概要
東京ボード工業は、1947年創業のパーティクルボードメーカーである。木質廃棄物の回収・チップ化からパーティクルボードの製造・販売までをグループ内で一貫して手がける循環型木材環境ソリューション事業を中核とする。本社は東京都江東区新木場、連結従業員243名。2026年2月期(11ヶ月決算)の売上高は約66億円、営業損失1億円、当期純損失8億円と赤字が続くが、佐倉工場への設備投資により生産能力強化を進めている。
木質廃棄物から製品まで一貫する循環型モデル
当社グループの事業は、建設現場などから排出される木質廃棄物を自社子会社が収集し、新木場リサイクリング工場・埼玉工場・横浜チップ工場で木材チップに加工、佐倉工場でパーティクルボードを製造し、再び建設現場へ納入するまでの全工程をグループ内で完結させる。この一貫体制は「循環物流」と呼ばれ、製品配送の帰り便で廃材を回収することで輸送効率を高めている。原料となる木材チップをほぼ外部購入せずに調達できる点が強みであり、東京都23区内の近距離拠点として大手ゼネコンから高い評価を得ている。
主力製品とその用途
主力製品はマンションの二重床工法に用いる床下地材向けパーティクルボード「E・V・Aボード」である。このほか戸建住宅の耐力壁用「壁武者」、床下地と仕上げ材の間に敷く捨て貼り部材「静香美人」を製造する。オフィスのOAフロア基板や体育館などの文教施設、家具・木工用途のパーティクルボードも手がける。接着剤はホルムアルデヒド放散量が最上位のF☆☆☆☆等級に対応し、環境負荷低減を図っている。
グループ企業と機能分担
連結子会社4社がそれぞれの役割を担う。ティー・ビー・ロジスティックス株式会社とTB関西物流株式会社は一般貨物運送業と廃棄物収集運搬業を営み、木質廃棄物の回収と製品配送を担う。横浜エコロジー株式会社は横浜チップ工場でチップ加工を行う。株式会社カリブは東京都足立区でショッピングタウン「カリブ梅島」を管理運営するが、売上や利益に占める割合は僅少である。これら子会社を含めた5社でグループを構成し、リサイクルプロセスを一つの輪として完結させている。
収益の変動と設備投資の影響
直近の財務数値を見ると、売上高は2013年3月期の60億円前後で推移してきたが、2020年3月期に78億円まで増加したのち減少と増加を繰り返し、2026年2月期(11ヶ月)は66億円となった。営業損益・当期純損益は赤字と黒字が混在し、2026年2月期は営業損失1億円、親会社株主に帰属する当期純損失8億円を計上した。2025年11月に佐倉工場で発生した小火により操業停止と出荷減少が業績を圧迫した。大規模投資を進める佐倉工場の生産安定が今後の収益回復の鍵となる。
業界の中での役割は建材メーカー(パーティクルボード)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/2期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| パーティクルボード | 39億円 | 59.1% | — | — |
| 廃棄物の 収集運搬及び処理 | 16億円 | 24.2% | — | — |
| その他 | 11億円 | 16.7% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01建設・住宅建材主力
建設現場等から排出される木質廃棄物を回収・処理し、原材料として再資源化して住宅用建材のパーティクルボードを製造・販売。主力はマンションの二重床の床下地材で、構造用パーティクルボードや合板代替品、オフィス用OAフロア基板等も展開。
東京都23区内に存在する「近距離にある木質廃棄物の受入場所」として排出事業者から利便性が高いと評価
- E・V・Aボード
- 木質廃棄物から製造されるパーティクルボード。マンションの二重床の床下地材として使用される。
- 壁武者
- 戸建住宅の耐力壁として使用される構造用パーティクルボード。
- 静香美人
- 床下地材とフローリングなどの仕上材との間に捨て貼り部材として使用される合板の代替商品。
02その他その他
ショッピングタウン「カリブ梅島」の施設管理運営を行う。
製品と技術
パーティクルボードの製造技術とラインアップ
パーティクルボードは木材小片(チップ)に接着剤を噴霧し、熱圧成形した木質ボードである。JIS規格に基づき厚さや寸法が異なる多様な製品を生産する。主力の「E・V・Aボード」はマンション二重床の床下地材として広く使われる。2020年代には構造用パーティクルボード「壁武者」を開発し、戸建住宅の耐力壁としての認証を取得した。また「静香美人」は合板代替の捨て貼り部材で、コスト低減と環境性能を両立する。これらの製品はすべて佐倉工場で生産され、同工場では多品目を切り替えながら効率的に製造する。
リサイクル原料の安定調達と環境対応
製品原料の木材チップは、自社グループが回収した木質廃棄物を加工して賄う。新築廃材、解体材、木製パレット、伐採伐根材などを受け入れ、新木場・埼玉・横浜の各チップ工場で破砕・選別する。特に新木場工場は都心部の発生源に近く、回収コストを抑えられる。接着剤にはホルムアルデヒドを含まないものを使用し、JISの最上位区分F☆☆☆☆を達成。これにより「人にやさしい住宅部材」として差別化を図る。また使用済み製品や他木材製品も再資源化するクローズドループを構築し、二酸化炭素削減と炭素固定に貢献することを経営理念に掲げる。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
その他製品のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 建設・住宅建材東京都23区内に存在する「近距離にある木質廃棄物の受入場所」として排出事業者から利便性が高いと評価
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
合板・建材メーカー、業績低迷で苦戦
東京ボード工業は、合板・建築資材の製造販売を行う中堅メーカー。同業の三井松島ホールディングスや浅香工業と比べ、売上規模は70億円台と小粒。直近の営業利益率は0%と低迷し、2026年2月期には営業損失1.52%の見通し。住宅着工減少や原材料高が逆風。業界内での競争力は弱く、抜本的な構造改革が求められる。
強み
- 合板・パーティクルボードなど、特定建材で一定のシェア。
- 自社工場で一貫生産が可能で、品質管理面で優位。
- 地場の工務店・ハウスメーカーとの取引基盤を持つ。
- 経費削減や生産効率化に取り組み、赤字幅を縮小中。
課題
- 営業損失が続き、早期の黒字化が課題。
- 住宅着工数の低迷により、市場自体が縮小傾向。
- 木材価格上昇が収益を圧迫し、価格転嫁が難しい。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
その他製品の時価総額近傍。太字が東京ボード工業
時価総額で並べると、掲載9社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 168Aイタミアート | 16億円 | 10.4倍 |
| 2 | 7946光陽社 | 16億円 | 11.7倍 |
| 3 | 7887南海プライウッド | 16億円 | 4.2倍 |
| 4 | 7837アールシーコア | 15億円 | — |
| 5 | 7865ピープル | 15億円 | — |
| 6 | 7815東京ボード工業 | 13億円 | — |
| 7 | 7901マツモト | 10億円 | 6.2倍 |
| 8 | 7831ウイルコホールディングス | 10億円 | — |
| 9 | 7851カワセコンピュータサプライ | 10億円 | 9.5倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 4件
山陰ベニヤとして創業した1947年
1947年5月、島根県簸川郡(現・出雲市)に山林売買および製材業を目的とする山陰ベニヤ株式会社が設立された。創業時の事業は合板製造ではなく、木材の売買と製材が中心であった。この地点ではまだパーティクルボードとは無縁の事業であり、後の東京ボード工業の基盤となる合板・パーティクルボード事業への転換は10年後を待つことになる。なお、当時の本店は東京ではなく島根県に置かれていた。
大日本ベニヤ工業への商号変更と東京移転(1957年)
1957年1月、山陰ベニヤ株式会社は大日本ベニヤ工業株式会社に商号変更すると同時に、本店を東京都江東区深川加崎町(現・江東区木場)へ移転した。これに伴い事業内容も単板および合板の製造業へと変更された。この移転と事業転換により、木材加工メーカーとしての性格が強まり、後のリサイクル事業への布石となる。東京都内に拠点を置いたことで、建設廃材の発生源に近い立地を確保できた点も重要である。
新木場リサイクリング工場用地の取得(1975年)
1975年3月、東京都の木場地区移転計画に伴い、現在の新木場リサイクリング工場の用地を取得した。江東区新木場は東京23区内に位置し、建設現場から発生する木質廃棄物の収集拠点として極めて有利な立地である。後にこの工場は、大手ゼネコンから「近距離にある木質廃棄物の受入場所」として利便性を評価され、当社の競争力の源泉となる。用地取得は単なる工場移転ではなく、回収拠点を確保する戦略的な投資であった。
太洋プライウッドとの合併と江東プライウッドへの改称(1977年)
1977年6月、太洋プライウッド株式会社との合併により、当社は西北ベニヤ工業株式会社(現・セイホク株式会社)のグループ会社となった。同時に商号を江東プライウッド株式会社に変更した。この合併により、グループ内での連携が強化され、原料調達や販売チャネルにシナジーが生まれた。現在のセイホクグループとの関係はこの時に形成され、その後もグループ会社としての位置づけが続いている。ただし、事業内容は従来の合板製造から徐々にパーティクルボード主体へとシフトしていくことになる。
年表4件を開く
1940年代
- 1947年5月創業島根県簸川郡(現 出雲市)に山林売買及び製材業の山陰ベニヤ株式会社を設立
1950年代
- 1957年1月商号変更大日本ベニヤ工業株式会社に商号変更と同時に東京都江東区深川加崎町(現 江東区木場)に本店を移転し、単板及び合板の製造業に事業変更
1970年代
- 1975年3月東京都の木場地区移転計画に基づき東京都江東区新木場に工場用地(現 新木場リサイクリング工場)を取得
- 1977年6月M&A太洋プライウッド株式会社との合併により西北ベニヤ工業株式会社(現 セイホク株式会社)のグループ会社となるとともに、江東プライウッド株式会社に商号変更
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/2期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- ROA未記載
- EBITDA未記載
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
リサイクルによる収益モデルの強化
廃木材からパーティクルボードを製造し、使用済み製品も再資源化する循環モデルを確立。高い工場稼働率を維持し、競争優位とする。グループの物流・収集運搬事業も活用し盤石な収益モデルを構築する。
- 02
新規顧客開拓と環境負荷低減
木質廃棄物の確保と新商品・長尺構造用パネル「壁武者」等の販売拡大のため新規顧客開拓を推進。新設住宅着工60万戸時代に向け佐倉工場の稼働率向上、接着剤使用量削減など環境負荷低減とコストダウンに取り組む。
- 03
優先課題への取り組み
循環型社会の協同推進、安全、従業員の意欲・能力向上と働き方改革、生産安定化・品質向上・収益構造改善、研究開発と人材確保育成、木質廃棄物の確保、財務情報信頼性向上、コンプライアンス・ガバナンス充実の8課題に取り組む。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で243人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は504万円で、9期前と比べて+9.2%。平均年齢は47.0歳、平均勤続年数は10.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 204 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 223 | — |
| 2019年3月 | 462 | 41.8 | 7.5 | 258 | — |
| 2020年3月 | 503 | 44.0 | 8.3 | 279 | — |
| 2021年3月 | 477 | 44.8 | 9.3 | 267 | — |
| 2022年3月 | 443 | 44.4 | 9.7 | 255 | — |
| 2023年3月 | 456 | 44.3 | 9.2 | 273 | — |
| 2024年3月 | 480 | 44.6 | 7.6 | 240 | — |
| 2025年3月 | 538 | 47.0 | 9.7 | 234 | 0 |
| 2026年2月 | 504 | 47.0 | 10.0 | 243 | −41 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社4社(国内 4 / 海外 0) を有報から抽出しています。
- 国内ティー・ビー・ロジスティックス株式会社(注)2埼玉県八潮市議決権100.0%
- 国内TB関西物流株式会社(注)2奈良県奈良市議決権100.0%
- 国内横浜エコロジー株式会社(注)2神奈川県横浜市 金沢区議決権51.0%
- 国内株式会社カリブ(注)2東京都足立区議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年2月期の売上高は66億円、営業利益は-1億円。前期と比べると減収で、売上が-14.3%。
会社が出している今期の予想2027年2月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 61億円 | 66億円 |
| 営業利益 | -4億円 | -1億円 |
| 純利益 | 36億円 | -8億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は9億円、営業利益は−1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−43.8%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 25 | 2 | 8.0 | 0 |
| 2023年4Q | 14 | — | — | −6 |
| 2024年1Q | 16 | −2 | −12.5 | −3 |
| 2024年2Q | 17 | −3 | −17.6 | −3 |
| 2024年3Q | 19 | −2 | −10.5 | −1 |
| 2024年4Q | 19 | — | — | −3 |
| 2025年2Q | 40 | 0 | 0.0 | 3 |
| 2025年4Q | 37 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年2Q | 38 | 0 | 0.0 | −1 |
| 2027年1Q | 9 | −1 | −11.1 | −2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は60億円から66億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は-1.5%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 60 | — | 8 | — | 7 |
| 2014年3月 | 59 | — | 8 | — | 6 |
| 2015年3月 | 60 | — | 7 | — | 6 |
| 2016年3月 | 56 | — | 5 | — | 5 |
| 2017年3月 | 60 | — | 5 | — | 2 |
| 2018年3月 | 59 | — | −10 | — | −14 |
| 2019年3月 | 67 | — | −28 | — | 1 |
| 2020年3月 | 78 | — | −33 | — | 17 |
| 2021年3月 | 72 | — | −23 | — | −16 |
| 2022年3月 | 76 | — | −9 | — | −12 |
| 2023年3月 | 85 | — | −2 | — | −5 |
| 2024年3月 | 71 | — | −9 | — | −10 |
| 2025年3月 | 77 | 0 | −1 | 0.0 | 3 |
| 2026年2月 | 66 | −1 | −2 | −1.5 | −8 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年2月期
売上高66億円のうち、営業利益として残るのは-1億円で-1.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-8億円、売上の-12.1%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金74.2%49億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金27.3%18億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-1.5%-1億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年2月期は営業CFが7億円、投資CFが−13億円で、差し引きのフリーCFは−6億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は12億円で、売上の2.2ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 12 | −2 | −6 | 10 | 15 |
| 2014年3月 | 6 | −4 | 0 | 2 | 17 |
| 2015年3月 | 10 | −5 | 0 | 5 | 21 |
| 2016年3月 | 8 | −4 | −5 | 4 | 19 |
| 2017年3月 | 9 | −58 | 113 | −49 | 82 |
| 2018年3月 | 0 | −64 | 9 | −64 | 28 |
| 2019年3月 | 11 | 0 | −4 | 11 | 35 |
| 2020年3月 | −20 | 93 | −68 | 73 | 39 |
| 2021年3月 | −18 | −5 | −1 | −23 | 15 |
| 2022年3月 | 12 | −5 | −5 | 7 | 18 |
| 2023年3月 | 11 | −3 | 0 | 8 | 25 |
| 2024年3月 | −4 | −5 | 0 | −9 | 16 |
| 2025年3月 | 13 | −11 | 0 | 2 | 18 |
| 2026年2月 | 7 | −13 | 0 | −6 | 12 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年2月期の総資産は112億円。このうち返さなくてよい自己資本が17億円で、自己資本比率は7.0%(業種中央値59.3%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 108 | 33 | 75 | 28.7 |
| 2014年3月 | 111 | 41 | 70 | 34.6 |
| 2015年3月 | 116 | 49 | 67 | 39.7 |
| 2016年3月 | 114 | 54 | 60 | 43.9 |
| 2017年3月 | 250 | 57 | 193 | 20.8 |
| 2018年3月 | 243 | 43 | 200 | 15.4 |
| 2019年3月 | 238 | 44 | 194 | 15.8 |
| 2020年3月 | 188 | 61 | 127 | 29.1 |
| 2021年3月 | 152 | 46 | 106 | 25.8 |
| 2022年3月 | 134 | 35 | 99 | 20.2 |
| 2023年3月 | 128 | 30 | 98 | 17.2 |
| 2024年3月 | 118 | 21 | 97 | 10.5 |
| 2025年3月 | 125 | 24 | 101 | 12.3 |
| 2026年2月 | 112 | 17 | 96 | 7.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
その他製品 104社との比較
同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で104社中94位あたり、逆に低いのは売上成長率で104社中101位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥350で、1年前と比べて-41.5%。過去52週の値幅のなかでは27%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (会社予想) | 0.3倍 |
| PBR | 1.49倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月14日に26.06%急騰し387円。1ヶ月では+5.74%と上昇に転じたが、1年では-35.5%と弱含みが続いています。株価は25日線(340円)を上回り、75日線(315円)も上抜けましたが、200日線(388円)には依然として届いていません。52週高値705円からは大きく下方にあります。8月14日の出来高は117,300株と通常時から上振れしており、投機的な買いが入った可能性があります。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)。
実績PERは赤字のため算出不可、予想PER0.3倍は極端に低く見えるが直近の赤字により利益ベースが小さいため。PBR1.50倍は平均1.36倍を上回り割高。ROE21%と高いが配当なし、直近の業績悪化(赤字)を反映しておらずリスク大。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (予想) | 0.3倍 | — |
| PBR | 1.49倍 | 1.38倍 |
| ROE | 21.0% | 6.6% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
2024年3月期は売上高71億円、純損失10億円と赤字が続く。2026年2月期も営業赤字予想。住宅市場の低迷と原材料高が収益を圧迫。強気派は2025年3月期の黒字転換を評価し、業績回復への期待から低PBR(1.5倍)を指摘する。弱気派は再び赤字転落と債務超過懸念で経営リスクを強調する。
- 黒字転換の兆し
2025年3月期は純利益3億円と改善
- 低PBRでの割安感
PBR1.5倍と解散価値接近
- 住宅需要の底入れ期待
金利低下や政策支援で着工回復余地
- 業績V字回復の可能性FY2027/2影響強
営業利益が▲1億円から黒字化すれば、利益幅大きく株価上昇。
- 低時価総額ゆえのボラティリティ不定影響中
時価総額13億円、わずかな買いで株価急伸の可能性。
- 資産価値の切り売り期待不定影響中
PBR1.5倍、資産活用でキャッシュ創出の可能性。
- 新製品投入による収益改善2027年影響弱
ボード事業の需要回復による販売増。
- 再び赤字転落の見通し
2026年2月期は営業赤字予想
- 財務リスク
債務超過接近、自己資本比率低下懸念
- 業界構造悪化
住宅着工低迷と原木価格上昇が継続
- 営業赤字継続リスクFY2026/2影響強
営業利益0→▲1億円、収益悪化で資金繰り懸念。
- 売上高減少トレンド通年影響中
売上高77→66億円、14%減収で規模縮小。
- 無配当で投資魅力低い継続影響中
配当利回り0%、株主還元なし。
- 流動性極小で需給悪化継続影響弱
時価総額13億円、出来高極小で売り注文で急落。
- 営業損益
- 業績回復が持続しているか確認
- 自己資本比率
- 債務超過リスクを監視
- 住宅着工戸数
- 業界需要の動向を測る外部指標
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり0円で、前期から−50.0%。いまの株価に対する利回りは0.00%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 20 | — | 86.8 |
| 2018年3月 | 20 | 0.0 | — |
| 2019年3月 | 10 | −50.0 | — |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想—
株主
有価証券報告書より
2026年2月期末の株主数は延べ862人。区分でいちばん多いのは個人・その他で63.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が30.5%を占め、残る69.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年2月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 67.3 | 67.4 | 66.2 | 64.2 | 66.5 | 63.6 |
| 自己株式 | 26.9 | 26.9 | 26.9 | 26.9 | 26.9 | 26.9 |
| 事業法人 | 26.2 | 26.4 | 26.3 | 26.7 | 27.0 | 26.9 |
| 証券会社 | 1.3 | 1.1 | 2.0 | 5.1 | 2.4 | 4.6 |
| 金融機関 | 5.0 | 5.0 | 5.3 | 3.9 | 3.6 | 3.6 |
| 外国法人 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.4 | 1.3 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | — | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 井上 弘之 | 20.34 |
| 02 | セイホク株式会社 | 7.27 |
| 03 | T・B・H株式会社 | 6.43 |
| 04 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社 | 2.24 |
| 05 | JKホールディングス株式会社 | 2.11 |
| 06 | GMOクリック証券株式会社 | 1.89 |
| 07 | 三勇床工事株式会社 | 1.75 |
| 08 | 吉野石膏株式会社 | 1.61 |
| 09 | 株式会社三菱UFJ銀行 | 1.37 |
| 10 | 吉岡 裕之 | 1.34 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−203%、1株純資産は14期で−77%。直近期のROEは21.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 292 | 1,338 | 24.4 | — | 7.8 |
| 2014年3月 | 241 | 1,556 | 16.4 | — | 5.9 |
| 2015年3月 | 239 | 1,795 | 14.1 | 7.5 | 14.4 |
| 2016年3月 | 198 | 1,962 | 10.6 | 5.8 | 12.4 |
| 2017年3月 | 85 | 2,029 | 4.3 | 11.6 | 86.8 |
| 2018年3月 | −547 | 1,464 | — | — | — |
| 2019年3月 | 37 | 1,474 | 2.5 | 37.5 | — |
| 2020年3月 | 645 | 2,109 | 36.1 | 1.0 | — |
| 2021年3月 | −601 | 1,512 | — | — | — |
| 2022年3月 | −472 | 1,049 | — | — | — |
| 2023年3月 | −196 | 848 | — | — | — |
| 2024年3月 | −369 | 479 | — | — | — |
| 2025年3月 | 113 | 596 | 21.0 | 5.1 | — |
| 2026年2月 | −300 | 303 | — | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/2期の役員報酬は総額36百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 井上弘之 | 代表取締役 社長 | 59 | 744,543 |
| 長嶌正英 | 取締役 | 53 | 3,100 |
| 奥山大史 | 取締役 | 46 | 900 |
| 柿沼大介 | 取締役 | 43 | — |
| 只腰由紀夫 | 取締役 | 73 | — |
| 吉田博之 | 取締役 | 58 | — |
| 尾股拓彦 | 監査役(常勤) | 64 | 4,500 |
| 小堀優 | 監査役 | 53 | — |
| 芳木亮介 | 監査役 | 52 | — |
役員報酬の内訳2026/2期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 21 | 2 | 24 | 6 |
| 監査役 | 2 | 6 | — | 6 | 3 |
| 社外取締役 | 4 | 6 | — | 6 | 2 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/2期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,147字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,447字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク9,225字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,088字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第81期(2025/04/01-2026/02/28)2026-05-29
- 半期報告書半期報告書-第81期(2025/04/01-2026/02/28)2025-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第80期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-26
- 半期報告書半期報告書-第80期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第79期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第79期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第79期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第79期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第78期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-23
- 四半期報告書四半期報告書-第78期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第78期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第78期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-15
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業