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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

きんでん

KINDEN CORPORATION1944 · Prime · 建設業

関西電力グループの電気工事会社。配電・送電・発変電からビル電気・情報通信・環境工事まで、電力・社会インフラ工事を総合的に手掛ける。

概要

きんでんは、関西電力グループを主要顧客とする総合設備エンジニアリング会社である。電気工事(発電・送配電・一般電気)、空調管工事、情報通信工事などを主力とし、2026年3月期の完成工事高は7,507億円、営業利益は903億円と過去最高を記録した。従業員数は連結で15,440人、大阪市北区に本社を置く。

関西電力グループを軸とする電力インフラ工事

きんでんの創業以来の最大顧客は関西電力(現・関西電力送配電)である。発電設備工事(火力・原子力・水力・再生可能エネルギー)、送電線工事、変電所工事、配電工事の設計・施工を一貫して手掛ける。2025年度の個別受注では配電工事821億円、電力その他工事522億円を計上しており、電力インフラの維持・拡張を支える安定収益源となっている。

ビル・工場向け一般設備と全国支社網

一般電気工事、情報通信工事、空調管工事、内装設備工事を全国の支社ネットワークで展開する。2025年度の個別受注では一般電気工事が4,801億円と最大の事業セグメントである。北海道から九州まで12の支社を置き、官公庁・民間ビル・工場など幅広い需要に対応。東京本社と大阪本社の二本社制をとる。

風力発電事業と蓄電所運営への展開

子会社の白馬ウインドファーム(和歌山県)と白滝山ウインドファーム(山口県)で風力発電所を運営し、売電収益を得ている。また、しらまグリーンエナジー、しらたきやまグリーンエナジーが新規風力発電の準備事業を行い、㈱K2-BatOMは蓄電所の保守管理を手掛ける。再生可能エネルギー関連事業をグループ成長の一柱と位置付ける。

ハワイ・東南アジア・中東への海外展開

海外では、ハワイのユー・エス・キンデン・コーポレーション(持株会社)を通じ一般電気工事を、インドネシア・フィリピン・ベトナム・タイ・インドの現地法人で電気・空調工事を施工する。さらにアラブ首長国連邦ドバイではインターナショナル・エレクトロ-メカニカル・サービス・カンパニーが空調管工事と電気工事を手掛け、中東市場にも進出している。

業界の中での役割は電力会社向け送配電・発変電設備工事の主要請負業者/ビル・工場向け電気・空調・情報通信工事のゼネコンにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
7,507億円
営業利益
903億円
営業利益率
12.0%
純利益
694億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01電力会社(発電・送配電)主力

関西電力グループからの受注を中心に、発電設備工事(火力・原子力・水力・再生可能エネルギー)、送電線工事、変電所工事、配電工事等を設計・施工。電力の安定供給を支えるインフラ工事を担う。

主要顧客関西電力送配電㈱

主な製品・サービス4
発電設備工事
発電所の建設・保守・改造工事。
送電線工事
高圧送電線の鉄塔建設・電線架設・保守。
変電所工事
変電設備の建設・改修。
配電工事
需要家への低圧配電線工事。

02ビル・工場・一般需要家主力

オフィスビル、商業施設、工場、住宅等に対する一般電気工事、情報通信工事、空調管工事、内装設備工事等の設計・施工・保守。また、関連子会社を通じて給排水衛生工事も手掛ける。

主な製品・サービス4
一般電気工事
ビル・工場の電力設備、照明、コンセント等の電気工事。
情報通信工事
LAN、電話、放送、セキュリティ等の通信設備工事。
空調管工事
空調・換気・衛生設備の配管工事。
内装設備工事
建築内装の電気・情報関連工事。

03再生可能エネルギー(風力発電)準主力

子会社を通じて和歌山県・山口県で風力発電事業を運営。また、準備事業や蓄電所の保守管理も行い、再生可能エネルギー関連の事業を展開。

主な製品・サービス2
風力発電事業
風力発電所の開発・運営による売電。
蓄電所保守管理
蓄電所の運転・保守サービス。

04海外インフラ工事副次

米国ハワイ州、インドネシア、フィリピン、ベトナム、タイ、インド、アラブ首長国連邦等において、一般電気工事・空調管工事の設計・施工を行う。現地法人を通じて海外市場に展開。

主な製品・サービス2
一般電気工事(海外)
現地のビル・工場向け電気設備工事。
空調管工事(海外)
現地の空調・衛生設備工事。

製品と技術

発電所から需要家までを結ぶ電力設備工事

きんでんの電力設備工事は、発電所建設・保守(火力・原子力・水力・再生可能エネルギー)、超高圧送電線の鉄塔建設・電線架設、変電所の建設・改修、そして需要家への低圧配電線工事まで、電力の流れに沿った全工程をカバーする。主要顧客である関西電力送配電からの安定受注に加え、2025年度個別受注で配電工事821億円、電力その他工事522億円を計上した。

ビル・工場の電気と空調を一体化する一般設備工事

一般電気工事では、オフィスビルや商業施設、工場に対する電力設備、照明、コンセントなどの電気工事に加え、空調管工事(空調・換気・衛生配管)や情報通信工事(LAN・電話・セキュリティ)を一括施工する。2025年度個別受注では一般電気工事4,801億円、情報通信工事527億円、環境関連工事(空調管)548億円と全セグメントで受注を伸ばしている。

風力発電所の開発・運営による売電事業

子会社の白馬ウインドファーム(和歌山県)と白滝山ウインドファーム(山口県)が風力発電所を運営し、発電した電力を売電する。さらに、しらまグリーンエナジーとしらたきやまグリーンエナジーが新規風力発電の準備事業を進めている。蓄電所の保守管理を行う㈱K2-BatOMも設立し、再生可能エネルギー関連の事業領域を拡大中である。

情報通信工事とシステムエンジニアリング

情報通信工事では、LAN配線、電話設備、放送設備、セキュリティシステムなどの設計・施工を手掛ける。子会社の㈱きんでんスピネットは情報通信システム機器の販売とエンジニアリングを担当し、高度化するビル・工場の通信インフラ需要に対応する。2025年度個別受注で情報通信工事は527億円と堅調に推移している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

建設業のなかでの位置

建設設備工事で関西地盤、受注拡大と収益性向上が焦点

きんでんは建設業セクターの電気設備工事大手であり、関西地区を中心に強固な地盤を持つ。同業のミライト・ワンやインターライフホールディングスと比較されるが、きんでんは総合設備工事で幅広い実績がある。売上高は2024年3月期の6545億円から2026年3月期に7507億円へと増加し、営業利益率も8.65%から12.03%へ上昇し、収益性が大幅に改善している。これは電力インフラ投資やデータセンター需要の恩恵を受けたものとみられる。ライバルのショーボンドホールディングスは道路補修など特殊工事で強みを持ち、ミライト・ワンは通信建設で存在感を示す。きんでんは業界内で中位に位置するが、受注増と原価管理の徹底で利益率を高めている。

強み

  • 関西で高度な技術と信頼を築き、大手ゼネコンからの安定受注を確保。
  • 電気設備工事で25年以上の経験を持ち、高品質な施工と安全管理を実現。
  • 再生可能エネルギーやデータセンターなど需要拡大分野に積極進出。
  • 技術研修センターを設け、若手技能者の育成に力を入れている。

課題

  • 関西依存度が高く、地域経済の変動や災害の影響を受けやすい構造。
  • 建設業界全体で熟練技能者が不足し、将来の施工能力維持が懸念される。
  • 人件費高騰が続き、利益率を維持するためには価格転嫁が必須。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

土木・海洋・専門工事の時価総額近傍。太字がきんでん

時価総額で並べると、掲載7社のなかで2番目にあたる。

#企業時価総額PER
15401日本製鉄3.7兆円210.2倍
21944きんでん1.4兆円20.0倍
31942関電工1.1兆円17.9倍
45076インフロニア・ホールディングス7,832億円11.0倍
51721コムシスホールディングス6,391億円17.5倍
61969高砂熱学工業6,011億円15.0倍
71959クラフティア5,737億円14.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(土木・海洋・専門工事)に従っています。

会社の歴史

沿革 41件

関西電力工事部門の独立として1944年設立

1944年8月、近畿電気工事株式会社として設立された。事業目的は「電気工事」で、関西電力(当時)からの発電・送配電工事を請け負うために分離独立した形態だった。戦後の1948年には電気機械器具の加工修理、1949年には土木工事を事業目的に追加し、総合設備会社への基盤を固めた。

全国展開と上場を果たした1950~60年代

1952年に広島支社(現中国支社)と名古屋支社(現中部支社)、1953年に東京支社を設置し、本拠地関西から全国へ事業領域を拡大。1961年10月に大阪証券取引所に株式を上場(市場第二部)、同年11月には資材調達子会社の近電商事を設立。1969年には大阪証券取引所市場第一部に指定され、1970年には東京証券取引所にも上場した。

商号変更と海外進出が進んだ1980~90年代

1984年、タイにキンデン(タイランド)を設立し海外進出を開始。1987年にはハワイにユー・エス・キンデン・コーポレーションを設立。1990年4月、商号を「近畿電気工事株式会社」から「株式会社きんでん」に変更した。1991年には配電工事の子会社きんでんサービスを設立し、グループ体制を強化。1997年にはベトナム進出も果たした。

2000年代の事業多角化とM&Aによるグループ拡充

2000年以降、測量業務やとび・土工工事など事業目的を拡大し、総合設備工事会社としての領域を広げた。2007年には給排水衛生工事の㈱西原衛生工業所を子会社化。2016年には解体工事を追加。2021年にはフジクラエンジニアリング(現㈱FEN)に出資し、電力・情報通信工事の強化を図った。2025年には北海道を地盤とする㈱北弘電社を子会社化している。

過去最高業績と中期経営計画の前倒し達成

2021年に策定した中期経営計画『Sustainable Growth 2026』では売上高7,000億円・営業利益500億円を目標としたが、2025年3月期に売上高7,051億円、営業利益610億円でこれを2年前倒し達成。2026年3月期は売上高7,507億円、営業利益903億円、純利益694億円と創業以来の最高実績を更新し、利益率は12%を超えた。

年表41件を開く

1940年代

  • 1944年8月創業近畿電気工事株式会社(提出会社)設立、事業の目的「電気工事」
  • 1948年11月事業の目的に「電気機械器具類の加工修理」を加える。
  • 1949年8月事業の目的に「土木工事」を加える。
  • 1949年10月建設業法により建設大臣登録(イ)第83号を受ける。

1950年代

  • 1952年3月広島支社を設置(現中国支社)
  • 1952年5月事業目的に「管工事」を加える。名古屋支社を設置(現中部支社)
  • 1953年4月東京支社を設置

1960年代

  • 1961年10月上場大阪証券取引所に株式を上場(市場第二部)
  • 1961年11月近電商事株式会社を設立(現連結子会社)
  • 1969年2月大阪証券取引所市場第一部銘柄に指定

1970年代

  • 1970年2月近電サービス株式会社を設立(現きんでん関西サービス株式会社(現連結子会社))
  • 1970年3月上場東京証券取引所に株式を上場(市場第一部)
  • 1970年11月九州支社・北海道支社を設置
  • 1971年9月昭和温調工業株式会社に出資(現きんでん東京サービス株式会社(現連結子会社))
  • 1971年12月大阪支社を設置
  • 1972年9月建設業法改正により、建設大臣許可(特-47)第114号を受ける。(現許可番号 特-8 第114号)
  • 1976年2月東北支社を設置
  • 1976年3月四国支社を設置

1980年代

  • 1984年3月横浜支社を設置
  • 1984年8月キンデンコウ(タイランド)・カンパニー・リミテッドを設立(現キンデン(タイランド)・カンパニー・リミテッド。タイ。現連結子会社)
  • 1985年6月事業目的に「電気通信工事」、「建築工事」を加える。
  • 1987年5月ユー・エス・キンデン・コーポレーションを設立(米国・ハワイ州。現連結子会社)
  • 1989年6月東京本社を設置

1990年代

  • 1990年4月商号変更商号を「近畿電気工事株式会社」から「株式会社きんでん」に変更
  • 1991年4月近電電力サービス株式会社を設立(現きんでんサービス株式会社(現連結子会社))
  • 1991年6月事業目的に「鋼構造物工事」を加える。
  • 1995年7月株式会社アレフネットを設立(現株式会社きんでんスピネット(現連結子会社))
  • 1996年6月事業目的に「造園工事」、「水道施設工事」を加える。
  • 1997年9月ビナ・キンデン・コーポレーションを設立(現キンデン・ベトナム・カンパニー・リミテッド。ベトナム。現連結子会社)

2000年代

  • 2000年6月事業目的に「測量全般にわたる測量業務」を加える。
  • 2004年6月事業目的に「とび・土工・コンクリート工事」を加える。
  • 2005年2月ピー・ティー・キンデン・インドネシアを設立(インドネシア。現連結子会社)
  • 2006年6月事業目的に「労働者派遣法に基づく労働者派遣事業」を加える。
  • 2007年4月株式会社西原衛生工業所に出資(現連結子会社)

2010年代

  • 2016年6月事業目的に「解体工事」を加える。
  • 2019年3月東関東支社・北関東支社を設置

2020年代

  • 2020年1月インターナショナル・エレクトロ-メカニカル・サービス・カンパニーに出資(アラブ首長国連邦ドバイ首長国。現連結子会社)
  • 2020年3月電力支社を設置
  • 2021年7月株式会社フジクラエンジニアリングに出資(現株式会社FEN(現連結子会社))
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2025年4月株式会社北弘電社に出資(現連結子会社)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2026年度まで7,000億円程度
  • 営業利益2026年度まで500億円程度

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    中期経営計画の深化

    中期経営計画『Sustainable Growth 2026』の最終年度として、これまでの取り組みをより深化させ、実効性を高める。現在の事業規模を維持・拡大するための事業基盤の整備・拡充に注力する。

  2. 02

    人的資本を軸とした経営の実践

    人と心を経営の根幹に置き、きんでん豊洲ビルの営業開始、新きんでん学園計画など、人財を軸とした成長投資を進める。

  3. 03

    事業領域拡大への投資

    株式会社FEN、株式会社北弘電社のグループ化や蓄電所事業への参画など、新たな事業領域への投資を通じて成長を図る。

  4. 04

    ガバナンス改革の推進

    経営執行役員制度の導入など、コーポレートガバナンスの強化を図る。また、統合報告書の作成など社会への情報発信を通じたブランディングを進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で15,440人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は997万円で、9期前と比べて+16.4%平均年齢は41.6歳、平均勤続年数は19.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月10,021
2018年3月10,165
2019年3月85641.520.010,867
2020年3月87741.620.112,984
2021年3月88541.620.012,935
2022年3月88841.620.012,892
2023年3月85041.720.012,704
2024年3月84941.719.913,240
2025年3月88841.719.714,359425
2026年3月99741.619.515,440585

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
男性育休取得率66.8%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)62.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社27(国内 19 / 海外 8、うち連結子会社 15) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
東京本社 — 東京都江東区854億円
本店 — 大阪市北区212億円
中央支店 — 大阪市北区108億円
神戸支店 — 神戸市中央区102億円
京都支店 — 京都市南区7,926百万円
姫路支店 — 兵庫県姫路市6,856百万円
和歌山支店 — 和歌山県和歌山市6,129百万円
滋賀支店 — 滋賀県草津市6,074百万円
奈良支店 — 奈良県奈良市3,993百万円
中国支社 — 広島市西区2,844百万円
ほか12件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    近電商事㈱
    大阪市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱西原衛生工業所
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱FEN
    東京都江東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱北弘電社
    札幌市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    きんでん東京サービス㈱
    東京都江東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    きんでん中部サービス㈱
    名古屋市 中村区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    きんでん関西サービス㈱
    大阪市東成区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    きんでん西日本サービス㈱
    広島市西区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ダイトウ電気工事㈱
    神戸市兵庫区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    きんでんサービス㈱
    大阪市浪速区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱きんでんスピネット
    大阪市北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    白馬ウインドファーム㈱
    和歌山県 日高郡 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社15社を開く
  • 白滝山ウインドファーム㈱山口県下関市100%
  • しらまグリーンエナジー㈱和歌山県 日高郡100%
  • しらたきやまグリーンエナジー㈱山口県下関市100%
  • ㈱K2-BatOM大阪市北区67%
  • 西原工事㈱東京都江東区100%
  • ユー・エス・キンデン・コーポレーション米国ハワイ州100%
  • ワサ・エレクトリカル・サービス・インク米国ハワイ州100%
  • ピー・ティー・キンデン・インドネシアインドネシア95%
  • キンデン・フィルス・コーポレーション(注1)フィリピン40%
  • キンデン・ベトナム・カンパニー・リミテッドベトナム100%
  • キンデン(タイランド)・カンパニー・リミテッド(注1)タイ46%
  • アンテレック・プライベート・リミテッドインド100%
  • インターナショナル・エレクトロ-メカニカル・サービス・カンパニー(注1)アラブ首長国連邦ドバイ首長国49%
  • ㈱近貨大阪市浪速区50%
  • 関西電力㈱(注2)大阪市北区37%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    大阪拘置所新営(電気設備)第3期工事
    法務省 · 2022-09-29
    34.5億円
  • 調達
    大阪拘置所新営(電気設備)第2期工事
    法務省 · 2017-11-10
    31億円
  • 調達
    大阪高地簡裁庁舎電気設備改修工事(再度)
    最高裁判所 · 2024-02-21
    24.9億円
  • 調達
    大阪医療刑務所新営(電気設備)工事
    法務省 · 2020-12-07
    21.8億円
  • 調達
    沖縄少年院・沖縄女子学園(仮称)新営(電気設備)工事
    法務省 · 2016-03-22
    10.2億円
  • 調達
    大阪医療刑務所新営準備(電気設備)工事
    法務省 · 2019-03-01
    3.6億円
  • 調達
    令和元年度皇居外苑石垣照明設備等整備工事(日比谷濠及び馬場先濠等)
    環境省 · 2019-11-07
    3.2億円
  • 調達
    神戸地簡裁庁舎電気設備改修工事
    最高裁判所 · 2019-05-09
    2.5億円
  • 調達
    令和7年度東日本成人矯正医療センター管理・医務病棟照明設備LED化改修工事(第1期)
    法務省 · 2026-02-26
    2.4億円
  • 調達
    令和7年度名古屋拘置所照明設備LED化改修工事
    法務省 · 2026-03-11
    1.9億円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は7,507億円営業利益903億円前期と比べると増収増益で、売上が+6.5%、利益が+48.0%。

売上高
+6.5%
7,507億円
営業利益
+48.0%
903億円
純利益
+46.7%
694億円
営業利益率
12.0%
前期比 +3.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高8,100億円7,507億円
営業利益970億円903億円
純利益700億円694億円
1株あたり配当¥240¥240

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は1,624億円、営業利益は136億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+44.0%、営業利益は+1411.1%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q2,064177
2024年1Q1,12890.811
2024年2Q1,579825.264
2024年3Q1,5641157.4101
2024年4Q2,274160
2025年2Q2,9801294.398
2025年4Q4,07148111.8375
2026年2Q3,2143199.9226
2026年4Q4,29358413.6468
2027年1Q1,6241368.499

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は4,911億円から7,507億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は12.0%。売上は5期、純利益は4期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月4,91121898
2014年3月5,144282164
2015年3月4,680320206
2016年3月4,753354237
2017年3月4,726380264
2018年3月5,007404295
2019年3月5,213425288
2020年3月5,859467325
2021年3月5,563448324
2022年3月5,668400264
2023年3月6,091402287
2024年3月6,545460336
2025年3月7,0516106458.7473
2026年3月7,50790394512.0694

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高7,507億円のうち、営業利益として残るのは903億円12.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は694億円、売上の9.2%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金76.4%5,737億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金11.5%867億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.0%903億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+4.7pt
12.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.8pt
9.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.1pt
11.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
7.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが877億円、投資CFが−599億円で、差し引きのフリーCFは278億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は1,823億円で、売上の2.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月7−174−46−167797
2014年3月13760−261197743
2015年3月288−67−40221936
2016年3月198−9−611891,058
2017年3月440−42−603981,393
2018年3月191−109−59821,415
2019年3月239−116−721231,472
2020年3月467−289−1581781,490
2021年3月433−58−1733751,691
2022年3月330−100−832301,845
2023年3月302−274−93281,795
2024年3月385−222−1601631,805
2025年3月24536−2502811,847
2026年3月877−599−3022781,823

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は9,138億円。このうち返さなくてよい自己資本が6,619億円で、自己資本比率は72.4%(業種中央値55.5%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月5,1023,4791,62368.1
2014年3月5,1853,4141,77165.6
2015年3月5,4223,7771,64569.3
2016年3月5,4763,7651,71168.5
2017年3月5,7003,9921,70869.8
2018年3月6,0094,3321,67771.9
2019年3月6,3414,5031,83870.8
2020年3月6,5434,6421,90170.8
2021年3月6,8304,9321,89872.0
2022年3月7,0035,1181,88573.0
2023年3月7,4285,3272,10171.6
2024年3月8,1595,7412,41870.3
2025年3月8,2175,9972,22072.9
2026年3月9,1386,6192,51972.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
654億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
5,244億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
2,519億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
94
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率24 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

建設業 140社との比較

同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率140社中17位あたり、逆に低いのは配当利回り140社中119位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
11.0%/中央値 10.9%
P25 7.9%P75 14.3%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
12.0%/中央値 7.3%
P25 5.1%P75 9.4%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
72.4%/中央値 55.5%
P25 43.8%P75 66.2%
売上成長率前期からの売上の伸び
6.5%/中央値 4.8%
P25 -1.9%P75 12.7%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.4%/中央値 3.5%
P25 2.7%P75 4.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥6,998で、1年前と比べて+35.8%過去52週の値幅のなかでは57%の位置にある。

¥6,998-3.7%1ヶ月-2.2%1年+35.8%時価総額1.4兆円
過去52週の値幅
安値¥4,894高値¥8,580

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)20.0倍
PER (会社予想)17.2倍
PBR2.66倍
配当利回り3.43%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で-9.59%と下落し、25日移動平均線(7,110円)を6%下回る。75日線(7,368円)も下回り、200日線(7,175円)も割り込んだ。52週高値8,580円からは-22%の水準で、下落トレンドが明確。RSIは40.6と中立圏の下振れで、売り圧力が続く。7月30日には392万株の出来高を記録し、投げ売りも見られた。年間では+27.62%と上昇を維持しているが、直近の下げで調整局面入り。8月19日には994万株の商いがあり、底打ち確認には25日線回復が条件。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 52/100)

PERは19.08倍で業界平均13.75倍を上回る一方、予想PER16.4倍は改善が見込まれる。PBR2.54倍は平均1.53倍を大きく上回り、ROE11%は収益性を反映しているものの割高感がある。配当利回り3.59%は平均3.39%を上回り魅力的だが、配当性向40.5%は余裕がある。業績は順調に拡大しており、今後の利益成長率を考慮すると妥当な水準と判断する。ただ、PBRの高さは割高要因で、両面性がある。

指標この会社業種平均
PER (実績)20.0倍14.4倍
PER (予想)17.2倍
PBR2.66倍1.55倍
ROE11.0%11.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

設備工事業界は、老朽化対策や省エネ需要が追い風となる一方、人手不足やコスト高が課題。強気派は、好調な受注環境と高い利益率に着目。弱気派は、工事高の伸び悩みや技術者不足による将来の受注への影響を懸念。決算では、受注高と受注残高、利益率の推移が焦点。

プラスに働く材料7
  • 好調な受注

    2026年3月期は売上・利益とも過去最高を見込む。

  • 高い収益性

    営業利益率12%超と高水準を達成。

  • 安定需要

    建物の老朽化対策や省エネ改修が継続的に発生。

  • 2026/3期は営業利益903億円、前年比48%増益計画通年影響

    2025/3期の営業利益610億円から2026/3期計画903億円、増益293億円。予想PER19.9倍→17.2倍へ改善。

  • 売上高7,507億円計画で2期連続増収、伸び率6.5%通年影響

    売上高は6,545億円→7,051億円→7,507億円と2期連続増加。営業利益率8.65%→12.03%へ改善が見込まれる。

  • 配当利回り3.44%と高い株主還元水準継続影響

    時価総額1兆3,939億円に対し配当利回り3.44%。株主還元が株価下支えし、長期保有層を拡大させる。

  • 外国人保有比率25.6%と高水準な需給環境継続影響

    外国人保有比率25.6%と高水準。中長期資金が入る構図が続けば、需給面での下支えになる。

マイナスに働く材料7
  • 人手不足

    技術者不足が将来の受注能力を制限する恐れ。

  • 投資の反動減

    設備投資のけん引が一巡後の需要減退が懸念。

  • 競争激化

    建設各社が設備事業に参入し競争が厳しくなる。

  • 株価1年で33.99%上昇、短期的な利益確定売り不定影響

    過去1年で株価が33.99%上昇。高値圏では利食い売りが出やすく、短期的な調整リスクがある。

  • PBR2.65倍とROE11%の資本効率に割高感不定影響

    PBR2.65倍に対しROE11%と、資本効率に見合わない水準。修正局面では株価の重しとなる。

  • 2026/3期計画未達ならPER19.9倍へ逆戻り決算発表後影響

    営業利益903億円の計画が前提。仮に610億円に留まる場合、PERは19.9倍へ逆戻りし割高感。

  • 予想PER17.2倍は計画織り込み済み不定影響

    予想PER17.2倍は計画織り込み済み。上振れが無い限り、新規の買い材料になりにくい。

次の決算で確かめる点
受注高
将来の売上高を示す先行指標。
営業利益率
工事採算性の動向を確認する。
受注残高
手持ち工事が収益を保証する指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり240で、前期から+44.4%いまの株価に対する利回りは3.43%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥240
1株あたり
配当利回り
3.43%
いまの株価に対して
配当性向
40.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2625.4
2018年3月287.723.2
2019年3月307.124.8
2020年3月326.722.6
2021年3月359.423.3
2022年3月375.729.4
2023年3月408.129.6
2024年3月6357.542.9
2025年3月9042.942.5
2026年3月13044.440.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥240

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ10,336人。区分でいちばん多いのは事業法人40.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が56.0%を占め、残る44.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人39.739.739.739.940.140.1
外国法人28.328.228.328.326.025.6
個人・その他16.016.116.916.616.316.2
金融機関15.415.114.514.016.315.9
証券会社0.60.90.51.21.22.1
自己株式0.10.10.20.70.61.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01関西電力株式会社29.46
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)10.75
03関電不動産開発株式会社7.26
04きんでん従業員持株会4.64
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.12
06STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.81
07BBH(LUX)FOR FIDELITY FUNDS - JAPAN ADVANTAGE POOL(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.49
08J.P. MORGAN BANK LUXEMBOURG S.A. 384513(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.06
09STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.93
10RBC IST 15 PCT LENDING ACCOUNT - CLIENT ACCOUNT(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.85

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-08-05
    JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    5.50%
  • 2026-06-24
    関西電力株式会社
    新規の大量保有報告
    16.02%
    -13.44pt
  • 2026-06-08
    関西電力株式会社
    新規の大量保有報告
    29.46%
    +2.46pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+785%、1株純資産は14期で+138%。直近期のROEは11.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月401,4052.915.936.6
2014年3月741,5664.813.530.4
2015年3月951,7325.715.927.0
2016年3月1091,7286.312.722.5
2017年3月1221,8356.812.825.4
2018年3月1361,9927.113.023.2
2019年3月1332,0706.513.824.8
2020年3月1502,1897.110.622.6
2021年3月1562,4016.812.123.3
2022年3月1292,4935.312.329.4
2023年3月1402,5995.511.429.6
2024年3月1652,8486.116.342.9
2025年3月2363,0148.114.242.5
2026年3月3513,34011.019.940.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

30名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は30名。2026/3期の役員報酬は総額534百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢
土井義宏代表取締役 会長71
上坂隆勇代表取締役 社長69
林弘之代表取締役 経営執行役員副社長67
伊﨑幸治取締役 経営執行役員常務65
鳥山半六取締役66
髙松啓二取締役78
相良和伸取締役75
小久江晴子取締役67
武藏扶実取締役67
石原美幸取締役69
錦織和昭常任監査役 常勤66
田中日出男監査役 常勤67
残りの役員18名を開く
氏名役職年齢
吉岡雅美監査役70
鎌倉利光監査役66
長勇監査役77
佐藤守良経営執行役員副社長
福田隆経営執行役員専務
堀切正則経営執行役員専務
吉増憲二代表取締役 社長64
島田守経営執行役員常務
榎本謙司経営執行役員常務
垣内康男経営執行役員常務
松村幹雄代表取締役 会長68
犬塚力取締役67
山口智子取締役58
山本哲也監査役 常勤66
小寺正憲経営執行役員常務
鷲田勇二経営執行役員常務
小林広明経営執行役員常務
米倉康之経営執行役員常務

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)10258963238739
監査役2757538
社外取締役1072727

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

ニュース

AI解説

今日の重要ニュースより

「今日の重要ニュース」できんでんを取り上げた解説を、新しい順に並べている。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,736字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当連結会計年度末現在、当社並びに被関連会社(その他の関係会社)1社・連結子会社25社・持分法適用関連会社1社・非連結子会社1社・持分法非適用関連会社4社により構成され、その主な事業内容と各関係会社等の当該事業に係る位置付けは次のとおりである。 当社は、電気工事(配電工事、ビル・工場等の一般電気工事、送電線工事、発変電所工事等)、情報通信工事(電気通信工事、計装工事等)、環境関連工事(空調管工事等)、内装設備工事及び土木工事並びにその他これらに関連する事業を営んでいる。 〔被関連会社〕 関西電力㈱は、電気事業を営み、当社は同社から発電事業工事等を受注している。 〔連結子会社〕 近電商事㈱は、当社事業活動上必要な車両等のリース・販売、各種損害保険代理業、不動産の維持管理・賃貸を中心に事業を営んでいる。 ㈱西原衛生工業所は、給排水衛生工事その他これらに関連する事業を営んでいる。 ㈱西原衛生工業所の子会社である西原工事㈱は、給排水衛生工事等の施工、保守管理を中心に事業を営んでいる。 ㈱FENは、電力・情報通信工事その他これらに関する事業を営んでいる。 ㈱北弘電社は、一般電気工事・電力工事及び機器販売に関する事業を営んでいる。 きんでん東京サービス㈱、きんでん中部サービス㈱、きんでん関西サービス㈱及びきんでん西日本サービス㈱は、当社が施工した一般電気工事等の保守管理、施工を中心に事業を営んでいる。 ダイトウ電気工事㈱は、一般電気工事等の保守管理、施工を中心に事業を営んでいる。 きんでんサービス㈱は、被関連会社である関西電力㈱の子会社である関西電力送配電㈱から当社に発注された配電工事等の周辺業務の請負を中心に事業を営んでいる。 ㈱きんでんスピネットは、情報通信システム機器の販売及びエンジニアリングを中心に事業を営んでいる。 白馬ウインドファーム㈱は和歌山県にて、白滝山ウインドファーム㈱は山口県にて、それぞれ風力発電事業を営んでいる。 しらまグリーンエナジー㈱は和歌山県にて、しらたきやまグリーンエナジー㈱は山口県にて、それぞれ風力発電の準備事業を行っている。 ㈱K2-BatOMは、蓄電所等の保守管理、その他これらに関する事業を営んでいる。 ユー・エス・キンデン・コーポレーションは、米国ハワイ州所在の持株会社であり、同州にて一般電気工事の設計、施工を営んでいるワサ・エレクトリカル・サービス・インクを所有している。 ピー・ティー・キンデン・インドネシアはインドネシアにて、キンデン・フィルス・コーポレーションはフィリピンにて、キンデン・ベトナム・カンパニー・リミテッドはベトナムにて、キンデン(タイランド)・カンパニー・リミテッドはタイにて、それぞれ一般電気工事・空調管工事の設計、施工を営んでいる。 アンテレック・プライベート・リミテッドは、インドにて一般電気工事の設計、施工を営んでいる。 インターナショナル・エレクトロ-メカニカル・サービス・カンパニーは、アラブ首長国連邦ドバイ首長国にて空調管工事・一般電気工事の設計、施工を営んでいる。 〔持分法適用関連会社〕 ㈱近貨は、コンクリート電柱の運搬を中心に事業を営んでいる。 〔非連結子会社〕 きんでん蓄電池ファンド合同会社は、蓄電所事業を投資対象とする投資事業有限責任組合の運営・管理を行っている。 〔持分法非適用関連会社〕 ㈱サンユーは、消防設備工事等の施工、保守管理を営んでいる。 おおたかの森PFI㈱は、PFI事業を営むことを目的に設立された会社である。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと、下図のとおりである。 ≪事業系統図≫ (注)当連結会計年度において、次のとおり変更があった。 [連結子会社] ・2025年4月1日に㈱北弘電社を子会社化し、新たに連結対象とした。 ・2025年9月1日にしらまグリーンエナジー㈱、しらたきやまグリーンエナジー㈱を設立し、新たに連結対象とした。 ・2025年12月15日に㈱K2-BatOMを設立し、新たに連結対象とした。 [非連結子会社] ・2026年3月16日にきんでん蓄電池ファンド(同)を設立した。
経営方針・対処すべき課題1,574字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりである。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものである。 当期については、年度後半には中東情勢の緊迫化による物価上昇の懸念材料が発生したものの、総じて緩やかな回復基調が続き、企業業績も改善の動きがみられた。建設業界においても、建設コスト高騰等の影響があるものの、企業の投資意欲の底堅さもあり、建設需要は堅調に推移した。 このような景況下、当期における当社グループの連結業績については、完成工事高は7,507億4千2百万円(前期比6.5%増)、営業利益は902億5千6百万円(前期比48.0%増)、経常利益は944億9千3百万円(前期比46.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は694億4千7百万円(前期比47.0%増)となり、完成工事高及びすべての利益について、創業以来最高の実績を確保することができた。旺盛な建設需要、建設コストの価格転嫁の広がり、とりわけ「担い手三法改正」をはじめとする業界全体で「適正工期・適正金額の確保」に向けた動きが進んだ。当社グループにおいても、お客様のご理解はもとより、部門や地域を超えた連携による施工体制を構築することで、お客様、現場に真摯に向き合い対応してきたことが、このような業績に結びついたと考えている。 2021年に策定した中期経営計画『Sustainable Growth 2026 ~人、心、そして未来へ~』について、当社グループの持続的成長・発展に向け、2026年度成長Visionとして「連結7,000億円規模の経営」を掲げ、人と心を経営の根幹に置き、人的資本を軸とした経営を実践してきた。これまでの中期経営計画の取り組みを振り返ると、きんでん豊洲ビルの営業開始、新きんでん学園計画をはじめ、人財を軸とした様々な成長投資を進めてきた。事業領域拡大への投資として、株式会社FEN、株式会社北弘電社のグループイン、蓄電所関連における事業者としての参画に取り組んだ。統合報告書の作成をはじめ、社会への情報発信を通じたブランディングも進めてきた。また、経営執行役員制度を導入するなど、ガバナンス改革の推進を図ってきた。 資本政策においては、株主還元強化も含め、資本効率の向上に努め、株価・企業価値も大きく高まった。 業績面では、これまでの様々な取り組みが結実し、成長指標「売上高7,000億円程度・営業利益500億円程度」を2年前倒しで達成することができた。当期の業績も含め、当社グループは7,000億円規模の経営に資する体制へ成長を遂げてきたと考えている。これは会社としての枠組み・あるべき姿を追求してきた、その成果が形として表れてきたものであると考えている。 今期は中期経営計画の最終年度となる。これまでの取り組みをより深化させることで、実効性をさらに高めていく。そして中期経営計画の目的である「当社グループの持続的な成長と発展」に向けて、現在の事業規模を維持していく、そしてさらに伸ばしていく、そのために必要となる事業基盤の整備・拡充に引き続き注力していく。 2026年度の建設市場は、総じて堅調に推移する見通しであるが、中東問題をはじめとした世界情勢の先行きに強い不透明感があり、原油の供給・価格問題が幅広い分野に影響を及ぼす可能性もある。 そのような環境変化が見通しにくい状況下においても、これまで整備・拡充してきた事業基盤を基に、お客様に寄り添い、そのニーズにお応えし、レジリエンスの高い、内実ある強い会社を目指していく。そして、あらゆるステークホルダーと向き合い、価値を協創していくことで、持続的な成長・発展を目指していく。
事業等のリスク1,792字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりである。 当社グループは、リスクの管理体制を「第4  提出会社の状況  4  コーポレート・ガバナンスの状況等」に記載のとおり整備し、リスク管理機能の強化を図っている。 なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものである。 (1)経済状況 当社グループの営業収入のうち、重要な部分を占める電気設備工事の需要は、当社グループが受注している地域及び各国の経済状況の影響を受ける。当社グループでは「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、中期経営計画『Sustainable Growth 2026 ~人、心、そして未来へ~』を策定し、当社財産である「人と心」を経営の根幹に置き、人財を中心とした事業基盤の整備・強化を進めつつ、SDGs・ESGの観点も踏まえた「事業戦略」及び「環境戦略」「人財・働き方戦略」「コーポレート戦略」を展開している。 ①  民間工事の価格競争の激化 受注における最大の要素が価格となっており、熾烈な価格競争が行われている。建設需要が低迷・縮小を続けた場合、価格競争がより一層熾烈化し、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性が生じることになる。 ②  政府、自治体等官公庁の方針による建設投資抑制 政府、自治体等の建設投資抑制方針により、官公庁からの発注工事が減少した場合、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性が生じることになる。 ③  海外における経済情勢、法令・規則等の変更 当社グループは、海外のインフラ設備を中心とする海外工事にも積極的に進出している。海外工事においては、当該国の経済情勢の変化や法令・規則等に変更があった場合、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性が生じることになる。 ④  資材費及び外注費の高騰 予想以上の急激な為替変動等による資材価格及び外注労務単価の高騰は、工事の採算性を低下させることもあり、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性が生じることになる。 ⑤  関西電力グループの設備投資抑制 当社グループは、大口得意先である関西電力グループから配電工事・電力工事等を受注して施工を行っている。そのために施工員、工事用車両、機械器具、事業所等を保有しており固定的に費用が生じている。今後、設備投資が抑制されると、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性が生じることになる。 (2)得意先の倒産等による不良債権の発生 当社グループは、得意先と契約を締結して、契約条項に基づいて工事を施工し、入金を受けている。与信管理を強化しているが、得意先に倒産等があった場合、不良債権が発生することが予想され、多額の不良債権が発生すれば、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性が生じることになる。 (3)大規模自然災害及び感染症の発生 大規模自然災害や感染症の大流行により、当社グループの設備(社屋、車両、工事機材等)や従業員が被害を受けたり、あるいは経済・社会が混乱した場合、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性が生じることになる。 (4)機密情報の漏洩 当社グループは、事業活動を通じて得意先情報や個人情報等の機密情報を保有している。各情報の取扱いについては、法令等に則り適切に管理し、また情報セキュリティ確保に向けたシステムの構築及び従業員の意識向上に取り組んでいるが、外部からのサイバー攻撃等により機密情報が漏洩した場合、社会的信用の低下や損害賠償の発生等により、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性が生じることになる。 (5)気候変動 気候変動を含む環境課題への対応を重要な経営課題の一つと認識し、2022年5月にTCFD提言への賛同を表明するとともに、「TCFDの枠組みに基づく情報開示」の中で気候変動に関連するリスクを特定しているが、これらのリスクが顕在化した場合、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性が生じることになる。
経営成績の分析 (MD&A)8,234字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりである。 ①財政状態及び経営成績の状況 ア)経営成績 当社グループの完成工事高は、前連結会計年度に比べ456億8千3百万円増加し、7,507億4千2百万円(前期比6.5%増)となった。豊富な受注を背景に、期首手持工事高が前期を上回る状況でスタートし、当期の受注も引き続き堅調に推移し、工事進捗も順調に推移したことにより、当社及び国内・海外子会社共に完成工事高は増加した。 完成工事総利益は、前連結会計年度に比べ441億8百万円増加し、1,769億1千1百万円(前期比33.2%増)となった。完成工事高が増加したことに加え、建設コストに対する客先の理解が進む市場環境において、生産性の向上や原価低減努力の結果などによる。 販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ148億3千1百万円増加し、866億5千4百万円(前期比20.6%増)となった。ベースアップ等による人件費の増加、連結子会社の取得に伴うのれん償却費などが増加したことなどによる。 営業利益は、前連結会計年度に比べ292億7千7百万円増加し、902億5千6百万円(前期比48.0%増)となった。 経常利益は、前連結会計年度に比べ299億4千6百万円増加し、944億9千3百万円(前期比46.4%増)となった。 親会社株主に帰属する当期純利益は、経常利益の増加に加え、投資有価証券売却益の増加などがあった一方、固定資産に係る減損損失を計上したことなどにより、前連結会計年度に比べ221億9千6百万円増加し、694億4千7百万円(前期比47.0%増)となった。 完成工事高及び各利益は、前連結会計年度を上回った。 イ)財政状態 (資産) 流動資産は、前連結会計年度末と比べ59億7百万円減少し、4,977億4千8百万円(前年度末比1.2%減)となった。 固定資産は、前連結会計年度末と比べ979億7千7百万円増加し、4,160億1千5百万円(前年度末比30.8%増)となった。株価上昇に伴う投資有価証券の増加や建物・構築物や土地の増加が主な要因である。 これらの結果、総資産は、前連結会計年度末と比べ920億6千9百万円増加し、9,137億6千3百万円(前年度末比11.2%増)となった。 (負債) 流動負債は、前連結会計年度末と比べ166億7千2百万円増加し、2,191億2千9百万円(前年度末比8.2%増)となった。未成工事受入金の増加が主な要因である。 固定負債は、前連結会計年度末と比べ132億4千万円増加し、327億3千8百万円(前年度末比67.9%増)となった。繰延税金負債や資産除去債務の増加が主な要因である。 これらの結果、負債合計は、前連結会計年度末と比べ299億1千2百万円増加し、2,518億6千8百万円(前年度末比13.5%増)となった。 (純資産) 株主資本は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上や剰余金の配当、自己株式の取得及び処分の結果、前連結会計年度末と比べ432億9百万円増加し、5,721億2千6百万円となった。その他の包括利益累計額は、その他有価証券評価差額金の増加等により、前連結会計年度末と比べ191億1千2百万円増加し、892億3千9百万円となった。 また、非支配株主持分は5億2千9百万円となった。 これらの結果、純資産は、前連結会計年度末と比べ621億5千7百万円増加し、6,618億9千5百万円(前年度末比10.4%増)となりました。なお、自己資本比率は、前連結会計年度末より0.5ポイント下落し、72.4%となった。 ②キャッシュ・フローの状況 営業活動によるキャッシュ・フローは、法人税等の支払等があったものの、税金等調整前当期純利益の計上等により、876億8千4百万円のプラス(前期は245億4千5百万円のプラス)となった。 投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得や連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得等により、598億8千4百万円のマイナス(前期は36億5百万円のプラス)となった。 財務活動によるキャッシュ・フローは、自己株式の取得や配当金の支払等により、301億5千5百万円のマイナス(前期は249億7千6百万円のマイナス)となった。 以上の結果、現金及び現金同等物は、前連結会計年度末より23億5千3百万円減少(前期は41億4千4百万円増加)し、1,823億8百万円となった。 ③生産、受注及び販売の実績 当社グループが営んでいる事業の大部分を占める設備工事業(建設事業)では生産実績を定義することが困難であり、設備工事業(建設事業)においては請負形態をとっているため販売実績という定義は実態にそぐわない。 なお、当社グループにおける受注及び販売の実績の大部分を提出会社が占めているため、提出会社個別の状況を参考のため記載すると、次のとおりである。 設備工事業(建設事業)における受注工事高及び完成工事高の状況 a.受注工事高、完成工事高及び次期繰越工事高 期別   工事種別   前期繰越 工事高 (百万円)   当期受注 工事高 (百万円)   計 (百万円)   当期完成 工事高 (百万円)     次期繰越 工事高 (百万円) 第111期 (自  2024年4月1日 至  2025年3月31日)   配電工事   13,289   78,384   91,673   77,150   14,523 一般電気工事   335,112   421,762   756,874   404,667   352,206 情報通信工事   16,607   43,810   60,418   44,594   15,823 環境関連工事   50,189   49,618   99,808   49,186   50,621 電力その他工事   33,664   25,585   59,249   20,319   38,929 計   448,862   619,160   1,068,023   595,918   472,105 第112期 (自  2025年4月1日 至  2026年3月31日)   配電工事   14,523   82,172   96,696   80,845   15,850 一般電気工事   352,206   480,193   832,400   405,157   427,242 情報通信工事   15,823   52,762   68,586   49,575   19,010 環境関連工事   50,621   54,856   105,478   53,298   52,179 電力その他工事   38,929   52,212   91,141   23,627   67,514 計   472,105   722,197   1,194,302   612,505   581,797 (注)1  前期以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額の増減がある場合は、当期受注工事高にその増減額を含む。したがって、当期完成工事高にもかかる増減額が含まれる。 2  次期繰越工事高は(前期繰越工事高+当期受注工事高-当期完成工事高)である。 b.受注工事高の受注方法別比率 工事の受注方法は、特命と競争並びに関西電力株式会社または関西電力送配電株式会社との配電関係工事請負契約によるものに大別される。 期別   特命   競争   請負契約   計 (百万円)   (%)   (百万円)   (%)   (百万円)   (%)   (百万円)   (%) 第111期   (自  2024年4月1日 至  2025年3月31日)   264,237   42.7   279,950   45.2   74,972   12.1   619,160   100.0 第112期   (自  2025年4月1日 至  2026年3月31日)   399,163   55.3   243,670   33.7   79,362   11.0   722,197   100.0 c.完成工事高 期別   得意先   完成工事高 (百万円)   (%) 第111期   (自  2024年4月1日 至  2025年3月31日)   関西電力株式会社(注)   85,302   14.3 株式会社大林組   67,641   11.4 官公庁   15,731   2.6 一般民間会社   427,242   71.7 計   595,918   100.0 第112期   (自  2025年4月1日 至  2026年3月31日)   関西電力株式会社(注)   91,662   15.0 官公庁   15,431   2.5 一般民間会社   505,410   82.5 計   612,505   100.0 (注)関西電力株式会社には関西電力送配電株式会社を含む。 また、第111期の完成工事高総額に対する割合が100分の10以上の相手先は、関西電力株式会社及び株式会社大林組のみであり、第112期の完成工事高総額に対する割合が100分の10以上の相手先は、関西電力株式会社のみである。 〇第111期完成工事のうち5億円以上の主なもの 注文者   工事名   工事場所 大成建設㈱   虎ノ門2丁目地区(再)特定業務代行施設建築物建設工事(電気設備工事)   東京都 ㈱竹中工務店   NHK放送センター建替に伴う電気設備工事   東京都 法務省   大阪医療刑務所新営(電気設備)工事   大阪府 ㈱大林組   うめきた2期区域開発事業のうち南街区賃貸棟建設に伴う電気設備工事   大阪府 関西電力送配電㈱   須原大井線№31~№40(木曽幹線併架)改良工事・これに伴う除却工事   長野県 〇第112期完成工事のうち5億円以上の主なもの 注文者   工事名   工事場所 北海道札幌市   札幌圏消防救急デジタル無線システム更新工事   北海道 (株)大林組   品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)4街区 新築電気設備工事   東京都 (地独)大阪市民病院機構   総合医療センター受変電設備等更新工事(第1電気室他)   大阪府 JFEシビル・りんかい日産・合田・春名・シマ特定建設工事共同企業体   (仮称)GLP ALFALINK尼崎Ⅰ南棟のうち電気設備工事   兵庫県 関西電力送配電(株)   新加古川線改良工事ならびにこれに伴う除却工事 1工区   兵庫県 d.手持工事高(2026年3月31日現在) 得意先   手持工事高 (百万円)   (%) 関西電力株式会社   33,266   5.7 官公庁   30,044   5.2 一般民間会社   518,486   89.1 計   581,797   100.0 (注)関西電力株式会社には関西電力送配電株式会社を含む。 〇手持工事のうち5億円以上の主なもの 注文者   工事名   工事場所   完成予定年月 国土交通省   新たな国立公文書館・憲政記念館新築(R6)電気設備工事   東京都   2029年3月 鹿島建設㈱   世界貿易センタービルディング新本館・ターミナル新築電気設備工事   東京都   2027年3月 最高裁判所   大阪高地簡裁庁舎電気設備改修工事   大阪府   2028年3月 ㈱大林組   (仮称)GSユアサ横江工場建設電気設備工事   滋賀県   2027年9月 多奈川蓄電所(同)   多奈川蓄電所建設工事   大阪府   2028年1月 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりである。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものである。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績は、「(1)経営成績等の状況の概要  ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりである。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因としては、「第2  事業の状況  1  経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであり、「第2  事業の状況  3  事業等のリスク」に記載している各要因が、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があると認識している。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの資本政策については、下記のとおりである。 資本政策について ~株主資本コストを上回るROEの確保~ 当社は、「安定した財務基盤」の堅持を財務方針の基本としつつ、中期経営計画に基づき、当社の持続的な成長・発展に必要な「人財を軸とした成長投資」を実行している。これにより「きんでんブランドの向上」と中長期的なリターンの拡大を図るとともに、配当水準の段階的引き上げなどを通じてEquityの効率化をすすめ、株主資本コストを上回るROEの確保を目指している。 当社グループの資金需要のうち主なものは材料費、外注費等の施工に係る工事原価のほか、販売費及び一般管理費等の営業経費である。また、投資に係る主な資金需要は、設備投資やM&Aなど成長領域への投資である。当連結会計年度の固定資産の取得による支出額は535億9千7百万円であり、主な内容は、きんでん豊洲ビル開設、新きんでん学園計画に関する支出、工事用車両及び機械・工具の購入等である。また、当連結会計年度に実施した株式会社北弘電社の株式取得による支出額は190億2千1百万円である。 今後の投資については、「第2  事業の状況  1  経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、利益創出能力の強化のため、事業基盤投資、成長領域への投資など、当社の持続的成長・発展に必要となる「人財を軸とした人財投資」を実行する方針である。 株主還元については、「第2  事業の状況  1  経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」の「きんでんグループ中期経営計画」に記載のとおり、配当水準の段階的引き上げ(2023~2026年度の総額において配当性向40%を目安)及び財務状況等に応じた更なる株主還元強化としての機動的な自己株式取得(2023~2026年度の総額において総還元性向50~60%を目安)を実行し、株主還元の充実による自己資本の効率化を進めている。当該方針に基づく当連結会計年度の年間配当金は、1株当たり130円を予定しており、連結配当性向は37.1%、配当金総額は257億6千7百万円となる見込みである。また、当連結会計年度の自己株式取得額は、82億4千6百万円となり、連結総還元性向は、49.0%となった。引き続き、インカムゲインとキャピタルゲインを合わせたトータルリターンの向上を通じて、株主価値の向上に努めていく。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、主として自己資金及び営業活動によるキャッシュ・フローを基本としている。当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、876億8千4百万円の資金増加となり、当連結会計年度末における現金及び現金同等物残高は1,823億8百万円となった。これらの現金及び現金同等物は、主に普通預金、定期預金及び有価証券(譲渡性預金)により構成されており、流動性及び安全性を確保している。 また、当連結会計年度末の株主資本は、5,721億2千6百万円となり、前連結会計年度末と比較して432億9百万円増加した。自己資本比率は、前連結会計年度末より0.5ポイント低下し、72.4%となった。 以上のとおり、現時点において当社グループは、事業活動を円滑に遂行するために必要な資金の流動性及び財務の健全性を十分に確保していると認識している。 なお、当社は、2026年4月27日開催の取締役会において、自己株式の公開買付けによる取得及び自己株式の消却に係る事項を決議した。詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)(自己株式の取得、公開買付け)」に記載の通りである。 今後も、安定した財務基盤を堅持しつつ、自己資本当期利益率(ROE)等の資本効率の向上を図り、当社の基本方針である株主還元の更なる強化を進めていく。 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであり、中期経営計画の成長指標である「売上高7,000億円程度・営業利益500億円程度」を2年前倒しで達成することができた。中期経営計画の目的はあくまで「当社グループの持続的な成長と発展、それに向けた事業基盤の整備・拡充」であり、2026年度以降も、引き続き計画を着実に推進し、より内実のある会社を目指していくとともに、資本市場をはじめマルチステークホルダーとの価値共創に取り組んでいく。 また、2025年1月に公表した「中期経営計画における資本政策について ~資本市場との対話等を踏まえたUpdate~」において掲げたROE目標7%以上に対し、2026年3月期の連結ROE実績が11.0%となり、取組目標を上回る結果となった。 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容については、当社の報告セグメントは設備工事業(建設事業)のみであり、当社グループにおける受注及び販売の実績の大部分を提出会社が占めているため、参考として、提出会社個別の事業の状況について記載する。 (個別の完成工事高) 完成工事高は、前期より165億8千6百万円増加し、6,125億5百万円(前期比2.8%増)となった。 得意先別は、関西電力㈱(関西電力送配電㈱を含む)が前期より63億6千万円増加し916億6千2百万円(前期比7.5%増)、関西電力グループが前期より38億2千5百万円増加し199億4千3百万円(前期比23.7%増)、一般得意先は前期より64億円増加し5,008億9千8百万円(前期比1.3%増)となった。 工事種別は、配電工事が前期より36億9千5百万円増加し808億4千5百万円(前期比4.8%増)、一般電気工事が前期より4億9千万円増加し4,051億5千7百万円(前期比0.1%増)、情報通信工事が前期より49億8千1百万円増加し495億7千5百万円(前期比11.2%増)、環境関連工事が前期より41億1千1百万円増加し532億9千8百万円(前期比8.4%増)、電力その他工事が前期より33億8百万円増加し236億2千7百万円(前期比16.3%増)となった。配電工事の増加の主な要因は、関西電力送配電㈱の工事量が増加したこと、一般電気工事の増加の主な要因は、商業・娯楽施設等が減少したものの工場や物流施設等が増加したこと、情報通信工事の増加の主な要因は、構内通信等が増加したこと、環境関連工事の増加の主な要因は、事務所ビルや保健・医療施設等が増加したこと、電力その他工事の増加の主な要因は、発・変電所工事等が増加したことによる。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりである。

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開示資料

出典

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