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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

LIFULL

LIFULL Co.,Ltd.2120 · Prime · サービス業

不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」を中核に、住まいとその周辺領域の情報サービスを提供。

概要

LIFULLは、不動産情報サイト「LIFULL HOME'S」を中核事業とする情報サービス企業である。1997年に株式会社ネクストとして創業し、2006年に東証マザーズ上場、現在はプライム市場に上場する。2025年9月期の連結売上収益は281億円、営業利益38億円。従業員918名。楽天グループ株式会社が18.57%を出資する持分法適用関連会社でもある。近年は介護・地方創生事業にも進出する一方、海外事業は2025年に非継続とし、国内の不動産情報サービスへ経営資源を集中させている。

HOME'S関連事業が売上の9割を占める収益構造

LIFULLの報告セグメントは2025年9月期より「HOME'S関連事業」の単一セグメントとなった。同事業は不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」と不動産投資情報サイト「健美家」、およびそれらの関連事業で構成される。2025年9月期の売上収益は255億38百万円で、全社売上281億27百万円の約90.8%を占める。セグメント利益は43億22百万円と前期比61.7%増加した。収益の大半は不動産会社からの掲載料や集客支援サービスによるもので、ユーザーには無料で物件情報を提供する両面市場モデルをとる。同セグメントの成長要因として、AI技術を活用した検索体験の向上やクライアントネットワークの拡大が挙げられる。

介護・地方創生など住まいの周辺領域へ展開

「その他」セグメントは老人ホーム・介護施設検索サイト「LIFULL 介護」と地方創生事業等からなる。2025年9月期の売上収益は25億96百万円(前期比13.5%増)だが、セグメント損失は3億61百万円と依然赤字が続く。当期には宿泊施設運営ノウハウ獲得のためRakuten STAY VILLA4物件の信託受益権を取得し、2024年12月から売上に寄与した。また、子会社LIFULL seniorの収益性改善や地方創生事業の見直しにより損失幅は前期の4億21百万円から縮小した。同事業は住まいのライフステージに応じた情報提供を目指し、不動産ポータルとのシナジーを模索している。

楽天グループとの資本関係とグループ連携

楽天グループ株式会社はLIFULL株式の18.57%を保有し、LIFULLは同社の持分法適用関連会社である。この資本関係は2002年1月の資本提携に端を発する。LIFULLは楽天グループのeコマースや金融サービスとの直接的な事業統合は行われていないが、両社の間には緩やかな連携関係がある。沿革上、楽天グループとの提携は事業拡大期の資金調達や信用力向上に寄与したとみられる。2025年9月期時点でも楽天グループは筆頭株主であり、LIFULLの独立性を保ちつつグループの一翼を担う。

海外事業の拡大と撤退の経緯

LIFULLは2014年以降、海外事業を積極的に拡大した。2014年11月にスペインのアグリゲーションサイト運営会社Trovit Search, S.L.を、2019年1月には世界最大級のアグリゲーションサイト運営会社Mitula Group Limitedを完全子会社化。これらを統括する持株会社LIFULL CONNECT, S.L.をスペインに設立し、グローバルな不動産情報ネットワークの構築を目指した。しかし、収益性の悪化から2024年11月にリストラクチャリングを決定。2025年1月に同社の全株式をCONNECT NEXT PTE. LTD.に現物出資し、海外事業を非継続事業に分類した。これにより連結損益計算書上、過去の海外事業実績も組替表示されている。

業界の中での役割は不動産・住宅情報プラットフォーマーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
281億円
営業利益
38億円
営業利益率
13.5%
純利益
53億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01不動産・住宅主力

不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」と不動産投資情報サイト「健美家」を運営。ユーザーに物件情報を、不動産会社に集客支援を提供するプラットフォームビジネス。

主な製品・サービス2
LIFULL HOME'S
賃貸・売買物件を検索できる総合不動産ポータルサイト。
健美家
不動産投資用の収益物件情報を掲載する専門サイト。

02介護・地方創生その他

老人ホーム・介護施設検索サイト「LIFULL 介護」の運営や、地方創生事業(移住支援等)を展開。住まいの周辺領域をカバー。

主な製品・サービス1
LIFULL 介護
高齢者向け住宅・介護施設を検索・比較できる情報サイト。

製品と技術

「LIFULL HOME'S」―賃貸・売買物件を横断検索する不動産ポータル

「LIFULL HOME'S」はLIFULLの主力サービスであり、賃貸物件・売買物件の情報をユーザーが無料で検索・比較できる総合不動産ポータルサイトである。不動産会社から物件データの掲載料や集客支援の対価を得るビジネスモデルで、日本国内で最大級の物件データベースを有する。同サイトはAI技術を活用したレコメンド機能や、成約確度の高い送客システムを導入。2025年9月期にはトラフィックや問合せ数が前期比で増加し、売上収益255億円の大部分を稼ぎ出した。UX・UIの改修を継続し、ユーザー体験の向上に注力している。

「健美家」―不動産投資家向け収益物件情報サイト

「健美家」は不動産投資用の収益物件(アパート・マンション・一戸建て等)に特化した情報サイトである。2020年7月に健美家株式会社を完全子会社化し、LIFULLのグループに加わった。投資家向けに物件の価格・利回り・地域情報を提供し、物件の売買や運用のサポートを行う。同事業はHOME'S関連事業の一部として、不動産投資市場の活性化に寄与している。2025年9月期において、HOME'S関連事業全体の成長に貢献し、AI技術を活用した物件評価の可視化なども進められている。

「LIFULL 介護」と地方創生事業による周辺領域への拡張

「LIFULL 介護」は高齢者向け住宅や介護施設の検索・比較ができる情報サイトで、2015年7月に分社化した株式会社LIFULL seniorが運営する。利用者は施設の空き状況や費用をオンラインで確認できる。地方創生事業では、移住支援や地域活性化の情報提供を行い、自治体と連携したプロジェクトも手掛ける。2025年9月期には宿泊施設運営(Rakuten STAY VILLA物件)にも参入し、収益源を多様化した。これらの事業は単体では赤字だが、住まいのライフサイクル全体をカバーする戦略の一環として位置づけられている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

人材サービスで中堅、収益性改善進む

当社は人材サービス(求人広告・人材紹介)を手掛け、2024/9期売上高263億円、営業利益率11.41%と収益性が高い。2023/9期の364億円から売上減少しているが、2025/9期は281億円と回復見込み。同業のジンジブやイシンと比較して、当社は総合人材サービスとしての規模とブランドを持つ。営業利益率も13.52%(2025/9期予想)と改善傾向。内需依存だが、労働市場の需給に影響を受けやすい。

強み

  • 営業利益率11~13%と業界平均を上回る収益力を確保。
  • 求人広告・紹介・派遣など幅広いサービスを提供。
  • LIFULLの名称で一定程度の認知を得ており、顧客獲得に有利。
  • 2024/9期の減少から2025/9期は増収見込みで、事業が持ち直し。

課題

  • 人材市場の需給変動に業績が左右され、安定性に欠ける。
  • リクルートなど大手との競争激化で、シェア拡大が困難。
  • 売上高が過去ピークに届かず、新規事業の成長が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

住宅・不動産の時価総額近傍。太字がLIFULL

時価総額で並べると、掲載6社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13457And Doホールディングス186億円12.8倍
25535ミガロホールディングス184億円12.3倍
38999グランディハウス175億円17.9倍
45852アーレスティ174億円4.7倍
53963シンクロ・フード101億円36.1倍
62120LIFULL9.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(住宅・不動産)に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

不動産情報無料公開のASPから始まった1997年

1997年3月、神奈川県横浜市で資本金1000万円の株式会社ネクストが設立された。目的は不動産物件情報を無料で閲覧できるサービスの提供。同年4月には不動産・住宅情報サイト『HOME'S』(現「LIFULL HOME'S」)のASPサービスを開始。当時は不動産会社向けにWebサイト構築支援も手掛け、事業基盤を築いた。1999年12月には東京都渋谷区へ移転し、大手不動産会社向けシステム開発事業も開始。2001年7月に本社を中央区新川へ移転するなど、創業期から急成長を遂げた。

楽天との資本提携と2006年の株式上場

2002年1月、事業拡大のため楽天株式会社(現楽天グループ)と資本提携を締結。これにより資金調達力と信用力を高めた。2005年4月に大阪支店、2006年6月に福岡営業所を開設し、全国展開を加速。2006年2月にはISMS認証を取得し、情報セキュリティ体制を整備。同年10月、東京証券取引所マザーズ市場に上場を果たす。上場後も2007年4月に不動産事業者向けCRMサービスの株式会社レンターズを完全子会社化し、事業領域を拡大。2010年3月には東証第一部へ市場変更し、企業規模を拡大させた。

海外M&Aで世界展開を目指した2014年~2019年

2014年11月、スペインでアグリゲーションサイトを運営するTrovit Search, S.L.を完全子会社化。これが海外事業の本格的な始まりとなる。2015年5月には不動産マーケティング事業の株式会社アクセリオン(現株式会社Lifull Marketing Partners)を連結子会社化。2017年1月にはクラウドファンディングプラットフォームの株式会社JGマーケティングを子会社化し、周辺領域へ進出。2019年1月には世界最大級のアグリゲーションサイト運営会社Mitula Group Limitedを完全子会社化し、グローバル展開を加速した。同年11月にはスペインにLIFULL CONNECT, S.L.を設立し、海外事業を統括する体制を整えた。

社名変更と国内事業への集中 2017年~2022年

2017年4月、社名を株式会社LIFULLに変更し、本社を東京都千代田区へ移転。同時にベトナムに開発子会社を設立し、オフショア開発体制を強化した。同年10月にはレンターズを吸収合併し、組織をスリム化。2020年7月には不動産投資情報サイト「健美家」を運営する健美家株式会社を完全子会社化し、投資用物件領域を強化。2022年4月には東京証券取引所プライム市場へ移行し、上場区分を昇格させた。この期間、国内事業の収益基盤を固める一方、海外事業の収益性には課題が残った。

海外事業の非継続化と国内再集中 2023年~2025年

2023年2月、タイの不動産取引プラットフォームFazWaz Thailand Co., Ltd.を子会社化し、東南アジア地域への進出を試みた。同年11月にはマレーシアに開発子会社を設立。しかし、海外事業全体の収益性が悪化したため、2024年11月にリストラクチャリングを決定。2025年1月、LIFULL CONNECT, S.L.の全株式を現物出資し、海外事業を非継続事業に分類した。これに伴い、2025年9月期の連結損益計算書では非継続事業からの損失が切り離され、継続事業はHOME'S関連事業に一本化された。当期の親会社帰属当期利益は53億17百万円と黒字転換した。

年表35件を開く

1990年代

  • 1997年3月創業神奈川県横浜市神奈川区で不動産物件情報を無料閲覧できるサービス業務を目的として資本金10,000千円で株式会社ネクストを設立
  • 1997年4月不動産・住宅情報サイト『HOME'S(ホームズ)』(現『LIFULL HOME'S』)の不動産業界向けASPサービスを提供開始
  • 1999年12月業務拡張のため事業所を東京都渋谷区へ開設 大手不動産会社のWebサイト構築支援としてシステム開発事業を開始

2000年代

  • 2001年7月業務拡張のため本社を東京都中央区新川一丁目へ移転
  • 2002年1月事業展開の拡張を目的とし楽天株式会社(現 楽天グループ株式会社)と資本提携
  • 2004年3月業務拡張のため本社を東京都中央区新川二丁目へ移転
  • 2005年4月大阪府大阪市北区に大阪支店を開設
  • 2006年2月ISMS及びBS7799の認証の同時取得 業務拡張のため本社を東京都中央区晴海一丁目へ移転
  • 2006年6月福岡県福岡市中央区に福岡営業所を開設(2007年9月福岡支店に改称)
  • 2006年10月上場東京証券取引所マザーズ市場へ株式を上場
  • 2007年3月情報セキュリティマネジメントシステムの国際標準規格「ISO/IEC27001:2005」へ移行
  • 2007年4月M&A不動産事業者向けCRMサービスを提供する株式会社レンターズを株式交換により完全子会社化
  • 2008年6月愛知県名古屋市西区に名古屋営業所を開設(2013年12月名古屋支店に改称)

2010年代

  • 2010年3月東京証券取引所市場第一部へ市場変更
  • 2011年1月業務拡張のため本社を東京都港区へ移転
  • 2011年12月業務拡張のため名古屋営業所(現 名古屋支店)を名古屋市中村区へ移転
  • 2014年11月M&Aスペインでアグリゲーションサイトを運営するTrovit Search, S.L.を完全子会社化
  • 2015年5月M&A不動産事業者向けのインターネット・マーケティング事業を営む株式会社アクセリオン(2015年10月株式会社Lifull Marketing Partnersに改称)を連結子会社化
  • 2015年7月創業介護施設の情報サービスを分社化し、株式会社LIFULL seniorを設立
  • 2016年3月業務拡張のため福岡支店を福岡県福岡市博多区へ移転
  • 2016年6月北海道札幌市に札幌支店を開設
  • 2016年9月業務拡張のため名古屋支店を愛知県名古屋市西区へ移転
  • 2017年1月M&Aクラウドファンディングプラットフォームを運営する株式会社JGマーケティング(現 株式会社LIFULL Investment)を子会社化
  • 2017年4月M&A社名を株式会社LIFULLへ変更 業務拡張のため本社を東京都千代田区へ移転 ソフトウェア、アプリケーションの開発事業を営むVietnam Creative Consulting Co., Ltd.(現LIFULL TECH VIETNAM COMPANY LIMITED)を子会社化
  • 2017年10月M&A連結子会社の株式会社レンターズを当社を存続会社とし吸収合併
  • 2019年1月M&A世界最大級のアグリケーションサイトを運営するMitula Group Limitedを完全子会社化
  • 2019年11月創業名古屋工業大学と産学連携し新しい建築技術開発を行う株式会社LIFULL ArchiTechを設立 Trovit、Mitula等の持株会社、LIFULL CONNECT, S.L.をスペインに設立

2020年代

  • 2020年7月M&A不動産投資と収益物件の情報サイトを運営する健美家株式会社を完全子会社化
  • 2022年4月東京証券取引所プライム市場に移行
  • 2022年9月株式会社LIFULL Marketing Partners(現 株式会社DI Marketing Partners)の全株式を譲渡
  • 2023年2月子会社のLIFULL CONNECT, S.L.がタイを中心に東南アジア地域で不動産取引を担うFazWaz Thailand Co., Ltd.の全株式を取得
  • 2023年8月業務拡張のため名古屋支店を愛知県名古屋市中村区へ移転
  • 2023年11月創業グループのサービス開発・運営を担うLIFULL TECH MALAYSIA SDN. BHD.を設立
  • 2024年1月創業不動産NFT事業とグループの金融関連事業の統括を行う株式会社LIFULL Financialを設立
  • 2025年1月LIFULL CONNECT, S.L.の全株式をCONNECT NEXT PTE. LTD. に現物出資し、海外事業を非継続事業に分類

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    HOME'S関連事業の強化

    不動産・住宅情報サイト『LIFULL HOME'S』と『健美家』において、AI・生成AI等の最新技術を活用して情報の網羅性を高め、可視化を推進。一人ひとりに合った住まい探しを支援する革新的な検索体験を創出し、ユーザー数増加と顧客基盤強化により収益拡大を図る。

  2. 02

    グループシナジーの強化

    『LIFULL HOME'S』で培った顧客基盤やネットワークサービス知見をグループ全体に展開。AI・生成AI等をグループ横断で活用し、データやリソースの連携を強化・高度化することで各事業の競争力向上と業績拡大を目指す。

  3. 03

    不動産市場の活性化・拡大

    物件の新たな活用提案やAI・生成AIによる業務効率化、事業者のDX提案を通じて不動産市場の活性化と拡大に取り組む。

  4. 04

    M&A、事業提携の推進

    既存事業の拡充、AI・生成AI等の最新技術獲得、人材獲得、新規事業進出のため、M&Aや事業提携を積極的に推進する。

  5. 05

    人材採用・育成、組織力の強化

    新卒・中途採用の積極実施、社内外の教育研修による専門スキル向上と価値観共有を深化。AI・生成AI活用で業務効率化と事業推進を加速し、組織力強化を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で918人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は712万円で、9期前と比べて+12.9%平均年齢は37.4歳、平均勤続年数は8.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月907
2017年9月1,001
2018年9月1,064
2019年9月63034.45.71,297
2020年9月61135.06.21,268
2021年9月74135.56.61,300
2022年9月61935.97.01,291
2023年9月63,80036.87.81,504
2024年9月66,90037.18.01,758171
2025年9月71237.48.4918414

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年9月期・提出会社(単体)
女性管理職比率24.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率52.6%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)80.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 5 / 海外 0、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
本社 — 東京都 千代田区5,962百万円
HOME'S 関連事業・その他
大阪支店 — 大阪市 北区14百万円
HOME'S 関連事業
福岡支店 — 福岡市 博多区9百万円
HOME'S 関連事業
名古屋支店 — 名古屋市 西区9百万円
HOME'S 関連事業
ほか3件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社LIFULL senior
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権93.0%
  • 国内
    株式会社LIFULL Investment
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    健美家株式会社
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Hash DasH Holdings 株式会社
    東京都 千代田区 · 持分法適用会社
    議決権10.1%
  • 国内
    楽天グループ株式会社(注)
    東京都 世田谷区 · その他の関係会社
    議決権18.6%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    新市場開拓支援事業
    財務省 · 2022-05-12
    251万円
  • 補助金
    新市場開拓支援事業
    財務省 · 2023-03-31
    158万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は281億円営業利益38億円前期と比べると増収増益で、売上が+6.8%、利益が+26.7%。

売上高
+6.8%
281億円
営業利益
+26.7%
38億円
純利益
53億円
営業利益率
13.5%
前期比 +2.1%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高293億円281億円
営業利益39億円38億円
純利益25億円53億円
1株あたり配当¥6.72¥6.72

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は71億円、営業利益は9億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は−19.3%、営業利益は+28.6%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q116108.66
2023年3Q8878.03
2023年4Q84−6
2024年1Q82−1−1.2−4
2024年2Q921112.05
2024年4Q892022.5−86
2025年2Q1431812.637
2025年4Q1382014.516
2026年2Q1492315.415
2026年3Q71912.76

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は120億円から281億円へ2.3倍に増えた。直近期の営業利益率は13.5%。

決算期売上高億円営業利益億円税引前利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月120156
スペインでアグリゲーションサイトを運営するTrovit Search, S.L.を完全子会社化
2014年3月1472313
介護施設の情報サービスを分社化し、株式会社LIFULL seniorを設立
2015年3月1822718
北海道札幌市に札幌支店を開設
2016年3月2574027
クラウドファンディングプラットフォームを運営する株式会社JGマーケティング(現 株式会社LIFULL Investment)を子会社化
2017年3月2994128
2017年9月159105
2018年9月3464229
名古屋工業大学と産学連携し新しい建築技術開発を行う株式会社LIFULL ArchiTechを設立 Trovit、Mitula等の持株会社、LIFULL CONNECT, S.L.をスペインに設立
2019年9月3933624
不動産投資と収益物件の情報サイトを運営する健美家株式会社を完全子会社化
2020年9月3542112
2021年9月359−69−59
2022年9月3571412
グループのサービス開発・運営を担うLIFULL TECH MALAYSIA SDN. BHD.を設立
2023年9月364159
不動産NFT事業とグループの金融関連事業の統括を行う株式会社LIFULL Financialを設立
2024年9月263302511.4−85
2025年9月281383813.553

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高281億円のうち、営業利益として残るのは38億円13.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は53億円、売上の18.9%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金5.0%14億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金80.8%227億円
  • その他の費用持分法損益などの調整0.7%2億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益13.5%38億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
95.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+6.0pt
13.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+13.8pt
18.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+9.4pt
21.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
13.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
8.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年9月期は営業CFが48億円、投資CFが−119億円で、差し引きのフリーCFは−71億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は107億円で、売上の4.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月1917−13669
2014年3月22−5−11784
2015年3月22−13167−10943
2016年3月321−93366
2017年3月32−21−151160
2017年9月19−10−16955
2018年9月47−15−113276
2019年9月22−2828−692
2020年9月49−173432160
2021年9月13−11−332131
2022年9月274−131165
2023年9月62−17−5145165
2024年9月17−7−3010146
2025年9月48−11939−71107

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年9月期の総資産は409億円。このうち返さなくてよい自己資本が260億円で、自己資本比率は63.6%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月116912578.4
2014年3月1361023475.0
2015年3月22610811847.9
2016年3月2531698467.0
2017年3月2711858668.1
2017年9月2641927272.9
2018年9月2922197375.0
2019年9月43732611174.5
2020年9月55633522160.3
2021年9月45928417561.9
2022年9月48731017763.6
2023年9月51232518763.4
2024年9月41224117058.5
2025年9月40926014763.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
107億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
79億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
147億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
97
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率27 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り534社中29位あたり、逆に低いのは売上成長率534社中283位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
21.2%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
13.5%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
63.6%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
6.8%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.9%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥231で、1年前と比べて+9.9%過去52週の値幅のなかでは80%の位置にある。

¥231-2.1%1ヶ月+13.2%1年+9.9%時価総額0億円
過去52週の値幅
安値¥157高値¥249

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.0倍
PER (会社予想)11.8倍
PBR1.49倍
配当利回り2.91%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月14日に243円と前日比9.5%高。1ヶ月で19.1%上昇し、25日移動平均線(205円)を18.5%上回る。年初来では10.7%上昇し、52週高値247円に接近。8月13日には出来高232万株と急増、翌14日には317万株と過去最高水準に膨らんだ。RSIは96.2と極度の買われ過ぎで、短期的な調整リスクが高いが、上昇トレンドは非常に強い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER 7.8倍は業界平均22.5倍を大きく下回り、PBR 1.31倍も平均3.17倍を下回る。配当利回り5.15%は平均2.72%の約2倍で高水準。ROE 21.2%と収益性は良好だが、前期最終赤字からV字回復途上でリスクも存在。割安ながら業績変動に注意。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.0倍23.4倍
PER (予想)11.8倍
PBR1.49倍3.51倍
ROE21.2%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

不動産ポータル市場での支配的地位を活かした安定収益が評価される一方、2024年9月期に85億円の特別損失を計上し、収益力の持続可能性が議論に。強気派は、住宅需要の底堅さとM&Aによる新規領域展開で成長再加速を期待。弱気派は、市場成熟と競争激化による掲載料収入の伸び悩み、及び特別損失の再発リスクを懸念。

プラスに働く材料7
  • プラットフォームの強み

    業界最大級の物件掲載数を誇り、ユーザーと不動産会社の集積が進む。

  • M&Aによる成長

    周辺サービス買収で総合生活プラットフォーム化を推進。

  • 住宅需要の回復

    低金利と政府支援策で住宅購入意欲は堅調。

  • 営業利益38億円・前期比27%増の増益基調2025年9月期影響

    営業利益38億円、前期30億円から+27%増

  • 高配当利回り5.15%による株主還元強化通年影響

    配当利回り5.15%、1株当たり配当10.4円

  • 不動産ポータル「HOME'S」の需要回復不定影響

    売上高281億円、前期比+6.8%増

  • M&Aによる事業拡大とスケールメリット不定影響

    営業利益率13.5%、M&Aシナジー期待

マイナスに働く材料7
  • 市場の成熟化

    不動産ポータル市場は飽和状態で、掲載料の値上げは困難。

  • 特別損失リスク

    2024年9月期に85億円の損失、M&Aの不発や減損リスク。

  • 競合との競争

    業界再編により競合が増え、シェア維持にコスト増。

  • 追加減損リスク(前期85億円の純損失)2025年9月期影響

    前期純損失85億円、減損リスク継続

  • 住宅市場減速による不動産関連収入減少継続影響

    売上高の多くが不動産関連、金利上昇で取引減

  • SUUMOなど競合との広告競争激化継続影響

    広告費増加で営業利益圧迫懸念

  • 外国人株主の売却リスク(13.4%)不定影響

    外国人持ち株比率13.35%、リスクオフで売り

次の決算で確かめる点
掲載物件数
プラットフォームの規模と競争力を示す。
課金性売上高
収益のコアである不動産会社からの収入。
特別損失の有無
財務健全性とM&A成否のバロメーター。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり6.72で、前期から+1326.0%いまの株価に対する利回りは2.91%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥6.72
1株あたり
配当利回り
2.91%
いまの株価に対して
配当性向
25.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月624.3
2017年9月1−85.519.9
2018年9月6634.125.0
2019年9月4−26.923.8
2020年9月520.260.8
2021年9月4−31.6
2022年9月2−37.825.0
2023年9月489.352.9
2024年9月1−82.9
2025年9月101326.025.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥6.72

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ13,763人。区分でいちばん多いのは個人・その他53.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が30.1%を占め、残る69.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
個人・その他31.834.338.047.451.653.2
事業法人18.218.318.618.519.518.6
外国法人23.622.416.713.210.813.2
金融機関25.123.325.118.416.711.6
自己株式1.81.81.84.74.74.7
証券会社1.21.81.62.51.43.3
外国人個人0.00.00.00.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01井上 高志31644.90
02楽天グループ株式会社17708.81
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5989.88
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)4760.01
05CACEIS BK ES DCV CLIENTS(常任代理人 香港上海銀行)1573.51
06LIFULL 従業員持株会1164.73
07伊東 祐司1140.01
08THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044(常任代理人 株式会社みずほ銀行)1121.89
09UBS AG LONDON A/C IPB SEGREGATED CLIENT ACCOUNT(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ)776.64
10BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNY GCM CLIENT ACCTS M ILM FE (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)761.77

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-08-21
    ウィル・フィールド・キャピタル・ピーティーイー・エルティーディー(WILL FIELD CAPITAL PTE.LTD.)
    新規の大量保有報告
    5.28%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+280%、1株純資産は14期で+26%。直近期のROEは21.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月111617.028.719.9
2014年3月129013.933.720.0
2015年3月169617.175.218.1
2016年3月2314319.260.419.7
2017年3月2315615.632.424.3
2017年9月41622.6237.419.9
2018年9月2418413.926.225.0
2019年9月192438.838.023.8
2020年9月92543.550.960.8
2021年9月−45216−19.1
2022年9月92354.017.925.0
2023年9月72543.032.052.9
2024年9月−66188−29.9
2025年9月4220321.25.025.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2025/9期の役員報酬は総額220百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
井上高志代表取締役会長5742,524,423
伊東祐司代表取締役 社長執行役員431,531,941
宍戸潔取締役6945,825
清水哲朗取締役58
小林正忠取締役55
中尾隆一郎取締役62
大久保和孝取締役53
木村尚敬取締役58
中村公美取締役56
大隅祥子常勤監査役54
松嶋希会監査役51
西垣淳監査役64
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
ロケット和佳子監査役60

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)51292015030
社外取締役851516
監査役1191919

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容519字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当連結会計年度末現在、当社、連結子会社16社(国内11社、海外5社)より構成され、主要事業として、インターネットを活用した住まいとその周辺領域に関する情報サービス事業を展開しております。 当連結会計年度中に、当社の完全子会社であったLIFULL CONNECT, S.L.の全株式をCONNECT NEXT PTE.LTD.に現物出資したことにより、海外事業セグメントを非継続事業に分類しました。これに伴い、報告セグメントを「HOME'S関連事業」の単一セグメントに変更しております。 (1) HOME'S関連事業 当事業は、不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」と不動産投資と収益物件の情報サイト「健美家」、及び関連事業で構成されています。 (2) その他 老人ホーム・介護施設の検索サイト「LIFULL 介護」や、地方創生事業等により構成されています。 また、当社には、eコマースを中心とした総合ネットサービスを展開する楽天グループ株式会社が18.57%出資しており、同社にとって当社は持分法適用関連会社となります。 以上述べた事項を事業系統図に示すと、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,127字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 将来に関する事項は、当連結会計年度末(以下、当期末)現在において当社が判断したものです。 (1)経営方針 LIFULLグループは、「常に革進することで、より多くの人々が心からの『安心』と『喜び』を得られる社会の仕組みを創る」を経営理念とし、企業活動を行っています。 コーポレートメッセージ「あらゆるLIFEを、FULLに。」に掲げるとおり、事業を通じた社会課題の解決により、あらゆる人々が安心と喜びに満ちた自分らしい暮らしを実現できる世界を実現することを目指して企業活動を推進しています。 (2)対処すべき課題 当社グループは、以下のような課題に取り組んでまいります。 ①HOME'S関連事業の強化 不動産・住宅情報サイト『LIFULL HOME'S』と、不動産投資・収益物件の情報サイト『健美家』において、AI・生成AI等の最新技術を積極的に活用することで、不動産情報・住宅情報・物件性能評価・不動産事業者評価といった情報の網羅性を高め、可視化を推進し、一人ひとりにぴったりな住まい探しを支援する革進的な検索体験の創出と、ユーザー数の増加、顧客基盤の強化に取組み、ユーザーとクライアント双方に対する提供価値を増加させることで業績の拡大に努めてまいります。 ②グループシナジーの強化 住まい・暮らしの領域で多角的な情報サービスを展開する強みを活かし、グループ全体の事業拡大を推進します。主要事業である『LIFULL HOME'S』で培った顧客・ユーザー基盤、ネットワークサービスの知見をグループ事業に展開し、AI・生成AI等の最新技術をグループ横断で活用しながら、グループのデータやリソースの連携を強化・高度化することで、各事業の競争力向上と業績の拡大に努めてまいります。 ③不動産市場の活性化・拡大 物件の新たな活用の提案や、AI・生成AI等を活用した不動産業界の業務効率化、事業者のDX(デジタルトランスフォーメーション)提案等によって、不動産市場の活性化と拡大に努めてまいります。 ④M&A、事業提携の推進 既存事業の拡充、AI・生成AI等を含む最新技術の獲得、人材獲得、及び新規事業への進出のため、M&Aや事業提携を推進してまいります。 ⑤人材採用・育成、組織力の強化 持続的な成長を実現するため、新卒及び中途社員の採用を進め、社内外の教育研修プログラムによる専門スキルの向上や、会社の価値観の共有を深めます。また、非連続的な成長のため、AI・生成AI等の最新技術の活用推進により、業務の抜本的な効率化と事業推進の加速を図り、当社グループの人的資産及び組織力の強化に努めてまいります。
事業等のリスク6,944字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 以下において、当社グループの事業や事業運営、及び投資家の投資判断に重要な影響を及ぼすと考えられるリスクを記載しています。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針ですが、当社の株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の内容も併せて、慎重に検討した上で行われる必要があると考えています。 また、以下の記載は、当社グループに係るすべてのリスクを網羅することを意図したものではありません。なお、以下の記載のうち将来に関する事項は、別段の記載がない限り、本書提出日現在において当社グループが判断したものであり、不確実性を内在しているため、実際の結果と異なる可能性があります。 ①事業戦略に関するリスク (HOME'S関連事業) (ア)問合せ数の減少について 『LIFULL HOME'S』では、一部のサービスで顧客である不動産事業者と利用者のマッチング数に応じた成果報酬型の課金形式を採用しています。 当該価格体系は成果の数により収益が変動するため、事業環境の変化や『LIFULL HOME'S』自体の集客力の低下等により、顧客である不動産事業者に提供する成果の数が減少した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (イ)サービス料金体系について 各種サービスの価格体系は、他企業における類似商品との価格対比や当社グループ商品の付加価値の向上、コストの変動等により、見直しを行う場合があります。 価格の見直しにより、クライアントの利用状況が大きく変化した場合や当社グループ商品に関してコストの変動を価格に転嫁できない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (ウ)クライアントの減少について 『LIFULL HOME'S』では、当社の利用規約の違反による強制退会等、何かしらの事由により退会数が増加し、特に多数の支店を抱える団体等との間の大口契約が終了した場合には、クライアント数が減少することにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (エ)クライアントとユーザーとのトラブルについて 当社は、情報審査部門を設置し、『LIFULL HOME'S』に掲載された情報が適正か随時確認しています。能動的な調査に加え、AIやビッグデータを活用し間違いの可能性がある情報を迅速に特定する仕組みや、不動産管理会社が保有する成約・申込等のデータを毎日受領し、『LIFULL HOME'S』の掲載情報と照合して、該当する物件情報を自動で非掲載にする等、情報精度を向上させる取組みを実施しています。またクライアントとユーザーとの間に何かしらのトラブルが発生し、ユーザーより当社へ連絡があった場合には、当社担当者より当該クライアントへ事実確認とユーザーへの説明及びトラブルの原因となった事項の改善を求めており、状況に応じて利用契約の解除を行う等の対応を行っています。 しかしながら、当社からクライアントへの改善要求は強制力を持つものではなく、クライアントとユーザーの間のトラブルが解消しない場合には、当社グループが提供するサービスの評判が低下し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (オ)広告宣伝活動の効果について 当社は、サイトの集客や認知度向上、ユーザー・クライアント獲得のため、積極的な広告宣伝投資を行っています。サイト集客を目的としたWebマーケティングでは、何らかの理由で競合環境が激化した場合、キーワードを獲得するための広告単価が上昇することがあります。また、ブランディングでは、効果測定等をもとに費用対効果が最大化するよう投資を行っていますが、投資効果を過大に見積もっていた場合や、サービスの不具合等、何らかの理由でブランド価値の棄損が生じた場合には、広告費が増大したり、投資額による効果が低下することで、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (新規事業) (ア)新規事業の開始について 当社グループは、技術革新やビジネスモデルの変化のスピードが速いインターネットを基盤とした様々なサービスを展開しています。既存サービスの競争力強化に向けた様々な取組みを実施する一方、新たな収益の柱となるサービスや、時代に合わせたサービスの創出を目的として、新規領域への参入にも取組んでいます。新規事業の開始にあたっては、事前調査に基づく事業計画の策定と投資対効果の予測をしています。 しかしながら、新規事業による当社グループの事業及び業績への影響を確実に予測することは困難であり、事業環境の変化等により期待通りの成果を生まない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、新規に参入した市場やサービス内容等により、固有のリスク要因が加わることとなり、本項に記載されていないリスク要因が当社グループのリスク要因となる可能性があります。 ②企業経営に関するリスク (ア)M&A・出資に伴うリスクについて 当社グループの成長戦略の実行に向けて、既存サービスの拡充、関連技術の獲得、人材の獲得や新規サービスの展開、その他戦略上重要な資産の獲得等を目的とした、積極的な買収(M&A)や合弁事業の展開を経営の重要課題として位置付けています。当社グループは買収の検討に際し、対象企業の事業、財務、契約関係等について詳細なデューディリジェンスを実施することで極力リスクを回避するように努めており、定められた承認プロセスを経て投資判断していますが、買収後に偶発債務の発生や未認識債務が判明した場合は、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、投資時に対象企業の企業価値を過大に見積もっていた場合や、事業環境の変化等により計画が変更となる場合、内部統制システム等の統一や融合が進まない場合、投資企業の役職員を含むキーマンが何らかの理由により離職又は業務執行が困難になった場合等、投資後に何らかの事由により期待通りの成果を生まない場合には、当社グループの財務状況及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 業務提携や合弁事業においては、当社グループが支配権を有するとは限らないため、パートナー事業者との経営方針の相違や、当社グループ以外の企業からの資金調達を含む提携による戦略の変更等、投資決定時に期待した通りの成果を生まない場合には、かかる投資資本の回収ができなくなる等、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (イ)グループ会社管理について 当社は国内外のグループ各社に対して、LIFULLグループ経営理念の浸透を図ると共に、グループ会社管理規定に基づき決裁権限を定め、グループ会社の独立性にも考慮した管理体制を整備しています。しかしながら、グループ会社の役職員等による不正の発生や、グループ会社管理が十分に機能しなかった場合には、当社グループの業績や企業価値に影響を及ぼす可能性があります。 (ウ)外部検索エンジンへの依存について 当社グループが運営するサイトに訪れるユーザーは概ね検索エンジン経由であり、これらの集客は検索エンジンの表示結果に依存しています。検索エンジンの表示結果についてどのような条件により上位表示されるかは、各検索エンジンの運営者のポリシーやルールによるものであり、当社グループがその判断に介在する余地はありません。積極的なブランディングプロモーション等独自の集客力強化に努めるとともに、検索結果において上位に表示されるべくSEO等の必要な対策を進めていますが、検索エンジンの運営者による上位表示方針の変更等、何らかの要因によって検索結果の表示が当社グループにとって優位に働かない状況が生じた場合には、当社グループが運営するサイトへの集客効果が低下し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (エ)システムトラブルについて 当社グループのサービスの多くは、コンピューターシステムとそれを結ぶ通信ネットワークを通じて提供されています。そのためコンピュータウィルス・マルウェア等の進入やハッカー等による外部からの攻撃等に対処すべく各種のセキュリティ対策を実施しており、サーバーのデータについては常時バックアップ体制を構築しています。 しかしながらネットワーク又はコンピューターシステムにおけるハードウェアやソフトウェアの不具合や障害、第三者による外部からのサイバー攻撃や不正アクセス、当社及び外注先の役職員による人為的なミス、災害や事故等による通信ネットワークの切断、急激なアクセス増によるサーバーの一時的な機能停止(またはダウン)、電力トラブル等が発生することで、一時もしくは一定期間にわたりサービスの一部又は全部の提供を中断する場合には、収益機会の喪失や当社グループのシステム自体への信頼低下及び損害賠償が生じる可能性があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (オ)個人情報の取り扱いについて 当社グループは、運営する各種サービスにおいて、氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス、勤務先情報、生年月日、性別等の個人情報を取得しています。また取引先の機密情報等、重要な情報を多数扱っています。当社グループは、これらの情報の適正な管理を極めて重要な責務と考え、その取扱いには細心の注意を払うとともに、情報の取扱いに係わる社内規程の整備、定期的な従業員教育の実施、システムのセキュリティ強化、情報取扱い状況の内部監査等、情報管理の強化に努めています。また、法令その他諸規則等の要請に基づき個人情報を開示すべき義務が生じた場合、顧問弁護士及び関係する監督官庁との慎重な審議を行った上で、その対応を確定しています。 このように、各種情報の保護に注力していますが、外部からの不正アクセスや社内管理体制の瑕疵等により、これらの情報の外部流出、消失、改ざん又は不正利用等が発生した場合には、損害賠償請求や適切な対応を行うための費用負担、収益機会の喪失、監督官庁からの処分、当社グループの社会的信用の失墜とそれに伴うユーザー及びクライアントの減少等、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (カ)知的財産権等について 当社グループの事業運営に重大な影響を与える特殊な技術、ビジネスモデル、商標、及び著作物等の使用に対する損害賠償請求等を受け、多額の支払いやサービスの停止等を余儀なくされた場合には、当社グループの業績や事業運営に重大な影響を与える可能性があります。 一方、当社グループが第三者により何かしらの権利を侵害された場合には、当社グループの権利保護のために、訴訟を含む費用が発生する可能性があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (キ)コンプライアンスについて 当社グループは、法令その他諸規則等を遵守すべく、コンプライアンス体制及び内部統制システムの強化を経営上の重要課題のひとつとして位置づけ、グループ各社の従業員等に対して適切な指示、指導を実施し、反社会的勢力との関係遮断や不正行為の防止・発見のために必要な予防策を講じています。 当社グループは事業の運営にあたり、必要に応じて関係機関への確認や弁護士等の外部専門家への相談を実施していますが、コンプライアンスをはじめとした内部統制システムには一定の限界があるため、リスクを完全に排除できるものではなく、当社グループや取引先に起因するものを含め、将来において法令違反等が生じた場合や、故意ではないものの法令その他諸規則の解釈の相違等により行政機関から行政指導等を受けた場合には、当社グループの信頼性や企業イメージの低下によるユーザー及び顧客の離反、もしくは訴訟を提起されるという事態が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また各種法令の解釈の見直しや条件の追加、当社グループの事業に不利な影響を与え得る規制の強化等が実施された場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (ク)人材の確保と育成について 当社グループは主としてインターネットを活用し、住宅や高齢者向け施設といった様々な分野におけるサービスを提供しています。そのためインターネットやIT技術をはじめとする研究・開発人材や、各サービス分野において専門性を有する人材が必要であり、各サービスの競争力強化に向けて人材の継続的な確保と育成を経営の重要課題として位置付けています。しかしながら、近年様々な業界がDXに取組んでいることを背景に、特にIT人材の不足や、それに起因する雇用条件の上昇及び人材獲得競争の激化が進んでいます。今後、各サービス分野や職種、及び地域における人材獲得競争の激化等により、優秀な人材の確保が困難となる場合や、人材流出が生じる場合には、当社グループの事業運営及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③外部環境に関するリスク (ア)景気変動に伴うリスクについて 当社グループが主として事業を展開しているインターネット広告市場は、インターネットの普及、スマートフォンの普及・利用拡大や、様々な分野におけるオンライン化等を背景に規模拡大を継続しています。しかしながら、広告主の広告戦略は、事業の状況、事業環境の変化により決定されるため、景気変動による影響が大きく、今後景気が悪化した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (イ)災害等のリスクについて 当社グループでは、有事の際に備え、事業継続計画(BCP)を策定していますが、大規模災害や疫病・疾病の蔓延、地域・国際紛争といった想定を超えた災害が発生した場合は、当社グループの事業活動及びサービス提供自体が困難となる可能性があります。また、災害の発生やその影響期間の長期化により、社会全体の経済活動が停滞した場合には、当社グループの提供するサービスに対するニーズが低下し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (ウ)同業他社について 当社グループが運営する『LIFULL HOME'S』『健美家』『LIFULL介護』等のインターネット関連サービスには、複数の競合が存在しています。またインターネット関連サービス以外のサービスについても同様に複数の競合が存在しています。 当社グループでは今後も当社サービスの競争力強化に向けた投資を実施し、他社との差別化に努める方針ですが、当社の競争力強化に向けた投資が計画通りの成果を上げられない可能性や、インターネット業界の参入障壁は低く新規参入が容易であること、革新的な技術やビジネスモデルの競合の出現等により、競合環境が激化した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (エ)技術革新について 当社グループの各事業はICT(情報通信技術)を事業基盤としており、先進技術を積極的に活用することで各サービスの価値向上に取り組んでいます。しかしながら、ICTの進歩はめまぐるしく、技術的・組織的な要因により当社グループにとって利用価値の高い技術への対応が遅れた場合には、導入している技術が陳腐化することで、提供する各サービスに対するユーザー、クライアント等の満足度が低下し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、新技術に対応するためのネットワーク関連機器及びソフトウェアの購入やライセンス料金、自社あるいは外部委託による開発等の費用が増加した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④その他のリスク (ア)配当政策について 当社は、積極的な事業展開の推進により、利益の継続的な増加を目指す「将来の成長に対する投資」及び財務体質の充実・強化を図るための「内部留保」を中心に据えながら、「株主の皆様への利益還元」を重要な経営方針の一つとして位置付けています。 配当金は、中長期的な事業計画等を勘案して、毎期の業績に応じた弾力的な成果の配分を行うことを基本方針としており、当社グループの単年度の業績が赤字になった際は、配当金額をゼロとさせていただく可能性があります。 (イ)楽天グループ株式会社との関係について 楽天グループ株式会社は、当社株式を保有する大株主であり、当社のその他の関係会社に該当します。同社及びそのグループ企業と当社との間では、同社が運営するサイトへ当社の情報掲載や、Rakuten STAY VILLAの物件管理委託等の商取引関係がある等、広範囲に亘る友好的な関係にあります。 将来においても同社との関係が現状と同様のものであるか否かは不明であります。同社との現在の関係が維持されなかった場合、取引高は当社グループの収益の中では比較的小さいものの、当社の今後の事業展開や資本政策に影響を及ぼす可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績の状況 当社グループは「常に革進することで、より多くの人々が心からの「安心」と「喜び」を得られる社会の仕組みを創る」を経営理念として掲げ、あらゆるステークホルダーに配慮した健全な事業活動を通じ、当社グループの企業価値向上と、持続的な社会の発展に貢献することを目指しております。 当期における事業環境は、国内においては、企業収益が堅調に推移したことから、雇用・所得環境に改善の動きがみられること等を背景に、緩やかな回復基調が続いております。一方で、エネルギー価格の高騰や円安基調の継続等に起因する物価上昇感から、個人消費の回復はいまだ限定的なものとなっております。 当社の主要な事業領域である建設・不動産業界においては、資材費、人件費、エネルギー価格の高騰等により、新築着工件数の減少と新築物件の価格上昇が継続しており、2025年7月及び8月には、首都圏の新築マンションの平均販売価格が2カ月連続で1億円を超過しました(不動産経済研究所調べ)。政府の中古住宅・リフォーム市場の後押しを受け、中古住宅領域が活況となっておりますが、首都圏では中古物件の価格、賃貸物件の賃料も上昇傾向が継続していることから、住宅価格の高止まりが続く中で、新規の住み替え需要が抑制され、当期(2024年10月~2025年9月)の全国移動者数は前期比△0.2%となっております(総務省統計局「住民基本台帳人口移動報告」より)。 また、海外においては、国際情勢の不安定感、世界的な金融引き締めの影響、為替変動等により、不透明な状況が続いております。 このような環境のもと、当社グループは、収益力の向上をはかるため、国内の主要事業への集中を目的としたグループの構造改革を行ってまいりました。2024年11月に、収益性が悪化していた海外事業のリストラクチャリングを決定し、2025年1月にLIFULL CONNECT, S.L.の全株式をCONNECT NEXT PTE. LTD.に現物出資したことに伴って、海外事業を非継続事業に分類しました。連結損益計算書上、非継続事業からの利益又は損失は継続事業と区分して表示しており、前期についても同様に組み替えて表示しております。 主力のHOME'S関連事業で、2021年より継続してきたサイト開発、前期からの営業強化等の施策効果によりトラフィックや問合せ数等の各種指標が好調に推移したことから、当期における連結業績は、売上収益28,127百万円(前期比+6.9%)となりました。 当期を最終年度とした中期経営計画の単体営業利益目標達成のため、戦略的投資を行いながらも、ブランディング等の広告宣伝費を最適化したことに加え、AI・生成AI活用等によって業務効率化が進み、営業利益3,815百万円(前期比+26.1%)、税引前当期利益3,805百万円(前期比+49.3%)となりました。なお、前期の一時要因である子会社の株式会社LIFULL SPACEの売却益を除いた場合、営業利益は+80.3%の増益となります。また、海外事業のリストラクチャリングの会計処理の一時的な影響により、当期利益5,310百万円(前期は当期損失8,462百万円)、親会社の所有者に帰属する当期利益5,317百万円(前期は親会社の所有者に帰属する当期損失8,463百万円)となりました。 なお、当期におけるセグメント毎の売上収益及びセグメント利益(損失△)は、以下のとおりです。海外事業を非継続事業に分類したことにより、セグメントはHOME'S関連事業のみの単一セグメントに変更しております。 (単位:百万円) セグメントの名称   売上収益   セグメント利益(損失△) 金額   前期比(%)   金額   前期比(%) (1) HOME'S関連事業   25,538   +6.3   4,322   +61.7 (2) その他   2,596   +13.5   △361   (注)2 (注)1.セグメント間取引については、相殺消去しておりません。 2.前期のセグメント損失は421百万円であります。 ①HOME'S関連事業 当セグメントは、不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」、不動産投資と収益物件の情報サイト「健美家」及び関連事業で構成されています。 LIFULL HOME'Sでは、これまで継続してきたクライアント・ユーザーへの価値提供の向上と競争力強化に向けて、より一人ひとりにぴったりな住まい探しを提案し、成約確度の高い送客を行えるよう、AI技術を活用した新機能の開発や、ユーザー体験の向上を目的としたUX・UIの改修、クライアントネットワークの拡大・強化に取り組んでおります。国内の移動者数がほぼ横ばいで推移する中、各種施策の効果によりトラフィック・問合せ数等のすべての指標が順調に進捗し、当事業の売上収益は25,538百万円(前期比+6.3%)となりました。主に広告宣伝費・営業費の抑制と、AI・生成AIの活用等による業務効率化により、セグメント利益は4,322百万円(同+61.7%)となりました。 ②その他 その他は、老人ホーム・介護施設の検索サイト「LIFULL 介護」、地方創生事業等により構成されています。 当期中に宿泊施設の運営ノウハウ等を獲得するため、Rakuten STAY VILLA4物件の信託受益権を取得しており、2024年12月からその売上・利益が計上されたことと、株式会社LIFULL seniorの収益性改善、地方創生事業の見直し等により、売上収益は2,596百万円(同+13.5%)、セグメント損失は361百万円(前期はセグメント損失421百万円、59百万円の改善)となりました。 以下の項目等、より詳しい決算内容に関しては、当社投資家情報サイトより、2025年11月12日発表の「2025年9月期 決算説明資料」をご覧ください。 参考URL:https://LIFULL.com/ir/ <決算説明資料の主な項目> ・簡易損益計算書 ・・・ 簡易損益計算書(IFRS) ・セグメント別売上収益 ・・・ セグメント別売上収益(IFRS) ・業績予想の進捗状況 ・・・ 簡易損益計算書、セグメント別売上収益 ・事業の状況 ・・・ 主な取組み状況 ・四半期別の業績推移 ・・・ 連結損益計算書(簡易版)、連結セグメント別損益 ・外部市況データ月別推移    ・・・ マンション発売戸数、マンション価格、新設住宅着工戸数、日本全国移動者数、日本人口 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 なお、当社グループはインターネット上での各種サービスの提供を主たる事業としており、また受注生産形態をとらない事業も多いため、生産実績及び受注実績の記載を省略しております。 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメント毎に示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前期比(%) HOME'S関連事業   25,538   6.3 その他   2,596   13.5 内部取引   △7   - 合計   28,127   6.9 (2) 財政状態 (流動資産) 流動資産の残高は18,522百万円となり、前連結会計年度末(以下、前期末)に比べ3,066百万円減少しております。この要因は、現金及び現金同等物の減少3,931百万円、売掛金及びその他の短期債権の減少139百万円、その他の短期金融資産の増加30百万円、その他の流動資産の増加81百万円、及び売却目的で保有する資産の増加891百万円であります。 (非流動資産) 非流動資産の残高は22,392百万円となり、前期末に比べ2,790百万円増加しております。この要因は、有形固定資産の増加2,233百万円、使用権資産の減少864百万円、のれんの減少9,568百万円、無形資産の減少1,788百万円、持分法で会計処理されている投資の減少7百万円、投資不動産の増加5,504百万円、その他の長期金融資産の増加6,159百万円、繰延税金資産の増加1,116百万円、及びその他の非流動資産の増加6百万円であります。 以上の結果、当期末の資産合計は40,915百万円となり、前期末に比べ275百万円減少しております。 (流動負債) 流動負債の残高は5,732百万円となり、前期末に比べ4,562百万円減少しております。この要因は、買掛金及びその他の短期債務の減少926百万円、借入金の減少2,728百万円、リース負債の減少100百万円、未払法人所得税の減少261百万円、その他の短期金融負債の増加100百万円、その他の流動負債の減少666百万円、及び売却目的で保有する資産に直接関連する負債の増加20百万円であります。 (非流動負債) 非流動負債の残高は8,958百万円となり、前期末に比べ2,265百万円増加しております。この要因は、借入金の増加7,199百万円、リース負債の減少782百万円、引当金の増加527百万円、その他の長期金融負債の減少4,168百万円、繰延税金負債の減少485百万円、及びその他の非流動負債の減少25百万円であります。 以上の結果、当期末の負債合計は14,691百万円となり、前期末に比べ2,297百万円減少しております。 (資本) 当期末における資本の残高は26,223百万円となり、前期末に比べ2,021百万円増加しております。主な要因は、親会社の所有者に帰属する当期利益による利益剰余金の増加5,317百万円、剰余金の配当による利益剰余金の減少93百万円、その他の包括利益によるその他の資本の構成要素の減少3,279百万円、株式報酬取引による資本金の増加10百万円、株式報酬取引による資本剰余金の減少37百万円、及び非支配持分の増加104百万円等であります。 (3) キャッシュ・フローの状況 (単位:百万円) 区分    前連結会計年度(自  2023年10月1日至  2024年9月30日)   当連結会計年度(自  2024年10月1日至  2025年9月30日)   増減 営業活動によるキャッシュ・フロー   1,671   4,808   3,137 投資活動によるキャッシュ・フロー   △718   △11,852   △11,133 財務活動によるキャッシュ・フロー   △2,977   3,890   6,867 現金及び現金同等物の減少額   △1,876   △3,040   △1,164 当期における現金及び現金同等物(以下、資金)は、3,931百万円減少し、10,702百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、増加した資金は4,808百万円となり、前連結会計年度(以下、前期)の増加した資金1,671百万円と比べ、3,137百万円の増加となりました。主な要因は、前期は条件付対価に係る公正価値変動額が785百万円発生していたこと、当期は支配喪失益が1,224百万円、債権放棄損が349百万円それぞれ発生したこと、税引前当期利益が3,805百万円と前期に比べ1,255百万円増加したこと、非継続事業からの税引前当期利益が457百万円と前期に比べ10,084百万円増加したこと、減価償却費及び償却費が1,393百万円と前期に比べ580百万円減少したこと、減損損失が200百万円と前期に比べ6,880百万円減少したこと、売掛金及びその他の短期債権の増減額が73百万円と前期に比べ305百万円減少したこと、買掛金及びその他の短期債務の増減額が△270百万円と前期に比べ81百万円増加したこと、棚卸資産の増減額が△85百万円と前期に比べ21百万円増加したこと、その他が704百万円と前期に比べ1,052百万円増加したこと、及び法人所得税の支払額が667百万円と前期に比べ153百万円減少したこと等であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、減少した資金は11,852百万円となり、前期の減少した資金718百万円と比べ、11,133百万円の減少となりました。主な要因は、前期は子会社株式の売却による収入が939百万円発生していたこと、当期は子会社の支配喪失による減少額が2,722百万円、関連会社株式の売却による収入が33百万円それぞれ発生したこと、資本性金融資産の取得による支出が53百万円と前期に比べ194百万円減少したこと、有形固定資産及び投資不動産の取得による支出が8,162百万円と前期に比べ7,912百万円増加したこと、敷金及び保証金の差入による支出が569百万円と前期に比べ525百万円増加したこと、貸付による支出が2,919百万円と前期に比べ252百万円増加したこと、及び貸付金の回収による収入が2,737百万円と前期に比べ770百万円増加したこと等であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、増加した資金は3,890百万円となり、前期の減少した資金2,977百万円と比べ、6,867百万円の増加となりました。主な要因は、前期は非支配持分からの子会社持分取得による支出が65百万円発生していたこと、当期は短期借入金の返済による支出が3,475百万円と前期に比べ1,445百万円増加したこと、長期借入れによる収入が7,755百万円と前期に比べ7,655百万円増加したこと、配当金の支払額が93百万円と前期に比べ451百万円減少したこと、及びリース負債の返済による支出が647百万円と前期に比べ72百万円減少したこと等であります。 (4) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (売上収益及び営業利益) 当連結会計年度(以下、当期)においては、さらなる収益力向上を目指して、海外事業のリストラクチャリングを実施し、国内の主要事業へ経営資源の集中を行いました。主力の国内のHOME'S関連事業においては、数年間継続してきたサイト開発や営業の強化等の各種施策が奏功し、トラフィック、問合せ数等の各種指標が好調に推移しました。この結果、当期における売上収益は28,127百万円(前期比+6.9%)となりました。 HOME'S関連事業の増収に加えて、戦略的投資を行いながらも主に広告宣伝費・営業費を最適化したこと、AI・生成AI活用等により業務効率化が進んだことで、営業利益は3,815百万円(前期比+26.1%)となりました。なお、前期の一時要因である子会社の株式会社LIFULL SPACEの売却益を除いた場合、営業利益は+80.3%の大幅な増益となります。 (当期利益) 法人所得税費用1,322百万円及び非継続事業からの当期利益2,827百万円等を計上した結果、当期利益は5,310百万円となりました。 資本の財源及び資金の流動性 (キャッシュ・フロー) キャッシュ・フローの状況の分析は「第2事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (3)キャッシュ・フローの状況」を参照ください。 (資金需要) 当社グループの資金需要は販売費及び一般管理費等の営業費用並びに当社グループの設備新設、改修等に係る投資や、将来の成長及び企業価値向上を目的としたM&Aによる投資であります。 (財務政策) 当社グループは、現在及び将来の事業活動のために適切な水準の流動性維持及び、効率的な資金の確保を最優先しております。これに従い、営業活動によるキャッシュ・フローの確保に努めると共に、自己資金を効率的に活用しております。 短期的な運転資金の調達並びに設備投資資金等の調達に関しましては、自己資金及び複数の金融機関より確保している融資枠からの借入金を基本としております。 (5) 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断する客観的な指標等について ①会社の経営の基本方針 「常に革進することで、より多くの人々が心からの『安心』と『喜び』を得られる社会の仕組みを創る」を経営理念として掲げており、日本国内において不動産情報サービス事業を中心に、住まいに関わる情報を提供しております。また、住まい領域に関連する、介護施設・老人ホーム、収益物件・不動産投資等の情報サービスを提供しております。 ②目標とする経営指標 当社グループが重視している経営指標は、売上収益、営業利益、営業利益率であり、事業上の指標として、HOME'S関連事業においては掲載物件数、顧客数、一顧客あたり平均売上(ARPA)、サイトの訪問者数、問合せ数(ユーザーから不動産会社等に対するメールや電話での問合せ)等を重視しております。 ③中長期的な会社の経営戦略 当社グループでは経営理念の達成に向けて、あらゆる人が安心と喜びをもって未来へと進んでいくためのサポートをしたいと考えております。世の中に溢れている大量の情報を蓄積・整理・統合し、情報を必要としているユーザーに対し、AI・生成AI等の最新技術を活用しながら、様々なデバイスやチャネルを通じて最適な情報を提供することに取り組んでおります。 この戦略に基づき、「HOME'S関連事業を始めとする国内事業の強化」、「グループ事業のシナジー最大化」、「AI・生成AI等の最新技術の活用」に重点的に取り組んでまいります。 (6) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、IFRS会計基準に準拠して作成しています。この連結財務諸表の作成にあたり採用した重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表注記 5.重要な会計上の見積り及び判断」に記載しております。

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出典

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