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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

アドバンスクリエイト

Advance Create Co.,Ltd.8798 · Prime · 保険業

保険販売の総合代理店。通信販売・対面販売・Web完結のマルチチャネルを展開し、保険選びサイト運営、ASP、再保険事業も手掛ける。

概要

アドバンスクリエイトは、大阪市中央区に本社を置く保険代理店グループである。非対面の通信販売と対面のコンサルティングプラザ「保険市場」の二軸で保険募集を行い、保険会社から代理店手数料を得る。保険業界向けクラウドシステム(ASP)、保険比較サイト運営(メディア)、広告代理店(メディアレップ)、再保険の事業も手がける。2024年9月期の連結売上高は66億円、従業員数は229名。東京証券取引所プライム市場に上場する。

保険代理店事業が収益の過半を占める

当社グループの売上高の約7割は、保険代理店事業が占める。保険募集チャネルは非対面の通信販売と、対面のコンサルティングプラザ「保険市場」の二つである。Webプロモーションで獲得した顧客情報をもとに、コンタクトセンターから電話やオンラインでアプローチする。収益は、保険契約の媒介に伴う代理店手数料収入、契約実績に応じたボーナス収入、保険会社から支払われるマーケティングコスト負担収入の三つで構成される。

周辺事業で収益源を多角化する

保険代理店事業に加え、ASP事業、メディア事業、メディアレップ事業、再保険事業の四つを展開する。ASP事業では保険契約の見積もりから管理までを一元管理するクラウドシステム「Advance Create Cloud Platform(ACP)」を提供する。メディア事業では保険比較サイト「保険市場」の広告枠を販売する。メディアレップ事業では保険会社向けのオンライン広告運用を代行する。再保険事業はハワイ州の子会社が引き受け、収益源の分散を図る。

オンラインと対面を融合するOMO戦略

2020年以降、自社開発のオンライン面談システム「Dynamic OMO」を軸に、対面と非対面の垣根をなくすOMO戦略を推進する。2022年7月には大阪大学の石黒教授率いるAVITA社と提携し、アバターを保険相談に活用する取り組みを開始した。生成AIを用いた「アバターAIロープレ支援サービス『アバトレ』」で営業社員の教育も行う。LINEやSMS、早朝・夜間のAIチャット応答など、顧客の利便性向上を図っている。

PV計算問題で債務超過に陥る

2024年10月、当社は調査委員会の報告書を公表し、代理店手数料売上の計上方法(PV計算)に問題があったと発表した。将来受け取る手数料の割引現在価値を売上とする方法で、一部に実態との乖離が認められた。過年度の売上を訂正した結果、2024年9月期連結会計年度末に債務超過となった。再発防止策として内部統制とコンプライアンスの強化を進めており、2025年6月に改善報告書を各取引所へ提出している。

業界の中での役割は保険販売代理店(マルチチャネル)+保険比較メディア運営+保険関連システム提供+再保険引受。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
69億円
営業利益
-3億円
営業利益率
-4.3%
純利益
-12億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2022/9
事業売上構成比利益利益率
保険代理店 事業83億円76.1%15億円18.1%
メディア 事業10億円9.2%2億円20.0%
再保険事業9億円8.3%1億円11.1%
メディア レップ事業5億円4.6%2億円40.0%
ASP事業2億円1.8%1億円50.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01保険代理店(個人向け)主力

通信販売(非対面)と対面販売(コンサルティングプラザ「保険市場」)の両チャネルで保険契約希望者を募集。Webプロモーションで収集した顧客情報に基づき、コンタクトセンターからアプローチする。保険契約の媒介により保険会社から代理店手数料、ボーナス収入、マーケティングコスト負担収入を得る。

主な製品・サービス3
保険代理店手数料収入
当社が保険契約を媒介・代理することで、各保険会社の手数料規程に基づき発生する収入。
ボーナス収入
保険会社とのボーナス規程に基づき、契約実績に応じて支払われる収入。
マーケティングコスト(MC)収入
保険会社によるマーケティングコスト負担及び広告収入。

02保険業界向けシステム(ASP事業)準主力

保険契約までの流れを一括管理できる共通プラットフォームをクラウドサービスとして保険会社・代理店・顧客に提供。ASP収入を得る。

主な製品・サービス1
共通プラットフォーム(ASP)
保険契約の見積もりから契約、管理までを一元化するクラウドシステム。保険会社や提携代理店に提供。

03メディア(保険比較サイト運営)準主力

保険選びサイト「保険市場」を運営。サイトへの訪問者数規模を活かし、保険会社や外部クライアント向けに広告出稿を営業。広告収入を得る。

主な製品・サービス1
保険市場(ほけんいちば)サイト広告
保険比較サイトへのバナー広告等の出稿枠を販売。

04メディアレップ(保険広告代理店)副次

保険選びサイト運営で蓄積したWebマーケティングノウハウを活かし、保険会社等の広告運用を受託する保険専業の広告代理店業務。広告運用収入を得る。

主な製品・サービス1
広告運用受託
保険会社等のオンライン広告の運用代行(入札管理、クリエイティブ最適化等)。

05再保険副次

当社が保険代理店として獲得した保険契約をベースに、保険会社から再保険として子会社Advance Create Reinsurance Incorporated(ハワイ州)に出再。再保険料収入を得る。収益源の多様化を担う。

主な製品・サービス1
再保険引受
保険会社からリスクの一部を再保険として引き受け、再保険料を収受。

製品と技術

保険代理店手数料収入の三つの柱

保険代理店事業の収入は、代理店手数料収入、ボーナス収入、マーケティングコスト(MC)収入の三つで構成される。代理店手数料は、保険契約の媒介に伴い各保険会社の手数料規程に基づいて発生する。ボーナスは契約実績に応じて支払われる。MC収入は保険会社から広告費やマーケティング負担金として得る。これらの収入は、保険募集の規模や契約の継続率に依存する。

共通プラットフォーム「Advance Create Cloud Platform」

保険代理店事業の事務効率化を目的に、自社開発したクラウドシステム「ACP」を外部の保険会社や代理店に提供する。ACPの主要機能には、顧客情報管理システム「御用聞き」、申込共通プラットフォーム「丁稚(DECHI)」、保険証券管理アプリ「folder」、オンライン面談システム「Dynamic OMO」がある。サブスクリプションモデルによるストック収入を生み出し、2024年9月期のASP事業売上高は3億円、営業利益は1億円を計上する。

アバターとAIを活用した次世代保険相談

2022年7月からAVITA社と提携し、同社のアバターを保険相談に活用する。アバターはオンライン面談システム「Dynamic OMO」と連携し、顧客のヒアリングや商品説明を行う。2023年には生成AIを用いた「アバターAIロープレ支援サービス『アバトレ』」を開発し、営業社員のトレーニングに利用する。また、早朝・夜間の問い合わせに対応するAIチャットや、LINE・SMSを活用したテキストコミュニケーションも導入している。

保険比較サイト「保険市場」が媒体価値を生む

2003年にリニューアルしたWebサイト「保険市場」は、生命保険や損害保険の一括見積もり、商品比較、コラムなどを提供する総合保険情報サイトである。サイトへの訪問者数は一定規模に達しており、その媒体力を背景に保険会社や外部クライアント向けにバナー広告などの出稿枠を販売する。メディア事業の売上高は2024年9月期に6.6億円だが、前期から46.6%減少している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

保険業のなかでの位置

保険販売で規模縮小、赤字継続課題

アドバンスクリエイトは保険業に属し、保険代理店事業を展開する。売上高は104億円から66億円へと大幅に減少し、営業損失を計上している。同業のライフネット生命やかんぽ生命は保険会社で直接事業を行うが、当社は代理店として独立系の立場。収益悪化の要因は明示されていないが、顧客離れや競争激化が背景と推測される。アイリックコーポレーションなど他の代理店も同様の環境下にあるが、当社は特に縮小が顕著であり、事業構造の立て直しが急務である。

強み

  • 保険商品の提案に特化し、特定分野での専門知識を有している可能性がある。
  • 特定保険会社に属さず、複数商品を比較提案できる利点がある。
  • 売上は減収だが、既存顧客基盤や契約件数は一定程度保持している。

課題

  • 売上高が104億円から66億円へ約36%減少し、事業縮小が続いている。
  • 営業損失が2期連続で拡大し、早急な収益改善策が求められる。
  • 保険販売チャネルの多様化で、代理店の存在意義が問われている。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

保険の時価総額近傍。太字がアドバンスクリエイト

時価総額で並べると、掲載6社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18729ソニーフィナンシャルグループ1.1兆円20.5倍
27181かんぽ生命保険6,315億円11.1倍
37157ライフネット生命保険1,146億円14.3倍
48715アニコム ホールディングス807億円36.1倍
57388FPパートナー542億円31.3倍
68798アドバンスクリエイト44億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(保険)に従っています。

会社の歴史

沿革 37件

ダイレクトマーケティングに活路を見出した創業期

1995年10月、大阪市中央区瓦町に株式会社アドバンスクリエイトを設立する。1997年6月にアフラック生命と代理店契約を結び、同年9月にはダイレクトマーケティング手法によるテストマーケティングを開始する。以後、印刷媒体やポスティングのコスト効率を追求し、保険の通信販売を事業の柱とする。2001年9月には大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場に上場する。

「保険市場」ブランドを確立し対面販売へ進出

2003年1月、Webサイト「保険市場」をリニューアルし、本格的な保険比較サイトへと転換する。2004年1月には保険ショップ「保険市場」の全国展開を開始し、通信販売に対面販売を加える。同年11月には合弁で株式会社保険市場を設立し、ブランド管理とメディア事業を分離する。2008年4月には「保険市場」を商標登録し、ブランドを固める。

再保険事業と損保会社設立に挑む拡大期

2006年3月、あいおい損害保険と新損害保険会社の設立を発表し、2008年4月にアドリック損害保険を開業する。しかし2011年6月にはあいおいニッセイ同和損害保険へ吸収統合され、保険会社事業から撤退する。一方、2008年11月にはハワイ州に再保険子会社「Advance Create Reinsurance Incorporated」を設立し、再保険事業の免許を取得する。これにより収益源の多様化を図る。

オンライン保険相談とアバター導入で新たな成長

2015年10月、創立20周年を機に東京証券取引所市場第二部へ市場変更し、第一部に指定される。同時にオンライン保険相談サービスを開始し、保険業界初のオンライン専門拠点「スマートコンサルティングプラザ」を開設する。2022年4月にはプライム市場へ移行し、アバターによるコンサルティングサービスやAIロープレ支援サービス「アバトレ」を開始する。福岡証券取引所と札幌証券取引所にも重複上場する。

会計問題で債務超過となり再建へ

2024年9月期決算において、代理店手数料売上のPV計算に問題が発覚する。調査委員会の報告を受け、過年度の売上を訂正した結果、債務超過に陥る。2025年6月に改善報告書を取引所に提出し、内部統制の強化を進める。2024年9月期の売上高は79億円、最終損失は23億円。2025年9月期には売上高66億円、営業損失6億円と赤字が続くが、損失幅は縮小している。

年表37件を開く

1990年代

  • 1995年10月創業大阪市中央区瓦町に株式会社アドバンスクリエイトを設立。
  • 1997年5月本社を大阪市中央区平野町に移転。
  • 1997年6月アメリカンファミリー生命保険会社(現 アフラック生命保険株式会社)と代理店委託契約を締結。
  • 1997年9月ダイレクトマーケティング手法(※1)によるテストマーケティングをスタート、現在も採用している業態へ転換。以降、募集費(印刷媒体、ポスティング費用等)のコストパフォーマンスを徹底追求し、ダイレクトマーケティングによる保険通販事業を推進。

2000年代

  • 2001年9月上場本社を大阪市中央区瓦町に移転。大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場へ株式上場。
  • 2002年6月創業株式会社アドバンスメディアマーケティング(現 株式会社保険市場に吸収合併)を設立。
  • 2003年1月WEBサイト「保険市場(ほけんいちば)」をリニューアルし、それまでの試験的な製作から現在につながる総合サイトに転換。
  • 2003年5月自動車保険一括見積りサイト「8798.net」公開開始。
  • 2004年1月保険ショップ「保険市場(ほけんいちば)」の全国展開を開始。
  • 2004年10月M&A対面販売の強化を図る目的で、100%出資子会社「株式会社アドバンスリスクマネジメント」(現 株式会社アドバンスクリエイトに吸収合併)を設立。
  • 2004年11月グループ全体のブランド力の向上を図ることを目的とし、「株式会社保険市場」(現 連結子会社)を合弁で設立。
  • 2005年3月貸借銘柄選定発表。
  • 2005年7月福井コールセンターの業務開始。
  • 2006年3月創業あいおい損害保険株式会社(※2)と新損害保険会社設立発表。
  • 2006年4月株式会社イマージュの保険代理店部門の事業を譲受。
  • 2006年5月創業あいおい損害保険株式会社(※2)と、新損害保険会社設立に向けた「業務提携契約書」の締結及び「新損保・設立準備会社」を共同設置。
  • 2008年1月「保険市場」NTTドコモiモードの公式サイトとしてサービスを開始。
  • 2008年4月あいおい損害保険株式会社(※2)との取り組みの結果、アドリック損害保険株式会社開業。「保険市場」商標登録。
  • 2008年11月「Advance Create Reinsurance Incorporated」(現 連結子会社)の再保険業の認可取得。

2010年代

  • 2011年6月M&Aアドリック損害保険株式会社をあいおいニッセイ同和損害保険株式会社へ吸収統合。
  • 2012年8月プライバシーマーク取得。
  • 2012年8月訪問相談サービスのインターネット予約開始。
  • 2012年8月ライフプラン診断・医療編提供開始。
  • 2013年4月営業体制の充実を目的に販売拠点を11支店に集約。
  • 2013年4月Yahoo! JAPAN ID、Microsoft アカウントとの連携開始。
  • 2013年7月保険市場著名人によるコラム「一聴一積」掲載開始。
  • 2013年7月無料 iPhone アプリ 保険市場 配信開始。
  • 2013年8月イー・ガーディアン株式会社と協業で保険募集サイトの監視サービスを開始。
  • 2013年8月東京支店、横浜支店リニューアルオープン。
  • 2013年8月情報メディアサイト「保険市場」にてパラパラ漫画「約束」の配信開始。
  • 2013年9月コーポレートサイト全面リニューアル。
  • 2013年11月保険市場コラム「夢をかなえるお金の習慣」掲載開始。
  • 2014年3月パラパラ漫画「約束」WEB動画活用キャンペーン(2013年10~12月)トップ10において、第2位に選出。
  • 2014年4月保険市場スマートフォン版にて 個人年金保険シミュレーション サービス提供開始。
  • 2015年10月創業創立20周年を迎える。
  • 2015年10月東京証券取引所市場第二部へ市場変更。東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。保険市場公式アプリ「folder」配信開始。情報メディアサイト「保険市場」にてパラパラ漫画「誓い」の配信開始。オンライン保険相談サービス開始。保険相談特化型のオンライン面談システム「Dynamic OMO」発売。保険業界初となるオンライン専門の営業拠点「保険市場 スマートコンサルティングプラザ」を開設。

2020年代

  • 2022年4月創業東京証券取引所プライム市場の上場基準を充たし、同市場へ移行。株式上場20周年を迎える。アバターによる問い合わせ対応・保険のコンサルティングサービスを開始。福岡証券取引所に重複上場。札幌証券取引所に重複上場。アバターAIロープレ支援サービス「アバトレ」開始。早朝・夜間用AIチャットのボイスチャット機能実装。 AIアバターによるヒアリングサービス開始。創立30周年を迎える。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 自己資本利益率20%以上
  • 売上高経常利益率20%以上
  • 配当性向50%以上
  • 自己資本比率80%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    OMO戦略の高度化

    オンライン面談を軸に、アバターや生成AIを活用してOMO戦略を高度化し、顧客に有益な情報提供とコンサルティングを実現する。

  2. 02

    プラットフォーム戦略の推進

    WEBマーケティングを強化し、スマートフォン・SNS対応を拡充。保険代理店向け共通プラットフォーム「ACP」の機能拡充によりサブスクリプション収入を確保する。

  3. 03

    総合保険事業の基盤構築

    保険代理店事業を中心に、ASP・メディア・メディアレップ・再保険事業のシナジーを追求し、保険関連収益に総合的にアプローチする営業基盤を築く。

  4. 04

    内部統制とコンプライアンス強化

    過年度のPV計算問題を踏まえ、再発防止策を着実に実行。内部監査・コンプライアンス体制を充実させ、事業・財務の安定化と持続的な収支改善に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で229人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は615万円で、9期前と比べて+1.3%平均年齢は37.0歳、平均勤続年数は7.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年9月264
2017年9月280
2018年9月284
2019年9月60735.06.0318
2020年9月63135.06.0326
2021年9月66036.07.0319
2022年9月68836.07.0302
2023年9月63135.06.0341
2024年9月60735.07.0281−249
2025年9月61537.07.0229−131

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年9月期・提出会社(単体)
女性管理職比率33.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率50.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)81.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 2 / 海外 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 大阪市中央区196百万円
保険代理店 事業、 ASP事業
東京支店 — 東京都千代田区152百万円
梅田阪急支店 — 大阪市北区61百万円
本店 — 大阪市中央区38百万円
名古屋支店 — 名古屋市中村区37百万円
横浜支店 — 横浜市西区28百万円
阿倍野支店 — 大阪市阿倍野区28百万円
神戸支店 — 神戸市中央区25百万円
札幌支店 — 札幌市中央区19百万円
仙台支店 — 仙台市青葉区15百万円
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社保険市場(注)2、3、0
    大阪市中央区
    議決権100.0%
  • 海外
    Advance Create Reinsurance Incorporated (注)2、4、6
    米国ハワイ州
    議決権100.0%
  • 国内
    SBIホールディングス株式会社
    東京都港区
    議決権20.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は69億円営業利益-3億円前期と比べると減収で、売上が-12.7%。

売上高
-12.7%
69億円
営業利益
-3億円
純利益
-12億円
営業利益率
-4.3%
前期比 +4.5%pt

会社が出している今期の予想2025年9月期

項目会社予想前期実績
売上高74億円69億円
営業利益1億円-3億円
純利益-8億円-12億円
1株あたり配当¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、経常収益は16億円、営業利益は−1億円。前年の2025年2Qと比べると、経常収益は+33.3%。

対象期間経常収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q2400.00
2024年2Q26311.51
2024年3Q11−7−63.6−10
2024年4Q18−3−16.7−14
2025年1Q15−4−26.7−7
2025年2Q12−6−50.0−9
2025年3Q21314.32
2025年4Q21419.02
2026年1Q1815.60
2026年2Q16−1−6.30

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年9月期からの14期で、経常収益は71億円から69億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は-4.3%。純利益は2期連続で増加。

決算期経常収益億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年9月71116
2013年9月76136
2014年9月75117
創立20周年を迎える。
2015年9月73116
2016年9月7396
2017年9月81107
2018年9月95118
2019年9月104138
2020年9月91−3−16
2021年9月9481
東京証券取引所プライム市場の上場基準を充たし、同市場へ移行。株式上場20周年を迎える。アバターによる問い合わせ対応・保険のコンサルティングサービスを開始。福岡証券取引所に重複上場。札幌証券取引所に重複上場。アバターAIロープレ支援サービス「アバトレ」開始。早朝・夜間用AIチャットのボイスチャット機能実装。 AIアバターによるヒアリングサービス開始。創立30周年を迎える。
2022年9月950−12
2023年9月104−15−24
2024年9月79−7−8−8.9−23
2025年9月69−3−6−4.3−12

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

経常収益69億円のうち、営業利益として残るのは-3億円-4.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-12億円、売上の-17.4%にあたる。営業利益率は業種中央値7.9%を下回る水準。

経常収益を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金24.6%17億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金84.1%58億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-4.3%-3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
75.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比12.2pt
-4.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比23.4pt
-17.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
-11.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-4.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年9月期は営業CFが−39億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは−40億円期末の手元現金は53億円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円現金残高億円
2012年9月14−2−511
2013年9月72−1010
2014年9月50−105
2015年9月22−5−617
2016年9月10−4−1210
2017年9月12−1−813
2018年9月17−3−1117
2019年9月−30−86
2020年9月14−51125
2021年9月16−5−532
2022年9月4−4−1023
2023年9月−2−7−212
2024年9月−17−1159
2025年9月−39−18453

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年9月期の総資産は103億円。このうち返さなくてよい自己資本が6億円で、自己資本比率は5.4%(業種中央値21.7%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年9月68402857.9
2013年9月70412957.6
2014年9月70442662.0
2015年9月74482665.3
2016年9月70462465.5
2017年9月77463159.3
2018年9月78453357.9
2019年9月82463656.2
2020年9月87305735.0
2021年9月103307328.8
2022年9月1058978.0
2023年9月85−23108
2024年9月72−50121
2025年9月1036975.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
53億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-12億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
97億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
4
/ 100
安定性自己資本比率4 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

保険業 14社との比較

同じ保険業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率14社中13位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 8.6%
P25 7.5%P75 10.2%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-4.3%/中央値 7.9%
P25 3.7%P75 9.8%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
5.4%/中央値 21.7%
P25 7.1%P75 37.9%
経常収益成長率下位前期からの売上の伸び
-12.7%/中央値 9.0%
P25 -5.7%P75 14.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.0%/中央値 3.1%
P25 2.8%P75 4.2%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥135で、1年前と比べて-62.5%過去52週の値幅のなかでは9%の位置にある。

¥135-0.7%1ヶ月+8.0%1年-62.5%時価総額44億円
過去52週の値幅
安値¥112高値¥370

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PBR11.16倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で9.3%上昇し、8月13日には+7.63%の141円と上昇した。25日移動平均線(128.04円)を上回り、75日線(136.24円)も回復した。RSIは69.57と上昇基調だが、やや過熱感もある。52週高値394円からは64%下落した水準にあり、52週安値112円からは25%上昇。出来高は8月13日に23万1900株と通常の3倍以上に膨らみ、買いが入った。ただし、200日線(184.39円)は依然として上値抵抗。短期的な戻り局面とみる。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

PBRは8.67倍と業界平均の2.24倍を大幅に上回り、ROEは3.8%と低く、資本効率が悪いにもかかわらず株価が高く評価されています。PERは非開示ですが、経常収益は減少傾向で赤字が続いており、収益悪化が進んでいます。配当利回りは13.78%と高水準ですが、これは株価下落が反映されたもので、持続性は不透明です。保険業としての業績は悪化しており、バリュエーションは割高と判断します。

指標この会社業種平均
PBR11.16倍2.35倍
ROE3.8%9.2%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績悪化からの回復が最大の争点。強気派は、保険需要の増加や事業構造改革による収益改善を期待する。一方、弱気派は、赤字が続いており、収益性の改善が見込めないと懸念。特に、売上高が減少傾向で、営業赤字も拡大しており、経営の持続可能性が疑問視される。また、配当利回りが高いが、業績悪化で減配リスクも。

プラスに働く材料7
  • 保険需要の増加

    高齢化で保険ニーズは高く、販売機会が拡大する余地。

  • 構造改革の進展

    コスト削減や販売チャネルの見直しで、収益改善の可能性。

  • 高配当利回り

    現在の配当利回りは13.78%と高く、株主還元を評価。

  • 最終赤字は▲24→▲23→▲15億円と3期縮小通年影響

    24/9期▲24億円、25/9期▲23億円、26/9期▲15億円。赤字幅が3期連続で縮小し、損益改善を示す。

  • 営業赤字も▲7→▲6億円と改善通年影響

    25/9期営業損失▲7億円、26/9期▲6億円。売上減を上回るコスト削減で赤字幅が縮小。

  • 配当利回り13.78%が株価を下支え継続影響

    配当利回り13.78%。赤字ながら配当が継続されれば、高利回りを狙う資金が需給を支える。

  • 時価総額41億円の小型で需給がタイト不定影響

    時価総額41億円。浮動株が少なく、買い戻りが入ると値動きが大きい。

マイナスに働く材料7
  • 赤字の継続

    2022年から2025年まで赤字が続き、財務体質が悪化。

  • 売上高の減少

    売上高がコロナ禍前から減少しており、事業の縮小傾向。

  • 不確実な回復

    構造改革の効果が現れず、業績回復の見通しが立たない。

  • 売上高は104→79→66億円と大幅減収通年影響

    24/9期104億円、25/9期79億円、26/9期66億円。2期連続の2桁減収で事業規模が縮小。

  • PBR8.67倍で自己資本の厚みが薄い継続影響

    PBR8.67倍、時価総額41億円に対し純資産は約4.7億円。評価損や追加損失で財務が悪化しやすい。

  • 黒字転換の時期が見えず業績不透明継続影響

    26/9期も営業損失▲6億円、純損失▲15億円。売上高の回復が見込めない限り赤字継続が続く。

  • 株価1年で58.77%下落し下降トレンド継続影響

    前年比▲58.77%。下げ止まりの兆候が無く、信用不安が続けば更なる下落も。

次の決算で確かめる点
売上高
事業規模の縮小が続いているか確認するため。
営業赤字
本業での赤字幅を監視し、改善の兆しを判断。
手数料率
保険代理店の収益性を示し、売上構成比の変化を確認。
解約率
顧客の維持率を測り、ビジネスの安定性を評価。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり0で、前期から50.0%いまの株価に対する利回りは0.00%。

年間配当
¥0
1株あたり
配当利回り
0.00%
いまの株価に対して
配当性向
73.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年9月24134.8
2017年9月240.095.6
2018年9月255.361.1
2019年9月250.073.0
2020年9月250.0
2021年9月3020.0
2022年9月338.3
2023年9月357.7
2024年9月18−50.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ30,695人。区分でいちばん多いのは事業法人37.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が65.1%を占め、残る34.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
事業法人22.721.821.821.821.237.3
個人・その他34.342.644.245.045.331.3
金融機関39.331.530.530.831.627.8
証券会社0.42.61.40.30.32.0
外国法人3.31.52.02.11.61.5
外国人個人0.00.00.00.00.00.1
自己株式0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01ライフネット生命保険株式会社62.37
02SBIホールディングス株式会社61.60
03有限会社濱田ホールディングス13.59
04FWD生命保険株式会社12.87
05メットライフ生命保険株式会社(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)9.21
06濱田 佳治4.88
07ブロードマインド株式会社4.11
08日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)3.51
09住友生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)3.05
10第一生命ホールディングス株式会社3.05

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−186%、1株純資産は11期で−90%。直近期のROEは3.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年9月5437314.814.568.1
2013年9月6238716.218.971.3
2014年9月6341515.619.676.7
2015年9月5943814.120.387.3
2016年9月5442612.430.4134.8
2017年9月3521616.227.095.6
2018年9月3721717.334.161.1
2019年9月4122218.622.273.0
2020年9月−77142
2021年9月51353.8202.8
2022年9月−5738
2023年9月−111
2024年9月−102
2025年9月−46

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

18名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は18名。2025/9期の役員報酬は総額170百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢
濱田佳治取締役社長(代表取締役)63
櫛引健専務取締役67
鳥居俊文取締役 常務執行役員60
桜井洋二取締役66
櫻井祐記取締役73
島津朝子取締役59
小坂田成宏取締役50
谷口信之常勤監査役68
秋吉茂監査役72
畠山隆監査役73
三田与志雄監査役52
村上浩一取締役66
残りの役員6名を開く
氏名役職年齢保有株数
田坂貴典取締役46
篠原秀典取締役672,800
成川淳取締役48
朝田宏幸常勤監査役6219,100
谷貝淳監査役634,300
福田泰明監査役43

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4878722
社外取締役1065657
監査役1181818

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,742字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社2社(株式会社保険市場、 Advance Create Reinsurance Incorporated)及びその他の関係会社1社(SBIホールディングス株式会社)により構成されております。なお、以降においては、特段の記載のない限り、「当社グループ」は当社及び子会社2社を指すものとします。 当社グループは、「お客様が最適・快適な購買環境で、簡単便利に保険を購入いただく」ことを基本方針とし、あらゆる保険ニーズに対応できるプラットフォーム戦略を推進してまいりました。 当社では、全国から保険契約希望者を募集する非対面の通信販売に加え、コンサルティングプラザ「保険市場(ほけんいちば)」を三大都市圏のターミナルを中心に出店し対面販売の強化を図るとともに、本社に設置したコンタクトセンターから資料請求者へのアプローチを行うことによりWEBプロモーションとのシナジー効果を生み出しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。 事業の系統図は、次の通りであります。 (注) 子会社は全て出資比率100%であります。 ※1 株式会社保険市場は、当社の統一ブランドであります「保険市場」(2008年4月商標登録)の商標管理及びWEB広告等のメディア事業を行っております。 ※2 Advance Create Reinsurance Incorporatedは再保険会社として、米国ハワイ州において2008年11月に再保険事業免許を取得し、2009年3月より営業を開始しております。 (1)保険代理店事業について 当社は「保険市場(ほけんいちば)」を統一ブランドとし、Webを中心としたプロモーション活動によりお客様の保険ニーズ情報を収集しております。この情報力を基盤として、通信販売、対面販売、ネット完結型保険の販売、他代理店との共同募集など多様なチャネルを通じた保険募集活動を推進しております。 売上高の主な内容は以下の通りであります。 保険代理店手数料収入:保険契約の媒介及び代理行為に伴い、各保険会社との手数料規程に基づき発生する収入。 ボーナス収入:保険契約の媒介及び代理行為に伴い、各保険会社とのボーナス規程等に基づき発生する収入。 MC(Marketing Cost)収入:保険会社によるマーケティングコストの負担収入及び広告収入等。 (2)ASP事業について 当社のみならず、保険会社・提携代理店・顧客の事務負担の軽減を狙い、顧客の保険契約までの流れを一括して管理できる共通プラットフォームの開発を推進しております。 売上高の主な内容は、共通プラットフォームに係るクラウドサービスの提供によるASP収入であります。 (3)メディア事業について 当社運営の保険選びサイトである「保険市場(ほけんいちば)」は、サイトへの訪問者数の規模から、当社のみならず取扱保険会社におきましてもセールスプロモーションに有効な広告媒体となっております。当社グループの広告営業を担う株式会社保険市場は、当社が代理店契約を締結している保険会社各社をはじめとし、外部クライアントに対し同サイトへの出稿等の営業活動を行っております。 売上高の主な内容は、保険選びサイト「保険市場(ほけんいちば)」を媒体としたメディア事業による収入であります。 (4)メディアレップ事業について 保険選びサイト「保険市場(ほけんいちば)」の運営を通じて蓄積したWEBマーケティングのノウハウをベースに、保険専業の広告代理店として広告業務の提供を行っております。 売上高の主な内容は、保険会社等の広告運用を受託することによる広告運用収入であります。 (5)再保険事業について 当社が保険代理店として獲得した保険契約をベースとし、保険会社各社から再保険としてAdvance Create Reinsurance Incorporatedに出再いただくというスキームを推進しており、当社グループの収益源の多様化を担う事業として位置づけております。 売上高の内容は、保険会社からの再保険料収入であります。
経営方針・対処すべき課題2,925字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下の通りであります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2025年12月17日)現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「お客様が最適・快適な購買環境で、簡単便利に保険を購入いただく」という基本理念に基づき、お客様のニーズやマーケット動向に機敏に対応し、経営成績の向上に努めてまいります。 下記①~⑥を主要な施策としております。 ①当社グループは保険業界のイノベーターとして常に進化し続けるべく人材の育成・強化を図ってまいります。 ②保険代理店事業においては、「オンライン面談」を軸としたOMO(Online Merges with Offline.=オンラインとオフラインの融合)戦略をアバター等の活用によりさらに高度化させ、真にお客様の役に立つ情報の提供とコンサルティングの実現を図ってまいります。 ③WEBマーケティングを一層強化するとともに、スマートフォンやSNSへの対応も引き続き強化し、「プラットフォーム戦略」をさらに推進してまいります。 ④協業代理店との連携強化により、お客様ニーズに効率的かつ効果的に対応できる体制を構築し、当社グループの経営成績の進展を図ってまいります。 ⑤保険代理店事業を中心としてASP事業、メディア事業、メディアレップ事業及び再保険事業のシナジーを最大限追求し、保険に係るすべての収益にアプローチすべく「総合保険事業」の確固たる営業基盤を構築してまいります。 ⑥改正保険業法の施行に対応して、コンプライアンスチェック体制の充実やシステム化、情報セキュリティ体制の構築、研修制度の強化等、より一層の保険募集管理態勢の強化を図ってまいります。 (2)目標とする経営指標 当社が目標としている経営指標は下表のとおりであります。 経営指標   採用理由   目標数値 自己資本利益率   収益性   20%以上 売上高経常利益率   経営効率改善   20%以上 配当性向   株主への利益還元率   50%以上 自己資本比率   経営安定度   80%以上 (3)経営環境 生命保険マーケットにおけるリテール市場は、少子高齢化の進展等により構造的には縮小が想定されますが、求められる役割が「遺族保障の提供」から「年金・社会保障の補完」、「子供の教育資金」等のライフプラン全般へと広がっております。また、消費者行動が、「より便利に快適に」を求めて多様化しており、保険ニーズはますます多様化、高度化してきております。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 上述の経営環境を踏まえ、当社グループは、引き続き保険マーケットでのシェア拡大を目指し、WEBマーケティングを一層強化するとともに、スマートフォンやSNSへの対応に引き続き注力し、保険会社及び取扱商品もさらに拡充してまいります。また、対面販売におきましては、その核となる、コンサルティングプラザ「保険市場(ほけんいちば)」の機能を拡充するとともに、お客様のコンシェルジュとして、あらゆるニーズに誠心誠意お応えすべく、従業員に対する教育・研修を推進してまいります。さらに、進化する「オンライン面談」を軸として、アバターや生成AI等の活用によりOMO戦略をさらに高度化させ、真にお客様の役に立つ情報の提供とコンサルティングの実現を図ってまいります。また、保険業界の共通プラットフォームシステム「Advance Create Cloud Platform」(以下「ACP」という。)のさらなる機能拡充を引き続き進め、保険代理店等に提供することでサブスクリプションモデルとしてのストック収入の確保及び協業事業の拡大を図ってまいります。 一方、管理面では、内部監査室による当社各部門、各支店ならびに子会社に対しての内部監査を実施しております。また、コンプライアンス部を中心に全社的なコンプライアンス体制の充実・強化を図るとともに教育・啓発に努めており、グループ全従業員に対して継続的な啓発活動と監査を積み重ねることにより、管理体制の充実、向上を図ってまいります。 内部統制ならびにコーポレート・ガバナンスの強化は、お客様や社会から信頼される企業として重要な経営課題であると認識し、より一層の体制整備に努めてまいります。 なお、当社は、2024年10月8日付「調査委員会の調査報告書に関するお知らせと再発防止の取り組みについて」及び2024年10月30日付「2024年9月期決算発表の延期及び過年度決算訂正に関するお知らせ」にてお知らせいたしましたとおり、保険代理店事業における代理店手数料売上の計上方法として、将来受け取る代理店手数料の金額を見積り、その割引現在価値合計額を売上として計上する方法(以下「PV計算」という。)につきまして、当社の前任の会計監査人より、PV計算の結果の一部について実態との乖離が見られる(以下「本事案」という。)ため、見積りの再検証が必要であるとの指摘を受けました。当社は、前任の会計監査人からの指摘を受けて、事実関係の調査のため社外の独立した第三者である弁護士及び社外監査役から構成される調査委員会を組成し調査を実施いたしました。その結果、調査委員会から過年度のPV計算の問題点について調査報告書及び追加調査報告書を受領し、第25期(2020年9月期)から第28期(2023年9月期)の各期間において計上された各売上高を訂正することとなりました。この訂正により、2024年9月期連結会計年度末において債務超過の状態に至りました。 本事案を受けて、当社は、2025年6月20日付「東京証券取引所、福岡証券取引所及び札幌証券取引所への『改善報告書』の提出に関するお知らせ」にてお知らせいたしましたとおり、各取引所へ「改善報告書」を提出いたしました。当社は、再発防止策を内部統制及びコンプライアンス強化の最重要事項と位置づけているところ、「改善報告書」及び2025年2月21日付「再発防止策の策定と取り組みに関するお知らせ」にて策定しております再発防止策を引き続き着実に実行してまいります。 また、2024年9月期連結会計年度末において債務超過の状態になったことを受けて、債務超過の状態を早期に解消すべく、財政状態を抜本的に改善するための資本増強施策等の実行に向けた具体的な検討を進めてまいりましたが、2025年9月5日付「第三者割当による新株式の払込完了、資本金及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分の効力発生、主要株主及び主要株主である筆頭株主並びにその他の関係会社の異動に関するお知らせ」にてお知らせいたしましたとおり、当社は、第三者割当による普通株式及びA種種類株式の発行により、約70億円の資金調達を行い、債務超過を解消いたしました。 当社は引き続き、内部統制の強化を推進するとともに、事業面及び財務面での安定化と持続的な収支の改善に努めてまいります。
事業等のリスク8,500字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2025年12月17日)現在において当社グループが判断したものであり、事業等のリスクはこれらに限られるものではありません。 (1) コンサルティングプラザ「保険市場(ほけんいちば)」の展開について 当社グループは、対面(オンライン面談を含む)による保険募集を行う直営のコンサルティングプラザ「保険市場(ほけんいちば)」を当連結会計年度末において11拠点展開しております。当面の出店計画につきましては、引き続き都市部を中心に厳選した新規出店と生産性を考慮した廃店を推進し、一層の生産性の向上に努めてまいりますが、今後の状況によっては新規出店が困難になる可能性も考えられます。また、廃店に伴う除却損等が発生するリスクがあります。 (2) 保険会社との関係について ① 保険会社の財政状態による影響について 当連結会計年度において、当社グループの売上高のうち大半は保険契約に係る保険代理店手数料に拠っておりますが、取引保険会社の財政状態が悪化し、また万一、当該保険会社が破綻したとき等には、当該保険会社に係る当社グループの保有保険契約が失効・解約されること等により、当社グループの事業及び経営成績等に影響を与える可能性も考えられます。 ② 特定の保険会社への依存について 当社グループの保険代理店事業は、メットライフ生命保険株式会社の保険商品を取り扱う比率が高く、当連結会計年度において、当社グループの売上高の23.7%を占めております。従って、メットライフ生命保険株式会社及びその保険商品に対する風評等により、当社グループの新規保険契約件数、保有保険契約の継続率等が影響を受ける可能性も考えられます。同様に、当社グループの事業及び経営成績等は、保険会社の営業政策の変更等により、影響を受ける可能性も考えられます。 ③ 収益計算に係る保険会社への依拠について 保険代理店事業の主たる収入は保険代理店手数料収入であります。当社グループは、保険契約の媒介及び代理行為に伴い、各保険会社との契約及び手数料規程に基づき保険代理店手数料を受領しております。 保険代理店手数料の受領形態は、保険商品の種類(生命保険・損害保険、契約期間(1年・複数年)、保険料支払方法(年払い・月払い)、その他)、保険会社毎の契約及び規程により様々な形態があり、保険契約成立時に受領するもの(初回手数料)及び保険契約継続に応じて受領するもの(2回目以降手数料)等、これらについて一括又は分割ならびにその受領割合等が異なるものが存在しております。 当社グループは、保険代理店手数料収入は顧客との契約における当社の履行義務が充足した契約から見込まれる将来代理店手数料の金額を売上として計上しております。当該計上に基づき、保険代理店事業における代理店手数料収入に関して、保険会社から得られる契約一覧により手数料額の計算を行っております。自社計算システムの精度向上及び内部統制に依拠した計算結果の検証の対応を行っておりますが、保険会社から得られる情報が不十分となり自社計算の要件を満たさない場合には、支払通知書面等による入金確定ベースによる収益計上となり、その場合、売上計上時期が変動し保険代理店事業の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 競合について 当社グループと共通の保険商品を取り扱う保険代理店は増加しており、同様の小型店舗を展開し対面販売を行う保険代理店や、電話帳等のデータベースをもとにして、電話により保険を勧誘するテレマーケティング保険代理店があり、またクレジットカード会社、信販会社、通信販売会社等は請求書等の送付物に保険商品に係る「資料請求ハガキ」を同封する方法等により保険募集を行っており、当社グループと直接的に競合するものと認識しております。さらに、インターネットを中心としたダイレクトマーケティング手法による保険募集は当社グループ独自の手法ではなく、インターネットによるプロモーションを実施している保険代理店は多数存在します。当社グループでは、インターネットによるプロモーションのコンテンツ充実やツールの強化、積極的なプロモーション活動による潜在顧客の早期取込み、取引保険会社との連携強化等によって差別化を図っておりますが、これらの施策にもかかわらず、新たな事業者の参入又は競合の状況によって当社グループの事業及び経営成績等が影響を受ける可能性も考えられます。 (4) 個人情報の取扱いについて 当社グループは、プロモーション活動及び保険募集の過程で資料請求者及び保険契約者に関する多量の個人情報を取得・保有しております。個人情報保護については、法律の遵守だけでなく、情報漏洩による被害防止を行う必要があります。当社グループにおいては、外部からの不正アクセス及びウイルス感染の防御、内部管理体制の強化等の対策を行っておりますが、万一、当社グループが扱う個人情報が漏洩した場合は、当社グループの信用の失墜につながり、今後の営業活動に多大な影響を及ぼす可能性があります。また、事後対応等によるコストが増加し、当社グループの事業及び経営成績等に悪影響を及ぼすことが考えられます。 (5) 法的規制について 当社グループは、損害保険代理店及び生命保険募集人として「保険業法」に基づく登録を行っております(登録の有効期限は特に定められておりません)。保険業法では、保険業法第300条に定める虚偽説明及び不告知教唆ならびに告知妨害等の保険募集に関する禁止行為に違反した場合等、内閣総理大臣は代理店登録の取消し、業務の全部又は一部の停止、業務改善命令の発令等の行政処分を行うことができると定めています。仮に当社グループが上記当該行政処分を受けた場合には保険代理店事業における営業が困難となり、当社グループの事業及び経営成績等に重要な影響を及ぼす可能性がありますが、本書提出日現在において行政処分の対象となる事象は認識しておりません。 上記のように、当社グループは保険業法及びその関連法令ならびにそれに基づく関係当局の監督等による規制、さらには、一般社団法人生命保険協会及び一般社団法人日本損害保険協会による自主規制を受けた保険会社の指導等を受けて事業を運営しております。また、保険募集に際しては、保険業法の他、金融サービスの提供及び利用環境の整備等に関する法律、消費者契約法、不当景品類及び不当表示防止法等の関係法令を遵守する必要があります。近年、保険業法等の関係法令及び監督指針の改正等によって、意向把握義務や情報提供義務が必須となる等、求められる保険募集管理態勢の水準が高まっております。当社グループでは、社員教育の徹底や内部監査体制の強化等コンプライアンス体制の充実を図り適切な保険募集を行うとともに、法律の改正等に対応したシステム開発を進める等しておりますが、今後、これらの法令や規制、制度等が変更された場合には、管理コストの増大やコンプライアンス違反リスクの高まり等、当社グループの事業及び経営成績等に影響が出る可能性があります。 (6) 子会社の再保険会社について Advance Create Reinsurance Incorporatedにおきましては、再保険業という性質上、保険代理店事業とは異なり、支払いとなる保険金が事故発生後に確定する特殊な事業であります。このため将来の支払保険金は、事故頻度の増加、巨大災害、大規模な事故の発生等、現段階では予測不能な事象の発生により、変化することがあります。現時点では、将来の不確定リスクで相対的に幅の小さい第三分野の保険(傷害・疾病・介護等)を中心に取扱うこととしておりますが、予測不能な事象が発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 代表者への依存について 当社グループの創業者であり代表取締役社長である濱田佳治は、当社グループの経営方針や戦略の決定をはじめ、取引先との交流等に重要な役割を果たしております。当社グループは、業容の拡大に伴い外部から高い能力の人材を確保し、濱田佳治から権限の委譲を行う等、マンパワーを強化するとともに、濱田佳治に過度に依存しない経営体制の構築を進めておりますが、このような経営体制が構築される前に、何らかの要因により業務執行ができない事態が生じた場合には、当社グループの経営成績及びその後の事業展開が影響を受ける可能性があります。 (8) コンピューターシステムに関するリスク コンピューターシステムの災害・事故・故障等による停止または誤作動等の障害やシステムの不正使用の発生、WEBからの資料請求数の急激な増加により処理不能に陥った場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、コンピューターの処理能力の拡大ならびに情報の使用・管理に関する各種社内規程を定めるとともに、アクセス権限等の不正使用防止措置を講じております。また、サーバーを安全なデータセンターに収納して東京・大阪に分散配置する等、災害・事故・故障対策も講じております。しかしながら、これらの対策にもかかわらず、当社グループの信頼性が失墜するような事態となった場合、当社グループの事業及び経営成績等に影響が出る可能性があります。 (9) 人材の確保について 当社グループでは、優秀な人材の確保が重要であると考えており、新卒者の採用を行うとともに、キャリア採用については、第二新卒及び専門職を中心に行っております。また、「教育、研修」を重点課題として、階層別研修等を強化して取り組んでおります。しかしながら、今後、当社グループが必要とする人材の確保が十分にできない場合や退職者数が増加した場合、当社グループの経営成績及びその後の事業展開が影響を受ける可能性があります。 (10) 外部検索エンジンへの依存について インターネットユーザーの多くは、検索サイトを利用して必要な情報を入手しております。当社グループ事業の主軸である保険選びサイト「保険市場(ほけんいちば)」への誘導は、概ね検索エンジン経由であり、これらの集客は検索エンジンの表示結果に依存しております。検索結果についてどのような条件により上位表示されるかは、各検索エンジン運営者に委ねられており、その判断に当社グループが介在する余地はありません。当社グループは検索結果において上位に表示されるべくSEO等の必要な対策を進めておりますが、今後、検索エンジン運営者における上位表示方針の変更等、何らかの要因によって検索結果の表示が当社グループにとって優位に働かない状況が生じる可能性があり、この場合、当社グループが運営するサイトへの集客効果が低下し、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。また、検索結果の上位に表示されるための対策に掛かるコストが上昇した場合におきましても、売上原価の上昇等を招く可能性があり、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (11) 重要事象等について 当社グループは、前連結会計年度において、保険代理店事業における代理店手数料売上の計算について再検証を実施し、過年度に遡って売上高の訂正を行いました。併せて、固定資産に係る減損損失の計上及び繰延税金資産の取崩等も行いました。これらの訂正等の結果、前連結会計年度末において4,973百万円の債務超過となりました。 当社は、債務超過の状態を早期に解消すべく、第三者割当による普通株式及びA種種類株式の発行により、約7,000百万円の資金調達を行い、当連結会計年度において債務超過の状態を解消いたしました。 他方で、当社グループは、当連結会計年度において、営業損失606百万円、経常損失924百万円、親会社株主に帰属する当期純損失1,539百万円を計上し、3期連続で営業損失及び経常損失、4期連続で親会社株主に帰属する当期純損失を計上、さらに3期連続で営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスの状況となっております。 加えて、一部の取引金融機関等と締結している債権流動化に係る諸契約について、財務制限条項に抵触しております。 以上より、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。 当社グループは、当該状況を解消すべく以下の対応策を講じておりますが、これらの対応策は実施途上であり、想定どおりの進捗と十分な成果が得られない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ① 業績の回復と再成長 マーケティング手法を改善させることにより、アポイントの先行指標であるマーケティングによる獲得顧客数の伸長に注力しております。また、データベースを活用したアポイント取得を行うことにより、アポイント取得効率の向上に努めております。 直営支店においては営業社員一人ひとりの商品提案力を強化することにより、一人あたり生産性の向上を目指してまいります。当社の保険代理店事業においては、入社3年以内の社員が自社開発のオンライン面談システム(Dynamic OMO)やアバターといった最新テクノロジーを駆使し高い営業成果を挙げる等、多くの若手社員が活躍しております。また、AVITA社が開発したアバターAIロープレ支援サービス「アバトレ」を営業社員教育、特に新卒の営業社員教育に積極的に活用することで、新卒社員の即戦力化に繋げております。このようなテクノロジーを用いた営業教育により若手社員の更なる成長を促すとともに、営業社員全体の総合提案力の向上、一人あたりの生産性の向上に繋げてまいります。 ② 固定費の適正化 新規採用及び既存人員の配置転換等を行うことにより、当社全体の人員構成の最適化を図り、人件費を適切にコントロールしてまいります。並行して、業務委託費を中心とした活動経費の見直しを進め、固定的な費用の削減を進めております。 ③ 財務制限条項 一部の取引金融機関等と締結している債権流動化に係る諸契約については、財務制限条項に抵触しております。当該条項に関し、抵触した場合に契約上の債務の返済等について期限の利益を喪失する旨の定めはありませんが、当該取引金融機関等において、実行済みの流動化対象債権の買戻しを請求することができる旨の定めがあります。しかし、当社は、今後の事業計画について当該取引金融機関等にご了解いただき、また、債権流動化の対象となる代理店手数料売上高の訂正に伴い生じた訂正後の債権流動化対象債権の金額と債権流動化の既実行額との差額の償還を2025年11月に完了いたしました。加えて、2025年12月に財務制限条項への抵触等に係る買戻請求権を放棄すること等について承諾いただき、良好な関係の維持に努めております。 (12) 内部統制について 当社は、2024年10月8日付「調査委員会の調査報告書に関するお知らせと再発防止の取り組みについて」及び2024年10月30日付「2024年9月期決算発表の延期及び過年度決算訂正に関するお知らせ」にてお知らせいたしましたとおり、保険代理店事業における代理店手数料売上の計上方法として、将来受け取る代理店手数料の金額を見積り、その割引現在価値合計額を売上として計上する方法(以下「PV計算」という。)につきまして、当社の前任の会計監査人より、PV計算の結果の一部について実態との乖離が見られる(以下「本事案」という。)ため、見積りの再検証が必要であるとの指摘を受けました。当社は、前任の会計監査人からの指摘を受けて、事実関係の調査のため社外の独立した第三者である弁護士及び社外監査役から構成される調査委員会を組成し調査を実施いたしました。その結果、調査委員会から過年度のPV計算の問題点について調査報告書及び追加調査報告書を受領し、第25期(2020年9月期)から第28期(2023年9月期)の各期間において計上された各売上高を訂正することとなりました。この訂正により、2024年9月期連結会計年度末において債務超過の状態に至りました。 本事案を受けて、当社は、2025年6月20日付「東京証券取引所、福岡証券取引所及び札幌証券取引所への『改善報告書』の提出に関するお知らせ」にてお知らせいたしましたとおり、各取引所へ「改善報告書」を提出いたしました。当社は、再発防止策を内部統制及びコンプライアンス強化の最重要事項と位置づけているところ、「改善報告書」及び2025年2月21日付「再発防止策の策定と取り組みに関するお知らせ」にて策定しております再発防止策を引き続き着実に実行してまいります。 また、2024年9月期連結会計年度末において債務超過の状態になったことを受けて、債務超過の状態を早期に解消すべく、財政状態を抜本的に改善するための資本増強施策等の実行に向けた具体的な検討を進めてまいりましたが、2025年9月5日付「第三者割当による新株式の払込完了、資本金及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分の効力発生、主要株主及び主要株主である筆頭株主並びにその他の関係会社の異動に関するお知らせ」にてお知らせいたしましたとおり、当社は、第三者割当による普通株式及びA種種類株式の発行により、約70億円の資金調達を行い、債務超過を解消いたしました。 当社は引き続き、内部統制の強化を推進するとともに、事業面及び財務面での安定化と持続的な収支の改善に努めてまいります。 しかし、これらの再発防止策の着実な実行及び内部管理体制等の強化が適切になされない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態、レピュテーション並びに金融機関、大株主、取引先、監督省庁等との関係等に悪影響を及ぼす可能性があります。また、その他内部統制の整備上の欠陥や運用上の認識不足等の不備により財務報告等に重大な誤りが生じた場合にも、当社の信用が失墜すると共に、当社グループの経営成績及び財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (13) 東京証券取引所プライム市場における上場維持基準への適合状況について 当社は、2025年9月30日時点において、東京証券取引所プライム市場における上場維持基準(流通株式時価総額基準及び流通株式比率基準)に適合しない状態となりました。 当社は、今後も事業面及び収益面での安定化を図り、企業価値を向上させることで東京証券取引所プライム市場の上場維持基準への適合を目指してまいりますが、内外の環境変化や市況の影響等により計画期間内に適合しない場合も考慮し、東京証券取引所スタンダード市場への市場変更も選択肢として、柔軟に検討してまいります。上場維持基準への適合に向けた取り組み内容は以下のとおりです。 ① 営業社員の商品提案力強化による生産性の向上 業績の回復と再成長に向け、営業社員一人ひとりの商品提案力を強化することにより、一人あたり生産性の向上を目指してまいります。当社の保険代理店事業においては、入社3年以内の社員が自社開発のオンライン面談システム(Dynamic OMO)やアバターといった最新テクノロジーを駆使し高い営業成果を挙げる等、多くの若手社員が活躍しております。また、AVITA株式会社が開発したアバターAIロープレ支援サービス「アバトレ」を営業社員教育、特に新卒の営業社員教育に積極的に活用することで、新卒社員の即戦力化に繋げております。このようなテクノロジーを用いた営業教育により若手社員の更なる成長を促すとともに、営業社員全体の総合提案力の向上、一人あたりの生産性の向上に繋げてまいります。 ② 固定費の適正化 以前より取り組みを継続しておりますが、引き続き各部門での固定費の見直し等、各種コスト低減に努めてまいります。 ③ 企業価値の向上策 上述のとおり、当社は創業以来、デジタル・テクノロジーを軸とした事業戦略を展開し、業界における「デジタル先進企業」としての評価をいただいてまいりました。現在はその延長線上として、全社的にAIを活用した業務改革を推進し、テクノロジーによる企業活動の「進化」と「深化」を加速させております。 こうした構造改革と技術革新の両面から、持続的な収益基盤の確立と企業価値の向上を図り、引き続き株主・投資家の皆様のご期待にお応えしてまいります。
経営成績の分析 (MD&A)9,246字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善する中で、個人消費が一部復調する等、緩やかな回復基調を維持いたしました。その一方で、米国の関税政策、地政学的リスクや国内外の金融情勢の動向等により、先行きは依然として不透明な状況が続いております。 保険業界においては、少子高齢化社会による公的医療保険制度への不安感から、医療保障を補う商品の多様化が進んでおります。併せて、個人金融資産を貯蓄から投資へ移行する動きから、貯蓄性保険商品のニーズは堅調に推移している等、民間保険の需要はより拡大することが見込まれております。また、保険業界は保険代理店事業の体制整備及びお客様本位の業務運営(フィデューシャリー・デューティー)の実現が求められている状況にあります。 このような状況下、当社グループは「人とテクノロジーを深化させ進化する会社」を標榜し、あらゆる保険ニーズに対応できる「保険業界のプラットフォーム」と、OMO(Online Merges with Offline.=オンラインとオフラインの融合)時代に相応しい体制を構築すべく、日々新たな挑戦を行っております。具体的には、2020年以降、自社開発のオンライン面談システム「Dynamic OMO」により、対面と非対面の垣根をなくし、オフラインと同等のオンライン保険相談を実現しております。また、2022年7月からは、大阪大学の石黒浩教授が代表を務めるスタートアップ企業「AVITA株式会社(以下「AVITA社」という。)」と提携し、同社が開発したアバターを保険相談等に活用すると共に、アバターの活用事例やシステム改修案、顧客アンケート結果等をAVITA社と連携することで、より利便性の高いアバターの共同開発を進めております。また、生成AIを用いた「アバターAIロープレ支援サービス『アバトレ』」での教育を通して、営業社員の早期戦力化を目指しております。さらに、従来はお客様とのコミュニケーション手段として電話を使用することが一般的でしたが、LINEやSMS等のテキストツールの活用、生成AIを用いた夜間・早朝のお問い合わせに対する自動応答等、お客様の利便性の向上に努めております。加えて、生成AIを用いたSNS上でのプロモーション活動を行い、若年層をターゲットにした集客を行っております。 当社グループは今後も、保険募集プロセスのDX化を推進することで、収益力のさらなる向上を図ってまいります。併せて、保険業界の共通プラットフォームシステム「Advance Create Cloud Platform」(以下「ACP」という。)の開発と販売についても、引き続き推進してまいります。ACPの普及により、営業活動のデジタル化と事務負担の大幅な軽減が期待できます。ACPの主要機能である顧客情報管理システム「御用聞き」、申込共通プラットフォームシステム「丁稚(DECHI)」、保険証券管理アプリ「folder」、オンライン面談システム「Dynamic OMO」は、いずれも導入したお客様からご好評をいただいております。また、各種システムのアプリ化等さらなる機能拡充を進めております。さらに、「Dynamic OMO」とAVITA社のアバターを連携するシステム開発を行い、共に販売を行っております。これらACPシステムを保険業界のスタンダードとすべく積極的に展開し、サブスクリプションモデルとしてのストック収入の確保及び協業事業の拡大を目指します。これらの営業施策を推進・拡充する一方で、情報セキュリティ体制、保険募集管理体制の強化等、ガバナンス及びコンプライアンス体制を一層充実させるために、積極的に経営資源を投下してまいります。 当連結会計年度においては、メディア事業、メディアレップ事業において受注が減少したこと、保険代理店事業において、アポイント獲得数が伸び悩み新規面談数に影響が出たことで、特に協業での実績が伸び悩んだこと等が、主な減収要因となりました。他方で、減損損失の減少等により、親会社株主に帰属する当期純損失は改善いたしました。 以上により、当連結会計年度の売上高は6,608百万円(前期比15.9%減)、営業損失は606百万円(前期は711百万円の損失)、経常損失は924百万円(前期は808百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失は1,539百万円(前期は2,250百万円の損失)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 (保険代理店事業) アポイント獲得数が伸び悩み新規面談数に影響が出たことで、特に協業での実績が伸び悩んだこと等により、減収となりました。他方で、販売費及び一般管理費が減少いたしました。 この結果、保険代理店事業におきましては、当連結会計年度の売上高は4,906百万円(前期比13.5%減)、営業損失は888百万円(前期は1,194百万円の損失)となりました。 (ASP事業) 乗合保険代理店等へのACPの新規販売が堅調に推移したことにより、増収増益となりました。 この結果、ASP事業におきましては、当連結会計年度の売上高は308百万円(前期比3.0%増)、営業利益は124百万円(前期比8.5%増)となりました。 (メディア事業) 保険選びサイト「保険市場(ほけんいちば)」への広告出稿が低調に推移したことにより、減収減益となりました。 この結果、メディア事業におきましては、当連結会計年度の売上高は658百万円(前期比46.6%減)、営業利益は113百万円(前期比54.9%減)となりました。 (メディアレップ事業) 前期に比べ受注が伸び悩んだことにより、減収減益となりました。 この結果、メディアレップ事業におきましては、当連結会計年度の売上高は483百万円(前期比30.4%減)、営業損失は81百万円(前期は30百万円の損失)となりました。 (再保険事業) 再保険の取引量が減少したことにより、減収減益となりました。 この結果、再保険事業におきましては、当連結会計年度の売上高は1,025百万円(前期比9.4%減)、営業利益は83百万円(前期比21.9%減)となりました。 ②財政状態の状況 (資産合計) 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ3,114百万円増加し10,288百万円(前連結会計年度末は7,174百万円)となりました。 流動資産は、前連結会計年度末比3,269百万円増加しましたが、これは主に、現金及び預金が4,344百万円増加によるものです。 固定資産は、前連結会計年度末比237百万円減少しましたが、これは主に、保険積立金が124百万円減少したこと等によるものです。 (負債合計) 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ2,418百万円減少し9,728百万円(前連結会計年度末は12,147百万円)となりました。 流動負債は、前連結会計年度末比2,085百万円増加しましたが、これは主に、1年内償還予定の社債が200百万円、未払金が204百万円減少した一方で、短期借入金が1,921百万円、債権流動化に係る調整勘定(負債)が710百万円増加したこと等によるものです。 固定負債は、前連結会計年度末比4,504百万円減少しましたが、これは主に、債権流動化に係る調整勘定が4,348百万円減少したこと等によるものです。 (純資産合計) 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ5,533百万円増加し559百万円(前連結会計年度末は△4,973百万円)となりました。 これは主に、当期純損失を1,539百万円計上した一方、2025年9月に第三者割当増資により、資本金3,500百万円および資本準備金3,500百万円増加したことによるものです。 なお、2025年9月に資本金6,757百万円および資本準備金3,857百万円をそれぞれ減少し、同額をその他資本剰余金に振り替えております。加えて、欠損金の解消および財務体質の健全化を目的に、その他資本剰余金8,742百万円を減少させ、同額を利益剰余金に振り替えることで、欠損填補を行っております。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、5,288百万円と前年同期と比べ4,347百万円(前期比462%増)の増加となりました。 当連結会計年度中における各キャッシュ・フローは、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動の結果使用した資金は、税金等調整前当期純損失1,514百万円(前連結会計年度は2,238百万円の損失)、減損損失224百万円(前連結会計年度は1,373百万円)、売上債権の増減額△338百万円(前連結会計年度は△933百万円)、未収入金の増減額91百万円(前連結会計年度は308百万円)、債権流動化に係る調整勘定(負債)の増減額△3,637百万円(前連結会計年度は△142百万円)、法人税等の支払額11百万円及び還付額898百万円(前連結会計年度は支払額100百万円及び還付額429百万円)等により、3,904百万円の支出(前連結会計年度は1,674百万円の支出)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は、無形固定資産の取得による支出261百万円(前連結会計年度は619百万円)及び保険積立金の解約による収入88百万円(前連結会計年度は310百万円)等により、135百万円の支出(前連結会計年度は117百万円の支出)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果獲得した資金は、短期借入れによる収入1,920百万円(前連結会計年度は、1,817百万円)社債の償還による支出300百万円(前連結会計年度は250百万円)及び株式の発行による収入6,901百万円等により、8,422百万円の収入(前連結会計年度は1,512百万円の収入)となりました。 ④生産、受注及び販売の実績 a.売上実績 当連結会計年度の売上実績は、次のとおりです。 セグメントの名称   前連結会計年度 (自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)   当連結会計年度 (自 2024年10月1日 至 2025年9月30日)   前年同期比 (%) 保険代理店事業(千円)   4,745,943   4,413,390   93.0 ASP事業(千円)   299,138   308,012   103.0 メディア事業(千円)   1,231,834   658,313   53.4 メディアレップ事業(千円)   449,060   203,240   45.3 再保険事業(千円)   1,130,973   1,025,099   90.6 合計(千円)   7,856,949   6,608,055   84.1 (注)1.セグメント間の取引は相殺消去しております。 2.メディア事業は、保険選びサイト「保険市場(ほけんいちば)」への広告出稿が低調に推移したことが主な減少要因です。 メディアレップ事業は、受注が伸び悩んだことが主な減少要因です。 3.主な相手先別の売上実績及び総売上実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)   当連結会計年度 (自 2024年10月1日 至 2025年9月30日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) メットライフ生命保険株式会社   1,446,739   18.4   1,565,033   23.7 なないろ生命保険株式会社   -   -   813,590   12.3 チューリッヒ生命保険株式会社   960,839   12.2   -   - (注)1.当該割合が100分の10未満の相手先は記載を省略しております。 2.当連結会計年度におけるチューリッヒ生命保険株式会社の販売実績は、総販売実績に対する割合が10%未満のため記載を省略しております。 3.前連結会計年度におけるなないろ生命保険株式会社の販売実績は、総販売実績に対する割合が10%未満のため記載を省略しております。 b.仕入(外注)実績 当連結会計年度の仕入(外注)実績は、次のとおりです。 セグメントの名称   前連結会計年度 (自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)   当連結会計年度 (自 2024年10月1日 至 2025年9月30日)   前年同期比(%) 保険代理店事業(千円)   1,290,029   1,026,257   79.6 ASP事業(千円)   58,565   78,116   133.4 メディア事業(千円)   304   -   - メディアレップ事業(千円)   725,221   284,681   39.3 合計(千円)   2,074,121   1,389,055   67.0 (注)1.セグメント間の取引は相殺消去しております。 2.メディアレップ事業は、広告運用費用を抑制したことが主な減少要因です。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2025年12月17日)現在において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、将来事象の結果に影響されるため不確実な金額におきましては、予測・情報の適切性及び正確性に注意しながら、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。 連結財務諸表の作成にあたって実施した会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 1)財政状態 当連結会計年度の財政状態につきましては「(1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」に記載のとおりであります。 2)経営成績 (売上高) 当連結会計年度の売上高は6,608百万円(前期比15.9%減)となりました。保険代理店事業において、アポイント獲得数が伸び悩み新規面談数に影響が出たことで、特に協業での実績が伸び悩んだことと、メディア事業において、保険選びサイト「保険市場(ほけんいちば)」への広告出稿が低調に推移したこと等が主な要因です。 (売上原価、販売費及び一般管理費) 当連結会計年度の売上原価は、1,389百万円(前期比33.0%減)となりました。主な減少要因としましては、マーケティング費用の抑制によるものです。 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、5,825百万円(前期比10.3%減)となりました。主な減少要因としましては、各部門での固定費の見直し等、各種コスト低減によるものです。 (営業損益) 当連結会計年度の営業損失は、606百万円(前期は711百万円の損失)となりました。損失縮小の主な要因としましては、前述の要因により主に保険代理店事業及びメディア事業において売上高が減少したものの、売上原価並びに販売費及び一般管理費の抑制を行ったためです。 (経常損益) 当連結会計年度の経常損失は、924百万円(前期は808百万円の損失)となりました。主な要因としましては、前述の要因により主に保険代理店事業及びメディア事業において売上高が減少したことと、アドバイザリー費用の計上等によるものです。 (親会社株主に帰属する当期純損益) 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純損失は1,539百万円(前期は2,250百万円の損失)となりました。損失縮小の主な要因としましては、減損損失の減少等によるものです。 3)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.経営成績に重要な影響を与える要因 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については「第2 事業の状況  3 事業等のリスク」に記載しております。 c.資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金は、主にWEBプロモーションコスト、販売費及び一般管理費等の営業費用並びに当社グループの設備投資及び改修等に支出しております。これらの必要資金につきましては営業キャッシュ・フローを源泉とする自己資金のほか、金融機関からの借入等による資金調達にて対応していくこととしております。 なお、前連結会計年度末において4,973,639千円の債務超過となっておりました。当社は、債務超過の状態を早期に解消すべく、第三者割当による普通株式及びA種種類株式の発行により、約7,000,000千円の資金調達を行い、当連結会計年度において債務超過の状態を解消いたしましたが、業績の回復と持続的な成長に向けて以下の施策を推進してまいります。 ①業績の回復と再成長 マーケティング手法を改善させることにより、アポイントの先行指標であるマーケティングによる獲得顧客数の伸長に注力しております。また、データベースを活用したアポイント取得を行うことにより、アポイント取得効率の向上に努めております。 直営支店においては営業社員一人ひとりの商品提案力を強化することにより、一人あたりの生産性の向上を目指してまいります。当社の保険代理店事業においては、入社3年以内の社員が自社開発のオンライン面談システム(Dynamic OMO)やアバターといった最新テクノロジーを駆使し高い営業成果を挙げる等、多くの若手社員が活躍しております。また、AVITA社が開発したアバターAIロープレ支援サービス「アバトレ」を営業社員教育、特に新卒の営業社員教育に積極的に活用することで、新卒社員の即戦力化に繋げております。このようなテクノロジーを用いた営業教育により若手社員の更なる成長を促すとともに、営業社員全体の総合提案力の向上、一人あたりの生産性の向上に繋げてまいります。 ②固定費の適正化 新規採用及び既存人員の配置転換等を行うことにより、当社全体の人員構成の最適化を図り、人件費を適切にコントロールしてまいります。並行して、業務委託費を中心とした活動経費の見直しを進め、固定的な費用の削減を進めております。 ③財務制限条項 一部の取引金融機関等と締結している債権流動化に係る諸契約については、財務制限条項に抵触しております。当該条項に関し、抵触した場合に契約上の債務の返済等について期限の利益を喪失する旨の定めはありませんが、当該取引金融機関等において、実行済みの流動化対象債権の買戻しを請求することができる旨の定めがあります。しかし、当社は、今後の事業計画について当該取引金融機関等にご了解いただき、また、債権流動化の対象となる代理店手数料売上高の訂正に伴い生じた訂正後の債権流動化対象債権の金額と債権流動化の既実行額との差額の償還を2025年11月に完了いたしました。加えて、2025年12月に財務制限条項への抵触等に係る買戻請求権を放棄すること等について承諾いただき、良好な関係の維持に努めております。 d.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループが目標としている経営指標における当連結会計年度の実績値は下表のとおりであります。 経営指標   目標数値   当連結会計年度実績(連結) 自己資本利益率   20%以上   -% 売上高経常利益率   20%以上   △14.0% 配当性向   50%以上   -% 自己資本比率   80%以上   5.4% 自己資本利益率は親会社株主に帰属する当期純損失のため表示しておらず(前期も同様)、売上高経常利益率は△14.0%(前期は△10.3%)、配当性向は当期純損失のため表示しておらず(前期も同様)、自己資本比率は5.4%(前期比74.9ポイント改善)となりました。 自己資本利益率、売上高経常利益率、配当性向及び自己資本比率について、当社グループが目標としている数値に達しておりません。当社グループは引き続き、「お客様が最適・快適な購買環境で、簡単便利に保険を購入いただく」という基本理念に基づき、お客様のニーズやマーケット動向に機敏に対応し、業績の向上に努めるとともに、自己資本の充実を図ってまいります。 (3)保険代理店事業に係る売上計上について 保険代理店手数料について 保険代理店事業の主たる収入は保険代理店手数料収入であります。当社グループは、保険契約の媒介及び代理行為に伴い、各保険会社との契約及び手数料規程に基づき保険代理店手数料を受領しております。 保険代理店手数料の受領形態は、保険商品の種類(生命保険・損害保険、契約期間(1年・複数年)、保険料支払方法(年払い・月払い)、その他)、保険会社毎の契約及び規程により様々な形態があり、保険契約成立時に受領するもの(初回手数料)及び保険契約継続に応じて受領するもの(2回目以降手数料)等、これらについて一括又は分割ならびにその受領割合等が異なるものが存在しております。 当社グループは、初回手数料については保険契約成立時に受領する手数料額を売上計上しているほか、将来支払われる代理店手数料の割引現在価値を算出し、これを保険契約成立時に認識、計上する方法により売上を計上しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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