概要
プロレド・パートナーズは、大手・上場企業を主な顧客とするコンサルティング企業である。成果報酬型のコストマネジメント・サービスを基盤に、固定報酬型の経営コンサルティングやファンド事業を展開する。2008年に設立され、2018年に東証マザーズに上場、2022年にはプライム市場に移行した。子会社ナレッジリーンを通じて地方公共団体向け環境コンサルティングも手がける。2025年10月期の連結売上高は123億円、従業員数は329名。
成果報酬型コンサルティングを軸とした収益構造
同社の核となる収益源は、間接材のコスト削減を成果報酬で受けるコンサルティングである。削減額の一定割合を報酬とするため、顧客にとっては成果が得られなければ費用が発生しない仕組みとなっている。対象費目は消耗品費、通信費、清掃費、施設警備費、昇降機費、工事費用、保険料、電力料金など多岐にわたる。成果確認後も継続サポートを提供し、報酬は分割で受け取る。このモデルは、コンサルタント個人の経験に依存せず、過去のプロジェクトデータを活用した標準化されたサービスとして提供される。2025年10月期のコンサルティング事業売上高は41億円であるが、内訳上、成果報酬型は厳しい事業環境にある。
固定報酬型と環境コンサルティングへの拡張
成果報酬型に加え、同社は固定報酬型の経営コンサルティングを提供する。成長戦略、デジタル、人材・組織、オペレーションの領域で、戦略策定から実行までのハンズオン支援を行う。特徴的なのは、有償契約前に「投資フェーズ」を設ける成功報酬型モデルを確立した点である。また、子会社ナレッジリーン(旧知識経営研究所)を通じて、地方公共団体向けに環境基本計画策定や地球温暖化対策計画支援を提供する。民間企業向けには脱炭素目標設定から情報開示までの一貫サービスを展開する。これらの固定報酬型サービスは、成果報酬型の厳しい環境を補完し、事業拡大を牽引している。
ファンド事業とグループの構成
同社グループは、連結子会社14社で構成される。ファンド事業は、2020年設立の子会社ブルパス・キャピタルが運営する。2021年にドルフィン1号投資事業有限責任組合を組成し、中小・中堅企業への投資を行う。同社はGPとして案件組成、投資後の経営支援、Exitによるキャピタルゲインを得る。同時にLP投資家として自己資金を出資し、他のLP投資家とともに収益を享受する。2025年10月期のファンド事業売上高は81億円とコンサルティング事業を上回り、営業利益60億円を計上した。この事業は、株式売却や配当収入により大幅に変動する性質を持つ。
業界の中での役割は経営コンサルティングファーム(成果報酬型)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2025/10期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| ファンド事業 | 82億円 | 66.7% | 60億円 | 73.2% |
| コンサルティング事業 | 41億円 | 33.3% | -11億円 | -26.8% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01大手・上場企業(全業界)主力
広範囲に事業を展開する大企業を中心に、成果報酬型及び固定報酬型のコンサルティングサービスを提供。成果報酬型では主に間接材のコストマネジメントに注力し、削減額の一定割合を報酬として受け取る。固定報酬型では成長戦略、デジタル、人材・組織、オペレーション領域でハンズオン支援を行う。
- 成果報酬型コンサルティング(コストマネジメント)
- 間接材(消耗品費、通信費、清掃費、施設警備費、昇降機費、工事費用、保険料、電力料金等)の調達コスト削減を成果報酬で提供。削減実績に基づき報酬を受領。
- 固定報酬型コンサルティング(経営コンサルティング)
- 成長戦略、デジタル、人材・組織、オペレーション領域における戦略策定から実行までのハンズオン支援。投資フェーズを経て有償契約に移行する成功報酬型モデルも採用。
- Pro-Sign
- 多店舗展開企業向け契約管理SaaS。コンサルティングと連携し、店舗単位の契約管理を効率化。
02地方公共団体準主力
子会社ナレッジリーンを通じ、地方公共団体向けに環境基本計画の策定・調査、環境マネジメントシステム構築、地球温暖化対策関連計画策定支援等の環境コンサルティングを提供。公共セクター固有の政策形成手続きに精通。
- 環境コンサルティング(公共向け)
- 地方公共団体向けに環境基本計画策定、環境マネジメントシステム構築・改善、温暖化対策計画策定・実行支援等を提供。
03中小・中堅企業(投資対象)準主力
ファンド事業において、中小・中堅企業向けに投資を実施。投資先企業の役員に就任し、戦略立案、実行計画策定、業務オペレーション構築等をハンズオンで支援し、企業価値向上を図る。
- ファンド投資(ハンズオン支援)
- 非上場企業等への投資を通じ、経営支援を提供。投資先の役員派遣等により企業価値向上を目指す。
04民間企業(脱炭素)副次
民間企業向けに、脱炭素に向けた目標設定・計画作りから実行支援、情報開示までワンストップで提供。環境コンサルティングの知見を応用。
- 環境コンサルティング(民間向け)
- 民間企業の脱炭素目標設定、計画策定、実行支援、情報開示支援を一貫して提供。
製品と技術
成果報酬型コストマネジメントの仕組みと対象費目
同社の代表的サービスは、間接材調達コストを削減する成果報酬型コンサルティングである。対象は消耗品費、通信費、清掃費、施設警備費、機械警備費、昇降機費、工事費用、保険料、電力料金など、企業の販管費に区分される多様な費目にわたる。削減の成果は導入前後の調達単価差に過去の使用量を乗じて算定し、顧客が確認した時点で報酬が確定する。報酬は分割で継続的に受領する。同社は過去のプロジェクトデータを「業界×コスト」の実勢価格データベースとして蓄積し、標準化されたパターンオーダー型のサービスを提供する。これにより、コンサルタント個人の経験ではなく、データに基づいた提案が可能となっている。
固定報酬型経営コンサルティングの4領域
固定報酬型コンサルティングは、成長戦略、デジタル、人材・組織、オペレーションの4領域で提供される。特徴はハンズオン形式で、報告書の納品に留まらず現場での実行まで伴走する点にある。有償契約前に「投資フェーズ」を設け、成果に応じて契約に移行する成功報酬型モデルを採用している。このモデルは、従来のコンサルテーションではカバーしきれなかった中期課題に対して、共同投資的なアプローチで信頼を構築する。特に近年は、このモデルが順調に拡大し、コンサルティング事業の成長を牽引している。各プロジェクトにはクライアントサーベイを実施し、品質向上とアップセルにつなげている。
環境コンサルティングとSaaS「Pro-Sign」
子会社ナレッジリーンが提供する環境コンサルティングは、地方公共団体向けが起源である。環境基本計画の策定、環境マネジメントシステムの構築・改善、地球温暖化対策関連計画の策定支援などを手がける。公共セクターの政策形成手続きに精通しており、その知見を民間企業向け脱炭素支援にも応用している。民間向けには、目標設定から情報開示までワンストップで提供する。また、同社は多店舗展開企業向けの契約管理SaaS「Pro-Sign」を開発した。これはコストマネジメントのコンサルティングと連携し、店舗単位の契約管理を効率化するツールである。成果報酬型サービスのデジタル補完として位置づけられている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
高成長の経営コンサル、収益好調
プロレド・パートナーズは経営コンサルティングを主力とするサービス企業。売上高は急成長し、2024年10月期48億円から2025年10月期123億円と大幅増収、営業利益率も20%超と高い収益性を誇る。同業のジンジブやイシンは人材派遣やITサービスに特化する一方、プロレド・パートナーズは戦略コンサルティングに特化して差別化。JSHやダイブと比較しても、利益率の高さが際立つ。ただし、急成長に伴う人材確保やプロジェクト管理の課題があり、成長持続には組織体制の強化が必須。
強み
- 営業利益率20%超と高収益で、付加価値の高いコンサルサービスを提供。
- 売上高が前年比2.5倍と急成長しており、市場での需要拡大を実感。
- 経験豊富なコンサルタントを多数擁し、質の高いサービスを提供。
- 既存顧客からのリピートと新規開拓で、安定的な受注を確保。
課題
- 急成長により優秀なコンサルタントの採用・育成が急務。
- 案件増加に伴い、品質管理と納期遵守の徹底が課題。
- 多くのコンサルファームが存在し、独自の強みをさらに強化する必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
IT・SaaSの時価総額近傍。太字がプロレド・パートナーズ
時価総額で並べると、掲載7社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9341GENOVA | 111億円 | 39.3倍 |
| 2 | 2163アルトナー | 102億円 | 16.2倍 |
| 3 | 3963シンクロ・フード | 101億円 | 36.1倍 |
| 4 | 6560エル・ティー・エス | 86億円 | 8.3倍 |
| 5 | 7038フロンティア・マネジメント | 69億円 | — |
| 6 | 7034プロレド・パートナーズ | 39億円 | 14.2倍 |
| 7 | 3681ブイキューブ | 2億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。
会社の歴史
沿革 21件
創業と成果報酬型サービスの確立(2008~2011年)
2008年4月、プロレド・パートナーズは東京都港区高輪に設立された。2009年12月に本社を同区高輪二丁目に移転し、創業を開始する。2010年1月にはCRE(コーポレート・リアルエステート)戦略を成果報酬で行う「CREマネジメント」サービスを開始した。続く2011年5月には、すべての間接材コスト削減を対象とする「間接材マネジメント」サービスを開始し、現在の中核となる成果報酬型コストマネジメントの基盤が固まった。この時期、本社は業務拡張に伴い2010年12月に港区芝、2012年7月に港区浜松町へ移転している。
サービスライン拡充と上場への道(2012~2018年)
2012年8月、直接材コスト削減の「直接材マネジメント」およびBPO/BPRサービスを開始し、サービス範囲を広げた。2013年12月に本社を港区芝大門へ移転。2015年12月には営業戦略・マーケティング戦略を成果報酬で支援する「プライスマネジメント」サービスを開始した。地域展開としては2016年6月に名古屋オフィスを開設(2018年に中村区へ移転)。2018年7月、東京証券取引所マザーズに株式を上場し、資本市場から資金調達が可能となった。上場時の売上高は17億円(2018年10月期)、純利益4億円に成長していた。
上場後の事業拡大と子会社化(2018~2021年)
上場後、同社は積極的な事業拡大を進める。2020年4月には東証市場第一部へ市場変更を果たした。2020年8月、株式会社知識経営研究所(後のナレッジリーン)の株式を取得し連結子会社化。これにより環境コンサルティング領域に進出した。2020年9月には、事業投資とハンズオン経営支援を目的とする100%子会社ブルパス・キャピタルを設立し、ファンド事業に参入。2021年3月には同子会社が運営するドルフィン1号投資事業有限責任組合を組成した。2021年5月には本社を港区御成門へ移転している。この間、売上高は2021年10月期に36億円まで拡大した。
プライム市場移行と業績変動(2022~2023年)
2022年4月、同社は市場第一部からプライム市場へ移行した。2023年2月には資本金を10,000千円に減資するなど資本政策を実施。業績面では2022年10月期の売上高が27億円、純利益が▲9億円と赤字に転落した。これは成果報酬型コストマネジメントの厳しい事業環境が影響したとみられる。2023年10月期には売上高27億円で横ばいながら、純利益は8億円に回復。この期間に固定報酬型コンサルティングの「成功報酬型」モデルの開発を進め、事業構造の転換を図った。
成功報酬型への転換と急成長(2024~2025年)
2024年10月期の売上高は48億円、営業利益10億円と回復基調となった。2025年10月期には売上高が123億円と前期比159%増の急成長を遂げ、営業利益49億円を計上した。この成長はファンド事業の株式売却収入が大きく寄与したもので、同事業の売上高は81億円に達した。コンサルティング事業は売上高41億円、営業損失10億円と依然赤字だが、成功報酬型コンサルティングの拡大が進んでいる。2025年9月には本社を現在の東京都港区赤坂へ移転。従業員数は319名(前期比81名増)となり、人材投資を継続している。
年表21件を開く
2000年代
- 2008年4月創業株式会社プロレド・パートナーズを東京都港区高輪四丁目にて設立
- 2009年12月創業本社を東京都港区高輪二丁目に移転し創業
2010年代
- 2010年1月CRE戦略を成果報酬で行う「CREマネジメント」サービスを開始(注1)
- 2010年12月業務拡張のため本社を東京都港区芝へ移転
- 2011年5月全ての間接材コスト削減を成果報酬で行う「間接材マネジメント」サービスを開始
- 2012年7月業務拡張のため本社を東京都港区浜松町へ移転
- 2012年8月直接材コスト削減を成果報酬で行う「直接材マネジメント」「BPO/BPR」サービスを開始(注2)
- 2013年12月業務拡張のため本社を東京都港区芝大門へ移転
- 2015年12月営業戦略/マーケティング戦略を成果報酬で行う「プライスマネジメント」サービスを開始
- 2016年6月名古屋オフィスを愛知県名古屋市中区に開設
- 2018年2月業務拡張のため名古屋オフィスを愛知県名古屋市中村区へ移転
- 2018年3月業務拡張のためサテライトオフィスを港区芝大門へ開設
- 2018年7月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
2020年代
- 2020年4月東京証券取引所市場第一部へ市場変更
- 2020年8月M&A株式会社知識経営研究所(現・連結子会社、2023年9月1日 株式会社ナレッジリーンに商号変更)の株式を取得し連結子会社化
- 2020年9月事業投資及びハンズオン経営支援を行う100%子会社である株式会社ブルパス・キャピタルを設立
- 2021年3月株式会社ブルパス・キャピタルがサービスを提供するファンドとしてドルフィン1号投資事業有限責任組合を組成
- 2021年5月本社を東京都港区御成門へ移転
- 2022年4月東京証券取引所市場第一部からプライム市場へ移行
- 2023年2月資本金を10,000千円に減資
- 2025年9月本社を東京都港区赤坂へ移転
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/10期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
コンサルティング品質の向上
成果報酬型と固定報酬型のコンサルティングサービスを拡充し、プロジェクト期間短縮と品質向上によりクライアント満足度を高め、リピート率向上につなげる。クライアントサーベイを活用した改善を継続する。
- 02
優秀な人材の採用と育成
研修プログラムによるスキル向上と、多様なリクルーティングチャネル・リファーラルを活用した人材獲得を両立。ストックオプション制度の導入や働きやすい環境整備により、社員の成長と定着を促進する。
- 03
大企業への営業力強化
実績とパートナーのネットワークを活かしつつ、ブランディングや広報活動を通じて企業信用を向上。セミナーや出版、マスコミとの関係構築により認知度向上を図る。
- 04
ストレス耐性のあるビジネスモデル構築
インフレや地政学リスクなど不透明な経済環境に対応可能な新たなビジネスモデルを構築し、既存ビジネスを深化させる。柔軟な報酬体系の導入などで持続可能なサービス提供を目指す。
- 05
ファンド投資先企業の価値向上
自己資金をファンドに出資し、投資先企業の役員就任やプロフェッショナル派遣によるハンズオン支援を実施。戦略立案から実行まで長期的に支援し、投資先の企業価値向上とファンドのパフォーマンス向上につなげる。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 8期分
グループ全体で329人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は907万円で、7期前と比べて+32.6%。平均年齢は35.1歳、平均勤続年数は2.8年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年10月 | — | — | — | 79 | — |
| 2019年10月 | 684 | 31.7 | 2.2 | 104 | — |
| 2020年10月 | 661 | 32.7 | 2.2 | 163 | — |
| 2021年10月 | 646 | 32.2 | 2.0 | 238 | — |
| 2022年10月 | 613 | 32.5 | 2.4 | 258 | — |
| 2023年10月 | 703 | 34.7 | 3.3 | 211 | — |
| 2024年10月 | 735 | 35.1 | 3.1 | 249 | 402 |
| 2025年10月 | 907 | 35.1 | 2.8 | 329 | 1,489 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社4社(国内 4 / 海外 0、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。
- 国内㈱ナレッジリーン(注)1東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱ブルパス・キャピタル(注)1東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ドルフィン1号投資事業有限責任組合(注)1、3東京都港区 · 連結子会社議決権20.0%
- 国内ドルフィン1号S投資事業有限責任組合(注)1東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年10月期の売上高は123億円、営業利益は49億円。前期と比べると増収増益で、売上が+156.3%、利益が+390.0%。
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は32億円、営業利益は6億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−43.9%、営業利益は−76.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 6 | −1 | −16.7 | −2 |
| 2023年2Q | 8 | 0 | 0.0 | 11 |
| 2023年3Q | 5 | −1 | −20.0 | 0 |
| 2023年4Q | 8 | — | — | −1 |
| 2024年1Q | 8 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 10 | 3 | 30.0 | 5 |
| 2024年4Q | 30 | 7 | 23.3 | −2 |
| 2025年2Q | 57 | 25 | 43.9 | 1 |
| 2025年4Q | 66 | 24 | 36.4 | 1 |
| 2026年2Q | 32 | 6 | 18.8 | 2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 12期分
2014年10月期からの12期で、売上は3億円から123億円へ41.0倍に増えた。直近期の営業利益率は39.8%。売上は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2014年10月 | 3 | — | 1 | — | 0 |
| 2015年10月 | 4 | — | 1 | — | 0 |
| 名古屋オフィスを愛知県名古屋市中区に開設 | |||||
| 2016年10月 | 5 | — | 0 | — | 0 |
| 2017年10月 | 10 | — | 3 | — | 2 |
| 東京証券取引所マザーズに株式を上場 | |||||
| 2018年10月 | 17 | — | 6 | — | 4 |
| 2019年10月 | 26 | — | 10 | — | 7 |
| 株式会社知識経営研究所(現・連結子会社、2023年9月1日 株式会社ナレッジリーンに商号変更)の株式を取得し連結子会社化 | |||||
| 2020年10月 | — | — | — | — | — |
| 2021年10月 | 36 | — | 5 | — | 5 |
| 2022年10月 | 27 | — | −2 | — | −9 |
| 2023年10月 | 27 | — | 44 | — | 8 |
| 2024年10月 | 48 | 10 | 13 | 20.8 | 3 |
| 2025年10月 | 123 | 49 | 49 | 39.8 | 2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年10月期
売上高123億円のうち、営業利益として残るのは49億円で39.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の1.6%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金39.0%48億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金21.1%26億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益39.8%49億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 9期分
2025年10月期は営業CFが54億円、投資CFが−5億円で、差し引きのフリーCFは49億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は58億円で、売上の5.7ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年10月 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 |
| 2017年10月 | 4 | 0 | 0 | 4 | 6 |
| 2018年10月 | 4 | −5 | 22 | −1 | 27 |
| 2019年10月 | 7 | 3 | 4 | 10 | 42 |
| 2021年10月 | 3 | −27 | 10 | −24 | 46 |
| 2022年10月 | −2 | −11 | 15 | −13 | 47 |
| 2023年10月 | −6 | 33 | −20 | 27 | 54 |
| 2024年10月 | −1 | 3 | −1 | 2 | 55 |
| 2025年10月 | 54 | −5 | −46 | 49 | 58 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 12期分
2025年10月期の総資産は144億円。このうち返さなくてよい自己資本が119億円で、自己資本比率は47.1%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2014年10月 | 1 | 1 | 0 | 49.4 |
| 2015年10月 | 3 | 1 | 2 | 41.1 |
| 2016年10月 | 4 | 1 | 3 | 39.6 |
| 2017年10月 | 7 | 3 | 4 | 47.8 |
| 2018年10月 | 34 | 30 | 4 | 86.9 |
| 2019年10月 | 47 | 37 | 10 | 77.8 |
| 2020年10月 | 75 | 63 | 12 | 83.3 |
| 2021年10月 | 89 | 79 | 10 | 67.9 |
| 2022年10月 | 93 | 75 | 18 | 55.4 |
| 2023年10月 | 120 | 101 | 19 | 50.1 |
| 2024年10月 | 131 | 113 | 18 | 48.1 |
| 2025年10月 | 144 | 119 | 25 | 47.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で534社中6位あたり、逆に低いのはROEで534社中469位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥346で、1年前と比べて-55.6%。過去52週の値幅のなかでは5%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 14.2倍 |
| PBR | 0.63倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月6日は+6.82%と反発し、終値376円。25日線(360.6円)を上回るが、75日線(376.36円)とほぼ同水準。1ヶ月では+10.59%と持ち直し傾向。ただし年初来では-44.46%と大幅安で、52週高値805円からは約53%下落。出来高は8月6日に7.6万株と直近で増加したが、水準は低い。RSIは53.39で中立圏で、トレンド転換にはなお時間がかかる。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PER16.37倍は業界平均22.42倍を下回り、PBR0.72倍は業界平均3.12倍を大きく下回る。ROEは3.1%と低水準だが、PBRの低さから割安感が強い。無配だが、利益成長により将来的な配当可能性に注目。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 14.2倍 | 23.4倍 |
| PBR | 0.63倍 | 3.51倍 |
| ROE | 3.1% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上高は急拡大予想(FY25/10に123億円)だが、売上総利益率や営業利益率の急改善(営業利益率39.84%予想)の実現性に疑問。過去の業績ボラティリティが高く、計画達成リスクを評価する必要がある。
- 売上高の急成長
FY25/10に123億円と前年比2.5倍の計画。
- 成果報酬モデルの威力
成功報酬で利益率が高まりやすい構造。
- M&A需要の追い風
事業承継ニーズの高まりがコンサル需要を増加。
- M&Aや事業再編による収益改善2026年以降影響強
営業利益49億円予想、追加コスト削減で60億円達成ならPER7倍
- 自己株式取得や資本政策の転換次回取締役会影響弱
PBR0.72倍、自社株買いでEPS向上し株価サポート
- 新規プロジェクト獲得による売上拡大通年影響中
売上高123億円予想、コンサル需要取り込みで10%上振れ
- 低PBR銘柄としての見直し買い中期的影響弱
PBR1倍割れが解消目線、株主還元強化で機関投資家関心
- 計画達成の不確実性
過去に大幅な業績変動あり、楽観的計画の可能性。
- 競争激化
コンサル業界は参入障壁低く、価格競争リスク。
- 人材依存度の高さ
優秀なコンサルタントの離脱が業績に直結。
- 純利益の減少傾向が継続通年影響強
純利益FY2024 3億→FY2025 2億、営業利益成長にもかかわらず減益リスク
- 大口プロジェクトの遅延や中止2026年影響中
売上高依存度高い案件が頓挫で営業利益20%減
- 人材流出による競争力低下継続影響中
コンサル業界の流動性高く、離職率上昇で売上成長停滞
- 市場の信用低下による資金調達難不定影響弱
時価総額45億円、流動性低く大型売りで株価急落リスク
- 売上高
- 計画対比の進捗を確認。
- 営業利益率
- 収益性改善が計画通りかを検証。
- 案件数
- 受注パイプラインの状況を示す。
株主
有価証券報告書より
2025年10月期末の株主数は延べ2,495人。区分でいちばん多いのは事業法人で53.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が60.1%を占め、残る39.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年10月% | 2021年10月% | 2022年10月% | 2023年10月% | 2024年10月% | 2025年10月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 52.0 | 52.0 | 52.7 | 53.4 | 52.9 | 53.6 |
| 個人・その他 | 18.3 | 29.8 | 34.7 | 34.3 | 32.9 | 34.9 |
| 金融機関 | 14.0 | 8.5 | 4.9 | 6.5 | 8.1 | 6.5 |
| 証券会社 | 3.6 | 4.3 | 4.7 | 4.7 | 4.7 | 4.3 |
| 自己株式 | — | — | — | 2.5 | 2.5 | 2.5 |
| 外国法人 | 12.1 | 5.4 | 2.9 | 1.0 | 1.3 | 0.7 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.0 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社SHINKインベストメント | 42.85 |
| 02 | 株式会社カプセルコーポレーション | 6.43 |
| 03 | 佐谷 進 | 5.62 |
| 04 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 4.69 |
| 05 | 山本 卓司 | 3.17 |
| 06 | 久富 哲也 | 1.80 |
| 07 | 西村 裕二 | 1.54 |
| 08 | SBI Ventures Two株式会社 | 1.47 |
| 09 | 楽天証券株式会社共有口 | 1.13 |
| 10 | 株式会社スペース紙化 | 1.11 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-20株式会社カプセルコーポレーション新規の大量保有報告5.86%-0.56pt
- 2026-05-01山本 卓司変更報告1.11%-1.03pt
- 2026-05-01山本 卓司新規の大量保有報告0.09%-1.02pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 12期分
1株利益は11期で−100%、1株純資産は12期で−99%。直近期のROEは3.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2014年10月 | 32,309 | 71,500 | 58.4 | — |
| 2015年10月 | 45,768 | 114,539 | 49.2 | — |
| 2016年10月 | 8 | 37 | 25.2 | — |
| 2017年10月 | 50 | 87 | 80.5 | — |
| 2018年10月 | 57 | 291 | 22.9 | 35.2 |
| 2019年10月 | 66 | 353 | 20.5 | 65.3 |
| 2020年10月 | — | 561 | — | — |
| 2021年10月 | 48 | 720 | 8.7 | 27.3 |
| 2022年10月 | −80 | 689 | — | — |
| 2023年10月 | 75 | 549 | 14.7 | 5.1 |
| 2024年10月 | 29 | 578 | 5.2 | 16.1 |
| 2025年10月 | 19 | 622 | 3.1 | 29.6 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
4名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は4名。2025/10期の役員報酬は総額33百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 佐谷進 | 代表取締役 | 50 | 5,430,900 |
| 押味由佳子 | 取締役(監査等委員) | 50 | — |
| 柳沢和正 | 取締役(監査等委員) | 43 | — |
| 若杉忠弘 | 取締役(監査等委員) | 48 | 4,000 |
役員報酬の内訳2025/10期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 社外取締役 | 3 | 18 | 18 | 6 |
| 取締役(社内) | 1 | 15 | 15 | 15 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/10期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容3,270字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,451字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,120字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,822字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第19期(2025/11/01-2026/10/31)2026-06-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第18期(2024/11/01-2025/10/31)2026-01-27
- 半期報告書半期報告書-第18期(2024/11/01-2025/04/30)2025-06-16
- 有価証券報告書有価証券報告書-第17期(2023/11/01-2024/10/31)2025-01-30
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第2四半期(2024/02/01-2024/04/30)2024-06-14
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第1四半期(2023/11/01-2024/01/31)2024-03-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第16期(2022/11/01-2023/10/31)2024-01-31
- 四半期報告書四半期報告書-第16期第3四半期(2023/05/01-2023/07/31)2023-09-14
- 四半期報告書四半期報告書-第16期第2四半期(2023/02/01-2023/04/30)2023-06-14
- 四半期報告書四半期報告書-第16期第1四半期(2022/11/01-2023/01/31)2023-03-17
- 有価証券報告書有価証券報告書-第15期(2021/11/01-2022/10/31)2023-01-26
- 四半期報告書四半期報告書-第15期第3四半期(令和4年5月1日-令和4年7月31日)2022-09-14
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