概要
大塚ホールディングスは2008年7月に大塚製薬の持株会社として設立された純粋持株会社である。グループは大塚製薬、大塚食品、大鵬薬品工業など181の子会社で構成され、医療用医薬品、ニュートラシューティカルズ(機能性食品・医薬部外品)、消費者向け飲料・食品、化学・計測機器等の事業を展開する。2025年12月期の連結売上収益は2兆4,689億円、事業利益4,461億円。従業員数は37,758人。本社は東京都千代田区。
医療関連事業が売上の7割を占める収益構造
医療関連事業は2025年12月期に1兆7,442億円の売上収益を計上し、連結全体の70.7%を占める。同事業は統合失調症治療薬「エビリファイ メンテナ」(2,245億円)や「レキサルティ」(3,313億円)、抗悪性腫瘍剤「ロンサーフ」(1,093億円)などを主力とする。研究開発費は3,528億円と高水準で、精神神経領域とがん領域に重点を置く。事業利益は4,020億円と高収益であり、グループ全体の利益の9割を生み出す。
ニュートラシューティカルズと消費者関連の安定収益
ニュートラシューティカルズ関連事業は5,777億円の売上収益を上げ、ポカリスエット、オロナミンC、カロリーメイト、ネイチャーメイド、OS-1など日常生活に浸透した製品群を持つ。消費者関連事業は346億円と小規模だが、クリスタルガイザーやボンカレーなどのブランドを持つ。両セグメントは医療関連事業に比べ利益率は低いが、安定的な収益源としてグループ全体の収益基盤を支える。
国内外に広がる製造販売ネットワーク
グループは日本国内に大塚製薬、大鵬薬品工業、大塚製薬工場などの製造拠点を持ち、海外では米国、中国、インド、インドネシア、エジプトなどに工場を有する。販売は大塚アメリカファーマシューティカル、大鵬オンコロジー、大塚ファーマシューティカルヨーロッパなどが担う。物流は大塚倉庫がグループ内の保管・出荷を一括管理する。これにより世界38以上の国と地域に製品を供給する。
持株会社体制によるグループ経営の最適化
大塚ホールディングスはグループ全体の戦略立案・意思決定・モニタリングを担い、子会社に対して共通サービスを提供する。事業セグメントは医療関連、ニュートラシューティカルズ関連、消費者関連、その他の4区分。その他セグメントには大塚化学(化学製品)、大塚電子(計測機器)、大塚包装工業(紙器)、大塚テクノ(樹脂成形)、大塚倉庫(物流)が含まれる。グループ全体で181の子会社と26の関連会社を持つ。
業界の中での役割は医療用医薬品の開発・製造・販売、機能性食品・サプリメントの製造販売、一般消費者向け飲料・食品の製造販売を行うヘルスケア企業。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 医療関連 事業 | 1.7兆円 | 70.6% | 4,453億円 | 25.5% |
| ニュートラシューティカルズ関連事業 | 5,776億円 | 23.4% | 577億円 | 10.0% |
| その他の 事業 | 1,124億円 | 4.6% | 80億円 | 7.1% |
| 消費者 関連事業 | 346億円 | 1.4% | 252億円 | 72.8% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01医療関連(処方箋医薬品)主力
統合失調症・抗がん剤・腎疾患等の治療薬を研究開発し、国内外で販売。精神神経領域のがん領域に強み。
- エビリファイ持続性水懸筋注用/エビリファイ メンテナ
- 統合失調症・双極Ⅰ型障害治療薬。ドパミン受容体に作用し幻覚・妄想を抑え、精神状態を安定させる。
- レキサルティ
- 統合失調症・大うつ病補助療法・アルツハイマー型認知症に伴う焦燥感等に効能。セロトニン・ドパミン受容体に作用。
- サムスカ/ジンアーク
- 心不全・肝硬変の体液貯留、ADPKD進行抑制、SIADH低ナトリウム血症改善。バソプレシン受容体拮抗薬。
- ロンサーフ
- 進行・再発の結腸・直腸がん、胃がん治療薬。腫瘍細胞のDNAに取り込まれ増殖抑制。
- アブラキサン
- 乳がん・胃がん・非小細胞肺がん・膵がん治療薬。細胞内に入り悪性細胞の増殖を抑える。
- アロキシ
- 抗悪性腫瘍剤による悪心・嘔吐を抑制する制吐剤。
- ニューデクスタ
- 情動調節障害(PBA)治療薬。デキストロメトルファンとキニジンの配合剤。
- モイゼルト
- アトピー性皮膚炎治療薬。皮膚の炎症を抑える。
02ニュートラシューティカルズ関連(機能性食品・医薬部外品)主力
科学的根拠に基づく健康飲料・栄養補助食品・スキンケア等を展開。ポカリスエット・オロナミンC・カロリーメイト等の一般向けブランドも含む。
- ポカリスエット
- 発汗で失われた水分・電解質を補給する健康飲料。
- オロナミンCドリンク
- ビタミンC等配合の炭酸栄養ドリンク。
- カロリーメイト
- 5大栄養素を手軽に摂れるバランス栄養食。
- ネイチャーメイド
- 着色料・香料・保存料無添加のサプリメント。
- オーエスワン(OS-1)
- 水・電解質補給に適した経口補水液。
- インナーシグナル
- 肌のターンオーバーに着目した薬用スキンケア。日本初の効能効果承認。
03消費者関連(飲料・食品)準主力
ミネラルウォーター、茶飲料、炭酸飲料、レトルトカレー等を製造・販売。海外ではミネラルウォーター事業を展開。
- クリスタルガイザー
- カリフォルニア産ミネラルウォーター。
- ボンカレー
- 世界初の市販用レトルト食品。
- シンビーノ ジャワティストレート
- 無糖・無香料のストレートティ。
- マッチ
- ビタミン・ミネラル入り炭酸飲料。
- RIDGE(リッジ)
- カリフォルニアワイン。
- マイサイズ
- カロリーコントロール食品シリーズ。
04その他(化学・計測機器・包装・倉庫等)その他
化学製品・計測機器・紙器・樹脂成形品の製造、グループ内物流・倉庫業務を行う。
製品と技術
統合失調症から認知症までカバーする精神神経領域の治療薬
アリピプラゾール持続性注射剤である「エビリファイ メンテナ」(1ヵ月製剤)と「エビリファイ アシムトファイ」(2ヵ月製剤)は統合失調症および双極I型障害に用いられる。ドパミン受容体部分作動薬であり、幻覚・妄想を抑え精神状態を安定させる。「レキサルティ」は統合失調症に加え、大うつ病補助療法、アルツハイマー型認知症に伴うアジテーションにも適応を持ち、セロトニン・ドパミン受容体に作用する。「ニューデクスタ」は情動調節障害治療薬で、デキストロメトルファンとキニジンの配合剤である。
抗悪性腫瘍剤ロンサーフとアブラキサンのがん治療
「ロンサーフ」は治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がんおよび胃がんに用いる抗悪性腫瘍剤で、腫瘍細胞のDNAに取り込まれ増殖を抑制する。2025年12月期の売上は1,093億円。「アブラキサン」は乳がん、胃がん、非小細胞肺がん、膵がんに適応を持ち、細胞内に入り悪性細胞の増殖を抑える。「アロキシ」は抗悪性腫瘍剤による悪心・嘔吐を抑制する制吐剤として用いられる。また、抗APRIL抗体「VOYXACT」がIgA腎症で米国迅速承認を取得した。
サムスカ/ジンアークに代表される腎疾患・その他領域
「サムスカ」および「ジンアーク」はバソプレシンV2受容体拮抗薬で、心不全・肝硬変の体液貯留、常染色体優性多発性のう胞腎(ADPKD)の進行抑制、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)の低ナトリウム血症改善に用いられる。「モイゼルト」はアトピー性皮膚炎治療薬で皮膚の炎症を抑える。「ビラノア」はアレルギー性鼻炎や蕁麻疹の抗ヒスタミン薬である。「INQOVI」は骨髄異形成症候群に用いる経口のDNAメチルトランスフェラーゼ阻害薬である。
日常生活に根ざすニュートラシューティカルズ製品群
「ポカリスエット」は発汗で失われた水分・電解質を補給する健康飲料で、国内外で広く販売される。「オロナミンCドリンク」はビタミンC・B群配合の炭酸栄養ドリンク。「カロリーメイト」は5大栄養素を手軽に摂取できるバランス栄養食。「ネイチャーメイド」は着色料・香料・保存料無添加のサプリメント。「オーエスワン(OS-1)」は経口補水液。「インナーシグナル」は日本初の薬用スキンケアで、肌のターンオーバーに着目した効能承認を得ている。これらの製品は科学的根拠に基づき開発され、社会課題の解決に貢献する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
医薬品のなかでの位置
独自技術で内需依存、グローバル展開に遅れ
大塚ホールディングスは、国内外で主力製品を持つが、同業他社と比較すると海外売上比率は低く、国内市場への依存度が高い。特に、主力の医薬品事業では特許切れによる収益低下リスクがあり、新薬開発が課題。同業のジーエヌアイグループやVeritas In Silicoと比べ、研究開発費の規模は大きいが、近年の売上成長は安定している。一方、営業利益率は改善傾向にあり、コスト管理が奏功している。今後の成長には、海外展開の加速と新規分野の開拓が不可欠である。
強み
- 売上高は年々増加し、営業利益率も上昇。安定した収益を確保している。
- 大規模な研究開発投資により、新薬候補を多数保有。ジーエヌアイなどと差別化。
- 国内市場でのプレゼンスが高く、主力製品が市場を牽引。
- 長年にわたる実績で、医療機関からの信頼が厚い。
課題
- 海外売上比率が低く、グローバル競争で後れを取る。
- 主要製品の特許切れで売上減少のリスク。後発品対策が必要。
- 研究開発費の増加に対し、新薬承認が順調とは言えない。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
医薬品・バイオの時価総額近傍。太字が大塚ホールディングス
時価総額で並べると、掲載7社のなかで2番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4502武田薬品工業 | 9.3兆円 | — |
| 2 | 4578大塚ホールディングス | 6.6兆円 | 15.9倍 |
| 3 | 4568第一三共 | 5.5兆円 | 20.6倍 |
| 4 | 2802味の素 | 5.1兆円 | 37.8倍 |
| 5 | 4901富士フイルムホールディングス | 4.2兆円 | 14.6倍 |
| 6 | 2503キリンホールディングス | 2.7兆円 | 12.2倍 |
| 7 | 4507塩野義製薬 | 2.7兆円 | 12.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(医薬品・バイオ)に従っています。
会社の歴史
沿革 24件
大塚製薬の株式移転で持株会社として設立された2008年
2008年6月、大塚製薬取締役会で株式移転計画を決議し、同年7月に大塚ホールディングスを設立。10月には吸収分割で大塚製薬の株式管理事業の一部を承継し、同時に株式交換で大塚製薬工場を完全子会社化した。これにより大塚グループの持株会社体制が始動した。
大鵬薬品工業と大塚化学を完全子会社化した2009年
2009年1月、大鵬薬品工業を株式交換で完全子会社化。同年3月には大塚化学ホールディングスを子会社化し、7月に株式交換で完全子会社化。8月に大塚化学の株式管理事業を承継した。同時期にフランスのニュートリション・エ・サンテSASを買収し、グループの事業基盤を強化した。
東証一部上場と国内再編を完了した2010年
2010年1月、大塚食品が大塚ベバレジを吸収合併し、飲料事業を統合。同年12月、東京証券取引所市場第一部に上場した。これにより持株会社としての資本市場での評価が確立し、グループ再編が一段落した。
米国での大型M&Aを推進した2013~2018年
2013年10月、米国アステックスファーマシューティカルズを買収。2015年1月にはアバニアファーマシューティカルズ、2017年8月にカナダのデイヤフーズ、2018年6月にリコーメディカル、同年8月にビステラを相次いで買収し、海外事業を大幅に拡大した。これらの買収により精神神経領域や食品事業の国際展開を加速した。
プライム市場移行と新たな買収を進めた2022年以降
2022年4月、市場区分見直しにより東証プライム市場に移行。2023年11月にはファーマバイトLLCがボナファイドヘルスLLCを買収し、女性の健康分野を強化。2024年9月にはジュナナセラピューティクス、2025年3月にはAraris Biotech AGを買収し、がん領域のパイプラインを拡充した。2025年5月には米国輸液事業会社Otsuka ICU Medical LLCを子会社化した。
年表24件を開く
2000年代
- 2008年6月大塚製薬㈱の取締役会において、株式移転による当社設立を決議し、株式移転計画を作成
- 2008年6月大塚製薬㈱の定時株主総会において、株式移転による当社設立を承認
- 2008年7月創業株式移転により当社設立
- 2008年10月吸収分割により、大塚製薬㈱の株式管理事業の一部を承継
- 2008年10月M&A株式交換により、㈱大塚製薬工場を完全子会社化
- 2008年11月吸収分割により、㈱大塚製薬工場及び大塚倉庫㈱の株式管理事業の一部を承継
- 2009年1月M&A株式交換により、大鵬薬品工業㈱を完全子会社化
- 2009年2月M&A当社完全子会社の大塚製薬㈱がニュートリション エ サンテ SASを買収
- 2009年3月M&A大塚化学ホールディングス㈱による第三者割当増資を引き受け、同社を子会社化
- 2009年6月M&A当社の子会社である大塚化学ホールディングス㈱が、同社を存続会社とし、大塚化学㈱を消滅会社とする吸収合併を実施。また、大塚化学ホールディングス㈱を大塚化学㈱に商号変更
- 2009年7月M&A株式交換により、大塚化学㈱(2009年6月30日に大塚化学ホールディングス㈱より商号変更)を完全子会社化
- 2009年8月商号変更吸収分割により、大塚化学㈱(2009年6月30日に大塚化学ホールディングス㈱より商号変更)の株式管理事業の一部を承継
2010年代
- 2010年1月M&A当社の子会社である大塚食品㈱が、同社を存続会社とし、大塚ベバレジ㈱を消滅会社とする吸収合併を実施
- 2010年12月上場東京証券取引所市場第一部上場
- 2013年10月M&A当社完全子会社の大塚製薬㈱が大塚アメリカ Inc.を通じて、米国アステックスファーマシューティカルズ Inc.を買収
- 2015年1月M&A当社完全子会社の大塚製薬㈱が大塚アメリカ Inc.を通じて、米国アバニアファーマシューティカルズ Inc.を買収
- 2017年8月M&A当社完全子会社の大塚製薬㈱が設立したカナダにおける買収目的子会社を通じて、デイヤフーズ Inc.を買収
- 2018年6月M&A当社が買収オプションを行使し、リコーメディカル Inc.を完全子会社化
- 2018年8月M&A当社完全子会社の大塚製薬㈱が大塚アメリカ Inc.を通じて、米国ビステラ Inc.を買収
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
- 2023年11月M&A当社連結子会社であるファーマバイト LLCがボナファイドヘルス LLCを買収
- 2024年9月M&A当社完全子会社の大塚製薬㈱が大塚アメリカ Inc.を通じて、ジュナナセラピューティクス Inc.を買収
- 2025年3月M&A当社完全子会社である大鵬薬品工業㈱がAraris Biotech AGを買収
- 2025年5月M&A当社完全子会社である㈱大塚製薬工場の米国子会社Otsuka Pharmaceutical Factory America, Inc.が、ICU Medical, Inc.が新設した輸液事業会社の持分の60%を取得するとともに、新設会社の社名をOtsuka ICU Medical LLCに変更し、子会社化
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 事業利益成長率年率2桁以上
- 研究開発投資額3,000億円規模
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
重点領域での研究開発推進
医療関連事業では、精神・神経、がん、循環器・腎、自己免疫領域のアンメットニーズに焦点を当て、新薬候補の上市と創薬モダリティ多様化を進める。
- 02
ニュートラシューティカルズの成長加速
健康維持・増進ニーズに対し、サイエンスと独自ビジネスモデルを組み合わせ、新カテゴリー・新エリアへ展開。世界でのブランド確立と事業規模拡大を目指す。
- 03
新たな健康価値の創造と提供
予防から治療まで、Well-beingに向けた健康価値を提供。社会課題(地球環境、女性の健康、少子高齢社会)に対応したソリューションを創出。
- 04
資本コストを意識した経営の実践
ROIC・ROEによる業績管理、積極的な成長投資、株主還元の充実を推進し、資本効率を高める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で37,758人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,000万円で、9期前と比べて−3.1%。平均年齢は46.9歳、平均勤続年数は3.3年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | — | — | — | 31,787 | — |
| 2017年12月 | — | — | — | 32,817 | — |
| 2018年12月 | — | — | — | 32,935 | — |
| 2019年12月 | 1,032 | 43.8 | 2.9 | 32,992 | — |
| 2020年12月 | 992 | 44.1 | 3.6 | 33,151 | — |
| 2021年12月 | 1,045 | 43.8 | 3.7 | 33,226 | — |
| 2022年12月 | 1,041 | 43.6 | 4.1 | 33,482 | — |
| 2023年12月 | 1,046 | 44.1 | 4.5 | 34,388 | — |
| 2024年12月 | 1,063 | 44.4 | 3.2 | 35,338 | 916 |
| 2025年12月 | 1,000 | 46.9 | 3.3 | 37,758 | 1,270 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社158社(国内 103 / 海外 55) を有報から抽出しています。
- 国内大塚製薬㈱(注)2、7東京都千代田区議決権100.0%
- 国内㈱大塚製薬工場(注)2徳島県鳴門市議決権100.0%
- 国内大鵬薬品工業㈱(注)2東京都千代田区議決権100.0%
- 国内大塚倉庫㈱大阪市港区議決権100.0%
- 国内大塚化学㈱大阪市中央区議決権100.0%
- 国内大塚電子㈱大阪府枚方市議決権95.0%
- 国内大塚食品㈱大阪市中央区議決権100.0%
- 国内イーエヌ大塚製薬㈱岩手県花巻市議決権60.0%
- 国内大塚包装工業㈱徳島県鳴門市議決権72.2%
- 国内大塚テクノ㈱徳島県鳴門市議決権100.0%
- 国内㈱JIMRO群馬県高崎市議決権99.9%
- 国内㈱ジェイ・オー・ファーマ島根県出雲市議決権66.5%
残りのグループ会社146社を開く
- 岡山大鵬薬品㈱岡山県備前市100%
- エムジーシー大塚ケミカル㈱大阪市西区51%
- 大塚メディカルデバイス㈱(注)2東京都千代田区100%
- 日本理化学工業㈱大阪府東大阪市61%
- 大塚オーミ陶業㈱大阪市中央区93%
- 大塚リッジ㈱徳島県鳴門市100%
- 東山フイルム㈱愛知県名古屋市中村区96%
- 大塚ウエルネスベンディング㈱東京都千代田区100%
- 大塚メカトロニクス㈱広島県広島市佐伯区63%
- ㈱リリアム大塚神奈川県相模原市中央区100%
- 大塚デジタルヘルス㈱東京都千代田区100%
- 大塚ビジネスサポート㈱徳島県板野郡100%
- 大鵬イノベーションズ合同会社東京都千代田区100%
- アリルジュ㈱東京都千代田区100%
- ㈱エイ・トラックス大阪市中央区100%
- はーとふる川内㈱徳島県板野郡100%
- 大塚晴海開発㈱東京都中央区90%
- シンクレスト㈱神奈川県藤沢市51%
- 大塚クリニカルソリューションズ㈱沖縄県うるま市100%
- hakkai㈱新潟県魚沼市100%
- 大塚アメリカ Inc. (注)2アメリカ合衆国100%
- 大塚アメリカファーマシューティカル Inc. (注)7アメリカ合衆国100%
- 大塚ファーマシューティカルD&C Inc.アメリカ合衆国100%
- ファーマバイト LLCアメリカ合衆国100%
- ボナファイドヘルス LLCアメリカ合衆国100%
- クリスタルガイザーウォーターカンパニーアメリカ合衆国100%
- リッジヴィンヤーズ Inc.アメリカ合衆国100%
- ケンブリッジアイソトープラボラトリーズ Inc.アメリカ合衆国100%
- CILアイソトープセパレーション LLC.アメリカ合衆国100%
- 大塚グローバル・インシュランス Inc.アメリカ合衆国100%
- フードステイト Inc.アメリカ合衆国100%
- アバニアファーマシューティカルズ LLC. (注)4アメリカ合衆国100%
- 大鵬オンコロジー Inc.アメリカ合衆国100%
- 大鵬ベンチャーズ LLCアメリカ合衆国100%
- カリナンパール Corp.アメリカ合衆国100%
- 大塚ケミカルアメリカ Inc.アメリカ合衆国100%
- 大塚プレシジョンヘルス Inc.(注)4アメリカ合衆国100%
- リコーメディカル Inc.アメリカ合衆国100%
- ビステラ Inc.アメリカ合衆国100%
- A&P Inphatec LLCアメリカ合衆国100%
- マクウェイド センター フォー ストラテジック リサーチ アンド ディベロップメント LLCアメリカ合衆国100%
- 大塚ニュートラシューティカル エマージング ベンチャー LLCアメリカ合衆国100%
- ジュナナセラピューティクス Inc.アメリカ合衆国100%
- 大塚製薬工場アメリカ Inc.アメリカ合衆国100%
- 大塚ICUメディカル LLCアメリカ合衆国60%
- 大塚カナダファーマシューティカル Inc.カナダ100%
- デイヤフーズ Inc. (注)2カナダ100%
- 大鵬ファーマカナダ Inc.カナダ100%
- マインドセットファーマ Inc.カナダ100%
- 大塚ファーマシューティカルヨーロッパ Ltd. (注)2英国100%
- 大塚ファーマシューティカル(U.K.) Ltd.英国100%
- アステックスセラピューティクス Ltd.英国100%
- ヴェリアンホールディングス Ltd.英国100%
- ヴェリアンメディカル Ltd.英国100%
- 大塚ファーマシューティカル S.A.スペイン王国100%
- ヘブロン S.A.スペイン王国100%
- トロセレンイベリカ S.A.スペイン王国51%
- ニュートリション エ サンテ イベリア SLスペイン王国100%
- 大塚ファーマ GmbHドイツ連邦共和国100%
- アドバンスドバイオケミカルコンパウンド GmbHドイツ連邦共和国100%
- 大塚ノーベルプロダクツ GmbHドイツ連邦共和国100%
- リコーメディカル ヨーロッパ GmbHドイツ連邦共和国100%
- 大塚ホールディングスヨーロッパ GmbHドイツ連邦共和国100%
- 大塚ファーマスカンジナビア ABスウェーデン王国100%
- 大塚ファーマシューティカルフランス SASフランス共和国100%
- ナルドベル SAS (注)2フランス共和国100%
- ニュートリション エ サンテ SASフランス共和国100%
- ニュートリション エ サンテ イタリア SpAイタリア共和国100%
- 大塚ファーマシューティカルイタリア S.r.l.イタリア共和国100%
- 大塚ファーマシューティカルオランダ BVオランダ王国100%
- ニュートリション エ サンテ ベネルクス SAベルギー王国100%
- インターファーマプラハ a.s.チェコ共和国100%
- 大塚ファーマシューティカル(スイス) GmbHスイス連邦100%
- 大鵬オンコロジーヨーロッパ GmbHスイス連邦100%
- アラリスバイオテック AGスイス連邦100%
- 韓国大塚製薬㈱大韓民国70%
- 韓国大塚電子㈱大韓民国100%
- KOC㈱大韓民国90%
- 大塚(中国)投資有限公司(注)2中華人民共和国100%
- 上海大塚食品有限公司中華人民共和国100%
- 大塚(上海)薬物研究開発有限公司中華人民共和国100%
- 四川大塚製薬有限公司中華人民共和国100%
- 浙江大塚製薬有限公司中華人民共和国100%
- 天津大塚飲料有限公司中華人民共和国69%
- 蘇州大塚製薬有限公司(注)4中華人民共和国100%
- 大塚製薬研発(北京)有限公司中華人民共和国100%
- 大塚慎昌(広東)飲料有限公司中華人民共和国60%
- 張家港大塚化学有限公司中華人民共和国92%
- 南京大塚泰邦科技有限公司中華人民共和国100%
- 芳維特(上海)健康科技有限公司中華人民共和国100%
- 大塚電子(蘇州)有限公司中華人民共和国100%
- 大鵬薬品信息諮詢(北京)有限公司中華人民共和国100%
- 楽山大塚科技有限公司中華人民共和国100%
- 大塚化学管理(上海)有限公司中華人民共和国100%
- 大塚材料科技(上海)有限公司中華人民共和国100%
- 大塚華南精密器械(深圳)有限公司中華人民共和国100%
- 香港大塚製薬有限公司中華人民共和国 香港特別行政区100%
- 高寶華南有限公司中華人民共和国 香港特別行政区100%
- 台湾大塚製薬股份有限公司中華民国(台湾)74%
- 大塚科技股份有限公司中華民国(台湾)90%
- 大塚シンガポール Pte. Ltd.(注)2シンガポール共和国100%
- 大塚製薬(シンガポール)㈱シンガポール共和国100%
- 大鵬ファーマアジアパシフィック Pte. Ltd.シンガポール共和国100%
- PT大塚インドネシアインドネシア共和国81%
- PT大塚ジャヤインダーインドネシア共和国95%
- PTメラピウタマファルマインドネシア共和国100%
- PTウィダトラバクティインドネシア共和国90%
- PTアメルタインダ大塚インドネシア共和国94%
- PTラウタン大塚ケミカルインドネシア共和国70%
- PT大塚ディストリビューションインドネシアインドネシア共和国99%
- 大塚(フィリピン)製薬 Inc.フィリピン共和国100%
- 大塚ソーラーフィリピン Inc.フィリピン共和国60%
- 大塚ケミカルインディア㈱インド共和国100%
- 大塚製薬インド㈱インド共和国100%
- 大塚ニュートラシューティカルインディアインド共和国100%
- 大塚パキスタン Ltd.パキスタン・イスラム共和国68%
- 大塚ニュートラシューティカルベトナム Ltd. (注)2ベトナム社会主義共和国100%
- 大塚製薬ベトナム㈱ベトナム社会主義共和国90%
- 大塚テクノベトナム有限会社ベトナム社会主義共和国100%
- 大塚製薬(マレーシア)㈱マレーシア100%
- 大塚ニュートラシューティカル(タイランド)㈱タイ王国90%
- 大塚ミャンマー㈱ミャンマー連邦共和国100%
- 大塚オーストラリア製薬 Pty Ltd.オーストラリア連邦100%
- 大鵬ファーマ・オセアニア Pty Ltd.オーストラリア連邦100%
- ダイアトランズ大塚㈱ニュージーランド100%
- 大塚ニュートラシューティカルメキシコ㈱メキシコ合衆国100%
- エジプト大塚製薬㈱エジプト・アラブ共和国100%
- 大塚エル・オブール製薬エジプト㈱エジプト・アラブ共和国80%
- アラブ大塚ニュートラシューティカルズ㈱エジプト・アラブ共和国100%
- 大塚ナイジェリアニュートラシューティカルカンパニー Ltd.(注)2ナイジェリア連邦共和国100%
- アブディ イブラヒム 大塚製薬㈱トルコ共和国50%
- アース製薬㈱(注)3東京都千代田区25%
- アース環境サービス㈱東京都中央区23%
- ニチバン㈱(注)3東京都文京区33%
- ハイエスサービス㈱埼玉県越谷市49%
- 大輪総合運輸㈱徳島県鳴門市49%
- 徳島ヴォルティス㈱徳島県板野郡25%
- ㈱北里大塚バイオメディカルアッセイ研究所神奈川県相模原市29%
- CGロクサーヌ LLCアメリカ合衆国47%
- 東亜大塚㈱大韓民国50%
- 中国大塚製薬有限公司中華人民共和国50%
- 広東大塚製薬有限公司中華人民共和国49%
- 金車大塚股份有限公司中華民国(台湾)50%
- タイ大塚製薬㈱タイ王国49%
- アルマ S.A.フランス共和国49%
- 大塚ジプト㈱エジプト・アラブ共和国50%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は2.5兆円、営業利益は4,794億円。前期と比べると増収増益で、売上が+6.0%、利益が+48.1%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 2.7兆円 | 2.5兆円 |
| 営業利益 | 4,690億円 | 4,794億円 |
| 純利益 | 3,550億円 | 3,632億円 |
| 1株あたり配当 | ¥200 | ¥200 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は1.3兆円、営業利益は2,785億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+12.8%、営業利益は+15.0%。
| 対象期間 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 0.45 | 768 | 17.1 | 614 |
| 2023年2Q | 0.50 | 539 | 10.8 | 412 |
| 2023年3Q | 0.53 | 720 | 13.5 | 591 |
| 2023年4Q | 0.54 | — | — | −401 |
| 2024年1Q | 0.52 | 920 | 17.7 | 774 |
| 2024年2Q | 0.59 | 343 | 5.8 | 304 |
| 2024年4Q | 1.22 | 1,973 | 16.2 | 2,353 |
| 2025年2Q | 1.18 | 2,421 | 20.5 | 1,735 |
| 2025年4Q | 1.29 | 2,373 | 18.4 | 1,897 |
| 2026年2Q | 1.33 | 2,785 | 20.9 | 2,156 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 15期分
2012年3月期からの15期で、売上は1.2兆円から2.5兆円へ2.1倍に増えた。直近期の営業利益率は19.4%。売上は9期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 税引前利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年3月 | 1.15 | — | 1,521 | — | 922 |
| 当社完全子会社の大塚製薬㈱が大塚アメリカ Inc.を通じて、米国アステックスファーマシューティカルズ Inc.を買収 | |||||
| 2013年3月 | 1.22 | — | 1,845 | — | 1,224 |
| 2014年3月 | 1.45 | — | 2,152 | — | 1,510 |
| 2014年12月 | 1.22 | — | 2,172 | — | 1,431 |
| 当社完全子会社の大塚製薬㈱が大塚アメリカ Inc.を通じて、米国アバニアファーマシューティカルズ Inc.を買収 | |||||
| 2015年12月 | 1.43 | — | 1,503 | — | 1,020 |
| 2016年12月 | 1.20 | — | 1,167 | — | 926 |
| 当社完全子会社の大塚製薬㈱が設立したカナダにおける買収目的子会社を通じて、デイヤフーズ Inc.を買収 | |||||
| 2017年12月 | 1.24 | — | 1,037 | — | 1,125 |
| 当社が買収オプションを行使し、リコーメディカル Inc.を完全子会社化 | |||||
| 2018年12月 | 1.29 | — | 1,095 | — | 825 |
| 2019年12月 | 1.40 | — | 1,735 | — | 1,272 |
| 2020年12月 | 1.42 | — | 1,900 | — | 1,481 |
| 2021年12月 | 1.50 | — | 1,636 | — | 1,255 |
| 2022年12月 | 1.74 | — | 1,730 | — | 1,339 |
| 当社連結子会社であるファーマバイト LLCがボナファイドヘルス LLCを買収 | |||||
| 2023年12月 | 2.02 | — | 1,427 | — | 1,216 |
| 当社完全子会社の大塚製薬㈱が大塚アメリカ Inc.を通じて、ジュナナセラピューティクス Inc.を買収 | |||||
| 2024年12月 | 2.33 | 3,236 | 3,359 | 13.9 | 3,431 |
| 当社完全子会社である大鵬薬品工業㈱がAraris Biotech AGを買収 | |||||
| 2025年12月 | 2.47 | 4,794 | 4,680 | 19.4 | 3,632 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高2.5兆円のうち、営業利益として残るのは4,794億円で19.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3,632億円、売上の14.7%にあたる。営業利益率は業種中央値2.9%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金28.3%6,991億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金40.7%1.0兆円
- その他の費用持分法損益などの調整11.6%2,859億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益19.4%4,794億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 15期分
2025年12月期は営業CFが4,036億円、投資CFが−1,616億円で、差し引きのフリーCFは2,420億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は5,346億円で、売上の2.6ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年3月 | 1,476 | −1,076 | −411 | 400 | 3,842 |
| 2013年3月 | 1,193 | −912 | −719 | 281 | 3,476 |
| 2014年3月 | 2,265 | −1,085 | −667 | 1,180 | 4,175 |
| 2014年12月 | 885 | −287 | −360 | 598 | 4,591 |
| 2015年12月 | 2,579 | −4,226 | 1,750 | −1,647 | 4,606 |
| 2016年12月 | 1,420 | −1,351 | −931 | 69 | 3,699 |
| 2017年12月 | 1,028 | −401 | −945 | 627 | 3,366 |
| 2018年12月 | 1,358 | −933 | −892 | 425 | 2,850 |
| 2019年12月 | 1,926 | −523 | −893 | 1,403 | 3,340 |
| 2020年12月 | 2,328 | −999 | −1,049 | 1,329 | 3,569 |
| 2021年12月 | 2,289 | −953 | −958 | 1,336 | 4,107 |
| 2022年12月 | 2,118 | −816 | −955 | 1,302 | 4,716 |
| 2023年12月 | 2,832 | −1,905 | −603 | 927 | 5,133 |
| 2024年12月 | 3,546 | −2,658 | −1,894 | 888 | 4,262 |
| 2025年12月 | 4,036 | −1,616 | −1,373 | 2,420 | 5,346 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 15期分
2025年12月期の総資産は4.2兆円。このうち返さなくてよい自己資本が3.0兆円で、自己資本比率は72.3%(業種中央値69.9%より厚い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本兆円 | 負債兆円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年3月 | 1.67 | 1.22 | 0.44 | 72.5 |
| 2013年3月 | 1.78 | 1.33 | 0.45 | 73.7 |
| 2014年3月 | 2.03 | 1.51 | 0.52 | 73.2 |
| 2014年12月 | 2.24 | 1.65 | 0.59 | 73.8 |
| 2015年12月 | 2.58 | 1.70 | 0.88 | 66.0 |
| 2016年12月 | 2.48 | 1.71 | 0.77 | 69.0 |
| 2017年12月 | 2.48 | 1.79 | 0.69 | 72.3 |
| 2018年12月 | 2.48 | 1.70 | 0.77 | 68.8 |
| 2019年12月 | 2.58 | 1.77 | 0.81 | 68.4 |
| 2020年12月 | 2.63 | 1.85 | 0.78 | 70.5 |
| 2021年12月 | 2.82 | 2.01 | 0.81 | 71.3 |
| 2022年12月 | 3.10 | 2.23 | 0.88 | 71.7 |
| 2023年12月 | 3.36 | 2.39 | 0.97 | 71.2 |
| 2024年12月 | 3.74 | 2.73 | 0.96 | 73.1 |
| 2025年12月 | 4.20 | 3.03 | 1.10 | 72.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
医薬品 79社との比較
同じ医薬品の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で79社中10位あたり、逆に低いのは配当利回りで79社中70位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥12,190で、1年前と比べて+54.2%。過去52週の値幅のなかでは88%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 15.9倍 |
| PER (会社予想) | 18.0倍 |
| PBR | 1.98倍 |
| 配当利回り | 1.64% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で+11.73%上昇し、8月7日に12705円まで買われた後、21日に12195円へ調整した。25日移動平均線(11725.6円)を上回っており、75日線(11194.06円)も超えている。52週高値12795円に接近し、52週安値7655円からは+59.3%の水準。出来高は7月30日に538万株まで膨らみ、8月4日には295万株、21日は82.9万株と減少傾向。RSIは63.44でやや過熱気味。200日線(10197.02円)からは+19.6%乖離し、上昇トレンドは継続中だが、短期的な調整が入りやすい位置。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 65/100)。
PERは15.87倍で業界平均35.25倍を大きく下回り、PBRも1.98倍と平均4.11倍の半分以下。ROEは12.6%と平均水準を大きく上回り、収益性は高い。配当利回り1.64%は平均1.43%を上回るが、配当性向82.6%と高く、配当の伸び余地は限定的。業界平均と比較してバリュエーションは明確に割安で、ROEの高さが評価を支える。ただし今期予想PER18.1倍と来期の成長鈍化が見込まれ、割安だが成長率の低下には注意。総合的に割安と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 15.9倍 | 36.0倍 |
| PER (予想) | 18.0倍 | — |
| PBR | 1.98倍 | 3.53倍 |
| ROE | 12.6% | 6.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
主力医薬品エビリファイの特許切れ後に、新薬や買収で成長を続けられるかが焦点。強気派は、非定型抗精神病薬の後継薬や、デジタルヘルスなど新分野で成長が見込めるとする。一方、弱気派は、特許切れによる売上減少と、新薬パイプラインの不確実性を懸念する。
- 新薬パイプライン
大塚製薬は神経系や精神疾患領域で新薬を開発し、成長が期待される。
- 海外事業の拡大
米国中心に医療用医薬品の販売が伸び、収益を牽引する。
- 収益性の高さ
2025年12月期予想で営業利益率19.4%と高い収益性が見込まれる。
- 2025/12期営業利益4,794億円、前期比48.1%増決算発表後影響強
営業利益は1,558億円増の4,794億円
- 売上高2兆4,689億円、過去最高通年影響中
売上高は前期比1,390億円増の2兆4,689億円
- 純利益3,632億円、2期連続増益通年影響中
純利益は前期比201億円増の3,632億円
- 株価1年で64.16%上昇、上昇基調継続影響弱
株価は1年間で64.16%上昇しモメンタム継続
- 特許切れリスク
エビリファイの特許失効後、ジェネリックにより売上が減少する。
- 研究開発費増
新薬開発の費用が膨らみ、利益率を圧迫する可能性がある。
- 競争激化
医薬品業界では競争が激しく、新薬の売上創出が難しい。
- 予想PER18.8倍、実績16.56倍から悪化決算発表後影響中
フォワードPERは18.8倍と実績比2.24pt上昇
- 売上高増収率5.96%、前期15.4%から大幅鈍化決算発表後影響中
増収率は前期比9.4pt低下
- PBR2.06倍、ROE12.6%の資本効率懸念継続影響中
PBR2.06倍はROE12.6%との整合性が課題
- 配当利回り1.57%と低位継続影響弱
配当利回り1.57%は株主還元の魅力不足
- ブロプレス売上
- 主力の降圧剤で特許切れの影響を測る。
- 海外医薬品売上比率
- 海外展開の成果と収益への依存度を確認。
- 研究開発費比率
- 将来の成長への投資の規模を測る。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり200円で、前期から+16.7%。いまの株価に対する利回りは1.64%。増配か配当維持が3年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 100 | — | 60.2 |
| 2017年12月 | 100 | 0.0 | 143.4 |
| 2018年12月 | 100 | 0.0 | 67.7 |
| 2019年12月 | 100 | 0.0 | 92.9 |
| 2020年12月 | 100 | 0.0 | 57.5 |
| 2021年12月 | 100 | 0.0 | 51.2 |
| 2022年12月 | 100 | 0.0 | 114.5 |
| 2023年12月 | 110 | 10.0 | 84.0 |
| 2024年12月 | 120 | 9.1 | 61.1 |
| 2025年12月 | 140 | 16.7 | 82.6 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥200
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ75,897人。区分でいちばん多いのは金融機関で35.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が45.6%を占め、残る54.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 金融機関 | 36.7 | 34.8 | 35.0 | 34.0 | 36.7 | 35.8 |
| 外国法人 | 19.4 | 21.1 | 21.1 | 25.9 | 26.4 | 29.1 |
| 個人・その他 | 22.8 | 23.0 | 22.4 | 23.1 | 22.1 | 21.9 |
| 事業法人 | 17.0 | 17.1 | 16.7 | 12.0 | 11.8 | 9.8 |
| 証券会社 | 4.1 | 4.0 | 4.8 | 5.0 | 3.0 | 3.4 |
| 自己株式 | 2.8 | 2.8 | 2.7 | 2.7 | 2.7 | 2.7 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口) | 14.29 |
| 02 | 野村信託銀行㈱ 大塚創業家持株会信託口 | 9.64 |
| 03 | ㈱日本カストディ銀行(信託口) | 5.49 |
| 04 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部) | 2.90 |
| 05 | 大塚グループ従業員持株会 | 2.31 |
| 06 | ㈱阿波銀行 | 2.02 |
| 07 | JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部) | 1.44 |
| 08 | ㈱りそな銀行 | 1.03 |
| 09 | ㈱メディパルホールディングス | 0.98 |
| 10 | 日亜化学工業㈱ | 0.88 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 15期分
1株利益は15期で+315%、1株純資産は15期で+165%。直近期のROEは12.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年3月 | 165 | 2,167 | 7.8 | 14.8 | 80.5 |
| 2013年3月 | 222 | 2,382 | 9.7 | 14.9 | 71.8 |
| 2014年3月 | 278 | 2,741 | 10.8 | 11.1 | 61.8 |
| 2014年12月 | 264 | 3,051 | 9.2 | 13.7 | 50.4 |
| 2015年12月 | 188 | 3,135 | 6.1 | 22.9 | — |
| 2016年12月 | 171 | 3,157 | 5.4 | 29.8 | 60.2 |
| 2017年12月 | 208 | 3,310 | 6.4 | 23.8 | 143.4 |
| 2018年12月 | 152 | 3,146 | 4.7 | 29.5 | 67.7 |
| 2019年12月 | 235 | 3,257 | 7.3 | 20.8 | 92.9 |
| 2020年12月 | 273 | 3,416 | 8.2 | 16.2 | 57.5 |
| 2021年12月 | 231 | 3,708 | 6.5 | 18.0 | 51.2 |
| 2022年12月 | 247 | 4,101 | 6.3 | 17.4 | 114.5 |
| 2023年12月 | 224 | 4,411 | 5.3 | 23.6 | 84.0 |
| 2024年12月 | 634 | 5,090 | 13.4 | 13.6 | 61.1 |
| 2025年12月 | 685 | 5,744 | 12.6 | 13.0 | 82.6 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
17名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は17名。2025/12期の役員報酬は総額1,212百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約14倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 大塚一郎 | 代表取締役会長 | 61 | 7,888,000 |
| 井上眞 | 代表取締役社長兼CEO | 68 | 87,000 |
| 松尾嘉朗 | 代表取締役副社長 | 65 | 93,000 |
| 牧野祐子 | 取締役CFO | 64 | 38,000 |
| 高木修一 | 取締役 | 60 | 46,000 |
| 小林将之 | 取締役 | 60 | 94,000 |
| 東條紀子 | 取締役 | 62 | 75,000 |
| 樋口達夫 | 取締役相談役 | 76 | 209,000 |
| 松谷有希雄 | 取締役 | 76 | — |
| 青木芳久 | 取締役 | 74 | — |
| 三田万世 | 取締役 | 65 | — |
| 北地達明 | 取締役 | 70 | — |
残りの役員5名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 瀬口二郎 | 取締役 | 63 | — |
| 鳥羽洋三 | 常勤監査役 | 69 | 8,000 |
| 菅原洋 | 監査役 | 56 | 8,000 |
| 大澤加奈子 | 監査役 | 55 | — |
| 辻さちえ | 監査役 | 54 | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 8 | 333 | 191 | 567 | 1,092 | 137 |
| 社外取締役 | 9 | 96 | — | — | 96 | 11 |
| 監査役 | 1 | 24 | — | — | 24 | 24 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容4,207字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,832字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク15,472字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)10,279字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
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- 半期報告書半期報告書-第18期(2025/01/01-2025/12/31)2025-07-31
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- 四半期報告書四半期報告書-第17期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-04-30
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- 有価証券報告書有価証券報告書-第15期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-31
- 四半期報告書四半期報告書-第15期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-02
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