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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

ホープ

HOPE, INC.6195 · Growth · サービス業

自治体の財源確保と経費削減を支援する広告事業と行政情報サービスを展開。

概要

ホープは、自治体の財源確保と経費削減を支援するサービスを展開する持株会社である。2005年に福岡で創業し、自治体が保有する広告枠を民間企業に販売するSRサービスや、自治体と協働で情報冊子を発行するマチレットなどの広告事業を中核とする。2016年に東証マザーズ(現グロース)と福岡証券取引所Q-Boardに上場。その後、行政マガジン『ジチタイワークス』の発行やBtoGソリューションなど官民連携を促進するジチタイワークス事業を立ち上げ、2021年には純粋持株会社体制に移行した。2025年3月期の連結売上高は31億円、営業利益は3億円。

広告事業とジチタイワークス事業の2本柱

ホープグループは、報告セグメントとして「広告事業」と「ジチタイワークス事業」の2区分を持つ。広告事業は連結子会社ジチタイアドが担い、自治体のHPや広報紙などの広告枠を入札で仕入れ販売するSRサービスと、自治体と協働で情報冊子を無償制作するSCサービスを提供する。ジチタイワークス事業は連結子会社ジチタイワークスが運営し、行政マガジン『ジチタイワークス』、BtoGソリューション、比較プラットフォーム「ジチタイワークス民間サービス比較」などから成る。2025年3月期の連結売上高31億円のうち、広告事業が17.8億円、ジチタイワークス事業が15.4億円を計上した。

持株会社体制とグループ子会社の構成

ホープは2021年12月に純粋持株会社体制へ移行した。広告事業をジチタイアド、ジチタイワークス事業をジチタイワークス、電力小売事業をホープエナジーへ会社分割で承継。ホープエナジーは2022年3月に破産手続開始。現在のグループは、持株会社の下にジチタイアド、ジチタイワークス、2024年設立のマチイロ、2025年設立のジチタイリンク、同年に子会社化した地方創生テクノロジーラボがある。各子会社は自治体向けサービスを分担し、官民連携を促進する。従業員数は217名。

2025年3月期の業績と経営指標

2025年3月期の連結売上高は31億円(前期比19.2%増)、営業利益3億円(同33.3%増)、経常利益3億円、親会社株主帰属当期純利益4億円。広告事業は減収増益(売上17.8億円、利益4.2億円)、ジチタイワークス事業は増収増益(売上15.4億円、利益4.5億円)。その他セグメントは売上3.1億円だが損失0.3億円。ホープは営業利益成長率と従業員一人当たり売上総利益を経営指標とし、2027年3月期に営業利益4.5億円を目標とする中期経営計画を策定している。

業界の中での役割は自治体向け広告・ソリューション提供事業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
36億円
営業利益
3億円
営業利益率
8.3%
純利益
3億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01自治体(公共セクター)主力

自治体が持つ広告枠を入札で仕入れ企業に販売するSRサービス、自治体と協働で情報冊子を制作し寄贈するSCサービスを展開。自治体の自主財源の確保と広報の支援を図る。

主要顧客自治体(市区町村、都道府県)、民間企業

主な製品・サービス2
SR(SMART RESOURCE)サービス
自治体のホームページや広報紙などの広告枠を一括で仕入れ、民間企業に販売するサービス。自治体の事務負担を軽減し、安定した収入を確保する。
SC(SMART CREATION)サービス
子育て情報冊子や空き家対策冊子など、自治体が住民に周知する情報冊子を広告主を募って制作し、自治体に寄贈するサービス。

02自治体向けBtoGソリューション準主力

ジチタイワークス事業では、自治体と民間企業のニーズを繋ぐBtoGソリューション(ニーズ調査・マーケティング支援)、行政マガジン『ジチタイワークス』の発行、民間サービス比較プラットフォームの運営を行う。

主要顧客自治体、民間企業

主な製品・サービス2
行政マガジン『ジチタイワークス』
全国1741自治体と地方議会議員に無償提供される行政専門誌。業務改善の事例やノウハウを提供し、民間企業への広告媒体としても機能。
ジチタイワークス民間サービス比較
自治体向けサービスの情報を横断的に検索・比較できるインターネットプラットフォーム。自治体の課題解決と民間企業の販路拡大を支援。

03その他(ふるさと納税支援・空き家対策)副次

企業版ふるさと納税支援、空き家対策事業(アキソル)、自治体広報アプリ(マチイロ)などを展開。自治体の財源確保や地域課題の解決に貢献する。

主要顧客自治体、企業

主な製品・サービス3
企業版ふるさと納税支援
企業版ふるさと納税の制度活用を自治体と企業双方に支援するサービス。制度の周知と活用促進を図る。
アキソル
自治体と協働し、空き家所有者からの相談窓口を担い、低廉な空き家の流通サポート(0円物件マッチング)などを提供。
マチイロ
スマートフォンで自治体の広報紙やニュースを閲覧できるアプリ。情報発信を支援する。

製品と技術

SRサービス:自治体資産の広告枠販売

SR(SMART RESOURCE)サービスは、自治体のHP・広報紙・納税通知書などの広告枠を入札で一括仕入れし、民間企業に販売する。自治体は事務コスト削減と安定財源確保が可能。2005年の国の推進計画を背景に市場が拡大し、ホープの収益の柱となっている。

SCサービス「マチレット」:自治体協働の情報冊子

SC(SMART CREATION)サービスは、子育てや空き家対策など特定テーマの冊子を自治体と協働で無償制作する。ホープが広告主を募集し制作費を賄うため、自治体はコストゼロで冊子を配布できる。マチレットと総称され、自治体の広報手段として定着している。

ジチタイワークス事業:官民連携プラットフォーム

ジチタイワークス事業は、行政マガジン『ジチタイワークス』(全1741市区町村・47都道府県に無償配布)、BtoGソリューション(民間企業の自治体向け販売支援)、Web比較プラットフォームで構成。2025年3月期売上15.4億円、前期比42.8%増。官民連携需要の高まりを捉えて成長している。

企業版ふるさと納税支援とアキソル・マチイロ

その他セグメントには企業版ふるさと納税支援、空き家対策アキソル、アプリマチイロがある。企業版ふるさと納税は制度延長を追い風に成長期待。アキソルは空き家の流通支援、マチイロは広報紙アプリ。2025年3月期売上3.1億円だが損失計上しており、将来の収益化を目指す。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

就労支援特化で国内強化、競合と差別化図る

ホープはサービス業に属し、就労支援や人材関連サービスを提供している。同業他社にはジンジブやイシンなどがあり、これらの企業は求人・就職支援の分野で競合する。ジンジブは若年層向けの支援に強みを持ち、イシンは特定業界に特化したサービスを展開している。ホープは幅広い顧客層に対応し、特に障害者や困難を抱える人々の就労支援で実績を積んでいる。売上は2024年3月期の26億円から2026年3月期には36億円へと順調に増加しており、市場の需要拡大を捉えている。営業利益率は2025年3月期の9.68%から2026年3月期は8.33%とやや低下する見込みで、コスト増加や競争激化の影響が懸念される。国内の就労支援市場は政府の後押しもあり成長が続くが、差別化が収益性の鍵となる。

強み

  • 障害者就労支援に特化したノウハウを持ち、安定したサービスの提供が可能
  • 売上が26億円から36億円へ拡大し、市場ニーズを捉えた成長を実現
  • 社会的課題に取り組むことで、企業イメージと顧客からの信頼を向上
  • 就労支援だけでなく、生活支援など幅広いサービスで顧客をサポート

課題

  • 営業利益率が9.68%から8.33%へ低下し、コスト管理や価格設定の見直しが必要
  • ジンジブやイシンなど同業他社との競争が激化し、独自性を打ち出す必要
  • 専門的な支援人材の確保が難しく、採用・育成の強化が急務

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がホープ

時価総額で並べると、掲載7社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
1302Aビースタイルホールディングス9億円33.1倍
29238バリュークリエーション9億円
37376BCC9億円
49562ビジネスコーチ7億円77.4倍
52164地域新聞社5億円
66195ホープ3億円11.1倍
72120LIFULL9.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 21件

福岡の地からSRサービスで創業した2005年

2005年2月、福岡県朝倉郡夜須町で有限会社ホープ・キャピタルとして創業。2006年6月に自治体スペースの広告事業化「SRサービス」を開始。2007年5月に株式会社へ改組、資本金300万円。2009年4月に商号を株式会社ホープに変更。同年5月に本社を福岡市中央区天神へ移転。2011年11月に同区薬院へ移転。

ISMS認証取得とマチレット・マチイロの開始

2013年3月にISMS(ISO27001)認証を取得。同年9月に自治体情報誌の無償制作「マチレット」を開始。2014年7月に広報紙配信アプリ「マチイロ」をリリース。これらはSRサービスに続く柱となり、自治体との関係を強化した。

東証マザーズと福岡Q-Boardへの上場

2016年6月に東証マザーズと福岡Q-Boardに上場。2018年3月に電力小売事業を開始。2019年7月に『ジチタイワークス』を創刊。売上高は2016年6月期16億円から2020年6月期144億円へ急拡大したが、これは電力事業の寄与が大きい。

持株会社体制移行と電力事業の破綻

2021年12月に会社分割で持株会社体制に移行。電力事業を承継したホープエナジーは2022年3月に破産手続開始。この影響で2022年3月期は売上356億円ながら197億円の巨額損失を計上。グループは電力事業から撤退し、自治体向け事業に集中した。

資本業務提携と組織再編で再建に向かう

2022年12月にチェンジHDと資本業務提携。2024年3月にマチイロ設立。2025年7月にジチタイリンク設立。2025年3月期は営業利益3億円と黒字化。同年3月に地方創生テクノロジーラボを子会社化。事業再編と投資再開により再建を進めた。

年表21件を開く

2000年代

  • 2005年2月福岡県朝倉郡夜須町(現筑前町)にて有限会社ホープ・キャピタルとして事業を開始
  • 2006年6月自治体が保有する様々なスペースの広告事業化を行う「SR(SMART RESOURCE)サービス」を開始
  • 2007年5月商号変更有限会社を改組し、商号を株式会社ホープ・キャピタル(資本金3,000千円)に変更
  • 2009年4月商号変更商号を株式会社ホープに変更
  • 2009年5月規模拡大に伴い本社を福岡市中央区天神に移転

2010年代

  • 2011年11月規模拡大に伴い本社を福岡市中央区薬院に移転
  • 2013年3月情報セキュリティマネジメントシステムのISMS(ISO 27001:2013)の認証を取得(その後の認証更新により現在は、ISO 27001:2022)
  • 2013年9月自治体情報誌の制作無償請負を行う「マチレット」を開始
  • 2014年5月商号変更決算期を9月から6月に変更
  • 2014年7月広報紙等自治体情報配信アプリ「マチイロ」をリリース
  • 2016年6月上場東京証券取引所マザーズ市場(現 グロース市場)及び福岡証券取引所Q-Board市場に新規上場
  • 2018年3月小売電気事業者登録を完了し、電力小売事業を開始
  • 2019年7月行政マガジン『ジチタイワークス』発行等を行うメディア事業(現 ジチタイワークス事業)を開始

2020年代

  • 2020年10月子会社「株式会社ホープエナジー」を設立
  • 2021年12月当社より、広告事業及びジチタイワークス事業を会社分割により新設した株式会社ジチタイアド、株式会社ジチタイワークスへそれぞれ承継させ、電力小売事業を株式会社ホープエナジーへ承継させたことに伴い、純粋持株会社体制へ移行
  • 2022年3月商号変更決算期を6月から3月に変更
  • 2022年3月株式会社ホープエナジーが破産手続開始の申し立てを行い、破産手続開始が決定
  • 2022年12月株式会社チェンジ(現 株式会社チェンジホールディングス)との資本業務提携を発表
  • 2024年3月創業株式会社マチイロを設立し、株式会社ジチタイワークスより「マチイロ」事業を承継
  • 2025年3月M&A官民連携事業を運営する株式会社地方創生テクノロジーラボを子会社化
  • 2025年7月創業株式会社ジチタイリンクを設立し、株式会社ジチタイアドより企業版ふるさと納税支援事業を承継

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業利益年平均成長率(3か年)2028年3月期(2027年3月期までの3か年)まで25%
  • 営業利益(2027年3月期)2028年3月期(2027年3月期)まで446百万円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    既存サービス高度化と新サービス開発

    自治体の課題に寄り添い、既存サービスの高度化と新たなサービス開発を推進し、自治体を通じた社会価値の創出と企業価値・株主価値の持続的な向上を目指す。

  2. 02

    中期経営計画の達成に向けた施策推進

    2025年3月期から3か年の中期経営計画に基づき、適切な資源配分によるオーガニック成長、堅実な投資、リスクマネジメント強化、資本配分の規律付け、強固なミドル層構築に取り組む。

  3. 03

    ジチタイワークス事業のブランド価値向上と拡大

    成長をけん引する花形事業として、ブランド価値を高め、自治体と民間を繋ぐメディアの地位を確立。BtoGソリューション等のプロダクト・サービス開発と運営体制の充実を進める。

  4. 04

    広告事業の収益性・生産性向上と業務平準化

    利益創出事業として、案件の季節偏重・短期集中からの脱却を図り、四半期ごとの業務量・収益の平準化を進める。入札応札価格の妥当性検証やコスト効率化により安定した利益創出を目指す。

  5. 05

    上場維持基準への対応と情報発信強化

    東京証券取引所グロース市場の上場維持基準(時価総額要件)に対応するため、継続的な利益成長と透明性の高い情報発信を通じて市場評価の改善と企業価値向上に努める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 11期分

グループ全体で217人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は509万円で、10期前と比べて+36.0%平均年齢は34.9歳、平均勤続年数は5.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年6月79
2017年6月116
2018年6月169
2019年6月37429.22.8162
2020年6月43630.23.7146
2021年6月43431.73.8148
2022年3月43032.15.0132
2023年3月46033.14.9136
2024年3月46433.64.9167
2025年3月48433.94.8204147
2026年3月50934.95.0217138

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 福岡市中央区52百万円
主な関係会社
  • 国内
    Trim株式会社
    横浜市中区
    議決権20.3%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    名古屋港湾合同庁他141施設において使用する電気の需給契約(高圧電力)
    財務省 · 2021-01-12
    4.6億円
  • 調達
    令和3年度札幌矯正管区庁舎ほか10庁で使用する業務用電力共同需給契約
    法務省 · 2021-01-13
    2.8億円
  • 調達
    国立医薬品食品衛生研究所で使用する電気の需給契約
    厚生労働省 · 2021-02-03
    1.8億円
  • 調達
    令和3年度横浜法務合同庁舎ほか19庁舎において使用する電気の需給契約
    検察庁 · 2021-01-08
    1.4億円
  • 調達
    大阪第二法務合同庁舎ほか43庁舎で使用する電気
    法務省 · 2021-01-15
    9,869万円
  • 調達
    札幌第1合同庁舎ほか2庁舎で使用する電気
    財務省 · 2021-05-18
    9,777万円
  • 調達
    令和2年度紀勢国道事務所庁舎外8個所で使用する電気
    国土交通省 · 2020-12-02
    9,659万円
  • 調達
    令和2年度電力供給契約
    法務省 · 2020-01-21
    8,951万円
  • 調達
    令和2年度 富山河川国道事務所外23箇所で使用する電気契約
    国土交通省 · 2020-05-13
    8,760万円
  • 調達
    国土地理院構内及び観測局で使用する電気
    国土交通省 · 2021-02-19
    8,585万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は36億円営業利益3億円前期と比べると増収増益で、売上が+16.1%、利益が+0.0%。

売上高
+16.1%
36億円
営業利益
+0.0%
3億円
純利益
-25.0%
3億円
営業利益率
8.3%
前期比 -1.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高39億円36億円
営業利益4億円3億円
純利益3億円3億円
1株あたり配当¥8.4¥8.4

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は7億円、営業利益は−1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+16.7%、営業利益は−200.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q5−1
2024年1Q6116.71
2024年2Q600.00
2024年3Q6116.70
2024年4Q82
2025年2Q1317.71
2025年4Q18211.13
2026年2Q1616.30
2026年4Q20210.03
2027年1Q7−1−14.3−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 16期分

2011年9月期からの16期で、売上は3億円から36億円へ12.0倍に増えた。直近期の営業利益率は8.3%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2011年9月300
2012年9月500
2013年9月700
決算期を9月から6月に変更
2014年6月600
2015年6月1110
東京証券取引所マザーズ市場(現 グロース市場)及び福岡証券取引所Q-Board市場に新規上場
2016年6月1611
2017年6月1800
2018年6月23−1−1
2019年6月3911
子会社「株式会社ホープエナジー」を設立
2020年6月144107
2021年6月346−69−70
決算期を6月から3月に変更
2022年3月356−167−197
2023年3月22250
株式会社マチイロを設立し、株式会社ジチタイワークスより「マチイロ」事業を承継
2024年3月2623
株式会社ジチタイリンクを設立し、株式会社ジチタイアドより企業版ふるさと納税支援事業を承継
2025年3月31339.74
2026年3月36338.33

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高36億円のうち、営業利益として残るのは3億円8.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の8.3%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金33.3%12億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金55.6%20億円
  • その他の費用持分法損益などの調整2.8%1億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.3%3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
66.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.8pt
8.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.3pt
8.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+12.2pt
24.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
11.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
14.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 13期分

2026年3月期は営業CFが2億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは0億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は10億円で、売上の3.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2014年6月00002
2015年6月10013
2016年6月00205
2017年6月−1−10−24
2018年6月−102−14
2019年6月−303−35
2020年6月−1−211−313
2021年6月−28035−2819
2022年3月301239
2023年3月105115
2024年3月10−6110
2025年3月20−3210
2026年3月2−21010

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 16期分

2026年3月期の総資産は26億円。このうち返さなくてよい自己資本が10億円で、自己資本比率は40.1%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2011年9月30318.6
2012年9月40412.8
2013年9月72529.8
2014年6月92720.8
2015年6月1221018.2
2016年6月1651134.5
2017年6月1761134.0
2018年6月2041622.6
2019年6月2752218.9
2020年6月65135219.1
2021年6月110−25135
2022年3月14−5670
2023年3月2371631.5
2024年3月20101050.4
2025年3月21121053.8
2026年3月26101640.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
11億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
9億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
3億円
在庫として抱えている分
負債合計
16億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
74
/ 100
安定性自己資本比率27 / 40
収益力営業利益率17 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE534社中88位あたり、逆に低いのは自己資本比率534社中375位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
24.0%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.3%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
40.1%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
16.1%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.2%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥201で、1年前と比べて-2.9%過去52週の値幅のなかでは20%の位置にある。

¥201-1.5%1ヶ月-4.7%1年-2.9%時価総額3億円
過去52週の値幅
安値¥184高値¥267

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.1倍
PER (会社予想)8.9倍
PBR3.07倍
配当利回り4.18%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月29日の210円から上昇し、8月12日には218円まで回復しましたが、その後急落し、8月14日には203円まで下落しました。8月21日には200円で、1か月で-6.1%の下落です。年初来では0%とほぼ横ばいです。25日移動平均線(209.48円)を4%下回り、75日線(213.24円)を6%下回っており、短期的には下降トレンドです。RSIは36.11と売られすぎ圏に近く、52週安値184円に接近しています。出来高は8月14日に168,900株と急増し、売り圧力が強まったことがうかがえます。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 72/100)

PER11.07倍は業界平均23.01倍の半分以下で、予想PER8.8倍とさらに低く割安感が強い。PBR2.61倍は同業平均3.33倍を下回る。ROE24%と非常に高く、収益性に優れる。配当利回り4.2%は業界平均2.29%を上回り、配当性向12.7%と低いが、増配余力がある。直近の売上高は増加傾向にあるものの、純利益は横ばいで、今後の成長鈍化には注意が必要。総じて割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.1倍23.4倍
PER (予想)8.9倍
PBR3.07倍3.51倍
ROE24.0%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

製造業・物流業界の人手不足を背景に派遣需要は旺盛で、売上は増加傾向にある。一方で、収益率は低く、スタッフ確保のための採用コストや賃上げ圧力が収益を圧迫する。強気派は派遣需要の拡大と売上成長を評価し、弱気派は利益率の低さと競争激化による価格低下リスクを懸念する。

プラスに働く材料7
  • 派遣需要の拡大

    売上高が2023年度22億から2026年度36億へと成長見込みであり、市場環境は良好

  • 収益性の改善

    2025年度の営業利益率9.68%と、前年度から改善傾向にある

  • 株主還元

    配当利回り4.2%と高く、株主への還元を意識した経営

  • 2026年3月期の売上高36億円で過去最高更新通年影響

    売上高は26億→31億→36億円と3期連続で過去最高を更新

  • 2026年3月期の予想PER8.8倍で割安修正決算発表後影響

    現在PER11.1倍に対し予想PER8.8倍、EPSベースで2割改善

  • 配当利回り4.2%の高水準配当を継続通年影響

    株価200円に対する1株配当8.4円、利回り4.2%は株主還元の強み

  • ROE24%の高資本効率でPBR2.61倍評価継続影響

    ROE24%は高く、資本効率の高さがPBR2.61倍を下支え

マイナスに働く材料7
  • 利益率の低さ

    営業利益率は1桁台前半であり、売上規模に対して利益が薄い

  • 競争激化

    同業他社が多く、価格競争による単価下落リスクがある

  • 人材確保難

    派遣スタッフの採用難や定着率の低さが稼働率に影響する可能性

  • 2026年3月期に営業利益率が8.33%へ低下通年影響

    営業利益率は2025年3月期の9.68%から2026年3月期8.33%へ1.35pt低下

  • 2026年3月期に純利益が25%減益通年影響

    純利益は2025年3月期の4億円から2026年3月期3億円へ25%減益

  • 時価総額3億円の超小型株で流動性リスク継続影響

    時価総額が3億円と極小で、売買代金が薄く価格変動が大きい

  • 外国人所有比率4.47%と低く需給の重石継続影響

    外国人持ち株比率は4.47%と低位で、海外マネーの流入が期待しにくい

次の決算で確かめる点
売上高成長率
派遣需要の動向と事業拡大の進捗を確認するため
営業利益率
収益性の改善が進むかどうかを判断するため
スタッフ稼働率
人材供給力と利益率に直結するため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり8.4いまの株価に対する利回りは4.18%。

年間配当
¥8.4
1株あたり
配当利回り
4.18%
いまの株価に対して
配当性向
12.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥8.4

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ5,292人。区分でいちばん多いのは個人・その他65.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が26.7%を占め、残る73.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年6月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他58.277.868.862.363.965.8
事業法人18.413.925.625.825.725.6
自己株式0.30.20.10.16.016.5
外国法人15.25.71.00.41.94.0
証券会社5.21.53.49.46.23.1
金融機関2.90.70.81.71.81.1
外国人個人0.10.30.30.40.50.5

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社チェンジホールディングス
02株式会社E.T.
03時津 孝康
04齋藤 将平
05福留 大士
06BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNYM GCM CLIENT ACCT E PSMPJ(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)
07INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)
08楽天証券株式会社共有口
09近藤 宏治
10竹田 大朗

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-08-18
    森 新平
    変更報告
    2.01%
    -3.50pt
  • 2026-07-31
    森 新平
    新規の大量保有報告
    2.01%
    -3.50pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 16期分

1株利益は16期で−100%、1株純資産は14期で−100%。直近期のROEは24.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2011年9月7,25450,48315.5
2012年9月2,49752,7314.8
2013年9月−2,84645,305−2.1
2014年6月−2916−17.9
2015年6月405623.7
2016年6月1911523.927.9
2017年6月31023.2116.3
2018年6月−2379
2019年6月149315.732.3
2020年6月11820975.430.5
2021年6月−1,109
2022年3月−1,953
2023年3月400450.9
2024年3月166130.214.0
2025年3月227533.29.3
2026年3月187724.011.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額125百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢
時津孝康代表取締役 社長 CEO45
森新平取締役 副社長 COO43
大島研介専務 取締役 CFO44
平田えり取締役40
櫻井慎也取締役40
松山孝明常勤監査役75
河上康洋監査役50
松本一哉監査役52
池本裕之69

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3634811137
社外監査役3883
社外取締役2663

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,979字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは「自治体を通じて人々に新たな価値を提供し、会社及び従業員の成長を追求する」を企業理念に掲げ、自治体の財源確保・経費削減に貢献することを目的に、自治体に特化したサービスを展開しております。当社グループは「広告事業」、「ジチタイワークス事業」の2区分を報告セグメントとしており、報告セグメントに含まれない一部サービスを「その他」としております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 各セグメントの事業内容は次のとおりであります。 (1)広告事業 広告事業では、主に次のサービスを行っております。 ① SR(SMART RESOURCE)サービス SRサービスは、自治体が有するホームページ、広報紙、納税通知書、各種封筒等の配布物等、様々な媒体の広告枠を入札により仕入れ民間企業に販売するサービスであり、自治体の自主財源確保の手段の一つとして、既存の様々なスペースの有効活用を支援するという特徴があります。自治体広告市場は、自治体の財政状況が厳しさを増す中で、自治体資産に民間事業者の広告を掲載することで新たな財源を確保し、また、情報発信を通じて市民サービスの向上や地域経済の活性化など、二次的な効果を期待して立ち上がったものといわれております。2004年度に横浜市が全国に先駆けて広告事業の専門組織を立ち上げ、全市的に広告事業を展開し、また、2005年に国の「行政効率化推進計画」に、効率化のための取り組みとして「国の広報印刷物への広告掲載」が追加され、これにより自治体の広告事業への取り組みが拡がりました(注)。しかしながら、従前、自治体が自ら広告枠の販売を行っていた際には、自治体は事務作業や事務コスト等を負担しなければならず、また、自治体にノウハウが少ないために広告枠が売れ残り、想定していた財源を確保できない場合もありました。 同サービスでは、当社が広告枠を一括で仕入れ民間企業への販売を行うため、自治体は事務作業・コスト負担の削減、安定した財源確保が可能となります。また、広告主に対しては、企業ごとのターゲットエリア、ターゲット層にマッチした媒体への広告掲載を提案することで、広告効果という付加価値を提供しております。 (注) 「自治体の収入増加に関する調査研究」(2010年3月 財団法人地方自治研究機構)による。 ② SC(SMART CREATION)サービス SCサービスでは主に、当社と自治体との協働発行という形で、自治体が住民へ周知する必要がある各種分野に特化した住民向け情報冊子について、当社が広告主を募集し、制作した当該情報冊子を自治体に寄贈するサービスを行っており、当該情報冊子を「マチレット」と総称しております。自治体が自費制作する場合、費用の関係からページ数や色数等デザインに制限を受けてしまい、また、事務作業や事務コストの負担の関係から発行できない自治体もあります。同サービスでは、当社がデザイン・制作を基本的に無償で行うため、自治体は事務作業やコストの大幅な削減が可能となるほか、デザイン性の高い情報冊子の提供が可能となります。また、広告主に対しては、企業のサービス内容、ターゲットエリアやターゲット層にマッチした媒体への広告掲載を提案することで、広告効果という付加価値を提供しております。なお、現在の主な取扱分野は、子育てに関する情報を集約した「子育て情報冊子」、空き家対策に関する情報を集約した「空き家対策冊子」、高齢者の終活をサポートする情報を集約した「エンディングノート」、遺族のための手続など必要な情報を集約した「おくやみ冊子」、管理組合が円滑に認定を取得できるよう、管理状況の確認や申請支援を行い、マンションの適切な管理をサポートする「マンション適正管理ガイドブック」となっており、時流・社会的課題や行政施策を背景に分野を特定し、自治体との協働発行に繋げております。 (2)ジチタイワークス事業 ジチタイワークス事業では、官民連携の促進を目指し、主に当社が今まで広告事業で培った自治体とのリレーションを活用し、次のサービスを行っております。 ① BtoGソリューション等 BtoGソリューション等は、自治体と民間企業のニーズを繋ぐサービスです。民間企業における自治体をターゲットにした商品やサービスについて、当社の持つ自治体ネットワークや取引ノウハウを活用し、販売促進に向けたニーズ調査やマーケティング支援を行い、これらを通じて自治体の各種課題解消に繋げております。 ② 行政マガジン『ジチタイワークス』 『ジチタイワークス』は、全国1741自治体の市区町村・47都道府県に加え、地方議会議員へ無償提供をしている行政マガジンであり、自治体業務の現場で活用できる事例や、地域をあげて取り組んだ事業まで、様々な事例におけるノウハウを提供することで自治体運営における業務改善に繋げることを目的としております。また、自治体向けに事業を展開したい民間企業に対しては、誌面への広告掲載によって、ターゲットを限定することでリーチ力の高い広告宣伝活動をサポートしております。 ③ ジチタイワークス民間サービス比較 ジチタイワークス民間サービス比較は、自治体と民間企業の情報流通プラットフォームであり、インターネットによる横断的な情報流通の場の構築・提供、さらには活用促進を目的として、第27期よりサービスを開始いたしました。自治体は抱えている課題に合わせ民間企業の有益なサービスを検索・閲覧することで、能動的かつ効率的な情報収集が可能となり、自治体職員の生産性が向上することで行政サービスの推進に繋がります。また、民間企業は自社が提供する自治体向けサービスの情報を掲載することで、物理的な訪問の困難さや提案の非効率性にとらわれることなく、より多くの自治体へ周知することが可能となります。 ④ その他 その他のセグメントにおいては、企業版ふるさと納税支援事業、空き家対策関連事業アキソル及びマチイロ事業が含まれております。 企業版ふるさと納税支援事業は、個人版のふるさと納税制度に比べて認知度が低い企業版ふるさと納税制度の活用について、自治体と企業の双方に向けて制度啓発活動を行い、活用を促進していただく支援をしております。当該事業は政府が企業版ふるさと納税の制度延長(令和9年度まで)を決定していることを踏まえ、引き続き中期的な成長拡大を目指していく方針です。 アキソルは、自治体と協働して空き家所有者からの総合相談窓口を担い、低廉な空き家の流通サポート(0円物件マッチング)をはじめとした、ソリューションの提案及び提供を行っています。引き続き、早期の収益確立を目指しております。 マチイロ事業はスマートフォンで各自治体の広報紙やニュースを閲覧できるアプリの運営を行っており、今後は改めてアプリの機能充実化を図り、収益化を進めていく方針です。 [事業系統図] 事業系統図は、以下のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題5,678字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、「自治体を通じて人々に新たな価値を提供し、会社及び従業員の成長を追求する」を企業理念に掲げ、創業以来、自治体の自主財源確保支援を主軸とした事業を展開してまいりました。近年では、自治体との強固なネットワークやノウハウを活かし、広告事業、ジチタイワークス事業に加え、企業版ふるさと納税支援事業や空き家対策関連事業など、より多角的な事業展開を進めております。 広告事業においては、自治体が有するホームページや広報紙等の広告枠を活用したSRサービスや、子育て情報・空き家対策冊子等を当社グループがデザイン・制作し、自治体と協働で発行するマチレット等のSCサービスを提供し、財源確保と経費削減の両面から自治体を支援しております。 ジチタイワークス事業では、自治体の業務改善や民間企業のマーケティング活動を支援するBtoGソリューション等の提供や、自治体職員向け行政マガジン『ジチタイワークス』を通じて、情報提供と官民連携促進を図っております。 また、企業版ふるさと納税支援事業では、寄附促進に向けた民間企業とのマッチングを行い、地域の魅力発信及び自治体の財源確保をサポートしています。空き家対策関連事業では、自治体が抱える空き家問題の解決に向けた各種支援を展開しております。 当社グループは今後も、自治体のさまざまな課題に寄り添いながら、既存サービスの高度化と新たなサービス開発を推進し、自治体を通じた社会価値の創出と企業価値・株主価値の持続的な向上を目指してまいります。 (2)目標とする経営指標 当社グループは営業利益成長率(のれん償却前)及び従業員一人当たりの売上総利益を重要な経営指標として定め、それらの維持又は向上を方針としております。 (3)中期的な会社の経営戦略 わが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費が緩やかな増加基調を維持するなど、景気は緩やかな回復を続けております。一方で、地政学的リスクに起因する物価上昇、各国の通商政策を巡る不確実性、金融資本市場の変動等の影響にも十分な注意が必要な状況であり、先行きは不透明な状況が続いております。 このような状況下において、グループ全体での事業規模の拡大を推進するとともに、事業運営におけるリスク管理体制の一層の強化を図るなどの取り組みを推進することで、グループ企業理念の実現及び企業価値の向上に努めております。 当社は、2024年5月15日付で、2025年3月期を初年度とする3か年の中期経営計画を策定・公表しました。同計画では、2024年3月期の営業利益228百万円を基準に、3か年の営業利益年平均成長率を25%、2027年3月期の営業利益446百万円を目標としております。当社は、当該目標の達成に向け、適切な資源配分によるオーガニック成長の実現、堅実な投資による事業価値の創出、リスクマネジメント機能の強化、資本配分方針/財務の規律付け、攻守兼ね備えた強固なミドル層の構築に積極的に取り組んでおります。 当連結会計年度においては上述の中期経営計画で公表した財務方針(資本の配分方針)に従い、自己株式取得を前連結会計年度に引き続き実行するなど、資本生産性の改善・向上と経営環境に応じた機動的な資本政策の遂行に努めております。 各事業における中期的な取り組みは次のとおりであります。 広告事業においては、連結子会社である株式会社ジチタイアドにて、当連結会計年度においては、1人当たりの生産性の維持・向上に努め、利益創出事業として安定成長を目指してまいりました。2027年3月期以降においても、引き続き1人当たりの生産性を可能な限り維持しながら、利益創出事業として安定成長を目指してまいります。 ジチタイワークス事業においては、官民連携に対する需要が大きく、市場の開拓余地は十分に存在することから、連結子会社である株式会社ジチタイワークスにおいて、自治体ビジネスのニーズの顕在化に対応していくことで、サービス提供機会を増やすことを目指しております。併せて、行政マガジン『ジチタイワークス』のブランド力を強化することで、BtoGソリューション等の拡大による収益の追求、また多面的展開の促進による高付加価値なサービスの拡大に繋げております。 その先に、当社グループを中心とした自治体情報の循環によるさらなる官民連携の促進、また、自治体情報データベースを活用した、事業の強化・支援・創造が可能になると考えております。これを実現するための施策として、引き続き、公務員個人の領域でマーケットを拡大し、事業を展開するとともに、さらなるコンテンツ制作体制の充実と、BtoGソリューション等の推進、官民協働を支援するweb上のプラットフォームである「ジチタイワークス民間サービス比較」の運営推進等多面的な展開を進め、公務員プラットフォーム構想(注)の実現を目指してまいります。 (注)公務員だけが利用可能なプラットフォームを構築し、自治体が抱える様々な課題をto公務員というアプローチで解決支援を図るネットワーク構想 (4)経営環境及び対処すべき課題 当社の中長期的な経営戦略を実現させるためには、以下の課題への対処が必要であると考えております。 (優先的に対処すべき課題) ① 生産性向上に向けた業務改革とDXの推進 当社グループが持続的に成長していくためには、全社的な生産性の向上が重要な課題であると認識しております。事業規模の拡大や人員の増加に伴い、従来の業務運営ではスピードや効率の面で限界が生じつつあることから、経営資源をより高付加価値な領域に集中させるとともに、業務の精度及び迅速性の向上に取り組んでまいります。 その中核的な取り組みとして、当社グループは、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進しております。具体的には、業務プロセスの見直しに加え、生成AIをはじめとする新技術の活用を進めております。また、生成AIの利用にあたっては、安全かつ効果的な活用を図るため、「AI利用ガイドライン」を策定し、全社的な適正運用を推進しております。 今後も、現場起点の業務改善に加え、グループ全体での業務最適化に向けて、デジタル基盤の整備及び人材育成を段階的に進め、継続的な生産性向上を通じて競争力の強化及び企業価値の向上に努めてまいります。 ② 優秀な人材の確保及び育成 今後、当社グループが持続的に成長していくためには、組織において中核的な役割を担う人材の確保と育成が課題であると認識しております。この課題に対処するために、一般的なビジネスリテラシー水準の向上と、ミドル層や経営者候補人材の育成に繋がる教育制度や仕組みの構築に積極的に取り組んでおります。 ③ ジチタイワークス事業におけるサービスのブランド価値向上及び事業規模の拡大 当社グループは、ジチタイワークス事業を、成長をけん引する「花形事業」と位置付けております。ジチタイワークスのブランド価値を高め、自治体と民間を繋ぐメディアとしての地位を確立させることが成長の実現につながるものと認識しており、この数年にわたりこれに努めてまいりました。 今後より一層、成長のけん引役として、BtoGソリューション等、ジチタイワークスブランド下のプロダクト、サービス開発、その運営体制のさらなる充実化等を進めていく予定です。 ④ 広告事業における収益性・生産性の向上及び業務量の平準化 当社グループは広告事業を「利益創出事業」と位置付け、安定的な収益基盤の構築に向けて、事業規模の適正化、収益性の改善・向上に取り組んでおります。 広告事業においては、案件の受注時期や冊子発行時期の偏り等により、業務量及び収益が特定の時期に集中しやすい傾向があります。このため、当社グループでは、季節偏重・短期集中型の業務運営からの脱却を重要な課題と認識し、四半期ごとの業務量及び収益の平準化を中長期的に進めることで、持続的かつ安定的な成長基盤の構築を目指してまいります。 SRサービスにおいては、入札媒体領域における競争環境を踏まえながら、応札価格の妥当性検証、仕入価格の適正化、受注単価の向上及びコスト効率化に継続して取り組んでおります。これらの取り組みを通じて、収益性改善に向けたノウハウを蓄積し、業務実態へ反映させるPDCAサイクルを運用することで、安定的な利益創出力の向上を図ってまいります。 また、SCサービス(マチレット)については、冊子の発行が下半期に偏重する傾向があることから、事業拡大とのバランスを踏まえつつ、業務負荷及びコストの平準化に向けた取り組みを継続してまいります。 当社グループは、広告事業における組織体制及び業務運営の見直しを進めることで、事業運営の安定化と目標達成の再現性向上を図っております。今後も、過度な拡大を追求するのではなく、収益性及び生産性を重視した堅実な事業運営を継続し、中長期的な事業価値の向上につなげてまいります。 ⑤ 東京証券取引所「グロース市場」の上場維持基準について 当社グループは、東京証券取引所における市場区分「グロース市場」に上場しております。東京証券取引所は、2025年9月にグロース市場の上場維持基準の見直しに係る制度要綱を公表し、グロース市場の時価総額に係る上場維持基準について、2030年3月1日以後は、上場から5年を経過した会社を対象として「時価総額100億円以上」とする見直しを行うこととしております。なお、現行の上場維持基準においては、上場後10年を経過した会社について「時価総額40億円以上」が求められております。 当社グループにおいては、現行基準の適用時期が近づいていることに加え、足元の時価総額が当該基準に近接する水準で推移していることから、現行基準への適合状況についても重要な経営課題として認識しております。また、2030年以降に適用される新たな基準は、当社グループの現在の時価総額を大きく上回る水準であることから、中長期的な企業価値向上に向けた取り組みを一層強化する必要があると認識しております。 当社グループは、2025年3月期から2027年3月期までの中期経営計画において、営業利益の年平均25%成長を目標として掲げております。今後も、既存事業の収益力強化、新規事業開発その他の成長投資の検討及び実行を通じて、継続的な利益成長の実現に努めてまいります。 あわせて、利益成長のみならず、当社グループの経営戦略、事業の成長性、収益構造、資本配分方針及びリスク認識等について、株主・投資家をはじめとする資本市場に対して、より分かりやすく、透明性の高い情報発信を行うことが重要であると考えております。これにより、当社グループに対する理解及び信頼の向上を図り、市場評価の改善を通じた企業価値の向上に努めてまいります。 引き続き、東京証券取引所における制度運用及び資本市場の動向を注視しつつ、現行基準及び新たな上場維持基準への対応を重要な経営課題として位置づけ、中長期的な視点から企業価値の向上に向けた施策を検討・実行してまいります。 (その他対処すべき課題) ① 経営管理体制の強化 当社グループは、事業の成長及び業容の拡大に伴い、迅速かつ適切な経営判断を支える経営管理体制のさらなる充実・強化が重要な課題であると認識しております。 当社グループにおいては、従来より、経営上の意思決定及び社内手続が適正に行われるよう、ガバナンス、コンプライアンス及び適時開示体制の整備に努めてまいりました。今後は、これらの取り組みに加え、事業別の収益性や業績進捗をより的確に把握するための管理会計・予実管理機能の高度化、投資判断及び資本配分に係る規律の整備、並びにキャッシュ・フロー管理を含む財務管理体制の強化を進めてまいります。 また、新規事業開発、業務提携、M&A等の成長施策を検討又は実行する際には、投資効果、リスク、財務影響等を多面的に評価する体制を整備し、案件実行後においても、PMI(Post Merger Integration)を含む統合・モニタリングの仕組みを構築することで、グループ全体としてのシナジー創出及び経営効率の向上を図ってまいります。 さらに、事業規模の拡大に応じて、法務、リスク管理、情報システム、情報セキュリティ及び内部統制に係る機能を継続的に見直し、全社的なリスク管理体制の実効性向上に取り組んでまいります。これらの取り組みにより、持続的な成長を支える経営基盤を強化し、企業価値の向上に努めてまいります。 ② 新規事業・サービスへの挑戦 当社グループの行う事業は行政政策や社会的な課題の変化に直接的に影響を受け、誕生・発展してきたと言えます。広告事業及びジチタイワークス事業に加えて、企業版ふるさと納税支援事業と空き家対策関連事業アキソルの2つを次なる事業の柱とするべく取り組んでおります。企業版ふるさと納税支援事業においては中期的な花形化を目指し、アキソルにおいては早期の収益モデルの確立を目指しております。これらに加えて、マチイロ事業においては、改めてアプリ「マチイロ」の機能充実化を図り、収益化を進めております。 また今後も、行政政策等自治体を取り巻く環境の変化への機敏な対応を軸に、自治体との取引実績、ノウハウ、営業力の有効活用、ITによる効率的な事業化への取り組み等を行い、継続的に自治体の自主財源確保に繋がる新たなサービスを開発していくことが重要であると考えております。
事業等のリスク3,832字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる事項を記載しております。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項につきましても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項につきましては、投資者に対する積極的な情報開示の観点から記載しております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性がある全てのリスクを網羅するものではありません。 (1)事業内容に由来するリスク ① 広告事業 イ.競合について 現在、契約する自治体数、取り扱う媒体数の観点から、当社と同規模以上にSRサービスについての事業展開をしている企業は存在しないものと認識しております。SCサービスにおけるマチレットについては、複数の競合企業を認識しておりますが、コンテンツの拡充による媒体価値の向上に努めることで、優位性を強固なものにしてまいります。 一方で、大手企業の新規参入や地域ごとの同業者における事業規模拡大等により、マーケット・シェアの獲得競争が激化した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ロ.入札(商品仕入)に係るリスクについて 当社グループの行うSRサービスにおいて販売する広告枠の大部分は、自治体における入札により仕入れております。当社グループは適正な媒体価値の把握とノウハウ・営業力により、適切な応札価格(入札に応じる金額)で商品仕入を行うよう最善の努力を行っております。 しかしながら、媒体価値の見誤り、他社の応札金額の保守的な見積り等による高い金額での落札により、売上原価が上昇するリスクがあります。また、他社による高い金額の応札、自治体による最低落札価格の引上げ等外部環境の変化により、十分に商品仕入を行えなくなるリスクがあります。これにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ハ.商品特性に固有のリスク(在庫リスク)について 当社グループの行うSRサービスにおいて販売する広告枠の大部分は、暦年度(4月から翌年3月)を一括の期間とし、12か月分を自治体から在庫リスクを負担する形で仕入れており、これを一定の単位に区切って広告主に販売しております。そのため、販売実績が計画から大幅に乖離した場合に、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② ジチタイワークス事業 イ.競合について 現在、国内でジチタイワークスと類似する事業として自治体職員向けに情報誌を発行している競合企業が存在しております。当社は、情報提供だけでなく自治体職員の課題の把握、またそれに対する解決策の提案を行うなど、多面的な展開によって付加価値の向上に努めてまいりますが、競合企業の動向によっては当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)共通的なリスク ① 優秀な人材の確保及び育成について 当社グループは、優秀な人材の確保及び育成によって持続的な成長を実現するために、引き続き、一般的なビジネスリテラシー水準の向上と、ミドル層や経営者候補人材の育成に繋がる教育制度や仕組みの構築に積極的に取り組んでまいりますが、組織において中核的な役割を担う人材の確保と育成ができなかった場合、将来的にマネジメント人材不足に陥る可能性があります。 ② わが国の人口動態に係るリスクについて 自治体における持続性のある自治体運営と行政サービス提供の担保には、各自治体における人口が密接に関連しております。しかしながら、わが国の合計特殊出生率は、1960年代後半以降減少傾向にあり、極めて低い水準にあります。 今後、人口の減少に伴い、税収や行政需要が減少することになれば、当社が取扱うサービスの需要が低下し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 事業の成長性について 当社グループの行う広告事業は、SRサービスについてはスタートして21年が経過し、現在はSCサービスも加えて安定した収益事業化を目指す段階に到達しております。ジチタイワークス事業におけるジチタイワークスは、2017年12月に創刊したメディアであり、国策や時流に応じて取り扱うテーマが多岐に渡り変化することから、今後もコンテンツの拡充や、ニーズに応えたメディアの制作によって、配布先自治体、顧客企業からの継続的な需要が見込めます。 しかしながら、各事業における事業計画の立案や実施に何らかの支障が生じ、これらが実現できない場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 業績の季節変動による影響について 売上高及び営業利益が一定の時期に偏重する傾向にあります。 これは、広告事業のマチレットにおける子育て情報冊子等の発行が集中する時期があるためです。 当社グループは、マチレットにおける当該季節的要因を踏まえた受注計画及び制作計画を策定し、発行の増加が見込まれる時期の売上の確保に努める方針ですが、何らかの事情によりこれらを計画どおりに行えなかった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 風評の影響について 当社グループが取扱うサービスにおいて、全国の自治体との取引が多く存在しております。そのため、何らかのリスクが顕在化し、風評の影響等により自治体との取引を制限された場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 特定経営者への依存について 当社グループ代表取締役社長である時津孝康は当社の経営方針や事業戦略の立案・決定における中枢として重要な役割を果たしております。 当社グループでは、同氏に過度に依存しないための組織体制として、経営組織の強化を図っておりますが、当面の間は同氏への依存度が高い状態で推移するものと考えております。このような状況において、同氏の事業への関与が困難となった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 小規模組織であることについて 当社グループは、本書提出日現在、取締役5名(うち社外取締役2名)、監査役3名(うち非常勤監査役2名)、従業員数217名(臨時雇用者を除く)の人員数で事業を展開しており、会社の規模に応じた内部管理体制や業務執行体制を整備しております。万一、業容拡大等に応じた人員の確保・育成が順調に進まず、役職員による業務執行に影響が生じた場合、あるいは役職員が予期せず退社した場合には、内部管理体制や業務執行体制が有効に機能せず、当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 新株予約権行使の影響について 当社グループは、当社グループ役員及び従業員に対して新株予約権を付与しております。 これらの新株予約権が権利行使された場合、当社の株式が新たに発行され、当社の1株当たりの株式価値が希薄化する可能性があります。なお、当連結会計年度末現在これらの新株予約権による潜在株式数は513,900株であり、2026年3月31日現在の発行済株式総数(自己株式を除く)13,742,956株の3.7%に相当しております。 ⑨ 自治体を取り巻く環境について 世界的にデジタルトランスフォーメーション(DX)が加速する中、デジタル技術の革新スピードは年々高まっております。こうした状況において、わが国ではデジタル技術の活用を通じて地域の社会課題の解決を目指す「デジタル田園都市国家構想」が掲げられており、今後、自治体を取り巻く環境は大きく変化していくことが見込まれます。 当社グループにおいても、自治体関連ビジネスに資する情報の収集・把握に努めておりますが、環境変化のスピードが当社グループの対応能力を上回る場合、中長期的な経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)法的規制に関するリスク ① 事業に関する法的規制について 当社グループが行う事業では、主に以下に掲げる法律等の規制を受けております。 不当景品類及び不当表示防止法 ・商品及び役務の取引に関連する不当な景品類及び表示による顧客の誘引を防止するため、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれのある行為の制限及び禁止が求められております。 ② 個人情報の漏洩リスクについて 当社グループは、顧客の個人情報を取り扱っており、「個人情報の保護に関する法律」に規定される個人情報取扱事業者に該当いたします。個人情報の取り扱いにつきましては、個人情報保護基本規程の整備・運用等厳重な対策を講じています。また、個人情報の適切な保護措置を講ずる体制の構築・維持の一環として、ISMS(ISO / IEC27001)について、再認証及び2022年版移行審査を実施し、引き続き不適合がない旨の審査報告を受けるなど、個人情報の適切な取扱いに努めております。 しかしながら、万一個人情報が外部に流出した場合には、当社の社会的信用が毀損され企業イメージの低下を招くなど、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、損害賠償請求等、不測の損害が生じる可能性もあります。
経営成績の分析 (MD&A)6,536字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費が緩やかな増加基調を維持するなど、景気は緩やかな回復を続けております。一方で、地政学的リスクに起因する物価上昇、各国の通商政策を巡る不確実性、金融資本市場の変動等の影響にも十分な注意が必要な状況であり、先行きは不透明な状況が続いております。 このような状況下において、グループ全体での事業規模の拡大を推進するとともに、事業運営におけるリスク管理体制の一層の強化を図るなどの取り組みを推進することで、グループ企業理念の実現及び企業価値の向上に努めております。 当社は、2024年5月15日付で、前連結会計年度を初年度とする3か年の中期経営計画を策定・公表しており、適切な資源配分によるオーガニック成長の実現、堅実な投資による事業価値の創出、リスクマネジメント機能の強化、資本配分方針/財務の規律付け、攻守兼ね備えた強固なミドル層の構築に積極的に取り組んでおります。 当連結会計年度においては、上述の中期経営計画で公表した財務方針に従い、自己株式取得を前連結会計年度に引き続き実行するなど、資本生産性の改善・向上と経営環境に応じた機動的な資本政策の遂行に努めております。 広告事業におきましては、連結子会社である株式会社ジチタイアドにて、当連結会計年度においては、1人当たりの生産性の維持・向上に努め、利益創出事業として安定成長を目指してまいりました。 ジチタイワークス事業におきましては、官民連携に対する需要が大きく、市場の開拓余地は十分に存在することから、連結子会社である株式会社ジチタイワークスにおいて、自治体ビジネスのニーズの顕在化に対応していくことで、サービス提供機会を増やすことを目指しております。併せて、行政マガジン『ジチタイワークス』のブランド力を強化することで、BtoGソリューション等の拡大による収益の追求、また多面的展開の促進による高付加価値なサービスの拡大に繋げてまいりました。 以上の結果、当社の当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 (財政状態) 当連結会計年度末における資産合計は、2,623,713千円となりました。 当連結会計年度末における負債合計は、1,576,196千円となりました。 当連結会計年度末における純資産合計は、1,047,517千円となりました。 詳細については、「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 ロ.財政状態の分析」をご参照ください。 (経営成績) 売上高は3,631,573千円、営業利益は344,781千円、経常利益は346,847千円、親会社株主に帰属する当期純利益は264,425千円となりました。 詳細については、「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 イ.経営成績の分析・評価」をご参照ください。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 a.広告事業 広告事業におきましては、自治体から様々な媒体の広告枠を入札により仕入れ民間企業に販売するSR(SMART RESOURCE)サービス、また、自治体から市民へ専門性が高い情報をよりわかりやすく確実に伝える情報冊子マチレットを自治体と協働発行(無料)し、自治体の経費削減を支援するSC(SMART CREATION)サービス等を提供しており、前連結会計年度までに取り組んできた収益性の改善を継続しつつ、1人当たりの生産性の維持・向上を意識した安定的な成長を推進してまいりました。 当連結会計年度においては、減収増益計画に対し、概ね計画通りとなりました。 以上の結果、当連結会計年度における売上高は1,784,367千円(前年同期比3.9%減)、セグメント利益は422,313千円(前年同期比0.8%増)となりました。 b.ジチタイワークス事業 ジチタイワークスは、当社グループの官民連携を推進する様々なサービスを総称するブランドの名称とし、「自治体で働く“コトとヒト”を元気に。」をコンセプトに「BtoGソリューション」、「行政マガジン『ジチタイワークス』」及びジチタイワークス民間サービス比較など複数のサービスを展開しております。 2017年12月より、当社グループオリジナルのメディアとして、自治体職員の仕事につながるヒントやアイデア、事例などを紹介する行政マガジン『ジチタイワークス』を発行しています。また、当社グループが今まで培った自治体とのリレーションを活用した、自治体と民間企業のニーズを繋ぐBtoGソリューション等の積極的な展開も推進しており、自治体向けに事業を展開したい民間企業に対して、幅広いマーケティング支援の提案も行っております。 当連結会計年度においては、BtoGソリューション等をはじめとする各サービスの売上が堅調に推移しました。 以上の結果、当連結会計年度における売上高は1,541,101千円(前年同期比42.8%増)、セグメント利益は 447,691千円(前年同期比44.2%増)となりました。 c.その他 その他には、企業版ふるさと納税支援事業や空き家対策関連事業アキソル及びマチイロなど他の報告セグメントに含まれないサービスが含まれております。 当連結会計年度における売上高は306,104千円(前年同期比49.6%増)、セグメント損失は26,708千円(前年同期はセグメント損失5,538千円)となりました。 なお、セグメント損失の主な要因は、中長期的な事業規模の拡大に向けた人的投資やマーケティング費用等の営業費用の増加であります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前連結会計年度末に比べ69,514千円減少し、1,036,107千円となりました。 当連結会計年度に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、229,586千円(前年同期は得られた資金229,867千円)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益330,129千円の計上があったものの、売上債権の増加139,189千円があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、237,496千円(前年同期は得られた資金29,621千円)となりました。これは主に、定期預金の預入による支出111,043千円、有形固定資産の取得による支出45,480千円、投資有価証券の取得による支出49,984千円があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果得られた資金は、77,425千円(前年同期は使用した資金305,081千円)となりました。これは長期借入れによる収入550,000千円があったものの、長期借入金の返済による支出106,820千円、自己株式の取得による支出365,754千円があったことによるものであります。 また、資本の財源及び資金の流動性については次のとおりです。 a.資金需要 当社グループの事業活動における運転資金需要の主なものは、仕入費用及び外注費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。 b.財務政策 当社グループは、運転資金及び設備資金につきましては、主に内部資金又は借入により資金調達することとしております。このうち、借入による資金調達に関しましては、短期借入金、長期借入金(1年内返済含む)、当座貸越契約で調達しております。当連結会計年度末における有利子負債の残高は、短期借入金及び長期借入金(1年内返済含む)の582,900千円となっております。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社は生産実績を定義することが困難であるため、記載を省略しております。 b.仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前期比(%) 広告   (千円)   645,118   4.9 ジチタイワークス   (千円)   -   - 小計   (千円)   645,118   4.9 その他   (千円)   -   - 合計   (千円)   645,118   4.9 (注)広告事業及びジチタイワークス事業に係る外注費については、記載を省略しております。 c.受注実績 当社は受注生産が僅少であるため、記載を省略しております。 d.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前期比(%) 広告   (千円)   1,784,367   △3.9 ジチタイワークス   (千円)   1,541,101   42.8 小計   (千円)   3,325,469   13.3 その他   (千円)   306,104   49.6 合計   (千円)   3,631,573   15.6 (注)1.主要な販売先については、相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10未満のため、記載を省略しております。 2.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されています。当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。 また、この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項については合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っております。当社グループの連結財務諸表で採用する重要な見積りは、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 イ.経営成績の分析・評価 広告事業における計画的な再拡大に伴う施策、ジチタイワークス事業における幅広いマーケティング支援の提案及びBtoGソリューション等のサービス拡大等もあり、売上高は3,631,573千円(前年同期比15.6%増)、売上総利益は2,388,806千円(前年同期比26.7%増)となり、また、販売費及び一般管理費は2,044,024千円(前年同期比28.3%増)となりました。その結果、営業利益は344,781千円(前年同期比18.2%増)と、黒字の段階利益となりました。 営業外損益(純額)は2,065千円の利益(前連結会計年度は3,840千円の利益)となりました。これは、主に違約金収入が2,595千円増加したものの、支払利息が5,424千円増加したことによるものであります。 以上の結果、経常利益は346,847千円(前年同期比17.4%増)となりました。 特別損益は16,718千円の損失となりました。これは、減損損失が発生したためであります。 法人税等は、主に税金等調整前当期純利益及び法人税等調整額の計上により、67,171千円(前連結会計年度は51,238千円)となりました。 以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は264,425千円(前年同期比26.1%減)となりました。これにより、1株当たり当期純利益は18.05円(前年同期比19.3%減)となりました。 ロ.財政状態の分析 a.資産 当連結会計年度末の総資産合計は2,623,713千円となり、前連結会計年度末に比べて478,118千円増加しました。流動資産は2,165,810千円となり、前連結会計年度末に比べて360,934千円増加しました。これは主として現金及び預金が169,540千円、売掛金及び契約資産が139,189千円、商品及び製品が41,943千円増加したことによるものであります。固定資産は457,902千円となり、前連結会計年度末に比べて117,184千円増加しました。これは主としてソフトウエアが21,520千円、投資有価証券が50,012千円、繰延税金資産が31,927千円増加したことによるものであります。 b.負債 当連結会計年度末の負債合計は1,576,196千円となり、前連結会計年度末に比べて580,925千円増加しました。流動負債は1,285,836千円となり、前連結会計年度末に比べて320,677千円増加しました。これは主として買掛金が36,472千円、1年内返済予定の長期借入金が182,932千円、未払金が46,040千円、未払費用が53,467千円増加したことによるものであります。固定負債は290,360千円となり、前連結会計年度末に比べて260,248千円増加しました。これは長期借入金が260,248千円増加したことによるものであります。 c.純資産 当連結会計年度末における純資産合計は1,047,517千円となり、前連結会計年度末から102,806千円減少しました。これは主として親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が264,425千円増加した一方で、自己株式の取得により自己株式が365,754千円増加したことによるものであります。 以上の結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の53.8%から40.1%となりました。 ハ.経営成績に重要な影響を与える要因 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、事業環境、事業内容、法的規制等、様々なリスク要因が当社の経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。 そのため、当社グループは「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載した経営課題への対応、及び内部管理体制の強化を通して、リスクの低減に努めてまいります。 ニ.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 当社グループは、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)目標とする経営指標」に記載のとおり、営業利益成長率(のれん償却前)及び従業員一人当たりの売上総利益を経営指標としております。 当連結会計年度においては、広告事業による収益性の改善とジチタイワークス事業における業容の拡大等により営業利益成長率(のれん償却前)は、+22.8%、従業員一人当たりの売上総利益は9,888千円となりました。引き続きこれらの指標について、維持・向上されるよう取り組んでまいります。

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