概要
ニッポンインシュア株式会社は、賃貸住宅の家賃債務保証を主力とする保証事業会社である。2002年に福岡市で設立され、2014年に現商号へ変更。2023年10月に東京証券取引所スタンダード市場に上場した。2025年9月期の連結売上高は37億円、営業利益8億円、従業員118名。家賃債務保証に加え、介護費・入院費債務保証や、コインランドリー・フィットネスクラブのFC運営も手掛ける。
家賃債務保証を中核とする収益構造
保証事業が売上高の約94%を占める。家賃債務保証では、入居者から初回保証料(賃料0.5ヶ月分・最低2万円)と年1万円の更新保証料を受領し、賃料滞納時に代位弁済する。滞納発生時は分割や期限延長など支払コンサルティングも行う。プランは住居用(スマートサポート、トータルプランなど)、事業用、駐車場・コンテナ用の3系統で、管理会社のニーズに応じたカスタム設計も可能。2025年9月期の保証事業売上は35億円、セグメント利益10億円と過去最高を更新した。
フランチャイジーとして展開するその他事業
その他事業は、コインランドリー「WASHハウス」3店舗と女性専用フィットネス「カーブス」6店舗のFC運営からなる(いずれも福岡県内)。ランドリーはIoT遠隔制御で無人運営が可能。フィットネスは30分短時間プログラムで高齢女性を中心に会員を獲得。2025年9月期のその他事業売上は2億円、セグメント利益0.4億円。両事業とも安定したキャッシュフローを生むが、売上規模は保証事業の約6%に留まる。
独自クラウドシステムで業務効率を高める
当社は契約管理クラウド「Cloud Insure」を自社開発し、取引先の不動産管理会社に提供する。同システムは契約書のダウンロード、申込書類のアップロード、顧客情報一覧、代位弁済請求、支払明細書発行などが可能で、手書き作業を削減する。さらに、SMS請求・オートコール・AIオペレータによる回収業務の自動化も進め、オペレーションコストを低減。審査プロセスでは入居希望者の属性情報を基に与信判断を行い、収益悪化を抑制している。
全国7支店体制で商圏を拡大
本社を福岡市天神に置き、東京・神奈川・新潟・大阪・仙台・名古屋の6支店を展開。2024年3月に開設した名古屋支店が最新である。支店網を通じて全国各地の不動産管理会社と取引し、新規顧客の開拓と既存顧客の深耕を図る。従業員118名(提出日現在)のうち半数以上が営業・審査・債権管理部門に在籍。上場後の2025年9月期は営業利益率20.3%と、同業他社と比較しても高い収益性を達成した。
業界の中での役割は賃貸住宅市場における与信保証と債権管理を担う家賃債務保証会社。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2025/9期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 保証事業 | 35億円 | 94.6% | 10億円 | 28.6% |
| その他 | 2億円 | 5.4% | 0億円 | 0.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01賃貸住宅(不動産管理会社・入居者)主力
賃貸住宅の入居者に代わって連帯保証人となり、家賃債務を保証する。不動産管理会社から申し込みを受け、審査の上で保証契約を締結。家賃滞納時には代位弁済を行う。プランは住居用・事業用・駐車場・コンテナ用があり、状況に応じて選択可能。独自のクラウドシステム「Cloud Insure」を提供し、管理会社の業務負担を軽減する。
- 家賃債務保証サービス「スマートサポート」
- 入居者の連帯保証人となるサービス。家賃滞納時に代位弁済し、管理会社の収入を安定させる。各種プランがある。
- 契約管理クラウドシステム「Cloud Insure」
- 契約書のダウンロードや申込書類のアップロード、代位弁済請求、支払明細書発行などができるWebシステム。管理会社の業務効率を改善する。
02介護施設準主力
介護施設の利用者に代わって連帯保証人となり、利用料の滞納リスクを引き受ける。施設運営会社は安心して経営に専念できる。
- 介護費債務保証サービス「ケアサポート」
- 介護施設利用者の利用料債務を保証するサービス。滞納時に代位弁済する。
03医療機関準主力
入院患者の入院費債務を保証し、未収金リスクを軽減する。医療機関は未収金の回収業務から解放され、本業に専念できる。
- 入院費債務保証サービス
- 入院患者の入院費を保証するサービス。医療機関が未収金を低減できる。
04その他(コインランドリー・フィットネス)その他
フランチャイズに加盟し、コインランドリー「WASHハウス」とフィットネスクラブ「カーブス」を運営する。
製品と技術
住居用から事業用まで揃える家賃債務保証プラン
基本プラン「スマートサポート(一般用・学生用)」に加え、孤独死原状回復費用(最大60万円)を付帯した「トータルプラン」、残置物撤去費用までカバーする「スマートサポートライフ」、家財保険と24時間駆付けサービスがセットの「スマートサポートワイド」、他社からの切り替え向け「リリーフプラン」などが存在する。事業用プランは「スマートサポート事業用」と低価格版「ライト」を用意。駐車場・コンテナ用の保証もある。初回保証料は月額賃料の0.5ヶ月分(最低2万円)、更新料は年1万円。支払い方法は年払いと月払いを選択可能。
介護施設・医療機関向けの債務保証サービス
介護費債務保証サービス「ケアサポート」は、介護施設利用者の月額利用料、共益費、食費、光熱費、医療費、原状回復費用などを保証。一般プランの初回保証料は月額利用料の0.5ヶ月分(最低保証料なし)、更新料1万円。孤独死対応を付帯したプランも存在する。入院費債務保証サービスは医療機関からの保証委託料収入で成り立ち、大手損保の保証機関型信用保険でリスクをヘッジする。両サービスとも2025年9月期の売上は未公表だが、保証事業全体の一部を構成し、今後の成長が期待される。
取引先の業務効率化を支えるクラウドシステム
「Cloud Insure」は当社が自社開発した家賃債務保証専用の契約管理システム。不動産管理会社はWeb上で契約書のダウンロード、申込書類のアップロード、顧客情報の一覧表示、代位弁済請求、支払明細書発行などが行える。手書きの負担を軽減し、ペーパーレス化を実現。さらにSMS請求、オートコール、AIオペレータによる自動入金督促機能を備え、回収業務の効率化に寄与する。システムの改修には2025年9月期に約5500万円を投資しており、機能拡充を継続中。
FC運営のランドリーとフィットネス事業
コインランドリーはWASHハウス株式会社のFCに加盟し、福岡県内で3店舗を運営。24時間カメラ監視とIoT遠隔制御により無人運営。大物洗い需要や単身世帯の増加を背景に安定した収益を確保。フィットネスは「女性だけの30分健康体操教室カーブス」のFC6店舗を運営。短時間・低負荷のプログラムで中高年女性を主要ターゲットとする。2025年9月期の両事業合計売上は2億円強と小規模だが、保証事業と異なる景気変動リスクを分散する役割を担う。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
その他金融業のなかでの位置
保険代理店特化型、高成長・高収益
保険代理店向けに特化した人材派遣・業務支援サービスを展開。中小規模の保険代理店に対し、保険販売員の派遣やバックオフィス業務を提供し、成長を遂げている。2024/9期営業利益率12.5%、2025/9期は21.62%と急改善。同業のウェッジホールディングスも同様の事業モデルだが、ニッポンインシュアは特化型で高収益を実現。財務体質も良好で、拡大戦略を継続中。
強み
- 2025/9期計画で21.62%と国内同業比でも高水準の収益性。
- 保険代理店の人手不足を背景に、派遣需要は堅調に推移。
- 2023/9期29億円→2025/9期37億円と増収基調。
- 保険代理店向けに絞り込み、専門性・効率性で差別化。
課題
- 保険業法改正など規制強化が人材派遣需要に影響を与える可能性。
- 同様のビジネスモデルを展開する大手人材派遣企業との競合。
- 労働市場のひっ迫により、優秀な人材の確保が課題。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
その他金融業の時価総額近傍。太字がニッポンインシュア
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7187ジェイリース | 241億円 | 9.7倍 |
| 2 | 4346NEXYZ.Group | 137億円 | 8.5倍 |
| 3 | 7192日本モーゲージサービス | 92億円 | 8.5倍 |
| 4 | 7320Solvvy | 88億円 | 9.5倍 |
| 5 | 7196Casa | 86億円 | 60.6倍 |
| 6 | 5843ニッポンインシュア | 67億円 | 10.2倍 |
| 7 | 7183あんしん保証 | 46億円 | 15.1倍 |
| 8 | 4351山田再生系債権回収総合事務所 | 36億円 | 95.7倍 |
| 9 | 7345アイ・パートナーズフィナンシャル | 33億円 | 35.0倍 |
| 10 | 196AMFS | 30億円 | 10.3倍 |
| 11 | 8783abc | 16億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 26件
エム・サポート創業と家賃債務保証への参入(2002~2008年)
2002年4月、福岡市中央区今川に株式会社エム・サポートを設立。当初の事業内容は不明だが、2008年10月に家賃債務保証サービスを開始したのが転機となる。この年、本社を唐人町に移転。金融機関出身ではない創業者が、連帯保証人不在の入居者増加に着目し、機関保証の需要を見込んだ。2008年当時の売上高は数億円規模だったと推測される。
コインランドリー・フィットネス進出と商号変更(2009~2014年)
2009年10月、株式会社ベンからコインランドリー事業を譲り受け、WASHハウスのFC店舗運営を開始。2011年6月にはカーブスジャパンのFCとしてフィットネス事業に参入。保証事業のオフシーズンにおける収益源として期待された。2014年4月、社名をニッポンインシュア株式会社に変更し、保険(インシュア)業態への特化を明確化。同年6月には子会社アールイーソリューションを設立し、不動産関連サービスの準備を進めた。
事業譲受と子会社化で保証事業を拡充(2013~2015年)
2013年12月、株式会社ユーミーインシュアから家賃債務保証事業を譲り受け、神奈川支店を開設。同時に本社を現在の天神へ移転。2015年9月には、不動産管理会社の自社保証会社立ち上げを支援する株式会社プラスジャパンを子会社化。同年12月にはスマートレンダー株式会社から家賃債務保証事業を譲受。相次ぐ事業譲受により、取扱保証件数と収入基盤が急拡大した。
全国支店ネットワークの形成(2016~2019年)
2016年4月に東京支店、同5月に新潟支店を開設。2018年3月には国土交通省の家賃債務保証業者登録制度(第43号)を取得し、業界の制度化に対応。2019年1月に大阪支店を開設。同年5月から9月にかけて、子会社のプラスジャパン、アールイーソリューション、プロパティマネジメントサポートを吸収合併し、グループ経営をシンプル化した。合併後の2019年9月期売上高は15億円、純利益1億円。
介護・医療分野への進出と東証上場(2019~2023年)
2019年10月、介護費債務保証サービスと入院費債務保証サービスの販売を開始。高齢化社会を見据え、家賃債務保証で培ったノウハウをヘルスケア領域に横展開した。2020年2月に仙台支店、同年3月に日本あんしん保証から事業譲受。2023年10月、東京証券取引所スタンダード市場に上場。上場時の売上高は29億円、純利益2億円。調達資金はシステム投資と事業拡大に充てられた。
上場後も拡大を続ける現在(2024年~)
2024年3月、名古屋支店を開設し中部圏へ本格進出。2025年9月期の売上高は37億円(前期比16%増)、営業利益8億円(同82%増)と過去最高を更新。保証事業の伸びに加え、回収業務の自動化効果で利益率が改善した。今後は既存商圏のシェア拡大と介護・医療分野の保証商品拡充を中長期戦略に掲げている。従業員数も増加傾向にあり、組織体制の強化が進む。
年表26件を開く
2000年代
- 2002年4月創業福岡市中央区今川に株式会社エム・サポートを設立
- 2008年6月本社を福岡市中央区今川から福岡市中央区唐人町に移転
- 2008年10月家賃債務保証サービスを開始
- 2009年10月株式会社ベンよりコインランドリー事業を譲受 WASHハウス株式会社のフランチャイズ店舗「WASHハウス」としてコインランドリーサービスを開始
2010年代
- 2011年6月株式会社カーブスジャパンのフランチャイズ店舗「カーブス」としてフィットネスサービスを開始
- 2011年8月利益剰余金からの資本組み入れ
- 2013年12月株式会社ユーミーインシュアより家賃債務保証事業を譲受
- 2013年12月神奈川支店を神奈川県藤沢市に開設
- 2013年12月本社を福岡市中央区唐人町から福岡市中央区天神に移転
- 2014年4月当社商号を株式会社エム・サポートからニッポンインシュア株式会社へ変更
- 2014年6月子会社として株式会社アールイーソリューションを設立
- 2014年10月創業親会社としてプロパティマネジメントサポート株式会社を設立
- 2015年9月M&A不動産管理会社が自社保証会社を設立する場合に、立上げから運営までのサポート事業を行う 株式会社プラスジャパンの全株式を取得し子会社化
- 2015年12月スマートレンダー株式会社より家賃債務保証事業を譲受
- 2016年4月東京支店を東京都千代田区に開設
- 2016年5月新潟支店を新潟県新潟市中央区に開設
- 2018年3月家賃債務保証業者登録 国土交通大臣(2)第43号(2023年7月末時点)(家賃債務保証の業務の適正化を図るために、国土交通省の告示による家賃債務保証業者の登録制度が創設(告示公布2017年10月2日、告示施行2017年10月25日))
- 2019年1月大阪支店を大阪府大阪市北区に開設
- 2019年5月M&A株式会社プラスジャパンを吸収合併
- 2019年9月M&A株式会社アールイーソリューションを吸収合併
- 2019年9月M&Aプロパティマネジメントサポート株式会社を吸収合併
- 2019年10月介護費債務保証サービス・入院費債務保証サービスの販売を開始
2020年代
- 2020年2月仙台支店を宮城県仙台市青葉区に開設
- 2020年3月株式会社日本あんしん保証より家賃債務保証事業を譲受
- 2023年10月上場東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場
- 2024年3月名古屋支店を愛知県名古屋市中区に開設
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/9期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。
- 初回保証契約件数数値目標の記載なし
- 初回保証契約単価数値目標の記載なし
- 求償債権発生率数値目標の記載なし
- 求償債権回収率数値目標の記載なし
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
保証事業の拡大と新商圏開拓
基幹の家賃債務保証で新商品開発・管理会社ニーズに対応し既存商圏のシェア拡大と新規商圏展開を推進。同時に介護・医療分野の保証商品を拡大し、機関保証の普及を目指す。
- 02
IT化による業務効率と収益力向上
最新IT技術を活用し、顧客利便性向上、審査のリスク管理強化、滞納回収率向上を図ることで市場シェア拡大と利益率向上に努める。
- 03
人材確保と教育研修の充実
厳しい人材獲得競争下で、採用後の教育研修を充実させ、企業理念・経営方針を理解した成長を支える社員を育成する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 3期分
グループ全体で118人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は482万円で、2期前と比べて+4.6%。平均年齢は37.0歳、平均勤続年数は4.6年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年9月 | 461 | 37.5 | 4.5 | 108 | — |
| 2024年9月 | 497 | 37.6 | 4.6 | 107 | 374 |
| 2025年9月 | 482 | 37.0 | 4.6 | 118 | 678 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年9月期の売上高は37億円、営業利益は8億円。前期と比べると増収増益で、売上が+15.6%、利益が+100.0%。
会社が出している今期の予想2026年9月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 42億円 | 37億円 |
| 営業利益 | 10億円 | 8億円 |
| 純利益 | 7億円 | 5億円 |
| 1株あたり配当 | ¥25 | ¥25 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
7期分
直近は2026年3Qで、営業収益は10億円、営業利益は2億円。
| 対象期間 | 営業収益億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1Q | 8 | 1 | 12.5 | 1 |
| 2024年2Q | 8 | 2 | 25.0 | 1 |
| 2024年4Q | 16 | 1 | 6.3 | 1 |
| 2025年2Q | 18 | 4 | 22.2 | 3 |
| 2025年4Q | 19 | 4 | 21.1 | 2 |
| 2026年2Q | 21 | 6 | 28.6 | 4 |
| 2026年3Q | 10 | 2 | 20.0 | 2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 7期分
2019年9月期からの7期で、営業収益は15億円から37億円へ2.5倍に増えた。直近期の営業利益率は21.6%。営業収益は6期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 営業収益億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 株式会社プラスジャパンを吸収合併 | |||||
| 2019年9月 | 15 | — | 2 | — | 1 |
| 仙台支店を宮城県仙台市青葉区に開設 | |||||
| 2020年9月 | 17 | — | 1 | — | 1 |
| 2021年9月 | 22 | — | 2 | — | 1 |
| 2022年9月 | 26 | — | 4 | — | 3 |
| 東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場 | |||||
| 2023年9月 | 29 | — | 3 | — | 2 |
| 名古屋支店を愛知県名古屋市中区に開設 | |||||
| 2024年9月 | 32 | 4 | 4 | 12.5 | 3 |
| 2025年9月 | 37 | 8 | 8 | 21.6 | 5 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年9月期
営業収益37億円のうち、営業利益として残るのは8億円で21.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の13.5%にあたる。営業利益率は業種中央値10.8%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金37.8%14億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金43.2%16億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益21.6%8億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 5期分
2025年9月期は営業CFが4億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは3億円。期末の手元現金は28億円。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2021年9月 | 2 | −1 | 1 | 13 |
| 2022年9月 | 3 | 0 | 0 | 16 |
| 2023年9月 | 1 | −1 | 1 | 17 |
| 2024年9月 | 2 | −1 | 6 | 25 |
| 2025年9月 | 4 | −1 | 0 | 28 |
金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。
資産と負債
貸借対照表 7期分
2025年9月期の総資産は53億円。このうち返さなくてよい自己資本が25億円で、自己資本比率は46.7%(業種中央値24.7%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2019年9月 | 13 | 4 | 9 | 34.1 |
| 2020年9月 | 18 | 5 | 13 | 30.2 |
| 2021年9月 | 23 | 7 | 16 | 28.9 |
| 2022年9月 | 29 | 9 | 20 | 31.1 |
| 2023年9月 | 34 | 11 | 23 | 32.4 |
| 2024年9月 | 46 | 20 | 26 | 43.0 |
| 2025年9月 | 53 | 25 | 28 | 46.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
その他金融業 39社との比較
同じその他金融業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで39社中4位あたり、逆に低いのは配当利回りで39社中35位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,369で、1年前と比べて-27.0%。過去52週の値幅のなかでは27%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 10.2倍 |
| PER (会社予想) | 9.5倍 |
| PBR | 2.35倍 |
| 配当利回り | 1.06% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は6月末に2,172円から上昇し、7月15日に2,471円を付けた後、7月30日に2,311円まで調整。8月5日に2,470円まで戻し、1カ月で6.51%上昇。25日移動平均線(2,350.44円)を約5.1%上回り、RSIは49.91。52週高値(3,485円)からは約29%下。出来高は概ね低調だが、8月5日には14,500株と増加。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 60/100)。
PERは10.25倍と業界平均17.29倍を下回り、ROE23.6%と高水準です。PBR2.37倍は平均1.76倍を上回り、配当利回り0.79%は平均3.48%と比べて低く、株主還元は限定的です。しかし、業績は拡大傾向で、2025/9期には営業利益率21.62%と大幅改善が見込まれ、収益性の高さが評価されればバリュエーションは改善する可能性があります。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 10.2倍 | 17.4倍 |
| PER (予想) | 9.5倍 | — |
| PBR | 2.35倍 | 1.81倍 |
| ROE | 23.6% | 12.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
成長性と規制環境が争点。売上拡大と利益率上昇が見込まれるが、保険業界の規制変更や競争激化が懸念される。強気派は高いROEと成長性を評価し、弱気派は市場の成熟と競争の激化を指摘。
- 高い収益性
ROE 23.6%と高く、利益率も改善傾向。
- 売上成長
売上高は毎年増加し、予測も増収。
- 安定した配当
配当利回り0.79%と小さいが、継続的な還元。
- 営業利益4億→8億円に倍増、利益率21.6%2025年9月期影響中
売上高37億円、営業利益8億円、前期比4億円増
- ROE23.6%と高水準、資本効率が優秀通年影響中
自己資本利益率23.6%、金融セクターでトップクラス
- PER10.3倍、売上高37億円で安定成長継続影響中
純利益5億円に対しPER10.3倍、増益基調が続く
- 増収3期連続、売上高29→37億円と拡大通年影響弱
売上高は29、32、37億円と右肩上がり
- 競争の激化
保険販売業界は新規参入やネット販売で競争が厳しい。
- 規制リスク
保険業法の改正で手数料や業務範囲に影響。
- 業績の伸び悩み
利益は横ばいで、成長鈍化の兆しも。
- 外国人保有1.45%と極端に低く、海外需要少ない継続影響弱
浮動株が少なく、外部からの買いが入りにくい
- 配当利回り0.79%と低く、株主還元が薄い通年影響弱
純利益5億円に対し配当総額が小さく、還元充実が課題
- 売上高37億円と小規模、事業拡大に不確実性継続影響中
時価総額68億円・売上高37億円と小さく、成長投資の効果が未知数
- 金融規制強化で収益モデルが制約不定影響中
保険・金融業界の規制変更が収益を圧迫するリスク
- 手数料収入
- 収益の柱で、販売動向を示す。
- 保険契約件数
- 顧客基盤の拡大を示す指標。
- 営業利益率
- 効率性と収益性の改善を監視。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり25円。いまの株価に対する利回りは1.06%。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥25
株主
有価証券報告書より
2025年9月期末の株主数は延べ1,513人。区分でいちばん多いのは個人・その他で59.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が32.7%を占め、残る67.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2023年9月% | 2024年9月% | 2025年9月% |
|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 70.0 | 52.2 | 59.4 |
| 事業法人 | 30.0 | 41.6 | 32.5 |
| 証券会社 | — | 4.5 | 6.4 |
| 外国法人 | — | 1.6 | 1.4 |
| 金融機関 | — | 0.1 | 0.2 |
| 外国人個人 | — | — | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 豊島不動産株式会社 | 10.71 |
| 02 | 株式会社Mサポート | 10.62 |
| 03 | 株式会社サンコー管理 | 10.62 |
| 04 | 三好修 | 5.31 |
| 05 | 三好京子 | 3.89 |
| 06 | 矢野泉 | 3.54 |
| 07 | 竹村洋一 | 2.99 |
| 08 | 坂本真也 | 2.97 |
| 09 | 德岡拓郎 | 2.97 |
| 10 | 鈴木知幸 | 2.63 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-19三井住友DSアセットマネジメント株式会社新規の大量保有報告5.03%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 7期分
1株利益は7期で−100%、1株純資産は7期で−100%。直近期のROEは23.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年9月 | 740,309 | 2,230,767 | 41.5 | — | — |
| 2020年9月 | 502,842 | 2,733,609 | 20.3 | — | — |
| 2021年9月 | 53 | 326 | 17.6 | — | — |
| 2022年9月 | 128 | 453 | 32.8 | — | — |
| 2023年9月 | 98 | 551 | 19.6 | — | — |
| 2024年9月 | 101 | 708 | 18.2 | 8.3 | 10.9 |
| 2025年9月 | 188 | 883 | 23.6 | 15.9 | 10.1 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/9期の役員報酬は総額100百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 坂本真也 | 代表取締役社長 | 52 |
| 竹村洋一 | 専務取締役 兼管理事業部長 | 45 |
| 德岡拓郎 | 取締役 兼営業事業部長 | 45 |
| 兼田康文 | 取締役 | 51 |
| 北原正 | 取締役 | 50 |
| 大川利則 | 常勤監査役 | 65 |
| 中川真紀 | 監査役 | 57 |
| 橋本道成 | 監査役 | 48 |
役員報酬の内訳2025/9期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 退職慰労百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 57 | 5 | 12 | 75 | 25 |
| 社外取締役 | 4 | 14 | 1 | 2 | 17 | 4 |
| 監査役 | 1 | 6 | 1 | 1 | 8 | 8 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/9期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容3,486字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,520字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,312字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,168字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第26期(2025/10/01-2026/09/30)2026-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第25期(2024/10/01-2025/09/30)2025-12-23
- 半期報告書半期報告書-第25期(2024/10/01-2025/09/30)2025-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第24期(2023/10/01-2024/09/30)2024-12-25
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第2四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-14
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第1四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第23期(2022/10/01-2023/09/30)2023-12-25
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業