概要
ブイキューブは、企業や官公庁向けのWeb会議サービス、イベント配信プラットフォーム、防音個室ブース「テレキューブ」などを提供するDX支援企業である。2000年に東京都港区で設立され、現在はエンタープライズDX、イベントDX、サードプレイスDXの3事業を展開する。2025年12月期の連結売上高は99億円、従業員数は344名。東京証券取引所プライム市場に上場し、海外ではシンガポール、タイ、米国に子会社を持つ。
3つの事業セグメントと主な製品群
ブイキューブの事業は3つのセグメントで構成される。エンタープライズDX事業は、企業や官公庁向けにWeb会議「Zoom」や「V-CUBE ミーティング」、映像組み込みSDK「Agora」、学習管理システム「ASKnLearn」などを提供する。契約形態は期間契約型が中心で、一部受注販売型も併用する。イベントDX事業は、Webセミナー配信ソフトウェア「V-CUBE セミナー」や「EventIn」を中心に、運用設計・配信サポート・データ解析までワンストップで支援する。ハイブリッドイベントにも対応する。サードプレイスDX事業は、防音個室ブース「テレキューブ」の販売・レンタルを提供し、テレワークの定着を支援する。2025年12月期のセグメント売上高は、エンタープライズDXが35億円、イベントDXが51億円、サードプレイスDXが11億円(各セグメント間の調整後売上高は合計と一致しない)。
収益の変遷と財務体質の課題
ブイキューブの連結売上高は2012年12月期の20億円から成長を続け、2022年12月期には122億円に達した。しかし2023年12月期以降は減少に転じ、2025年12月期は99億円となった。同期の営業損失は17億円、親会社株主に帰属する当期純損失は37億円に拡大した。損失の主因は、米国子会社TEN HoldingsのNASDAQ上場に伴う株式報酬費用7.3億円や上場維持費用の増加、ならびに国内イベント事業の減損損失20億円の計上である。財務体質改善のため、同社はTEN Holdingsのグループからの切り離しや有利子負債の削減を優先課題に掲げている。自己資本比率や営業キャッシュフローの数値は開示されていないが、業績悪化に伴う財務基盤の強化が急務となっている。
海外展開とグループ再編の歴史
ブイキューブは2009年にマレーシアに駐在員事務所を設置し、東南アジア市場に進出した。以降、シンガポール(研究開発拠点、販売拠点、事業運営会社)、インドネシア、タイに子会社を設立した。2017年には中国子会社の全株式を譲渡、2018年にはマレーシア子会社を売却するなど、非効率な海外事業を整理した。2021年には米国のイベント配信企業Xyvidを買収し、TEN Eventsに改称。2025年2月にはTEN HoldingsがNASDAQに上場した。しかし2025年には同社のIPOを巡り、特別調査委員会の設置や米国当局(USAO・SEC)の調査を受ける事態となった。2025年12月期にはテレキューブ株式会社を完全子会社化し、翌2026年2月に同事業を当社に吸収するなど、グループ体制の再編を加速させている。
事業ポートフォリオの選択と集中
ブイキューブは2023年以降、不採算事業の売却やサービス統合を積極的に進めている。2023年3月にはタメニーアートワークスから「イベモン」事業を承継したが、2024年6月にはエンタープライズDX事業の一部であるプロフェッショナルワーク事業をテクノホライゾンに譲渡した。また、2025年12月期には連結子会社TEN Holdingsの業績不振を受け、同事業をグループから切り離す方針を打ち出した。他方、成長領域と位置づけるサードプレイスDX事業ではテレキューブの設置台数が大幅に増加し、2025年12月期の同事業売上高は前年比で増加した。これらの動きは、経営資源をコア事業に集中させ、ROIを最大化する狙いがある。
業界の中での役割はビジュアルコミュニケーション(Web会議・イベント配信)およびサードプレイス(テレワークブース)を提供するサービスプロバイダーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2025/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| エンタープライズDX事業 | 35億円 | 35.7% | 5億円 | 14.3% |
| イベントDX事業 | 35億円 | 35.7% | -21億円 | -60.0% |
| サードプレイスDX事業 | 28億円 | 28.6% | 8億円 | 28.6% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01企業・官公庁 (エンタープライズDX)主力
企業や官公庁向けに、Web会議サービス「Zoom」「V-CUBE ミーティング」、映像組み込みSDK「Agora」、学習管理システムLMSなどを提供。社内外コミュニケーションのDXを支援。
- Zoom / V-CUBE ミーティング
- Web会議サービス。定額制で提供。
- Agora
- 映像・音声をアプリに組み込むためのSDK/プラットフォーム。顧客のサービス開発を支援。
- ManeAI
- AIを活用したマネジメント支援サービス。営業組織のセールスイネーブルメント等を支援。
- Qumu
- エンタープライズ向けビデオプラットフォーム。
- ASKnLearn
- シンガポール子会社提供の学習管理システム(LMS)。
02イベント・セミナー (イベントDX)準主力
様々な分野のイベント向けに、Webセミナー配信サービス「V-CUBE セミナー」「EventIn」、ハイブリッドイベント支援をワンストップで提供。配信ソフトウェアに加え、運用設計・配信サポート・データ解析などの運用支援サービスも提供。
- V-CUBE セミナー
- Webセミナー配信ソフトウェア。SaaS+サービス型で提供。
- EventIn
- イベント配信プラットフォーム。
- バーチャル株主総会
- 株主総会のオンライン配信サービス。
- V-CUBE Communication Platform
- コミュニケーションプラットフォーム。
- Xyvid Pro Platform
- 米国子会社TEN Events提供のビデオプラットフォーム。
03企業・公共空間 (サードプレイスDX)副次
企業や公共空間向けに、防音個室ブース「テレキューブ」の販売・レンタル、設置後の管理サービスを提供。テレワーク定着を支援。
- テレキューブ
- 防音個室ブース。販売のほか、月額課金のサブスクリプションレンタルも提供。
製品と技術
企業向けWeb会議「Zoom」と自社プラットフォーム「V-CUBE」
エンタープライズDX事業の中核は、Zoom Communications社の「Zoom」のリセール販売である。同社はZoomの日本における主要販売代理店として、定額制の期間契約型で提供している。加えて、自社ブランドのWeb会議サービス「V-CUBE ミーティング」も保有する。また、映像・音声をアプリに組み込むためのSDK/プラットフォーム「Agora」を提供し、顧客企業のソリューション開発を支援する。Agoraは期間契約型に加え、カスタマイズ開発を含む受注販売型も展開する。企業向け動画配信プラットフォーム「Qumu」や、AIを活用したマネジメント支援サービス「ManeAI」もラインアップに含まれる。これらの製品群は、企業の社内外コミュニケーションのデジタルトランスフォーメーションを支える。
イベント配信プラットフォーム「V-CUBE セミナー」とワンストップ支援
イベントDX事業では、Webセミナー配信ソフトウェア「V-CUBE セミナー」と総合イベントプラットフォーム「EventIn」を提供する。これらは単なる配信ツールではなく、企画・制作・当日運営・データ分析までを一貫して支援する「SaaS+サービス」型で提供される。例えば、バーチャル株主総会やハイブリッドイベントに対応し、リアル会場とオンライン参加者をシームレスに接続する。米国子会社TEN Eventsは「Xyvid Pro Platform」を提供しており、グローバルなイベント配信を可能にする。2025年12月期のイベントDX事業売上高は51億円と全セグメントで最大だが、顧客案件の減少や上場関連費用の影響で収益性は悪化している。
防音個室ブース「テレキューブ」とサブスクリプションモデル
サードプレイスDX事業の主力製品は防音個室ブース「テレキューブ」である。テレキューブは企業向けに販売されるほか、月額課金のサブスクリプションレンタルも提供される。設置後の管理サービスを含め、テレワークやオンライン会議のための静かな空間を提供する。2025年12月期において、テレキューブの企業向け設置台数は大幅に増加し、同事業の売上高は11億円に達した。公共空間への展開も進めており、連結子会社テレキューブ株式会社が販売と管理サービスを担当している。2025年12月にはテレキューブ株式会社を完全子会社化し、翌月に事業を吸収することで、サードプレイスDX事業の運営効率化を図っている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
Web会議国内シェア上位、赤字転落で収益課題
ブイキューブはWeb会議システムで国内シェアトップ級だが、売上高は111億→99億円と減少傾向。営業赤字に転落し、競合するZoomやTeamsとの価格競争、コロナ特需反動が影響。同業のプレイドは黒字化に成功しており、差が広がっている。新サービス「Toku」などで収益化を急ぐが、投資負担も大きく、早期の業績回復が課題。市場成長率は鈍化し、差別化が難しくなっている。
強み
- 国内シェア1位のWeb会議プラットフォームを保有し、ブランド認知度が高い。
- 大企業から中小企業まで幅広い顧客基盤を持ち、安定した需要がある。
- 会議システムに加え、ウェビナーやコールセンターなど周辺機能を提供。
- 海外競合と比較し、日本語サポートや国内法規に強みを持つ。
課題
- コロナ特需後、売上が3期連続減少。市場縮小リスクがある。
- 2024年営業損失、2025年さらに拡大見込み。費用削減が必要。
- 大手Microsoft Teams/Zoomに対し、機能面での優位性が小さい。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
IT・SaaSの時価総額近傍。太字がブイキューブ
時価総額で並べると、掲載6社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2163アルトナー | 102億円 | 16.2倍 |
| 2 | 3963シンクロ・フード | 101億円 | 36.1倍 |
| 3 | 6560エル・ティー・エス | 86億円 | 8.3倍 |
| 4 | 7038フロンティア・マネジメント | 69億円 | — |
| 5 | 7034プロレド・パートナーズ | 39億円 | 14.2倍 |
| 6 | 3681ブイキューブ | 2億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。
会社の歴史
沿革 39件
インターネット通販会社からビジュアルコミュニケーションへ転換した2000〜2004年
ブイキューブの起源は2000年2月に東京都港区で設立された株式会社ワァコマースである。当初はインターネット通信販売事業を目的としていた。2001年6月に株式会社ランデブーへ商号変更し、事業目的をWebサイトデザインに変更した。2004年1月、代表取締役社長間下直晃が同社の全株式を取得し、ビジュアルコミュニケーションツールの開発・提供を新たな目的に定め、株式会社ブイキューブブロードコミュニケーションへ商号変更した。この年が事実上の創業であり、この転換により現在の事業基盤が形成された。
統合と東南アジア進出で事業基盤を固めた2005〜2013年
2005年9月、ブイキューブは旧株式会社ブイキューブを株式交換により子会社化し、2006年3月に吸収合併した。同年4月に現在の社名である株式会社ブイキューブに変更した。2009年から東南アジアへの進出を本格化させ、マレーシア駐在員事務所(2009年8月)に続き、V-cube Malaysia Sdn. Bhd.(2009年12月)、シンガポールに研究開発拠点(2012年1月)、インドネシア法人(2012年7月)、グローバル運営会社(2013年5月)を設立した。2013年8月には中国子会社を連結子会社化し、同年12月に東京証券取引所マザーズに上場した。上場と同時に福岡・名古屋営業所の開設、パイオニアソリューションズの子会社化、Webセミナースタジオ「Studio Octo」の開設を実施した。
買収と組織拡大で成長を加速した2015〜2016年
2015年7月、ブイキューブは東京証券取引所市場第一部に市場変更し、上場から1年半で大口市場への昇格を果たした。同年10月にはアジア統括持株会社を通じてシンガポール最大の教育プラットフォーム企業Wizlearn Technologiesを子会社化し、教育・研修分野に参入した。同年12月にはアイスタディ株式会社(後の株式会社クシム)を子会社化し、日本国内の教育事業を強化した。2016年1月には開発体制を強化するため株式会社ブイキューブテクニカルワークスを設立し、同年9月にはタイに販売拠点を設立した。この時期は積極的なM&Aと拠点拡大により、売上高が2014年12月期の47億円から2016年12月期の72億円へ急成長した。
不採算事業の整理と構造改革を断行した2017〜2019年
2016年12月期に5億円の純損失を計上したブイキューブは、2017年から構造改革に着手した。2017年12月にはパイオニアVC株式会社を吸収合併し、グローバル運営会社の再編を実施。同時に中国子会社BRAV Internationalの全株式を譲渡し、中国市場から撤退した。2018年1月にはマレーシア子会社の全株式を譲渡、同年12月には電子黒板サービス事業をエルモ社へ譲渡した。2019年4月にはアイスタディ株式会社の株式を譲渡し、教育事業の一部を切り離した。一連の整理により、2018年12月期には5億円の純利益を回復したが、2019年12月期の純利益はほぼゼロとなり、収益基盤の脆弱さが露呈した。
コロナ禍でテレワーク需要を取り込んだ2019〜2023年
2019年7月、ブイキューブはテレキューブ株式会社を連結子会社化し、防音個室ブース事業に本格参入した。同年12月にはテレキューブサービス株式会社を設立し、公共空間への設置を拡大した。2020年の新型コロナウイルス感染症拡大によりWeb会議需要が急増し、Zoomの代理店販売が大きく伸びた。2021年6月には米国のイベント配信企業Xyvidを買収(後にTEN Eventsに改称)、2022年11月にはEV充電関連サービスを目的にCharge Plus Japanを設立した。2023年3月には「イベモン」事業を承継し、イベントDX事業を強化した。売上高は2021年12月期に115億円、2022年12月期に122億円と過去最高を更新した。
米国子会社の上場と業績悪化による再編の2023〜2025年
2023年6月、V-CUBE USA Acquisition Companyを設立し米国事業を統括。同年7月には既存の米国子会社と合併した。2024年6月、プロフェッショナルワーク事業をテクノホライゾンに譲渡し、事業の選択と集中を進めた。2024年7月にはイベントDX事業の持株会社TEN Holdingsを米国に設立し、2025年2月にNASDAQ上場を実現した。しかし上場に伴う費用や株式報酬が業績を圧迫し、2025年12月期の営業損失は17億円、純損失は37億円に拡大した。さらに、IPOを巡り特別調査委員会の設置や米国当局の調査を受ける事態となり、2026年4月に調査が開始された。ブイキューブはグループ体制の抜本見直しを迫られている。
年表39件を開く
2000年代
- 2000年2月創業インターネット上の通信販売事業を目的として、株式会社ワァコマースを東京都港区に設立。
- 2001年6月商号変更株式会社ランデブーへ商号変更し、事業目的をWebサイトデザイン等に変更。
- 2004年1月商号変更ビジュアルコミュニケーションツールの開発及びサービス提供を目的として、株式会社ランデブーの全株式を当社代表取締役社長間下直晃が取得。株式会社ブイキューブブロードコミュニケーションへ商号変更。
- 2005年9月M&A旧株式会社ブイキューブを株式交換により子会社化。
- 2006年3月M&Aビジュアルコミュニケーション事業強化のため、旧株式会社ブイキューブを吸収合併。
- 2006年4月商号変更株式会社ブイキューブに商号変更。
- 2009年8月東南アジアマーケットへの展開を視野に入れた情報収集等の拠点として、マレーシア クアラルンプールに駐在員事務所を設置。
- 2009年12月創業東南アジアマーケットへ本格的に展開するため、V-cube Malaysia Sdn. Bhd.をマレーシア クアラルンプールに設立。
2010年代
- 2010年5月主力サービス名称を「nice to meet you」から「V-CUBE」へ変更。
- 2011年9月近畿地方以西の営業拠点として、大阪営業所を開設。
- 2012年1月創業技術開発機能の強化を目的として、V-cube Singapore R&D Centre Pte. Ltd.(その後V-cube Global Services Pte. Ltd.に商号変更)をシンガポールに設立。
- 2012年7月創業PT. V-CUBE INDONESIAをインドネシア ジャカルタに設立。
- 2013年5月創業全世界のV-CUBEサービスのインフラ提供を行う事を目的として、V-cube Global Operations Pte. Ltd.を設立。
- 2013年8月M&A中国マーケットへ本格的に展開するため、BRAV International Limited及び同社の子会社である天津柏鋭丰科技有限公司(現 威立方(天津)信息技術有限公司)を連結子会社化。
- 2013年8月創業シンガポールにおける販売拠点として、V-cube Singapore Pte. Ltd.をシンガポールに設立。
- 2013年12月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場。九州地方の営業拠点として、福岡営業所を開設。パイオニアソリューションズ株式会社(その後パイオニアVC株式会社に商号変更)を連結子会社化。中部地方の営業拠点として、名古屋営業所を開設。 Webセミナーサービスの強化のため、Webセミナー開催・配信専用スタジオ「Studio Octo(スタジオ オクト)」を東京都渋谷区恵比寿に開設。
- 2015年7月東京証券取引所市場第一部へ市場変更。
- 2015年10月M&A教育・研修分野の強化を目的として、アジア地域統括持株会社V-cube Global Services Pte. Ltd.が、シンガポール最大の教育プラットフォーム提供会社Wizlearn Technologies Pte. Ltd.を連結子会社化。
- 2015年12月M&A教育・研修分野の強化を目的として、株式会社システム・テクノロジー・アイ(後のアイスタディ株式会社、現 株式会社クシム、以下「アイスタディ株式会社」)を連結子会社化。
- 2016年1月創業開発体制の強化を目的として、株式会社ブイキューブテクニカルワークスを設立。
- 2016年9月タイにおける販売拠点として、V-cube (Thailand) Co., Ltd.(現連結子会社)をタイに設立。
- 2017年12月M&A構造改革の一環として、パイオニアVC株式会社を吸収合併。 V-cube Global Services Pte. Ltd.は同社の子会社のV-cube Global Operations Pte. Ltd.及びV-cube Singapore Pte. Ltd.を吸収合併。保有するBRAV International Limitedの全株式の譲渡により、BRAV International Limited及び同社の子会社の威立方(天津)信息技術有限公司を連結範囲から除外。株式会社ブイキューブテクニカルワークスを清算。
- 2018年1月保有するV-cube Malaysia Sdn.Bhd.の全株式の譲渡により、V-cube Malaysia Sdn.Bhd.を連結範囲から除外。
- 2018年12月電子黒板サービス事業の今後の更なる発展のため、同事業を株式会社エルモ社へ譲渡。
- 2019年4月保有するアイスタディ株式会社の株式譲渡により、アイスタディ株式会社を連結範囲から除外。
- 2019年7月M&Aテレキューブ株式会社を連結子会社化。公共空間における「テレキューブ」の設置拡大を目的として、テレキューブサービス株式会社を設立するとともに同社を持分法の適用範囲とする。
2020年代
- 2021年6月M&Aイベント配信分野の強化を目的として、米国にて同分野のサービスを展開しているXyvid, Inc.(その後TEN Events, Inc.に商号変更)を連結子会社化。
- 2021年12月連結子会社であるV-cube Global Services Pte. Ltd.が清算結了により消滅。同社の事業は連結子会社であるWizlearn Technologies Pte. Ltd.が承継。
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。
- 2022年11月創業EV充電関連サービスを日本国内で提供することを目的として、Charge Plus Japan株式会社を設立。
- 2023年3月イベント配信分野における提供サービスの強化を目的として、タメニーアートワークス株式会社の法人向けイベント企画運営事業である「イベモン」事業を吸収分割により承継。
- 2023年6月M&A米国における経営体制の合理化等を図るため、V-CUBE USA Acquisition Company, Inc.を米国に設立するとともに同社を連結子会社化。
- 2023年7月M&AV-CUBE USA Acquisition Company, Inc.は連結子会社であるV-cube USA, Inc.を吸収合併。
- 2024年6月財務体質及び収益性の改善の一環としてプロダクトの選択と集中を進める中で、エンタープライズDX事業の一部である緊急対策とフィールドワークの専門領域に特化したDX支援を行う「プロフェッショナルワーク事業」をテクノホライゾン株式会社へ譲渡。
- 2024年7月上場イベントDX事業を統括する持株会社の米国市場での上場に向けてTEN Holdings, Inc.を米国に設立するとともに同社を連結子会社化。
- 2025年2月上場連結子会社TEN Holdings, Inc.が米国市場NASDAQに株式を上場
- 2025年12月M&A経営体制の効率化を図るため、連結子会社テレキューブ株式会社を完全子会社化。
- 2025年12月保有するテレキューブサービス株式会社の全株式の譲渡により、同社を持分法適用関連会社から除外。
- 2026年2月より一層の組織運営の効率化及び意思決定の迅速化を図るため、連結子会社テレキューブ株式会社の事業を当社へ譲渡。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
事業ポートフォリオの再編と成長投資
事業ポートフォリオの再編を進め、成長が見込めるサービスへ選択と集中を行い、生成AIを活用した新規サービスやAI×ロボティクス事業の拡大を図る。
- 02
エンタープライズDXの拡充
サービスの選択と集中により成長サービスに注力し、生成AIを活用した新規サービスの拡充およびAI×ロボティクス事業の拡大を推進する。
- 03
イベントDXのデータ活用による差別化
コロナ後のポートフォリオ変化に対応したオーガニックな成長を目指し、イベントデータの徹底活用や効果分析による差別化を図る。
- 04
サードプレイスDXのラインナップ拡充
テレキューブのラインナップ拡充と利用用途の拡大により、オーガニックな成長を実現する。
- 05
財務体質の改善と成長促進
TEN Holdings, Inc.のグループからの切り離し、有利子負債の削減、自己資本比率の改善、ROI最大化のための開発投資適正化を進める。また、コア事業強化、MRR成長、新規事業創出、社内外連携強化により売上成長を促進する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で344人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は674万円で、9期前と比べて+7.0%。平均年齢は37.3歳、平均勤続年数は8.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | — | — | — | 500 | — |
| 2017年12月 | — | — | — | 450 | — |
| 2018年12月 | — | — | — | 457 | — |
| 2019年12月 | 630 | 37.4 | 6.8 | 402 | — |
| 2020年12月 | 628 | 35.6 | 5.7 | 405 | — |
| 2021年12月 | 621 | 35.1 | 5.3 | 490 | — |
| 2022年12月 | 588 | 35.3 | 5.8 | 477 | — |
| 2023年12月 | 632 | 35.8 | 6.2 | 473 | — |
| 2024年12月 | 614 | 37.0 | 7.4 | 372 | −54 |
| 2025年12月 | 674 | 37.3 | 8.0 | 344 | −494 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社8社(国内 5 / 海外 3、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。
- 国内TEN Holdings, Inc. (注)1、2アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 · 連結子会社議決権38.2%
- 国内TEN Events, Inc. (注)2、4アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 · 連結子会社議決権38.2%
- 海外Wizlearn Technologies Pte. Ltd. (注)3シンガポール · 連結子会社議決権100.0%
- 国内テレキューブ株式会社(注)3東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外V-cube (Thailand) Co., Ltd. (注)2、3、4タイ王国 バンコク · 連結子会社議決権49.0%
- 国内V-CUBE USA Acquisition Company, Inc. (注)2、3、4アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 · 連結子会社議決権38.2%
- 国内株式会社ミリオス(注)2、3、5東京都港区 · 連結子会社議決権19.5%
- 海外Exena Learning Hub Pte. Ltd. (注)4シンガポール · 持分法適用会社議決権25.0%
- 調達986万円統計研修のWeb セミナー運営の請負業務総務省 · 2020-08-04
- 調達663万円統計研修のWebセミナー運営に係る請負業務総務省 · 2021-04-08
- 調達128万円Zoomライセンスの購入厚生労働省 · 2022-03-03
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は99億円、営業利益は-17億円。前期と比べると減収で、売上が-5.7%。
四半期の推移
10期分
直近は2025年4Qで、売上は49億円、営業利益は−9億円。前年の2024年4Qと比べると、売上は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2022年4Q | 31 | — | — | −3 |
| 2023年1Q | 30 | 1 | 3.3 | 0 |
| 2023年2Q | 28 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2023年3Q | 23 | −3 | −13.0 | −5 |
| 2023年4Q | 30 | — | — | −51 |
| 2024年1Q | 28 | 1 | 3.6 | 1 |
| 2024年2Q | 28 | 1 | 3.6 | −3 |
| 2024年4Q | 49 | −4 | −8.2 | −12 |
| 2025年2Q | 50 | −8 | −16.0 | −6 |
| 2025年4Q | 49 | −9 | −18.4 | −31 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年12月期からの14期で、売上は20億円から99億円へ5.0倍に増えた。直近期の営業利益率は-17.2%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 技術開発機能の強化を目的として、V-cube Singapore R&D Centre Pte. Ltd.(その後V-cube Global Services Pte. Ltd.に商号変更)をシンガポールに設立。 | |||||
| 2012年12月 | 20 | — | 1 | — | 1 |
| 全世界のV-CUBEサービスのインフラ提供を行う事を目的として、V-cube Global Operations Pte. Ltd.を設立。 | |||||
| 2013年12月 | 25 | — | 3 | — | 2 |
| 2014年12月 | 47 | — | 6 | — | 3 |
| 教育・研修分野の強化を目的として、アジア地域統括持株会社V-cube Global Services Pte. Ltd.が、シンガポール最大の教育プラットフォーム提供会社Wizlearn Technologies Pte. Ltd.を連結子会社化。 | |||||
| 2015年12月 | 61 | — | 2 | — | 1 |
| 開発体制の強化を目的として、株式会社ブイキューブテクニカルワークスを設立。 | |||||
| 2016年12月 | 72 | — | −2 | — | −5 |
| 構造改革の一環として、パイオニアVC株式会社を吸収合併。 V-cube Global Services Pte. Ltd.は同社の子会社のV-cube Global Operations Pte. Ltd.及びV-cube Singapore Pte. Ltd.を吸収合併。保有するBRAV International Limitedの全株式の譲渡により、BRAV International Limited及び同社の子会社の威立方(天津)信息技術有限公司を連結範囲から除外。株式会社ブイキューブテクニカルワークスを清算。 | |||||
| 2017年12月 | 66 | — | −6 | — | −30 |
| 2018年12月 | 80 | — | 3 | — | 5 |
| テレキューブ株式会社を連結子会社化。公共空間における「テレキューブ」の設置拡大を目的として、テレキューブサービス株式会社を設立するとともに同社を持分法の適用範囲とする。 | |||||
| 2019年12月 | 64 | — | −3 | — | 0 |
| 2020年12月 | 83 | — | 10 | — | 11 |
| イベント配信分野の強化を目的として、米国にて同分野のサービスを展開しているXyvid, Inc.(その後TEN Events, Inc.に商号変更)を連結子会社化。 | |||||
| 2021年12月 | 115 | — | 12 | — | 13 |
| EV充電関連サービスを日本国内で提供することを目的として、Charge Plus Japan株式会社を設立。 | |||||
| 2022年12月 | 122 | — | 6 | — | 1 |
| 米国における経営体制の合理化等を図るため、V-CUBE USA Acquisition Company, Inc.を米国に設立するとともに同社を連結子会社化。 | |||||
| 2023年12月 | 111 | — | −3 | — | −56 |
| イベントDX事業を統括する持株会社の米国市場での上場に向けてTEN Holdings, Inc.を米国に設立するとともに同社を連結子会社化。 | |||||
| 2024年12月 | 105 | −2 | −3 | −1.9 | −14 |
| 連結子会社TEN Holdings, Inc.が米国市場NASDAQに株式を上場 | |||||
| 2025年12月 | 99 | −17 | −20 | −17.2 | −37 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高99億円のうち、営業利益として残るのは-17億円で-17.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-37億円、売上の-37.4%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金63.6%63億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金52.5%52億円
- その他の費用持分法損益などの調整1.0%1億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-17.2%-17億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年12月期は営業CFが−6億円、投資CFが4億円で、差し引きのフリーCFは−2億円。この組み合わせは「立て直し型」にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上。期末の手元現金は20億円で、売上の2.4ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 4 | −5 | 2 | −1 | 3 |
| 2013年12月 | 5 | −6 | 25 | −1 | 28 |
| 2014年12月 | −3 | −15 | 1 | −18 | 11 |
| 2015年12月 | 6 | −30 | 34 | −24 | 20 |
| 2016年12月 | 13 | −21 | 9 | −8 | 20 |
| 2017年12月 | 9 | −24 | 29 | −15 | 34 |
| 2018年12月 | 10 | −6 | −10 | 4 | 27 |
| 2019年12月 | 4 | −7 | −16 | −3 | 8 |
| 2020年12月 | 20 | −9 | 10 | 11 | 28 |
| 2021年12月 | 21 | −60 | 28 | −39 | 18 |
| 2022年12月 | 18 | −24 | 3 | −6 | 17 |
| 2023年12月 | 10 | −19 | 6 | −9 | 14 |
| 2024年12月 | 8 | −5 | −8 | 3 | 10 |
| 2025年12月 | −6 | 4 | 11 | −2 | 20 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年12月期の総資産は87億円。このうち返さなくてよい自己資本が-11億円で、。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 21 | 7 | 14 | 32.2 |
| 2013年12月 | 50 | 38 | 12 | 74.7 |
| 2014年12月 | 63 | 44 | 19 | 65.5 |
| 2015年12月 | 102 | 46 | 56 | 42.2 |
| 2016年12月 | 105 | 40 | 65 | 34.4 |
| 2017年12月 | 111 | 42 | 69 | 30.1 |
| 2018年12月 | 106 | 45 | 61 | 35.0 |
| 2019年12月 | 70 | 30 | 40 | 43.2 |
| 2020年12月 | 100 | 38 | 62 | 37.8 |
| 2021年12月 | 153 | 51 | 102 | 33.1 |
| 2022年12月 | 169 | 60 | 109 | 34.9 |
| 2023年12月 | 123 | 7 | 116 | 5.0 |
| 2024年12月 | 105 | 0 | 105 | — |
| 2025年12月 | 87 | −11 | 98 | — |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで605社中1位あたり、逆に低いのは営業利益率で605社中575位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
6月30日の終値
直近の終値は¥9で、1年前と比べて+0.0%。過去52週の値幅のなかでは0%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| 配当利回り | 44.44% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
本日10%安の9円、52週安値に張り付き。最近1カ月は18円から9円へ半値。25日線・75日線とも算出不能だが、52週高値210円から-96%の値下がり。出来高67.8万株。週足は下降トレンド継続。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PBRが-0.19倍と純資産を大きく下回り、同業界平均の3.48倍から著しく低廉。ROEは1.6%と低水準で赤字継続中だが、配当利回り44.44%は極端に高い。業績悪化で配当の持続性に懸念があるものの、資産価値から見て割安と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PBR | -0.19倍 | 2.96倍 |
| ROE | 1.6% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
事業の立て直しが急務。強気:リモートワーク定着で市場そのものは拡大、自社の新機能(AI翻訳等)やニッチ市場(医療・教育)で差別化できる可能性。弱気:Zoom・Teamsに太刀打ちできず、顧客離れで収益悪化、債務超過(PBRマイナス)で資金調達リスク。赤字が拡大しており、抜本的な構造改革が必要。
- 市場需要の底堅さ
リモート会議は浸透、一定の需要は継続する。
- 特定分野での差別化
秘匿性やカスタマイズ求める企業・官公庁向け需要あり。
- コスト削減余地
赤字事業の整理・人員削減で損益改善の可能性。
- 配当利回り44%と際立つ高利回り継続影響弱
配当利回り44.44%は東証一部でもトップ級。継続なら株価下支え。
- FY2024/12に純損失14億円と改善傾向2024年12月期影響中
純損失14億円(前期▲56億円)。大幅改善も翌期悪化。
- 売上高100億円前後で底堅い2025年12月期影響弱
売上高99億円と100億円近辺を維持。大幅減収は一服。
- ビデオ市場の構造的成長取り込み長期影響弱
リモートワーク定着で需要根強い。シェア拡大なら収益改善。
- 競争劣位の深刻さ
低価格・高機能のグローバル製品に顧客流出が続く。
- 業績悪化トレンド
売上減・赤字拡大、ROE1.6%と資本効率も悪い。
- 財務リスク
債務超過寸前、資金繰り懸念が浮上する可能性。
- 営業損失がFY2025/12に▲17億円と拡大2025年12月期影響強
営業損失17億円(前期▲2億円)。赤字拡大で資金繰り懸念。
- 純損失37億円と巨額赤字継続2025年12月期影響強
純損失37億円、前期比約2.6倍。自己資本毀損加速。
- PBRマイナス0.19倍、債務超過リスク継続影響強
時価総額2億円、純資産マイナス。上場維持基準抵触の可能性。
- 売上高3期連続減少、収益基盤弱体化継続影響中
売上高111→105→99億円。減少トレンド続く。
- 契約数/解約率
- 顧客基盤の増減が収益の先行指標
- 営業損益
- 赤字幅の縮小が事業再生への道筋
- 現金同等物
- 資金繰りリスクの有無を確認
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり4円で、前期から−50.0%。いまの株価に対する利回りは44.44%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2019年12月 | 1 | — | 3.5 |
| 2020年12月 | 4 | 300.0 | 47.9 |
| 2021年12月 | 8 | 100.0 | 11.5 |
| 2022年12月 | 4 | −50.0 | 20.0 |
配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥4
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ16,920人。区分でいちばん多いのは個人・その他で78.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が11.5%を占め、残る88.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 49.6 | 53.1 | 65.3 | 70.4 | 71.3 | 78.2 |
| 金融機関 | 15.8 | 16.6 | 16.7 | 14.0 | 16.1 | 7.8 |
| 証券会社 | 6.6 | 6.6 | 7.2 | 4.9 | 4.3 | 6.5 |
| 事業法人 | 3.4 | 5.2 | 4.0 | 3.7 | 3.5 | 3.7 |
| 外国法人 | 24.6 | 18.6 | 6.7 | 6.8 | 4.2 | 3.1 |
| 自己株式 | 1.2 | 1.9 | 1.9 | 1.9 | 1.8 | 1.8 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.2 | 0.6 | 0.7 |
| 政府・自治体 | — | — | 0.0 | — | — | — |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 間下 直晃 | 13.64 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 6.98 |
| 03 | 楽天証券株式会社 | 2.94 |
| 04 | トミーコンサルティングインク | 2.58 |
| 05 | 山下 博 | 1.40 |
| 06 | 高田 雅也 | 1.29 |
| 07 | 岩本 良太 | 0.95 |
| 08 | 佐藤 陽也 | 0.84 |
| 09 | JPモルガン証券株式会社 | 0.75 |
| 10 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 0.64 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-07野村證券株式会社新規の大量保有報告0.01%-0.94pt
- 2026-07-02間下 直晃変更報告1.33%-12.68pt
- 2026-06-26間下 直晃新規の大量保有報告1.33%-12.68pt
- 2026-06-19野村證券株式会社新規の大量保有報告0.95%
- 2026-06-19AVA3 HD株式会社新規の大量保有報告90.58%
- 2026-05-28間下 直晃新規の大量保有報告14.01%
- 2026-05-07間下 直晃(Naoaki Mashita)新規の大量保有報告14.01%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−1596%、1株純資産は12期で−54%。直近期のROEは1.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 10 | 55 | 18.9 | — | — |
| 2013年12月 | 17 | 208 | 10.4 | 107.0 | — |
| 2014年12月 | 14 | 224 | 6.4 | 54.7 | — |
| 2015年12月 | 5 | 228 | 2.2 | 202.6 | — |
| 2016年12月 | −28 | 187 | — | — | — |
| 2017年12月 | −153 | 139 | — | — | — |
| 2018年12月 | 19 | 153 | 13.0 | 19.3 | — |
| 2019年12月 | 1 | 126 | 1.0 | 458.0 | 3.5 |
| 2020年12月 | 47 | 156 | 33.4 | 64.2 | 47.9 |
| 2021年12月 | 55 | 208 | 30.0 | 29.3 | 11.5 |
| 2022年12月 | 3 | 243 | 1.6 | 204.9 | 20.0 |
| 2023年12月 | −232 | 26 | — | — | — |
| 2024年12月 | −56 | — | — | — | — |
| 2025年12月 | −143 | — | — | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/12期の役員報酬は総額128百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 間下直晃 | 取締役 会長 | 48 | 3,592,347 |
| 水谷潤 | 代表取締役 社長CEO | 43 | 18,900 |
| 山本一輝 | 常務取締役 CFO | 47 | 18,400 |
| 松山大耕 | 取締役 | 47 | — |
| 中丸毅 | 取締役 監査等委員 | 66 | — |
| 秋元秀仁 | 取締役 監査等委員 | 65 | — |
| 小松慶子 | 取締役 監査等委員 | 47 | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 96 | 96 | 19 |
| 社外取締役 | 5 | 24 | 24 | 5 |
| 取締役(社内) | 1 | 8 | 8 | 8 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,983字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,419字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,223字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)9,857字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第26期(2025/01/01-2025/12/31)2026-04-30
- 半期報告書半期報告書-第26期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第25期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-31
- 半期報告書半期報告書-第25期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第24期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-29
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第23期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-31
- 四半期報告書四半期報告書-第23期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第23期第2四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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