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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

ソニーフィナンシャルグループ

Sony Financial Group Inc.8729 · Prime · 保険業

ソニーグループの金融持株会社。生命保険、損害保険、銀行の3事業を柱に、コンサルティング型・デジタル型の金融サービスを提供する。

概要

ソニーフィナンシャルグループは、ソニーグループ傘下の金融持株会社である。生命保険(ソニー生命)、損害保険(ソニー損保)、銀行(ソニー銀行)を中核とし、介護事業やベンチャーキャピタルも手がける。2026年3月期の連結経常収益は2兆8710億円、従業員数は1万4042人。2004年設立、2025年9月に東京証券取引所プライム市場に再上場した。

生命・損害・銀行の3事業を柱とする金融グループ

当社グループは、3つの主要子会社を軸に構成される。ソニー生命保険は、ライフプランナー(営業社員)と募集代理店による対面コンサルティングでオーダーメイドの生命保険を提供する。ソニー損害保険は、自動車保険・火災保険・医療保険をインターネットや電話のダイレクトチャネルで販売する。ソニー銀行は、インターネットを通じて預金(円・外貨)、住宅ローン、投資信託、外国為替証拠金取引(FX)を提供する。これらの事業は、ソニーブランドのもと個人顧客を中心に展開され、グループ連携によるクロスセルも進められている。

介護事業とベンチャーキャピタルへの多角化

グループは金融3事業に加え、介護事業とベンチャーキャピタル事業を連結子会社として抱える。介護事業は、2013年にシニア・エンタープライズ株式会社を取得し、2014年にソニー・ライフケア株式会社を設立して統括。その後、株式会社ゆうあいホールディングスを買収し、プラウドライフ株式会社に改編した。ベンチャーキャピタル事業は、2018年にソニーフィナンシャルベンチャーズ株式会社を設立し、グローバル・ブレインとの共同ファンドを組成。2024年には少額短期保険会社のjustInCaseを子会社化した。

ソニーグループとの関係と上場・非上場の変遷

当社は2004年、ソニー株式会社(現ソニーグループ)からの会社分割により設立され、ソニー生命・ソニー損保・ソニー銀行を傘下に置いた。2007年に東京証券取引所市場第一部に上場したが、2020年8月にソニーによる公開買付けを受け上場廃止、完全子会社化された。その後、2021年10月に商号をソニーフィナンシャルグループ株式会社に変更。2025年9月に東京証券取引所プライム市場に再上場し、同年10月にはソニーグループのパーシャル・スピンオフにより完全子会社の地位を離れた。

業界の中での役割は金融持株会社(生命保険・損害保険・銀行)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2.9兆円
経常利益
846億円
利益率
2.9%
純利益
555億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01生命保険事業主力

ソニー生命がライフプランナー(営業社員)と募集代理店による対面コンサルティングで、オーダーメイドの生命保険を提供。

主な製品・サービス1
生命保険商品
顧客ニーズに応じたオーダーメイド型生命保険。

02損害保険事業主力

ソニー損保が自動車保険、火災保険、医療保険などをインターネット・電話チャネルで提供。ダイレクト販売に特化。

主な製品・サービス3
自動車保険
インターネット・電話で販売する自動車保険。
火災保険
インターネット・電話で販売する火災保険。
医療保険
インターネット・電話で販売する医療保険。

03銀行事業主力

ソニー銀行がインターネットを通じて預金(円・外貨)、住宅ローン、投資信託、外国為替証拠金取引(FX)などを提供。ネット銀行。

主な製品・サービス4
預金(円・外貨)
インターネット預金(円普通預金、外貨預金等)。
住宅ローン
インターネット経由の住宅ローン。
投資信託
インターネット経由の投資信託販売。
外国為替証拠金取引(FX)
インターネット経由のFX取引。

製品と技術

ライフプランナーが提案するオーダーメイド生命保険

ソニー生命保険の主力商品は、顧客一人ひとりのニーズに合わせて設計されるオーダーメイド型生命保険である。販売は、同社の登録商標である「ライフプランナー」と呼ばれる営業社員と、パートナーである募集代理店が対面でコンサルティングを行う。顧客の資産状況やライフプランに応じて保障内容を組み立てる方式で、個人向けのきめ細かなサービスを強みとする。

ダイレクトチャネルで提供する損害保険

ソニー損害保険は、自動車保険、火災保険、医療保険をインターネットまたは電話で直接販売する。代理店を介さないダイレクト販売に特化しており、効率的な運営により競争力のある保険料を実現している。同社はコールセンターとウェブサイトを主な販売チャネルとし、顧客自身が簡単に加入・管理できる仕組みを提供している。

ネット銀行が手掛ける総合金融サービス

ソニー銀行はインターネット専業銀行として、円普通預金や外貨預金といった預金商品に加え、住宅ローン、投資信託、外国為替証拠金取引(FX)を提供する。すべての取引がオンラインで完結し、店舗を持たないことで低コスト運営を実現。特に住宅ローンとFXは主力商品であり、利便性の高さで個人顧客を集めている。

介護事業とベンチャー投資による周辺領域への展開

介護事業は、ソニー・ライフケア株式会社が統括し、グループ会社のプラウドライフ株式会社が介護付有料老人ホームを運営する。さらに、ソニーフィナンシャルベンチャーズ株式会社を通じて、フィンテックや保険テック領域へのベンチャー投資を実施。グローバル・ブレインと共同で投資ファンドを運営し、グループの将来の成長領域を開拓している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

保険業のなかでの位置

総合金融グループで国内大手、収益は変動

銀行、保険、アセットマネジメントを擁する総合金融グループであり、国内ではかんぽ生命保険やライフネット生命保険などの保険系ライバルと比較して、事業領域の広さと顧客基盤の大きさが強みである。直近の売上高は大きく変動しており、金融市場の影響を受けやすい構造にある。特に保険事業は国内大手の一角を占めるが、競争激化や低金利環境が収益性に影響を与えている。グループシナジーを活かしたクロスセルや、デジタル化による業務効率化が今後の成長の鍵となる。

強み

  • 銀行・保険・資産運用を擁し、多角的な収益源を確保している。
  • ソニーグループの一員として高いブランド力と顧客信頼を有する。
  • 国内大手クラスの顧客基盤を持ち、クロスセルの余地が大きい。
  • オンラインサービスやデジタル販売を強化し、利便性を向上。

課題

  • 金融市場の影響で売上高が大きく変動し、安定性に欠ける。
  • 低金利環境が保険・銀行収益を圧迫し、運用収益の確保が困難。
  • 国内保険市場は競争が激しく、差別化戦略が求められる。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

保険の時価総額近傍。太字がソニーフィナンシャルグループ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18750第一ライフグループ6.7兆円15.2倍
28630SOMPOホールディングス6.4兆円27.4倍
38795T&Dホールディングス2.4兆円17.4倍
48473SBIホールディングス2.1兆円5.2倍
59435光通信1.7兆円11.4倍
68729ソニーフィナンシャルグループ1.1兆円20.5倍
77181かんぽ生命保険6,315億円11.1倍
87157ライフネット生命保険1,146億円14.3倍
98715アニコム ホールディングス807億円36.1倍
107388FPパートナー542億円31.3倍
118798アドバンスクリエイト44億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(保険)に従っています。

会社の歴史

沿革 24件

2004年、ソニーから金融3社を分割して設立

2004年3月、ソニー株式会社は金融庁より保険持株会社および銀行持株会社の設立認可を取得。同年4月、会社分割によりソニーフィナンシャルホールディングス株式会社(当社)が設立され、ソニー生命保険、ソニー損害保険、ソニー銀行の3社を直接子会社とした。これにより、ソニーグループの金融事業が持株会社体制に再編された。

2007年の株式上場と海外事業の試行

2007年6月、ソニー銀行は子会社ソニーバンク証券を設立(後の株式譲渡でグループ外に)。同年8月、ソニー生命はエイゴン・グループとの折半出資でソニーライフ・エイゴン・プランニングを設立し、2009年に生命保険業免許を取得してソニーライフ・エイゴン生命保険に商号変更。さらに同年10月、当社は東京証券取引所市場第一部に上場した。2012年12月には、ソニー生命がフィリピン子会社の全株式を譲渡し、海外事業を縮小した。

2013年以降の介護事業への本格参入

2013年11月、ソニー生命は介護付有料老人ホーム運営のシニア・エンタープライズ株式会社を全株式取得。2014年4月、会社分割により介護事業統括持株会社ソニー・ライフケア株式会社を設立した。2015年5月には、ソニー・ライフケアが株式会社ゆうあいホールディングスの株式を取得し、2017年にグループ内統合でプラウドライフ株式会社に改称。介護事業の拡大を進めた。

2020年、ソニーによる完全子会社化と上場廃止

2020年1月、ソニー生命はソニーライフ・エイゴン生命保険(同年4月にソニーライフ・ウィズ生命保険に商号変更)およびSA Reinsurance Ltd.を完全子会社化した。同年8月、ソニー株式会社による公開買付けが成立し、当社は東京証券取引所市場第一部の上場を廃止。同年9月にソニーの完全子会社となった。2021年4月には、ソニー生命がソニーライフ・ウィズ生命保険を吸収合併した。

再上場に向けたグループ再編と新体制

2021年10月、当社は商号をソニーフィナンシャルグループ株式会社に変更。2024年9月、ソニーフィナンシャルベンチャーズはグローバル・ブレインと2号ファンドを設立。同年10月、指名委員会等設置会社へ移行し、コーポレートガバナンスを強化。同年12月、株式会社justInCaseの全株式を取得し、少額短期保険事業に参入。2025年9月、東京証券取引所プライム市場に再上場。同年10月、ソニーグループのパーシャル・スピンオフにより完全子会社から外れ、独立した上場企業となった。

年表24件を開く

2000年代

  • 2004年3月創業ソニー株式会社(現 ソニーグループ株式会社)が金融庁より保険業法に基づく保険持株会社の設立及び銀行法に基づく銀行持株会社の設立認可を取得
  • 2004年4月創業ソニー株式会社(現 ソニーグループ株式会社)からの会社分割により ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社(当社)を設立 傘下にソニー生命保険株式会社、ソニー損害保険株式会社、ソニー銀行株式会社を置く
  • 2007年6月ソニー銀行株式会社が子会社として「ソニーバンク証券株式会社」を設立(2012年8月、全株式を譲渡)
  • 2007年8月創業ソニー生命保険株式会社がエイゴン・グループとの折半出資により「ソニーライフ・エイゴン・プランニング株式会社」を設立(2009年8月、生命保険業免許を取得し「ソニーライフ・エイゴン生命保険株式会社」に商号変更)
  • 2007年10月上場東京証券取引所市場第一部に株式を上場
  • 2009年10月創業ソニー生命保険株式会社がエイゴン・グループとの折半出資により再保険会社「SA Reinsurance Ltd.」を設立(2023年3月 清算結了)

2010年代

  • 2011年7月商号変更ソニー銀行株式会社が株式会社スマートリンクネットワークの株式を取得(2015年4月「ソニーペイメントサービス株式会社」に、2025年10月「SP.LINKS株式会社」に商号変更。2024年1月に株式を一部譲渡し、持分法適用関連会社化)
  • 2012年12月ソニー生命保険株式会社が子会社Sony Life Insurance (Philippines) Corporationの全株式を譲渡
  • 2013年11月商号変更介護付有料老人ホームを運営するシニア・エンタープライズ株式会社の全株式を取得(2014年4月よりソニー・ライフケア株式会社の傘下に置く。同年10月「ライフケアデザイン株式会社」に商号変更)
  • 2014年4月創業会社分割により介護事業を統括する持株会社「ソニー・ライフケア株式会社」を設立
  • 2015年5月M&Aソニー・ライフケア株式会社が株式会社ゆうあいホールディングスの株式を取得(2017年8月、ゆうあいホールディングスグループは会社統合を行い「プラウドライフ株式会社」に商号変更)
  • 2018年7月投資子会社「ソニーフィナンシャルベンチャーズ株式会社」を設立
  • 2018年10月創業ソニーフィナンシャルベンチャーズ株式会社がグローバル・ブレイン株式会社との共同出資により「SFV・GB投資事業有限責任組合」を設立

2020年代

  • 2020年1月M&Aソニー生命保険株式会社がソニーライフ・エイゴン生命保険株式会社(2020年4月「ソニーライフ・ウィズ生命保険株式会社」に商号変更)及びSA Reinsurance Ltd.を完全子会社化
  • 2020年8月上場ソニー株式会社(現 ソニーグループ株式会社)による当社株式等に対する公開買付けにより東京証券取引所市場第一部上場廃止
  • 2020年9月M&Aソニー株式会社(現 ソニーグループ株式会社)が当社を完全子会社化
  • 2021年4月M&Aソニー生命保険株式会社がソニーライフ・ウィズ生命保険株式会社を吸収合併
  • 2021年10月商号変更ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社から ソニーフィナンシャルグループ株式会社に商号変更
  • 2024年9月創業ソニーフィナンシャルベンチャーズ株式会社がグローバル・ブレイン株式会社との共同出資により「SFV・GB2号投資事業有限責任組合(2025年12月「ソニーフィナンシャルベンチャーズ&グローバル・ブレインフロンティア投資事業有限責任組合」に商号変更)」を設立
  • 2024年10月指名委員会等設置会社へ移行
  • 2024年12月商号変更「株式会社justInCase(現 非連結子会社、2025年10月「ソニー少額短期保険株式会社」に商号変更)」の全株式を取得
  • 2025年9月上場東京証券取引所プライム市場に株式を上場
  • 2025年10月M&A当社の親会社であったソニーグループ株式会社による当社のパーシャル・スピンオフ(以下「当社のパーシャル・スピンオフ」)の実施により、ソニーグループ株式会社の完全子会社から外れる
  • 2025年10月創業ソニーフィナンシャルベンチャーズ株式会社がグローバル・ブレイン株式会社との共同出資により「ソニーフィナンシャルベンチャーズ&グローバル・ブレインフロンティア株式会社」を設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • IFRS 修正純利益2026年度まで1,100億円
  • IFRS 修正ROE2026年度まで10.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    生命保険の法人販売強化とCSM積上

    生命保険事業で法人分野を中心に販売戦略を強化し、CSM残高とその償却額を着実に積み上げ、グループ全体の利益成長を牽引する。

  2. 02

    損保・銀行の質を伴う利益成長

    損害保険事業では料率改定、銀行事業ではスプレッド改善等を通じ、質を伴う利益成長を実現し安定的な収益基盤を確立する。

  3. 03

    グループ連携の本格実行

    従来のクロスセル施策に加え、デジタルプラットフォームを活用した本格的なグループ連携を実行し、具体的な成果を創出する。

  4. 04

    ERM経営への進化

    営業・商品・資産運用を一体化したERM経営を加速。顧客セグメント別提案力強化、商品ポートフォリオ最適化、ALM高度化により収益と健全性を両立。

  5. 05

    持株会社機能の強化と資本戦略

    ガバナンス・収益管理・資本リスク管理の高度化、AI活用による業務改革を推進。機動的な資本・財務戦略で成長投資と中長期的な企業価値向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 4期分

グループ全体で14,042人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,279万円で、3期前と比べて+44.3%平均年齢は45.8歳、平均勤続年数は3.8年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2018年3月10,719
2019年3月88645.03.611,055
2020年3月92345.53.811,487
2026年3月1,27945.83.814,042

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率22.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)82.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社15(国内 15 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
ソニーシティ — 東京都港区716億円
生命保険事業
本社 — 東京都千代田区377億円
生命保険事業
本社 — 東京都大田区240億円
損害保険事業
本社 — 東京都千代田区184億円
銀行事業
ソニー生命札幌ビル — 北海道札幌市2,998百万円
生命保険事業
研修センター — 東京都世田谷区2,054百万円
生命保険事業
主な関係会社
  • 国内
    ソニー生命保険㈱
    東京都 千代田区
    議決権100.0%
  • 国内
    ソニーライフ・コミュニケーションズ㈱
    東京都 千代田区
    議決権100.0%
  • 国内
    ソニー損害保険㈱
    東京都 大田区
    議決権100.0%
  • 国内
    ソニー銀行㈱
    東京都 千代田区
    議決権100.0%
  • 国内
    ソニー・ライフケア㈱
    神奈川県 川崎市
    議決権100.0%
  • 国内
    ライフケアデザイン㈱
    神奈川県 川崎市
    議決権100.0%
  • 国内
    プラウドライフ㈱
    神奈川県 川崎市
    議決権100.0%
  • 国内
    ソニーフィナンシャルベンチャーズ㈱
    東京都 千代田区
    議決権100.0%
  • 国内
    SFV・GB投資事業有限責任組合(注)4
    東京都 渋谷区
  • 国内
    ソニーフィナンシャルベンチャーズ& グローバル・ブレインフロンティア㈱
    東京都 千代田区
    議決権51.0%
  • 国内
    ソニーフィナンシャルベンチャーズ& グローバル・ブレインフロンティア 投資事業有限責任組合(注)5
    東京都 千代田区
  • 国内
    ビー・エックス・ジェイ・エー・ワン・ホールディング㈱
    東京都 港区
    議決権20.0%
残りのグループ会社3社を開く
  • SP.LINKS㈱東京都 港区20%
  • ETCソリューションズ㈱(注)東京都 港区14%
  • ソニーグループ株式会社東京都 港区17%
国際子会社 (GLEIF登録 1社)
  • JPソニー生命保険株式会社

国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は2.9兆円経常利益846億円前期と比べると増収増益で、売上が+9.6%、利益が+88.4%。

売上高
+9.6%
2.9兆円
経常利益
+88.4%
846億円
純利益
-29.6%
555億円
利益率
2.9%
前期比 +1.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1.1兆円2.9兆円
営業利益290億円
純利益230億円555億円
1株あたり配当¥8¥8

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

6期分

直近は2027年1Qで、経常収益は2,680億円、営業利益は152億円。前年の2021年1Qと比べると、経常収益は−50.4%。

対象期間経常収益兆円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2020年3Q1.43549
2020年4Q0.36195
2021年1Q0.54131
2026年2Q1.53−15−0.1−175
2026年4Q1.34730
2027年1Q0.271525.792

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 12期分

2014年3月期からの12期で、経常収益は1.3兆円から2.9兆円へ2.2倍に増えた。経常利益率は5.8%から2.9%になった。

決算期経常収益兆円経常利益億円経常利益率%純利益億円
会社分割により介護事業を統括する持株会社「ソニー・ライフケア株式会社」を設立
2014年3月1.327615.8405
ソニー・ライフケア株式会社が株式会社ゆうあいホールディングスの株式を取得(2017年8月、ゆうあいホールディングスグループは会社統合を行い「プラウドライフ株式会社」に商号変更)
2015年3月1.359016.7544
2016年3月1.367115.2434
2017年3月1.386634.8416
ソニーフィナンシャルベンチャーズ株式会社がグローバル・ブレイン株式会社との共同出資により「SFV・GB投資事業有限責任組合」を設立
2018年3月1.506684.4519
2019年3月1.639395.8621
ソニー株式会社(現 ソニーグループ株式会社)による当社株式等に対する公開買付けにより東京証券取引所市場第一部上場廃止
2020年3月1.781,1196.3744
2022年3月2.197993.6416
2023年3月2.141,2245.71,185
ソニーフィナンシャルベンチャーズ株式会社がグローバル・ブレイン株式会社との共同出資により「SFV・GB2号投資事業有限責任組合(2025年12月「ソニーフィナンシャルベンチャーズ&グローバル・ブレインフロンティア投資事業有限責任組合」に商号変更)」を設立
2024年3月3.455441.6412
ソニーフィナンシャルベンチャーズ株式会社がグローバル・ブレイン株式会社との共同出資により「ソニーフィナンシャルベンチャーズ&グローバル・ブレインフロンティア株式会社」を設立
2025年3月2.624491.7788
2026年3月2.878462.9555

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。

利益の構造

2026年3月期

経常収益2.9兆円のうち、経常利益として残るのは846億円2.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は555億円、売上の1.9%にあたる。経常利益率は業種中央値7.9%を下回る水準。

経常収益を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金97.1%2.8兆円
  • 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.9%846億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

経常利益率業種比4.9pt
2.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比4.1pt
1.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.1pt
8.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 12期分

2026年3月期は営業CFが4,455億円、投資CFが−1.2兆円で、差し引きのフリーCFは−7,460億円期末の手元現金は4,832億円

決算期営業CF兆円投資CF兆円財務CF億円現金残高兆円
2014年3月0.60−0.55−1350.24
2015年3月0.43−0.45−1310.21
2016年3月0.60−0.56−1740.23
2017年3月0.69−0.62−3410.27
2018年3月0.82−0.68−1450.39
2019年3月0.80−0.66−2660.51
2020年3月0.88−0.81−2770.55
2022年3月1.05−0.62−3970.89
2023年3月0.42−0.51−4220.76
2024年3月0.78−0.57−5310.91
2025年3月1.50−1.20−1071.20
2026年3月0.45−1.192570.48

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 12期分

2026年3月期の総資産は23.8兆円。このうち返さなくてよい自己資本が6,293億円で、自己資本比率は2.6%(業種中央値21.7%より薄い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債兆円自己資本比率%
2014年3月8.844,6718.375.3
2015年3月9.555,5079.005.8
2016年3月10.356,0449.755.8
2017年3月11.476,01110.875.2
2018年3月12.406,25411.785.0
2019年3月13.476,56812.814.9
2020年3月15.136,92014.434.6
2022年3月19.036,49118.383.4
2023年3月20.026,45019.373.2
2024年3月22.085,94021.492.7
2025年3月23.376,69822.702.9
2026年3月23.816,29323.182.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
利益剰余金
5,872億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
23.2兆円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

保険業 14社との比較

同じ保険業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り14社中2位あたり、逆に低いのはROE14社中9位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.6%/中央値 8.6%
P25 7.5%P75 10.2%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
/中央値 7.9%
P25 3.7%P75 9.8%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
2.6%/中央値 21.7%
P25 7.1%P75 37.9%
経常収益成長率前期からの売上の伸び
9.6%/中央値 9.0%
P25 -5.7%P75 14.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.0%/中央値 3.1%
P25 2.8%P75 4.2%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥159で、1年前と比べて-6.1%過去52週の値幅のなかでは37%の位置にある。

¥159-1.5%1ヶ月+3.9%1年-6.1%時価総額1.1兆円
過去52週の値幅
安値¥129.3高値¥210

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)20.5倍
PBR1.22倍
配当利回り5.03%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月14日に155円へ上昇し、7月27日には162円の高値を記録。その後は155円前後で推移し、8月21日は160円と、25日移動平均線(156.3円)を上回る水準。52週安値(129.3円)からは約24%上昇し、年初来では-5.5%とやや軟調ながら底堅さも見せる。出来高は7月14日に1億2173万株と急増しており、注目を集めた形。200日線(149.5円)を上回っており、中期のトレンドは改善気味。RSIは59.4と中立からやや強気の水準で、上値を試す展開も考えられる。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 72/100)

PERは20.65倍で業界平均の20.28倍とほぼ同水準、PBRは1.23倍で業界平均の2.35倍を大幅に下回り割安。ROEは8.55%と収益性は平均的だが、配当利回りは5%と業界平均の3.12%を大きく上回り、株主還元が厚い。配当性向は208.49%と高く、持続性に懸念はあるが、総合的に割安と評価。

指標この会社業種平均
PER (実績)20.5倍20.2倍
PBR1.22倍2.35倍
ROE8.6%9.2%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

現在の投資論点は、主力の生命保険事業における成長戦略と収益性の持続性、および親会社ソニーとの連携効果の行方にある。強気派は、ネット販売の効率性とブランド認知度を背景に、個人保険市場でのシェア拡大が続くこと、さらにソニーグループのテクノロジーや顧客データを活用した新商品・サービス開発が競争優位を強化すると主張する。一方、弱気派は、国内保険市場の縮小と競争激化による保険料率の低下、および近年の業績変動(特に2024年3月期の大幅減益)がリスク要因であり、ソニー銀行や損保の成長だけでは全体の利益を支えきれないと懸念する。また、金利環境や市場運用成果が収益に与える影響も論点となっている。

プラスに働く材料7
  • ネット販売の効率性

    通信販売・ネット中心の低コストで費用率が低く、価格競争に強い

  • グループ連携シナジー

    ソニーの顧客基盤・テクノロジーを活かし、クロスセルや新商品開発で差別化

  • バランスのとれた事業ポートフォリオ

    保険・銀行・損保の3事業で分散し、安定した収益基盤を構築

  • FY25純利益788億円と前年比91%増決算発表後影響

    純利益は412億円→788億円へ急増し、収益改善が明確

  • FY26売上高2兆8,710億円へ増収通年影響

    売上高は2兆6,187億円→2兆8,710億円と約10%増

  • 外国人保有比率29.31%と選好継続影響

    外国人保有比率29.31%、1年で-9.9%調整後の買い需要

  • PBR1.63倍・ROE8.55%と高収益性継続影響

    ROE8.55%でPBR1.63倍、金融子会社の価値が評価

マイナスに働く材料7
  • 国内市場の縮小

    人口減少と少子高齢化で生命保険市場が縮小し、成長余地が限定的

  • 業績の不安定性

    2024年3月期に純利益が大幅減となるなど、運用環境や一時要因で変動

  • 競争激化

    ネット保険の新規参入や既存大手のデジタル化で競争が激化

  • FY26純利益555億円と減益計画通年影響

    純利益は788億円→555億円へ約30%減少し株価重し

  • PER19.69倍と割高な評価決算発表後影響

    PER19.69倍、予想PERデータなしで割高感が残る

  • 売上高が年度で3割超変動する不安定さ継続影響

    売上高は34,503→26,187→28,710億円と変動が大きい

  • 配当利回り2.49%と低位通年影響

    配当利回り2.49%、純利益555億円で増配余力は小さい

次の決算で確かめる点
保険料等収入(個人保険)
主力事業の規模と成長性を確認する指標
新契約件数・保有契約高
将来の収益基盤となる販売動向と市場シェアを示す
経常利益
保険・銀行・損保の総合的な収益力を測る
親会社ソニーとの連携施策進捗
独自の付加価値創造とクロスセルの実効性を評価する

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり8で、前期から96.7%いまの株価に対する利回りは5.03%。

年間配当
¥8
1株あたり
配当利回り
5.03%
いまの株価に対して
配当性向
208.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2014年3月3097.0
2015年3月4033.386.7
2016年3月5537.5119.6
2017年3月550.098.1
2018年3月609.198.3
2019年3月634.287.6
2020年3月7012.080.5
2022年3月9535.790.3
2023年3月11521.1109.8
2026年3月4−96.7208.5

配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥8

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ777,520人。区分でいちばん多いのは個人・その他30.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が38.4%を占め、残る61.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2019年3月%2020年3月%2026年3月%
個人・その他2.32.230.0
外国法人21.422.529.3
事業法人65.265.220.1
金融機関10.09.418.4
証券会社1.10.72.2
自己株式0.00.00.5
外国人個人0.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01ソニーグループ株式会社17.31
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)12.88
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.44
04MOXLEY AND CO LLC(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)2.79
05BNYM AS AGT/CLTS NON TREATY JASDEC(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.41
06STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行)1.26
07JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行)1.25
08STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行)1.04
09BANK JULIUS BAER AND CO. LTD. SINGAPORE CLIENTS(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.91
10THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044(常任代理人 株式会社みずほ銀行)0.85

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-06-05
    ブラックロック・ジャパン株式会社
    新規の大量保有報告
    1.60%
    -0.15pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 12期分

1株利益は12期で−91%、1株純資産は12期で−91%。直近期のROEは8.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2014年3月931,0719.018.197.0
2015年3月1251,26310.715.486.7
2016年3月1001,3867.514.4119.6
2017年3月961,3796.918.798.1
2018年3月1191,4348.516.298.3
2019年3月1431,5059.714.687.6
2020年3月1711,58511.110.780.5
2022年3月6906.290.3
2023年3月179018.4109.8
2024年3月6836.7
2025年3月119412.5
2026年3月8948.618.0208.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

15名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は15名。2026/3期の役員報酬は総額496百万円。

氏名役職年齢
遠藤俊英取締役67
早川禎彦取締役58
池内省五取締役64
吉澤和弘取締役71
早瀨保行取締役69
丹生谷美穂取締役62
梶山園子取締役58
高岡浩三取締役66
坪田博行執行役60
鈴木隆行執行役56
南啓二執行役61
伊藤浩気執行役56
残りの役員3名を開く
氏名役職年齢
山田和宏執行役62
大坪治執行役53
山下奈保子執行役53

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
執行役101878112038939
社外取締役6100710718

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容755字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、ソニー生命保険株式会社(以下「ソニー生命」)、ソニー損害保険株式会社(以下「ソニー損保」)及びソニー銀行株式会社(以下「ソニー銀行」)を中心に構成されており、当社は、これらを直接の子会社とする金融持株会社であります。 また、当社は、介護事業を統括する持株会社「ソニー・ライフケア株式会社」(以下「ソニー・ライフケア」)及びベンチャーキャピタル事業を担う「ソニーフィナンシャルベンチャーズ株式会社」(以下「ソニーフィナンシャルベンチャーズ」)を連結の範囲に含めております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社は、当社グループのビジョン・バリューを、当社グループの経営戦略の策定や経営の意思決定における根幹となる考え方と位置づけております。当社グループの主な事業内容は次のとおりであります。 生命保険事業   ソニー生命は、ライフプランナー※(営業社員)及びパートナー(募集代理店)によるきめ細かなコンサルティングに基づくオーダーメイドの生命保険を提供しております。(※) 「ライフプランナー」はソニー生命の登録商標です。 損害保険事業   ソニー損保は、自動車保険や火災保険、医療保険などを、インターネットや電話を通じて提供しております。 銀行事業   ソニー銀行は、預金(円・外貨)、住宅ローン、投資信託、外国為替証拠金取引などを、インターネットを通じて提供しております。 以上の事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 [事業系統図](2026年3月31日現在)
経営方針・対処すべき課題3,308字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社は、生命保険・損害保険・銀行・介護事業等を展開する総合金融グループの持株会社として、グループ経営を統括し、各社の強みを活かした価値提供により、お客さまの「感動できる人生」を支えるビジネスを展開しております。 当社グループは、2025年度に企業理念を再定義し、「感動できる人生を、いっしょに。」をOur Vision(私たちのありたい姿)として定めました。これは、お客さまの“自分らしい人生”に寄り添い、支えることで、ソニーグループが掲げる「感動」の提供に貢献し続ける想いを明確にしたものです。 また、グループ各社に共通する「想いに寄り添う。」「自分らしさを磨く。」「一歩前へ。」「フェアであり続ける。」の4つをOur Values(私たちの価値観)とするとともに、生きる土台である「健康寿命」、経済的な健全性である「資産寿命」、自分らしく生きる「感動寿命」の3つをOur Foundation(私たちの事業における礎)と定義しております。 Our Foundation(私たちの事業における礎)に据える「感動寿命」を中心とした3つの寿命を起点に、グループ社員一人ひとりがOur Values(私たちの価値観)を発揮することで、Our Vision(私たちのありたい姿)の実現を目指してまいります。 (2) 経営環境及び対処すべき課題 当社は、当社グループを取り巻く経営環境について、持続可能な社会の実現に向けた要請への取組み、人口減少・少子高齢化の進展や金融市場の不確実性増大への対応、超長寿時代の進展等を見据えて多様化するお客さまのニーズを踏まえた進化等が重要になるものと認識しております。加えて、保険業界全体として、業界におけるコンプライアンス上の課題が顕在化する中、信頼回復やコンプライアンス・ガバナンス強化への取組みの強化が期待されております。 このような経営環境の中、当社グループは、2026年度が2024年度を始期とする3カ年の中期経営計画の最終年度であると同時に、2027年度を始期とする新たな中期経営計画の策定年度であることを踏まえ、足下の計画を確実に実行しつつ、次なる成長ステージを見据えた戦略の策定と実装に精力的に取組んでまいります。上場後初の通期となる本年度は、資本市場をはじめとするステークホルダーからの説明責任を強く意識し、収益力の回復・強化と中長期的な成長基盤の再構築を同時に進めてまいります。 具体的には、トップラインの成長に沿ったボトムラインの成長を実現するため、生命保険事業においては、法人分野を中心とした販売戦略の強化等により、CSM(保険契約から将来にわたり見込まれる利益を表す指標)残高及び償却額の着実な積み上げを図り、グループ全体の利益成長を牽引してまいります。損害保険事業及び銀行事業においても、料率改定やスプレッド改善等を通じた質を伴う利益成長により、安定的な収益基盤の確立を目指してまいります。あわせて、グループ連携については、従前のクロスセル施策強化に加えて、デジタルプラットフォームの活用等を通じた本格的な実行フェーズへと移行し、具体的な成果の創出につなげてまいります。 また、営業・商品・資産運用を一体でマネジメントするERM(Enterprise Risk Management)経営への進化を加速いたします。顧客価値を起点に、資本・リスク・リターンのバランスを踏まえた全社的な戦略設計を行い、営業戦略において顧客セグメント別の提案力強化を図るとともに、商品開発において財務健全性を意識した商品ポートフォリオの最適化を進めてまいります。資産運用においては、市場環境の変化を踏まえたALM(資産・負債の総合管理)の高度化やオーバーヘッジ改善等により、収益機会の獲得と健全性の維持を両立してまいります。 更に、グループ全体の価値最大化に向け、持株会社機能の一層の強化に取組んでまいります。ガバナンス及び収益管理の高度化、資本・リスク管理の強化、AI等を活用した業務改革を進めるとともに、機動的な資本・財務戦略を通じて、成長投資及び中長期的な企業価値向上につなげてまいります。加えて、当社グループは、金融庁の『顧客本位の業務運営に関する原則』等の趣旨を踏まえ、取締役会等による監督機能の実効性向上、リスク管理・コンプライアンス・内部監査体制の充実、反社会的勢力排除及び個人情報保護を含む内部管理態勢の強化を継続し、経営品質の不断の向上に努めてまいります。 ソニー生命が公表した不適切事案については、持株会社としても重く受け止めており、グループガバナンスの観点から、全力をあげて再発防止策の実効性確保及びステークホルダーの皆さまからの信頼回復に取組んでまいります。 (3) 目標とする経営指標 当社は、2024年度を始期とする3カ年の中期経営計画目標として、以下に示す指標の達成を目指していくこととしております。グループERMの枠組みを活用し、資本・リスク・リターンのバランス及び最適化を図るとともに、資本効率の向上をグループ全体の経営に浸透させ、持続的な成長と中長期的な企業価値の最大化を目指してまいります。 なお、当社は、資本市場における国際的な財務情報の比較可能性の向上及び当社が重視する長期視点での経営に適した経営指標を示す観点から、従前より国際財務報告基準(以下「IFRS会計基準」)に基づく将来の目標値を開示しており、こうした経緯を踏まえ、2026年度第1四半期より会計基準を日本基準からIFRS会計基準へ変更いたします。 当社は、経営管理上の指標としてIFRS会計基準に基づく利益に一定の調整を加えた「IFRS 修正純利益」及びこれに基づく「IFRS 修正ROE」を使用しております。 経営指標   目標水準 IFRS 修正純利益 (注)1、2   <2026年度> 1,100億円 IFRS 修正ROE  (注)1、2   <2026年度> 10.0%以上 (注) 1.IFRS 修正純利益及びIFRS 修正ROEの定義は以下のとおりです。 IFRS 修正純利益   連結当期純利益 - 調整項目 調整項目 (全て税引後)   ソニー生命   投資損益のうち変額保険関連損益※1・為替差額(除くヘッジコスト相当分等※2) 保険金融損益のうち変額保険関連損益※3・為替差額 有価証券の売却損益 その他一過性の損益 当社、 ソニー損保、 ソニー銀行、 その他子会社   一過性の損益 IFRS 修正ROE   修正純利益÷純資産**期中平均純資産額(期首純資産+期末純資産)÷2 (※1) 変額保険・変額個人年金保険見合いで有する、純損益を通じて公正価値で測定する金融資産から生じるもの。 (※2) ヘッジポジションを保持するために必要な取引手数料・マージンコスト。純損益を通じて公正価値で測定するものとして指定(FVO指定)した債券から生じる当期の経過利息(期首金利に基づく)を含む。 (※3) 変額保険・変額個人年金保険に係る基礎となる項目の変動並びに金利及びその他金融リスクの変動による影響。 2.IFRS 修正純利益及びIFRS 修正ROEは一時的な損益の影響を含まないことから、事業の持続的な収益力を表すとともに、当社グループ全体の投資とそのリターンの循環による中長期での事業拡大をマネジメントの観点から確認することができると考えております。また、これらの経営指標はIFRS会計基準及び日本の会計基準に則った開示ではありませんが、当社はこれらの開示が投資家の皆様に有益な情報を提供すると考えております。なお、これらの経営指標は、日本の会計基準に則って開示される当社、ソニー生命、ソニー損保及びソニー銀行の経営成績を代替するものではなく、追加的なものとしてご参照ください。
事業等のリスク16,315字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社及び当社グループの事業その他に関し、経営者の判断において、留意が必要と考えるリスクは、以下のとおりです。その他のリスクを含む、リスク管理態勢の整備の状況については、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等」にて、記載しております。なお、本項における将来に関する事項は、別段の表示がない限り、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 当社では、中期的に最も注意が必要な当社グループのリスクを「トップリスク」として洗い出し、適切な管理に努めるとともに、今後の環境変化により当社グループ各社において重要となりうるリスク(エマージングリスクを含む)にも留意しております。 当社グループのトップリスクについては、以下のとおり認識しております。 ① 金融市場・信用・流動性 ・金融市場の急変(金利、信用環境等)や急激な景気後退によるグループ全体での資産価値の毀損、流動性の悪化など、健全性悪化への多大な影響 等 ② 保険引受・パンデミック・大規模災害(気候変動に起因するものを含む) ・パンデミック・大規模災害(気候変動によるものを含む)等の発生による業務中断、資産の毀損、保険料設定時の予測を超える保険金支払い等(オペレーショナルにも影響) ③ オペレーショナル・情報セキュリティ ・システム障害、(当社グループ及び委託先への)サイバー攻撃等による顧客情報の大量漏洩・業務中断 等 ④ コンダクト・コンプライアンス・企業風土 ・不正行為・社会慣行に反する行為及び法令違反による企業価値の毀損 等 ⑤ 規制環境・社会環境 ・社会環境変化への対応遅れ(AI等の新たな技術や消費者志向変化への対応遅延) 等 なお、当社では、ロシア・ウクライナ情勢、中東情勢、米中対立に関する当社グループへの影響について、以下のとおり評価しております。 ロシア・ウクライナ情勢及び中東情勢に関しては、当社グループの当該地域向けのエクスポージャーが限定的であることから、直接的な影響は、軽微なものとなっております。 米中間の経済安全保障上の摩擦に関しては、両国に所在している業務委託先(再委託先を含む)と当社グループの関係等において、現時点で大きな影響は生じておりません。 上記を含む様々な地政学的な緊張の高まりに起因する各種発生事象に関しては、金融市場の動揺や物価高による事業費の増加、投資先・与信先の信用力低下等が発生し、経営状況の悪化につながる可能性など、予断を許さない状況が続くと想定しておく必要があると認識しております。また、一部サービスの停止による企業イメージの悪化や業務委託先(再委託先を含む)の見直しに係る追加費用の発生などの間接的な影響を含め、以下に記載したリスクが顕在化する引き金となる可能性もあるものと留意しております。 1.事業に係るリスク (1) ソニー生命による個人向け生命保険の販売が当社グループの事業の大きな割合を占めていることによるリスク ソニー生命は、当社の他の子会社に比べ長い歴史があり、当社グループの収入及び利益の大きな割合を占めております。個人向け生命保険市場に影響を及ぼす要因には一般的に下記のようなものがあります。 ・日本における就業率及び世帯収入といった指標 ・他の貯蓄・投資商品の相対的な顧客訴求力 ・保険会社の財政状態や信頼性に対する一般的認識又は風評 ・長期的に日本の人口構成に影響を与える出生率、高齢化などの傾向 これらの変化やその他の要因により、個人向け生命保険の新規契約減少、保険契約の解約の増加、収益性悪化が起こり、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 (2) 経営計画等に関するリスク 当社グループは、経営計画の策定にあたり、市場環境、経営環境等に関する多くの前提を置いておりますが、経営計画を遂行する中で、策定時の前提どおりとならない場合や、経営計画に係る進捗状況の管理や対応が不十分である場合には、経営計画における目標を達成できず、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 (3) 責任準備金の積立不足に関するリスク 生命保険事業及び損害保険事業においては、保険業法及び保険業法施行規則に従い、将来の保険金・給付金の支払いに備えた責任準備金を積み立てております。これらの責任準備金は、保険契約の保障対象となる事象の起こる頻度や時期、保険金・給付金の支払額、保険料収入を原資に購入される資産の運用益の額など、多くの前提と見積もりに基づいて計算されております。これらの前提条件と見積もりは本質的に不確実なものであるため、最終的に保険金・給付金としてソニー生命及びソニー損保が支払うべき金額や支払時期、又は保険金・給付金の支払いより前に、保険契約債務に対応した資産が想定していた水準に達するかどうかを正確に判断することは困難です。保険契約の保障対象となる事象の頻度や時期及び支払う保険金の額などは、以下のようなコントロール困難な多くのリスクと不確実な要素に影響されます。 ・死亡率、疾病率、解約失効率、自動車事故率、事業費率など、計算の前提と見積もりの根拠となる傾向の変化 ・信頼に堪えるデータの入手可能性及びそのデータを正確に分析する能力 ・適切な料率・価格設定手法の選択と活用 ・法令上の基準、保険金査定方法、医療費及び自動車修理費用水準の変化 当社グループの実績が、計算の前提条件や見積もりよりも大きく悪化した場合などには、責任準備金の積立が不足する可能性があります。また、責任準備金の積立水準に関するガイドラインや基準などに変更があった場合には、より厳しい計算の前提や見積もり、又は保険数理計算に基づいて責任準備金の積増しが必要となる可能性があります。これら責任準備金の引当額の増加は、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 なお、ソニー生命及びソニー損保では、適切なリスクの分散などの観点から、再保険を活用しております。再保険に係るリスクに関しては、保有・出再方針に基づき、保有限度額を超過する引受リスクが適切にカバーされているか等の管理を行っておりますが、出再先のカウンターパーティリスクの顕在化などにより、再保険金を回収できない可能性があります。 (4) 医療技術等の進歩に関するリスク 保険事業においては、がん診断技術や遺伝子診断技術など、医療に関する技術が革新的に進歩することにより、相対的にリスクの高い顧客の加入傾向が高まる逆選択加入のリスクが増加するなど、保険金等の支払いが増大する可能性があります。 このような事態は、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 (5) 人材の確保・育成に関するリスク 当社グループは、ソニー生命のライフプランナー(営業社員)をはじめ多数の従業員を雇用しており、有能な人材の維持・確保及び育成に努めております。 一方で、人事労務管理やダイバーシティへの対応等が不十分であることに起因して離職率が増加した場合は、十分な人材の維持・確保及び育成ができなくなることも考えられます。このような事態は、当社グループの業務運営や、業績及び財務基盤に悪影響を与える可能性があります。 (6) 株価変動に係るリスク 株式相場の下落により有価証券の評価損若しくは売却損が発生し、又は有価証券の売却益若しくは未実現利益が減少する可能性、あるいは、最低保証に関する責任準備金の積立が増加するリスクがあり、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 ソニーフィナンシャルベンチャーズでは、未上場の株式等を裏付資産とするファンドに投資をしております。未上場株式には、上場株式と同様のリスクがあるだけでなく、流動性が低く、適時の換金が困難であること、大企業に比べて、経営の安定性が低いこと等のリスクがあります。 (7) 金利変動に係るリスク 当社グループでは、各事業の負債の状況に鑑み、運用資産を適切に管理するため、資産・負債管理(以下「ALM」)を行っております。当社グループのALMは、長期的な資産負債のバランスを考慮しながら、安定的な収益の確保を図ることを目的としております。特に、ソニー生命においては、通常、契約者に対して負う債務の期間が、運用資産よりも長期であるため、ALMはより難しいものとなっております。ソニー生命では、長期の債券への投資を増やすことにより、金利環境の変化に応じたALMを行っております。しかし、当社グループがALMを適切に実行できなかった場合、又は市場環境が当社グループのALMによって対処しうる程度を超えて大きく変動した場合には、業績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。たとえば、ソニー生命は契約者にお支払いいただいた保険料の一部を、将来の保険金等の支払いに備えて責任準備金として積み立てており、この責任準備金は一定の利率により毎年運用されることを前提としております(この利率のことを「予定利率(責任準備金計算用)」という)。 金利低下局面(マイナス金利を含む)においては、投資利回りの低下により投資ポートフォリオからの収益が減少し、予定利率(責任準備金計算用)の設定に際して想定した収益を充足できず、逆ざやが発生・拡大する可能性があります。 金利上昇局面においては、投資利回りの上昇により投資ポートフォリオからの収益が増加する一方で、保険契約者が他の高利回りの投資商品を選好する結果、保険契約の解約率も上昇する可能性があります。また、金利の変動により、保有資産のうち固定利付債券について評価損が発生し、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ソニー損保の終身医療保険に関して、上述のソニー生命と同様のリスクがあります。 ソニー銀行の資金運用収益は、貸出金や債券の利息収入が大きな部分を占めております。今後、金利の上昇が続き、預金利息の金利の上昇が債券投資やその他の運用から得られる利回りの上昇を上回った場合、業績に対し悪影響を与えることがあります。また、金利の予想外の変動が、ソニー銀行が保有する固定利付債券の時価や金利デリバティブ商品の損益に悪影響を与えることがあります。更に、ソニー銀行の住宅ローンにおいても、金利が上昇することにより、借入需要が減少することが考えられます。 (8) その他の投資ポートフォリオに係るリスク 安定した投資収益を確保するため、当社グループでは内外公社債、国内株式、貸付金、不動産など、様々な投資資産を保有しております。金利及び株価変動リスクに加え、当社グループの投資ポートフォリオは、下記に掲げる様々なリスクに晒されており、そのようなリスクが業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・為替リスク:ソニー生命及びソニー銀行が保有する有価証券には外貨建のものが含まれております。ソニー生命の外貨建保険については、同一通貨建ての有価証券などで運用すること等により、為替ヘッジを行っておりますが、そのヘッジが効果的である保証はありません。また、資産運用の一環として、為替ヘッジをせずに外貨建の有価証券に投資することがあります。ソニー銀行は、外貨預金から発生する外貨建の負債に関するリスクは、当該通貨に見合う形で外貨建資産を保有することで、為替ヘッジを行っております。また、それ以外の外貨建債券の大部分についても為替ヘッジを行っておりますが、そのヘッジが効果的である保証はありません。これらの外貨建投資により、また、ソニー銀行が投資活動の一環として保有しているデリバティブ商品に係る為替リスクにより、為替レートの動向によっては、業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・信用リスク:保有債券の発行体について格付けの引下げがなされるなど信用力が低下し、当社グループの保有債券の市場価格に悪影響を及ぼし、その結果、有価証券の評価損が発生し、有価証券の売却益が減少し若しくは売却損が発生し、又は未実現利益が減少する可能性があります。また、保有債券の発行体による元利金の支払いが債務不履行となる可能性もあります。更に、市場リスクをヘッジするために行っている金利スワップ、通貨スワップ、為替先物、株式指数オプションなどのデリバティブ取引についても、カウンターパーティリスクがあります。当社グループの保有債券の発行体の信用力が低下し、かかる債券の元利支払いについて債務不履行が生じた場合、又はデリバティブ取引上のカウンターパーティの義務について債務不履行が生じた場合には、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 ・不動産投資リスク:不動産関連収益は、様々な要因によって発生する不動産価格及び賃貸料の低下や空室率の上昇などにより減少する可能性があります。 (9) 流動性リスク 当社グループは、生命保険事業及び損害保険事業における保険金、給付金及び解約返戻金の支払い並びにその他の支払いや、銀行事業における預金の引き出しに備え、流動性を確保する必要がありますが、当社グループでは、それぞれの事業の特性に応じて、適切な流動性の管理に努めております。また、当社グループでは多額の流動性資産を保有しておりますが、一方で貸付金や不動産、未上場株式などのように、流動性が低い資産や、ほとんど流動性がない資産も保有しております。当社グループ各社において、たとえば想定外の保険契約の解約が起こった場合、又は金融市場の混乱や自然災害が起こった場合などで、急遽多額の現金支出が必要となった場合には、各社の流動性が不足する部分について、それらの資産を不利な条件で売却せざるを得ないこともありえます。このような事態は、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 (10) 財務基盤の悪化に関するリスク 当社グループ各社の競争上の優位性を確保するにあたり、財務基盤は重要な要素となります。規制で定める財務基盤を測る業界共通の指標として、ソニー生命及びソニー損保が属する保険業界ではソルベンシー・マージン比率、ソニー銀行が属する銀行業界では自己資本比率が普及しております。グループ連結ベースでは、当社グループ各社と同様に、金融持株会社としての規制で定める健全性指標と、当社グループが収益・リスク・資本のバランスに配慮した経営判断を行ううえでの重要指標のひとつとして活用しているグループ連結ESRが該当します。いずれの健全性指標も、金利急騰などの金融市場変動や信用リスクの顕在化、大規模災害の発生などが起きた場合には、当社グループ及び当社グループ各社の上述指標が著しく低下する可能性があるとともに、規制で定める指標に関しては、低下に起因して早期是正措置が発動することで、金融庁長官から業務の全部又は一部停止等を含む様々な命令を受けるなど、当社グループの事業に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、当社、ソニー生命及びソニー銀行は、格付会社より格付けを取得しており、当社グループの収益性や財務基盤の悪化により格付けが引き下げられ、当社グループの事業や資金調達の条件などに悪影響を及ぼす可能性があります。 (11) 事務リスク 当社グループの事業においては、以下のものを含む様々な事務プロセスが行われております。 ・保険料の請求及び保険金・給付金、解約金等の支払いを含む、当社グループの保険契約の管理 ・当社グループの銀行事業における貸付金及び預金の管理・回収など、銀行間取引の管理及び実行 ・有価証券への投資並びにデリバティブ取引、為替取引及びその他の取引の実行を含む、当社グループの投資ポートフォリオの管理 ・資金決済 当社グループの事業には、当社グループの内部的な事務プロセスに係る過失、不正行為、機能不良などの問題によって損失を被る事務リスクが伴います。事務リスクを特定し管理する取組みの一環として、当社グループは大量かつ増加しつづける様々な取引及び事象を正確に記録し、検証する手続を構築し、実行しなければなりません。当社グループの事務リスク管理が失敗した場合又は有効でなかった場合などにおいて、上記事務プロセスの適切な実行に影響を与える重大な過失、不正行為、機能不良などの問題が生じたときは、当社グループが損失を被り、それにより業績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 (12) システムリスク、情報セキュリティリスク 当社グループが保有している情報システム及び外部委託先の情報システムには、インターネットを利用したマーケティング販売チャネル、ポートフォリオ・マネジメント・ツール、保険契約管理や預金・貸出金管理、カード決済/クレジット決済、統計データ、個人情報を扱うバックオフィスシステムなどがあります。顧客からの申込受付・支払いその他の取引などを適切に処理できない場合を含め、サイバー攻撃等によるインターネットやシステムの障害・停止、システム企画・開発・運用が不十分なこと等を原因とする直接・間接のコストの発生は、業務に重大な影響を与える可能性があります。そのような事態は、業務の遅延による顧客の不満、ひいては行政処分、損害賠償訴訟などにつながり、当社グループのイメージの悪化、収入・手数料その他の事業機会の減少をもたらす可能性があります。当社グループや外部委託先、提携先のITその他のシステムは、下記のような様々な障害により影響を受ける可能性があります。 ・ネットワークやシステムアーキテクチャにおける欠陥及び誤動作を含む、ハードウェア・ソフトウェアの欠陥及び誤動作 ・想定を超えた利用量 ・事故・火災・自然災害 ・停電 ・サイバー攻撃、人為的な過失、サボタージュ、ハッキング・破壊活動など ・マルウェア、コンピューターウイルス また、近年急速に発展しているフロンティアAIの影響により、サイバー攻撃における脆弱性の発見から攻撃に至るまでの期間の短縮や、攻撃の迅速化・大規模化が進むことで、当社グループの情報システム及び外部委託先の情報システムに対する脅威が高まる可能性があります。これにより、従来の防御策や運用では十分に追随できない場合、不正アクセス、情報漏えい、サービス停止その他の事象が発生し、当社グループの業務運営、信用及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、こうしたリスクを認識し、監督当局の要請も踏まえつつ、脆弱性管理、パッチ適用、監視対応その他のセキュリティ対策及び管理態勢の強化を進め、リスクの軽減に取組んでおりますが、今後の技術動向や脅威の変化によっては、十分に影響を低減できない可能性があります。 (13) 重要な業務の外部委託先に係るリスク 当社グループは、下記のような業務を第三者に委託しております。 ・主要な情報システムの開発・保守・運用 ・カスタマーセンターの電話・情報管理システムの開発・保守・運用 ・顧客・株主向け各種変更通知などの印刷・発送 ・ソニー生命の保険事務関連書類のデータエントリー ・ソニー損保の契約者が事故にあった場合のロードサービス、損害調査サービス ・ソニー銀行の口座保有者に対するATMサービス ・ソニー銀行のカードローンに関する借入人の信用評価と保証サービス ・文書保管 ・その他バックオフィス業務 これらの業務に関し、外部委託先が効率的にかつ合理的なコストで業務を継続し、当社グループの事業の拡大にあわせて適切に業務を拡大できるという保証はありません。システム停止や処理能力超過、地政学リスクの顕在化などによりこれらのサービスが停止した場合、当社グループが顧客に対しサービスを提供できないこととなり、当社グループのイメージに悪影響を及ぼす可能性があります。更に、当社グループはかかるサービスの代替手段を速やかにかつ合理的なコストで導入することができない可能性があり、その場合、追加的な費用が発生する可能性があります。これらの理由により、かかるサービスの停止が当社グループの事業及び業績に悪影響を与える可能性があります。 (14) 個人情報漏えいに関するリスク 当社グループは、外部委託先に委託しているものも含め、オンラインサービス及び集中的なデータ管理を広範囲で活用していることから、安全な機密情報の維持・伝達が重要となっております。顧客・株主情報の紛失・漏えい、盗難、当社グループあるいは外部委託先、提携先のITその他のシステムにおけるセキュリティ侵害が起こらない保証はありません。当社グループが個人情報を紛失した場合や、第三者が当社グループ、提携先、外部委託先などのネットワークセキュリティを破り顧客・株主の個人情報を不正利用した場合などには、当社グループに対し訴訟を提起される可能性があり、また企業イメージが悪化する可能性があります。当社グループの役職員による顧客・株主情報の紛失、漏えい、不正利用についても同様です。顧客・株主情報の紛失、漏えい、不正利用、その他セキュリティの侵害は、当社グループの信頼性の低下につながり、事業及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (15) 従業員、代理店、第三者の供給業者又は顧客の不正により損失を被るリスク 従業員、代理店、第三者の供給業者又は顧客による詐欺やその他の不正、たとえば、違法な販売活動、なりすまし犯罪、個人情報の紛失などにより損失を被るリスクがあります。特に、ソニー生命のライフプランナーや代理店、並びにソニー銀行の銀行代理業者はそれぞれ相当程度の裁量をもって活動しており、顧客と直接の関係を持ち、その個人的・経済的情報を知りうる立場にあります。 また、顧客も、口座の不正利用(マネーロンダリング含む)や口座開設における虚偽の個人情報の申告など、詐欺的行為を行う可能性があります。コンプライアンス態勢の整備に万全を期していても、こうした詐欺的行為は事前に防止又は察知することが極めて困難な場合があります。またその損失を回復することも容易ではありません。これらの行為により、当社グループのイメージが大きく悪化し、多大な法的責任を負う可能性があり、また行政処分の対象となる可能性があります。 ソニー生命のライフプランナーや代理店等は、個人的・経済的情報も含め、その知り得た情報を悪用し、当社グループの業務とは関連しない投資商品を紹介する、あるいは個人的な金銭の貸借に及んでしまう等の不適切な行為を行う可能性があります。その場合、ライフプランナー等のイメージが悪化し、当社グループに関するネガティブな情報が流布される、あるいは損害賠償訴訟などに繋がる等、当社グループの社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。 なお、ソニー生命が2026年4月24日に公表したとおり、ソニー生命の専属代理店(プレミア・エージェンシー)並びに同社営業社員及び同社元営業社員による金銭に関わる不適切な行為が発覚しており、現在、同社では、同社専属代理店及び同社営業社員が担当しているお客さまのご契約状況や金銭に関する不審な点がないかの確認を開始しております。不適切な行為が確認されたお客さまに対しては、お客さまの保護とソニー生命の社会的責任に鑑み、個々の状況を慎重に検討し、弁護士等外部の専門家の見解を確認したうえで、真摯に対応を検討してまいります。更に、ソニー生命では不正事案の未然防止・早期発見に向けた更なる強化に向けて、2026年10月以降、お客さまのご契約を担当する営業社員に加え、本社からお客さまへの直接コンタクトを強化するなどの取組を進めております。 (16) 先端技術やSNS等に起因して不適切事象が発生するリスク 情報通信技術の変化の勢いは加速し続け、クラウドコンピューティングやブロックチェーン、人工知能(生成AIを含む)等の先端技術は、大きな機会を提供するだけでなく、同時に新しいリスクを生み出しております。 当社では、先端技術やSNS等に関しては慎重に管理するようにしておりますが、下記の要因等により、当社の業務運営や業績等に悪影響が及ぶ可能性があります。 ・先端技術の誤作動や不備等による事務事故 ・生成AI等の先端技術の悪意のある利用 ・当社の経営状況等に関するフェイクニュースの流布(SNSでの拡散を含む) (17) 法令違反に関するリスク 当社グループの事業はいずれも、厳格な法的規制及び監督を受けております。そのため、法令違反などが発生した場合、当社グループの各社が、罰金、課徴金、業務改善命令、業務停止命令、許認可の取消し等の処分を受ける可能性があります。 特に、保険業法及び銀行法等に基づく下記の許認可等は、当社グループの主要な事業活動の前提であり、当該免許に期限はなく、本書提出日現在、当該許認可等が取消しとなるような事由の発生は認識しておりませんが、将来において免許が取り消される等の事態が生じた場合には、その会社は事業の継続が出来なくなり、当社グループの経営成績や財政状態に悪影響を与える可能性があります。 [当社グループが受けている主な許認可等] 許認可等の名称   根拠条文   会社名   有効期限   許認可等の取消事由等 保険持株会社の認可   保険業法第271条の18第1項   当社   なし   同法第271条の30第1項 銀行持株会社の認可   銀行法第52条の17第1項    当社   なし   同法第52条の34第1項 生命保険業の免許   保険業法第3条第4項   ソニー生命   なし   同法第132条第1項、第133条、第134条 損害保険業の免許   保険業法第3条第5項   ソニー損保   なし   同法第132条第1項、第133条、第134条 銀行業の免許   銀行法第4条第1項   ソニー銀行   なし   同法第26条第1項、第27条、第28条 また、当社グループの各社は共通のブランドを用いて事業を行っているため、ある事業において法令違反などが発生した場合には、当社グループの事業全体に悪影響を及ぼす可能性があります。 (18) 訴訟等に関するリスク 当社グループは、保険事業・銀行事業を中心に各種金融サービスを提供しておりますが、これらの業務遂行の過程で、当社グループに対し、顧客等から訴訟その他の法的手続を提起又は開始される可能性があります。また、人権侵害を含む人事労務管理や安全衛生管理の不備等に起因して、当社グループの従業員から訴訟等を提起される可能性もあります。 当社グループに対し訴訟等を提起された場合、その結果によっては、当社グループの企業イメージや、事業及び業績に悪影響を与える可能性があります。 (19) リスク管理方針及びリスク管理マニュアルが予期せざるリスクに対し適正に機能しないリスク 当社グループのリスク管理は、流動性リスク及び投資活動に関連したその他のリスクに加え、事務リスク、システムリスク、情報セキュリティリスク、保険引受リスク、リーガルリスク、内部不正リスク、風評リスク、事業継続リスク及び気候変動リスクなどを含めた一連のリスクに対処することを企図しております。しかし、当社グループが商品やサービスを多様化し、顧客基盤を拡充するに伴い、これらのリスクを管理するために必要なシステム及びリスク管理の改善を行うことが困難となる可能性があります。リスク管理方針及びリスク管理マニュアル等は、事業に伴う様々なリスクに関連した損失防止に有効でない可能性があります。 これらの方針やマニュアル等が有効に機能しない場合には、当社グループの業績に多大な悪影響を及ぼし、損失を生じさせる可能性があります。 (20) ヘッジ全般に関するリスク 当社グループでは、経営の安定性を高めるため、上述した観点以外でも、適宜リスクヘッジを実施しております。 再保険を含むリスクヘッジの実施に際しては、企図した効果が得られるように留意しておりますが、想定通りの効果が得られる保証はなく、結果として、(機会)損失の発生・拡大につながってしまう可能性があります。 また、想定した通りのヘッジ効果が得られた場合でも、異なる方法で評価すると、損失の発生・拡大につながっているという可能性もあります。たとえば、EVなど、経済価値ベースの企業価値の変動をヘッジした場合、企業会計に基づく期間利益の変動が大きくなる可能性があります。 (21) IFRS会計基準の適用に関するリスク 当社は、2027年3月期からグループ連結ベースの会計基準にIFRS会計基準を任意適用しますが、適用時には、当社グループの業績等の実体に変動がない場合であっても、収益の認識、資産・負債の評価など各種会計処理方法が変更されることに伴い、当社グループの業務運営や財務状況、ソルベンシー・マージン比率、自己資本比率に悪影響を及ぼす可能性があります。 (22) 新規事業への参入等に係るリスク 当社は、既存事業に加え、グループ一体での新たな価値提供やM&Aを含む成長投資、新規領域への進出等により、更なる成長を目指しております。一方で、これらを進めるにあたっては、そのリスクや妥当性を十分に検討しておりますが、法制度の変更や金融経済環境の変化、出資先の業務遂行に支障をきたす事態が生じた場合等には、期待されるサービス提供や十分な収益を確保できない可能性があります。 なお、ソニー銀行において、米ドル建ステーブルコインの発行・管理等の事業化に向けて、米国における信託子会社の設立について検討を進めており、現在その準備を行っております。米国における関連規制やライセンス要件等に基づき、商品・サービスの開発・提供を検討しておりますが、制度環境の不確実性や事業開始後における事業者の採用、顧客の利用が想定通りに進まない場合等は、計画の変更、遅延又は中止を余儀なくされる可能性があります。その他、システム障害、不正利用、第三者による攻撃等が発生した場合には、顧客の信頼及び当社グループのブランド価値に悪影響を及ぼすおそれがあります。 2.業界に係るリスク (1) 競争状況に関するリスク 金融業界は、AIをはじめとする新たな技術の進展や規制緩和等に伴い、異業種による金融サービス事業への参入が続いており、今後も競争環境は益々厳しさを増す可能性があります。 ・保険事業について 生命保険業界においては、伝統的な保険会社に加え、インターネットのみで生命保険を販売する会社のほか、外資系の競業他社及び全国共済農業協同組合連合会、全国労働者共済生活協同組合連合会、日本生活協同組合連合会なども同様の生命保険商品を提供しており、競合関係にあります。 損害保険業界においては、代理店を通して契約を獲得する従来型の保険会社に加え、ソニー損保のようにインターネット等によるダイレクトマーケティングによって保険を販売している保険会社とも競合しております。 保険業界において、競合他社の有する優位性には以下が含まれます。 ・資本力と財務格付け ・ブランド力 ・他の金融機関との提携などによる強力なマーケティング、販売ネットワーク ・価格優位性 ・顧客基盤 ・幅広い商品及びサービス ・多様な販売チャネル また、AIなどを応用した魅力的な商品・サービスの開発により、競合他社が今後より高い競争力を備える可能性もあります。 ・銀行事業について ソニー銀行は個人向けの資産管理及び融資業務の提供に注力しており、都市銀行をはじめとする既存金融機関に加え、ノンバンクや既存証券会社、ネット証券のほか、外国為替証拠金取引業者とも競合しております。ソニー銀行の顧客との主たる接点はインターネットであり、取引を対面で行うことができる金融機関を選好する顧客にはアピールしづらい可能性があります。 また、FinTech企業等が新規技術を活用して銀行業やその他の金融サービス事業に新たに参入するような場合には、競争が更に激化する可能性があります。 こうしたわが国の金融サービス市場における競争の激化により、当社グループの事業及び業績が悪影響を受ける可能性があります。 (2) 顧客・人口動態の変化によるリスク ・生命保険事業について 生命保険市場は、少子高齢化の進展や労働力人口の減少等により、将来的には新契約高や保有契約高が減少する可能性があります。ソニー生命の商品開発及びマーケティングは、中期的には比較的安定的に推移すると見込まれている30歳代から40歳代の顧客を主たるターゲットとしておりますが、総人口の減少など人口動態の変化が、当社グループの事業及び業績に想定外の悪影響を及ぼす可能性があります。 ・損害保険事業について ソニー損保の主たる商品である自動車保険の市場は、横ばい傾向にあります。これは国内の新車登録台数の増加が安定しないことや、軽自動車など比較的安価な車両が保有契約台数に占める割合が増えていること等が要因と考えられます。ソニー損保やその他のダイレクト損保会社は、マーケットシェアを伸ばしておりますが、ソニー損保の戦略は、ダイレクト損保会社が市場全体において更にマーケットシェアを拡大し続けることを前提としております。たとえば、顧客が、ダイレクト損保会社一般について、ダイレクト損保会社以外の競合他社よりも信頼性、又はサービスの水準が低いと考える場合、ダイレクト損保会社のマーケットシェアが伸び悩み、当社グループの業績に悪影響を与えます。 ・銀行事業について ソニー銀行の顧客との主たる接点はインターネットです。当社グループが銀行事業において成長を持続できるか否かは、インターネット専業の金融機関によるインターネットなどを利用した銀行サービス及び金融商品仲介サービスがこれまでのように支持されていくかどうかによります。情報セキュリティ上の懸念、又はその他の理由によってインターネットの利用度が低下した場合、あるいは顧客が取引を対面で行うことができる金融機関への選好を示した場合は、インターネットなどを利用した銀行サービス及び金融商品仲介サービスに対する需要が期待どおりに成長しない可能性があります。インターネットなどを利用した銀行サービス及び金融商品仲介サービスが継続的に成長しない場合、又は成長率が低下した場合には、当社グループの成長見通し及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3) 個人向け金融サービス市場における技術などの進歩に対応できないリスク 個人向け金融市場は現在急速な技術的変化に晒されており、顧客の要求の変化、新商品・サービス導入の早期化、業界基準の変化などが見られます。インターネットやダイレクトマーケティングチャネルを効率的に利用できることは当社グループの成長の鍵であり、将来の成功は、適時かつ費用効率のよい態様による一部既存サービスの促進、新サービスの開発に依存しております。こうした技術的変化や顧客の要求の変化、業界基準の変化に対応できない場合、対応策への投資が費用効率の悪いものとなった場合、当社グループの事業や成長見通し、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4) 法規制の変更等によるリスク わが国の金融サービス業界においては、規制緩和が進展しておりますが、当社グループの生命保険事業、損害保険事業、銀行事業は、それぞれ異なる規制に服しており、それぞれが独立して業務を遂行することが一般的に求められております。 法規制、会計制度、税制、慣例、金融・財政その他の政策等の将来における変更や新設・廃止と、それが当社グループの事業に与える影響は予測が不可能であり、当社がコントロールしうるものではありません。その内容によっては、当社グループの事業の制限や追加的な態勢整備コストが発生するなど、当社グループの業務運営や、業績及び財務基盤に悪影響を与える可能性があります。 (5) 生命保険契約者保護機構の負担金に係るリスク 生命保険契約者保護機構は、保険業法に基づき、生命保険会社が破綻した場合の保険契約者の保護の充実を目的に設立・事業開始された法人であり、ソニー生命を含む国内で事業を行う全ての生命保険会社が同機構に会員として加入のうえ、同機構への負担金の支払い義務を負っております。 国内の他の生命保険会社と比較して、ソニー生命の保険料収入及び責任準備金が増加する場合、ソニー生命へ割り当てられる負担金が増加する可能性があります。また、国内の他の生命保険会社が破綻した場合や、同機構定款の変更により負担金に関する条文等が変更される場合には、ソニー生命は同機構に対して追加的な負担を求められる可能性があります。これらの負担金の増加は、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 (6) パンデミック・大規模災害に関するリスク(気候変動に起因するものを含む) ソニー損保は、天候の異変などにより自動車保険、火災保険において予測不能な損失を被る可能性があります。 ソニー生命も、感染症などの疫病が発生した場合の保険金等の支払い、地震、津波その他地域的な災害が人口密集地域に発生した場合に多額の保険金等の支払いが発生するリスクに晒されております。各保険子会社は、保険業法上の基準や業界の慣行、会計基準に則った危険準備金、又は異常危険準備金を積み立てておりますが、これらの準備金が実際の保険金等の支払いに十分でない可能性があります。 また、ソニー銀行も、大規模災害の発生に伴う経済情勢の悪化による貸倒れや、担保価値の下落などから貸倒引当金の積増しが必要となることなどにより、与信関連コストが増加する場合があります。 更に、物理的な損害などにより当社グループの業務が滞る可能性もあり、当社グループがこれらのリスクに適切に対応できなかった場合には、業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 なお、上述のパンデミックや大規模災害については、平均気温の上昇による激甚災害や感染症・熱中症の増加など、気候変動に起因するものも含まれます。世界的に気候変動問題への対策が加速する中、当社グループにおいても対応を進めておりますが、当社グループを含む世界的な取組みが奏功しない場合には、当社グループの業務運営や、業績及び財務基盤に悪影響を及ぼす可能性があります。具体的には、上述の気候変動起因の大規模災害等に伴う影響に加えて、炭素税導入や気候変動に係る政策・規制の強化等への対応が不十分な投資先・与信先の資産価値の下落等の影響が考えられます。また、気候変動に係る取組みへの関心が高まるなかで、当社グループの取組みやその開示が不十分とみなされた場合には、社会的な批判の高まりにより、当社グループの事業や資金調達の条件などに悪影響を及ぼす可能性があります。 3.持株会社としてのリスク 当社は金融持株会社であり、収入の大部分は当社が直接保有している子会社からの配当となっております。一定の状況下では、保険業法、銀行法及び会社法上の規制などにより、子会社が当社に支払うことができる配当の金額が制限される場合や、子会社が十分な利益を計上することができず、当社に対して配当を支払えない状況が生じる場合があります。 また、金融持株会社として当社が上述規制などにより配当を含む株主還元が制限される場合や、グループ連結ESRをはじめとした各種経営指標の悪化等により株主還元方針の見直しを要する場合があります。 これらが生じた場合などには、当社はその株主に対して想定していた株主還元ができなくなる可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況について、重要な影響を与えた事象や要因を経営者の立場から分析し、説明した内容は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 財政状態及び経営成績の状況 (ⅰ)重要な会計方針及び見積 当社グループの連結財務諸表はわが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しています。その作成は経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積及び予測を必要とします。経営者は、これらの見積について過去の実績などを勘案し合理的に判断しておりますが、結果としてこのような見積と実績が異なる場合があります。 当社グループでは、特に以下の重要な会計方針の適用が、その作成において使用される見積及び予測により、当社グループの連結財務諸表の作成に大きな影響を及ぼすと考えています。 ① 金融商品の時価の算定方法 有価証券の一部及びデリバティブ取引は、時価法に基づいて評価しております。時価は、原則として市場価格に基づいて算定しておりますが、市場価格がない場合には外部の専門家が算定した時価を用いて評価を行う等、合理的に算定された価額によっております。時価の算定方法については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(金融商品関係)、(デリバティブ取引関係)」に記載しております。 経営者は、金融商品の時価の評価は合理的であると判断しております。ただし、株式市場の悪化など、将来の金融市場の状況によっては、認識される時価の金額に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ② 有価証券の減損処理 売買目的有価証券以外の有価証券について、時価若しくは実質価額が取得価額に比べて著しく下落した場合、回復する見込みがあると認められるものを除き、減損処理を行っております。回復可能性の評価にあたっては、金融市場の状況や投資先の事業計画等が実行可能で合理的であるかどうかを勘案しております。なお、減損処理に係る合理的な基準は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(金融商品関係)、(有価証券関係)」に記載しております。 経営者は、減損損失の認識に関する判断及び実質価額の見積は合理的であると判断しています。ただし、将来の金融市場の状況や、投資先の事業計画の達成状況によっては、多額の有価証券評価損を計上する可能性があります。 ③ 繰延税金資産の回収可能性の評価 税務上の繰越欠損金、税額控除及び将来減算一時差異のうち、将来の税金負担額を軽減する効果を有すると判断したものに限り繰延税金資産を認識しています。繰延税金資産の回収可能性は毎連結会計年度末日に見直し、将来の税金負担額を軽減する効果が見込めないと判断される部分について取り崩しています。 経営者は、繰延税金資産の回収可能性の判断に際しては、将来の税金負担額を軽減する効果を有するかどうかを判断しております。ただし、繰延税金資産の回収可能性は、主に将来の課税所得の見積に依存するため、将来において当社グループをとりまく環境に大きな変化があった場合など、その見積額が変動した場合は、繰延税金資産の金額が変動する可能性があります。 ④ 貸倒引当金の計上基準 当社グループは、債権の貸倒による損失に備えるため、資産の自己査定基準に基づき、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおり、債権の回収不能時に発生する損失の見積額又は過去の一定期間における貸倒実績から算出した貸倒実績率などを債権額に乗じた額について貸倒引当金を計上しています。 経営者は、債権の査定にあたり行っている評価は合理的であり、貸倒引当金は十分に計上され、債権が回収可能な額として計上されていると判断しております。ただし将来、債務者の財務状況が悪化し支払能力が低下した場合には、引当金の追加計上又は貸倒損失が発生する可能性があります。 ⑤ 責任準備金 責任準備金は、保有する契約から将来発生が予測される債務に見合う額が引き当てられており、これらの債務は将来の死亡率、罹患率、契約脱退率及び資産運用利回りなどの予測にもとづいております。積立方法は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 責任準備金の見積に使用されるこれら基礎率は、保険子会社の実績あるいは保険数理上の種々の統計表に拠っています。 経営者は、責任準備金が健全な保険数理に基づいて適正に積み立てられていると判断しています。ただし、保険数理計算に使用される基礎率は合理的であると考えておりますが、実際の結果が著しく異なる場合、あるいは基礎率を変更する必要がある場合には、責任準備金の金額に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 支払備金 保険契約に基づいて支払義務が発生した、あるいは発生したと認められる保険金などについて、未払金を見積り、支払備金として積み立てています。 経営者は、支払備金は適正に積み立てられていると判断しています。ただし、物価や裁判例などの動向、見積に影響する新たな事実の発生などによって、支払備金の計上額が当初の必要見積額から変動する可能性があります。 ⑦ 有形固定資産及びのれんを含む無形資産の減損処理 有形固定資産、のれん及び無形資産については、減損している可能性を示す兆候があるか否かを判定し、減損の兆候が存在する場合には当該資産の回収可能価額に基づき減損テストを実施しております。資産の回収可能価額は、資産又は資産グループの時価から処分費用見込み額を控除した正味売却価額と使用価値のいずれか大きい方としており、資産又は資産グループの帳簿価額が回収可能価額を超過する場合には、回収可能価額まで減額し、減損損失を認識しております。使用価値の算定に際しては、資産の耐用年数や将来キャッシュ・フロー、成長率、割引率等について一定の仮定を用いており、これらの仮定は過去の実績や経営陣により承認された事業計画、事業計画策定後の経営環境の変化による将来の収益性の変動を考慮した最善の見積と判断により決定しております。 経営者は、減損の兆候及び減損損失の認識に関する判断、資産の回収可能価額に関する評価は合理的であると判断しています。ただし、事業戦略の変更や市場環境の変化等の影響を受け、見積の仮定の変更が必要となった場合、認識される減損損失の金額に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (ⅱ)事業全体の状況 当連結会計年度(2025年4月1日~2026年3月31日)における日本経済は、緩やかな回復傾向で推移しました。年度初めに、相互関税や自動車関税など米国政府による関税引き上げ政策が発動し、自動車業を中心に日本企業の収益が下押しされました。ただし、各業界・企業のサプライチェーン対応や7月の日米合意による当初関税引き上げ幅の縮小などにより、収益の深刻な悪化は回避され、製造業による国内生産や輸出などの事業活動も維持されました。その結果、国内での省力化・デジタル化に向けた設備投資は増加傾向で推移しました。一方、コメなど食料品価格の上昇による生活費の高騰により、実質賃金の低迷が続いたため、個人消費は力強さに欠ける動きとなり、景気回復の重しとなりました。年度末には、中東情勢の悪化を受けて原油価格が急騰しており、今後、輸入インフレ圧力の強まりによる企業収益や家計所得の悪化、世界のサプライチェーン混乱による世界経済の下振れが懸念されます。 債券市場は、日本銀行の金融政策や日本・米国両政府の政策動向による影響を受けました。年度初めに、米国政府による関税引き上げ策の発動によって景気後退リスクが高まり、日銀の追加利上げ観測が後退し、長期金利は1.1%台まで急低下しました。その後、米中交渉などから米国の関税政策に対する悲観的な見方が後退し、長期金利も上昇傾向に戻りました。その後、10月に自民党総裁選で積極財政を主張する高市早苗候補が勝利して新首相に就任したことを受け、債券市場では中長期的なインフレ上振れや円安観測が高まって長期金利が押し上げられ、12月には2%を上回りました。1月には衆議院・解散総選挙における各政党の公約などから財政拡大・インフレ上振れ観測が高まり、長期金利は約27年ぶりとなる2.4%弱を記録しました。選挙後、長期金利の上昇はいったん一服しましたが、3月の中東情勢悪化を受けて再び上昇基調を強め、2.4%付近に戻りました。 外国為替市場では、日本・米国両政府の政策動向が為替レートに影響しました。年度初めは米国の関税政策発動による景気後退懸念が沸騰し、米国のトリプル安(株安・債券安・通貨安)となったため、為替レートは1ドル=140円近辺まで円高となりました。その後、米中交渉の進展などから関税政策への不安が緩和し、年度半ばには1ドル=150円台に戻りました。10月に自民党総裁選を経て積極財政・金融緩和継続を主張する高市早苗首相が就任すると、為替レートは2026年1月にかけて1ドル=160円近傍まで円安が進みました。3月からの中東情勢悪化による原油高が日本のインフレや貿易赤字拡大への懸念を高めており、円安基調は続いています。 保険・銀行業界においては、持続可能な社会の実現に向けた業界としての役割発揮を目指した取組みが進められる中、人生100年時代と称される超長寿時代において多様化するニーズとリスクに対応した商品・サービスの開発など、お客さま本位の業務運営がより一層推進されました。また、生命保険業界における人口減少・少子高齢化の進展や金融市場の不確実性増大等への対応、損害保険業界における交通量回復に伴う事故の増加等による保険金支払い増加や保険料調整・保険金不正請求問題に端を発した信頼回復への対応など、各種環境の変化を踏まえた企業行動の必要性が高まりました。 こうした状況のもと、当社グループは、健全な財務基盤を維持しつつ、付加価値の高い商品と質の高いサービスの提供、内部管理態勢の一層の充実など、様々な取組みを行ってまいりました。 その結果、当社グループの当連結会計年度(2025年4月1日~2026年3月31日)の業績は次のとおりとなりました。 経常収益は、生命保険事業、損害保険事業及び銀行事業において増加した結果、2兆8,710億円(前年度比9.6%増)となりました。経常利益は、銀行事業において減益となったものの、生命保険事業及び損害保険事業において増益となった結果、845億円(同88.4%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、554億円(同29.6%減)となりました。 当連結会計年度末における総資産は、23兆8,071億円(前年度末比1.9%増)となりました。主な勘定残高は、国債を中心とした有価証券が18兆5,585億円(同5.9%増)、貸出金が3兆8,287億円(同1.8%減)であります。 負債の部合計は、23兆1,779億円(同2.1%増)となりました。主な勘定残高は、保険契約準備金が16兆3,143億円(同3.0%増)、預金が4兆6,001億円(同8.4%増)であります。 純資産の部合計は、6,292億円(同6.0%減)となりました。純資産の部のうち、その他有価証券評価差額金は、△1,013億円(同282億円減)となりました。 (ⅲ)セグメント情報に記載された区分ごとの状況 ① 生命保険事業 経常収益は、為替差益及び再保険収入が増加したことにより、2兆5,350億円(前年度比9.4%増)となりました。経常利益は、ALM(資産・負債の総合管理)の考え方に基づくリバランスを目的とした債券売却に伴う一般勘定における有価証券売却損益の悪化があったものの、米ドル建終身保険の既契約ブロックにおける一部出再等による影響や、為替差損益等の市況の変動に伴う損益の改善により、594億円(同188.2%増)となりました。 ② 損害保険事業 経常収益は、主力の自動車保険を中心に正味収入保険料が堅調に増加したことにより、1,913億円(同13.3%増)となりました。経常利益は、自然災害の減少に伴う損害率の低下を主因として、125億円(同73.9%増)となりました。 ③ 銀行事業 貸出金利息や有価証券利息配当金等の資金運用収益の増加があったものの、住宅ローン関連役務収益の減少や営業経費の増加により、経常収益は1,298億円(同11.0%増)、経常利益は167億円(同11.5%減)となりました。 経常収益 (単位:百万円) 前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   増減率(%) 生命保険事業   2,317,065   2,535,044   9.4 損害保険事業   168,894   191,342   13.3 銀行事業   117,021   129,891   11.0 小計   2,602,981   2,856,278   9.7 「その他」の区分(※1)   19,415   18,249   △6.0 セグメント間の内部取引消去   △3,684   △3,497   - 合計   2,618,712   2,871,029   9.6 経常利益 (単位:百万円) 前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   増減率(%) 生命保険事業   20,615   59,407   188.2 損害保険事業   7,200   12,523   73.9 銀行事業   18,881   16,718   △11.5 小計   46,696   88,649   89.8 「その他」の区分(※1)   644   △743   - セグメント間の内部取引消去等(※2)   △2,452   △3,321   - 合計   44,889   84,584   88.4 (※1) 介護事業及びベンチャーキャピタル事業を「その他」に区分。 (※2) 主として持株会社(連結財務諸表提出会社)に係る損益とセグメント間の内部取引消去。 各事業における主要な子会社の業績は次のとおりです。 <ソニー生命(単体)> ソニー生命の経常収益は、保険料等収入1兆9,846億円(前年度比3.9%増)、資産運用収益5,009億円(同43.8%増)、その他経常収益492億円(同15.0%減)を合計した結果、2兆5,348億円(同9.4%増)となりました。 一方、経常費用は、保険金等支払金1兆4,346億円(同28.6%増)、責任準備金等繰入額4,627億円(同38.0%減)、資産運用費用2,784億円(同95.9%増)、事業費2,138億円(同3.8%増)等を合計した結果、2兆4,743億円(同7.8%増)となりました。 一般勘定と特別勘定を合計した資産運用損益は、2,224億円(同7.8%増)の利益となりました。うち、一般勘定の資産運用損益は811億円(同6.8%減)の利益となりました。 経常利益は、ALM(資産・負債の総合管理)の考え方に基づくリバランスを目的とした債券売却に伴う一般勘定における有価証券売却損益の悪化があったものの、米ドル建終身保険の既契約ブロックにおける一部出再等による影響や、為替差損益等の市況の変動に伴う損益の改善により、604億円(同179.4%増)となりました。 経常利益に特別損益、契約者配当準備金繰入額、法人税等合計を加減した当期純利益は、前年度に計上した価格変動準備金取崩しの剥落により、395億円(同32.0%減)となりました。 基礎利益は、変額保険等の最低保証に係る責任準備金繰入額が減少したこと、再保険収支が増加したこと等により、1,918億円(同66.7%増)となりました。順ざや額は25億円(前年度は逆ざや額78億円)となりました。 個人保険、個人年金保険を合計した新契約高は、変額保険(定期型)の販売が増加したものの、変額個人年金の販売が減少したこと等により、10兆9,391億円(前年度比2.2%減)となりました。新契約年換算保険料は、変額個人年金の販売が減少したこと等により、1,730億円(同4.3%減)となりました。うち、医療保障・生前給付保障等は101億円(同11.5%増)となりました。一方、解約・失効率※1は、5.66%(同0.29ポイント低下)となりました。 以上の結果、個人保険、個人年金保険を合計した保有契約高は、77兆3,087億円(前年度末比7.4%増)となりました。保有契約年換算保険料は1兆3,851億円(同6.8%増)、うち、医療保障・生前給付保障等は2,076億円(同0.5%減)となりました。 有価証券含み益※2は、△3兆2,464億円(同1兆79億円減)となりました。また、その他有価証券評価差額金は、△922億円(同209億円減)となりました。 (※1) 契約高の減額又は増額及び復活を含めない解約・失効高を年度始の保有契約高で除した率です。 (※2) 売買目的有価証券以外の有価証券のうち時価のあるものの帳簿価額と時価の差額。 (保険引受及び資産運用の状況) 保険引受業務 ① 保有契約高 (単位:千件、百万円、%) 区分   前事業年度末(2025年3月31日)   当事業年度末(2026年3月31日) 件数       金額       件数       金額 前年度 末比   前年度 末比   前年度 末比   前年度 末比 個人保険   7,379   97.4   58,932,288   104.0   7,197   97.5   61,788,558   104.8 個人年金保険   1,886   126.4   13,041,719   131.8   2,206   117.0   15,520,225   119.0 小計   9,265   102.2   71,974,008   108.1   9,404   101.5   77,308,784   107.4 団体保険   -   -   1,182,336   91.2   -   -   1,077,422   91.1 団体年金保険   -   -   2,982   83.2   -   -   2,505   84.0 (注) 1.個人年金保険については、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したものです。 2.団体年金保険については、責任準備金の金額です。 ② 新契約高 (単位:千件、百万円、%) 区分   前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 件数   金額           件数       金額 新契約   転換による純増加   前年度比   前年度比   新契約   転換による純増加 個人保険   296   7,569,700   7,569,700   -   296   99.8   7,676,787   101.4   7,676,787   - 個人年金保険   457   3,618,608   3,618,608   -   404   88.4   3,262,362   90.2   3,262,362   - 小計   754   11,188,308   11,188,308   -   700   92.9   10,939,149   97.8   10,939,149   - 団体保険   -   9,084   9,084   -   -   -   6,786   74.7   6,786   - 団体年金保険   -   -   -   -   -   -   -   -   -   - (注) 1.新契約・転換による純増加の個人年金保険の金額は年金支払開始時における年金原資です。 2.新契約の団体年金保険の金額は第1回収入保険料です。 ③ 保有契約年換算保険料 (単位:百万円、%) 区分   前事業年度末(2025年3月31日)       当事業年度末(2026年3月31日) 前年度末比   前年度末比 個人保険   939,076   101.3   963,245   102.6 個人年金保険   358,407   128.4   421,951   117.7 合計   1,297,483   107.5   1,385,196   106.8 うち医療保障・生前給付保障等   208,736   97.8   207,610   99.5 (注) 1.年換算保険料とは、1回あたりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、1年あたりの保険料に換算した金額です(ただし、一時払契約等は、保険料を保険期間で除した金額)。 2.「医療保障・生前給付保障等」については、医療保障給付(入院給付、手術給付等)、生前給付保障給付(特定疾病給付、介護給付等)等に該当する部分の年換算保険料を計上しています。 ④ 新契約年換算保険料 (単位:百万円、%) 区分   前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)       当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 前年度比   前年度比 個人保険   87,607   111.0   90,327   103.1 個人年金保険   93,232   114.1   82,719   88.7 合計   180,840   112.6   173,046   95.7 うち医療保障・生前給付保障等   9,117   101.8   10,164   111.5 (注) 1.年換算保険料とは、1回あたりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、1年あたりの保険料に換算した金額です(ただし、一時払契約等は、保険料を保険期間で除した金額)。 2.「医療保障・生前給付保障等」については、医療保障給付(入院給付、手術給付等)、生前給付保障給付(特定疾病給付、介護給付等)等に該当する部分の年換算保険料を計上しています。 資産運用の状況 ① 資産の構成(一般勘定) (単位:百万円、%) 区分   前事業年度末(2025年3月31日)   当事業年度末(2026年3月31日) 金額   構成比   金額   構成比 現預金・コールローン   271,882   2.3   113,191   1.0 金銭の信託   40   0.0   40   0.0 有価証券   10,816,896   91.8   10,755,118   92.2 公社債   8,647,410   73.4   8,169,023   70.0 株式   3,844   0.0   4,249   0.0 外国証券   2,083,458   17.7   2,228,842   19.1 公社債   2,076,255   17.6   2,219,785   19.0 株式等   7,203   0.1   9,056   0.1 その他の証券   82,182   0.7   353,003   3.0 貸付金   225,968   1.9   234,078   2.0 保険約款貸付   225,363   1.9   233,201   2.0 一般貸付   605   0.0   876   0.0 有形固定資産   79,675   0.7   81,494   0.7 無形固定資産   36,596   0.3   39,208   0.3 繰延税金資産   129,047   1.1   143,286   1.2 その他   219,236   1.9   300,459   2.6 貸倒引当金   △855   △0.0   △853   △0.0 合計   11,778,488   100.0   11,666,025   100.0 うち外貨建資産   2,174,030   18.5   2,345,524   20.1 ② 資産別運用利回り(一般勘定) (単位:%) 区分   前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 現預金・コールローン   0.11   0.46 金銭の信託   0.06   0.25 公社債   0.72   △0.44 株式   0.15   0.09 外国証券   2.08   10.08 貸付金   3.26   3.23 うち一般貸付   1.01   0.94 不動産   8.36   8.25 一般勘定計   0.78   0.73 ③ 海外投融資の状況(一般勘定) (単位:百万円、%) 区分   前事業年度末(2025年3月31日)   当事業年度末(2026年3月31日) 金額   構成比   金額   構成比 外貨建資産 公社債   2,069,519   94.9   2,211,289   93.9 株式   5,829   0.3   8,067   0.3 現預金・その他   98,682   4.5   126,167   5.4 小計   2,174,030   99.7   2,345,524   99.6 円貨額が確定した外貨建資産 公社債   -   -   -   - 現預金・その他   -   -   -   - 小計   -   -   -   - 円貨建資産 非居住者貸付   -   -   -   - 公社債(円建外債)・その他   6,735   0.3   8,496   0.4 小計   6,735   0.3   8,496   0.4 合計 海外投融資   2,180,766   100.0   2,354,020   100.0 経常利益等の明細(基礎利益) (単位:百万円) 科目   前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 基礎利益(A)   115,120   191,869 キャピタル収益   22,613   133,929 金銭の信託運用益   -   - 売買目的有価証券運用益   -   - 有価証券売却益   1,136   448 金融派生商品収益   -   - 為替差益   -   132,550 その他キャピタル収益   21,477   930 キャピタル費用   103,924   351,122 金銭の信託運用損   -   - 売買目的有価証券運用損   56   - 有価証券売却損   84,575   218,829 有価証券評価損   -   - 金融派生商品費用   775   31,271 為替差損   18,421   - その他キャピタル費用   95   101,021 キャピタル損益(B)   △81,310   △217,193 キャピタル損益含み基礎利益(A)+(B)   33,810   △25,323 臨時収益   44   109,998 再保険収入   -   - 危険準備金戻入額   -   - 個別貸倒引当金戻入額   -   2 その他臨時収益   44   109,996 臨時費用   12,226   24,244 再保険料   -   - 危険準備金繰入額   11,878   24,143 個別貸倒引当金繰入額   199   - 特定海外債権引当勘定繰入額   -   - 貸付金償却   -   - その他臨時費用   148   100 臨時損益(C)   △12,182   85,753 経常利益(A)+(B)+(C)   21,627   60,430 (その他項目の内訳) (単位:百万円) 科目   前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 基礎利益   △21,477   △10,021 インカム・ゲインに係る金銭の信託運用益   0   0 外貨建保険契約に係る市場為替レート変動の影響額   △21,477   100,843 投資信託の解約損益   -   △930 既契約の出再に伴う損益   -   △109,935 その他キャピタル収益   21,477   930 外貨建保険契約に係る市場為替レート変動の影響額   21,477   - 投資信託の解約損益   -   930 その他キャピタル費用   95   101,021 投資事業組合の減損損失   95   177 外貨建保険契約に係る市場為替レート変動の影響額   -   100,843 その他臨時収益   44   109,996 追加責任準備金戻入額   44   60 既契約の出再に伴う損益   -   109,935 その他臨時費用   148   100 追加責任準備金繰入額   148   100 (経済価値ベースのソルベンシー規制への移行について) ソニー生命は、経済価値ベースのソルベンシー規制への移行に伴い、健全性に関する指標(ESR)の開示方針を見直しております。従来のソルベンシー・マージン比率は算出しておらず、新規制に基づくESRに関する情報は、有価証券報告書提出後に別途開示する予定です。 なお、保険会社は規制上、早期是正措置の発動基準として一定の水準(100%)が求められておりますが、ソニー生命の財務の健全性は、内部的な評価に基づき、当該基準を上回る水準となる見込みです。 経済価値資本とESRの状況(ご参考) 経済価値資本は生命保険事業の健全性や企業価値を評価する指標の一つです。生命保険会社の現行法定会計による貸借対照表は、保有契約に係る将来利益の現在価値を表示するものではありませんが、経済価値資本は、会社の純資産額とともに保有契約の将来利益の現在価値を示すものです。経済価値資本は法定会計による財務情報を補足するものであり、健全性や企業価値を評価するうえで有用な指標となるものと考えております。 経済価値資本の前提条件の考え方及び計算方法については、従来公表しておりました「経済価値ベースのEV」から大きな変更はありませんが、リスクフリーレートの超長期部分の補外の手法等(※)を変更しております。 (※) リスクフリーレートの超長期部分の補外手法等の変更による影響が限定的であることから、本項と次項の前年度数値は前年度の公表値を記載しています。 (経済価値資本) (単位:億円) 前事業年度末(2025年3月31日)   当事業年度末(2026年3月31日)   増 減 経済価値資本   18,914   18,116   △798 修正純資産   △10,093   △17,019   △6,926 保有契約価値   29,007   35,135   6,128 (単位:億円) 前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   増 減 新契約経済価値   1,963   1,615   △348 新契約マージン   7.2%   6.8%   △0.4pt ソニー生命の経済価値資本は、新契約の獲得による増加があったものの、金利の上昇等による減少がそれを上回り1兆8,116億円(前年度末比798億円減)となりました。また、新契約経済価値は、販売量の減少等により、1,615億円(前年度比348億円減)となりました。 (ソニー生命のESR:税引後) (単位:億円) 前事業年度末(2025年3月31日)   当事業年度末(2026年3月31日)   増 減 ① 内部管理適格資本   19,014   19,106   92 ② 内部管理所要資本   11,321   11,809   488 保険引受リスク   7,759   8,464   705 市場関連リスク   5,404   5,147   △257 うち金利リスク   3,454   3,992   538 オペレーショナルリスク   520   463   △57 信用リスク   211   482   271 異常危険リスク   659   686   27 分散効果   △3,233   △3,433   △200 ESR(①/②)   168%   162%   △6pt (注) 1.内部管理適格資本とは、経済価値資本に負債性資本等(劣後ローン等が該当します)を加えた金額です。 2.内部管理所要資本とは、ソニー生命が保有する各種リスク(保険引受リスク、市場関連リスクなど)を、市場整合的な方法で総合的に評価したリスク総量です。 3.内部管理所要資本の測定においては、1年VaR99.5%水準とした内部モデルを採用しております。 4.金利リスクは、市場関連リスク内での分散効果考慮前の金額です。 内部管理所要資本は、主に金利上昇に起因する保険引受リスク及び金利リスクの増加により、1兆1,809億円(前年度末比488億円増)となりました。 <ソニー損保> ソニー損保の経常収益は、保険引受収益が1,889億円(前年度比13.0%増)、資産運用収益が22億円(同41.8%増)となった結果、1,913億円(同13.3%増)となりました。保険引受収益の増加は、主力の自動車保険を中心に正味収入保険料が増加したことによるものです。一方、経常費用は、保険引受費用が1,345億円(同10.8%増)、営業費及び一般管理費が442億円(同9.8%増)となり、1,788億円(同10.6%増)となりました。 経常利益は、自然災害の減少に伴う損害率の低下を主因として、125億円(同73.9%増)となりました。経常利益から特別損失、法人税等合計を控除した当期純利益は90億円(同59.6%増)となりました。 保険引受の状況については、元受正味保険料が1,995億円(同14.7%増)、正味収入保険料は1,888億円(同13.0%増)となりました。また、正味支払保険金は1,022億円(同11.6%増)となり、その結果、正味損害率は60.8%(同0.7ポイント低下)となりました。保険引受に係る営業費及び一般管理費は441億円(同9.8%増)となり、正味事業費率は24.6%(同0.8ポイント低下)となりました。これらに支払備金繰入額、責任準備金繰入額などを加減した結果、保険引受利益は102億円(同81.2%増)となりました。 (保険引受及び資産運用の状況) 保険引受業務 (1) 保険引受利益 区分   前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)(百万円)   当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)(百万円)   対前年増減(△)額(百万円) 保険引受収益   167,259   188,975   21,715 保険引受費用   121,417   134,577   13,160 営業費及び一般管理費   40,178   44,110   3,931 その他収支   12   0   △12 保険引受利益   5,676   10,287   4,611 (注) 1.営業費及び一般管理費は、損益計算書における営業費及び一般管理費のうち保険引受に係る金額です。 2.その他収支は、自動車損害賠償責任保険等に係る法人税相当額などです。 (2) 種目別保険料・保険金 ① 元受正味保険料(含む収入積立保険料) 区分   前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 金額(百万円)   構成比(%)   対前年増減 (△)率(%)   金額(百万円)   構成比(%)   対前年増減 (△)率(%) 火災保険   12,274   7.06   44.14   18,300   9.17   49.08 海上保険   -   -   -   -   -   - 傷害保険   9,893   5.69   0.73   10,273   5.15   3.84 自動車保険   151,727   87.25   11.25   170,941   85.67   12.66 自動車損害賠償責任保険   -   -   -   -   -   - その他   -   -   -   8   0.00   - 合計   173,896   100.00   12.40   199,523   100.00   14.74 (うち収入積立保険料)   (-)   (-)   (-)   (-)   (-)   (-) (注) 元受正味保険料(含む収入積立保険料)とは、元受保険料から元受解約返戻金及び元受その他返戻金を控除したものです(積立型保険の積立保険料を含む)。 ② 正味収入保険料 区分   前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 金額 (百万円)   構成比 (%)   対前年増減 (△)率(%)   金額 (百万円)   構成比 (%)   対前年増減 (△)率(%) 火災保険   5,513   3.30   46.74   8,340   4.42   51.28 海上保険   -   -   -   -   -   - 傷害保険   9,628   5.76   △0.21   9,549   5.06   △0.81 自動車保険   150,857   90.27   11.04   169,692   89.85   12.48 自動車損害賠償責任保険   1,115   0.67   △12.46   1,265   0.67   13.50 その他   -   -   -   4   0.00   - 合計   167,114   100.00   11.01   188,852   100.00   13.01 ③ 正味支払保険金 区分   前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 金額 (百万円)   対前年増減(△)率(%)   正味損害率 (%)   金額 (百万円)   対前年増減(△)率(%)   正味損害率 (%) 火災保険   2,060   26.80   43.67   2,211   7.35   32.14 海上保険   △6   -   -   -   -   - 傷害保険   3,815   5.21   43.93   4,134   8.35   48.14 自動車保険   84,226   12.78   62.70   94,396   12.07   62.50 自動車損害賠償責任保険   1,498   4.93   134.39   1,501   0.17   118.61 その他   -   -   -   0   -   308.08 合計   91,594   12.61   61.46   102,243   11.63   60.82 (注) 正味損害率=(正味支払保険金+損害調査費)÷正味収入保険料 資産運用業務 (1) 運用資産 区分   前事業年度 (2025年3月31日)   当事業年度 (2026年3月31日) 金額 (百万円)   構成比 (%)   金額 (百万円)   構成比 (%) 預貯金   45,169   14.04   27,264   7.85 コールローン   10,000   3.11   -   - 買入金銭債権   -   -   -   - 有価証券   204,702   63.64   253,835   73.07 貸付金   -   -   -   - 土地・建物   75   0.02   86   0.02 運用資産計   259,947   80.81   281,186   80.95 総資産   321,672   100.00   347,370   100.00 (2) 有価証券 区分   前事業年度 (2025年3月31日)   当事業年度 (2026年3月31日) 金額 (百万円)   構成比 (%)   金額 (百万円)   構成比 (%) 国債   120,542   58.89   167,692   66.06 地方債   42,573   20.80   39,768   15.67 社債   41,031   20.04   44,941   17.71 株式   553   0.27   1,432   0.56 外国証券   -   -   -   - その他の証券   -   -   -   - 合計   204,702   100.00   253,835   100.00 (3) 利回り a) 運用資産利回り(インカム利回り) 区分   前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 収入金額 (百万円)   平均運用額 (百万円)   年利回り (%)   収入金額 (百万円)   平均運用額 (百万円)   年利回り (%) 預貯金   13   31,096   0.04   56   30,361   0.19 コールローン   35   20,942   0.17   16   2,972   0.55 買入金銭債権   -   -   -   -   -   - 有価証券   1,666   197,549   0.84   2,275   240,693   0.95 貸付金   -   -   -   -   -   - 土地・建物   -   82   -   -   86   - 小計   1,714   249,671   0.69   2,347   274,113   0.86 その他   -   -   -   -   -   - 合計   1,714   -   -   2,347   -   - (注) 1.収入金額は、損益計算書における「利息及び配当金収入」の金額です。 2.平均運用額は原則として各月末残高(取得原価又は償却原価)の平均に基づいて算出しております。ただし、コールローンについては日々の残高(取得原価又は償却原価)の平均に基づいて算出しております。 b) 資産運用利回り(実現利回り) 区分   前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 資産運用損益(実現ベース)(百万円)   平均運用額 (取得原価ベース) (百万円)   年利回り (%)   資産運用損益(実現ベース)(百万円)   平均運用額 (取得原価ベース) (百万円)   年利回り (%) 預貯金   13   31,096   0.04   56   30,361   0.19 コールローン   35   20,942   0.17   16   2,972   0.55 買入金銭債権   -   -   -   -   -   - 有価証券   1,666   197,549   0.84   2,274   240,693   0.94 貸付金   -   -   -   -   -   - 土地・建物   -   82   -   -   86   - 金融派生商品   -   -   -   -   -   - その他   -   -   -   -   -   - 合計   1,714   249,671   0.69   2,346   274,113   0.86 (注) 1.資産運用損益(実現ベース)は、損益計算書における「資産運用収益」及び「積立保険料等運用益」の合計額から「資産運用費用」を控除した金額です。 2.平均運用額(取得原価ベース)は原則として各月末残高(取得原価又は償却原価)の平均に基づいて算出しております。ただし、コールローンについては日々の残高(取得原価又は償却原価)の平均に基づいて算出しております。 3.資産運用利回り(実現利回り)にその他有価証券の評価差額等を加味した時価ベースの利回り(時価総合利回り)は以下のとおりです。 なお、資産運用損益等(時価ベース)は、資産運用損益(実現ベース)にその他有価証券に係る評価差額(税効果控除前の金額による)の当期増減額を加減算した金額です。 また、平均運用額(時価ベース)は、平均運用額(取得原価ベース)にその他有価証券に係る前期末評価差額(税効果控除前の金額による)を加減算した金額です。 区分   前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 資産運用損益等(時価ベース)(百万円)   平均運用額 (時価ベース) (百万円)   年利回り (%)   資産運用損益等(時価ベース) (百万円)   平均運用額 (時価ベース) (百万円)   年利回り (%) 預貯金   13   31,096   0.04   56   30,361   0.19 コールローン   35   20,942   0.17   16   2,972   0.55 買入金銭債権   -   -   -   -   -   - 有価証券   △113   197,304   △0.06   1,119   238,668   0.47 貸付金   -   -   -   -   -   - 土地・建物   -   82   -   -   86   - 金融派生商品   -   -   -   -   -   - その他   -   -   -   -   -   - 合計   △65   249,426   △0.03   1,192   272,088   0.44 (4) 海外投融資 区分   前事業年度 (2025年3月31日)   当事業年度 (2026年3月31日) 金額 (百万円)   構成比 (%)   金額 (百万円)   構成比 (%) 外貨建 外国公社債   -   -   -   - 外国株式   -   -   -   - その他   -   -   -   - 計   -   -   -   - 円貨建 非居住者貸付   -   -   -   - 外国公社債   -   -   -   - その他   -   -   -   - 計   -   -   -   - 合計   -   -   -   - 海外投融資利回り 運用資産利回り (インカム利回り)   0.18%   -% 資産運用利回り (実現利回り)   0.18%   -% (注) 1.「海外投融資利回り」のうち「運用資産利回り(インカム利回り)」は、海外投融資に係る資産について、「(3)利回りa)運用資産利回り(インカム利回り)」と同様の方法により算出しております。 2.「海外投融資利回り」のうち「資産運用利回り(実現利回り)」は、海外投融資に係る資産について、「(3)利回りb)資産運用利回り(実現利回り)」と同様の方法により算出しております。 なお、海外投融資に係る時価総合利回りは、前事業年度0.57%、当事業年度-%です。 (経済価値ベースのソルベンシー規制への移行について) ソニー損保は、経済価値ベースのソルベンシー規制への移行に伴い、健全性に関する指標(ESR)の開示方針を見直しております。従来のソルベンシー・マージン比率は算出しておらず、新規制に基づくESRに関する情報は、有価証券報告書提出後に別途開示する予定です。 なお、保険会社は規制上、早期是正措置の発動基準として一定の水準(100%)が求められておりますが、ソニー損保の財務の健全性は、内部的な評価に基づき、当該基準を上回る水準となる見込みです。 <ソニー銀行> ソニー銀行では、貸出金利息や有価証券利息配当金等の資金運用収益の増加があったものの、住宅ローン関連役務収益の減少や営業経費の増加により、経常収益は1,298億円(同9.6%増)、経常利益は166億円(同17.9%減)となりました。経常利益から特別損失、法人税等合計を控除した当期純利益は、115億円(同25.3%減)となりました。 資金運用収支は、有価証券利息配当金等の増加により、637億円(同16.4%増)となりました。役務取引等収支は、△119億円(前年度は△74億円)となりました。その他業務収支は、△44億円(同△5億円)となりました。その結果、業務粗利益は、473億円(前年度比1.3%増)となりました。また、営業経費については、315億円(同15.8%増)となり、結果、業務純益は158億円(同18.7%減)となりました。 当事業年度末の預かり資産(預金と投資信託の合計)残高は、5兆525億円(前年度末比3,602億円増、7.7%増)となりました。内訳は次のとおりです。預金残高は、口座数増加に伴う新規資金の獲得等により増加し、4兆7,115億円(同2,948億円増、6.7%増)となりました。預金残高のうち、円預金は3兆9,410億円(同2,954億円増、8.1%増)、外貨預金は7,705億円(同6億円減、0.1%減)となりました。投資信託は3,409億円(同654億円増、23.8%増)となりました。また、貸出金残高は、3兆5,981億円(同748億円減、2.0%減)となりました。 なお、純資産の部のうち、その他有価証券評価差額金は、△83億円(同65億円減)となりました。 (銀行事業の状況) ① 国内・国際業務部門別収支 当事業年度の資金運用収支は637億26百万円、役務取引等収支は△119億9百万円、その他業務収支は△44億51百万円となりました。このうち、国内業務部門の資金運用収支は、372億85百万円、役務取引等収支は△120億45百万円、その他業務収支は△44億52百万円となりました。また、国際業務部門の資金運用収支は、264億41百万円、役務取引等収支は1億36百万円、その他業務収支は0百万円となりました。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 資金運用収支   前事業年度   31,450   23,302   54,752 当事業年度   37,285   26,441   63,726 うち資金運用収益   前事業年度   41,360   57,160   (229) 98,291 当事業年度   60,994   58,178   (1,509) 117,663 うち資金調達費用   前事業年度   9,910   33,857   (229) 43,538 当事業年度   23,709   31,736   (1,509) 53,936 役務取引等収支   前事業年度   △7,560   131   △7,428 当事業年度   △12,045   136   △11,909 うち役務取引等収益   前事業年度   14,029   470   14,500 当事業年度   9,704   502   10,206 うち役務取引等費用   前事業年度   21,589   338   21,928 当事業年度   21,750   365   22,116 その他業務収支   前事業年度   △2,954   2,369   △585 当事業年度   △4,452   0   △4,451 うちその他業務収益   前事業年度   291   2,369   2,661 当事業年度   18   54   73 うちその他業務費用   前事業年度   3,246   -   3,246 当事業年度   4,470   53   4,524 (注) 1.国内業務部門は国内の円建取引、国際業務部門は外貨建取引です。ただし、円建対非居住者取引は国際業務部門に含めております。 2.資金運用収益及び資金調達費用の合計額の( )内は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。 3.資金調達費用は金銭の信託運用見合費用を控除して表示しております。 ② 国内・国際業務部門別資金運用/調達の状況 資金運用勘定平均残高は、貸出金及び有価証券を中心に6兆1,894億76百万円となりました。資金運用勘定利息は貸出金利息及び有価証券利息配当金を中心に1,176億63百万円となりました。この結果、資金運用勘定利回りは、1.90%となりました。なお、国内業務部門は1.18%、国際業務部門は4.43%となりました。 資金調達勘定平均残高は預金を中心に6兆83億74百万円となりました。資金調達勘定利息は預金を中心に、539億36百万円となりました。この結果、資金調達勘定利回りは0.90%となりました。なお、国内業務部門は0.47%、国際業務部門は2.51%となりました。 国内業務部門 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前事業年度   (100,394)   (229)   0.87 4,748,126   41,360 当事業年度   (304,377)   (1,509)   1.18 5,180,744   60,994 うち貸出金   前事業年度   3,612,123   36,192   1.00 当事業年度   3,624,514   49,639   1.37 うち有価証券   前事業年度   254,506   3,926   1.54 当事業年度   384,402   5,854   1.52 うちコールローン 及び買入手形   前事業年度   11,178   43   0.39 当事業年度   5,780   37   0.65 うち預け金   前事業年度   742,626   1,804   0.24 当事業年度   809,552   4,508   0.56 うち買入金銭債権   前事業年度   13,501   101   0.75 当事業年度   39,629   553   1.40 資金調達勘定   前事業年度   4,622,806   9,910   0.21 当事業年度   5,046,679   23,709   0.47 うち預金   前事業年度   3,339,791   7,538   0.23 当事業年度   3,754,044   18,182   0.48 うちコールマネー 及び受渡手形   前事業年度   397,877   1,029   0.26 当事業年度   358,895   2,052   0.57 うち売現先勘定   前事業年度   340,377   756   0.22 当事業年度   378,366   2,043   0.54 うち借用金   前事業年度   498,337   61   0.01 当事業年度   480,366   320   0.07 うち社債   前事業年度   64,724   355   0.55 当事業年度   88,198   746   0.85 (注) 1.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しております。 2.国内業務部門は円建取引です。 3.( )内は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)です。 4.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高及び利息をそれぞれ控除して表示しております。 国際業務部門 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前事業年度   939,716   57,160   6.08 当事業年度   1,313,109   58,178   4.43 うち貸出金   前事業年度   16,113   143   0.89 当事業年度   20,164   250   1.24 うち有価証券   前事業年度   919,215   50,594   5.50 当事業年度   1,287,078   54,380   4.23 うちコールローン 及び買入手形   前事業年度   784   40   5.10 当事業年度   1,208   46   3.82 うち預け金   前事業年度   -   -   - 当事業年度   -   -   - うち買入金銭債権   前事業年度   -   -   - 当事業年度   -   -   - 資金調達勘定   前事業年度   (100,394)   (229)   3.77 897,883   33,857 当事業年度   (304,377)   (1,509)   2.51 1,266,073   31,736 うち預金   前事業年度   682,820   27,382   4.01 当事業年度   827,180   24,669   2.98 うちコールマネー 及び受渡手形   前事業年度   4,101   210   5.12 当事業年度   4,441   152   3.44 うち売現先勘定   前事業年度   134,671   7,000   5.20 当事業年度   143,906   5,795   4.03 うち借用金   前事業年度   117   6   5.84 当事業年度   151   8   5.42 うち社債   前事業年度   -   -   - 当事業年度   -   -   - (注) 1.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しております。 2.国際業務部門は外貨建取引です。ただし、円建対非居住者取引は国際業務部門に含めております。 3.( )内は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)です。 4.資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高及び利息をそれぞれ控除して表示しております。 合計 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前事業年度   5,587,448   98,291   1.76 当事業年度   6,189,476   117,663   1.90 うち貸出金   前事業年度   3,628,237   36,336   1.00 当事業年度   3,644,678   49,889   1.37 うち有価証券   前事業年度   1,173,722   54,521   4.65 当事業年度   1,671,480   60,235   3.60 うちコールローン 及び買入手形   前事業年度   11,962   83   0.70 当事業年度   6,988   83   1.20 うち預け金   前事業年度   742,626   1,804   0.24 当事業年度   809,552   4,508   0.56 うち買入金銭債権   前事業年度   13,501   101   0.75 当事業年度   39,629   553   1.40 資金調達勘定   前事業年度   5,420,295   43,538   0.80 当事業年度   6,008,374   53,936   0.90 うち預金   前事業年度   4,022,612   34,921   0.87 当事業年度   4,581,224   42,851   0.94 うちコールマネー 及び受渡手形   前事業年度   401,978   1,239   0.31 当事業年度   363,337   2,205   0.61 うち売現先勘定   前事業年度   475,049   7,757   1.63 当事業年度   522,273   7,838   1.50 うち借用金   前事業年度   498,454   68   0.01 当事業年度   480,518   328   0.07 うち社債   前事業年度   64,724   355   0.55 当事業年度   88,198   746   0.85 (注) 1.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しております。 2.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高及び利息をそれぞれ控除して表示しております。 ③ 国内・海外別役務取引の状況 役務取引等収益は、預金・貸出業務及びデビットカード関連業務を中心に合計で、102億6百万円となりました。役務取引等費用は、支払為替手数料を含めて221億16百万円となりました。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 役務取引等収益   前事業年度   14,029   470   14,500 当事業年度   9,704   502   10,206 うち預金・貸出業務   前事業年度   9,302   -   9,302 当事業年度   4,339   -   4,339 うち為替業務   前事業年度   447   19   467 当事業年度   497   22   519 うち証券関連業務   前事業年度   1,005   114   1,120 当事業年度   1,127   122   1,249 うち保険業務   前事業年度   28   -   28 当事業年度   26   -   26 うちデビットカード 関連業務   前事業年度   3,233   335   3,568 当事業年度   3,700   357   4,058 役務取引等費用   前事業年度   21,589   338   21,928 当事業年度   21,750   365   22,116 うち為替業務   前事業年度   389   -   389 当事業年度   415   -   415 (注) 国内業務部門とは円建取引、国際業務部門とは外貨建取引です。 ④ 国内・海外別預金残高の状況(末残) 預金の種類別残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 預金合計   前事業年度   3,612,182   804,576   4,416,758 当事業年度   3,897,452   814,115   4,711,567 うち流動性預金   前事業年度   1,497,698   197,902   1,695,600 当事業年度   1,620,346   210,362   1,830,708 うち定期性預金   前事業年度   2,110,982   606,516   2,717,498 当事業年度   2,272,545   603,536   2,876,081 うちその他   前事業年度   3,501   157   3,659 当事業年度   4,560   216   4,777 総合計   前事業年度   3,612,182   804,576   4,416,758 当事業年度   3,897,452   814,115   4,711,567 (注) 1.国内業務部門とは円建取引、国際業務部門とは外貨建取引です。ただし、円建対非居住者取引は国際業務部門に含めております。 2.流動性預金は普通預金です。定期性預金は定期預金です。 ⑤ 国内・海外別貸出金残高の状況 業種別貸出状況(末残・構成比) 種類   2025年3月31日   2026年3月31日 貸出金残高 (百万円)   構成比 (%)   貸出金残高 (百万円)   構成比 (%) 国内   3,673,036   100.00   3,598,190   100.00 個人   3,666,886   99.83   3,565,850   99.10 法人   6,150   0.17   32,340   0.90 製造業   150   0.00   425   0.01 農業、林業   -   -   -   - 漁業   -   -   -   - 鉱業、砕石業、 砂利採取業   -   -   -   - 建設業   -   -   -   - 電気・ガス・ 熱供給・水道業   -   -   2,560   0.07 情報通信業   1,000   0.03   4,550   0.13 運輸業、郵便業   500   0.01   4,473   0.12 卸売業、小売業   -   -   -   - 金融業、保険業   3,500   0.10   7,733   0.21 不動産業、 物品賃貸業   1,000   0.03   5,227   0.15 各種サービス業   -   -   3,800   0.11 地方公共団体   -   -   -   - その他   -   -   3,571   0.10 海外   -   -   -   - 合計   3,673,036   -   3,598,190   - 外国政府向け債権残高(国別) 該当事項はありません。 ⑥ 国内・海外別有価証券の状況(末残) 有価証券残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 国債   前事業年度   123,101   -   123,101 当事業年度   72,103   -   72,103 地方債   前事業年度   48,944   -   48,944 当事業年度   156,600   -   156,600 社債   前事業年度   137,799   -   137,799 当事業年度   194,191   -   194,191 株式   前事業年度   0   -   0 当事業年度   300   -   300 その他の証券   前事業年度   -   1,111,666   1,111,666 当事業年度   -   1,374,843   1,374,843 合計   前事業年度   309,845   1,111,666   1,421,511 当事業年度   423,195   1,374,843   1,798,039 (注) 1.国内業務部門とは円建取引です。国際業務部門とは主に外貨建取引です。 2.その他の証券には外国債券を含んでおります。 ⑦ 単体自己資本比率の状況 自己資本比率(国内基準)は、「銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(平成18年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、単体ベースについて算出しております。なお、ソニー銀行は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出において、「基礎的内部格付手法」を採用しております。 自己資本比率の状況(国内基準) (単位:百万円、%) 2025年3月31日   2026年3月31日 1.自己資本比率(2/3)   10.31   9.20 2.自己資本の額   133,351   133,815 3.リスク・アセットの額   1,292,579   1,454,029 4.総所要自己資本額   51,703   58,161 ⑧ 資産の査定 資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号)第6条に基づき、ソニー銀行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。 1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権 破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。 2.危険債権 危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。 3.要管理債権 要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。 4.正常債権 正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。 資産の査定の額 債権の区分   2025年3月31日   2026年3月31日 金額(百万円)   金額(百万円) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   359   491 危険債権   673   973 要管理債権   827   1,243 正常債権   3,674,489   3,599,805 合計   3,676,351   3,602,514 (ⅳ)目標とする経営指標の達成状況等 前記「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)目標とする経営指標」に記載のとおり、当社は、2024年度を始期とする3カ年の中期経営計画において、IFRS 修正純利益及びIFRS 修正ROEを重視していくことを決定しております。 経営指標   2024年度   2025年度 IFRS 修正純利益   613億円   1,051億円 IFRS 修正ROE   5.6%   10.6% (注) 算定方法の見直しにより、2024年度実績に関して修正のうえ、再表示しております。 (2) キャッシュ・フローの状況 (ⅰ)営業活動によるキャッシュ・フロー 主に生命保険事業における保険料等収入により、4,454億円の収入超過となりました。前年度比では、収入超過額が1兆566億円減少しました。 (ⅱ)投資活動によるキャッシュ・フロー 主に生命保険事業において、有価証券の取得による支出が有価証券の売却・償還による収入を上回ったことにより、1兆1,915億円の支出超過となりました。前年度比では、支出超過額が105億円減少しました。 (ⅲ)財務活動によるキャッシュ・フロー 257億円の収入超過となりました。前年度比では、収入超過額が363億円増加しました。 これらの活動の結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末から7,190億円減少し、4,831億円となりました。 (単位:億円) 前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   増減 営業活動による キャッシュ・フロー   15,021   4,454   △10,566 投資活動による キャッシュ・フロー   △12,020   △11,915   105 財務活動による キャッシュ・フロー   △106   257   363 現金及び現金同等物の 期末残高   12,021   4,831   △7,190 (ⅳ)資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループでは、グループ各社の顧客の信頼を維持・獲得するために高い健全性を維持し、また業務の遂行に伴う支払義務を履行するのに十分な流動性を確保することが重要だと認識しております。 当社は、有価証券報告書提出日現在において大型の成長投資を予定していないものの、将来的な資金ニーズの発生に機動的に対応できる体制を構築することを目的とし、株式会社格付投資情報センターより、発行体格付「AA-」を取得しております。なお、子会社の取得格付けは、以下のとおりです。 ソニー生命保険株式会社: (株)格付投資情報センター(R&I)      保険金支払能力  AA S&Pグローバル・レーティング・ジャパン(株)     保険財務力格付  A+ ソニー銀行株式会社: (株)格付投資情報センター(R&I)           発行体格付  AA S&Pグローバル・レーティング・ジャパン(株)    長期発行体格付  A 短期発行体格付  A-1 また、支払能力の確保に関しては、規制当局の定める各種規制の遵守及びそれに準拠した社内規程を制定、運用することによって、十分な現金及び現金同等物を準備しております。このほか、株主還元についての考え方は、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」に記載しております。 (3) 生産、受注及び販売の実績 「生産、受注及び販売の実績」は、該当する情報がないので記載しておりません。

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開示資料

出典

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