概要
アイ・パートナーズフィナンシャルは、金融商品仲介業(IFAビジネス)を主事業とする独立系金融サービス企業である。2006年に横浜で設立され、2021年6月に東京証券取引所グロース市場に上場した。連結従業員数38名(2026年3月末時点)、連結売上高46億円。IFA(独立系フィナンシャル・アドバイザー)に業務プラットフォームを提供し、顧客への資産運用アドバイスを仲介する。子会社の株式会社AIPコンサルタンツを通じて保険募集業務も手掛けていたが、2026年3月に同事業から撤退した。
IFAプラットフォームを基盤とする事業モデル
当社は、金融商品仲介業者として、IFA(Independent Financial Advisor)が顧客に寄り添った資産運用アドバイスを行うためのビジネスプラットフォームを提供している。IFAは個人事業主として当社と業務委任契約を結び、特定の証券会社に属さない独立・中立の立場で活動する。当社はIFAからシステム使用料を徴収する一方、IFAが金融商品取引の取次ぎを行った際に証券会社から受け取る手数料の一部をIFAに報酬として支払う。2026年5月末時点で、楽天証券、SBI証券、あかつき証券、東海東京証券の4社と委託契約を締結し、全国19のIFAオフィスに所属する214名のIFAが活動している。
売上の大半を占める金融商品仲介サービス
当社グループの売上高は、金融商品仲介サービスが約94%を占め、その他金融サービスが約6%(2026年3月期実績)である。金融商品仲介サービスは、顧客の株式・債券・投資信託等の売買注文を証券会社に取次ぐことで得られる報酬と、IFAからのシステム使用料で構成される。媒介する資産残高は429,738百万円(2026年3月末時点)、口座総数は18,229口座に達する。営業利益は110百万円と前期から黒字転換したが、収益は市場動向に左右されやすく、2023年3月期には営業損失を計上している。
連結子会社とグループの役割分担
当社グループは、当社(金融商品仲介業者)と100%出資子会社の株式会社AIPコンサルタンツの2社で構成される。子会社は保険募集業務やマッチングサービスなどの「その他金融サービス」を担っていたが、2026年3月末をもって保険代理店事業の新規募集を終了し撤退した。撤退後も、保険業務を希望するIFAに対しては包括的業務提携先の株式会社エフケイを紹介するなど、グループ資源を金融商品仲介サービスに集中させる方針である。また、子会社を通じて不動産・相続・事業承継などの顧客ニーズに対応するマッチングサービスも提供している。
業界の中での役割はIFA支援プラットフォーマーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 金融商品仲介サービス | 43億円 | 93.5% | — | — |
| その他金融サービス | 3億円 | 6.5% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01金融商品仲介サービス主力
IFAが顧客に金融商品の提案・取次ぎを行うためのプラットフォームを提供。楽天証券など複数の証券会社と委託契約を締結し、加盟IFAにシステム使用料を課す。
- IFAビジネスプラットフォーム
- IFAが業務に専念できる環境を提供。バックオフィス支援、研修、コンプライアンス管理など。
02その他金融サービス副次
保険募集業務やマッチングサービスを提供。保険代理店事業は撤退予定。
- 保険募集業務
- IFAを通じた保険商品の提案・販売。
- マッチングサービス
- 不動産、相続などの専門家と顧客をマッチング。
製品と技術
IFA向け金融商品仲介プラットフォーム
当社の中核サービスは、IFAが金融商品の提案・取次ぎに専念できるプラットフォームの提供である。IFAは当社と業務委任契約を結び、当社が運営する全国19か所のIFAオフィスに所属する。当社はIFAに対し、顧客管理ツール、営業ツール、研鑽機会(運用会社による勉強会や企業IR)、音声モニタリングによるコンプライアンス支援などを提供する。これにより、IFAは個人事業主として顧客との長期的信頼関係を構築し、株式、投資信託、債券などの取引を4つの提携証券会社に取り次ぐ。当社は証券会社から得た手数料の一部をIFAに報酬として支払う。
保険募集業務(撤退済み)とマッチングサービス
子会社のAIPコンサルタンツは、保険募集業務とマッチングサービスを展開していた。保険募集業務では、IFAと雇用契約を結び保険募集人として登録し、生命保険・損害保険の提案を行っていたが、2026年3月末で新規募集を終了した。マッチングサービスは、資産運用や保険以外の不動産、相続・贈与、事業承継などの専門家を顧客に紹介するハブ機能である。同事業は引き続き提供され、顧客のライフステージに応じたワンストップ・チャネルとしての役割を担う。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
その他金融業のなかでの位置
債権管理・保証でニッチ首位、収益低調
アイ・パートナーズフィナンシャルは、債権管理回収・保証サービスを主軸とする独立系金融サービス企業。同業のMFSやウェッジホールディングスと競合するが、特定分野に特化し差別化を図っている。近年の売上は横ばいで、2025年3月期の営業利益率はほぼゼロと収益性は低い。2026年3月期には増収と利益率改善を見込むが、業界内での規模は小粒で、競合他社に比べ成長が鈍い。事業多様化やコスト管理が今後の課題。
強み
- 債権管理・保証という特化分野で高い専門知識を有し、競合との差別化に成功。
- 大手金融グループに属さず、独自の審査基準やサービス設計が可能。
- リピート需要の高い債権管理サービスで、一定の顧客基盤を確保。
- 2026年3月期の営業利益率2.17%計画と、収益改善の見通しがある。
課題
- 営業利益率が極めて低く、現在はほぼゼロで、収益構造の改善が急務。
- 売上高が伸び悩み、同業他社に比べて成長が遅い。新規事業が必要。
- MFSやウェッジHDなど競合も同分野で存在感を高めており、差別化の維持が課題。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
その他金融業の時価総額近傍。太字がアイ・パートナーズフィナンシャル
時価総額で並べると、掲載9社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7320Solvvy | 88億円 | 9.5倍 |
| 2 | 7196Casa | 86億円 | 60.6倍 |
| 3 | 5843ニッポンインシュア | 67億円 | 10.2倍 |
| 4 | 7183あんしん保証 | 46億円 | 15.1倍 |
| 5 | 4351山田再生系債権回収総合事務所 | 36億円 | 95.7倍 |
| 6 | 7345アイ・パートナーズフィナンシャル | 33億円 | 35.0倍 |
| 7 | 196AMFS | 30億円 | 10.3倍 |
| 8 | 8783abc | 16億円 | — |
| 9 | 2388ウェッジホールディングス | 14億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 19件
証券仲介業開始と商号変更(2006~2009年)
2006年2月、横浜市鶴見区に株式会社アイ・ブレーン(現当社)を設立。2007年3月に日興コーディアル証券(現SMBC日興証券)と証券仲介業に係る業務委託基本契約を締結し、同年9月に証券仲介業を開始した。2009年2月、商号を株式会社アイ・パートナーズフィナンシャルに変更。同年4月には委託先に楽天証券を追加し、複数証券会社との提携体制を整えた。
子会社設立と持株会社再編(2010~2016年)
2010年4月、横浜市鶴見区に株式会社AIPコンサルタンツを設立し、保険募集業務などの周辺サービスを開始。2015年9月には当社と子会社が共同株式移転により完全親会社アイ・パートナーズホールディングスを設立したが、翌2016年8月に当社が同ホールディングスを吸収合併し、子会社を直接の完全子会社とするシンプルな体制に再編した。また2014年3月には本店を横浜市西区に移転している。
主要委託先の変動と上場(2015~2021年)
2015年3月、SMBC日興証券がIFAビジネスを終了したため契約を解消。その後もSBI証券(2011年追加)、エース証券(2014年追加、後の東海東京証券)など提携先を拡大した。2021年6月、東京証券取引所マザーズ(現グロース市場)に上場。上場後も2021年8月に東海東京証券、2022年4月に野村アセットマネジメントを委託先に追加し、体制を強化した。
業務提携と保険事業撤退(2024~2026年)
2024年4月、大手保険代理店の株式会社エフケイと包括的業務提携契約を締結。両社の相乗効果を模索する一方、連結子会社の保険代理店事業は収支改善が難しく、2026年2月に同事業からの撤退を発表。2026年3月末をもって新規保険募集を終了した。また2025年11月には野村アセットマネジメントとの業務委託契約を解消しており、経営資源を中核の金融商品仲介業に集中させる動きが顕著となった。
年表19件を開く
2000年代
- 2006年2月創業横浜市鶴見区に株式会社アイ・ブレーン(現当社)を設立
- 2007年3月証券仲介業(現 金融商品仲介業)を開始するため、日興コーディアル証券株式会社(現 SMBC日興証券株式会社)と証券仲介業に係る業務等委託基本契約を締結
- 2007年9月証券仲介業を開始
- 2009年2月商号変更株式会社アイ・パートナーズフィナンシャルへ商号変更
- 2009年4月委託金融商品取引業者に楽天証券株式会社を追加
2010年代
- 2010年4月創業横浜市鶴見区に株式会社AIPコンサルタンツを設立
- 2011年3月委託金融商品取引業者に株式会社SBI証券を追加
- 2014年3月委託金融商品取引業者にエース証券株式会社(現 東海東京証券株式会社)を追加
- 2014年3月横浜市西区に本店を移転
- 2015年3月SMBC日興証券株式会社が金融商品仲介業(IFA)ビジネスを終了したため、業務等委託基本契約を解消
- 2015年9月当社及び株式会社AIPコンサルタンツ(現 連結子会社)が共同して、株式移転により完全親会社たる株式会社アイ・パートナーズホールディングスを設立
- 2016年8月M&A当社が株式会社アイ・パートナーズホールディングスを吸収合併し、株式会社AIPコンサルタンツを当社の完全子会社化
2020年代
- 2020年2月委託金融商品取引業者にあかつき証券株式会社を追加
- 2021年6月上場東京証券取引所マザーズ(現 グロース市場)上場
- 2021年8月委託金融商品取引業者に東海東京証券株式会社を追加
- 2022年4月委託金融商品取引業者に野村アセットマネジメント株式会社を追加
- 2022年5月M&Aエース証券株式会社が東海東京証券を存続会社として合併したため、業務委託基本契約を解消
- 2024年4月株式会社エフケイと包括的業務提携契約を締結
- 2025年11月野村アセットマネジメント株式会社のサービス変更のため、業務委託契約を解消
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- IFAアンケート総合満足度TOP2Box割合大いに満足+満足の割合
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
IFAの満足度向上による収益拡大
IFAに営業ノルマを課さず、精神的・経済的充足感を高める環境を提供。IFA満足度向上を通じて顧客満足度を高め、資産残高とIFA数の増加を図る。
- 02
金融サービスクオリティ向上支援
IFA向けの研鑽機会提供、顧客本位の啓発、業務支援システムへの投資、商品・サービスの拡充により、IFAが提供する金融サービスの質を高め、資産残高増大を目指す。
- 03
内部管理体制の強化
証券会社の指導に依存せず、自社によるモニタリングや管理体制を整備・強化し、金融商品仲介業者として「あるべき管理体制」を構築・実効性向上を図る。
- 04
財務基盤の多様化と流動性確保
これまでの自己資金中心から、事業拡大に伴う資金需要に対応するため、金融機関との関係構築と借入による資金調達を検討し、資金調達方法の多様化と柔軟な流動性確保を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 6期分
グループ全体で38人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は663万円で、5期前と比べて−26.7%。平均年齢は48.3歳、平均勤続年数は5.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年3月 | 904 | 42.1 | 2.6 | 42 | — |
| 2022年3月 | 631 | 46.8 | 3.5 | 38 | — |
| 2023年3月 | 685 | 48.2 | 3.8 | 38 | — |
| 2024年3月 | 639 | 48.8 | 4.6 | 39 | — |
| 2025年3月 | 658 | 48.6 | 5.3 | 39 | 0 |
| 2026年3月 | 663 | 48.3 | 5.9 | 38 | 263 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社AIPコンサルタンツ神奈川県横浜市西区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は46億円、営業利益は1億円。前期と比べると増収で、売上が+21.1%。
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、営業収益は12億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、営業収益は+50.0%。
| 対象期間 | 営業収益億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 8 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 8 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 10 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年3Q | 9 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 10 | — | — | 0 |
| 2025年2Q | 19 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年4Q | 19 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年2Q | 19 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年4Q | 27 | 1 | 3.7 | 1 |
| 2027年1Q | 12 | 0 | 0.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 10期分
2017年3月期からの10期で、営業収益は13億円から46億円へ3.5倍に増えた。直近期の営業利益率は2.2%。営業収益は3期連続で増加。
| 決算期 | 営業収益億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 13 | — | 0 | — | 0 |
| 2018年3月 | 21 | — | 1 | — | 1 |
| 2019年3月 | 24 | — | 1 | — | 0 |
| 2020年3月 | 25 | — | 0 | — | 0 |
| 東京証券取引所マザーズ(現 グロース市場)上場 | |||||
| 2021年3月 | 40 | — | 2 | — | 2 |
| エース証券株式会社が東海東京証券を存続会社として合併したため、業務委託基本契約を解消 | |||||
| 2022年3月 | 38 | — | 1 | — | 1 |
| 2023年3月 | 30 | — | −1 | — | −1 |
| 2024年3月 | 37 | — | 0 | — | 0 |
| 2025年3月 | 38 | 0 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年3月 | 46 | 1 | 1 | 2.2 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
営業収益46億円のうち、営業利益として残るのは1億円で2.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の2.2%にあたる。営業利益率は業種中央値10.8%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金80.4%37億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金17.4%8億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.2%1億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 8期分
2026年3月期は営業CFが1億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは1億円。期末の手元現金は6億円。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2019年3月 | 1 | 0 | 0 | 2 |
| 2020年3月 | −1 | 0 | 1 | 2 |
| 2021年3月 | 3 | 0 | 0 | 5 |
| 2022年3月 | −1 | 0 | 3 | 7 |
| 2023年3月 | −1 | 0 | −1 | 5 |
| 2024年3月 | 0 | 0 | 0 | 5 |
| 2025年3月 | 0 | 0 | 0 | 5 |
| 2026年3月 | 1 | 0 | 0 | 6 |
金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。
資産と負債
貸借対照表 10期分
2026年3月期の総資産は13億円。このうち返さなくてよい自己資本が7億円で、自己資本比率は54.0%(業種中央値24.7%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 3 | 1 | 2 | 37.6 |
| 2018年3月 | 5 | 2 | 3 | 47.4 |
| 2019年3月 | 6 | 3 | 3 | 44.2 |
| 2020年3月 | 7 | 3 | 4 | 52.5 |
| 2021年3月 | 11 | 5 | 6 | 44.2 |
| 2022年3月 | 12 | 9 | 3 | 72.2 |
| 2023年3月 | 10 | 6 | 4 | 63.6 |
| 2024年3月 | 11 | 6 | 5 | 58.5 |
| 2025年3月 | 10 | 6 | 4 | 63.0 |
| 2026年3月 | 13 | 7 | 6 | 54.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
その他金融業 39社との比較
同じその他金融業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で39社中5位あたり、逆に低いのは営業利益率で39社中36位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥941で、1年前と比べて+58.2%。過去52週の値幅のなかでは54%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 35.0倍 |
| PBR | 4.31倍 |
| 配当利回り | 0.43% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は948円で、直近1カ月で4.15%下落。25日線(960.24円)を下回り、75日線(972.79円)も下回るが、200日線(892.67円)は上回る。52週高値1270円からは25.4%下落、52週安値561円からは69.0%上昇。7月15日に37,100株の出来高を記録したが、以降は減少し、8月には500〜5,500株と低調。株価は7月14日に998円まで上昇した後、緩やかに下落。RSIは50.6と中立圏で、方向感は乏しい。週足では7月中旬から調整局面が続いている。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 30/100)。
PERは35.22倍で同業界平均の16.39倍を大幅に上回り、PBRは4.35倍と平均の1.85倍を大きく超えています。ROEは13.4%と高いものの、配当利回りは0.42%と平均の3.06%を大幅に下回ります。配当性向は16.2%と低く、株主還元が限定的です。業界特性からPSRやEV/EBITDAには言及しませんが、収益力に対してバリュエーションが過大評価されている可能性があります。割高と判断します。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 35.0倍 | 17.4倍 |
| PBR | 4.31倍 | 1.81倍 |
| ROE | 13.4% | 12.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
小規模な金融サービス企業であり、成長性と収益性の不透明さが論点。強気派は、売上高の拡大計画や高いROE(13.4%)に着目し、成長余地を評価する。一方、弱気派は、過去の業績が振るわず、営業利益がゼロから1億円程度に留まることから、収益力の持続性に疑問を投げかける。事業モデルの具体性が乏しく、将来予測が困難。
- 売上高の成長計画
2026年3月期は46億円と前期比21%増の見込み
- 高いROE
ROE 13.4%は効率的な資本活用を示す
- 時価総額が小さく成長余地
時価総額34億円と小規模で、業績拡大が株価に反映されやすい
- 営業利益1億円と黒字化達成2026年通期影響中
営業損益ゼロから営業利益1億円(営業利益率2.17%)へ改善
- 売上高46億円と前期比21%増2026年通期影響中
売上高が38億円から46億円へ拡大、増収が続く
- ROE13.4%の資本効率継続影響中
ROE13.4%と小規模ながら資本を効率的に活用
- 株価1年で64%上昇継続影響弱
前期比64.03%上昇。成長期待から買いが集まっている
- 業績の不透明さ
過去の利益はほぼゼロで、安定した収益力の証明がない
- 利益率の低さ
2026年3月期の営業利益率予想は2.17%と極めて低い
- 情報開示の少なさ
事業内容やリスクが把握しにくく投資判断が困難
- PER35.2倍と割高なバリュエーション通年影響中
実績PER35.22倍と高く、成長鈍化時にPER縮小リスク
- 営業利益率2.17%と低い収益性2026年通期影響中
営業利益率2.17%と低水準で、コスト増に弱い
- 無配当に近い配当利回り0.42%継続影響弱
配当利回り0.42%とほぼ無配当で、株主への現金還元が乏しい
- 外国人保有比率1.2%と低流動性継続影響弱
外国人保有比率1.2%と低く、売買が乏しく価格変動が大きい
- 売上高成長率
- 事業拡大が計画通り進むか確認
- 営業利益率
- 収益性の改善度合いを診る
- 貸倒関連の指標
- 金融業であるため、与信コストの動向が重要
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり4円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは0.43%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2023年3月 | 4 | — | — |
| 2024年3月 | 4 | 0.0 | 61.6 |
| 2025年3月 | 4 | 0.0 | — |
| 2026年3月 | 4 | 0.0 | 16.2 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥4
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ511人。区分でいちばん多いのは個人・その他で92.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が2.0%を占め、残る98.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 98.0 | 91.0 | 89.2 | 85.8 | 86.7 | 92.7 |
| 自己株式 | — | 1.9 | 6.7 | 7.4 | 7.4 | 6.9 |
| 証券会社 | — | 2.7 | 5.2 | 8.4 | 3.1 | 4.1 |
| 事業法人 | 2.0 | 5.0 | 4.8 | 5.0 | 9.6 | 1.9 |
| 外国法人 | — | 0.5 | 0.5 | 0.7 | 0.6 | 0.9 |
| 外国人個人 | — | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.3 |
| 金融機関 | — | 0.8 | 0.3 | 0.2 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 石原 章太郎 | 9.98 |
| 02 | 千代田インベストメント第1号投資事業有限責任組合無限責任組合員 千代田インベストメント株式会社 | 9.43 |
| 03 | 中道 謙 | 9.05 |
| 04 | 田中 譲治 | 4.49 |
| 05 | 大木 塁 | 4.01 |
| 06 | 光通信KK投資事業有限責任組合無限責任組合員 光通信株式会社 | 3.90 |
| 07 | 株式会社SBI証券 | 3.57 |
| 08 | 大島 昇 | 3.07 |
| 09 | BSP戦略ファンド第1号投資事業有限責任組合無限責任組合員 BSPアセットマネジメント株式会社 | 2.84 |
| 10 | 守屋 顕一 | 2.83 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 10期分
1株利益は10期で−100%、1株純資産は10期で−100%。直近期のROEは13.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 10,204 | 49,291 | 24.1 | — | 19.6 |
| 2018年3月 | 37,140 | 85,154 | 50.7 | — | 5.4 |
| 2019年3月 | 18 | 119 | 16.5 | — | 36.1 |
| 2020年3月 | −0 | 125 | −0.3 | — | — |
| 2021年3月 | 55 | 179 | 36.5 | — | 4.5 |
| 2022年3月 | 20 | 260 | 9.5 | 33.6 | 21.7 |
| 2023年3月 | −40 | 199 | −17.5 | — | — |
| 2024年3月 | 2 | 198 | 1.2 | 173.9 | 61.6 |
| 2025年3月 | −3 | 193 | −1.5 | — | — |
| 2026年3月 | 28 | 218 | 13.4 | 39.2 | 16.2 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
6名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は6名。2026/3期の役員報酬は総額65百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 田中譲治 | 代表取締役社長兼社長執行役員 | 69 |
| 松波精二 | 取締役 兼上席執行役員 | 66 |
| 吉川昌利 | 取締役(常勤監査等委員) | 47 |
| 上野博史 | 取締役(監査等委員) | 88 |
| 中川洋 | 取締役(監査等委員) | 75 |
| 杉原繁樹 | 取締役 | 55 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 40 | 2 | 2 | 43 | 22 |
| 取締役(社内) | 1 | 10 | — | 0 | 11 | 11 |
| 社外取締役 | 2 | 11 | — | — | 11 | 6 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容4,237字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,799字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク7,654字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,931字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第21期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第21期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第20期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第20期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第19期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第19期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第19期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第19期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第18期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第18期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第18期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第18期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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