概要
東北銀行は岩手県盛岡市に本店を置く第二地方銀行である。預金・貸出を中心とする銀行業務を主力とし、連結子会社を通じてリースやクレジットカード事業も展開する。2026年3月期の連結売上高は147億円、預金等残高は9,170億円、貸出金残高は7,124億円。東京証券取引所スタンダード市場に上場し、従業員数は560人。岩手県内54の店舗網を基盤に地域密着型の金融サービスを提供する。
預貸業務と預り資産販売が収益の柱
東北銀行の収益は資金利益と役務取引等利益が中心である。2026年3月期の連結粗利益124億円のうち、資金利益が103億円、役務取引等利益が22億円を占める。預金等残高は9,170億円で個人預金が589億円、法人預金が319億円。貸出金は7,124億円で個人向け貸出が増加傾向にある。預り資産(公共債・投資信託・保険)の残高は1,028億円に達し、手数料収入の拡大に寄与している。
岩手県内54店舗を軸にした地銀モデル
同行の営業拠点は本店、54支店、2出張所の計57店舗で、すべて岩手県内に所在する。地域の中堅・中小企業や個人顧客を主な取引先とし、預金・貸出・為替・公共債窓口販売などを提供してきた。2025年9月をもって外国為替業務を終了し、国内業務に集中する体制へ移行した。人口減少や競争激化に対応するため、地域密着型のビジネスモデルを維持しつつ、本業支援の強化を掲げている。
3社のグループ体制と再編の歩み
連結子会社は2社(とうぎん総合リース、東北ジェーシービーカード)で、リース業務とクレジットカード業務を担う。非連結子会社として2024年設立のとうぎんリニューアブル・エナジーがある。2016年には東北ビジネスサービスを吸収合併し、2024年には東北銀ソフトウエアサービスを吸収合併、同時に東北保証サービスの全株式を売却した。グループの効率化と事業の選択と集中を進めている。
2028年度に純利益20億円を目指す中期計画
2025年4月から第2次中期経営計画(3ヵ年)が始動した。2028年3月期の数値目標として、当期純利益20億円、お客さまサービス等利益20億円、自己資本比率8.5%以上、総預金残高1兆円、総貸出金残高7,500億円を掲げる。2026年3月期の実績は純利益16億円、預金等9,170億円、貸出金7,124億円であり、目標達成には預貸金の積み増しと収益力向上が求められる。
業界の中での役割は地域金融機関(地方銀行)であり、岩手県内の個人・法人顧客に対し、預金・融資・為替などの金融サービスを提供する。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01地域金融(個人・法人)主力
岩手県内を中心に、預金業務、貸出業務、商品有価証券売買業務、有価証券投資業務、内国為替業務、社債受託業務などの銀行業務を展開。代理業務、債務保証、公共債や投資信託の窓口販売などの附帯業務も行う。外国為替業務は2025年9月に終了。
- 預金業務
- 当座預金、普通預金、定期預金など、個人・法人向けの預金商品を提供。
- 貸出業務
- 事業性融資、住宅ローン、消費者ローンなど、地域の個人・法人向け融資を提供。
- 内国為替業務
- 国内の送金・振込などの為替取引を提供。
02リース準主力
連結子会社のとうぎん総合リース株式会社を通じて、各種機械等の賃貸・売買業務を行う。銀行業務に付随するリース需要に対応。
- 機械リース
- 各種機械設備の賃貸および売買を行う。
03クレジットカード副次
連結子会社の株式会社東北ジェーシービーカードを通じて、クレジットカード業務(キャッシングサービス、ショッピングサービスなど)を展開。
- クレジットカード
- キャッシングやショッピング利用が可能なクレジットカードを提供。
製品と技術
預金・貸出を核とするリテールバンキング
個人向けには普通預金、定期預金、定期積金などの預金商品と、住宅ローン、教育ローン、カードローンなどの貸出商品を提供する。法人向けには当座預金、普通預金に加え、事業性貸出、手形割引、証書貸付などを取り扱う。2026年3月期末の貸出金残高は7,124億円で、前年比176億円増加した。個人向け貸出が増加基調にある。
投資信託・保険・公共債の預り資産販売
公共債の窓口販売は1983年に開始し、投資信託は1999年、保険商品は2001年(損害保険)、2002年(個人年金保険)、2007年(医療保険・がん保険)と順次拡大してきた。2026年3月期の預り資産残高は1,028億円で前年比144億円増加。手数料収入を生む役務取引等利益の柱となっている。
リースとクレジットカードのグループ事業
連結子会社のとうぎん総合リースは各種機械設備の賃貸・売買を行い、2026年3月期の経常収益12億円、セグメント利益46百万円を計上。東北ジェーシービーカードはクレジットカード事業を運営し、キャッシング・ショッピングサービスを提供する。両社は銀行本体の顧客基盤を活用したクロスセルが期待されている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
銀行業のなかでの位置
地域銀行で中堅、地盤は東北
同社は銀行業、特に地域銀行に分類され、売上高は約150億円(2025/3期)で、東北地方を地盤とする。同業他社にはいよぎんホールディングスやしずおかフィナンシャルグループなどがあるが、これらは地盤が異なり、直接的な競合は限定的。同行は地域密着型の融資を強みとし、地元企業や個人顧客との関係を重視している。また、経営統合や提携の動きが活発な地域銀行業界で、単独での生き残りを模索している。
強み
- 東北地方に根ざした営業網を持ち、地域企業や個人との強いリレーションシップを構築。
- 地域の預金を安定的に集め、融資に回す伝統的な銀行モデルで安定している。
- 特定地域におけるシェアがあり、競合他行の参入障壁が高い。
- 地域経済の要として、行政からの支援や預金保険の恩恵を受けられる。
課題
- 地盤とする東北地方は人口減少が進み、貸出需要の縮小が懸念される。
- 長期にわたる低金利で利ざやが縮小し、収益性低下の課題がある。
- 楽天銀行などのネット銀行や大手銀行の地方進出で競争が厳しくなっている。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
銀行業の時価総額近傍。太字が東北銀行
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
会社の歴史
沿革 30件
1950年設立、盛岡で営業を開始
1950年10月に株式会社東北銀行として設立された。資本金3千万円、本店は盛岡市内丸106番地。同年11月に営業を開始し、銀行業および貯蓄銀行業務の認可を得た。1963年1月には本店を現在地である内丸3番1号に新築移転し、営業基盤を固めた。
1970年代から80年代、システム化と子会社設立
1973年6月に電子計算処理を開始し、1976年11月に事務センターを竣工。1982年1月には東北ビジネスサービス(後の吸収合併対象)を設立。1983年には公共債窓口販売を開始し、東北ジェーシービーカード(クレジットカード)を設立。1984年には東北保証サービス(後に売却)を設立。1986年には外国為替業務を開始し、とうぎん総合リースを設立。金融サービスの多角化が進んだ。
1997年東証二部上場、2005年に一部指定
1997年3月に東京証券取引所市場第二部に上場。1999年1月には新オンラインシステムを稼働させ、同年4月に投資信託窓口販売を開始。2001年から2002年にかけて損害保険・生命保険の窓口販売を始め、2006年12月には証券仲介業務を開始した。2005年3月には東証第一部に指定され、上場市場を昇格した。
震災復興支援と基幹システム刷新
2012年7月、基幹システム「STELLA CUBE」を稼働。同年9月には東日本大震災の復興を支援するため、金融機能強化法(震災特例)に基づき第一種優先株式100億円を発行した。2016年4月には東北ビジネスサービスを吸収合併し、同時に監査等委員会設置会社へ移行。東京証券取引所の市場区分見直しにより、市場第一部からスタンダード市場に移行した。
2024年、グループ再編と新領域への進出
2024年2月、再生可能エネルギー事業を目的としたとうぎんリニューアブル・エナジーを設立(非連結子会社)。同年4月には東北銀ソフトウエアサービスを吸収合併し、同時に東北保証サービスの全株式を売却して連結除外とした。これらの再編により、グループを銀行・リース・カードの3社体制に絞り込み、非金融分野への投資を開始した。
外国為替業務終了と新たな中期計画
2025年9月30日をもって外国為替業務の取扱を終了し、国内業務に特化する方針を明確にした。2025年4月からは第2次中期経営計画をスタートさせ、2028年3月期に純利益20億円、預金1兆円、貸出金7,500億円という目標を設定。地方銀行としての持続可能なビジネスモデル構築を目指している。
年表30件を開く
1950年代
- 1950年10月創業株式会社東北銀行設立(資本金3千万円 本店 盛岡市)
- 1950年10月銀行業並びに貯蓄銀行業務の認可
- 1950年11月盛岡市内丸106番地にて営業開始
1960年代
- 1963年1月本店を盛岡市内丸3番1号に新築移転
1970年代
- 1973年6月電子計算処理を開始
- 1976年11月事務センター竣工
- 1979年2月社債等登録機関の認可
1980年代
- 1982年1月創業東北ビジネスサービス株式会社設立
- 1983年4月公共債窓口販売業務開始
- 1983年5月創業株式会社東北ジェーシービーカード設立
- 1984年10月創業東北保証サービス株式会社設立
- 1986年6月公共債ディーリング業務開始
- 1986年10月外国為替業務開始
- 1986年10月創業とうぎん総合リース株式会社設立
- 1987年6月公共債フルディーリング業務開始
- 1987年8月創業東北銀ソフトウエアサービス株式会社設立
1990年代
- 1990年6月担保附社債信託業務開始
- 1997年3月上場東京証券取引所市場第二部上場
- 1999年1月新オンラインシステム稼働
- 1999年4月投資信託窓口販売業務開始
2000年代
- 2001年4月損害保険商品(住宅ローン関連長期火災保険)窓口販売業務開始
- 2002年10月生命保険商品(個人年金保険)窓口販売業務開始
- 2005年3月東京証券取引所市場第一部指定
- 2006年12月証券仲介業務開始
- 2007年12月生命保険商品(医療保険、がん保険)窓口販売業務開始
2010年代
- 2012年7月基幹システム(STELLA CUBE)稼働
- 2012年9月金融機能強化法(震災特例)に基づく第一種優先株式100億円発行
- 2016年4月M&A東北ビジネスサービス株式会社を当行に吸収合併 監査等委員会設置会社へ移行 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行
2020年代
- 2024年2月とうぎんリニューアブル・エナジー株式会社設立(非連結子会社)
- 2024年4月M&A東北銀ソフトウエアサービス株式会社を当行に吸収合併 東北保証サービス株式会社の全株式を売却により連結除外 外国為替業務取扱終了
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 当期純利益(単体)2028年3月期まで20億円
- お客さまサービス等利益(単体)2028年3月期まで20億円
- 自己資本比率(単体)2028年3月期まで8.5%以上
- 総預金残高(単体)2028年3月期まで1兆円
- 総貸出金残高(単体)2028年3月期まで7,500億円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
強固で持続可能なビジネスモデル構築
地域社会の持続的発展に貢献するため、人口減少や競争激化、金利ある世界の到来に対応し、強固で持続可能なビジネスモデルを構築する。
- 02
第2次中期経営計画の4プロジェクト推進
2025年4月始動の第2次中期経営計画に基づき、4つのプロジェクトの施策を推進し、多様化する顧客ニーズに応じた金融ソリューション提供と本業支援を強化する。
- 03
中小事業者へのきめ細やかな支援
主たる取引先である中小事業者が直面する原材料高騰や人手不足等の課題に対し、地域金融機関として継続的かつきめ細やかな支援を提供する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で560人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は557万円で、9期前と比べて+10.0%。平均年齢は41.0歳、平均勤続年数は16.1年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 |
|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 641 |
| 2018年3月 | — | — | — | 631 |
| 2019年3月 | 507 | 39.5 | 15.7 | 630 |
| 2020年3月 | 511 | 40.3 | 16.4 | 610 |
| 2021年3月 | 519 | 40.8 | 16.5 | 597 |
| 2022年3月 | 515 | 40.5 | 16.2 | 596 |
| 2023年3月 | 520 | 40.0 | 16.6 | 567 |
| 2024年3月 | 544 | 41.0 | 16.6 | 559 |
| 2025年3月 | 539 | 40.5 | 15.9 | 563 |
| 2026年3月 | 557 | 41.0 | 16.1 | 560 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社2社(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社東北ジェーシービーカード岩手県 盛岡市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内とうぎん総合リース株式会社岩手県 盛岡市 · 連結子会社議決権100.0%
- 補助金500万円令和3年度地域雇用創造利子補給金(戦略産業雇用創造プロジェクト)厚生労働省 · 2021-07-05
- 補助金474万円令和4年度地域雇用創造利子補給金(戦略産業雇用創造プロジェクト)厚生労働省 · 2022-06-14
- 補助金403万円令和5年度地域雇用創造利子補給金(戦略産業雇用創造プロジェクト)厚生労働省 · 2023-05-23
- 補助金228万円復興特区利子補給金復興庁 · 2020-03-09
- 補助金201万円復興特区利子補給金復興庁 · 2020-09-14
- 補助金169万円復興特区利子補給金復興庁 · 2021-03-23
- 補助金100万円令和3年度天然ガス等利用設備資金に係る利子補給金資源エネルギー庁 · 2021-08-23
- 補助金72万円令和4年度天然ガス等利用設備資金に係る利子補給金資源エネルギー庁 · 2022-08-31
- 補助金22万円復興特区利子補給金復興庁 · 2021-09-21
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は179億円、経常利益は25億円。前期と比べると増収増益で、売上が+19.3%、利益が+25.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 196億円 | 179億円 |
| 純利益 | 16億円 | 17億円 |
| 1株あたり配当 | ¥50 | ¥50 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、経常収益は52億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+20.9%。
| 対象期間 | 経常収益億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 33 | — | — | 3 |
| 2024年1Q | 43 | — | — | 3 |
| 2024年2Q | 35 | — | — | 4 |
| 2024年3Q | 34 | — | — | 2 |
| 2024年4Q | 35 | — | — | 5 |
| 2025年2Q | 74 | — | — | 6 |
| 2025年4Q | 76 | — | — | 5 |
| 2026年2Q | 87 | — | — | 12 |
| 2026年4Q | 92 | — | — | 5 |
| 2027年1Q | 52 | — | — | 6 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、経常収益は152億円から179億円へ1.2倍に増えた。経常利益率は11.8%から14.0%になった。経常収益は3期連続で増加。
| 決算期 | 経常収益億円 | 経常利益億円 | 経常利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 152 | 18 | 11.8 | 9 |
| 2014年3月 | 159 | 17 | 10.7 | 10 |
| 2015年3月 | 153 | 22 | 14.4 | 13 |
| 東北ビジネスサービス株式会社を当行に吸収合併 監査等委員会設置会社へ移行 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行 | ||||
| 2016年3月 | 158 | 28 | 17.7 | 19 |
| 2017年3月 | 156 | 24 | 15.4 | 17 |
| 2018年3月 | 156 | 10 | 6.4 | 6 |
| 2019年3月 | 138 | 13 | 9.4 | 9 |
| 2020年3月 | 137 | 16 | 11.7 | 11 |
| 2021年3月 | 135 | 17 | 12.6 | 11 |
| 2022年3月 | 138 | 21 | 15.2 | 13 |
| 2023年3月 | 135 | 25 | 18.5 | 15 |
| 東北銀ソフトウエアサービス株式会社を当行に吸収合併 東北保証サービス株式会社の全株式を売却により連結除外 外国為替業務取扱終了 | ||||
| 2024年3月 | 147 | 21 | 14.3 | 14 |
| 2025年3月 | 150 | 20 | 13.3 | 11 |
| 2026年3月 | 179 | 25 | 14.0 | 17 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。
利益の構造
2026年3月期
経常収益179億円のうち、経常利益として残るのは25億円で14.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は17億円、売上の9.5%にあたる。
- 費用事業を回すためにかかったお金86.0%154億円
- 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益14.0%25億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが55億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは54億円。期末の手元現金は673億円。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 137 | −195 | 65 | 152 |
| 2014年3月 | 371 | −315 | −15 | 193 |
| 2015年3月 | 184 | −188 | −27 | 161 |
| 2016年3月 | 266 | −262 | −5 | 161 |
| 2017年3月 | −83 | 82 | −10 | 150 |
| 2018年3月 | −337 | 653 | −5 | 461 |
| 2019年3月 | −124 | 240 | −5 | 572 |
| 2020年3月 | −32 | −223 | −5 | 312 |
| 2021年3月 | 1,277 | −31 | −5 | 1,553 |
| 2022年3月 | 111 | −9 | −5 | 1,650 |
| 2023年3月 | −1,109 | −113 | −5 | 423 |
| 2024年3月 | 599 | −193 | −5 | 825 |
| 2025年3月 | −151 | −45 | −5 | 624 |
| 2026年3月 | 55 | −1 | −5 | 673 |
金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は1.0兆円。このうち返さなくてよい自己資本が335億円で、自己資本比率は3.3%(業種中央値4.9%より薄い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 0.78 | 340 | 7,504 | 4.2 |
| 2014年3月 | 0.80 | 351 | 7,697 | 4.2 |
| 2015年3月 | 0.85 | 379 | 8,079 | 4.3 |
| 2016年3月 | 0.84 | 400 | 8,011 | 4.6 |
| 2017年3月 | 0.85 | 380 | 8,158 | 4.5 |
| 2018年3月 | 0.86 | 382 | 8,196 | 4.5 |
| 2019年3月 | 0.86 | 391 | 8,244 | 4.5 |
| 2020年3月 | 0.87 | 380 | 8,285 | 4.4 |
| 2021年3月 | 1.02 | 401 | 9,814 | 3.9 |
| 2022年3月 | 1.03 | 399 | 9,871 | 3.9 |
| 2023年3月 | 0.97 | 387 | 9,294 | 4.0 |
| 2024年3月 | 1.01 | 394 | 9,733 | 3.9 |
| 2025年3月 | 1.01 | 354 | 9,742 | 3.5 |
| 2026年3月 | 1.02 | 335 | 9,909 | 3.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
銀行業 79社との比較
同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで79社中7位あたり、逆に低いのは自己資本比率で79社中71位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,657で、1年前と比べて+25.6%。過去52週の値幅のなかでは90%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 15.9倍 |
| PER (会社予想) | 10.2倍 |
| PBR | 0.47倍 |
| 配当利回り | 3.02% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月7日に1479円、1か月で4.8%上昇と堅調。ただし、52週高値1703円からは依然として低い水準。25日線1450.6円を上回り、75日線1426.07円や200日線1430.08円も上回っており、上昇トレンドは継続。RSIは63.27とやや強気圏。出来高は7月15日に41000株と増加したが、その後は減少傾向で、8月7日は17300株。中期的な上昇基調は変わらず、押し目買いが入りやすい。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PBRが0.42倍と1倍を大きく下回り、業界平均0.95倍に対しても大幅に低い。PERは実績14.2倍に対し予想9.1倍と収益改善が期待され、ROE4.9%ながら配当利回り3.4%は業界平均2.4%を上回る。銀行業ではPBR1倍未満が常態的とはいえ、その中でも割安水準であり、成長が見込まれる。ただし配当性向29%と高くないため、増配余地は限定的。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 15.9倍 | 17.5倍 |
| PER (予想) | 10.2倍 | — |
| PBR | 0.47倍 | 1.01倍 |
| ROE | 4.9% | 6.1% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、地域経済の動向と金利環境の変化が収益に与える影響をどう評価するか。強気派は、経済正常化による融資需要の回復と利ざや改善を期待する。弱気派は、人口減少や低金利の長期化で収益力が低下すると懸念する。また、2026年3月期の増収増益予想が達成できるかが焦点。
- 収益回復の見通し
2026年3月期は経常収益179億円、純利益17億円と増収増益予想。
- 地域密着の強み
岩手県内シェアが高く、地元企業や自治体との取引が安定的。
- 金利上昇の恩恵
日銀の利上げによる貸出金利の改善が期待される。
- 2026年3月期に純利益17億円と54%増益通年影響中
純利益は前期11億円から17億円へ6億円増加し、増益率は54.5%
- 売上高179億円と前期比19%の増収通年影響中
売上高は150億円から179億円へ29億円増加、2桁増収を見込む
- 予想PER9.1倍と実績から5ポイント低下通年影響弱
予想PER9.1倍は実績PER14.2倍を5.1ポイント下回る
- PBR0.42倍と純資産の半値以下不定影響中
PBR0.42倍は純資産に対して58%割安な水準にある
- 人口減少の影響
東北地方の人口減少で貸出市場が縮小する可能性。
- 低金利の持続
日銀の緩和姿勢が続けば利ざやの改善は限定的。
- 利益の振れ
純利益が2023年15億円から2025年11億円へ減少傾向。
- 直近前期は純利益が21%減益決算発表後影響中
2025年3月期の純利益は11億円と前期14億円から3億円減少した
- ROE4.91%と低く資本効率が課題継続影響中
ROE4.91%は低水準で、PBR0.42倍と併せ資本効率の低さが示される
- 株価は1年間で32%上昇、過熱感不定影響弱
1年間の株価上昇率は32%で、利益確定売りが出やすい
- 外国所有比率4.42%と低く売買が細い継続影響弱
外国法人所有比率は4.42%で、機関投資家の売買による乱高下リスクがある
- 預貸率
- 貸出の伸びと収益性のバランスを示す重要な指標。
- 経常収益
- 収益動向の全体像を把握するため。
- 純利益
- 最終的な収益力を確認するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり50円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは3.02%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 50 | — | 25.6 |
| 2018年3月 | 50 | 0.0 | 43.9 |
| 2019年3月 | 50 | 0.0 | 36.5 |
| 2020年3月 | 50 | 0.0 | 34.1 |
| 2021年3月 | 50 | 0.0 | 40.1 |
| 2022年3月 | 50 | 0.0 | 37.0 |
| 2023年3月 | 50 | 0.0 | 33.4 |
| 2024年3月 | 50 | 0.0 | 35.8 |
| 2025年3月 | 50 | 0.0 | 30.9 |
| 2026年3月 | 50 | 0.0 | 29.2 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥50
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ7,199人。区分でいちばん多いのは個人・その他で49.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が44.5%を占め、残る55.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 40.6 | 42.0 | 47.2 | 47.1 | 52.0 | 49.0 |
| 事業法人 | 23.6 | 23.3 | 24.7 | 27.3 | 30.3 | 34.3 |
| 金融機関 | 27.9 | 26.6 | 21.5 | 16.2 | 7.8 | 7.9 |
| 外国法人 | 4.4 | 4.0 | 2.5 | 5.8 | 5.7 | 4.4 |
| 政府・自治体 | 2.3 | 2.3 | 2.3 | 2.3 | 2.3 | 2.3 |
| 証券会社 | 1.3 | 1.7 | 1.8 | 1.4 | 2.0 | 2.1 |
| 自己株式 | 0.3 | 0.3 | 0.2 | 0.1 | 0.6 | 0.5 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社整理回収機構 | 42.07 |
| 02 | 株式会社十文字チキンカンパニー | 3.15 |
| 03 | SBI地銀ホールディングス株式会社 | 2.90 |
| 04 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 2.85 |
| 05 | 東北銀行従業員持株会 | 2.83 |
| 06 | 株式会社富士電業社 | 1.89 |
| 07 | 富国生命保険相互会社 | 1.16 |
| 08 | 大樹生命保険株式会社 | 1.13 |
| 09 | 有限会社新居浜ビジネスセンター | 1.05 |
| 10 | 野村信託銀行株式会社(投信口) | 1.04 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+1781%、1株純資産は14期で+931%。直近期のROEは4.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 9 | 241 | 3.4 | 16.9 | 66.8 |
| 2014年3月 | 10 | 252 | 3.0 | 15.1 | 55.4 |
| 2015年3月 | 14 | 282 | 3.8 | 11.8 | 35.0 |
| 2016年3月 | 20 | 303 | 5.1 | 6.9 | 26.8 |
| 2017年3月 | 178 | 2,957 | 4.4 | 8.7 | 25.6 |
| 2018年3月 | 65 | 2,981 | 1.6 | 22.2 | 43.9 |
| 2019年3月 | 96 | 3,069 | 2.4 | 10.9 | 36.5 |
| 2020年3月 | 117 | 2,954 | 2.9 | 7.4 | 34.1 |
| 2021年3月 | 121 | 3,176 | 2.9 | 9.4 | 40.1 |
| 2022年3月 | 141 | 3,155 | 3.3 | 7.2 | 37.0 |
| 2023年3月 | 161 | 3,028 | 3.9 | 6.1 | 33.4 |
| 2024年3月 | 145 | 3,100 | 3.5 | 8.8 | 35.8 |
| 2025年3月 | 113 | 2,685 | 2.9 | 9.8 | 30.9 |
| 2026年3月 | 177 | 2,483 | 4.9 | 8.1 | 29.2 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
13名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額167百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 村上尚登 | 取締役会長 | 74 | 148 |
| 佐藤健志 | 取締役頭取(代表取締役) | 60 | 121 |
| 高橋淳悦 | 取締役専務執行役員 | 64 | 36 |
| 保和衛 | 取締役常務執行役員 | 66 | 40 |
| 阿部英則 | 取締役常務執行役員 | 62 | 42 |
| 村井三郎 | 取締役 | 63 | — |
| 村雨圭介 | 取締役 | 54 | — |
| 下田栄行 | 取締役 | 62 | — |
| 鬼柳伸二 | 取締役常勤監査等委員 | 63 | 8 |
| 舘脇幸子 | 取締役監査等委員 | 47 | — |
| 福士千恵子 | 取締役監査等委員 | 66 | — |
| 田中英明 | 取締役常務執行役員 | 56 | 24 |
残りの役員1名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 佐々木淳 | 取締役常務執行役員 | 66 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 106 | 34 | 6 | 141 | 24 |
| 社外取締役 | 5 | 15 | — | — | 15 | 3 |
| 取締役(社内) | 1 | 11 | — | — | 11 | 11 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容564字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,490字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,180字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)15,031字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第106期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-19
- 半期報告書半期報告書-第106期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-26
- 有価証券報告書有価証券報告書-第105期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-23
- 半期報告書半期報告書-第105期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-22
- 有価証券報告書有価証券報告書-第104期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第104期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第104期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-22
- 四半期報告書四半期報告書-第104期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第103期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-23
- 四半期報告書四半期報告書-第103期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第103期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-25
- 四半期報告書四半期報告書-第103期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-09
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