概要
FUNDINNOは、未上場企業向けエクイティプラットフォームを運営するフィンテック企業である。証券・商品先物取引業に分類され、2015年11月設立、2025年12月に東証グロース市場に上場した。主力の株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」は国内シェア約9割を占める。2025年10月期の営業収益は25億円、当期純利益は4億円と初の黒字化。従業員数124名。
三つの領域で構成される事業構造
当社グループは「未上場企業エクイティプラットフォーム事業」の単一セグメントで、プライマリー、グロース、セカンダリーの三領域によりリスクマネーの循環サイクルを創出する。プライマリー領域では株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」と特定投資家向け「FUNDINNO PLUS+」を展開し、スタートアップへの資金供給を行う。グロース領域では株主管理SaaS「FUNDOOR」と人材紹介「FUNDINNO GROWTH」を提供する。セカンダリー領域では未上場株式取引プラットフォーム「FUNDINNO MARKET」を運営する。2025年10月期の営業収益25億円のうち、プライマリー88.5%、グロース11.5%、セカンダリー0.04%を占める。
国内最大の株式投資型クラウドファンディング
「FUNDINNO」は、国内初の株式投資型クラウドファンディングとして2017年4月に第1号案件を開示した。日本証券業協会の統計によれば、2024年11月から2025年10月までの取扱発行価額総額は18.74億円で、市場全体の90.8%を占める国内最大のサービスである。投資家は1口10万円から未上場株式に投資でき、一般投資家の同一企業への年間投資額は原則50万円までと規制されている。発行体は年間5億円未満の資金調達が可能で、アーリーステージのスタートアップが主に利用する。手数料は初回20%、2回目以降18%で、インターネットを通じた勧誘のみが認められている。
特定投資家向け大型調達「FUNDINNO PLUS+」
2022年11月に開始した「FUNDINNO PLUS+」は、特定投資家向け銘柄制度(J-Ships)を活用した大型資金調達サービスである。特定投資家のみが参加し、投資限度額や調達金額に上限がない。対面での勧誘が可能で、ミドル・レイターステージのスタートアップが主な利用者である。2025年10月期のプライマリーGMV(流通取引総額)は129.5億円に達し、特定投資家数は2024年10月に1,000名を突破、2025年10月期末には1,622名に増加した。手数料は工数に応じて15%以上で設定される。
成長支援とセカンダリー市場の拡充
グロース領域では、株主管理・経営管理SaaS「FUNDOOR」と人材紹介サービス「FUNDINNO GROWTH」を提供する。FUNDOORは三菱UFJ信託銀行と共同開発した「MUFG FUNDOOR」としても展開され、SOC2 TypeⅡ認証を取得している。セカンダリー領域では2021年12月に「FUNDINNO MARKET」を開始し、株主コミュニティを通じた未上場株式の売買を可能にした。2025年9月には大口相対取引を支援する「FUNDINNO MARKET PLUS+」を開始し、流動性の向上を図っている。
業界の中での役割はフィンテック業界における、未上場企業向け資金調達・株主管理プラットフォーム運営者。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2025/10期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| プライマリー領域 | 22億円 | 88.0% | — | — |
| グロース領域 | 3億円 | 12.0% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01スタートアップ(アーリーステージ)主力
株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」を通じて、多くの投資家から少額ずつ資金調達できる機会を提供。一般投資家は年間50万円までの投資が可能。アーリーステージのスタートアップが中心で、資金調達とファン形成を同時に実現する。
- FUNDINNO世界シェア首位
- 国内初の株式投資型クラウドファンディングサービス。インターネット上で未上場株式を発行し、多数の投資家から資金を募る。
02スタートアップ(ミドル・レイターステージ)主力
「FUNDINNO PLUS+」を通じて、特定投資家からの大型資金調達を提供。投資金額の上限がなく、対面での勧誘も可能。上場準備企業など、比較的規模の大きいスタートアップが利用する。
- FUNDINNO PLUS+
- 特定投資家向けの資金調達サービス。大型調達を可能とし、対面での投資勧誘が認められている。
03スタートアップ(全フェーズ)主力
「FUNDINNO GROWTH」によるCxO人材の採用支援、「FUNDOOR」による株主管理・経営管理のSaaSを提供。資金調達後の成長を支援する。
主要顧客三菱UFJ信託銀行
- FUNDOOR
- 株主管理・経営管理を支援するSaaS型プラットフォーム。株主名簿管理、株主総会、IR資料配信などの機能を備える。
- FUNDINNO GROWTH
- スタートアップの成長に重要なCxO人材等の採用支援サービス。RPOサービスも提供する。
- MUFG FUNDOOR
- 三菱UFJ信託銀行と共同開発した株主管理サービス。同行の販売網により提供される。
04投資家(個人・法人)主力
未上場株式の売買市場「FUNDINNO MARKET」を運営。スタートアップ投資に流動性を提供し、投資家に売却・購入の機会を提供する。
- FUNDINNO MARKET
- オンラインで未上場株式の売買ができる株式取引プラットフォーム。株主コミュニティごとに売買を行う。
- FUNDINNO MARKET PLUS+
- 未上場株式の大口相対取引支援サービス。創業者の売出やファンド償還などに対応する。
製品と技術
株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」
「FUNDINNO」は、インターネットを通じて未上場株式に少額から投資できる国内最大の株式投資型クラウドファンディングである。投資家は1口10万円から投資可能で、一般投資家の同一企業への年間投資額は原則50万円までに制限される。発行体は年間5億円未満の資金調達が可能で、主にアーリーステージのスタートアップが利用する。手数料は初回20%、2回目以降18%で、オンラインのみの勧誘が認められている。日本証券業協会の統計で市場シェア9割超を占める。
特定投資家向け大型調達「FUNDINNO PLUS+」
「FUNDINNO PLUS+」は、特定投資家向け銘柄制度(J-Ships)を活用した大型資金調達サービスである。特定投資家のみが参加し、投資限度額や調達金額に上限がない。対面での勧誘が可能で、ミドル・レイターステージのスタートアップが中心に利用する。手数料は工数に応じて15%以上で設定される。2022年11月の開始以降、プライマリーGMVの拡大に貢献し、2025年10月期のGMVは129.5億円に達した。
株主管理・経営管理SaaS「FUNDOOR」
「FUNDOOR」は、未上場企業向けの株主管理・経営管理を支援するSaaS型プラットフォームである。クラウド株主名簿・新株予約権原簿管理、ペーパーレス株主総会、取締役会機能、IR資料作成・配信機能を備える。三菱UFJ信託銀行と共同開発した「MUFG FUNDOOR」は、同行の販売網を通じて提供され、SOC2 TypeⅡ認証を取得している。投資家側もクラウド上で投資情報を一元管理できる。
未上場株式取引と大口相対取引支援
「FUNDINNO MARKET」は、株主コミュニティ制度に基づく未上場株式のオンライン取引プラットフォームである。投資家はコミュニティに参加し、売買注文を出すことができる。2025年9月には大口の相対取引実行を支援する「FUNDINNO MARKET PLUS+」を開始し、創業者の売出やファンド償還に対応する。セカンダリー領域の売上はまだ小さいが、スタートアップ投資の流動性向上と投資家の出口戦略拡大に寄与する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
証券、商品先物取引業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 世界シェア首位FUNDINNO国内シェアNo.1(2024年11月〜2025年10月の取扱発行額シェア90.8%)スタートアップ(アーリーステージ)
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
ファンド事業特化の成長株、収益改善進む
証券・商品先物取引業界で、当社は企業への投資・育成に特化した事業を行う。同業他社にはAIフュージョンキャピタルグループやインテグラルなど同様の投資会社があるが、当社は売上高が25億円と小規模で、成長段階にある。直近の営業利益率は8%まで改善し、赤字から黒字転換に成功した。投資先の多様化や運用効率の向上が奏功していると考えられる。業界では少額投資の需要拡大やスタートアップ投資への関心が高まっており、成長機会が豊富にある。一方で、投資リスクや市場変動への対応が課題となる。
強み
- 営業利益率が改善し、赤字から黒字化を達成。今後の拡大が見込まれる。
- 企業投資・育成は成長分野であり、市場の拡大に伴い事業チャンスが増加。
- 投資に特化しており、資金調達や運用に係る専門知識が蓄積されている。
- 売上高は直前期比で倍増以上と急速な拡大を示し、事業の勢いがある。
課題
- 投資先の業績不調や市場環境悪化により、損失が発生する可能性がある。
- 収益は投資先の状況や市場に左右されやすく、安定性に欠ける。
- 成長には資金が必要であり、調達環境の変化が事業計画に影響を与える。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
証券、商品先物取引業の時価総額近傍。太字がFUNDINNO
時価総額で並べると、掲載9社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 254AAIフュージョンキャピタルグループ | 116億円 | — |
| 2 | 7175今村証券 | 103億円 | 9.4倍 |
| 3 | 8700丸八証券 | 85億円 | 12.3倍 |
| 4 | 8742小林洋行 | 71億円 | 24.0倍 |
| 5 | 3113UNIVA・Oakホールディングス | 66億円 | — |
| 6 | 462AFUNDINNO | 65億円 | — |
| 7 | 8617光世証券 | 60億円 | 28.2倍 |
| 8 | 8518日本アジア投資 | 40億円 | — |
| 9 | 8746unbanked | 22億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 21件
第一種少額電子募集取扱業者登録を取得し事業基盤を確立
2015年11月、東京都港区に株式会社日本クラウドキャピタルとして設立され、資本金5,000千円でスタートした。2016年3月に品川区へ本店移転、同年10月に金融商品取引法に基づく第一種少額電子募集取扱業者として登録。11月には日本証券業協会に加入した。設立目的は株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」の運営であり、以後の事業の基盤となる規制対応とシステム開発を進めた。
国内初の案件開示からグッドデザイン賞受賞まで
2017年4月、株式投資型クラウドファンディングの第1号案件を開示し、国内初のサービスとして始動した。2018年5月にはブロックチェーン技術の実務適用研究会に参画し、同年10月には「FUNDINNO」がビジネスモデル分野でグッドデザイン賞を受賞した。2019年9月には日本で初めて普通株式と新株予約権を同時に取り扱う事業者となり、同年10月には株主管理・経営管理プラットフォーム「FUNDOOR」の提供を開始した。
商号変更と事業の多角化 (2021-2022年)
2021年10月に金融商品取引法に基づく第一種金融商品取引業へ変更登録し、同年12月には未上場株式の売買プラットフォーム「FUNDINNO MARKET」を開始した。2022年2月に商号を株式会社FUNDINNOに変更。同年4月には三菱UFJ信託銀行とFUNDOORに関する資本業務提携を締結し、11月には人材採用支援のホライズンワークスジャパンを完全子会社化(現FUNDINNO GROWTH)するとともに、特定投資家向け大型調達サービス「FUNDINNO PLUS+」を開始した。
J-Ships指定とMUFG連携の進展
2023年4月、三菱UFJ信託銀行との共同開発で「MUFG FUNDOOR」の提供を開始し、SOC2 TypeⅡ認証を取得した。同年10月には日本証券業協会より特定投資家向け銘柄制度(J-Ships)の取扱協会員に指定され、大型資金調達の基盤を強化した。2024年1月に本店を東京都港区へ移転し、同年10月には特定投資家の登録数が1,000名を突破した。パートナーシップと制度活用が事業成長を支えた。
グロース市場上場と初の黒字化
2025年9月、大口相対取引支援サービス「FUNDINNO MARKET PLUS+」を開始し、セカンダリー領域を拡充。同年12月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場した。財務面では、2025年10月期の営業収益が25億円と前期比111%増加し、営業利益2億円、当期純利益4億円を計上して初の黒字化を達成した。プライマリーGMVは129.5億円、特定投資家数は1,622名に拡大している。
年表21件を開く
2010年代
- 2015年11月創業株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」の運営業務等を目的として、東京都港区に株式会社日本クラウドキャピタルを設立(資本金5,000千円)
- 2016年3月東京都品川区へ本店移転
- 2016年10月金融商品取引法に基づく第一種少額電子募集取扱業者として登録
- 2016年11月日本証券業協会に加入
- 2017年4月株式投資型クラウドファンディングの第1号案件開示
- 2018年5月創業金融関連5社・金融関連分野に携わる大学有識者・法律家で構成される「金融関連分野におけるブロックチェーン技術実務適用研究会」の発足に参画
- 2018年10月「FUNDINNO」がビジネスモデル分野において2018年度グッドデザイン賞を受賞
- 2019年9月「FUNDINNO型新株予約権」をリリース 株式投資型クラウドファンディングサービスにおいて、日本で初めて普通株式及び新株予約権を同時に取扱う事業者となる。
- 2019年10月株主管理・経営管理を支援するプラットフォーム「FUNDOOR」の提供を開始
2020年代
- 2021年10月金融商品取引法に基づく第一種金融商品取引業として変更登録
- 2021年12月上場株主コミュニティ業務開始 ネットで未上場株式の売買ができる株式取引プラットフォーム「FUNDINNO MARKET」を運営開始
- 2022年2月商号変更商号を株式会社FUNDINNOに変更
- 2022年4月三菱UFJ信託銀行株式会社と「FUNDOOR」に関する資本業務提携を締結
- 2022年9月株主コミュニティによる私募を開始
- 2022年11月M&A人材採用支援事業を展開する株式会社ホライズンワークスジャパン(現 株式会社FUNDINNO GROWTH)を株式交換により完全子会社化 特定投資家からの大型資金調達サービスを提供する「FUNDINNO PLUS+」の提供開始 第1号案件実施
- 2023年4月三菱UFJ信託銀行株式会社との共同開発で「MUFG FUNDOOR」の提供を開始
- 2023年10月日本証券業協会より特定投資家向け銘柄制度(J-Ships)における取扱協会員としての指定を取得
- 2024年1月東京都港区へ本店移転
- 2024年10月特定投資家の登録数が1,000名を突破
- 2025年9月大口相対取引等を提供する「FUNDINNO MARKET PLUS+」を開始
- 2025年12月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/10期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 流通取引総額(GMV)具体的な数値目標は記載なし
- 特定投資家数具体的な数値目標は記載なし
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
プライマリーGMV拡大
流通取引総額(GMV)の拡大を推進する。FUNDINNOで底堅く下支えし、FUNDINNO PLUS+が牽引。マーケティング強化で富裕層、法人、機関投資家、海外投資家などへのリーチ拡大によりリスクマネー供給量を増やす。
- 02
データアセットからの価値創出
創業以来蓄積したスタートアップの資金調達・財務データ等のデータアセットを活用し、新たな価値創出の取り組みを進める。
- 03
未上場株式市場の民主化
リスクマネー供給不足、情報非対称性、株式流動性不足の3課題解決に取り組む。プライマリーに加えグロース・セカンダリー事業を構築・拡大し、未上場・上場市場の境目解消、情報蓄積、人材流入、流動性向上を目指す。
- 04
金融市場のDXによるリプレイス
金融市場の非統合的なサービス・システムをDXで再編・統合し、顧客中心の金融システムを担う変革を進める。自社保有のシステム構築ノウハウを活かす。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社FUNDINNO GROWTH東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年10月期の売上高は25億円、営業利益は2億円。前期と比べると増収で、売上が+108.3%。
会社が出している今期の予想2026年10月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | — | 25億円 |
| 営業利益 | -8億円 | 2億円 |
| 純利益 | -10億円 | 4億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
業績の推移
有価証券報告書 5期分
2021年10月期からの5期で、営業収益は6億円から25億円へ4.2倍に増えた。直近期の営業利益率は8.0%。営業収益は2期連続で増加。
| 決算期 | 営業収益億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 株主コミュニティ業務開始 ネットで未上場株式の売買ができる株式取引プラットフォーム「FUNDINNO MARKET」を運営開始 | |||||
| 2021年10月 | 6 | — | −5 | — | −5 |
| 人材採用支援事業を展開する株式会社ホライズンワークスジャパン(現 株式会社FUNDINNO GROWTH)を株式交換により完全子会社化 特定投資家からの大型資金調達サービスを提供する「FUNDINNO PLUS+」の提供開始 第1号案件実施 | |||||
| 2022年10月 | 7 | — | −11 | — | −11 |
| 2023年10月 | 6 | — | −14 | — | −14 |
| 2024年10月 | 12 | −11 | −11 | −91.7 | −14 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2025年10月 | 25 | 2 | 2 | 8.0 | 4 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年10月期
営業収益25億円のうち、営業利益として残るのは2億円で8.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の16.0%にあたる。営業利益率は業種中央値19.6%を下回る水準。
- 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金12.0%3億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金80.0%20億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.0%2億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 3期分
2025年10月期は営業CFが4億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは4億円。期末の手元現金は45億円。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年10月 | −14 | −2 | 28 | 36 |
| 2024年10月 | −8 | −1 | 13 | 40 |
| 2025年10月 | 4 | 0 | 2 | 45 |
金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。
資産と負債
貸借対照表 5期分
2025年10月期の総資産は54億円。このうち返さなくてよい自己資本が48億円で、自己資本比率は89.2%(業種中央値34.9%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2021年10月 | 22 | 20 | 2 | 87.3 |
| 2022年10月 | 31 | 27 | 4 | 29.1 |
| 2023年10月 | 47 | 44 | 3 | 92.8 |
| 2024年10月 | 46 | 43 | 3 | 92.5 |
| 2025年10月 | 54 | 48 | 6 | 89.2 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
証券、商品先物取引業 37社との比較
同じ証券、商品先物取引業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で37社中1位あたり、逆に低いのは営業利益率で37社中28位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月3日の終値
直近の終値は¥284で、1年前と比べて-68.4%。過去52週の値幅のなかでは7%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PBR | 1.44倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1カ月で-12.6%と下落基調。8月7日時点で222円、25日線236.36円を6.1%下回る。52週高値1451円からは84.7%下落、安値202円に接近。7月28日から30日にかけて出来高が20万株超と増加し、株価も下落。RSIは44.59と中立圏だが、週足では下げトレンドが続く。信用倍率はNULLのため需給悪化の確認はできないが、売り圧力が強い状況。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)。
PERは赤字のため算出不可。PBR1.13倍は業界平均1.41倍を下回り割安感。ROE8.7%は業界水準程度。無配で利回り0%はマイナス材料。直近の営業利益は黒字転換し改善傾向だが、市況変動大きく業績の不安定さが残る。割安なPBRと無配のマイナスが相殺し、ほぼ妥当と評価。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PBR | 1.44倍 | 1.45倍 |
| ROE | 8.7% | 7.7% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上高は2022年10月期の7億円から2025年10月期は25億円へと急拡大したが、利益は2024年まで赤字が続き、2025年10月期にようやく黒字化の見込みである。強気派は、売上成長の加速と収益性の改善を評価し、早期の黒字化と成長継続に期待する。特に、2025年10月期の営業利益率8%は好調な業績の表れと捉える。一方、弱気派は、過去の赤字経営や株価下落(1年で-75%)から、リスクの高い融資事業の持続可能性に疑問を呈する。また、業界の競争激化と信用コストの増加を懸念する。投資論点は、急成長の持続性とリスク管理のバランスである。
- 売上高の急成長
2025年10月期の売上高25億円と前期比で約2倍の増加。
- 黒字化への転換
2025年10月期に営業利益率8%を達成し、黒字化の見込み。
- 市場の拡大余地
個人向け融資市場は依然として成長空間がある。
- 25/10期に営業黒字転換決算発表後影響強
営業損益は24/10期-11億円から25/10期+2億円、黒字転換を達成
- 売上高25億円と前年比2倍超の成長通年影響中
売上高は12億円→25億円と108%増、成長加速
- 純利益4億円と黒字定着決算発表後影響中
純損益は14億円の赤字から4億円の黒字に転換
- PBR1.13倍で収益回復なら上昇余地継続影響弱
ROE8.7%に対しPBR1.13倍、PERが算出できず割安感
- 赤字の長期化
2024年まで赤字が続き、信用コストや貸倒れリスクが高い。
- 株価の大幅下落
株価が1年で75%下落し、市場の信頼が低下している。
- 競争激化
多数のフィンテック企業や金融機関との競争で優位性が薄い。
- 株価が1年で75%下落した悪材料の燻り不定影響強
株価は222円、時価総額51億円と急落、信用不安の残存
- 24/10期は営業損失11億円と赤字が拡大決算発表後影響中
24/10期の営業損益は-11億円、急拡大の反動懸念
- 無配当で株主還元がない継続影響弱
配当利回り0%と還元不足、個人投資家離れのリスク
- 過去の赤字から黒字転換だが持続性に疑問決算発表後影響中
純損益は-14億円から+4億円へ転換も、計画達成が前提
- 融資残高
- 収益の基盤となる貸付規模の拡大を測る。
- 貸倒引当金
- 信用リスクの増減を確認するため。
- 営業利益率
- 収益性の持続可能性を測るため。
- 資金調達コスト
- 収益への影響度が大きいため。
株主
有価証券報告書より
2025年10月期末の株主数は延べ243人。区分でいちばん多いのは事業法人で50.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が53.8%を占め、残る46.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。比較できる過去の期がまだ揃っていないため、直近期の構成のみを載せています。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2025年10月% |
|---|---|
| 事業法人 | 50.0 |
| 個人・その他 | 46.2 |
| 金融機関 | 3.8 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社JCC | 20.80 |
| 02 | 松井 宏記 | 4.94 |
| 03 | 平石 智紀 | 3.76 |
| 04 | i-Lab5号投資事業有限責任組合 | 3.65 |
| 05 | 株式会社岡三証券グループ | 2.72 |
| 06 | 三菱UFJ信託銀行株式会社 | 2.72 |
| 07 | 松岡 司 | 2.10 |
| 08 | 藤井 優紀 | 1.88 |
| 09 | HFA7号投資事業有限責任組合 | 1.30 |
| 10 | 第一生命保険株式会社 | 1.11 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-07平石 智紀新規の大量保有報告7.08%-0.24pt
- 2026-07-28株式会社JCC新規の大量保有報告20.04%-0.68pt
- 2026-05-22アセットマネジメントOne株式会社新規の大量保有報告3.29%-1.90pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 5期分
1株利益は5期で+149%、1株純資産は5期で+69%。直近期のROEは8.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 |
|---|---|---|
| 2021年10月 | −36 | 125 |
| 2022年10月 | −67 | 58 |
| 2023年10月 | −78 | 205 |
| 2024年10月 | −66 | 189 |
| 2025年10月 | 17 | 210 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
経営陣
11名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/10期の役員報酬は総額73百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 柴原祐喜 | 代表取締役 CEO | 42 | 2,454,833 |
| 大浦学 | 代表取締役 COO | 39 | 2,454,833 |
| 二又浩 | 取締役 | 72 | — |
| 布施知芳 | 取締役 レギュレーション本部長 | 49 | 33,400 |
| 喜多宏介 | 取締役 プライマリー事業本部長 | 46 | 20,000 |
| 守屋実 | 取締役 | 57 | 25,640 |
| 森亮介 | 取締役 | 42 | — |
| 山岸英樹 | 取締役 | 59 | — |
| 森田均 | 常勤監査役 | 71 | — |
| 金井重高 | 監査役 | 47 | — |
| 森田亮介 | 監査役 | 47 | — |
役員報酬の内訳2025/10期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 57 | 57 | 11 |
| 社外取締役 | 5 | 16 | 16 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/10期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容6,428字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題8,312字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク16,568字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)8,032字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
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