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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.77-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

あんしん保証

Anshin Guarantor Service Co.,Ltd.7183 · Standard · その他金融業

賃貸住宅の家賃保証を専門とする機関保証会社。事前立替型の保証商品を業界に先駆けて開発した。

概要

あんしん保証は、家賃債務の保証事業を手がける金融業の企業である。賃貸借契約において、従来の個人連帯保証人に代わり法人が保証する機関保証を提供する。主力商品はクレジットカード提携の「ライフあんしんプラス」と自社立替の「あんしんプラス」の事前立替型であり、入居者の家賃支払前に不動産管理会社へ全額を立替払いする仕組みを持つ。東京都品川区に本社を置き、従業員数は135名。2026年3月期の営業収益は約62億円に達する。

家賃債務保証という事業領域

当社は賃貸借契約における家賃債務の人的保証、すなわち連帯保証人制度を法人として引き受ける機関保証会社である。入居者(賃借人)の家賃支払を保証し、不動産管理会社(賃貸人)に対する未回収リスクを排除する。2020年の改正民法により個人保証の極度額明示義務などが導入されたことで、機関保証のニーズは一段と高まっている。公営住宅でも導入が進むなど、対象範囲は民間賃貸住宅から公的住宅へ広がりつつある。

事前立替型と滞納報告型の2本柱

当社の保証商品は大きく2種類に分かれる。主流の「事前立替型」は、入居者の支払期日前に当社または提携クレジットカード会社が不動産管理会社へ全額を立替払いし、家賃の滞納自体を発生させない仕組みである。もう一つの「滞納報告型」は、滞納が発生した場合に初めて代位弁済を行う伝統的な方式である。当社は事前立替型を先駆けて開発し、2008年にビジネスモデル特許(特許第4150659号)を取得している。

フィー型ビジネスモデルによる安定収益

当社の収益は、保証契約時に徴収する初回保証料、更新時の更新保証料、毎月の月額保証料で構成されるフィー型である。これらの保証料収入は、保証債務残高と保証件数の増加に連動して安定的に増加する。2026年3月期の営業収益は6,162百万円(前年比14.6%増)に達した。営業費用の主な内訳は加盟店への集金代行手数料や貸倒関連費用であり、回収業務の効率化を通じて利益率の維持に努めている。

アイフルグループとライフカードとの連携

当社はアイフル株式会社の子会社であり、同社の連結子会社であるライフカード株式会社と業務提携している。主力商品「ライフあんしんプラス」は、ライフカードが入居者の家賃を立替払いする仕組みであり、入居者はクレジットカードのポイントを獲得できる。また、当社は信用情報機関CICに加盟し、入居者の支払能力を審査することで与信リスクを管理している。この提携関係が競争上の強みとなっている。

全国11拠点に広がる営業ネットワーク

当社は東京都品川区に本社を置くほか、札幌、仙台、さいたま、新潟、東京、名古屋、大阪、岡山、福岡など全国主要都市に支店を配置している。沿革上、2002年の設立以来、大阪、京都、大分、札幌、さいたま、名古屋、仙台、岡山、新潟と順次拠点を開設してきた。これらの拠点を通じて、管理物件だけでなく一般物件市場の開拓も推進している。

業界の中での役割は不動産賃貸業界向け保証サービスプロバイダー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
62億円
営業利益
3億円
営業利益率
4.8%
純利益
3億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01不動産賃貸主力

賃貸住宅の入居者に代わって家賃を保証する。事前立替型を主力とし、不動産管理会社の家賃回収リスクを排除する。また、滞納時の代位弁済も行う。

事前立替型保証商品を業界に先駆けて販売

主な製品・サービス3
ライフあんしんプラス
クレジットカード会社が家賃を立替する事前立替型保証商品。入居者の滞納リスクを不動産管理会社から排除する。
あんしんプラス
当社が直接家賃を立替する事前立替型保証商品。CICの信用情報を活用した独自審査でリスクを管理する。
滞納報告型保証
家賃滞納が発生した際に代位弁済を行う一般的な保証商品。

製品と技術

ライフあんしんプラス:クレジットカード提携モデル

「ライフあんしんプラス」は、ライフカード株式会社との業務提携により実現した事前立替型保証商品である。入居者の家賃等を支払期日前にライフカードが不動産管理会社へ立替払いし、当社が家賃債務を保証する。入居者は毎月の家賃をクレジットカードで決済でき、ポイントを獲得できる。当社は保証契約時・更新時・毎月の保証料を収受する。滞納が4ヶ月目に達した場合、当社がライフカードに対して代位弁済を行い、以降の回収を担う。

あんしんプラス:自社立替型モデル

「あんしんプラス」は、当社自らが入居者の家賃等を不動産管理会社へ立替払いする事前立替型商品である。ライフカードを介さないため、当社が直接与信審査を行い、信用情報機関CICに加盟して申込者の支払能力を把握する。当社の独自審査により、一定の承認率を維持しつつデフォルトリスクを抑制する。保証料収入は「ライフあんしんプラス」と同様のフィー型であり、収益の安定化に寄与している。

滞納報告型商品と信用情報機関の活用

当社は事前立替型に加え、滞納報告型商品も提供する。これは入居者の家賃滞納が発生した場合に不動産管理会社からの報告を受け、当社が代位弁済を行う伝統的な方式である。当社は信用情報機関CICに加盟しており、割賦販売法や貸金業法に基づく指定信用情報機関から得られる情報を活用して適切な与信を実施する。加盟には信用力・資金力・コンプライアンスの基準を満たす必要があり、当社はその要件をクリアしている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

その他金融業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 不動産賃貸事前立替型保証商品を業界に先駆けて販売

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

保証事業特化で差別化、急成長中の中小型保証会社

その他金融業界では、ウェッジホールディングスやNEXYZ.Groupなどが幅広い金融サービスを展開する中、当社は保証事業に特化し、家賃保証や事業者向け保証で存在感を高めている。売上高は62億円と小規模ながら、直近で48億円から54億円、62億円と急成長しており、営業利益率も1.85%から4.84%へ改善している。MFSや山田再生系債権回収総合事務所などと比較し、当社は独自の審査モデルと債権管理で安定した収益を実現。市場規模は限定的だが、ニッチ分野でのシェア拡大を狙う。

強み

  • 保証事業に集中し、リスク管理と審査ノウハウを磨いている。
  • 売上高が年率15%以上で拡大し、収益性も改善傾向。
  • 独自の与信モデルにより、不良債権を低く抑えている。
  • 大手が参入しにくい分野でポジションを築いている。

課題

  • 売上高が62億円と小さく、経済変動の影響を受けやすい。
  • 同業他社が参入し、価格競争や案件獲得競争が激しくなる。
  • 保証業界の規制変更がビジネスモデルに影響する可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

その他金融業の時価総額近傍。太字があんしん保証

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14346NEXYZ.Group137億円8.5倍
27192日本モーゲージサービス92億円8.5倍
37320Solvvy88億円9.5倍
47196Casa86億円60.6倍
55843ニッポンインシュア67億円10.2倍
67183あんしん保証46億円15.1倍
74351山田再生系債権回収総合事務所36億円95.7倍
87345アイ・パートナーズフィナンシャル33億円35.0倍
9196AMFS30億円10.3倍
108783abc16億円
112388ウェッジホールディングス14億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 1件

港区新橋で創業した2002年

2002年12月、東京都港区新橋に賃貸あんしん保証株式会社を設立(資本金5,000万円)。同時に大阪支店と京都管理センター(現カスタマーセンター)を開設し、滞納報告型商品の販売を開始した。同年、株式会社ライフ(現ライフカード)と業務提携し、「ライフあんしんプラス」の販売を開始。その後、増資を重ね、資本金を2億4,500万円に増強した。

アイフルグループに入り資本を増強

2004年に大分支店(現福岡支店)を開設。翌2005年には資本金4億2,725万円に増資し、アイフル株式会社の子会社となった。2006年にはさらに増資し資本金4億4,600万円とした。

事前立替型ビジネスモデルの特許を取得

2008年7月、当社の「不動産賃借保証管理システム」が特許を取得(特許第4150659号)。事前立替型の家賃債務保証ビジネスモデルが法的に保護されることとなった。同年、本社を港区芝に移転し、札幌支店、さいたま支店を開設。増資により資本金4億8,450万円に達した。

あんしんプラスの投入と信用情報機関加盟

名古屋支店、仙台支店を開設。ストックオプションの行使による増資で資本金5億6,200万円となる。保証商品「あんしんプラス」の販売を開始し、指定信用情報機関CICに加盟した。岡山支店を開設し、賃料のクレジットカード決済商品の販売も開始。本社を東京都中央区京橋に移転した。

拠点拡充と新商品開発の継続

新潟支店を開設し、賃料のクレジットカード決済商品の販売を継続して行った。当社はアイフル株式会社の子会社として、事前立替型と滞納報告型の両方の商品を提供し、保証債務残高と保証件数の拡大に取り組んでいる。

年表1件を開く

2000年代

  • 2002年12月東京都港区新橋に賃貸あんしん保証株式会社を設立(資本金5,000万円)。大阪支店の開設。京都管理センター(現カスタマーセンター)の開設。滞納報告型商品の販売開始。株式会社ライフ(現ライフカード株式会社)と業務提携。保証商品「ライフあんしんプラス」の販売開始。増資(資本金8,000万円)。増資(資本金1億1,000万円)。増資(資本金2億4,500万円)。大分支店(現福岡支店)の開設。増資(資本金4億2,725万円)。当社はアイフル株式会社の子会社となる。増資(資本金4億4,600万円)。「不動産賃借保証管理システム」の特許取得(特許第4150659号)。本社を東京都港区芝に移転。札幌支店の開設。さいたま支店の開設。増資(資本金4億8,450万円)。名古屋支店の開設。仙台支店の開設。ストック・オプションの権利行使による資本金の増加(資本金5億6,200万円)。岡山支店の開設。保証商品「あんしんプラス」の販売開始。指定信用情報機関CICへ加盟(株式会社シー・アイ・シー運営)。新潟支店の開設。賃料のクレジットカード決済商品販売開始。本社を東京都中央区京橋に移転。当社はアイフル株式会社をその他

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    一般物件市場の開拓

    従来の管理物件に加え、家主自身が管理する一般物件市場へ進出。クレジットカード提携商品や事前立替保証、高精度の与信審査を強みに市場開拓を進める。

  2. 02

    提携商品の販売強化と拡大

    既存のクレジットカード提携商品の販売強化に注力し、新たなクレジットカード会社との提携商品やJICCを用いた滞納報告型商品の販売を強化する。

  3. 03

    新分野への進出による事業多様化

    家賃債務保証のノウハウを活かし、未だ機関保証が進出していない分野へ進出することで、事業の多様性と収益の分散化を図る。

  4. 04

    DX推進による業務効率化

    申込・契約の電子化機能を拡充し、不動産管理業界や社内の業務オペレーション効率化、コスト削減を図る。

  5. 05

    人材確保・育成と内部統制の強化

    既存採用手法の見直しと中長期の人材育成、就業環境・公正な人事評価の整備を実施。社内規程の再整備や内部監査手法の再構築、リスクマネジメント強化に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で135人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は489万円で、9期前と比べて5.6%平均年齢は34.8歳、平均勤続年数は6.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月80
2018年3月88
2019年3月51835.95.199
2020年3月49035.65.797
2021年3月48435.05.5112
2022年3月46934.75.5117
2023年3月45434.35.2126
2024年3月46634.55.7131
2025年3月49134.86.113475
2026年3月48934.86.4135222

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
男性育休取得率33.3%
縦線は目安の85%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
本社 — 東京都品川区145百万円
カスタマーセンター・債権管理部 — 大阪市北区27百万円
東京支店(東京都品川区)他9ヶ所0百万円
主な関係会社
  • 国内
    アイフル株式会社
    京都市下京区 · その他の関係会社
    議決権39.1%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は62億円営業利益3億円前期と比べると増収増益で、売上が+14.8%、利益が+200.0%。

売上高
+14.8%
62億円
営業利益
+200.0%
3億円
純利益
+200.0%
3億円
営業利益率
4.8%
前期比 +3.0%pt

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、営業収益は17億円、営業利益は−2億円。

対象期間営業収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2018年4Q270
2019年4Q321
2020年4Q351
2021年4Q391
2022年4Q410
2023年4Q451
2024年4Q481
2025年4Q5400.00
2026年4Q6223.22
2027年1Q17−2−11.8−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、営業収益は10億円から62億円へ6.2倍に増えた。直近期の営業利益率は4.8%。営業収益は13期連続で増加。

決算期営業収益億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1011
2014年3月1532
2015年3月1832
2016年3月2232
2017年3月2332
2018年3月2721
2019年3月3232
2020年3月3553
2021年3月3985
2022年3月4164
2023年3月4575
2024年3月4864
2025年3月54121.91
2026年3月62344.83

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

営業収益62億円のうち、営業利益として残るのは3億円4.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の4.8%にあたる。営業利益率は業種中央値10.8%を下回る水準。

営業収益を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金95.2%59億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.8%3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

営業利益率業種比6.0pt
4.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.0pt
4.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.4pt
11.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 13期分

2026年3月期は営業CFが−1億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは−2億円期末の手元現金は9億円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円現金残高億円
2014年3月2029
2015年3月009
2016年3月10211
2017年3月−2−208
2018年3月−4−234
2019年3月−3−177
2020年3月11−1−79
2021年3月40012
2022年3月2−1013
2023年3月2−1−114
2024年3月0−1−112
2025年3月−2−109
2026年3月−1−119

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は148億円。このうち返さなくてよい自己資本が26億円で、自己資本比率は17.5%(業種中央値24.7%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月97273.6
2014年3月1511475.5
2015年3月1713477.1
2016年3月2217577.2
2017年3月2519677.9
2018年3月30201066.8
2019年3月39221755.1
2020年3月51242748.1
2021年3月63293446.8
2022年3月81176421.6
2023年3月95227322.8
2024年3月111238820.9
2025年3月1292410518.3
2026年3月1482612217.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳単体ベース
現金及び預金
9億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
16億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
122億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
22
/ 100
安定性自己資本比率12 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

その他金融業 39社との比較

同じその他金融業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業収益成長率39社中16位あたり、逆に低いのは配当利回り39社中38位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
11.8%/中央値 10.4%
P25 5.5%P75 18.5%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
4.8%/中央値 10.8%
P25 5.0%P75 22.2%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
17.5%/中央値 24.7%
P25 12.9%P75 44.0%
営業収益成長率前期からの売上の伸び
14.8%/中央値 10.7%
P25 4.5%P75 16.2%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.2%/中央値 3.7%
P25 2.7%P75 4.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥254で、1年前と比べて+53.0%過去52週の値幅のなかでは97%の位置にある。

¥254-0.4%1ヶ月+0.0%1年+53.0%時価総額46億円
過去52週の値幅
安値¥142高値¥257

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)15.1倍
PBR1.70倍
配当利回り1.18%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は254円でほぼ膠着状態。直近1ヶ月・1年間で変動は限定的だが、1年間では53.94%上昇。52週高値(257円)に張り付き、年初来高値圏で推移。RSIは0と極端な売られ過ぎを示すが、実際には売買が薄く、出来高はまちまち。株価は25日・75日線を上回り、上昇トレンド継続中。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 52/100)

PER 15.11倍は業界平均17.3倍を下回り、PBR 1.7倍は平均1.8倍とほぼ同水準。ROE 11.8%は平均水準を上回り、資本効率は良好。配当利回り1.18%は平均3.09%を大きく下回り、株主還元は控えめ。直近の営業収益は拡大基調だが、利益は2025/3期に減少しており回復途上。バリュエーションは割安圏内だが、配当の低さがマイナス要因で、総合的にはほぼ妥当と判断した。

指標この会社業種平均
PER (実績)15.1倍17.4倍
PBR1.70倍1.81倍
ROE11.8%12.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

保証事業は経済環境の影響を受けやすく、信用リスク管理が投資論点の中心。強気派は、売上高の増加と自己資本比率の高さを評価し、今後の収益回復を期待する。弱気派は、保険金支払いの増加による収益悪化と、個人消費の低迷による貸出環境の悪化を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 売上拡大

    売上高は過去3期連続で増加しており、事業は成長している。

  • 財務の健全性

    自己資本比率が高く、財務基盤は安定している。

  • 株価上昇

    過去1年で株価が約53%上昇し、市場の期待を反映。

  • 売上高2年連続2桁増、48億→62億円通年影響

    売上高は2024/3期48億円から2026/3期62億円へ約29%増加し、増収基調が明確。

  • 営業利益率が1.85%→4.84%へ急改善通年影響

    2026/3期営業利益3億円は前期の3倍で、営業利益率4.84%まで改善。

  • 純利益が1億円から3億円にV字回復通年影響

    2025/3期の純利益1億円から2026/3期は3億円へ2億円増加。

  • 予想PER15倍は成長率対比で割安不定影響

    売上高2年で約29%増に対し、予想PER15.1倍と成長率ほど高くない。

マイナスに働く材料7
  • 収益悪化

    2025年3月期は保険金支払い増で減益となり、収益性が低下。

  • 与信リスク

    景気悪化時には貸倒れが増加し、保証債務負担が拡大する。

  • 競争激化

    保証料率の低下など競争環境が厳しさを増す。

  • 2025/3期に純利益75%減の実績通年影響

    純利益は2024/3期4億円→2025/3期1億円と75%減少し、収益変動の大きさを示す。

  • 時価総額46億円の小型株で流動性低い継続影響

    時価総額46億円と小型で、売買代金が細く、株価が需給で振れやすい。

  • 外国人保有2.6%と低く機関需要乏しい継続影響

    外国人保有比率2.6%と低く、グローバル資金の選好から外れやすい。

  • 1年で株価53%上昇、反動警戒不定影響

    過去1年株価は+53.01%と上昇し、利益成長に比べて先回りした面がある。

次の決算で確かめる点
保険金支払額
信用リスクの発生状況を示し、収益に直結する。
保証債務残高
将来のリスク量を把握するため。
営業利益率
収益性の回復度合いを見るため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり3で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.18%。

年間配当
¥3
1株あたり
配当利回り
1.18%
いまの株価に対して
配当性向
58.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月429.9
2018年3月2−45.537.1
2019年3月20.017.2
2020年3月20.012.0
2021年3月350.010.0
2022年3月30.013.5
2023年3月30.011.4
2024年3月30.014.0
2025年3月30.058.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥3

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ3,063人。区分でいちばん多いのは個人・その他53.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が42.5%を占め、残る57.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他46.050.750.350.752.753.2
事業法人41.041.041.841.641.742.5
自己株式0.00.00.03.43.43.4
外国法人8.21.22.63.52.42.4
証券会社3.93.21.31.31.91.7
外国人個人0.00.00.10.10.10.2
金融機関0.93.93.92.81.20.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01アイフル株式会社35.65
02雨坂 甲10.50
03小川 秀男3.03
04高橋 誠一2.58
05正岡 重信2.28
06AGキャピタル株式会社2.10
07政岡土地株式会社1.72
08上田八木短資株式会社1.60
09吉永 和仁1.28
10谷村 豊1.20

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近10
  • 2026-08-06
    雨坂 甲(相続人代表[雨坂 美奈子])
    変更報告
    0.00%
    -8.93pt
  • 2026-07-16
    雨坂 美奈子
    変更報告
    5.25%
  • 2026-07-16
    雨坂 甲(相続人代表[雨坂 美奈子])
    変更報告
    8.93%
    -2.21pt
  • 2026-07-16
    雨坂 甲(相続人代表[雨坂 美奈子])
    変更報告
    0.00%
    -8.93pt
  • 2026-07-09
    アイフル株式会社
    新規の大量保有報告
    35.65%
  • 2026-07-09
    アイフル株式会社
    新規の大量保有報告
    0.00%
    -35.65pt
  • 2026-07-03
    雨坂 美奈子
    新規の大量保有報告
    5.25%
  • 2026-07-02
    雨坂 甲(相続人代表[雨坂 美奈子])
    新規の大量保有報告
    8.93%
    -2.21pt
  • 2026-07-02
    雨坂 甲(相続人代表[雨坂 美奈子])
    新規の大量保有報告
    0.00%
    -8.93pt
  • 2026-05-19
    アイフル株式会社
    新規の大量保有報告
    35.65%
    -1.21pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−100%、1株純資産は14期で−100%。直近期のROEは11.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月4,47251,8289.0
2014年3月15963824.4
2015年3月3024313.4
2016年3月149815.020.8
2017年3月1210711.953.029.9
2018年3月51114.960.937.1
2019年3月1212010.123.117.2
2020年3月1713513.014.612.0
2021年3月3016320.213.210.0
2022年3月229725.513.313.5
2023年3月2612024.29.911.4
2024年3月2113416.712.014.0
2025年3月51363.829.358.2
2026年3月1715011.811.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額87百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
伊藤義英代表取締役社長534,872
関原昌浩常務取締役636,469
中嶋明取締役581,092
堂本顕孝取締役(非常勤)54
大川馨一郎取締役(非常勤)61
市川順也取締役(監査等委員)532,365
村上寛取締役(監査等委員)56
岩下悦男取締役(監査等委員)66
赤羽根茂48

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4696917
取締役(社内)1999
社外取締役2995

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,806字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社は、「人として社会に感謝し、地域社会の発展に挑む」という企業理念を掲げ、賃貸借契約における家賃債務の人的保証すなわち連帯保証人制度を法人として引き受ける機関保証会社として、家賃債務の保証事業を展開しております。 当社は、「ライフあんしんプラス」や「あんしんプラス」などの保証商品の販売を中心に事業を展開しており、身内の方を連帯保証人にすることで本来協力しあう関係にある賃借人と連帯保証人との不和の原因となり得る現状の抑制に向け、業容の拡大に取り組んでおります。これは、連帯保証人制度に代わる住環境のインフラの一端として、賃借人や連帯保証人の便益を向上させ、且つ、賃借人と賃貸人との間で起きるトラブルを抑制するセーフティネットとなることで、不動産賃貸業界の活性化の一助となることを目的としております。 当社は、入居者(賃借人)が家賃を支払う前に当社が不動産管理会社(賃貸人を含む)へ全額立替払いを行う「事前立替型」保証商品を提供する家賃保証会社であります。この「事前立替型」保証商品は、家賃債務保証業界において主流である家賃の滞納が発生した場合に初めて代位弁済を行う「滞納報告型」保証商品の弱点である「不動産管理会社(賃貸人を含む)の家賃管理事務の煩雑さ」と「不動産管理会社(賃貸人を含む)に対する入居者(賃借人)の賃料滞納時の未回収リスク」を排除した家賃債務保証商品となります。 「事前立替型」保証商品は当社が家賃債務保証業界において先駆的に販売を開始した商品となります。そのラインナップは、クレジットカード事業者(ライフカード株式会社、※1、以下略称:ライフカード)との業務提携に依る商品である「ライフあんしんプラス」および信用情報機関(株式会社シー・アイ・シー、※2、以下略称:CIC)への加盟により適切な与信機能を確保し、保証実行リスクを抑えた当社が立替を行う商品である「あんしんプラス」があります。なお、「事前立替型」保証商品を運用する仕組みについて、当社は2008年7月にビジネスモデル特許(特許第4150659号)を取得しております。 ※1 ライフカード株式会社は、当社のその他の関係会社であるアイフル株式会社の連結子会社であります。 ※2 株式会社シー・アイ・シーは、割賦販売法及び貸金業法に基づく指定信用情報機関であります。割賦販売や消費者ローン等のクレジット事業を営む企業は法律上、取引顧客への融資状況や返済状況などを報告することが義務付けられております。同様に貸付に際しても、累積された上記情報を参照し、与信を実施しております。同機関へは割賦販売や消費者ローン等のクレジット事業を営む企業以外でも加盟することが可能となっておりますが、加盟企業は信用力・資金力の保有・コンプライアンスの浸透等、一定の条件をクリアする必要があります。 事業の系統図は、次のとおりであります。 注)当社が提供する保証商品は主に事前立替型商品となりますが、滞納報告型商品もあります。 事前立替型商品とは入居者(賃借人)の支払より前に保証会社(当社)又はその委託を受けた者(ライフカード)が不動産管理会社(賃貸人を含む)へ賃料等を前払で立替を行う商品をいいます。滞納報告型商品とは賃料等の集金を不動産管理会社(賃貸人を含む)が行い、滞納があった場合に保証会社(当社)より不動産管理会社(賃貸人を含む)へ代位弁済を行う商品をいいます。 (1) 「ライフあんしんプラス」(事前立替型保証商品) 入居者(賃借人)が支払うべき家賃等について、入居者(賃借人)の家賃等を支払期日より前に、クレジットカード事業者(ライフカード)が不動産管理会社(賃貸人を含む)へ立替を行い、家賃等債務の保証を実施するサービスであります。本商品はクレジットカード事業者(ライフカード)との業務提携により実現している商品であります。当社が他社に先駆けて販売したことから家賃債務保証業界全体としては類似モデルを導入している会社が少ないビジネスモデルとなります。 入居者(賃借人)から保証契約時、保証契約更新時及び毎月の家賃等の引落時に、それぞれ初回保証料、更新保証料及び月額保証料を受領し、これらが当社の収益となります。フィー型のビジネスモデルであることから安定した収益基盤の構築が可能となっております。 当社は、不動産管理会社(賃貸人を含む)が入居者(賃借人)の家賃等の滞納によって、自己資金の持ち出しや滞納債権を抱えるリスクを排除し、不動産管理会社(賃貸人を含む)に対して滞納家賃等債務の保証を退去時まで行うサービスの提供を実施しております。 入居者(賃借人)の家賃等の未滞納者及び1ヶ月目から3ヶ月目までの滞納者はライフカードが家賃と月額保証料等を入居者(賃借人)の登録口座から引落を行います。家賃等の滞納が4ヶ月目に当社がライフカードに対して家賃等滞納債権の代位弁済を行います。家賃等の滞納が4ヶ月目以降(代位弁済実行後)の滞納者はライフカードに代わって当社が入居者(賃借人)に対して家賃と月額保証料等の請求を行います。 本サービスの概念図は、次のとおりであります。 未滞納者及び滞納1ヶ月目から3ヶ月目までの滞納者 滞納4ヶ月目以降(ライフカードへの代位弁済実行後)の滞納者 (2) 「あんしんプラス」(事前立替型保証商品) 「ライフあんしんプラス」がクレジットカード事業者による家賃等の立替を行うサービスであることに対して、「あんしんプラス」は当社が家賃等の立替を行うサービスとなります。入居者(賃借人)が支払うべき家賃等について、入居者(賃借人)の家賃等を支払期日より前に当社が不動産管理会社(賃貸人を含む)へ立替を行い、家賃等債務の保証を実施するサービスであります。 入居者(賃借人)から保証契約時、保証契約更新時及び毎月の家賃等の引落時に、それぞれ初回保証料、更新保証料及び月額保証料を受領し、これらが当社の収益となります。フィー型のビジネスモデルであることから安定した収益基盤の構築が可能となっております。 また、当社は入居者(賃借人)から家賃等の支払を受けるため、入居者(賃貸人)の滞納賃料等の一部について未回収金が発生する場合があります。家賃等の未回収リスクをヘッジするためには、高い審査能力を保有している必要があります。当社は信用情報機関CICに加盟していることから申込者の支払能力を正確に把握し、当社独自の審査を行っております。 本サービスの概念図は、次のとおりであります。 (3) その他商品(滞納報告型商品) 入居者(賃借人)による家賃等の滞納が発生した場合に不動産管理会社(賃貸人を含む)より、滞納の報告(代位弁済の請求)を受け、滞納家賃等の代位弁済を行うサービスであります。
経営方針・対処すべき課題2,086字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において、当社が判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は、「人として社会に感謝し、地域社会の発展に挑む」という企業理念を掲げ、賃貸借契約における家賃債務の人的保証すなわち連帯保証人制度を法人として引き受ける機関保証会社として、家賃債務の保証事業を展開しております。 (2)目標とする経営指標 当社は家賃保証事業を継続し拡大していくことが「機関保証の普及の実現」ならびに企業価値の向上につながると捉えており、目標とする経営指標を保証債務残高及び保証債務件数として、経営指標の向上に努めております。 (3)経営環境 令和7年度の新設住宅着工戸数は、前年度比12.9%の減少となり、前年の増加から再び減少へ転じました。貸家着工件数についても前年度比13.5%の減少となりました(※1)。一方で、家賃債務保証に対する社会的認知と理解は引き続き進展しており、当社は、クレジットカード提携商品の拡販及び保証会社払いの提携サービス充実等により、加盟店契約数、保証件数及び保証残高の拡大に取り組んでおります。 住宅市場は、その性質上、急激な拡大や縮小が生じにくく、主に人口動態や社会構造の変化といった需要側の要因に影響を受けやすい特徴を有しています。近年では、核家族化の進行、未婚率の上昇、少子高齢化などを背景に、家賃債務保証に対する社会的認知と理解が着実に進展しており、新規賃貸借契約における機関保証(家賃債務保証会社のサービス)への加入は、現在ではおおむね9割を超える水準に達しています(※2)。 さらに、2020年4月に施行された改正民法(債権法改正)により、個人保証契約における極度額の明示義務化や、原状回復義務の明文化などが導入され、賃貸契約におけるリスク管理のあり方が大きく見直されました。これにより、個人保証制度に依存しない機関保証のニーズは一段と高まりを見せております。 また、近年では、公営住宅においても、連帯保証人の確保が困難な入居希望者への対応策として、機関保証制度の導入を検討あるいは実施する自治体が増加しています。これにより、家賃債務保証サービスの対象範囲は、従来の民間賃貸住宅市場にとどまらず、公的住宅分野にも広がりを見せている状況です。 ※1 国土交通省総合政策局情報政策課建設経済統計調査室発表:建築着工統計調査報告 令和7年度計より ※2 公益財団法人日本賃貸住宅管理協会 市場データ(日管協短観)より (4)中長期的な会社の経営戦略 当社はこれまで家主が物件の管理を企業へ委託する、所謂管理物件を主たる市場としておりましたが、家主自身で物件を管理する一般物件市場の開拓を推進しております。当社は、より付加価値の高い保証スキームとしてクレジットカードポイントを付与できる信販会社との提携商品、家主への滞納が発生しない事前立替による保証、指定信用情報機関CICを用いた一定の承認率を保持しつつもデフォルトリスクを抑える与信精度などを競争上の強みとし、市場開拓を進めております。また、新たなクレジットカード会社との提携商品の販売や指定信用情報機関JICCを用いた滞納報告型商品の販売強化に加え、家賃債務の保証事業を基幹ビジネスとしながら、これらのノウハウや優位性を活かし未だ機関保証が進出していない分野へ進出することで、事業の多様性と収益の分散化を図ることを中長期的な戦略としております。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社は連帯保証人制度に代わる機関保証の普及を実現するというミッションを推進していくために、以下の施策を対処すべき課題として取り組んでまいります。 ① 営業について 既存のクレジットカード会社提携商品の販売強化に注力するとともに、利益率水準の維持、加盟店の新規開拓、既存取引先の利用促進を行い、収益拡大を図ってまいります。また、新たなクレジットカード提携商品の販売強化に向けて営業人員を増強し、営業展開を図ってまいります。 ② 債権管理について 求償債権比率の抑制を図るため、現状の回収方法・手法の見直し、弁護士をはじめとする外部委託業者の活用や回収業務支援システムの有効活用等により、回収体制の強化に努めてまいります。 ③ DX推進について 家賃債務保証サービスの申込・契約の電子化対応機能の拡充、利用促進に努め、不動産管理業界や社内の業務オペレーション効率化、コスト削減を図ってまいります。 ④ 人材の確保と育成について 人材の確保に向けて既存の採用手法の見直しを実施し、従業員の定着率向上を実現するべく、中長期の視点で人材育成を図り、就業環境・公正な人事評価の整備、体制強化に努めてまいります。 ⑤ 内部統制について 社会から信用・信頼され持続可能な企業活動を実現するべく、社内規程の再整備、更なるガバナンス強化に向けた内部監査手法の再構築やリスクマネジメントの強化を図ってまいります。
事業等のリスク4,184字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要リスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1) 不動産市況の動向について 不動産賃貸市場における賃貸不動産の件数は堅調に増加傾向を示しておりますが、今後さらに高齢化が進み、主に転居を伴う経済活動を行う10代から40代の人口の絶対数が減少するなどの情勢の変化によっては、不動産賃貸市場が低迷することも考えられ、その場合には当社の事業継続に大きな影響を与える可能性があります。 (2) 資金調達及び金利の動向について 当社取扱商品の中で「ライフあんしんプラス」は営業収益の約4割を占める主力商品であります。「ライフあんしんプラス」では、ライフカード株式会社の資金を用いて家賃等の立替を行っていることから、現状は当社が独自に資金調達を行っておりません。よって、ライフカード株式会社との業務提携が何らかの事情により破棄された場合、ライフカード株式会社が負担していた自己資金部分の資金調達を当社が独自で行うあるいは別の提携先を確保する必要があります。また、「あんしんプラス」においては、当社の自己資金及び借入を用いたビジネスモデルとなっているため、今後事業規模がさらに拡大して資金を調達して事業を継続する場合、金利負担の増加により現行の価格設定を見直すことで競争力が低下する可能性があります。また、価格を据え置いた場合、コストの値上がりによる収益の減少が懸念されます。これらの場合、当社の経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 競合について 当社は、家賃等を賃借人の支払期日より前に立替払いするビジネスモデルを提供しております。また、家賃債務の保証事業としてCIC・JICCに加盟し、両社が保有する信用情報(クレジット情報)を活用したスコアリングと顧客属性を基にした定量・定性的な与信機能を設けていることから、競合他社と比べ優位性があります。今後、資本力のある銀行やクレジットカード事業者が当社と同様のビジネスモデルを構築する場合、当社と競合する可能性があります。当社としては、不動産賃貸業界の大手団体や大手フランチャイズ・チェーンなどの囲い込みを行い、先行者利得を最大限確保するように努めますが、環境の変化により、当社の経営成績に影響を与える可能性があります。 (4) 多額の偶発債務の発生可能性について 家賃債務の保証事業は、入居者(賃借人)の家賃債務に関する連帯保証を入居者(賃借人)の委託をもとに引き受ける事業であり、入居者(賃借人)による家賃等の滞納があれば当社がクレジットカード事業者(ライフカード株式会社)や不動産管理会社(賃貸人を含む)に対して代位弁済を行う必要があります。このような偶発債務が、経済環境の予想し難い激変等何らかの理由により上昇するような場合、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (5) 求償債権の回収不能リスクについて 当社の家賃債務の保証事業における保証商品においては、当社が入居者(賃借人)の家賃等債務に対する連帯保証人となっております。当社又はクレジットカード事業者が不動産管理会社(賃貸人を含む)に行った家賃等の立替について入居者(賃借人)の家賃等の支払に遅延・滞納が起きた場合に、当社がクレジットカード事業者や不動産管理会社(賃貸人を含む)に代位弁済を行います。これにより、当社は保証契約に基づく求償債権又は保証委託契約に基づく求償債権を取得することになりますが、これら債権を全額回収できるとは限らず、入居者(賃借人)の滞納家賃等の一部について未回収金が発生する場合があります。 当社は、このリスクに対して適切な与信を実施することと、過去実績の分析から適切と想定される保証料金体系を設定することで、未回収リスクを最大限ヘッジしております。しかしながら、実際の貸倒損失が当社の予測する範囲を上回った場合、現時点の貸倒引当金が不十分となる可能性があります。また、当社が貸倒引当金を設定する基準を改訂した場合、又はその他の要因により予想以上に悪影響を受けた場合、当社は追加の貸倒引当金の計上を必要とする可能性があるほか、未回収金が当社の想定を大きく上回った場合、キャッシュ・フローが悪化し、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (6) 個人情報保護について 当社における家賃債務保証事業は、多数の個人情報を扱っております。当社としては、個人情報へのアクセス権限の設定や、外部記憶媒体の利用制限等の徹底管理など、内部の情報管理体制の徹底により個人情報の保護に注力しておりますが、不測の事態により個人情報が流出した場合、当社の経営成績に影響を与える可能性があります。 (7) 重要な提携先について 「ライフあんしんプラス」商品において、業務スキームの重要部分である賃料等の立替機能及び未回収金の初期回収をライフカード株式会社へ委託しております。ライフカード株式会社との契約は、2008年12月19日より家賃保証商品の取扱にかかわる業務提携契約及び包括債務保証契約を締結しており、契約期間は満1ヵ年とし、別段の意思表示をしない場合は同一条件にて自動更新されるものとしております。双方次のいずれかに該当した場合、契約解除事由と定めております。①債務不履行で相手方が相当の期間を定めて催告したにもかかわらず、なお債務不履行その他の違反が是正されない場合、②差押、仮差押、仮処分、強制執行または競売の申し立て、もしくは滞納処分を受け、本契約の義務履行に重大な悪影響を及ぼす場合、③手形・小切手が不渡りになった場合、④支払停止、破産、民事再生手続開始、会社更生手続開始、清算もしくは特別清算開始の申し立てがあった場合、⑤いずれかの会社が消滅会社となる合併、解散もしくは営業の全部を第三者に譲渡した場合としております。また、「あんしんプラス」商品において、賃借人に対する与信機能をCICへ加盟することで強化しております。クレジットカード事業者や信用情報機関との提携は当社の事業を継続する上で必要不可欠な提携であり、通常想定し難い事情等により提携が解消となった場合、当社の事業継続に影響を与える可能性があります。 なお、ライフカード株式会社と当社との取引は以下のとおりです。 当事業年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 種類   会社等の名称 又は氏名   所在地   資本金又 は出資金 (千円)   事業の内容 又は職業   議決権等 の所有 (被所有) 割合(%)   関連当事者 との関係   取引の内容   取引金額 (千円)   科目   期末残高 (千円) その他の関係会社の子会社   ライフカード㈱   横浜市 青葉区   100,000   信販事業 信用保証事業   ―   業務提携契約   業務の提携 (注)1   735,489   ―   ― 債務の保証   包括債務保証契約 (注)2   598,008   ―   ― 代位弁済   包括債務保証契約 (注)2   603,178   ―   ― 立替家賃の回収委託   立替家賃の回収   274,504   収納代行立替金   21,996 取引条件及び取引条件の決定方針 (注)1.ライフカード株式会社との業務提携契約にかかる受取保証料は、市場価格を勘案して価格交渉の上、決定しております。 2.ライフカード株式会社による債務保証(賃借人の一定期間の未収家賃等に対するもの)について再保証及び代位弁済を行っております。 (8) 賃借人等との間で起こりうる訴訟について 家賃債務の保証事業においては、滞納家賃等の返済ができないにもかかわらず、対象物件の明渡意思がない若しくは金銭的な面から明渡不可能な賃借人等の対応として、月額賃料等に係る保証債務の発生に関する解決(退去)が困難な場合、これらの解決を図るため、明渡訴訟を提起することもあり、当該訴訟費用も保証範囲となります。この訴訟の件数の増加、必要となる費用の内容若しくは訴訟結果によっては、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 不動産管理会社(賃貸人を含む)との間で起こりうる訴訟について 家賃債務の保証事業においては、当社が保証を受託した原契約である賃貸借契約の対象不動産の使用などを巡って、賃貸人が賃借人に対して訴訟を提起する場合があります。この場合、連帯保証人である当社も、保証範囲の債務履行請求訴訟においては、賃借人と同列の立場として被告となる可能性があることから、当該訴訟の件数、内容若しくは結果によっては、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 法的規制について 現段階では家賃債務の保証を営む事業者に対する直接的な法規制はありませんが、今後不動産賃貸業界全般に大きな影響を及ぼすような法的規制が新たに設けられた場合には、当社の事業に影響を与える可能性があります。 (11) システムリスクについて 当社は業務をシステム化しており、システムの安定運用に依拠して審査、保証契約等の管理、債権管理、その他各種運用及びお客様の個人情報の記録・保存・管理等を行っております。コンピューター及びネットワーク機器・回線障害または誤作動、システムプログラムの障害等により、正常な業務運営が妨げられることがないように、バックアッププランを含めた緊急時の体制を整えております。また、システム全般に適切なセキュリティー対策を講じております。 しかしながら、事故、火災、自然災害、停電、人為的ミス、ソフトウエアの不具合及び外部からのサイバー攻撃等により、システムの安定的な運用が困難となった場合、当社の事業活動に支障が生じることによって、当社の経営成績や財務状況に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,491字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当事業年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善の下で緩やかに回復を続ける一方で、通商政策をはじめとするアメリカの政策変動や中東情勢による影響が景気を下押しするリスクとなりました。 賃貸住宅市場におきましては、令和7年度の新設住宅着工戸数が前年度比12.9%の減少となり前年の増加から再び減少となる中、貸家着工件数についても前年度比13.5%の減少に転じました。(国土交通省総合政策局情報政策課建設経済統計調査室発表:建築着工統計調査報告 令和7年度計) このような事業環境のもと、当社は、連帯保証人制度に代わる機関保証の普及を実現するというミッションを推進していくために、新たな企業価値創造に向けてより一層の挑戦を続け、以下の取り組みを実施してまいりました。 営業活動につきましては、加盟店の新規開拓、既存加盟店へのサポート体制強化、クレジットカード提携商品の拡販や保証会社払いの提携サービス充実に努めてまいりました。その結果、前年に引き続き加盟店契約数、保証件数及び保証残高は堅調に増加いたしました。営業費用においては、加盟店へ支払う集金代行手数料の増加や貸倒関連費用が増加いたしましたが、恒常的に発生する費用の見直しや法的回収への円滑な移行を始めとする回収業務の効率化に取り組んでまいりました。 この結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は、以下のとおりとなりました。 (a)財政状態 当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ1,946,314千円増加し、14,803,736千円となりました。 当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ1,706,755千円増加し、12,202,750千円となりました。 当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ239,559千円増加し、2,600,985千円となりました。 (b)経営成績 当事業年度の経営成績は、営業収益6,162,390千円(前年同期比14.6%増)と、増収となりました。また、利益につきましては、営業利益258,997千円(前年同期比344.9%増)、経常利益415,342千円(前年同期比138.9%増)、税引前当期純利益403,905千円(前年同期比198.0%増)、当期純利益291,952千円(前年同期比225.9%増)となりました。 当社の事業セグメントは、家賃債務保証事業の単一セグメントでありますので、セグメント別の記載を省略しております。 ② キャッシュ・フローの状況 当事業年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、910,462千円と前年同期と比べ18,852千円(2.0%)の減少となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は、以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における営業活動の結果、減少した資金は61,138千円(前年同期は243,150千円の支出)であります。この主な増加要因は、税引前当期純利益403,905千円、契約負債の増加額310,852千円及び収納代行預り金の増加額1,167,800千円等であり、主な減少要因は、収納代行立替金の増加額1,575,133千円、求償債権の増加額478,575千円及び法人税等の支払額202,092千円等であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における投資活動の結果、減少した資金は55,533千円(前年同期は86,853千円の支出)となりました。主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出3,812千円及び無形固定資産の取得による支出49,785千円等であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における財務活動の結果、増加した資金は97,819千円(前年同期は47,769千円の収入)となりました。この増減要因は、短期借入金の増加による収入150,000千円の他、配当金の支払額52,168千円等であります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 (a) 生産実績及び受注実績 当社の事業内容は、提供するサービスの性格上、生産実績及び受注実績の記載になじまないため、当該記載は省略しております。 (b) 販売実績 当事業年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) 家賃債務保証事業   6,162,390   14.6 (注) 1.当社は、家賃債務保証事業の単一セグメントであります。 2.主な相手先の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前事業年度   当事業年度 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) ライフカード株式会社   746,901   13.9   735,489   11.9 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 ① 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (a)財政状態の分析 (資産) 当事業年度末における資産につきましては、前事業年度末に比べ1,946,314千円増加の14,803,736千円(前事業年度末比15.1%増)となりました。増加の主な要因は、現金及び預金が18,852千円減少したこと及び営業未収入金が23,075千円減少したことのほか、貸倒引当金が174,239千円増加したものの、求償債権が478,575千円増加したこと及び収納代行立替金が1,575,133千円増加したこと等によるものであります。 (負債) 負債につきましては、前事業年度末に比べ1,706,755千円増加の12,202,750千円(前事業年度末比16.3%増)となりました。増加の主な要因は、短期借入金が150,000千円増加したこと、収納代行預り金が1,167,800千円増加したこと及び契約負債が310,852千円増加したこと等によるものであります。 (純資産) 純資産につきましては、前事業年度末に比べ239,559千円増加の2,600,985千円(前事業年度末比10.1%増)となりました。増減の主な要因は、剰余金の配当52,114千円によるもののほか、当期純利益291,952千円を計上したこと等によります。 (b)経営成績の分析 (営業収益) 当期における営業収益は、保証債務残高及び新規保証件数が伸びたことにより、6,162,390千円(前期比14.6%増)となりました。 (営業利益) 当期における営業費用は、5,903,392千円(前期比11.0%増)となりました。支払手数料が234,453千円増加(前期比12.3%増)、貸倒引当金繰入額が53,463千円増加(前期比6.0%増)したこと等によります。その結果、営業利益は258,997千円(前期比344.9%増)となりました。 (経常利益) 当期における営業外収益は、受取遅延損害金が30,762千円増加(前期比31.1%増)、償却債権取立益が28,179千円増加(前期比68.3%増)したこと等により、合計で206,928千円(前期比39.9%増)となりました。営業外費用は、支払利息が18,994千円増加(前期比60.3%増)したこと等により、合計で50,584千円(前期比56.7%増)となりました。その結果、経常利益は415,342千円(前期比138.9%増)となりました。 (税引前当期純利益) 当期における特別損失は、減損損失が11,437千円増加(前期比―%増)したものの、固定資産除却損が38,307千円減少(前期比―%減)したことにより、合計で11,437千円(前期比70.1%減)となりました。その結果、税引前当期純利益は403,905千円(前期比198.0%増)となりました。 (当期純利益) 当期においては、法人税、住民税及び事業税240,302千円(前期比8.4%増)を計上し、法人税等調整額△128,349千円(前期比26.9%減)を計上した結果、当期純利益は291,952千円(前期比225.9%増)となりました。 (c)キャッシュ・フローの分析 当事業年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社の資本の財源及び資金の流動性については、次のとおりです。 当社の短期運転資金は、クレジットカード事業者への代位弁済金、不動産管理会社(賃貸人を含む)への立替金が主な使途であり、保証債務残高の増加に伴い資金需要額も増加いたします。資金の調達方法は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としております。また、無形固定資産の取得は主にWEBの開発に伴うものであり、財源としては内部留保による資金をあてております。 ② 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(2)目標とする経営指標」に記載のとおり、保証債務残高及び保証債務件数を経営指標としており、対前期末と比して堅調に推移しました。 指標   2025年3月期 (実績)   2026年3月期 (実績)   2026年3月期 (前期実績比) 保証債務残高(月額)   20,269百万円   22,194百万円   109.5% 保証債務件数   356千件   380千件   106.8% ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 財務諸表等 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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