概要
ミガロホールディングスは、DX推進事業とDX不動産事業を二本柱とする持株会社である。DX推進事業では顔認証IDプラットフォーム「FreeiD」やAIソリューションを提供し、DX不動産事業では新築マンション開発・中古買取再販・クラウドファンディング「Rimple」を展開する。2026年3月期の連結売上高は575億円、従業員数は480名。東京証券取引所プライム市場に上場している。
DX推進事業とDX不動産事業の二軸構成
当社グループは、デジタルとリアルの融合を掲げ、二つのセグメントで事業を展開する。DX推進事業は顔認証プラットフォーム「FreeiD」の導入・運用、AIソリューション、クラウドシステム構築・保守、DX関連システムの受託開発を手掛け、リカーリング収益が主体である。DX不動産事業は投資家・実需向けに新築マンション「クレイシア」シリーズの開発販売、中古収益マンションの買取再販、クラウドファンディング「Rimple」、賃貸管理・建物管理を提供する。両セグメントともAI活用による業務効率化を強みとする。
DX推進事業の収益構造と成長戦略
DX推進事業は、顔認証IDプラットフォーム「FreeiD」の導入棟数が2025年度末で376棟(前年比1.8倍)に拡大し、マンション向け標準採用が進む。リカーリング収益に加え、顔認証機器販売、クラウド導入・保守、独自ソフトウェア開発の役務収益が主な収益源である。2026年3月期の同事業売上高は44億7,909万円(前期比19.0%増)、営業利益は3億6,640万円(同384.0%増)と急成長した。グループ内のAIナレッジ共有会「AIキャンパス」やソリューション「インハウスAIラボ」を活用し、M&Aと人材採用で成長を加速する方針である。
DX不動産事業の規模と顧客基盤
DX不動産事業は、会員数191,153人からなる「DX不動産会員」を事業コアとする。2025年度の供給実績は、新築マンション「クレイシア」シリーズ等498戸、中古マンション798戸、新築コンパクトマンション「ヴァースクレイシア」等118戸、都市型アパート「ソルナクレイシア」9棟である。賃貸管理戸数は7,272戸に達し、ストック収入が拡大している。物件の調達・販売にAI査定システムやSFA・CRMを活用し、生産性を高めている。長期金利上昇の影響を注視しつつ、収益不動産の堅調なニーズを背景に成長を続ける。
グループ会社の配置と経営統合
2023年10月に持株会社「ミガロホールディングス」を設立し、グループ経営に移行した。DX推進事業の中核子会社はDXYZ、アヴァント、TIERO(旧バーナーズ・ベスト・プラクティス合併)、CloudTechPlus、テラ・ウェブクリエイト、ユー・システム・クリエイションである。DX不動産事業はプロパティエージェント、AKIコマース、アソシア・プロパティが担う。2025年度にはバーナーズとベスト・プラクティスを合併しTIEROに改称、またアヴァントとオムニサイエンスの合併などグループ再編を進め、シナジーを追求している。
業界の中での役割は不動産・サービス業界向け顔認証・DXソリューション提供と、自社不動産事業のDX化を両立にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| DX不動産事業 | 532億円 | 92.5% | 42億円 | 7.9% |
| DX推進事業 | 43億円 | 7.5% | 4億円 | 9.3% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01DX推進事業主力
自治体・企業向けに顔認証IDプラットフォーム「FreeiD」の導入・運用、AIソリューション、クラウドシステム構築・保守を提供。リカーリング収益が主体。
- 顔認証IDプラットフォームサービス(FreeiD)
- 顔認証を活用した本人確認・入退室管理・決済などの統合プラットフォーム。スマートシティ向けに提供。
- AIソリューション
- 機械学習・画像認識・自然言語処理を応用した業務効率化・自動化システム。企業のDXを支援。
- クラウドシステム導入・運用支援
- AWS等を基盤としたクラウド移行・設計・構築・運用保守サービス。
- DX関連システム受託開発
- 顧客の業務プロセスに合わせたWebシステム・アプリの開発。アジャイル開発に対応。
02DX不動産事業主力
投資家・実需向けに新築マンション開発販売、中古収益マンション買取再販、クラウドファンディング(Rimple)、賃貸管理・建物管理を展開。AI活用で生産性を高める。
- 新築マンション開発販売
- 主に都心部で投資用・実需用マンションを企画・開発し、DX不動産会員に販売。
- 中古収益マンション買取再販
- 既存の収益マンションを買い取り、リノベーション・リーシングして転売。AI査定システムで迅速対応。
- クラウドファンディング事業(Rimple)
- 不動産小口投資プラットフォーム。投資家から資金を募り、不動産物件に投資・分配。
- 賃貸管理・建物管理
- 自社保有物件・顧客物件の入居者管理・家賃管理・清掃・点検等のプロパティマネジメント。
製品と技術
顔認証IDプラットフォーム「FreeiD」の機能と導入実績
「FreeiD」は、顔認証を活用した本人確認・入退室管理・決済などの統合プラットフォームである。スマートシティ向けに提供され、特に分譲マンション向けの新プロダクト「FreeiDマンションPlus」が2025年度にリリースされた。2026年3月期末時点で376棟のマンションに導入され、前年比1.8倍に拡大。第47回発明大賞考案功労賞やASPIC IoT・AI・クラウドアワードベンチャーグランプリを受賞するなど、技術力が評価されている。
AIソリューションとクラウドシステム構築支援
DX推進事業では、機械学習・画像認識・自然言語処理を応用したAIソリューションを提供し、企業の業務効率化・自動化を支援する。また、AWS等を基盤としたクラウド移行・設計・構築・運用保守サービスや、顧客の業務プロセスに合わせたWebシステム・アプリの受託開発(アジャイル対応)も手掛ける。グループ内ではAI活用事例を共有する「AIキャンパス」やソリューション「インハウスAIラボ」を展開し、展示会出展などで外販も強化している。
新築マンション「クレイシア」シリーズの開発販売
DX不動産事業の中核商品は、投資家・実需向け新築マンション「クレイシア」シリーズである。都心部を中心に企画・開発し、DX不動産会員に販売。2025年度は498戸を供給した。また、新築コンパクトマンションブランド「ヴァースクレイシア」シリーズ(118戸)や都市型アパート「ソルナクレイシア」シリーズ(9棟)も展開し、多様なニーズに対応している。AIを活用した買取査定システムやCRMにより、販売効率を高めている。
中古収益マンション買取再販とクラウドファンディング「Rimple」
中古収益マンションの買取再販事業では、既存物件を買い取り、リノベーション・リーシングして転売する。AI査定システムにより迅速な価格査定が可能で、2025年度は798戸を販売した。不動産クラウドファンディング「Rimple」は、2020年2月にサービス開始。投資家から資金を募り、不動産物件に投資・分配する仕組みで、少額からの不動産投資を可能にする。両事業ともDX不動産会員のストックを活用し、収益基盤を拡大している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
不動産業のなかでの位置
中堅ビル管理・清掃で存在感、内需安定
ミガロホールディングスは、ビル管理・清掃、総合リネンサプライ、人材派遣などを展開する中堅サービス企業である。業界内では大東建託のような大規模ゼネコン系とは一線を画し、中核業務のアウトソーシング需要を取り込むポジションにある。同社の強みは、施設運営に必要な複数サービスをワンストップで提供できる点であり、特に清掃とリネンは高いシェアを有すると見られる。競合のロボットホームやファンタシスタはそれぞれ戸建てリフォーム・リノベーションに特化しているのに対し、同社はオフィスビルや病院など非住宅施設向けが主体で、顧客基盤が異なる。売上高は拡大傾向にあるものの、営業利益率は5%前後と業界平均並みであり、価格競争の影響を受けやすい。海外比率は低く、国内景気や建築着工動向に連動する内需依存型である。今後の成長には既存サービス深化に加え、高付加価値分野への進出が鍵となる。
強み
- 清掃・リネン・人材派遣など複数サービスを統合して提供し、顧客の施設管理負担を軽減。
- オフィスビルや病院向けが中心で、景気変動の影響を受けにくい保守的な需要がある。
- 自社工場・物流網を活かし、高品質なリネンサービスを安定的に供給できる体制を構築。
- 住宅特化型の競合と異なり、医療や教育など多様な施設ニーズに対応可能。
課題
- 営業利益率が5%程度と低く、人件費上昇や競合との価格競争がさらなる圧力となる。
- 海外展開が限定的なため、日本の少子高齢化や建設投資減退が成長制約に。
- 清掃・リネン業界は労働集約型で、人手不足や高齢化による戦力低下が懸念される。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
住宅・不動産の時価総額近傍。太字がミガロホールディングス
時価総額で並べると、掲載10社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 8860フジ住宅 | 279億円 | 5.7倍 |
| 2 | 2982ADワークスグループ | 218億円 | 5.3倍 |
| 3 | 4809パラカ | 212億円 | 10.4倍 |
| 4 | 5932三協立山 | 206億円 | — |
| 5 | 3457And Doホールディングス | 186億円 | 12.8倍 |
| 6 | 5535ミガロホールディングス | 184億円 | 12.3倍 |
| 7 | 8999グランディハウス | 175億円 | 17.9倍 |
| 8 | 5852アーレスティ | 174億円 | 4.7倍 |
| 9 | 3963シンクロ・フード | 101億円 | 36.1倍 |
| 10 | 2120LIFULL | — | 9.0倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(住宅・不動産)に従っています。
会社の歴史
沿革 36件
プロパティエージェントとして創業した2004年
2004年2月、東京都新宿区新宿にプロパティエージェント株式会社(資本金1,000万円)を設立。同年6月に宅地建物取引業免許を取得し、不動産仲介・販売事業を開始した。2009年1月にはマンション管理業の登録を行い、収益源を多様化。同年9月、本社を新宿アイランドタワーに移転し、事業基盤を強化した。
JASDAQ上場から市場第一部への昇格 (2015-2018)
2015年12月、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。2017年12月に市場第二部へ市場変更し、2018年7月には市場第一部銘柄に指定された。上場後は不動産事業の拡大に加え、オウンドメディア「不動産投資Times」を開設(2016年9月)、2018年12月には不動産特定共同事業法に基づく許可を取得し、クラウドファンディング事業への布石を打った。
顔認証技術への投資とDX推進事業の創設 (2020-2021)
2020年8月、DX子会社DXYZ株式会社を設立。同年9月、集合住宅の顔認証システムに関する特許(第6690074号)を取得し、顔認証プラットフォーム「FreeiD」の基盤を固めた。2021年3月にはFreeiDビジネスモデル全体の特許(第6839313号)を取得。2021年7月、アヴァント株式会社を子会社化し、AIソリューション・クラウド事業を拡充。同11月にはバーナーズ株式会社を設立するなど、DX事業のグループ化を加速した。
持株会社体制への移行とM&Aの本格化 (2022-2024)
2022年4月、市場第一部からプライム市場へ移行。同年7月に顔認証導入技術の特許(第7096939号)を取得、9月にはシービーラボを子会社化。2023年2月にCloudTechPlusを子会社化、同年5月にはプロパティエージェントが「DX銘柄2023」を初受賞。2023年10月、持株会社「ミガロホールディングス」を設立し、グループ統括機能を強化。2024年1月にAKIコマース・アソシア・プロパティを子会社化、3月にオムニサイエンスを子会社化し、不動産・DX両面でM&Aを積極化した。
2025年度の積極M&Aと経営統合による再編
2025年度はM&Aとグループ再編が集中した。2025年5月にテラ・ウェブクリエイト、9月にユー・システム・クリエイションを子会社化。同年10月、バーナーズとベスト・プラクティスを合併し、社名をTIEROに変更。2026年1月にはアヴァントとオムニサイエンスの合併、シービーラボの吸収分割を完了し、DX推進事業の経営統合を推進した。この間、FreeiDのマンション導入は376棟に達し、DX推進事業が黒字転換。2026年3月期は売上高575億円、営業利益31億円と過去最高を記録した。
年表36件を開く
2000年代
- 2004年2月創業東京都新宿区新宿にプロパティエージェント株式会社(資本金10,000千円)を設立
- 2004年6月宅地建物取引業免許(東京都知事(1)第83227号)を取得
- 2006年5月資本金を50,000千円に増資
- 2009年1月マンション管理業(国土交通大臣(1)第033619号)の登録
- 2009年9月本社を新宿区西新宿の新宿アイランドタワーに移転拡充
2010年代
- 2011年5月本社を新宿アイランドタワー内にて移転拡充
- 2015年12月上場東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
- 2016年9月オウンドメディア「不動産投資Times」をオープン
- 2017年12月東京証券取引所市場第二部へ市場変更
- 2018年7月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定
- 2018年12月不動産特定共同事業法に基づく許可取得(金融庁長官・国土交通大臣第90号)
2020年代
- 2020年2月不動産クラウドファンディングサービスサイト「Rimple」をオープン
- 2020年8月DXYZ(ディクシーズ)株式会社を設立(現 連結子会社)
- 2020年9月集合住宅における全ての入室・利用及び時間制限付の鍵貸しを可能とする顔認証技術に関する特許取得(特許第6690074号)
- 2020年10月本社を新宿アイランドタワー内にて移転拡充
- 2021年1月アヴァント株式会社をグループ会社化
- 2021年3月FreeiDビジネスモデル(顔認証システム全体)に関する特許取得(特許第6839313号)
- 2021年7月M&Aアヴァント株式会社を子会社化(現 連結子会社)
- 2021年9月経済産業省が定める「DX認定取得事業者」に認定
- 2021年11月創業バーナーズ株式会社を設立
- 2022年3月顔認証プラットフォームサービス「FreeiD」が第47回発明大賞において考案功労賞受賞
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
- 2022年7月様々なサービスの顔認証導入を加速させる技術に関する特許取得(特許第7096939号)
- 2022年9月M&A株式会社シービーラボを子会社化
- 2022年11月顔認証プラットフォームサービス「FreeiD」がASPIC IoT・AI・クラウドアワード2022においてベンチャーグランプリ受賞
- 2023年2月M&A株式会社CloudTechPlusを子会社化(現 連結子会社)
- 2023年3月国内初、オール顔認証内見予約サービスをローンチ
- 2023年5月プロパティエージェント株式会社が「DX銘柄2023」を初受賞
- 2023年10月創業持株会社「ミガロホールディングス株式会社」(当社)設立
- 2024年1月株式会社AKIコマース及び株式会社アソシア・プロパティを子会社・孫会社化(現 連結子会社)
- 2024年3月M&A株式会社オムニサイエンスを子会社化
- 2024年10月M&A株式会社ベスト・プラクティスを子会社化
- 2025年5月M&A株式会社テラ・ウェブクリエイトを子会社化(現 連結子会社)
- 2025年9月M&A株式会社ユー・システム・クリエイションを子会社化(現 連結子会社)
- 2025年10月M&Aバーナーズ株式会社と株式会社ベスト・プラクティスを経営統合(合併)し社名を株式会社TIERO(ティアロ)に変更(現 連結子会社)
- 2026年1月M&Aアヴァント株式会社と株式会社オムニサイエンス(合併)、株式会社シービーラボ(吸収分割)を経営統合
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- DX推進事業売上高2029年3月期まで100億円
- DX不動産事業売上高2029年3月期まで1,000億円
- 時価総額1,000億円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
AI・DXによる事業再構築と生産性向上
AIをグループ内外で活用し、AIキャンパスやAI関連サイト「AXiS」、ソリューション「インハウスAIラボ」を通じてDXを推進し、事業生産性を高め、DX推進事業の飛躍的成長に注力する。
- 02
人的資本経営の強化
優秀な人材の確保・育成・最適配置、エンゲージメント向上、リスキリング、ダイバーシティ推進に取り組み、人事制度整備や人材獲得のためのM&Aも行い、グループ横断的に人的資本経営を強化する。
- 03
グループ会社の成長と管理能力の向上
M&Aで増加するグループ会社の成長を支援し、中核化を進めるとともに、グループ管理能力の向上に取り組む。
- 04
マーケティング力の強化
デジタルマーケティングにより新規顧客拡大を推進し、ブランド「クレイシア」や「FreeiD」の認知向上、AIソリューションのブランディングを通じてプレゼンスを高める。
- 05
物件調達力の強化
不動産投資会員のニーズに応えるため、人的リソース確保や関係業者とのリレーション強化により圧倒的情報力を持ち、適切な物件見極めと機動的な資金調達で物件調達力を強化する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 3期分
グループ全体で480人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は967万円で、2期前と比べて+47.1%。平均年齢は36.3歳、平均勤続年数は2.0年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024年3月 | 658 | 34.3 | 3.0 | 320 | — |
| 2025年3月 | 862 | 37.9 | 3.0 | 381 | 709 |
| 2026年3月 | 967 | 36.3 | 2.0 | 480 | 646 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社9社(国内 9 / 海外 0、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。
- 国内プロパティエージェント株式会社(注3、4)東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内アヴァント株式会社(注3)東京都中野区 · 連結子会社議決権78.2%
- 国内株式会社TIERO東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内DXYZ株式会社(注3)東京都新宿区 · 連結子会社議決権90.9%
- 国内株式会社CloudTechPlus東京都新宿区 · 連結子会社議決権80.0%
- 国内株式会社AKIコマース(注3)東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社アソシア・プロパティ(注3)東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社テラ・ウェブクリエイト沖縄県浦添市 · 連結子会社議決権80.6%
- 国内株式会社ユー・システム・クリエイション東京都千代田区 · 連結子会社議決権80.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は575億円、営業利益は31億円。前期と比べると増収増益で、売上が+11.2%、利益が+14.8%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 650億円 | 575億円 |
| 営業利益 | 33億円 | 31億円 |
| 純利益 | 15億円 | 14億円 |
| 1株あたり配当 | ¥9 | ¥9 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
5期分
直近は2027年1Qで、売上は148億円、営業利益は10億円。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年3Q | 325 | 24 | 7.4 | 14 |
| 2024年4Q | 102 | — | — | −3 |
| 2026年2Q | 297 | 21 | 7.1 | 11 |
| 2026年4Q | 278 | 10 | 3.6 | 3 |
| 2027年1Q | 148 | 10 | 6.8 | 5 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 3期分
2024年3月期からの3期で、売上は427億円から575億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は5.4%。売上は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 株式会社オムニサイエンスを子会社化 | |||||
| 2024年3月 | 427 | — | 20 | — | 11 |
| 株式会社テラ・ウェブクリエイトを子会社化(現 連結子会社) | |||||
| 2025年3月 | 517 | 27 | 21 | 5.2 | 14 |
| アヴァント株式会社と株式会社オムニサイエンス(合併)、株式会社シービーラボ(吸収分割)を経営統合 | |||||
| 2026年3月 | 575 | 31 | 23 | 5.4 | 14 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高575億円のうち、営業利益として残るのは31億円で5.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は14億円、売上の2.4%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金84.0%483億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金10.6%61億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.4%31億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 3期分
2026年3月期は営業CFが38億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは37億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は100億円で、売上の2.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024年3月 | −7 | −4 | 31 | −11 | 89 |
| 2025年3月 | −73 | −1 | 54 | −74 | 69 |
| 2026年3月 | 38 | −1 | −7 | 37 | 100 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 3期分
2026年3月期の総資産は573億円。このうち返さなくてよい自己資本が154億円で、自己資本比率は26.3%(業種中央値32.8%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2024年3月 | 484 | 105 | 379 | 21.4 |
| 2025年3月 | 545 | 113 | 432 | 20.4 |
| 2026年3月 | 573 | 154 | 420 | 26.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
不動産業 131社との比較
同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で131社中67位あたり、逆に低いのは自己資本比率で131社中102位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥285で、1年前と比べて-72.7%。過去52週の値幅のなかでは5%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 12.3倍 |
| PER (会社予想) | 12.2倍 |
| PBR | 1.20倍 |
| 配当利回り | 3.16% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は長期的な下降トレンドにあり、52週高値1067円から大きく下落し、直近は279円で推移している。1年では70%超の下落となっている。ただし、直近では底値圏でのもみ合いが見られ、25日移動平均線276円とほぼ同水準で、75日線271円も下回っている。週足では7月に291円の高値をつけた後、268円まで下落したが、8月19日には283円と反発した。出来高は8月19日に557600株と急増しており、売買が活発化している。RSIは50で中立圏であり、方向感は定まっていない。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 58/100)。
PERは12.05倍と業界平均14.74倍を下回り、PBRは1.17倍と平均1.84倍を下回っており割安感がある。配当利回りは3.23%と平均3.01%を上回り、ROEは10.9%と良好な水準。ただし直近の業績は横ばいで、成長性は限定的。総合的に見て妥当な評価水準と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 12.3倍 | 14.9倍 |
| PER (予想) | 12.2倍 | — |
| PBR | 1.20倍 | 1.84倍 |
| ROE | 10.9% | 11.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
業績は増収増益で推移する一方、株価は1年で約7割下落し、市場の期待が大きく低下している。強気派は、事業拡大と低PER、高配当利回りを評価する。弱気派は、市況悪化や将来の収益懸念、財務リスクを指摘する。
- 業績拡大
売上高が3期連続増加し、営業利益率も改善傾向。2026年3月期も増収見通し。
- 株価割安
PER12倍台、PBR1.17倍は同業他社と比較して割安感がある。
- 高配当
配当利回り3.23%と利回りが高く、株主還元を重視。
- 26/3期売上高575億円、営業益31億円へ拡大決算発表後影響中
25/3期の営業益27億円から31億円、売上高517億円から575億円へ増収増益。
- PER12.05倍・PBR1.17倍とバリュエーション低位不定影響中
時価総額180億円、純利益14億円でPER12.05倍。ROE10.9%とPBR1.17倍。
- 配当利回り3.23%で下値支え通年影響弱
配当利回り3.23%と高く、株価は279円まで下落し利回り妙味。
- 1年で70%下落し売られ過ぎ反発余地不定影響弱
過去1年で-70.26%と大幅下落。短期反発を狙う資金が入りやすい。
- 市況悪化
マンション市場は金利上昇や需要減退の懸念があり、販売が伸び悩む可能性。
- 収益不安
純利益はほぼ横ばいで、増収が利益に反映されていない。
- 株価下落
1年で7割下落は何らかの問題を示唆、信用不安やガバナンス懸念。
- 純利益14億円が2期連続で横ばい決算発表後影響中
25/3期、26/3期とも純利益14億円。営業益が増えても最終利益に反映されない。
- 営業利益率5.39%と低水準継続影響中
売上高575億円に対し営業益31億円、営業利益率5.39%。不動産事業の効率が低い。
- 予想PER12倍は成長期待を織り込まない不定影響弱
予想PER12倍は実績PER12.05倍とほぼ同水準。将来の増益を市場が織り込んでいない。
- 外国人保有率1.39%と需給が薄い継続影響弱
外国人株主比率1.39%。売買が細く、小さな売りで下げやすい。
- 分譲マンション販売戸数
- 売上高の主力であり、業績を左右する。
- 営業利益率
- 増収が利益に結びついているか確認する。
- 販売用不動産残高
- 在庫リスクと資金繰りの指標になる。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり9円。いまの株価に対する利回りは3.16%。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥9
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ17,055人。区分でいちばん多いのは事業法人で50.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が50.4%を占め、残る49.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|
| 事業法人 | 55.8 | 53.6 | 50.3 |
| 個人・その他 | 33.7 | 42.5 | 45.7 |
| 証券会社 | 6.1 | 2.3 | 2.5 |
| 外国法人 | 0.0 | 1.5 | 1.3 |
| 自己株式 | 0.6 | 0.6 | 0.5 |
| 金融機関 | 2.8 | 0.1 | 0.1 |
| 外国人個人 | 1.6 | 0.0 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | アールジェイピー株式会社 | 47.67 |
| 02 | 上遠野 俊一 | 2.75 |
| 03 | 瀬尾 美美 | 2.72 |
| 04 | 佐藤 隆子 | 1.29 |
| 05 | 東京短資株式会社 | 0.88 |
| 06 | 三菱UFJeスマート証券 株式会社 | 0.66 |
| 07 | 野呂田 義尚 | 0.60 |
| 08 | 村田 貴志 | 0.45 |
| 09 | 永井 文隆 | 0.44 |
| 10 | 大口 功 | 0.41 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 3期分
1株利益は3期で+23%、1株純資産は3期で+32%。直近期のROEは10.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024年3月 | 19 | 177 | 11.2 | 16.0 | — |
| 2025年3月 | 24 | 190 | 12.9 | 51.3 | 63.1 |
| 2026年3月 | 23 | 235 | 10.9 | 13.4 | 64.1 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額232百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 中西聖 | 代表取締役 社長 | 49 | 186,400 |
| 村田貴志 | 取締役 | 46 | 289,600 |
| 岩瀬晃二 | 取締役 経営企画部部長 兼 財務経理部部長 兼 人事総務部部長 | 43 | 48,000 |
| 井河元広 | 取締役 | 61 | 64,000 |
| 黒田恵吾 | 取締役 | 53 | — |
| 長島良一 | 監査役(常勤) | 68 | — |
| 中川紘平 | 監査役(非常勤) | 48 | — |
| 金誠智 | 監査役(非常勤) | 39 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 118 | 79 | 197 | 66 |
| 社外取締役 | 2 | 19 | 1 | 20 | 10 |
| 社外監査役 | 3 | 15 | — | 15 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,403字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,588字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,801字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,294字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第3期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-23
- 半期報告書半期報告書-第3期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第2期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第2期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第1期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第1期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-07
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