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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.66-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

クラフティア

KRAFTIA CORPORATION1959 · Prime · 建設業

九州電力グループの設備工事会社。配電線工事、屋内配線、空調管工事の設計施工を主力に、再生可能エネルギー発電等多角化。

概要

クラフティア(旧社名・九電工)は福岡県福岡市に本社を置く総合設備工事会社である。1944年に九州の主要電気工事業者13社が統合して設立。設備工事業を主軸に、配電線工事、電気工事、空調管工事の設計施工を手掛け、連結売上高の約96%を占める。2026年3月期の連結売上高は4,761億円、営業利益546億円。従業員は11,122名。九州電力グループを最大の顧客とし、首都圏など全国に事業基盤を広げる。

設備工事業が売上の96%を占める事業構造

クラフティアの事業は設備工事業とその他事業の2区分で構成される。2025年度の連結売上高4,761億円のうち、設備工事業が4,575億円(96.1%)を占める。設備工事業の内訳は、九州電力グループ向けの配電線工事が大きな柱で、これに一般建築物向けの電気工事(屋内配線等)と空調管工事(空気調和・冷暖房・給排水衛生設備・水処理)が加わる。工事の設計・施工を自社で行うほか、グループ各社へ外注も発注する。その他事業は材料・機器販売、不動産、再生可能エネルギー発電、環境分析、医療関連など多岐にわたるが、売上高は約186億円と全体の4%に過ぎない。

九州電力グループとの密接な取引関係

クラフティアはその他の関係会社である九州電力及びその子会社(九州電力送配電、九電送配サービス)から配電線工事を継続的に受注している。この関係は1947年に九州配電と配電工事委託契約を締結したことに始まり、以来80年近くにわたる安定的な収益基盤となっている。ただし、近年は首都圏の再開発案件やデータセンター関連工事など、非九州電力向けの受注も増加傾向にある。2025年度の工事受注高は4,790億円に達し、物価上昇を価格転嫁しながら最適要員配置による計画的な受注活動を進めている。

63の子会社と51の関連会社から成るグループ

クラフティアは連結子会社63社、持分法適用関連会社51社から成る企業グループを形成する。子会社には地域密着型の電設会社(大分電設、きたせつ、チョーエイ、南九州電設など)が多数含まれ、各県で配電線工事や電気工事を担当する。また、設備保守・点検を担う明光社や中央理化工業、材料販売のQ-mast、再生可能エネルギー発電の霧島木質発電や渥美グリーンパワーなど、事業領域は多岐にわたる。海外ではシンガポールのASIA PROJECTS ENGINEERING PTE. LTD.やベトナム現地法人も連結対象に含む。

業界の中での役割は設備工事業(電気工事・空調管工事)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
4,761億円
営業利益
546億円
営業利益率
11.5%
純利益
401億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
設備工事業4,575億円96.1%512億円11.2%
その他(注)1186億円3.9%33億円17.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01設備工事業主力

九州電力グループ向けに配電線工事を受注施工するとともに、一般向けに電気工事(配電線工事以外)および空調管工事(空気調和・冷暖房・給排水衛生設備・水処理工事)の設計施工を行う。子会社が設備の保守・点検・メンテナンスも手掛ける。

主要顧客九州電力、九州電力送配電、九電送配サービス

主な製品・サービス4
配電線工事
九州電力等から受注する配電線の建設・保守工事。
電気工事(屋内配線等)
一般建築物等における屋内配線工事などの電気設備工事全般。
空調管工事
空気調和、冷暖房、給排水衛生設備、水処理工事の設計施工。
設備保守・点検・メンテナンス
子会社が提供する設備の保守・点検・メンテナンスサービス。

02その他事業準主力

電気工事・空調管工事に関連する材料・機器の販売、不動産事業、ソフト開発、人材派遣、再生可能エネルギー発電(太陽光・風力・バイオマス等)、環境分析・測定、遠隔画像診断支援、印刷、ビジネスホテル経営、ゴルフ場経営、商業施設の企画運営、投資事業など多岐にわたる。

主な製品・サービス4
材料・機器販売
電気工事・空調管工事に使用する材料・機器の販売。
再生可能エネルギー発電
太陽光、風力、バイオマス発電所の運営による売電事業。
環境分析・測定サービス
子会社九連環境開發による空気・水・廃棄物等の環境負荷分析サービス。
遠隔画像診断支援サービス
子会社ネット・メディカルセンターによる医療機関向け遠隔診断支援。

製品と技術

配電線工事:九州電力向けの安定収益源

配電線工事はクラフティアの最大の事業領域である。九州電力及び九州電力送配電、九電送配サービスから継続的に受注し、配電線の建設・保守工事を担当する。この工事は地域密着型の子会社も担い、九州一円に張り巡らされた電力網の維持・更新に貢献している。2025年度の設備工事業売上高4,575億円のうち、相当部分が配電線工事によるものと推定される。物価上昇を反映した価格転嫁により工事利益率も改善傾向にある。

空調管工事と電気工事:一般市場向け設計施工

空調管工事は、空気調和・冷暖房・給排水衛生設備・水処理の設計施工を対象とする。1964年に開始したこの分野は、ビルや工場などの空調設備需要を取り込み、現在では設備工事業の重要な一翼を占める。電気工事(配電線工事以外)では、屋内配線や電気通信工事など一般建築物向けの工事を手掛ける。両分野とも自社施工に加え、グループ各社への外注も活用。首都圏の再開発やデータセンター関連工事など大型案件の受注も増えている。

再生可能エネルギー発電と環境分析サービス

クラフティアは再生可能エネルギー発電事業に積極的に投資している。子会社を通じて太陽光発電(鹿児島ソーラーファーム、名取メガソーラーなど)、風力発電(葛尾風力、長崎鹿町風力など)、バイオマス発電(霧島木質発電、グリーンバイオマスファクトリーなど)の複数拠点を運営。また、子会社九連環境開發は空気・水・廃棄物の環境負荷分析サービスを提供し、環境関連分野での事業を補完している。宇久島メガソーラー事業は、長崎県沖での大規模洋上太陽光発電プロジェクトであり、現在も許可取得と工事を進めている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

建設業のなかでの位置

建設業界で中堅規模、収益性高いも成長鈍化が課題

クラフティアは建設業に属し、売上高は約5,000億円で中堅の部類に入る。同業のエムビーエスやウエストホールディングスより規模は大きいが、ショーボンドホールディングスやミライト・ワンとは競合する。営業利益率は2024年度の8.73%から2026年度には11.47%と大幅に改善しており、収益性が高いのが特徴。しかし、売上高の成長率は鈍化しており、2025年度から2026年度の伸びはわずかだ。国内の建設需要は堅調であるが、人手不足や競争激化の中で、新規分野への進出や海外展開が成長のカギとなる。

強み

  • 営業利益率は9%から11%と同業他社を上回り、利益体質が強い。
  • 売上高は約5,000億円で、中堅建設会社として一定の存在感を示す。
  • 営業利益率が2年間で約3ポイント改善し、経営効率が向上。
  • 都市再開発やインフラ整備など国内需要が堅調。

課題

  • 売上高の伸び率が低く、新たな成長エンジンが不足している。
  • 国内市場に依存しており、海外での競争力が未知数。
  • 建設業界の人手不足が続き、将来の受注拡大に支障が出る可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

土木・海洋・専門工事の時価総額近傍。太字がクラフティア

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
11944きんでん1.4兆円20.0倍
21942関電工1.1兆円17.9倍
35076インフロニア・ホールディングス7,832億円11.0倍
41721コムシスホールディングス6,391億円17.5倍
51969高砂熱学工業6,011億円15.0倍
61959クラフティア5,737億円14.3倍
71951エクシオグループ5,398億円17.4倍
81417ミライト・ワン3,286億円13.7倍
91941中電工3,000億円15.1倍
101979大氣社2,459億円15.8倍
111950日本電設工業2,446億円12.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(土木・海洋・専門工事)に従っています。

会社の歴史

沿革 42件

電気工事業13社が統合した1944年の創業

クラフティアの起源は1944年12月にある。当時の電気工事業整備要綱に基づき、株式会社営電社をはじめとする九州の主要電気工事業者13社が統合し、資本金250万円で九州電気工事株式会社が設立された。本社を福岡市に置き、九州各県に支店・営業所を設置して営業を開始。翌1945年にはさらに4社(株式会社九州電業社など)を第2次統合、続けて3社を第3次統合し、戦時体制下での業界再編の拠点として成長した。

戦後の再編と九州電力との契約締結

終戦後の1947年6月、九州配電(現・九州電力)と配電工事委託契約を締結し、安定受注の基盤を築いた。1953年7月には発電・変電・送電の建設工事部門を分離し、九州電気建設工事株式会社(現・九建)を設立。これは後のグループ再編の第一歩となった。1964年7月には空気調和・冷暖房・管工事事業に進出し、設備工事の領域を拡大。1971年7月には水処理工事も開始し、総合設備業としての体制を整えていった。

大阪・東京への上場で資金調達力を強化

クラフティアは1968年11月に大阪証券取引所市場第二部と福岡証券取引所に上場(資本金5億円)。続いて1971年11月に東京証券取引所市場第二部に上場し、資本金8億2,500万円に増資。1972年9月には東京・大阪両市場の第一部に指定替えとなり、資本金11億円に達した。上場後は各地に子会社を設立し、九州全域に事業ネットワークを拡大。1976年には本社を福岡市南区に新築移転し、経営基盤を強化した。

商号を九電工に変更し事業領域を拡大

1989年12月、社名を株式会社九電工に変更。1990年代以降は関連事業の多角化を加速し、子会社を通じてソフト開発、人材派遣、ビジネスホテル経営、ゴルフ場経営などに進出。2000年代に入ると再生可能エネルギー発電事業に本格参入し、太陽光、風力、バイオマス発電所を各地に展開。2013年にはシンガポールのエンジニアリング会社に出資し、海外事業にも着手した。

再生可能エネルギーと医療関連への投資

2015年3月には第2回無担保転換社債型新株予約権付社債100億円を発行し、資金を成長投資に充当。2018年にはエルゴテック株式会社を子会社化、2021年には中央理化工業株式会社を買収し、設備保守・点検分野を強化。同年にはセントラル総合開発と資本業務提携し、不動産事業を拡大。また、子会社ネット・メディカルセンターによる遠隔画像診断支援サービスなど、医療関連事業にも進出した。

2025年10月にクラフティアへ商号変更

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴いプライム市場へ移行。2025年10月、社名を株式会社クラフティアに変更した。新社名は若手・中堅社員の意見を最大限に尊重して決定され、「craft(技術・技能)」と「ia(場所・領域)」を組み合わせた造語である。2025年度からスタートした中期経営計画では、経常利益600億円、ROIC10%以上を目標に掲げ、設備工事業の深化と成長領域への投資を推進している。

年表42件を開く

1940年代

  • 1944年12月創業電気工事業整備要綱にもとづいて、株式会社営電社ほか九州の主要電気工事業者13社が統合し、資本金250万円をもって九州電気工事株式会社を設立、本社を福岡市に置き、九州各県に支店・営業所を設置、営業開始
  • 1945年2月M&A株式会社九州電業社他3社を第2次統合
  • 1945年3月M&A原田電気商会他3社を第3次統合
  • 1945年10月東京支社(現、東京本社)設置
  • 1947年6月九州配電株式会社(現、九州電力株式会社)と配電工事委託契約を締結

1950年代

  • 1953年7月創業建設工事部門(発電・変電・送電)を分離し、九州電気建設工事株式会社(現、株式会社九建・持分法適用関連会社)を設立
  • 1954年6月株式会社昭電社を設立(現、株式会社Q-mast・連結子会社)

1960年代

  • 1962年6月社員研修所(現、クラフティアアカデミー)設置
  • 1963年7月株式会社大分電設を設立(現、連結子会社)
  • 1964年7月空気調和・冷暖房・管工事の営業開始
  • 1965年2月大阪支社(現、関西支店)設置
  • 1965年5月株式会社小倉電設を設立(現、株式会社きたせつ・連結子会社)
  • 1967年10月株式会社長営電設を設立(現、株式会社チョーエイ・連結子会社)
  • 1968年11月上場大阪証券取引所市場第二部及び福岡証券取引所市場に上場(資本金5億円)
  • 1968年11月株式会社南九州電設を設立(現、連結子会社)

1970年代

  • 1970年4月株式会社有明電設を設立(現、連結子会社)
  • 1971年4月株式会社熊栄電設を設立(現、連結子会社)
  • 1971年7月水処理工事の営業開始
  • 1971年11月上場東京証券取引所市場第二部に上場(資本金8億2千5百万円)
  • 1971年12月M&A株式会社明光社の株式取得(現、連結子会社)
  • 1972年2月九州電工ホーム株式会社を設立(現、株式会社九電工ホーム・連結子会社)
  • 1972年9月上場東京証券取引所及び大阪証券取引所市場第一部へ指定替え上場(資本金11億円)
  • 1973年6月建設業法改正により、建設大臣許可(特―48)第1659号を受けた(現、5年ごとに更新)
  • 1976年4月本社を福岡市南区那の川一丁目23番35号に新築移転

1980年代

  • 1981年8月公共下水道工事の営業開始
  • 1981年9月株式会社福岡電設を設立(現、連結子会社)
  • 1984年10月九興総合設備株式会社を設立(現、連結子会社)
  • 1985年5月合弁会社九連環境開發股份有限公司を設立(現、連結子会社)
  • 1987年3月第一回無担保転換社債100億円の発行
  • 1989年12月商号変更株式会社九電工に商号変更

1990年代

  • 1999年3月技術研究所(現、技術開発部技術開発課)設置

2000年代

  • 2004年6月上場大阪証券取引所市場第一部の上場廃止
  • 2008年7月東京本社設置

2010年代

  • 2013年5月シンガポールに所在するASIA PROJECTS ENGINEERING PTE. LTD.の株式の一部を取得(現、連結子会社)
  • 2015年3月第2回無担保転換社債型新株予約権付社債100億円の発行
  • 2018年3月神奈川県に所在するエルゴテック株式会社の株式の一部を取得(現、連結子会社)

2020年代

  • 2021年6月セントラル総合開発株式会社(現、持分法適用関連会社)と資本業務提携契約を締結
  • 2021年9月M&A東京都に所在する中央理化工業株式会社の株式取得(現、連結子会社)
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場へ移行
  • 2022年6月監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行
  • 2025年5月本社を福岡市中央区天神一丁目11番1号 ONE FUKUOKA BLDG.14階(現在地)に移転
  • 2025年10月商号変更株式会社クラフティアに商号変更

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 経常利益2029年度まで600億円
  • 投下資本利益率(ROIC)2029年度まで10%以上
  • 投資総額(中期経営計画期間中)2029年度まで2,000億円
  • 配当性向40%目安(累進配当)

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    新たなステージへの成長加速

    前中期経営計画で確立した経営基盤を活かし、グループ全体の経営資源の活用を最大化することで持続的な成長を目指す。社名変更も行い、新たなステージへ進む。

  2. 02

    未来への投資による多角化

    建設DX、人的資本、成長事業、M&Aなどへ積極的に投資し、設備工事業をメインとしながらも多角的に利益を確保できる企業体制を構築する。

  3. 03

    質の改善による企業価値向上

    売上高目標を掲げず利益向上にこだわり、社員の処遇改善や株主還元の強化など全ステークホルダーの期待に応える。品質、ガバナンス、資本効率等を向上させる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で11,122人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は762万円で、9期前と比べて+12.4%平均年齢は38.9歳、平均勤続年数は15.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月9,202
2018年3月9,752
2019年3月67838.816.89,862
2020年3月68438.716.59,921
2021年3月68238.716.410,092
2022年3月67838.616.310,425
2023年3月68538.716.510,504
2024年3月70039.016.710,572
2025年3月71339.015.810,828382
2026年3月76238.915.711,122491

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率1.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率101.2%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)72.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社19(国内 18 / 海外 1、うち連結子会社 15) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社(福岡県福岡市中央区) — (注)4153億円
福岡支店(福岡県福岡市南区) — (注)3(注)47,486百万円
鹿児島支店(鹿児島県鹿児島市) — (注)3(注)45,325百万円
熊本支店(熊本県熊本市中央区) — (注)3(注)45,258百万円
長崎支店(長崎県長崎市) — (注)3(注)44,133百万円
大分支店(大分県大分市) — (注)3(注)43,536百万円
北九州支店(福岡県北九州市小倉北区) — (注)3(注)43,177百万円
宮崎支店(宮崎県宮崎市) — (注)3(注)42,524百万円
佐賀支店(佐賀県佐賀市) — (注)3(注)42,201百万円
その他 — ㈱九電工ホーム(福岡県福岡市中央区)1,650百万円
ほか26件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱福岡電設
    福岡県 福岡市南区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱きたせつ
    福岡県 北九州市 小倉北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱大分電設
    大分県 大分市 · 連結子会社
    議決権99.6%
  • 国内
    ㈱明光社
    宮崎県 宮崎市 · 連結子会社
    議決権64.8%
  • 国内
    ㈱南九州電設
    鹿児島県 鹿児島市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱熊栄電設
    熊本県 熊本市南区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱チョーエイ
    長崎県 長崎市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱有明電設
    佐賀県 佐賀市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    九興総合設備㈱
    東京都 豊島区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    エルゴテック㈱
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    中央理化工業㈱
    東京都 豊島区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱九電工ホーム
    福岡県 福岡市 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社7社を開く
  • ㈱Q-mast福岡県 福岡市 中央区100%
  • ASIA PROJECTS ENGINEERING PTE. LTD.シンガポール共和国100%
  • その他 42社
  • ㈱九建福岡県 福岡市 中央区43%
  • セントラル総合開発㈱(注)3東京都 千代田区30%
  • その他 8社
  • 九州電力㈱(注)3福岡県 福岡市 中央区23%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    福岡刑務所職業訓練棟B等新営(電気設備)工事
    法務省 · 2020-03-19
    8.9億円
  • 調達
    佐賀地家簡裁庁舎新営機械設備工事(再度)
    最高裁判所 · 2026-02-20
    8.8億円
  • 調達
    福岡刑務所職業訓練棟B等新営(機械設備)工事
    法務省 · 2020-03-25
    4.1億円
  • 調達
    国立療養所沖縄愛楽園受変電設備更新整備工事
    厚生労働省 · 2024-10-29
    3.9億円
  • 調達
    令和7年度福岡刑務所収容棟等照明設備改修工事
    法務省 · 2026-06-05
    2.3億円
  • 調達
    令和2年度大分刑務所収容棟空気循環換気設備等整備工事
    法務省 · 2020-07-30
    2.1億円
  • 調達
    令和4年度竹富南航路外1件みなとカメラ設置
    内閣府 · 2022-06-21
    1.6億円
  • 調達
    司研庁舎電気設備改修工事
    最高裁判所 · 2020-08-04
    1.5億円
  • 調達
    京浜港施工管理カメラ設置
    国土交通省 · 2020-11-27
    1.3億円
  • 調達
    司研庁舎電気設備改修工事
    最高裁判所 · 2021-09-02
    1.2億円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は4,761億円営業利益546億円前期と比べると増収増益で、売上が+0.4%、利益が+31.9%。

売上高
+0.4%
4,761億円
営業利益
+31.9%
546億円
純利益
+38.8%
401億円
営業利益率
11.5%
前期比 +2.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高5,000億円4,761億円
営業利益555億円546億円
純利益405億円401億円
1株あたり配当¥220¥220

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は987億円、営業利益は107億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+14.5%、営業利益は+122.9%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1,445115
2024年1Q862485.643
2024年2Q1,144897.859
2024年3Q1,145958.369
2024年4Q1,540109
2025年2Q2,1931838.3132
2025年4Q2,5472319.1157
2026年2Q2,07722811.0149
2026年4Q2,68431811.8252
2027年1Q98710710.884

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は2,393億円から4,761億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は11.5%。売上は4期、純利益は5期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月2,3935729
2014年3月2,7938937
2015年3月3,159182115
2016年3月3,113276179
2017年3月3,418322223
2018年3月3,609373253
2019年3月4,081399267
2020年3月4,289386262
東京都に所在する中央理化工業株式会社の株式取得(現、連結子会社)
2021年3月3,919359250
2022年3月3,766368262
2023年3月3,958355263
2024年3月4,691424280
株式会社クラフティアに商号変更
2025年3月4,7404144448.7289
2026年3月4,76154658211.5401

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高4,761億円のうち、営業利益として残るのは546億円11.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は401億円、売上の8.4%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金81.7%3,890億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金6.8%325億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益11.5%546億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
18.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+4.1pt
11.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.0pt
8.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.3pt
12.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
8.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが123億円、投資CFが−181億円で、差し引きのフリーCFは−58億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は505億円で、売上の1.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月49−6157−12192
2014年3月128−14540−17217
2015年3月191−1186773359
2016年3月108−136−62−28267
2017年3月142−18072−38300
2018年3月300−38−218262345
2019年3月261−113−90148402
2020年3月382−121−112261550
2021年3月92−42−10150498
2022年3月53−75−102−22378
2023年3月174−31116143639
2024年3月440−23−110417946
2025年3月87−89−246−2704
2026年3月123−181−143−58505

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は5,233億円。このうち返さなくてよい自己資本が3,516億円で、自己資本比率は66.4%(業種中央値55.5%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2,1199601,15944.8
2014年3月2,2579441,31341.1
2015年3月2,5491,0471,50240.3
2016年3月2,6201,1321,48842.4
2017年3月3,0031,4151,58846.6
2018年3月3,2491,6411,60849.7
2019年3月3,5731,8221,75150.5
2020年3月3,6851,9741,71153.1
2021年3月3,6652,2171,44860.0
2022年3月3,7842,4121,37263.2
2023年3月4,4642,6301,83458.4
2024年3月5,0332,9112,12257.4
2025年3月4,8853,1221,76363.5
2026年3月5,2333,5161,71666.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
519億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
3,017億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
1,716億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
93
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率23 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

建設業 140社との比較

同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率140社中23位あたり、逆に低いのは配当利回り140社中105位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
12.2%/中央値 10.9%
P25 7.9%P75 14.3%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
11.5%/中央値 7.3%
P25 5.1%P75 9.4%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
66.4%/中央値 55.5%
P25 43.8%P75 66.2%
売上成長率前期からの売上の伸び
0.4%/中央値 4.8%
P25 -1.9%P75 12.7%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.7%/中央値 3.5%
P25 2.7%P75 4.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥8,096で、1年前と比べて+15.3%過去52週の値幅のなかでは33%の位置にある。

¥8,096-3.7%1ヶ月-2.2%1年+15.3%時価総額5,737億円
過去52週の値幅
安値¥6,867高値¥10,580

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)14.3倍
PER (会社予想)14.1倍
PBR1.65倍
配当利回り2.72%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月末に1万0580円の52週高値をつけた後、8月に入り急落。直近は8179円で、52週高値から約22.7%下落した一方、52週安値6867円からは約19.1%上回る水準に位置します。25日移動平均線8451円を下回り、75日線8911円、200日線8699円も割り込み、短期・中期のトレンドは弱含みです。出来高は7月30日に64万9800株まで膨らみ、売り圧力が強まったものの、8月は20万株前後で推移し、売り一巡感も見られます。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 52/100)

PERは14.4倍で業界平均13.75倍とほぼ同水準、PBRは1.66倍で平均1.53倍をやや上回るがROEは12.2%と資本効率は良好。配当利回り2.69%は平均3.39%を下回り、配当性向47.3%は中程度。売上・利益の増加基調を反映し、一株当たり利益の成長も見込まれるため、現状の株価は業績に対してほぼ妥当と判断。ただし配当利回りの低さが相対的な割高感の要因となり得る。

指標この会社業種平均
PER (実績)14.3倍14.4倍
PER (予想)14.1倍
PBR1.65倍1.55倍
ROE12.2%11.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

国内のインフラ老朽化対策や、海外のエネルギー需要増加が追い風となる。一方、受注競争の激化や、材料費・人件費の上昇、プロジェクト管理リスクが懸念される。強気派は、旺盛なインフラ需要と受注残の増加、海外展開の進展を評価。弱気派は、コスト負担や利益率の低下、プロジェクト遅延のリスクを指摘。

プラスに働く材料7
  • インフラ需要

    国内老朽化対策や海外の開発投資で受注機会が増加。

  • 受注残高

    高水準の受注残が将来の売上を保証し、収益の安定につながる。

  • 海外展開

    中東・アジアで大型案件を獲得し、収益の多様化が進む。

  • 2026/3期の営業利益率が11.47%へ大幅改善通年影響

    営業利益414億円→546億円、増益132億円。営業利益率8.73%→11.47%と2.74ポイント上昇。

  • 純利益401億円、予想PER14.2倍と割安圏通年影響

    2026/3期純利益401億円、予想PER14.2倍。15倍を下回る水準で割安感がある。

  • ROE12.2%とPBR1.66倍、資本効率は良好継続影響

    ROE12.2%はPBR1.66倍の評価を支え、自己資本利益率は2桁を維持。

  • 配当利回り2.7%、安定的な株主還元継続影響

    時価総額5,775億円に対して配当利回り2.7%。株主還元が下値を支える。

マイナスに働く材料7
  • コスト上昇

    資材価格や人件費の高騰で収益性が悪化する恐れ。

  • 競争激化

    同業他社との価格競争が激しく、受注単価が低下。

  • プロジェクトリスク

    工事遅延や品質問題で追加費用が発生する可能性。

  • 売上高4,761億円は前期比わずか0.4%増通年影響

    売上高4,740億円→4,761億円の+21億円。増収率0.4%とほぼ横ばいで、成長鈍化が重荷。

  • 株価1年で15.48%上昇、上値が重い不定影響

    過去1年で15.48%上昇。上値は重く、短期的な調整圧力が警戒される。

  • 予想PER14.2倍は現在14.39倍とほぼ同水準不定影響

    純利益401億円に基づく予想PER14.2倍、現在14.39倍から0.19倍低下に留まる。利益成長は織り込み済み。

  • 外国人保有比率22.08%と低め継続影響

    外国人保有比率22.08%と3割未満。海外勢の売りが出た場合、需給が崩れやすい。

次の決算で確かめる点
受注高
将来の売上を示す最も重要な指標で、業績の先行指標。
受注残高
既に受注した工事のストックを示し、安定した売上基盤を確認。
営業利益率
収益性の推移を確認し、コスト管理の実効性を測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり220で、前期から+57.1%いまの株価に対する利回りは2.72%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥220
1株あたり
配当利回り
2.72%
いまの株価に対して
配当性向
47.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月7022.9
2018年3月9028.626.7
2019年3月10011.130.5
2020年3月1000.036.9
2021年3月1000.034.7
2022年3月1000.034.2
2023年3月11010.035.7
2024年3月1209.139.0
2025年3月14016.738.2
2026年3月22057.147.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥220

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ6,343人。区分でいちばん多いのは金融機関33.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が63.6%を占め、残る36.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
金融機関32.833.534.536.334.233.7
事業法人31.030.530.430.230.330.0
外国法人21.920.319.319.617.922.1
個人・その他14.014.414.113.113.612.1
証券会社0.31.31.80.83.92.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01九州電力株式会社22.55
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)10.18
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)7.36
04株式会社西日本シティ銀行4.58
05株式会社福岡銀行4.42
06クラフティア従業員持株会2.39
07BBH(LUX) FOR FIDELITY FUNDS - JAPAN ADVANTAGE POOL(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行決済事業部)2.10
08クラフティアユニオン1.83
09西日本鉄道株式会社1.61
10株式会社三菱UFJ銀行1.60

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-06-22
    フィデリティ投信株式会社
    新規の大量保有報告
    6.21%
    +1.38pt
  • 2026-04-22
    フィデリティ投信株式会社
    新規の大量保有報告
    4.83%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1335%、1株純資産は14期で+278%。直近期のROEは12.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月391,3003.110.532.5
2014年3月521,4053.915.921.7
2015年3月1751,55511.97.516.5
2016年3月2721,69316.79.817.9
2017年3月3271,99517.89.322.9
2018年3月3572,26916.814.726.7
2019年3月3752,53415.69.230.5
2020年3月3702,76114.07.936.9
2021年3月3533,10312.112.034.7
2022年3月3703,37511.47.734.2
2023年3月3723,68210.59.035.7
2024年3月3964,08310.216.139.0
2025年3月4084,3849.611.838.2
2026年3月5664,91512.216.547.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

39名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は39名。2026/3期の役員報酬は総額393百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。

氏名役職年齢
藤井一郎取締役会長70
石橋和幸代表取締役 社長執行役員67
城野正明代表取締役 副社長執行役員 業務全般71
大嶋知行取締役 副社長執行役員 東京本社 代表67
福井慶藏取締役68
柴崎博子取締役(非常勤)73
金子達也取締役(非常勤)73
土井良由美子取締役(非常勤)47
加藤慎司取締役 監査等委員67
添田英俊取締役 監査等委員(非常勤)71
加藤卓二取締役 監査等委員(非常勤)63
鳥居玲子取締役 監査等委員(非常勤)51
残りの役員27名を開く
氏名役職年齢
陶山和浩専務執行役員
木下克寿専務執行役員
眞鍋良二常務執行役員
副田智幸常務執行役員
白水亮常務執行役員
光山慎二常務執行役員
船津英嗣上席執行役員
安川仁取締役 監査等委員64
友池昌寛上席執行役員
室田耕一上席執行役員
石松隆上席執行役員
三村一博上席執行役員
岸田勇次郎執行役員
木下大執行役員
佐竹正浩執行役員
西岡和弘執行役員
藤枝浩執行役員
栁智章執行役員
河部祐司執行役員
宇都宮誠執行役員
恒松孝二執行役員
千葉誠執行役員
西谷尚浩執行役員
新井考明執行役員
中原浩一郎執行役員
山﨑明執行役員
武田雅子取締役(非常勤)58

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5212672930962
社外取締役754548
取締役(社内)1303030

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,684字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、その他の関係会社1社、子会社63社及び関連会社51社で構成され、設備工事業として、主に配電線工事・屋内配線工事・電気通信工事等の電気工事及び空気調和・冷暖房・給排水衛生設備・水処理工事等の空調管工事の設計・施工を行っている。 また、その他の事業として、電気工事及び空調管工事に関連する材料及び機器の販売事業、不動産事業、ソフト開発事業、人材派遣事業、再生可能エネルギー発電事業、環境分析・測定事業、医療関連事業、印刷事業、ビジネスホテル経営、ゴルフ場経営、商業施設の企画・運営等を行っている。 当社グループの事業に係わる位置付け及びセグメントとの関連は次のとおりである。なお、セグメントと同一の区分である。 〔設備工事業〕 ○   当社及び子会社㈱明光社が、その他の関係会社である九州電力㈱及び同子会社である九州電力送配電㈱、㈱九電送配サービスより配電線工事を受注施工している。 ○   当社が配電線工事以外の電気工事全般及び空調管工事全般を受注施工するほか、工事の一部についてグループ各社へ外注施工として発注している。 ○   子会社㈱設備保守センター及び中央理化工業㈱が、設備の保守・点検並びにメンテナンスを行っている。 〔その他〕 ○   当社及び子会社㈱Q-mast並びにリアラン㈱が、電気工事及び空調管工事に関連する材料及び機器の販売事業を行っている。 ○   当社及び子会社㈱九電工ホーム並びに関連会社セントラル総合開発㈱が、不動産の販売・賃貸・管理業務を行っている。 ○   子会社㈱オートメイション・テクノロジーが、ソフトウエアの開発事業を行っている。 ○   子会社㈱ポータルが、人材派遣業を行っている。 ○   当社、子会社霧島木質発電㈱、渥美グリーンパワー㈱、㈱鹿児島ソーラーファーム、名取メガソーラークラフティア・グリーン企画有限責任事業組合、㈱グリーンバイオマスファクトリー、葛尾風力㈱、上州太田蓄電所合同会社匿名組合並びに関連会社長崎鹿町風力発電㈱、大分日吉原ソーラー㈱、佐賀相知ソーラー㈱、串間ウインドヒル㈱、宇久島みらいエネルギーホールディングス合同会社、宇久島みらいエネルギー合同会社、SFKパワー合同会社、綿半ウッドパワー㈱、波松風力㈱、松島風力㈱、ソヤノウッドパワー㈱、京セラグリーンイノベーション合同会社及び鼎龍能源科技股份有限公司が再生可能エネルギー発電事業を行っている。 ○   上記のほか、子会社九連環境開發股份有限公司が、空気・水・廃棄物等に含まれる環境負荷の分析サービスを、㈱ネット・メディカルセンターが遠隔画像診断支援サービスを、㈱九電工フレンドリーが印刷、製本等を、㈱スリーインがビジネスホテル経営を、九電工北山観光㈱がゴルフ場の経営を、㈱ベイサイドプレイス博多が商業施設の企画・運営等を、クラフティアイノベーション投資事業有限責任組合が投資事業を行っている。 (注) 1 非連結子会社であった㈱グリーンバイオマスファクトリーは、重要性が増したことにより、当連結会計年度から連結の範囲に含めている。 2 持分法非適用関連会社であった葛尾風力㈱は、追加で株式を取得したことにより、当連結会計年度から連結の範囲に含めている。 3 ASIA PROJECTS ENGINEERING VIETNAM CO., LTD.を新規設立したことに伴い、当連結会計年度から連結の範囲に含めている。 4 クラフティアイノベーション投資事業有限責任組合を新規設立したことに伴い、当連結会計年度から連結の範囲に含めている。 5 箱根仙石原特定目的会社は、新たに出資したことにより、当連結会計年度から持分法適用の範囲に含めている。 6 2025年10月1日に、連結子会社である名取メガソーラー九電工・グリーン企画有限責任事業組合は、名取メガソーラークラフティア・グリーン企画有限責任組合に商号を変更している。 7 2026年4月1日に、清和工業㈱は、セイワテクノス㈱に商号を変更している。
経営方針・対処すべき課題2,652字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 本項においては、将来に関する事項が含まれているが、当該事項は2026年3月末現在において判断したものである。 (1) 経営方針・経営戦略等 当社グループは、「快適な環境づくりを通して社会に貢献します。」「技術力で未来に挑戦し、新しい価値を創造します。」「人をいかし、人を育てる人間尊重の企業をめざします。」を企業理念の柱に掲げ、電気、空気調和、冷暖房、給排水、情報通信などの設計・施工を営む総合設備業として、社会的使命を果たすと同時に、お客さまや地域社会とともに発展し続ける企業であることを経営の基本としている。 また、これらの事業に関連する環境、エネルギー効率化、リニューアルなどの分野についても、一層の技術開発の促進と品質の向上に努め、お客さまの信頼と期待に応えると同時に、新規分野・新規市場への積極的な事業展開を図ることで、社会構造の変化に適宜適切に対応しながら、企業価値の向上をめざしている。 当社グループでは、企業理念を柱として、将来のメガトレンドを視野に、創立100周年(2044年)にかけて想定される社会環境の中で、当社のビジネス機会や展開にも注視しながら長期ビジョンを策定し、持続可能な社会づくりに向けて私たちが果たす役割〈3つの貢献〉やビジョン実現に向けた基本姿勢を具体的に定めている。 この「長期ビジョン」をクラフティア“イズム”として浸透させ、継承しつつ、時代の進化や当社グループを取り巻く環境の変化に応じて、その内容をブラッシュアップさせていく予定である。 〔2025-2029年度 中期経営計画〕 当社グループは、前中期経営計画の成果を検証、分析し、継続して取り組むべき課題を整理したうえで、企業理念に基づいた長期的な戦略の過程で2029年度までに達成すべき目標として本中期経営計画を策定している。 本中期経営計画では、2044年(創立100周年)に向けてのトップメッセージとして、「新たなステージ」「未来への投資」「質の改善」の『3つの想い』を込めて策定し、「Challenge & Grow 2029 ~新たなステージに向かって未来に挑戦~」をテーマに掲げ、現在の様々な問題や課題に打ち勝ち、当社グループとして継続的な成長と発展を目指していく。 『新たなステージ』 前中期経営計画はテーマとして『持続的な成長を実現するための経営基盤の確立』を掲げ3つの改革「施工戦力」「生産性」「ガバナンス」に取り組み、好調な建設需要の後押しもあり、売上高・経常利益共に過去最高を更新した。 これから2044年(創立100周年)に向かって成長を加速させ、『新たなステージ』に向かっていくためには、当社グループ全体の成長が必要であり、当社グループ内の様々な経営資源の活用を最大化することで持続的な成長を目指していく。 なお、業容拡大に向けた事業展開と旧社名が合わなくなってきたことから、2025年10月に「株式会社クラフティア」へ社名を変更した。社員の想いが詰まった新社名であり、決定に当たっては、これからの当社を担っていく若手・中堅社員の意見を最大限に尊重した。 『未来への投資』 この好調な建設需要はしばらくは続くとみているが、建設業界的に慢性的な人手不足が課題としてあり、当社においても解決に向けた生産性向上が喫緊の課題である。 そのため、業務効率化に向けた建設DXや業務改革、人財教育を始めとした人的資本経営、将来の安定収入確保にも力を入れなければならず、『未来への投資』が必要と考えている。 持続的な成長に向かって、社員・成長事業・新たな価値創造・安定収益確保・M&A・環境等へ積極的に投資することにより、設備工事業をメイン事業としながらも、多角的に利益確保が出来る企業体制を構築していく。 『質の改善』 当社グループ全体で更なる企業価値向上に向けた取り組みを実行し、売上高を目標として掲げず、利益の向上にこだわり、社員の処遇改善、株主還元の強化など、すべてのステークホルダーの期待に応えられるよう、『質の改善』を図っていく。 利益・品質・ガバナンス・社員の能力・社員の処遇・資本効率等を向上させることにより、企業価値創造の基盤をより強固なものにして、持続的な企業価値向上を目指していく。 (2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 今後の建設業界においては、引き続き、民間の都市再開発や物流施設、データセンター関連施設など、企業の設備投資に支えられた堅調な需要の継続が見込まれる。一方で、米国における相互関税政策や中国による対日輸出規制の強化、中東情勢の緊迫化など、不安定な国際情勢を背景に、先行きの不透明感は一段と高まっている。加えて、国内においても為替相場の変動、物価上昇、労働需給の逼迫などが継続するものと想定されており、建設業界を取り巻く事業環境の動向について、今後も継続的な注視が必要と認識している。 当社グループにおいては、2年目を迎えた中期経営計画では、インフレによる物価上昇や人口減少による人手不足は継続的な経営課題であると認識しており、このような環境認識を踏まえ、2026年度の経営基本方針のテーマについては、「Challenge2026 未来を見据えた成長領域の確立」とし、特に重点的に取り組む項目として掲げている「11の取組施策」と「5つの投資戦略」を確実に実践し、当社グループの成長へと繋げていく。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループの経営上の目標を判断するための客観的な指標(KPI)は、経常利益、投下資本利益率(ROIC)、投資総額、株主還元であり、2029年度の目標値を、経常利益600億円、投下資本利益率(ROIC)10%以上とし、中期経営計画期間中の投資総額2,000億円、配当性向40%目安(累進配当)としている。 次期の業績の見通しについては、中期経営計画に掲げた施策を着実に推進していくが、緊迫化する中東情勢に伴う資源価格等の変動が業績に与える影響について、現時点では不透明であるため、未定としている。今後、一定の見通しが明らかとなり、合理的な算定が可能となった時点において、速やかに開示する。 なお、当該数値は、有価証券報告書提出日現在において予測できる事情等を基礎とした次期の業績の見通しであり、その達成を保証するものではない。
事業等のリスク425字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループは、経営環境の激しい変化に伴うリスクの多様化・複雑化に対応するため、想定できるリスクを事前に把握・管理し、対策を講じ、リスク発生の未然防止と顕在化した場合の損失の最小化を図るとともに、社会的信用の失墜を防止することを目的に、全社的リスク管理の整備を行っている。そのリスクマネジメントプロセスに則り、経営成績、財政状況に影響を及ぼす可能性のあるリスクとして会議体で議論された主なリスクとして以下のようなものがある。 なお、文中における将来に関する事項については、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものである。 当社グループにおいては、これらのリスクの発生確率とその業績に与える影響度を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の適切かつ迅速な対応に努める所存である。 以下の事項は当社グループが事業を継続するうえで、予想される主なリスクを具体的に例示したものであり、これらに限定されるものではない。
経営成績の分析 (MD&A)9,582字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりである。 ① 経営成績の概況 当連結会計年度の建設業界は、民間の都市再開発やデータセンター関連施設など、建設投資は底堅く継続する一方で、不安定な国際情勢は米国における相互関税政策などで不透明感が増し、また、国内においても為替相場の変動、物価上昇、労働需給の逼迫、さらには米国の関税政策は国内企業の設備投資計画にも大きな影響を及ぼす可能性もあり、注視が必要な状況で推移した。 当社グループにおいても、このような状況下で始まった中期経営計画ではこれまでの技術力強化を始めとした取り組みを深化させていくとともに、持続的な成長を支える人的資本経営、将来の安定収益確保に向けた投資戦略も強化してきた。 中期経営計画の初年度である2025年度の経営基本方針のテーマについては、「Challenge2025 ~技術の深化と成長への投資~」とし、中期経営計画の「財務目標」「非財務目標」の達成に向けて特に重点的に取り組む項目として掲げている11の取組施策と5つの投資戦略を実践し、着実に取り組みを推進してきた。 このような事業運営の結果、当連結会計年度の業績は、以下のとおりとなった。 〔連結業績〕 工事受注高   479,014百万円(前年同期比   6.0%増) 売 上 高   476,123百万円(前年同期比 0.5%増) 営業利益   54,600百万円(前年同期比  31.9%増) 経常利益   58,157百万円(前年同期比  30.9%増) 親会社株主に帰属 する当期純利益   40,053百万円(前年同期比  38.7%増) 売上高については、設備工事業は増加、その他は減少し、セグメント合計で前年同期から2,169百万円増の、476,123百万円となった。 営業利益は、前年同期から13,212百万円増加し、54,600百万円、経常利益は、13,722百万円増加し、58,157百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は、11,169百万円増加し、40,053百万円となった。 事業の種類別セグメントの業績は、次のとおりである。 (設備工事業) 工事受注高は、首都圏や福岡の再開発案件、関西圏の統合型リゾート案件及び、データセンター関連工事を中心に、諸物価の上昇を適切に価格へ転嫁しつつ、最適要員配置を踏まえた計画的な受注活動を進めた結果、前連結会計年度と比べ26,901百万円増加(6.0%増)し、479,014百万円となった。 売上高は、物価上昇を反映した価格転嫁等による配電委託工事などが増加し、3,150百万円増加(0.7%増)し、457,524百万円となった。 また、セグメント利益(営業利益)については、工事利益率の向上により、前連結会計年度と比べ13,226百万円増加(34.8%増)し、51,219百万円となった。 宇久島メガソーラー事業については、引き続き、京セラや当社を中心として設立した発電事業者(以下、SPC)が、長崎県が管轄する海域の占用許可について、県及び関係者と協議し取得の手続きを進めている。 当該事業のEPC工事を請け負う当社は、工程上のクリティカルパスである佐世保側の交直変換所について、その建設用地の使用権を2026年5月1日に取得したことから、今後は、佐世保側の交直変換所建設や宇久島島内の工事に、当社グループの総力を傾注し、早期竣工に向け取り組んでいく。 なお、現時点での具体的な完成時期については、交直変換所建設用地の地盤調査を終えたうえで、建設工事の契約を締結することから2026年度中の完成から遅れる見通しである。一方で当社も出資するSPCでは、環境配慮等のコストも増加する中で、FIP制度への転換やコーポレートPPAの活用、社会情勢を踏まえた事業性向上施策など、新たな収益改善スキームへの見直しを検討している。 (その他) 売上高は、材料及び機器の販売事業が減少したことから、前連結会計年度と比べ981百万円減少(5.0%減)し、18,598百万円となった。 また、セグメント利益(営業利益)については、利益率の向上により、前連結会計年度と比べ251百万円増加(8.3%増)し、3,292百万円となった。 ② 財政状態の概況 〔連結財政状態〕 流動資産は、仕入債務の決済や戦略投資としての投資有価証券の取得等による現金・預金の減少などにより、前連結会計年度末と比べ965百万円減少し、298,303百万円となった。 固定資産は、戦略投資としての投資有価証券の取得による増加などにより、前連結会計年度末と比べ35,762百万円増加し、224,965百万円となった。 これらの結果、資産合計は、前連結会計年度末と比べ34,796百万円増加し、523,268百万円となった。 流動負債は、仕入債務の決済による電子記録債務の減少などにより、前連結会計年度末と比べ823百万円減少し、146,706百万円となった。 固定負債は、長期借入金の流動負債への振り替えに伴う減少などにより、前連結会計年度末と比べ3,871百万円減少し、24,917百万円となった。 これらの結果、負債合計は、前連結会計年度末と比べ4,695百万円減少し、171,624百万円となった。 純資産合計は、配当金の支払いがあったものの、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加などにより、前連結会計年度末と比べ39,491百万円増加し、351,644百万円となった。 〔キャッシュ・フローの状況〕 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ、19,888百万円減少し、50,548百万円となった。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果増加した資金は、12,332百万円(前連結会計年度比3,675百万円の収入額の増加)となった。 これは、主に売上債権の増加や仕入債務の減少を、税金等調整前当期純利益の計上が上回ったことによるものである。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果支出した資金は、18,143百万円(前連結会計年度比9,232百万円の支出額の増加)となった。 これは、主に戦略投資としての投資有価証券の取得によるものである。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果支出した資金は、14,307百万円(前連結会計年度比10,244百万円の支出額の減少)となった。 これは、主に配当金の支払いによるものである。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりである。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものである。 ① 当連結会計年度の財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 中期経営計画には、期間中に取り組むべき課題として、「技術力強化」、「社会課題」及び「前中期経営計画からの課題」も含まれており、それらの課題を解決すべく、経営基本方針のテーマを「Challenge2025 ~技術の深化と成長への投資~」と定め、「Challenge Stage(未来への投資・挑戦期間)」として、グループを挙げて取り組みを進めてきた。 また、不安定な国際情勢や国内における物価上昇、労働需給の逼迫など、当社グループを取り巻く環境に対応していくためには、中期経営計画の「財務目標」「非財務目標」の達成に向けて、特に重点的に取り組む項目として掲げている11の取組施策と5つの投資戦略を実践し、それぞれ具体的な施策を定め実行した。 具体的には、グループ企業各社の「技術力強化」「人事戦略」「ガバナンス強化」などの課題を統括管理する「グループ事業統括部」、設備工事のみならず、不動産事業などのストックビジネスも拡大し、安定的な収益構造を目指す「不動産事業部」を設置した。これらは当社グループでシナジーを最大化させ、企業価値を向上させることを目的としている。 この他にも技術職従業員の採用数の確保や、若年技術職従業員の離職対策については、2024年度から導入している奨学金返還支援制度の実施期間を延長し、個別面談を通じた悩みや課題の共有スキームの構築など様々な取り組みを講じている。また、投資戦略の一つとして、CVCファンド「クラフティアイノベーション投資事業有限責任組合」を設立した。今後、グリーン・イノベーションやデジタル領域をはじめとするスタートアップとの共創を通じて、社会価値と企業価値の両立を実現していく。 〔当連結会計年度の分析〕 当連結会計年度の営業利益は、工事利益率の向上により、増益となった。 設備工事業の売上高の増加は、物価上昇を反映した価格移転等による配電委託工事の増加などが主な要因である。 設備工事業の利益率向上については、竣工を迎えた大型案件の利益率改善を中心に、過年度に受注した採算性が良好な案件の工事が進捗したことなどが主な要因であると分析している。 一方で、材料費の価格上昇に対しては、㈱Q-mastと連携し早期に資材発注を行うなどその影響の抑制に努めている。また、営業・技術が一体となったフロントローディングの実施やタイムリーな追加工事の交渉に加え、コストダウン専門部隊である技術管理部による図面や原価見積りの検討など利益率改善のための様々な施策を実施している。なお、足元の大型案件の受注時点での想定利益率については、材料費・人件費の高騰を反映した価格交渉の推進により、過年度と比較し向上してきている。 販売管理費の増加は、主に、処遇改善による人件費の増加、生産性向上に向けたDX投資や新本社への移転に伴うものである。 ② 生産、受注及び販売の実績 (a) 受注実績 セグメントの名称   前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 金額(百万円)   金額(百万円) 設備工事業   452,113       479,014   (6.0%増) その他   ―       ―   (―) 合計   452,113       479,014   (6.0%増) (b) 売上実績 セグメントの名称   前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 金額(百万円)   金額(百万円) 設備工事業   454,373       457,524   (0.7%増) その他   19,580       18,598   (5.0%減) 合計   473,954       476,123   (0.5%増) 総売上実績に対する割合が100分の10以上の相手先別の売上実績及びその割合は、次のとおりである。 相手先   前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 九州電力送配電㈱   51,039   10.8   55,104   11.6 (c) 次期繰越高 セグメントの名称   前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度(2026年3月31日) 金額(百万円)   金額(百万円) 設備工事業   454,059       476,049   (4.8%増) その他   ―       ―   (―) 合計   454,059       476,049   (4.8%増) (注) 1 セグメント間の取引については相殺消去している。 2 当社グループでは設備工事業以外は受注生産を行っていない。 3 当社グループでは生産実績を定義することが困難であるため「生産の状況」は記載していない。 なお、参考のため提出会社個別の事業の状況は次のとおりである。 設備工事業における受注工事高及び完成工事高の状況 〇 受注工事高、完成工事高及び次期繰越工事高 期別   工事 種別   前期繰越 工事高 (百万円)   当期受注 工事高 (百万円)   計 (百万円)   当期完成 工事高 (百万円)   次期繰越 工事高 (百万円) 前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   配電線工事   2,585   49,607   52,193   48,376   3,817 屋内線工事   288,305   197,962   486,268   213,755   272,512 空調管工事   120,442   136,449   256,891   128,333   128,558 計   411,333   384,019   795,352   390,465   404,887 当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   配電線工事   3,817   53,305   57,122   53,322   3,799 屋内線工事   272,512   238,541   511,053   212,842   298,210 空調管工事   128,558   125,557   254,115   124,188   129,926 計   404,887   417,403   822,291   390,354   431,937 (注) 1 前事業年度以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額の増減がある場合は、当期受注工事高にその増減額を含む。 2 次期繰越工事高は(前期繰越工事高+当期受注工事高-当期完成工事高)である。 〇 受注工事高の受注方法別比率 工事の受注方法は、特命と競争並びに九州電力送配電㈱との委託契約によるものに大別される。 期別   区分   特命(%)   競争(%)   委託契約(%)   計(%) 前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   配電線工事   7.6   8.3   84.1   100 屋内線工事   72.3   27.7   ―   100 空調管工事   70.6   29.4   ―   100 当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   配電線工事   7.0   8.8   84.2   100 屋内線工事   78.9   21.1   ―   100 空調管工事   72.9   27.1   ―   100 (注) 百分比は請負金額比である。 〇 完成工事高 期別   区分   官公庁 (百万円)   民間(百万円)   合計 (百万円) 九州電力グループ   一般民間会社   計 前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   配電線工事   281   45,544   2,550   48,094   48,376 屋内線工事   11,841   2,338   199,576   201,914   213,755 空調管工事   5,778   762   121,791   122,554   128,333 計   17,901   48,645   323,918   372,564   390,465 当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   配電線工事   992   48,902   3,428   52,330   53,322 屋内線工事   21,412   1,395   190,035   191,430   212,842 空調管工事   5,787   517   117,883   118,400   124,188 計   28,192   50,814   311,347   362,162   390,354 (注) 1 九州電力グループとは、九州電力㈱、九州電力送配電㈱及び㈱九電送配サービスのことである。 2 完成工事のうち主なものは、次のとおりである。 前事業年度 請負金額 10億円以上の主なもの 鹿島・安藤ハザマ・松本・西鉄建設特定建設工事共同企業体   福ビル街区建替プロジェクト新築工事 東京センチュリー㈱   鹿児島霧島メガソーラー発電所建設工事 ヤマエ久野㈱   エコーデリカ株式会社本社工場 戸田建設㈱   福岡市民ホール ㈱竹中工務店   うめきたⅡ期区域開発事業(南街区) 当事業年度 請負金額 10億円以上の主なもの ㈱錢高組   京セラ㈱鹿児島川内工場第23工場新築工事 ㈱大林組   THE LINKPILLAR 2 大成建設㈱   福岡空港国際線ターミナルビル等増改築工事 ㈱大林組   近畿大学医学部病院新築工事 ㈱竹中工務店   天神住友生命FJビジネスセンター 3 完成工事高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の完成工事高及びその割合は、次のとおりである。 前事業年度 九州電力送配電㈱   45,610百万円   11.7% 当事業年度 九州電力送配電㈱   48,752百万円   12.5% 〇 次期繰越工事高(2026年3月31日現在) 区分   官公庁 (百万円)   民間(百万円)   合計 (百万円) 九州電力グループ   一般民間会社   計 配電線工事   1,525   811   1,463   2,274   3,799 屋内線工事   22,017   608   275,584   276,193   298,210 空調管工事   7,880   91   121,954   122,045   129,926 計   31,423   1,511   399,002   400,514   431,937 次期繰越工事のうち請負金額 10億円以上の主なものは、次のとおりである。 宇久島みらいエネルギー 合同会社   宇久島メガソーラーパーク発電所建設工事   2027年度以降完成予定 ラピスセミコンダクタ㈱    ラピスセミコンダクタ株式会社宮崎第二工場 電源工事   2026年9月完成予定 清水建設㈱    大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発   2028年5月完成予定 大成建設㈱   福岡空港国内線複合施設及び既存ターミナルビル増改築工事   2027年5月完成予定 ㈱大林組    京セラ諫早工場Ⅰ期工事(1期実装工事)   2026年8月完成予定 ③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 営業活動によるキャッシュ・フローについて 当連結会計年度における営業キャッシュ・フローは、12,332百万円となり、前連結会計年度に比べ、3,675百万円の収入額の増加となった。事業規模の拡大及び施工案件の大型化に伴い、運転資本は増加する傾向にあるが、日頃よりこまめな出来高請求を行うことに加え、毎月末に長期未収金の確認を行うなど貸倒れリスクの低減に努めている。また、全社で集金に取り組む集金強調期間を年2回設けるなど、キャッシュ・フロー経営の浸透を図っている。 投資活動によるキャッシュ・フローについて 当社グループは、中期経営計画の経営指標としてROICを採用し、加重平均資本コストを意識した投資を行っている。当連結会計年度における設備投資等の概要については「第3 設備の状況 1 設備投資等の概要」に、設備の新設、除却等の計画については「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載している。なお、設備工事業に係る通常の維持更新投資については、年間50億円程度を想定している。 また、再生可能エネルギー発電事業を行うSPCへの出資や、連結子会社であるクラフティアイノベーション投資事業有限責任組合を通じてスタートアップへの出資も行っている。 財務活動によるキャッシュ・フローについて 設備工事業に関する運転資金は、400億円程度を想定していたが、宇久島メガソーラープロジェクトの動向や事業規模の拡大に伴い、増加傾向にある。一方で、ウクライナ、トランプ米政権の関税政策、中国政府による対日輸出規制の強化、中東情勢の緊迫化など不確実性の増大に備えるため、手元流動性の確保に努めている。 加えて、再生可能エネルギーや脱炭素などESGへの取り組みをはじめとした投融資を主な使途とした社債発行登録を行っている。今後も、調達コストを勘案しながら、機動的に資金使途に応じた資金調達を遂行していく。 業容拡大やリスク対応に伴う棚卸資産や運転資金の回転率の低下に対しては、営業債権の回収率改善や事業外資産の見直しを行うことで対処し、営業活動及び投資活動のキャッシュ・フローを通じたROICの改善を図っていく。 ④ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に準拠して作成されている。この連結財務諸表作成に際し、当社グループ経営陣は、決算日における資産・負債の数値及び報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える様々な要因・仮定に対し、継続して可能な限り正確な見積りと適正な評価を行っている。 なお、見積り、判断及び評価は、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる要因等に基づき行っているが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる可能性がある。 当社グループの会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 4 会計方針に関する事項」に記載している。個別の取引や経済事象に会計方針を適用するに当たり、現在及び将来の財政状態及び経営成績に大きな影響を与えると想定される事項は以下のとおりである。 宇久島メガソーラー建設工事に係る収益及び費用の計上基準について 宇久島メガソーラーについては、顧客と工事請負契約を締結しているが、当社グループは、当該契約を、財又はサービスの支配を一定期間にわたって顧客に移転するものと判断し、当連結会計年度末における見積総原価(工事原価総額)に対する発生原価の割合を、履行義務の充足に係る進捗度とし、その収益を認識している。ただし、履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積ることができなくなった場合において、発生する費用を回収することが見込まれるとき、あるいは、「3 事業等のリスク」に記載のとおり、コストの上昇や予期しない工事進捗の遅れにより工事原価総額が増加した場合において、不可抗力条項や保険の付保にもかかわらずその影響を工事請負契約に十分に反映できないときは、採算性が低下するリスクがある。

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開示資料

出典

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