概要
MFSは、住宅ローンと不動産投資のオンラインプラットフォームを運営するフィンテック企業である。2009年に東京都港区で設立され、2014年に現商号へ変更。2024年6月に東京証券取引所グロース市場に上場した。主力サービス「モゲチェック」は住宅ローン診断・媒介を提供し、「INVASE」は投資用不動産の売買仲介とローン媒介を行う。2025年6月期の連結売上高は29億円、営業利益2億円、従業員91名。本社は東京都千代田区大手町。
モゲチェック事業とINVASE事業の二本柱
MFSの事業は、住宅ローン関連の「モゲチェック」と不動産投資関連の「INVASE」の二つに分かれる。モゲチェック事業は、個人向けに住宅ローンの借入可能額や融資承認確率を提示し、銀行への審査申込を仲介する。収益は銀行または広告代理店から審査申込1件当たりの手数料として得る。2025年6月期の売上高は19.8億円(前期比38.2%増)、セグメント利益は4.7億円。INVASE事業は、投資用物件の売買仲介と不動産投資ローンの媒介を行う。子会社コンドミニアム・アセットマネジメントが仲介を担い、契約件数は343件(前期比38.3%増)。同事業の売上高は9.4億円(同105.4%増)だが、セグメント損失は2.7億円と拡大している。
オンライン完結型の顧客獲得と手数料収入
MFSの収益モデルは、すべてオンラインで完結するフロービジネスである。モゲチェックでは、ユーザーが無料でサービスを利用し、銀行に審査申込を行った時点で手数料が発生する。1審査申込当たりの手数料は安定しており、顧客獲得コストを差し引いたマージンを確保している。集客はオンライン広告、メディア露出、不動産会社や保険代理店との提携を通じて行う。2025年6月期のモゲチェック集客数は約765万件(前期比31.4%増)、ユーザー登録数は約13.5万件(同72.2%増)に達した。INVASEでも、バウチャー(借入可能額提示)の発行時に不動産会社を紹介し、紹介手数料を得る。
子会社コンドミニアム・アセットマネジメントの役割
MFSは2022年2月にコンドミニアム・アセットマネジメント株式会社を子会社化した。同社はINVASE事業の中核として、投資用不動産の売買仲介を担う。MFSのアプリ「INVASE Pro」を通じて物件情報を提供し、売主と買主のマッチングを行う。2025年6月期の契約件数は343件と急増し、INVASE事業の収益拡大に貢献した。一方で、同事業は投資フェーズにあり、システム開発やマーケティング費用が先行してセグメント損失が続く。MFSはグループ全体でテクノロジーとデータ分析を活用し、住宅ローンと不動産投資の両面でユーザーの意思決定を支援する戦略をとる。
市場環境と成長ドライバー
MFSの事業は住宅ローン市場と不動産投資市場の拡大に支えられる。国内の住宅ローン新規貸出額は2018年の19.4兆円から2023年に20.3兆円へ増加。低金利環境の長期化、住宅ローン減税(2025年末まで延長)、マンション価格上昇が需要を喚起している。収益不動産の資産規模も増加傾向にあり、ニッセイ基礎研究所のデータによれば2024年時点で拡大が続く。MFSはこうした環境を背景に、モゲチェックとINVASEの認知度向上とユーザー基盤拡大を図る。主要KPIとして売上高と営業利益に加え、審査申込数や顧客獲得コストを重視し、持続的成長を目指す。
業界の中での役割は金融サービス業界のオンライン仲介者として、ユーザーと金融機関・不動産会社をつなぐプラットフォームを提供。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/6期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| モゲチェック 事業 | 20億円 | 69.0% | 5億円 | 25.0% |
| INVASE事業 | 9億円 | 31.0% | -3億円 | -33.3% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01モゲチェック事業主力
住宅ローン借り入れ・借り換え検討者向けに、独自システムで融資承認確率を算出し、最適なローンを提案。審査申込時に銀行から手数料を受領。会員向けに金利動向などの情報提供も実施。
- モゲチェック
- 住宅ローン比較・申込プラットフォーム。ユーザーの属性を分析し、融資承認確率付きで金融機関をランキング表示。
02INVASE事業準主力
投資用不動産の売買・仲介と、不動産投資ローン媒介を提供。バウチャーサービスで借入可能額を提示し、紹介先不動産会社から手数料を受領。アプリで物件の時価や純資産を提供し、売買をサポート。
- バウチャー
- 不動産投資ローンの借入可能額をオンラインで提示するサービス。ユーザーに適した不動産会社を紹介。
- INVASEアプリ
- 収益物件の価格情報(時価、純資産、必要自己資金)を提供し、売買をマッチングするアプリ。
製品と技術
住宅ローン診断サービス「モゲチェック」
モゲチェックは、住宅ローンの借入や借換を検討するユーザー向けのオンラインサービスである。ユーザーが年齢、年収、職種など12項目の情報を入力すると、独自のシステムが各銀行の審査ロジックを分析し、借入可能額と融資承認確率を算出する。ランキング形式で金融機関を表示し、ユーザーにとって最適な住宅ローンを提案する。また、申込の最小限の情報で「クイック申込」が可能。チャットサポート(AI含む)も備える。サービスは無料で、収益はユーザーが銀行に審査申込した時点で銀行から手数料を受け取る仕組み。2025年6月期の審査申込数は前期比72.2%増の約13.5万件に達した。
融資承認確率とモゲレコの自動提案機能
モゲチェックの中核技術は、2019年7月にリリースした「モゲパスサービス」と2021年1月の融資承認確率機能である。これらは過去の審査データをもとに、ユーザーの属性と希望条件から各金融機関の承認確率を推定する。2021年10月には「モゲレコサービス」を追加し、ユーザーの条件に最適な住宅ローンを自動で提案する機能を実現した。この自動提案は、金利、借入額、団信保険の有無などを総合的に比較し、最良の選択肢を提示する。これによりユーザーは複数の金融機関を個別に調べる手間が省け、意思決定を効率化できる。
不動産投資プラットフォーム「INVASE」
INVASEは、不動産投資を志す個人向けの総合プラットフォームである。ウェブサービスとアプリ「INVASE Pro」を通じて、投資用不動産の価格スコアリング(Pスコア)、純資産価値の算定、必要自己資金の算出を提供する。ユーザーは自身の物件の時価や将来価値を把握でき、売買のタイミングを判断できる。また、不動産投資ローンについても、借入可能額(バウチャー)を提示し、適切な金融機関を紹介する。MFSの子会社コンドミニアム・アセットマネジメントが仲介を担当し、売買成立時に仲介手数料を得る。2025年6月期のINVASE会員登録数累計は5.2万人に達した。
不動産価格スコア「Pスコア」とアプリ連携
2022年11月にリリースした「Pスコアサービス」は、投資用不動産の価格を独自のアルゴリズムでスコアリングする。エリア、築年数、賃料収入などのデータを分析し、物件の適正価格を算出。アプリ上で常時更新される。ユーザーは自己資金と物件価格のバランスをシミュレーションでき、買い時・売り時の判断に活用できる。INVASE Proアプリでは、保有物件の資産価値の推移もグラフで確認可能。これらの機能により、従来は不動産会社に依存していた情報収集をユーザー自身で行えるようになり、取引の透明性が向上した。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
その他金融業のなかでの位置
小規模債権回収特化、急拡大中
当社は債権管理回収業を営む小規模な専門会社で、サービス提供型の回収業務を行っています。同業他社にはウェッジホールディングスや山田再生系債権回収総合事務所などが挙げられますが、当社は特に債権回収に特化し、企業の売掛金管理を支援しています。直近の業績は売上高が急拡大し、営業利益率も黒字転換しており、成長ステージにあります。しかし、事業規模はまだ小さく、財務基盤は脆弱です。債権回収業界は法的規制が厳しく、信用力の構築が重要となります。成長を維持するためには、人材育成と業務プロセスの効率化が不可欠です。
強み
- 債権回収に特化し、専門性の高いサービスを提供。
- 売上高が直近で約1.5倍に拡大し、営業利益も黒字化。
- 中小企業向け債権管理サービスで独自のポジションを確立。
- 営業利益率が6.9%まで改善し、収益モデルが確立しつつある。
課題
- 売上高約29億円と小規模で、シェア拡大には限界。
- 規模が小さく、資金調達やリスク耐性に課題を抱える。
- 債権回収業法などの厳格な規制に常に対応が必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
その他金融業の時価総額近傍。太字がMFS
時価総額で並べると、掲載8社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7196Casa | 86億円 | 60.5倍 |
| 2 | 5843ニッポンインシュア | 67億円 | 10.2倍 |
| 3 | 7183あんしん保証 | 46億円 | 15.1倍 |
| 4 | 4351山田再生系債権回収総合事務所 | 37億円 | 99.0倍 |
| 5 | 7345アイ・パートナーズフィナンシャル | 33億円 | 35.2倍 |
| 6 | 196AMFS | 28億円 | 9.6倍 |
| 7 | 8783abc | 16億円 | — |
| 8 | 2388ウェッジホールディングス | 14億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 24件
2009年設立から商号変更、事業開始まで
MFSの前身は2009年7月に東京都港区で設立された株式会社オプティである。2014年7月、商号を株式会社MFSに変更し、本店を東京都千代田区に移転。この時点で現在の事業(住宅ローン関連サービスの企画・開発)を開始した。創業から約5年間は事業の方向性を模索する期間であり、具体的なサービスリリースは翌年に持ち越される。
モゲチェック誕生と店舗展開への挑戦
2015年8月、住宅ローン診断サービス「モゲチェック」をリリース。翌2016年3月には別ブランド「モーゲージ・ネクスト」を立ち上げ、銀座に1号店をオープン。同年11月にサービス名を「モゲチェック・プラザ」に統一し、新宿に2号店を開設。2017年1月には「モゲスコア」をリリースし、クレジットスコアサービスに進出。同年3月に横浜に3号店を出店するなど、リアル店舗を通じて顧客接点を増やす戦略をとった。この時期、電話診断も開始し、サービスチャネルを拡大した。
店舗閉鎖とオンラインへの集中
2018年6月、銀座・新宿・横浜の全店舗を閉店し、現在地(大手町)に本社を移転。リアル店舗からオンライン中心のビジネスモデルへ大きく舵を切った。同年10月には不動産投資向けサービス「モゲチェック・プラザfor不動産投資ローン」をリリース。2019年2月にオンライン住宅ローンサービス「オンラインモゲチェック」を開始し、完全オンラインでの申込を可能にした。これにより、スケーラブルな成長基盤が整った。
サービス拡充と子会社化、事業領域の拡大
2019年から2022年にかけて、MFSは住宅ローン関連の機能を相次いで追加した。2019年5月に「モゲチェックで借入サービス」、同年7月に「モゲパスサービス」をリリース。同年10月には不動産会社向け業務代行サービス「モゲビズ」を開始するため子会社を設立したが、2022年1月に清算した。2021年1月に融資承認確率機能、同年10月に自動提案機能「モゲレコサービス」を追加。2022年2月にはコンドミニアム・アセットマネジメントを子会社化し、不動産投資領域での仲介機能を強化した。
INVASEへのブランド統合とアプリ展開
2021年6月、不動産投資サービスを「INVASE」に名称変更。2022年11月には物件価格スコアリング「Pスコアサービス」をリリース。2023年10月、モゲチェックとINVASEの両方でスマートフォンアプリ(モゲチェックアプリ、INVASE Pro)をリリースし、ユーザー体験を向上させた。これにより、リアルタイムでの資産価値や純資産価値の把握が可能となり、顧客の利便性が高まった。
東京証券取引所グロース市場への上場
2024年6月、MFSは東京証券取引所グロース市場に株式を上場した。上場時点での時価総額は非開示だが、売上高は成長基調にあり、2024年6月期の連結売上高は19億円、2025年6月期には29億円へ拡大。営業利益も2025年6月期に2億円と黒字転換を果たした。上場により資金調達の選択肢が広がり、さらなる成長投資が可能となった。
年表24件を開く
2000年代
- 2009年7月創業株式会社オプティを東京都港区に設立。
2010年代
- 2014年7月商号変更株式会社MFSへ商号変更し、東京都千代田区に本店移転。現在の事業を開始。
- 2015年8月住宅ローン診断サービス「モゲチェック」をリリース。
- 2016年3月住宅ローン診断サービス「モーゲージ・ネクスト」をリリース。1号店(銀座)をオープン。
- 2016年11月モーゲージ・ネクストをモゲチェック・プラザへ名称変更。2号店(新宿)をオープン。電話診断を開始。
- 2017年1月住宅ローンクレジットスコアサービス「モゲスコア」をリリース。
- 2017年3月3号店(横浜)をオープン。
- 2018年6月銀座、新宿、横浜の店舗を閉店し、現在地へ本社移転。
- 2018年10月不動産投資総合型オンラインサービス「モゲチェック・プラザfor不動産投資ローン」をリリース。
- 2019年2月オンライン住宅ローンサービス「オンラインモゲチェック」開始。
- 2019年4月モゲチェック・プラザfor不動産投資ローンをモゲチェック不動産投資へ名称変更。
- 2019年5月モゲチェックで借入サービスリリース。
- 2019年7月住宅ローン借入可能額判定サービス「モゲパスサービス」をリリース。
- 2019年8月創業不動産会社向け住宅ローン業務代行サービス「モゲビズ」の営業を目的として、モゲチェック・リノベーション株式会社を設立。
- 2019年10月不動産会社向け住宅ローン媒介サービス「モゲビズサービス」をリリース。
2020年代
- 2021年1月融資承認確率機能をリリース。
- 2021年6月モゲチェック不動産投資をINVASEへ名称変更。
- 2021年10月自動提案機能「モゲレコサービス」をリリース。
- 2022年1月モゲチェック・リノベーション株式会社を清算。
- 2022年2月M&A投資用不動産顧客の集客から仲介までの一体化を目的として、コンドミニアム・アセットマネジメント株式会社を子会社化。
- 2022年11月INVASEにて不動産価格のスコアリングサービス「Pスコアサービス」をリリース。
- 2023年10月アプリサービス「モゲチェック」をリリース。
- 2023年10月アプリサービス「INVASE Pro」をリリース。
- 2024年6月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/6期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
オンライン広告強化と提携による認知度向上
潜在ユーザーの第一想起を狙い、オンライン広告の強化に加え、不動産会社や保険代理店との提携による紹介チャネルを拡大し、認知度向上を図る。
- 02
提携不動産会社等とのリレーション強化
提携不動産会社や保険代理店との関係を強化し、住宅ローン利用予定者との接点拡大を通じて審査申込数の増加を目指す。
- 03
継続的な新サービス・機能強化
AIやクラウド、UI/UX技術を活用し、ユーザーニーズに柔軟に対応する付加価値の高いサービスを展開、他社との差別化を図る。
- 04
優秀な人材の採用と育成
技術者やオペレーション人材を増員し、採用力を強化。付加価値の高いサービス提供と利用率向上により売上高成長と営業利益率改善を実現する。
- 05
内部管理体制と財務基盤の強化
事業拡大に伴い内部統制システムを構築しガバナンスを強化。金融機関借入等により安定的な資金確保を図り、継続的な黒字化を目指す。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 2期分
グループ全体で91人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は689万円で、1期前と比べて+0.1%。平均年齢は39.0歳、平均勤続年数は3.2年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024年6月 | 688 | 39.4 | 3.3 | 58 | −172 |
| 2025年6月 | 689 | 39.0 | 3.2 | 91 | 220 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 国内コンドミニアム・アセットマネジメント株式会社東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年6月期の売上高は83億円、営業利益は2億円。前期と比べると増収増益で、売上が+186.2%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2027年6月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 102億円 | 83億円 |
| 営業利益 | 4億円 | 2億円 |
| 純利益 | 4億円 | 3億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
半期ごとの推移
4期分
直近は2026年下期で、営業収益は50億円、営業利益は2億円。前年の2025年下期と比べると、営業収益は+177.8%、営業利益は+100.0%。
| 対象期間 | 営業収益億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年上期 | 11 | 1 | 9.1 | 0 |
| 2025年下期 | 18 | 1 | 5.6 | 2 |
| 2026年上期 | 33 | 0 | 0.0 | −1 |
| 2026年下期 | 50 | 2 | 4.0 | 4 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。四半期報告書の廃止(2024年)以降は半期の粒度になります。
業績の推移
有価証券報告書 7期分
2020年6月期からの7期で、営業収益は3億円から83億円へ27.7倍に増えた。直近期の営業利益率は2.4%。営業収益は6期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 営業収益億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年6月 | 3 | — | −2 | — | −2 |
| 2021年6月 | 5 | — | −2 | — | −2 |
| 投資用不動産顧客の集客から仲介までの一体化を目的として、コンドミニアム・アセットマネジメント株式会社を子会社化。 | |||||
| 2022年6月 | 8 | — | −6 | — | −6 |
| 2023年6月 | 16 | — | −1 | — | −1 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2024年6月 | 19 | −1 | −1 | −5.3 | −1 |
| 2025年6月 | 29 | 2 | 2 | 6.9 | 2 |
| 2026年6月 | 83 | 2 | 2 | 2.4 | 3 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年6月期
営業収益83億円のうち、営業利益として残るのは2億円で2.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の3.6%にあたる。営業利益率は業種中央値10.8%を下回る水準。
- 費用事業を回すためにかかったお金97.6%81億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.4%2億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 4期分
2025年6月期は営業CFが1億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは−2億円。期末の手元現金は16億円。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2022年6月 | −8 | 1 | 2 | 5 |
| 2023年6月 | 1 | −1 | 11 | 15 |
| 2024年6月 | −1 | −1 | 6 | 19 |
| 2025年6月 | 1 | −3 | −1 | 16 |
金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。
資産と負債
貸借対照表 6期分
2025年6月期の総資産は25億円。このうち返さなくてよい自己資本が22億円で、自己資本比率は87.7%(業種中央値24.7%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2020年6月 | 3 | 2 | 1 | 86.2 |
| 2021年6月 | 13 | 10 | 3 | 80.1 |
| 2022年6月 | 9 | 5 | 4 | 50.6 |
| 2023年6月 | 19 | 12 | 7 | 61.1 |
| 2024年6月 | 24 | 21 | 4 | 85.1 |
| 2025年6月 | 25 | 22 | 3 | 87.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
その他金融業 39社との比較
同じその他金融業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業収益成長率で39社中1位あたり、逆に低いのは営業利益率で39社中35位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月3日の終値
直近の終値は¥307で、1年前と比べて-8.1%。過去52週の値幅のなかでは49%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 9.6倍 |
| PER (会社予想) | 8.5倍 |
| PBR | 1.20倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は直近1ヶ月で+11.7%と堅調に推移し、8月13日には306円と年初来高値圏に接近。52週高値414円からはなお-26%の水準だが、7月初めの259円を底に上昇基調が明確。25日線(279円)を9.7%上回り、75日線・200日線も突破。出来高も8月12〜13日に9万株超と活発化し、需給改善が鮮明。ただしRSIが84.3と過熱感もあり、短期的な利益確定売りに注意が必要。週足では7月中旬からの上昇トレンドが継続中で、押し目買いが入るかが焦点。3万円台半ばの攻防が続き、上値余地は52週高値まで約35%あるが、売られ過ぎ反発の性格も強い。今後の決算や業績見通し次第で大きく動く可能性がある。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)。
PERは36.49倍と業界平均の17.29倍を大きく上回り、割高感がある。PBRは1.10倍と業界平均の1.76倍を下回るが、ROEは7.2%と低い。配当は無配で、直近の利益は改善傾向にあるが、収益力はまだ弱い。将来性を織り込んでいるが、現時点ではやや割高と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 9.6倍 | 17.5倍 |
| PER (予想) | 8.5倍 | — |
| PBR | 1.20倍 | 1.81倍 |
| ROE | 7.2% | 12.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、急成長する売上高が今後も持続するかどうか、そして黒字化した収益性がさらに改善するかどうかが焦点。強気派は、2022年から2025年にかけて売上高が約3.6倍に成長し、営業利益率がプラスに転じたことを評価し、成長軌道が続く可能性に注目する。一方、弱気派は、2024年6月期まで営業赤字が続いており、黒字化は初期段階であり、過去の赤字を考えれば収益の安定性に疑問を呈する。また、時価総額26億円と小型で、流動性リスクや情報開示の乏しさも懸念材料。
- 売上高の急成長
売上高が3年で約3.6倍に拡大し、成長性が高い。
- 黒字転換達成
2025年6月期に営業利益率6.9%と純利益2億円を計上。
- 金融分野の需要
金融サービス市場は安定成長が期待され、ニッチな需要に応える可能性。
- 純利益2億円と黒字転換通年影響中
純損益-1→2億円、最終損益が黒字化
- 売上高29億円、前期比53%増通年影響中
売上高19→29億円、増収が収益改善を牽引
- 営業利益率6.9%まで回復通年影響中
営業利益率-5.26%→6.9%、損益分岐点を超えた
- PBR1.10倍と株価純資産倍率は低位継続影響弱
PBR1.10倍、解散価値に近い水準で下支え
- 過去の赤字継続
2024年まで営業赤字が続き、収益基盤が脆弱だった。
- 小型で情報不足
時価総額26億円と小型で、開示情報が限られ評価が難しい。
- 信用リスク懸念
金融業は貸倒れリスクが大きく、環境悪化で業績が悪化しうる。
- PER36.49倍と利益水準に対し割高継続影響中
時価総額26億円に対し純利益2億円、PERは36.49倍
- 無配当で株主還元が不在通年影響弱
配当利回り0%、配当実績がなく投資家の支持を得にくい
- 株価が1年で37.6%下落と弱気継続影響中
1年間で株価下落、信用不安や業績不振の懸念が残る
- 税負担ゼロは一過性、来期以降は税金発生決算発表後影響中
営業利益2億円と純利益2億円が同額、繰越欠損金利用後に税負担
- 売上高成長率
- 成長持続性を確認するため。前期比で伸びが鈍化していないか見る。
- 営業利益率
- 黒字化が定着するか、さらなる改善があるかを確認するため。
- 貸倒関連費用
- 金融業のリスクを評価する。費用増加は業績悪化の兆候。
株主
有価証券報告書より
2025年6月期末の株主数は延べ2,589人。区分でいちばん多いのは個人・その他で75.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が3.0%を占め、残る97.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2024年6月% | 2025年6月% |
|---|---|---|
| 個人・その他 | 70.0 | 75.6 |
| 証券会社 | 15.0 | 15.9 |
| 外国法人 | 9.6 | 5.5 |
| 事業法人 | 3.4 | 2.3 |
| 金融機関 | 2.0 | 0.7 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 中山田 明 | 17.33 |
| 02 | JICベンチャー・グロース・ファンド1号投資事業有限責任組合 | 8.94 |
| 03 | 結長期戦略投資事業有限責任組合 | 8.19 |
| 04 | 楽天証券株式会社 | 8.07 |
| 05 | 塩澤 崇 | 6.14 |
| 06 | テクノロジーベンチャーズ5号投資事業有限責任組合 | 5.10 |
| 07 | 株式会社SBI証券 | 3.06 |
| 08 | JPモルガン証券株式会社 | 2.11 |
| 09 | 藤崎 真治郎 | 1.85 |
| 10 | 新生ベンチャーパートナーズ1号投資事業有限責任組合 | 1.53 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-07楽天証券株式会社新規の大量保有報告5.27%-1.00pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 7期分
1株利益は7期で+100%、1株純資産は2期で+8%。直近期のROEは7.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 |
|---|---|---|
| 2020年6月 | −9,424 | — |
| 2021年6月 | −10,177 | — |
| 2022年6月 | −104 | — |
| 2023年6月 | −25 | — |
| 2024年6月 | −19 | 227 |
| 2025年6月 | 18 | 245 |
| 2026年6月 | 32 | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/6期の役員報酬は総額64百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 中山田明 | 代表取締役CEO | 59 | 1,575,400 |
| 塩澤崇 | 取締役CMO | 44 | 558,200 |
| 平山亮 | 取締役CFO | 43 | 24,900 |
| 伊藤雅仁 | 取締役 | 58 | — |
| 柴田暁 | 取締役 | 45 | — |
| 高橋敏哉 | 常勤監査役 | 68 | — |
| 穴田卓司 | 監査役 | 61 | — |
| 寺田達史 | 監査役 | 64 | — |
役員報酬の内訳2025/6期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 48 | 48 | 16 |
| 社外取締役 | 4 | 16 | 16 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/6期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容4,970字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題5,545字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,375字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,647字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
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