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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

ウイルコホールディングス

WellcoHoldings Corporation7831 · Standard · その他製品

印刷・情報サービス、知育教材、通販の3事業を展開。グループ各社が専門性を活かす。

概要

ウイルコホールディングスは商業印刷やダイレクトメールの製造販売を基盤とし、知育図書の出版、美容健康食品の通信販売を手掛ける持株会社である。石川県白山市に本社を置き、2005年10月に東京証券取引所市場第二部に上場、2022年4月にスタンダード市場へ移行した。連結従業員389名、2025年10月期の売上高は約85億円、営業損失6億円を計上している。

情報・印刷、知育、通信販売の三事業セグメント

当社グループは三つの報告セグメントで構成される。情報・印刷事業はチラシ、カタログ、ダイレクトメール等の商業印刷物や特殊ラベル・シールの製造販売を主力とし、2025年10月期のセグメント売上高は7,953百万円(全体の93.8%)を占める。知育事業は鈴木出版等を通じて図書出版と教材販売を行い、同684百万円。通信販売事業は笹岡薬品通販が美容食品・健康補助食品を販売し、同41百万円である。

七つの子会社から成るグループ体制

当社は持株会社体制の下、2025年10月期末で7社の連結子会社を有する。情報・印刷事業では、商業印刷製造のウイル・コーポレーション、特殊加工印刷の日本特殊加工印刷、2025年7月に子会社化したウエーブ(印刷・紙工・FA機器)、デジタルコンテンツのピーディックが連携する。知育事業は図書出版の鈴木出版とアルバ、通信販売事業は笹岡薬品通販が担当する。過去にはウィズコーポレーションや関西ぱどを保有していたが、グループ戦略の見直しにより譲渡した。

石川に本社、三大都市圏に営業拠点

本社機能を石川県白山市に置き、北國工場及びダイレクト・マーケティング工場を同地に有する。関東方面には千葉県多古町の関東第一工場と芝山町の関東第二工場を配置する。営業拠点として大阪市の関西支店、名古屋市中区の営業所、東京都千代田区の東京支店を設け、三大都市圏をカバーする。1979年の創業以来、拠点網を拡大してきた。

売上高減少と営業損失が続く経営課題

2025年10月期の連結売上高は84.78億円と、2012年10月期の161億円からほぼ半減した。営業損失は6.23億円、親会社株主に帰属する当期純損失は9.48億円に拡大した。情報・印刷事業は印刷需要の低下と原材料費上昇に直面し、知育事業も少子化の影響で販売数量が減少、通信販売事業も縮小傾向にある。グループはデジタル印刷対応強化や新規顧客開拓、コスト削減により収益回復を目指す。

業界の中での役割は印刷・出版・通販サービス企業グループ。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
85億円
営業利益
-6億円
営業利益率
-7.1%
純利益
-9億円
2025/10 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/10
事業売上構成比利益利益率
情報・印刷 事業78億円91.8%
知育事業7億円8.2%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01印刷・情報サービス主力

チラシ・カタログ等の商業印刷物、特殊ラベル・シール、デジタルコンテンツ制作、FA機器開発・製造・販売をグループで提供。

主な製品・サービス4
商業印刷物
チラシ、フリーペーパー、カタログ、パンフレット、DM、帳票などの印刷物。
特殊ラベル・シール
製品に貼付する特殊なラベル・シール。
デジタルコンテンツ
Webサイトやデジタルサイネージ向けコンテンツの企画・制作。
FA機器
工場自動化のための機器。開発・製造・販売。

02教育(知育)準主力

図書出版や教材の製作・販売。鈴木出版やアルバが担当。

主な製品・サービス2
図書
知育向け絵本や児童書など。
教材
幼児向け知育教材。

03通信販売(健康食品)副次

美容食品・健康補助食品を通販で販売。笹岡薬品通販が担当。

主な製品・サービス1
美容食品・健康補助食品
美容や健康を目的としたサプリメント。

製品と技術

商業印刷物とダイレクトメールの製造

情報・印刷事業の中核は、チラシ、カタログ、パンフレット等の宣伝印刷物と、ダイレクトメール(DM)の製造である。DMについては「賢者のDM」と称するサービスの展開により新規顧客獲得を狙う。また、特殊ラベル・シールの製造・販売も手掛け、多様なニーズに対応する。近年はデジタル印刷設備を強化し、少ロット多品種の受注に対応可能な体制を整えている。

知育図書と教材の出版

知育事業では、鈴木出版とアルバが図書の出版・販売を行う。学校図書館向けの書籍を中心に、返本のない販売モデルで安定収入を目指す。また、100円ショップ向け商品の拡大や、過去の絵本コンテンツを活用したサブスクリプションサービスを開始している。幼保事業向け教材の販売も行い、障害児支援向け商品やICT教育向け教材の開発にも取り組む。

美容健康食品の通信販売

通信販売事業は、笹岡薬品通販が美容食品や健康補助食品を販売する。受注獲得効率の高い商品に注力し、成功報酬型のインバウンド販売やアウトバウンド販売を活用する。広告宣伝費を抑えつつ効果的な販売活動を推進しているが、売上高は2025年10月期で41百万円と小規模であり、収益性の改善が課題となっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

その他製品のなかでの位置

少額収益減、営業赤字拡大の小型製品会社

同社はその他製品業界に属し、売上高は85~88億円と小規模で、直近では営業赤字が拡大している。同業他社には三井松島ホールディングス(石炭・不動産)やドリームベッド(寝具)などがいるが、いずれも規模や事業内容が異なり、明確な競合関係は見えない。業界内での独自性は低く、赤字からの脱却が急務。

強み

  • 組織が小さく、意思決定が速いため、ニッチ市場への適応が可能。
  • 詳細は不明だが、何らかの製品分野で差別化を図っている可能性。
  • 小規模ならではの顧客密着型サービスを提供できる。
  • 売上規模が小さい分、固定費を抑えた運営が可能。

課題

  • 営業赤字が続き、2025年10月期は-7.06%と大幅悪化。
  • 売上高が減少傾向にあり、新規事業の展開が見えない。
  • 同業他社と比較して明確な強みがなく、市場での差別化が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

その他製品の時価総額近傍。太字がウイルコホールディングス

時価総額で並べると、掲載7社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
17887南海プライウッド16億円4.2倍
27837アールシーコア15億円
37865ピープル15億円
47815東京ボード工業13億円
57831ウイルコホールディングス10億円
67901マツモト10億円6.2倍
77851カワセコンピュータサプライ10億円9.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 27件

わかさ屋美術印刷として創業した1979年

1979年5月、石川県金沢市においてわかさ屋美術印刷株式会社を設立。創業以来、商業印刷を中核事業としてスタートした。当時は地域密着型の印刷会社として出発し、後に全国展開へと成長する基盤を築いた。

三大都市圏へ営業網を拡大した1980年代

1984年6月に大阪営業所(現関西支店)、1985年2月に名古屋営業所、1988年3月に東京営業所を開設し、三大都市圏への販路を拡大した。1989年には本社を石川県松任市(現白山市)に移転し、本社工場(現ダイレクト・マーケティング工場)を設置。同年には制作部門を分離して子会社イングを設立し、グループ体制の萌芽を見せた。

通信販売と関東工場で事業領域を広げた1990年代

1995年7月、子会社イングに東京テレマーケティングセンターを設置し、通信販売事業に参入。1997年2月には千葉県山武郡に関東工場(現関東第二工場)を設置し、生産能力を強化した。1998年11月に商号をわかさ屋情報印刷に変更し、情報処理機能を前面に打ち出した。

社名変更と上場、持株会社制への移行(2000~2012年)

2000年4月に商号をウイル・コーポレーションに変更し、本社を石川県松任市(現白山市)福留町に移転。2002年11月に子会社イングを吸収合併し、2005年10月に東京証券取引所市場第二部に上場した。2008年1月に商号をウイルコに変更後、2012年5月には新設分割により情報・印刷事業とダイレクト・マーケティング事業を子会社に承継し、持株会社ウイルコホールディングスへ移行した。

M&Aによるグループ拡大と再編(2013~2021年)

2013年9月に日本特殊加工印刷を出資設立し子会社化。2014年6月にエルネット(後の関西ぱど)を取得、2015年10月には同社を分割し関西ぱどに商号変更。2016年8月にウィズコーポレーションを取得したが、2019年12月に譲渡。2018年2月には鈴木出版を子会社化し知育事業に進出した。2021年5月には関西ぱどを譲渡し、事業ポートフォリオの見直しを進めた。

スタンダード市場移行と新たな子会社取得(2022年以降)

2022年4月、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場へ移行。2025年7月には笹岡薬品通販とウエーブの全株式を取得し子会社化した。通信販売事業に笹岡薬品通販、情報・印刷事業にウエーブを加え、グループの再構築を図っている。しかし、売上高は減少傾向が続き、収益改善が急務となっている。

年表27件を開く

1970年代

  • 1979年5月石川県金沢市においてわかさ屋美術印刷㈱(現㈱ウイルコホールディングス)を設立。

1980年代

  • 1984年6月大阪市北区に大阪営業所(現所在地西区、現関西支店)を設置。
  • 1985年2月名古屋市中村区に名古屋営業所(現所在地中区)を設置。
  • 1988年3月東京都大田区に東京営業所(現所在地千代田区、現東京支店)を設置。
  • 制作部門を分離し、㈱イングを設立。
  • 1989年3月本社を石川県松任市(現白山市)宮永新町に移転、同地内に本社工場(現ダイレクト・マーケティング工場)を設置。

1990年代

  • 1995年7月㈱イングに東京テレマーケティングセンター(千葉県浦安市)を設置し、通信販売を開始。
  • 1997年2月千葉県山武郡芝山町に関東工場(現関東第二工場)を設置。
  • 1998年11月商号変更商号をわかさ屋情報印刷㈱に変更。

2000年代

  • 2000年4月商号変更商号を㈱ウイル・コーポレーションに変更。
  • 石川県松任市(現白山市)福留町に本社社屋及び北國工場を竣工。
  • 2001年1月本社を石川県松任市(現白山市)福留町に移転。
  • 2002年11月M&A㈱イングを吸収合併。
  • 2003年9月千葉県香取郡多古町に関東第一工場を設置。
  • 2004年9月個人情報保護体制確立のため、情報・印刷事業部門において「プライバシーマーク」取得。
  • 2005年10月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 2008年1月商号変更商号を㈱ウイルコに変更。

2010年代

  • 2012年5月商号変更新設分割により情報・印刷事業を㈱ウイル・コーポレーション(石川県白山市:現連結子会社)に、ダイレクト・マーケティング事業を㈱ナチュラルガーデンに承継し持株会社制に移行。商号を㈱ウイルコホールディングスに変更。㈱ナチュラルガーデンの株式を譲渡。
  • 2013年9月M&A㈱日本特殊加工印刷(現連結子会社)を出資設立し、子会社化。
  • 2014年6月M&A㈱エルネット(現㈱関西ぱど)の株式を取得し、子会社化。
  • 2015年10月商号変更㈱エルネットを会社分割し、新設分割設立会社の株式を譲渡するとともに、商号を㈱関西ぱどに変更。
  • 2016年8月M&A㈱ウィズコーポレーションの株式を取得し、子会社化。
  • 2018年2月M&A鈴木出版㈱(現連結子会社)の株式を取得し、子会社化。
  • 2019年12月㈱ウィズコーポレーションの株式を譲渡。

2020年代

  • 2021年5月㈱関西ぱどの株式を譲渡。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場へ移行。
  • 2025年7月M&A笹岡薬品通販㈱(現連結子会社)の株式を取得し、子会社化。株式会社ウエーブ(現連結子会社)の株式を取得、子会社化。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/10期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    デジタル印刷対応と営業強化

    拡大するデジタル印刷市場に対応した受注フローを構築し、充実したデジタル印刷設備を活かした営業展開を進める。新規開拓チームの立ち上げにより代理店網を拡大し、「賢者の販促」「賢者のDM」で得たリードを活用して新規・休眠顧客への営業を強化し、総合的な販促提案を推進する。

  2. 02

    ウエーブ社とのシナジー最大化

    新たに加わったウエーブ社との連携を強化し、両社の顧客に対して付加価値の高い製品を相互提案するとともに、生産設備の相互補完や資材調達の最適化により受注拡大とコスト削減を図る。

  3. 03

    知育事業の収益改善

    出版事業では厳選した新刊発刊と学校図書館向け書籍の充実、100円ショップ向け商品拡大、過去コンテンツを活用した絵本サブスクリプション開始で採算改善を図る。幼保事業では少子化に対応し、園関係者向け商品販売に加え、障害児支援商品やICT教育商材の開発・販売、新たな販売チャネル開拓により収益拡大を目指す。

  4. 04

    通信販売事業の効率化

    受注獲得効率の高い商品に販売を集中し、広告宣伝費を抑えつつ効果的な販売活動を実施。成功報酬型のインバウンド・アウトバウンド販売を積極活用し、受注拡大と費用抑制を両立させて業績改善に努める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で389人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は414万円で、9期前と比べて+6.2%平均年齢は43.7歳、平均勤続年数は8.4年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年10月584
2017年10月597
2018年10月595
2019年10月39043.713.4560
2020年10月38544.911.9487
2021年10月38345.112.2354
2022年10月38246.212.2309
2023年10月39147.611.5290
2024年10月39546.610.2294−68
2025年10月41443.78.4389−154

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 5 / 海外 0、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 石川県白山市1,322百万円
ダイレクト・マーケティング工場 — 石川県白山市541百万円
情報・印刷事業
本社(滋賀県守山市)ほか2事業所528百万円
情報・印刷事業
北國工場 — 石川県白山市250百万円
情報・印刷事業
ダイレクト・マーケティング工場 — 石川県白山市43百万円
情報・印刷事業
加須工場 — 埼玉県加須市32百万円
情報・印刷事業
東京営業部 — 東京都千代田区31百万円
情報・印刷事業
本社(東京都千代田区)ほか3支店25百万円
知育事業
京都工場 — 京都府相楽郡精華町0百万円
情報・印刷事業
関西支店 ほか営業所等0百万円
情報・印刷事業
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱ウイル・コーポレーション ※2、3、4
    石川県白山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    鈴木出版㈱ ※4
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ウエーブ
    滋賀県守山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ピーディック
    東京都中央区 · 持分法適用会社
    議決権45.0%
  • 国内
    ㈱アルバ
    東京都武蔵野市 · 持分法適用会社
    議決権50.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年10月期の売上高は85億円営業利益-6億円前期と比べると減収で、売上が-1.2%。

売上高
-1.2%
85億円
営業利益
-6億円
純利益
-9億円
営業利益率
-7.1%
前期比 -4.7%pt

会社が出している今期の予想2026年10月期

項目会社予想前期実績
売上高85億円85億円
営業利益-4億円-6億円
純利益0億円-9億円
1株あたり配当¥2¥2

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は47億円、営業利益は−2億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+11.9%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q2300.00
2023年2Q2500.00
2023年3Q1900.00
2023年4Q210
2024年1Q2100.00
2024年2Q2400.0−1
2024年4Q41−2−4.9−3
2025年2Q42−2−4.81
2025年4Q43−4−9.3−10
2026年2Q47−2−4.35

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年10月期からの14期で、売上は161億円から85億円へ53%に減った。直近期の営業利益率は-7.1%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
新設分割により情報・印刷事業を㈱ウイル・コーポレーション(石川県白山市:現連結子会社)に、ダイレクト・マーケティング事業を㈱ナチュラルガーデンに承継し持株会社制に移行。商号を㈱ウイルコホールディングスに変更。㈱ナチュラルガーデンの株式を譲渡。
2012年10月161−416
㈱日本特殊加工印刷(現連結子会社)を出資設立し、子会社化。
2013年10月1353−3
㈱エルネット(現㈱関西ぱど)の株式を取得し、子会社化。
2014年10月13911
㈱エルネットを会社分割し、新設分割設立会社の株式を譲渡するとともに、商号を㈱関西ぱどに変更。
2015年10月14834
㈱ウィズコーポレーションの株式を取得し、子会社化。
2016年10月12901
2017年10月15404
鈴木出版㈱(現連結子会社)の株式を取得し、子会社化。
2018年10月153−3−3
2019年10月157−5−5
2020年10月119−3−21
2021年10月10733
2022年10月9033
2023年10月8800
2024年10月86−2−2−2.3−4
笹岡薬品通販㈱(現連結子会社)の株式を取得し、子会社化。株式会社ウエーブ(現連結子会社)の株式を取得、子会社化。
2025年10月85−6−7−7.1−9

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年10月期

売上高85億円のうち、営業利益として残るのは-6億円-7.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-9億円、売上の-10.6%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金85.9%73億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金21.2%18億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-7.1%-6億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
14.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比12.6pt
-7.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比14.8pt
-10.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比45.4pt
-38.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-11.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-6.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年10月期は営業CFが−7億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは−8億円この組み合わせは消耗型にあたる。本業・投資・財務のすべてで現金が出ていっている。手元資金の厚みが生命線期末の手元現金は6億円で、売上の0.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年10月−212−71012
2013年10月−46−1212
2014年10月6−65016
2015年10月7−13625
2016年10月4−11328
2017年10月4−52−130
2018年10月6−1−3533
2019年10月16−5734
2020年10月54−7936
2021年10月8−1−6736
2022年10月5−10440
2023年10月2−2−4036
2024年10月−5−6−6−1120
2025年10月−7−1−7−86

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年10月期の総資産は79億円。このうち返さなくてよい自己資本が14億円で、自己資本比率は17.9%(業種中央値59.3%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年10月129597045.4
2013年10月116575948.9
2014年10月124576746.0
2015年10月131607146.0
2016年10月146598740.6
2017年10月1656510039.8
2018年10月1686210637.2
2019年10月1575510235.2
2020年10月119358429.5
2021年10月114377732.7
2022年10月114427236.7
2023年10月112436938.5
2024年10月93365738.4
2025年10月79146517.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年10月期の内訳
現金及び預金
11億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-12億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
2億円
在庫として抱えている分
負債合計
65億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
22
/ 100
安定性自己資本比率12 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

その他製品 104社との比較

同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り104社中50位あたり、逆に低いのは自己資本比率104社中103位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-38.0%/中央値 7.4%
P25 4.0%P75 10.8%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-7.1%/中央値 5.5%
P25 2.1%P75 9.0%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
17.9%/中央値 59.3%
P25 46.8%P75 72.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
-1.2%/中央値 2.6%
P25 -1.2%P75 8.3%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.0%/中央値 3.0%
P25 2.0%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥67で、1年前と比べて-43.3%過去52週の値幅のなかでは8%の位置にある。

¥67+0.0%1ヶ月-2.9%1年-43.3%時価総額10億円
過去52週の値幅
安値¥62高値¥125

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)34.7倍
PBR0.55倍
配当利回り2.99%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は68円で、25日線(67.64円)とほぼ同水準。1カ月で1.49%上昇するも、1年では42.02%下落と弱含み。52週高値125円からはほぼ半値水準で、200日線(83.22円)を大きく下回る。出来高は数千株から4万株台で推移し、低調。75日線(73.84円)も下回っており、上値は重い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 25/100)

PER は実績値が算出不能で、予想 PER 35.2 倍は業界平均 18.2 倍を大きく上回る。PBR は 0.55 倍と割安に見えるが、ROE が -38% と大幅な赤字で、企業価値の毀損を示している。配当利回りは 2.94% と業界平均 2.98% と同等だが、配当性向が 84% と高く、赤字継続により減配リスクが高い。売上高は減少傾向で、営業赤字が拡大しており、将来の収益改善が見込めない。PBR の低さは収益力の低さを反映したもので、総合的に割高と判断する。

指標この会社業種平均
PER (予想)34.7倍
PBR0.55倍1.38倍
ROE-38.0%6.6%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

オフィス需要の構造的な減少が続く中、既存事業の収益力改善と新規分野へのシフトが課題。業績は赤字拡大傾向で、強気派はコスト削減や製品ラインナップ強化による反転を期待するが、弱気派は需要減少のトレンドが続く限り回復は難しいと見る。

プラスに働く材料7
  • コスト削減効果

    赤字拡大を受けて、構造改革による収益改善の余地がある。

  • 新製品投入

    新たな需要創出に向けた製品開発の取り組みが報じられている。

  • 低PBR

    PBR0.55倍と割安感があり、資産価値に下支えされるとの見方。

  • 次期予想PER35.2倍が示す黒字転換期待決算発表後影響

    時価総額11億円に対し予想純利益約0.3億円で、次期の黒字化が期待される。

  • 配当利回り2.94%と還元姿勢を維持継続影響

    赤字ながら配当を継続しており、利回り2.94%が株価を下支え。

  • PBR0.55倍と解散価値を下回る評価継続影響

    自己資本約19.9億円に対し時価総額11億円で、資産価値から見て大幅に割安。

  • 自己資本が時価総額の約1.8倍で財務基盤は強固継続影響

    自己資本約19.9億円、PBR0.554倍で、倒産リスクの懸念は低い。

マイナスに働く材料7
  • 需要減少

    オフィス向け需要は長期的に減少トレンドにあり、市場縮小が続く。

  • 赤字拡大

    直近年度で営業赤字・純損失が拡大しており、収益悪化が続く。

  • 競争激化

    低価格競争や代替品の台頭で収益性が圧迫される。

  • 営業損失が2億→6億円に拡大2025/10期影響

    営業赤字が前期比4億円悪化し、収益力の低下が顕著。

  • 純損失が4億→9億円に拡大2025/10期影響

    最終赤字が2倍以上に膨らみ、自己資本を大きく毀損。

  • 売上高が85億円と減少2025/10期影響

    売上高は前期比1億円減の85億円(前々期比3億円減)と需要が縮小。

  • ROEが-38%と深刻な資本効率通年影響

    ROEは-38%で、資本効率が著しく悪化している。

次の決算で確かめる点
売上高成長率
既存事業の需要動向と新規分野の寄与を見るため。
営業損益
コスト削減や構造改革の効果が収益に現れているか確認する。
新製品比率
新たな収益源の創出が進んでいるか測る指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり2で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.99%。

年間配当
¥2
1株あたり
配当利回り
2.99%
いまの株価に対して
配当性向
84.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年10月340.6
2017年10月433.320.6
2018年10月2−50.0
2019年10月20.0
2021年10月20.022.5
2022年10月20.018.1
2023年10月20.084.0
2025年10月20.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥2

株主

有価証券報告書より

2025年10月期末の株主数は延べ3,140人。区分でいちばん多いのは個人・その他54.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が40.4%を占め、残る59.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年10月%2021年10月%2022年10月%2023年10月%2024年10月%2025年10月%
個人・その他54.853.133.136.038.054.6
事業法人39.139.060.059.658.235.7
金融機関3.43.03.63.03.04.7
証券会社2.52.82.80.80.63.4
外国法人0.32.00.50.50.11.5
外国人個人0.00.10.10.10.10.1
自己株式0.20.20.20.20.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01有限会社わかさ屋19.33
02株式会社桂紙業6.41
03株式会社北國銀行4.64
04大和輸送株式会社3.24
05仲田 広道2.86
06森 一成2.31
07内藤 征吾2.07
08株式会社タナックス1.93
09ウイルコ従業員持株会1.57
10大曽根 和人1.55

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-06-22
    株式会社SBI証券
    新規の大量保有報告
    1.13%
    -4.78pt
  • 2026-04-21
    株式会社SBI証券
    新規の大量保有報告
    5.91%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−162%、1株純資産は14期で−62%。直近期のROEは-38.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年10月6423830.90.9
2013年10月−11229−4.7
2014年10月32321.344.027.1
2015年10月172457.210.910.9
2016年10月32411.350.640.6
2017年10月142665.615.120.6
2018年10月−10253−4.0
2019年10月−22224−9.3
2020年10月−85142−46.3
2021年10月121517.914.622.5
2022年10月131708.310.218.1
2023年10月01750.11249.484.0
2024年10月−18145−11.1
2025年10月−4091−38.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2025/10期の役員報酬は総額38百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。

氏名役職年齢
松浦昌宏代表取締役社長68
鈴木正守取締役50
大関暁夫取締役66
北風英雄取締役(常勤監査等委員)71
染井法雄取締役(監査等委員)69
高野寧績取締役(監査等委員)45

役員報酬の内訳2025/10

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)625254
社外取締役7991
取締役(社内)2442

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/10期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容986字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当連結会計年度末における当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び子会社7社、関連会社2社で構成されております。 当社グループのセグメントは「情報・印刷事業」、「知育事業」、及び「通信販売事業」で構成されております。 (1)情報・印刷事業 情報・印刷事業においては、宣伝印刷物(チラシ、フリーペーパー、カタログ、パンフレット等)、ダイレクトメール(パーソナルな販促物・告知媒体の葉書、封書等)、セールスプロモーション用品(POP、ポスター等)及び業務印刷物(封筒、伝票、帳票等)の商業印刷物、特殊ラベル・シールの製造・販売、商業印刷物・包装資材の販売、デジタルコンテンツの企画・制作、マルチメディア関連サービスの提供、印刷、紙工に関する業務、デザイン制作およびFA(工場自動化)機器の開発・製造・販売等を行っております。 (2)知育事業 知育事業においては、図書の出版並びに販売、教材の製作及び販売等を行っております。 (3)通信販売事業 通信販売事業においては、美容食品、健康補助食品等の通信販売を行っております。 当社グループ各社の事業内容及び当社と関連会社の当該事業に係る位置付けは、以下のとおりであります。 会社名   報告セグメント   主要な事業内容 ㈱ウイルコホールディングス   -   持株会社 ㈱ウイル・コーポレーション   情報・印刷事業   商業印刷物、特殊ラベル・シール等の製造・販売 ㈱日本特殊加工印刷   情報・印刷事業   商業印刷物の販売 ㈱ウエーブ   情報・印刷事業   印刷、紙工に関する業務、デザイン制作およびFA(工場自動化)機器の開発・製造・販売等 ㈱ピーディック   情報・印刷事業   デジタルコンテンツの企画・制作 鈴木出版㈱   知育事業   図書の出版・販売及び教材の製作・販売 ㈱アルバ   知育事業   書籍の編集、出版ならびに販売 笹岡薬品通販㈱   通信販売事業   美容食品、健康補助食品等の通信販売 当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 [事業系統図] 以上述べた事項の主な会社を事業系統図によって示すと次のとおりです。
経営方針・対処すべき課題1,188字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、情報発信事業(情報・印刷事業、知育事業及び通信販売事業)を通じて社会に貢献することを経営理念としております。そのために営業と技術の総合力を発揮して、お客様とそのお客様を視野に入れた製品・商品及びサービスを開発、提供することを通じお客様の信頼と要求を満たすことにより、適正な利益を確保し「100年後も評価される企業」であることを経営方針としております。引き続き、グループ各社の企業価値の総和の増大を図り、事業の持続的発展を追求してまいります。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、継続的な収益力の基準指標として経常利益額を、成長性の観点から売上高を経営指標としている他、事業ごとの収益性の観点から売上高営業利益率、財務の安定性の観点から自己資本比率を補助指標としております。 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 主力の情報・印刷事業におきましては、拡大を続けているデジタル印刷市場に対応しやすい受注フローの構築を 行うとともに、充実したデジタル印刷設備を活かした営業展開を進めてまいります。また、新規開拓チームの立ち 上げにより全国代理店網の裾野を広げ、「賢者の販促」や「賢者のDM」で獲得したリードを活用し、新規顧客及 び休眠顧客への営業アプローチを強化するとともに、印刷物を含む総合的な販促提案を推進してまいります。更 に、新たに加わったウエーブ社とのシナジー効果をより一層高めていくために付加価値の高い製品の提案・販売を 両方の顧客に対して展開していくと同時に、生産設備の相互補完や資材調達の最適化等により、受注拡大及びコス ト削減を図ってまいります。 知育事業におきましては、出版事業は紙の出版市場と書店数の減少が続く厳しい状況が予想されますが、厳選さ れた新刊の発刊と基本的に返本が無い学校図書館向け書籍の充実に取り組むとともに、100円ショップ向け商品の 拡大や過去コンテンツを活かした絵本のサブスクリプションの開始等により採算の改善を図ってまいります。ま た、幼保事業も少子化の影響が強く販売数量の落ち込みが見られますが、園の先生や園児の父兄向け商品の販売に 加え、障害児支援に向けた商品開発やICT教育向け商材の開発・販売の展開等、新たな販売チャネルの開拓を進 め、収益の拡大を目指してまいります。 通信販売事業におきましては、受注獲得効率の高い商品の販売に注力し、広告宣伝費を抑えつつ効果的な販売活 動を進めてまいります。更に成功報酬型のインバウンド販売やアウトバウンド販売を積極的に活用し、受注拡大と 費用抑制を両立させ、業績の改善に努めてまいります。
事業等のリスク965字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある主な事項には、以下のものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)当社グループ固有のリスク ① マーケティングのリスク 当社グループの主要事業の一つである商業印刷は、景気動向の影響を受ける部分もありますが、紙からネットへの媒体変化の影響を強く受けております。中でも、従来型のチラシ等については、需要の縮小および受注単価の低下がみられます。 当社グループにおいては、引き続き、顧客の要望に沿った当社独自の製品を、より短納期で提供することにより、顧客の効率的な集客、売上の向上のための提案を積極的に展開し、従来型のチラシの構成比を下げて参ります。 しかしながら、商業印刷業界における環境変化が、想定を超えることにより、当社グループ業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 原材料価格のリスク 当社グループの事業である商業印刷事業においては、原価構成における原材料のうち特に紙の占める割合が高くなっております。原材料価格がさらに上昇した場合、受注価格への転嫁に時間を要する、あるいは、受注価格への十分な反映が困難な場合があり、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 特定の得意先、仕入先への依存リスク 当社グループの主要事業である商業印刷事業においては、保有する印刷機及び加工機の種類・台数等により、他社よりも比較優位にある製品が存在します。顧客の必要とする製品とこの比較優位にある製品が合致すれば、当該製品を集中的に発注し、また受注することが、双方にとって経済的に合理的なことから、特定の得意先および仕入先に偏る場合があります。 しかしながら、特定の得意先および仕入先に偏った場合、リスクが高くなることから、これまでどおり一定の基準を超えないよう管理し分散を図ってまいります。 (2)一般的な事業のリスク 当社グループは、上記のほか一般的な事業のリスクとして、収益増減のリスク、費用増減のリスク、財務のリスク、訴訟のリスク、セキュリティのリスク、自然災害による事業継続リスクなどを認識し、各種対応を行っております。
経営成績の分析 (MD&A)5,361字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度(2024年11月1日~2025年10月31日)における我が国経済は、2025年7-9月期のGDP成長率が、前期比で実質△0.6%(年率換算△2.3%)と6四半期ぶりにマイナス成長となりました。国内においては、高市内閣が発足し「経済あっての財政」の考え方による積極的な経済財政政策への期待から株価は高水準で推移した一方で、円安の進行により輸入品の価格上昇を通じた更なる物価高が懸念されております。加えて、米国の関税政策や中国経済の低迷、ウクライナ・中東情勢を背景とした地政学リスクの長期化等、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。 このような環境の中、情報・印刷事業におきましては、7月1日に株式会社ウエーブの全株式を取得し連結子会社化し、4ヶ月ではありますが売上増加へ貢献いたしました。他方、ECサイト経由の受注は堅調に推移しましたが、ECサイト経由以外の印刷受注減をカバーすることが出来ず、セグメント売上高は7,953百万円(前年同期比1.5%減)となりました。利益面においては、印刷需要構成の変化に応じた設備の最適化や統廃合等の合理化によるコスト削減を進める一方、原材料費、電力料金、物流費等の上昇に加え東京支店の事務所移転に伴う一時的な費用も重なり、セグメント利益は158百万円の損失(前年同期は286百万円の利益)となりました。引き続き、更なるコスト削減に取り組むとともに既存顧客と新たに加わったウエーブ社両方の顧客に対して営業展開を図り、収益の拡大を目指してまいります。 知育事業におきましては、新商品開発や新たな販路の開拓に努めてまいりましたが、出版事業、幼保事業ともに売上高が減少した結果、セグメント売上高は684百万円(前年同期比5.0%減)、セグメント利益は118百万円の損失(前年同期は129百万円の損失)となりました。今後は、従来からの商品や販路に加え、量販店向けに新たな商品開発やサービスの提供を推進するとともに環境に左右されない事業の確立を目指してまいります。また、引き続き外注費や調達先の見直し及び適正在庫の管理強化を行い、利益の確保に努めてまいります。 通信販売事業におきましては、受注獲得効率の高い商品の販売に注力し、広告宣伝費を抑えつつ効果的な販売活動を推進した結果、セグメント売上高は41百万円(前年同期比24.8%減)、セグメント利益は19百万円の損失(前年同期は37百万円の損失)となりました。今後は販売チャネルの最適化や成功報酬型インバウンド販売の強化及びアウトバウンド販売の拡充を進め、業績の改善を図ってまいります。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は8,478百万円(前年同期比1.4%減)、営業損失は623百万円(前年同期は営業損失213百万円)、経常損失は651百万円(前年同期は経常損失170百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失は、特別利益として投資有価証券売却益360百万円等を計上した一方、特別損失として減損損失463百万円、工場再編関連費用146百万円、更に工場再編損失引当金繰入額44百万円等を計上したことにより948百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失436百万円)となりました。 ② 財政状態の状況 (資産) 流動資産は、前連結会計年度末に比べ1,261百万円(前連結会計年度比27.7%減)減少し、3,294百万円となりました。これは主として、現金及び預金の減少1,395百万円によるものです。 固定資産は、前連結会計年度末に比べ108百万円(前連結会計年度比2.3%減)減少し、4,629百万円となりました。これは主として、投資有価証券の減少421百万円、建物及び構築物の増加302百万円などによるものです。 この結果、当連結会計年度における総資産は7,924百万円(前連結会計年度比14.7%減)となりました。 (負債) 流動負債は、前連結会計年度末に比べ991百万円(前連結会計年度比28.8%増)増加し、4,434百万円となりました。これは主として、短期借入金の増加1,000百万円などによるものです。 固定負債は、前連結会計年度末に比べ208百万円(前連結会計年度比9.1%減)減少し、2,072百万円となりました。これは主として、長期借入金の減少407百万円、資産除去債務の増加225百万円などによるものです。 この結果、当連結会計年度における負債合計は6,506百万円(前連結会計年度比13.7%増)となりました。 (純資産) 純資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,152百万円(前連結会計年度比60.3%減)減少し、1,417百万円となりました。これは主として、資本金の減少1,567百万円、利益剰余金の減少948百万円、資本剰余金の増加579百万円などによるものです。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,395百万円(前年同期比69.8%)減少し604百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果使用した資金は、669百万円(前連結会計年度比188百万円の増加)となりました。これは主として、税金等調整前当期純損失928百万円、投資有価証券売却益360百万円、減価償却費322百万円、減損損失463百万円によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、86百万円(前連結会計年度比476百万円の減少)となりました。これは主として、投資有価証券の取得による支出404百万円、連結の範囲の変更に伴う子会社株式取得による支出500百万円、投資有価証券の売却による収入917百万円によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、652百万円(前連結会計年度比69百万円の増加)となりました。これは主として、長期借入金の返済による支出524百万円、自己株式の取得による支出980百万円、短期借入れによる収入1,000百万円によるものです。 ④ 生産、受注及び販売の状況 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績を示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前年同期比(%) 情報・印刷事業   7,694   △1.8 (注)1 金額は販売価格によっております。 2 知育事業及び通信販売事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、記載を省略しております。 3 7月1日付で株式会社ウエーブの全株式を取得し連結子会社化したことに伴い、同社が「情報・印刷事業」に加わっております。 b.商品仕入実績 当連結会計年度における商品仕入実績を示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   仕入高(百万円)   前年同期比(%) 情報・印刷事業   25   608.5 通信販売事業   18   △45.9 (注) 知育事業は提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、記載を省略しております。 c.受注実績 当連結会計年度における受注実績を示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   受注高 (百万円)   前年同期比 (%)   受注残高 (百万円)   前年同期比 (%) 情報・印刷事業   7,824   0.4   1,476   5.1 (注) 知育事業及び通信販売事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、記載を省略しております。 d.販売実績 当連結会計年度における販売実績を示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) 情報・印刷事業   7,753   △0.9 知育事業   684   △5.0 通信販売事業   41   △24..8 合計   8,478   △1.4 (注)1 相手先別販売実績については、総販売実績に対する割合が100分の10以上の販売先はないため、記載を省略しております。 2 セグメント間取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 売上高につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況」と「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ④ 生産、受注及び販売の状況」に記載のとおりであります。 (売上原価及び売上総利益) 当連結会計年度における売上原価は、前連結会計年度に比べ136百万円(前連結会計年度比1.9%増)増加し、7,269百万円となりました。当連結会計年度における売上総利益は、前連結会計年度に比べ257百万円(前連結会計年度比17.6%減)減少し1,209百万円となり、売上高に対する売上総利益の比率は2.8ポイント悪化し14.3%となりました。 (販売費及び一般管理費及び営業利益) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ153百万円(前連結会計年度比9.1%増)増加し、1,833百万円となりました。主な増減は、従業員給料手当の増加37百万円、手数料の増加36百万円、減価償却費の増加24百万円などによるものです。 当連結会計年度における営業損失は623百万円(前連結会計年度営業損失213百万円)となりました。 (営業外損益及び経常利益) 当連結会計年度における営業外収益は、前連結会計年度に比べ15百万円(前連結会計年度比18.9%増)増加し、100百万円となりました。主な増減は、為替差益の増加14百万円などによるものです。 当連結会計年度における営業外費用は、前連結会計年度に比べ85百万円(前連結会計年度比202.3%増)増加し、128百万円となりました。主な増減は、支払手数料の増加91百万円などによるものです。 当連結会計年度における経常損失は651百万円(前連結会計年度経常損失170百万円)となりました。 (特別損益及び親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における特別利益は、前連結会計年度に比べ284百万円(前連結会計年度は152百万円)増加し、436百万円となりました。主な増減は、投資有価証券売却益の増加208百万円などによるものです。 当連結会計年度における特別損失は、前連結会計年度に比べ301百万円(前連結会計年度は412百万円)増加し、713百万円となりました。主な増減は、減損損失の増加385百万円などによるものです。 当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純損失は948百万円(前連結会計年度親会社株主に帰属する当期純損失436百万円)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループは、運転資金については自己資金で賄うことを基本方針としております。また、設備投資を含む投資資金については金融機関からの長期借入金で調達することを基本方針としております。緊急時の資金需要については換金性の高い普通預金で運用し流動性の確保を図っております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っております。なお、当社グループの連結財務諸表で採用する会計方針は、「第一部 企業情報 第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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