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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

アルトナー

ARTNER CO.,LTD.2163 · Prime · サービス業

設計技術者の派遣・請負に特化した人材サービス会社。ソフトウェア・電気電子・機械の各分野で顧客企業の開発部門を支援する。

概要

株式会社アルトナーは、1962年に大阪で設立された技術者派遣・請負受託企業である。ソフトウェア、電気電子、機械の設計開発分野に特化した技術者を派遣し、顧客企業の研究開発を支援する。2026年1月期の連結売上高は約120億円、従業員数は1,623人。東証プライム市場に上場しており、本田技研工業や株式会社本田技術研究所が主要顧客である。

設計開発に特化した技術者派遣が中核事業

アルトナーの主力事業は、技術者派遣サービスである。同社はソフトウェア(組込み・アプリケーション開発)、電気電子(回路基板設計・信頼性評価)、機械(2D/3D CADを用いた機構設計)の専門技術者を顧客企業に派遣し、指揮命令下で業務を遂行させる。2026年1月期の技術者派遣事業の売上高は103億7765万円で、全社売上の86.2%を占める。派遣契約に加え、一部は請負契約で開発業務を一括受託しており、請負・受託事業の売上高は16億1589万円(構成比13.4%)である。

研究開発領域への強い依存とリスク

同社の技術者は主に顧客企業の研究開発・設計開発部門に配属される。2026年1月期の有価証券報告書では、自動車関連メーカーや半導体製造装置メーカーからの需要が旺盛だったと記されている。特に本田技研工業と株式会社本田技術研究所への販売依存度が高く、両社で売上高の30.4%を占める。このため、特定業界や顧客の投資動向に業績が左右されやすい構造を持つ。一方、カーボンニュートラル対応などのハイエンド領域への人員シフトを中期経営計画に掲げ、依存先の分散を図っている。

営業利益率を軸とした高収益体質

アルトナーは経営指標として営業利益率を重視する。2026年1月期の営業利益率は15.1%と高水準である。過去10年間で売上高は40億円(2013年1月期)から120億円(2026年1月期)へと3倍に拡大し、純利益も3億円から13億円へ増加した。利益成長の要因は、技術者単価の上昇、稼働率の高止まり、新卒技術者の早期配属による稼働人員増加である。採用関連投資やIT投資が発生しても売上高の伸びで吸収できている。

二本社制と全国6拠点の事業ネットワーク

同社は2004年に大阪本社(大阪市北区)と東京本社(横浜市港北区)の二本社制を敷いた。現在、宇都宮、横浜、浜松、名古屋、大阪の5営業所をエンジニア事業本部の傘下に置く。2010年には新卒技術者の教育研修を集中管理するラーニングセンターを大阪府吹田市に開設し、2020年には東日本ラーニングセンターを横浜市港北区に追加した。これにより、日本国内の主要な工業地帯をカバーし、地場密着型の営業と全国的な人材供給網を両立している。

M&Aによる総合技術サービス会社への進化

アルトナーは2025年9月に有限会社クリップソフト、同年12月に株式会社情報技研の株式を取得し、連結子会社化した。これらは中期経営計画「Make Value for 2025 to 2029」の一環であり、M&Aやアライアンスを通じて総合技術サービス会社へ進化する方針を示す。取得額は約13億円に上り、のれんが15億円計上された。従来の派遣・請負に加え、新たな技術領域や顧客層の取り込みを狙う。

業界の中での役割は技術者派遣・請負サービス提供者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
120億円
営業利益
18億円
営業利益率
15.0%
純利益
13億円
2026/1 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01製造業・情報通信業等(設計開発部門)主力

ソフトウェア(組込み・アプリケーション開発)、電気電子(回路基板設計・信頼性評価)、機械(2D/3D CADを用いた機構設計)の専門技術者を派遣し、顧客企業の設計開発を支援。一部は請負契約で開発業務を受託する。

主な製品・サービス2
技術者派遣サービス
設計技術者を顧客企業に派遣し、同社の指揮命令下でソフトウェア開発、電子回路設計、機械設計等の業務を遂行するサービス。
請負・受託サービス
顧客企業から設計開発業務を一括受託し、当社グループが責任を持って成果物を納品するサービス。

製品と技術

ソフトウェア・電気電子・機械の3分野を網羅する技術者派遣

アルトナーの技術者派遣サービスでは、3つの技術分野をカバーする。ソフトウェア分野では、IoT機器に組み込まれる組込みソフトウェアやネットワークシステムのアプリケーション開発を手掛ける技術者を派遣する。電気電子分野では、機器や装置の心臓部となる回路基板設計と信頼性評価を担当。機械分野では、2D CADや3D CADを用いた機構設計を提供する。2026年1月期の技術者派遣事業売上高は103億7765万円で、全社の86%を占める。派遣先の指揮命令下で業務を遂行する形態が基本だが、近年は請負契約へのシフトも進んでいる。

請負・受託で成果物責任を負うもう一つの事業

請負・受託事業は、顧客企業から設計開発業務を一括受託し、アルトナーが責任を持って成果物を納品するサービスである。派遣契約と異なり、業務遂行の指示や技術者の労務管理は同社が自ら行う。2026年1月期の請負・受託事業売上高は16億1589万円で、全社の13.4%を占め、前年同期比で構成比が上昇した。積極的な営業展開と顧客ニーズに応じた派遣からの変更が寄与した。同社はこの事業を将来の成長軸と位置づけ、OJT活用による配属業務レベルの引き上げを図っている。

ラーニングセンターによる技術者育成の仕組み

アルトナーは2010年に大阪府吹田市にラーニングセンターを開設し、新卒技術者の教育研修を集中管理している。2020年には横浜市港北区に東日本ラーニングセンターを追加。研修は一般・社外実務・基礎・応用・キャリア研修の5段階で構成され、技術力だけでなく人間力の向上も目的とする。管理職向けの人間づくり研修も実施。これにより、派遣先で即戦力となる技術者を育成するとともに、定着率向上を狙う。2025年入社の新卒技術者は当初計画より前倒しで配属が進み、早期の売上貢献につながった。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

人材派遣で高収益、規模は中堅

アルトナーはサービス業に属し、売上高は2024年1月期101億円から2026年1月期には120億円へと増加しており、営業利益率は2026年1月期に15%と業界内で高い水準にある。同社は人材派遣・紹介を中心とした事業を展開し、収益性ではジンジブやイシンといった同業他社を上回る。売上規模ではセントラルスポーツやサニックスホールディングスより小さいが、利益率の高さが競争優位性となっている。高付加価値分野への特化や効率的な運営により、業界内で収益重視のポジションを確立している。

強み

  • 営業利益率15%は業界トップクラスで、収益力が強い。
  • 売上高が101億円から120億円へと毎期増加し、成長が持続。
  • 人材派遣分野で専門性を活かし、高単価サービスを提供。
  • 利益率の高さから運営効率が優れており、コスト管理が徹底。

課題

  • 売上高は120億円と同業他社より小さく、市場影響力は限定的。
  • 派遣業界の人手不足が続き、優秀な人材の確保が課題。
  • 特定業界やクライアントへの依存度が高く、需要変動の影響を受けやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がアルトナー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 24件

設計製図業からスタートした1962年の創業

アルトナーの前身は、1962年9月に資本金30万円で設立された株式会社大阪技術センターである。創業時の主業務は設計製作及び設計製図であり、現代表取締役社長関口相三の親族等が出資した。当初は大阪市福島区に本社を置き、1980年に大阪市北区へ移転した。この時期はまだ労働者派遣事業法が施行される前であり、請負・委託の形で設計業務を請け負う典型的小企業だった。

労働者派遣事業法施行で業容拡大した1986年

1986年11月、労働者派遣事業法の施行に伴い、同社は特定労働者派遣事業を開始した。これにより、設計技術者を他社に派遣することが法的に明確化され、事業の基盤が固まった。その後1998年4月に商号を株式会社アルトナーへ変更。2003年12月には一般労働者派遣事業許可を取得し、派遣可能な職種の制限がなくなり、事業範囲が一気に広がった。2004年2月には有料職業紹介事業許可も取得し、人材紹介にも進出した。

上場と二本社制で成長軌道に乗った2000年代

2004年2月、大阪・東京の二本社制を導入し、東京本社を東京都港区に開設(後に横浜市港北区へ移転)。2007年10月にはジャスダック証券取引所に株式を上場し、資金調達力を強化した。2010年4月には大阪府吹田市にラーニングセンターを開設し、新卒技術者の教育を体系化。同年、大阪証券取引所JASDAQに上場後、2013年7月の取引所統合を経て東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場した。

組織再編を重ねながら東証一部へ昇格した2010年代

2011年2月、組織をエンジニア事業本部とヒューマンリソース事業本部に再編し、傘下に営業所(宇都宮、横浜、名古屋、大阪)を設置。2016年2月には事業本部を集約し、エンジニア事業本部とヒューマンリソース事業本部の二本立てとした。2017年10月に東京証券取引所市場第二部へ市場変更し、2018年7月には市場第一部に指定された。この間、2018年2月にはエンジニア事業本部内にハイバリューグループなど新たなグループを設置し、請負・受託事業を強化した。

プライム市場移行とM&A開始の2020年代

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、プライム市場に移行した。同年2月にはヒューマンリソース事業本部を廃止し、エンジニアエージェンシー事業本部と能力開発本部に分割。採用・教育機能を独立させた。2025年には初のM&Aを実行し、有限会社クリップソフトと株式会社情報技研を子会社化。これにより連結決算となり、2026年1月期の連結売上高は120億円、営業利益率15.1%を達成した。

年表24件を開く

1960年代

  • 1962年9月創業設計製作及び設計製図を主業務として、有限会社関口興業社及び現 代表取締役社長関口相三の親族等の出資により、株式会社大阪技術センター(資本金30万円)を設立
  • 1964年6月本社(現 大阪本社)を大阪市福島区に移転

1980年代

  • 1980年3月本社を大阪市北区に移転
  • 1986年11月労働者派遣事業法の施行に伴い特定労働者派遣事業開始

1990年代

  • 1998年4月商号変更株式会社大阪技術センターを株式会社アルトナーへ商号変更

2000年代

  • 2003年12月一般労働者派遣事業許可取得
  • 2004年2月有料職業紹介事業許可取得 大阪、東京の2本社制を敷き、東京本社を東京都港区に開設
  • 2007年10月上場ジャスダック証券取引所に株式を上場

2010年代

  • 2010年2月東京本社を横浜市港北区に移転
  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場 新卒技術者の教育研修を集中管理するラーニングセンターを大阪府吹田市に開設
  • 2011年2月組織を再編し、エンジニア事業本部傘下に営業所(宇都宮、横浜、名古屋、大阪)を設置 ヒューマンリソース事業本部傘下にヒューマンリソース事業部とハイパーアルトナー事業部を設置
  • 2012年2月ハイパーアルトナー事業部をハイパーアルトナー事業本部に名称変更
  • 2013年2月エンジニアエージェンシー事業本部を設置
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
  • 2016年2月事業本部を集約し、エンジニア事業本部とヒューマンリソース事業本部に再編 エンジニア事業本部傘下にエンジニア事業部とハイパーアルトナー事業部を設置 ヒューマンリソース事業本部傘下に能力開発部とエンジニアエージェンシー事業部を設置
  • 2017年10月東京証券取引所市場第二部に市場変更
  • 2018年2月エンジニア事業本部傘下のエンジニア事業部とハイパーアルトナー事業部を廃止 エンジニア事業本部傘下にハイバリューグループ、ワイドバリューグループ、プロダクトバリューグループ、請負・受託グループを設置
  • 2018年7月東京証券取引所市場第一部に指定
  • 2019年1月採用、教育、営業の各部門を集約し、ラーニングセンター(現 西日本ラーニングセンター)を同市内(吹田市)に移転

2020年代

  • 2020年3月東日本ラーニングセンターを横浜市港北区に開設
  • 2022年2月ヒューマンリソース事業本部を廃止し、エンジニアエージェンシー事業本部と能力開発本部に組織機能を分割 エンジニアエージェンシー事業本部傘下に人材紹介グループ、キャリア採用グループ、新卒採用グループを設置
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、東京証券取引所プライム市場に移行
  • 2025年9月M&A有限会社クリップソフト(現・連結子会社)の株式取得
  • 2025年12月M&A株式会社情報技研(現・連結子会社)の株式取得

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/1期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業利益率経営目標数値として位置付け(具体的数値の記載なし)

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    セグメント戦略の推進

    カーボンニュートラル対応を中核としたハイエンド領域の人員構成比率を高めるとともに、請負・受託プロジェクトでのOJT活用により配属業務のレベルを引き上げる。

  2. 02

    多種多様な人財活用の推進

    事業環境の変化に応じた戦略的な請負・受託シフトを進め、シニア・女性・外国人労働者などの多様な人財を活用し、協力会社の組織化も図る。

  3. 03

    新たな事業・収益機会の模索

    M&Aやアライアンスを通じて総合技術サービス会社への進化を目指し、新たな事業領域と収益機会を創出する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,623人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は464万円で、9期前と比べて+8.4%平均年齢は30.7歳、平均勤続年数は6.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2017年1月736
2018年1月801
2019年1月881
2020年1月42830.16.31,002
2021年1月40330.26.21,079
2022年1月43130.26.31,180
2023年1月45330.36.51,276
2024年1月46330.46.61,321
2025年1月46430.66.71,397
2026年1月46430.76.81,623

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年1月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率81.8%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)90.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
東京本社、横浜事業所、東日本ラーニングセンター — 横浜市港北区106百万円
大阪本社 — 大阪市北区53百万円
西日本ラーニングセンター — 大阪府吹田市38百万円
宇都宮事業所 — 栃木県宇都宮市10百万円
名古屋事業所 — 名古屋市中村区8百万円
主な関係会社
  • 国内
    有限会社クリップソフト
    静岡県浜松市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社情報技研
    栃木県宇都宮市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年1月期の売上高は120億円営業利益18億円前期と比べると増収増益で、売上が+8.1%、利益が+0.0%。

売上高
+8.1%
120億円
営業利益
+0.0%
18億円
純利益
+0.0%
13億円
営業利益率
15.0%
前期比 -1.2%pt

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は61億円、営業利益は7億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+7.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q232
2024年1Q25520.03
2024年2Q25416.03
2024年3Q26311.52
2024年4Q253
2025年1Q26519.23
2025年2Q28517.94
2025年4Q576
2026年2Q591118.68
2026年4Q61711.55

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年1月期からの14期で、売上は40億円から120億円へ3.0倍に増えた。直近期の営業利益率は15.0%。売上は12期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2013年1月4033
2014年1月3921
2015年1月4332
2016年1月4843
2017年1月5264
2018年1月5875
2019年1月6385
東日本ラーニングセンターを横浜市港北区に開設
2020年1月7096
2021年1月7296
2022年1月81107
2023年1月92129
2024年1月1011511
有限会社クリップソフト(現・連結子会社)の株式取得
2025年1月1111813
2026年1月120181815.013

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年1月期

売上高120億円のうち、営業利益として残るのは18億円15.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は13億円、売上の10.8%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金61.7%74億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金23.3%28億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益15.0%18億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
38.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+7.5pt
15.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+5.8pt
10.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+12.3pt
24.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
14.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
28.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年1月期は営業CFが14億円、投資CFが−14億円で、差し引きのフリーCFは0億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は47億円で、売上の4.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年1月30−239
2014年1月10−217
2015年1月50−1511
2016年1月30−1313
2017年1月20−1214
2018年1月50−1517
2019年1月6−1−2521
2020年1月60−2624
2021年1月90−2930
2022年1月80−3836
2023年1月90−4940
2024年1月110−81143
2025年1月120−81246
2026年1月14−141047

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年1月期の総資産は91億円。このうち返さなくてよい自己資本が52億円で、自己資本比率は57.7%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年1月1510562.6
2014年1月1410471.8
2015年1月1812663.0
2016年1月2114764.6
2017年1月2316770.6
2018年1月2820871.1
2019年1月33231071.5
2020年1月38271171.8
2021年1月44311370.5
2022年1月51361570.4
2023年1月57401771.4
2024年1月61431869.9
2025年1月67472070.4
2026年1月91523857.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年1月期の内訳
現金及び預金
47億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
47億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
38億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
98
/ 100
安定性自己資本比率38 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り534社中10位あたり、逆に低いのは売上成長率534社中244位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
24.1%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
15.0%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
57.7%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
8.1%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.4%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥961で、1年前と比べて+4.3%過去52週の値幅のなかでは12%の位置にある。

¥961-1.3%1ヶ月+1.7%1年+4.3%時価総額102億円
過去52週の値幅
安値¥939高値¥1,129

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.2倍
PBR3.97倍
配当利回り4.37%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月半ばから960円前後での狭いレンジが続きましたが、8月10日に969円、8月12日に981円と上昇しました。8月20日は970円と25日線(961円)を約1%上回っており、短期トレンドは僅かに上向きです。52週高値1129円からは約14%下落した水準ですが、52週安値939円からは約3%上昇しています。年初来では5.6%の上昇と堅調で、75日線(939円)や200日線(949円)も上回っています。出来高は8月10日に6.3万株と増加しましたが、その後は減少し、8月20日は1.6万株と低水準です。RSIは62と中立よりやや高い水準です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 60/100)

PER実績16.36倍は業界平均23.01倍を下回り、予想PERは開示なし。PBR4.01倍は平均3.35倍を上回りやや割高感があるが、ROE24.1%は非常に高く、収益性が優れている。配当利回り4.33%は平均2.29%を大きく上回り、株主還元も手厚い。業績は売上高が101億円から120億円に増加し、営業利益も18億円と堅調。バリュエーションはPBRの高さが気になるが、ROEと配当利回りの高さがバランスを取っており、ほぼ妥当と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.2倍23.4倍
PBR3.97倍3.51倍
ROE24.1%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、技術者不足を背景にした需要拡大が続くか、また、一人当たり単価の上昇が収益を押し上げるか。強気派は、製造業やIT業界での技術者需要の強さと、同社の安定した採用力による成長を評価する。一方、弱気派は、派遣法規制の強化や、競争激化による単価低下、景気後退時の需要減少を懸念する。業績は増収増益で推移しており、ROEの高さも魅力だが、市場評価は割高感がある。

プラスに働く材料7
  • 技術者不足の追い風

    エンジニア需要は高止まりし、派遣需要も堅調である。

  • 増収増益基調

    売上と純利益が毎年増加し、2026/1期も増収予想。

  • 高い収益性

    ROEが24%を超え、効率的に資本を活用している。

  • 売上高120億円と3期連続で増収通年影響

    売上高は101→111→120億円と拡大し、営業利益率15%を確保

  • 配当利回り4.33%と株主還元が厚い継続影響

    配当利回り4.33%と高水準。株主への利益還元姿勢が買い材料

  • ROE24.1%と高い資本効率継続影響

    ROE24.1%と高く、PBR4.01倍に反映も成長持続なら再評価余地

  • 外国人持株比率7.42%と低く上値余地不定影響

    外国人持株比率は7.42%と低水準。インデックス需要などで買い増し余地

マイナスに働く材料7
  • 規制強化のリスク

    労働者派遣法の改正により、派遣利用に制限がかかる可能性。

  • 景気変動の影響

    製造業の業績悪化時には派遣需要が減少しやすい。

  • 割高な株価評価

    PER 16倍、PBR 4倍と同業他社に比べて割高の懸念。

  • 売上高伸び率が8%に鈍化通年影響

    売上高は前期比+8%の120億円。前期の+10%から加速感が薄れた

  • 純利益13億円と前期から横ばい通年影響

    営業利益18億円だが純利益は13億円。税金等の負担でEPSの伸びが限定的

  • PER16.36倍と割安感が乏しい継続影響

    予想成長率に対してPER16.36倍は割安とは言えず、上値は重い

  • PBR4.01倍と高く調整リスク継続影響

    PBR4.01倍は資本効率の高さを織り込み済み。悪化時は修正されやすい

次の決算で確かめる点
稼働率
技術者がどれだけ稼働しているかで、売上と利益が左右される。
技術者数
派遣可能な人数の増減が供給能力を表す。
客単価
派遣料金の推移が収益性に直結する。
採用数
将来の成長のために確保する技術者の数。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり42で、前期から+2.4%いまの株価に対する利回りは4.37%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥42
1株あたり
配当利回り
4.37%
いまの株価に対して
配当性向
63.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年1月632.9
2018年1月833.233.1
2019年1月920.035.4
2020年1月1013.935.5
2021年1月1212.238.9
2022年1月1750.050.3
2023年1月3073.971.2
2024年1月3825.075.8
2025年1月419.369.1
2026年1月422.463.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥42

株主

有価証券報告書より

2026年1月期末の株主数は延べ13,552人。区分でいちばん多いのは個人・その他61.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が30.2%を占め、残る69.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年1月%2022年1月%2023年1月%2024年1月%2025年1月%2026年1月%
個人・その他42.744.154.352.963.061.4
事業法人45.345.426.626.625.927.4
外国法人2.31.99.011.26.07.3
金融機関7.67.47.24.93.82.7
証券会社2.01.12.94.31.31.0
外国人個人0.00.00.10.10.10.1
自己株式0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社関口興業社20.00
02アルトナー従業員持株会7.74
03大阪中小企業投資育成株式会社4.52
04THE NOMURA TRUST AND BANKING CO.,LTD. AS THE TRUSTEE OF REPURCHASE AG FUND 2024-09 (LIMITED OT FINANC IN RESALE RSTRCT)(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.95
05上田八木短資株式会社1.80
06STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505044 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.41
07張替 朋則1.33
08奥坂 一也1.09
09出雲 宏行0.87
10日本証券金融株式会社0.75

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近6
  • 2026-06-12
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    6.06%
  • 2026-06-12
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    3.22%
  • 2026-06-10
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    6.06%
    +0.97pt
  • 2026-06-10
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    3.22%
    -0.01pt
  • 2026-06-08
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    5.09%
  • 2026-06-08
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    3.23%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+10%、1株純資産は14期で+35%。直近期のROEは24.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年1月10836533.76.932.4
2014年1月4537512.113.544.7
2015年1月7943419.68.931.5
2016年1月5225622.011.433.6
2017年1月3415224.412.432.9
2018年1月4518526.923.833.1
2019年1月5122025.218.135.4
2020年1月5825724.214.335.5
2021年1月5929421.514.638.9
2022年1月6933721.712.750.3
2023年1月8438123.511.871.2
2024年1月9940225.322.375.8
2025年1月11944328.115.669.1
2026年1月11849224.117.563.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2026/1期の役員報酬は総額128百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
関口相三代表取締役社長 経営戦略本部管掌兼エンジニア事業本部管掌618,607
張替朋則常務取締役 管理本部管掌兼エンジニアエージェンシー事業本部管掌72146,153
奥坂一也取締役 能力開発本部管掌71147,385
野村龍一郎取締役(監査等委員)70745
寺村泰彦取締役(監査等委員)702,364
森井眞一郎取締役(監査等委員)721,364

役員報酬の内訳2026/1

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5772510220
社外取締役3232269

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/1期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容872字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社(株式会社アルトナー)、連結子会社2社により構成されており、技術者派遣事業、請負・受託事業、その他事業を行っております。 (1)技術者派遣事業及び請負・受託事業 当社グループは、主として設計技術者の人材派遣に特化した技術者派遣事業を、現在、宇都宮・横浜・浜松・名古屋・大阪の事業所を拠点として展開・運営を行っております。 技術者派遣事業とは、設計技術者を通じて、ソフトウェア(IoT機器に組み込まれるソフトウェアやネットワークシステムのアプリケーションソフトウェアの開発)、電気・電子(機器や装置の心臓部となる回路基板設計、信頼性評価)、機械(2D CAD・3D CADを使用して、機械が動く仕組みの設計)等の専門的技術を提供し、顧客企業の設計開発部門を支援する業務であります。 また、顧客企業より設計開発を受託する請負・受託事業を併せて行っております。 (2)顧客企業との契約形態 当社グループが行う事業の契約形態には、派遣契約、請負契約等があります。当社グループは主として派遣契約を顧客企業と締結することで事業を展開しておりますが、一部の顧客企業に対しては請負契約等を締結しております。 ①  派遣契約 派遣契約は、派遣労働者となる設計技術者を雇用する当社グループ(派遣元)と使用者である顧客企業(派遣先)とが分離していることで、設計技術者は派遣先の指揮命令のもと、派遣先の労働に従事するものであります。 当社グループ(派遣元)・顧客企業(派遣先)・設計技術者(派遣労働者)の関係を図示すると、以下のようになります。 ②  請負契約 請負契約は、当社グループが顧客企業から業務を受託し、その業務遂行の指示や設計技術者の労務管理等について、一切の責任を当社グループが負い、顧客企業に成果物を納品するものであります。 当社グループ(受託者)・顧客企業(委託者)・設計技術者の関係を図示すると、以下のようになります。 [事業系統図] 以上、述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,919字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社は、『エンジニアサポートカンパニー』という経営理念に基づき、顧客企業の持続的な成長に貢献するテクニカル・パートナーとして活動しております。永きにわたるこの基本姿勢は、多くの信頼と実績を築き上げ、業界のパイオニアとして確固たる地位を確立いたしました。 これからも、顧客企業、株主、従業員をはじめ、すべての社会の皆様からご支持、ご賛同いただける経営を推進し企業価値の拡大に努めてまいります。 (2)経営戦略等 (中期経営計画の基本方針) 『持続的成長および次世代成長のための基盤を構築する』 『Make Value for 2025 to 2029』 (中期経営計画の基本施策) ① セグメント戦略の推進 ・カーボンニュートラル対応を中核に据えたハイエンド領域の人員ウェイト拡大 ・請負・受託プロジェクトのOJT活用による配属業務レベル引き上げ ② 多種多様な人財活用の推進 ・事業環境の変化に対応するための戦略的な請負・受託シフト ・シニア・女性・外国人労働者(留学生)の人財活用 ・協力会社の活用・組織化 ③ 新たな事業・収益機会の模索 ・M&A、アライアンスによる総合技術サービス会社への進化 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループの主要事業である技術者派遣事業においては、技術者の採用・育成の強化および成長分野・高付加価値分野への戦略的配属により技術者の付加価値向上を図るとともに、高水準の稼働率の維持を通じて事業運営の効率化に取組んでおります。これらの達成状況を客観的に判断する指標として営業利益率を経営目標数値に位置付けております。 (4)経営環境 当連結会計年度におけるわが国経済は、米国の通商政策による影響が自動車産業を中心に懸念されておりましたが、顧客企業の研究開発は堅調に推移いたしました。当社グループは研究開発・設計開発領域への技術者の配属比率が高いため、前期に引き続き、自動車関連メーカー並びに半導体製造装置メーカーからの技術者要請が旺盛でした。 先行きについては、引き続き、国際情勢の不安定化により海外景気の下振れリスクがありますが、当社グループの戦略重点顧客である自動車関連メーカー、半導体製造装置メーカーは、政府の成長戦略における重点分野への積極的な投資により、開発スピードを高めていくことが期待されます。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループの主要事業である技術者派遣事業は、採用、教育、営業、サポートというサイクルで構成されております。今後の事業拡大のため、当社グループが対処すべき課題は、以下のとおりであります。 (採用について) 当社グループの事業拡大のためには、優秀な技術者の確保・増員が必須要件と捉えています。したがって、採用基準の改善、採用機会の確保、多種多様な人財の採用、技術者の技術領域別・業務領域別構成の最適化、新卒採用・キャリア採用の構成の最適化により、市場ニーズに合致した質の高い人財の確保に努めてまいります。 また、新卒採用については、学生に対して会社説明会、面接等をWebや対面で実施し、選考参加者の確保に努め、定期的に大学等及び内定者に細かいフォローを行うとともに、内定者懇親会等の開催により、内定者の入社率向上に努めてまいります。 (教育について) 当社グループは、長年積み重ねた経験により構築した一般・社外実務・基礎・応用・キャリア研修の実施により、技術者のスキルアップに努めてまいります。 また、全社員向けに能力開発セミナー、管理職者向けに人間づくり研修の開催により、技術力・人間力の向上に努めてまいります。 (営業について) 当社グループは、新規開拓営業力の強化を図り、Web会議ツールも活用し、顧客ニーズに応じた技術者の人選、チーム派遣、請負・受託の編成等の提案により、取引先の確保・拡大に努めてまいります。 また、顧客企業との交渉に努め、適切な技術者の配置の実施により、技術者単価の増額等の取引条件の向上に努めてまいります。 (サポートについて) 当社グループは、技術者とのオンラインを含めた定期的な面談を通じ、希望・実情に応じた指導・アドバイス、専属カウンセラーのメンタルヘルスケアにより、モチベーション向上をサポートし、定着率向上に努めてまいります。
事業等のリスク4,537字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (製造業の業績動向について) 当社グループは製造業を主要顧客とし、主にその設計開発部門に技術者を派遣しております。それら主要顧客が、事業を展開する国や地域で景気後退等の影響を受け、設備投資、研究開発を削減し、外部技術者の活用を減少させた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループの売上構成比率が高い自動車関連メーカーにおいて、事業環境等に著しい変化が生じた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (同業他社との競合について) 当社グループが属する技術者派遣業界が市場縮小や新規参入により、同業他社との競争が激化し、価格競争に陥った場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (教育研修の効果について) 当社グループは、長年積み重ねた経験により構築した研修の実施により、技術者のスキルアップに努めております。しかしながら、研修の効果が想定通りに表れず、顧客評価が技術者単価の上昇に寄与しない場合、また、顧客の要望を充足できずクレームが生じる場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (適切な派遣先の確保について) 当社グループは、派遣先の確保・拡大に努めておりますが、技術者に対して、適切な派遣先が見つからず、技術者単価、稼働率の維持・向上に寄与しない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (労働工数の規制動向について) 当社グループの技術者の労働工数は、派遣先の業務状況に応じて確定いたします。関係諸法令の改正等の影響により、長時間労働に対する是正の動きが強まり、技術者の労働工数が大幅に減少した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (理工系学生の確保について) 当社グループは、理工系卒の学生を重要な経営資源としており、少子化等の影響により、理工系卒の学生人口が減少し、優秀な学生の確保が著しく困難となった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (キャリア技術者の確保について) 当社グループは、職務経験を有する技術者を重要な経営資源としており、製造業の設計開発の活発化による転職希望の技術者不足により、キャリア採用競争が激化し、優秀なキャリア技術者の確保が著しく困難となった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (情報管理について) 当社グループは、「プライバシーマーク」を取得するなど、個人情報・機密情報その他事業運営上知り得たすべての情報の適正な管理に努めておりますが、何らかの理由により情報が外部に流出した場合には、当社グループの社会的な信用等が失墜し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、サービスの安定供給のために適切なセキュリティ対策を施しておりますが、コンピュータウイルスや不正アクセス、自然災害等の予期せぬ事象により、システム障害等が発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (法的規制、許認可について) 当社グループ事業に対する業務区分ごとの法的規制等は以下のとおりであります。 ① 労働者派遣事業について 当社グループの主要事業である技術者派遣事業は、「労働者派遣事業の適正な運用の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律」(以下「労働者派遣法」という。)に基づき、厚生労働大臣より下記の許可を受け行っております。 会社名   許認可名称   監督官庁   許可番号   許可年月日   有効期限 株式会社アルトナー   労働者派遣事業   厚生労働省   派27-020513   2003年12月1日   2026年11月30日 有限会社クリップソフト   労働者派遣事業   厚生労働省   派22-300796   2018年3月1日   2031年2月28日 株式会社情報技研   労働者派遣事業   厚生労働省   派09-010004   1987年8月1日   2029年7月31日 当社グループでは、労働者派遣法及び関係諸法令等の遵守を最重要課題の一つに位置付け、内部監査を通じた法令等の遵守状況の監視、その他会議において法令等の遵守状況の定期的な確認を行うなど法令等遵守体制の整備に努めております。しかしながら、万一当社グループが法令等に抵触するなどして、事業の継続に支障をきたすこととなった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、労働者派遣法第14条では、派遣元事業主が労働者派遣法第6条に定める欠格事由(主な事由として、当社グループが禁錮以上の刑に処せられ、または労働基準法、労働者派遣法、職業安定法などの労働に関する法律の規定、もしくは健康保険法、雇用保険法などの規定に違反し、あるいは刑法、出入国管理及び難民認定法等の罪を犯したことにより罰金の刑に処せられ、その執行を終わり、または執行を受けることがなくなった日から起算して5年を経過していない場合、成年後見人、被保佐人または破産者となり復権を得ていない場合等)に該当したり、労働者派遣法及び職業安定法に違反した場合には事業許可の取消しや業務の停止を命じられる旨を定めておりますが、現時点において当社グループに該当する事由はありません。しかしながら、万一当社グループが法令等に抵触するなどして、事業許可の取消しや業務停止を命じられた場合には、事業継続が困難となり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 なお、労働者派遣法を始めとする関係諸法令は、労働環境、社会情勢等の変化に応じ、規制や変更等の改正が適宜実施されております。 当社グループでは、当該諸法令の改正の都度適切な対応を行っておりますが、関係諸法令の改定内容には拠るものの、当社グループ事業に対して著しく不利な改定が行われた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 有料職業紹介事業について 当社グループの有料職業紹介事業は、職業安定法に基づき、厚生労働大臣より下記の許可を受け行っております。 会社名   許認可名称   監督官庁   許可番号   許可年月日   有効期限 株式会社アルトナー   有料職業紹介事業   厚生労働省   27-ユ-020355   2004年2月1日   2027年1月31日 株式会社情報技研   有料職業紹介事業   厚生労働省   09-ユ-300005   2004年6月1日   2027年5月31日 職業安定法第32条の9では、人材紹介事業を行う者(法人である場合には、その役員を含む)が有料職業紹介事業者としての欠格事由(当社グループが禁錮以上の刑に処せられ、または労働基準法、職業安定法、労働者派遣法などの労働に関する法律の規定、もしくは刑法、出入国管理及び難民認定法等の罪を犯したことにより罰金の刑に処せられ、その執行を終わり、または執行を受けることがなくなった日から起算して5年を経過していない場合、成年後見人、被保佐人または破産者となり復権を得ていない場合等)に該当したり、職業安定法及び労働者派遣法に違反した場合には、事業許可の取消しや業務の停止を命じられる旨を定めておりますが、現時点において当社グループに該当する事由はありません。しかしながら、万一当社グループが法令等に抵触するなどして、事業許可の取消しや業務停止を命じられた場合には、事業継続が困難となり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、将来的に当該法令が改正され、その内容が当社グループ事業に著しく不利な場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (災害事故等について) 当社グループでは、自然災害、人災及びその他災害、事故等(以下「災害事故等」という。)に対処するため、マニュアルを定め、被害を最小限に止めるよう努めておりますが、想定を大幅に上回る災害事故等が発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、新型コロナウイルス感染症等の感染拡大により、当社グループの事業活動等に支障が生じた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (気候変動について) 当社グループは、気候変動に起因する自然災害等の影響により関連施設が被害を受け、当社グループの事業活動が停止・停滞した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、脱炭素社会への移行に向けて、炭素税の導入や環境規制が強化された場合、顧客先のカーボンニュートラルへの取組みに対する技術者要請に合致した人選ができない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (M&Aについて) 当社グループは、事業規模拡大による売上・収益拡大に向け新たな専門技術領域獲得のために、M&Aを行う方針であります。M&Aにあたっては、市場動向や顧客のニーズに加えて、対象企業の財務内容や契約関係等について、詳細なデュー・ディリジェンスを通じた事前調査を行い、十分にリスクを検討した上で決定しております。しかし、M&Aに伴い、資金需要及びのれんの償却等が発生する可能性があり、また、当該M&Aが必ずしも当社グループの見込み通り、シナジー効果を生むとは限らず、経営環境や事業の状況の著しい変化等によりそれぞれの経営成績が想定通り進捗しない場合、のれんの減損損失や株式の評価損が生じるなど、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、M&Aにより当社グループが従来行っていない新規事業が加わる際には、その事業固有のリスク要因が加わります。 (中期経営計画について) 当社グループは、2025年3月に2030年1月期を最終年度とする新中期経営計画「『持続的成長および次世代成長のための基盤を構築する』『Make Value for 2025 to 2029』」を発表し、その計画に掲げた具体的諸施策を推進しております。しかしながら、中期経営計画は、策定時点における市場環境や経済情勢の見通しに基づくものであり、市場環境や経済情勢が想定を超えて劇的に変化し、事業環境の予測が外れた場合、経営数値目標が達成されない可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,005字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当社グループは、当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前連結会計年度及び前連結会計年度末との比較分析は行っておりません。 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、米国の通商政策による影響が自動車産業を中心に懸念されておりましたが、顧客企業の研究開発は堅調に推移いたしました。当社グループは研究開発・設計開発領域への技術者の配属比率が高いため、前期に引き続き、自動車関連メーカー並びに半導体製造装置メーカーからの技術者要請が旺盛でした。 (技術者派遣事業) 技術者数が増加したことに加え、技術者ニーズの上昇基調を受けて稼働率が高水準で推移し、2025年入社の新卒技術者の配属が当初の予定より前倒しで進捗したことにより、稼働人員が増加しました。また、企業の賃上げ傾向、技術者不足により新卒技術者の初配属単価が上昇したことに加え、成長分野・高付加価値分野への戦略的配属により、技術者単価が上昇しました。 (請負・受託事業) 積極的な営業展開により、受注プロジェクトへの配属者数が増加したことに加え、顧客ニーズに応じて、技術者派遣から請負・受託へプロジェクト変更したことにより、売上高における構成比が上昇しました。 利益面においては、採用関連投資、IT・DX投資、研修設備投資等が発生したものの、売上高の伸長によりこれらの費用が吸収され、各利益が増加しました。 これらの結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、9,058,062千円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、3,835,030千円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、5,223,031千円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の売上高は12,046,664千円、営業利益は1,821,714千円、経常利益は1,823,883千円、親会社株主に帰属する当期純利益は1,258,741千円となりました。また、営業利益率は15.1%となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、4,725,285千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、1,415,192千円となりました。これは主に、法人税等の支払額637,723千円がありましたが、税金等調整前当期純利益1,820,591千円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、1,389,104千円となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出1,315,518千円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果得られた資金は、110,221千円となりました。これは主に、配当金の支払額887,697千円がありましたが、長期借入れによる収入1,000,000千円等によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループの主たる業務は、ソフトウェア、電気・電子、機械の技術者派遣事業であり、提供するサービスの性格上、生産実績になじまないため、記載を省略しております。 b.受注実績 当社グループの事業は、その形態から受注金額と販売金額がほぼ同等となるため、記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績を事業の種類別に示すと、次のとおりであります。 事業の種類別   当連結会計年度 (自  2025年2月1日 至  2026年1月31日) 金額(千円)   前年同期比(%) 技術者派遣事業   10,377,653   - 請負・受託事業   1,615,896   - その他の事業   53,113   - 合計   12,046,664   - (注)1.当社グループの報告セグメントは単一であるため、事業の種類別に記載しております。 2.当連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   当連結会計年度 (自  2025年2月1日 至  2026年1月31日) 金額(千円)   割合(%) 本田技研工業株式会社   2,064,750   17.1 株式会社本田技術研究所   1,602,048   13.3 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態 当連結会計年度末における資産合計は、9,058,062千円となりました。主な内訳は、現金及び預金4,728,888千円、売掛金1,789,787千円、のれん1,519,366千円であります。 当連結会計年度末における負債合計は、3,835,030千円となりました。主な内訳は、長期借入金928,028千円、役員退職慰労引当金545,600千円、未払金542,775千円であります。 当連結会計年度末における純資産合計は、5,223,031千円となりました。主な内訳は、資本金238,284千円、利益剰余金4,667,939千円であります。 b.経営成績 (売上高) 技術者派遣事業においては、技術者数が増加したことに加え、技術者ニーズの上昇基調を受けて稼働率が高水準で推移し、2025年入社の新卒技術者の配属が当初の予定より前倒しで進捗したことにより、稼働人員が増加しました。また、企業の賃上げ傾向、技術者不足により新卒技術者の初配属単価が上昇したことに加え、成長分野・高付加価値分野への戦略的配属により、技術者単価が上昇しました。請負・受託事業においては、積極的な営業展開により、受注プロジェクトへの配属者数が増加したことに加え、顧客ニーズに応じて、技術者派遣から請負・受託へプロジェクト変更したことにより、売上高における構成比が上昇しました。これらの結果、当連結会計年度の売上高は12,046,664千円となりました。 (営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益) 採用関連投資、IT・DX投資、研修設備投資等が発生したものの、売上高の伸長によりこれらの費用が吸収され、各利益が増加しました。これらの結果、当連結会計年度の営業利益は1,821,714千円、経常利益は1,823,883千円、親会社株主に帰属する当期純利益は1,258,741千円となりました。 c.経営成績に重要な影響を与える要因 経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2  事業の状況  3  事業等のリスク」に記載のとおり、事業環境、事業内容、事業運営体制、様々なリスク要因が当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。 そのため、当社グループは常に市場動向に留意しつつ、内部管理体制を強化し、優秀な人財を確保し、市場のニーズにあったサービス展開をしていくことにより、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散・低減し、適切に対応を行ってまいります。 d.経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を収益性の観点から判断するための客観的な指標として、営業利益率を経営目標数値に位置付けております。稼働率が高水準で推移したことに加え、成長分野・高付加価値分野への戦略的配属により技術者単価が上昇しました。また、採用関連投資、IT・DX投資、研修設備投資等が発生したものの、売上高の伸長によりこれらの費用を吸収し、当連結会計年度の営業利益率は15.1%となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況については、「(1)経営成績等の状況の概要  ②  キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資金需要の主なものは、当社グループの派遣技術者に伴う人件費等であります。運転資金、設備資金等の所要資金は、原則として自己資金で賄っておりますが、状況に応じて銀行借入により資金調達することとしております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち重要なものについては、「第5  経理の状況  1  連結財務諸表等  (1)連結財務諸表  注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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