により建設可能地域が限定されているものがあります。これまでの技術開発により、BESS商品ラインナップ7シリーズ及びCLT構造材について、既に準防火地域での建設が可能になっておりますが、今後の規制の動向によって影響を受ける可能性があります。 また、建築基準法及び関連法令の改正により、構造、防火、省エネルギー性能、建築確認手続等に関する規制が強化又は変更された場合には、商品仕様、設計、施工方法等の見直しや対応費用の発生、建築コストの上昇、建築確認審査期間の長期化等が生じる可能性があります。その結果、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 住宅品質確保促進法 住宅品質確保促進法により、住宅の構造耐力上主要な部分等の瑕疵に対する補修等が10年間義務付けられていますが、当社は独自の「BESS安心総合保証制度」を設け、住宅瑕疵担保責任保険法人を通して、5年ごとに定期点検及び必要な修補、保証更新の手続きを行うことで、最大60年間の瑕疵保証を供与しています。今後、当社グループの引渡件数の増加に伴ってクレーム件数や保証工事が増加した場合、業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。また、顧客に引渡した商品に重大な瑕疵があるとされた場合には、それが当社グループの責によるか否かを問わず、また、実際の瑕疵の有無によらず、当社グループの評判が低下し、業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ③ 建築物省エネ法 建築物省エネ法の改正により2025年4月から全ての建築物に省エネ基準適合が義務付けられました。これに伴い当社の商品についても本基準に合わせた商品の改良等を行っています。ログハウスについては、本基準適合の方法について、丸太組という構法上からも外壁に断熱材を用いていないため、デザイン・価格・取り扱える地域等に影響が出る可能性があります。 ④ 営業登録等 当社グループは、建築事業を営むに際し、建築士法に基づく建築士事務所登録、建設業法に基づく建設業許可及び宅地建物取引業法に基づく宅地建物取引業免許を取得し、各法令の規定に基づいて業務を遂行しており、それぞれの登録等において届出が必要な資格を有する者は当社内に複数在籍しております。当社グループでは、これらの登録等の諸条件や各法令の遵守に努めており、現状においては、これらの登録等が取消しとなる事由は認識しておりません。しかしながら、万一法令違反等によって登録等が取消された場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 2.当社グループ事業独自のリスク (1)BESS事業への依存 当社グループは、ブランド名称「BESS」を使用し、ログハウスに代表される自然材(無垢材)を多用した住宅の販売及び施工事業(BESS事業)を展開しております。現在、当社グループにおいては、特建事業等のBESS事業以外の新規事業にも注力しているところですが、現状はBESS事業を中心に経営資源を投入しており、BESS事業に依存しております。BESS事業は、「こころを遊ばせる暮らしを求めるユーザー」に対して、その道具としてふさわしい「自然派個性住宅」を商品として提供するビジネスです。当社グループといたしましては、その事業コンセプトは流行に左右されない普遍性があると考えており、今後も主力事業として販売等の拡大を図っていく方針であります。しかしながら、一般住宅との競合や市場環境の急激な変化等、不測の事態が生じ、販売拡大に支障を来たした場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (2)地区販社への依存 当社グループの主要な事業セグメントである販社部門では、フランチャイズ契約に基づき全国に17社、29拠点(連結子会社3社の10拠点を含む。)の地区販社を展開しております。その当社グループ連結売上高に占める割合は24.6%(2026年3月期)となっており、以下のようなリスクが存在しております。 ① 地区販社の経営リスク 地区販社に対しては、マーケティング活動に主眼を置いた顧客創造のためのフランチャイズシステムを導入し、BESS営業システムに基づくきめ細かな指導育成を行っているほか、ブランド価値を共有するファンづくりパートナー関係の強化に取り組んでいます。しかしながら、地域経済の動向、自然災害、新型コロナウイルス等の感染症拡大、BESS以外の事業等に起因する経営不振など、様々な要因で地区販社がBESS事業を継続することが困難な状況に陥った場合、当社グループの売上減少等の影響に加えて、債権の貸倒れ発生やブランドイメージの低下を招くなど、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ② 地区販社に対するLOGWAY設備の一括譲渡 地区販社に対する本部支援策の一環として、新規のBESS LOGWAYを出店する際に、新拠点の設計からモデルハウスの建設及び演出設定までを行ったうえ一括で地区販社へ譲渡し、展示場パッケージ売買契約に基づき分割で代金回収を行う支援策を、一部の地区販社に対し実施しております。この施策は、本部の考えるブランド要件を満たしたBESS LOGWAYを新設、運営する地区販社側の財務負担軽減が目的であります。しかしながら、当該新拠点の運営成績が目論み通り進捗しなかった場合、又は運営する地区販社の業績悪化等により経営不振に陥った場合、当該代金の回収遅延や貸倒れの発生などにより、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (3)ブランドイメージの低下 当社グループの重要な販売網である地区販社は、当社と共通の「BESS」ブランドを使用しております。これらの地区販社における不正なブランド使用(顧客の流用、無断での広告使用など)、不祥事の発生などにより、BESS事業のブランドイメージの低下を通じて、業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (4)設計及び施工不良によるリスク 当社グループは、ログハウス等の工事を請負っておりますが、その設計及び施工に関し、外注先を含め、仕様書や業務フロー、定例会議や各施工現場の一般公開等を通じて、品質管理の徹底を図っておりますが、ルールの不徹底などにより設計や施工不良が発生し重大なクレーム等が発生した場合には、当社グループの評判が低下し、業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (5)労働環境及び労働災害リスク 当社グループにおいては、労働環境の適正化について、勤怠管理や健康管理等に係る体制を整備し対応しておりますが、不適切な管理等により、過重労働やハラスメント等が発生した場合、法律違反による社会的信用の失墜や損害賠償請求等の発生リスクが生じます。また、建築工事等に係る外注先を含む労働災害についても、安全ルール等を設けて指導体制を敷いているものの、重大な事故災害が発生した場合は、信用の失墜や被災者への補償、工事遅延による損害金の発生などにより、業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (6)情報管理に関するリスク 当社グループ及び地区販社では、LOGWAYの来場客、取引先等に関する個人情報を保有しており、また、BESS運営に係るノウハウ、営業情報その他の機密情報を共有しております。 これらの情報の管理については、社内規程の整備、アクセス権限の管理、従業員教育、システム上のセキュリティ対策等により、十分な注意を払い、適切な対策を講じております。 しかしながら、サイバー攻撃、不正アクセス、コンピュータウイルスへの感染、ランサムウェア被害、人的ミス、地区販社又は委託先における管理不備等、何らかの事由により個人情報又は機密情報が外部に漏洩した場合、また、当社グループの情報システムに障害が発生した場合には、損害賠償責任、行政処分、対応費用の発生、事業活動の停滞、当社グループの信用低下等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 3.その他全般 継続企業の前提に関する重要事象等 当社は、代官山資産の売却(2023年4月)により得た資金を金融機関への借入返済に充当したうえで、一定の水準の手元資金を確保しており、財務面では安定した状況となっております。しかしながら、6期連続の営業損失を計上していることから、早期の業績回復が重要な課題と認識しております。当連結会計年度末における期末契約(受注)残高は前年同期の水準を大きく上回っており、これらを着実に売上に繋げてまいります。 さらに「第2「事業の状況」1「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」(3)中長期的な会社の経営戦略と優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」に記載の対策を講じる事により営業利益の確保を早期に実現する所存であります。 以上から、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。
経営成績の分析 (MD&A)9,477字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況は、以下の通りであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)経営成績等の概要 当連結会計年度におけるわが国経済は、人手不足を背景に賃金の伸びが拡大するなど雇用・所得環境の改善等により、緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら、米国の通商政策による影響や中東情勢をはじめとする国際情勢の不安定感の高まり、原材料価格やエネルギー価格の高騰といった景気を下振れするリスクをはらんでおり、引き続き注視する必要がある状況となっております。住宅市場においては、建築資材や輸送コストの上昇等による住宅価格の高騰及び住宅ローン金利の動向等を背景に、住宅需要は引き続き慎重な動きとなりました。建築確認申請の審査期間長期化による影響等もあり、2025年4月~2026年3月の新設住宅着工戸数が前期比12.9%減、うち新設戸建持家木造住宅着工戸数は同12.3%減となり、昨年度の増加から再び減少に転じ、今後も弱含みで推移していくものと思われます。 このような事業環境の下、当社グループでは、創業40周年を迎えた当期を第2創業期として位置付け、主要事業であるBESS事業のブランド理念を再構築しました。人間の感性に焦点を当てた感動づくりこそがBESSブランドの付加価値であることを再認識し、ブランドミッション「ユーザー・ハピネス」の本質に立ち還り、存在意義を「人間へ BESS」、ビジョンを「劇的感動」と定めました。業績回復に向けて従来の新築戸建事業に加え、リゾート施設や保育施設等といった非住宅建築の提供を行う特建事業(BtoB事業)の拡大、さらに地方自治体や企業との連携による地域貢献活動等に取り組んでおります。 また、当社は2025年10月14日開催の取締役会決議に基づき、旭化成ホームズ株式会社との間で、資本業務提携契約を締結いたしました。両社の商品や顧客基盤等を活かした事業連携、住空間や暮らしに関する共同研究、技術領域における相互補完・共同開発などをテーマに情報交換と協議を推進しており、特にBtoB領域での連携を高め、特建事業の安定成長を促す取り組みを強化しております。 当連結会計年度における売上高は、建築確認申請の審査期間長期化の影響及び当期前半期での受注(契約)不足から前期比4.0%減の10,547百万円となり、利益面においても、営業損失は594百万円(前年同期は491百万円)となりました。経常損失は515百万円(前年同期は384百万円)となり、固定資産の減損による特別損失等の計上もあり、親会社株主に帰属する当期純損失は816百万円(前年同期は530百万円の損失)を計上しました。 当社は、6期連続営業損失となった結果を厳粛に受け止め、新築戸建事業の立て直しを最優先としながら新たな市場創造に挑戦することで、既存事業の収益性向上と新規事業による相乗効果でBESSブランドの真価を発揮していき、営業利益ベースでの黒字化及び中期経営計画の着実な進捗を目指してまいります。 (営業活動の状況) ① 商品面の取り組み ・2025年4月に三角WONDER「間貫けのハコ」の新外装「なみ鋼板」を発売し、既存の角スレート(標準仕様)、うろこスレート(オプション仕様)に加え、デザインバリエーションをさらに拡充しました。 ・累計7,000組超のご家族にご愛顧いただいているワンダーデバイスに、ブラックを基調に内外装をカスタマイズできる新仕様「BLACK MODE(ブラックモード)」を開発し、2025年11月から販売開始しました。外装・キッチンアクセントカラー・建具などにブラックアイテムが加わり、カスタマイズの幅が大きく広がりました。 ・2026年1月に特別モデル・程々の家「晴七色」の第2弾として、住宅の意匠性と太陽光発電を両立した屋根一体型太陽光パネル搭載モデルをオプション追加し、また、2026年3月にはBESSの定番シリーズに家庭用サウナのオプションを追加しました。 ② 営業面の取り組み ・2026年3月のブランド創設40周年を記念したフェア「BESS40祭(よんじゅっさい)」を2025年10月より開催しております。2025年7月には先行して期間限定の新商品「風のログ」と程々の家「晴七色(はれなないろ)」を発売。その他、ご契約時特典としてBESSガジェットポイントのプレゼントやBESSオーナー向けイベントなどを実施しております。 ・注力事業である特建事業では、2025年10月よりBESS初となる「テラスハウス型賃貸向け木造集合住宅」を新発売。「ワンダーデバイス」デザインを採用し、無垢材の心地良さとBESSの遊び心あふれる住空間を賃貸住宅でも提供することで、差別化された"人気の賃貸住宅"を求めるオーナー様のニーズに応える商品展開を開始。2026年3月には、第1号モニターのご契約をいただきました。 ・LOGWAYの新たな取り組みとして、別荘サブスクリプションサービス「OURoom(アワールーム)」との提携事業を拡大し、BESS札幌(北海道江別市)とBESS木更津(千葉県木更津市)の計2拠点・2棟でモデル棟の宿泊体験運用。LOGWAYを"暮らしを体感する場"から"泊まって体験を深める場"へと進化させ、新たな顧客層へのアプローチを強化しております。 ・新築戸建事業の枠を超えた地域連携の取り組みとして、2025年6月に神戸市及び公益財団法人神戸市公園緑化協会との三者連携協定を、2025年10月には大分県日田市と「次世代の山づくりと地方創生に向けた水郷日田の木材利用促進協定」をそれぞれ締結。神戸市等との協定では公園・緑地の有効活用を通じた持続可能な社会の実現、日田市との協定では日田産材の活用や森林資源活用による地域活性化・人流創出を推進するなど、当社ならではの取り組みによる貢献を目指し、連携による活動を行っております。そして、2026年3月には、愛知県豊田市と「山村振興・移住定住促進及び地域活性化に向けた連携協定」を締結しました。豊田市の山村地域への移住・定住の誘導や交流・関係人口の拡大、居住環境整備、山村暮らしの価値観醸成などを官民連携で推進します。 (業績先行指標の状況) 先行指標となる全国LOGWAYへの新規来場者数は前年同期比82.7%で減少、連結契約(受注)棟数も93.3%(496→463棟)に減少しました。連結契約(受注)高においては、昨年大きく伸長したBtoB事業(特建事業)が前年同期比12.2%減となり、12,312百万円(前年同期比2.0%減)となりました。また、後半期の受注回復や売上消化の遅れ等により、期末契約(受注)残高は前年同期比24.9%増の11,385百万円と増加しました。 LOGWAY展開については、2025年11月より地区販社運営のBESS仙台を連結子会社であるBESSパートナーズに事業継承し、BESS糸島につきましては、2026年3月末に閉鎖いたしました。現在の稼働拠点数は直営拠点を含めて31拠点となりました。営業体制は、BESS事業全体(販社含む)の専任営業員数(BESS専任の営業として在籍する営業員数)は、77名と前期末より2名減少いたしました。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (連結経営成績に関する分析) 当社グループの当連結会計年度における連結売上高は、建築確認申請の審査期間長期化の影響及び当期前半期での受注(契約)不足に伴い、前年同期比4.0%減の10,547百万円となりました。営業損失についても594百万円(前年同期は491百万円)となりました。経常損失は515百万円(同384百万円)となり、固定資産の減損による特別損失等の計上もあり、親会社株主に帰属する当期純損失は、816百万円(同530百万円の損失)となりました。 (連結財政状態に関する分析) 当連結会計年度末の総資産は前連結会計年度末比で854百万円減少の5,630百万円、負債は同49百万円減少の4,039百万円、純資産は同804百万円減少の1,591百万円となりました。それぞれの主な増減要因につきましては、次の通りであります。 総資産につきましては、主として「現金及び預金」が前連結会計年度末比で537百万円減少したことに加え、「預託金」が同352百万円減少、固定資産の減損計上により「有形固定資産」が同137百万円減少したこと等によります。 負債につきましては、「長期借入金」が前連結会計年度末比69百万円減少したことに加え、「長期リース債務」が同45百万円減少したこと等によります。 純資産につきましては、親会社株主に帰属する当期純損失816百万円を計上したこと等により、1,591百万円となりました。 その結果、自己資本比率は28.3%となりました。 (個別業績の概要) 当事業年度における売上高は、前半期の受注(契約)不足が影響し、前年同期比9.3%減の8,031百万円となりました。また、利益面においては、上記連結経営成績に記載の状況と同様に、営業損失586百万円(前年同期は482百万円)、経常損失494百万円(同361百万円)となりました。当期純損失は779百万円(同435百万円の損失)となりました。 (報告セグメントの業績概要) 当社グループの単一事業であるBESS事業は、暮らしのブランド「BESS」の下、『「住む」より「楽しむ」』をスローガンに、個性的で楽しい暮らし方のデザインにまで踏み込んで開発した企画型住宅(=ログハウス等の自然派個性住宅)の提供を行っております。住宅引渡時点での顧客満足以上に、暮らしをスタートしてからの「ユーザー・ハピネス」の実現を使命としています。 その業績概要については、以下の3つの報告セグメントに区分されます。 イ 直販部門 連結売上高の35.7%(外部顧客売上高ベース)を占める直販部門は、東京都・昭島市の「BESS多摩」及び神奈川県・藤沢市の「BESS藤沢」、千葉県・木更津市の「BESS木更津」の直営3拠点で、東京・神奈川・千葉圏を中心とする顧客との直接の工事元請契約によるBESS企画型住宅等の提供を行う直販住宅事業のほか、リゾート施設等の非住宅建築の提供を行う特建事業(BtoB事業)等を主要事業としております。 BESS木更津は3箇所目の直販拠点として、販社施設を引き継ぎ2025年4月にオープンいたしました。大型商業施設から車で6分の立地で、2棟のログハウスとワンダーデバイス、ログ小屋IMAGOが立ち並びます。2025年3月に閉鎖した東京・代官山「BESS MAGMA」とは異なる立地、環境で、BESSが提案する暮らしを体感できる住宅展示場として再開し、2025年12月からはモデルハウスを活用した宿泊事業等の新しい取組みもスタートいたしました。 当連結会計年度の業績は、セグメント売上高は3,810百万円(前年同期比14.6%減)となり、セグメント利益は319百万円(同22.5%減)となりました。 業績の先行指標となるセグメント契約高は、4,649百万円(同9.8%減)となりました。 ロ 販社部門 連結売上高の24.6%を占める販社部門は、全国17社の地区販社のLOGWAY29拠点に対して、BESSブランドと販売システム等を提供するとともに、BESS企画型住宅の部材キット等を供給する事業を行っております。 当連結会計年度の業績は、拠点減の影響からセグメント売上高4,224百万円(前年同期比4.0%減)となりましたが、広告宣伝費等の販管費抑制が寄与し、セグメント利益135百万円(同140.3%増)となりました。 また、セグメント契約高は3,869百万円(同6.5%減)となりました。 ハ BP社 連結売上高の39.7%を占めるBP社は、株式会社BESSパートナーズ運営の熊谷(埼玉県)、つくば(茨城県)、富士・浜松(静岡県)、東愛知(愛知県)、糸島(福岡県)、熊本(熊本県)に2025年11月より仙台(宮城県)が加わり、株式会社BESS札幌が運営する札幌(北海道)、株式会社BESS岐阜が運営する岐阜(岐阜県)による合計10箇所のLOGWAYを営業拠点として、顧客との直接の工事元請契約によるBESS企画型住宅等の提供を主要事業としております。なお、糸島(福岡県)につきましては、2026年3月に閉鎖いたしました。また、2026年4月には株式会社BESS札幌と株式会社BESS岐阜を株式会社BESSパートナーズに統合いたしました。 当連結会計年度の業績は、セグメント売上高は4,338百万円(前年同期比9.2%増)となり、セグメント損失は187百万円(前年同期は250百万円の損失)となりました。 また、セグメント契約(受注)高は5,320百万円(同1.0%増)となりました。 ②受注及び販売の実績 前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:百万円) セグメント 区分   品目名称   前連結会計年度繰越高   当連結会計年度契約高   計   当連結会計年度売上高   次期繰越高   当連結会計年度施工高 契約残高   うち施工高 直販部門   ログハウス等 部材キット販売   38   320   358   293   65   -   - ログハウス等工事   2,553   4,625   7,179   3,953   3,225   62   3,939 その他   -   14   14   181   -   -   - (小計)   2,591   4,960   7,552   4,429   3,290   62   3,939 販社部門   ログハウス等 部材キット販売   1,404   2,641   4,045   2,541   1,504   -   - その他   -   -   -   289   -   -   - (小計)   1,404   2,641   4,045   2,830   1,504   -   - BP社   ログハウス等 部材キット販売   2   58   61   26   34   -   - ログハウス等工事   3,063   4,908   7,972   3,688   4,284   17   3,692 その他   -   -   -   15   -   -   - (小計)   3,066   4,967   8,034   3,730   4,319   17   3,692 合計       7,062   12,569   19,632   10,990   9,114   79   7,631 (注)1 前連結会計年度以前に契約したもので、契約の更改等により金額に変更のあるものについては、当期契約高に含めております。 2 次期繰越高のうち施工高については、未成工事支出金により手持工事の施工高を推定したものであります。 3 「ログハウス等工事」の施工高は(売上高+次期繰越施工高-前期繰越施工高)に一致しております。 4 各部門の「その他」(販促物販売収入等)は、契約高の繰越管理を行っておりませんので、「前期繰越高」「当期契約高」及び「次期繰越高」の欄の記載は行っておりません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:百万円) セグメント 区分   品目名称   前連結会計年度繰越高   当連結会計年度契約高   計   当連結会計年度売上高   次期繰越高   当連結会計年度施工高 契約残高   うち施工高 直販部門   ログハウス等 部材キット販売   65   254   319   246   72   -   - ログハウス等工事   3,225   4,511   7,737   3,323   4,413   136   3,398 その他   -   14   14   200   0   -   - (小計)   3,290   4,780   8,071   3,770   4,486   136   3,398 販社部門   ログハウス等 部材キット販売   1,504   2,328   3,832   2,324   1,507   -   - その他   -   -   -   269   -   -   - (小計)   1,504   2,328   3,832   2,594   1,507   -   - BP社   ログハウス等 部材キット販売   34   37   72   71   1   -   - ログハウス等工事   4,284   5,166   9,450   4,061   5,389   17   4,061 その他   -   -   -   50   -   -   - (小計)   4,319   5,203   9,523   4,182   5,390   17   4,061 合計       9,114   12,312   21,426   10,547   11,385   153   7,459 (注)1 前連結会計年度以前に契約したもので、契約の更改等により金額に変更のあるものについては、当期契約高に含めております。 2 次期繰越高のうち施工高については、未成工事支出金により手持工事の施工高を推定したものであります。 3 「ログハウス等工事」の施工高は(売上高+次期繰越施工高-前期繰越施工高)に一致しております。 4 各部門の「その他」(販促物販売収入等)は、契約高の繰越管理を行っておりませんので、「前期繰越高」「当期契約高」及び「次期繰越高」の欄の記載は行っておりません。 ③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、2,569百万円となり、前連結会計年度末3,107百万円に対し537百万円の減少となりました。 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動により265百万円の資金減少(前年同期は870百万円の減少)となりました。 これは、税金等調整前当期純損失798百万円(同479百万円の損失)、棚卸資産の増加142百万円(同37百万円の減少)等による資金減少要因が、前受金及び未成工事受入金の増加203百万円(同327百万円の増加)、長期未収入金の減少392百万円(同222百万円の増加)、減損損失の計上290百万円(同140百万円の計上)等による資金増加要因を上回ったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動により使用した資金は173百万円(前年同期は67百万円の増加)となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出134百万円(同78百万円)、有形固定資産の取得による支出33百万円(同42百万円)等による資金減少要因が、有形固定資産売却による収入9百万円(前年同期は40百万円)、貸付金の回収による収入6百万円(同5百万円)等による資金増加要因を上回ったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動による資金は131百万円の減少(前年同期は129百万円の減少)となりました。これは、長期借入金86百万円の返済(同126百万円)、ファイナンス・リース債務47百万円の返済(同50百万円)等によるものであります。 (資本の財源及び資金の流動性) 当社グループの運転資金の主要な需要は営業費用であります。具体的には、ログハウス等部材キットに係る部材等の調達費、施工に要する外注費等の「売上原価」と、人件費、広告宣伝販促費、研究開発費等の「販売費及び一般管理費」であります。 当社グループの運転資金及び設備資金につきましては、内部資金のほか金融機関からの借入により資金調達することとしておりますが、2023年3月30日付の代官山資産の売却に係る不動産売買契約に基づく売却代金により、借入金の大半を返済しており、当連結会計年度末における金融機関からの借入残高は、返済期限により、長短合わせて550百万円が残る状況です。従って、当面の運転資金及び新規の設備資金に係る資金繰りについては、主に内部資金によるものとなります。 資金の流動性につきましては、顧客契約から売上計上及び代金の回収までのサイクルが長い(直販部門では元請工事の一般的な工期が約1年)ことなどを勘案して、借入金による調達実行の活用を含め、常に不測の事態に備えて厚めの残高(月商の3ヵ月を目安)を維持するよう努めております。 (財務政策) 当社は、株主の皆様に当社株式を長期的に保有いただくために、連結純資産配当率(DOE)を重視した「長期的な視点での安定的配当」を利益還元の柱とするとともに、将来の事業成長と経営体質の強化のために 必要な内部留保の確保にも配慮していくことを基本方針としております。 ④重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、決算日における資産、負債の報告数値、並びに報告期間における収入、費用の報告数値に影響を与える見積り及び仮定設定を行う必要があります。当社の経営陣は連結財務諸表作成の基礎となる見積り、判断及び過程を過去の実績や状況に応じ、合理的と判断される入手可能な情報により継続的に検証し、意思決定を行っております。しかしながら、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。これらの見積りと実際の結果が異なった際は、当社グループの連結財務諸表及びセグメントの業績に影響を及ぼす可能性があります。 なお、重要な会計上の見積りに係る計上基準については、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4 会計方針に関する事項(3)重要な引当金の計上基準」に記載の通りであります。

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開示資料

出典

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