概要
チエル株式会社は、1997年に旺文社の子会社として設立された教育ICT企業である。東京都品川区に本社を置き、従業員329名。小学校・中学校、高等学校・大学、企業・官公庁の3セグメントで、クラウド型教材配信「CHIeru.net」、授業支援システム「InterCLASS」、語学演習システム「CaLabo」シリーズなどを提供する。2026年3月期の連結売上高は102億円、営業利益は10.7億円。学校現場のICT化をワンストップで支援する。
小学校から官公庁までカバーする3セグメント
当社グループは、小学校・中学校部門、高等学校・大学部門、企業・官公庁部門の3つに区分される。小学校・中学校部門では、授業支援システムやデジタル教材、情報セキュリティ対策ソフトを提供。高等学校・大学部門では同様の製品に加え、進学相談会や進学情報誌の企画・配布も行う。企業・官公庁部門は文教以外の市場向けにセキュリティソフトや運用管理ソリューションを販売する。2026年3月期のセグメント売上高は、小学校・中学校部門が32.3億円、高等学校・大学部門が30.5億円、企業・官公庁部門が39.4億円である。
9社の子会社と連携するグループ体制
2026年3月末時点で、当社は連結子会社9社(株式会社オキジム、沖縄チエル株式会社、株式会社コラボレーションシステム、四国チエルクリエイト株式会社、株式会社ジンジブキャリア、チエルコミュニケーションブリッジ株式会社、株式会社東京音楽鑑賞協会、トラストコミュニケーション株式会社、美馬チエル株式会社)と関連会社1社(セーバー株式会社)で構成される。これらの子会社はそれぞれ専門領域を持ち、例えばトラストコミュニケーションは企業・官公庁向け、コラボレーションシステムはインフラサービスを担う。M&Aによりグループ全体の売上規模が拡大し、シナジー創出が課題となっている。
売上高が13億円から102億円へと拡大
2013年3月期の連結売上高は13億円であったが、2026年3月期には102億円に達し、約8倍の成長を遂げた。同期間の純利益は1億円から7億円へ増加。特に2020年3月期以降、GIGAスクール構想の推進を追い風に、売上高は32億円から102億円へと急拡大した。営業利益も2025年3月期の7億円から2026年3月期には10.7億円に拡大している。企業・官公庁部門ではM&Aの効果が顕著であり、成長の一因となっている。
業界の中での役割は教育機関向けのICTシステム・教材サプライヤー。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 企業・官公庁 部門 | 39億円 | 38.2% | 2億円 | 5.1% |
| 小学校・中学校部門 | 32億円 | 31.4% | 5億円 | 15.6% |
| 高等学校・大学部門 | 31億円 | 30.4% | 4億円 | 12.9% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01小学校・中学校主力
小中学校向けに授業支援システムやデジタル教材を開発・販売。ICT環境の整備や情報セキュリティ対策も支援する。
- 授業・講義支援システム
- 教員の授業をサポートするシステム。教材提示や生徒の理解度確認などを効率化する。
- デジタル教材
- デジタル化された教科書・ドリルなど、児童の学習を支援する教材群。
02高等学校・大学主力
高等学校・大学向けに、授業・講義支援システムやデジタル教材を提供。また、高校生向けの進学相談会や進学情報誌も企画・運営する。
- 進学相談会
- 大学・短大・専門学校を集めた進学相談会を高校で開催し、生徒の進路選択を支援する。
- 進学情報誌
- 高校生向けに進学情報を提供する雑誌を企画・制作・配布する。
03企業・官公庁準主力
文教市場以外の企業や官公庁向けに、情報セキュリティ対策ソフトウェアや運用管理ソリューションを提供する。
- 情報セキュリティ対策ソフトウェア
- 企業・官公庁の情報漏えいを防ぎ、安全なIT運用を支援するソフトウェア。
製品と技術
学校向けクラウド教材配信の基盤「CHIeru.net」
2004年に提供を開始したクラウド型教材配信サービス。小中学校向けにデジタル教材を配信するほか、2011年には大学向け「CHIeru.net for College」も開設。シングルサインオン機能により、複数の教育サービスを統合して利用できる。現在も多くの学校で導入されており、長期にわたる収益基盤となっている。
学習評価から端末管理までカバーする「InterCLASS」
ネットワーク型学習評価システムとして開発された「InterCLASS」は、2007年に米国テキサス州で高評価を受けた。その後、Chromebook向けの「InterCLASS Cloud Advance」、Webフィルタリングサービス「InterCLASS Filtering Service」、運用管理ツール「InterCLASS Console Support」などに派生。GIGAスクール第2期の端末更新需要に対応し、一定期間の収益を生む製品群として成長している。
語学学習を支援する「CaLabo」シリーズ
2008年にフルデジタルCALLシステム「CaLabo EX Ver.5.0」の販売を開始。2010年にはアクティブラーニング支援機能を追加した「CaLabo Bridge」、さらにクラウド版「CaLabo MX」へと進化。高精細映像配信機器「S600-OP」もラインアップに加わり、多様な授業スタイルに対応。現在は生成AI技術の組み込みが進められている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がチエル
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 5129FIXER | 45億円 | — |
| 2 | 3712情報企画 | 45億円 | 13.9倍 |
| 3 | 3816大和コンピューター | 45億円 | 16.8倍 |
| 4 | 3823THE WHY HOW DO COMPANY | 45億円 | — |
| 5 | 3933チエル | 44億円 | 6.3倍 |
| 6 | 4334ユークス | 44億円 | 19.1倍 |
| 7 | 3935エディア | 44億円 | 9.7倍 |
| 8 | 4428シノプス | 44億円 | 24.4倍 |
| 9 | 7527システムソフト | 44億円 | — |
| 10 | 2303ドーン | 44億円 | 17.3倍 |
| 11 | 3768リスクモンスター | 43億円 | 18.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 15件
旺文社の子会社として1997年に設立
1997年10月、株式会社旺文社の100%子会社として、東京都大田区に株式会社デジタルインスティテュートを設立。1999年12月、アルプスシステムインテグレーション(ALSI)が資本参加。2002年4月に株式会社旺文社デジタルインスティテュートに商号変更。2005年10月には学習用シングルサインオンシステムの特許を取得し、技術基盤を固めた。
「CHIeru.net」投入とALSI事業統合
2004年4月、学校向けクラウド型教材配信サービス「CHIeru.net」の提供を開始。このサービスが後の事業の核となる。2006年10月、ALSIの教育事業部門を統合し、商号をチエル株式会社に変更。同時に現在のブランド名「チエル」が誕生した。ALSIの技術と顧客基盤を統合することで、製品ラインナップが拡充された。
米国学区で4年連続優秀ベンダー賞受賞
2007年4月、ネットワーク型学習評価システム「InterCLASS」が米国テキサス州ガーランド学校区から4年連続で優秀ベンダー賞を受賞。2011年6月にはコロラド州ボルダー学区74校全てに標準採択されるなど、海外でも評価を獲得。2008年にはフルデジタルCALLシステム「CaLabo EX」、2010年にはアクティブラーニング支援システム「CaLabo Bridge」を相次いで投入し、教育向けICT製品の幅を広げた。
本社を品川に移転し管理ソリューションを拡充
2011年7月、本社を東京都品川区に移転。同年8月、学内ICT運用管理ソリューション「ExtraConsole」とウイルス対策ソフト「Dr.WEB」の販売を開始。これにより、教材配信や授業支援だけでなく、学校のネットワーク管理やセキュリティ領域にも進出。同年6月には大学専用eラーニング教材販売ストア「CHIeru.net for College」も開設し、高等教育市場への本格参入を果たした。
年表15件を開く
1990年代
- 1997年10月株式会社旺文社の100%子会社として、東京都大田区に株式会社デジタルインスティテュートを設立
- 1999年12月アルプスシステムインテグレーション株式会社(以下「ALSI」といいます。)が当社へ資本参加
2000年代
- 2002年4月株式会社旺文社デジタルインスティテュートに商号を変更
- 2004年4月学校向けクラウド型教材配信サービス「CHIeru.net」の提供を開始
- 2005年10月特許「学習用シングルサインオンシステム」(特許第4652710号)を取得
- 2006年10月M&AALSIの教育事業部門を統合し、商号をチエル株式会社に変更
- 2007年4月ネットワーク型学習評価システム「InterCLASS」が米国テキサス州ガーランド学校区より4年連続で「Focus Customer Service Award(優秀ベンダー賞)」を受賞
- 2008年2月フルデジタルCALLシステム「CaLabo EX Ver.5.0」の販売を開始
- 2008年8月フラッシュ型教材の販売を開始
2010年代
- 2010年8月アクティブラーニング支援システム「CaLabo Bridge(CaLabo LMS)」の販売を開始
- 2011年6月「InterCLASS」が米国コロラド州ボルダー学区74校全てに標準採択される
- 2011年6月大学専用eラーニング教材販売ストア「CHIeru.net for College」を開設
- 2011年7月本社を東京都品川区に移転
- 2011年8月学内ICT運用管理ソリューション「ExtraConsole」の販売を開始
- 2011年8月ウイルス対策ソフト「Dr.WEB」の販売を開始
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
学校DXの推進と新製品展開
小中学校市場向けに既存製品の収益最大化と、ポストGIGAスクール期向け新製品「TeachGear」シリーズを立ち上げ、働き方改革や学校DXに貢献する。AI活用の公用スマホツールや週案ツールなどを拡充する。
- 02
生成AI活用と運用監視事業の拡大
高校・大学市場で語学演習システム「CaLabo」に生成AIを組み込み、効率的な語学学習を実現。統合ID管理システムの収益拡大や、24時間365日体制の運用・保守・監視事業を強化する。
- 03
企業・官公庁市場での収益拡大
M&A後のPMI推進による効率化で利益率向上とストック型ビジネスモデルへ転換。企業内教育向けLMS拡販や、外国人労働者向け日本語学習システム「ABLish 日本へGO!」の提供を開始する。
- 04
グループガバナンスの強化
子会社で生じた法令違反疑義に対し、特別調査委員会による調査に最大限協力し、結果を踏まえた再発防止策を講じる。
- 05
海外販路の再構築
過去に取引のあった20カ国以上の販売パートナーとの関係を再構築し、語学関連システムを中心に海外への販路を拡大する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で329人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は623万円で、9期前と比べて−2.8%。平均年齢は38.9歳、平均勤続年数は6.6年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 66 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 89 | — |
| 2019年3月 | 641 | 37.7 | 4.9 | 76 | — |
| 2020年3月 | 670 | 38.7 | 5.4 | 163 | — |
| 2021年3月 | 653 | 37.0 | 4.8 | 166 | — |
| 2022年3月 | 626 | 37.6 | 5.0 | 173 | — |
| 2023年3月 | 635 | 37.1 | 5.4 | 210 | — |
| 2024年3月 | 601 | 38.2 | 6.1 | 189 | — |
| 2025年3月 | 612 | 39.6 | 6.9 | 311 | 225 |
| 2026年3月 | 623 | 38.9 | 6.6 | 329 | 334 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社10社(国内 10 / 海外 0、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社オキジム(注1,3)沖縄県浦添市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内沖縄チエル株式会社沖縄県浦添市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社コラボレーションシステム福岡県福岡市 博多区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内四国チエルクリエイト株式会社徳島県三好市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社ジンジブキャリア東京都品川区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内チエルコミュニケーションブリッジ株式会社(注1,3)東京都品川区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社東京音楽鑑賞協会東京都品川区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内トラストコミュニケーション株式会社沖縄県名護市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内美馬チエル株式会社徳島県美馬市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内セーバー株式会社愛媛県松山市 · 持分法適用会社議決権30.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は102億円、営業利益は11億円。前期と比べると増収増益で、売上が+47.8%、利益が+57.1%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 80億円 | 102億円 |
| 営業利益 | 5億円 | 11億円 |
| 純利益 | 4億円 | 7億円 |
| 1株あたり配当 | ¥23 | ¥23 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は20億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+81.8%、営業利益は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 12 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 11 | 1 | 9.1 | 1 |
| 2024年2Q | 12 | 2 | 16.7 | 2 |
| 2024年3Q | 10 | 1 | 10.0 | 0 |
| 2024年4Q | 13 | — | — | 0 |
| 2025年2Q | 25 | 2 | 8.0 | 1 |
| 2025年4Q | 44 | 5 | 11.4 | 3 |
| 2026年2Q | 47 | 4 | 8.5 | 2 |
| 2026年4Q | 55 | 7 | 12.7 | 5 |
| 2027年1Q | 20 | 1 | 5.0 | 4 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は13億円から102億円へ7.8倍に増えた。直近期の営業利益率は10.8%。売上は3期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 13 | — | 2 | — | 1 |
| 2014年3月 | 15 | — | 2 | — | 1 |
| 2015年3月 | 16 | — | 2 | — | 1 |
| 2016年3月 | 17 | — | 2 | — | 1 |
| 2017年3月 | 19 | — | 2 | — | 2 |
| 2018年3月 | 20 | — | 3 | — | 2 |
| 2019年3月 | 20 | — | 1 | — | 0 |
| 2020年3月 | 32 | — | 2 | — | 2 |
| 2021年3月 | 41 | — | 5 | — | 4 |
| 2022年3月 | 41 | — | 6 | — | 5 |
| 2023年3月 | 39 | — | 6 | — | 4 |
| 2024年3月 | 46 | — | 7 | — | 3 |
| 2025年3月 | 69 | 7 | 7 | 10.1 | 4 |
| 2026年3月 | 102 | 11 | 11 | 10.8 | 7 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高102億円のうち、営業利益として残るのは11億円で10.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は7億円、売上の6.9%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金55.9%57億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金34.3%35億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.8%11億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 13期分
2026年3月期は営業CFが23億円、投資CFが−5億円で、差し引きのフリーCFは18億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は35億円で、売上の4.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2014年3月 | 2 | −2 | 0 | 0 | 7 |
| 2015年3月 | 1 | −2 | — | −1 | 6 |
| 2016年3月 | 0 | −2 | 2 | −2 | 6 |
| 2017年3月 | 3 | −2 | 0 | 1 | 7 |
| 2018年3月 | 1 | −5 | 0 | −4 | 4 |
| 2019年3月 | 4 | 0 | −1 | 4 | 7 |
| 2020年3月 | 5 | 0 | 0 | 5 | 12 |
| 2021年3月 | 26 | −4 | 0 | 22 | 34 |
| 2022年3月 | 15 | −5 | −4 | 10 | 41 |
| 2023年3月 | 1 | −4 | 0 | −3 | 39 |
| 2024年3月 | 0 | −4 | −2 | −4 | 33 |
| 2025年3月 | −2 | −9 | 10 | −11 | 31 |
| 2026年3月 | 23 | −5 | −15 | 18 | 35 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は122億円。このうち返さなくてよい自己資本が34億円で、自己資本比率は27.6%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 13 | 6 | 7 | 48.2 |
| 2014年3月 | 15 | 8 | 7 | 50.4 |
| 2015年3月 | 16 | 9 | 7 | 52.2 |
| 2016年3月 | 21 | 11 | 10 | 55.6 |
| 2017年3月 | 23 | 13 | 10 | 58.4 |
| 2018年3月 | 24 | 15 | 9 | 62.1 |
| 2019年3月 | 24 | 15 | 9 | 61.4 |
| 2020年3月 | 30 | 16 | 14 | 53.8 |
| 2021年3月 | 56 | 20 | 36 | 35.5 |
| 2022年3月 | 64 | 21 | 43 | 33.0 |
| 2023年3月 | 67 | 25 | 42 | 37.4 |
| 2024年3月 | 61 | 27 | 34 | 44.1 |
| 2025年3月 | 107 | 39 | 68 | 29.0 |
| 2026年3月 | 122 | 34 | 88 | 27.6 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で605社中25位あたり、逆に低いのは自己資本比率で605社中560位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥558で、1年前と比べて-16.0%。過去52週の値幅のなかでは40%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 6.3倍 |
| PER (会社予想) | 10.4倍 |
| PBR | 1.16倍 |
| 配当利回り | 4.12% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は+15.52%と急騰し588円。1ヶ月で+22.25%と上昇。25日線(490円)を約20%上回り、75日線(521円)を突破。52週高値764円からは約23%低いが、安値423円からは回復。出来高は8/17に11.5万株と急増。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)。
PERが5.3倍と業界平均29.7倍を大幅に下回り、PBRも1.0倍と同業平均3.4倍を下回る。ROEは20.3%と高く、配当利回り3.1%も業界平均1.2%を上回る。業績拡大が続く一方、PERの低さが割安感を強めるが、配当性向34.6%と配当の伸び余地は限定的。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 6.3倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 10.4倍 | — |
| PBR | 1.16倍 | 2.96倍 |
| ROE | 20.3% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり23円で、前期から+50.0%。いまの株価に対する利回りは4.12%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2020年3月 | 2 | — | 16.7 |
| 2021年3月 | 2 | 0.0 | 7.0 |
| 2022年3月 | 3 | 50.0 | 8.4 |
| 2023年3月 | 5 | 66.7 | 11.8 |
| 2024年3月 | 7 | 40.0 | 33.7 |
| 2025年3月 | 12 | 71.4 | 23.8 |
| 2026年3月 | 18 | 50.0 | 34.6 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥23
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ3,132人。区分でいちばん多いのは個人・その他で69.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が28.4%を占め、残る71.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 72.1 | 72.1 | 70.1 | 68.8 | 64.3 | 69.2 |
| 事業法人 | 24.3 | 24.3 | 27.7 | 28.9 | 31.7 | 28.4 |
| 自己株式 | 0.8 | 4.5 | 4.5 | 5.6 | 5.3 | 5.1 |
| 証券会社 | 1.6 | 0.5 | 0.8 | 0.8 | 1.9 | 1.9 |
| 外国法人 | 1.5 | 3.0 | 1.2 | 1.3 | 0.3 | 0.4 |
| 金融機関 | 0.4 | 0.1 | 0.2 | 0.1 | 1.7 | 0.1 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 川居 睦 | 25.93 |
| 02 | アルプスシステムインテグレーション株式会社 | 9.15 |
| 03 | 株式会社旺文社 | 9.15 |
| 04 | 光通信KK投資事業有限責任組合 | 4.07 |
| 05 | キヤノンITソリューションズ株式会社 | 3.01 |
| 06 | 株式会社旺文社キャピタルマネジメント | 2.29 |
| 07 | 株式会社ダイヤ書房 | 1.55 |
| 08 | 大賀 昭雄 | 1.27 |
| 09 | 森 達也 | 1.27 |
| 10 | 株式会社センター・オブ・エクセレンス・グループ | 1.09 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+112%、1株純資産は14期で+113%。直近期のROEは20.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 42 | 212 | 23.9 | — | — |
| 2014年3月 | 32 | 242 | 14.3 | — | — |
| 2015年3月 | 29 | 271 | 11.2 | — | — |
| 2016年3月 | 37 | 312 | 11.8 | 25.9 | — |
| 2017年3月 | 21 | 175 | 12.7 | 50.8 | — |
| 2018年3月 | 24 | 196 | 12.9 | 32.7 | — |
| 2019年3月 | 1 | 193 | 0.7 | 316.7 | — |
| 2020年3月 | 20 | 212 | 9.9 | 51.2 | 16.7 |
| 2021年3月 | 47 | 255 | 19.9 | 34.1 | 7.0 |
| 2022年3月 | 62 | 281 | 23.1 | 14.8 | 8.4 |
| 2023年3月 | 57 | 335 | 18.3 | 14.1 | 11.8 |
| 2024年3月 | 47 | 363 | 13.4 | 13.5 | 33.7 |
| 2025年3月 | 57 | 417 | 14.6 | 12.7 | 23.8 |
| 2026年3月 | 88 | 450 | 20.3 | 7.1 | 34.6 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額138百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 川居睦 | 代表取締役 社長執行役員 | 63 | 2,041,300 |
| 片岡久議 | 取締役 常務執行役員 | 59 | 18,800 |
| 若松洋雄 | 取締役 執行役員 | 50 | 42,300 |
| 前田喜和 | 取締役 執行役員 | 54 | 58,000 |
| 粟田輝 | 取締役 執行役員 | 44 | 14,200 |
| 片岡伸介 | 取締役(監査等委員) | 51 | 2,200 |
| 呉明植 | 取締役(監査等委員) | 52 | 12,500 |
| 本田真吾 | 取締役(監査等委員) | 47 | 12,500 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 102 | 10 | 11 | 123 | 25 |
| 取締役(社内) | 1 | 8 | — | 0 | 8 | 8 |
| 社外取締役 | 2 | 7 | — | 0 | 7 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容877字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,495字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,511字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)8,678字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第29期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-30
- 半期報告書半期報告書-第29期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第28期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-30
- 半期報告書半期報告書-第28期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第27期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第27期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第27期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第27期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第26期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-30
- 四半期報告書四半期報告書-第26期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第26期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第26期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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