概要
ピープル株式会社は、乳幼児向け玩具の企画・開発・販売を専門とする企業である。1977年に訪問販売商社として創業し、1982年に玩具事業へ転換。「ピタゴラス」「やりたい放題」などのロングセラーで知られる。2026年1月期の売上高は16億13百万円、営業損失1億74百万円。少子化の中、2025年5月に新シリーズ「1curiosity」を投入し、中長期的な成長を目指す。
玩具メーカーとしての事業構造
当社は玩具及び乗り物類の企画・販売を単一セグメントで展開する。製造はすべて委託生産により行い、固定費の変動リスクを低減している。商品カテゴリーは乳児・知育・構成玩具、メイキングトイ、その他(遊具・乗り物・育児等)、海外販売・ロイヤリティ収入の4区分。2026年1月期の売上構成比は、乳児・知育・構成玩具が86.3%を占める。
縮小する既存事業と新事業への転換
2022年より「子どもの好奇心がはじける瞬間をつくる」というパーパスを掲げ、事業構造の転換を進める。2023年10月には自転車事業を譲渡、同年11月には長年販売した「ぽぽちゃん」シリーズの製造を終了。2025年3月にはバンダイナムコホールディングスとの資本業務提携を解消。収益性の低い分野を整理し、好奇心を軸とした新シリーズ群へ経営資源を集中している。
国内縮小・海外開拓の局面
2026年1月期の国内販売売上高は前期比14.8%減、海外販売売上高は23.9%減となった。米国取引先との契約変更が影響した一方、英国ECでの「1curiosity」販売やアジア(台湾・タイ)での既存シリーズ販売は底堅い。海外売上高の比率は約10.4%である。2026年から2028年の中計では既存主力3シリーズ(ピタゴラス、ベビーキュリオシティ、やりたい放題)で黒字化を目指す。
財務状況と経営指標
2026年1月期末の資産合計は18億10百万円、純資産合計は16億80百万円。自己資本比率は約92.8%と高いが、営業損失が続く。ROEを経営指標とし、毎期10%以上を目標とするが、当期は純損失によりマイナス。キャッシュ・フローは営業活動で1億56百万円の支出、投資有価証券売却で1億73百万円の収入、自己株式取得で3億4百万円の支出。現金同等物は11億54百万円。
業界の中での役割は玩具業界のメーカーとして、幼児向けの知育玩具や遊具を提供。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/1期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 乳児・知育・構成玩具 | 14億円 | 87.5% | — | — |
| 海外販売・ロイヤリティ収入 | 2億円 | 12.5% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01幼児玩具主力
幼児向け玩具の企画・開発・販売を主要業務とし、乳児・知育・構成玩具、メイキングトイ、遊具・乗り物・育児用品などを取り扱う。製造は委託生産により行い、品質管理に注力。
- 乳児・知育・構成玩具
- 乳児向けの音の出る玩具や、積み木など手指を使う構成玩具。発達段階に合わせた知育効果を提供。
- メイキングトイ
- 粘土や工作など、子どもが自分で作ることを楽しむ玩具。創造性を育む。
- 遊具・乗り物・育児用品
- 室内用遊具や三輪車などの乗り物、ベビー用品など。育児をサポートする製品。
製品と技術
磁石で組み立てる「ピタゴラス」シリーズ
1992年発売のマグネットつみき。三角形や四角形のパネルに磁石が内蔵され、平面から立体まで自由に組み立てられる。長期にわたり保育施設や家庭で使用される定番商品。2015年には小学生向け「小学生ピタゴラス」を投入し、対象年齢を拡大。2026年1月期においても乳児・知育・構成玩具カテゴリーの売上を牽引する基幹シリーズである。
「やりたい放題」シリーズの進化
1985年に発売された「いたずら1歳やりたい放題」を祖とするシリーズ。子どもの好奇心を遊びに変換するしかけが特徴で、2001年には「やりたい放題 ビッグ版」を発売。繰り返し遊べる仕掛けが支持され、30年以上販売が継続している。2025年5月発売の「1curiosity」シリーズも、この「やりたい放題」のDNAを受け継ぐ新ブランドとして位置づけられる。
新ブランド「1curiosity」と「Baby curiosity」
2025年5月に好奇心事業の第一弾として「1curiosity(ワンキュリオシティ)」シリーズを発売。玩具単体の価値ではなく、遊びの過程での発見や試行錯誤を重視した設計が特徴。英国のアワードを複数受賞。2026年以降は第二弾「Baby curiosity(ベビーキュリオシティ)」を14商品投入予定。購入者に価値が伝わりやすく、販売拡大を見込む。両シリーズにより顧客基盤を拡大し、中長期のブランド価値向上を狙う。
終了した「ぽぽちゃん」と自転車事業
1996年発売の「たんぽぽのぽぽちゃん」は日本人の子どもを理想化した人形で、女児向け定番商品だったが、2023年11月に製造終了。2023年10月には自転車事業を譲渡した。これらは事業構造改革の一環であり、収益性や将来性の観点から整理対象となった。当社は今後、好奇心を軸とした新シリーズ群にリソースを集中する方針である。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
その他製品のなかでの位置
玩具・育児用品の小規模ニッチ企業
ピープルは知育玩具やベビー用品を手掛ける小規模メーカー。売上は約54億円から減少傾向で、直近は赤字。同業の浅香工業やドリームベッドと同様に業界内で小規模だが、業績悪化が顕著。三井松島HDのような資源関連とはかけ離れたセクター。ライバル企業との差別化は難しく、市場ニッチでの生き残りを模索。
強み
- 「ピタゴラス」など特許取得製品があり、模倣困難な強み。
- 安全・知育を重視し、口コミで支持を獲得している。
- 少人数組織で意思決定が早く、柔軟な商品開発が可能。
- 10年以上続く定番品が売上を支え、安定したブランド力を持つ。
課題
- 直近3期で売上半減し、事業縮小が続いている。
- 営業赤字に陥り、固定費削減や粗利率改善が急務。
- 大手玩具メーカーや低価格品との競争にさらされ、独自性維持が困難。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
その他製品の時価総額近傍。太字がピープル
時価総額で並べると、掲載10社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7997くろがね工作所 | 20億円 | 4.4倍 |
| 2 | 168Aイタミアート | 16億円 | 10.4倍 |
| 3 | 7946光陽社 | 16億円 | 11.7倍 |
| 4 | 7887南海プライウッド | 16億円 | 4.2倍 |
| 5 | 7865ピープル | 15億円 | — |
| 6 | 7837アールシーコア | 15億円 | — |
| 7 | 7815東京ボード工業 | 13億円 | — |
| 8 | 7901マツモト | 10億円 | 6.2倍 |
| 9 | 7831ウイルコホールディングス | 10億円 | — |
| 10 | 7851カワセコンピュータサプライ | 10億円 | 9.5倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 33件
訪問販売商社として創業した1977年
1977年10月、資本金100万円で株式会社尼崎を設立。訪問販売の専門商社として事業を開始した。1980年11月にピープル株式会社と改称、資本金を400万円に増資。しかし1982年2月に訪販業務を停止し、玩具商品第1弾「わんぱくハウス」を発売。同年7月には第2弾「わんぱくジム」を発売し、玩具事業の基礎を築いた。
「やりたい放題」と「ピタゴラス」のヒット
1985年9月、放題シリーズ第1弾「いたずら1歳やりたい放題」を発売。以降、子どもの好奇心を引き出すシリーズとして成長。1992年4月にはマグネットつみき「ピタゴラス」シリーズを発売。磁石で組み立てるブロックは長期ヒット商品となり、現在も主力の一つである。1996年4月には日本人の子どもを理想化した人形「たんぽぽのぽぽちゃん」を発売し、女児玩具分野も開拓。
株式公開とバンダイとの提携
1997年9月に商号をPeople株式会社(のちにピープル株式会社)に変更。1998年4月に日本証券業協会に株式を店頭登録(JASDAQスタンダード)。2005年7月には株式会社バンダイと資本業務提携を締結し、販売チャネルの拡大を図った。提携先は後日バンダイナムコホールディングスに移行。2003年には委員会等設置会社へ移行し、ガバナンス体制を強化。
純国産玩具と海外委託の開始
2010年10月、国産の「お米のつみき」を発売。安全素材へのこだわりを示す。2014年10月にはベトナムでの製造委託を開始し、コスト競争力の向上を図った。2015年7月には小学生向け「小学生ピタゴラス」を発売し、ターゲットを拡大。2016年11月にはトイキッズファニチャー「Teddy Hug」を発売し、家具分野にも進出した。
構造改革の推進と新シリーズ投入
2019年から事業構造改革を本格化。2020年2月のベビーバス「ラッコハグ」発売や「すみっこぐらし」とのコラボなど新機軸を模索。2022年4月の市場区分再編でスタンダード市場へ移行。2023年10月に自転車事業を譲渡、11月に「ぽぽちゃん」製造終了。2025年3月にバンダイナムコとの提携解消。同年5月、好奇心事業の第一弾「1curiosity」シリーズを発売。
減収と赤字が続く直近の業績
2023年1月期に売上高74億円のピークを記録した後、2024年1月期は54億円、2025年1月期は19億円、2026年1月期は16億円へ急減。営業損益も2024年1月期から赤字に転落し、2026年1月期は1億74百万円の営業損失。2025年1月期には投資有価証券売却益1億84百万円を特別利益に計上したが、減損損失64百万円も発生。当期純損失は61百万円。
年表33件を開く
1970年代
- 1977年10月創業訪問販売の専門商社として、株式会社尼崎を資本金100万円で設立。
1980年代
- 1980年11月ピープル株式会社と改称、資本金400万円に増資。
- 1982年2月訪販業務を止め、玩具商品第1弾「わんぱくハウス」を発売。
- 1982年7月玩具商品第2弾「わんぱくジム」発売。玩具事業の基礎を確立。また業容拡大に伴い本店を東京都台東区浅草橋5丁目に移転。
- 1985年9月放題シリーズ商品第1弾「いたずら1歳やりたい放題」発売。
- 1988年10月業容拡大に伴い本店を東京都台東区浅草橋3丁目に移転。
1990年代
- 1992年4月マグネットつみき「ピタゴラス」シリーズ発売。
- 1996年4月日本人の子どものかわいらしさを理想化した、新しい人形「たんぽぽのぽぽちゃん」を発売。
- 1996年7月業容拡大に伴い本店を東京都中央区東日本橋2丁目に移転。
- 1997年9月商号変更商号をPeople株式会社に変更。
- 1998年4月日本証券業協会に株式を店頭登録(東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)(事業年度末現在))
- 1999年11月額面普通株式1株を1.5株に分割し、発行済株式総数4,500千株となる。
2000年代
- 2000年7月商号変更1単位(単元)の株式数を1,000株から500株に変更。
- 2001年3月安心と使いやすさのノンキャラ良品トゥモローベビーシリーズ商品を発売。
- 2001年7月「やりたい放題 ビッグ版」を発売。
- 2001年11月「いきなり自転車」シリーズを発売。
- 2003年4月商号変更商号をピープル株式会社に変更。
- 2003年4月委員会等設置会社(現指名委員会等設置会社)へ移行。
- 2005年7月株式会社バンダイと資本業務提携(のちに提携先は株式会社バンダイナムコホールディングスへ移行)。
- 2006年3月業界初のチェーン駆動式の三輪車を発売。
2010年代
- 2010年10月純国産「お米のつみき」を発売。
- 2014年3月商号変更1単位(単元)の株式数を500株から100株に変更。
- 2014年10月ベトナムでの製造委託を開始。
- 2015年7月知育玩具を卒業した小学生をターゲットにした「小学生ピタゴラス」を発売。
- 2016年11月トイキッズファニチャー「Teddy Hug」を発売。
- 2019年8月南魚沼市でのお米の収穫イベントにおいて南魚沼市市長へ「お米のおもちゃ」を贈呈。
2020年代
- 2020年6月ベビーバス「ラッコハグ」を発売。
- 2020年10月女児玩具のDIYトイ「ねじハピ」にキャラクター“すみっこぐらし”のシリーズを発売。
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分再編に伴い、JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行。
- 2023年10月ピープル自転車事業譲渡。
- 2023年11月お人形「ぽぽちゃん」シリーズ製造終了。
- 2025年3月株式会社バンダイナムコホールディングスとの資本業務提携契約を解消
- 2025年5月「1curiosity」シリーズを発売。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/1期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- ROE毎期まで10%以上
- 1curiosity取扱店舗数2027年1月期まで前期比2倍以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
ROE経営への転換
短期の営業利益率目標を廃止し、中長期的な企業価値向上と持続的成長のため、ROE(自己資本利益率)を経営指標とする。自己資本を積極活用し質の高い収益体質を目指す。
- 02
好奇心を軸とした新シリーズ展開
パーパス「子どもの好奇心」に基づき、新シリーズ「1curiosity」と「Baby curiosity」を投入。特に「Baby curiosity」で顧客基盤を拡大し、「1curiosity」への理解とリピートに繋げる循環を形成する。
- 03
主力3シリーズによる黒字化
2026年~2028年の中期計画で、既存主力シリーズ「ピタゴラス」「Baby curiosity」「やりたい放題」の三本柱により黒字化を確実なものとし、収益創出フェーズへ移行する。
- 04
長期ブランド価値向上
2029年以降はブランド完成度を高める成長フェーズへ進み、好奇心を中心概念とした独自カテゴリーの確立を目指す。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で40人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は600万円で、9期前と比べて+10.7%。平均年齢は42.0歳、平均勤続年数は14.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年1月 | — | — | — | 41 | — |
| 2018年1月 | — | — | — | 45 | — |
| 2019年1月 | — | — | — | 46 | — |
| 2020年1月 | 542 | 36.0 | 10.0 | 49 | — |
| 2021年1月 | 601 | 37.0 | 10.0 | 48 | — |
| 2022年1月 | 588 | 37.0 | 10.0 | 55 | — |
| 2023年1月 | 525 | 37.0 | 10.0 | 54 | — |
| 2024年1月 | 582 | 39.0 | 12.0 | 51 | — |
| 2025年1月 | 643 | 40.0 | 13.0 | 45 | 0 |
| 2026年1月 | 600 | 42.0 | 14.0 | 40 | −500 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年1月期の売上高は16億円、営業利益は-2億円。前期と比べると減収で、売上が-15.8%。
四半期の推移
10期分
直近は2027年2Qで、売上は6億円、営業利益は−1億円。前年の2026年2Qと比べると、売上は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1Q | 10 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 14 | 1 | 7.1 | 1 |
| 2024年3Q | 20 | 3 | 15.0 | 2 |
| 2024年4Q | 10 | — | — | 0 |
| 2025年1Q | 4 | −1 | −25.0 | −1 |
| 2025年2Q | 3 | 0 | 0.0 | −1 |
| 2025年4Q | 12 | 1 | 8.3 | 1 |
| 2026年2Q | 6 | −2 | −33.3 | 0 |
| 2026年4Q | 10 | 0 | 0.0 | −1 |
| 2027年2Q | 6 | −1 | −16.7 | −2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年1月期からの14期で、売上は29億円から16億円へ55%に減った。直近期の営業利益率は-12.5%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年1月 | 29 | — | 2 | — | 1 |
| 1単位(単元)の株式数を500株から100株に変更。 | |||||
| 2014年1月 | 33 | — | 2 | — | 1 |
| 2015年1月 | 35 | — | 3 | — | 2 |
| 2016年1月 | 47 | — | 6 | — | 4 |
| 2017年1月 | 47 | — | 5 | — | 4 |
| 2018年1月 | 43 | — | 5 | — | 3 |
| 2019年1月 | 41 | — | 4 | — | 3 |
| 2020年1月 | 37 | — | 3 | — | 2 |
| 2021年1月 | 45 | — | 5 | — | 3 |
| 2022年1月 | 55 | — | 5 | — | 3 |
| 2023年1月 | 74 | — | 5 | — | 4 |
| 2024年1月 | 54 | — | 4 | — | 3 |
| 2025年1月 | 19 | 0 | 0 | 0.0 | −1 |
| 2026年1月 | 16 | −2 | −2 | −12.5 | −1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年1月期
売上高16億円のうち、営業利益として残るのは-2億円で-12.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-1億円、売上の-6.3%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金56.3%9億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金56.3%9億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-12.5%-2億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年1月期は営業CFが−2億円、投資CFが2億円で、差し引きのフリーCFは0億円。この組み合わせは「資産取り崩し型」にあたる。本業の赤字を資産売却で埋めながら負債も返している。守りの局面。期末の手元現金は12億円で、売上の9.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年1月 | 1 | −1 | −2 | 0 | 14 |
| 2014年1月 | 0 | 0 | −1 | 0 | 13 |
| 2015年1月 | 3 | −1 | −1 | 2 | 14 |
| 2016年1月 | 4 | −1 | −2 | 3 | 15 |
| 2017年1月 | 6 | −1 | −4 | 5 | 15 |
| 2018年1月 | 4 | 0 | −4 | 4 | 15 |
| 2019年1月 | 4 | −1 | −3 | 3 | 16 |
| 2020年1月 | 2 | −1 | −3 | 1 | 14 |
| 2021年1月 | 3 | −1 | −2 | 2 | 14 |
| 2022年1月 | 3 | −1 | −3 | 2 | 13 |
| 2023年1月 | 5 | −1 | −3 | 4 | 13 |
| 2024年1月 | 8 | 0 | −3 | 8 | 18 |
| 2025年1月 | −1 | −1 | −2 | −2 | 14 |
| 2026年1月 | −2 | 2 | −3 | 0 | 12 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年1月期の総資産は18億円。このうち返さなくてよい自己資本が17億円で、自己資本比率は92.8%(業種中央値59.3%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年1月 | 22 | 18 | 4 | 81.1 |
| 2014年1月 | 22 | 19 | 3 | 85.4 |
| 2015年1月 | 25 | 20 | 5 | 81.9 |
| 2016年1月 | 27 | 21 | 6 | 77.2 |
| 2017年1月 | 28 | 21 | 7 | 76.8 |
| 2018年1月 | 24 | 21 | 3 | 84.7 |
| 2019年1月 | 25 | 21 | 4 | 84.8 |
| 2020年1月 | 24 | 20 | 4 | 83.8 |
| 2021年1月 | 27 | 22 | 5 | 83.9 |
| 2022年1月 | 28 | 23 | 5 | 83.0 |
| 2023年1月 | 30 | 23 | 7 | 77.3 |
| 2024年1月 | 28 | 24 | 4 | 86.5 |
| 2025年1月 | 23 | 21 | 2 | 92.5 |
| 2026年1月 | 18 | 17 | 1 | 92.8 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
その他製品 104社との比較
同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で104社中3位あたり、逆に低いのは売上成長率で104社中102位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥338で、1年前と比べて-37.4%。過去52週の値幅のなかでは5%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PBR | 0.66倍 |
| 配当利回り | 14.20% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で-2.6%下落。株価は25日線(339円)を-1.4%下回り、75日線(376円)・200日線(416円)も下回る。52週高値(576円)から-42.0%、安値(331円)から+0.9%と52週安値接近。RSI47.4でやや弱い。出来高は低調。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)。
PBRは0.65倍と同業界平均1.35倍を下回り割安。配当利回りは17.80%と非常に高いが、業績悪化で減配リスクが懸念される。ROE13.2%は良好だが、赤字転落見込みで将来性に不安。割安だが業績悪化でリスク大。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PBR | 0.66倍 | 1.38倍 |
| ROE | 13.2% | 6.6% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
少子化による国内市場の縮小が続く中、同社の玩具事業は減収基調にある。強気派は、独自の知育玩具ブランドや海外展開による新市場開拓、コスト削減による収益改善を期待する。弱気派は、市場縮小のトレンドに抗えず、収益基盤が脆弱で、新規事業も不透明とみる。今後のターゲット層開拓や海外展開の具体性が焦点。
- 独自商品のブランド力
知育玩具でのユニークな企画力が一部で支持される
- 海外市場への期待
国内縮小を補う海外販路拡大の可能性
- コスト削減効果
固定費削減で赤字幅縮小の余地
- PBR0.65倍の解散価値割れ不定影響中
時価総額15億円、純資産23億円、1株純資産505円
- 高配当利回り17.8%で下支え継続影響弱
年間配当56円、利回り17.8%、減配リスクはある
- 業績底入れの可能性2027年〜2028年影響弱
売上16億円でほぼ底、構造改革進めば回復余地
- 空売り比率低下で買い戻し不定影響弱
信用売り残高減少でショートカバー期待
- 少子化による市場縮小
国内出生数減少で玩具需要が構造的に減少
- 収益基盤の脆弱さ
売上20億円未満、営業赤字転落のリスク
- 新規展開の不透明感
海外や新ターゲットへの具体的成果が見えない
- 売上高65%減の大幅減収通年影響強
前期比売上35億円減、2026年1月期も16億円に減少
- 営業損失2億円の赤字拡大2026/1期影響中
営業利益0→▲2億円、売上高営業損失率12.5%
- 高配当維持困難、減配リスク次回決算影響中
当期利益▲1億円で配当56円、配当性向過剰
- 債務超過懸念の台頭2027年〜2028年影響強
自己資本23億円、年間2億円損失なら10年で枯渇
- 売上高
- 減収傾向の継続が事業基盤の縮小を示す
- 営業利益率
- 黒字化への道筋を判断する重要指標
- 海外売上比率
- 海外展開の進捗を測る
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり48円で、前期から−17.2%。いまの株価に対する利回りは14.20%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年1月 | 82 | — | 97.2 |
| 2018年1月 | 65 | −20.7 | 95.7 |
| 2019年1月 | 62 | −4.6 | 94.1 |
| 2020年1月 | 38 | −38.7 | 75.5 |
| 2021年1月 | 60 | 57.9 | 79.8 |
| 2022年1月 | 78 | 30.0 | 99.3 |
| 2023年1月 | 58 | −25.6 | 71.3 |
| 2024年1月 | 48 | −17.2 | 67.1 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥48
株主
有価証券報告書より
2026年1月期末の株主数は延べ3,846人。区分でいちばん多いのは個人・その他で81.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が7.8%を占め、残る92.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年1月% | 2022年1月% | 2023年1月% | 2024年1月% | 2025年1月% | 2026年1月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 66.3 | 68.3 | 72.8 | 69.7 | 68.0 | 81.2 |
| 自己株式 | 1.4 | 1.4 | 1.4 | 1.4 | 1.4 | 13.8 |
| 証券会社 | 3.5 | 1.5 | 0.8 | 2.3 | 4.1 | 8.4 |
| 事業法人 | 22.4 | 23.1 | 22.7 | 22.9 | 22.4 | 5.7 |
| 外国法人 | 2.0 | 2.1 | 1.4 | 2.9 | 3.3 | 2.5 |
| 金融機関 | 5.8 | 4.9 | 2.3 | 2.1 | 2.2 | 2.1 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 桐渕真人 | 6.77 |
| 02 | 萩原雄二 | 4.48 |
| 03 | 株式会社バンダイナムコホールディングス | 3.38 |
| 04 | 株式会社SBI証券 | 3.22 |
| 05 | 阪田和弘 | 2.80 |
| 06 | 楽天証券株式会社 | 2.45 |
| 07 | 桐渕千鶴子 | 2.25 |
| 08 | 株式会社三菱UFJ銀行 | 2.10 |
| 09 | 齊藤昌志 | 1.83 |
| 10 | 桐渕英人 | 1.82 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−174%、1株純資産は14期で+6%。直近期のROEは13.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年1月 | 21 | 415 | 5.0 | 30.1 | 94.2 |
| 2014年1月 | 28 | 428 | 6.6 | 21.6 | 97.2 |
| 2015年1月 | 46 | 461 | 10.4 | 19.1 | 99.8 |
| 2016年1月 | 90 | 481 | 19.1 | 25.6 | 99.8 |
| 2017年1月 | 84 | 485 | 17.4 | 24.6 | 97.2 |
| 2018年1月 | 70 | 472 | 14.7 | 25.8 | 95.7 |
| 2019年1月 | 65 | 475 | 13.8 | 20.7 | 94.1 |
| 2020年1月 | 51 | 468 | 10.8 | 23.7 | 75.5 |
| 2021年1月 | 76 | 513 | 15.5 | 15.3 | 79.8 |
| 2022年1月 | 79 | 528 | 15.1 | 12.8 | 99.3 |
| 2023年1月 | 81 | 532 | 15.3 | 14.0 | 71.3 |
| 2024年1月 | 72 | 548 | 13.2 | 13.9 | 67.1 |
| 2025年1月 | −16 | 487 | — | — | — |
| 2026年1月 | −16 | 439 | — | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/1期の役員報酬は総額65百万円。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 桐渕真人 | 取締役 | 47 |
| 森本美成 | 社外取締役 | 78 |
| 伊藤拓 | 社外取締役 | 51 |
| 藤本明徳 | 社外取締役 | 72 |
| 取締役計 | 取締役計 | — |
| 小田桐裕子 | — | 50 |
| 中北かとり | — | 55 |
| 飛田留美子 | — | 68 |
| 山下隆 | 社外取締役 | 70 |
役員報酬の内訳2026/1期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 執行役 | 4 | 52 | 54 | 14 |
| 社外取締役 | 3 | 11 | 11 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/1期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容168字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,461字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,162字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,363字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第50期(2026/01/21-2027/01/20)2026-09-02
- 有価証券報告書有価証券報告書-第49期(2025/01/21-2026/01/20)2026-04-15
- 半期報告書半期報告書-第49期(2025/01/21-2026/01/20)2025-09-01
- 有価証券報告書有価証券報告書-第48期(2024/01/21-2025/01/20)2025-04-16
- 半期報告書半期報告書-第48期(2024/01/21-2025/01/20)2024-09-02
- 四半期報告書四半期報告書-第48期第1四半期(2024/01/21-2024/04/20)2024-06-04
- 有価証券報告書有価証券報告書-第47期(2023/01/21-2024/01/20)2024-04-15
- 四半期報告書四半期報告書-第47期第3四半期(2023/07/21-2023/10/20)2023-12-04
- 四半期報告書四半期報告書-第47期第2四半期(2023/04/21-2023/07/20)2023-09-01
- 四半期報告書四半期報告書-第47期第1四半期(2023/01/21-2023/04/20)2023-06-02
- 有価証券報告書有価証券報告書-第46期(2022/01/21-2023/01/20)2023-04-14
- 四半期報告書四半期報告書-第46期第3四半期(令和4年7月21日-令和4年10月20日)2022-12-02
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業