概要
AIフュージョンキャピタルグループは、2024年10月にミライドア株式会社(旧フューチャーベンチャーキャピタル)の単独株式移転により設立された持株会社である。東京都港区六本木に本社を置き、連結子会社21社、持分法適用会社41社を擁する。自己投資事業、ファンド事業、PIPEs事業、投資銀行事業の4領域で金融ソリューションを提供し、暗号資産投資やSaaS事業も展開する。2026年3月期の連結売上収益は33億円、営業損失14億円、従業員数は662名。
4つの事業で構成する金融ソリューション
当社グループは、自己投資事業、ファンド事業、PIPEs事業、投資銀行事業の4事業を中核とする。自己投資事業では、AIやITを活用した事業モデル変革を目指す企業群への投資とM&Aを実行する。ファンド事業ではベンチャーキャピタルとして投資事業組合の組成・運用を行い、AI関連企業に特化したファンド設立にも取り組む。PIPEs事業は上場企業の私募増資を引き受ける仕組みで、現状はLP(投資家)として参画する段階にある。投資銀行事業はこれら3事業に付随する資金調達や事業提携のアドバイザリーを提供する。加えて、前期から暗号資産投資事業も行い、ビットコインを購入している。
グループ企業による多角化の推進
持株会社体制の下、多様な事業を営む子会社を傘下に持つ。2024年11月には青果卸売の株式会社河合青果、同年12月にはSaaSの株式会社ショーケースとその子会社2社を連結子会社化した。2025年から2026年にかけて、SNSマーケティングの株式会社ラバブルマーケティンググループ、婚活・ウェディングのタメニー株式会社を順次連結子会社化。2026年1月には生活者向けサービス事業を担うミライサービスホールディングス株式会社を設立し、同年3月には飲食フランチャイズ「鰻の成瀬」を展開するフランチャイズビジネスインキュベーション株式会社の株式取得を決議した。これらの子会社群は、AI・DX・SNSマーケティングなどのグループシナジーを追求する。
収益構造と業績の変遷
2025年3月期(前身含む)の連結売上収益は31億円、営業利益14億円、純利益7億円であった。2026年3月期は売上収益33億円(前期比6.8%増)に拡大したが、営業損失14億円、純損失12億円に転落した。損失の主因は、子会社化に伴うのれん償却や投資評価損と推察される(有価証券報告書に明記)。グループ全体の経営指標として、2028年3月期に時価総額1,000億円、売上高500億円、営業利益50億円を目標に掲げる。暗号資産投資では、累計購入額5億円に対し評価損7,600万円(2026年3月末時点)を計上している。
業界の中での役割は金融ソリューション企業(投資会社)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01金融ソリューション主力
AIを活用した事業モデル変革を目指す企業群への自己投資や、ベンチャー企業向けファンド運営、上場企業へのPIPEs投資、投資銀行サービスを提供する。
- 自己投資事業
- AIやITテクノロジーを活用する企業へ投資し、企業価値成長を支援する。
- ファンド事業
- ベンチャーキャピタルとして投資事業組合を組成・運営し、AI関連企業などに投資する。
- PIPEs事業
- 上場企業の私募増資を引き受ける投資手法。現在はLPとして参画。
- 投資銀行事業
- グループ関連の資金調達や事業提携を支援するコーポレートファイナンスサービス。
02SaaS事業準主力
SaaS事業も主たる業務の一つとしているが、有報では詳細な記述がなく、本セグメントの具体的内容は不明。
製品と技術
SaaS事業:ショーケースの成約率向上サービス
子会社の株式会社ショーケースは、オンラインビジネスの成約率向上を実現するSaaS事業を展開する。同社のサービスは、Webサイト上の顧客行動分析やレコメンデーション機能を提供し、Eコマースやリード獲得サイトのコンバージョン率改善を支援する。グループ内では、AI技術と組み合わせたソリューションとして位置づけられ、自己投資事業の投資先企業への導入も想定される。ショーケースは子会社として、グループのデジタルマーケティング基盤を担う。
SNSマーケティング:ラバブルマーケティンググループ
株式会社ラバブルマーケティンググループは、SNSを活用したマーケティング支援事業を手掛ける。連結子会社化後、グループの自己投資事業やファンド事業の投資先企業に対して、SNSプロモーションやインフルエンサー活用のノウハウを提供するシナジーが期待される。同社の強みは、AIによる効果測定やターゲティング精度の向上にあり、グループ全体のマーケティング力強化に寄与する。2025年11月に完全子会社化され、グループの中核事業の一つとなった。
生活者向けサービス:タメニーとミライサービスホールディングス
タメニー株式会社は婚活・カジュアルウェディング・地方創生/QOL事業を展開する。同社のサービスは、結婚情報サイト「ゼクシィ」とは異なる低価格帯のウェディングプランや、地方自治体と連携した婚活イベントが特徴である。2026年1月に設立されたミライサービスホールディングスは、レストラン、カフェ、ホテル、旅館など生活者向けサービスを提供する企業をM&Aで傘下に収め、グループのAI・DX技術やSNSマーケティング、地方創生ノウハウを活用して企業価値向上を図る。2026年4月には「鰻の成瀬」を展開するフランチャイズビジネスインキュベーションが加わり、飲食分野にも進出する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
証券、商品先物取引業のなかでの位置
収益変動大きく、再生型投資で高リスク
証券・商品先物取引業に属し、売上高33億円規模で、営業利益率は直近で赤字転落と、業績変動が激しい。同業他社には、UNIVA・Oakホールディングスやインテグラルがあり、これらは投資・運用事業を展開する。当社は高利益率だった前年に比べ、直近で大幅な悪化を見せており、投資先の評価損や事業撤退などの影響が推測される。再生型投資や企業支援に強みを持つ可能性があるが、収益の不安定性が際立つ。同業他社と比較しても、売上規模は控えめで、特定分野への集中リスクがある。
強み
- 特定の投資分野(再生・支援)で専門性を発揮し、差別化を図る。
- 前期は営業利益率45%超を記録し、高い収益力を実証。
- 売上高は年々増加しており、事業拡大の兆しが見える。
- 小規模ながら機動的な投資判断が可能で、柔軟な運用。
課題
- 営業利益率が大幅に悪化し、収益の予測可能性が低い。
- 特定投資先の業績に依存し、分散が不足している恐れ。
- 赤字転落を防ぐため、投資リスク評価体制の見直しが必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
証券、商品先物取引業の時価総額近傍。太字がAIフュージョンキャピタルグループ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 5834SBIリーシングサービス | 217億円 | 7.3倍 |
| 2 | 8737あかつき本社 | 211億円 | 4.6倍 |
| 3 | 8747豊トラスティ証券 | 194億円 | 2.8倍 |
| 4 | 7347マーキュリアホールディングス | 171億円 | 65.3倍 |
| 5 | 8705日産証券グループ | 120億円 | 11.5倍 |
| 6 | 254AAIフュージョンキャピタルグループ | 116億円 | — |
| 7 | 7175今村証券 | 103億円 | 9.4倍 |
| 8 | 8700丸八証券 | 85億円 | 12.3倍 |
| 9 | 8742小林洋行 | 71億円 | 24.0倍 |
| 10 | 3113UNIVA・Oakホールディングス | 66億円 | — |
| 11 | 462AFUNDINNO | 65億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 12件
持株会社体制への移行と設立(2024年10月)
2024年10月、M&Aや直接投資を従来のファンド運営から切り分ける目的で、ミライドア株式会社(旧フューチャーベンチャーキャピタル株式会社)が単独株式移転の方法によりAIフュージョンキャピタルグループを設立した。これにより持株会社体制へ移行し、グループ経営の効率化と投資判断の独立性を確保した。同時に、中期経営計画「AI革命1.0」を策定し、AIと金融の融合を掲げた。同年12月には本社を東京都港区六本木に開設し、後の2025年6月に同所へ正式移転している。
初期の子会社化:青果とSaaS(2024年11月~12月)
設立直後の2024年11月、青果卸売事業を営む株式会社河合青果を連結子会社化した。続く12月には、オンラインビジネスの成約率向上を実現するSaaS事業を展開する株式会社ショーケース、およびその子会社である株式会社Showcase Capital、ReYuu Japan株式会社の3社を連結子会社化。これにより、グループの事業ポートフォリオに非金融領域のリアルビジネスとデジタルツールが加わり、多角化の基盤が形成された。
SNSマーケティング・婚活事業との資本提携(2025年2月~8月)
2025年2月、SNSマーケティング事業を手掛ける株式会社ラバブルマーケティンググループとの資本提携を開始。同年8月には、婚活・カジュアルウェディング・地方創生/QOL事業を展開するタメニー株式会社との資本提携を開始した。これらの提携は、グループの持分法適用会社としてスタートし、後に連結子会社化へ進む。2025年3月には、前身であるミライドア株式会社が商号変更を行い、グループブランドの統一を図った。
ラバブルとタメニーの連結子会社化(2025年11月~2026年3月)
2025年11月、持分法適用会社であった株式会社ラバブルマーケティンググループの株式を第三者割当増資により追加取得し、連結子会社化した。2026年3月にはタメニー株式会社の株式を取得し、同じく連結子会社化。これらにより、SNSマーケティングと婚活・ウェディングの事業がグループの中核に据えられた。また、2026年1月には生活者向けサービス事業を目的として連結子会社ミライサービスホールディングス株式会社を設立。同年3月には飲食フランチャイズ「鰻の成瀬」を運営するフランチャイズビジネスインキュベーション株式会社の株式取得を決議し(実行は2026年4月)、グループの事業領域をさらに拡大した。
年表12件を開く
2020年代
- 2024年10月創業M&Aや直接投資を従来のファンド運営とは切り分けるための持株会社体制への移行を目的として、ミライドア株式会社(旧フューチャーベンチャーキャピタル株式会社)が単独株式移転の方法により当社を設立
- 2024年10月中期経営計画(AI革命1.0)を策定
- 2024年11月M&A青果卸売事業を営む株式会社河合青果を連結子会社化
- 2024年12月M&Aオンラインビジネスの成約率の向上を実現するSaaS事業を展開する株式会社ショーケース及びその連結子会社である株式会社Showcase Capital及びReYuu Japan株式会社を連結子会社化
- 2025年1月六本木オフィスを開設
- 2025年2月SNSマーケティング事業を展開する株式会社ラバブルマーケティンググループとの資本提携開始
- 2025年3月商号変更当社連結子会社であるミライドア株式会社(旧フューチャーベンチャーキャピタル株式会社)の商号をミライドア株式会社に変更
- 2025年6月本社を東京都港区六本木に移転
- 2025年8月婚活・カジュアルウェディング・地方創生/QOL(Quality of life)事業を展開するタメニー株式会社との資本提携開始
- 2025年11月M&A持分法適用会社である株式会社ラバブルマーケティンググループの株式を第三者割当増資により連結子会社化
- 2026年1月生活者向けサービス事業の開始を目的として連結子会社であるミライサービスホールディングス株式会社を設立
- 2026年3月M&A持分法適用会社であるタメニー株式会社の株式を取得し連結子会社化
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- 時価総額2028年3月期まで1,000億円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
積極的な投資活動と投資先とのシナジー追求
自己投資事業、ファンド事業、PIPEs事業、投資銀行事業の4領域で、地域金融機関や地方自治体、パートナー企業のネットワークを活用し積極的に投資を実行。投資先との相互紹介やAIソリューション提供、新規サービス開発などのシナジー効果を追求する。
- 02
投資ファンドの規模と投資領域の拡大
新規設立するファンドの一本あたりの規模を増大させ、投資領域の拡大を図る。少額分散投資による非効率を解消し、リスクマネー提供機能を維持しつつファンド総額を増やす。
- 03
暗号資産のリスク管理と株主説明の充実
暗号資産投資における価格変動リスク、セキュリティリスク、規制リスクなどを適切に管理し、株主への説明を充実させる。
- 04
人材確保と組織体制の強化
投資、DX、マーケティング、事業運営などの専門人材を採用・育成し、グループ間の連携強化と業務効率化により成長を支える組織基盤を強化する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 2期分
グループ全体で662人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は724万円で、1期前と比べて+0.0%。平均年齢は46.8歳、平均勤続年数は0.8年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025年3月 | 724 | 52.2 | 0.5 | 137 | 1,022 |
| 2026年3月 | 724 | 46.8 | 0.8 | 662 | −211 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社27社(国内 25 / 海外 2、うち連結子会社 21) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社ショーケース(注)2、3東京都 港区 · 連結子会社議決権51.0%
- 国内株式会社ラバブルマーケティンググループ(注)2、4東京都 港区 · 連結子会社議決権45.9%
- 国内タメニー株式会社(注)2、4東京都 品川区 · 連結子会社議決権40.0%
- 国内ミライドア株式会社(注)3、7東京都 港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内FVCグロース二号投資事業有限責任組合(注)3、5、6京都市 中京区 · 連結子会社議決権52.6%
- 国内ミライドアTohoku株式会社岩手県 盛岡市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社Showcase Capital東京都 港区 · 連結子会社議決権51.0%
- 国内株式会社コムニコ(注)4、7東京都 港区 · 連結子会社議決権45.9%
- 国内一般社団法人SNSエキスパート協会(注)4東京都 港区 · 連結子会社
- 海外DTK AD Co.,Ltd. (注)4タイ国 バンコク · 連結子会社議決権45.9%
- 国内株式会社ジソウ(注)4東京都 港区 · 連結子会社議決権45.9%
- 海外LOVABLE MARKETING GROUP ASIA SDN. BHD. (注)4マレーシア クアラ・ルンプール · 連結子会社議決権45.9%
残りのグループ会社15社を開く
- 株式会社ユニオンネット(注)4大阪市 中央区46%
- 株式会社インバウンド・バズ(注)4東京都 港区46%
- 株式会社エルマーケ(注)4東京都 渋谷区46%
- 株式会社ライスカレーLS (注)4東京都 渋谷区46%
- THE FREE AGENT LAB株式会社東京都 千代田区100%
- 株式会社河合青果名古屋市 中村区100%
- ミライキャピタルホールディングス株式会社東京都 港区100%
- ミライウェルスマネジメント株式会社東京都 港区100%
- ミライサービスホールディングス株式会社東京都 港区100%
- 株式会社エデン東京都 品川区40%
- 投資事業有限責任組合えひめベンチャーファンド2013 (注)5、6京都市 中京区5%
- 京都市スタートアップ支援投資事業有限責任組合(注)5、6京都市 中京区4%
- ロボットものづくりスタートアップ支援投資事業有限責任組合(注)5、6京都市 中京区4%
- 京都市スタートアップ支援2号投資事業有限責任組合(注)5、6京都市 中京区4%
- 株式会社DSG1名古屋市 中村区23%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は33億円、営業利益は-14億円。前期と比べると増収減益で、売上が+6.5%、利益が-200.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 130億円 | 33億円 |
| 営業利益 | 10億円 | -14億円 |
| 純利益 | 5億円 | -12億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
3期分
直近は2027年1Qで、営業収益は29億円、営業利益は−3億円。
| 対象期間 | 営業収益億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年2Q | 11 | −4 | −36.4 | −2 |
| 2026年4Q | 22 | −10 | −45.5 | −10 |
| 2027年1Q | 29 | −3 | −10.3 | −4 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 3期分
直近期の営業利益率は-42.4%。
| 決算期 | 営業収益億円 | 営業利益億円 | 税引前利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| M&Aや直接投資を従来のファンド運営とは切り分けるための持株会社体制への移行を目的として、ミライドア株式会社(旧フューチャーベンチャーキャピタル株式会社)が単独株式移転の方法により当社を設立 | |||||
| 2024年3月 | — | — | — | — | — |
| 持分法適用会社である株式会社ラバブルマーケティンググループの株式を第三者割当増資により連結子会社化 | |||||
| 2025年3月 | 31 | 14 | 14 | 45.2 | 7 |
| 持分法適用会社であるタメニー株式会社の株式を取得し連結子会社化 | |||||
| 2026年3月 | 33 | −14 | −14 | −42.4 | −12 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
営業収益33億円のうち、営業利益として残るのは-14億円で-42.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-12億円、売上の-36.4%にあたる。営業利益率は業種中央値19.6%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金54.5%18億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金75.8%25億円
- その他の費用持分法損益などの調整12.1%4億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-42.4%-14億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 2期分
2026年3月期は営業CFが−6億円、投資CFが7億円で、差し引きのフリーCFは1億円。期末の手元現金は78億円。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年3月 | −2 | 9 | −12 | 33 |
| 2026年3月 | −6 | 7 | 44 | 78 |
金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。
資産と負債
貸借対照表 2期分
2026年3月期の総資産は186億円。このうち返さなくてよい自己資本が47億円で、自己資本比率は25.1%(業種中央値34.9%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2025年3月 | 76 | 47 | 19 | 61.8 |
| 2026年3月 | 186 | 47 | 119 | 25.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
証券、商品先物取引業 37社との比較
同じ証券、商品先物取引業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で37社中21位あたり、逆に低いのはROEで37社中35位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月3日の終値
直近の終値は¥1,197で、1年前と比べて+1.3%。過去52週の値幅のなかでは70%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (会社予想) | 20.8倍 |
| PBR | 2.50倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は直近1ヶ月で16.04%上昇し、7月上旬に急騰したが、その後は高値圏で調整。8月5日終値1172円は25日線1197.92円を約2.2%下回り、短期的な上昇一服感。52週高値1359円からは13.8%下落。出来高は7月9日の314,000株をピークに減少傾向で、需給の落ち着きを示す。RSIは28.05と売られ過ぎ圏で、反発余地もある。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)。
PBRは2.44倍と同業界平均の1.41倍を上回り、割高と言える。PERは算出不能で、ROEは-26.2%と大幅に悪化しており、収益性が悪い。配当も無配で、利回りはゼロ。業績は2026/3期に赤字転落が見込まれ、市況の影響で業績が大きく変動する証券業の特性を考慮すると、現状の株価は割高と判断した。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (予想) | 20.8倍 | — |
| PBR | 2.50倍 | 1.45倍 |
| ROE | -26.2% | 7.7% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
事業内容が不明瞭な点が多いが、最新期は赤字に転落しており、投資家の間では懸念が強い。強気派は、高ROEを誇っていた時期もあり、事業再生や新規投資の成果に期待。弱気派は、収益性の悪化や不透明な事業戦略を警戒し、今後の業績悪化を懸念する。
- 再生の可能性
前期は黒字化しており、回復の経験がある。
- 市場機会
金融分野の成長性や新規事業の拡大余地がある。
- 資本効率の改善
今後、ROEの改善が見込まれる可能性がある。
- 売上高が31億円から33億円へ増加通年影響弱
売上高は前期比2億円増の33億円。トップラインは拡大基調
- 前期は営業利益率45.16%を達成決算発表後影響中
前期は売上高31億円で営業利益14億円。高収益の実績が戻れば回復余地
- 前期に純利益7億円の黒字実績決算発表後影響中
前期の純利益は7億円。今期の赤字要因が一巡すれば黒字回帰も期待
- 株価下落は1年で7%台にとどまる継続影響弱
1年間の変化率はマイナス7.42%。下落は限定的で需給は安定
- 赤字の再発
営業利益率が大幅に悪化し、赤字に転落。
- 不透明な事業内容
何で稼いでいるかが不明確で、リスクが高い。
- ROEの悪化
ROEが-26.2%と大幅なマイナス。
- 営業損益が14億円黒字から14億円赤字へ通年影響強
営業損益は前期比28億円悪化しマイナス14億円。時価総額114億円の約25%のインパクト
- 最終損益が7億円黒字から12億円赤字へ通年影響中
純損益は前期比19億円悪化しマイナス12億円。大幅な赤字転落
- ROEマイナス26.2%と資本効率が大幅悪化継続影響中
ROEは-26.2%。赤字継続で自己資本の毀損懸念が強まる
- 外国人保有比率2.08%と海外勢の参入限定的継続影響弱
外国人保有比率は2.08%。海外資金による需給改善は期待しにくい
- 営業利益率
- 収益性の改善・悪化を見るため。
- ROE
- 資本効率の良否を判断するため。
- 事業別売上高
- 収益源の明確化と多様性を確認するため。
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ5,071人。区分でいちばん多いのは個人・その他で65.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が21.7%を占め、残る78.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|
| 個人・その他 | 67.8 | 65.8 |
| 事業法人 | 25.8 | 21.6 |
| 証券会社 | 4.8 | 10.4 |
| 自己株式 | 11.5 | 10.3 |
| 外国法人 | 0.9 | 1.9 |
| 外国人個人 | 0.3 | 0.1 |
| 金融機関 | 0.4 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社DSG1 | 20.20 |
| 02 | 上原 俊彦 | 13.89 |
| 03 | モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 | 2.46 |
| 04 | GMOクリック証券株式会社 | 1.86 |
| 05 | 松井証券株式会社 | 1.81 |
| 06 | 株式会社SBIネオトレード証券 | 1.44 |
| 07 | 小林 励 | 1.24 |
| 08 | 楽天証券株式会社共有口 | 1.23 |
| 09 | BNP Paribas Financial Markets (常任代理人 PNBパリバ証券株式会社) | 1.13 |
| 10 | 柿沼 佑一 | 1.03 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-04-08エボ ファンド(Evo Fund)新規の大量保有報告7.84%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額77百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 澤田大輔 | 代表取締役社長 | 50 | 1,300 |
| 松本高一 | 取締役副社長 | 46 | 2,100 |
| 八角大輔 | 常務取締役 | 46 | — |
| 久保隆 | 取締役(監査等委員) | 71 | — |
| 砂田有史 | 取締役(監査等委員) | 49 | 100 |
| 加來武宜 | 取締役(監査等委員) | 45 | — |
| 成生憲治 | 取締役(監査等委員) | 65 | — |
| 今井智一 | 取締役(監査等委員) | 48 | — |
| 西村一彦 | 補欠監査等委員 | 60 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 67 | 67 | 17 |
| 社外取締役 | 5 | 10 | 10 | 2 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,541字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,256字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク9,572字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,255字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業