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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

アイ・パートナーズフィナンシャル

Ai Partners Financial Inc.7345 · Growth · その他金融業

独立系IFA(金融商品仲介業者)のプラットフォームを運営。全国19拠点でIFAを支援。

概要

アイ・パートナーズフィナンシャルは、金融商品仲介業(IFAビジネス)を主事業とする独立系金融サービス企業である。2006年に横浜で設立され、2021年6月に東京証券取引所グロース市場に上場した。連結従業員数38名(2026年3月末時点)、連結売上高46億円。IFA(独立系フィナンシャル・アドバイザー)に業務プラットフォームを提供し、顧客への資産運用アドバイスを仲介する。子会社の株式会社AIPコンサルタンツを通じて保険募集業務も手掛けていたが、2026年3月に同事業から撤退した。

IFAプラットフォームを基盤とする事業モデル

当社は、金融商品仲介業者として、IFA(Independent Financial Advisor)が顧客に寄り添った資産運用アドバイスを行うためのビジネスプラットフォームを提供している。IFAは個人事業主として当社と業務委任契約を結び、特定の証券会社に属さない独立・中立の立場で活動する。当社はIFAからシステム使用料を徴収する一方、IFAが金融商品取引の取次ぎを行った際に証券会社から受け取る手数料の一部をIFAに報酬として支払う。2026年5月末時点で、楽天証券、SBI証券、あかつき証券、東海東京証券の4社と委託契約を締結し、全国19のIFAオフィスに所属する214名のIFAが活動している。

売上の大半を占める金融商品仲介サービス

当社グループの売上高は、金融商品仲介サービスが約94%を占め、その他金融サービスが約6%(2026年3月期実績)である。金融商品仲介サービスは、顧客の株式・債券・投資信託等の売買注文を証券会社に取次ぐことで得られる報酬と、IFAからのシステム使用料で構成される。媒介する資産残高は429,738百万円(2026年3月末時点)、口座総数は18,229口座に達する。営業利益は110百万円と前期から黒字転換したが、収益は市場動向に左右されやすく、2023年3月期には営業損失を計上している。

連結子会社とグループの役割分担

当社グループは、当社(金融商品仲介業者)と100%出資子会社の株式会社AIPコンサルタンツの2社で構成される。子会社は保険募集業務やマッチングサービスなどの「その他金融サービス」を担っていたが、2026年3月末をもって保険代理店事業の新規募集を終了し撤退した。撤退後も、保険業務を希望するIFAに対しては包括的業務提携先の株式会社エフケイを紹介するなど、グループ資源を金融商品仲介サービスに集中させる方針である。また、子会社を通じて不動産・相続・事業承継などの顧客ニーズに対応するマッチングサービスも提供している。

業界の中での役割はIFA支援プラットフォーマーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
46億円
営業利益
1億円
営業利益率
2.2%
純利益
1億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
金融商品仲介サービス43億円93.5%
その他金融サービス3億円6.5%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01金融商品仲介サービス主力

IFAが顧客に金融商品の提案・取次ぎを行うためのプラットフォームを提供。楽天証券など複数の証券会社と委託契約を締結し、加盟IFAにシステム使用料を課す。

主な製品・サービス1
IFAビジネスプラットフォーム
IFAが業務に専念できる環境を提供。バックオフィス支援、研修、コンプライアンス管理など。

02その他金融サービス副次

保険募集業務やマッチングサービスを提供。保険代理店事業は撤退予定。

主な製品・サービス2
保険募集業務
IFAを通じた保険商品の提案・販売。
マッチングサービス
不動産、相続などの専門家と顧客をマッチング。

製品と技術

IFA向け金融商品仲介プラットフォーム

当社の中核サービスは、IFAが金融商品の提案・取次ぎに専念できるプラットフォームの提供である。IFAは当社と業務委任契約を結び、当社が運営する全国19か所のIFAオフィスに所属する。当社はIFAに対し、顧客管理ツール、営業ツール、研鑽機会(運用会社による勉強会や企業IR)、音声モニタリングによるコンプライアンス支援などを提供する。これにより、IFAは個人事業主として顧客との長期的信頼関係を構築し、株式、投資信託、債券などの取引を4つの提携証券会社に取り次ぐ。当社は証券会社から得た手数料の一部をIFAに報酬として支払う。

保険募集業務(撤退済み)とマッチングサービス

子会社のAIPコンサルタンツは、保険募集業務とマッチングサービスを展開していた。保険募集業務では、IFAと雇用契約を結び保険募集人として登録し、生命保険・損害保険の提案を行っていたが、2026年3月末で新規募集を終了した。マッチングサービスは、資産運用や保険以外の不動産、相続・贈与、事業承継などの専門家を顧客に紹介するハブ機能である。同事業は引き続き提供され、顧客のライフステージに応じたワンストップ・チャネルとしての役割を担う。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

その他金融業のなかでの位置

債権管理・保証でニッチ首位、収益低調

アイ・パートナーズフィナンシャルは、債権管理回収・保証サービスを主軸とする独立系金融サービス企業。同業のMFSやウェッジホールディングスと競合するが、特定分野に特化し差別化を図っている。近年の売上は横ばいで、2025年3月期の営業利益率はほぼゼロと収益性は低い。2026年3月期には増収と利益率改善を見込むが、業界内での規模は小粒で、競合他社に比べ成長が鈍い。事業多様化やコスト管理が今後の課題。

強み

  • 債権管理・保証という特化分野で高い専門知識を有し、競合との差別化に成功。
  • 大手金融グループに属さず、独自の審査基準やサービス設計が可能。
  • リピート需要の高い債権管理サービスで、一定の顧客基盤を確保。
  • 2026年3月期の営業利益率2.17%計画と、収益改善の見通しがある。

課題

  • 営業利益率が極めて低く、現在はほぼゼロで、収益構造の改善が急務。
  • 売上高が伸び悩み、同業他社に比べて成長が遅い。新規事業が必要。
  • MFSやウェッジHDなど競合も同分野で存在感を高めており、差別化の維持が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

その他金融業の時価総額近傍。太字がアイ・パートナーズフィナンシャル

時価総額で並べると、掲載9社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17320Solvvy88億円9.5倍
27196Casa86億円60.6倍
35843ニッポンインシュア67億円10.2倍
47183あんしん保証46億円15.1倍
54351山田再生系債権回収総合事務所36億円95.7倍
67345アイ・パートナーズフィナンシャル33億円35.0倍
7196AMFS30億円10.3倍
88783abc16億円
92388ウェッジホールディングス14億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 19件

証券仲介業開始と商号変更(2006~2009年)

2006年2月、横浜市鶴見区に株式会社アイ・ブレーン(現当社)を設立。2007年3月に日興コーディアル証券(現SMBC日興証券)と証券仲介業に係る業務委託基本契約を締結し、同年9月に証券仲介業を開始した。2009年2月、商号を株式会社アイ・パートナーズフィナンシャルに変更。同年4月には委託先に楽天証券を追加し、複数証券会社との提携体制を整えた。

子会社設立と持株会社再編(2010~2016年)

2010年4月、横浜市鶴見区に株式会社AIPコンサルタンツを設立し、保険募集業務などの周辺サービスを開始。2015年9月には当社と子会社が共同株式移転により完全親会社アイ・パートナーズホールディングスを設立したが、翌2016年8月に当社が同ホールディングスを吸収合併し、子会社を直接の完全子会社とするシンプルな体制に再編した。また2014年3月には本店を横浜市西区に移転している。

主要委託先の変動と上場(2015~2021年)

2015年3月、SMBC日興証券がIFAビジネスを終了したため契約を解消。その後もSBI証券(2011年追加)、エース証券(2014年追加、後の東海東京証券)など提携先を拡大した。2021年6月、東京証券取引所マザーズ(現グロース市場)に上場。上場後も2021年8月に東海東京証券、2022年4月に野村アセットマネジメントを委託先に追加し、体制を強化した。

業務提携と保険事業撤退(2024~2026年)

2024年4月、大手保険代理店の株式会社エフケイと包括的業務提携契約を締結。両社の相乗効果を模索する一方、連結子会社の保険代理店事業は収支改善が難しく、2026年2月に同事業からの撤退を発表。2026年3月末をもって新規保険募集を終了した。また2025年11月には野村アセットマネジメントとの業務委託契約を解消しており、経営資源を中核の金融商品仲介業に集中させる動きが顕著となった。

年表19件を開く

2000年代

  • 2006年2月創業横浜市鶴見区に株式会社アイ・ブレーン(現当社)を設立
  • 2007年3月証券仲介業(現 金融商品仲介業)を開始するため、日興コーディアル証券株式会社(現 SMBC日興証券株式会社)と証券仲介業に係る業務等委託基本契約を締結
  • 2007年9月証券仲介業を開始
  • 2009年2月商号変更株式会社アイ・パートナーズフィナンシャルへ商号変更
  • 2009年4月委託金融商品取引業者に楽天証券株式会社を追加

2010年代

  • 2010年4月創業横浜市鶴見区に株式会社AIPコンサルタンツを設立
  • 2011年3月委託金融商品取引業者に株式会社SBI証券を追加
  • 2014年3月委託金融商品取引業者にエース証券株式会社(現 東海東京証券株式会社)を追加
  • 2014年3月横浜市西区に本店を移転
  • 2015年3月SMBC日興証券株式会社が金融商品仲介業(IFA)ビジネスを終了したため、業務等委託基本契約を解消
  • 2015年9月当社及び株式会社AIPコンサルタンツ(現 連結子会社)が共同して、株式移転により完全親会社たる株式会社アイ・パートナーズホールディングスを設立
  • 2016年8月M&A当社が株式会社アイ・パートナーズホールディングスを吸収合併し、株式会社AIPコンサルタンツを当社の完全子会社化

2020年代

  • 2020年2月委託金融商品取引業者にあかつき証券株式会社を追加
  • 2021年6月上場東京証券取引所マザーズ(現 グロース市場)上場
  • 2021年8月委託金融商品取引業者に東海東京証券株式会社を追加
  • 2022年4月委託金融商品取引業者に野村アセットマネジメント株式会社を追加
  • 2022年5月M&Aエース証券株式会社が東海東京証券を存続会社として合併したため、業務委託基本契約を解消
  • 2024年4月株式会社エフケイと包括的業務提携契約を締結
  • 2025年11月野村アセットマネジメント株式会社のサービス変更のため、業務委託契約を解消

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • IFAアンケート総合満足度TOP2Box割合大いに満足+満足の割合

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    IFAの満足度向上による収益拡大

    IFAに営業ノルマを課さず、精神的・経済的充足感を高める環境を提供。IFA満足度向上を通じて顧客満足度を高め、資産残高とIFA数の増加を図る。

  2. 02

    金融サービスクオリティ向上支援

    IFA向けの研鑽機会提供、顧客本位の啓発、業務支援システムへの投資、商品・サービスの拡充により、IFAが提供する金融サービスの質を高め、資産残高増大を目指す。

  3. 03

    内部管理体制の強化

    証券会社の指導に依存せず、自社によるモニタリングや管理体制を整備・強化し、金融商品仲介業者として「あるべき管理体制」を構築・実効性向上を図る。

  4. 04

    財務基盤の多様化と流動性確保

    これまでの自己資金中心から、事業拡大に伴う資金需要に対応するため、金融機関との関係構築と借入による資金調達を検討し、資金調達方法の多様化と柔軟な流動性確保を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 6期分

グループ全体で38人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は663万円で、5期前と比べて26.7%平均年齢は48.3歳、平均勤続年数は5.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2021年3月90442.12.642
2022年3月63146.83.538
2023年3月68548.23.838
2024年3月63948.84.639
2025年3月65848.65.3390
2026年3月66348.35.938263

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率50.0%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)97.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
新宿オフィス(東京都新宿区)他18オフィス20百万円
本社 — 神奈川県横浜市西区14百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社AIPコンサルタンツ
    神奈川県横浜市西区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は46億円営業利益1億円前期と比べると増収で、売上が+21.1%。

売上高
+21.1%
46億円
営業利益
1億円
純利益
1億円
営業利益率
2.2%
前期比 +2.2%pt

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、営業収益は12億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、営業収益は+50.0%。

対象期間営業収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q80
2024年1Q800.00
2024年2Q1000.00
2024年3Q900.00
2024年4Q100
2025年2Q1900.00
2025年4Q1900.00
2026年2Q1900.00
2026年4Q2713.71
2027年1Q1200.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 10期分

2017年3月期からの10期で、営業収益は13億円から46億円へ3.5倍に増えた。直近期の営業利益率は2.2%。営業収益は3期連続で増加。

決算期営業収益億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2017年3月1300
2018年3月2111
2019年3月2410
2020年3月2500
東京証券取引所マザーズ(現 グロース市場)上場
2021年3月4022
エース証券株式会社が東海東京証券を存続会社として合併したため、業務委託基本契約を解消
2022年3月3811
2023年3月30−1−1
2024年3月3700
2025年3月38000.00
2026年3月46112.21

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

営業収益46億円のうち、営業利益として残るのは1億円2.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の2.2%にあたる。営業利益率は業種中央値10.8%を下回る水準。

営業収益を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金80.4%37億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金17.4%8億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.2%1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
19.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比8.7pt
2.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比5.6pt
2.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+3.0pt
13.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
10.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 8期分

2026年3月期は営業CFが1億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは1億円期末の手元現金は6億円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円現金残高億円
2019年3月1002
2020年3月−1012
2021年3月3005
2022年3月−1037
2023年3月−10−15
2024年3月0005
2025年3月0005
2026年3月1006

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 10期分

2026年3月期の総資産は13億円。このうち返さなくてよい自己資本が7億円で、自己資本比率は54.0%(業種中央値24.7%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2017年3月31237.6
2018年3月52347.4
2019年3月63344.2
2020年3月73452.5
2021年3月115644.2
2022年3月129372.2
2023年3月106463.6
2024年3月116558.5
2025年3月106463.0
2026年3月137654.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
6億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
2億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
6億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
50
/ 100
安定性自己資本比率36 / 40
収益力営業利益率4 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

その他金融業 39社との比較

同じその他金融業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率39社中5位あたり、逆に低いのは営業利益率39社中36位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
13.4%/中央値 10.4%
P25 5.5%P75 18.5%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
2.2%/中央値 10.8%
P25 5.0%P75 22.2%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
54.0%/中央値 24.7%
P25 12.9%P75 44.0%
営業収益成長率上位前期からの売上の伸び
21.1%/中央値 10.7%
P25 4.5%P75 16.2%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.4%/中央値 3.7%
P25 2.7%P75 4.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥941で、1年前と比べて+58.2%過去52週の値幅のなかでは54%の位置にある。

¥941+0.0%1ヶ月-1.5%1年+58.2%時価総額33億円
過去52週の値幅
安値¥561高値¥1,270

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)35.0倍
PBR4.31倍
配当利回り0.43%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は948円で、直近1カ月で4.15%下落。25日線(960.24円)を下回り、75日線(972.79円)も下回るが、200日線(892.67円)は上回る。52週高値1270円からは25.4%下落、52週安値561円からは69.0%上昇。7月15日に37,100株の出来高を記録したが、以降は減少し、8月には500〜5,500株と低調。株価は7月14日に998円まで上昇した後、緩やかに下落。RSIは50.6と中立圏で、方向感は乏しい。週足では7月中旬から調整局面が続いている。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 30/100)

PERは35.22倍で同業界平均の16.39倍を大幅に上回り、PBRは4.35倍と平均の1.85倍を大きく超えています。ROEは13.4%と高いものの、配当利回りは0.42%と平均の3.06%を大幅に下回ります。配当性向は16.2%と低く、株主還元が限定的です。業界特性からPSRやEV/EBITDAには言及しませんが、収益力に対してバリュエーションが過大評価されている可能性があります。割高と判断します。

指標この会社業種平均
PER (実績)35.0倍17.4倍
PBR4.31倍1.81倍
ROE13.4%12.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

小規模な金融サービス企業であり、成長性と収益性の不透明さが論点。強気派は、売上高の拡大計画や高いROE(13.4%)に着目し、成長余地を評価する。一方、弱気派は、過去の業績が振るわず、営業利益がゼロから1億円程度に留まることから、収益力の持続性に疑問を投げかける。事業モデルの具体性が乏しく、将来予測が困難。

プラスに働く材料7
  • 売上高の成長計画

    2026年3月期は46億円と前期比21%増の見込み

  • 高いROE

    ROE 13.4%は効率的な資本活用を示す

  • 時価総額が小さく成長余地

    時価総額34億円と小規模で、業績拡大が株価に反映されやすい

  • 営業利益1億円と黒字化達成2026年通期影響

    営業損益ゼロから営業利益1億円(営業利益率2.17%)へ改善

  • 売上高46億円と前期比21%増2026年通期影響

    売上高が38億円から46億円へ拡大、増収が続く

  • ROE13.4%の資本効率継続影響

    ROE13.4%と小規模ながら資本を効率的に活用

  • 株価1年で64%上昇継続影響

    前期比64.03%上昇。成長期待から買いが集まっている

マイナスに働く材料7
  • 業績の不透明さ

    過去の利益はほぼゼロで、安定した収益力の証明がない

  • 利益率の低さ

    2026年3月期の営業利益率予想は2.17%と極めて低い

  • 情報開示の少なさ

    事業内容やリスクが把握しにくく投資判断が困難

  • PER35.2倍と割高なバリュエーション通年影響

    実績PER35.22倍と高く、成長鈍化時にPER縮小リスク

  • 営業利益率2.17%と低い収益性2026年通期影響

    営業利益率2.17%と低水準で、コスト増に弱い

  • 無配当に近い配当利回り0.42%継続影響

    配当利回り0.42%とほぼ無配当で、株主への現金還元が乏しい

  • 外国人保有比率1.2%と低流動性継続影響

    外国人保有比率1.2%と低く、売買が乏しく価格変動が大きい

次の決算で確かめる点
売上高成長率
事業拡大が計画通り進むか確認
営業利益率
収益性の改善度合いを診る
貸倒関連の指標
金融業であるため、与信コストの動向が重要

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり4で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは0.43%。

年間配当
¥4
1株あたり
配当利回り
0.43%
いまの株価に対して
配当性向
16.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2023年3月4
2024年3月40.061.6
2025年3月40.0
2026年3月40.016.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥4

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ511人。区分でいちばん多いのは個人・その他92.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が2.0%を占め、残る98.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他98.091.089.285.886.792.7
自己株式1.96.77.47.46.9
証券会社2.75.28.43.14.1
事業法人2.05.04.85.09.61.9
外国法人0.50.50.70.60.9
外国人個人0.00.00.00.00.3
金融機関0.80.30.20.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01石原 章太郎9.98
02千代田インベストメント第1号投資事業有限責任組合無限責任組合員 千代田インベストメント株式会社9.43
03中道 謙9.05
04田中 譲治4.49
05大木 塁4.01
06光通信KK投資事業有限責任組合無限責任組合員 光通信株式会社3.90
07株式会社SBI証券3.57
08大島 昇3.07
09BSP戦略ファンド第1号投資事業有限責任組合無限責任組合員 BSPアセットマネジメント株式会社2.84
10守屋 顕一2.83

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 10期分

1株利益は10期で−100%、1株純資産は10期で−100%。直近期のROEは13.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2017年3月10,20449,29124.119.6
2018年3月37,14085,15450.75.4
2019年3月1811916.536.1
2020年3月−0125−0.3
2021年3月5517936.54.5
2022年3月202609.533.621.7
2023年3月−40199−17.5
2024年3月21981.2173.961.6
2025年3月−3193−1.5
2026年3月2821813.439.216.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2026/3期の役員報酬は総額65百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢
田中譲治代表取締役社長兼社長執行役員69
松波精二取締役 兼上席執行役員66
吉川昌利取締役(常勤監査等委員)47
上野博史取締役(監査等委員)88
中川洋取締役(監査等委員)75
杉原繁樹取締役55

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)240224322
取締役(社内)11001111
社外取締役211116

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容4,237字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社と株式会社AIPコンサルタンツ(連結子会社)の2社で構成されており、「日本のリテール金融改革を通じて社会に貢献します。」の経営理念のもと、「IFAビジネスに関わる全ての人々の幸せを目指します。」をビジョンに掲げ、金融商品仲介業を基軸とした「IFAによる金融サービスの提供事業」を展開しております。 (1)金融商品仲介業とは 金融商品仲介業とは、金融商品取引法第2条第11項に掲げる有価証券の売買の媒介等の行為に係る業務をいい、同法第66条の規定により内閣総理大臣の登録を受けた者を金融商品仲介業者といいます。 金融商品仲介業は、幅広い投資者に証券市場への参加を促すことを目的とし、2003年5月に証券取引法が改正され、2004年4月1日より証券仲介業として始まり、8か月後の2004年12月には、銀行等の金融機関にも証券仲介業が解禁されました。2007年9月の金融商品取引法の施行に伴い、「証券仲介業」は「金融商品仲介業」に名称変更されました。 金融商品仲介業者は、法律上、金融商品取引業者の委託を受けて証券会社が取り扱う金融商品をお客様に仲介しますが、複数の証券会社と業務委託契約を締結することが可能なため、特定の証券会社に属さない独立・中立の立場から、お客様のライフステージに応じた金融商品・サービスの提案と金融商品取引の取次ぎを行うことができます。 なお、金融庁が公表している「金融商品仲介業者登録一覧」によりますと、2026年3月31日現在の登録業者数は687業者(法人668、個人19)となっております。 金融商品仲介業者、証券会社、お客様の関係を図に表すと以下のとおりとなります。 (出所)第22回金融審議会「市場ワーキング・グループ」配布資料、事務局説明資料 (2)IFAとは IFAとは、Independent Financial Advisorの略で、明確な定めはないものの、一般的には、証券会社や銀行等特定の金融機関と従属関係になく、独立した立場で顧客へ金融商品・サービスの提案を行う金融商品仲介業者及び金融商品仲介業者の登録外務員を指すと言われており、IFAの特徴として、以下が挙げられます。 ・特定の金融機関(証券会社等)に所属せず、独立した立場 ・自社運用商品販売のしがらみがなく、顧客との利益相反が生じない ・金融機関のようなノルマに基づく営業がない ・会社都合の転勤がなく、顧客と長期にわたる接点継続が可能 ・「金融機関の代理人」ではなく、「顧客の代理人」 (出所)みずほ総合研究所株式会社 独立系フィナンシャルアドバイザー(IFA)に関する研究 IFAは、金融商品仲介業者の登録外務員として独立・中立の立場からお客様に寄り添った資産運用のアドバイスを行う金融サービスの担い手として、大きな期待が寄せられております。 日本証券業協会によりますと、2025年12月末現在、金融商品仲介業者(法人)の登録外務員数は10,885名、個人金融商品仲介業者数(個人金融商品仲介業者の代表者)は20名で、合計で10,905名と増加傾向にあります。 なお、登録外務員数にはIFA業務の担い手以外も含まれます。 (出所)日本証券業協会資料より、当社作成 (3)事業の特徴 当社が行うIFAビジネスでは、お客様に資産運用のアドバイスを行うIFAと当社は主として業務委任契約の関係にあり、IFAは委託金融商品取引業者及び当社の都合に縛られることなく、自分とお客様のためだけに自分の時間と能力のすべてを費やし、真のお客様重視を実現することができます。 業務委任契約であるが故、営業成績に基づく昇給や昇格・昇進という概念は存在せず、IFAは個人事業主としてお客様との長期的な信頼関係を構築することが不可欠となります。IFAは、お客様からの信頼がIFAの経営基盤のすべてであり、お客様からの信頼を失ったIFAはその事業を継続することはできません。当社は、IFAが金融商品取引法等の法令や金融商品取引業者が定める諸規則を遵守しているかを管理・指導し、各IFAが真のお客様重視を実践できているかの啓発を日々行っております。 また、当社は、「真のお客様重視を実現する金融サービス」を追求するためには、IFAがお客様のために個々の能力や人間性を発揮できる環境が不可欠であるとの考えのもと、IFAがファイナンシャル・アドバイス業務に専念できるプラットフォームを提供し、IFAからその対価としてシステム使用料を徴収しております。IFAとして独立することは起業することであり、自身で起業した場合には金銭面だけでなく事務・管理面等の業務に忙殺され、お客様へのサービス提供に支障が生じるケースが少なくありません。ファイナンシャル・アドバイス業務を行う上での情報が不足することも考えられます。 このように当社は、お客様重視・お客様本位を志す者の自己実現を支援することを通じ、IFAの成功をサポートしております。 (4)具体的なサービスの内容 当社グループは、「金融商品仲介業を基軸としたIFAによる金融サービスの提供事業」の単一セグメントでありますが、「金融商品仲介サービス」と「その他金融サービス」の2つのサービスを展開しております。 当社グループは、当社と100%出資の連結子会社(株式会社AIPコンサルタンツ)の2社で構成されており、当社はIFAがファイナンシャル・アドバイス業務に専念できるビジネスプラットフォームを提供する金融商品仲介業者として「金融商品仲介サービス」を展開し、子会社はその他お客様の幅広いニーズに対応する「その他金融サービス」を担っております。 当社グループの売上高構成比は、以下のとおりです。 サービスの内容   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至  2026年3月31日) 金額(千円)   構成比(%)   金額(千円)   構成比(%) 金融商品仲介サービス   3,613,853   95.2   4,315,960   94.1 その他金融サービス   183,342   4.8   268,908   5.9 計   3,797,196   100.0   4,584,869   100.0 当社グループが展開する具体的なサービスの内容は、以下のとおりです。 ① 金融商品仲介サービス a 資産の運用・保全・形成のための金融商品仲介業務 2026年5月末現在、当社は楽天証券株式会社、株式会社SBI証券、あかつき証券株式会社、東海東京証券株式会社と金融証券仲介業に係る業務委託契約等を締結し、当社が運営する全国19のIFAオフィスに所属するIFAがお客様に金融商品・サービスの提案を行いつつ、株式や債券、投資信託等の金融商品の売買注文を証券会社へ取次ぎます。当社は、お客様が金融商品の売買や預かり資産残高に応じ証券会社へ支払った手数料等のうち所定割合を証券会社等から報酬として受け取り、その報酬のうち所定割合をIFAへ報酬として支払います。 b IFAビジネスプラットフォーム提供等のIFAサポートサービス 当社は、IFAビジネスの拡大にはIFAの知名度向上の他、IFAへのサポート力の向上が不可欠だと考えており、前記のとおり、IFAがファイナンシャル・アドバイス業務に専念できる環境やIFAとしてのスキル向上を図る研鑽機会等のIFAビジネスプラットフォームを提供しております。 一方、管理・指導の面においては、証券会社等からの指示・指導とは別に、当社の独自基準や観点から、当社内部管理責任者がIFAの提案する取引内容や提案時及び注文取次ぎ時の音声をモニタリングし、個々のIFAへフィードバックしております。 このように当社は、米国における「スーパーOSJ(注1)」や「TAMP(注2)」の役割を担う金融商品仲介業者として、IFAに対し多岐にわたるサポートサービスを提供し、その対価としてIFAからシステム使用料を徴収しております。 (注) 1.OSJは「Office of Supervisory Jurisdiction」の略で、証券外務員の監督者のいる支店を指す。監督業務からさらに踏み込み、マーケティング、経営・営業指南、研修、営業ツール等の支援を独自に開発・提供するOSJは「スーパーOSJ」と呼ばれている。 2.TAMPは「Turnkey Asset Management Platform」の略で、独立系RIA(登録投資アドバイザー)のバック・ミドル業務のアウトソーシングを請け負うプロバイダー (IFAが安心して業務に専念できる環境) ② その他金融サービス a ライフサイクルへの総合コンサルティングとしての保険募集業務 昨今、保険・証券の総合コンサルティングに対する有用性の認識が高まり、保険代理店を母体とした金融商品仲介業者も増加しております。当社子会社は以前より、保険の取扱いを希望するIFAと雇用契約を結び保険募集人とする形で保険代理店を営んでおりましたが、保険募集業務は金融商品仲介業との親和性が高く、当社グループとしてのシナジーが発揮できることから、積極的に保険募集人の獲得に努め、お客様のライフイベントに沿った総合コンサルティングの実施に取り組んでおります。 なお、グループの経営資源を主力事業である金融商品仲介サービスに集中させるため、AIPコンサルタンツにおける保険代理店事業については、2026年3月末をもって新規の契約募集を終了し、当該事業から撤退することといたしました。詳細につきましては、2026年2月13日に開示いたしました「連結子会社の事業一部廃止に関するお知らせ」をご参照ください。 b 複数の専門家のハブ機能としてのマッチングサービス 資産運用や保険以外にも不動産、相続・贈与、事業承継、等々、お客様にはライフステージに応じたニーズや悩みがあります。お客様の様々なニーズに対応するワンストップ・チャネルとして、今後もマッチングラインナップの拡充を続ける方針であります。 当社グループの事業系統図は以下のとおりであります。 [事業系統図]
経営方針・対処すべき課題3,799字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、経営理念である「日本のリテール金融改革を通じて社会に貢献します。」のもと、所属するIFAがファイナンシャル・アドバイス業務に専念でき、IFAとして向上できる環境を提供することで、IFAと共に真のお客様重視を実現し、IFAビジネスに関わるすべての人々が幸せになることを目指しております。 また、金融商品仲介業における媒介する資産残高の増大により、当社グループの持続的な成長と企業価値の向上を図っていくことを経営の基本方針としております。 (2) 経営戦略等 当社グループは、IFAビジネスこそが「真のお客様重視」を実現するものと確信し、IFAに提供するビジネスプラットフォームの付加価値を向上させ、IFAが提供する金融サービスのクオリティを高め、IFAへの業務支援、成功支援を行っております。 また、当社は、お客様本位の業務運営の徹底を図るため、以下の方針を宣言し、お客様、IFA、そして当社がWin-Win-Winの関係を築くことに邁進してまいります。 お客様本位の業務運営に関する方針(フィデューシャリー宣言) ① お客様の利益を最優先に考え行動します お客様との長期の信頼関係を構築することが最も重要だと考えます。真にお客様の立場に立って資産運用のアドバイスが行えるよう当社はIFAに対し営業ノルマは課しません。IFAの評価はお客様の支持だけです。お客様の信頼の証として、金融商品仲介業者として媒介する資産残高、口座増加数を重視してまいります。 ② IFAの独立性・中立性を堅持します お客様の信頼を獲得できなければIFAビジネスは成り立ちません。販売手数料や信託報酬の大小で商品を選定するのではなく、お客様の「最善の利益」のためだけにIFAは自らの専門能力を発揮すべきだと考えます。当社はお客様との「利益相反」を防ぐため、真の意味でIFAの独立性・中立性を堅持します。 ③ 投資・運用の専門家として技能向上に努めます IFAの不断の研鑽の機会となる複数の運用会社等による勉強会や企業のIRを当社では継続的に開催しています。また、IFAとしての技能向上につながる研修機会等を提供し、会社として、顧客の最善の利益を追求するIFAの業務支援・成功支援を積極的に実施いたします。 ④ お客様がご自身にあった金融商品・サービスの選択ができるように努めます 口座開設時に、ご資産の状況、お取引の経験、目的などをお伺いし、お取引開始後も継続的かつ積極的に情報の把握に努めます。 お客様のご意向に基づき、ライフプラン等を踏まえた目標資産額や安全資産と投資性資産の適切な割合を検討し、具体的な金融商品・サービスの提案を行います。また、長期的な視点に配慮した適切なフォローアップを行います。 また、信用取引など、リスクの高い取引に際しては、お客様の申し込み時点において、各商品の取引経験、商品ルールの理解、リスクに対する理解、資力の確認などをさせていただいたうえで、所属金融商品取引業者に取引の可否を申請いたします。さらに取引期間中も継続的に状況を確認させていただきます。 複数の投資信託を投資対象とした投資一任契約(パッケージとしてのサービス)に関しては、お客様ごとの投資方針決定のため、事前の問診を行い、サービス提供の同意を含む投資一任契約を締結したうえで、サービスを提供いたします。 ⑤ お客様にご負担いただく費用については、公明正大に情報提供をします 所属証券会社の説明資料やホームページ等を使用して、お客様が負担する手数料その他の費用を、積極的にかつ分かりやすく情報提供いたします。 ⑥ 金融商品・サービスに係る重要な情報について、お客様が理解できるよう分かりやすい説明を実施します 所属金融商品取引業者の説明資料やホームページ等を使用して、お客様にとって重要な情報を分かりやすく提供いたします。 複数の投資信託を投資対象とした投資一任契約(パッケージとしてのサービス)に関しても、所属金融商品取引業者の説明資料やホームページ等を使用して、お客様にとって重要な情報を分かりやすく提供いたします。 ⑦ IFAの満足なくしてお客様重視の実現はできないと考えます お客様本位の業務運営には、IFAの精神的・経済的充足感が不可欠だと考えます。 当社は「真のお客様重視を実現する金融サービス」を追求するため、IFAがお客様のために個々の能力や人間性を発揮できる環境を提供します。 ※当社では定期的に実施するIFAアンケート調査における総合満足度TOP2Box(大いに満足+満足)の割合を重視してまいります。 ⑧ 日本のリテール金融を大きく変えるためにお客様本位を貫き通します 「お客様本位の業務運営」を実現するため、IFA向け研修その他の適切な動機づけの枠組みを整備し、各原則に関する当社取り組みについて周知・徹底を図ってまいります。 わが国に「真のお客様重視」を根付かせるためにはリテール金融の変革が必要だと考えます。 IFAの認知を高め、お客様に支持される専門性の高いIFAを増やすことこそが我々の使命です。 (3) 経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループの事業の成長には、IFAが顧客満足度を維持・向上させ、長期にわたって顧客と信頼関係を構築することが必要であると考えております。当社に所属するIFAが個人事業主として事業を継続するためには、媒介する資産残高を増加させ、投資信託の信託報酬の一部や預かり資産残高に対する手数料等の安定的な収益の確保が望まれます。また、資産残高は顧客の信頼の証であると考えられます。以上のことから、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標は、媒介する資産残高、媒介する資産残高に対する金融商品仲介売上比率及び当社に所属するIFA数であると考えております。 (4) 経営環境 国民の安定的な資産形成の支援に関する施策の総合的な推進に関する基本的な方針の一つとして、金融事業者による顧客本位の業務運営の確保に向け、金融事業者において顧客の最善の利益に資することが求められております。また、金融商品仲介業者においても同様に、顧客の最善の利益に資する販売・管理等を行う態勢整備が求められております。 このような環境下、当社はコンプライアンスを経営の最重要課題の一つとして位置付け、所属金融商品取引業者(証券会社)の管理・指導だけに依拠するのみならず、自社によるモニタリング検証・管理体制を強化・整備するなど、金融商品仲介業の「あるべき管理体制」の構築とその実効性向上に注力しております。 (5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① IFAの満足度向上 当社グループは、IFAが精神的・経済的に充たされていないとお客様重視を実現できないと考えており、当社に所属するIFAの満足度を高めることにより、顧客満足度の維持・向上が図られ媒介する資産残高の増加が見込まれること、既契約IFAからのIFA候補者紹介によりIFA数の増加が見込まれることで、当社グループの収益向上に寄与すると理解しております。そのため、IFAに対して営業ノルマは課さず、IFAに提供するビジネスプラットフォームの付加価値を向上させ、IFAがお客様のために個々の能力や人間性を発揮できる環境、IFAが安心して業務に専念できる環境の提供に努めております。 ② 金融サービスのクオリティ向上 当社グループは、IFAのビジネスモデルはIFAがお客様から高い評価を得ることによって成立するものであると考えており、IFAが提供する金融サービスのクオリティを高めるサポートを行うことにより、媒介する資産残高が増大し、当社グループの持続的な成長と企業価値の向上が図られると理解しております。そのため、IFAに対する研鑽機会の提供、お客様本位の啓発、ビジネスコンサルティング等のほか、IFA業務支援システムへの投資や商品・サービスの拡充に努めております。 ③ 内部管理体制の強化 当社グループは、今後もより一層の事業拡大を見込んでおります。金融商品仲介業者に求められる管理体制は年々厳しくなっており、事業を拡大するうえで、内部管理体制の強化は不可欠であると理解しております。そのため、証券会社の指導に依拠するのみではなく、自社の管理体制を整備し、更なる管理体制の強化・構築に向け継続して取り組んでいるIFA事業者として、金融商品仲介業者の「あるべき管理体制確立」に努めております。 ④ 事業拡大を支える財務基盤の構築 当社グループはこれまで金融機関からの借入を行ったことがなく、資金需要は自己資金により賄い、営業活動によるキャッシュ・フローを源泉に手元流動性を確保してまいりましたが、今後の事業拡大及び上記事業上の課題に対する対処により、更なる資金需要が生じると考えております。そのため、資金調達方法の多様化と柔軟な流動性確保を図るため、金融機関との良好な関係を構築し借入による資金調達を検討いたします。
事業等のリスク7,654字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項につきましても、投資家の投資判断上、重要であると考えられる事項につきましては、投資家に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。当社は、これらのリスク発生の可能性を十分に認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針ではありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載事項を慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 市場及び事業環境に関するリスクについて ① 景気変動及び金融市場の動向について 当社グループの主力事業である金融商品仲介業や保険募集業務は、景気動向や株式相場、金利水準、為替相場等の金融市場の影響を受けやすく、景気の減速や市場環境が悪化した場合、投資意欲の減退や取引の縮小により、当社グループの収益が減少し、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、所属するIFAに対して、顧客の資産形成のゴールを意識したゴールベースアプローチといった長期分散投資を推奨し、生涯にわたり顧客に寄り添う姿勢でアドバイスを続けるよう指導することで、顧客資産に関する短期的な景気変動や金融市場の影響を軽減するよう努めており、それにより市場環境の悪化が顧客満足度の低下につながらないよう取り組んでおります。 しかし、このような対策が十分機能しない場合には、金融商品仲介業に係る売上が減少し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 税制改正及び政策変更について IFAによる金融サービス提供事業を行う当社グループは、税制改正による金融商品への課税強化や金融政策の大きな変更が生じた場合、既存顧客の投資意向の変化、新規資金導入への影響、IFAの活動意欲等に影響を与えることが考えられ、金融商品仲介業に係る売上の減少により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 金融商品の売買手数料の無料化について 情報通信技術の発達や個人投資家のリテラシーの向上により、証券業界の提供する売買仲介や資産運用など旧来のサービス価値のコモディティー化が進み、大手オンライン証券会社を筆頭に手数料の多様化・無料化が進む傾向にあります。その中にあって、注目されているのは、顧客の人生設計や目標を理解し、その実現に向け資産運用計画の進捗状況をサポートする生涯にわたる継続的な資産運用アドバイス、投資を顧客ゴールの中長期達成のための手段と位置づける「ゴールベース」のアプローチです。 転勤がなく顧客と一生涯付き合うことができるIFAは、こうした資産運用アドバイスの担い手となることができ、その手数料はIFAの提供するサービス価値が反映されたものであると当社は考えています。今後、手数料の多様化・無料化が進展した場合でも、IFAが顧客に提供する資産運用アドバイスの価値を高めていくことが当社の競争力強化につながります。そのため、当社ではIFAに対してゴールベースアプローチの手法を始めとして、IFA活動の質的な向上を図ることを重要な成功要因として捉え、そのための取り組みを進めております。 しかし、金融商品取引業者において株式売買手数料及び投資信託販売手数料の多様化・無料化の流れが急激に進み、所属IFAが顧客満足を得られない場合は、当該IFAの減収や廃業の可能性が高まり、金融商品仲介業に係る売上やシステム使用料売上が減少し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 事業内容及び当社グループのサービスに関するリスクについて ① 特定事業への依存について 当社グループはIFAにビジネスプラットフォームを提供することで金融商品仲介業を遂行しており、今後も当該事業を主軸とした事業展開に注力していく方針であることから、当社グループの事業成長は当該事業に依存しているものと認識しております。当社グループは、金融商品仲介業者の登録外務数の推移より、今後も継続した市場拡大を想定しておりますが、当該事業環境の変化やサービスの競争力低下が生じた場合、金融商品仲介業に係る売上やシステム使用料売上が減少し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループではこれらのリスクに対応するため、IFA向けプラットフォームの付加価値向上を図るのはもちろんのこと、金融商品仲介業と関連のあるサービス提供者や専門家との協力や業務提携を拡充してまいります。 ② IFA数について 所属IFA数の増加は、連結売上高の増加につながるものであり、重要な経営指標の一つです。当社はIFAの働き方に合わせ契約形態を多様化し、所属IFA数の増加を図っております。 また、研修機会や営業ツールの提供など、所属IFAへの業務支援・成功支援を拡充し、IFAの満足度を高めております。 しかし、IFAのミスマッチによる解約の発生、競合他社とのIFA争奪が過熱する事態の発生、又は、当社グループに対する批判的な風評の発生等によりIFA数が伸び悩む可能性も否定できません。その場合には、金融商品仲介業に係る売上やシステム使用料売上が減少し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 特定取引先への依存について 当社は、金融商品取引業者のうち、楽天証券株式会社、株式会社SBI証券、あかつき証券株式会社、東海東京証券株式会社を所属金融商品取引業者として金融商品仲介業務を行っております。2026年3月期の連結売上高に占める比率は楽天証券株式会社が全体の53.0%、株式会社SBI証券が同26.2%と、2社の比率が高くなっております。どの証券会社に口座を開設し取引を行うかの金融商品取引業者の選択は顧客に委ねられており、特定の取引先の比率が高まった場合、取引先の経営環境、取引方針及び契約内容の変更によっては、金融商品仲介業に係る売上が変動し、当社グループの財政状態及び経営成績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 当社グループではこれらのリスクに対応するため、所属金融商品取引業者等取引先を増加する等の対応を進めております。 ④ 競合について 現状、銀行・証券・保険の各業態における仲介業はそれぞれの業法で縦割りに規制されており、各業態のサービスを取り扱うためには複数の業登録を行う必要がありますが、金融サービス仲介業の創設により、金融商品仲介業への参入障壁は低くなることが見込まれます。 競合企業の参入や拡大は金融商品仲介業並びにIFAの認知度向上に伴う市場規模の拡大であり、当社事業にとっても一定のメリットがあるものと考えております。当社グループは、IFAが顧客の「最善の利益」のためだけに自らの専門性を発揮できるよう、独立性の担保はもちろんのこと、顧客へのアドバイス業務に専念でき、また、IFAとして向上できる環境を提供するプラットフォーマーとして、当社プラットフォームに対するIFAの高い満足度の維持・向上に努めており、競合他社との更なる差別化を図っていく方針であります。 しかし、当社グループにおいてIFA満足度の維持向上及び競合他社との差別化が困難となり競争力が低下した場合には、IFA数が計画どおりに増加せず、金融商品仲介業に係る売上やシステム使用料売上が減少し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 事業運営に関するリスクについて ① 特定人物への依存について 当社グループは、事業運営を当社代表取締役社長兼社長執行役員である田中譲治あるいは少人数の経営陣に依存する度合いが高くなっております。従って、これら経営陣が経営者としての任務を継続的に遂行することが、当社グループの発展を支える重要な要因でもあります。特に代表取締役社長である田中譲治は、当社グループの主力事業である金融商品仲介業の伸長に深く関与しております。 また、自身のIFA経験を通して事業に関する豊富な知識と経験と人脈を有しており、特にIFA候補者の開拓、経営戦略の構築やその実行に際して重要な役割を担っております。 当社グループは特定の人物に依存しない体制を構築すべく組織体制の強化を図り、田中譲治及び特定かつ少数の経営陣に過度に依存しない経営体制の整備を進めておりますが、現段階において何らかの理由により田中譲治あるいは経営陣の一部において当社グループにおける業務遂行が困難になった場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 組織が少人数編成であることについて 当社グループの継続的な成長には、当社グループの理念に共感し高い意欲を持った優秀な人材を雇用し、育成し続けることが重要であると考えております。また、当社グループは業務遂行上、必要最低限の人数での組織編成となっております。今後は事業の拡大に応じて経験豊かな人材の確保及び当社グループ内での育成を行うとともに業務遂行体制の充実を図っていく方針であります。 しかし、当社グループの求める人材の確保に支障が生じた場合、従業員の予期せぬ退職等があった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 情報システム・通信手段のリスクについて IFA及び役社員は業務を遂行するにあたり、当社グループの提供するコンピュータシステム及び電話等の通信手段を使用しております。当社グループでは、情報システム利用環境についての監視を行うとともに、サーバーデータの定期的バックアップや稼働状況の監視、バックアップサーバーの遠隔地設置、システムのクラウド化等によりトラブルの事前防止、トラブル発生時の次善策対応を進めております。 しかし、停電等社会的インフラの障害、通信・放送の障害、サイバーテロ等により事業継続に支障をきたす事象が発生し、情報システム・通信手段に重大な被害又は長時間のシステム停止等の影響が生じる場合には、業務を適切に遂行できなくなる可能性があります。その場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 法的規制及びコンプライアンスに関するリスクについて ① 法的規制等について 当社グループは、金融商品取引法及び関連法令等の規制を受けるとともに、主要な事業活動の前提となる金融商品仲介業の登録を受けております。この登録に特段の期限の定めはないものの、登録を受けた会社が、法令等に違反した場合等には、業務の全部もしくは一部を停止、あるいは登録の取消となることがあると金融商品取引法により定められております。 金融商品仲介業の登録の取消等の要件は以下のとおりです。 ・他に行っている事業が公益に反すると認められるとき ・金融商品仲介業を適格に遂行することができる知識及び経験を有しないと認められるとき ・不正の手段により金融商品仲介業の登録を受けたとき ・金融商品仲介業に関し法令又は法令に基づいて行われる行政官庁の処分に違反したとき ・役員の解任要件 a 心身故障のため適正な業務を行うことができないとき b 破産手続き開始の決定を受けて復権できないとき c 金融商品仲介業に関し法令又は法令に基づいて行われる行政官庁の処分に違反したとき 金融商品仲介業の登録の失効要件は以下のとおりです。 ・金融商品仲介業を廃止したとき ・金融商品仲介業者である法人が合併により消滅したとき ・金融商品仲介業者である法人について破産手続開始の決定があったとき ・金融商品仲介業者である法人が合併及び破産手続開始の決定以外の理由により解散したとき ・所属金融商品取引業者等がなくなったとき ・第一種金融商品取引業者の登録を受けたとき 当社グループでは、内部管理体制の強化とコンプライアンス体制の整備に努めており、現在を含め過去においても、登録の取消や更新拒否の事由となる事実は発生しておりません。しかしながら、将来においてこれら法令に違反する事実が発生し、登録の取消や行政処分が発せられた場合には、当社グループの事業活動や経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 また、関連法令の改正や制定に伴い当社グループの事業活動が制約を受ける場合や当社グループが十分に対応できない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 金融商品仲介業に係る新たな法的規制・行政指導について 金融商品取引法、金融商品の販売等に関する法律、犯罪による収益の移転防止に関する法律、不当景品類及び不当表示防止法、個人情報の保護に関する法律、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、その他の法令・規則等の改定等により、当社グループが行っている業務に対し、新たな法的規制や行政指導が導入された場合には、当社ビジネスモデル、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、現在、当社とIFAは業務委任契約の関係(一部IFAとは雇用契約の関係)にあり、IFAは個人事業主として活動しております。しかし、法令の改定等により登録外務員の雇用義務化が定められた場合やIFAが独立した個人事業主ではなく「労働者」と認定された場合は、現在の契約形態でのビジネスの継続が困難となる可能性があり、IFAとの契約形態の変更は当社ビジネスモデルの根幹に関わる変更となるため、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ コンプライアンス違反について 当社は金融商品取引法、金融商品の販売等に関する法律、その他の法令規則等に服しており、内部管理責任者の増強や内部管理体制の拡充に努めております。IFAとの業務委任契約締結にあたり、契約後のIFAは所属金融商品取引業者や当社独自のコンプライアンス研修や確認テストの定期的受講が必須となっております。 当社は常時IFAの活動についてのモニタリングを実施し、コンプライアンス違反防止に取り組んでおります。当社とIFAの業務委任契約は1年間の有期契約であり、契約更新に際してはコンプライアンス意識、法令・諸規則の遵守状況等を勘案し、更新の是非を判断しております。 また、当社グループは法令・規則等を遵守するよう役社員に対して、定期的な社員研修等により、コンプライアンスや社内外のルール順守の徹底を図っております。 しかし、IFAや役社員に対するこれらの教育・指導やモニタリング等が十分に機能せず、あるいはこうした教育・指導を無視したことによりコンプライアンス違反事例が発生した場合には、当社の信用の低下につながる可能性や当社が損害賠償責任を負う可能性があることから、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 情報セキュリティについて 当社グループは、事業を推進していく中で、顧客の機密情報や個人情報を扱う機会があります。当社グループではこれらの個人情報を取り扱う際の個人情報管理基本規程を制定するとともに、手続きや管理方法についてのルールを定めIFAに対する指導や社内教育を徹底する等、個人情報の保護に積極的に取り組んでおります。 しかし、外部からの不正アクセスによるものや社内ルールの不徹底など人為的ミス等によりこれらの個人情報が漏洩した場合には、当社グループの社会的信用の失墜等により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 訴訟等について 当連結会計年度末において、重要な訴訟等は発生しておりません。 しかしながら、当社グループが事業活動を行う中で、顧客、取引先又はその他第三者との間で予期せぬトラブルが発生し、損害賠償請求等の訴訟その他の法的手続きが行われる可能性があります。その訴訟等の内容や損害賠償の金額によっては、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) その他のリスクについて ① 災害・事故等に関わるリスク 当社グループでは、自然災害、火災、感染症の流行等によって通常の業務運営が困難となった場合に備え、事業継続力強化計画を策定し、関連マニュアルの整備、役社員の安否確認連絡体制を構築し定期的な訓練等を実施しております。 しかし、自然災害、火災、電力その他の社会的インフラの障害、通信・放送の障害、流通の混乱、大規模な事故、感染症流行、戦争、テロ、政情不安、社会不安等が発生した場合、事業継続に支障をきたす事象が発生して、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 配当政策について 当社は、株主に対する利益還元を経営の重要課題として認識しており、前9事業年度にわたり、配当を実施しております。しかしながら、当社グループは、いまだ成長過程にあると考えており、中長期的に企業価値を高めるとともに、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保の確保も重要な課題の一つであります。 当社は、事業環境や業績、財務状況等を総合的に勘案した上で、継続的かつ安定的な配当を実施することを基本方針としておりますが、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績によっては、配当を実施できない可能性があります。 ③ 株式価値の希薄化について 当社は、当社グループの役社員に対して、新株予約権を付与しております。これら新株予約権が行使された場合には、当社の株式が発行され、既存株主が有する株式価値が希薄化する可能性があります。なお、当連結会計年度末現在におけるストック・オプションによる潜在株式数は99,200株であり、発行済株式総数3,534,800株の2.8%に相当しております。 また、当社は、企業価値の持続的な向上を図るインセンティブを与えるとともに、株主との一層の価値共有を進めることを目的として、当社取締役(監査等委員を含み、社外取締役を除く。)及び執行役員並びに従業員(執行役員を除く。)に対して、譲渡制限付株式報酬制度を導入しており、今後も継続的な活用を検討していく方針です。これにより、株式の発行又は処分が行われた場合には、既存株主が有する株式価値が希薄化する可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の状況 a 資産 当連結会計年度末の流動資産は、前連結会計年度末に比べ339,786千円増加し、1,173,434千円となりました。これは、現金及び預金が101,998千円、売掛金が233,133千円、前払費用が4,688千円増加したこと等によるものです。固定資産は、前連結会計年度末に比べ8,783千円減少し、157,705千円となりました。これは主に、有形固定資産が8,383千円減少したことによるものです。 この結果、総資産は1,331,139千円となり、前連結会計年度末に比べ331,003千円増加いたしました。 b 負債 当連結会計年度末の流動負債は、前連結会計年度末に比べ236,314千円増加し、566,767千円となりました。これは主に、買掛金が198,183千円、未払法人税等が23,323千円、未払消費税等が13,700千円増加したこと等によるものです。固定負債は、前連結会計年度末に比べ6,018千円増加し、45,444千円となりました。これはオフィスの原状回復費用に関する見積りの変更等を行ったことにより資産除去債務が11,219千円増加した一方で、リース債務が5,200千円減少したことによるものです。 この結果、負債合計は612,211千円となり、前連結会計年度末に比べ242,333千円増加いたしました。 c 純資産 当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末に比べ88,669千円増加し、718,928千円となりました。これは主に、譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分による自己株式処分差益により資本剰余金が258千円増加し、自己株式が10,646千円減少したこと、配当金の支払い13,078千円を行った一方で、親会社株主に帰属する当期純利益90,470千円を計上したことにより利益剰余金が77,392千円増加したこと等によるものです。 ② 経営成績の状況 当連結会計年度における日本経済は、米国の通商政策による相互関税の導入や物価上昇が個人消費に及ぼす影響など、景気下押しリスクを抱えながらも、雇用・所得環境の改善や底堅い内需を背景に、緩やかな回復基調で推移しました。 国内株式市場においては、2025年4月にトランプ米政権による関税措置への警戒感からリスクオフの姿勢が強まり、日経平均株価は30,792.74円まで下落しました。しかし、その後の日米関税交渉の合意や米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ期待、堅調な企業業績を背景に上昇基調へ転じました。10月には自民党総裁選での高市早苗氏の勝利を受け、積極的な財政政策への期待感から史上初の50,000円台を突破しました。その後、2026年1月の衆院解散観測や2月の衆院選での与党圧勝を受け、2月26日には59,332.43円の史上最高値を記録しました。期末にかけては、中東情勢の緊迫化と原油価格の急騰により、世界的に株価が急落したものの、当連結会計年度末の日経平均株価は51,063.72円(前連結会計年度末比43.4%上昇)となり、通期では大幅な上昇となりました。 米国株式市場においても、関税交渉の進展や好調な企業収益、FRBによる利下げを背景にNYダウは2026年2月まで順調に史上最高値を更新し続けました。期末には中東情勢の悪化を受けて調整局面を迎えたものの、当連結会計年度末は46,341.51ドル(前連結会計年度末比10.3%上昇)と堅調に推移しました。 債券市場では、国内の物価上昇継続や高市政権による積極財政に伴う需給悪化懸念、さらには日本銀行による政策金利の引き上げ(2025年12月に約30年ぶりの水準となる0.75%へ利上げ)を受け、長期金利は上昇傾向となりました。 外国為替市場では、2025年4月には1ドル=140円近辺から、日米金利差や国内のインフレ懸念を背景に円安ドル安が進行しました。2026年3月には一時1ドル=160円46銭を付け、当連結会計年度末は1ドル=158円75銭(前連結会計年度末比8円82銭の円安)となりました。 このような環境下、当社グループでは、政府が推進する「資産運用立国実現プラン」に沿った成長戦略を引き続き推進してまいります。具体的には、「顧客の最善の利益に資するIFA」から選ばれる金融商品仲介業者としての更なる質の向上を目指し、「媒介する資産残高」の増大による持続的な成長と企業価値の向上を目的として、以下に注力してまいります。 a 「顧客の最善の利益」に資する販売・管理態勢を構築するため、コーポレートガバナンス及び内部統制の更なる整備・強化を図る。 b IFAが顧客の最善の利益を追求できるよう、顧客管理ツール及び営業ツールの充実を図り、アドバイスの質の向上を支援する。 c 「顧客の最善の利益に資するIFA」増員に向けたフォローアップ体制を強化する。 d 顧客の最善の利益を追求しつつ、高い顧客納得感と適正な手数料獲得の両立を目指し、IFAサポートを強化する。 e 顧客の最善の利益の実践に注力できる環境を整えるべく、AI技術を積極的に導入し、定型業務や管理業務の効率化を推進する。 f 「顧客の人生に伴走するIFA」に選ばれる金融商品仲介業者として進化するため、業種を問わず相乗効果が期待できる業務提携、及び必要に応じたM&Aを実施する。 特に、包括的業務提携先の大手保険代理店・株式会社エフケイとは、両社の相乗効果の創出などを見据えつつ、継続的な協議を進めております。2026年2月13日に開示しました「連結子会社の事業一部廃止に関するお知らせ」のとおり、当社グループの競争力および収益性の向上を図るため、経営資源を中核事業である金融商品仲介業に集中させる決定を行い、連結子会社である株式会社AIPコンサルタンツにおいて展開していた保険代理店事業については、収支改善の難しさや管理態勢強化への対応を鑑み、2026年3月末をもって新規の保険募集を終了し、当該事業から撤退することといたしました。保険募集業務を希望するIFAに対しては、より質の高いインフラを提供可能な包括的業務提携先である株式会社エフケイを紹介し、所属募集人の移籍を支援するなど、顧客へのサービス品質を維持しつつグループの効率化を推進しております。 今後も、IFA業界のリーディングカンパニーとしての当社の責務を果たし、IFA業界の健全な発展に貢献するよう尽力してまいります。 以上の結果、当連結会計年度末の所属IFA数は214名(前年度末比1.4%増、3名増)、媒介する資産残高は429,738百万円(前年度末比23.9%増、82,800百万円増)、金融商品仲介業に係る口座総数は18,229口座(前年度末比7.0%増、1,199口座増)となり、当連結会計年度の業績は、売上高が4,584,869千円(前期比20.7%増、787,673千円増)、営業利益110,239千円(前期は営業損失1,982千円)、経常利益112,699千円(前期は経常損失3,217千円)、親会社株主に帰属する当期純利益90,470千円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失9,735千円)となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)の残高は597,286千円となり、前連結会計年度末に比べ101,998千円の増加となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は130,340千円(前連結会計年度は3,021千円の使用)となりました。 主な増加要因は、税金等調整前当期純利益112,699千円、減価償却費の計上28,890千円、株式報酬費用の計上7,441千円、仕入債務の増加額198,183千円、未払消費税等の増加額13,700千円などによるものです。主な減少要因は、金融商品仲介業等に係る売上債権の増加額233,208千円、法人税等の支払額3,831千円などによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は8,390千円(前連結会計年度は5,442千円の使用)となりました。 これは社員及びIFA向けのPCなどの有形固定資産の取得による支出6,897千円、資産除去債務の履行による支出2,200千円、オフィスに係る差入保証金について、差入による支出3,675千円及び回収による収入4,383千円によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は19,952千円(前連結会計年度は14,975千円の使用)となりました。 これは株式の発行による収入342千円、配当金の支払額13,078千円、リース債務の返済による支出7,214千円などによるものです。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a 生産実績 当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載は省略しております。 b 受注実績 当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、当該記載は省略しております。 c 販売実績 最近2期連結会計年度の販売実績は次のとおりであります。なお、当社グループは「IFAによる金融サービス提供事業」の単一セグメントであるため、サービス別に記載をしております。 サービスの名称   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至  2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至  2026年3月31日) 金額(千円)   前年同期比(%)   金額(千円)   前年同期比(%) 金融商品仲介サービス   3,613,853   101.8   4,315,960   119.4 その他金融サービス   183,342   100.9   268,908   146.7 合計   3,797,196   101.7   4,584,869   120.7 (注)最近2期連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至  2025年3月31日)    当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至  2026年3月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 楽天証券株式会社   2,138,436   56.3   2,430,112   53.0 株式会社SBI証券   891,361   23.5   1,199,504   26.2 あかつき証券株式会社   306,458   8.1   333,450   7.3 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、資産及び負債又は損益の状況に影響を与える会計上の見積りは、過去の実績等連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 なお、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、特に重要なものは次のとおりです。 (繰延税金資産の回収可能性) 当社グループは、繰延税金資産について、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できることや回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しております。課税所得は中期経営計画の前提となった数値を経営環境等の外部要因に関する情報や当社グループが用いている内部の状況(過去における中期経営計画の達成状況、予算など)と整合的に修正し見積っております。当該見積りには媒介する資産残高(以下、「AUM」という)の推移及びAUMに対する金融商品仲介業売上比率を重要な仮定として用いております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りによるため、課税所得の将来予測に影響を与える変化が生じた場合には繰延税金資産の回収可能性が変動することにより当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼすことが考えられます。 (資産除去債務の計上) 当社グループは、本店及びIFAオフィスの不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務に関し資産除去債務を計上しております。資産除去債務の計上にあたっては、過去の実績に基づく原状回復費の見込額、使用見込期間等の仮定を用いております。しかしながら、新たな事実の発生等に伴い、資産除去債務の計上額が変動する可能性があります。 ② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a 当連結会計年度の経営成績の分析 当連結会計年度の経営成績の分析については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② 経営成績の状況」をご参照ください。 b 当連結会計年度の財政状態の分析 当連結会計年度の財政状態の分析については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態の状況」をご参照ください。 c 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 ③ 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの資金需要の主なものは、当社グループの金融商品仲介業に係る人件費、販売促進費等の販売費及び一般管理費に加え、拠点開発に係る有形固定資産への投資があります。これらの資金需要につきましては、自己資金を基本としつつ、必要に応じて最適な方法による資金調達にて対応する方針であります。 資金の流動性については、営業活動によるキャッシュ・フローを源泉に流動性の確保を図っております。 ④ 経営成績に重要な影響を与える要因について 「3 事業等のリスク」に記載のとおり、様々なリスク要因が当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。 そのため、当社グループは常に市場動向に留意しつつ、内部管理体制の強化、優秀な人材の確保と育成、市場ニーズにあったサービスの展開等により、当社グループの経営成績に重要な影響を与えるリスクに対し、適切に対応を行ってまいります。 ⑤ 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の進捗状況 「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、当社グループは経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標として、媒介する資産残高、媒介する資産残高に対する金融商品仲介業売上比率及び所属IFA数を重要な経営指標として位置付けております。 2026年3月期末の媒介する資産残高は、前連結会計年度末比123.9%、所属IFA数は同101.4%となりました。 2022年3月期末   2023年3月期末   2024年3月期末   2025年3月期末   2026年3月期末 実績   前期比   実績   前期比   実績   前期比   実績   前期比   実績   前期比 媒介する資産残高(AUM)(百万円)   242,146   114.9%   240,190   99.2%   313,378   130.5%   346,938   110.7%   429,738   123.9% 所属IFA数(名)   212   113.4%   208   98.1%   202   97.1%   211   104.5%   214   101.4% IFA1人当たりのAUM(百万円)   1,142   101.3%   1,154   101.1%   1,551   134.3%   1,644   106.0%   2,008   122.1% AUMに対する金融商品仲介業売上比率(%)   1.52       1.05       1.19       1.02       1.05

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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